ナンヤラカンヤラ
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タマキのナンヤラカンヤラ NEW!!
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12月4日(土)
昨晩布団に入っても寝付けず北京五輪のボイコット問題やIOCについて考えていたら物凄く単純なことに気付いた。スポーツにはスポーツ以外のどんな理屈も付けてはいけないのだ。その意味では「世界平和のためのオリンピック」も「読売新聞を売るための巨人軍」も「高校生の教育のための高校野球」もすべて等価でそのような理屈は全てスポーツを不純なものに変質させてしまうのだ。スポーツという文化を行う意味はスポーツ自身のなかに内在しているのでスポーツを行うということ以外に何も意味を付けてはならないのだ。そうすればスポーツはスポーツの素晴らしさを発揮して人々や社会に幸福や満足感を与えてくれるのだ。眠って目覚めたあとも同じことを考える。スポーツを語るときに纏わり付いたスポーツ以外の属性を排除すれば全てはスッキリする。"彭帥事件"はスポーツ選手が国家権力に巻き込まれた人権問題であってスポーツの事件ではない。北京冬季五輪をボイコットするべきか否かの問題もスポーツの問題ではなく人権問題であり政治問題でありスポーツを政治や経済に利用しようとする勢力のもとで開催される大会などスポーツ大会とは言えないので純粋にスポーツを行いたい人々はボイコットすべきでしょうね。こんな単純なことに気付くのに小生は40年以上半世紀近くもかかったのか…嗚呼。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩のあとデスクワーク。昨晩と今朝閃いたことを文章にする作業。「オリンピックをスポーツと呼ぶのは唐辛子催涙スプレーを食料品と呼ぶのに等しい」というボイコフの言葉は至言ですね。Jリーグが生まれたときに記者たちから「Jリーグを作って何をするつもりですか?」と訊かれた川淵チェアマン(当時)が「サッカーをします」と答えたのも同じく至言ですね。晩飯食いながら『博士ちゃん』と『ブラタモリ』を楽しんで風呂入って寝る。今夜は考え事をせず寝ることに専念。ハムレットは死は眠りに過ぎないと言ったけど眠りは死ではないのかな?人間は毎晩死んでは甦ってるのなら嬉しくないか?ZZZZZ……

12月3日(金)
『台湾VS中国』を読了したので井沢元彦『汚れた「平和の祭典」2022年北京オリンピックをボイコットせよ』(ビジネス社)をチョイと再読。これは"彭帥事件"が起こる前に書かれた一冊。ウイグル&モンゴル&チベット&香港問題だけでもナルホド北京冬季五輪は十二分にボイコットに値しますね。チベット問題で大荒れになった2008年の北京五輪の聖火リレーで長野の善光寺がリレーの出発点を辞退したのは見事な判断でしたね。反対運動で集まったチベットの人と中国体制側の人の怒号と罵声が飛び交うなか聖火リレーの出発を名古屋のテレビ番組のスタジオで見ていた小生は強風で消えた聖火を百円ライターでトーチに点け直すシーンを目撃。司会の峰竜太さんと目を見合わせて何と言っていいかわからず唖然としていたことを憶えてます。"彭帥事件"がプラスされWTA(女子テニス協会)が中国での全試合の中止を決めた今北京冬季五輪はどうなるのでしょうね?ワン。黒兵衛と散歩のあと今日も黙々と仕事。『スポーツジャーナリズムは日本になぜ生まれないのか?(仮題)』の執筆を続ける。来週月曜の『ニューズ・オプエド』のゲストとして春日良一さんの出演が決定。バッハIOC会長と彭帥さんのTV会談を「IOCにしかできない平和行為」と東京新聞にコメントした彼の真意を知りたいですからね。夕方ZOOMとはまた違う映像会議で(よくワカラン)仕事の打ち合わせ。俺もそろそろスマホを持たないとイカンかな(笑)。晩飯映画劇場はジェームズ・ギャグニーの西部劇『追われる男』。流れ者から保安官になった男がかつて亡くした息子と同年齢の男を息子のように育てようとするが裏切られてギャングの仲間に…しかし最後にドンデン返し。まぁ昔のハリウッド娯楽西部劇特有の疑似家族の物語ですね。ギャグニーはやっぱり西部劇より暗黒街のギャング映画ですね。

12月2日(木)
『台湾VS中国謀略の100年史なぜ中国共産党は台湾を支配したがるのか?』読了。台湾と中国の現代史を知るうえで非常に勉強になりました。さらに習近平のネライを知るうえでも非常に参考になりました。北京冬季五輪のあと注意しなければならないのは中国の台湾本島への軍事侵攻ではなく太平島・金門島・馬祖島そして尖閣諸島への武力行使なんですね。プーチン・ロシアがウクライナとの全面戦争に入らずクリミア半島だけを奪取してNATOの介入を忌避したように習近平中国もアメリカの介入前に手っ取り早く占領できるところを順に占領してしまえというわけですね。そうなるかどうかはさて措き非常にリーズナブルではありますね。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。11月15日付東京新聞夕刊が報じた高校野球リーグ戦について話す。現在は14都道府県に広がり80校を超す高校が参加しているとか。投手の身体的負担の大きいスライダーやフォークを禁止したり投手に危険な反発力の強い金属バットの禁止。反発力の弱い飛ばないバットや木製バットや竹バットの使用を実践してるのも面白い。この動きを高野連が無視して朝日新聞が取りあげないのも問題。やっぱりマスメディアがスポーツ大会を主催するのは禁止すべきですね。メディアが主催者になると現状肯定で自由な言論ができませんからね。ワン。ラジオ出演あと黒兵衛と散歩。終日いろいろデスクワーク。「スポーツジャーナリズム論」は難航の連続…でもライフワークをがんばらねば…と思ってると読売テレビ『す・またん』からZOOM出演依頼。中国のテニス選手の"彭帥事件"の解説を依頼される。喜んで引き受けて夕食前に中国と"握手"したIOCバッハ会長は命取りとなる一歩を犯したかも…といったことを話す。WTA(女子テニス協会)との違いは明白ですよね。晩飯はヴィヴィアン・リー&ロバート・テイラー主演『哀愁』。戦争で幸せ結婚が破綻する男女の純愛物語。ストーリーの流れは古さを感じますね。ヴィヴィアン・リーが可愛いからゆるせますが…『風と共に去りぬ』のほうが映画としてかなり格上ですね。中村吉右衛門さんが亡くなられましたね。あんな見事な熊谷直実・俊寛・弁慶は他になかったですね。声も良く滑舌も良く。客席では見惚れるばかりでした。合掌。

12月1日(水)
『台湾VS中国謀略の百年史』は蒋介石VS毛沢東の対立以来蒋経国→李登輝→陳水扁→馬英九→蔡英文と続く台湾総統VSケ小平→江沢民→胡錦濤→習近平と続く大陸側中共主席の丁々発止を描いた現代史の名著ですね。いよい蔡英文VS習近平の最終章に辿り着く。北京冬季五輪後の台湾武力侵攻はあるのか?先週土曜に大阪のテレビで会った著者の近藤大介さんは「習近平は気の小さい男ですからそれはないですよ。威嚇して威張ってるだけ」とおっしゃったけど…はたして…ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと集中して『Up & Comming』の連載原稿書き。北京冬季五輪と中国女子テニス選手の人権問題を中心に最後は日本のスポーツ界の「五輪中毒」「五輪依存症」へ。五輪を招致しないと公的資金(税金)がスポール界に出ない現状について触れる。ヤンキースにもドジャースにも巨額の公的援助は出ているけど親会社の所有しているスポーツには税金は出せませんからね。夕方原稿を完成してメール送稿。ふうううう。晩飯映画劇場はイングリッド・バーグマン&グレゴリー・ペック主演ヒッチコック監督『白い恐怖』。途中のフロイト的心理分析が少々五月蠅いとも思えたしバーグマンほどの美女でも突然恋に落ちるものかと首を傾げるけどバーグマンの美しさがすべてを許しますね。最後のドンデン返しの結末も知っていたけど全編をゆっくり見たのは初めて。ヒッチコックのカメラ・アングルは面白いですね。映画造りの妙ですね。夢のシーンの映像をサルバドール・ダリが監修したのはいかにも精神分析的で面白かったけどホントの精神分析ってこんなんじゃないんですよね。

11月30日(火)
『台湾VS中国謀略の100年史』読み続ける。《今までの台湾の権力を握ってきたのは全部外来政権でした。(略)国民党にしても外来政権だよ》という李登輝の言葉はまったくその通りですね。台湾は「Naive内省人」の手によって独立すべきなんですね。琉球もそうかな?ベッドから出て体温を測ると36.8度。判断が微妙な体温。ワン。とりあえず黒兵衛との散歩をこなして請求書を書いたり資料やメールの整理をしたあとフォーラムエイトのPR誌『Up & Comming』の連載に手をつけるがいまいち身体がシャキッとしない。頭もシャキッとしない。頭も身体の一部ですからね。こーゆーときは寝るに限る。NHKのニュースを見たあと夜7時半にベッドへ。爆睡。

11月29日(月)
『台湾VS中国 謀略の100年史』は本当に面白い。蒋介石も蒋経国も毛沢東も周恩来もケ小平もみんなモスクワのコミンテルンの学校で学んで方やゴリゴリのコミュニストになり方やガチガチの反共になったのですね。なるほど。中国は一つ一つなんですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。チョイと喉に痛みが…。新幹線とホテルで乾燥した環境に見舞われたからかな。散歩から帰って体温を測ると37.3度。コロナではないと思うけど身体が火照ってる。解熱剤とペレックス服んで睡眠。夕方前に気合いを入れて『ニューズ・オプエド』の準備。今日のゲストは青島健太さんと小林信也さんで野球特集。高校野球で変化球(フォーク&スライダー)禁止&低反発バットによるリーグ戦が拡大している話を小林さんに詳しく解説してもらう。しかし甲子園の「メディアによって作られた熱狂」は続くのですよね。青島さんには日本シリーズの詳しい解説を。高津監督のリリーフエース出身監督ならではの采配が勝利をもたらしたというのは本当にその通りですね。「絶対大丈夫」という言葉もリリーヴァーならではの言葉かな。接戦で押さえの切り札としてマウンドへ登るときに自分に言い聞かせる心境ですよね。番組終わって晩飯。ビール抜きで赤ワイン。赤ワインはメディチオーネ(薬)ですからね。体温37.5度。やば。ねよ。

11月28日(日)
近藤大介さんの『台湾VS中国 謀略の100年史』メッチャ面白い。《米中は朝鮮戦争で激突して以降直接対決は避けたいという傾向が強まりました(略)こうした米中両大国の「阿吽の呼吸」は現在に通じるものがあります。仮に近未来に日中が尖閣諸島を巡って激突してもアメリカ軍は日本のために中国人民解放軍とと戦ってくれないと見ています》なるほど。そんなもんかもしれませんねえ。《キッシンジャーは周恩来との会談で日本の悪口で盛りあがっています》というのもそんなもんかも…ただ《建国当初の中華人民共和国は中国共産党の他にも8つの民主党派などが加わった連合政権でした》というのは知らなんだ。そのあと《全土で毛沢東の偶像崇拝化が進み「粛清の嵐」が吹き荒れる》のですね。中共王朝は困った国家ですね。ワン。黒兵衛と散歩のあと昨日大阪の朝日放送で藤井聡さんに『ちくま』での斎藤美奈子さんの絶賛紹介文(一昨日の本欄に書いたこと)を教えてあげると「それは嬉しいなあ。早速読みます」と言われたのを思い出して三山ひろしさんの事務所宛に三波春夫さんの手紙について書いた日経の記事をpdf.にして送ったり…雑務いろいろ…む?水洟が出る。風邪ひいたかなと思いながら原稿書き。大相撲は照ノ富士が強すぎるし日本シリーズもお終わったし…近藤さんの『台湾VS中国』を読みたいので『ダーウィンが来た!』でオモロイ魚の話を見たあと早々にベッドへ。

11月27日(土)
大阪のホテルで目覚めて近くのABC朝日放送へ。『教えてNEWSライブ!正義のミカタ』スタジオ生出演。中国通のジャーナリストで『オプエド』にも出てもらったことのある近藤大介さんの一緒に中国の"彭帥事件"について話す。近藤さんは中国共産党の言論弾圧の酷さを…小生はとにかく北京冬季五輪を開催したいバッハIOCの酷さを…それぞれ語る。IOCが全体主義と仲良しなのは歴史的事実でクーベルタンは晩年ナチスの年金暮らし。ブランデージは人種差別主義者で反ユダヤ主義者で(女)性差別主義者で植民地主義者ですからね。サマランチはスペイン極右政党ファランヘ党党員でしたからね。バッハが習近平と握手しても驚きませんね。そんな話をイロイロして日本も北京は開閉会式ボイコットをしないとダメだと結ぶ。一種の政治的ボイコットですね。この話題の他にコロナウイルスと外国人労働者の話にお付き合い。外国人労働者の規制緩和は東京五輪で金儲けした人材派遣会社も後押ししてるのですよね。嗚呼。番組終了と同時にゲスト出演していた三山ひろしさんのもとへ。御挨拶させていただくと同時に小生が三波春夫さんから亡くなる直前に長さ4メートルにも及ぶ和紙の墨痕鮮やかな手紙をもらった話をして三山さんも是非とも見てみたいとのことでとりあえず写真を送ることを約束。三山さんは現在最高の三波春夫さんの後継者ですからね。タクシーで新大阪駅へ。新幹線で昼飯にサンドイッチ食べながら近藤大介さんにいただいた新刊『台湾VS中国 謀略の100年史 なぜ中国は台湾を支配したがるのか?』(ビジネス社)を読む。ナルホド。習近平はアヘン戦争と日清戦争の前の状態に戻したいから香港と台湾を支配したがるのですね。でも元々台湾は中国ではなかったのですね。帰宅していろいろデスクワークのあとヴィッセル神戸と横浜マリノスのサッカーを楽しんだり大相撲。阿炎は照ノ富士相手に惜しかったなあ。そして日本シリーズは最高の試合。6時から11時過ぎまでハラハラドキドキの連続であっと言う間の5時間を楽しむ。詳しい話は月曜日午後6時からの『ニューズ・オプエド』で小林信也さん青島健太さんと話すことにします。とにかく素晴らしい試合でした。見事な野球でした。最高の日本シリーズでした!

11月26日(金)
『ちくま』の斎藤美奈子さんの『世の中ラボ』ベッドなかで読み直す。藤井聡氏の『こうすれば絶対よくなる!日本経済』(アスコム)だけでなく井上智洋『現金給付の経済学−反緊縮で日本はよみがえる』(NHK出版新書)も朴勝俊『バランスシートでゼロから分かる財政破綻論の誤り』(青灯社)も読まないとダメですね。小生がほとんど手をつけない唯一の読書のジャンルは経済だけどこれらの本は目からウロコを剥ぎ落としてくれそう。斎藤美奈子さんも書いている。《この本は緊縮財政や財政再建論の欺瞞を暴き出す。「財政は危機」「国債は借金」という思い込みゆえに〈政府の危機対策はきわめてケチでノロマなものになっています〉という(朴氏の)指摘は至言だろう》ナルホド。18歳以下だけ…とか年収○○円以下だけに…というのは最悪のバラマキなんですね。《バイデン政権は既に3回にわたる1人当たり7〜15万円の給付金を決定している》んですよね。そういえばホワイティングさんが喜んでいたなぁ。ワン。黒兵衛と散歩のあとデスクワーク。校正やらアレヤコレヤ処理したあと夕方から東海道線で品川へ。久し振りに新幹線で新大阪へ。タクシーでホテルへ投宿。チコちゃん見ながら晩飯は豚カツ弁当。うわ。阿炎が見事な突き押しで貴景勝をやっつけた。照ノ富士戦が楽しみ。

11月25日(木)
昨日『ちくま』12月号が送られてきたので朝ベッドのなかで読む。斎藤美奈子さんの『世の中ラボ』のファンで毎号読んでいる(東京新聞のコラムも毎週読んでいる)。今回のタイトルは「コロナ不況下で浮揚した積極財政論を学ぶ」。藤井聡が田原総一朗に「消費税ゼロ」と「積極財政」を説き伏せているという。《国の借金は1200兆円。この累積赤字を減らさなければ日本は財政破綻する》というが《藤井はその「常識」こそが諸悪の根源だという》《田原「諸悪の根源は財務省?」藤井「はい。そうです」》斎藤美奈子さんも《財政が赤字だという偽の理由で市民が我慢を強いられる必要はどこにもないのだ》と結論づけている。週末藤井さんに会うから確かめたくなったな。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。中国の「彭帥事件」をとりあげてIOCが如何に全体主義国家と仲良くしてきたかを話す。クーベルタンは晩年ナチスの年金で暮らしていたしブランデージはヒトラーを絶賛していたしサマランチはスペイン・ファランヘ党(ナチスの友党)の党員でしたからね。バッハさんも中国共産党入りするのかな?というのは悪い冗談とも思えませんね。ワン。黒兵衛と散歩のあと『ちくま』の原稿『本間龍・著「東京五輪の大罪:政府・電通・メディア・IOC」ちくま新書「オリンピックがもはや《オワコン》であることを明解に証明した記録」』をブラッシュアップして送稿。ふううう。大相撲を楽しんで阿炎を応援して(照ノ富士と当たって欲しいですね)晩飯食いながら日本シリーズ。昨日の本欄に書いた期待通りついに出ました山田の同点スリーラン!見事なホームラン!と思ったらジョーンズの一発!でバファローズの勝利。今日もイイ試合でしたね。来週月曜の『オプエド』のゲストが青島健太さんと小林信也さんに決まったので思い切り素晴らしい野球の話をしましょう!

11月24日(水)
《分け入って分け入ってもなお青い山こんなにうまい水があふれてる》種田山頭火。《銀河系のとある酒場のヒヤシンス》橋間石。いいですね。現代詩よりも和歌や俳句のほうが好きですね。形式のあるのが好きなのかな?ワン。黒兵衛と散歩。そう言えば桂枝雀さんが生前俳句会に出て「傘」というお題でこんな俳句を披露したとか。《持って出たからにゃあ降ってもらわな》形式を壊すのもいいですね。ワン。午前中は週末の朝日放送『正義のミカタ』の電話打ち合わせ。IOCバッハ会長の「中国萬歳」行動」について。そう言えばバッハ会長は日本に来て日本人のことをChineseと呼び間違えたこともありましたねえ。午後からは筑摩書房のPR誌『ちくま』の原稿のブラッシュアップをしていると読売テレビ『す・またん』から電話。ZOOMでプロゴルファーの石川遼選手の謝罪会見についてコメント。丁髷スタイルよりもマスク姿が気になりましたね。パーティションで仕切ってマスクは外して顔を見せなきゃ。照ノ富士強いですね。阿炎と取らせたいなぁ。晩飯は日本シリーズを見ながら。いやぁ今日も名勝負でしたねえ。めっちゃレベルの高い攻防ですね。そんななかで41歳石川投手見事でした。明日でスワローズの日本一が決まるには山田の復調がカギかな。バファローズは山本投手を出せば?昔は日本シリーズではエースが1,4,7戦と3回登板するのが常識でしたけどね。江川卓投手でもそんな中3日で投げましたからね。

11月23日(火)
ベッドで読む本が途絶えたので河出の『池澤夏樹個人編集日本文学全集』から『第29巻近代詩歌』を昨晩から持ち込む。しかし詩の良し悪しはよーワカラン。まだ和歌や俳句のほうがいいですね。《マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや》寺山修司《やはらかきふるき日本の言葉もて原発かぞふ、ひい、ふう、みい、よ》高野公彦。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。勤労感謝の日。新嘗祭ですね。勤労が農作業だった時代は確かに感謝を捧げる価値があったでしょうが株価を眺めて大儲けしている人には別に感謝の気持ちもないですね。ワン。終日デスクワーク。『北國新聞』連載「スポーツを考える」原稿執筆。中国の女子テニス彭帥選手にIOCバッハ会長がTV電話したことを公表したナンセンスを批判。世界の人権団体や女子テニス協会が批判しているように商業主義にドップリ浸かった国際スポーツイベント団体のIOCは人権無視の危険な領域に足を突っ込み始めましたね。そういえば東京五輪で森組織委会長が女性差別発言をしたときもバッハ会長は彼を救おうとしましたからね。春日良一さんは東京新聞でバッハ会長の行為を「世界平和を実現するための外交手段の一つ」と賞賛するコメントしていたけどそれはないでしょう(>_<)近々『オプエド』で真意を訊いてみたいですね。晩飯は日本シリーズを見ながら。イイ試合でしたねえ。投打の対決すべてに緊張感が走り逆転の連続で見事な接戦を演じてますね。杉村も吉田も中村もサンタナも素晴らしかったけど投手陣も皆素晴らしい。どっちが勝っても見事。点数も勝敗も忘れてしまうほどの最高のシリーズですね。

11月22日(月)
『頼朝と義時 武家政権の成立』読了。最後はもちろん承久の乱。小生は高校時代に「承久の変」と習った記憶があるけどコレは皇国史観に基づいた表現らしい。ナルホド。天皇(順徳天皇)や上皇(後鳥羽上皇)は「乱」など起こさないということですね。しかし「武家政権の成立」というのは騙し合いとテロと殺し合いの末にできたものなんですね。それに気付くと実朝の「大海の磯もとどろに寄する波われて砕けて裂けて散るかも」という見事な一首もただの湘南海岸の波の描写とは思えないですね。ワン。ベッドから出て朝食のあと孫と一緒に黒兵衛と散歩。3歳のチビのクセに良く喋る。血筋かな。ワン。終日デスクワーク。途中共同通信から電話。大谷が国民栄誉賞を辞退したことについて感想于を求められる。表彰自体が屋上屋を付けるだけの政治的なものですから辞退でなく拒否してもいいくらいですよね。第1回の王貞治さんのときはベーブ・ルースの記録に次いでハンク・アーロンの通算本塁打記録も破って日本中が大騒ぎしたのに何の表彰もないから特別に…との意味があったけど今は政治家が既に表彰や評価されている人にオマケを出して喜んでるだけですからね。それに手塚治虫のようにどんなに素晴らしい漫画家でも生前日本共産党を応援していた人物は表彰されませんからね(長谷川町子さんは表彰されてますね)。国民栄誉賞はIOC並みに政治的ですね。夕方から『ニューズ・オプエド』リモートMC出演。今日のゲストはサッカー・ジャーナリストの大住良之さんと大リーグ評論家の福島良一さん。W杯アジア予選で2位に成績をあげた日本代表とメジャーでMVPに輝いた大谷翔平の話題。森保監督は実績のある選手でなくもっと新しい調子のいい人材を使うべし。大谷は文句なしの受賞だけど福島さんが今週末に北海道ファイターズの建設中の新球場を取材に行くというのでスタジアムのあり方についてで話題は盛りあがる。メジャーの球場は小生が取材を始めたころは外野席の入場料が1$程度。50セントの球場もあって野球は庶民の文化だったんですよね。それが今では…何万円という席も!嗚呼!番組を終えて晩飯。長女がやって来てザハロワの踊るボリショイ・バレエの『眠れる森の美女』やマリインスキー劇場の『シェエラザード』や『火の鳥』の舞台を見ながらワイン。ザハロワは凄いバレリーナですなぁ。

