ナンヤラカンヤラ
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タマキのナンヤラカンヤラ NEW!!
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9月26日(日)
「現在」を理解するためには絶対に「過去」を知る必要があることをオリバー・ストーンの『アメリカ史』で再認識。第二次大戦前アメリカ企業はナチス・ドイツ相手に飛行機や船を売っていたしマッカーサー将軍は軍装備品のトルコなどへの販売で「やり手のセールスマン」と評価されていたのですね。中国相手に現在のアメリカ軍産複合体企業は何を目論んでいるのかな?ただそーゆーことを議会で暴露するのもアメリカなんですね。日本にそれができるか?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。すっかり秋ですね。日曜ではあるけれど笹川スポーツ財団の担当者とSPJ(スポーツ・ポリシー・フォー・ジャパン)についての電話打ち合わせやノーボーダーの上杉隆さんと電話打ち合わせ等々。SPJも11年目を迎えてチョイと飛躍を考えたいですね。夕方からは大相撲千秋楽を楽しむ。妙義龍は相手が悪かったですね。7勝7敗新関脇の明星が相手ではチョイと勝てないかな。結局照ノ富士の優勝。大関陣の奮起を期待ですね。晩飯はリセウ歌劇場のロッシーニ『ランスへの旅』を見ながら。昨日のオペラ講座で取りあげなかった演目だけどメッチャ面白いオペラとして取りあげれば良かったと後悔…先に立たず(>_<)風呂のあとNHK-Eテレで京都花街の舞妓さんや芸妓さんたちによる日本舞踊を楽しむ。コロナ禍で活動が狭まるなか祇園甲部・乙部・宮川町・上七軒・先斗町で合同催しを行ったのですね。今は甲部乙部と言わないらしいけど私は乙部という乙な名前が好きですね。吉井勇の「かにかくに祇園は恋し寝るときも枕の下を水が流るる」も乙部の白河の流れを歌ったものですからね。以前祇園の舞妓見習いが集団脱走したときにそれを取りあげたニュースで某ジャーナリストが舞妓よりも街並みを残すことが大事と馬鹿なことを言ったことがあった。ソフトウェアを否定してハーウェアだけ守るのはハコモノ行政で文化とは言えませんよね。きっとそのジャーナリストとは何も知らずに舞妓と酌婦をごっちゃにしていたんでしょうね。吉井勇や谷崎潤一郎のエッセイでも読んで下さい…と祇園町生まれの男の戯れ言です。

9月25日(土)
朝少々早めに起きてベッドから早めに出て早めに黒兵衛と散歩してイロイロ準備して新幹線で名古屋へ。久し振りの新幹線。たっぷり読書と思ったら朝早かったので爆睡してしまった。栄中日文化センターで久し振りにオペラ講座。テーマはロッシーニのドタバタ喜劇。要するに吉本新喜劇のようなもの。モーツァルトが『フィガロの結婚』などで確立したオペラ・ブッファ(喜歌劇)の世界を極限までエスカレート。『アルジェのイタリア女』『チェネレントラ(シンデレラ)』『セヴィリャの理髪師』などの名演奏と名舞台でオケと歌手に究極の技術と極限の技巧を求めた早口言葉のアリアやロッシーニ・クレッシェンドと呼ばれる音楽を楽しむ。それにしても理屈がなく技術と技巧満載の喜劇ってイイですね。人間が感動するのは結局素晴らしい表現でソレは高度な技術によってもたらされるものですからね。かつて歌手の藤山一郎はこう言いました。「ハート(心)で歌うと言う歌手がいる。それは技術がないからだ」イイ言葉ですね。20名ほどの受講者の皆さんにもロッシーニの魅力を楽しんでもらって新幹線で帰鎌。ビール呑みながらオリバー・ストーン『アメリカ史』読み耽る。そうか。第一次世界大戦の真の勝者はアメリカと日本という見方もできるのですね。そして両者は第二次大戦で激突。その勝者のアメリカとソ連は冷戦で激突してアメリカの勝利。そして次は中国と…?

9月24日(金)
昨日書き忘れ…というどのものでもないけど明星が照ノ富士に勝った一番は見事でしたね。大栄翔が照ノ富士を破った一番も見事だったけどどちらも理に叶った取り口で相撲という格闘技の合理性を表して「小よく大を制す」という言葉が絵空事ではないことを証明しましたね。柔道でもこういう取り口を見たいものですが現在の国際ルールでは無理かな?柔術なら可能かな?韓国のポップグループが国連の会議場で歌をうたったらしいけど同じ場所で最初に音楽の講演をしたのがカタロニア出身のチェリストのパブロ・カザルスであることを思い出すと知的レベルの低下は世界的なのかな?などとフト思ってしまうのは単に小生がKポップを知らないだけでしょうか?カザルスはその後ケネディ大統領のホワイトハウスでもコンサートを行いましたね。そういった催しを念頭に置いて国会の議場でもコンサートをやろうと言い出したのは民主党議員時代の江本孟紀さんでした。議長席は取り外せるのでそこを舞台にして大臣席にオーケストラを入れてオペラのガラ・コンサートをやればイイと彼は言ってました。江本さんはワーグナー『タンホイザー』のアリア「夕星の歌」やナポリ民謡をドイツ語やイタリア語で歌える人物でしたからね。「でも日独伊になるからオペラはマズイかな?」と笑って言ってたのが原因ではないでしょうが実現はしませんでしたね。残念ながら。一日書き忘れたのでチョイと雑談でした。

9月23日(木)
ベッドのなかで再読しているオリバー・ストーンの『アメリカ史』は面白すぎると言えば語弊があるだろうけど興味深い事実が満載。アメリカは中米のニカラグアやパナマで日本が満洲を建国したのと同じような無茶をしてたんですね。だから今中米からメキシコを経てアメリカへの不法入国者が来るのも必然かもしれませんね。それに第一次大戦の時はドイツ憎しの世論を盛りあげるためにハンバーガー(ハンブルガー)をリバティ・サンドイッチ/ザワークラウトをリバティ・キャベツ/ジャーマン・シェパードをポリス・ドッグなどと呼ぶようにしたのですね。最近フランスがアメリカのイラン侵攻に反対したときフレンチ・フライをフリーダム・フライト呼んだことも昔からのアメリカの阿呆臭い「伝統」なのですね。ワン。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。大相撲から「水入り」がなくなった話。「取り直し」も「二番後取り直し」も見てみたいですよね。ワン。ラジオのあと黒兵衛と散歩。夏の暑さがぶり返したかな。ワン。週末のオペラ講座の準備をしながら午後はスポーツ・ポリシー・フォー・ジャパン(SPJ)のZOOM会議。第1回から審査員をしている学生のスポーツ企画提案イベントも今年で11回目。だからというわけでもないだろうけど明治大・一橋大・神奈川大の諸先生や笹川スポーツ財団の方による企画会議から「玉木正之賞(仮称)」の設置を提案された。いつも審査員会議で実現不可能でももっと大胆でダイナミックな企画の提案がほしいと言い続けたことと毎回最優秀賞の大学ゼミに『ニューズ・オプエド』で再発表の場を与えて出演してもらったことで今年からそのような賞を…と提案された。メッチャ嬉しい名誉なことだけど小生の名前を冠するのは烏滸がましいので名称は変えることにして小生もスポンサーがらみの新たな提案があるのでその企画を進めることを承認してもらって会議終了。SPJは大学生にとっても素晴らしい企画なのでさらに発展する内容にしたいですからね。晩飯は週末のオペラ講座の準備としてロッシーニの『アルジェのイタリア娘』『チェネレントラ(シンデレラ)』『セヴィリャの理髪師』などを楽しみながら。ノーベル賞作家のダリオ・フォーのオペラ演出は素晴らしいですね。

9月22日(水)
『オリバー・ストーンが語るアメリカ史@』を読めばアメリカ帝国主義が米西戦争によって獲得したフィリピン独立を妨げた頃から露骨に牙を剥くのですね。《フィリピンの民衆はアメリカに抗う抵抗軍を全面的に支持し食料や隠れ家を提供した。アメリカ人のなかにはアメリカ先住民との戦いで磨きあげた戦法を用いる者もいてアメリカ側の応戦は残忍きわまりないものとなる》ただ…残忍きわまりないアメリカの攻撃を受けたあとフィリピンはアメリカの友好国となる。原子爆弾を落とされた日本も枯葉剤を撒かれたヴェトナムも。その理由を改めて知りたいので読み進んでみましょう。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。季候が良くなったからか(酷暑が消えたからか)犬の散歩をする人が多くなった。もう10歳にもなったのに黒兵衛はよその犬と遊びたがって困る。ワン。ま。社交的な性格は良しとするか。ワン。デスクワークは昨日送稿した連載原稿の校正やらスポーツ・ジャーナリズム論の執筆やら。大相撲は高安が照ノ富士に長い相撲で粘ったけど結局は土俵の外にたたき落とされた。そういえば今場所は一本背負いや送り吊り出しなど珍しい技が出ているけど最近の相撲から「水入り」が消えましたね。「二番後取り直し」も消えたかな?そういえばそもそも「取り直し」が少なくなりましたね。ビデオ判定の結果かな?スポーツのビデオ判定は「スポーツにおける力の差」を「正しく判定する」ように見えながら実際は「力(勝利)に対する欲望」を掻き立てるばかりで「力の制御」や「勝敗に対する鷹揚な態度」を認めなくなるばかりでスポーツから人間性を排除する世界(弱肉強食を肯定する近代合理主義社会)を強調する方向に動いてるようですね。そう言えば昨日一橋大の坂上康博先生から『剣道の未来 人口増加と新たな飛躍のための提案』(左分右武堂)という本が送られてきて江戸時代の剣術は(現在のような)一本勝負や三本勝負でなく七本勝負や十本勝負で戦っていたという。刀で斬られたらオシマイだから一本勝負が本道…というのは近代日本の「理屈」らしい。そもそも戦国時代の戦いは槍や鉄砲が主流でそれ以前も弓や槍。日本刀は戦いの主流ではなかったらしい…といったことの書かれてるこの本は面白いですよ。受動や剣道などの武道の競技人口が文科省の武道必修化(2008年以後・2012年から完全実施)後に激減しているということも書かれている。お国のやることは机上の空論?コロナもウイルスが自壊しているだけ?晩飯はバーンスタインのミュージカル『オン・ザ・タウン』を見ながら。この最高に素晴らしい演奏と映像についてはまた改めて書きましょう。

9月21日(火)
『オリバー・ストーンが語るアメリカ史』はやはり全巻読み直すべきと判断。『2つの世界大戦と原爆投下』と題した第1巻の再読開始。アメリカは《イギリスからの最初の入植者がバージニアに到着し西へと移動を始めたときから帝国主義の国家であり他を征服する国だった》とイェール大学の歴史学者が書いている。しかも《大量虐殺を辞さないほどの貪欲さで他者の土地や資源を手に入れようとしながらその行為は断じて私利私欲のためではないとされ自由進歩文明化の推進という崇高な動機によるものとの美名を常にまとってきた》なるほど。オリンピックは世界平和のためであり金儲けのためではないというのと似てますね。また『ウォールストリート・ジャーナル』誌のマックス・ブート編集長は《1803年のルイジアナ購入を皮切りに西へと領土を広げたことも19世紀の終わりに海外へ進出してプエルトリコ・フィリピン・ハワイ・アラスカを獲得したことも(略)近年ではソマリア・ボスニア・コソボ・イラク・アフガニスタンで「国家建設」を試みているがこれも名前を変えた帝国主義にほかならない》と指摘。《ただしブートは左派の批評家とは違ってアメリカの拡張主義的な政策を批判しているのではない。拍手喝采しているのだ。「アメリカ帝国主義は20世紀の世界に善きことをもたらす最大の原動力になった」とブートは記している》ナルホドこれがアメリカの支配層(ウォールストリート)の「常識」かも知れませんね。嗚呼。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。落ち葉踏み秋風嬉し身は軽し。御粗末。デスクワークは『北國新聞』連載「スポーツを考える」執筆。日本のスポーツ政策が五輪が存在しないと前進しない「惨状」であることを書く。本当ならスポーツは豊かな人間生活に欠かせない文化財として税金を使って育てる価値のある存在のはずですが日本では企業やマスメディアが事業として利用しているので五輪でないと公金を使えないのですね。それを指摘すべきメディアもスポーツを事業として利用してますからね。スポーツ・ジャーナリズムが存在しないのに自称スポーツ・ジャーナリストが存在するのはオカシイですね。晩飯は映画『スターリンの葬送協奏曲』を見ながら。クレムリンの権力闘争をパロってブラックジョークで笑い飛ばした抱腹絶倒映画。フルシチョフがマレンコフなどを利用して権力を…しかしそのフルシチョフも…2度目だけど面白かった。本当は笑えない死と背中合わせの権力闘争なんですけどね。自民党の権力争いはこれほど熾烈でもない?

9月20日(月)
『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史3帝国の緩やかな黄昏』読了。レーガン・ブッシュ父子・クリントン・オバマによるアメリカ帝国軍国主義拡大の現代史はテロとの戦いの失敗とイラクからの撤退と中国の台頭とインド太平洋へのシフトチェンジ開始の2011年まで。そして最後はゴルバチョフの警鐘で絞められている。彼はアメリカ(オバマ政権)に《世界不況を引き起こし世界の貧富の格差を永続させるような無制限の自由市場政策をやめるよう求めた。そしてアメリカはもはや世界中の国々に指図できる立場にはないと警告した。「アメリカはなすべきことを示してくれる指導者なのだと考えることに誰もが慣れきっている。だがそのような時代は既に終わっているのだ」そしてオリバー・ストーンは『タイム』誌の2011年の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に「プロテスター(抗議者)」が選ばれたことを高く評価する。アラブの春・ウォールストリートへのデモと占拠・ウィキリークスの暴露・中国での腐敗役人への抗議・ヨーロッパ諸国の経済政策への民衆の反発…そして日本の福島原発事故後の政府と電力会社への怒り…少々過大評価かとも思うが…それから10年経ったコロナの中の世界を考える出発点としての歴史書としては秀逸な作品ですね。自民党総裁選と衆院選のもっと「奥」にある現代史の流れを忘れないようにしたいですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。昼飯のあとNHK-BSでダスティン・ホフマン&ルネ・ロッソ&モーガン・フリーマン&ドナルド・サザーランドなどが出ている映画『アウトブレイク』をやっていたので見てしまう。アフリカの小さな猿から持ち込まれたウイルスがアメリカのある町で広がってそのウイルスが米軍の細菌兵器の開発関係があったこともあり感染拡大と機密保持のため町を破壊して全住民を抹殺しようとする軍とそれを阻止しようとする軍のウイルス研究者の戦い。ハリウッド映画的にヘリコプターによる空中チェイスや軍の命令に刃向かう正義感溢れる研究者が離婚に悩んでいるなどアメリカン・ハリウッド・ムービー的要素満載でコロナ禍のなかで何の参考にもならなかったが面白かった。いや新型コロナも軍や細菌兵器と関係あり?監督のヴォルフガング・ペーターゼンは『Uボート』や『ネバー・エンディング・ストーリー』も撮ってるんですね。大相撲は豊昇竜の一本背負いが見事!大栄翔が照ノ富士を破った一番も見事に理に叶った作戦が奏功して完璧でしたね。

9月19日(日)
バイデン大統領はオバマ大統領の副大統領時代の2011年にアフガニスタンでの戦争の無意味さを理解して米軍の撤退を唱えていたのですね。しかし《オバマはキューバ・ミサイル危機のあとにジョン・F・ケネディが示したような勇気も誠実さも持ち合わせていなかった。彼は3万人の兵力増強を決め軍の指導者たちが望んでいたものをほぼすべて与えるという彼らの期待以上の答えを出した》のですね。これは《第二次大戦でヒトラー政権が倒れベルリンが火の海になった後もイタリアがドイツの同盟国だったからというただそれだけの理由でイタリアと戦い続けるようなもの》と言ったTVの解説者がいるような不条理極まる戦いを今年まで続けてようやく大混乱のなか米軍は撤退しタリバン復活となったのですね。嗚呼。オリバー・ストーンとピーター・カズニックの語る『アメリカ史』は納得ずくめですね。ワン。ベッドから出て昨晩我が家に泊まった長女とヨメハンと黒兵衛と朝の散歩。黒兵衛のリードを持たないと引っ張ってくれないから坂道が辛い。トホホ。足腰を鍛え直さねば。ワン。終日デスクワークのあと晩飯映画劇場は長女の持ってきた『手紙は憶えている』。アウシュヴィッツで家族を殺されたと信じていた認知症のユダヤ人の年寄りがナチスのアウシュヴィッツの係官を探し出して殺すための旅を始める。サスペンス仕立てのナカナカ面白い映画。最後に大どんでん返しとなるがその直前に老人がピアノでワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』の最後のアリア「イゾルデの愛の死」を弾くことでこのユダヤ人が実はナチスだったことが判る。ヴィスコンティの映画『地獄に堕ちた勇者ども』でもユダヤ人大虐殺の水晶の夜には突撃隊の一員がこの歌を歌いましたからね。自分をユダヤ人の被害者だと思っていた認知症の老人が実はユダヤ人に化けて生き延びたナチスだった…という2015年のドイツ・カナダ合作映画。ホロコーストの悲劇は何度も繰り返し描かれるのですね。それをギャグにした経験のある演出家を五輪の開会式に起用したのは赦されないことでしょうがIOC内部にも過去にヒトラー・ナチス礼賛者のIOC会長が存在したことをIOCは認めて反省するべきでしょうね。

9月18日(土)
オリバー・ストーンの『アメリカ(の現代)史』を読んでいるとアフガニスタンから撤退したバイデン・アメリカの問題点が見えてくる。早い話がパキスタンとアフガニスタンは中国に渡してもイイけどインド・オーストラリア・日本・イギリスそしてアメリカは台湾を守るぞということですね。そして裏ではタリバン支援を再開して以前ソ連を困らせたように今度は中国を困らせるのか?嗚呼不可解。ワン。黒兵衛と散歩のあとはデスクワーク&いろいろ雑務をこなして夕方からは平尾誠治さんが20年前に始めたSCIX(Sports Community & Intelligence Complex)の「第15回SCIXスポーツ・インテリジェンス講座」の準備。今朝の朝日新聞朝刊に養老孟司さんが書いていた「システムから見た五輪」を読み直したりボイコフ『オリンピックを反対する側の論理』や後藤逸郎『亡国の東京オリンピック』をチェックし直し。養老氏が《義足の走者が通常の走者の記録を超す日をAI(人工知能)でいうシンギュラリティと考え(略)歴史的エポック》と書いておられたのはオリンピック(健常者の競技大会)はパラリンピック(すべての人間が出場できる競技大会の一部門=健常者部門になるべき)と間和え始めた小生にとっては完全に納得ですね。シンギュラリティはAIが人間の能力を超える時点のことでブレードランナー(義足走者)その他の障碍者の記録が健常者を上回るとき健常者は義足等を付けることのできないハンディキャッパーになるのですからね。いろいろメモを整えて午後7時からインテリジェンス講座。司会は元神戸製鋼のラガーマンで元神戸親和女子大教授の平尾剛さん。『オプエド』にも何度も出演してもらった気の合う人物と進行役の立場を変えて『東京2020オリパラの総括』を主題にZOOMで約100人の聴衆を相手に楽しく話すこと約90分。質疑応答にもいろいろ答えてちょっと疲れたけど日本のスポーツ界の最大の問題点(メデイアがジャーナリズムを放棄してスポーツの主催者運営者協力者になっていること)も詳しく話して満足のいく対話集会でした。終わって食事は久し振りに遊びに来ていた長女を交えていろいろオペラを観ながら。ワイン大量消費。たまにはイイでしょ。http://www.scix.org/activity/sportsintelligence/

9月17日(金)
オリバー・ストーンはブッシュ&チェイニー&ネオコンの最悪のアメリカ政権の後を引き継いだオバマにも厳しい目を向ける。改革派革新派アメリカ史上初のアフリカ系大統領と期待されながら結局はウォール・ストリートから多額の選挙資金を受け取ったブッシュの後継者に過ぎなかったのですね。広島にも来て演説でノーベル平和賞ももらったけどアイゼンハワーが警鐘を鳴らして以来の軍産複合体による軍備拡張路線も継承。結局オバマ・ケア(皆保険制度)も何もできなかった。バイデンはどうする?いや河野岸田野田の行く末(変節)が心配。高市の行く末はわかってますけどね。紅旗西戎不有我事…と言いたくもなりますね。ベッドを出て黒兵衛と散歩。颱風の影響はマダマダの様子。散歩のあと鎌倉へ。江ノ電に乗って3か月に1度の定期検診。特に異常なし。掛かり付けの面白い先生といろいろ話す。コロナ患者の減少と第5派の終息は明らかに「新型コロナの旧型」に対する集団免疫ができたから…カモね?「新型コロナの変異株による新型」お感染の波はまた来るらしい。それを繰り返すうちに治療薬が生まれてインフルエンザ並みの病気に終息して結局大手製薬会社だけが大儲け?そう言えばオリバー・ストーンの『アメリカ史』にも《長年共和党を支持してきた製薬会社(いわゆる「ビッグ・ファーマ」)もオバマの対抗馬の共和党のマケインに提供した額の三倍をオバマに寄付した》と書いてありましたね。病院を出て江ノ電から見える江ノ島近辺の海では颱風の波を歓迎して集まったサーファーが大勢。しかしコロナ前にこのあたりに山ほど集まっていた中国人観光客は皆無のままですね。大船駅で郵便局やヤマダ電機で雑用をこなして帰宅。スポーツジャーナリズム論を纏めるデスクワークのあと晩飯はBS-TBSのちあきなおみと共に。彼女が淡谷のり子の前で淡谷のり子の役柄を演じていたのは知らなかった。ブルースの女王が戦時中に服部良一の作曲した暗く重苦しい見事なブルースを歌い続けていたのは反戦歌としてだったのですね。そう言えば日本のブルースは都々逸であると平岡正明が『大歌謡論』(筑摩書房)に書いていましたね。〽窓を開ければ・港が見える・メリケン波止場に・灯が点る…なるほど七七七五ですね。

9月16日(木)つづき
この日の大相撲は英乃海が琴恵光に「後ろもたれ」宇良が大栄翔に「送り吊り出し」と珍しい決まり手で勝った。どれも見ていなかったのでネットで拝見。うむ。大相撲面白いですね。霧馬山は照ノ富士に負けたけど期待できる取り口でしたね。夜風呂の後にNHK-BSプレミアムで20世紀最大の魔術師アレイスター・クロウリーの特集をしていた。小生は黒魔術とか錬金術とかサバトとかけっこう好きなんですよね。澁澤龍彦の影響かな?最近は全然その手の本を読んでないけど近代科学を完全に凌駕して天使や悪魔を呼んで会話したというた大天才クロウリーと久し振りに出逢えて楽しかったです(^o^)まぁウソもハッタリもここまでやれば凄いですよね。そう言えば昔ビルをたくさん建てすぎて島の南端から沈下して意味に水没し始めたニューヨークのマンハッタン島を中央で切断して南半分を沖合に引っ張り出して180度回転させ元に戻してくっつけると豪語して多額のカネを集めた詐欺師がいたそうだけど(世界詐欺師列伝とかいう本に書いてありました)魔術師クロウリーもけっこうハッタリで金集めしてるんですよね。最近の詐欺も魔術も投資だの高配当高金利だのちっちゃくなりましたねえ。オモロナイナァ。

9月16日(木)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。後藤逸郎さんの新刊『亡国の東京オリンピック』を紹介してそのなかの対談での坂上康博さんの発言を解説。日本は1952年以降の戦後の84パーセントに及ぶ期間をオリンピックの招致は開催準備や開催に費やしてきたという話。このオリンピック中毒とも五輪依存症とも言える日本のスポーツ政策の無策と貧困さとスポーツがそれ自体「文化」として認知されていない実情はいろんな場所(メディア)で何度も取りあげたいですね。2030年の札幌冬季五輪に向けてもう動き出してるのかな?ラジオのあと黒兵衛と散歩。そして帰宅して京都新聞の東京五輪総括記事に関する取材をZOOMで受ける。

9月15日(水)
9・11以後アメリカはすぐにイラクに侵攻したが北朝鮮がいくらミサイルを飛ばして核実験を繰り返してもアメリカが侵攻作戦を展開しなかったのは《北朝鮮には世界2位の石油埋蔵量がないからだった》とオリバー・ストーンの『アメリカ史』は語っている。だったら北朝鮮で大量のレアメタルの鉱脈が発見されればアメリカはどうするんでしょうねぇ?国際政治もすべてはカネで動く?ならばアメリカは9・11以後大失敗をしてしまったのですね。何しろ《アルカイダが9・11テロで50万ドルを使った結果アメリカは1兆ドルを超える「財政赤字」を抱え込むハメになった》わけですあれね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。蜺(ツクツクボウシ)はまだ鳴いてるけど夏も残暑も消えてなくなったようですね。ワン。終日スポーツジャーナリズムについてキイボードを動かす。午後になってその指が止まったのはかつて一緒にクラシック音楽の指揮者の本を書いた平林直哉さんから新刊が送られてきたから。『クラシックの深淵』(青弓社)読み出したら面白くて止まらなくなった。彼が現在オープンリールのテープに残されたフルトヴェングラーやトスカニーニやクナッパーツブッシュやワルターなどの名演を次々とCD化していることの苦労話も出ている。小生が解説を書いているバーンスタインのショスタコーヴィチの『交響曲第5番』のCDも紹介されている。あ。来週の25日(土)には小生は名古屋の栄中日文化センターで久し振りにオペラ講座を行います。コロナ禍で休み休み行っている単発講座で今回は「ロッシーニの魅力」。モーツァルトが創出したオペラ・ブッファ(喜劇)の人間世界(神々や英雄の世界ではない普通の人間の泣き笑いドラマ)をロッシーニが面白おかしく大発展させたことを解説し珍しい舞台や演奏のビデオも見てもらいます(蔵出しコラム音楽編を見てください)と久し振りに宣伝させていただきました。よろしく!あ!貴景勝やっと勝ちましたね。しかしこの先心配やなぁ(>_<)押し相撲は若さと勢い。彼のような力士が技巧派に変身するのは難しいですからね…。

9月14日(火)
ブッシュ大統領周辺の石油会社関係のネオコンがイラクに狙いを定めたのは1970年代以来のこととオリバー・ストーンは『もうひとつのアメリカ史』に書いている。そして《防げたはずの》情報があった9・11同時テロの後待ってましたとばかりにイラクに侵攻。大量破壊兵器が存在し《銃口からの煙が(略)いつキノコ雲になるかも知れない》と言うブッシュの《真っ赤な嘘》で《大統領は何千人ものアメリカ人と数えきれないほどの無辜のイラク人を死に追いやった》という。嗚呼。そもそも9・11でイラクへ侵攻したのは《真珠湾攻撃のあとメキシコへ攻め込むようなもの》と言った人までいる。嗚呼。権力者の政治は恐ろしい。サダム・フセインにも《ダークサイド(暗黒面)》はあっただろうけどホワイトハウスの《ダークサイド》も相当なものですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。終日デスクワーク。石破氏は河野支持のようですね。野党に政権運営能力が欠けているなら自民党のなかからはっきりと「敵は本能寺にあり!」とはっきりと叫ぶ人が出てきてほしいものですね。久し振りに大相撲を見る。長野県飯山出身の山本敦久さんから奥信濃の銘酒『水尾』が届く。お米の味が美味しいお酒は大相撲にピッタリですね。貴景勝はチョット辛いですねえ。照ノ富士は強いなぁ。あ。国技館は飲食禁止か。それは辛いですねぇ。酒なくて何の己が大相撲。野球場もビール禁止。球場の観客はけっこう密に見えますけどね。だからビールは駄目なのかな?感染者数は理由わからず減少。コロナ対策に専念するため総裁選を諦めた総理は何をしてるのかな?

9月13日(月)つづき
夕方から『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは新刊『亡国のオリンピック』を上梓された後藤逸郎さんと一橋大学大学院社会学研究科教授の坂上康博さん。坂上さんは後藤さんの著書にも対談で登場されて「今回の東京五輪は大手新聞社が大会スポンサーになりました」と言う後藤さんに対して「これで日本も終わりだなと思いました」と至極真っ当なことを口にされている人物。小生は『権力装置としてのスポーツ 帝国日本の国家戦略』(講談社叢書メチエ)『スポーツの世界史』(一色出版)『海を渡った柔術と柔道 日本武道のダイナミズム』(青弓社)などの坂上氏の著書で勉強させてもらった立場。後藤さんの著書での対談でも凄いことをいっぱい発言されていて例えば…《1952年(戦後日本がサンフランシスコ条約で独立した年)以降で計算して58年4か月実に84%にあたる期間を(日本は)オリンピックの誘致運動あるいは開催に向けての準備に費やしています》これは驚くべきことで坂上さんに言わせるとスポーツが日本では「大切なもの」「文化」として捉えられていない証拠と言える。だからオリンピックという「外圧」や国民体育大会というイベントがないとスポーツ施設などが造られないわけですね。その他東京五輪の予算の驚異的肥大化などについて後藤さんも交えていろいろ話し合う。勉強になったけ東京オリンピックの総費用はおよそ4兆円。無観客開催でチケットの売り上げも見込めなくなり膨大な赤字のツケの1人あたりの税負担は東京都民が「10万3929円」4人家族なら1世帯およそ42万円(週刊ポストより)という試算もある。「全てを隠さず公開してこそレガシー」と後藤さんの言うとおり長野五輪の時のように隠すことだけはやめてほしいですね。『オプエド』は14日(火)の5時頃まで見ることができます。https://op-ed.jp/

9月13日(月)
9・11の《同時多発テロは本来防げたはずのものであり防がなければならなった》とオリバー・ストーンの『アメリカ史』にははっきりと書かれてますね。《とんでもないことが起きるというアルカイダ内部の通信文が傍受され(略)FBIの調査官からは旅客機の操縦を学びたがるにもかかわらず着陸の方法にはまるで関心を示さない不審な人物が何人かいることが報告された。CIA長官のテネットは8月に「飛び方を学ぶイスラム過激派たち」と題された報告資料を受け取っている(略・テネットは)半狂乱になってワシントン中を走り回って(略)何とかそのことにブッシュ大統領の関心を向けさせようとした》そして《「ビンラディンが大きな攻撃を計画中」「同時多発的な作戦を計画中のビンラディン」(略)といった見出しのつけられた報告書が諜報機関から出され脅威の存在を知らせてい》たのだ。《ブッシュが8月6日にテキサス州クロフォードにある自身の牧場で受け取った日例報告書には「ビンラディンがアメリカ攻撃を決意」と見出しが付いていた》が《この時もブッシュは興味を持たず(略)「わかったよ。これで万一何かあっても君たちは言い訳が立つってことだな」と言った》という。そしてブッシュもチェイニーもラムズフェルドもウォルフォッツもライスも誰もが報告を受けていたのに《知らなかった》と言って《二つのイスラム教国(アフガンとイラク)を相手に戦争を始めるのだ。この戦争はオサマ・ビンラディンをはるかに超える損害をアメリカに与えることになる。そして彼らはアメリカ合衆国憲法や戦争捕虜の扱いを定めたジュネーブ条約をも蔑ろにし始めるのである》嗚呼。《アルカイダに攻撃されたからといってイラクを爆撃するのは日本が真珠湾を攻撃したからといってメキシコに侵攻するようなものですよ》と箴言するパウウェルやクラークのような人物もホワイトハウスにはいたのだが…ブッシュと石油利権を目指すネオコンたちはイラク攻撃へと走ったわけですね…嗚呼。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩のあと夕方までデスクワーク。コンピュータの「掃除」は部屋の掃除よりもハードですね(>_<)

9月12日(日)
オリバー・ストーンの『アメリカ史』はいよいよブッシュが僅差でゴアに勝って大統領に。チェイニー副大統領とのネオコン体制のもとで9・11を経て「テロとの戦い」へ。すべてはアメリカの独善的傲慢さが生んだ一人芝居と言えなくもない。嗚呼。クリントン時代のオルブライト国務長官も《我々が武力行使をするとすればそれは我々がアメリカだからだ》と言ったらしい。凄い傲慢さですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。ブッシュがゴアに選挙で勝った頃に新庄選手が大リーグでチョイと活躍。オールスター戦に出られるかと騒がれた。そのときTV局で出逢ったデーブ・スペクターさんに「日本からもオールスター投票ができるのに何で日本人はやらないの?」と訊かれたので「大統領選挙の票すらキチンと数えられない国の選挙に投票しても数えてもらえないでしょう」と答えると彼も笑って「そうだね」と言っていた。ワン。終日デスクワーク。東京新聞日曜版の数独が2種類とも解けて嬉しい。人間の気分はこの程度で明るくもなるのですね。今日から大相撲。白鵬はコロナ相撲協会公認の公休で延命?照ノ富士の土俵入り。良いですね。相撲はオモシロイ。『ダーウィンが来た!』で秋の虫の鳴き声を聞きながら晩飯。『日曜美術館』で人形作家のナカナカ素晴らしい女性の人形を見せてもらう。人形は異界と現世を結ぶのですね。その素晴らしい人形を富士山の麓で燃やしてしまう。そう言えばジャズ・ピアニストの山下洋輔さんはピアノを燃やして火まみれのなか防火服を着てそのピアノを弾きまくりましたね。それらの火に較べるとオリンピックの聖火にはさほどの威力や魔力は感じられませんでしたね。『クラシック音楽館』のブルックナーはパスしてベッドへ。オリバー・ストーンの『アメリカ史』読み続ける。いよいよアメリカの育てたビンラディンとイスラム原理主義者が9・11を決行。嗚呼因果は巡る。そう言えばNHKで9・11の遺族が事件を起こした犯人とサウジアラビアの関係の調査記録の開示を求める裁判のドキュメンタリーをやってましたね。どの国も権力者は自分たちの都合で動くのですね。アメリカにも「海苔弁」があるんや。

