▼資料1(1枚)/原稿料についての資料/高橋和己『非の器』より(河出書房『高橋和己全集 第2巻』)
▼資料2(1枚)/スポーツに対する基本的考え方を考察するうえでの資料/吉田兼好『徒然草』より第四十一段「五月五日 賀茂のくらべ馬/木の上で居眠りする法師」(『新潮日本古典集成』より)
▼資料3(5枚)/スポーツに対する基本的考え方を考察するうえでの資料/小林秀雄『スポーツ』(昭和34年1月、日本経済新聞掲載、新潮社『小林秀雄全集第12巻』所収)
▼資料4(8枚)/日本のスポーツジャーナリズムを振り返るうえでの資料/朝日新聞社「野球害毒論」に関する資料/東京朝日新聞/明治44年8月31日ほか/池井優『白球海を渡る』(中公新書)より
▼資料5(6枚)/戦前・戦後に「第一級の野球記者」といわれた人物の「スポーツ思想」に関する資料/飛田穂洲『野球清談 学生野球論』(ベースボールマガジン社飛田穂洲選集』第3巻)/飛田穂洲『進め! 野球の大道へ!』(同上第6巻)/坂上康博『権力装置としてのスポーツ帝国日本の国家戦略』より(講談社メチエ選書)
▼資料6(2枚)/過去のスポーツ新聞の紙面づくりに関する資料/報知新聞1958年4月6日・1973年6月12日(報知新聞社・刊『栄光の軌跡−報知新聞に見る長島茂雄−』より)
▼資料7(3枚)/「スポーツ・ノンフィクションとは何か?」を考えるうえでの資料/穂積以貫『難波みやげ』より「近松の言説/虚実皮膜論」(『日本古典文学大系第50巻 近松浄瑠璃集 下巻』(岩波書店・刊)
▼資料8(4枚)/同上/森鴎外『歴史其儘と歴史離れ』及び注釈(筑摩書房・刊『森?外全集 第七巻』)
▼資料9(1枚)/「スポーツ・ノンフィクション」と「スポーツ・ジャーナリズム」の違いを考えるうえでの資料/ビル・コヴァッチ/トム・ローゼンスティール共著 加藤岳文/斎藤邦泰・共訳『ジャーナリズムの原則』より(日本経済評論社)
▼資料10(1枚)/「写真」は「真」を「写す」のか?ということを考えるうえでの資料/1965年5月25日 モハメド・アリ対ソニー・リストンatメイン州ルイストン。モハメド・アリ1度目の防衛戦1ラウンドKO勝ち。アリがリストンからダウンを奪った直後にニール・ライファーが撮影したカラー写真のモノクロ・コピー。
▼資料11(8枚)/「ニュー・ジャーナリズム」スポーツ・ノンフィクションに関する資料/沢木耕太郎『さらば宝石』(『敗れざる者たち』文芸春秋)/山際淳司『江夏の21球』(『スローカーブを、もう一球』角川書店)/金子達仁『決戦前夜』(新潮文庫)/沢木耕太郎『アテネの光』(朝日新聞2003年8月12日付紙面)/沢木耕太郎『象が空を』(文藝春秋)に対する福田和也の書評(講談社・刊/雑誌「デイズジャパン」より掲載年月日不詳)
▼資料12(9枚)/ニュー・ジャーナリズム的スポーツ・ノンフィクションからの脱皮に関する抜粋資料/玉木正之『小説“実録小説”』(文春文庫『不思議の国の野球』)/虫明亜呂無『時代の陰影・巨人阪神戦について』(『時さえ忘れて』ちくま文庫)/宇佐美徹也『プロ野球データブック』(講談社文庫)より/玉木正之『タイガースへの鎮魂歌』(朝日新聞社)
▼資料13(14枚)/インタビュー原稿のまとめ方に関する資料/西本幸雄インタヴュー(「週刊サンケイ」1979年6月21日号)/長島茂雄インタヴュー・メモ1988年/長嶋茂雄インタヴュー速記録抄1988年/長嶋茂雄インタヴュー(『定本・長嶋茂雄』文春文庫)/長嶋茂雄インタヴュー・メモ2000年版
▼資料14(10枚)/原稿の書き方に関する資料/玉木正之『内面よりも外面』(筑摩書房・刊『国語通信』2000年秋号より=慶應義塾藤沢湘南高等部の国語の授業で配布されたコピーより=生徒のメモ付き)/筒井康隆『最悪の接触(ワースト・コンタクト)』の一部=著者直筆原稿のコピー(新潮社版『筒井康隆全集』全巻購入のプレゼント企画より)/筒井康隆『句点と読点』(新潮社版『筒井康隆全集』第24巻より)/筒井康隆『寝る方法』(新潮社版『筒井康隆全集』第23巻より)/ゲーテ『「エピグラム」Woher sind wir geboren?』(新潮世界文学 第4巻より)/吉田兼好『徒然草 第百五十段 能をつかんとする人』(新潮日本古典集成より)