11月21日(日)
『頼朝と義時』はいよいよ実朝暗殺へ。なるほどコレだけ武力(暴力)が横行すれば文治政治に戻すのは困難でしょうね。明治維新まで約650年間ほど武士の世の中が続くわけですね。近代日本の軍国主義も加えれば日本は750年間ほど武断政治が続いたことになるのかな?ミャンマーを嗤えないですね。ワン。黒兵衛と散歩のあと本間龍『東京五輪の大罪』の『ちくま』への紹介原稿を仕上げる。ナルホド本間さんがジャーナリストとして原発問題の本を何冊か上梓されたあと五輪を取りあげたのは納得ですね。原発も五輪も同じカタチの有無を言わさぬ《翼賛報道》でしたからね。この原稿を書いている22日朝のテレビでIOCバッハ会長が行方不明とされていた中国人テニス選手の彭帥さんとテレビ電話で30分間話したと報道。IOCは何故笑顔の静止画だけで動画を公開しないのかな?これでは何としてでも北京冬季五輪を実施したいIOCは中国共産党に大協力してるのかな?と疑われますよね。いまや中国はIOCの大スポンサーで副会長も中国共産党の方がいますからね。ボイコットが広がる?夜になって次女が2人の孫を連れて久し振りに遊びに来る。賑やかな晩御飯。ただし俺は日本シリーズ。昨日に続いて素晴らしく見応えのある試合。バファローズ20歳宮城とスワローズ24歳高橋両投手の見事なピッチングに惚れ惚れ。ベテラン青木の狙い澄ました決勝打も素晴らしかった!ホントに昨日今日と2日とも見事な野球でしたね。

11月20日(土)
『頼朝と義時』を読んでいてナントマァ人殺しだらけの世の中かと呆れたが壇の浦で源平の合戦がいったん区切りを迎えたとき「文治」という年号が生まれたことにチョット驚き。江戸時代の「文化文政」ほど平和な世の中とは思えず源義経を巡って頼朝との対立やテロもどきの事件もあったが後鳥羽天皇は「武」ではなく「文」で「治める」時代の到来を感じたのか…願ったのか…「文化」という言葉の意味を考えるうえで一つファクターが加わったかな。まぁ俺が知らなかっただけのことですが…ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。そういえば蒙古襲来は文永の役か…ワン。終日デスクワークは本間龍さんの新刊『東京五輪の大罪:政府・電通・メディア・IOC』(ちくま新書)の書評というか解説文を筑摩書房のPR誌『ちくま』に書く仕事。送られてきたゲラを通読し直して書き出す。ナルホドたしかにオリンピックはいまや問題ありすぎで既に「オワコン」と言うべき領域に足を突っ込んだようですね。ブラッシュアップは明日にして日本シリーズ:バファローズvsスワローズ戦を観戦。途中から晩飯&酒。しかし山本vs奥川の投げ合いも素晴らしかったし村上のホームランも見事だったし最終回バファローズの逆転サヨナラを放った吉田もサスガでした。強いチーム同士の見事な日本シリーズ初戦でしたね。明日も楽しみですね。晩飯時に突然やって来た長女とワインで乾杯。野球が終わったあとは酒&バーンスタイン指揮のモーツァルトやヴェルディの『レクイエム』を楽しみながら少々夜更かし。

11月19日(金)
『頼朝と義時』は曾我兄弟の仇討ちに言及。ええええーっ!コレって北条時政が後ろで操った頼朝暗殺クーデター未遂事件だったって考え方もあるの!?歴史は奥が深いですね。五郎と十郎の『助六由縁江戸桜』見て喜んでる場合じゃないですね。ベッドから出てモーニングショウで大谷翔平選手のMVP選出をチェック。満票は素晴らしいですねえ。文句なしですねえ。でも日本のプロ野球はコレでいいのか!?と誰か言ってほしかったですねえ。いや。そーゆーことをゆーとマスメディアには出られなくなるのかな(>_<)黒兵衛と散歩のあと東海道線に乗って品川へ。フォーラムエイトの第15回デザイン・フェスティバルを見学。午前10時には台湾デジタル担当大臣のオードリー・タン氏もオンラインで講演したらしいけどサスガにそれに間に合わすことはできず午後からのデジタル庁や秋田大学の方の講演を拝聴。日頃頭に巡らせているスポーツや音楽の話とはまったく別世界のテーマにある意味感動。勉強させていただきました。帰り際にフォーラムエイトの社長と副社長に挨拶して帰宅。大船で打ち合わせ…と思ったら1週間後の間違い。嗚呼。もっとゆっくりデジタル改革の話を聞けば良かったと思いながら大相撲&晩飯&ニュース…立憲民主党はどうするのかなあ…元ニセコ町長だった方とは以前カラリと晴れた羊蹄山の前で対談したことがあったけど…まずは日本共産党が「改名」しないと…。今夜の『チコちゃん』は面白かったです。ピアノが黒い理由・南瓜が堅い理由…こーゆー何の役にも立たない情報大好きです。ピアノが黒いのは日本のピアノの湿気対策の漆塗りピアノが世界で最初でそれが広まったんですね。面白い。

11月18日(木)
『頼朝と義時』はいよいよ義経の腰越状。そんな兄頼朝に邪険にされるような義経が可哀想という奇麗事ではなかったのですね。義経も頼朝を討とうとしていたのですね。納得。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。サッカーW杯アジア予選でチョイほっとしたこと(やっぱり新しい地は必要ですね)と一昨日の本欄に書いた古葉竹識さんの生前の逸話を話す。ワン。黒兵衛と散歩のあとデスクワーク。『日本には何故スポーツジャーナリズムが生まれないのか?』の執筆に集中。ふうううう。昼飯と昼寝の前後に『80日間世界一周』観了。他愛ない物語を無視すれば結構見どころはいまでも多い映画ですね。最後のキャスト&スタッフ紹介のマンガが最高に面白かったですね。午後も執筆に集中。こういうときに「全集中」とは書きたくないですね。そんな架空の話ではないですから。うわっ。御嶽海が負けた。あれだけ強かったのが…まぁ余裕で取りこぼしをしてしまう御嶽海はいつものことですけど攻め続けた若隆景は良かったですね。隆の勝が照ノ富士に善戦。照ノ富士に挑戦する力士の姿は毎日素晴らしいですね。近々照ノ富士を倒す力士が現れるかな?晩飯食いながら見たNHK-BS『世界のドキュメンタリー カラスvsテバルディ』は見るの2度目なのにメッチャ面白かった。世界一のソプラノ歌手でライバルの2人は孤独だったのですね。テバルディをどう思いますか?と訊かれたマリア・カラスが「シャンパンとコーラを較べないで」と言ったのは凄い!けど晩年は淋しくてテバルディに電話をかけて長電話してたとか。晩飯のあとは『BSフジプライムニュース』がメッチャ面白かった。韓国通の二人のジャーナリストによる随所に「韓国評」を交えた日韓米関係と台湾中国問題。ナルホド。サプライチェーンというのは完全に安全保障問題&外交問題なのですね。これからの時代は米中新冷戦ではなく新ブロック経済の時代かな?それに韓国のコロナ患者急増&ブレイクスルー感染の多い理由がよくわかりました。ワクチン摂取率の1回目だけの統計で世界の上位に行きたかったのですね。だから2回目が間に合わずに間が空いた。嗚呼。韓国人の友人にそんなに意地張らないでもいいよといいたいですね。寝よ。

11月17日(水)つづき
『頼朝と義時』ベッドで読み進む。鎌倉殿が拠点を創っていよいよ間問い平定と平氏討伐開始。途中井沢元彦批判が出てきて思わず吹き出す。小生と仲のイイ人はみんな反権威の側になってしまうのかなあ。なんでかなあ。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。『スポーツジャーナリズム論』いよいよ気合い入れて集中。3日前くらいから昼寝の前後に映画『80日間世界一周』を1日に30分くらいずつ見ている。昔の映画と納得して見ると面白い。冒頭に『メリエスの月世界旅行』の映像も出てきますしね。インドのお姫様シャーリー・マクレーンも若いですしね。うわっ。日本は鎌倉の大仏。それに京都の平安神宮もロケしてますね。サンフランシスコではフランク・シナトラもマレーネ・ディートリヒも出てきた。凄い!デスクワークに集中のあと大相撲。今場所は貴景勝&御嶽海が強いですね。照ノ富士は盤石。しかし彼とあたった力士が霧馬山・大栄翔・若隆景・阿武咲みんな力いっぱい善戦してるのがいいですね。さぁ誰が照ノ富士をどんな勝ち方で倒すか…見ものですね。

11月17日(水)
起床前の午前4時頃にトイレに立ったついでに『ゲキサカ』でオマーンvs日本代表のW杯予選チェック。1-0で勝利。途中出場の三苫が活躍したらしい。パス回しよりドリブラーが奏功?後半36分か…ヨカッタヨカッタ。豪中戦が引き分けたのでこれで日本は2位。ホッ。ですね。

11月16日(火)
訃報が相次ぎますね。広島カープ元監督の古葉竹識さんが亡くなった。監督時代は良く話を聞かせていただいた。会うたびに「最近読んだ本で面白いのあった?」と必ず訊かれた。筒井康隆の小説を推薦すると次に会ったときに「俺に役立つ本を紹介してよ」と言われた。そこで佐々敦行の危機管理の本を薦めると「あれは良かった」と言われた。インタヴューで一番印象に残ってるのは「監督の采配で勝てる試合は1シーズンでやはり10試合くらいですか?」と訊いたときの回答。「キャンプでの練習メニューから選手の人選や指導そして試合での作戦などなどすべてやるのが監督ですから勝利はすべて監督の采配の結果ですよ」これにはマイッタと思いながら納得。「監督の采配で勝つ試合はせいぜい10試合」などと言う凡百の監督や解説者とはレベルが違った。スパイ野球の話もいろいろ訊いたなぁ。ボチボチ書くか…合掌。ワン。黒兵衛と散歩のあと一日中机の虫。ようやく「スポーツジャーナリズム論」のカタチが纏まってきた。晩飯はNHK-BSの『もうひとつのショパン・コンクール』を見ながら。調律師の戦いのドキュメンタリー。カワイ&ヤマハそしてファツィオリの日本人調律師の奮闘を描いた2時間番組。以前少し見たけど今回の再放送はジックリ見て面白かった。日本人の繊細な感覚が光ってますね。

11月15日(月)
『頼朝と義時』は富士川の合戦へ。水鳥の羽音を源氏の攻撃と間違えて平維盛軍は闘わずに敗走したというのは『吾妻鏡』の作り話なんですね。ただし作り話は事実ではなくても真実を伝えるもの。維盛軍が弱かった理由を考えると…飢饉による食糧不足や傭兵集団…ってことに行き着いたら「面白い作り話」にも価値があるってことですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。「吾妻鏡」の「作り話」の指摘を読んで映画『東京オリンピック』のシナリオを書いた谷川俊太郎の言葉を思い出した。《現在の我々に欠けているのはつくりものを尊ぶ気風である。尊いのは本物で創ったものはまやかしだという信仰を木っ端微塵に砕かねばならない。我々はこの映画を創作する》そしてできあがった映画は当時の《創り物を尊ぶ気風の欠如》から「記録性に欠ける」と批判されたのですね。あの素晴らしい映画が…。ワン。午前中に『ZAITEN』原稿を見直して送稿したあとエンゼルス大谷の記者会見を見る。メジャーとプロ野球の違いを一番感じたのは何か?という質問が出なかったのは残念。大谷個人の人物像も野球のプレイの話もいいけど野球文化の違いが浮き彫りになるような答えを期待できる質問が欲しかったですね。午後から『ニューズ・オプエド』のZOOM打ち合わせや準備のあと午後6時から本番。今日のゲストはフリーランスのライターで編集者の鈴木智也さんと一橋大教授の坂上康博さんで最近出版された『剣道の未来』(左文右武堂)を中心に剣道と武道の話。野球やサッカーの話題のときも刀とバットやホッケーのスティックとの関係に話が及んで面白かったけど特集でもっと『鬼滅の刃』の話題を振ったら良かったと反省。このマンガのおかげで剣道に興味を持つ人が少し増えたとか。また映画『ラストサムライ』がヒットしたときはイギリスの剣道場に百人単位で入門希望者が増えたとか。しかし素振りばかりやらされてすぐにやめていったらしい。剣道という素晴らしい日本文化を残すための話をイロイロできたのは良かったですけど文科省が強制的に武道をやらせると柔道も剣道も競技人口が減るのですよね。嗚呼。番組のあと晩飯は『映像の世紀プレミアム夢と幻想の1964年』を見ながら。改めて見直して1964年の東京五輪とそれに纏わる東京の都市改造やインフラ整備は本当によくやったなあと感心。今年の東京五輪はどんなふうに記録されるのか…?

11月14日(日)
朝ベッドで『頼朝と義時 武家政権の誕生』(呉座勇一・著/講談社現代新書)読み始める。頼朝の挙兵時の敗走や関東武士との確執については『マンガ日本の古典 吾妻鏡』(竹宮恵子・著/中公文庫)で知っていたけど(この部分は義経の活躍よりも面白いですよね)次の指摘にハッとさせられる。《中国や朝鮮半島の王朝は原則的に文官優位であったけど何故日本では武士優位の社会が生まれたのか》《この大きな謎は歴史学会でも十分に解き明かされてるとは言えない》らしいです。この本をヒントに考えてみたいですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。昨日の夜テレビで見た『博士ちゃん』の「歌舞伎の博士ちゃん」は面白かったですね。小学生でも歌舞伎をカッコイイと思えるんだ。俺は中学になるまで絶対歌舞伎は拒否でしたけどね。あ。見せられただけでも良かったのかな。しかし小学生で『女殺油地獄』なんて見るのかな?『仮名手本忠臣蔵』の『一力茶屋』は?ワン。デスクワークは明日締め切りの連載原稿ブラッシュアップ。午後は『スポーツジャーナリズム』と取り組んで晩飯はお隣さんのフルーティスト・ピエールさんと99歳のお婆さん(このお婆さんも寂聴さんと同年齢ですがまだまだお元気。元阿南陸軍大臣の秘書をされていたそうです)との約束で久し振りに『鮨処もり山』で御鮨に舌鼓美味しかった。帰宅&風呂のあとは田中佑子指揮九州交響楽団でベルリオーズ『幻想交響曲』を楽しむ。力の入った面白い演奏でした。

11月13日(土)
瀬戸内寂聴さんが亡くなった。小生の母親と同じ大正11年の生まれで出身も同じ徳島。それだけに親近感を持っていたがフリーで雑誌『GORO』の仕事を始めた直後に電話取材をさせてただきキツク叱られたことを憶えている。原因は何だったかは忘れたが「そんなことは自分で調べなさい!」と言われて納得。それから数週間後に京都駅で偶然バッタリ出逢い「叱られた馬鹿記者です」といった挨拶をしたら「しっかり勉強しなきゃ駄目ですよ」とか笑顔で言われた。その後結婚した後に再び京都駅で偶然出逢って女房と一緒に挨拶させていただいた。若いときは多くの年長者から仕事でよく叱られたなぁ。ありがたいことでした。合掌。ワン。黒兵衛と散歩してると今日は近所の人とよく出逢った。小学校の運動会らしい。黒兵衛との散歩のあとに少しメールなどを処理して女房と一緒に我々も運動会へ。運動会日和。最高の秋晴れ。しかしコロナで小学生の家族2人しか運動場へは入れず。塀の外から金網越しか門扉越しに見物。しかも午前中11時半に終了。おまけにリレーは最後ではなく見ることができず。何年生かの徒競走とダンスを見ただけで帰宅。まぁシャーナイですね。けど運動会ではやっぱりJポップではなく『トリッチトラッチポルカ』や『道化師のギャロップ』をBGMにしてほしいなぁ。午後から明日締め切りの『ZAITEN』の連載原稿を仕上げる。テーマは来年オープンのラグビー『リーグワン』が残念ながら企業スポーツの域を脱出できなかったこと。晩飯はTBS『報道特集』を見ながら。なぜ日本の女性国会議員は少ないか?クオータ制導入はやらなければいけないですね。それに箱根駅伝や高野連や日本武道館での柔道日本選手権など日本のスポーツ界の女性排除も取りあげて欲しいですね。

11月12日(金)
『まんが哲学入門』のあとがきを読んでないことに気付き読み直す。と少々驚いた。この漫画は原作者(森岡正博)の文章を漫画家(寺田にゃんこふ)が漫画化したのではなく原作者の描いた漫画を漫画家が清書したのですね。哲学者である著者が自分の考え(哲学)を伝えるのに文字よりも漫画が最適と判断したのですね。ナルホド。「時間論」「存在論」「私とは」「生命論」といった哲学を語るには文字より絵のほうがいいのかもしれませんね。その著者による原画は著者のHPで見ることができます。面白いですよ。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。日本の哲学者が表現手段として漫画を選んだのは鳥獣戯画以来の日本人の身体に生き続ける感性のためかな?西洋の哲学者は絶対に思いつかない発想ですよね。あ。ニーチェは哲学を音楽で表現しようとしたのかな?それをワーグナーに先にやられて嫉妬した?ワン。デスクワークのBGMにニーチェ作曲の歌曲やピアノ曲。フィッシャー=ディースカウが歌ってるけど…楽曲の出来映えはあんまりイイ音楽とは思えないですね。午後から昔から付き合ってる古本屋さんが来訪。要らなくなった本を買ってくれるけど安い値段ですねえ。マァ仕方ないか。誰も本を読まなくなったのだから。晩飯はゼパのCSシリーズをNHK-BSとBSフジのチャンネルを切り替えながら。どっちの試合も面白かったですね。バファローズの最終回強攻策も見事。スワローズの青木の一打もサスガですね。あ。サッカーW杯予選は日本がヴェトナムに勝ったんですね。有料放送でしか見られないというのは日本のサッカーにとってどうなんでしょうね?

11月11日(木)
田中優子『遊郭と日本人』読了。日本の「遊郭文化」を考えると芸能文化・平安時代以来の恋の文化からジェンダーの問題まで広がるんですね。遊郭は多くの文化=黄表紙洒落本などの文芸や浄瑠璃・新内などの音曲・多くの歌舞伎の演目などの文化を生み出した。しかし遊郭が存在せず《女性に対し尊敬を持って全人格的にかかわる価値観と精神が存在していれば女性はもっと多くの分野で男性と同じように思想や文学や宗教や科学の世界で活躍していたでしょう。平安時代の女性たちがそうであったように文化上多くの成果を残したでしょう。(略)女性たちが望むのは男性と同じになることではありません。それぞれの才能を生かし切ることです。女性は男性になりたいのではなく自分自身でいたいのです》なるほど。《ジェンダーの問題とは女性そのものの問題ではなく「女性を道具と見なす」「女性を性の対象としか見ない」「トータルな人間として共感を持って関われない」男性そのものの問題です》という言葉を男性として肝に銘じておかねば。ワン。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。新庄新監督を就任させた日ハムファイターズの再来年にオープンする素晴らしい北海道の新球場について話したあと昨日の本欄に書いたラグビー新リーグの長ったらしいチーム名と企業スポーツを脱しきれない情けなさについて話す。ワン。黒兵衛と散歩のあとデスクワーク。晩飯はクライマックス・シリーズ。スワローズは強いですねえ。中村&塩見はいい選手ですねえ。巨人は守備で菅野の足を引っ張りましたねえ。バファローズ吉田の打球は凄かったですねえ。美馬が退場した後の初球ホームランを打った杉本にも脱帽ですね。面白い試合が続いてるけど…私はCS不要論者です。もしやりたいならチーム数を8球団ずつに増やすべきですね。

11月10日(水)
『遊郭と日本人』読み進む。《出雲阿国が始めた「傾き踊り」を京都の遊女たちが継承(略)しかし遊女歌舞伎はあまりにも熱狂的な人気を集めたため危険視され弾圧されます。歌舞伎から女性たちが追放されて若衆歌舞伎になり野郎歌舞伎になって今日に至ります。遊郭がなぜ出現したかその最も大きな理由は演劇から女性が追放されたことだったんです》なるほど。それで吉原の遊女は芸達者なんですね。かつて野村万之丞はこの日本の芝居の流れを「宝塚系もジャニーズ系も幕府に禁止された結果オッサンの女形が成立」と説明してくれたなぁ。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。今朝の東京新聞「こちら特報部」に一昨日電話取材を受けたラグビーの新リーグ「リーグワン」の記事が出ていた。確かにチーム名がどれも長すぎる。「NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安」なんて憶えるだけでも大変だ。しかしそれ以上にチーム名に静岡ブルーレヴズを除く11チームに企業名が入りNTTコミュニケーションズの担当者が「このチームは同社のラグビー部」だからチーム名も「会社のロゴの愛称」と言っていたほうが最悪。そんな認識でプロリーグとは笑止千万。おまけに東京都名前の付いてるチームが12チーム中5チーム。首都圏のチームが8チーム。はたしてこれで文化(カルチャー=みんなで創り育てた作物)となるのかどうか?ワン。終日デスクワーク。晩飯の前にNHK-BS『世界のドキュメンタリー/スポーツ界性的虐待の闇(フランスTV局製作)』を見ながら。アメリカの水泳界・体操界やスペインの体操界など若者や子供たちのコーチから受けた性的虐待の酷さと多さに驚く。すべては五輪のメダルのため!!アメリカのカトリック教会関係者がこの防止法案に反対してるのにも驚いた。自分たち(バチカン)に火の粉が及ばないように!?インタヴューを受けたIOCの女子職員の他人事のような受け答えも最悪でしたね。野球見ながら晩飯。山本は凄いピッチングでしたね。奥川は見事な投球でしたね.野球は投手で決まるもんですね。