9月11日(土)
『アメリカ史』を読み続けていたため読まずに放っておいた『ZAITEN』10月号を読み出したら面白くて止まらなくなった。特集は『総裁選候補は安倍の手下だらけ「虚妄の安倍待望論を撃つ」安倍晋三を「永久追放」せよ』というもの。白井聡&適菜収&古谷経衡などの論客が鋭い安倍批判を激烈な文章で展開してるのは当然としても自民党の元大臣で衆院当選11回の村上誠一郎議員が『平気で嘘をつく「総理の孫」の神経は理解不能/安倍晋三の「再復活」は言語道断』と題した真っ当な文章を書かれていたのには少々驚かされた。小生が知らなかっただけなのだろうが村上氏は自民党員でありながら特定秘密保護法案や安全保障関連法に賛成票を投じなかった硬骨漢。安倍政治の最悪の点を《政治から「道議と正義」を失わせたこと》と書き「森友・加計・桜」問題だけでも《議員辞職に値する》と断言。さらに《官邸による霞が関の人事掌握によって日本が誇る官僚組織を崩壊させたこと》と《内閣人事局の創設》を非難。そして安倍の政治家人事も「お友達」「ライトウィング思想」「側近イエスマン」だけと断罪。菅の日本学術会議会員候補任命拒否も拒否された6名がいずれも「特定秘密保護法」「集団的自衛権」「共謀罪」に反対した人物であることを指摘し《安倍氏や菅氏がその6名の学者の論文を精読したかと言えば読んだこともないと思います》と斬り捨たうえ《憲法を軽視する総理による「学問の自由」と「表現の自由」の侵害》と断定。さらにアベノミクスも《金融緩和によって官製相場を作った結果株価は上がり一見経済は順調》に見えるが《金融緩和の出口戦略や財政再建がますます遠ざかってしまいました》と批判。《間違ったことを認めるわけにはいきません》と書くこういう人がマスコミに出てきてほしいものですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。晩飯はテレ朝の『博士ちゃん』で工事用重機にメッチャ詳しい小3の博士ちゃんの「意見」を楽しみながら。NHK『ブラタモリ』で松本城を案内してもらって風呂の後はエリザベス・テイラーとモンゴメリークリフト主演の映画『陽の当たる場所』。貧しい家に育った青年が富豪の親戚に助けられ出世。貧しい初恋の女性と良家の美人という2人の女性との間に挟まれて殺人事件に。監督は『シェーン』や『ジャイアンツ』のジョージ・スティーヴンス。1951年の作品。日本映画の『狂った果実』なんかもこの映画の系譜かな?今日は9・11。20年前の1か月後にグラウンド・ゼロに立ったときの凄まじい光景と靴の底に感じた熱は今も忘れられない。

9月10日(金)
明日は9・11から20周年。早いものですね。あの日は『久米宏のニュース・ステーション』を見ていました。臨時ニュースでNYのワールドトレードセンタービルの一つの上の方の階から濛濛と煙が吹き出て燃えていて呆然と画面を見ているとどこからかジェット機が飛んできてもう一本のビルに突っ込んで爆発。唖然とするほかなかったですね。その後この歴史的大事件の現場を見てみたいと思っていたら若きヴァイオリニストの(まだ小学生だったかな)五嶋龍クンを取材レポートする仕事が入ってNYへ。事件から1か月くらい後にまだ煙が燻っている現場に立つことができました。一緒に行ったカメラマンは写真を撮っていたけど私は呆然とするばかりで文明の残骸とはこのようなものかと巨大な瓦礫の山を目の前にして一言も声が出なかったですね。周辺ではアジア人がありし日のトレードセンタービルのバッジや写真集を売ってたなぁ。オリバー・ストーンの『アメリカ史』を読み直すとレーガンやブッシュの暗愚の大統領がソ連を恐れてCIAや軍産複合体の利益代表の誤った情報に乗ってイスラム原理主義者たちの戦力向上を図った結果がこれだったんですね。嗚呼。ゴルバチョフの提案を受け入れていれば…嗚呼。ベッドから出て黒兵衛はチョイとトレーナーさんに昨日一晩あずけたので散歩はナシ。いろいろ準備してテレビ局の迎えのクルマに乗って東京へ。道路はさほど混んでない。経済のコロナからの回復はマダマダかな?汐留の日本テレビ内にある讀賣テレビの東京支社から『そこまで言って委員会』リモート出演。東京オリパラを終えて今後のオリンピックはどうすればいいか?という話。オリンピックのW杯&世界選手権合体案やパラリンピックに吸収される案やIOCの下部組織(多くの株式会社)の情報公開案やメディアがスポンサーになったのが最悪だった…等を話す。どこがカットされるのかな?(>_<)他にアフガニスタン情勢問題やコロナ問題など多くの話題があって小生の収録は最後だったため時間が押したのか予定していた台本の3分の1くらいであっと言う間に収録終了。ま。テレビというメディアではシャーナイですね。帰りのタクシーで『オプエド』のスタジオに寄ってもらっていつもリモート出演の小生やゲストを助けてスタジオで進行役をしてくれている小林厚妃さんへのプレゼントを預ける。野球大好き人間の彼女にはメジャーリーグの公式球や直筆サインボール。しかしトム・シーバーなんて投手は若い彼女は知らないだろうな。帰宅後いろいろ仕事したあと晩飯はNHK『ネタドリ』のコロナ禍でのオリパラ特集を見ながら。NHKだけに(?)抜本的な五輪の問題もメディアの問題も(もちろん)取りあげられなかったけど真山仁さんや大阪市大の先生の話や外国人選手の受け入れおもてなしの話などけっこう面白かった。風呂の後はやはりNHKのドキュメンタリー『72時間』オリンピックのマラソンコースに予定されていた東京を歩いて出逢った人のドキュメンタリー。これも結構面白く見てしまった。今年の東京オリパラはスポーツ大会に終わってオリンピックの目的や価値(世界の人々との交流や日本文化の発信)はほとんど実現できなかったわけですね。それでも開催した結果はどうなったのか?昨日の『オプエド』に続いて月曜日の『オプエド』では『亡国のオリンピック』を出版されたばかりの後藤逸郎さんと数多くの素晴らしいスポーツ本を出版されている一橋大学教授の坂上康博さんをゲストに迎えて徹底的に話し合う予定です。乞御期待。

9月9日(木)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。パラリンピックについて語る。小生は以前からオリンピックとパラリンピックの合体を唱えていましたがそれは間違いでしたね。オリンピックがパラリンピックの一部門(健常者部門)として吸収されるべきでしょう。健常者は義足や義手を装着できず車椅子の使用も不可という意味においてはハンディキャッパーとも言えますからね。そうすればいろんな身体障害のランクで世界一がたくさん生まれてスポーツの相対化が進んで「より速く・より高く・より強く」という優勝劣敗のダーウィニズム的思想から新しい人類の共生しそうに転換できそうですからね…てな話をしてラジオを終えて冷たい雨のなか合羽を着て黒兵衛と散歩。いろんな季候があるから日本は良いのですよね。砂漠の民の生んだ一神教よりも高温多湿の多神教のほうが平和的ですよね。ワン。昼間いろいろ仕事のあと夕方から『ニューズ・オプエド』に解説委員として出演。ゲストは本間龍さん。もう一人の解説委員は政治外交ジャーナリストの原野城冶さん。オリパラの検証を話し合う。決算の赤字はどう処理するのか?国立競技場はじめ建設されたスポーツ施設の後利用は?など山ほどある問題点を語り合う・やはり一番の問題点はジャーネリズムを担うべきメディアがスポンサーになってしまったことでしょうね…といろいろ話し合う。今も視聴可能ですから見てみてください。番組終了後原野さんに総裁選と政局の話をいろいろ訊く。自民は相当の危機だが野党の政権運営能力のも疑問。ただし衆院選の1年弱後には参院選もありソノどちらかで自民に厳しい評価が下されるのは確か。自民AAA(安倍・麻生・甘利)の支配は弱まるらしい?ま。そうならなきゃオカシイですよね。AAAって所詮はメジャーの二軍ですからね。https://op-ed.jp/

9月8日(水)つづき
サッカー日本代表は中国に勝ちましたね。しかしオーストラリアが3-0で勝った相手に1-0。う〜ん…ですね。先週『オプエド』に出場してもらい今週もオーマーン戦の敗因分析をしてもらったったサッカー・ジャーナリストの大住良之さんからメール。先週は1位通過と予想しましたが2位を目指しましょう!とのこと。とにかくW杯に出なければ!長田渚左さんが編集長を務める『スポーツゴジラ』の最新号第52号が送られてくる。特集は「理想のオリンピックとは?」で小生も「オリンピック根本問題を解決して素晴らしさを残す方法」と題した文章を寄稿。ほかに友添秀則、木村元彦、溝口紀子、具志堅幸司の各氏他多彩な顔ぶれがそれぞれの五輪論を展開。引退したばかりの体操の白井健三さんもインタヴューに登場。ナカナカ面白いですよ。

9月8日(水)
オリバー・ストーンの『アメリカ史』はレーガン大統領時代のイスラエル&イラン経由の・コントラ武器援助ほかハチャメチャな人権無視の中南米政策。こんな過去があるようでは中国のウイグル弾圧に対する態度もどうなるのかな?それにしてもレーガンがゴルバチョフの提案した核兵器全廃をいわゆるスターウォーズ計画推進のために拒否したのは現代社会にとって大きな失策でしたね。日本もゴルバチョフ時代にこそ北方四島の交渉を進めるべきだったはずだが…次の総理にはレーガンのようにメモばかり読むのではない人物の登場を期待したいけど…ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。涼しくなると犬の散歩に出る人が急増。コチトラ猛暑酷暑の時も土砂降りの時も休まず散歩してたのですよ…てなことを言っても個人の「やった感」を示すだけですよね小泉。菅総理ほど仕事をした総理はいないってソレも「やった感」=「偽充実感」では?(3日の本欄参照)「スピード感」を持って黒兵衛との散歩を終える(ホンマは犬の散歩の渋滞で時間はかかりましたけどね)。ナンヤラカンヤラ仕事してNHK-BSで『羊たちの沈黙』をやっていたのでこの機会にしっかりと見直す。過去に何度も見たけどアカデミー賞5部門受賞が信じられないので自分がよく理解できなかったと判断。しっかり見直してみたけどヤッパリこの映画のどこが素晴らしいのかわからなかった。タダのハリウッド超過激ホラー・ミステリーではないか。ジョディ・フォスターは美人だしアンソニー・ホプキンスの存在感は認めるけど…。大画面の映画館で見なけりゃ…と言う人がいるかもしれないけどソレって所詮は虚仮威しを拡大するだけでは?結局は小生がミステリーとウマが合わないから?ただ監督のジョナサン・デミが同性愛の描き方が差別的であるとゲイ団体から強い抗議を受けて次回作として『フィラデルフィア』を撮ったというのは素晴らしいことですね。東京五輪関連で女性蔑視発言等から要職を退いた人々はその後どうしたのかな?退いてオシマイ?

9月7日(火)
アフガニスタンのタリバンがやっぱり女性差別政策を取り始めミャンマーでは民主化勢力が軍事政権に必死の抵抗を開始して日本は自民党のコップの中の嵐とも言うべき総裁選。そうか。岸田氏はモリカケ再調査をしないのですね。河野&石破はどうする?野党に期待できないなら自民の党内野党の力を増さねば…オリバー・ストーンの『アメリカ史』は嘘で固められたグレナダ侵攻。それによってヴェトナム後遺症が一掃されたって…どこかの政府高官がコロナはシューソクしたと言うのと同じですね。なるほどオリバー・ストーンの本を読んでると日本の政治がアメリカの「スモール化コピー」だとよくわかる。ワン。黒兵衛と散歩。夏の暑さは完全終息。コロナは未終息。コロナはシューソクしたと宣った人物にソレは収束ですか?それとも終息ですか?と訊いてほしかったなぁ。そうしたらミソーユーのキキではなくなったとでも答えるのかしら?ワン。原稿の校正をやったり…ホームページの原稿を作る間にNHK-BSでやっていた映画『ファンシーダンス』を見る。若い坊さんの修行の話。原作はコミックらしいけど現代の禅寺の様子がよく描かれている。周防監督の映画は面白いですね。ところで皆さんは日本一修行の難しい禅寺を御存知ですか?永平寺?妙心寺?いえいえ大本山建仁寺です。なぜなら祇園町のど真ん中にあるから…と祇園町の住人は昔から言っておりました。そう言えば托鉢で宮川町や花見小路を歩く雲水を小学生の時によく見かけましたが…その先の話はまたいずれまたの機会に…。

9月6日(月)
アメリカは中南米で国民が選んだ政府を数多く転覆させて人権無視の拷問等を肯定している独裁政権を次々と支持していたのですね。『オリバー・ストーンのアメリカ史』にはそのあたりがキチンと書かれています。挙げ句の果ては中南米の国の数の多いことに驚きながらブラジルを訪問したレーガン大統領がブラジル国民に向かってボリビア国民と呼びかけたり。日本の政治家の劣化もアメリカの影響かな?しかし日本人は寛容なのか日本を中国と間違えたバッハIOC会長をあまり非難しませんでしたね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。もう夏の暑さは戻らないようですね。昨日から書き始めたフォーラム・エイトの機関誌『Up & Comming』の連載コラム「スポーツは教えてくれる」を完成させて送稿。中味はパラリンピックについて。弱肉強食のダーウィニズムに傾斜するスポーツと違って障害の質によって区別されて勝者が多数存在するパラスポーツの素晴らしさ(絶対王者がいなくなり全てが相対化しますからね)を書いたあと夕方からは『ニューズ・オプエド』MCリモート出演。今日のゲストは大リーグ評論家の福島良一さんとスポーツライターの青島健太さん。パラリンピックやサッカー日本代表のオマーン戦敗退に触れたあと(サッカージャーナリストの大住良之さんが見事な敗因分析レポートを寄せてくださいました=まだ見ることが来ますよhttps://op-ed.jp/)福島さんがアメリカ・ベースボール紀行で映画『フィールド・オブ・ドリームズ』に使われた玉蜀黍畑のなかの野球場の隣に造られた野球場のオープン試合ホワイトソックスvsヤンキースを見てこられたレポート(ケヴィン・コスナーにも会われた!)や大谷の活躍の分析などいろいろ話していただいてまだまだ土産話は尽きないので(アメリカの女子野球発祥の地も訪れられたとか)近いうちに再度出演していただくことにして番組終了。しかしアイオワの『フィールド・オブ・ドリームズ』の球場の傍には映画やメジャーの博物館までできて写真を見せられてその素晴らしさに驚嘆。小生が訪れたときは映画に使った野球場があるだけだったけど(それも素晴らしかったが)再度行きたくなったなぁ。アメリカという国ではやはりベースボールだけは特別な存在ですね。

9月5日(日)
『もうひとつのアメリカ史3』はイランのイスラム革命から。アメリカは拘束された大使館員らの救出作戦に失敗。イランに対抗するためサダム・フセイン大統領独裁体制のイラクを軍事支援。一方で大使館員の救出交渉を継続してイランにも武器輸出。その結果イラ・イラ戦争は長期化して大量の死者。イラクのクウェート侵攻を容認するフリをしながらイラクを攻撃。挙げ句の果てに9・11。アフガン侵攻タリバン掃討&イラク・フセイン体制撲滅…そうして今日のタリバン復活と改めてアメリカと中東の歴史を振り返ってみるとアメリカの独り相撲?ヴェトナム戦争敗北の教訓は生かされなかった?すべては軍産複合体による経済(武器の消費)のための戦争だった?次は中国相手に何をどーする?中東よりもグッと近い場所で日本の「新政権」はどーするのかな?政局(次期自民党総裁は誰?)ばかり語ってるメディアや政治ジャーナリストとは言えない政局ジャーナリストは政治(外交)には興味なし?ならばせめてコロナ対策だけでもキチンとしてほしいものですなぁ…ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。〽小さい秋見〜つけた…どころではない涼しさ。涼風心地好ク足取軽シ。ワン。午後から車椅子バスケットボール決勝アメリカvs日本。決勝に進んだだけでも凄いのに見事な内容!出足でリード。逆転されてヤッパリ駄目かと思ったら再逆転。勝てるかと思ったら連続インターセプトされて惜しくも敗退。嗚呼。最後はミス?実力?いずれにしろ最高のゲームでした!やっぱりアメリカで鍛えた選手が複数いるくらいの強化をしないとこうは強くならないのですね。晩飯後はパラリンピック閉会式。日本はここまで無国籍化したのですね…というのが印象。ま。エエか。さてオリパラ終了後の「決算」はどうなる?肥大化した運営費は?サブトラックのない国立競技場は?遠くて海水のボート競技場は?神宮外苑の再開発は?選手の強化費(の大幅減額)は?……etc

9月4日(土)
ベッドのなかの朝の読書はオリバー・ストーンの『もうひとつのアメリカ史3帝国の緩やかな黄昏』に戻る。アメリカのアフガニスタンとの関わり(武力介入)は9・11よりずっと以前の冷戦時代からなんですね。カーター大統領時代の反ソ反共のブレジンスキー大統領補佐官が主導してソ連のアフガン&イランへの進出を止めるためイスラム原理主義ゲリラ達を支援育成したわけですから因果は巡るですね。カーター自身は平和主義者だったけど外交に無知でブレジンスキーの動きを止められなかったわけですね。やはりリーダーは補佐官(専門家会議など)に丸投げではダメなんですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と冷たいミストと秋風のなか散歩。短パンTシャツでは寒い。霧雨に残暑懐かし秋の雲。お粗末。ワン。終日デスクワーク。五輪期間中に共同通信に書いたリレー・エッセイ『解読オリンピック第7回』の掲載新聞(地方紙)13紙が送られてきたので目を通す。小生の原稿はオリンピックに平和運動などの理屈は要らない。オリンピックが素晴らしのではない。スポーツ自体が素晴らしい…というものだったが五輪開催反対の姿勢を貫いている信濃毎日新聞は小生の原稿を五輪開催賛成派と見なしたのか他の何人かの書き手と同様掲載しなかったらしい。これでは議論にならないですよね。五輪開催に社説で反対を唱えながら五輪のスポンサーは降りず甲子園の高校野球は堂々と開催した朝日も含めてジャーナリズムがこの程度の認識でこんな言行不一致では辞めてゆく総理大臣の無内容な酷い言葉も批判できませんね、いや…そもそもあんな無内容の記者会見を許容している日本のメディアに問題があるのでしょう。パラ・スポーツは面白いですねえ。昨日の車椅子バスケ日本vs英国戦にも興奮したけど今日のパラバドミントンもボッチャ団体戦にも感激。おまけにブラインド・サッカーのブラジルvsアルゼンチン戦は見応えがありましたねぇ。オリンピックを今後も継続したいなら健常者を身障者の障害のランク分けの一部に組み入れてオリンピックもパラリンピックに合体するべきですね。そうすればあらゆる金メダリストも絶対的な王者でなくなり相対化したなかで見られるようになるので「欲望と力」(昨日の本欄参照)も相対化されて世の中は平和になるのでは?

9月3日(金)
朝ベッドで後藤逸郎『亡国の東京オリンピック』(文藝春秋)読了。東京2020の非公式記録として貴重だが坂上康博さん(一橋大教授)や來田享子さん(中京大教授)との対談を読むだけでも価値ある一冊。「(今回は大手新聞社が大会スポンサーに)これで日本も終わりだなと思いました」「(菅総理の言葉は)自分の気概や信念の表明に過ぎずコロナ禍の開催について国民が納得するような説明はまったくなされていない」「コロナ対策で)オリンピック関係者だけ普通はありえない特別扱い」(坂上)「(組織委は)不思議なことですが巨悪があるわけではないんです。それなのに誰も責任を負わない体制と市民に伝える言葉の不足のせいで最終的には集合体としての巨悪になっていく」「(IOCという)組織を(経済的に)潤しながら活動するとなるとどうしても(五輪の)理念を削らざるを得なくなる」「欲望と力という時として社会を破壊する二つの存在を人間はいかにしてコントロールしながら社会を作っていくけるのかそのトレーニングの場として(クーベルタンは)スポーツを想定したのだと私は思います」「人間は欲望や力をコントロールしなくてはならずそれによってのみ民主主義社会が作られていくという文脈がクーベルタンの周囲の人たちには理解されなかった。一緒にオリンピックを始めた貴族仲間たちはみんな欲望と力のほうへ走っていってしまった。そこにクーベルタンの絶望があったのです」(來田)オリンピックやパラリンピックについて語ったり書いたりする人は全員読むべき一冊ですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。朝の仕事が一段落して昼飯を食いに1階へ降りたら菅総理が自民総裁選へ出ないとのニュース。テレビは「政局ジャーナリスト」の語る政局のニュースばかり。政治ジャーナリストが語る日本の政治はどうすれば良いのか…という話題にはならんのか!?夜は車椅子バスケの日本代表のすばらし試合を見て昨夜のサッカーの不様な敗戦とクダラナイ政局ニュースを忘れる。小泉環境省が涙を見せて菅総理の功績が理解されなかったことを嘆いたけどホンキかいな?確かにどんな仕事も何かをしたら「やった感」は生じるもの。しかし「やった感」というのは「やってない」と同義語で菅総理がよく使った「スピード感をもって」という言葉も「スピードが出ている(速くやってる)ように見せかけて」というだけのことだった。そんなコロナ対策を誰も認めませんよね。総裁選に出ないことでも「コロナ対策にセンニンして」と何度も繰り返した。選任?メディアは「専念」という文字に直していたけど言葉をキチンと使えない政治家が多いのは困ったことですね

9月2日(木)
オリバー・ストーンの『アメリカ史』を改めて読んで驚き直すことが少なくない。レーガンもブッシュ・ジュニアもラテン・アメリカの国々の名前を知らなかったとかネオコンの主戦論者の多くは戦争経験が無いとか。戦争を語ってくれる相手がいなかったとか…。しかしアメリカを笑っていられない。日本の政治家も五十歩百歩か?いやさらに…?ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。大谷翔平のホームスチールを取りあげる。打者の平均打率が2割5分以下と低い時代にはホームスチールも結構多かったのですね。個人の通算日本記録は与那嶺要さんの11個。野村克也さんが7個も決めているのシブイ。おまけに走者満塁でのトリプルスチールを三塁走者として2度も決めている。大谷の足は見事だったけど盗塁は足の速さじゃないのですね。ちなみにベーブ・ルースのホームスチールは8回!ゲーリッグは15回!ワン。黒兵衛と散歩。夏の暑さが恋しくなるほどの涼しさ。おまけにミストも冷たい。気を付けないと風邪をひく。コロナ禍で風邪もおちおち引ひないですね。ワン。仕事をしていると文藝春秋から後藤逸郎さんの新刊『亡国の東京オリンピック』が届く。さっそく読み出す。日本が何故東京五輪を緊急事態宣言下でも中止できなかったかがよくわかる。IOCの傲慢さもよくわかる。要するに日本政府がIOCにナメラレていたのですね。来週月曜の『ニューズ・オプエド』のゲストは福島良一さんと青島健太さんでメジャーと大谷の話題を取りあげるが後藤さんにはその次の週くらいに出ていただいて東京五輪の検証をキチンとしたいですね。ボッチャは団体戦も面白い。ボッチャってイタリア語でボールのことらしいけど酒瓶という意味もあるんですね。ますます気に入った。晩飯後は焼酎呑みながらサッカーW杯予選。あ〜あ。吉田キャプテンの言ったとおり負けるべくして負けた試合でしたね。必死の走ってプレイしていたオマーン相手にチンタラと横綱相撲してたら勝てないですね。これがクスリになればイイけど…。

9月1日(水)
『オリバー・ストーンの語るもうひとつのアメリカ史』再読開始。全3巻のうち第3巻『帝国の緩やかな黄昏』から読み直し始める。カーター大統領というのはほんとに「良い人」だったのでしょうけど外交音痴でタカ派の台頭を赦し反共反ソ連強攻策の結果イスラム原理主義過激派を育ててしまうのですね。嗚呼。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。最近の気象予報はよく当たる。秋風が吹き始めて水風呂は止めて散歩のあとはお湯のシャワーにする。仕事中もエアコン要らず。某雑誌記者から電話。まだパラリンピックの最中だというのに来年の北京冬季五輪の下調べをしているという。要はボイコットはどこまで広がるか…がテーマだとか。いろいろ話したあと井沢元彦さんの『汚れた平和の祭典 2022年北京五輪をボイコットせよ』(ビジネス社)を推薦しておく。もう20年以上前のことになるが中国上海にF1サーキットが完成して取材に訪れたとき手伝ってくれた中国人通訳の菅(カン)さんが言った言葉を思い出す。「中国とアメリカは近いうちに絶対に戦争します。そのとき日本はどうします?」小生の答えは理想論としては「米中の間に立って戦争回避の交渉の中心になる」だが予想としては「アメリカ側に立って自衛隊海軍を台湾海峡防衛に投入するだろう」と答えたと記憶している。前提は自民党清家に有能な政治家亜出て来なければ…だが…もう戦争はサイバー空間などで始まってるのかな?北京五輪はボイコットするよりIOCの改革を進めるべきですね。バッハがまず変わらないとダメですが…てな話を長時間電話で…疲れた。夕方からボッチャ。杉本選手凄いですねえ。すばらしい優勝。しかしボッチャという競技をい相手の邪魔をしたり弾き飛ばしたりしても嫌味を感じない競技ですね。パラスポーツの特徴かな?マルクス・レームの見事なジャンプを見て井岡一翔のスーパーフライ級チョット危ないタイトル防衛を見て…ベッドへ。あ。車椅子バスケ見忘れた(>_<)大谷のホームスチールも見落とした(>_<)スポーツはやはりそんなにたくさん一気にやるべきものじゃないですね。

8月31日(火)
『オリバー・ストーンのアメリカ史講義』2度目の読了。《アメリカがアフガニスタンに侵攻したのは9・11テロからまだ1か月も経っていないときだ。表向きはイスラム過激派を掃討することを目的にしていた。しかしその過激派が20年前にソ連と戦っていたとき武器を提供し訓練をしたのはアメリカ自身だった》《9・11同時多発テロの19人のハイジャック犯のなかにアフガニスタン人は実は一人も含まれていなかった。うち15人はサウジアラビア人でしかもアメリカの不手際によってビンラディンを初めアルカイダの幹部はパキスタンに逃げている》オバマ大統領は《アフガニスタンはアルカイダを匿ったことで攻撃を受けることになったと説明した》が《同時多発テロの準備は多くはアフガニスタン以外たとえばドイツやスペインのアパートやアメリカの航空学校で行われていたがオバマはそのことに触れなかった》《ニューヨークのタイムズ・スクエアで発生した爆弾テロ未遂事件については裁判が開かれたが「何故罪のない女性子供までも殺すのか」と訪ねられたパキスタン生まれの被告は「アフガニスタンやパキスタンではアメリカの無人機によっていつも女性や子供が殺されている」と答えた》《アメリカは例外主義の神話に固執してしまったのかもしれない。アメリカには他の国とは違う善意と寛容さがあるという神話に…》そしてオリバー・ストーンは他者(他国)への《恐怖に対する過剰反応を捨てて他者への共感と思いやり》を訴える。そしてアメリカが次に照準を合わせるのは中国…というところで2016年発行の本書は終わる。もっと引用したい部分はあるが本一冊を書き写さなければならなくなるのでベッドから出て黒兵衛と散歩。予報では今日が最後の残暑らしい。まぁ秋の来ない夏はないということですね。仕事をしたりボッチャを見たり…。世界中の人がボッチャを楽しめばオリンピックなどよりよほど世界平和になるでしょうね。そう言えばオリバー・ストーンは2013年に広島を訪れて原水爆禁止世界大会に参加したとき日本政府を痛烈に批判した。「広島で人々は平和と核廃絶について語っていました。安倍首相のような人でさえその言葉を口にしました。でも私は彼を信じません」「第2次大戦後日本はすばらしい文化すばらしい映画すばらしい音楽すばらしい食文化を示しました。けれども私はただ一人の政治家もただ一人の総理大臣も平和と道徳的正しさを代表したところを見たことがありません」「あなたがたはアメリカの衛星国であり従属国に他なりません」「あなたがたは何のためにも戦っていない」これは『AERA2013年8月26日号』の内田樹氏のエッセイ「eyes」からの引用で内田氏は最後の言葉「you don't stand for anything」は「あなたがたは何も代表していない」「何も意味していない」と読むこともできると書かれている。そしてこのストーンの言葉を日本のメディアがまったく報じなかったことを嘆かれている。嗚呼。もうすぐ総選挙。衆院選。日本はどうなる?マトモな言葉も口にできない政治家たちはどうなる?夕飯後はメトロポリタン歌劇場のヴェルディ『ドン・カルロ』のフィリッポ2世(ニコライ・ギャウロフ)の名唱を聴きながら…いろいろ考える。考えてもわからないから『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史』全3巻をもう一度読み直すか…。

8月30日(月)
もう少しで『アメリカ史講義』読了。アフガニスタンでCIAに育てられたビンラディン率いるアルカイダが登場。9・11のあとPCゲームのようなイラク戦争。イラク人の死者は20万人。うち半数が民間人。アメリカ人兵士の死亡は158人。現代の政治情勢を知るには現代史を知らねばなりませんね。ワン。黒兵衛と散歩のあと水風呂。残暑厳しいものの水風呂のあとの涼しさは秋を感じる。amazonで買った岩波文庫『人国記・新人国記』が届く。井沢元彦さんの『井沢式新ニッポン風土記』に触発されて買ったがコレは面白い。江戸初期に書かれたらしいが《越全国の風俗日本に双び無き知恵国と覚えたり》《播磨国の風俗知恵有りて義理なし》等々ホンマカイナと思いながらニヤニヤしながら読める。夕方からは『ニューズ・オプエド』MC出演。今日のゲストはサッカー・ジャーナリスト大住良之さんとスポーツライター小林信也さん。オリンピック&高校野球&パラリンピックなどの話題でいろいろ話をしたあと(今も映像の視聴ができます。https://op-ed.jp/)メインテーマはサッカーW杯予選について。その前に五輪サッカーの選手得点表を大住さんに作ってもらった。トップの9点は吉田麻也。続く8点がキーパー谷&久保&堂安&板倉&遠藤航そして森保監督。ちなみに大住さんが一番実力差を感じた試合はスペイン戦だとか。なるほど延長まで行ったとはいえ実力差はありましたね。W杯予選は強い相手の守備的な試合展開をどう崩すのかがカギなるとか。オーストラリア&サウジが強いがブラジル人帰化選手を擁する中国も怖い存在だとか。それでも最後は日本の1位通過を予想して(願って?)番組終了。晩飯は録画しておいた『映像の世紀プレミアム』の「20世紀の世界を動かしたヒーロー特集」を見ながら。リンドバーグ&ゲバラ&ケネディ&モハメド・アリ…誰も素晴らしい人生を生きた…けど世界を動かすことはできなかった?理想主義者は挫折するしかないのか?

8月29日(日)
オリバー・ストーンの『アメリカ史講義』を読むと日本の政治の右傾化がアメリカのネオコン台頭のあとを追った結果だとわかる。マスメディアの右傾化もアメリカの右メディア乱立の影響なんですね。昔はアメリカが咳をすれば日本は風邪をひくと言われたけど今の日本(自民党政権)はアメリカの猿真似だけ?アフガニスタンの現在の混乱も中米からアメリカへ難民が押し寄せるのも『アメリカ史講義』で理由がよくわかる。少し荒っぽい言い方になるが全てはアメリカ自身が撒いた種なのだ。そこで新たにアメリカは習近平中国やプーチン露西亜とどういう戦略で向かい合うつもりなのか?イギリス・オランダ・オーストラリアなどの海軍軍艦が次々と南シナ海に終決するなかで日本はどういう立ち位置を示すのかな?天気晴朗波高しか。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。静かな日曜日。天気晴朗残暑酷。終日パソコンの整理。200字詰め原稿用紙に2Bの鉛筆でやっていた仕事がワープロとファックスに変わりコンピュータに変わり…。これが進化というものか?まさか!パラリンピックは面白い。以前小生はオリンピックとパラリンピックは合体するべきと主張していたがそれは間違いだった。オリンピックがパラリンピックに吸収されるべきなんですね。

8月28日(土)
オリバー・ストーンの『アメリカ史講義』によるとかつて大英帝国が支配していたアフガニスタンに対してカーター大統領の国家安全保障補佐官だったブレジンスキーが《アフガン政府に揺さぶりをかけるべく政府と敵対するイスラム原理主義勢力を秘密裏に支援するべきと提案》国民がほとんど知らないうちに《その命令書にカーター大統領が署名》ブレジンスキーはイスラム原理主義をアメリカが支援すれば《ソ連領内に4千万人はいるイスラム教徒が一斉に蜂起する可能性があり》ソ連はそれを恐れてアフガンに軍事介入する》と読んでいた。そしてソ連は《アメリカの挑発》を知りながらアフガンに軍事侵攻。そして大失敗。アメリカはソ連崩壊に導く作戦を成功させたがその後イスラム原理主義の逆襲に遭ったというわけだ。《ブレジンスキーはこう語っている。「歴史上より重要だったのはどちらか。タリバンかそれともソビエト帝国の崩壊か。激昂するイスラム教徒かそれとも東ヨーロッパの解放か冷戦終結か」》そしてアメリカはソ連崩壊と冷戦終結を選びタリバンや激昂するイスラム教徒の勢力を伸ばしさらに《カーター政権を自滅させてしまった》わけだ。モスクワ五輪のボイコットまでしてソ連のアフガン侵攻を非難したアメリカだったが元々はイスラム原理主義を援助してソ連国内のイスラム教徒を煽りソ連を崩壊させようとしたCIAの作戦から始まったことだったのですね。そして計画通りソ連は崩壊。しかしイスラム原理主義者は攻撃の矛先をアメリカに変えて9・11を引き起こし報復としてタリバンを倒そうとしたアメリカは失敗。今日の事態のすべてはアメリカの軍事作戦から始まった悲劇というわけか…。嗚呼。ベッドを出て残暑酷暑残酷暑のなか黒兵衛と散歩。自民総裁選に岸田氏立候補か。菅・二階よりは何を喋ってるか判る人物の登場は歓迎すべきでしょうが野党の弱さはドーショーもないですね…。嗚呼。パラリンピックはラグビー&バスケ&陸上…何を見ても素晴らしいし面白いけど…新型コロナの感染状況はどうなる?…まるで映画『渚にて』の最後のシーンで核戦争の死の灰が落ちてくるのに自動車レースを楽しんでいる人々のような気がしないでもない…というのは言い過ぎでしょうか?

