日本で最初に「スポーツ・ライター」を名乗り、30年にわたってその仕事に従事してきた玉木正之が、そのノウハウのすべてを教示する「第4期スポーツ・ジャーナリスト養成塾」を開講します。スポーツ・ジャーナリストとしてのインタヴューの仕方、原稿の書き方、テレビでの話し方等々の実践面を重視した講座です。 集中的な講座の方が、理解度も高まり、効果的であると判断して、今夏は、2日間の集中講座として開催します。
近年、われわれの日常の暮らしのうえでも、また、国際社会においても、文化としてのスポーツの重要性は、ますます高まりつつあります。そんななかで、スポーツ・ライターやスポーツキャスター、さらにスポーツ・フォトグラファーなどなどのスポーツ・ジャーナリストを目指す若者たちも激増しています。しかし、日本のメディアでは、確固たるスポーツ・ジャーナリズムがまだまだ確立されていません。スポーツ・ジャーナリズムは、スポーツを通して新しい豊かな未来社会を築くために、必要不可欠といえるものです。その「重要な新しい仕事」を目指す多くの若者たちの参加を希望します。
単なる講師と受講生の関係でなく、一緒に仕事をするというシステムと気概で講座を行いたいと思っています。スポーツ・ライター、スポーツ・ノンフィクション作家、スポーツ・エディターなどを目指す若者たち、それに、スポーツの世界に興味あるひとたちの多数の参加を望みます。
【実施期間】
2006年5月3日(午前10時より正午まで/午後1時半より4時まで)
2006年5月4日(午前10時より正午まで/午後1時半より4時まで)
【場所】
角川書店第2本社(千代田区富士見2-13-3) 1階会議室
(交通費、宿泊費は自己負担となります)
【募集人員】
約60名
【費用】
受講料42,000円(消費税込み)
受講申し込み時に振り込んでください。
(理由の如何を問わず、返金には一切応じられませんので、あらかじめ、ご了承ください。)
【入塾資格・講座内容】
年齢制限等、一切の資格制限は設けません。ただし、スポーツ・ライター、スポーツ・ノンフィクション作家、スポーツ・エディター、スポーツ・キャスター、スポーツ・フォトグラファーなどプロのスポーツ・ジャーナリストを目指す人の入塾を歓迎します。講座は、理論編と実践編に分け、理論編では「スポーツ・ジャーナリズムの歴史」を中心にした理論について話し、実践編では、「スポーツの見方」「スポーツの聞き方」(インタヴューの仕方)、「スポーツの表現の仕方」(原稿の書き方)「スポーツに対する考え方」といった実践を行います。
第1回(2006年5月3日)
理論編・・・・・日本のスポーツ・ジャーナリズムの歴史
実践編・・・・・スポーツの「何」を、「どのように」見るのか?
第2回(2006年5月4日)
理論編・・・・・マスメディアで採用される原稿の書き方の基本、話し方の基本
実践編・・・・・スポーツの「何」を「どのように」聞くか?(インタヴューの仕方)
※1日目もしくは2日目にスペシャルゲストを招き、模擬記者会見及び、将来スポーツ・ジャーナリストをめざす人々へ向けての簡単な講演を行っていただく予定でいます。現在調整中ですが、過去には、サッカー協会の川淵三郎キャプテン、ラグビーの平尾誠二・元日本代表監督、ジャーナリストの高野孟氏、バスケットの佐古賢一・前日本代表といった方々に来ていただき貴重なお話をうかがいました。
以上2日間の講座を受けた人々のなかで、成績優秀者と認められる人は、2006年10月より新たに設ける予定の「スポーツ・ジャーナリスト実践塾」に進んでいただき、『スポーツ・ヤア!』での執筆活動、グループワークとしての単行本の共同執筆等、プロとしての活動を通して成長する場の提供を予定しています。昨年の実践塾生の何人かは、すでに本誌で執筆しております。
【申し込み方法】
申し込み希望者は、封筒の宛名に「第4期スポーツ・ジャーナリスト養成塾・入塾希望」と書き、履歴書(市販されているもの)を下記宛お送りください。
〒102-0072 東京都千代田区富士見2-13-3
(株)角川書店『スポーツ・ヤア!』編集部 スポーツ・ジャーナリスト養成塾 係
折り返し、受講料の振込先銀行名を書いた葉書を返信します。振り込みが確認された時点で、「塾生証」をお送りします。(尚、申込者が多数となった場合は、履歴書にて入塾者を選考させていただくこともありますので、悪しからずご了承ください。今回、募集人数から漏れた方には、通知の送付及び履歴書を返送しませんのであらかじめご了承ください)
【申し込み締め切り】
2006年4月10日(当日編集部必着) |