11月9日(火)
昨晩からベッドで田中優子『遊郭と日本人』(講談社現代新書)読み始める。目覚めて朝も読み進む。これがナカナカ面白い。《遊女の誠に四角い豆腐あれば晦日(みそか)に月が出る》などと遊女を非難した都々逸もあったそうですが所詮は売春行為とは言え《単なる欲望を精神的社会的な喜びに変えること。それが文化なのです》と言う著者の指摘は鋭い。《いい雰囲気で美味しい酒を飲み料理を味わったり料理に腕を揮ったりすることは生活と人間関係を豊かにします》食欲も食文化になるわけですね。愛欲や性欲も廓文化になり単なる遊びもスポーツ文化になるわけですね。あ。《晦日》ってのは《三十日(みそか)》のことなんですね。そんなことに69歳7か月になって初めて気付くとは情けない。ワン。黒兵衛と散歩のあとデスクワーク&本棚の整理。晩飯は三谷幸喜監督『ラヂオの時間』の時間。達者な役者たちがいかにもいそうなメディア関係者を見事に演じたスラップスティック・コメディ。藤村俊二が懐かしかった。1993年の作品。しかし作品の批評精神はメディア関係者を笑い飛ばすこと突き抜けて社会問題にまで突き刺さって時代の空気まで引き裂いてほしかったなあ。

11月8日(月)
朝ベッドで『まんが哲学入門』読み進む。テツガク的思考ってのは結局「自分で考える」ってことなんですなぁ。その手助けとして巻末に掲載されていた「読書案内」は凄かった。キリスト&仏陀&ソクラテス&プラトン&デカルト&カント&ヘーゲル&ニーチェ&ウィトゲンシュタイン&フッサール&内村鑑三&鈴木大拙…等々全75冊。短い解説に納得したり驚いたり。ワン。ベッドから起きて黒兵衛と散歩のあと『ニューズ・オプエド』の準備。今日のゲストはラグビーの平尾剛さんと柔道家の溝口紀子さん。「五輪否定派」と「東京五輪やってヨカッタ派」の初顔合わせ。しかし相手の意見をよく聞いて答える二人なのできっと建設的な討論になると予想して準備したところが予想通り。溝口さんの柔道東京五輪金9個はコロナのおかげ(外国選手が隔離で不利に)という冷静な分析に始まりスケートボードやサーフィンに見られた勝敗だけにこだわらない五輪改革論へ。さらに日本のスポーツ界の最悪の状況としてのスポーツ団体とメディアの「癒着」批判へ。メディアはスポーツを支配しスポーツ団体はメディアを利用する(批判させない)の不適切な関係を批判。結論はスポーツ団体もメディアも「すべての情報を公開」で一致。視聴者から本音で話せる3人を評価してくれる声も来ました。番組を終えて晩飯は『映像の世紀プレミアム運命の恋人たち』を見ながら。黒人と白人の人種を越えた結婚&エドワード8世とシンプソン夫人の王冠を賭けた恋&ゲッペルス夫人のヒトラーとナチスを愛した結婚と破滅&エルトン・ジョンの同性婚…など非常に興味深い話題でした。

11月7日(日)
今週末は本棚の整理と決めて出入りしてもらってる古本屋さんに買ってもらう本を選ぶ作業をすることにしていたら『まんが哲学入門 生きるって何だろう?』(森岡正博+寺田にゃんこふ/講談社現代新書)という本を発見。読み始めたら面白くて止まらなくなりベッドに持ち込む。2013年7月出版の本。昔読んだはずだが忘れてる。ということは2度楽しめるわけでラッキイと言うべきか(笑)。「存在論」で「本当にある/あるとしか思えない/あるかもしれない/ない」と4分割され例として「目の前に花がある/南極大陸は(見たことも行ったこともないが)あるとしか思えない/宇宙人の基地はどこかにあるかもしれない」が例としてあげられていたのはナルホドですね。「ない」の例が書かれてなかったけど「お金がない」なんてのはどうかな?ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。テツガク的思考というのは数学的思考につながるものですね。今日はほとんどデスクワークをせずに本棚の整理。要らなくなった本はけっこうあるなぁ。『まんが哲学入門』みたいに再発見して読み直すのも何冊か出てくるけどそれは昔の大掃除のときに畳の下の敷いていた古新聞を読んで面白がることに似てるかな?なんて書いても若い人にはナンノコッチャでわからんでしょうね。晩飯は『ダーウィンが来た』を見ながら。風呂のあとは井上道義さん指揮アート・アンサンブル金沢のモーツァルトを聴いたあとベッドへ。昨日テレビで『聖徳太子』を見て思い出した野村万之丞にも一緒に北朝鮮へ行こうと言われたことがあったけど道義さんにも同じことを言われたなぁ。北朝鮮で『第九』をやるから聴きに来てレポートを書いてくれと。どっちもスケジュールが合わず残念だったなぁ。

11月6日(土)
朝ベッドのなかで『変貌する未来』(講談社現代新書)。フェイスブックのザッカーバーグのインタヴューなどを読み始める。ナルホド。変貌しない未来などないだろうけどグーグル&アマゾン&ネットフリックス&スペースX…あまり素晴らしい未来に思えないのは小生が歳をとったからかな?それより沖縄を襲ってる軽石のほうが心配。軽石はなぜ辺野古基地の工事現場には辿り着かないの?ニュースが取りあげないだけ?ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。黒兵衛はもう10歳を超えたのに元気だな。飼い主とシンクロするのかな?どっちがリードしてるのかな?E.T.とエリオット少年のシンクロした身体はE.T.がリードしていたように思えるということは知性がシンクロした身体をリードするのかな?ならば俺が黒兵衛を?反対かな?ワン。まぁどうでもええわ。終日デスクワーク。ゴジラの再校に加えて共同通信の書評の校正も届く。土曜なのに皆さんよく仕事しますね。俺もですけど。晩飯食べながら『博士ちゃん』で宇宙エレベーターや秘境駅を楽しんだり『ブラタモリ』で玉川上水を勉強したり。風呂のあとテレビをつけると…なななななんと!!NHK-BSでドラマ『聖徳太子』をやってるではないか!!たしか20年前くらいの年末だか正月に放送されたドラマで生前の野村万之丞に絶対見ろよ!感想聞かせろ!と言われたドラマ。彼と酒を飲んだときに見せてもらった飛鳥時代の伎楽の面白い「面」が出てきたりする。万之丞が鞄に入れてた10個くらいの面を「全部でいくらくらい?」と訊いたら真面目な顔で「2億円くらいかな」と言っていた。彼が能狂言にコメディアデラルテなどの話をして俺がオペラの話でよく酒が進んだなぁ。彼が早世したのは日本文化の大損失だったですね。NHKのドラマは元木雅弘が聖徳太子で蘇我馬子は緒形拳。物部守屋が宝田明…万之丞を思い出して涙が出てきてマトモに見てられなかった。

11月5日(金)
昨日写真家の越智貴雄さんから届いた写真集『切断ヴィーナス2』(白順社)をじっくりベッドのなかで鑑賞させてもらう。隠すことの多かった義足を思い切り外に出してファッショナブルに美しく見せた写真集。その狙いこそ本当のパラリンピック精神ですね。おまけに「日本の名工」にも選ばれた義肢装具士の臼井二美男さんの仕事ぶりも取りあげられている。カメラマン越智さんの素晴らしい仕事です。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。毎日同じ繰り返し。C'est la vie これが人生かな。デスクワークで『スポーツジャーナリズム』の原稿書きを始めたところで『スポーツゴジラ』の校正が届いてそっちをやっつける。この原稿も「スポーツジャーナリズム」に関するもの。タイトルは『スポーツとメディアの未熟で不適切な関係/TOKYO2020で露呈された日本のスポーツ界最大の問題点とは?』。これでマスメディアにはさらに嫌われるかな?(笑)晩飯時代劇映画シリーズは『長州ファイブ』を見直しながら。幕末の若き伊藤博文や井上馨が密航でイギリスへ。ちょっと最近の時代劇映画の迫力不足に苛ついたので岡本喜八『侍』にDVDを切り替え。異説・桜田門外の変。凄い!カメラアングルも江戸城のオープンセットも凄い迫力。役者も三船敏郎・伊藤雄之助・加藤大介・東野英治郎・志村喬・新珠三千代・八千草薫・杉村春子‥。台詞も凄い!殺陣も凄い!1965年作品。過去と現在。違いは映画創りに賭ける気合い?あ。書き忘れ。『チコちゃん』は見ましたよ。

11月4日(木)
ベッドのなかで『フォン・ノイマンの哲学』2度目の読了。ノイマンにしろチューリング&ゲーデル&ボーア&アインシュタインなどの大大大天才の業績と奇行の数々を読んでいるとルーズベルトやチャーチルやトルーマンら政治家が如何に凡人かがよくわかりますね。大天才の奇行は大発見を生むが凡人の奇行が世界に不幸しかもたらさないのはヒトラー&スターリンでよくわかりますね。政治家は凡人が一生懸命働くべきなのですね。凡人政治家が自分の凡庸さに気付かず気取ってばかりいて一生懸命働いていないのは最近の日本の政治家を見ていればわかりますね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。終日スポーツジャーナリズムの書き下ろしと取り組む。書いていて良いタイトルが思いついた。『日本には何故スポーツ・ジャーナリズムが生まれないのか?』これでいこう…かな。晩飯は『超高速!参勤交代リターンズ』のつづき。3・11への復興応援メッセージとしては東京五輪より気持ちが伝わってきて見事ですね。そして風呂の後朝NHK-BSでやっていた草間彌生の富士山の絵を江戸の浮世絵の木版画にするドキュメンタリーを見る。画家にも彫師にも摺師にも圧倒されました。天才の技は本当に見事ですね。

11月3日(水)文化の日
日本国憲法が公布された日ですけど旧明治節。明治天皇誕生日ですね。英語表記はCulture Day。文化勲章はthe Order of Culture。ということは「文化文政」=「武化・武断政治」の反対語としての意味とは違うのですね。Cultureとは「みんなで作りあげた作物」のことですからね。文化包丁・文化鍋・文化住宅とも違いますね。長嶋茂雄さんが文化勲章受章。スポーツ界では古橋広之進さんに次いで2人目。スポーツ界からは少ないという声もあるがはたして日本のスポーツが「文化(みんなで作りあげた作物)」と言えるかどうか微妙ですからね。小生の肩書きはスポーツ文化評論家。スポーツも文化として扱われるべきでっすからね。そう言えば35歳頃にテレビで「スポーツは文化です」言ったら司会の女子アナが「玉木さんの学校ではスポーツは運動部ではなく文化部だったんですか?」と言われた。嗚呼。ベッドから出て黒兵衛と散歩。静かな休日。ゆっくり歩く。気持ちイイ。帰宅してワールドシリーズ。アトランタ・ブレーブスの優勝が決定。メジャーリーグCultureですね。プロ野球は新聞社のもの?午後からは剣道日本選手権を見る。確かに剣道の一本はわかりにくいなぁ。けど剣士の姿勢や動きはいいですね。コロナのせいで鍔迫り合いが見られないのは残念。来年のオペラ講座のアイデアを考える。やっぱりワーグナーかな…でチョイと調べ物のあと晩御飯は『超高速!参勤交代』を見ながら。『清須会議』を見て時代劇映画を観たくなったから。コレは3・11後の東北地方福島県へのエールの映画としてよくできてますね。周防義和の音楽もいいですね。英語の題名はSamurai Hustle。続編の『超高速!参勤交代リターンズ』も見始めるが途中でベッドへ。

11月2日(火)
昨晩と今朝ベッドで共同通信の書評として選んだ3冊から外れた1冊『フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔』(高橋昌一郎・著/講談社現代新書)を読み直す。ひょっとして今年読んだ本のなかで一番面白かった一冊だけど小生がノイマンのことを知らなかっただけかもしれませんね。この歳になっても知らないことは多いですね。ノイマンも関わったアメリカの原爆製造「マンハッタン計画」のうちウランやプルトニウムを製造する計画は「プロジェクトX」と呼ばれていたのですね(原爆の設計製作はプロジェクトY)。NHKはパクった?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。COP26のCOPとはConference of Partyなんですね。イカゲームのイカは日本語の烏賊のことなんですね。関西(京都)の子供たちは同様のゲームをカッパ(河童)と呼んでいましたね。ワン。昨日送稿した共同通信の「今年の3冊」の原稿が『生物はなぜ死ぬのか』に片寄っていたので削って『亡国の東京オリンピック』を増やす。全体で600字程度の原稿。切るのは難しい。とはいえこーゆー作業は小生は好きですね。最近のネットの原稿は長すぎますね。晩飯は『愛と追憶の日々』を見ながら。1983年アカデミー賞受賞映画。シャーリー・マクレーンとジャック・ニコルソン。大好きな俳優が出ているのに見てなかったので初めて見る。いい映画でした。娘が結婚。母親はその相手が気に入らない。娘は3人の子供を産み育てる。夫は浮気もする。母親は変人の隣人と結ばれ娘は癌に…ありうる家庭劇。原題はTerms of Endearment(愛する期間)。

11月1日(月)
昨晩は選挙速報を遅くまで見続けたせいかベッドで本も読まずに爆睡。朝起きて黒兵衛と散歩。ワン。選挙を終えても世の中は変わらないですね。日本の国際的地位はこのままズルズルと堕ちていくのでしょうか?共同通信の書評原稿をメール送稿のあと『ニューズ・オプエド』の打ち合わせのあとオンラインではなく1年半ぶりに浜松町のスタジオへ。ヴァーチャルスタジオは初めて。今日は先週に続いてスポーツ・ポリシー・フォー・ジャパン第2弾。フォーラムエイト賞を受賞した東海大学大津ゼミの皆さん。プレゼンテーションするスポーツ政策は「スポーツ場面におけるエシカル(倫理的)な行動変容への可能性〜人と地球を守る新たなスポーツ文化の醸成に向けて」。タイトルは少々難しいがスポーツジムのラニングマシンや自転車漕ぎや筋トレをすべて発電に利用するというもの。大学トレーニングルームで発電してポイントがたまると学食の券に交換できるとか学生らしい面もあるがすぐにでも起業できる計画とゲスト出演のフォーラムエイト松田克己営業マネージャーも高く評価。尚美学園大学教授の佐野慎輔さんもイギリスでのCOP26へ岸田主将が持って行くべきアイデアと絶賛。久し振りのスタジオ出演をこなして東京駅からビール飲みながら帰宅。チョイ疲れたけど晩飯食べながら録画した映画『清須会議』を見る。三谷幸喜原作監督で試写会で見て面白かった。再度見ても面白い。役所広司を初め達者な役者ばかりの演技はイイですね。

10月31日(日)
ベッドのなかでハワード・ジン『学校で教えてくれない本当のアメリカの歴史』再読了。帯に書いてあった《アメリカはなぜ戦争好きな国になったのか?》という理由がよくわかりましたね。要は経済なんですね。おカネを回すのに戦争(武器の消費)ほど確実なものはありませんからね。そこに「自由」「民主主義」「解放」のため…といった屁理屈をつけるのですね。困ったものですね。次は現在の中国についての本を見つけなければ。ワン。黒兵衛と散歩のあとブラブラ坂道を下って投票所へ。入るのに行列ができていたので投票率が高いのかと思ったらコロナ対策で少しずつしか投票所に入れなかったこととちょうど混み合う時間帯だっただけのことで投票率は高くなかったんですね。これじゃあ世の中変わりませんね。投票所に来る前に最高裁判所判事の紹介が書かれた広報に目を通す。誰かに解説してもらわないとナンノコッチャよくわからないですね。ただ全員が小生よりも歳下であることに少々ショックを感じる。ヨメハンと一緒にちょっとコンビニで買い物をして帰宅。チョイと休んで共同通信の原稿「今年の推薦本3冊」のの原稿を執筆。『生物はなぜ死ぬのか』『亡国のオリンピック』『剣道の未来』の3冊。夜の開票速報までに書きあげてテレビ見ながら晩飯&酒。自民減らず立憲伸びず維新が漁夫の利?応援していた浅尾慶一郎さんは落選か…石が流れて木の葉が沈む。嗚呼。

10月30日(土)つづき
昨日ほとんど仕上げた『スポーツゴジラ』の原稿「TOKYO2020から考える日本のスポーツの問題点」ブラッシュアップして送稿。「問題」は日本のマスメディアがスポーツ・ジャーナリズムの立場に立たず主催者や関係者になっていること(五輪でもオフィシャル・パートナーというスポンサーになりましたからね)という原稿。最近テレビに出演したとき某「政治ジャーナリスト」にCM中に「そんなこと言ってたらテレビが呼んでくれなくなりますよ」と言われたけどシャーナイわなぁ。その自称「政治ジャーナリスト」と違ってやっぱりホンマのことを言って書かねばなりませんからね。『ゴジラ』の原稿を送稿したあと共同通信の書評原稿「今年の三冊」の構成を考える。迷いに迷って選んだのは小林武彦『生物はなぜ死ぬのか』長谷川智ほか『剣道の未来』後藤逸郎『亡国のオリンピック』の三冊。短い原稿だけどいろりメモをとって原稿を書くのは明日かな。現在のTV番組のなかで唯一のジャーナリズムと言えるTBS『報道特集』見ながら晩飯。そうですね。日本は既にG7などには加わるパワーも財力もなくなって一流国からは転落してしまったのですね。それはここ数年上に立った政治家の馬鹿さ加減を見ればわかりますよね。アベノマスクで100億円以上の無駄遣い!地球温暖化で北海道の米が旨いだと?!風呂の後NHKの選挙特番を見たけど各党党首のどうでもイイ食事や体操。こんな番組をNHKが選挙直前に放送してもいいのかな?

10月30日(土)
アメリカで起きた9・11同時多発テロについてのハワード・ジンの記述。《テロリズムを力でくじくことはできない。それがブッシュや大統領補佐官にはわかっていなかった。多くの国々の歴史を振り返れば明らかなようの国家が軍事力でテロ行為に反応すればさらに多くのテロを招くことになる》《われわれが憎まれないのはアメリカが民主主義を実践し自由を尊重し人権を擁護しているからだ。われわれが憎まれるのはアメリカが第三世界の人々にそうしたものを与えようとしないからである。第三世界にはアメリカの多国籍企業が切望してやまない資源がある。アメリカが撒いてきた憎悪という種子はテロリズムという形で戻ってきた。もはやアラブ人を殺しアラブの砂地の下にある石油を手に入れるために世界各地へ息子や娘を送り出すべきときではないのだ。むしろアラブ世界の基盤となる施設を再建し衛生的な飲み水を供給し飢えた子供に食べ物を与えるために息子や娘を送り出すべきではないか。つまり、悪ではなく善を行えばよいのだ》残念ながらこれは少数意見に留まりましたね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。はてさて中国を相手にしてアメリカはどうすればいいのかな?ワン?

10月29日(金)
ハワード・ジンの『本当のアメリカ史』はヘンリー・ウォレス(F・ルーズベルト大統領時代の副大統領で反戦反差別主義者)とジョン・F・ケネディの扱いが小さいのは少々不満(所詮は民主党の体制派だから?)だけど黒人の公民権運動やブラック・パンサーやマルコムXそしてアメリカ原住民(インディアン)のアルカトラズ島占拠事件やウーマンリブの主張がキチンと書かれていますね。差別の問題をここまでわかりやすく書いたアメリカ史はほかにないのかな?同じ問題を日本史(江戸時代史)のなかで見事に描いたのが白土三平の『カムイ伝』ですね。ワン。黒兵衛と散歩のあと朝から晩まで机に向かって原稿と下記で呻吟。『スポーツゴジラ』の「TOKYO2020から考える日本のスポーツの問題点(仮題)と大格闘。『チコちゃん』までに何とか書きあげてトランプのスペードは何故模様が派手なのか?といった話題を楽しみながら晩飯&ビール&赤ワイン。シチリア産の500cc紙箱入り赤ワインは安くて美味いですね。ニャア。虎太郎もいますね。

10月28日(木)
朝ベッドのなかでハワード・ジン『アメリカ史』上巻再読了。コロンブスによるインディアンのジェノサイドから決して黒人奴隷の解放戦争ではなくアメリカの資本主義拡大のために北部が南部市場の独立を許さなかった南北戦争を経て米西戦争まで。スペインに勝ったアメリカはキューバの新憲法に《必要なときにはいつでも内政に深く関与できる》というプラット修正条項を加えさせたんですね。これには米国内の新聞や市民グループやアメリカ反帝国主義同盟などから《キューバ独立という大義を裏切るもの》と反対の声があがったがキューバ人は《政府の樹立(独立)と引き替えに受け入れた》ナルホド。日米安保条約みたいなものか。そしてプエルトリコ・ハワイ・グァムに続いて3年間の激戦の末にフィリピンも手に入れたアメリカでは《すぐ先には中国という市場が控えてます》と言う上院議員も現れた。嗚呼。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』でスポーツ・ポリシー・フォー・ジャパンの紹介をする。本欄には何度も書いたので中味は土日月の本欄をお読みください・ワン。黒兵衛と散歩のあと終日原稿書きでパソコンと格闘。ふうう。小生は肩凝りという障害を自覚した経験がないけど少々肩に違和感を感じる。これが肩凝りというものか?しかし未だに頭痛というものには一度も見舞われたことがない。胃痛は牡蠣に中(あた)ったときに一度経験したが頭痛は未経験。なんでかな?コロナ感染者が急激に減少した理由もわからないが何故小生に頭痛が襲わないかも不明。右視床下部5cc脳出血で一度倒れて入院したときも無痛。そもそも脳には痛みを感じる神経は走ってないですからね。晩飯&風呂&TVニュース&焼酎。原稿途中まで完成。仕上げは明日かな。バファローズ優勝!高津vs井口のホワイトソックス優勝同僚監督対決日本シリーズも見てみたかったけど25年ぶりの優勝は見事ですね。最下位からの優勝対決も見てみたいですね。クライマックスなんちゃらというのは不要ですね。

10月27日(水)
『学校では教えてくれない本当のアメリカ史』資料として確認のために再読するつもりがどんどん読み進んでしまう。黒人奴隷や権利を認められない(男性に利用される)女性や次々と移住を強制される原住民(インディアン)や貧困白人労働者…などの側に立った歴史記述はワシントンやジェファーソンやアダムスなど「独立の英雄」側から描かれた歴史とは相当に違いますね。彼ら支配者たちはインディアンや米墨戦争でメキシコから奪い取った土地で大儲けしたのですからね。アメリカの帝国主義的領土拡張の歴史は独立時から顕著だったのですね。《わたしは当初から侵略しているのはアメリカ合衆国だといってきた。われわれにはこの土地にいる権利はひとかけらもないのだ。わが政府はカリフォルニアをはじめとするあの国(メキシコやインディアンの集落)の土地を好きなだけ奪う口実をつくろうとわざと小規模な部隊を送って相手が戦争を引き起こしたように思わせる。本音を言えばこんなことにはかかわりたくない。だが軍人としてわたしには命令を遂行する義務がある》米墨戦争に参加した陸軍大佐の言葉。アメリカはこんな古くから敵に先にわざと攻撃させて後で倍返しする戦法をとっていたのですね。アメリカの歴史は本書とオリバー・ストーンの『アメリカ史』。そして中国の歴史は高島俊男『中国の大盗賊完全版』を読んでおきたいですね。米中が台湾海峡で衝突する前に…。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。終日本HPの原稿作りと『スポーツゴジラ』の原稿「東京2020オリパラから考える日本のスポーツの未来(仮題)」の構成を考える。執筆は明日かな。途中で衆院選に立候補の浅尾慶一郎さんが近所へやって来たので応援に駆けつける。「自民党を変える」をテーマに無所属から立候補。自民や立民の候補者はどうせ比例区で救われるでしょうから小選挙区の勝負しかない彼のような人格者で教養人は応援したいですね。しかしアベノマスクの無駄遣いが100億円以上で副総裁が地球温暖化で北海道の米が旨くなったとマタマタ大失言。ここらで政治家の堕落を押し止める必要が急務になってきましたね。