8月27日(金)
オリバー・ストーンの『アメリカ史講義』はナルホドと納得できる言葉に山ほど出逢うことができる。《冷戦の只中にあったケネディ大統領が直面したのはアメリカ政治の普遍の真理だった。「強くなくてはいけない。弱さや甘さを見せれば生きられないということだった》《ジョンソン大統領にしろ軍事顧問にしろベトナムの歴史や何世紀にもわたる中国やフランスへの抵抗運動については何も理解していないに等しかった》《大半のアメリカ人は自分たちの侵略している国(ベトナム)のことをよくわかっていなかったのだ》《第6代大統領アダム・スミスは一世紀前わざわざ国の外まで倒す敵を求めて出ていくべきでないと警告していた》アメリカはアフガニスタンという国やイスラムの文化と歴史やタリバンのことをどのくらい知っていたのか?彼を知り己を知れば百戦殆うからず…という孫子の言葉はこう続く。彼を知らず己を知らざれば戦うごとに必ず敗る。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。残暑強烈。パララグビーでオーストラリアに対する勝利は見事でした。連合通信の連載を書いたり『そこまで言って委員会』のアンケートに答えたり。晩飯もパラスポーツと共に。400m車椅子のレースでの佐藤友祈選手の後ル前逆転も見事でしたね。車椅子バスケも面白いですね。そうか。パラスポーツは民放ではまったくやらないのですね。そう言えば女子高校野球の甲子園での決勝もテレビ中継はなかったですね。何故男子の高校野球だけをテレビ中継するのか?何故なのか考えてみましょう。ナカナカ面白い結論が導けるかも…。【パラスポーツはテレ東がパラ卓球TBSが車椅子バスケなど民放もやってますね。失礼しました】

8月26日(木)
オリバー・ストーンの『アメリカ史講義』を読んでいると「Too Big to fail」も「America First」も20世紀の初期に使われていた古い言葉だとわかる。かつてソロモンは言った。「世の中に新しいものナシ。新しいと見えるものは忘れられたものなり」確かにそうでしょうね。そう言えば昨日の東京新聞のコラムで菅総理が17日の記者会見で「感染拡大を最優先にして考えていきます」と言ったことを斎藤美奈子さんが書いていた。そして「言い間違い?いやいや首相にしては珍しく正しい認識である。この一年政府は事実感染拡大最優先で動いてきたんじゃないのか」とも。確かにGoToも五輪も国民の世論調査の声を無視して実施した結果「感染拡大」しましたからね。またいつぞやのテレビ番組でダウンタウンの松本人志が菅総理は「山椒ステーションを作ると言った」と話していたので笑ってしまった。山椒はコロナに勝てるのか?笑える話ではないけど世も末ですね。いや自民党も末か?と言っても野党も顔が変わらなきゃ。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。おおーっとMCの桜井浩二さんもスタジオではなく自宅からZOOM出演。家族からコロナ患者が出て濃厚接触者としてリモート出演になったとか。感染拡大を実感しますね。番組では女子高校野球の決勝が甲子園で行われたけど日本の野球(スポーツ)に関する「女性差別」は全然解消していないという(一昨日の本欄に書いた)話をする。そういう差別を朝日(高校野球)や読売(箱根駅伝)などのマスメディアが「推進」しているのですからヒドイ話ですよね。ワン。ラジオのあと黒兵衛と散歩。残暑激烈。マスクが邪魔でも仕方ないですよね。終日デスクワーク。amazonで500円で買ったDVD『我らの生涯の最良の年』が届いたので晩飯時に見る。TV放送の録画が後半あと30分というところでハードディスクが満杯になってちょん切れてしまったため(14日)買ったけど買う価値のある見事な反戦映画でしたね。第二次大戦の3人の復員兵の話。家庭環境や収入や事情の異なる3人が各々の道を歩む。『ローマの休日』と同様ウィリアム・ワイラー監督は人間に対して優しい眼差しを持った人物ですね。

8月25日(水)
フランクリン・ルーズベルト大統領の下で最後まで副大統領を全うできなかった(右派の妨害に遭った)ヘンリー・ウォレスの存在を知っただけでも『オリバー・ストーンのアメリカ史講義』は読む価値がありましたね。そのウォレスは冷戦の始まる時期に「全ての過ちの根源は恐怖である」という言葉を残している。そして著者のストーンはアレクサンドロス大王の言葉を引用。「もし恐怖に打ち克つことができたら死にも打ち克つことができるだろう」しかし死に打ち克つことが不可能なように恐怖に打ち克つことができなかったアメリカは「敵(共産主義)の脅威を明らかに誇張して」様々な国の戦争に介入していったわけですね。そしてベトナムで大失敗。アフガンでも?そー言えばコッポラのヴェトナム映画『地獄の黙示録』で軍隊を抜け出してジャングルの「皇帝」になったカーツ大佐(マーロン・ブランド)の最後の言葉(うめき声)は「horror(恐怖)」でしたね。恐怖は人を狂わせる…だけでなく国も世界も狂わせるわけですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。残暑がキツイ。パラリンピックの水泳やゴールボールを見たあと(パラスポーツは素晴らしい学びのてんこ盛りですね)デスクワークはスポーツ・ジャーナリズム論を執筆。これは相当に困難な作業。何しろマスメディアがスポーツ・ジャーナリズムを放棄してますからね。いやスポーツだけではなく政治もかな?そー言えば昔(小生が高校大学の頃だったか)竹村健一という人がテレビに毎日のように登場していろいろ政治のことを喋っていた。そのなかで今憶えているのが「ぼくを右翼だという人がいるけど…」と話し出したこと。「ぼくは別に右でも左でもない。しかし今の日本の世の中が全部左寄りの意見に染まってるからチョット右に修正しようと思ってるだけ」といったことをパイプをくわえながら話していた。その横には小池百合子という女子アナがアシスタントとして座っていた。「今は全部右寄り(体制寄り)の意見だからチョット左に修正しよう」という評論家はいいないのか?夜ZOOMで浅尾慶一郎さんの勉強会に出席。オリンピックと政治についてやパラリンピックについていろいろ話たあとZOOMで出席した人と質疑応答でeスポーツや新しいスポーツについていろいろ話す。衆院議員に復活を狙ってる浅尾さんの勉強会。こういう真面目な人に自民党を根底から変えてほしいなぁ…。ZOOMのミーティングのあと菅総理の記者会見。聞くに堪えない中味のない言葉の羅列の棒読み。嗚呼。パラリンピックの車椅子ラグビーの日本vsフランス戦は素晴らしあったですねえ。

8月24日(火)
オリバー・ストーンの『アメリカ史』の副読本としてハワード・ジン『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』(あすなろ書房)がお薦めですね。アメリカの社会党や共産党の存在も米軍司令長官だったアイゼンハワーやマッカーサーやパットンがアメリカ市民のデモに隊強いて銃口を向けたこともキチンと書かれています。こういうアメリカ史は確かに「正史」ではない「裏面史」的記述かもしれませんが最近の日本にはそういう記述が見られなくなりましたね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。残暑がぶり返してきたかな?2021年の夏の最後の抵抗かな。蝉の死骸を踏まないように歩いたあとの水風呂は快適。シャワーで仕上げたあとデスクワークは甲子園で女子硬式高校野球の決勝が行われたことを書く。日本野球界(スポーツ界)の女性差別解消に関するミリ単位の前進と言うべきでしょうかねえ。そもそも女子高校野球の組織が高野連と別組織で高野連は男子の高校野球のみというのが考えられないほど酷い差別ですよね。それを朝日新聞というジャーナリズムが「実行」してるんですからね。プロは読売社会人は毎日と各新聞社が結びついて組織はバラバラ。それを纏める主張をするべきスポーツジャーナリズムが我が国では機能していないのですから女子野球も男子とは別組織に留まるほかないのですかね?それでオリンピックでも男子は野球で女子はソフトボールという妙チクリンなことになって…日本の野球に関しては書きたいことがいっぱいあるのを短く纏めて北國新聞文化部に送稿。晩飯のあとはパラリンピックの開会式。昨日の『ニューズ・オプエド』で星野恭子さんと島沢優子さんからパラスポーツについていろいろ素晴らしいことを教わってパラリンピックは応援したいけどコロナ感染だけは避けて…子供たちの観戦もテレビに留めるべきでしょうね。開会式は長かったですね。

8月23日(月)つづき
『ニューズ・オプエド』パラリンピック特集今日のゲストは毎回オプエドにパラ原稿を寄せていただいている星野恭子さんとジャーナリストで最近まで『アエラ』にパラ・アスリートの連載を続けていた島沢優子さん。パラ・スポーツは個々のアスリートの障害の度合いが異なるから団体練習が不可能…個々のパラ・アスリートも「教科書がない」と言う…しかし個々の個性を生かす指導や練習法の開発は健常者も見習うべき点のはず…子供たちのパラ観戦は「リバース・エデュケーション」(先入観を持たない子供の反応は大人も教えられるところ大)にもつながるはず…コロナ感染下でテレビ観戦でもいいから大勢の人に見てもらいたい…等々星野さんと島沢さんの話に素晴らしい勉強をさせられました。『オプエド』のあと晩飯は録画していた『映像の世紀プレミアム世界を変えた女性たち』マリリン・モンロやココ・シャネルからヒラリー・クリントンやマララまで。世の中(日本は特に)女性が進出しないとダメですね。高校野球も男女で組織が異なるままで女子は決勝だけが甲子園。しかも7イニング制。主催者のメディアがそんな対応しかできないのだから日本の女性の地位はまだまだ低いままですね。7〜8年前だったかBSフジの『プライム・ニュース』で柔道の日本選手権は男子だけ日本武道館(女子は横浜の体育館など)で箱根駅伝も甲子園の野球も男子だけ…とスポーツ界の男女差別を指摘したら当時の下村博文文科相が「女子スポーツの人数が少ないからですよ」。そーゆー問題じゃないはずですよね。そー言えば女性差別や女性蔑視につながる発言をした日本の男性は謝罪の言葉を口にするだけ。アメリカでは大谷の打席で日本人差別につながる言葉(日本人英語の発音を真似た喋り方)を口にした解説者(元大リーガーの200勝投手)は即刻無期限出演禁止。そのうえ「多様性のある社会において正しい言動を行うためのバイアス講習を受ける」ことになったという(日刊スポーツより)。森&河村&張本etcの各氏も講習を受けるべきですね。

8月23日(月)
オリバー・ストーンの『アメリカ史』読み続ける。CIAはイランで民主的に選ばれて人気のあったモサデク政権の石油国有化に反対して暴動を起こしてアメリカの言うことを聞くパーレビ国王を支配者に就けたのですね。その「暴動」にホメイニも参加していた。ということはアルカイダのビン=ラディンを最初は支援していたのと同じことをアメリカはやっていたのですね。アメリカの間違いはアメリカの銀行や経済界がナチス・ドイツを支援したとき以来カネで動くという点に尽きるのかな?アフガンからの撤退も結局がカネ(投資額)に見合わないと言うこと?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあとデスクワーク。今日の『オプエド』のパラリンピック特集の準備をしていると午後イチの打ち合わせでノーボーダー所属のゴルファー田村尚之さんがシニアツアーで優勝したとの情報。40歳代でプロ転向した田村さんは以前に一度ツアーに初優勝された6年前に『オプエド』のスポーツ特集に出演していただいたこともあり今回2度目の優勝で急遽電話出演が決定。午後6時からの『ニューズ・オプエド』冒頭に電話出演していただく。優勝は3人でのプレイオフに勝った結果で今後はできれば海外シニアも目指したいとか。現在57歳。平成のサラリーマン・プロゴルファーと言われた田村さんには一層頑張ってほしいですね…ということで『オプエド』はパラリンピック特集開始。

8月22日(日)
オリバー・ストーンの『アメリカ史』の第一次大戦後から第二次大戦への記述のなかでやはり注目すべきはフランクリン・ルーズベルト大統領の副大統領としてニュー・ディール政策を推進したヘンリー・ウォーレスの存在でしょうね。労働者や市民や民主党員の大多数から支持されていたのにあまりに左翼的すぎるのでルーズベルト三選目の民主党大会で保守派の陰謀によって副大統領の座をトルーマンに掠われてしまったけどウォーレスが副大統領だったら日本に原爆は落ちなかっただろうしソ連との冷戦も形を変えていたかも。ウォーレスという希有な政治家を産み出すのもアメリカなら彼を弾き飛ばすのもアメリカなんですね。サンダースはどこへ行った?今もロス五輪反対運動に関わってるのかな?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。少し涼しいためか犬の散歩が多かったですね。終日デスクワークはホームページ原稿作り。明日の『ニューズ・オプエド』のパラリンピック特集のためにパラの勉強も。関係者のコロナ感染者が100人以上…大丈夫かな。子供たちの集団観戦はどう考えても止めた方がイイですね。集団観戦が集団感染につながったら洒落にならないですから。それにテレビで見るだけでも十分だしパラ大会以外にも障碍者スポーツ大会は開かれてますからね。スポーツをオリパラだけに集約するのは止めた方がイイですね。晩飯は『ダーウィンが来た!』で恐竜を楽しみながら。ティラノザウルスは口のなかで子育てしてたんですね。風呂のあと久し振りにビール呑みながらDVDでオペラ。ベルディ『ドン・カルロ』はやっぱり素晴らしいですねえ。ムーティ指揮ミラノスカラ座。演出はゼッフィレッリ。主役はパヴァロッティ。1980年代の舞台だけど音楽も歌も舞台装置も衣裳も何もかも最高ですね。モウこういう舞台はありえないのかな?このときのパヴァロッティのギャラが確か1ステージ8千万円で騒がれましたね。コロナ後はどんな世界に戻るのか?横浜市長選は菅自民惨敗。総理の記者会見を見た結果の有権者の判断としては当然の結果と言うべきでしょうね。

8月21日(土)
オリバーストーンの『アメリカ史』と言うより『現代史』は高校生の世界史の教科書にすべきですね。《連合国はアメリカの力で第二次大戦に勝利したと思っている人がいまだに多いが正統の歴史学者の見方は違っている。勝利に大きく貢献したのはソ連だというのが彼らの見方だ。残忍な独裁者スターリンをいただいたソ連の社会全体の力で勝ったということだ。彼らは信じがたいほどにストイックに死に物狂いで戦った。彼らの英雄的な行為が怪物のようなドイツ軍を打ち負かした》一方次のような記述も。《「赤い皇帝」と呼ばれたスターリンは情け容赦のない冷酷な独裁者で偏執狂的な側面もありアメリカ民主主義を軽蔑していた。しかし専制的な独裁者による支配はロシアの伝統と言うべきものだ》確かに。イワン雷帝以来の伝統ですね。ムソルグスキーのオペラ『ボリス・ゴドゥノフ』や『ホヴァンシチーナ』を見てもロシア民衆のパワーと独裁者の伝統が納得できますね。プーチンの存在につながりますね。アレキサンダー大王もソ連もアメリカも追い出したアフガン社会にはどんな伝統があるのかな?ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。思い切り汗をかくけど水風呂のあとの扇風機を少し寒いと感じる季節になりました。桜の葉も黄味を増しましたしね。季節は変わる。時代は変わる。終日デスクワーク。晩飯は『博士ちゃん』で「昭和歌謡」を楽しみながら。面白かったけど何故都はるみがベスト20に入らないの?ベスト5に入るべきでしょうに…江利チエミも雪村いづみも選ばれなかったなぁ…嗚呼。『時事ドットコム』に書いた原稿『ならばオリンピックは不要だろう』がアップされました。御一読を。https://www.jiji.com/

8月20日(金)
ベッドのなかで『オリバー・ストーンの「アメリカ史」講義』読み続ける。太平洋戦争勃発寸前のルーズベルト大統領は一般教書演説で「言論の自由」を語っている。アメリカにも問題は多々あるがアメリカの懐の深さはこのあたりにあるのだろう。他に「信仰の自由・貧困からの自由・恐怖からの自由」を加えて「4つの自由」を語りチャーチル英首相との大西洋憲章で「人類普遍の権利」に触れたうえナチスとの戦争に参加するのは「イギリスが今までと同様植民地の人々を犠牲にして繁栄するやり方を続けられるようにするためではない」と断言したという。タリバンとの闘いに「敗れた」アメリカは今後アフガンをどうするのか?そしてタリバンをいち早く承認した中国のウイグルの人権問題にどう対処するのか?北京冬季五輪はどうなる?バッハは習近平と仲良しを続ける?ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。関東南部は夏が復活?それにしても大谷は凄いですねえ。デスクワークしながら福島良一さんがアメリカ取材から帰ってきたら『オプエド』に出てもらおうと考えていたらファイターズで暴力を振るって出場停止になっていた中田選手が巨人に移籍のニュース。日本ハム球団にはいられなくなった中田選手のために原監督と懇意だった栗山監督が中田選手の将来を考慮して頼み込んだとか。ニュースを聞いたときは驚いたけどソノ驚きは10分で消えましたね。巨人は別所・金田・張本以来(古いなあ(^^;)他球団の一流選手を「獲って」チームを作ってきたんですよね。最近でもシピン・小笠原・小久保…(まだ古い?)最近では丸…。移籍の仕方や選手に問題のある場合でも批判や非難の声が出ても親会社が巨大マスメディアですからね。世論を動かすことが可能?コロナ感染爆発で高校野球はやっていいのか?と思ってもコレも主催はマスメディアですからね。自由な言論が妨げられるのでは…?と思ったら高校野球は吹奏楽の応援の中止と関係者の人数制限強化を発表。遅いですね。五輪中止を社説で主張した新聞社も自社主催のイベントは中止しないのですね。メディアのスポーツとの関わりにどこかで楔を打つことはできないのか?と思いながら夕方文化放送『ニュースSAKIDORI』に電話出演。中田選手の巨人に移籍について彼個人にとっては「救い」になったかもしれないがプロ野球(スポーツ)とメディアのあり方は考える必要があると話す。

8月19日(木)
『オリバー・ストーンの「アメリカ史」講義』読み続ける。アメリカが「世界の指導者」として世界の様々な国々に手を出し始めるのは第一次大戦後。この強い正義感は怖いですね。コロンビアからパナマを独立させて運河を手に入れるのも正義。あ。KKK(クー・クラックス・クラン)は禁酒法を推進したのですね。ただヴェトナムやイラクでの戦争も含めてアメリカの「凄さ」はその間違いを指摘し描く人が存在するところですね。翻って日本は?ベッドを出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。コロナ対策の危機的状況に対して人の流れを押さえることを政府も自治体もメディアも強調しながら高校野球で1校2000人の関係者の入場(県を跨いでの移動)を認めていることを批判。オリンピックをやめようと社説で訴えた新聞社が自社主催のイベントはやってのける。インターハイも全国学童野球も実施されパラリンピックも行われる。スポーツは特別?そんなヤッテシマエ路線はオリンピックで確立された?最大の原因はジャーナリズムの無責任ですね。ワン。ラジオのあと黒兵衛と散歩。西日本は豪雨らしいけどコッチ(関東南部)は残暑。久し振りの水シャワーが気持ちイイ。終日デスクワークのあと夕方から『ニューズ・オプエド』に解説者として出演。東京五輪は第二対戦のインパール作戦と同じと主張する本間龍さんがゲスト。MCは「ニュースペーパー」のヒデさん。開催してしまった1年延期の東京五輪の開催費用はどこが支払うのか?東京都と国の押し付け合いが始まるらしい。IOCは傍観?ちなみに現在の貨幣価値で1兆円以上の赤字を出したモントリオール五輪は市とケベック州が不動産税や煙草税の増税で赤字解消に40年近くかかりましたね。日本は赤字国債で赤字慣れしているからまたまた赤字国債発行で大丈夫なのか?そう言えば戦後初の赤字国債発行は1965年の東京五輪の翌年の五輪不況が最初のキッカケでしたね。嗚呼!負の遺産!他にパラリンピックの話題も。渋谷区の小学生の父兄の80%が子供に障碍者スポーツを見せたいと回答。たしかに障碍者スポーツを見るのは教育的価値が高いですがコロナ禍のなかではテレビでも十分ですよね。それにパラリンピック以外にも障碍者スポーツは行われますからコロナが終息してから見学してもいいはずですね。

8月18日(水)
昨晩ベッドに入る前に以前NHKで見た『映像の世紀』でヘンリー・フォードやIBMやJ・P・モルガンやリンドバーグなどアメリカ企業のトップや金融界や太平洋無着陸飛行の大英雄などが第二次大戦中のヒトラー・ナチスを支持していた事実を知ったときにそれは何かの本で読んだことを思い出して本棚をじっと見つめたら『オリバー・ストーンの「アメリカ史」講義』(早川書房)を見つけてコレだ!とベッドに持ち込む。アメリカのアフガン撤退に伴い読み直す。アメリカの社会主義運動も詳述するコノ映画監督はサスガの視点の持ち主ですね。「リンドバーグは間違いなくナチだ」とストーンは断定しています。アフガンのこともアメリカ側からだけ見ていればわからないことがありそうかも。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩のあと終日スポーツ・ジャーナリズム論書き下ろしと格闘。なかなか出口が見えないけどやらねば。テレビのニュースで見た逃げ出したオオカミ犬の捕獲劇を見ながら以前飼っていた佐吉を思い出す。佐吉はふたまわりくらい身体が小さいけど顔はそっくり。少々強面の面相だが気が小さい雑種。ロープや針金で4人がかりで引き摺られる姿を見て少々可哀想になる。佐吉も逃げ出して大騒ぎしたことが2度ほどあったがある日何故か2階にある我が仕事部屋に階段を自分で上がって突然姿を見せて驚いたことがあった。そのあくる日にぽっくり亡くなったのは何だったんだろうと今も不思議に思ってる。IPC(国際パラリンピック委員会)のパーソンズ会長が「コロナ感染が広がっても大会の開催は可能」と言ったらしい。バブルで隔てられているから日本国民には迷惑かけないとか。市民とアスリートの交流のないパラ大会って意味があるのかな?今朝土砂降りのなかで途中中止になった高校野球を少しテレビで見たけど中止の判断が明らかに遅いですね。雨天順延が続いて試合消化に必死だったなんて関係ないでしょう。そもそも高校生のための野球大会は日本一を決める必要があるのか?というところから考え直してほしいですね。それにコロナ禍でのオリンピックの中止を訴えた新聞社が一校2000人もの関係者を県外移動させて甲子園に集めていることにも首を傾げますね。世の中首を傾げることだらけ…嗚呼。

8月17日(火)
ベッドのなかの読書は敗戦記念日特集の続きとして水木しげる『白い旗』(講談社文庫)。硫黄島で部下を助けるためにアメリカ軍に向かって白旗を振っていた上巻が別の隊の日本兵に射殺される話「白い旗」のほか山本五十六の搭乗機を撃墜したアメリカ軍の暗号解読の話「ブーゲンビル上空涙あり」。ソロモン海海戦で大戦果を挙げて米海軍将校からも恐れられた存在でありながら日本では不遇で無名に終わった田中頼三中将の話「田中頼三」そして戦艦大和の沖縄特攻と特攻兵となった零戦パイロット兄弟の苦悩を描いた「特攻」。どれも戦後の貸本漫画に描いた作品の復刻版でで鬼太郎以後の水木しげるのタッチとは異なるが見事に反戦思想は貫かれてるうえに帝国陸海軍の見事さや当時の日本人の素晴らしさも描かれている。あとがきで自分が描いた貸本漫画が他にも「数十冊ある。良いのも悪いのもありいまだに整理していない」と水木氏自身が書かれている。「良いのも悪いのも」読んで見たいなぁ。戦後という時代の証言として。ワン。ベッドから出て大雨が小雨になった間隙を突いて黒兵衛と散歩。そんな大袈裟なものでもないですけどね。一応大雨警報は出たようです。終日デスクワークで連載原稿仕上げる。通信社に2本&雑誌に1本書いたあとの東京五輪関連原稿は少々苦労しましたね。書きたいことは重複するけど書き足りないことが残る。ある意味で最低の五輪だったけどまたある意味でがんばった五輪でもありIOCの問題点と組織委(日本側)の問題点は同列に語れないところが難しい。しかしこの国際的NGO&NPOにすぎないIOCという「平和実践団体」でもあり「利益団体」でもあるワケのわからない組織の主催するオリンピックという「幻想」はどこまで続くのでしょう?どこかの国の子供が「王様は裸だ!」と叫ぶ日は訪れるでしょうか?晩飯後菅総理の記者会見。同じことの繰り返しと原稿棒読みに馬鹿馬鹿しくなって途中で見るのをヤメル。そう言えば昨日の『オプエド』で岩田健太郎医師がコロナ対策で最悪なのは「現状の繰り返し」とおっしゃってました。それにしても記者たちもこんな討論にも追求にも丁々発止にもならない情けない記者会見をいつまで続けるつもりなのでしょうか?

8月16日(月)つづき
連載原稿がなかなか書けないので締め切りを明日まで待ってもらうことにして『ニューズ・オプエド』の打ち合わせと準備。今日のゲストは神戸大大学院医学研究科教授で感染症医の岩田健太郎さんとジャーナリストの木村元彦さん。東京五輪とコロナについていろいろ訊きたいことがあったのでメモをいつもより丁寧につくって本番。五輪は延期すべしと開幕前から主張されていた岩田さんは五輪がコロナへの危機感の共有を妨げたと断言。感染爆発はデルタ株の影響も大きいが危機感共有のリスク・コミュニケーションの欠如も大きいと。菅総理のロックダウン無効果発言も痛烈に批判。他に高校野球の関係者各校2千人も移動を考えれば多すぎるとかパラリンピックは今からでも延期ができないものか困難でも考えなければ…等々多くの示唆を受ける。木村さんには金曜に難民認定をうけるであろうミャンマーのサッカー選手についてそれ自体は喜ばしいことだが入管で死亡したスリランカ女性のマイナス点を補おうとする政治的意図が見えて他の99%に及ぶ難民認定拒否を思うと素直に喜べない…と。めっちゃ濃い話=有意義な話の連続でした。冒頭だけでも聞く価値のあるないようですから今でも視聴は可能なので見てみてください。https://op-ed.jp/

8月16日(月)
読む本が一次品切れとなったので『池澤夏樹=個人編集日本文学全集30日本語のために』を本棚から持ち込む。この巻はアイヌの言葉や琉球の言葉や漢詩漢文・仏教やキリスト教の言葉などが並んでいてどの章を読んでも新発見がある。そのなかから政治の言葉の章を選び「終戦の詔書」の天皇のお言葉を読み直す。「堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ」という箇所は少し前から引用すると「臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル然レトモ朕ハ時運ノ赴ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス」と結ばれている。つまり「堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍」ぶのは「朕(天皇)」なのですね。この部分を高橋源一郎氏の現代語訳では「これからわたしたちが経験することになる苦しみは想像を絶するものになるでしょう。わたしはみなさんの心の中のことばにならない思いをわかっているつもりです。けれどもここまで追いこまれてしまったわたしたちがとるべき道はひとつしかありません。未来の子どもたちのためにも戦争を終わらせるしかないのです」と思い切り優しい言葉に改められている。天皇の決意か臣民(国民)に寄り添う「わたしたち」という姿か?高橋訳は文章以上に昭和天皇の心の中に入り込んでいますね。この考え方が平成・令和と引き継がれているのでしょうね。昨日菅総理が終戦記念日の全国戦没者追悼式の式辞で「積極的平和主義」という安倍前総理のキャッチフレーズを用いた意味は何だったんでしょう?ワン。ベッドから出て雨が小止みになったときを狙って黒兵衛と散歩。

8月15日(日)
『井沢式ニッポン風土記東日本編』読了。最後に蝦夷国・琉球国・日本国が出てきたのはサスガの視点ですね。室町時代に書かれたという『人国記』(岩波文庫)も読みたくなったですね。ワン。ベッドを出て雨中黒兵衛と散歩。夜来風雨之聲はかなりのもの。少し小止みになった隙を狙って散歩。防災無線が雨音を割いて鳴り響き神奈川県の大雨警報を伝えている。五輪のあとはコロナに豪雨。スポーツに専念できた人は五輪開催に感謝してたけど医療従事者への感謝の声を聞けなかったのは残念でした。終戦記念日。今はコロナと豪雨に耐え難きを耐え忍び難き忍び…か?ワン。デスクワークで連載原稿を書き始めるが締め切りが明日と思うとなかなか進まず。水木しげる『敗走記』(講談社文庫)に手を伸ばして読み始める。南洋の島での悲惨悲痛な闘い。水木氏の一連の戦争漫画が先の戦争の実相を最もリアルに描いてると思える。夜中に突然叫び声を上げたり突然天皇陛下に逢いたいと言い出した元帝国陸軍軍曹の親父に読ませたら何と言うかな?昨日のTBS『報道特集』で米国防省が巨額の予算を組んでヴェトナムその他での米兵の遺骨収集をしているというレポートを見て驚き。アメリカではそんなことはしていないと勝手に思っていた自分を恥じる。沖縄の戦場跡の遺骨の混じった土は辺野古の飛行場の埋め立てに使われようとしているという。この国(我が国)はどこかオカシクなってるようですね。原稿書けんので久し振りに部屋の掃除。晩飯のあとはNHKスペシャルで日中戦争の蒋介石の戦略を見る。日本は何度も「日中戦終戦」のキッカケがあったのに戦争を続けたのですね。そして米英との戦争も始めて「二正面作戦」を展開。ナポレオンもナチス・ドイツも大日本帝国も失敗した「二正面作戦」とは敗北必至の作戦のこと?感染防止&ワクチン接種の「二正面作戦」はどうなる?五輪開催&コロナ対策の「二正面作戦」は失敗?パラはどうなる?NHK-BSで『特攻 知られざる真実』を12時近くまで見てしまう。素晴らしいドキュメンタリーでした。特攻に赴かされた若き航空兵の全てが浮かべている素晴らしい笑顔は涙なしには見られませんね。合掌。

8月14日(土)
『ニッポン風土記』はついに出羽国陸奥国に突入。小野小町が出羽国出身の秋田美人…というより彼女が登場する秋田音頭がラップだという指摘のほうが面白い。ワン。まだ小雨のうちに黒兵衛と散歩。彼も明日で10歳。人間なら小生と同じ70歳前後のはず。なのに元気いっぱい。ま。悪いコトではないでしょう。ワン。スポーツジャーナリズムの原稿をまとめている途中に張本勲氏が女子ボクシングを否定するような発言をしたことをどう思うか?と某雑誌記者から電話。彼は巴御前の存在を知らないのでしょう…と答えるとその記者も巴御前を知らなかったので木曾義仲のヨメサンで…と少し説明。嗚呼。フランスの友人から面白いメール。誰か菅総理のプロンプター原稿にレストランのメニューを挟んでおけば彼はそれを読むに違いないと。「これまでにない新しい安全で安心な対策をスピード感を持ってカツカレー800円で行ったうえで…そしたことはナポリタンと同様…」こーゆー発想はフランスの大俳優モーリス・シュヴァリエがレストランのメニューを読むだけでも周囲の人を涙ぐませたという伝説から思いついたのかな?菅総理の「台詞廻し」ではメニューで人を泣かせることなど無理でしょうね。晩飯食べながらウイリアム・ワイラー監督の映画『我らの生涯の最良の年The Best Years of Our Lives』見る。第二次大戦を戦ってアメリカの故郷の家族や恋人の元に還ってきた3人の元兵士の物語。これは素晴らしい反戦映画だと台詞の一つ一つに感激しながらあと30分くらいで終わる…というときにプツンと切れる。DVDのハードディスクの残量が少なかったのだ。クソッ。1947年の第19回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演&助演男優賞など8部門(当時最多)を受賞した名作。amazonでDVD500円で発見。買って見なけりゃ。

8月13日(金)
前夜寝る前に昨日(木曜)の本欄でRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』にZOOM出演したことを書き忘れる。コロナ禍の東京五輪でもスポーツの魅力は誰の目にも明白。さらにパラリンピックには大きな魅力があるからオリンピックを強行開催したならパラも開催してほしい。それが権力者に利用されないことが重要ですね…という話をしました。『井沢式ニッポン風土記』読み進む。浄土宗や真宗を法然宗や親鸞宗とは言わないのに法華宗という名称よりも日蓮宗のほうが一般化した理由まで納得。日蓮は安房国出身者として『風土記』に登場。映画『跳んで埼玉』には千葉と埼玉の「馬鹿にし合い合戦」が出てきたけど日蓮や将門などは登場しなかったですね。ま。エエけど。それより近江国が都から近い湖(江=琵琶湖)で遠江国が遠い湖(浜名湖)を表すなんて単純なことにも気付かされた(>_<)下総国がなぜ千葉県「北」部で上総国が千葉県「南部」なのか(なぜ上下が反対なのか)という理由も都からの海路による近さの関係なんですね。こういう雑学大好きですけど「逆説の日本史」にも書かれていて読んだのに忘れただけのことかも(>_<)ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。小雨。合羽いらず。ワン。終日デスクワークは久し振りにスポーツ・ジャーナリズム論に手をつける。これはやらねば。途中関西から五輪で出張してきた新聞記者と長電話。政府のコロナ無策や菅首相の他人事のような話し方やバッハの銀ブラを肯定する五輪大臣の発言の馬鹿馬鹿しさやパラ無視のバッハの姿勢などを非難し合ったあとチョット虚しさ。新聞(ジャーナリズム)には何もできないの?晩飯は久し振りに『チコちゃん』と共に。大好きな番組だけど〽ああ江戸川の生ゴミに…という歌詞は問題ないのかな?江戸川区の人が問題なしと思っていればイイのかな?〽渋谷区の生ゴミに…とか〽千代田区の生ゴミに…とか〽世田谷の生ゴミに…とは歌わないはず。それらは歌詞にならない=共通認識が生じないはずでそういう無意識の共通認識が無意識のうちに差別意識を醸成し拡大する…というのは考えすぎ?Political Correctnessを主張する気はないけど…『跳んで埼玉』の差別意識を逆手に取った喜劇と同じ…とも思えないけど…どうかな?