▼資料15(4枚)/テレビ・新聞でのスポーツ報道の「仕方」に関する資料/在京某TV局某番組に出演した折りに配布された台本に付されていた紙片/日本テレビ船越アナウンサーのコメント(シドニー五輪サッカー中継で「ゴール」を連呼したことに対する弁明/『放送文化』より=日本放送出版・2001年1月号)/スポーツライター青島健太のコメント(テレビのスポーツ番組が「タレント」を多用することについて/同上)/朝日新聞 ワールドカップでの報道(2002年6月5日)/前記報道に対する「おわび」報道(2002年10月8日)
▼資料16(1枚)文化人・知識人(ノンフィクション作家)のスポーツに対する誤解に関する資料/佐野真一『巨怪伝−正力松太郎と影武者たちの一世紀』(文藝春秋)/宿沢広朗「私の視点 企業スポーツ地域と連携、新たな一歩」(朝日新聞)/玉木正之"Why can't Japanese good ballplayers keep playing at the Field in Japan?"(2001年4月 日本外国人特派員協会昼食会での冒頭コメント原稿)
▼資料17(14枚)/スポーツ・ジャーナリストとしての心構えに関する資料/玉木正之『本を読んでから街へ出よう/進化するスポーツ文学百八冊』(「ナンバー・スペシャル・エディション」1995年11月号より)
必読文献
玉木正之『スポーツ解体新書』(NHK出版)
玉木正之『スポーツとは何か』(講談社現代新書)
推薦参考文献
――スポーツを理解する基本文献として――
中村敏雄『オフサイドはなぜ反則か』(三省堂選書)
中村敏雄『メンバーチェンジの思想』(平凡社選書)
坂本康博『権力装置としてのスポーツ 帝国日本の国家戦略』(講談社選書メチエ)
三浦雅士・著『身体の零度』(講談社選書メチエ)
稲垣正浩・著『スポーツを読む』(三省堂選書)
長崎浩・著『からだの自由と不自由 身体運動学の展望』(中公新書)
虫明亜呂無・著(玉木正之・編) 『肉体への憎しみ』『野を駈ける光』『風よりつらき』(ちくま文庫)
――現代のスポーツ状況を理解する参考文献として――
広瀬一郎・著『メディア・スポーツ』(読売新聞社)
梅田香子『スポーツ・エージェント アメリカ巨大産業を操る怪物たち』(文春新書)
デビッド・ハルバースタム・著/浅野輔・訳 『勝負の分かれ目』(サイマル出版会)
アレン・グットマン著/谷川稔・石井昌幸・池田恵子・石井芳枝・訳『スポーツと帝国』(昭和堂)
増島みどり『ゴールキーパー論』(講談社現代新書)
セバスチャン・モフェット著(玉木正之・訳)『日本式サッカー革命』(集英社インターナショナル)
――現代ジャーナリズムを理解するための参考文献として――
魚住昭・著『渡邊恒雄 メディアと権力』(講談社)
原寿雄・著『ジャーナリズムの思想』(岩波新書)
デイビッド・ハルバースタム・著/筑紫哲也・東郷茂彦・訳『メディアの権力 勃興と富と苦悶と』(サイマル出版会)
ビル・コヴァッチ/トム・ローゼンスティール著/加藤岳文・斎藤邦泰・共訳『ジャーナリズムの原則』(日本経済新聞社)
――スポーツ・ジャーナリズムを考えるうえでの参考文献として――
山際淳司・著『スローカーブを、もう一球』(角川文庫)より『江夏の21球』
佐野眞一・著『巨怪伝 正力松太郎と影武者たちの一世紀』(文藝春秋)
沢木耕太郎・著『敗れざる者たち』(文春文庫)
岩波講座『文学9 フィクションか歴史か』(岩波書店)
重松清・著『スポーツを「読む」記憶に残るノンフィクション文章讀本』(集英社新書)
玉木正之・著『不思議の国の野球』(文春文庫)より『小説「実録小説」』
玉木正之・著『タイガースへの鎮魂歌』
玉木正之・編著『定本・長嶋茂雄』(文春文庫)
――「文章を書く」ということを考え直すための参考文献として――
- 谷崎潤一郎『文章読本』(中公文庫)
- 本多勝一 『日本語の作文技術』(朝日文庫)
- 斎藤美奈子『文章読本さん江』(筑摩書房)
- 佐藤信夫『レトリック感覚』(講談社学術文庫)
- 佐藤信夫『レトリック認識』(同上)
――インタヴュー原稿、取材原稿を書くうえでの参考文献――
- 『インタヴューズ スターリンからジョン・レノンまで』(文藝春秋)
- 『同上 マルクスからヒトラーまで』(文藝春秋)
- 玉木正之『天職人――玉木正之と輝ける26人』(講談社)
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