10月26日(火)
昨晩と今朝ベッドのなかでハワード・ジン『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』(あすなろ書房)再読。たしかアメリカ憲法の修正条項(権利章典)での言論・出版・報道の自由についての記述があったと記憶していたので執筆中の『スポーツ・ジャーナリズム論(仮題)』の参考にしようと思って…すると…ありました!コロンブスの現状民(インディアン)ジェノサイド(皆殺し)や独立戦争中に貧困白人や黒人奴隷の中にはイギリス側について独立軍の支配者たちに抵抗した「アメリカ人たち」もいたという記述(この本の描くアメリカ史は凄いですね)に続いて言論の自由が憲法によって保障されてわずか7年後(1798年)の議会で明らかに言論の自由を抑圧する「治安法」が定められたという。そして《連邦政府に対して〈虚偽や中傷・悪意ある〉言葉を発したものは処罰できるとする法律》によって《10人が投獄された》という。「自由と民主主義の国USA」でも政府は批判を嫌って権力で弾圧するものなのですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。終日デスクワーク。『スポーツジャーナリズム論』の整理など。メールと電話連絡などで来週の『オプエド』にスポーツ・ポリシー・フォー・ジャパンでフォーラムエイト賞を受賞した東海大学大津ゼミのみなさんの出演決定。トレーニングで発電を!というユニークな提案。乞御期待。晩飯映画劇場は『梟の城』。原作(司馬遼太郎)が面白く篠田正浩監督の映像も美しく素晴らしかったけど2時間22分は長いかな。ニュースで白土三平さん逝去の報を知る。『忍者武芸帳』面白かったなぁ。劇画をそのまま
映画にした大島渚さんの映像も迫力あったなあ。『カムイ伝』はもう凄すぎて何回読んだかわからない。劇画のレベルをはるかに超えた社会派階級闘争歴史大河ドラマ。凄い作品でした。合掌。

10月25日(月)
先週末に2日連続スポーツ・ポリシー・フォー・ジャパン(SPJ)の仕事で終日レポートや資料を読んだりZOOMを覗き込んだりで疲れたのかベッドで本も読まず爆睡。しかし朝の寝覚めもバッチリ…とはいかず疲れが取れきれないのは身体的(筋肉的)疲労度が低いから?それとも歳のせい?ともかくベッドから出て黒兵衛と散歩。いろいろデスクワークのあと夕方から『ニューズ・オプエド』。今日のゲストは昨日のSPJで『ニューズ・オプエド/ダイナミック企画立案賞』を獲得した神奈川大学大竹ゼミの皆さん(3名)と指導教官の大竹教授と助手の波多野先生。そして産経新聞論説委員の佐野慎輔さん。佐野さんは過去のSPJで基調講演も経験。昨日の決勝ラウンドや表彰式にもZOOM参加。というわけでファイターズの監督に新庄が就任等のニューズの感想を大学生にも聞いたりしたあと神大生に受賞したスポーツ政策の発表をしてもらう。タイトルは『スポーツを活用した外来種駆除の継続的な取り組み〜外来種駆除大会「めざせ!外来種マスター」を日本から世界へ!』というもの。外来種の植物や動物や魚の「駆除大会」を「スポーツ大会」のように企画してポイントを争い獲った植物は「サカタのタネ」ザリガニは「横浜中華街」魚は「マルハニチロ」や「昭和産業」で利用したり(缶詰に)加工したりするというもの。小生は最優秀賞に選ばれてもイイと思ったくらい綿密に考えられた企画。佐野さんも同意見。神奈川大の皆さんも自分で100点満点をつける自信作で視聴者からも高く評価する声がYuTubeを通じて寄せられた。そのあと他にも箱根駅伝をベッティング(toto)に利用して大学スポーツの振興に利用する企画のあったことや大学生が株式会社をたちあげて起業したりしても良い…といった解説を佐野さん&大竹・波多野両先生と話し合って番組終了。SPJはまだまだ知れ渡っていないけど既に11回。来年からはオンラインではなくリアルでやれるでしょうから一段と参加者が増えることを望みたいですね。あ。今年の最優秀賞も神奈川大学で小倉ゼミの『児童養護施設におけるスポーツ等を通じた支援活動』でした。これも大学と地域社会とJリーグのサッカーチームなどを結び付けたナカナカ面白く有意義な企画でした。今回は社会貢献など大学と地域社会を結び付けた試みが多くて全体的にレベルが高かったですね。

10月23日(土)〜24日(日)
週末2日間は第11回スポーツ・ポリシー・フォー・ジャパン(SPJ)の仕事をリモートで。土曜日は全国から応募してくれた17大学46組(ゼミ)の書類審査&7組に分かれてのプレゼンテーションで注目したゼミ学生の発表を聞く。明治大学のゼミがeスポーツを用いた引き籠もり改善策やスーパー銭湯とeスポーツのコラボ等を発表。城西大学のゼミは大学スポーツとベッティング(ギャンブル)を結び付ける大胆な企画!どれも着眼点は面白かったけど詰めが甘かったですね。結局7つのグループでの決勝への審査を通ったのは亜細亜大(創作ダンスを使ったストレス解消)一橋大(外国ルーツの子供たちへのスポーツ・キャリア教育)日本大(スポーツに特化したリユース・サービス)日体大(長距離ドライバーのボディメンテナンス)早稲田大(ウォータースポーツを用いた水質汚染改善)神奈川大(児童養護施設へのスポーツ支援・サイクリングの普及・スポーツを活用した外来種駆除)の8グループ(ゼミ)が2日目(日曜)の決勝プレゼンテーションに進むことになった。リモート開催が2年続いたせいか出場数は減ったけど中味のレベルはどれも高かった。そして2日目に朝から夕方までかけてプレゼンテーション&質疑応答&審査が続き最優秀賞は神奈川大学小倉ゼミによる「児童養護施設におけるスポーツ等を通じた支援活動」が選ばれた。今回は小生は審査員を外れて『ニューズ・オプエド/ダイナミック企画立案賞』が新設されたのでその審査に専念。同じく神奈川大学の大竹ゼミによる「スポーツを活用した外来種駆除の継続的な取り組み〜外来種駆除大会「目指せ!外来種マスター」を日本から世界へ!」を受賞ゼミに選んだ。このグループには25日月曜の『ニューズ・オプエド』にリモート出演していただきナマ発表をしてもらいますので皆さん!見てください!面白いですよ。それに今回からSPJのスポンサーになっていただき小生も協力した『フォーラムエイト賞』には東海大学大津ゼミによる「スポーツ場面におけるエシカルな行動変容への可能性〜人と地球を守る新たなスポーツ文化の醸成に向けて」が選ばれた。これはスポーツジムや大学のトレーニングルームなどで自転車こぎやウェイトトレーニングや筋トレをしている行為をすべて発電行為に変換して電気を創ろうという面白い発想。このグループにも近々『オプエド』に出演していただいてナマ発表していただく予定です。毎年のことながら凄く楽しい2日間を学生諸君と過ごしましたけど来年はオンラインではなくリアルでやりましょう!

10月23日(土)
朝ベッドのなかで山口尚『日本哲学の最前線』読み始める。「J哲学」面白い。けど今週の週末土日はスポーツ・ポリシー・フォー・ジャパンへオンライン参加。17大学46ゼミの発表のなかから『ニューズ・オプエド賞』を選んだりしなければならないのでチョイと忙しい。スイマセンが月曜日にまとめてご報告しますので少々お待ちを<(_ _)>

10月22日(金)
本間龍さんの新刊『東京五輪の大罪(仮題)』(ちくま新書)のゲラをベッドに持ち込んで昨晩と今朝で読了。ボランティアが次々と辞退してアルバイトを大勢雇って無観客で行われた東京五輪が誰のための行われたのかがよくわかりました。IOCと政治家とスポンサーのための五輪。オリンピック自体の「終わりの始まり」のスタートを切ったのが東京五輪なんですね。そして北京冬季五輪でもう一波乱。札幌冬季五輪招致に手を挙げる必要はあるのでしょうかね?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。明日&明後日のスポーツ・ポリシー・フォー・ジャパン(SPJ)の準備。今年は約20大学から46のグループが参加。オンラインで明日が予選。明後日が決勝のプレゼンテーション。今年から小生が連載を続けている『Up & Comming』の発行元でもある(株)フォーラムエイトが協賛として参加。『フォーラムエイト賞』が送られるほか『ニューズ・オプエド』からも『ニューズ・オプエド/ダイナミック企画立案賞』を選んで表彰します。その結果の最優秀賞や『フォーラムエイト賞』や『ニューズ・オプエド/ダイナミック企画立案賞』に輝いた学生諸君は後日『ニューズ・オプエド』に出演していただき彼らの考えた斬新な「スポーツ政策」を発表してもらう予定です。乞御期待。その準備に終日バタバタ。晩飯映画劇場はヴェトナム戦争で捕虜になったままの息子や他の兵士を救おうとラオスに乗り込む父親や戦友の復讐再戦闘劇『地獄の7人』。ジーン・ハックマンが主役なんで興味を持って見ましたが面白いシーンもなくはなかったけど結局は派手なハリウッド戦争映画でした。ハックマンは『質屋』が最高ですね。あ。『質屋』はロッド・スタイガーでした。失礼。それに『地獄の7人』は『七人の侍』とも『荒野の七人』とも無関係でした。

10月21日(木)
色川武大『狂人日記』を読み進む。こりゃアカン。久し振りの凄い小説にコッチの頭の中が狂ってきそうやと思いながら文章の力に酔う。現実世界に戻ってベッドから出てRKB毎日放送『桜井浩二のインサイト』ZOOM出演。W杯サッカーの出場校が2026年に32か国から48か国に増えさらに4年に1度の開催を2年に1度のする動きがあること。さらにJリーグにホームタウン以外の場所(東京の国立競技場など巨大スタジアム)での試合の開催を認める案があることを紹介。すべては金儲けの話。それによってJリーグのホームタウン制を崩すなど最低の考えですね。途中で話がオリンピックにも及び小生がIOCは「Itsumo Okane Cudasai(いつもお金下さい)」だと言うとアシスタントの田中みずきさんが『IOCならいつも(Itsumo)お金(Okane)チョーダイ(Chodai)』のほうがイイですね」と言ってみんなで大笑い。ハイ。その通りですね。ワン。ラジオのあと黒兵衛と散歩。もうすっかり大きい秋ですね。午後仕事をしていると筑摩書房から本間龍さんの新刊『東京五輪の大罪』のゲラが届いたの早速読み始めると止まらない。面白くて止まらない…のではない。コロナ禍でここまで無茶なことを強要して五輪を開催する必要があったのか?もっと他の「優しいリーズナブルなやり方もあったはず」という気持ちになりますね。夕方から横浜の某ホテルのレストランへ。今年のSPJ(スポーツ・ポリシー・フォー・ジャパン)のスポンサーになってくださったフォーラムエイトの幹部の方々や政治家の秘書の方と会食。楽しい食事会でした。

10月20日(水)
以前から色川武大(阿佐田哲也)さんの小説やエッセイは大好きだったが最高傑作と言われる『狂人日記』を読んでなかったので昨晩から読み出してビックリ。主人公がカードやサイコロを使って大相撲のゲームを創って遊び始める。おまけに野球ゲームもペナントレースの展開と同じような試合数と記録をつけて創作したゲームで楽しむ。これはロバート・クーヴァーの『ユニバーサル野球協会』と同じ。もっともクーヴァーの作品は架空の創作ゲームに没頭した主人公がゲームの中に登場した素晴らしいルーキー投手が頭部に打球を受けて死ぬことによって精神に異常を来し始めるのだが色川作品は主人公が幼少期に執着した遊びとして紹介されているだけ。しかし架空の別世界に没入する特異な精神性を描く手段として野球ゲームや相撲ゲームの創作と実践という設定は面白い。eスポーツではいくら没頭してもこうはならないだろう。自分から別世界を創ってる没入するのではなく電子的に創られ用意されたヴァーチャル世界に導かれて踊らされるだけですからね。eスポーツからは傑作小説も生まれないでしょうね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと今日も終日デスクワーク。昨日書いた北國新聞の連載の校正のやりとりをしたり連合通信の連載コラムを書く。どちらも月イチ連載で前者は69回目と昨日の本欄で書いたが後者は132回目。ちょうど11年経ったことになる。長く続いてますね。そう言えば今日は結婚記念日。42年目。こっちも長く続いてると言えるのかな?晩飯の時に白ワインで乾杯。晩飯映画劇場はトム・ハンクス&メグ・ライアン『めぐり逢えたら』。ケーリー・グラント&デボラ・カーの1959年の映画『めぐり会い』をパロディ的に利用したラヴ・コメディ。女流監督(ノーラ・エフロン)の優しいタッチと子役と2人の達者な役者の軽妙な演技で理屈抜きで楽しめる映画でした。結婚記念日は理屈抜きがいいですね。

10月19日(火)
昨晩寝る前に何気なく谷崎の『乱菊物語』でも楽しく読み直そうかと思って河出の日本文学全集の谷崎の一冊を本棚から取り出してベッドに持ち込んだところが『厠(かわや)のいろいろ』という短いエッセイが入っていてこれが面白かった。田舎の饂飩屋で店の奥の別棟にある厠へ入ったところが崖の上にあって《跨ぎながら下を覗くと眼もくるめくような遙かな下方に河原の土や草が見えて畑に菜の花の咲いているのや蝶々の飛んでいるのや人が通っているのが鮮やかに見える。(略)私の肛門から排泄される固形物は何十尺の虚空を落下して蝶々の翅や通行人の頭を掠めながら糞溜へ落ちる。その落ちる光景がありありと上から見えるけれども蛙飛び込む水の音も聞こえて来なければ臭気も登ってこない。(略)糞の落ちて行く間を蝶々がひらひらと舞っていたり下に本物の菜畑があるなんて洒落た厠があるべきものではない。災難なのは下を通る人たちで…》といった記述が続き様々な厠が紹介されて《捻り出された牡丹餅》とともに詳しく描写されているのだ。谷崎はたしか『少将滋幹の母』や『武州公秘話』で飾り箱に香木と共に入れられた女性の排泄物や好きになった高貴な女性に逢うために糞溜に潜り込む武士の話を書いていた。耽美派文学のスカトロジーは凄いですね。キャン。ベッドから出ていつもと違う話に妙な吠え方をした黒兵衛と散歩。ミストのような冷たい雨。汗をかかないのはありがたい。ワン。終日デスクワーク。北國新聞の月イチ連載「スポーツを考える」を執筆。もう小生の年齢と同じ69回目。ということは5年以上続いてるのか…長いのか短いのかわからないけど一生懸命スポーツのSDGsについて書く。スポーツもオリンピックや国体のような「イベント消費型祝祭資本主義」とはオサラバしてSDGs(持続可能な開発目標)型の地域社会のクラブやチームの育成に転換すべきですよね。松坂投手が引退しましたね。矢崎良一さんの『松坂世代』(河出文庫)という面白いノンフィクションの解説「カオスからコスモスへ−若者たちの形作る小宇宙」は小生が書きました。近いうちに蔵出しします。単行本の発売が18年前。文庫本が15年前。なるほど。粘りましたね松坂は。お疲れ様でした。晩飯のあと改めて谷崎に目覚めたので本を持ってサッサとベッドへ。

10月18日(月)つづき
夕方からは『ニューズ・オプエド』リモートMC出演。ゲストはスポーツライターの青島健太さんと大リーグ評論家の福島良一さん。メッチャ楽しい日本のプロ野球とメジャーリーグの話。加えてアメリカで女子野球の博物館を造る計画があることを福島さんが報告してくれた。場所はシカゴとアイオワのフィールド・オブ・ドリームズ球場の中間にあるロックフォード。ここは映画『プリティ・リーグ』の題材になった女子野球チームの本拠地のあったところらしい。それと興味深い話題は今年の日本シリーズがもしもヤクルトvsロッテ戦になったら高津監督と井口監督でシカゴ・ホワイトソックスのワールドシリーズ出場経験チームメイト対決になるのですね。いやぁ日本野球とメジャーとの関係がこんなところに現れるとは…。番組を終えたあと晩飯食べながら『映像の世紀プレミアム パリ・ベルリン・ニューヨーク 運命の三つの都』。おもしろかった。東西ベルリンの壁が破壊されたのは東ベルリン高官の失言がキッカケだったのですね。「パリは燃えているか?」というのはナチス軍がパリから撤退したときのヒットラーの言葉だったのですね。彼の命令に逆らってパリを燃やさなかった将軍は勲章をもらったのかな?東京大空襲で燃やしてしまった米軍司令官のルメイは何故か日本から勲章をもらってますね。

10月18日(月)
朝ベッドのなかで『剣道の未来』(左文右武堂)のなかの第5章「技術の向上と人間形成」を読み直す。この章を書いているのは一橋大講師で古武術やヨーガなどを研究し自ら山伏となって修験道に身を投じ東洋の身体動作を研究している長谷川智氏。めちゃくちゃ奥深いことを単純な言葉で実技指導してくれて先月初めて読んだときは何やら狐につままれたような気持ちになった。たとえば股関節の可動域を広げるために腰割り(スクワット)をするとき《雨の中お母さんの薬を買いに走る健気な少女を思い浮かべ「可哀想に」という気持ちで腰割りをしてみてほしい。思いがけず深く腰が落ちる》と書いてある。なるほどやってみると「深く落ちた」気になった。万事この調子で心の動きで身体を動かすことが書かれている。《頑張る動きは我を張る動き》で間違っている。《誰かに動かされているという感覚で動くと無駄な力が抜ける》チョイと以前に東京の進学校の桐朋高校が《古武術バスケ》でインターハイに出たことがあったがそれについても触れられていた。《捻らない・うねらない・踏ん張らないで全身を連動させて(略)心と身体の無駄な頑張りが消え(略)バスケットボールの技術が向上しただけでなく人間的にも大きく成長した(略)試合が終わったあと生徒たちはガッツポーズではしゃぐことなく静かに爽やかな笑顔で佇んでいた》《ルールで禁止されているからガッツポーズをしないのではなくガッツポーズで自己顕示する必要などない無心で充実した心境に達していた》のですね。長谷川氏の文章を読むと朝青龍や白鵬の土俵上での「間違い」や「誤解」がよく理解できますね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩のあとイロイロ仕事。

10月17日(日)
『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史2』再読了。この巻の副題は「ケネディと世界存亡の危機」で確かにその話題(キューバ危機)も興味深く読んだけどケネディとフルシチョフという最終的に平和志向の教養人による政治の趣があった。ところがジョンソン→ニクソン&キッシンジャーとなると最悪ですね。ホワイトハウス内の会話にはヤクザ口調が飛び交いCIAやFBIと結託してインドネシアやチリにクーデターを起こして民主的選ばれた大統領を倒してアメリカに従う軍事独裁政権を創る。おまけに「狂人」とまで言われたニクソンはベトナムだけでなくカンボジアやラオスへも猛爆撃。挙げ句の果てが様々な秘密工作からウォーターゲート事件に発展して失脚。無茶な軍事武力外交もアメリカ没落の大きな一因でしょうが内政での弾圧(ベトナム戦争が内戦ではなくアメリカによる侵略戦争だったことを暴露したペンタゴンペーパーをメディアに公表した人物への弾圧など)や非民主的な政治(民主的な反戦デモやリベラルな勢力を共産主義者社会主義者として弾圧したこと)こそアメリカが黄昏れてきた直接的原因なのですね。安倍菅長期政権の最大の問題点もコロナ対策やアベノミクス以上にモリカケサクラや日本学術会議問題と言えるのかも。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。『アメリカ史』にはニクソンは「狂人」でキッシンジャーは「サイコパス」と書かれていた。サイコパスとは「他人に対する愛情・思いやりなどの感情が欠けて極めて自己中心的に振る舞う傾向にある精神疾患」。1998年のフランスW杯のときにエッフェル塔前での『三大テナー』のコンサートに行ったらキッシンジャー氏が斜め前に座っていた。確かにサイコパス的な…なんて顔見ただけで言っちゃいけませんね。ワン。昨日に続いて終日「スポーツ・ポリシー・フォージャパン」に参加した学生のレポート拝読。なかなか面白いのもありました。不可能だけど仰天モノの大学スポーツの企画も!こういう発想は好きですね。しかしオリンピックもW杯も出て来ず全体的に少々小振りの企画が多かったのは残念ですね。晩飯のあとNHK-Eテレでショパン・コンクールの過去の優勝者の演奏をやっていた。やっぱりマオリツィオ・ポリーニは破格の素晴らしさですね。音楽評論家の林田直樹さんがポリーニと握手したらグローヴみたいに大きな力強いてだったといってたけど納得ですね。その手からショパンの綺麗な音色が…。