8月12日(木)
「勝沼や馬子もぶどうを食いながら」芭蕉はそんな句も残してるんですね。シルクロードを伝わってきた葡萄は鎌倉時代初期には甲斐国に伝わっていたそうです。そう言えば正倉院御物のなかにも葡萄を描いたものがあった気がする?『井沢式ニッポン風土記』はベッドでの読書の最高の楽しみです。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。ほんの少し気温が下がって風が吹くだけで過ごしやすい。1・2・3・3’とある散歩コースのうち久し振りにいちばん長い1を選択。道路のあちこちに蝉の死骸。蜺(ツクツクボウシ)も鳴き出した。秋の来ない夏はない。ワン。終日デスクワークは時事通信デジタルに書いた五輪原稿の校正をしたり共同通信のパラリンピックの炬火についての質問に答えたり。五輪の聖火もそうですけどパラの炬火も(国体の炬火も)何のために火を燃やしたり火をリレーしたりするのか…きちんと定義を定めたほうがイイですね。ゾロアスター教(拝火教)の火に対する信仰?(古代ギリシアのオリンポスの祭典にはその影響があったはず)戦争に備えた敵地のスパイ行動?(ナチス・ドイツのベルリン五輪ではリレーはそのためだったそうです)日本のスポーツ大会での炬火はアマテラスの太陽信仰の影響かな?あ。薪能で火入れ式が始まったのは1965年から。それは前年の東京五輪で聖火台と聖火の点火を見た能楽師が五輪の聖火を真似て始めたと故野村万之丞に教わりました。万之丞には「正しいバンザイのやり方」も教わったけど惜しい人が早死にしましたね。彼が生きていれば五輪の開閉会式はもっと素晴らしいものに…いや…電通は彼を使わないですね(>_<)

8月11日(水)
『ニッポン風土記東日本編』も面白い。越の国だけでも面白歴史事実が満載。上杉謙信がそんなに真面目な人とは知らなんだ。武田信玄のほうが映画やドラマになりやすいことがよくわかります。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。IOCバッハ会長の広島訪問警備費用は広島県と広島市が出すのですね。スイスの一NPONGO法人のトップの訪問ならIOCが出すべきでは?カネもあるんだから。このあたりがボッタクリ男爵と言われる所以でしょうか?ワン。終日デスクワーク。某雑誌記者からテレ朝社員が五輪の打ち上げ飲食パーティを深夜明け方までやっていたことに意見を求められる。意見も何もないですよ。あまりの馬鹿馬鹿しさに答えられないですね。酔った女性社員が階段から落ちなければ(飛び降りた?)表沙汰にならなかったのかな?他のメディアでもやっていたのでは?と思いたくもなりますね。しかし五輪と感染拡大は無関係?!昼間NHK-BSで『ローマの休日』をやっていた。過去に何回観たか数えられないほど観たけどやっぱり面白い。台詞や演技や映像のなかに物語を盛りあげるウイリアム・ワイラー監督の小さな仕掛けがいっぱい散りばめてあるのはサスガですね。そう言えば昔MBSの『道浪漫』という番組でレポーターを務めてイタリアのアッピア街道を歩いたときは現地でカメラのクレーンを動かすのを手伝ってくれたチネチッタ所属のスタッフの小さな爺さんが「俺はHoliday in Romeの撮影も手伝った」と自慢していた。小生が生まれた1952年の映画。ホンマカイナと思ったけどこーゆーイタリア人は魅力的でしたね。「ピアーノピアーノポーコポーコ(静かに少しずつ)」と歌うように言いながらクレーンを動かしていたのがロッシーニのオペラ『チェネレントラ(シンデレラ)』の一節だったのも素晴らしかった。またイタリアで電車に乗ったときは携帯の呼び出しベルでロッシーニの『ウィリアム・テル序曲』が車内で2度も鳴り響いたのには笑ってしまった。また行きたいなぁ…もう無理でしょうね。そう言えば日本の歩道橋は1960年のローマ五輪を見学に行った東京都の職員がローマの歩道橋を見て真似て造ったらしいですね。しかしローマの歩道橋は五輪期間中の架設のもので五輪が終わると撤去されたのを知らなかったらしい。とほほ。

8月10日(火)
『井沢式ニッポン風土記西日本編』読了。『東日本編』へ。隠岐国が豊かな島であることは(行ったことないけど)相撲文化を書いた本などで知っていたけど壱岐国の豊かさは知らなんだ。一応全県に足を運んだことはあるけど知らないところが多いなあ。老後はそんなところを訊ねたいと思ったこともあったけどコロナで無理になりなりましたね(>_<)ワン。ベッドから出て酷暑のなかサッサと黒兵衛との散歩を済ませて昨日書けなかった五輪の総括原稿と取り組む。400字原稿用紙5〜6枚程度の短い原稿だけど短いだけに苦労する。書きたいことがイッパイ。こんなときは一昨日孫を相手に原稿の書き方の指南をしたことを自分に当てはめてまずタイトルを決定する。つまり何を書きたいかを絞る。イロイロああだこうだと考えて『スポーツにオリンピックなど必要ないことを東京五輪は証明した!?』に決定。そして昨日途中まで書いた原稿を整理推敲して昼飯過ぎに完成。ふうううう。午後から『ニューズ・オプエド』の打ち合わせ。いつもは月曜日にやっていたスポーツ特集を今週は月曜が祝日の振替休日でもあり東京五輪直後でもあったので今日に変更。ゲストは元JOC春日良一さんと尚美学園教授の佐野慎輔さん。それに解説委員としてノーボーダー社主の上杉隆にも参加してもらうことにして6時から本番。内容はもちろん東京五輪の総括と五輪の未来。ここに詳述するには情報量(面白い意見)が多すぎて書けないので、今も公開されてる部分をオプエドのホームページかYuTubeで御覧になって下さい。TV放映権料中心のIOCの運営が完全に崩壊する未来が見えてサァ将来の五輪はどーなるか?という話です。ひとつどーでもいいことを付け加えると閉会式で使われた古関裕而『東京オリンピック行進曲』は小生が東京フィルを指揮した演奏を使ってほしかった…と言うとYuTubeを見ていた視聴者から玉木は音楽家なのか?とのツイートがあったとか。音楽家とは言えませんが過去にオーケストラの指揮台には3度立ったことがありベートーヴェン(交響曲7番4楽章)とワーグナー(ローエングリン第3幕前奏曲)とオリンピック行進曲を指揮しました。エッヘン。題名のない音楽会やウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートにもゲスト出演したことがある小生は音楽評論家でもあるのでっせー。エッヘンのヘンヘン(昔話をするようになるとモウ歳ですね(>_<)。オプエドのあとNHK-Eテレのドキュメンタリー『原子の力を解放せよー戦争に翻弄された核物理学者たち』を見ながら晩飯。再放送で2度目の視聴でしたけど日本の科学者の素晴らしさを再々認識しました。

8月9日(月)
『井沢式新ニッポン風土記』面白さ止まらず。伯耆国に石見国。多様性は日本のお家芸と思えるほどヴァラエティに富んでいるのにオリンピックではそれが示せない人々が何故か上の方の地位に就いたのですよねぇ。ワン。黒兵衛と散歩のあと五輪総括の原稿。ナカナカ上手く書けない。マトモに書こうとすれば本一冊必要ですからね。どーまとめようかなぁ(>_<)困った。こういうときは音楽を聴く。NHK-Eテレで録画したウェイン・マーシャル指揮ベルリン・フィルのパーカッショニスト&ジャズ・コンボを加えたジョン・ウィリアムスの音楽は面白かったですねえ。しかし原稿は書けん。NHKのオリンピック振り返り番組。面白かったですねぇ。けどスポーツの現場から離れた物語ばかりですねぇ。あ。オリンピックは政治&経済&物語なんですね。しかし原稿は書けん。こーゆーときは寝るほかないですね。明日出直し!

8月8日(日)
『井沢式新ニッポン風土記』はメッチャ面白い。雑学の宝庫なんて言ったら著者に叱られるかな(^^;)岡山県の智頭線という鉄道には宮本武蔵駅というのがあるのか。武蔵は美作の出身とも言われてますからね。ワン。ベッドを出て小雨のなか黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。途中バスケットボール女子決勝を見たり…アメリカに負けて2位。まぁ仕方ないですね。この身長差では。立派な2位ですね。午後になって小4の孫から夏休みの宿題の読書感想文を書いたので読んでほしいとFAXが届く。久世濃子『オランウータンに会いたい』(あかね書房)という本を読んだらしい。原稿用紙3枚。よく書けているけどいろいろ赤入れして文章の書き方やタイトルの付け方を教授してやる。3時間後に書き直したのを電話で読みあげる。悪くないので2箇所だけ直しを指示。しかしタイトルが面白くない。ああだこうだと話し合った結果なかなか良いタイトルにたどり着いたので誉めてやる。『オランウータンの知られざる生態ー「オランウータンに会いたい」を読んで』温和しめだけどまぁ良いでしょう。晩飯食ったあと東京五輪閉会式。コロナ禍での組織委内のゴタゴタもあって。ま。仕方ないですね。あらゆる事件や予算の増大やIOCとのやりとりも含めて全て包み隠さず記録に残してほしいですね。あ。それに閉会式の選手入場に古関裕而の『東京オリンピック行進曲』を使うなら最高の名演を使ってほしかったですね。それは小生の指揮した東京フィルハーモニー交響楽団の演奏なのだ!(^^;)次回大会開催地パリからの映像にはマクロン大統領も登場。リオでの安倍マリオの登場ほど破廉恥ではなかったけど政治家と五輪はガッチリ結びつくようになりましね。来年の北京冬季五輪では習近平は何をするのかな?風呂のあと録画しておいたNHK-Eテレでウィーン・フィルのシェーンブルン宮殿コンサートやベルリン・フィルのヴァルトビューネ・コンサートを少し楽しんでベッドへ。スポーツの季節もパラリンピックまで一段落。明日からは音楽をゆっくり楽しめますからね。

8月7日(土)
朝ベッドで井沢元彦さんにいただいた『井沢式新ニッポン風土記』(旅行読売)読み始める。これも面白い。風土記はやっぱり大和とか山城とか河内とか備前…と旧国名を用いるべきですね。相当以前に横綱審議委員をされていた稲葉修氏と作家の宮本徳蔵氏と鼎談した折に力士の出身地の紹介は県名ではなく国名で紹介してはどうでしょう?と提案したら稲葉氏に面白いけど今ではもうわかりづらくなったかな…とやんわり否定された。小生は今も力士の出身地は出羽の国とか陸奥の国とか言うほうが良いのではないか?と思ってる。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあとデスクワーク。ホームページの原稿作りや新聞雑誌の五輪関係記事の切り抜き作りをしてたら週刊文春の記事に仰天。ナント五輪閉会式で○×クイズが企画されていたという。テレビにバラエティ番組じゃあるまいし…広告代理店のクリエーターの発想では芸術性なんて微塵も考えなかったのかな?しかもクイズの答えが間違ってる。5問ある質問の答えは全部○で五輪になるそうだが「第1回のアテネ・オリンピックに綱引きがあった」の回答は×でしょ。綱引きが正式競技にあったのは第2回パリ大会から第7回アントワープ大会までですよね。もしもこんなクイズが閉会式で行われていたら二重の恥さらしになっていましたね。プロデューサーが代わって良かったけどどんな閉会式になるのかな?夜は野球観戦。日本がアメリカに勝って嬉しいけど野球とソフトボールの(それに女子野球も)今後の発展を誰がどんな計画を立てているのかな?メジャーの後塵を拝し続けるだけで終わるのかな?

8月6日(金)
八月は六日(むいか)九日(ここのか)十五日(じゅうごにち)。誰が詠んだか知らないが印象的な十七文字である。その六日。IOCバッハ会長は五輪会場での黙祷を拒否した。そりゃそうでしょ。IOCに一番放送権料を支払っているアメリカは原爆肯定説(原爆使用で戦争を早く終わらせた)が根強いですからね。代わりに閉会式でミュンヘン五輪でテロに遭って亡くなったイスラエル選手と共に追悼するという。かつてのブランデージIOC会長は親ナチスで反ユダヤの人種差別主義者だったという。IOCは方針転換をした?しかしIOCはそろそろスポーツ大会に「平和」を利用することをやめた方がイイですね。オリンピックによって「平和」が導かれたなどという過去の例は存在しないのですから。それどころかIOCは今や人権無視の全体主義国家と結びついてるくらいですから。ワン。酷暑のなか黒兵衛と散歩。颱風が来ているらしい。閉会式は大丈夫かな?スポーツ・ジャーナリズムに関するデスク・ワーク。途中読みかけの井沢元彦『逆説の日本史26明治激闘編』読了。メッチャ面白かった。軍医森林太郎(森鴎外)は『白い巨塔』の元祖的存在だったんですね。一方で天皇の諡号の研究から天武が天智を暗殺していたことも導き出していたのですね。凄まじいまでに凄い事実ですねぇ。それに持統天皇も「継体持統」という四字熟語からとられた諡号で…というのは驚きで面白すぎますね。夕方から『ニューズ・オプエド』解説員出演。アンカーは蟹瀬誠一さんでゲストは本間龍さんと平尾剛さんという五輪開催反対派の二人。TV五輪中継のアナウンサーは叫びすぎという平尾さんの指摘はスポーツの現在の元凶を表す言葉ですね。オリンピック(金銀銅のメダル)ばかりが讃えられてスポーツの素晴らしさが消失する。〽石が流れて木の葉が沈む…オリンピックが発展してスポーツは見えなくなる…嗚呼。番組のあと晩飯食べながらサッカー&バスケ。サッカーは残念でしたね。予選プールでメキシコに勝っていたことが裏目に出たかな。日本の女子バスケは素晴らしいプレイの連発で決勝へ。見事ですね。400mリレーは…まぁこういう冷厳な現実を露呈させるのもスポーツの凄さ&凄まじさなんでしょうね。メダル争いなどしなくてもスポーツは面白いですね。大谷の活躍も見たいなぁ。

8月5日(木)
ベッドのなかで『逆説の日本史26』は「第3章徹底検証日露戦争ポーツマスの真実 日米対立の火種を生んだまさかのぶち壊し」読了。小村寿太郎が「桂・ハリマン協定」をぶち壊して満洲へのアメリカの介入(協力?) を阻止したことが第二次大戦までつながるわけですね。ナルホド。日中戦争と太平洋戦争という無茶な「二正面作戦」を避ける術はいろいろあったわけですね。そう言えば最近はコロナ対策に堂々と「二正面作戦」を唱えた首相がいましたがその作戦はやっていけない失敗作を指すときに使う言葉だったのでは?ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。中国の蘇炳添が100mで9秒83を記録したことを取りあげスポーツの「黒人神話」について少々語ったあと(川島浩平『人種とスポーツ』中公新書に書かれてますが「黒人が強くで速い」というのは神話に近いところもあるのですよね)世界のスポーツで「速さ」が評価されるようになったのは産業革命で蒸気機関車が現れて「疲れない速さ」を示して以来のことという話をする。古代ギリシアのオリンポスの祭典では「速さ」よりも「強さ」のほうが高く評価され(強くないと目的地まで到着できないですからね)近代五輪が始まった当初も最も高く評価された競技の勝者はレスリングだったという話をする。そのうち最高スピードを出す100m走の勝者が高く評価されるようになったのは自動車や航空機やコンピュータなど世の中が速さを求めるようになったからなんですね。では「速さ」に変わる価値は何?美しさ?優しさ?そのときスポーツはどうなる?といった話をしたあと黒兵衛と酷暑のなか散歩。ホンマに暑いですねえ。デスクワークのBGMはサン=サーンス『サムソンとデリラ』ホセ・クーラとオルガ・ボロディナの名唱にコリン・デーヴィス指揮ロンドン響の名演。久しぶりに聴いて素晴らしさを再確認。晩飯は卓球女子団体決勝と野球のアメリカvs韓国戦。やっぱり中国は強いなあ。稲葉ジャパンの決勝の相手はアメリカ。スポーツはやっぱりメディアによる属性の誇張に煽られないなかでゆっくり味わいたいですね。

8月4日(水)
『逆説の日本史』はポーツマス条約に不平を唱える群衆の日比谷焼き打ち事件へ。この「不平」の根っこにあったのが誤った情報を国民に与え国家存亡の危機にまで導いたマスコミ(新聞)。その無責任で自分本位の体質は司馬遼太郎も指摘。今日の記者クラブ制度にまで続いていると井沢元彦さんも指摘。アウトサイダーとしての報道・批判というマスコミの基本を忘れてオリンピックのスポンサーになって平気な今日のマスコミまで続いていると小生が指摘。困ったことですね。だからニューヨーク・タイムズは日本(東京)には independento press が確立できないと判断して香港のあったオフィスを東京ではなくソウルに移したのですね。それも井沢さんのこの本で初めて知りました。嗚呼。黒兵衛と猛暑のなか散歩。暑さ最高潮…などと言ってられない危険なレベルに入ったかな。ワン。コロナの感染爆発も危険レベル?選手村でクラスターが発生してもオリンピックには中止する基準がないのですね。誰が責任を取るのかな?まさかパラリンピックを犠牲にしてもイイ…などと考えているのではないでしょうね(>_<)夕方から『ニューズ・オプエド』解説委員として出演。アンカーはカーライフ・エッセイストの吉田由美さん。ゲストは自動車経済評論家の池田直渡さんと毎日新聞客員論説委員の西川恵さん。フォーブスの企業ランキングでトヨタがフォルクスワーゲンを抜いて9位に入ったことをきっかけに2035年までに欧州でガソリン車がなくなる?という話題。小生の少々苦手なクルマと経済の話題だがいろいろ勉強させてもらって日本のカーボン・ニュートラル政策が出来もしないことをぶち上げてるだけと理解できた。小生の立場からはトヨタが五輪に結び付けたCMをやめたことや五輪への反対運動が北京冬季→パリ→ロスと高まるなかでスポンサー企業もIOCへの支援関係を考え直すかも…といった話をさせてもらう。晩飯食いながら今夜は野球。日本vs韓国戦。2死満塁でのの山田哲人の決勝3点二塁打。見事に美しい爽快なスイングでしたね。

8月3日(火)
朝ベッドで『逆説の日本史26』。日露戦争はいよいよポーツマス条約締結を巡る外交交渉へ。セオドア・ルーズベルト大統領とのハーバート大での同級生とかロシア国内で革命勢力を支援したスパイとか。なるほど日露戦争までは日本人もいろいろリーズナブルに頑張ってましたね。それが満州事変あたりからオカシクなって第二次大戦で大失敗。戦後少々盛り返したけど今はまたオカシクなりっぱなしかな。ワン。ベッドから出て酷暑のなか黒兵衛と散歩。夏ですからね。それなりに暑いのは仕方ないけどチョイとモーレツですね。札幌も東京以上の猛暑とか。マラソンできるのかな?ワン?水風呂のあとデスクワーク。夕方から『ニューズ・オプエド』に解説委員として出演。アンカーは上杉隆。ゲストは後藤逸郎さん。後藤さんは『オリンピックマネー誰も知らない東京五輪の裏側』(文春新書)に次いで現在『亡国のオリンピック』(文藝春秋)を執筆中で9月には緊急発売されるとか。他にオリンピックのオカシさIOCのオカシさを存分に話していただく。他に名古屋からZOOMでスポーツライターの小崎仁久が緊急出演。東京五輪のビーチバレーを取材するはずが叶わず(取材証が手に入らず入場券では会場に入れず)しかし記者根性でお台場選手村周辺を接近取材。コロナ感染防止のバブルなどハナから出来てないことを報告してくれる。毎日のPCR検査なんてやってないのですね(>_<)番組後はサッカー。日本vsスペイン戦。0-1で負けはしたもののこれまでの日本サッカーの国際試合で最も見応えのある試合の一つと言えるほど選手は頑張りましたね。最高に素晴らしいスポーツの瞬間!オリンピックもメダルも関係ないですね。

8月2日(月)
朝ベッドのなかで井沢元彦『逆説の日本史26』日露戦争について勉強。東郷平八郎は本当に運の強い人物だったみたいですね。運も実力のうち?そう言えば井沢さんのこのシリーズは『週刊ポスト』で連載が始まって30年くらい経ちますね。今は明治の日露戦争まで日本史が進みましたが飛鳥時代の聖徳太子のときには小生が翻訳したR・ホワイティングの『和をもって日本となす』(角川文庫)も取りあげてもらいました。当時小生は38歳。若かったですね。光陰如矢。嗚呼。ワン。ベッドを出て猛暑のなか黒兵衛と散歩。ワン。デスクワークは当HPの更新原稿作りや『オプエド』の週刊打ち合わせ。ずっと五輪を取りあげますからね。夕方からの『ニューズ・オプエド』ゲストはジャーナリスト木村元彦さんと産経新聞客員論説委員の佐野慎輔さん。佐野さんによると東京五輪組織委のホームページに掲載されているメダルの国別ランキングはJOCの作成したものを掲載しているだけ。だからIOC憲章(IOCや組織委は国別ランキングを作成してはならない)には違反してないという。「単なる言い訳ですけどね」木村さんには帰国せず保護を求めたミャンマー選手のその後(J3のYSCC横浜サッカークラブの練習生として参加)やウガンダ選手の保護に無惨な処置(保護を求めた選手をウガンダ大使館に報告して送還=DVを訴える子供を親に知らせるようなもの)やベラルーシ女子選手のポーランドへの亡命…等々五輪にまつわる政治報告をしてもらう。五輪と日本政府と保護亡命政治問題は今後特集でまとめてやる必要がありますね。マスメディアはやりませんからね。IOCの難民選手団も少々欺瞞的だしIOCは8月6日の原爆記念日の「祈り」も拒否ですからね。バッハ会長が広島へ行ったのは何だった?晩飯は日本vsアメリカの野球を見ながら。オリンピック的ではないし大谷のプレイのほうを見たいとは言え延長で甲斐の見事なバッティングでサヨナラは気持ちイイですね。五輪でなくてもよくあるサヨナラ劇ではありますが…。

8月1日(日)つづき
晩飯は録画しておいた『新映像の世紀第6集あなたのワンカットが世界を変える』。YuTubeはスマトラ沖大地震とと大津波の映像を何人かのアマチュア・カメラマンが映像として記録したことから生まれたのですね。この映像のシリーズは多くの示唆に富んだドキュメンタリーでもちろんオリンピックも1960年代の日本も番組になった。けど世界の未来がどこへ行くのか…どこへ向かってるのか…を予測するのは本当に難しいですね。ただわかっているのは現代日本は相当に箍の弛緩した社会になっていると言うことですね。特に政界とメディア界の問題は大きいですね。サテどーすれば良いのか…。

8月1日(日)
朝ベッドのなかで『井沢式新ニッポン風土記』パラパラと西日本編を読む。面白いですねえ。井沢さんの切り口。武士は東国だけでなく京の貴族からも誕生したのですよね。ワン。世の中に絶えて五輪のなかりせば夏のコロナも静けからまし。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。外に出ていたお隣のニア百歳のお婆さんに「奥さんにはいつもお世話になって心強いです」と言われたので「心強くなくてもいいから身体だけは強くしてくださいね」と返事。「オホホホホ」笑うことが一番ですね。ワン。オリンピックのスポーツを見たり井沢さんの本を読んだり。BGMはプッチーニ『トスカ』。カラス&ステファノ&ゴッビでサッバータ指揮スカラ座が凄いけどニルソン&コレッリ&ディースカウでマゼール指揮サンタチェチーリアも面白い。そー言えば村上春樹さんが朝日の朝刊でクラシック音楽を語る新刊『古くて素敵なクラシック・レコードたち』(文藝春秋)を出版されたことでインタヴューを受けてグールドやグルダやマルケビッチやフリッチャイについて語っておられた。「素晴らしい音楽は自分の耳を信じて自分で決めて」…というのは当然のことですよね。しかし村上氏はオペラは聴かれないのかな?陸上競技の三段跳び女子で世界新記録で優勝したベネズエラの選手は凄いですね。東京のコロナ感染者数の増加に五輪開催が影響を与えていないことはないと想像するけど菅総理や武藤組織委事務総長は「影響なし」と発言。尾身分科会会長や鳩山元首相は「影響あり」。科学的にはどーなのかな?五輪もコロナも政治マターでしか語れないように思われるのは残念としか言い様がないですね(>_<)

7月31日(土)
朝ベッドのなかで井沢元彦『逆説の日本史26日露戦争と日比谷焼打の謎』第1章「廣瀬中佐と乃木大将」読了。面白い!乃木大将はけっして愚将ではないのですね。司馬遼太郎も時として間違えることはあるのですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。隣家の婆さんが家の外に出てきて「暑いですねえ。驚くほど暑いですねえ」と話しかけられたので「夏じゃないですか。暑いのは当たり前ですよ。夏なのに雪が降ったらそれこそ驚きですよ」と答えると「ホント。そのとおりですわ。おほほほほ」もうすぐ百歳なのに元気なお婆さんですね。そー言えば昨日共同通信の編集者が小生の書いた原稿に少し問題が…と電話をかけてきた。「老婆」という言葉は使えないらしい。「老婦人」「老夫人」ならOKと言われたがしっくりこないので「お婆さん」にしてもらう。いろいろありますね。メディアの世界は。ワン。時折TVの五輪に目をやりながらデスクワーク。スポーツを見るのに時間を取られて映画を観る時間がないのでデスクワークの時の音楽が楽しみ。五輪期間中にヨーゼフ・カイルベルト指揮バイロイト音楽祭のワーグナー『ニーベルンクの指環』に興奮。若きハンス・ホッターのヴォータンは本当に素晴らしい。プッチーニの『トゥーランドット』も新たに素晴らしさを発見。このオペラにはいろいろな音が混ざってますね。主役はマリア・カラス。シュワルツコップのリューが可愛い綺麗な歌を聴かせる。ビルギット・ニルソンのトゥーランドット姫も凄い!カラフはフランコ・コレッリで指揮は何とレオポルド・ストコフスキーのメトロポリタン歌劇場ライヴ録音。オペラ評論家の故・永竹由幸さんは本当に良い録音を発掘してCDにしてくれましたね。オリンピックは野球に柔道に水泳に…スポーツは面白いけど一度期にこんなにも沢山の競技をする必然性はありませんね。チョイと食傷気味。ソレによって世界平和が訪れるとも思えませんし大谷翔平のホームランも見たいですね。本日井沢元彦さんから郵便で『井沢式新ニッポン風土記・東日本編・西日本編』(旅行読売出版社)送られてくる。おまけに筒井康隆大先生からも『活動映画と家族』(現代新書)が著者謹呈として届く。コノ面白い本は出版社から送られてきて素手の読了。しかし音楽も本もスポーツと違ってどれだけ沢山も食傷気味にはならないですね。ナンデカナ?考えてみましょう。寝る前にTVで『ハドソン川の奇蹟』をやっていたので久し振りに映画をチョイと見てしまう。DVDでよく知ってる内容。クリント・イーストフッド監督トム・ハンクス主演のイイ映画でけど字幕でやってほしいですね。

7月30日(金)つづき
夕方から『ニューズ・オプエド』解説者リモート出演。アンカーは明治大学名誉教授の蟹瀬誠一さん。冒頭でIOCと組織委の憲章違反について話させていただく。そのあとゲストの佐野秀光さん(安楽死制度を考える会代表)やザ・ニュースペーパーの福本ヒデさんとコロナについてなどナンヤラカンヤラ話し合ったあと後半はヒデさんの新作パロディ絵画についてイロイロ話す。ムンクの『叫び』をパロった菅総理の『文句の叫び』やダリの柔らかい時計をパロった拉げて撓る(へしゃげてしなる…と読みます)五輪など面白い作品についてムンクやダリについてイロイロ話して楽しい一時。小生が拙著『今こそ「スポーツと何か?」を考えてみよう!』で取りあげた「スポーツと美術」についてや日経に連載した『アート・オブ・ベースボール』の原点となったアメリカ版『Art of Baseball』についてもいろいろ話させていただく。こういうアートとスポーツの話はまた取りあげたいですね。

7月30日(金)
もう昨日と同じことは書かないことにします。IOCと組織委がIOC憲章違反をやろうがかるまいがもうどーでもいいことなんですね。どうせIOCは単なるイベント屋なんですから。オリンピックが平和に貢献するなんて誰も思っていませんから好き勝手にイベントをやって金儲けて下さい。ただし感染拡大を招くことだけは止めて下さい。嗚呼阿呆臭。井沢元彦さんに送ってもらった『逆説の日本史26明治激闘編 日露戦争と日比谷焼き討ち事件の謎』読み進む。面白い。ナルホド。ロシアと日本の「満韓交換論」に日本とアメリカの「韓比交換論」に日本とイギリスの「韓印交換論」か…世界中が植民地支配の帝国主義政策に踊っていた時代は無茶ばかりですね。国際政治は今もケッコウ同じなのかな?ワン。終日デスクワーク。時々五輪スポーツTV観戦。「観戦」という「戦」を使う感じに変わる「スポーツを見る」を表す良い表現はないものでしょうかねえ。フェンシングのエペで日本チームが団体で金メダル。フェンシングは面白いですねえ。なでしこサッカーはスウェーデンにベスト8で敗退。今のなでしこの実力かな。残念だけど。しかしスポーツは面白いですね。オリンピックという属性が付かなければもっと面白いでしょうねえ。そこに気付くことがスポーツ文化のための第一歩かもしれませんね。スポーツからあらゆる属性を排除せよ!今後はこの主張を繰り返しましょう。スポーツで親会社の宣伝をすることも新聞を売ることも世界平和を目指すこともやめてスポンサーはスポーツの素晴らしさを認めてスポーツの発展を支えましょう!

7月29日(木)
昨日と同じことを書きます。東京五輪組織委は今も国別メダル「ランキング」を載せて毎日更新しています。これは明らかに《五輪組織委は国ごとの世界ランキングは作成してはならない》というIOC憲章第57条違反ですね。でもIOC公認でやってるらしいです。リオ五輪で政治家の安倍マリオが登場したのも明らかに五輪憲章違反でしたがコレも当時の森組織委会長によるとバッハIOC会長公認のもとでの行為だったらしいです。五輪の原理原則(国別対抗ではない・政治の介入は許さない)なんかもうどうでも良くなったのですね。ナンデモアリ。コレをジャーナリズムが非難も批判もしないのが一番悪いですね。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。テレビでオリンピックを見て…日本選手の活躍を見て…オリンピックはオモシロイ…という声をよく聞くようになったけどコレは間違いですね。スポーツがオモシロイのであってオリンピックがオモシロイのではないですから。「オリンピックを見ること」はできませんからね。またオリンピックは何が起こるかわからない…という言い回しも甲子園では何が起こるかわからないという表現と同じで誤りですね。スポーツは何が起こるかわからないのであってオリンピックや甲子園だけが特別というわけではないですからね。オリンピックや甲子園を特別視しないほうがイイですね。素晴らしいのはスポーツなんですから…という話をする。ワン。酷暑のなか黒兵衛と散歩。日本で最もスポ-ツに向いてる季節…という表現は五輪大会を招致したいからマァいいや…と3・11直後の当時は思っていたけどソレは「アンダーコントロール」の嘘と同じでやっぱり駄目だったと反省しています。あらゆる嘘はいけませんね。「ジンリューは減っている」とか「五輪と感染拡大は無関係」なんて嘘もダメですね。ワン。散歩のあとの水風呂で身体と心を冷やしてデスク・ワーク。スポーツジャーナリズムのあり方をイロイロ書き始める。夕方から『ニューズ・オプエド』解説委員として出演。MCは井沢元彦さん。番組の始まる前に『逆説の日本史26明治激闘編 日露戦争と日比谷焼き討ち事件の謎』(小学館)を送っていただいた御礼を言って番組ではまず五輪組織委が国別メダルの「ランキング」発表している酷さを喋る。メインゲストは男子新体操でインターハイ連覇し今は子供の体操教室やマッスル・ミュージカルなどの活動をしているパフォーマーの英次さん。マスク&ワクチン反対派だというのには驚いたけどマッスル派の人は何故こーなるのかな?井沢さんがトランプの喜びそうな意見ですね。小生の身体論とは少々隔たりがあったけどマァ人生イロイロ人もイロイロですなぁ。

7月28日(水)
組織委ホームページの「メダル順位」はまだ削除されず。オリンピックの意義や原理原則はもはや消えてなくなってただの巨大スポーツイベントになったのかな?それでも国別メダル獲得数などスポーツとは無縁のただ低俗に勝敗を煽るだけの人為的属性に過ぎませんよね。IOCも組織もIOC憲章違反を犯して何を馬鹿なことをやってるのかな?ワン。黒兵衛と散歩のあと汗まみれになった身体を冷やす水風呂。気持ちイイ。今日は五輪の原稿書き。共同通信の連載リレー評論『解読東京五輪』の6人目に登場する原稿。原稿を書いてる最中に担当者からメールが来てロバート・キャンベル(日本文学研究者)→保阪正康(ノンフィクション作家)→箭内道彦(クリエイティヴディレクター)→小笠原悦子(順天堂大教授)→加藤創太(政治学者)の各氏に次いで登場するということで各氏の掲載原稿が送られてくる。めっちゃプレッシャーを感じながらも昼飯食って夕方前に完成&送稿。オリンピックの原稿を書くためにオリンピックが見られないというのもオカシナ話だけどシャーナイか。しかし無観客開催となって用意してもらったチケットが使えなくなったのは少々残念。しかしコレもまぁ別にかまわないですね。1964年以来オリンピックはテレビで見るモノと心得てますからね。

7月27日(火)
朝ベッドのなかで『まんが水滸伝』。やっぱり暑い夏にベッドで読むのは絵付き物語のほうが気楽でいいですね。『水滸伝』は吉川英治でも北方謙三でも読んだことがなく関連本で読んだのは水滸伝を下敷きにしたパロディ小説の筒井康隆大先生の『俗物図鑑』だけ。一度きちんと読まねばダメですね。ま。老後の楽しみに取っておきますか。ワン。黒兵衛と散歩。酷暑が止んでチョイ涼しいのは颱風のおかげ?五輪のサーフィンは好コンディションになるのかな?ワン。デスクワークのあと今日も『ニューズ・オプエド』出演。MCは上杉隆さん。ゲストはプロ・ゴルファーのタケ小山さん。小生は解説員として出演。オリンピックのことをイロイロ話す。タケさんのスポンサーとアスリートは対等の関係という話は面白かった。そう言えば横浜マリノスの監督として優勝したときの岡田武史監督はカルロス・ゴーンがMVPの選手3人に日産の最高級車を各1台プレゼントすると言い出したとき「スポンサーが勝手に現場に介入するな!」と拒否。それでも優勝記念に何かプレゼントを…とイイカッコしたいゴーンに対して岡田監督はチーム移動用の最高級バスを要求。お見事ですね。五輪の選手たちもスポンサーに対して卑屈にならないでね。IOCに対してもね。あ。東京五輪組織委員会がホームページでメダルの国別ランキングを発表しているというIOC憲章違反の話を取りあげるのを忘れてしまった。『オリンピック・マネー』の著者・後藤逸郎さんによるとコレはバッハ会長公認の行為らしい。だからIOC憲章違反だと気付いた組織委メンバーも取り消せないという。五輪憲章第57条に《IOCとOCOG(組織委員会)は国ごとの世界ランキングを作成してはならない》と明記されていてアノIOC絶対支持の春日良一さんでも「コレはダメ」と組織委とIOCに抗議した行為なのにどーしょーもないですね。IOCとバッハ会長は「世界平和」を隠れ蓑にした単なる巨大スポーツ・イベント屋に堕したようですね。ソフトボールは日本チームがアメリカ・チームに勝利。スポーツそのものはオモシロイですね。IOC憲章違反の組織委ホームページの「メダル順位」の表は今も(28日午前11時半現在も)削除されていない。

7月26日(月)つづき
夕方から『ニューズ・オプエド』アンカー・リモート出演。ゲストはスポーツライターの小林信也さんと元JOC職員の春日良一さん。小生に言わせると各国選手団入場行進の民族衣装と天皇陛下の簡潔な開会宣言以外は中味のないカスカスの(ただしトップの不祥事に振り回されながらがんばった現場のメンバーは讃えたいですが)東京五輪開会式を御両人とも高く評価。まぁ人によって感想は違うでしょうからね。しかし小生と小林氏が長すぎたと批判したバッハIOC会長の挨拶を聞いてその素晴らしさに涙が出たという春日氏の意見には唖然。まぁ人生イロイロ人もイロイロですからね。もっとも東京五輪組織のホームページで明らかな五輪憲章違反の国別「メダル順位」が発表されているのを指摘すると春日氏も既に気付いていて組織委に削除を申し入れたとか。ところが組織委の知人の反応が鈍いのでIOCにも憲章違反を指摘するメールを送ったとか。しかし27日午前11時半現在まだ五輪憲章違反は訂正されてませんね(>_<)。組織委の五輪憲章違反を放置するのはマズイと思いますが…。晩飯と風呂のあと卓球男女混合ダブルスを見てバンザーイ!水谷&伊藤はドイツ戦も凄かったけど素晴らしいペアですね。卓球というスポーツ競技は面白いなあ。

7月26日(月)
『日本哲学の最前線』ベッドのなかで読み進む。これは相当に面白い。よし。《J哲学》を勉強するぞと《意志》を持つことは《過去を忘却すること》につながるのだからよくないのかな?ムズカシイはオモシロイ?ワン。ベッドから出て黒兵衛と酷暑のなか散歩&水風呂でスッキリしてデスクワークの初めに資料調べで東京五輪組織委のホームページを開いて仰天!!「メダル」という項目をクリックすると「メダル順位」というタイトルのもとに各国の金銀銅のメダル獲得数が順位付けで並んでいる。これはオリンピックは国家同士の争いではないと規定した五輪憲章違反ではないの?五輪憲章第57条には《IOCとOCOG(組織委員会)は国ごとの世界ランキングを作成してならない》と記されてますからね。かつてソチ冬季五輪の組織委でも同様のことがあって気づいた人が指摘すると即刻削除されたという「事件」があった。またIOCのグループ会社が配信する「オリンピック・チャンネル日本語版」が今年1月過去の「オリンピックのメダル数ランキング」を掲載していたのを『オリンピック・マネー』(文春新書)の著者の後藤逸郎さんが憲章違反を指摘して削除されたこともある。これはどう考えても東京大会の組織委員会(OCOG)の行為としてはやってはいけないことでしょう。日本が金メダル獲得数で上位になるから五輪憲章違反を承知でやったとしたのかな?組織の人は五輪憲章を知らないのかな?オリンピックの理念を知らないのかな?

