11月14日に行われたサッカー日本代表のW杯2次予選、対キルギス戦をテレビで見ていて妙な気分に襲われた
試合は2対0で日本代表が勝ったが、何やら落ち着かない、苛々した気分が続いた。
それは日本代表らになかなか得点が入らなかったから、というのではない。アウェーのW杯予選はとにかく勝てば良いのだ。私が苛々し続けたのは日本代表の新しいユニフォームが最悪だったからだ。
日本代表の色であるブルーを基調に「日本晴れ」を表したという。が、絶対にそうは見えない。
白(雲?)と青(空?)が斑(まだら)模様になっていて、それはどう見ても軍隊の迷彩服のような彩りで、ゴチャゴチャした模様は、胸のエンブレムも日の丸の国旗も判別しにくく、スポーツのユニフォームといよりは、タウン・ファッションのTシャツだ。
背中は迷彩色でなく青一色だが、「日本晴れ」でない少々くすんだ青色に、背番号がこれまた鮮やかな赤ではないくすんだ赤で書かれているため、何やら文字が読みづらい。
もともとサッカーやラグビーなどのユニフォームはナショナル・カラー(国を表す色)が使われ、イングランドは白(に赤のアクセント)、アイルランドは緑、ウェールズは赤、イタリアは濃青(ルビ:アズーリ)、アルゼンチンは水色、フランスは青を基調に白と赤の三色(トリコロール)、ドイツは白と黒、アメリカは白地に赤と青……と決まっている。
サッカーの日本のユニフォームが青で、韓国が赤……とナショナルカラー(日の丸と青瓦台)が逆転しているのもいずれ訂正してほしいと思うが、それ以上に日本代表の新ユニフォームは、一日も早くシンプルな色彩に改めるべきだろう。
5日後の19日、日本代表はベネズエラに1対4と惨敗したのも、選手同士でも見難いユニフォームのせいかも?
(今年になってタイで行われたU23アジア選手権で、日本チームがグループリーグ0勝2敗1分けで敗退したのも……ユニフォームの……?) |