10月16日(土)
米軍の歩兵としてベトナム戦争に参加して後に作家になったラリー・ハイネマンが戦後ハノイで開かれた文学者会議に参加した時のこと。北京大学とモスクワ大学で英語を学びアメリカ文学の学者になったハノイ大学教授と出会う。彼は戦時中のベトナムに戻るとホーチミン・ルートに送られ南へ向かう兵士に向かってアメリカ文学を講義するよう命じられホイットマンやジャック・ロンドンやヘミングウェイやフォークナーやフィツジェラルドの講義をした。多くの兵士はそれらアメリカ文学のベトナム語訳の本を持っていたという。そして彼はハイネマンに質問した。「アメリカ兵はどんなヴェトナムに関する資料を読んでいたのですか?」その時ハイネマンは《ビールを鼻から吹き出しそうになった》という。アメリカ兵どころかケネディもニクソンもキッシンジャーも国務長官も国防長官も誰も《インドシナを訪れたことがなかったしヴェトナムの歴史や言語や文化や価値観を理解もしなければ評価もしていなかった》太平洋戦争の時はルース・ベネディクトの『菊と刀』などが読まれたのにコレではアメリカがベトナム戦争に負けたのも必然ですね。第二次大戦中の日本も鬼畜米英と言うばかりで米英の文化を知ろうともしなかったですね。現在のアメリカはイラク・イラン・アフガンに対してどうかな?ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩のあと終日大学生の書いた『スポーツ・ポリシー・フォー・ジャパン』のレポートを読み続ける。まだ内容は書けないけど(来週の土日がオンラインでの最終審査なので)ナカナカ面白いのもソーデナイのもあって少し疲れる。2日がかりの作業かな。一昨日だか一昨昨日だかの夜にNHK-Eテレで雅楽の特集をやっていて面白そうだから録画しておいたら見直して驚いた。有名な越天楽(黒田節の元の音楽)や陵王と並んで打鞠舞(打球舞)というのもあるのですね。まさにこれこそ『日本書紀』にも載っている中大兄皇子と中臣鎌足が興じた打鞠(くゆるまり)を舞にしたものではないですかね?棒を持った人物が足元にある鞠を打とうとして舞います。ダイジェストだったけど全部見てみたいですね。

10月15日(金)
そうか…アメリカという国は世界(日本)がベトナム戦争に注目して反戦運動などが湧き起こっていたときにブラジルやドミニカなど中南米で民主的な政権をCIAやFBIの謀略を用いて倒して親米独裁政権を次々と樹立していた…ということをオリバー・ストーンは『もうひとつのアメリカ史』で書いてますね。アメリカは自分の家の「裏庭」では何をしてもイイと思っていたとしか考えられないですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク共同通信社から今年読んで面白かった本3冊を選択するよう依頼される。メッチャ悩んだ末に後藤敏郎『亡国のオリンピック』ボイコフ『オリンピック反対する側の論理』小林武彦『生物はなぜ死ぬのか』高橋昌一郎『フォン・ノイマンの哲学』長谷川智『剣道の未来』を選ぶ。あ。5冊か…ここからマイナス2冊…悩む。しかし最近は新刊以上に既刊本の読み直しが多くなった。これもコロナの影響?午後から財界展望新社『ZAITEN』の連載原稿執筆。中止された今年の三重国体が延期開催も断念したこと。完全中止は国体史上初めてのこと。誰も注目してないでしょうけどね。国体が二巡目に入った1988年にNHK『クローズアップ現代』に呼ばれて国体の役目は終わったとして「国体不要論」を話す。そのときに『クロ現』史上最低視聴率を記録したのは裏番組の日本シリーズが9回裏に同点ホーマーで延長戦に突入したから…かもしれないけどその頃から国体なんて誰も興味を持たなくなったからでしょうね。なのに多額の税金を使って…そんな小生の発言を聞かれたヒゲの殿下(ェ仁親王)に呼ばれてスポレク祭(スポーツレクリエーション祭)もやめよう…そのカネで「スポーツ・シンクタンク」を創ろうとおっしゃった話も書く。結局は殿下の希望どおりにはならなかったですが…昔話を書くようになったのは歳のせい?いや書き残すべき貴重な過去の話は山ほどあるなぁ…。晩飯は『チコちゃん』と共に。欠陥が青く見えるのは色彩の目の錯覚という話題は面白かったですね。

10月14日(木)つづき
前の項で《私の見た範囲では大俳優と大監督による大失敗作映画としては『コットン・クラブ』と並ぶ駄作でした》と書いたのは書き間違えです。大俳優と大監督による駄作は『コットン・クラブ』ではなく『ニューヨーク・ニューヨーク』でした。失礼しました。

10月14日(木)
ケネディ暗殺後大統領となったジョンソンは翌1964年の大統領選で《「故郷から1万マイルも離れた場所にアメリカの若者を送りアジアの若者が自分でやるべきことをやらせるわけにはいかない」と有権者に呼びかけベトナムでの核兵器使用を公言していた共和党候補のゴールドウォーターに圧勝した》が大統領就任後ジョンソンは北爆(北ベトナムへの爆撃)を開始。終にはマクナマラ国防長官が《核兵器の使用さえ視野に入れていることをほのめかし世界中が騒ぎ立て》た。政治家という人種はどの国でも選挙前は理想論を口にするが選挙後は現実論(何かの圧力)に従うものなんでしょうか?あ。岸田首相も金融所得課税や核廃絶は早くも雲散霧消?ベッドを出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。東京五輪で金メダル9個と大活躍した日本柔道も実は競技人口が激減。特に高校生の武道競技人口が激減していて03年から19年の間に柔道の高体連登録者は35,628人から17,904人に減少。剣道も59,382人から38,435人に激減。その減少は文科省が中学での武道必修化と足並みを揃えているという指摘を『剣道の未来』(左文右武堂)という素晴らしい本から紹介。柔道も剣道も武道はもっと楽しくやれるはずなのに妙に精神主義を強調してつまらなくしていることが競技人口の減少につながってると話す。そう言えば「体育の日」を「スポーツの日」に改称するのに最も反対したのは武道関係者だったですね。江戸時代から明治初期の剣道は10本勝負や15本勝負などが常識だったのに剣道が2本先取の3本勝負になったのは日清日露の戦争の影響も大きかったようですね。斬られたらオシマイだから…という必死の武士道精神は近代日本の所産なんですね。ワン。ラジオのあと黒兵衛と散歩。終日スポーツ・ポリシー・フォー・ジャパンに参加した大学ゼミの企画書を読む。今年は全部で46のゼミが参加。今年で11回目ですが毎年大学生が知恵を絞って考えた企画と出逢うのは楽しいですね。晩飯映画劇場はダスティン・ホフマン&ローレンス・オリヴィエ&ロイ・シャイダーの『マラソンマン』。ジョン・シュレインジャー監督なので昔から見なければ…と思いながら見逃してた映画…だったけど何なの?コレ?って感じですね。はっきり言って大失敗作。ナチスだかユダヤ人だかアベベだかマラソンだか知らないけどわけわからんサスペンス・ミステリーでした。私の見た範囲では大俳優と大監督による大失敗作映画としては『コットン・クラブ』と並ぶ駄作でした。

10月13日(水)
ケネディはホワイトハウスでは軍部の圧力と戦いフルシチョフはクレムリンで共産党内タカ派の圧力を受ける。似たもの同士で作られた冷戦のなかでの平和は大統領の暗殺と書記長の失脚で終わりを告げる。《アメリカの兵器によって世界に押し付けられるパクス・アメリカーナ(アメリカの平和))ではなく(略)私たちは多様性を許容する世界を築くために何らかの貢献ができるはずです。(略)弱い者が安心して暮らし強い者が正義を守る世界です》と演説しヴェトナムからの撤退を決意していたケネディをマクナマラ国務長官は《もしもケネディが生きていたら世界は違ったものになっていただろう。私はその点に確信を持っている》と言った。歴史が人を作るのではない。人が歴史を創るのですね。台湾侵攻を国内問題と主張する習近平はどんな未来の歴史を描いているのか?それに対して蔡英文とバイデンはどう対処する?バッハIOC会長は北京冬季五輪を「平和の祭典」として挙行(強行?)するのか?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。早足で歩いて身体を温めないと寒い。そんな季節になりましたね。ワン。ヨメハンが買い物か何かで出かけてパソコンに向かって仕事をしているとピンポーンと誰かが来宅。インターホンに出ると若い男が「危険な箇所を発見したので一緒に確認してほしい」と言う。「側溝の蓋がハズレてるところでもあるのか?」と訊くと「お宅の家根です」と言うので外に出るとうちの家の屋根を指差し「ホラあそこ。左の端。テッペンのところが浮いてるでしょ。アレでは下から風が吹き上げると屋根が飛びますよ」しかし小生にはサッパリわからない。近くに工事の道具や脚立や梯子を積んだ小型トラックが停まっていたので「あのクルマは貴方の?」と訊くと「ええ。屋根屋やってる者ですから危ない壊れそうな家根がわかるんです」「ふ〜ん。御丁寧にありがとう。ウチの出入りの業者に見てもらうよ」と言うと「そうですか…」と言ってアッサリとトラックに乗って去って行った。買い物から帰ってきたヨメハンに言うとそーいったヤカラが最近はけっこう現れるらしい。「みんなコロナで苦労してはるみたいやねぇ」その言葉を聞いて小学生の頃の年末の夜に突然電器屋だった私の家の店のなかに入ってきた旧陸軍の帽子を被った男を思い出した。男は直立不動で敬礼をするなり大声で「○○二等兵であります。玉木一等兵にはビルマでお世話になり…」と喋りだした。父親は不在で私の母親が黙って金庫から百円玉を出して渡すと「天皇陛下バンザイ!」と叫んで出ていった。東京五輪の数年前の1960年前後。そんな男に3回くらい出くわした。母親は「ウチのお父ちゃんは軍曹でビルマには行ってへん。中国やった」と言って苦笑いした。時代は変わったのか?変わってないのか?かつての東京五輪のあと高度経済成長で1億総中流社会になったけど歴史は繰り返すのですか?エダノさん?

10月12日(火)つづき
仕事一休みの昼飯後にテレビをつけると『フラガール』をやっていたので久し振りに半分見てしまう。李鳳宇さんのプロデュースした映画は『パッチギ』も『ゲロッパ』も優しい眼差しに溢れてますね。仕事を済ませて晩飯のあと続きを…と思ったけどW杯予選。確かにオーストラリアは強いチームだけどランクが下のチームとのホームの試合で危機感ばかり煽るのは良くないですね。五輪疲れで調整不足で練習不足で3試合で2敗とは言えもっと自信を持って…と思って見ていたらサッソク田中碧の先制ゴール!入るべき追加点が入らないまま後半に入ってオーストラリアがPK…これがVTR判定で覆ってFKになったと喜んだのも束の間直接ゴールを奪われて同点。何とかしろよ…とのサポーターの願いが通じたのか試合終了直前に決勝オウンゴール!ま。何でも勝ちゃイイ試合でしたからイイでしょうがこの勝利で元気が出てチームのムードが一新されるから勝ち点3以上の価値が…という解説は根拠ナシの楽観論ですね。自信持つことと楽観論は違う。だからヴェトナム相手でもオマーン相手でも自信を持って一生懸命必死になって頑張って下さい…とテレビ画面を通じて選手に伝えたあと『フラガール』の続きを見る。もう15年も前の映画になるのか…。光陰如矢。

10月12日(火)
オリバー・ストーンの『アメリカ史』はいよいよ1962年のキューバ危機。東京大空襲を指揮したルメイ将軍はキューバ空襲と上陸作戦を主張しソ連船の洋上検査(海上封鎖)に切り替えたケネディを激しく非難。その大西洋では米空母の近くでソ連潜水艦を発見した米駆逐艦が爆雷攻撃を開始。一部帰港が破損されて二酸化炭素の値が急上昇して気を失ってゆく乗組員が次々と現れる潜水艦のなかで第三次世界大戦が始まったと思った艦長は核魚雷の発射準備を命令。それを開戦の確認が取れないとアルピホフという将校が艦長を宥めて核魚雷の発射回避に成功。ケネディの決断と一人のソ連将校の判断が《人類史上最も危険な瞬間》である《核戦争》を回避したわけですね。その翌年がケネディ暗殺。翌々年が東京オリンピック。現在台湾周辺に軍隊を集結させている中国とアメリカによる台湾危機はどのような回避されるのでしょうか?そして来年の北京冬季五輪は?ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。冷戦下の米ソ関係は圧倒的に国力(経済力)の差があったけど現在の米中はそれがないから怖い?逆に安全?よーワカラン。確かなことは日本の国力が落ちて政治家の質もジャーナリストの質も堕ちているということだけ?サテどーしましょう。衆院選でどーにかなるのかな?ワン。

10月11日(月)
J・F・ケネディは大統領就任後キューバのピッグス湾侵攻作戦で大失敗をやらかす。それはアイゼンハワー時代に軍部とCIAによって作られたキューバ・カストロ政府打倒の作戦だった。しかしキューバ軍に対する過小評価やケネディ政権の発足後直後で綿密な計画実施ができなかったことなどで大失敗。以来ケネディは軍とCIAを信用しなくなる。岸田新政権も大きな失敗をしたほうが良いのかも。そうして株価を公金で上げるだけで出口のないアベノミクスや結局何もしなかったコロナ対策やアベノマスクの大失敗も白日の下に曝されれば安倍菅麻生体制から離れられるかも…ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。しかし日本の政治は変わらないですねえ。衆院選はどーすれば良いのでしょう?与野党共にドラスティックな変化を期待できないとなると党ではなく人で選ぶほかないのでしょうか?ワン。イロイロ仕事のあと夕方から『ニューズ・オプエド』MC出演。1週間にわたるスタジオの改装工事が終わりオールVR(ヴァーチャル・リアリティ)のDX(デジタル・トランスフォーメーション)仕様のスタジオからの初発信。ゲストはスポーツライターの小林信也さんと元JOCの春日良一さん。マスメディアではすっかり誰も喋らなくなった東京オリピック・パラリンピックを今こそ検証しなければ…という企画。その前にサウジアラビアに敗れたW杯予選についてサッカー・ジャーナリストの大住良之さんが解説。五輪後の不調・調整失敗・ケガ人続出に加えて「魂の欠如」=「柴崎のバックパス失敗の直後に柴崎も吉田も意味のない反則アピールをするようではダメですね」という解説に納得。何を余裕こいてるのでしょうねえ。もっと必死にやれ!オリンピックについてはコロナ騒ぎもメダル騒ぎも喉元過ぎればオシマイではどーしょーもないという意見で小林さんや春日さんと一致。スポーツの社会的価値・経済的価値は大きいはずなのに自民の総裁選でも衆院選でも話題(課題)にならないのは最悪。まぁノーベル賞の報道も同じですけどね。マスメディアが自分の利益を追求するだけのスポーツ報道は最悪ですね。番組のあと晩飯ながら『映像の世紀プレミアム』は『難民 希望への旅路』を見ながら。カメラマン・キャパの話(ユダヤ人であることを隠して活躍した)沢田教一の話(ピューリッツァー賞を取った写真に映ったベトナム戦争難民の家族にその賞金を与えた)など興味深い話題がいっぱいでした。柳家小三治さんが死去。昔『レコード芸術』でベートーヴェンの『田園』のレコードを盤面が磨り減るまで聴いたと話されていたのを憶えている。合掌。

10月10日(日)
オリバー・ストーンの『アメリカ史』に面白い記述(事実)を発見。1957年ソ連がICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験に成功し人工衛星スプートニクの打ち上げにも成功すると米空軍幹部は下院議会で月面軍事(ミサイル)基地の建設計画を(真面目に)発表。そんな計画を知った某ジャーナリストは《米軍は宇宙戦争に備えて陸・海・空軍に続く第四の軍隊を創設してラテン語で月を意味するLuna(ルナ)をもじってLunacy Force(狂気軍・精神異常軍)と名付けるべきだと提案した》それから半世紀後には実際に宇宙軍が生まれたのですから月面軍事基地も近い将来には…?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。日曜の散歩はゆっくりと優雅に…と思っていたら…一天俄に掻き曇り大粒の雨が…シャーナイですね。お天道様には勝てません。雲古を済ませてサッサと引きあげる。ワン。終日デスクワーク。スポーツジャーナリズムについて書き続ける。晩飯は久し振りに『鮨処もり山』さんからお鮨の出前をいただく。世の中徐々に「コロナ明け」の様相。しかしフリーランスの身の上は講演会の中止などで収入の大幅減。シャーナイですね。晩飯風呂後映画劇場はグレゴリー・ペック主演『マッカーサー』。フィリピンから撤退して「I shall return」で戻ってきて日本の降伏から朝鮮戦争で司令官を解任されるまでの軍人の生涯。映画作品というより資料映像。幣原喜重郎首相がマッカーサーに対して憲法に不戦条項を入れるよう提案しマッカーサーが感激するというのは『マッカーサー大戦回顧録』からとったのでしょうが1977年の映画にしては新説の大胆な先取りと言えるのかな?しかし映画としてはパットン将軍を描いた『パットン大戦車軍団』のほうがはるかに優れてますね。

10月9日(土)つづき
終日スポーツジャーナリズムの原稿書き。今年のノーベル平和賞はフィリピンとロシアのジャーナリスト。朝日新聞がそれを絶賛。ならば隗より始めよ。スポーツ(高校野球など)を主催したり東京五輪のスポンサーになったりして自らスポーツジャーナリズムを放棄していることを改めて欲しいですね。大きなダム(ジャーナリズム)も小さな一つの穴(スポーツジャーナリズムの放棄)から破壊されますからね。晩飯後映画劇場は『ミニヴァー夫人』。ウィリアム・ワイラー監督の第二次大戦中のイギリスを舞台にした戦意昂揚映画というだけで見始めたけどサスガはワイラー監督。戦争に巻き込まれるイギリス上流階級の家庭の悲劇を見事に描ききっています。ドイツ軍による爆撃はあっても戦場が一切出て来ないけれど素晴らしい反戦(反ナチ)映画になってます。とくに個人用のヨットやボートなどが一斉にダンケルクでの撤退作戦に参加し英軍兵を救出に向かうシーンは見事。コノ映画はどんな艦隊以上の6個師団ほどの力を持つとチャーチルに言わしめたことも納得。『我等の生涯の最良の年』『ベン・ハー』『ローマの休日』『噂の二人』『コレクター』『ファニー・ガール』『おしゃれ泥棒』…ワイラー監督の凄さは絶対に映画の画面から瞬時も目を逸らせることのできない映画作りをしていることですね。

10月9日(土)
オリバー・ストーンの『アメリカ史』は事実を包み隠さず記している。それだけにオソロシイですね。イランで民主的に選ばれて人気のあったモサデク政権をCIAが謀略を用いて倒してパーレビ政権を作り上げイランの石油を支配したアメリカ政府は中米独裁政権もアイゼンハワー政権と堅く結びついたユナイテッド・フルーツ社と一緒になって帝国主義的に植民地として支配。ベトナムでベトミン(ベトナム独立同盟)への空爆が始まり原爆の使用が検討され始めたとき…ビキニ環礁の水爆実験による第五福竜丸事件が起きたのですね。《第五福竜丸は実は「ソ連のスパイグループ」でソ連のために諜報活動を行っていた》とアメリカ原子力委員会の委員長は大統領報道官に語ったという。さすがに《このあからさまな嘘は直後にCIAによって否定された》が原子力委員会の委員長はアイゼンハワー大統領の記者意見の場で《水爆実験がアメリカの軍事態勢に貢献したことを強調した上で第五福竜丸は原子力委員会の警告を無視したと非難し乗組員の健康問題はそれほど深刻ではない》と発表。しかし日本では《水爆の禁止を求める嘆願書に人工の3分の1にあたる3200万人が署名》するほど反核運動が盛りあがり『ワシントン・ポスト』が《(原子力の)平和利用の手段を日本に提供すること以上に良い贖いの方法があるだろうか》と書いた結果某原子力委員と某下院議員が一つの提案を発表。それは日本で《初の原子力発電所を広島に建設する》という《残酷な皮肉に思える》提案だった。こういった《原子力の平和利用キャンペーン》について当時の毎日新聞は《日本はまず放射能の雨の洗礼を受け次には「原子力の平和利用」を装った米国の狡猾な商業主義のうねりを受けていると非難した》。このアメリカの「平和利用」の商業主義の辿り着いたところが「フクイチ(福島第一原子力発電所)」なのか…。広島出身の新総理は国連の核兵器禁止条約にどう対処する?核廃絶は口先だけ?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。

10月8日(金)つづき
ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと久し振りに東海道線で東京へ。品川のアルタで(株)ノーボーダーの上杉隆社主と昼飯食いながら打ち合わせ。来週月曜からの『ニューズ・オプエド』で使われる新装なったスタジオの様子をスマホで見せてもらう。スタジオはすべてヴァーチャル仕様でリアルはグリーンシートのみ。約10年前に真のジャーナリズムを実践できるメディアを創ろうと話をしたときはそんなイノベーションは想像もできなかった。こういう進歩を日進月歩と言うのでしょうかね。来週月曜(ゲストは春日良一さんと小林信也さんで東京五輪の総括)が楽しみです。打ち合わせを終えて品川インターシティへ。笹川スポーツ財団のTさんと一橋大教授のOさんと待ち合わせをしての(株)フォーラムエイトへ。伊藤社長と武井副社長にスポーツ・ポリシー・ジャパン(SPJ)への協力を要請させていただく。ついでに(というのは失礼ですが)『ニューズ・オプエド』と『スポーツゴジラ』への協力もよろしくお願いします。途中フォーラムエイトがスポンサーとなった世界ラリー選手権日本大会の関係者やそれで町興しを企画している岐阜県恵那市長らとも面会。今後に向けてイロイロ有意義な一日でした。

10月8日(金)
岸田首相が所信表明演説で使ったアフリカの諺「早く行きたければ一人で行け。遠くまで行きたければみんなで行け」は過去に石川県小松市長が所信表明演説で使った二番煎じらしいですね。どうせ二番煎じを使うならアイゼンハワー大統領が朝鮮戦争で和平協定が結ばれたあとの演説に用いた言葉をパクってほしかったですね。《銃が一丁製造されるたびに…軍艦が一隻進水するたびに…そしてロケットが一発発車されるたびに…それは空腹を満たされぬ人々や寒さの中で衣服をない人々から盗みを働いたことになる。我々は戦闘機一機を買うのに1万3千6百トンの小麦に相当するカネを支払い8千人以上に新築の家を建てられるだけの費用で駆逐艦一隻を勝っている。このような生活様式はありえない》この「格調高く非常に感動的」(ニューヨーク・タイムズ)な演説にもかかわらずアイゼンハワーはその後ニクソン副大統領の「狂人の理論」と呼んだ作戦を採用する。《アイゼンハワーは中国側へ核兵器投下の用意があることを密かに伝えた。数週間後中国は休戦を要求し朝鮮戦争は終結した》《「あれは上手くいった」とニクソンは断言している。「核兵器が効いたのだ」ニクソンは予測不可能であることの価値を教えてくれたのはアイゼンハワーだと言っている。「こちらのことを予測不可能な人物(狂人)だと思えば敵は極端な攻撃を思い留まるだろう。敵が降伏する可能性も大幅に高くなる。この予測不可能な大統領は次の勝負でも勝つだろう」》しかしニクソンはヴェトナムで負けることになる。そしてアメリカは負け続けることになる。ワン。