7月25日(日)
ベッドのなかで久々に漫画出ない本を読み始めたら面白くてやめられなくなった。山口尚『日本哲学の最前線』(講談社現代文庫)は初っ端から《ヴィトゲンシュタイン研究で有名な鬼界彰夫》が出てきてビックリ。《J哲学》という言葉を使い始めたのが彼らしいが彼は高校時代の1年後輩で小生が最も仲良くしていた同級生のNクンと同じ山岳部でインターハイに出たメンバー。Nクンは京大山岳部で南アルプスで表層雪崩で遭難したときに亡くなったが生き残った彼が哲学界で活躍しているのは嬉しいですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。長女がリードを引いて俺は雲古処理係。黒兵衛に引かれずに一人で坂道を登るのはチョイしんどいですね。ワン。帰宅して水シャワーと水風呂のあとは『連合通信』の短い連載コラムを仕上げて五輪競技TV観戦。観戦という言葉が感染につながるのが気になりますね。そもそもスポーツに「戦」の文字を使うのが間違ってるのかな。スケボー&ソフトボール&水泳&柔道などいろいろ楽しむ。こんなに沢山の競技を一時にやらなくても良いですね。それにスケボーは五輪となると何故かユニフォームなどに規制があって本当はもっと楽しい競技だとか。それはともかく日本の若者の金メダルは見事でした。開会式で天皇陛下の開会宣言の時に起立の遅れた菅総理はスケボー優勝者には祝いの電話をしないのかな?別にイイけどお祝いの電話の時くらいはメモを読まずに話してほしいですなぁ。夜はサッカー。見事にメキシコに勝ちましたね。

7月24日(土)
『ゴルゴ13』ベッドのなかでリイド社文庫の100号を読んでいたら舞台がチベットの話が出てきた。ゴルゴがチベット側についてパンチェンラマを守りチベット仏教を弾圧して刺客を送った中国共産党の殺し屋とチョモランマで銃撃戦。チョイとUp to dateなテーマ。ゴルゴが政治的立場を鮮明にすることはないがこの物語は必然的にそうなってしまった。ウイグル問題を扱った一編はないのかな?ワン。昨晩から我が家にやって来た長女と一緒に黒兵衛の散歩。暑い。夏だから当然ですね。でも熱中症注意外出自粛なかで開かれるスポーツ大会は辛いですね。ワン。ただテレビ番組のなかにクダラナイ番組でなくスポーツ番組が沢山あるのは五輪の唯一認められる点かな?午後から鎌倉市の配ってくれたタクシー夢柳チケットを使って鎌倉武道館へ。ヨメハンと揃ってファイザー社の新型コロナワクチン2度目の摂取。世の中では様々な問題があっても鎌倉市高齢者摂取は問題なく進んでいる様子。体調にも変化なしで夜は柔道を楽しみながらビール&白ワイン&晩飯。金メダルだのガンバレニッポンだの日の丸を背負ってだの様々な属性が存在しないほうがスポーツは面白いのですけどね。テレビで見る無観客のスポーツは通常のオリンピックよりも少しはスポーツそのもののパフォーマンスが見られると言えるかもしれませんね。うわっ。瀬戸大也が決勝に進めず内村航平が鉄棒から落下。それもスポーツそのものに内包された残酷さがリアルに出現した結果と言えるかもしれませんね。

7月23日(金)
ベッドの中で読む『ゴルゴ13』。面白いんですけど時代的古さも面白さの一因になっているところは辛いかな。いや劇画はそれでいいのでしょう。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。酷暑で思い切り汗をかいて水風呂。このパターンが日課になってきた。いろいろデスクワークしていたら五輪組織委の幹部の方から電話。次々と不祥事が続いたことについての説明とお詫び。「IOCには腹の立つことも多いでしょ」と言うと「今は何も喋れないけど大会が終わったらイッパイやりながら話しましょう」。夕方RKB毎日放送TV『タダイマ!』にリモート出演。オリンピックのことをイロイロ話す。事件も山ほどあったけど「今回の五輪が体育からスポーツへの変化」という重要な役割を担っていることに注目してほしいと話す。夜はもちろん五輪開会式。各国選手の民族衣装による入場と天皇陛下の開会宣言は素晴らしかったけどバッハIOC会長と橋本組織委会長の挨拶の長さには辟易。開会式のイベントにはノーコメント。漫画の吹き出しもゲーム音楽もプリント柄のスタッフ・ユニフォームも解説をつけなければ理解できないダンスもトップの不祥事とコロナのなかで皆さん一所懸命やったのですからすべてノーコメント。ドローンはテレビではわかりにくかったのが残念。海老蔵が『暫』の衣裳で登場したので「暫く暫く暫く暫くうううう!」と叫んで五輪を止めるのかと一瞬驚いたけどそんなわけナイですよね。小生がsubculturalでなくもう少しauthenticに…と思ったのは歳のせいでしょうか?

7月22日(木)
筒井大先生の映画の本は昨日アッという間に楽しく読み切ってしまったのでベッドのなかでは夏はやっぱりカルイものがイイと手を伸ばしたのは『ゴルゴ13』の文庫本。面白い。ナチスの残党に社会主義国のスパイ。最新のゴルゴ13はどんな世界のシチュエーションになったのかな?しかし今朝は朝7時過ぎにベッドを抜け出して顔洗って食事してZOOMへ。RKB毎日放送『インサイト』早朝版にZOOM出演。東京五輪で注目してる選手としてバドミントンの桃田選手と体操の内村選手をあげて話す。桃田選手はイロイロあって人間的に大きく成長してのオリンピック。その成長ぶりに注目。内村選手は鉄棒1本に絞っての挑戦。体操は不可能に挑戦するのではなく人間にできることを発見する競技との塚原光男氏の言葉を紹介。この言葉はスポーツを見るときのキモですよね。少し休んで8時半からレギュラーの『インサイト・カルチャー』にZOOM出演。イジメ問題で辞任した作曲家の話題をとりあげて東京五輪のプロデューサーは何故開会式にサブカルにばかり注目したのか疑問という話をする。過去の五輪の開会式の音楽担当はリヒャルト・シュトラウス&古関裕而&ジョン・ウイリアムス&坂本龍一&サイモン・ラトル…演出はsuウォルト・ディズニー&チャン・イーモウ&ダニー・ボイル…ですからね。日本の著名なアーティストは反原発の人が多いから使われなかった?あるいは広告代理店のプロデューサーが無知で教養がなかった?ラジオを終えて酷暑のなか黒兵衛と散歩。ワン。帰宅後の水風呂が嬉しい。終日デスクワーク。五輪競技は昨日ソフトボールのオーストラリア戦の一部となでしこジャパンのカナダ戦をTV観戦。今日はソフトのメキシコ戦と男子サッカーの南ア戦を見る。スポーツは面白いですね。しかしオリンピックでなければならない理由はあるのかな?

7月21日(水)
ベッドのなかで筒井康隆『活劇映画と家族』読み進む。映画好きの人と好きな映画の話をしたり映画の話を聞くのは面白い。この本の魅力はそんなところかな。見てない映画のDVDが出てるかどうかamazonで探さなければ。筒井先生が面白いと書いてる映画を観てないのは最悪…というより残念の極みですからね。できれば筒井先生の傑作小説『美藝公』(映画関係者が政治を支配して政治家の政治を大批判する小説)を再読してから筒井先生ご推薦の映画を観たいですね。ワン。黒兵衛と散歩のあと水風呂。気持ちイイ。雪のなかで裸で暴れたあとのサウナの逆か。ワン。女子ソフトボールで五輪競技は幕が開きましたね。観客はいなくてもスポーツは面白いですね。属性は全部取っ払った方がスポーツの純粋性が際立ってイイですね。世界平和も金メダルもオリンピックも全てスポーツにとってはスポーツの本質に人為的につけ加えられた属性に過ぎないことが今回の東京五輪で浮き彫りになりましたね。午後某雑誌記者から電話。東京五輪にまた不祥事。今度は開会式の演出担当者にユダヤ人大虐殺をお笑いのネタに使った過去があることをユダヤ人団体が指摘したとか…。五輪関係者の相次ぐ不祥事は発覚にはもうウンザリですがコレが現在の日本の状況なんですね。悲しいことですね。1964年の東京五輪で汚穢都市と呼ばれた汚い東京が少しは綺麗になったように日本人の差別意識(不祥事で表沙汰になった女性差別意識・障碍者差別意識そして人種差別意識etc)に反省と改善が生じることを五輪のレガシーにしなければ!と祈るほかないですね。夕方から『ニューズ・オプエド』解説者として出演。アンカーは井沢元彦さん。ゲストは本間龍さん。東京五輪はインパール作戦と同じ…と言い続けている本間さんの言葉が生々しく現実味を帯びてきましたね。東京五輪はコロナの感染者や重傷者や死者がどういう数字になったら中止されるんでしょう?1968年のメキシコ五輪は開幕前10日に反政府デモを何百人も機関銃で撃ち殺して開幕に漕ぎつけた事件(トラテロルコの大虐殺)があったし72年のミュンヘン五輪では大会期間中にテロリストがイスラエル選手団を人質に選手村に立て籠もり10人以上の死者を出しても「テロに負けない」という「名目(意志?)」で大会が続けられた。これが五輪の目指す平和なのかな?五輪では常に「西部戦線異状なし!」なんですね。嗚呼!

7月20日(火)
夏はベッドで読む本はヘヴィなものは避けてなるたけライトなものにしたいと思うから漫画とか劇画がイイ。しかし再読できる漫画は少ない。どうするか…と思って寝苦しく目覚めた深夜ベッドから手を伸ばすと筒井康隆『活劇映画と家族』が手に触れた。ヤッタアー!ブワンザーイ!まだ読んでなかった…で読み出すと面白くて止まらない。そのうち眠たくなって寝苦しい夏の夜も健康に睡眠。暑い夜は筒井康隆を読みましょう。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。真夏の太陽ギラギラとは言え梅雨の蒸し暑さが消えて気持ち良い。ワン。帰宅して水風呂のあと仕事。東京新聞経済部からトヨタの五輪からの撤退について電話取材を受ける。トヨタやパナソニックにとって五輪はオワコンになったのかも…。きっと中国は喜んでるでしょうけど近い将来肥大化した五輪は民主主義的な運営が不可能になり世界の全体主義化を押し進めるかもしれませんね。冷静には語れない事態ですが…古代ギリシアのオリンポスの祭典はキリスト教によって潰されけど近代五輪は民主主義勢力によって潰したほうが良いかもしれませんね。それにしても東京五輪は不祥事が止まりませんね。組織の人や広告代理店(電通)でCMの仕事をしている人は歴代の五輪の音楽担当や開会式演出がリヒャルト・シュトラウス&ウォルト・ディズニー&古関裕而&ジョン・ウイリアムス&坂本龍一&ジョン・ウイリアムス&タン・ドゥン&チャン・イーモウ&ダニー・ボイル&サイモン・ラトル…といった素晴らしい芸術家たちだったことを知らないのですかね?東京五輪はサブカルとCMの祭典になるのかな?晩飯後テレビ局の迎えのクルマに乗って東京汐留日本テレビへ。春日良一さんと仲良く一緒に(笑)『深層NEWS』スタジオ出演。テーマはもちろん間近に迫った東京五輪。コロナ感染防止の責任者の顔が見えないことと開幕してからも中止する勇気を持ってほしいと語る。一部試合の中止・種目の中止・競技の中止・大会の中止あるいは一部の試合を中止して親善試合にすること…などなど東京五輪のあり方そのものを考えてほしい…等々イロイロ語って局のクルマで帰宅。途中コンビニに寄ってもらってビール購入。夜11時まで呑まずに我慢してから呑むビールは美味い!帰宅すると三枝成彰さんから電話があったとか。番組を見てくださって「開幕後も中止を考えてと言ってくれたのはヨカッタ」とお誉めの言葉。ありがとうございます。

7月19日(月)
朝ベッドでさいとう・たかを『太平記』読了。最後は塩冶判官や高師直など『仮名手本忠臣蔵』の登場人物が活躍するんでした。まぁ『忠臣蔵』が江戸の大名の刃傷事件をのそのまま舞台化するわけにいかないから『太平記』の世界に置き換えたのでしょうけどコンナオモシロイ話は原文で再読しなければ。ワン。ギラギラ太陽の猛暑のなか黒兵衛と散歩。ワン。散歩のあとの水風呂が気持ちイイ。いろいろデスクワークのなか午後から『ニューズ・オプエド』打ち合わせ。トヨタが五輪のTVCMをやめるなど五輪との関わりに距離を置くことにしましたね。コレは大事件ですね。IOCはますます中国とのつながりを強くするかも。南アのサッカーだけでなく7人制ラグビーチームにもコロナ感染者。イギリス陸上チームも!何故組織委はそれを発表しないのでしょうかねえ?感染拡大しても個人情報を守るワケ?そんな阿呆な!組織委は感染を隠したいのかな?夕方『ニューズ・オプエド』ZOOMアンカー出演。今日のゲストは青島健太さんと福島良一さん。酷い東京五輪の感染対策や酷い白鵬の相撲やサッカーが男女にパラ(ブラインドサッカー)も含めて全てユニホームを統一した話題などを取りあげてメインテーマは大谷翔平の素晴らしさ!福島さんの指摘したメジャーの過去にも10人程度しかいない長打数(二塁打数+三塁打数+本塁打数)合計100本超えになるかも…というのは面白い指摘でした。その他面白い指摘満載の楽しい話(オリンピックの話題より爽やかでイイですね)まだ見ることができますからどうぞアクセスしてください。https://op-ed.jp/東京五輪作曲者のイジメ(という以上の弱者虐待事件)は最悪ですね。東京2020はウンザリする事件が最後まで延々と続きましたね…原因はどこにあるのかな?

7月18日(日)
さいとう・たかを『太平記』中巻読了。下巻へ。楠木正成・正行父子櫻井の別れから湊川合戦へ。かつては太平記が平家物語よりも人気が上だった理由もわかる気がしますね。ワン。猛暑のなか黒兵衛と散歩。小生は意外と夏の猛暑やギラギラの太陽が気にならない。夏にネクタイして背広着て仕事というのはイヤだけどTシャツ1枚と短パン姿なら夏の暑さは好きですね。子供頃もギラギラの太陽の下で誰もいない建仁寺の塀に向かって一人でキャッチボールしてましたから。ワン。それに太陽の下で汗かいた後の水風呂は最高ですね。その後髭剃って昨日書いた原稿を再度チェックして簡単な昼食のあと迎えのクルマに乗って東京渋谷NHKへ。『視点論点』のVTR録り。カメラに向かって10分間の一人語り。この番組の出演は確か3回目だけど一人で喋るのは難しい。歳取ると舌の動きも滑らかでなくなる。歳とは関係なく過去もテイク8くらいやっていた。途中大きくミスると一からやり直しですからね。今回のテーマは『東京五輪開催の意義』。1回目冒頭2分くらいを練習の後本番。最後もで話すには話したけど11分くらいかかってしまったのでスタッフの方と話し合って原稿の一部をカット。そして2度目の本番は途中でミス。3度目もミス。舌が回らなくてやり直し。ふうううっと息を履いて水を飲んで原稿をめくる指サックをつけ治して目の前のカメラを見て(手元の原稿がカメラの前に映し出されます)4度目の本番。最後まで到達するもまだ少々時間オーバーで再度原稿をカット。TAKE5でようやくOKが出てフウウウウウ−っと溜息。東京五輪の1年延期が決まる前から話し合っていた企画が1年越しに完成!冷房の入ったスタジオだけど冷や汗をかきながらI've gotten!放送スケジュール(東京五輪開幕直前)は「最近のしごと」の「テレビ、ラジオ、講演…」欄に書いてありますので興味ある方はどうぞ。文字原稿も近々NHKのホームページ『視点論点』欄にアップされますがスタジオでカットする前の長い原稿は近々本HPで"蔵出し"するつもりです。NHKの用意してくれたタクシーで帰宅。ビール呑みながら大相撲。照ノ富士の顔面を左手で押さえながらの白鵬の右肘でのエルボウスマッシュは反則ですよね。そうでなくても不愉快ですね。相撲(素舞)じゃないですね。

7月17日(土)
さいとう・たかを『太平記』中巻読み進む。明らかにゴルゴ13の迫力ですね。途中何カ所か原文七五調の「東下り」の場面などの文章がそのまま引用されていて原文を読み直したくなったですね。コレも漫画入門の効用?ワン。ギンギラギンの真夏の太陽の下黒兵衛と散歩。汗だくの身体は水風呂で流してデスクワーク。NHK『視点論点』の原稿を何度も書き直したり『サンデー毎日』の校正をしたり…夕方大相撲で白鵬の横綱らしくない取り口にウンザリする。午後6時から京都の母校洛星高校の有志の会「四条烏丸会」に招かれて多くの後輩たち約50名とZOOMでビール呑みながら3時間以上ワイワイガヤガヤ。元Bリーグチェアマンの大河君や以前大阪で一緒に仕事した後輩もいたりして楽しい一時を過ごす。ネット呑み会も悪くないですね。

7月16日(金)
さいとうたかを『太平記』上巻ベッドのなかで読了。中巻へ。楠木正成や新田義貞が大活躍。足利高氏がワルに描かれてるのも解りやすくてイイですね。ヴェルディのオペラ『オテッロ(オセロー)』のイヤーゴが完全なワルに描かれてるの同じでソコまでワルに描かれるとメッチャ魅力的になりますからね。ワン。蝉時雨と梅雨明け猛暑のなか黒兵衛と散歩。もう10歳になる老犬のくせに元気。まぁ元気なことは良いことですね。ワン。散歩を終えて今年初の朝の水風呂。気持ちイイー。水風呂の後の熱いコーヒーが美味い。コーヒー飲みながら仕事開始。NHK『視点論点』の原稿を話しやすいように何度も書き換える。一人で10分話すのに舌がもつれる。菅総理を笑えないですな。話の中身では自信ありますが…。午後からバッハIOC会長の記者会見。原爆資料館を見てショックを受けたのは事実でしょうけどオリンピックで世界平和を本気で実現しようとしてるんでしょうかねえ?ならば自分のできることから…オリンピックで国旗掲揚と国歌吹奏をやめれば?中国のウイグル問題やBlack Lives Matterの活動はどうするのかな?夕方共同通信から電話取材&京都新聞からZOOMによるインタヴュー。バッハの広島訪問やオリンピック&パラリンピックについて。イロイロ話す。1964年のパラリンピック開会式が代々木の織田フィールドで500人くらいの参加者と千人くらいの観客で皇太子ご夫妻を迎えて行われたことやソノ会場には近所の神宮球場で行われていた早慶戦の大歓声や国立競技場で行われていた創価学会文化祭の大歓声が聞こえていた…なんてことはマスコミ関係者も(菅総理も?)知らない人が多いんですよね。NHKの原稿を書きあげて『チコちゃん』見ながら晩飯。あ。オールスター戦を忘れてしまった(>_<)コレはプロ野球が大好きなった小学2年生頃以来初めての出来事ではないだろうか…。ムムムムムムムム…この不覚はどう考えれば良いのか…嗚呼。

7月15日(木)
ベッドのなかで『まんが日本史太平記(上)』再々々読かな。後醍醐天皇のベッドシーンや楠木正成の大活躍。面白い。劇画はさいとうたかをさん。一度相撲の座談会で御一緒しましたがあんな温和しい方がゴルゴ13の作者だとは思えませんね。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。大谷翔平について話す。彼の凄さは何か?ひとことで言うと野球をやってるんですね。他には何もない。金銭欲も名誉欲も何もナイのでしょう。打って走って投げて滑って…思いきり野球をやる。だから誰もが心を揺さぶられるんね。だから誰もに好かれるんですね。世界平和だのスポーツの力だのイロイロゴタクを並べて結局は金儲け…と思われてるIOCとエライ違いですね。ワン。ラジオを終えて蝉時雨のなか黒兵衛と散歩。梅雨は明けたかな。ワン。終日デスクワーク。『ZAITEN』の連載「今月のスポーツ批評」でも大谷翔平選手のことを書く。オリンピックの記事ばかり書いていた(それも批判的な記事ばかり)よりも書いていても気持ちイイですね。夕方6時から再びRKB毎日放送のZOOMに入室。『RKBエキサイトホークス〜Be Colorful.Spice』リモート出演。MCは朝の『インサイト・カルチャー』と同じ櫻井浩二さん。アシスタントの上杉あずささんは自ら野球経験があって現在も草野球クラブの運営に携わっているとか。ホークスの実況がない日の特番でナント2時間!パソコンのZOOMの前で『スポーツとお金を考える!』というテーマで「オリンピックとお金」や「スポーツマンの長者番付」や「草野球の運営にかかるお金」などなどお金にまつわる音楽を流したりリスナーからの質問に答えたり…イロイロ話をする。楽しい2時間でした。番組を終えてビール&晩飯&フロ&ネル。新型コロナ東京の感染者は1308人。明日IOCバッハ会長は広島へ。どんな平和のメッセージを発するのか知らないが現在の状況で日本人や世界の人々の心に響く言葉を発するのは相当に困難なことだとわかってるのかな?オリンピックが世界平和に寄与してるなんて誰も信じていないのでは?

7月14日(水)つづき
ベッドのなかで横山光輝『平家物語』下巻読了。関係ないことかもしれませんが昔吉本新喜劇が『平家物語』を舞台にしたそうです。ただし「へいけものがたり」ではなく「ひらやものがたり」。貧しい平家(ひらや)に暮らす家族を源(みなもと)さんが追い出す話。いろいろやらはりまんなぁ。ベッドから出てMLBオールスター戦で大谷の活躍を堪能。野球を思い切り楽しんでる人の姿は美しいですね。オリンピックは思い切りスポーツをやろうとせずにオリンピックという政治をやろうとしているからダメなんですね。ワン。黒兵衛と散歩。蝉の声が喧しく響くようになった。梅雨も終わりかな。ワン。イロイロ準備して簡単な昼食のあと東海道線+宇都宮線でさいたま新都心へ。駅近くのホテルで30人くらいの聴衆+オンラインで税理士さんなどの集まり関東信越ミロク会計人会の皆さん相手に講演会。テーマは「2021年東京オリンピックの意義−なぜ日本のスポーツ界は東京五輪の招致開催にこだわったのか?」質疑応答も入れてたっぷり2時間近く。久し振りの講演を頑張る。終わったあと御礼の言葉を述べて下さった方が「こういう講演会は必ずある自慢話がまったくなくスポーツとオリンピックの素晴らしい話をありがとうございました…」と言ってくださったのは自分では気付かなかったけど嬉しかった。チョイと疲れて帰りの電車に乗り込んで缶ビールを買うのを忘れたことに気付く(>_<)コロナ以後はグリーン車でのアルコール類の車中販売がなくなったので仕方なく1時間15分不貞寝しながら帰宅。家に着いた瞬間思い切りビールを飲んで疲れを癒してフロ&ネル。

7月14日(水)
MLBオールスター戦で大谷にはホームランとは言わないけどヒットを期待したけど2打数無安打。初打席はヒット性の打球だったけどマァしゃーないですね。投手として1イニングを3者凡退に切り取っただけでも見事ですね。いや二刀流出場だけでブラーヴォ!ですね。

7月13日(火)つづき
朝ベッドのなかで横山光輝『平家物語』中巻読了。この漫画に登場する馬は昔の日本馬だから小さく描かれてるのですね。現代の時代劇ドラマや黒澤明の映画の登場する馬はアラブ馬ですからチョイと大きすぎるのですね。日本馬が消えてしまったから仕方ないけど。ベッドから出て黒兵衛と散歩。帰宅後ビデオに入れておいたMLBオールスター戦のホームラン競争を見る。大谷は2度の延長性に疲れ切った表情でソトの前に1回戦敗退。しかし見事にスター性を発揮しましたね。終日デスクワーク。気合いを入れてNHK『視点・論点』の原稿を執筆。『東京五輪開催の本当の意義(仮)』現在蔵出しコラム・スポーツ編にアップしている原稿を軸にして東京五輪を招致開催した最初の(本当の)意義を一人語りのシナリオにする。自分で声に出して読んで見て何度も修正。これでいいかな…とメール送稿するときは夕方になって大相撲見られず。ふううー。まぁシャーナイですね。仕事ですから。ビール呑みながらビデオに入れた大谷以後のMLBオールスター戦ホームラン競争を楽しむ。優勝は予想通りアロンゾでしたね。《ベースボールは子供の心のまま大人になることを許されたスポーツ》とは確かアメリカの作家フィリップ・ロスの言葉だったけどメジャーのホームラン競争を見ているとまさにそんな感じですね。五輪もそんなスポーツ大会にすべきなのでしょうが…。

7月13日(火)
大谷のホームラン競争はメッチャ素晴らしかったですねえ。スター性を備えている選手は全てが違いますね。

7月12日(月)
横山光輝『平家物語』上巻読了。中巻へ。山門(延暦)と寺門(園城)と平氏の関係が改めてよくわかります。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。梅雨が明けたのかと思わせる暑さ。しゃーないですね。夏だから。五輪招致時の招致委の文書には「日本で最もスポーツに向いてる季節」なんてウソを書いてたけど「アンダーコントロール」と一緒でやっぱりウソはいけませんね。ワン。終日デスクワーク。午後から『オプエド』スタッフや上杉隆社主と五輪期間中の『オプエド』連日放送について打ち合わせ。開会式連休(22〜25日)明けから土日と28日を除いて連日出演を確認。ハイ。『オプエド』は五輪期間中ゲームの勝敗ではなく五輪の意義を考え直す番組を連日放送するつもりです。夕方から『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは五輪IOC原理主義者(笑)の春日良一さんとスポーツ原理主義者(笑)の小林信也さん。小林さんは橋本聖子組織委会長へのインタヴューを済ませたあと放送開始にギリギリ間に合って出演。アスリートというのは「静かに」ゲームに臨むものと言う橋本会長言葉を受けて今回の無観客五輪&盛りあげない五輪がスポーツの本質に気付くきっかけになればいいと小林さん。IOCバッハ会長は広島へ何しに行くねん?ノーベル平和賞がほしいから?との小生の疑問に春日さんはそういう言い方は「残念で淋しい。平和を訴えるのが五輪の使命だから…」原理&理念はわかるんですが金儲けの株式会社も沢山ありますね…ということで五輪期間中にもそーゆー話題を続けようということで番組終了。晩飯食べながらサッカーU23ホンジュラス戦。吉田が1点先制したところで録画しておいた『新・映像の世紀第5集若者の反乱が世界に連鎖した』にチェンジ。60年代後半の若者パワー。ビートルズやミック・ジャガーの反戦でも支援や参加は驚かないけど病気が発病する前の学生スティーヴン・ホーキングがデモに参加していたのにはチョイと驚きましたね。60年代の(今とはまるで異なる)若者パワーを見たあとサッカーに戻すと後半20分から。2-1から1点返されたあとダメ押しの1点を獲得。いいチームになりましたね。

7月11日(日)
ベッドのなかで横山光輝の『まんが日本史平家物語(上)』読み出す。4度目くらいかな。横山光輝先生の絵は小学生の時に『少年サンデー』で毎週読んだ『伊賀の影丸』以来のお付き合い。長いなぁ。小生は『鉄人28号』よりも断然『影丸』のほうが好きでしたね。その後『三国志』までの長いお付き合いは手塚治虫氏と争うかな。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。暑い。梅雨が明けたのかと思わせる真夏の暑さ。首都圏の五輪が無観客になったのはむしろ熱中症対策として有効だったかも。ワン。終日デスクワーク。溜まっていたメールへの返事に時間を取られる。講演会もハイブリッド方式(少人数会場+リモート)で復活の兆し。明日の『ニューズ・オプエド』は春日良一さんと小林信也さんを迎えて「どーなる?どーする?東京五輪」。五輪の「美しい理念」とIOCの「少々見苦しい欺瞞性」も話し合いたいですね。そー言えば新宿で「バッハは帰れ!」というプラカードで抗議していた人がいましたね。安倍総理はどっかの雑誌で「五輪の反対している人は反日」と言ったとか。それって「反自民」「反政府」の間違いでしょ。夕方から久し振りに『鮨処もり山』さんへ。フランス帰りの隣人夫婦の2週間自宅隔離が終わったので御一緒に。バッハ会長の隔離は3日で終わったのかな?帰宅後クラシック音楽館でバーンスタインの札幌第1回PMFのリハーサルを久し振りに見る。コレに行く予定が直前に別の仕事が入ってバーンスタイに会う機会を逃しました。小学5年の時に彼がNYフィルを指揮した『新世界交響曲』を初めて買って以来のお付き合いだったのに…。小学生からのお付き合いは結構多いですね。

7月10日(土)
ジュリア・カジェ『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』ベッドのなかで読了。本のタイトルになってる命題が深められずにメディアの危機問題ばかりが書かれていて少々期待外れ。原題は『Sauver les médias(メディアを救え)』日本語のタイトルと中味が離れすぎてただけ期待が外れましたね。ワン。黒兵衛と散歩。フランスから一時帰国しているお隣さんが庭作業をしていたので「ボンジュール」と挨拶。「オトトイノてれびヨカッタ」と言われたので「メルシー」と返す。今日も終日デスクワーク。NHK『視点論点』の自分で喋る原稿を考える。が上手く纏まらず。締め切りに迫られないと書けないんですよねえ…何故か…トホホ…と思ってイライラしてると講談社から今月発売の現代新書が3冊届く。どれも興味深いものばかり!!筒井康隆大先生の『活劇映画と家族』は活劇映画(フィルムノワールのギャング映画や任侠映画や西部劇など)に描かれた「疑似家族」を論じたモノらしい。『白熱』『血まみれギャングママ』『前科者』…など小生の知らない面白そうな映画のタイトルが並んでる。すぐに読み始めます。山口尚『日本哲学の最前線』は日本の若き哲学者たち6人の考えていること(思想)を解説。絶対読まねば。クーリエ・ジャポン編『変貌する未来 世界企業14社の次期戦略』はフェイスブックのザッカーバーグやamazonのベゾスやアップルのクックやスペースXのマスクやNetflixのヘイスティングスへのインタヴューやTSMCのモリス・チャンやアリババのジャック・マー&ダニエル・チャンのリポート記事を集めた一冊。こーゆーなかに日本の企業や企業人は選ばれなくなったのですね…と思いながら読まねば。TBS『報道特集』はオリパラ組織委の杜撰なカネの使い方を内部告発。他のメディアは何故後追いしない?金平キャスターは丸川五輪担当相の記者会見で手を挙げていても当ててもらえなくなりましたね。他の記者も助けようとしない。同じジャーナリストが差別されてるのを憤らないのかな?あ。他の記者はオフィシャル・パートナーのメディア企業の社員つまり広報官でジャーナリストではないのですね。

7月9日(金)
朝ベッドで『何故ネット社会ほど権力の暴走を招くのか』読み続ける。《メディアは他の分野の企業とは異なり公共財の提供を第一の目的とする企業である。"公共財の提供"とは利益の最大化や株主への配当金の支払いを意味するのではなく民主的な議論に欠くことできない質が高く自由で独立した情報の提供を指している。少なくともメディアは他の分野の企業のようになってはならない。なぜならそうなってしまったら多く場合情報が犠牲にされてしまうからだ》あまりにも当然のことですけど日本では守られていませんね。メディアは野球チームを所有したりスポーツイベントを主催したりオリンピックのオフィシャルパートナーになったりしてはいけないのですね。ワン。黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。夕方文化放送『斉藤一美のニュースワイドSAKIDORI』電話出演。東京五輪について話す。世界平和のための世界の人々の交流という大義が失われてただのスポーツイベントに成り下がってしまったオリンピックは世界選手権やW杯よりも注目する価値がなくなったという話をする。大相撲は白鵬と照ノ富士を倒す力士が出てきてほしいですね。フジテレビからメールで昨日出演した『プライムニュース』のなかの一部をその30分前の今日の番組『プライム・オンラインTODAY』で使わせてほしいとのことで了解。番組を見てみると小生の発言の結構キモの部分「過度に商業化して大義を失ったオリンピックは既にオワコンになったと言えるかも…」といった部分が使われていた。晩飯後映画劇場は西部劇『太陽の中の対決』。ダサイタイトルだけどポール・ニューマン主演でアパッチに育てられた白人の男がインディアンから白人の人生に戻るなかで駅馬車で旅する間に遭遇する事件を描いた話。なかなか面白い筋書でマイケル・サンデルの投げかけるような難題(大事なカネを支払わねば人質が殺されるとき貴方ならどーする?的な難題)にニューマンはどこまでも冷徹に対処する。会話がえらく文学的で見ているうちに…あ…これ…読んだことがあると気付く。村上春樹の翻訳ということで買って読んだハードボイルド作家エルモア・レナードの『オンブレ』が原作。Hombre(オンブレ)とはスペイン語の「男(人間)」。原作を読み返したくなったのは映画の力?

7月8日(木)
ベッドのなかで『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』読み続ける。誰もが情報や意見を発信できるなかでそれを集約して一つのパワーにできるのは「愛」でも「知性」でも「ジャーナリズム」でもなく「権力」なワケですね。そう言えば最近のジャーナリストを自称する人たちは権力のスポークスマンが増えましたね…と思うのは私だけでしょうか?ワン。曇天のわずかなミストのなか黒兵衛と散歩。犬は気楽でいいなぁ。と思って黒い身体を見つめていたら突然走り出したので慌ててリードを引く。少し離れた場所で猫が横切ったのだ。猫のほうが気楽…いや気ままに生きてますね。終日いろいろデスクワーク。IOCバッハ会長が来日。笑顔で自動車から手を振っている。この人は猫よりも気楽なのかな?正代はどうした?白鵬は強いなぁ…と大相撲を少し見たあとテレビ局の回してくれたタクシーに乗って東京お台場フジテレビへ。BSフジ『プライムニュース』にスタジオ生出演。一緒に出演は自民党武見敬三参院議員と政治ジャーナリストの田崎史郎氏。放送中に東京五輪五者協議が開催されて首都圏での五輪競技の無観客が決まる。無観客と言っても「関係者」は入れるわけで小生にも取材記事を書くうえで某メディアから入場券を与えてもらえることになっている。メディアは多くのチケットを手に入れてるはずだから田崎さんも(司会の)反町さんも競技会場に入れますよね…と言ったら御両人とも自分には回ってこないとか。小生の入場券は無観客でも使えるのかな?小生は無観客開催の現場を取材したいだけで競技は別に興味ないけど…メディアも「関係者」として手に入れた入場券を取材だけでなく営業等にも使うわけで「入場券を無にされた人々の無観客の側」に立ってるわけじゃないのでソノ事実を(人数)とか発表すべきですね。最後にどんな大会に…?と聞かれたので某建築家に聞いた話として「良い建物とはアレを造ったのは俺だと言う人の多い建築」という話をする。設計者から施工者から大工さんから左官さんから資材運びの人までがアレを造ったのは俺だ自慢できる建物…のように東京オリンピックと俺は関わった…俺は見た…と自慢する人が現れる大会になるかどうか…既に多くのボランティアの方々は去ってますね…。最後に「提言」を求められたので「中止も視野に入れて国別メダル獲得数はNGに」とボードに書く。アスリートの準備条件が不平等のなかで行われる大会でモトモトIOC憲章で五輪は国家間の闘いではないと規定されているわけですからメディアは国別メダル数の掲載をやめるべきですね。IOCは五輪を盛りあげるうえで国の闘いを(裏で)煽るのでしょうけどね。番組終了後武見氏に古代ギリシアのオリンピアの祭典は戦争を止めるためのうえに感染病に打ち克つためという意味があったことを教えてあげる。「菅さんも今日の記者会見の冒頭にそういう話をすりゃイイのに教えてあげる人はいないのかな」小生が傍にいても教えてあげなかったでしょうけどね。反町さんには五輪の商業主義が始まったのは1984年のロス大会からと番組中に言われたのは間違ってないけどその大会は税金を1セントも使わず成功したのにソノやり方を全てIOCが奪って商業化の拡大と大会の肥大化が進んだ…と説明してクルマで帰宅。途中コンビニに寄ってもらってビール買って飲みながら…疲れを癒して…。

7月7日(水)
『古事記』『火の鳥』と読み進めたからには『日本書紀』にも手を出さないと…とも思って岩波文庫を持ち込むがサスガにベッドのなかではハードで『まんがで読破日本書紀』(イーストプレス)に変更。『ゴルゴ13』に出てくるようなキャラの天皇たち。まぁエエか。ワン。曇天の低い雲の下黒兵衛と散歩。そー言えば現在も東京新聞で島田雅彦さんの連載小説『パンとサーカス』が続いてる。東京五輪にぶつけて『パンとサーカス』。ナルホド。しかし新聞小説というのは毎日きちんと読み続けないといけないので困ったものだ。早く単行本にしてください。《人は一人になった瞬間集団の狂気に対する批評が生まれる》とは確か彼がどこかに書いていた言葉。「戦争状態になれば人は飢餓に耐えられる」と言ったのは確か毛沢東。オリンピックというサーカスは疑似戦争かな?ワン。朝から大谷のピッチングに酔う。見事な勝利投手。2死満塁では三振してしまったけどアノ場面で打ってたらヤリスギですね。昨日本欄に書いたアカデミー賞とトニー賞とグラミー賞にエミー賞まで食えなきゃなりますよね(^o^)終日デスクワーク。『プレジデント』の「オリンピック本10冊」の校正をしたり週末締め切り原稿の構成を考えたり。大相撲は白鵬がまた薄氷相撲。しかし負けないなぁ。風呂のあとベッドへジュリア・カジェ著『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』(徳間書店)を持ち込み読み始める。5年くらい前に出た本だけど送られてきて何故か読んでいなった(>_<)。なんでかな?メディアに関する本は読んでおかなければなりませんよね。

7月6日(火)
ベッドのなかで手塚治虫『火の鳥@黎明編』読了。10度目以上の再読だけどやっぱり凄かった。手塚治虫に国民栄誉賞が与えられてないことで同賞はその価値をかなり落としてますね。ワン。黒兵衛と散歩の前に東京新聞に目を通すと昨日電話取材に応じた小生の大谷翔平に対するコメントが載っていた。メジャーの野球などを全然知らない人にも解るように大谷の凄さを別のモノにたとえてほしいと言われたので彼のメジャーでの活躍はアカデミー賞とトニー賞の最優秀主演男優賞を同時受賞してグラミー賞の最優秀アルバム賞も同時受賞するようなモノと答えた。イチローはアカデミー賞助演男優賞の受賞で松井は助演男優賞ノミネートかな。それも凄いことですけど大谷は破格ですね。朝日新聞からも電話がかかってきたけど小生のコメントは載っていなかった。ボツかなと思ったら朝日デジタルに載っていた。「打者か投手に戦したほうがイイと言う人もいるけど大谷は記録よりも記憶に残る選手」興味のある方は読んで下さい。ワン。雨のなかを黒兵衛と散歩。熱海土石流の被害者の方々のことを思うとこの程度の雨にウンザリしても仕方ないですよね。ワン。終日デスクワーク。晩飯時にTVのニュースで東京五輪選手団の結団式と激励式が放送されていた。そこで盛んに口にされた言葉が「スポーツの力」。「スポーツの力とはどんな力か?」というテーマで一冊の本が書けそうですね。「スポーツの力」は確かに「個人の人生を生きる意欲が湧いてくる力」も備えてますが「ヒトラーや習近平を支持する力」も「衆院選で自民党を優位にする(敗退させる)力」も持っていると言えるかもしれませんからね…とあまり深く考えずに書いたら同時に「それらは本当に[スポーツの力]と呼べるのか?]という疑問が湧き出してきた。ヨシ。『オプエド』でコレをテーマに取りあげよう!山本敦久先生!よろしくお願いします。

7月5日(月)
ベッドのなかで石ノ森章太郎『古事記』読了すると手塚治虫の『火の鳥@黎明編』を読み直したくなり本棚にあった角川文庫を引っ張り出し読み始める。『古事記』が換骨奪胎されてイザナギやヒミコやスサノオやサルタヒコやアメノウズメやニニギなどが活躍。久し振りに半分読み直したけど手塚治虫はやはり天才ですね。ワン。ベッドから出て雨のなか黒兵衛と散歩。けっこう強い雨で古いレインコートがボロボロ。2002年の日韓W杯で手に入れた日本代表応援グッズだから仕方ないか。あらゆるモノに寿命はありますね。ワン。終日デスクワーク。いろいろ準備して夕方からは『ニューズ・オプエド』。今日のゲストは神戸大感染症医師の岩田健太郎氏と成城大社会イノベーション学部教授の山本敦久さんとジャーナリストの木村元彦氏。テーマはもちろんコロナ禍での東京五輪の問題点だが木村氏にはサッカーW杯予選で来日したミャンマーのピエンアンアウリ選手の難民申請を支援する会が発足したことも報告してもらう。「日本ビルマ救援センター」で検索すればいろいろ情報がわかります。岩田先生は五輪に賛成でも反対でもないが感染者数が何人になれば中止するという基準が存在しないのが最悪のうえイベルメクチンは新型コロナに対するデータが皆無なので使用していないとのこと。山本先生はオリンピックは公共事業でなくIOCのスポーツイベントという視点から開催に反対。木村氏も小中学校の運動会を中止して五輪観戦を奨める政策を大批判。濃密な1時間でした。番組のあとは録画しておいた大相撲を見て(貴景勝は大丈夫かな?白鵬は今日も薄氷を踏む思い?)晩飯食いながら『新映像の世紀第4集世界は秘密と嘘に覆われた冷戦』を見る。ナチスの科学者を米ソで奪い合ってのロケットと核開発。KGBとCIAの秘密工作からアメリカの支援でビン・ラディンが生み出されるまでの現代史。コレは相当に濃い内容でした。高校生以上の若者にはオリンピックよりもコレを見てほしいなあ。

7月4日(日)
ベッドのなかでの学習をいったん中止。石ノ森章太郎『まんが日本の歴史 古事記』(中公文庫)を楽しむ。コレは同じ漫画家が描いた『家畜人ヤプー』(沼正三・原作/都市出版社)に通じるところがありますね。ワン。土砂降りの雨のなか黒兵衛と散歩。雲古を出すとソソクサと帰宅。そう言えば夜来鎌倉市の防災放送が響いていた。午前2時に避難指示と言われても誰もどーすることもできませんね。チョットそのあたりお上にも考えてもらわねば。ワン。昨日の熱海の土石流はどうも人災らしいですね。何年か前の広島での豪雨災害も宅地造成開発の末の人災だったのと同じかな?最近の日本は自然災害よりも人災の報が怖いですね。五輪の人災は大丈夫かな?ワン。終日いろいろデスクワークのあと夕方から中学高校時代の朋友5人が集まってZOOM呑み会。毎年1回集まってやっていたのが昨年のコロナ直前の会は小生に突然仕事が入って小生がパス。ZOOMとは言え2年ぶりの気の置けない仲間との集まりはやっぱり楽しいですね。フィールズ賞を逃した数学者とノーベル化学賞を逃した学者と元コンピュータ研究所所長と元経営コンサルタントとしがない物書きの集まり。30代の時に某雑誌の同窓生交歓に出てアトで豪華本が出版されたけど誰もソノ本を買わなかったという見事な奴ら。まさか70歳近くになるまで付き合い続けるのもなかなか乙なモノですね。イロイロワイワイ話して500cc黒ラベル3本とオツマミで3時間楽しんでベッドへ。

7月3日(土)
ベッドのなかで小笠原博毅&山本敦久『やっぱりいらない東京オリンピック』(岩波ブックレット)再読。やっぱり最大の問題点はメディア(ジャーナリズム企業)が自ら協力金を出してオフィシャル・スポンサー(オフィシャル・パートナー)になったことですね。これはやっぱりジャーナリズムの自殺行為であることを認めなければダメですね。そして日本のスポーツ・ジャーナリズムを正すキッカケにしないと…ワン。土砂降りの雨のなか黒兵衛と散歩。昨夜来の激しい雨に少々恐怖感も感じるほど。散歩から帰ってきて昼飯時のニュースで熱海の酷い土石流を知る。線状降雨帯は恐ろしいですね。午後から鎌倉市のタクシー・クーポンを使ってヨメハンと一緒に鎌倉武道館へファイザー社のコロナワクチンの集団接種を受けに行く。市の職員の人の案内で整然と進んであっと言う間にオシマイ。痛みもまったくなく違和感もなく(鈍いだけかな?)30分間本を読みながら待機して帰宅。ヨメハンは腕に少々痛みが…と言っていたがさしたる問題はなく昨日書いた『スポーツゴジラ』の原稿を推敲してメール送稿のあと『ブラタモリ』を見ながらビール&日本酒&晩飯。ワクチンを打たれた小生はまったく問題がなかったけど市の職員の方などタイヘンですね。2度目は五輪期間中だけど首都圏1都3県の感染者は漸増して大五派とも言われるなか医療関係者の方々は大丈夫かな?五輪をなぜ開催する(招致した)のかを3・11以前に遡って考えればソレは「体育からスポーツへの転換」であり「スポーツ庁の創設」であり「スポーツ産業の振興」だから既に目的のほとんどは達成しておりアトはお祭りとしてのイベントだけ。ならば祇園祭はイベント中止なのに五輪は開催というのも京都人には理解できないですね。

7月2日(金)
ベッドのなかでの学習再開。『現代スポーツ評論44オリンピックの価値を問う』の奈良女子大学石坂友司准教授の論文『東京オリンピックは理念なき大会か』という文章を熟読。そう言えば今大会のキャッチフレーズに「スポーツには世界と未来を変える力がある」という言葉も使われていましたね。「世界」と謳ったところがいかにも広告コピー的な空疎さを感じますが「スポーツで日本の社会と未来を変える」というのはJリーグが唱えて一定の意味がありましたね。それまで学校教育や企業宣伝のための体育や興行だったのがスポーツ(サッカー)のためのスポーツ(サッカー組織)を打ち出しましたからね。川淵三郎初代チェマンは「Jリーグは社会革命」と何度も口にしてその内容も伴っていました。はたして東京五輪は?《オリンピックを通じて社会を変え得る仕組みが作れればそれが持ちうる「象徴的な権力」はまだ十分利用価値がある》たしかに体育からスポーツへの転換が(言葉の上では)進みスポーツ庁もできましたからね。あとはどう機能させるか…ですがそれには次はマスメディアのスポーツ支配を変える必要があるはずですがその声は小さいですね。ワン。土砂降りの雨のなか黒兵衛と散歩。雲古が済むとサッサと帰宅。ワン。終日デスクワーク。『スポーツゴジラ』の新企画「理想のオリンピック」の原稿を1日がかりでウンウン唸りながら執筆。物書きの仕事を始めたころ某編集者に「400字原稿用紙1枚書くのに1時間かな」と言われたが今日は7枚書くのに7時間(途中昼休み1時間で合計8時間)。「IOCの解体の必要性」を書いた原稿としてはマァそのくらいの時間はかかりますね。締め切りはまだなので明日読み直して推敲してから送稿することにして『チコちゃん』見ながらビール&晩飯&酒。円周率の話は面白かったけどスーパーコンピュータの話もしてほしかったなぁ。明日は1回目のワクチン接種のため風呂入っやあとの酒は缶ビール350cc1本にしてベッドへ。

7月1日(木)
ベッドのなかでの学習もチョット疲れたので竹宮恵子まんが日本史 吾妻鏡』(中公文庫)を読み出す。3回目くらいだが面白い、里中サンの画力に改めて驚嘆。鳥獣戯画以来の日本の漫画文化の凄さにも改めて驚きますね。ベッドから出て黒兵衛と雨のなか散歩。やっと梅雨らしい雨。五月雨を集めて早し排水溝。旧暦では五月雨は梅雨の豪雨だったのですね。ワン。終日デスクワーク。東京オリンピックに反対する会からメール。ザハ・ハディド設計の新国立競技場が建設されようとしたときから運動をしている「神宮外苑と国立競技場を未来に手渡す会」の人々の運動が今も継続しているのですね。http://2020-tokyo.sakura.ne.jp/index.html小生は東京オリンピックの開催に反対しているわけではないですが政府の相当イイカゲンなやり方とIOCの金権主義の高圧的な組織にはウンザリしています。「反対派」の人と「開催運営者」が早くから話し合って上手い落としどころはなかったのでしょうかねぇ?開催延期で1年も「猶予」があったのに今頃何をバタバタとやってるのしょうね?丸川オリパラ担当大臣がボランティアへのワクチン接種が1回しか間に合わないことについて「一次的(一時的?)免疫を」と発言。そんな免疫ってあるのかな?それにしても中国共産党はスゴイですね。「絶対的な権力は絶対に腐敗する」というイギリスの歴史家の言葉がありますが中国がそうなるのはいつ?高島俊男『中国の大盗賊』(講談社現代新書)の毛沢東の章はメッチャ面白いので読み直しましょう。中国の歴代王朝はすべて盗賊が創ったんですね。

6月30日(水)
今朝もベッドのなかで『スポーツ批評44号』でオリンピックの学習。神戸大の小笠原博毅教授『逆説と倒錯-「問題」としての五輪』に多くのことを教えられる。そうですよね。「おかしなことを本来の姿に戻す」と言っても五輪にはそもそも「(クーベルタンの言った)本来の姿」に「オカシナこと」が多いのですよね。「(五輪の)オカシナ現状」という「結果」はそもそも「原因(IOC)が結果(五輪)に内在している」のですよね。だから結果(五輪)を正そうとすれば原因(IOC)に手をつけるほかないのですよね。IOCのバッハ会長とコーツ副会長は広島を訪れるらしい。Youは何しに広島へ?ノーベル平和賞狙い?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。いやぁ大谷はスゴイですねぇ。最新ハイテク機器を使ってバットスイングのスピードや角度を割り出しているのも凄いけどソノ最新テクノロジーの結果が打って走って投げて守っての投打二刀流三刀流というベーブ・ルースよりもさらに古いスタイルになっているところがスゴイですね。歴史は常に円環を描く?双六で言えば振り出しに戻る。ということはSDGs(Sustainable Development Goals)にGoalという言葉が入ってるのはオカシイ?所詮は現代資本主義の創り出した新しいキャッチ・フレーズだから言葉なんて軽くてイイのかな?「復興五輪」「アンダー・コントロール」「おもてなし」「レガシー」「安全安心」…と同じかな?ワン。終日勉強。晩飯後は「三人吉三」を玉三郎・染五郎(幸四郎)・松緑の旧歌舞伎座の舞台で見直す。うん。歌舞伎はイイナア。東京五輪の文化プログラムはどーなってるのかな?

6月29日(火)
『スポーツ批評44号』で今朝もオリンピックの勉強。eスポーツとは別種の身体の動きを実際に伴う仮想スポーツ(自宅で自転車を漕いだりランニングマシンを使って仮想現実のコースの画面を走ってタイムを競い合う等)をオリンピックが取り入れればコロナなどの感染症を心配せず肥大化した大会の開催も可能…しかしボールゲームや格闘技は無理だし…そこはeスポーツに任せる?ま。未来のオリンピックのことなど心配せずに幼稚園や小中学校の運動会のことを考えるほうが健康的ですな。ワン。黒兵衛と散歩のあとヤンキースvsエンジェルスの試合。大谷ホームラン!コレを書いてる翌日(30日)には2ホーマー。スゴイとしか言い様がないですな。終日デスクワーク。『スポーツゴジラ』や『月刊hanada』から依頼されたオリンピックや現代スポーツの原稿の構成を考えるなどイロイロ。晩飯映画劇場は『ピンポン』。少々話題になった宮藤官九郎脚本のスポーツ映画なので見てみるがコレは評価街の作品でした。スポーツ(卓球)の描き方に何の考えもない最低の映画でした。マイッタ。

6月28日(月)
今朝も『現代スポーツ批評44号』でオリンピックの勉強。IOCも生き残りに必死なんですね。それを支えているのが現資本主義経済体制なんですが中国ロシアなどの専制主義政治に頼らなければならない資本主義そのままにIOCは中国ロシアと手を組むわけですね。嗚呼。ワン。黒兵衛と散歩のあと『オプエド』の準備イロイロ。今日の準備と五輪期間中の準備。今年だけ特別の祝日がイロイロあるためスタッフの働き方にも影響。五輪期間中のゲストの手配もイロイロありますね。そして今日の『ニューズ・オプエド』は五輪からチョイと離れて大相撲名古屋場所を展望。ゲストは相撲ジャーナリストのお二人。荒井太郎サンと十枝慶二サン。国技館が五輪ボクシング会場となったための名古屋開催。白鵬vs照ノ富士の一番はナルホド見ものですね。白鵬は途中休場するようでは引退必至ですね。その他貴景勝・若隆景・遠藤・高安・明星・宇良…などの話題を楽しく…で五輪がどうあろうとも日本の大相撲は揺るぎもしないことで番組終了。あ。朝乃山の話題が出なかったなぁ。まぁしかたないか。晩御飯は『新・映像の世紀』を見ながら。『第3集時代は独裁者を求めた』ヒトラー&スターリンを中心にフォードやリンドバーグやデュポンもナチスに協力したという話。見ておかなければならない知っておかなければならない歴史ですね。風呂入ってビールを飲んでテレビをつけると神山征二郎監督『ハチ公物語』をやっていたので見てしまう。山城新伍サン懐かしかった。殿山泰司も八千草薫も。ハチの飼い主の大が樹教授を演じた仲代達矢は市川崑の『吾輩は猫である』の珍野苦沙弥とそっくり同じキャラですね。別に良いですが…動物モノは見てしまいますがヤッパリ…つまらないですね。吉本興行が(今は知りませんが)昔は動物と子供だけは舞台に上げないという不文律があたのも頷けます。動物と子供には役者も勝てませんからね。だからといって動物と子供がスゴイわけでもないし…新藤兼人の脚本は悪くなかったけど…市川崑の『猫』の方が上ですね。

6月27日(日)
朝ベッドのなかで『現代スポーツ評論44号オリンピックの価値を問う』(創文企画)を読んで勉強。寒川恒雄静岡産業大教授の「オリンピックの文明論」が面白かった。12世紀のイギリスではsportというジャンルのなかに運動競技・動物闘技・盤上遊戯・狩・ギャンブル・歌舞音曲・どんちゃん騒ぎ・観劇・酔っ払いまで入り《快楽快感を誘発する行為つまり遊び》は全て含まれ《見世物でありリアルな観劇である公開処刑》もsportの一種だったという。OED(Oxford English Dictinary)には《男女のいちゃつきあるいは性行為(sex)》もsportの語義として書かれシェイクスピアも『オセロー』のなかで《官能をもたらすセックスもsportであると表現する台詞が登場する》という。知らなんだ。小生のsportの定義ではsexは直接的な生産性を有するが故にsport(遊び)ではないとなるが…『オセロー』読み直さねば。ワン。黒兵衛と散歩のあとこの日はホンマに終日デスクワーク。東京五輪開催中の『ニューズ・オプエド』の企画を考える。近く発表します。晩飯前後映画劇場は『小説吉田学校』。最近の政治家が語るに落ちる酷さなので昔の政治家の様子を見直してみたくなる。吉田茂を森繁久弥が演じていて外見も喋り方も本物と見紛うばかり。田中角栄は西郷輝彦。官僚出身の政治家と党人派の政治家の闘い。三木武吉&鳩山一郎vs吉田茂&池田&佐藤&宮沢etc。すべては吉田の娘(夏目雅子)の台詞に集約されてますね。「講和条約までのお父さんは日本のことを考えて立派だった。でもそのあとは政権の延命を考えるだけ」今も「そのあと」が続いているようですね。風呂のあとはワイン呑みながら『土蜘蛛』と『三人吉三大川端庚申塚の場』月も朧に白魚の篝も霞む春の空…ほんに今夜は節分か…黙阿弥の七五調の台詞は本当に心地良いですね。右近や隼人など若手役者も悪くなかった。東京五輪の危機的状況も一先ず忘れて久し振りの歌舞伎を堪能。「ひとまず」って「一先ず」と書くのですね。ATOKに教えられる。70を前にして未だひよっこですね。

6月26日(土)
昨日の本欄に「終日デスクワーク」なんて書きましたけどソレはウソです(笑)。横須賀線と江ノ電に乗って掛かり付けの病院に定期検診に行きました。血液検査&尿検査&心電図。特に大きな異常はなし。久し振りに見る目の前に広がる江ノ島の横の太平洋は美しかったですね。波もなくサーファーたちが「ひねもすのたりのたり」と漂っていました。その後帰宅してウガンダ・コロナ情報でバタバタしてすっかり美しい太平洋のことを忘却。今は太平の世の中ではないのですね。ワン。黒兵衛と散歩のあと今日はホンマに終日デスクワーク。通信社の連載コラムを書いて送稿。そー言えばここのところ何ヶ月もスポーツについての原稿を書いてない。オリンピックについてのウンザリする原稿ばかり。《オリンピックがスポーツだと言うのは唐辛子催涙スプレーを食品だと言うようなもの》とはナボコフの「五輪反対本」に出ていた言葉だけどオリンピックの美しい幻想を利用して金儲けしている現代社会の支配者層にはいつか罰が当たるのでしょうか?それとも賄賂を使ってシドニー五輪を招致したコーツIOC副会長のように多くの人々は逃げおおせるのかな?そー言えば立花隆さんが亡くなられました。2度ばかりインタヴューさせていただいたことがあって小生がスポーツの話をすると「僕はスポーツ音痴だけどその話は面白いね」と耳を傾けてくださいました。おかげで調子に乗ってスポーツ論をぺらぺら喋ってこっちが聞くべきことが不十分になって…駆け出しの頃の失敗談ですね。合掌。そー言えば原信夫さんもなくなりましたね。中学時代に親父とコンサートに行ったのは2回。ニュー・グレン・ミラーと原信夫とシャープス・アンド・フラッツでしたね。親父はジャズと青江美奈と都はるみと歌舞伎が好きでクラシックは門外漢でしたね。晩飯後の映画劇場は昨日に続いて『軍閥』の後半。日本が負けるとわかってるのを記事にした正義漢溢れる新聞記者(加山雄三)は激戦地に飛ばされますね。ソレをナントカ新聞社は助けますが一緒に飛ばされた老年兵たちは犠牲に…。東条英機首相(小林武樹)は徹底した言論弾圧。天皇の言葉にも従わず最後は失脚しますね。今の世の中も似てるかな…?蘋果日報はなくなりましたね。日本の新聞もそーならないよーに。いや。もうなってるか…。

6月25日(金)
朝ベッドのなかで千野帽子というエッセイストの編集した『オリンピック』を読み直す。昨日取材を受けた『プレジデント』で選んだ「五輪本10冊」のなかから残念ながら落ちたもの。三島由紀夫・田中英光・沢木耕太郎それにあいりあのす『ギリシア奇談集』などが選ばれていて面白いアンソロジーになっているのだけど抄録になっていて少々残念。仕方ないですけどね。ただ小川洋子の『ハモニカ兎』や筒井康隆『走る男』は五輪関連短編としてメッチャ面白いうえ中野好夫の1964年パラリンピック(ストークマンデビル車椅子競技大会)のルポ『明るく朗らかな運動会パラリンピック観戦記』(週刊朝日1964年11月20日号より転載)はすばらしいですね。東京五輪の選手村選手練習場だった織田フィールドで皇太子ご夫妻(現上皇&上皇后)を迎えて開催された慎ましやかな観衆5千の開会式は神宮球場で行われた早慶戦や国立競技場で行われた創価学会文化祭が《7〜8万人の大観衆》を集める隣で行われていたのですね。《プロリンピック(プロのオリンピック)》を《見る気など毛頭なかった》中野好夫は皇太子ご夫妻が車椅子の選手に丁寧に話しかけられている様子などを活写したあと《これでいいのだとぼくは思う》と書く。そしてパラリンピックが終わったあとの身体障害者の日本大会も《できるだけ沢山の人が見てあげてほしい》と書く。中野氏が現在のオリパラを見ればどんな文章を書かれることだろう?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。ウガンダ選手団から2人目のコロナ陽性者。仕方ないですね。テレビで見ていてもバブル(泡)が破けてるのがわかるくらいですからね。インド由来のデルタ株に東京の感染者数の漸増。五輪はどうなるのでしょう?日本はどうなるのでしょう?晩飯のあとは昨日見た『沖縄決戦』に続いて堀川弘道監督映画『激動の昭和史 軍閥』。小林桂樹が東条英機を熱演。勝算なく合理性なく被害者妄想と気合いと根性と希望的観測だけで戦争に突き進む様子がよく描かれている。五輪委突き進む現在の日本人も同じですね。嗚呼。

6月24日(木)
朝ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。先週「五輪無観客はありえない(関係者と招待客が山ほどいますからね」という話に引き続き五輪の杜撰なコロナ感染防止策を話す。ウガンダ選手団にPCR陽性者が出たのに飛行機の同乗者(濃厚接触の疑いがある人)が無視されて他のウガンダ選手たちは成田空港から大坂泉佐野まで移動。コレはどう考えてもマズイっすよね。ウガンダの五輪委というのはIOCのJ・コーツ副会長・東京五輪調整委員長がシドニー五輪招致委員長時代に7万ドルの「賄賂」を送った国…という情報は今回のコロナ陽性と何の関係もありませんがどこか不愉快になる情報ですね。ワン。黒兵衛と散歩のあと急いで準備して東海道線で新橋へ。タクシーで赤坂TBSへ。『ひるおび!』生出演。2時間近く出っ放しで五輪とコロナの話題・過労で倒れた小池都知事の話題・五輪貴族の傍若無人ぶりの話題についてイロイロ話す。時間が押して最後の話題があまり話せなかったのは残念でしたね。政治アナリストのIサンに耳元で「IOCはまるでGHQだね」と囁かれる。ハイ。日本の政治家は逆らえませんね。逆らう気概もないですね。残された手段は…「血のメーデー」?TV局の用意してくれたタクシーで爆睡しながら帰宅。ZOOMで『プレジデント』編集部のインタヴューを受けて「オリンピックを理解するための本」10冊を選ぶ。ダイジェストはいずれ『プレジデント』に掲載されたあと本HPでも発表するつもりです。晩飯後は岡本喜八監督の大傑作映画『激動の昭和史沖縄決戦』後半を見る。丹波哲郎と仲代達矢の両参謀が意見の食い違いから激論を交わす演技が凄い。田中邦衛も加山雄三もイイ味出してますね。沖縄を捨て駒にする本土の大本営と航空機の援護が期待できないなかで苦悩し自決する沖縄の人々。あまりに大きな悲劇のなかで岡本監督は人間への愛情を失わない演出で見事な映画に仕立てあげましたね。毎年6月には沖縄の悲劇を忘れないために見直したい映画ですね。

6月23日(水)
今日(木曜)はチョイと日記をサボリます。いつも翌日に書いてるのですが木曜は朝がラジオ昼がTBS『ひるおび!』夕方がプレジデントのZOOM取材で前日(水曜)を振り返る余裕なしです。歳取ると疲れやすくなりますねえ(>_<)ただ昼の昼食時にテレビで見た見た「沖縄慰霊の日」の追悼行事に触発されて夜晩飯前に岡本喜八監督の映画『激動の昭和史沖縄決戦』を半分だけ見ました。この映画は岡本喜八監督の大傑作ですね。