10月7日(木)
オリバー・ストーンの『アメリカ史』は朝鮮戦争へ。あまりに残酷で悲惨な空爆で朝鮮半島のほとんどすべての都市が焦土に。マッカーサーが解任されたのは原爆の使用を主張したからというのは俗説で後任のリッジウェイ最高司令官もトルーマン大統領も原爆使用の準備は整えて多くの上下両院議員も原爆投下に賛成していたのですね。それにしてもこの戦争以来アメリカはヴェトナム→イラン→イラク→アフガニスタンと戦争に勝てなくなる。世界最新の最高軍備が《どうして不十分な装備しかない田舎者の北朝鮮軍や中国軍(やヴェトナム軍やアラブ軍)に勝てなかったのかとアメリカ人は訝るほかなかった》ブラッドリー将軍は朝鮮での中国との戦争を《間違った場所で間違った時期に引き起こされた間違った相手との間違った戦争》と総括したらしいけどアメリカの第二次大戦後の戦争はすべてそうかも?ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。1年延期されていた三重国体が中止に。国民体育大会は24年の佐賀大会から国民スポーツ大会と名称を変えて34年の鳥取大会までコノ先13年間も開催地が決まってるらしいけど500億円も費用を使って(国の援助は16億円らしい)開催する必要があるのかな?オリンピックと同様の一時期だけの「祝祭イベント資本主義」のように思えますが…。それより我が住まいのある鎌倉市に鎌倉インテルというサッカーチームが生まれほうがカルチャー(文化)として嬉しいですね。11日には鳩サブレースタジアム(略称・鳩スタ)もグランド・オープンするらしい。地元民として応援しましょう。黒兵衛と散歩のあと終日スポーツジャーナリズムの原稿書きやらナンヤラカンヤラ。ペナントレース大詰めの試合は阪神が横浜にソトの逆転ホームランで敗れたあとヤクルトが巨人に見事なサヨナラ勝ち。セはスワローズで決まりかな?パはオリックスかロッテか?と思いながら風呂入ってベッドへ。オリバー・ストーンの『アメリカ史』で朝鮮戦争後のアイゼンハワー大統領と軍産複合体の複雑な関係を読んでいるとグラグラグラッと家全体が揺れました。3・11を知っている人間としては大きな揺れだったけど大丈夫だな…と落ち着きながらテレビのニュースで地震の様子を確認。ま。いずれ大きいのが起こるらしいけど富士山は大丈夫かな。新しい日本の出発は何もかもが起こったそのあとかな。あまりにも酷い政治が続きましたからね…そのくらいの浄化作用が必要かも…寝よ。

10月6日(水)
第二次大戦後に生まれた国家イスラエルはアメリカのマーシャル国務長官ですらユダヤ人とアラブ人が共に暮らす国連による信託統治にすべきと主張してトルーマン大統領がイスラエル国家を承認すれば次その年の大統領選に投票しないとまで言っていたのにトルーマン大統領は1948年5月14日イスラエルの国家設立宣言後11分という早さでその国家を承認した。それはその年の大統領選のためのユダヤ人票を欲しかったからだったのですね。民主主義の政治とはこんなふうに動くモノなんでしょうか…嗚呼。ベッドから出て黒兵衛と散歩。鎌倉市長選の告示看板がそこかしこに現れる。17日投開票。続けて衆院選。一度にできれば無駄なく良かったのに…ワン。終日スポーツジャーナリズム論と格闘。新聞社もテレビ局も無視するに違いないマスメディア批判の文章の連続ですがコレだけは仕上げておかないといけませんからね。晩飯映画劇場は高倉健・吉永小百合初共演の映画『動乱』。5・15事件から2・26事件までの帝国陸軍青年将校の動きを描いた映画だけど最後に「本編はドラマであり事実と無関係」という意味のテロップ。????が頭のなかに浮かぶ。恋愛映画として右翼軍人テロを美化しただけ?映像は美しかったですけどね。

10月5日(火)
第二次大戦後チャーチルの帝国主義植民地主義復活路線と反ソ反共路線&ソ連の台頭を受けてアメリカ社会全体で反共運動が始まる。ウォレスやルーズベルト前大統領夫人の平和路線は踏みにじられ《政府の全職員を相手にアメリカ国家への忠誠審査》なるモノを実施し《政府職員にゴッド・ブレス・アメリカを歌わせて自由への宣誓をさせたトルーマン大統領でさえフーバー長官の下でFBIがアメリカ版ゲシュタボになるのではないかと懸念》したほどアメリカ社会は右傾化。ハリウッドでも《下院非米活動調査委員会》による「赤狩り」が始まり映画俳優組合委員長のロナルド・レーガンは《ハリウッドに共産党の脅威が実際に存在すると証言。ウォルト・ディズニー&ロバート・テイラー&ゲーリー・クーパーもレーガンに同調した》しかし《ハリウッドには議会による魔女狩りを堂々と批判する有名人のほうがはるかに多かった》としてオリバー・ストーンは「アメリカ史」に次の「有名人」の名前を記している。ハンフリー・ボガート&グレゴリー・ペック&ジーン・ケリー&ウィリアム・ワイラー&ルシル・ポール&フランク・シナトラ&バート・ランカスター&ローレン・バコール&オーソン・ウェルズ&キャサリン・ヘップバーン&ピート・シーガー&ヘンリー・フォンダ&ベニー・グッドマン&グルーチョ・マルクス…etc.「赤狩り旋風」はやがて終息するが約30年後にはレーガン大統領が誕生するんですよね。日本でもGHQによる占領施策が「民主化」から「逆コース」になり巣鴨から出てきた岸信介首相の誕生となるんですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。あ。自由民主党って「リベラル」で「デモクラティック」な党のはずなんですよね。ワン。午前中にZOOMでジャーナリストの仲野博文さんがやっている『ドット・コネクター』という20代若者向けのネット番組のインタヴューを受けて東京2020オリパラの問題点と日本のスポーツ界の問題点を語る。オリンピック依存症でスポーツ文化という意味を解さずメディアが支配する日本のスポーツ界について話させてもらう。若い人によるこういうメディアはどんどん出てきてほしいですね。ノーベル物理学賞に地球温暖化を世界で最初に証拠と共に提示した真鍋淑郎氏が受賞。素晴らしいことでしょうけどメディアの報道は五輪の金メダル獲得と同じみたいな感じですね。

10月4日(月)
結局広島と長崎に落とされた原爆は日本の降伏と関係なくソ連への脅しにもならず(ソ連もすぐに開発に成功しましたからね)結局は「人類を滅亡させるほどの」核爆弾の所有を争う軍拡競争による冷戦を生むだけに終わったのですね。《勝者がこれほど覚束ない不安を覚えて将来が不透明で自分たちの生存すらも不確実だと気付く…そんな終わり方をする戦争はこれまでほとんどなかった。いや皆無だった》そこでアメリカのスティムソン陸軍長官は次のように悟った。《誰かを信頼に値する存在にしたければその相手を信頼するしかないということです。相手を信頼に値しない存在にしたければ相手を信頼せず不信感をあらわにすることです》要はまず隗より始めよということですね。そこで冷戦下のアメリカはソ連に先制攻撃すべしという強硬開戦派(フォレスタル海軍長官)と核廃棄を唱える和平推進派(ウォレス)の間でギリギリの選択を迫られてッフラフラと真ん中を歩いたというワケか?…中国・北朝鮮・ロシア・アフガン・ISに対してもまったく同じことが言えるかな?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。今朝の東京新聞に水木しげるさんの『総員玉砕せよ!』の創作ノートが発見された記事があった。オリバー・ストーンの『アメリカ史』とともにに水木しげるさんの戦争体験漫画は現代人の必読書と言えますね。ワン。そう言えばさいとうたかをさんも亡くなりましたね。一昨年だったか週刊誌の座談会で相撲がテーマだったにもかかわらず劇画製作に関する質問をいろいろぶつけても答えて下さったのを思い出します。劇画で一番大切なのは正確な背景なのですね。合掌。共同通信社から今年発行された本のお薦め原稿の依頼が来る。もうそんな季節なんですね。『ニューズ・オプエド』はスタジオの改装リニューアルのため今日から1週間お休み。どんな改装かよく知らないけどデジタル・スタジオになるらしい。というわけで今日は少々暇になったので夕方から晩飯後までに映画2本続けて見る。『テルマエ・ロマエ2』と『壬生義士伝』。前者は笑っただけでマァどうでもよかった。後者は途中まで面白かったけど最後が冗長で長かったですね。

10月3日(日)
『オリバー・ストーンの語るもうひとつのアメリカ史@2つの世界大戦と原爆投下』読了。最後は広島長崎への原爆投下。日曜の朝からナンデこんな悲惨な話を読まなきゃならんのかと自問もするけど衆院選を目前にしたいま戦後政治の成り立ちを振り返るのは必要ですよね。トルーマン大統領という人物は本当に無邪気な人で広島に原爆を落とした報告を聞いて「これは史上最大の出来事だ!」と語り「これは最も心躍る仕事だった」と語り某民主党議員から「無辜の人々を死に至らしめる平気に歓呼するなどかりそめにもアメリカ大統領たる者のすべきことではない」と窘められたという。もっともトルーマン大統領がこれほど喜んだ理由をソ連の指導部は見抜いていた。《既に瀕死の状態に歩こっか(日本)を叩きのめすのに原爆は必要ないと承知していたから彼ら(アメリカ)は真の標的がソ連であると結論づけた(略)アメリカはソ連に対して原爆を使用することも辞さないという意思の現れと推測できることだった》ナルホド。アメリカはソ連に対する来たる冷戦での政治的メッセージを発するために広島長崎にいた数十万の人々を一瞬にして犠牲にしたわけですね。嗚呼。ベッドを出て黒兵衛と散歩。雲一つ浮かんでいない青い空コロナ消えつつ原因わからず。ワン。何もかも曖昧なまま歴史は進む。緊急事態宣言の解除で人出は戻ったらしいが冬の第6波はどーなるのかな?喉元過ぎれば熱さを忘れ風が吹けばコロナも吹っ飛び桶屋が儲かる…のか?晩飯時に見たNHK『ダーウィンが来た』のキタキツネ家族のカラフト鮭の捕獲に感激。日曜美術館の85歳横尾忠則の絵画にも大感激。もはやピカソの域ですね。NHKスペシャル『中国共産党一党独裁の宿命』がオモシロかった。毛沢東の秘書を勤めケ小平から習近平までも知っている李鋭が中国建国・文化大革命・改革開放・天安門事件・香港弾圧・習近平独裁…と70年にわたって残した日記の結論は共産党一党独裁政権は過去の王朝と同じで共産主義とも社会主義とも異なり矛盾だらけでいずれ崩壊する…。まぁそーなんでしょうけどモウチョット先のことかな?「中国共産党=過去の王朝説」は高島俊男・著『中国の大盗賊・完全版』(講談社現代新書)という最高にメッチャ面白い本に書かれてますね。「アメリカはワシントンやリンカーンという優れた政治家を生んだの衣中国は始皇帝や毛沢東という独裁者しか生まなかった」という李鋭の嘆きは何年後に解消されるのかな?風呂のあとに見聴きしたNHK-Eテレのモーツァルト『二台のピアノのための協奏曲』はメッチャメチャ素晴らしかったですね。ピアノはチック・コリアと小曽根真。いやぁ二人のカデンツァには興奮させられました。

10月2日(土)
オリバー・ストーンの「アメリカ史」はいよいよ第二次大戦での日本との最後の戦い。「無条件降伏」を突きつけるアメリカと「国体(天皇制)」だけは守りたい日本。ソ連の参戦が刻々と近づき日本の敗戦を誰もが確信するなかで《アメリカはなぜ無力な人々に対して二個の原爆を落としたのだろうか》という疑問にストーンは日本人を《ゴキブリ・ネズミ・イエロー・モンキー》呼ばわりしていた大統領やアメリカ国民の《人種差別意識》を指摘する。アメリカの《歴史上日本人ほど忌み嫌われた敵はいないだろう》《ナチスドイツと善良なドイツ人は慎重に区別されていたが日本人にはこうした区別は用いられなかった》『タイム』誌の記述にも《日本の一般市民は思慮分別に欠け無知である。ひょっとすると人間かも知れないがそれを示す証拠は皆無である》とのコメントが掲載されたという。そして《バターン死の行進》など《戦時中に日本人がなした恥知らずの行為は攻められてしかるべきだろう。しかしアメリカ人も同様に見下げ果てた行為に及んだことを知る必要がある》として《アメリカ軍の残虐上位を詳述》した雑誌『アトランティック・マンスリー』の記事を紹介している。これをアメリカの「幅(度量)の広さ」と言うべきか。日本は見習えるか?自民党は見習えるか?野党も見習えるかな?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。颱風一過。爽やかな秋空。こういう季節の繰り返しが日本人に「過去を水に流す(忘れる)」性癖を植え付けたのかな?ワン。昨日「衣替え」と伝えたメディアはおそらくゼロかな?「衣替え」は死語になったようですね。俺は今でも普段着はTシャツですからね。学校の制服は夏服から冬服に替わったのかな?午後から『スポーツゴジラ』(スポーツネットワークジャパン)の『スター講座』をZOOMでビデオ撮り。日本のスポーツの発展をメディア(スポーツジャーナリズムを放棄してスポーツの主催者・所有者・協力者になっているマスコミ)が阻害していることイロイロ話して最後は10月10日にオープンする鎌倉の新しいサッカーチーム鎌倉インテルの鳩スタ(鳩サブレースタジアム)の話までする。すぐ地元にサッカーチームとスタジアムが地元企業の協力で生まれたのは嬉しいですね。鎌倉インテルは「インテル(international)になれるかな?バルセロナのように!ガンバレ!晩飯映画劇場は岡本喜八監督の『日本のいちばん長い日』を見ながら。原田眞人監督作品とどちらも素晴らしいですね。

10月1日(金)
第二次大戦も終わろうとしていた1944年。フランクリン・ルーズベルト大統領の異例の4期目選出が誰の目にも当然と思われた大統領選の副大統領候補で揉める。それまで副大統領を務めて民主党員にも国民にも圧倒的に人気の高かったヘンリー・ウォレスに対して保守派から猛烈な反対の声が起こる。それはウォレスの「反植民地主義」「人々の革命」といった考え方に対して保守派に加えてイギリスも反対したから。そこで民主党大会でウォレスが副大統領に指名されそうになった直前に保守派は「謀略」で民主党大会を休会に持ち込み再開されたときは凡庸なトルーマンが副大統領の選ばれるよう画策した。ルーズベルトの健康状態が危惧されて副大統領が大統領の地位に就く可能性が高いことが予想されるなかでの保守派の「謀略」だったとオリバー・ストーンのアメリカ史は書いている。人気のあった河野が岸田に敗れたのも似てるか?いや河野をウォレスと並べるのは誉めすぎだろう。1945年のルーズベルトの死去でトルーマンでなくウォレスが大統領になっていれば《原爆投下も核武装競争も冷戦もなかったかもしれない》とストーンが書くほどの人物である。河野は原発でも年金でもチョイと妥協しすぎたのでは?ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。土砂降りの颱風の暴風雨。ソソクサと帰宅。明日の『スポーツゴジラ』のZOOM講演会録画に備えてイロイロ準備。タイトルは『TOKYO2020から考えるオリンピックと日本のスポーツの未来』編集長の長田渚左さんからメディアが日本のスポーツの主催者や所有者となっている矛盾もキチンと喋ってほしいとの要望。マカセテクダサイ!晩飯映画劇場は『日本のいちばん長い日』。火曜日に見た『わが母の記』を見て感激したので原田眞人監督の作品を見直したかったから。元木雅弘演じる昭和天皇も見事なら役所広司演じる阿南陸軍大臣も人間味溢れる名演ですね。以前大阪のテレビで原田監督と御一緒したとき「岡本喜八監督の名作があるに何故リメイクを?」と訊いたら「人間の描かれ方がちょっと違うと思ったから」との答え。なるほど。三船敏郎の阿南陸相は少々帝国軍人色が過ぎるかな?女学生時代に阿南陸相の秘書をやっていた99歳になる隣のお婆さんは(凄い隣人でしょう!)「阿南さんは凄く優しいイイ人だった」と言ってますからね。颱風は神奈川県南部にはさほどの被害を出さずに通り過ぎそうですね。

9月30日(木)
「正直で真面目な凡人」「善人かもしれないが仕事はだめ」というのは第二次大戦中に死去したルーズベルト大統領に代わって大統領となったトルーマン副大統領に対するイギリスの駐米大使評だとオリバー・ストーンの『アメリカ史』に書かれている。そう言えば日本の政治家に対する外国政治家の評価は報じられないなぁ。原爆開発もヤルタ協定も何も知らなかったトルーマンは「(大統領と)そう呼ばれることにならなければよかった」と言いながらもテヘラン会議からヤルタ会議までの経緯を学び直す。アメリカの政治家でもその程度かと思ってしますなぁ。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。大谷の活躍とホームラン王への期待を話して日本のプロ野球とMLBの違いを話す。それは日本のプロ野球が日本社会にとって必要な「文化」だと認められてないこと。だからアメリカ(欧米)ではプロ・スポーツの施設に税金が投入されるのに日本ではプロ野球に税金が使われることがない。まぁ日本のプロ野球は親会社の所有物の企業野球ですから仕方ないのでしょうけどソレを「文化=カルチャー=みんなで作り上げる作物」にしたほうが良いと主張すべきメディア(ジャーナリズム)が野球(やその他のスポーツ)を自らの所有物にしているのだからどーしょーもないですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。昨日送られてきた『ZAITEN』11月号で東京・中日新聞の望月衣塑子記者が「総裁選報道ばかりで本質を伝えないマスメディアの堕落」という文章を書かれていました。ホント。テレビの総裁選報道は政治的主張の違いなど一切語られず票読みばかりでまるで競馬の予想屋の説明でしたね。それもけっこうハズレていましたね。ワン。いろいろデスクワークのあと晩飯は『映像の世紀プレミアム(15)東京 夢と幻想の1964年』を見直しながら。水不足の危機や道路の大渋滞やゴミだらけの町。そして道路工事の大混乱から新幹線の開通と東京五輪の開幕や女子バレーの大活躍。終わってみれば物価の高騰で悩む主婦。五輪などなかったかのような日常。ナルホド。「夢と幻想」とはそれ以外に表現のしようがないタイトルですね。しかし2020は「夢と幻想」から「幻想」だけになった?

9月29日(水)
岸田文雄氏が自民党の総裁になった。自民党総裁の立派な机と立派な椅子の背後にある立派な書棚に並んでいる立派な本はいったい何なんだろう?誰か読んだ人がいるのだろうか?いやアレは箱だけか?何やら自民党の本質を示しているような外側だけ立派な書棚と書籍は見ていて虚しいですね。そう言えば〽キャーラメル拾たら箱だけ〜…という歌を歌っていた人がいましたね関係ないけど。しかし何であんな誰も読まない高額百科事典のような本を並べてるのかなぁ?その百科事典を自民党本部に売りつけた詐欺師はけっこうやり手ですね。イヤ選挙に何億円もバラ撒く自民党を騙す百科事典詐欺師などそれほどレベルは高くないかな?しかしあんな飾り物の本を御大層に並べてる自民党は中味が空っぽであることを示しているようなもの?新総裁が「文雄」という名で「武雄」でなのだからまず書棚の中味のない本の始末から手をつけるべきでしょうね。そうかと言って野党に政権運営能力があるとも思えないところが辛いですね。何日か前のテレ朝の『モーニングショー』で玉川氏が日本共産党は名前を変えろと迫っていたがソレに対して志位委員長が「共産とはみんなで産み出すという由緒ある名前だから変えない」と反論していた。しかし日本共産党の英語名はJapanese Communist Party。「コミュニスト」という名前が中国と北朝鮮以外の世界で通じるとマダ思ってるのかな?「みんなで産み出す」のならCulture Prtyとでもしたら?…とか黒兵衛と散歩の時も週末のオンライン講演の内容を考えるときもイロイロ頭のなかを巡った一日でした。

9月28日(火)
アメリカの歴史にはウンザリさせられることが多い。しかし救いはある。それはウンザリさせられることを暴露し追求する議会やメディアが存在していることだ。中南米に対する帝国主義の植民地的支配ファシズムとウォール街資本の結びつきなどもアメリカの酷い側面だが議会とメディアが追求したのも(追求しきれなかった側面があるとはいえ)事実。翻って日本は?一社一問で追加質問禁止の総理記者会見を受け入れているようなメディアではジャーナリズムとは言えないでしょう。オリンピックのスポンサーになった新聞もスポーツを主催したり所有したりしている新聞もテレビやラジオと結びついている新聞(クロスオーナーシップ)もジャーナリズムとは言えませんね。《新聞なしの政府と政府なしの新聞。いずれかを選択しろと問われれば私は少しも躊躇せずに後者を望むだろう》といったトーマス・ジェファーソンの言葉を今の日本の新聞人(企業人?)たちはどう聞くのかな?その言葉は《新聞があれば(正しい)政府は生まれるが新聞がなければ(間違った)政府がのさばる》という意味ですよね。自民党の総裁選報道=競馬の着順予想のような当選予想はこれでいいの?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。良い季節のなりましたねえ。ワン。少々準備して一橋大や明治大の先生方や笹川スポーツ財団の担当者とスポーツ・ポリシー・フォー・ジャパン(SPJ)について朝のZOOM打ち合わせ。内容はまだ発表できませんが今年も多くの学生相手に面白いことをイロイロしたいですね。デスクワークのあと晩飯は相変わらず原稿棒読みの菅総理の記者会見を見ながら…は途中で阿呆臭くなって中止。数日前に録画した原田眞人監督・井上靖原作の映画『わが母の記』を見る。役所広司と樹木希林が熱演。とりわけ認知症で徐々にボケていく樹木希林の演技は凄かったですねえ。演技力というより本物の老婆の姿をキチンと表現。その母と胸に一物を抱えてイロイロ軋轢のあった息子を役所広司が受けとめる。豊かな家庭だから可能なこととは言えイイ映画でした。

9月27日(月)
オリバー・ストーンの『アメリカ史』はいよいよヒトラーの登場。開戦時のナチス・ドイツとアメリカの様々な企業が結びついていたことには驚かないがヒトラーの反ユダヤ主義の多くがヘンリー・フォードの著書から影響を受けていたことはショックですね。最悪の差別的「優生学」に基づくナチスの弱者の「共生断種政策」もロックフェラーやカーネギーが援助したアメリカの「研究」から学んだとヒトラーが「わが闘争」のなかで書いているらしい。国家や政治の世界は「善い人」と「悪い人」に分けるのは不可能なんですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。秋の涼しさという以上に肌寒い朝。歩いてからだが暖まるとそよ風が気持ちイイですね。『オプエド』の準備でちょっとしたトラブル発生。今日のゲストはパラスポーツライターの星野恭子さんとパラリンピック閉会式のコンセプトを組み立てた「ゆるスポーツ」の澤田智洋さんで東京パラリンピックの総括…と思っていたところが小生が早とちりしてしまって7月に誕生した次男の世話のために15分か20分しか出られないという澤田さんを15分か20分抜けると誤解して少々大騒ぎ。大リーグ評論家の福島良一さんに急遽前半の出演をお願いして大谷の死球攻めとホームラン王&MVPの可能性などを話してもらうことにする。相撲ジャーナリストの荒井太郎さんにも白鵬引退について情報をもらってパラリンピック特集は後半に。大谷はやはりトラウトの欠場が一番マイナス要因になったとか。エンゼルスから強打者が次々と消えて大谷一人になったため敬遠が多くなったわけだけどこれからの試合は優勝争いと無関係のチームが相手。大谷も勝負されるはずとか。パラリンピックの閉会式はオリンピック的ユニバーサルな世界(より高くより早くより強くの一つの価値観の世界)でなくマルチヴァース(多元宇宙=価値観の多様な世界)を狙った…という澤田さんの話は勉強になった。オリンピックとパラリンピックは将来的の融合すべきという意見でも星野さんも澤田さんも小生も一致。そのときはパラリンピックの身障者の分類のなかに献上が加わるのが自然でオリンピックがパラリンピックに参加する形がイイと言う小生の意見に澤田さんも賛成してくれて彼の視覚障害がある長男が口にした「パラオリンピック」という表現を教えてくださった。素晴らしい!将来はパラオリンピックとなることを目指しましょう!

9月26日(日)
「現在」を理解するためには絶対に「過去」を知る必要があることをオリバー・ストーンの『アメリカ史』で再認識。第二次大戦前アメリカ企業はナチス・ドイツ相手に飛行機や船を売っていたしマッカーサー将軍は軍装備品のトルコなどへの販売で「やり手のセールスマン」と評価されていたのですね。中国相手に現在のアメリカ軍産複合体企業は何を目論んでいるのかな?ただそーゆーことを議会で暴露するのもアメリカなんですね。日本にそれができるか?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。すっかり秋ですね。日曜ではあるけれど笹川スポーツ財団の担当者とSPJ(スポーツ・ポリシー・フォー・ジャパン)についての電話打ち合わせやノーボーダーの上杉隆さんと電話打ち合わせ等々。SPJも11年目を迎えてチョイと飛躍を考えたいですね。夕方からは大相撲千秋楽を楽しむ。妙義龍は相手が悪かったですね。7勝7敗新関脇の明星が相手ではチョイと勝てないかな。結局照ノ富士の優勝。大関陣の奮起を期待ですね。晩飯はリセウ歌劇場のロッシーニ『ランスへの旅』を見ながら。昨日のオペラ講座で取りあげなかった演目だけどメッチャ面白いオペラとして取りあげれば良かったと後悔…先に立たず(>_<)風呂のあとNHK-Eテレで京都花街の舞妓さんや芸妓さんたちによる日本舞踊を楽しむ。コロナ禍で活動が狭まるなか祇園甲部・乙部・宮川町・上七軒・先斗町で合同催しを行ったのですね。今は甲部乙部と言わないらしいけど私は乙部という乙な名前が好きですね。吉井勇の「かにかくに祇園は恋し寝るときも枕の下を水が流るる」も乙部の白河の流れを歌ったものですからね。以前祇園の舞妓見習いが集団脱走したときにそれを取りあげたニュースで某ジャーナリストが舞妓よりも街並みを残すことが大事と馬鹿なことを言ったことがあった。ソフトウェアを否定してハーウェアだけ守るのはハコモノ行政で文化とは言えませんよね。きっとそのジャーナリストとは何も知らずに舞妓と酌婦をごっちゃにしていたんでしょうね。吉井勇や谷崎潤一郎のエッセイでも読んで下さい…と祇園町生まれの男の戯れ言です。

9月25日(土)
朝少々早めに起きてベッドから早めに出て早めに黒兵衛と散歩してイロイロ準備して新幹線で名古屋へ。久し振りの新幹線。たっぷり読書と思ったら朝早かったので爆睡してしまった。栄中日文化センターで久し振りにオペラ講座。テーマはロッシーニのドタバタ喜劇。要するに吉本新喜劇のようなもの。モーツァルトが『フィガロの結婚』などで確立したオペラ・ブッファ(喜歌劇)の世界を極限までエスカレート。『アルジェのイタリア女』『チェネレントラ(シンデレラ)』『セヴィリャの理髪師』などの名演奏と名舞台でオケと歌手に究極の技術と極限の技巧を求めた早口言葉のアリアやロッシーニ・クレッシェンドと呼ばれる音楽を楽しむ。それにしても理屈がなく技術と技巧満載の喜劇ってイイですね。人間が感動するのは結局素晴らしい表現でソレは高度な技術によってもたらされるものですからね。かつて歌手の藤山一郎はこう言いました。「ハート(心)で歌うと言う歌手がいる。それは技術がないからだ」イイ言葉ですね。20名ほどの受講者の皆さんにもロッシーニの魅力を楽しんでもらって新幹線で帰鎌。ビール呑みながらオリバー・ストーン『アメリカ史』読み耽る。そうか。第一次世界大戦の真の勝者はアメリカと日本という見方もできるのですね。そして両者は第二次大戦で激突。その勝者のアメリカとソ連は冷戦で激突してアメリカの勝利。そして次は中国と…?

9月24日(金)
昨日書き忘れ…というどのものでもないけど明星が照ノ富士に勝った一番は見事でしたね。大栄翔が照ノ富士を破った一番も見事だったけどどちらも理に叶った取り口で相撲という格闘技の合理性を表して「小よく大を制す」という言葉が絵空事ではないことを証明しましたね。柔道でもこういう取り口を見たいものですが現在の国際ルールでは無理かな?柔術なら可能かな?韓国のポップグループが国連の会議場で歌をうたったらしいけど同じ場所で最初に音楽の講演をしたのがカタロニア出身のチェリストのパブロ・カザルスであることを思い出すと知的レベルの低下は世界的なのかな?などとフト思ってしまうのは単に小生がKポップを知らないだけでしょうか?カザルスはその後ケネディ大統領のホワイトハウスでもコンサートを行いましたね。そういった催しを念頭に置いて国会の議場でもコンサートをやろうと言い出したのは民主党議員時代の江本孟紀さんでした。議長席は取り外せるのでそこを舞台にして大臣席にオーケストラを入れてオペラのガラ・コンサートをやればイイと彼は言ってました。江本さんはワーグナー『タンホイザー』のアリア「夕星の歌」やナポリ民謡をドイツ語やイタリア語で歌える人物でしたからね。「でも日独伊になるからオペラはマズイかな?」と笑って言ってたのが原因ではないでしょうが実現はしませんでしたね。残念ながら。一日書き忘れたのでチョイと雑談でした。

9月23日(木)
ベッドのなかで再読しているオリバー・ストーンの『アメリカ史』は面白すぎると言えば語弊があるだろうけど興味深い事実が満載。アメリカは中米のニカラグアやパナマで日本が満洲を建国したのと同じような無茶をしてたんですね。だから今中米からメキシコを経てアメリカへの不法入国者が来るのも必然かもしれませんね。それに第一次大戦の時はドイツ憎しの世論を盛りあげるためにハンバーガー(ハンブルガー)をリバティ・サンドイッチ/ザワークラウトをリバティ・キャベツ/ジャーマン・シェパードをポリス・ドッグなどと呼ぶようにしたのですね。最近フランスがアメリカのイラン侵攻に反対したときフレンチ・フライをフリーダム・フライと呼んだことも昔からのアメリカの阿呆臭い「伝統」なのですね。ワン。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。大相撲から「水入り」がなくなった話。「取り直し」も「二番後取り直し」も見てみたいですよね。ワン。ラジオのあと黒兵衛と散歩。夏の暑さがぶり返したかな。ワン。週末のオペラ講座の準備をしながら午後はスポーツ・ポリシー・フォー・ジャパン(SPJ)のZOOM会議。第1回から審査員をしている学生のスポーツ企画提案イベントも今年で11回目。だからというわけでもないだろうけど明治大・一橋大・神奈川大の諸先生や笹川スポーツ財団の方による企画会議から「玉木正之賞(仮称)」の設置を提案された。いつも審査員会議で実現不可能でももっと大胆でダイナミックな企画の提案がほしいと言い続けたことと毎回最優秀賞の大学ゼミに『ニューズ・オプエド』で再発表の場を与えて出演してもらったことで今年からそのような賞を…と提案された。メッチャ嬉しい名誉なことだけど小生の名前を冠するのは烏滸がましいので名称は変えることにして小生もスポンサーがらみの新たな提案があるのでその企画を進めることを承認してもらって会議終了。SPJは大学生にとっても素晴らしい企画なのでさらに発展する内容にしたいですからね。晩飯は週末のオペラ講座の準備としてロッシーニの『アルジェのイタリア娘』『チェネレントラ(シンデレラ)』『セヴィリャの理髪師』などを楽しみながら。ノーベル賞作家のダリオ・フォーのオペラ演出は素晴らしいですね。

9月22日(水)
『オリバー・ストーンが語るアメリカ史@』を読めばアメリカ帝国主義が米西戦争によって獲得したフィリピン独立を妨げた頃から露骨に牙を剥くのですね。《フィリピンの民衆はアメリカに抗う抵抗軍を全面的に支持し食料や隠れ家を提供した。アメリカ人のなかにはアメリカ先住民との戦いで磨きあげた戦法を用いる者もいてアメリカ側の応戦は残忍きわまりないものとなる》ただ…残忍きわまりないアメリカの攻撃を受けたあとフィリピンはアメリカの友好国となる。原子爆弾を落とされた日本も枯葉剤を撒かれたヴェトナムも。その理由を改めて知りたいので読み進んでみましょう。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。季候が良くなったからか(酷暑が消えたからか)犬の散歩をする人が多くなった。もう10歳にもなったのに黒兵衛はよその犬と遊びたがって困る。ワン。ま。社交的な性格は良しとするか。ワン。デスクワークは昨日送稿した連載原稿の校正やらスポーツ・ジャーナリズム論の執筆やら。大相撲は高安が照ノ富士に長い相撲で粘ったけど結局は土俵の外にたたき落とされた。そういえば今場所は一本背負いや送り吊り出しなど珍しい技が出ているけど最近の相撲から「水入り」が消えましたね。「二番後取り直し」も消えたかな?そういえばそもそも「取り直し」が少なくなりましたね。ビデオ判定の結果かな?スポーツのビデオ判定は「スポーツにおける力の差」を「正しく判定する」ように見えながら実際は「力(勝利)に対する欲望」を掻き立てるばかりで「力の制御」や「勝敗に対する鷹揚な態度」を認めなくなるばかりでスポーツから人間性を排除する世界(弱肉強食を肯定する近代合理主義社会)を強調する方向に動いてるようですね。そう言えば昨日一橋大の坂上康博先生から『剣道の未来 人口増加と新たな飛躍のための提案』(左文右武堂)という本が送られてきて江戸時代の剣術は(現在のような)一本勝負や三本勝負でなく七本勝負や十本勝負で戦っていたという。刀で斬られたらオシマイだから一本勝負が本道…というのは近代日本の「理屈」らしい。そもそも戦国時代の戦いは槍や鉄砲が主流でそれ以前も弓や槍。日本刀は戦いの主流ではなかったらしい…といったことの書かれてるこの本は面白いですよ。受動や剣道などの武道の競技人口が文科省の武道必修化(2008年以後・2012年から完全実施)後に激減しているということも書かれている。お国のやることは机上の空論?コロナもウイルスが自壊しているだけ?晩飯はバーンスタインのミュージカル『オン・ザ・タウン』を見ながら。この最高に素晴らしい演奏と映像についてはまた改めて書きましょう。

9月21日(火)
『オリバー・ストーンが語るアメリカ史』はやはり全巻読み直すべきと判断。『2つの世界大戦と原爆投下』と題した第1巻の再読開始。アメリカは《イギリスからの最初の入植者がバージニアに到着し西へと移動を始めたときから帝国主義の国家であり他を征服する国だった》とイェール大学の歴史学者が書いている。しかも《大量虐殺を辞さないほどの貪欲さで他者の土地や資源を手に入れようとしながらその行為は断じて私利私欲のためではないとされ自由進歩文明化の推進という崇高な動機によるものとの美名を常にまとってきた》なるほど。オリンピックは世界平和のためであり金儲けのためではないというのと似てますね。また『ウォールストリート・ジャーナル』のマックス・ブート編集長は《1803年のルイジアナ購入を皮切りに西へと領土を広げたことも19世紀の終わりに海外へ進出してプエルトリコ・フィリピン・ハワイ・アラスカを獲得したことも(略)近年ではソマリア・ボスニア・コソボ・イラク・アフガニスタンで「国家建設」を試みているがこれも名前を変えた帝国主義にほかならない》と指摘。《ただしブートは左派の批評家とは違ってアメリカの拡張主義的な政策を批判しているのではない。拍手喝采しているのだ。「アメリカ帝国主義は20世紀の世界に善きことをもたらす最大の原動力になった」とブートは記している》ナルホドこれがアメリカの支配層(ウォールストリート)の「常識」かも知れませんね。嗚呼。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。落ち葉踏み秋風嬉し身は軽し。御粗末。デスクワークは『北國新聞』連載「スポーツを考える」執筆。日本のスポーツ政策が五輪が存在しないと前進しない「惨状」であることを書く。本当ならスポーツは豊かな人間生活に欠かせない文化財として税金を使って育てる価値のある存在のはずですが日本では企業やマスメディアが事業として利用しているので五輪でないと公金を使えないのですね。それを指摘すべきメディアもスポーツを事業として利用してますからね。スポーツ・ジャーナリズムが存在しないのに自称スポーツ・ジャーナリストが存在するのはオカシイですね。晩飯は映画『スターリンの葬送協奏曲』を見ながら。クレムリンの権力闘争をパロってブラックジョークで笑い飛ばした抱腹絶倒映画。フルシチョフがマレンコフなどを利用して権力を…しかしそのフルシチョフも…2度目だけど面白かった。本当は笑えない死と背中合わせの権力闘争なんですけどね。自民党の権力争いはこれほど熾烈でもない?

9月20日(月)
『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史3帝国の緩やかな黄昏』読了。レーガン・ブッシュ父子・クリントン・オバマによるアメリカ帝国軍国主義拡大の現代史はテロとの戦いの失敗とイラクからの撤退と中国の台頭とインド太平洋へのシフトチェンジ開始の2011年まで。そして最後はゴルバチョフの警鐘で絞められている。彼はアメリカ(オバマ政権)に《世界不況を引き起こし世界の貧富の格差を永続させるような無制限の自由市場政策をやめるよう求めた。そしてアメリカはもはや世界中の国々に指図できる立場にはないと警告した。「アメリカはなすべきことを示してくれる指導者なのだと考えることに誰もが慣れきっている。だがそのような時代は既に終わっているのだ」そしてオリバー・ストーンは『タイム』誌の2011年の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に「プロテスター(抗議者)」が選ばれたことを高く評価する。アラブの春・ウォールストリートへのデモと占拠・ウィキリークスの暴露・中国での腐敗役人への抗議・ヨーロッパ諸国の経済政策への民衆の反発…そして日本の福島原発事故後の政府と電力会社への怒り…少々過大評価かとも思うが…それから10年経ったコロナの中の世界を考える出発点としての歴史書としては秀逸な作品ですね。自民党総裁選と衆院選のもっと「奥」にある現代史の流れを忘れないようにしたいですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。昼飯のあとNHK-BSでダスティン・ホフマン&ルネ・ロッソ&モーガン・フリーマン&ドナルド・サザーランドなどが出ている映画『アウトブレイク』をやっていたので見てしまう。アフリカの小さな猿から持ち込まれたウイルスがアメリカのある町で広がってそのウイルスが米軍の細菌兵器の開発関係があったこともあり感染拡大と機密保持のため町を破壊して全住民を抹殺しようとする軍とそれを阻止しようとする軍のウイルス研究者の戦い。ハリウッド映画的にヘリコプターによる空中チェイスや軍の命令に刃向かう正義感溢れる研究者が離婚に悩んでいるなどアメリカン・ハリウッド・ムービー的要素満載でコロナ禍のなかで何の参考にもならなかったが面白かった。いや新型コロナも軍や細菌兵器と関係あり?監督のヴォルフガング・ペーターゼンは『Uボート』や『ネバー・エンディング・ストーリー』も撮ってるんですね。大相撲は豊昇竜の一本背負いが見事!大栄翔が照ノ富士を破った一番も見事に理に叶った作戦が奏功して完璧でしたね。

9月19日(日)
バイデン大統領はオバマ大統領の副大統領時代の2011年にアフガニスタンでの戦争の無意味さを理解して米軍の撤退を唱えていたのですね。しかし《オバマはキューバ・ミサイル危機のあとにジョン・F・ケネディが示したような勇気も誠実さも持ち合わせていなかった。彼は3万人の兵力増強を決め軍の指導者たちが望んでいたものをほぼすべて与えるという彼らの期待以上の答えを出した》のですね。これは《第二次大戦でヒトラー政権が倒れベルリンが火の海になった後もイタリアがドイツの同盟国だったからというただそれだけの理由でイタリアと戦い続けるようなもの》と言ったTVの解説者がいるような不条理極まる戦いを今年まで続けてようやく大混乱のなか米軍は撤退しタリバン復活となったのですね。嗚呼。オリバー・ストーンとピーター・カズニックの語る『アメリカ史』は納得ずくめですね。ワン。ベッドから出て昨晩我が家に泊まった長女とヨメハンと黒兵衛と朝の散歩。黒兵衛のリードを持たないと引っ張ってくれないから坂道が辛い。トホホ。足腰を鍛え直さねば。ワン。終日デスクワークのあと晩飯映画劇場は長女の持ってきた『手紙は憶えている』。アウシュヴィッツで家族を殺されたと信じていた認知症のユダヤ人の年寄りがナチスのアウシュヴィッツの係官を探し出して殺すための旅を始める。サスペンス仕立てのナカナカ面白い映画。最後に大どんでん返しとなるがその直前に老人がピアノでワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』の最後のアリア「イゾルデの愛の死」を弾くことでこのユダヤ人が実はナチスだったことが判る。ヴィスコンティの映画『地獄に堕ちた勇者ども』でもユダヤ人大虐殺の水晶の夜には突撃隊の一員がこの歌を歌いましたからね。自分をユダヤ人の被害者だと思っていた認知症の老人が実はユダヤ人に化けて生き延びたナチスだった…という2015年のドイツ・カナダ合作映画。ホロコーストの悲劇は何度も繰り返し描かれるのですね。それをギャグにした経験のある演出家を五輪の開会式に起用したのは赦されないことでしょうがIOC内部にも過去にヒトラー・ナチス礼賛者のIOC会長が存在したことをIOCは認めて反省するべきでしょうね。

9月18日(土)
オリバー・ストーンの『アメリカ(の現代)史』を読んでいるとアフガニスタンから撤退したバイデン・アメリカの問題点が見えてくる。早い話がパキスタンとアフガニスタンは中国に渡してもイイけどインド・オーストラリア・日本・イギリスそしてアメリカは台湾を守るぞということですね。そして裏ではタリバン支援を再開して以前ソ連を困らせたように今度は中国を困らせるのか?嗚呼不可解。ワン。黒兵衛と散歩のあとはデスクワーク&いろいろ雑務をこなして夕方からは平尾誠治さんが20年前に始めたSCIX(Sports Community & Intelligence Complex)の「第15回SCIXスポーツ・インテリジェンス講座」の準備。今朝の朝日新聞朝刊に養老孟司さんが書いていた「システムから見た五輪」を読み直したりボイコフ『オリンピックを反対する側の論理』や後藤逸郎『亡国の東京オリンピック』をチェックし直し。養老氏が《義足の走者が通常の走者の記録を超す日をAI(人工知能)でいうシンギュラリティと考え(略)歴史的エポック》と書いておられたのはオリンピック(健常者の競技大会)はパラリンピック(すべての人間が出場できる競技大会の一部門=健常者部門になるべき)と間和え始めた小生にとっては完全に納得ですね。シンギュラリティはAIが人間の能力を超える時点のことでブレードランナー(義足走者)その他の障碍者の記録が健常者を上回るとき健常者は義足等を付けることのできないハンディキャッパーになるのですからね。いろいろメモを整えて午後7時からインテリジェンス講座。司会は元神戸製鋼のラガーマンで元神戸親和女子大教授の平尾剛さん。『オプエド』にも何度も出演してもらった気の合う人物と進行役の立場を変えて『東京2020オリパラの総括』を主題にZOOMで約100人の聴衆を相手に楽しく話すこと約90分。質疑応答にもいろいろ答えてちょっと疲れたけど日本のスポーツ界の最大の問題点(メデイアがジャーナリズムを放棄してスポーツの主催者運営者協力者になっていること)も詳しく話して満足のいく対話集会でした。終わって食事は久し振りに遊びに来ていた長女を交えていろいろオペラを観ながら。ワイン大量消費。たまにはイイでしょ。http://www.scix.org/activity/sportsintelligence/

9月17日(金)
オリバー・ストーンはブッシュ&チェイニー&ネオコンの最悪のアメリカ政権の後を引き継いだオバマにも厳しい目を向ける。改革派革新派アメリカ史上初のアフリカ系大統領と期待されながら結局はウォール・ストリートから多額の選挙資金を受け取ったブッシュの後継者に過ぎなかったのですね。広島にも来て演説でノーベル平和賞ももらったけどアイゼンハワーが警鐘を鳴らして以来の軍産複合体による軍備拡張路線も継承。結局オバマ・ケア(皆保険制度)も何もできなかった。バイデンはどうする?いや河野岸田野田の行く末(変節)が心配。高市の行く末はわかってますけどね。紅旗西戎不有我事…と言いたくもなりますね。ベッドを出て黒兵衛と散歩。颱風の影響はマダマダの様子。散歩のあと鎌倉へ。江ノ電に乗って3か月に1度の定期検診。特に異常なし。掛かり付けの面白い先生といろいろ話す。コロナ患者の減少と第5派の終息は明らかに「新型コロナの旧型」に対する集団免疫ができたから…カモね?「新型コロナの変異株による新型」お感染の波はまた来るらしい。それを繰り返すうちに治療薬が生まれてインフルエンザ並みの病気に終息して結局大手製薬会社だけが大儲け?そう言えばオリバー・ストーンの『アメリカ史』にも《長年共和党を支持してきた製薬会社(いわゆる「ビッグ・ファーマ」)もオバマの対抗馬の共和党のマケインに提供した額の三倍をオバマに寄付した》と書いてありましたね。病院を出て江ノ電から見える江ノ島近辺の海では颱風の波を歓迎して集まったサーファーが大勢。しかしコロナ前にこのあたりに山ほど集まっていた中国人観光客は皆無のままですね。大船駅で郵便局やヤマダ電機で雑用をこなして帰宅。スポーツジャーナリズム論を纏めるデスクワークのあと晩飯はBS-TBSのちあきなおみと共に。彼女が淡谷のり子の前で淡谷のり子の役柄を演じていたのは知らなかった。ブルースの女王が戦時中に服部良一の作曲した暗く重苦しい見事なブルースを歌い続けていたのは反戦歌としてだったのですね。そう言えば日本のブルースは都々逸であると平岡正明が『大歌謡論』(筑摩書房)に書いていましたね。〽窓を開ければ・港が見える・メリケン波止場に・灯が点る…なるほど七七七五ですね。