6月22日(火)
ボイコフ『オリンピックに反対する側の論理』読了。既にオリンピックは歴史的役割を終えた…要するにオワコンだとNYタイムズは本書の書評に書いたそうだけど資本主義支配者側からは先兵としてオリンピックを利用し続け生き延ばそうとしてIOC(バッハ会長)もその「期待」に応えようとしているのですね。来月開幕の東京大会の行方と来年の北京冬季五輪での人権問題が時代の分かれ目となるのかな?さて五輪はどう転ぶか?継続?廃止?ワン。黒兵衛と散歩のあと終日原稿書き。『北國新聞』の連載を仕上げたり東京五輪期間中の『ニューズ・オプエド』の新たな企画を考えたり…。しかし五輪会場で酒類の販売を許可…とは組織委も何を考えているのでしょうね?そんなコトしたらスポンサーのイメージダウンですよ。そうなっても「IOCの五輪貴族たち」は会場でビールやワインを呑みたいのかな?過去の大会がそうでしたからね。しかし東京五輪の「レガシー(遺産)」は素晴らしい!何しろIOCの醜いまでの金権体質と見苦しいまでの唯我独尊を浮き彫りにしたのですからね。

6月21日(月)つづき
6時から『オプエド』今日のゲストはジャーナリストで『オリンピック・マネー』の著者の後藤逸郎さんと産経新聞論説委員で「東京五輪無観客開催」を主張する佐野慎輔さん。もちろん佐野さんは「関係者」の存在も御存知だが原則無観客以外今のコロナ禍で開催できないはずとの意見。結局有観客開催にいなったことで3人で未来の五輪について話し合う。後藤さんは大会の大幅規模縮小。小生はIOC解体。佐野さんはそーいった改革案をまずすべてオープン話し合うこと。それが東京五輪2020のレガシーになることできればそれがせめてもの救いですね。番組のあとテレビ朝日『グッドモーニング』から電話取材。IOCの関係者は「運営者」なんかではなくコロナ禍では多数が押しかけてくる必要はない。バッハ会長以下数人いれば十分。競技の運営は各IF(国際競技団体)のもとで行うから主催者としてのIOCは極端に言えば3人もいれば十分と答える。晩飯は録画しておいた『新映像の世紀第2集グレートファミリー新たなる支配者』を見ながら。これは素晴らしいドキュメンタリーだった。モルガン&ロックフェラー&デュポン&フォード&エジソン…などアメリカの富豪による世界(経済)支配の話。ロックフェラーは採掘に高いギャンブル性のあった石油を自ら採掘することなく採掘者から買って売ることで石油王となり巨万の富を手にしたのですね。自らスポーツを「運営」することなく「オリンピック」という「スポーツ集合体イベント」をプロデュースして参加に多数の株式会社やNPOを抱えて「巨万の富」を手にしたIOCのやり方もロックフェラーととよく似てますね(>_<)。

6月21日(月)
朝ベッドのなかで久し振りに『オリンピック反対する側の論理』の続きを読む。当然のことだがオリンピック精神に明らかに反する中国の人権状況の問題も取りあげられている。「IOCファースト」「スポーツ大会開催ファースト」「放送権料&スポンサー料の収入ファースト」のIOCバッハ会長は中国共産党習近平と握手するのでしょうね。ベッドから出て黒兵衛と散歩したあと準備をして東海道線で東京へ。タクシーで江戸川橋に近い某ホテルへ。時事通信社主催の内外情勢調査会で久し振りに講演。東京五輪の問題点やオリンピックの問題点それに日本のスポーツ界や世界の最新スポーツの問題点等について1時間半話す。最後に「オリンピックは既にオワコンかもしれない」と結論づけると笑った人が50人くらいのディスタンスを取った聴衆のうち4分の1くらいだったので「オワコン=終わったコンテンツ=過去の遺物」の説明。しかし間違ってほしくないのはスポーツは素晴らしい人類の文化でオリンピックとは別物であると説明して締めくくる。久し振りの講演会で少々内容を詰め込みすぎたかなと反省しながら帰路。自宅に戻って準備して『ニューズ・オプエド』。その前に丸川五輪大臣や橋本組織委会長の記者会をテレビで見る。はっはっは。やっぱり無観客は無理。有観客にしないと「関係者」が入れませんからね。武藤事務総長に「関係者」の人数について記者から質問が飛ぶと「IOC関係者やキイクライアント(スポンサー関係者)は運営者」との返答。屁理屈ですね。さらに「運営に関わらない関係者もいるのでコレから精査」して人数を減らすらしい。だから開会式の観客は2万人にはならないらしい。結局1万9千人?コレマタ苦しい言い訳ですね。

6月20日(日)つづき
黒兵衛との散歩のあと『真説日本左翼史』読了。本当に面白かったと言うか勉強になりました。中国共産党がソ連と一線を画すようになったのはフルシチョフのスターリン批判から。ソ連はスターリンを否定したけど中国共産党は現在もマルクス・レーニン・スターリン・毛沢東という系譜を認めてスターリンの大きな写真を掲げて行進したりしているのですね。知らなんだ。それに毛沢東は中国共産党=人民共和国の抱える最大の問題点として「漢民族と少数民族」の関係を取りあげていたのですね。少数民族のほうが漢民族と較べて《圧倒的に人口が少ないのに居住地域は圧倒的に広い》しかも《資源があるが(開発が)遅れている》だから《中国共産党はそのバランスを取らなければならずそのためにはほんの少しだけ少数民族を優遇するほうが良い》と毛沢東は書いていて《内部報告としても非常にすぐれている》と佐藤優氏は語っている。ただしこの毛沢東の言葉は『毛沢東選集』のなかで《極端に手に入りにくい五巻目》でしか読めないらしい。ウイグルの「ジェノサイド」を続ける習近平は読まれ困るのかな?本を読んだりPCの整理をしていると某週刊誌記者から電話。明日の東京五輪五者会談について無観客はあるか?の質問。そんなモノあるわけないでしょと答える。無観客と言いながらIOCの関係者やスポンサーの招待客や1万人も入ってる様子がTVの画面に映るのはマズイでしょうからね。開催は「IOCファースト」なんですから(>_<)。晩飯は『ダーウィンが来た!』を見ながら。「カタツムリ大研究」は面白かったですねえ。続けて見た『日曜美術館』も見応えあり。タイガー立石という素晴らしい画家で漫画家でイラストレーターを私は知りませんでした。凄い天才ですね。天才バカボン(赤塚不二夫)が絶賛しているんですからね。本物の天才ですね。明日は朝から忙しいので『クラシック音楽館』の日本のさまざまな地方交響楽団の演奏会はパスしてベッドへ。ビデオ入れ忘れた(>_<)

6月20日(日)
『真説日本左翼史』読み進む。メッチャ面白い。宗教学者の中沢新一さんの伯父さんが歴史学者の網野善彦さんであるとか小生が無知で知らなかったオモシロ情報も満載。イロイロ書きたいこともあるけど、コレを書いてる月曜が朝から久し振りの講演や『オプエド』や五輪の五者会議やTVの取材やらで…明日(火曜)ゆっくりたっぷり発信します。乞御期待。

6月19日(土)
『真説日本左翼史』読み進む。以前本欄で「戦後左翼の歴史」は知ってることが多いと書いたが知らなかったことも沢山。岸信介は巣鴨を出たあと社会党に入党しようとしたんですね。戦前革新官僚として統制経済を推進しようとした彼は戦後同様のことを推進するには社会党だと思ったんですね。ふ〜ん。しかし社会党は戦犯はダメ。自由民主党の総裁として総理になった彼は国民皆保険制度や国民年金や最低賃金制度を法制化。右翼としか思っていなかった彼が左翼史に出てくるのがオモシロイですね。そんな岸が地元で選挙の時に多くの封筒を用意して蚕棚に中味の金額によってABCの3種類に分類して…という話を彼の秘書をしていた人から聞いたこともあるけどソノ話はまたの機会に…。ワン。雨のなか黒兵衛と散歩。やっと関東地方も梅雨らしくなったかな。終日デスクワークでHPの原稿作り。途中電話で某週刊誌から有観客五輪について取材を受ける。ゴルフのギャラリーやサーフィンに伴う音楽イベントなどはどーするのでしょうねえ?という話をする。そもそもゴルファーはどこに泊まって埼玉の山奥のゴルフ場まで「バブル」で通うのかな…?夕方から高校時代の後輩で『日本プロ野球犯罪事典』というオモシロイ本を出版したUクンはじめ数人が「オンライン呑み会」に招待してくれたので缶ビールとツマミ持参でパソコンの前でワイワイガヤガヤ。10歳以上年下の京都の後輩相手に楽しい一時。オンライン呑み会は初めての体験だったけど母校の話題や野球や阪神やヤクザや東京オリンピックやいろいろな話題でなかなか楽しい2時間でした。呑み会終わって晩飯は録画しておいたTBS『報道特集』を見ながら。感染対策が万全でない組織委の内部情報を語る人や組織委を辞めた人の話のほうが菅総理の話より納得しますね。以前建築家の安藤忠雄さんから「良い建築物というのはコレは俺が建てたんだという人が多い建築物のことですね」という話を聞いたことがある。施工主や設計者から現場の大工や住基を扱った人や…誰もが「コレは俺が建てた」って胸を張るのは…ナルホド美しい自慢話ですね。が東京五輪に関わっていたと胸を張って言えないことから組織委を辞めた人は本当に可哀想ですね。本当なら素晴らしい仕事のはずなのに…いや…そうでもないのかな…1964年と違って…。

6月18日(金)
『汚れた「平和の祭典」2022年北京オリンピックをボイコットせよ』読了。中国の人権問題が他国の人権意識と別次元のところで暴走していることがよくわかった。それに対してIOCが「仲間に入れて平和的に是正させること」が不可能なのはヒトラーのナチ五輪1936年ベルリン大会で証明済みですね。困ったことです。ワン。黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。ヨメハンが買い物ついでに買ってきてくれた『文藝春秋』7月号「五輪特集」を全部読む。池上彰・保阪正康両氏の対談『東京五輪と日本人 リーダーなき国の悲劇』に「五輪中止を決断でない理由」がきちんと整理されていた。第二次大戦時の東条首相と同じで「自信のない」首相が「今さらやめられない」から「安心安全にできる(日本は勝つ」と「願望を元に」「精神論」で突き進む。結果「無原則・無思想・無責任の三無主義」で誰も五輪を開催する大義を語れない。まったく…とほほ…な状態ですね。そー言えば1964年の東京五輪時に次のような歌が流行りましたね。〽そーのうちナントカな〜るだ〜ろお〜…。高度成長時は優秀な人材も存在してナントカ成功した。塩田潮さんはこう書いている。《戦後のGHQによる公職追放は世の中の人材の入れ替えという面で画期的な役割を果たした。(軍国主義の)旧体制下の指導者群が一掃され空いた席を二段跳び三段跳びで浮かびあがった新人が占めた。その中には元々指導者となりうる実力と資質を持ちながら戦前の体制に馴染めず長い間逼塞と沈潜を余儀なくされてきた人たちもいた》彼らは《全員が明治生まれである。壮年期を迎えて敗戦に遭遇するが戦争や敗戦など若い頃から辛酸を舐めてきた明治生まれの人たちはへこたれずにもう一度立ちあがったのだ》(『東京は燃えたか オリンピック1940-1964-2020』朝日文庫より)プロンプターを読むだけの首相やアスリートあがりや女子アナあがりの政治家が「率いる」東京五輪に我々はどう対峙すれば良いのか?『オプエド』で東京五輪期間中の2週連続で何がやれるか考えてみます。久し振りに晩飯映画劇場はヒッチコックの『見知らぬ乗客』。タイトルではどんな映画か思い出せず録画したけど眼鏡をかけた女性の登場で全てを思い出す。メリーゴーランドの馬の怖さを見事なカメラワークで描いた映画ですね(笑)。ただ今回見直してコレがテニス映画でもあることを再確認。昔の木製ラケット時代のテニスの試合の優雅さが垣間見えますね。

6月17日(木)
『真説日本左翼史』の読書をいったん中断して昨日送られてきた井沢元彦『汚れた「平和の祭典」2022年北京オリンピックをボイコットせよ!』(ビジネス社)を読み進む。《ジェノサイド・恐怖政治・国際法破壊…中国に五輪を開く資格はない…2022年中国共産党はナチスと化す》井沢さんには先月17日の『ニューズ・オプエド』に出演してもらって中国問題とIOCについて話してもらったけどこれは本当に困った問題ですね。一番マズイのはIOCの副会長に中国人が加わり大スポンサーにも中国企業が2社加わってIOCが習近平体制の中国に乗っ取られていることですね。おまけにIOCの現バッハ体制がこれを促進している。そういう批判に対して中国共産党は常に「スポーツに政治を持ち込むな」と反論する。けど中国は「スポーツに政治を持ち込むなという政治」を推進。そのやり方は巧みですね。そしてウイグル・チベット・モンゴル・香港の人々の人権が蹂躙される。困ったことです。「ボイコット」はIOCの変革のためにも必要のようですね。ベッドを出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。東京五輪はなぜ無観客にできないか?ということを話す。無観客にすると言っても関係者(海外要人関係・IOC関係・スポンサー関係の招待客…等々)だけで開会式なら1万人くらいいますからね。無観客にしましたと組織委か菅総理が宣言してテレビを見たら大勢の観客が…となればナンダコリャ?ですからね。結局国立なら1万人くらい観客入れると言って実際は2万人以上になって人がいっぱいで…。これでコロナ感染拡大になったら誰が責任取るのでしょうね。あ。以前本欄にも書いたけど犠牲者が出ても数が少ない場合は『西部戦線異状なし』なんですね。それが「政治」というものなのでしょうかねえ?ワン。黒兵衛と散歩のあと原稿の校正をしたりデスクワークいろいろ。晩飯は菅総理の記者会見を見ながら。この政治家はホンマに自分の言葉で喋れへん人でんなあ。まったく噛み合わない記者との応答。そのうえ安全安心…とお題目を何回聞かされたことか…。今日の会見で評価できるとすれば『チコちゃん』の邪魔をしなかったことだけですね。しかし…こんな総理大臣でイイのでしょうか?

6月16日(水)
朝ベッドで『真説日本左翼史』読み始める。池上彰&佐藤優氏が対談で語る戦後徳田球一や志賀義雄がGHQによって釈放されて日本共産党が連合軍(米軍)を「解放軍」と呼んで以来の共産党&社会党史。小生の年齢(池上氏の2歳下で佐藤氏の8歳上)では知っていることも多い。「講座派」vs「労農派」ナツカシイですね。以前安田浩一『「右翼」の戦後史』を読んだときは知らないことが多かった。戦後社会は「左翼」のほうが「右翼」より一般人に近かったですからね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあとイロイロ仕事。雨が降り出す前に大船駅前まで行って文具やらナンヤラカンヤラ仕入れ。ついでにビールも。ツマミは最近ハマったカズチーを購入。これはチーズに数の子が入ったもの。少々高価だが美味。家呑みの友ですね。そんなことよりIOCと日本政府によるコロナ禍五輪のゴリ押し開催についてイロイロ電話。今回の五輪での最大の失敗は巨大メディアが次々と五輪のスポンサーと化したことですね。ジャーナリズムの自殺行為。今となってはせめてメディアはスポンサーになったことで記者証の他にどんな競技チケットを何枚手に入れたことくらいは公表してほしいですね。五輪中止を社説に書いた朝日もスポンサーとして営業接待用招待券は何枚手に入れたのかな?

6月15日(火)
昨日のコンピュータ・フリーズ騒ぎの余波が心のなかでザワつく。パソコンは5〜6年が寿命と言われ本HPの制作に関わってくれているYクンに確認しても同じことを言われた。現代人はそんな柔な基盤の上で仕事をしているのか?マイッタナ。まさに常時累卵の危機ですな。危うい現実に悩んでいても仕方ないので読書。『オリンピック反対する側の論理』を再び読み継ぐ。反五輪のアメリカ(ロス)での動きが民主党サンダースなどの民主社会主義の政策とドッキングするのは納得。そもそも五輪とは政治。IOCとは資本主義新自由主義を推進する団体ですからね。そう言えば昨日講談社から池上彰&佐藤優『真説日本左翼史戦後左派の源流1945-1960』(現代新書)が送られてきた。今社会主義を見直すのは世界の潮流ですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩のあと原稿書き。『ZAITEN』の連載に菅総理の党首討論での1964年東京五輪思い出話の「疑問」を書く。女子バレーはともかくアベベやヘーシンクの活躍は白黒の14型テレビでは詳しくわからずソレは絶対に市川崑の映画を見ての想い出ですよね。それにパラリンピックという名称は当時はあまり浸透せず「車椅子競技大会」と呼んでニュースで報道されただけでしたよね。「想い出」や「夢」は後から創られるものでソレはソレで悪いコトでもないでしょうけど今夏の五輪が「悪夢」になることだけは避けたいですね。晩飯はサッカー日本代表vsキルギスの試合を見ながら。オナイウのハットトリックは先のセルビア戦での悔しいオフサイド・ノーゴールがあっただけに良かったですね。風呂のあと以前録画していた『映像の世紀プレミアム夢と幻想の1964年』を見直す。1964年も反五輪の声は少なくなかったけれど誰もが一所懸命生きていましたね。今のようにしれーっと五輪で金儲けしようというような輩はいなかったことだけは確かですね。雨が降らず東京砂漠と呼ばれた水不足の危機から女子バレーの大松監督と戦争(インパール作戦)や街頭テレビに集まって五輪を見る群衆まで昭和39年という時代がよく描かれているけどあの素晴らしい1964年東京五輪の閉会式が実はハプニングでなく松沢一鶴によって仕掛けられたとNHKなら真実を加えてほしかったですね。

6月14日(月)
朝からコンピューターのフリーズで大騒ぎ。何故動かなくなったのかも何故動くようになったのかもわからないまま。ヤマダ電機の人に言わせればパソコンの寿命は5〜6年でソロソロ寿命かもしれない…と。そんな阿呆な。まぁ何とかダマシダマシ使う以外ないかな。疲れて昼寝。起きて準備して6時から『ニューズ・オプエド』リモート・アンカー出演。ゲストはスポーツライターの小林信也さんと初出演の成城大学社会イノベーション学部教授の山本敦久さん。朝乃山の処分の話題から大坂なおみの鬱病の話題まで。ゴリ押し開催間近の東京五輪の話題からビッグデータやITを駆使した未来のスポーツの話題まで。メッチャ刺激的な話の連続に話に加わりながら大興奮。小林さんもテレビでは話せないスポーツの本質論に大満足したようで再会を約して番組終了。見てない方は本日6時前頃まで前半部分を見ることができるので是非覗いてみてください。https://op-ed.jp/
『オプエド』を終えて録画しておいた『新・映像の世紀第1集百年の悲劇はここから始まった第一次世界大戦』見ながら晩飯。毒ガス兵器を創り出した大天才化学者フリッツ・ハーバーと夫人クララの話などこのシリーズはやっぱり見逃せないですね。強力兵器で戦争を早く終わらせるという論理はウソなんですね。毒ガスも原爆も水爆も。そのあと知床半島のキタキツネのドキュメンタリーも見て風呂入って寝る。大騒ぎの一日も終わりよければ全てよし?あ。昨夜=日曜の夜は久し振りにプッチーニの『ラ・ボエーム』を楽しみました。ネトレプコは一番良いときにミミの歌声と映像を残しましたね。オペラ映画としてはジュリア・ミゲネスの『カルメン』やライモンディの『ドン・ジョヴァンニ』と並ぶ傑作ですね。

6月13〜14日(日・月)
月曜朝(今日)しょぼ降る雨のなか黒兵衛と簡単な散歩のあと今日の『オプエド』の準備のためにメールを打ち出したら突然パソコンがフリーズ。ウンともスンとも動かなくなって強制シャットアウトもできなくなってメッチャ焦って関係各所に電話。マイッタナァ…と思ってパソコン持参で最近大船にオープンしたグランシップ内にあるヤマダ電機へ。電池を外して強制終了してもらおう(以前それで治ったので)とパソコン相談係の人と話すうちに何故かパソコンが動き出す。ハイテクはよーわかりまへんなぁ(>_<)今日の『オプエド』には昨日の本欄にも書いた山本敦久さんに初のゲスト出演をしていただくので原因不明ですがとにかくパソコンが再始動したのはヨカッタです。

6月12日(土)
『ポスト・スポーツの時代』読了。最近読んだスポーツ本のなかで最も刺激的で素晴らしい著作でした。過度の競争と上昇志向が分断や貧富の格差や人種・ジェンダー・セクシュアリティの差別それにナショナリズムの昂揚と不平等の増進等を促した「近代スポーツ」に対する「ポスト・スポーツ」という視座からの批判と未来への展望を示した一冊ですね。とにかく再読して勉強を繰り返さねば…と思った本ですが俗っぽくアッと驚いて興味深かったのは著者がモハメド・アリの「ポスト・スポーツ性」を彼の「スウェイバック」というボクシングの「身体技法」から記したところで《ちなみに私はこの身体技法を冷戦崩壊後にロシアから日本へボクシングの仕事を求めてやってきた老齢のロシア人トレーナーに習った》と書かれていたこと。うわっ。山本敦久氏はボクシングをやっていたのかな?明後日月曜の『ニューズ・オプエド』で訊いてみましょ。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。真夏の太陽。関東地方の今年は空梅雨?花を咲かせた紫陽花も早くも疲れ気味?ワン。朝日新聞出版から『月刊ジュニアエラjunior AERA7月号』が数冊送られてくる。「特集今こそ学びたいオリ・パラの歴史」というカラー10ページの企画を監修。スポーツが民主主義から生まれたことやオリンピックには「負の歴史」もある(人種差別やドーピングや汚職疑惑や大坂なおみの黒マスクは五輪では許可されないことなど)ということまで見事にまとめてくださいました。最後の小生の結論は「オリンピックには戻るべき原点なんてない。今の時代や未来にふさわしい大会の姿をみんなで考えよう!」。ライターのTKさん。ありがとうございました。子供たちだけでなく大人にも乞一読。ジャマイカ戦のサッカーを見たり『プレジテント』編集部の依頼で「オリンピック本」を10冊選んだり…晩飯は『報道特集』を見ながら。アメリカのサーフィン・チームの宿舎はジャグジーバス付き!こんなとこにも貧富の差?それがオリンピックの現実?はたして千葉で波に乗るサーファーまで「バブル」で囲えるのかな?はてさて今の日本の体制で「安全安心な五輪」は開けるのかな?

6月11日(金)
朝ベッドでの勉強を急遽『ポスト・スポーツの時代』に戻す。著者の山本敦久氏を来週月曜の『ニューズ・オプエド』のゲストに招いたので読み切っておかねば。この本を読んでいると「歌は世に連れ世は歌に連れ」という言葉が頭に浮かびました。「スポーツ(人間の身体)は世に連れ世はスポーツ(身体)に連れ」とも言えそうですね。ビッグデータとテクノロジーの発達によるスポーツ(人間の身体)の変化。コロナ禍のもとでの東京五輪は「前時代的スポーツ巨大イベント」の最後の大会になるのかな?もっとシンプルにはできないのかな?販売したチケットやスポンサー用チケットのコンピュータ管理もできてないみたいだし…観戦者を減らすのもママならないのかな?観戦者も感染者も減らせない…なんて洒落にもならんわ。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。しかし現IOCの巨大独占独裁体制のもとでは「人類にとって有意義な新しいスポーツ」を生み出すことは無理でしょうね。あ。「オリンピックをスポーツと呼ぶのは唐辛子催涙スプレーを食品と強弁するようなもの」という表現も『オリンピック反対する側の論理』に書かれてましたね。ワン。菅総理はイギリスで行われるG7へ。開催地のコーンウォールがワーグナーの大傑作楽劇『トリスタンとイゾルデ』の舞台…とはどのニュースも報じてくれませんね。ま。ええけど。あの1幕最後のコーンウォールに船が到着するときの虚無感漂う大合唱(秘薬を服んだ男女が不倫の愛に燃えあがるシーン)は素晴らしいですね。いろいろ仕事したあと晩飯は『チコちゃん』をVTR録画してサッカー日本代表のセルビア戦。ストイコヴィッチ監督は太りましたね。セルビアの攻撃がイマイチ鈍重だったのはそのせい?日本はいろいろアイデアを駆使したけど最低もう1点は加えておかなければ…。

6月10日(木)
朝ベッドで今日も『オリンピックに反対する側の論理』読み耽る。昨日の党首討論で菅首相の口にした1964年東京五輪の「想い出」と重なる一文があった。《オリンピックに寄せる希望の多くは過去の大会の亡霊たちによって掻き立てられる》小生は1984年のロス五輪を「税金を1セントも使わなかった大会」として評価する。その商業主義的やり方を全てIOCが奪い取った結果現在の五輪貴族たちの支配と利益収奪による悲惨な状況があると思っていたが《多くの面で1984年ロス大会は1度限りでありまったくそれは成功などではなかった》それは《神話と偽りの誤伝に覆われている》なるほど。ユベロス組織委会長(本書ではウェーバーロスと記されている)による戦略は《オリンピックの「ディズニー化」で(略)企業による現金の注入である(略)企業ブランドに取り憑かれたかのようなこうした管理がやがてオリンピックの規範になってゆく》そうなんですね。たしかに五輪の商業化のきっかけは1984年から始まったとは言えますね。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。昨日の菅総理の「不毛な党首討論」を取りあげて菅総理の「東京オリパラの想い出」が「後付け」だろうという話をしたあと(昨日の本欄参照)レマルクの小説『西部戦線異状なし』とベートーヴェンの『第九交響曲』の話をする。第一次大戦の西部戦線で停戦が決められた直後に一人の兵士が狙撃兵に撃たれて死んでもそのときの報告書は「西部戦線異状なし」。安心安全な五輪開催も同様か?またベートーヴェンが「第九交響曲」を作曲した時代には他の作曲家による「合唱付交響曲」やシラーの「歓喜の歌」の詩に音楽をつけた楽曲が沢山作曲された(蔵出し音楽参照)。が現在演奏されるのはベートーヴェンの楽曲のみ。もしベートーヴェンがいなかったら…「第九」の代わりは…ナシ?…という状態が現在の日本の政治状況か?…という話をしたあと黒兵衛と散歩。ワン。終日デスクワークのなか週刊誌記者と情報交換をしたり女性誌記者と電話取材をしたり…。五輪開催中に感染者が急増しても大会中止はないらしい。何しろテロで五輪出場選手に10人以上の死者が出ても大会を続行した「実績」(1972年ミュンヘン五輪)がIOCにはありますからね。ただ恐ろしいのは感染者の数の操作などが始まることですね。あ。だからIOCは習近平やプーチンと仲良くしてるのですね。ネットで『私たちが止めるしかない東京オリパラ〜女性たちの抗議リレー』を見て寝る。毎週火曜日YuTubeで配信されているらしい。https://www.youtube.com/watch?v=YOcpi92qNJs

6月9日(水)
『オリンピックに反対する側の論理』読み続ける。《IOCとの間に交わされた開催都市契約のどこにも「民主主義」という言葉も「民主的」という言葉も出て来ない。ロス(東京)の組織委とIOCの間に何らかの不同意が生じたとしてもそれは合衆国(日本)の法廷では裁かれない》《オリンピックはグローバル資本主義の完璧なメタファーだ。選ばれたわけでもなく何をしようが説明責任を持たない富裕な人間の一団が色々なやり方で公衆を利用し自分たちを豊かにし普通の人々に損失を与えることに手を染めている。権力に対する有効なチェックを欠いた民主主義は崩壊への処方箋である》そんなIOCを権力者は上手く巧みに利用する(した)のですね。ヒトラーもプーチンも習近平も…ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。夏真っ盛りと言いたくなる太陽。生前の枝雀さんに言わせれば「お陽ぃさんがカアアアアアーーー!!」汗だくになって坂道を登って帰宅のあと終日デスクワーク。来週月曜の『ニューズ・オプエド』に『ポスト・スポーツの時代』の著者で『反東京オリンピック宣言』の寄稿者である成城大学社会イノベーション学部教授の山本敦久氏の登場が決定!東京五輪開催賛成派の小林信也氏も出演を快諾してくれたので有意義な討論になると思います。乞御期待!夕方から党首討論をYuTubeで見る。いや呆れてボンヤリ眺める。不毛な議論。「安全安心の開催」の根拠は依然としてナシ。有効な野党の追及もナシ。情けない。それにしても1964年に高校生だった菅総理は本当にヘーシンクやアベベを(テレビで)見たのだろうか?おそらく市川崑監督の映画を見ての感想ではないか。小生の記憶では白黒の14型が普通の小さなテレビ画面ではヘーシンクやアベベの凄さは(市川崑監督の映画を観るまで)よくわからなかった。女子バレーボールと重量挙げと体操と陸上はよくわかったけど…。それにテレビでもニュースで少し流れただけのパラリンピックを本当に「見た」のだろうか?当時はパラリンピックという呼称は一般に浸透していなくて「ストークマンデビル車椅子競技大会」と呼んでいたはず。パラリンピックの「パラ」も「もう一つのオリンピック」ではなく「パラプレジア(脊髄損傷による下半身麻痺)」の略だったはず。野党の誰かが菅総理に「1964年のパラリンピックはどこで見た(行われた)のですか?」と訊けば総理はどう答えたのだろう?正解を答えられただろうか?スポーツやパラスポーツの素晴らしさを語るのは良いことだが「自分の言葉」で「自分の考え」で話してほしいですね。あ。今の首相は誰かの書いた原稿を読んでばかりか…?

6月8日(火)
『オリンピックに反対する側の論理』読み進む。《オリンピックはさまざまな方法で民主主義の実践を抑制するー五輪には透明性と有意な市民参加が欠けている》ナルホド。IOCは習近平体制やプーチン体制と親和性があるわけですね。IOCの《2017年度末の資金残高は21億ドル(略)非営利組織にしてはとてつもない利潤をあげている。IOCには広報の専門家が山ほどいて臨戦態勢の整った弁護士軍団も備えている》ーIOCは何を守り何と闘い何を推進するために利益をあげてるのでしょうねえ?ワン?ベッドから出て黒兵衛と散歩。梅雨入りも未だと言うのに夏陽射し。季語2つはダメかな?ワン。終日『オリンピックを反対する側の論理』で勉強。五輪が資本主義の先兵として走っているからには本書でオバマ批判やアメリカの社会主義やバーニー・サンダースと反五輪がシンクロするのも当然ですね。ホームページ更新の原稿作りや連載の校正作業を終えてビール&晩飯。酒なくて何の己が五輪かな…と言う人はIOCにはいないのでしょうね。ヒトラーも禁酒派ですからね。「酒はラグビー文化の一部」と断言した五郎丸さんや平尾誠二さんを小生は支持しますね。世界平和を唱える五輪…美しすぎるスローガンにはウソがあるのでしょうね。

6月7日(月)つづき
全米女子プロで笹生優花さんが優勝とのニュースで今日の『ニューズ・オプエド』のゲストにジャーナリストの木村元彦さんと元日本代表ラガーマンの平尾剛さんの他にプロゴルファーのタケ小山さんにも出演してもらうことを決定。スタッフとの連絡打ち合わせを終えてところへJOCの経理部長が地下鉄に飛び降り自殺との一報。慌てていろいろ電話。一昨日TBS『報道特集』が報じた東京オリパラ組織委の「不正経理」の内部告発とは無関係らしいが確証は得られず。この時期無縁とも思えないが確証のないまま東京五輪の問題として語るわけにもいかず…自殺問題には大きく触れないことにして『オプエド』開始。タケさんの女子ゴルフに関する日米の「文化の違い」の解説(日本のゴルフ界の伯父さん文化のジェンダー問題の指摘)が面白かった。さらに大坂なおみ選手の「鬱病」告白については木村さんのサッカー界での報告&平尾さんのラグビー界での事例タケさんのゴルフでのイップス問題など興味深い話題の連続。後半はゴリ押し開催に突入しようとしているスポーツ無視&アスリート無視の日本政府とIOC批判。党首討論での野党(立憲など)は安倍首相が五輪「1年延期」を提案したこと(IOCが政治に負けた形を取った=政治を利用したこと)も取りあげるべきですね。菅首相にも延期や中止は主張できるはずですからね。『オプエド』のあと『映像の世紀第11集JAPAN世界が見た明治・大正・昭和』を見ながら食事。日本はさんざん侵略戦争を続けたあとで欧米植民地主義からのアジアの解放を言いだしたのですね。常に理屈は後付け?震災からの復興もコロナに打ち克った証も…どっちおも東京オリパラ招致を決めたあとに出てきたスローガンですよね。ではオリパラを招致した本当の理由と真の目的は…?蔵出しコラムスポーツ編に何本か書いてますので是非お読みください。

6月7日(月)
朝ベッドのなかでジュールズ・ボイコフ『オリンピック反対する側の論理 東京・パリ・ロスをつなぐ世界の反対運動』(作品社)読み始める。著者の前著で小生も書評(拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』に収録)を書いた『オリンピック秘史ー120年の覇権と利権』(早川書房)より相当に過激に進化した「五輪論・IOC論」になってるようですね。《プロスポーツリーグの収入は40%から60%が選手に渡っているのに対しIOCは収入のわずか4.1%しかオリンピアンに還元していない》《オリンピックは高価で資本を生み出す怪物へと変貌を遂げた。これは大会を組織し応援し放送するコネのある経済的政治的エリートに都市や国の公金を流すトリクルアップ経済学の典型的な実践である》《スポーツが異なる手段による聖衣であるのは明らかだ》《オリンピックをスポーツイベントというのは唐辛子スプレー(催涙スプレーの一種)を食品だと言い張るようなものだ》《今日のオリンピックは資本主義の化け物だ》著者はオリンピックを《祝賀資本主義》と呼びそれは《惨事便乗型資本主義》と同類の《もっと晴れやかな顔をした従兄弟》のようなもので《破滅的大変動とは異なりオリンピックは社会が熱狂する瞬間に繰り広げられる。もちろんオリンピックは誰にでも平等にお楽しみの機会をもたらすわけにはいかない。富裕層やコネに恵まれた人々は五輪から利益を得る傾向があるが一方ですでに貧しい人々や周縁に置かれた人々の困窮は往々にして深まり後戻りが訊かないようにされている》オリンピックは《トリクルアップ経済学》の典型だがロスで反対運動を行っている連中は《そんなトリックはもうお終い(the trick is up)と主張》している。急いで読まねば。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。

6月6日(日)
朝ベッドのなかで『現代スポーツ44号特集・オリンピックの価値を問う』を読む。以前民主党鳩山内閣で文科副大臣を務めた鈴木寛氏の「スポーツの価値から見たオリンピック」という文章がオモシロかった。《人間を猛烈な勢いで道具化・手段化してしまう「有用性」優位の現代社会にあって人間疎外の暴力的なまでの加速化・蔓延という難問に世の中の先頭に立って対峙することこそ次なるスポーツの価値でありオリンピックの意義である。(略)今の逆境を選手を道具化する指導者・関係者を即刻退場させ真にスポーツを楽しむ人々によって再スタートさせる絶好のチャンスにしていただきたい》ということは金権主義に走ってスポーツとアスリートをスポンサーの道具として利用するばかりのIOCは解体すべしということですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。途中から雨。そーゆー季節なんですね。ワン。昨日も今日も朝はメジャーで大谷の投打の活躍を楽しむ。青島健太さんが言うように大谷の二刀流はビッグデータ化している現代スポーツのなかでの人間性の回復なんですね。足に打球の当たった菊池は大丈夫かな?昨日書いた原稿を読み直して送稿したりドニゼッティのオペラ『アンナ・ボレーナ』をチョイと楽しんだり『なんでも鑑定団』を見て笑ったりジャイアンツ対ファイターズの一戦を見ながらビールを飲んだり『ダーウィンが来た』で昔我が家で飼っていた雑種犬の佐吉のそっくりな金色狼の生態を見ながら晩飯食ったり風呂入ったあと焼酎呑みながらN響のオペラを楽しんだり…。ま。ゆっくりした日曜でした。最近東京新聞日曜版にある数独を完全にできるようになった自分を誉めてあげたい(^o^)

6月5日(土)つづき
U24五輪代表日本veガーナ戦。6-0で日本の勝利。ガーナの調子はイマイチかな?五輪本番が開催されても勝った負けたと騒ぎたくないですね。特に国別メダル獲得数はメディアが報じるべきではないですね。

6月5日(土)
朝ベッドのなかで城島充『ピンポンさん荻村伊智朗伝』(講談社)読み始める。今の日本のスポーツ界で見直すべきはこの人物ですよね。丸川大臣や橋本会長は御存知かな?ワン。ベッドを出て黒兵衛と雨中の散歩。紫陽花が色鮮やかに映えてます。ワン。分科会尾身会長の五輪開催慎重論発言を「尾身の乱」と呼ぶらしい。造反有理なんて言葉を思い出した。WHOはIOCに対して何も言わないのかなぁ。終日原稿書き。大坂なおみの「鬱病問題」についてFORUM8の社内報『UP & COMMING』の連載に書く。かつてメジャーの選手が言った「圧力釜のなかにいるような」強烈な精神的圧力のなかでプレイしている現代の一流スポーツマンの大小は高額の年俸や賞金。しかしカネで済まない問題こそ重要なんですよね。そんなカネを最も大事にしているIOCは近い将来根本的な改革が必要ですね。元早大教授の友添秀則氏は『現代スポーツ評論』(創文企画)の最新号(44号)IOCの国連管理(加盟国のGDPに応じた運営費負担)や大会のアテネでの恒久開催等を提案されてます。そうですね。そしてIOCの下部組織として存在する多くの株式会社やNPO法人をまず解体すべきでしょうね。晩飯はTBS『報道特集』を見ながら。ついに東京オリパラ組織の内部から巨額のカネの不明朗な使い方を内部告発する人物が現れましたね。日当35万円の仕事!?あり得ないですね。タダ働きのボランティアの一方で時給1700円のバイトがあるってのもオカシイですね。政府は民間同士の取引として不介入と言うけどオリパラには巨額の税金が注ぎ込まれているのですからね。広告代理店や人材派遣会社に流れ込んでいる巨額のカネは公表を求めるべきですよね。しかし他のメディアは何故こんな重要なことを報道しないのかなぁ…?http://www.tbs.co.jp/houtoku/
 
6月4日(金)
佐藤弘夫『日本人と神』やっと読了。メッチャ面白かった。《古今東西カミ(超越的存在)をもたない種族や民族はいまだかつてなかった。カミは国家に先行して存在した。カミは人類にとって常に最も重要なパートナーだった》ナルホド。カミは雷電や噴火の現象そのものだった時代から土偶になり霊異になり霊魂になり神になり仏になり阿弥陀になり浄土が生まれ御先祖様になり現人神が登場し幽霊も生まれ…そしてカミの存在が希薄になった現代日本社会で著者は「ゆるキャラ」に注目する。《もちろんミッキーマウスをはじめ動植物を擬人化したキャラクターは世界中に見られる。しかしその数と活動量においてこれほど密度の濃いキャラクター・ゆるキャラの群生地は地球上の日本以外の地域には存在しない。それは(略)それを求める社会的需要があるからにほかならない。それはなにか。わたしは現代社会の息の詰まるような人間関係のクッションでありストレスの重圧に折れそうになる心の癒しだと考えている(略)現代社会におけるゆるキャラは小さなカミを創生しようとする試みである》なるほど。ふなっしーやひこにゃん…はかつての八百万神(ヤオヨロズノカミガミ)の化身=本地垂迹なんですね。大坂なおみさんの役には立ちそうにないけど…ワン。黒兵衛と散歩。カミを必要としない犬は幸せかな。埋葬文化を持っていたネアンデルタール人にはカミがいたのかな?ワン?終日『ポスト・スポーツの時代』を読んでビッグデータと現代スポーツの関係を勉強。その「成果」はいずれ書かせていただきます。東京五輪は是が非でも観客を入れたいようですね。そりゃそうでしょ。スポンサーに配った入場券は有効にしないとスポンサーに「申し訳ない」ですからね。アスリート・ファーストなんて微塵も考えないスポンサー・ファーストで金権主義のIOCなら当然の指示ですね。晩飯は以前録画したNHK-BSの加古隆のドキュメンタリーを見ながら。『映像の世紀』に使われている音楽『パリは燃えているか』の作曲者ですね。元ジャズ・ピアニストの作曲家だとは知っていたけどコンセルヴァトワール(パリ音楽院)でオリヴィエ・メシアンに作曲を教わっていたとは知らなかった。パリの老ジャズ評論家が彼の最近の音楽を「俳句」と評したのは納得ですね。『パリは燃えているか』もメロディ以前の短いモチーフ(動機)の展開ですからね。まるでベートーヴェンの運命の動機のように。映画『博士の愛した数式』の音楽も加古隆さんなんですね。素敵なドキュメンタリーの後は『チコちゃん』を気楽に見て風呂入って酒呑んで本持ってベッドへ。

6月3日(木)
昨日に続いてパロディが思い浮かぶ。『不思議の国のオリンピック』。40度近い猛暑酷暑とパンデミックのなかで国家がらみのドーピングや民族浄化を非難される国々が参加して「世界平和」を祈るスポーツ大会がワクチン接種の進んでいない国で開かれる…ってパロディにならない現実だというところが怖いですね。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。大坂なおみの鬱病告白を受けて一流のアスリートの多くが鬱病や不安症や精神疾患に悩まされていることを話す。スポーツを楽しめなくなった人たちのやるスポーツを見物客たちがまるでローマ帝国のコロッセオで闘ったグラディエーターたちを見るような眼で見てもイイのでしょうか?小生は過去に見たスポーツのなかで一番素晴らしかったスポーツは幼稚園児たちの運動会でのリレー競争だったと拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』に書きました。それが今でもスポーツの真実だと確信しています。ワン。黒兵衛と散歩。紫陽花がますます花やいでますね。ワン。デスクワークの途中に小林信也さんの新刊『長嶋茂雄永遠伝説』(さくら舎)が届く。パラパラと読んで子供向けに書かれた本かな…と思ったら神田伯山の講談を意識して書いたとあとがきに書いてあった。ナルホド。しかし数年前に立教大学の教壇に立って長嶋の話をしたら先輩の日本一の野球選手を知ってる学生が50人中2人しかいなかったことにショックを受けたからねえ…コノ本で長嶋を知る若者が増えてほしいねえ…と御礼のメールを送ると…そうなんですよ。最近は松井を知らない若者も増えましたからねえ…との返事。アジャパー。この国プロ野球は親会社が宣伝に利用し続けたせいか文化に成り得てませんね。晩飯はサッカー。日本代表vsU24代表。メッチャ期待したけどまぁこんなもんですかねぇ…という試合。U24が準備不足でしたね。反対の立場なら良かったですね。

6月2日(水)
『亡国の五輪』−小生が『不思議の国のベースボール(野球)』などのパロディを書いていた頃ならこんなタイトルの短編を書いていたかもしれませんね。「ナニィ!東京五輪を中止するだと?そんな女々しいことを言う奴はどこのドイツだ!?」「カイチョー!今の言葉は少々問題が…お取り消しください」「エッ?ドイツがイカンのか?バッハとの日独同盟はイカンのかぁ?」ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。木村元彦さんからメールで「のりこえTV」というネット番組の案内をもらったのでさっそく見せてもらう。以前インタヴューさせていただいた映画『月はどっちに出ている』『ゲロッパ』『パッチギ』『フラガール』などのプロデューサーの李鳳宇さんも出演されていて懐かしかった。テーマは卓球世界選手権で12個の金メダルを取り国際卓球連盟会長として米中のピンポン外交や朝鮮半島の南北統一卓球チームの結成にも尽力した荻村伊智朗の話。「ピンポンさん〜異端と自己研鑽のDNA荻村伊智朗伝」(講談社)の著者・城島充さんもリモート出演されて誰もが素晴らしい人物・素晴らしいスポーツマンと認める荻村氏について語る。今もTuTubeで視聴可能なので是非見てください。オリンピックがグチャグチャになってる現在こそ荻村伊智朗氏は振り返るべき人物ですね。木村さんには来週月曜の『ニューズ・オプエド』出演を依頼。いずれ城島さんにもお願いしたいですね。https://youtu.be/DbSOYWXgq_k

6月1日(火)
朝ベッドで『日本人と神』を読んでいたら7時頃TBSからtel。大坂なおみがロランギャロス(全仏テニス)を棄権したので昨日に続き『ひるおび!』で取りあげるという。事情を聞くとやはり記者会見のプレッシャーから。さらに数年前から鬱病にも悩まされていたとか。それを聞いて納得。鬱病や不安症など精神障害に悩まされているアスリートは多数存在している。何年か前にアスリートの神経症について調べたことがあったがイニエスタもフェルプスもそうだった。イニエスタは欧州サッカーのプレッシャーから逃れるために来日とも言える。プロ野球選手やメジャーの選手も開幕前は今シーズンは1本もヒットを打てないのじゃないか…1勝もできないのじゃないか…と眠れない日々を過ごしてペナントレースの突入する。控え室で怖さに震えているボクサーを見たこともある。みんな一流のアスリートでチャンピオンになってから精神障害を発症するアスリートが少なくない…そんなことを思い出しながら何年か前のメモを引っ張り出して用意したあと黒兵衛と散歩して準備してタクシーで大船駅へ。東海道線で新橋へ。再びタクシーで赤坂TBSへ。『ひるおび!』のスタジオで見た大坂なおみの全米オープンで優勝したあとの記者会見の言葉が興味深かった。テニスをやってる子供たちに一言…と言われて「テニスを楽しんで…そして私を目指さないで…」以前は「私のライバルにならないで…」という含意かとも思われたが鬱病が判明した今となっては「こんなにプレッシャーに塗れた非人間的な競技は目指さないで…」とも取れる。高額の賞金などでは癒されることのない大坂選手の「ナイーヴな心」は立ち直ることができるのか?そー言えば江夏豊投手は引退後に草野球に参加していた時が一番楽しそうだったなあ…。テレビを終えてタクシーのなかで爆睡。帰宅してチョイと昼寝のあとデスクワーク。晩飯は次女が持ってきてくれたという生牡蠣にビール&白ワイン。特に胃が変調を来すこともなくなかなか美味しかったです。


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ナンデモカンデモ
Blu-ray
『羊たちの沈黙』
『羊たちの沈黙』
何度も何度も部分的に見たり原作読んだりでしたが、やっとキチンと見ました。アンソニー・ホプキンスの凄味をつまらないハリウッド映画ですね
【ナンカン9/7】
DVD
『ファンシイダンス』
『ファンシイダンス』
もう20年以上前の映画になりましたが周防監督の作る映画は面白いですね。坊さんの世界がイカンナクえがかれています。
『シコふんじゃった』
『シコふんじゃった』
周防監督の醸し出すユーモアは上品で嫌味がないですがパワーはありますね。
『Shall We ダンス?』
『Shall We ダンス?』
イイ映画ですけど大人向き?と言うよりもう少々パンチがほしかった
【以上ナンカン9/7】
4K
『フィールド・オブ・ドリームズ』
『フィールド・オブ・ドリームズ』
何度でも推薦したくなる最高のアメリカ映画です。原作者のキンセラも原作より素晴らしいと言ってます
【ナンカン9/6】
BOOK
後藤逸郎『亡国の東京オリンピック』文藝春秋
後藤逸郎『亡国の東京オリンピック』文藝春秋
2020の記録として素晴らしい一冊です。坂上&來田両誌との対談も一読の価値アリ!
【ナンカン9/4,5】
オリバー・ストーン&ピーター・カズニック『オリバー・ストーンが語るもうひとつ
				のアメリカ史3帝国の緩やかな黄昏』ハヤカワ文庫
オリバー・ストーン&ピーター・カズニック『オリバー・ストーンが語るもうひとつ のアメリカ史3帝国の緩やかな黄昏』ハヤカワ文庫
日本全国の大学生に読ませたい一冊
【ナンカン9/1,2,4,5,6他】
オリバー・ストーン&ピーター・カズニック『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史2ケネディと世界存亡の危機』ハヤカワ文庫
オリバー・ストーン&ピーター・カズニック『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史2ケネディと世界存亡の危機』ハヤカワ文庫
日本全国の有権者に読ませたい一冊。
オリバー・ストーン&ピーター・カズニック『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史1二つの世界大戦と原爆投下』ハヤカワ文庫
オリバー・ストーン&ピーター・カズニック『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史1二つの世界大戦と原爆投下』ハヤカワ文庫
政治ジャーナリストを名乗る人物は当然読んで出ますよね
【以上ナンカン8/31】
オリバー・ストーン&ピーター・カズニック『オリバー・ストーンのアメリカ史講義』早川書房
オリバー・ストーン&ピーター・カズニック『オリバー・ストーンのアメリカ史講義』早川書房
アメリカの支配から逃れられない日本人の必読本!
【ナンカン 8/26,27,28,29,30,31】
DVD
『我らの生涯の最良の年』
『我らの生涯の最良の年』
優しい眼差しで人間を描くW・ワイラー監督の傑作です。
『ローマの休日』
『ローマの休日』
これもワイラー監督。DVDの値段は安くなってもヘップバーンの美しさは減衰しません。当たり前か。
『おしゃれ泥棒』
『おしゃれ泥棒』
これもワーラー監督粋な映画ですね。
【以上ナンカン8/26】
4K
『地獄の黙示録』
『地獄の黙示録』
最初見たときはよく意味がわからなかったけど…何度も見直すうちにコッポラの大傑作とわかるようになりました。
BOOK
コンラッド『闇の奥』光文社新訳文庫
コンラッド『闇の奥』光文社新訳文庫
コッポラは上の映画を撮るとき常にこの本を握り締めていたとか。ナルホド
【以上ナンカン8/25】
BOOK
ハワード・ジン&レベッカ・ステフォフ『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』あすなろ書房
ハワード・ジン&レベッカ・ステフォフ『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』あすなろ書房
これはナカナカ見事に面白いアメリカ史です。アメリカの「悪」の部分も描かれてます
ハワード・ジン&レベッカ・ステフォフ『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』あすなろ書房
ハワード・ジン&レベッカ・ステフォフ『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』あすなろ書房
アイゼンハワーもマッカーサーもパットンも、軍人としてデモの鎮圧を指揮したんですね。軍隊は国民にも銃口を向けるものなのか?
【以上ナンカン8/24】
DVD
ヴェルディ:オペラ『ドン・カルロ』
ヴェルディ:オペラ『ドン・カルロ』
ムーティ指揮ミラノスカラ座ゼッフィレッリ演出の奇蹟のような名舞台名演奏。パヴァロッティ他の歌手陣も凄い!
【ナンカン8/22】
ムソルグスキー:オペラ『ボリス・ゴドゥノフ』
ムソルグスキー:オペラ『ボリス・ゴドゥノフ』
プーシキン原作。ロシアの皇帝と民衆のあり方が理解できます。ボリスを歌うネステレンコの歌声と演技が凄い!
ムソルグスキー:オペラ『ボリス・ゴドゥノフ』
ムソルグスキー:オペラ『ボリス・ゴドゥノフ』
ケント・ナガノ指揮バイエルン歌劇場の舞台。カリスト・ピエイトの現代演出が面白い。安倍元総理も出てきます!?
ムソルグスキー:オペラ『ホヴァーンシチナ』
ムソルグスキー:オペラ『ホヴァーンシチナ』
アバド指揮ウィーン国立歌劇場の見事な舞台がロシアの歴史的現実を再現。ギャウロフ&プルチュラーゼの歌手も凄い!
【以上ナンカン8/21】
BOOK
『オリバー・ストーンの「アメリカ史」講義』早川書房
『オリバー・ストーンの「アメリカ史」講義』早川書房
チョット粗っぽい記述もあるけど勉強になります
【ナンカン8/18,19,20,21,】
水木しげる『白い旗』講談社文庫
水木しげる『白い旗』講談社文庫
毎年8月15日には読み直すべき本ですね
【ナンカン8/17】
『日本語のために 池澤夏樹=個人編集日本文学全集30』河出書房新社
『日本語のために 池澤夏樹=個人編集日本文学全集30』河出書房新社
日本語の言葉の勉強のための貴重な一冊です
【ナンカン8/16】
水木しげる『敗走記』講談社文庫
水木しげる『敗走記』講談社文庫
第二次大戦は水木しげるで学びましょう。
『人国記・新人国記』
『人国記・新人国記』
井沢元彦氏指揮風土記に触発されました。これも絶対に読みます
【以上ナンカン8/15】
DVD
『我らの生涯の最良の年』
『我らの生涯の最良の年』
邦題は原題"The Best Years of Our Lives"とは少々違う?素晴らしい戦争映画…でしょうが、まだ最後まで見てないのですよ。トホホ
【ナンカン8/14】
Blu-ray
『翔んで埼玉』
『翔んで埼玉』
埼玉県民公認(?)自虐的自画像の極みかな。しかし笑った。続編は歴史的意味合いをさらに加味してほしい
【ナンカン8/13】
LP
『ロッシーニ序曲集』
『ロッシーニ序曲集』
イタリアではウィリアム・テル序曲を継体の待ち受けに使用している人に2人出逢いました。ライナーは大好きな指揮者です
【ナンカン8/11】
CD
『ウィーン・フィル・サマー・ナイト・コンサート2021』
『ウィーン・フィル・サマー・ナイト・コンサート2021』
ヴェルディ&バーンスタインなど気軽な夏の夜向き音楽はイイですね。指揮はハーディング。もう若手じゃないですね。
BOOK
久瀬濃子『オランウータンに会いたい』あかね書房
久瀬濃子『オランウータンに会いたい』あかね書房
小4の孫が夏休みの読書感想文に選んだ本。面白そうで読みたくなった。老いては孫に教えられ(笑)
【以上ナンカン8/8】
CD
サン=サーンス:オペラ『サムソンとデリラ』
サン=サーンス:オペラ『サムソンとデリラ』
ホセ・クーラのサムソン&オリガ・ボロディナのデリラ。最高のキャスティングですね。
BOOK
川島浩平『人種とスポーツー黒人は本当に「強く」「速い」のか』中公新書
川島浩平『人種とスポーツー黒人は本当に「強く」「速い」のか』中公新書
これは本当に勉強になるスポーツ関係者必読本
【以上ナンカン8/5】
DVD
『新・映像の世紀第6集あなたのワンカットが世界を変える』
『新・映像の世紀第6集あなたのワンカットが世界を変える』
SNSやYuThbeは確かに世界変えました。でも良い方向にか悪い方向にかはこれからの使い方次第でしょう
【ナンカン8/1】
CD
プッチーニ:オペラ『トスカ』
プッチーニ:オペラ『トスカ』
カラスのトスカ&ゴッビのスカルピア。これ以上の適役は史上二度と現れないでしょうね。
LP
プッチーニ:オペラ『トスカ』
プッチーニ:オペラ『トスカ』
ニルソンのトスカ&コレッリのカヴァラドッシ&ディースカウのスカルピア。これも好きですね。
DVD
『フリードリヒ・グルダ・プレイズ・モーツァルト・コンチェルト』
『フリードリヒ・グルダ・プレイズ・モーツァルト・コンチェルト』
グルダのピアノは大阪の饂飩屋の味と村上春樹氏は言いました。ナルホド。
グレン・グールド・プレイズ・バッハ~ブルーノ・モンサンジョン監督三部作』
グレン・グールド・プレイズ・バッハ~ブルーノ・モンサンジョン監督三部作』
この解説書きました。グールドのバッハは最高のガラス磨き…ナンノコッチャ?宝石磨きではないのです
【以上ナンカン8/1】
BOOK
井沢元彦『逆説の日本史:明治激闘編 日露戦争と日比谷焼打の謎(26)』小学館
井沢元彦『逆説の日本史:明治激闘編 日露戦争と日比谷焼打の謎(26)』小学館
この一冊メッチャ面白い。森鴎外と白い巨塔と脚気と日露戦争ですからね
【ナンカン7/30,8/2,3,4,5,6】
井沢元彦『井沢式新ニッポン風土記西日本編』旅行読売出版社
井沢元彦『井沢式新ニッポン風土記西日本編』旅行読売出版社
鞆の浦、行きたくなりました。備前焼もほしいなあ
井沢元彦『井沢式新ニッポン風土記東日本編』旅行読売出版社
井沢元彦『井沢式新ニッポン風土記東日本編』旅行読売出版社
これから読みますね
【以上ナンカン7/31,8/1】
CD
プッチーニ:オペラ『トゥーランドット』
プッチーニ:オペラ『トゥーランドット』
カラスのトゥーランドットは凄い!シュワルツコップのリューは美しい!
プッチーニ:オペラ『トゥーランドット』
プッチーニ:オペラ『トゥーランドット』
ニルソンのトゥーランドット&コレッリのカラフ。&スコットのリューも良いですねえ。
ワーグナー:楽劇『ニーベルンクの指環』
ワーグナー:楽劇『ニーベルンクの指環』
カイルベルト指揮バイロイト祝祭劇場。往年のベスト・キャスト。ホッターのヴォータンだけでも効く価値アリの凄い舞台です。
Blu-ray
『ハドソン川の奇蹟』
『ハドソン川の奇蹟』
好きな映画です。アメリカの正義は時に五月蠅いですが、無視できませんね
【以上ナンカン7/31】
BOOK
施耐庵『漫画で読破 水滸伝』
施耐庵『漫画で読破 水滸伝』
漫画以外でも読まなきゃ…と思わせてくれる漫画です
【ナンカン7/27】
さいとう・たかを『ゴルゴ13 100』リイド社
さいとう・たかを『ゴルゴ13 100』リイド社
沢山楽しませていただきましたが背景描写が凄いですね
【ナンカン7/22,24】
DVD
『歌舞伎名作撰 歌舞伎十八番の内 暫/外郎売』
『歌舞伎名作撰 歌舞伎十八番の内 暫/外郎売』
五輪開会式は團十郎と初音ミクで…と小生は8年前から行ってましたが少々中途半端でしたね
【ナンカン7/23】
BOOK
筒井康隆『活劇映画と家族』講談社現代新書
筒井康隆『活劇映画と家族』講談社現代新書
読み出したら止まりません。「一家」とか「一味」と呼ばれている集団(疑似家族)の面白さの筒井流大分析!
【ナンカン7/10,21】
さいとう・たかを『太平記(下)まんが日本の古典20』中公文庫
さいとう・たかを『太平記(下)まんが日本の古典20』中公文庫
漫画を読んで原作を読みたくならせるのは、さいとう・たかをさんの力ですね
【ナンカン7/18,19】
さいとう・たかを『太平記(中)まんが日本の古典19』中公文庫
さいとう・たかを『太平記(中)まんが日本の古典19』中公文庫
ゴルゴ13版太平記も面白いけど原典を読み直したくなりました
【ナンカン7/16,17,18】
さいとう・たかを『太平記(上)まんが日本の古典18』中公文庫
さいとう・たかを『太平記(上)まんが日本の古典18』中公文庫
いやあ…以前は戦記物は平家が一番と思ってましたが太平記も面白いですね
【ナンカン7/15,16】
横山光輝『新平家物語(下)まんが日本の古典12』中公文庫
横山光輝『新平家物語(下)まんが日本の古典12』中公文庫
子供用としては満点ですが大人としては平家が滅びたあとの建礼門院の様子をもう少し…
【ナンカン7/14】
横山光輝『新平家物語(中)まんが日本の古典11』中公文庫
横山光輝『新平家物語(中)まんが日本の古典11』中公文庫
馬は小さいですが合戦の迫力は大きいです
【ナンカン7/12,13】
横山光輝『新平家物語(上)まんが日本の古典10』中公文庫
横山光輝『新平家物語(上)まんが日本の古典10』中公文庫
馬が小さく描かれてます。昔の日本馬は小さかったのですね
【ナンカン7/11,12】
横山光輝『伊賀の影丸第1巻』秋田書店
横山光輝『伊賀の影丸第1巻』秋田書店
小学校時代大興奮して読んだ一番好きな漫画でした。買い揃えようかな?
Blu-ray
『新映像の世紀第5集 若者の反乱が世界に連鎖した激動の1960年代』
『新映像の世紀第5集 若者の反乱が世界に連鎖した激動の1960年代』
60年代の若者たちはエネルギーに満ちあふれてましたね。
CD
『ドヴォルザーク:新世界交響曲』
『ドヴォルザーク:新世界交響曲』
レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニック。小生が小学5年で初めって買ったクラシックがコレの30pLPレコードでした
【以上ナンカン7/11】
BOOK
クーリエ・ジャポン編『変貌する未来 世界企業14社の次期戦略』講談社現代新書
クーリエ・ジャポン編『変貌する未来 世界企業14社の次期戦略』講談社現代新書
ここに日本企業や日本の企業人が含まれないことはやはり悲しむべきことかな?
山口尚『日本哲学の最前線』講談社現代新書
山口尚『日本哲学の最前線』講談社現代新書
日本の若き知性に触れましょう!
【以上ナンカン7/10】
DVD
『太陽の中の対決』
『太陽の中の対決』
ダサイ日本語タイトルですが中味は文芸西部劇で面白いす。
BOOK
エルモア・レナード『オンブレ』新潮文庫
エルモア・レナード『オンブレ』新潮文庫
上記映画の原作は翻訳・村上春樹です
【以上ナンカン7/9】
ジュリア・カジェ『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』徳間書店
ジュリア・カジェ『なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか』徳間書店
ピケティ絶賛らしいけど…そりゃヨメハンの仕事なら誉めるわなあ
【ナンカン7/8,9,10】
手塚治虫『火の鳥1黎明編』角川文庫
手塚治虫『火の鳥1黎明編』角川文庫
文庫で読んでも素晴らしい。文庫ならではの特典も沢山あります
【ナンカン7/5.6】
Blu-ray
『新・映像の世紀第4集 世界は秘密と嘘に覆われた冷戦』
『新・映像の世紀第4集 世界は秘密と嘘に覆われた冷戦』
そうか。エジソンやフォードやリンドバーグもナチス支持だったのか…
【ナンカン7/5】
BOOK
石ノ森章太郎『古事記―マンガ日本の古典(1)』中公文庫
石ノ森章太郎『古事記―マンガ日本の古典(1)』中公文庫
同じ漫画家で読むとしたのさ句ヒントのつながりを感じますね
【ナンカン7/4,5】
沼正三+石ノ森章太郎『家畜人ヤプー宇宙帝国への招待編』辰巳出版
沼正三+石ノ森章太郎『家畜人ヤプー宇宙帝国への招待編』辰巳出版
最初に読んで仰天したのは大学生の時でした。
沼正三+石ノ森章太郎『家畜人ヤプー悪夢の日本史編』辰巳出版
沼正三+石ノ森章太郎『家畜人ヤプー悪夢の日本史編』辰巳出版
漫画が先で原作の小説は後でしたけど石ノ森氏の解説の多い漫画がよくできてますね
【以上ナンカン7/4】
小笠原博毅+山本敦久『やっぱりいらない東京オリンピック』岩波ブックレット
小笠原博毅+山本敦久『やっぱりいらない東京オリンピック』岩波ブックレット
東京五輪2020は反対派の本の方が圧倒的に優れてますね
【ナンカン7/3】
竹宮恵子『吾妻鏡(上)―マンガ日本の古典〈14〉』中公文庫
竹宮恵子『吾妻鏡(上)―マンガ日本の古典〈14〉』中公文庫
これは竹宮恵子の最高傑作と思えるくらいの力作ですね。他の作品をほとんど読んでませんが(>_<)
竹宮恵子『吾妻鏡(中)―マンガ日本の古典〈15〉』中公文庫
竹宮恵子『吾妻鏡(中)―マンガ日本の古典〈15〉』中公文庫
義経よりも頼朝を認めたくなりますね。当然のことかな?
竹宮恵子『吾妻鏡(下)―マンガ日本の古典〈16〉』中公文庫
竹宮恵子『吾妻鏡(下)―マンガ日本の古典〈16〉』中公文庫
承久の変をもう少し詳しく…って原作を読めばいいのかな?
高島俊男『中国の大盗賊 完全版』講談社現代新書
高島俊男『中国の大盗賊 完全版』講談社現代新書
難解読み直しても面白い名著。「大盗賊毛沢東」と習近平まで続く「共産党王朝」がよく理解できます
【以上ナンカン7/1】
DVD
『ピンポン』
『ピンポン』
現代スポ根映画。スポーツ理解のためには見るべきところは皆無です
【ナンカン6/30】
Blu-ray
『ハチ公物語』
『ハチ公物語』
山城新伍さん、殿山泰司さん、懐かしかったなぁ。けっこう面白かったのは新藤兼人さんのシナリオと八千草薫さんの笑顔おかげでしょうね。
DVD
『吾輩は猫である』
『吾輩は猫である』
ハチ公の飼い主は漱石の猫も飼っていたのかと思うほど仲代達矢は学者先生にハマってますね。
Blu-ray
『新・映像の世紀 第3集 世界は独裁者を求めた 第二次世界大戦』
『新・映像の世紀 第3集 世界は独裁者を求めた 第二次世界大戦』
ヒトラー、ムッソリーニ、スターリン…民主主義のなかからでも独裁者は出現しますからね
【以上ナンカン6/28】
DVD
『小説吉田学校』
『小説吉田学校』
講和が終わったあとのお父さん(吉田茂=森繁久弥)は我が身を守るだけと娘(夏目雅子)に叱られます。映画として良くできてます。
【ナンカン6/27】
BOOK
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
クリックするとRakutenブックスへ跳びます。amazonよりもこっちの評価のほうが正しいですね(笑)。どうぞ、お買い求めを!
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
クリックするとamazonへ跳びます。どうぞ、お買い求めを!
『プロ野球大事典』(新潮文庫)3
『プロ野球大事典』(新潮文庫)
小生の実質的デビュー作。パロディ満載だけどよく売れました。我ながら良く書きましたね。
ロバート・ホワイティング著/玉木正之・訳『ふたつのオリンピック東京1964/2020』(KADOKAWA)
ロバート・ホワイティング著/玉木正之・訳『ふたつのオリンピック東京1964/2020』(KADOKAWA)
2400円と少々値段が高いですが全編約600頁。面白さは保証します(訳者)
拙著『京都祇園遁走曲』(文藝春秋)
拙著『京都祇園遁走曲』(文藝春秋)
まだ読んでない人はアマゾンで1円で買えるそうですから読んでね
『大相撲「八百長批判」を嗤う』(飛鳥新社)
『大相撲「八百長批判」を嗤う』(飛鳥新社)
八百長が騒がれた時期(2011年6月)に緊急出版した本です。宮崎学(作家)根岸敦生(朝日新聞記者/元相撲担当)鵜飼克郎(週刊ポスト記者)荒井太郎(相撲ジャーナリスト)らと相撲の本質論を語ってます。
『野球アンソロジー9回裏2死満塁 素晴らしき日本野球』(新潮文庫)
『野球アンソロジー9回裏2死満塁素晴らしき日本野球』(新潮文庫)
大好評発売中。正岡子規、夏目漱石、埴谷雄高、大下弘、桑田真澄、伊集院静…などが並んでます。買ってください!読んでください!
『彼らの奇蹟:傑作スポーツアンソロジー』(新潮文庫)
『彼らの奇蹟:傑作スポーツアンソロジー』(新潮文庫)
三島由紀夫、澁澤龍彦、小林秀雄、石原慎太郎、大江健三郎、沢木耕太郎、村上春樹…などが並んでます。こちらもよろしく。
『スポーツとは何か』(講談社現代新書)
『スポーツとは何か』(講談社現代新書)
「運動会」の文章は中学3年国語の教科書に採用され、他の文章も、今も大学や高校の入試や予備校の模試によく使われています。
『スポーツ解体新書』(朝日文庫)
『スポーツ解体新書』(朝日文庫)
これも大学入試の論文問題によく使われます。文庫版解説の文章は乙武洋匡さんです。
『続スポーツ解体新書』(Zaiten books)
『続スポーツ解体新書』(Zaitenbooks)
もっと著書の宣伝をしなさいよ…と友人に言われたので…
(以上、スポーツ本の拙著の宣伝でした)
『図説・指揮者列伝 世界の指揮者100人』(河出書房新社ふくろうの本)
『図説・指揮者列伝世界の指揮者100人』(河出書房新社ふくろうの本)
平林直哉さんとの共著です。
『クラシック道場入門』(小学館)
『クラシック道場入門』(小学館)
中古ならあるようです。20年前に上梓した音楽本です。
『オペラ道場入門』(小学館)
『オペラ道場入門』(小学館)
クラシック…の本は5刷増刷。さらに面白くと出したオペラの本は増刷ナシ。やはり日本ではオペラはマダマダ…なのかな。以上、音楽関係拙著の宣伝でした。
タマキのナンデモカンデモごちゃまぜ総集編
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