9月16日(木)つづき
この日の大相撲は英乃海が琴恵光に「後ろもたれ」宇良が大栄翔に「送り吊り出し」と珍しい決まり手で勝った。どれも見ていなかったのでネットで拝見。うむ。大相撲面白いですね。霧馬山は照ノ富士に負けたけど期待できる取り口でしたね。夜風呂の後にNHK-BSプレミアムで20世紀最大の魔術師アレイスター・クロウリーの特集をしていた。小生は黒魔術とか錬金術とかサバトとかけっこう好きなんですよね。澁澤龍彦の影響かな?最近は全然その手の本を読んでないけど近代科学を完全に凌駕して天使や悪魔を呼んで会話したというた大天才クロウリーと久し振りに出逢えて楽しかったです(^o^)まぁウソもハッタリもここまでやれば凄いですよね。そう言えば昔ビルをたくさん建てすぎて島の南端から沈下して意味に水没し始めたニューヨークのマンハッタン島を中央で切断して南半分を沖合に引っ張り出して180度回転させ元に戻してくっつけると豪語して多額のカネを集めた詐欺師がいたそうだけど(世界詐欺師列伝とかいう本に書いてありました)魔術師クロウリーもけっこうハッタリで金集めしてるんですよね。最近の詐欺も魔術も投資だの高配当高金利だのちっちゃくなりましたねえ。オモロナイナァ。

9月16日(木)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。後藤逸郎さんの新刊『亡国の東京オリンピック』を紹介してそのなかの対談での坂上康博さんの発言を解説。日本は1952年以降の戦後の84パーセントに及ぶ期間をオリンピックの招致は開催準備や開催に費やしてきたという話。このオリンピック中毒とも五輪依存症とも言える日本のスポーツ政策の無策と貧困さとスポーツがそれ自体「文化」として認知されていない実情はいろんな場所(メディア)で何度も取りあげたいですね。2030年の札幌冬季五輪に向けてもう動き出してるのかな?ラジオのあと黒兵衛と散歩。そして帰宅して京都新聞の東京五輪総括記事に関する取材をZOOMで受ける。

9月15日(水)
9・11以後アメリカはすぐにイラクに侵攻したが北朝鮮がいくらミサイルを飛ばして核実験を繰り返してもアメリカが侵攻作戦を展開しなかったのは《北朝鮮には世界2位の石油埋蔵量がないからだった》とオリバー・ストーンの『アメリカ史』は語っている。だったら北朝鮮で大量のレアメタルの鉱脈が発見されればアメリカはどうするんでしょうねぇ?国際政治もすべてはカネで動く?ならばアメリカは9・11以後大失敗をしてしまったのですね。何しろ《アルカイダが9・11テロで50万ドルを使った結果アメリカは1兆ドルを超える「財政赤字」を抱え込むハメになった》わけですあれね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。蜺(ツクツクボウシ)はまだ鳴いてるけど夏も残暑も消えてなくなったようですね。ワン。終日スポーツジャーナリズムについてキイボードを動かす。午後になってその指が止まったのはかつて一緒にクラシック音楽の指揮者の本を書いた平林直哉さんから新刊が送られてきたから。『クラシックの深淵』(青弓社)読み出したら面白くて止まらなくなった。彼が現在オープンリールのテープに残されたフルトヴェングラーやトスカニーニやクナッパーツブッシュやワルターなどの名演を次々とCD化していることの苦労話も出ている。小生が解説を書いているバーンスタインのショスタコーヴィチの『交響曲第5番』のCDも紹介されている。あ。来週の25日(土)には小生は名古屋の栄中日文化センターで久し振りにオペラ講座を行います。コロナ禍で休み休み行っている単発講座で今回は「ロッシーニの魅力」。モーツァルトが創出したオペラ・ブッファ(喜劇)の人間世界(神々や英雄の世界ではない普通の人間の泣き笑いドラマ)をロッシーニが面白おかしく大発展させたことを解説し珍しい舞台や演奏のビデオも見てもらいます(蔵出しコラム音楽編を見てください)と久し振りに宣伝させていただきました。よろしく!あ!貴景勝やっと勝ちましたね。しかしこの先心配やなぁ(>_<)押し相撲は若さと勢い。彼のような力士が技巧派に変身するのは難しいですからね…。

9月14日(火)
ブッシュ大統領周辺の石油会社関係のネオコンがイラクに狙いを定めたのは1970年代以来のこととオリバー・ストーンは『もうひとつのアメリカ史』に書いている。そして《防げたはずの》情報があった9・11同時テロの後待ってましたとばかりにイラクに侵攻。大量破壊兵器が存在し《銃口からの煙が(略)いつキノコ雲になるかも知れない》と言うブッシュの《真っ赤な嘘》で《大統領は何千人ものアメリカ人と数えきれないほどの無辜のイラク人を死に追いやった》という。嗚呼。そもそも9・11でイラクへ侵攻したのは《真珠湾攻撃のあとメキシコへ攻め込むようなもの》と言った人までいる。嗚呼。権力者の政治は恐ろしい。サダム・フセインにも《ダークサイド(暗黒面)》はあっただろうけどホワイトハウスの《ダークサイド》も相当なものですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。終日デスクワーク。石破氏は河野支持のようですね。野党に政権運営能力が欠けているなら自民党のなかからはっきりと「敵は本能寺にあり!」とはっきりと叫ぶ人が出てきてほしいものですね。久し振りに大相撲を見る。長野県飯山出身の山本敦久さんから奥信濃の銘酒『水尾』が届く。お米の味が美味しいお酒は大相撲にピッタリですね。貴景勝はチョット辛いですねえ。照ノ富士は強いなぁ。あ。国技館は飲食禁止か。それは辛いですねぇ。酒なくて何の己が大相撲。野球場もビール禁止。球場の観客はけっこう密に見えますけどね。だからビールは駄目なのかな?感染者数は理由わからず減少。コロナ対策に専念するため総裁選を諦めた総理は何をしてるのかな?

9月13日(月)つづき
夕方から『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは新刊『亡国のオリンピック』を上梓された後藤逸郎さんと一橋大学大学院社会学研究科教授の坂上康博さん。坂上さんは後藤さんの著書にも対談で登場されて「今回の東京五輪は大手新聞社が大会スポンサーになりました」と言う後藤さんに対して「これで日本も終わりだなと思いました」と至極真っ当なことを口にされている人物。小生は『権力装置としてのスポーツ 帝国日本の国家戦略』(講談社叢書メチエ)『スポーツの世界史』(一色出版)『海を渡った柔術と柔道 日本武道のダイナミズム』(青弓社)などの坂上氏の著書で勉強させてもらった立場。後藤さんの著書での対談でも凄いことをいっぱい発言されていて例えば…《1952年(戦後日本がサンフランシスコ条約で独立した年)以降で計算して58年4か月実に84%にあたる期間を(日本は)オリンピックの誘致運動あるいは開催に向けての準備に費やしています》これは驚くべきことで坂上さんに言わせるとスポーツが日本では「大切なもの」「文化」として捉えられていない証拠と言える。だからオリンピックという「外圧」や国民体育大会というイベントがないとスポーツ施設などが造られないわけですね。その他東京五輪の予算の驚異的肥大化などについて後藤さんも交えていろいろ話し合う。勉強になったけ東京オリンピックの総費用はおよそ4兆円。無観客開催でチケットの売り上げも見込めなくなり膨大な赤字のツケの1人あたりの税負担は東京都民が「10万3929円」4人家族なら1世帯およそ42万円(週刊ポストより)という試算もある。「全てを隠さず公開してこそレガシー」と後藤さんの言うとおり長野五輪の時のように隠すことだけはやめてほしいですね。『オプエド』は14日(火)の5時頃まで見ることができます。https://op-ed.jp/

9月13日(月)
9・11の《同時多発テロは本来防げたはずのものであり防がなければならなった》とオリバー・ストーンの『アメリカ史』にははっきりと書かれてますね。《とんでもないことが起きるというアルカイダ内部の通信文が傍受され(略)FBIの調査官からは旅客機の操縦を学びたがるにもかかわらず着陸の方法にはまるで関心を示さない不審な人物が何人かいることが報告された。CIA長官のテネットは8月に「飛び方を学ぶイスラム過激派たち」と題された報告資料を受け取っている(略・テネットは)半狂乱になってワシントン中を走り回って(略)何とかそのことにブッシュ大統領の関心を向けさせようとした》そして《「ビンラディンが大きな攻撃を計画中」「同時多発的な作戦を計画中のビンラディン」(略)といった見出しのつけられた報告書が諜報機関から出され脅威の存在を知らせてい》たのだ。《ブッシュが8月6日にテキサス州クロフォードにある自身の牧場で受け取った日例報告書には「ビンラディンがアメリカ攻撃を決意」と見出しが付いていた》が《この時もブッシュは興味を持たず(略)「わかったよ。これで万一何かあっても君たちは言い訳が立つってことだな」と言った》という。そしてブッシュもチェイニーもラムズフェルドもウォルフォッツもライスも誰もが報告を受けていたのに《知らなかった》と言って《二つのイスラム教国(アフガンとイラク)を相手に戦争を始めるのだ。この戦争はオサマ・ビンラディンをはるかに超える損害をアメリカに与えることになる。そして彼らはアメリカ合衆国憲法や戦争捕虜の扱いを定めたジュネーブ条約をも蔑ろにし始めるのである》嗚呼。《アルカイダに攻撃されたからといってイラクを爆撃するのは日本が真珠湾を攻撃したからといってメキシコに侵攻するようなものですよ》と箴言するパウウェルやクラークのような人物もホワイトハウスにはいたのだが…ブッシュと石油利権を目指すネオコンたちはイラク攻撃へと走ったわけですね…嗚呼。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩のあと夕方までデスクワーク。コンピュータの「掃除」は部屋の掃除よりもハードですね(>_<)

9月12日(日)
オリバー・ストーンの『アメリカ史』はいよいよブッシュが僅差でゴアに勝って大統領に。チェイニー副大統領とのネオコン体制のもとで9・11を経て「テロとの戦い」へ。すべてはアメリカの独善的傲慢さが生んだ一人芝居と言えなくもない。嗚呼。クリントン時代のオルブライト国務長官も《我々が武力行使をするとすればそれは我々がアメリカだからだ》と言ったらしい。凄い傲慢さですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。ブッシュがゴアに選挙で勝った頃に新庄選手が大リーグでチョイと活躍。オールスター戦に出られるかと騒がれた。そのときTV局で出逢ったデーブ・スペクターさんに「日本からもオールスター投票ができるのに何で日本人はやらないの?」と訊かれたので「大統領選挙の票すらキチンと数えられない国の選挙に投票しても数えてもらえないでしょう」と答えると彼も笑って「そうだね」と言っていた。ワン。終日デスクワーク。東京新聞日曜版の数独が2種類とも解けて嬉しい。人間の気分はこの程度で明るくもなるのですね。今日から大相撲。白鵬はコロナ相撲協会公認の公休で延命?照ノ富士の土俵入り。良いですね。相撲はオモシロイ。『ダーウィンが来た!』で秋の虫の鳴き声を聞きながら晩飯。『日曜美術館』で人形作家のナカナカ素晴らしい女性の人形を見せてもらう。人形は異界と現世を結ぶのですね。その素晴らしい人形を富士山の麓で燃やしてしまう。そう言えばジャズ・ピアニストの山下洋輔さんはピアノを燃やして火まみれのなか防火服を着てそのピアノを弾きまくりましたね。それらの火に較べるとオリンピックの聖火にはさほどの威力や魔力は感じられませんでしたね。『クラシック音楽館』のブルックナーはパスしてベッドへ。オリバー・ストーンの『アメリカ史』読み続ける。いよいよアメリカの育てたビンラディンとイスラム原理主義者が9・11を決行。嗚呼因果は巡る。そう言えばNHKで9・11の遺族が事件を起こした犯人とサウジアラビアの関係の調査記録の開示を求める裁判のドキュメンタリーをやってましたね。どの国も権力者は自分たちの都合で動くのですね。アメリカにも「海苔弁」があるんや。

9月11日(土)
『アメリカ史』を読み続けていたため読まずに放っておいた『ZAITEN』10月号を読み出したら面白くて止まらなくなった。特集は『総裁選候補は安倍の手下だらけ「虚妄の安倍待望論を撃つ」安倍晋三を「永久追放」せよ』というもの。白井聡&適菜収&古谷経衡などの論客が鋭い安倍批判を激烈な文章で展開してるのは当然としても自民党の元大臣で衆院当選11回の村上誠一郎議員が『平気で嘘をつく「総理の孫」の神経は理解不能/安倍晋三の「再復活」は言語道断』と題した真っ当な文章を書かれていたのには少々驚かされた。小生が知らなかっただけなのだろうが村上氏は自民党員でありながら特定秘密保護法案や安全保障関連法に賛成票を投じなかった硬骨漢。安倍政治の最悪の点を《政治から「道議と正義」を失わせたこと》と書き「森友・加計・桜」問題だけでも《議員辞職に値する》と断言。さらに《官邸による霞が関の人事掌握によって日本が誇る官僚組織を崩壊させたこと》と《内閣人事局の創設》を非難。そして安倍の政治家人事も「お友達」「ライトウィング思想」「側近イエスマン」だけと断罪。菅の日本学術会議会員候補任命拒否も拒否された6名がいずれも「特定秘密保護法」「集団的自衛権」「共謀罪」に反対した人物であることを指摘し《安倍氏や菅氏がその6名の学者の論文を精読したかと言えば読んだこともないと思います》と斬り捨たうえ《憲法を軽視する総理による「学問の自由」と「表現の自由」の侵害》と断定。さらにアベノミクスも《金融緩和によって官製相場を作った結果株価は上がり一見経済は順調》に見えるが《金融緩和の出口戦略や財政再建がますます遠ざかってしまいました》と批判。《間違ったことを認めるわけにはいきません》と書くこういう人がマスコミに出てきてほしいものですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。晩飯はテレ朝の『博士ちゃん』で工事用重機にメッチャ詳しい小3の博士ちゃんの「意見」を楽しみながら。NHK『ブラタモリ』で松本城を案内してもらって風呂の後はエリザベス・テイラーとモンゴメリークリフト主演の映画『陽の当たる場所』。貧しい家に育った青年が富豪の親戚に助けられ出世。貧しい初恋の女性と良家の美人という2人の女性との間に挟まれて殺人事件に。監督は『シェーン』や『ジャイアンツ』のジョージ・スティーヴンス。1951年の作品。日本映画の『狂った果実』なんかもこの映画の系譜かな?今日は9・11。20年前の1か月後にグラウンド・ゼロに立ったときの凄まじい光景と靴の底に感じた熱は今も忘れられない。

9月10日(金)
明日は9・11から20周年。早いものですね。あの日は『久米宏のニュース・ステーション』を見ていました。臨時ニュースでNYのワールドトレードセンタービルの一つの上の方の階から濛濛と煙が吹き出て燃えていて呆然と画面を見ているとどこからかジェット機が飛んできてもう一本のビルに突っ込んで爆発。唖然とするほかなかったですね。その後この歴史的大事件の現場を見てみたいと思っていたら若きヴァイオリニストの(まだ小学生だったかな)五嶋龍クンを取材レポートする仕事が入ってNYへ。事件から1か月くらい後にまだ煙が燻っている現場に立つことができました。一緒に行ったカメラマンは写真を撮っていたけど私は呆然とするばかりで文明の残骸とはこのようなものかと巨大な瓦礫の山を目の前にして一言も声が出なかったですね。周辺ではアジア人がありし日のトレードセンタービルのバッジや写真集を売ってたなぁ。オリバー・ストーンの『アメリカ史』を読み直すとレーガンやブッシュの暗愚の大統領がソ連を恐れてCIAや軍産複合体の利益代表の誤った情報に乗ってイスラム原理主義者たちの戦力向上を図った結果がこれだったんですね。嗚呼。ゴルバチョフの提案を受け入れていれば…嗚呼。ベッドから出て黒兵衛はチョイとトレーナーさんに昨日一晩あずけたので散歩はナシ。いろいろ準備してテレビ局の迎えのクルマに乗って東京へ。道路はさほど混んでない。経済のコロナからの回復はマダマダかな?汐留の日本テレビ内にある讀賣テレビの東京支社から『そこまで言って委員会』リモート出演。東京オリパラを終えて今後のオリンピックはどうすればいいか?という話。オリンピックのW杯&世界選手権合体案やパラリンピックに吸収される案やIOCの下部組織(多くの株式会社)の情報公開案やメディアがスポンサーになったのが最悪だった…等を話す。どこがカットされるのかな?(>_<)他にアフガニスタン情勢問題やコロナ問題など多くの話題があって小生の収録は最後だったため時間が押したのか予定していた台本の3分の1くらいであっと言う間に収録終了。ま。テレビというメディアではシャーナイですね。帰りのタクシーで『オプエド』のスタジオに寄ってもらっていつもリモート出演の小生やゲストを助けてスタジオで進行役をしてくれている小林厚妃さんへのプレゼントを預ける。野球大好き人間の彼女にはメジャーリーグの公式球や直筆サインボール。しかしトム・シーバーなんて投手は若い彼女は知らないだろうな。帰宅後いろいろ仕事したあと晩飯はNHK『ネタドリ』のコロナ禍でのオリパラ特集を見ながら。NHKだけに(?)抜本的な五輪の問題もメディアの問題も(もちろん)取りあげられなかったけど真山仁さんや大阪市大の先生の話や外国人選手の受け入れおもてなしの話などけっこう面白かった。風呂の後はやはりNHKのドキュメンタリー『72時間』オリンピックのマラソンコースに予定されていた東京を歩いて出逢った人のドキュメンタリー。これも結構面白く見てしまった。今年の東京オリパラはスポーツ大会に終わってオリンピックの目的や価値(世界の人々との交流や日本文化の発信)はほとんど実現できなかったわけですね。それでも開催した結果はどうなったのか?昨日の『オプエド』に続いて月曜日の『オプエド』では『亡国のオリンピック』を出版されたばかりの後藤逸郎さんと数多くの素晴らしいスポーツ本を出版されている一橋大学教授の坂上康博さんをゲストに迎えて徹底的に話し合う予定です。乞御期待。

9月9日(木)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。パラリンピックについて語る。小生は以前からオリンピックとパラリンピックの合体を唱えていましたがそれは間違いでしたね。オリンピックがパラリンピックの一部門(健常者部門)として吸収されるべきでしょう。健常者は義足や義手を装着できず車椅子の使用も不可という意味においてはハンディキャッパーとも言えますからね。そうすればいろんな身体障害のランクで世界一がたくさん生まれてスポーツの相対化が進んで「より速く・より高く・より強く」という優勝劣敗のダーウィニズム的思想から新しい人類の共生しそうに転換できそうですからね…てな話をしてラジオを終えて冷たい雨のなか合羽を着て黒兵衛と散歩。いろんな季候があるから日本は良いのですよね。砂漠の民の生んだ一神教よりも高温多湿の多神教のほうが平和的ですよね。ワン。昼間いろいろ仕事のあと夕方から『ニューズ・オプエド』に解説委員として出演。ゲストは本間龍さん。もう一人の解説委員は政治外交ジャーナリストの原野城冶さん。オリパラの検証を話し合う。決算の赤字はどう処理するのか?国立競技場はじめ建設されたスポーツ施設の後利用は?など山ほどある問題点を語り合う・やはり一番の問題点はジャーネリズムを担うべきメディアがスポンサーになってしまったことでしょうね…といろいろ話し合う。今も視聴可能ですから見てみてください。番組終了後原野さんに総裁選と政局の話をいろいろ訊く。自民は相当の危機だが野党の政権運営能力のも疑問。ただし衆院選の1年弱後には参院選もありソノどちらかで自民に厳しい評価が下されるのは確か。自民AAA(安倍・麻生・甘利)の支配は弱まるらしい?ま。そうならなきゃオカシイですよね。AAAって所詮はメジャーの二軍ですからね。https://op-ed.jp/

9月8日(水)つづき
サッカー日本代表は中国に勝ちましたね。しかしオーストラリアが3-0で勝った相手に1-0。う〜ん…ですね。先週『オプエド』に出場してもらい今週もオーマーン戦の敗因分析をしてもらったったサッカー・ジャーナリストの大住良之さんからメール。先週は1位通過と予想しましたが2位を目指しましょう!とのこと。とにかくW杯に出なければ!長田渚左さんが編集長を務める『スポーツゴジラ』の最新号第52号が送られてくる。特集は「理想のオリンピックとは?」で小生も「オリンピック根本問題を解決して素晴らしさを残す方法」と題した文章を寄稿。ほかに友添秀則、木村元彦、溝口紀子、具志堅幸司の各氏他多彩な顔ぶれがそれぞれの五輪論を展開。引退したばかりの体操の白井健三さんもインタヴューに登場。ナカナカ面白いですよ。

9月8日(水)
オリバー・ストーンの『アメリカ史』はレーガン大統領時代のイスラエル&イラン経由の・コントラ武器援助ほかハチャメチャな人権無視の中南米政策。こんな過去があるようでは中国のウイグル弾圧に対する態度もどうなるのかな?それにしてもレーガンがゴルバチョフの提案した核兵器全廃をいわゆるスターウォーズ計画推進のために拒否したのは現代社会にとって大きな失策でしたね。日本もゴルバチョフ時代にこそ北方四島の交渉を進めるべきだったはずだが…次の総理にはレーガンのようにメモばかり読むのではない人物の登場を期待したいけど…ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。涼しくなると犬の散歩に出る人が急増。コチトラ猛暑酷暑の時も土砂降りの時も休まず散歩してたのですよ…てなことを言っても個人の「やった感」を示すだけですよね小泉。菅総理ほど仕事をした総理はいないってソレも「やった感」=「偽充実感」では?(3日の本欄参照)「スピード感」を持って黒兵衛との散歩を終える(ホンマは犬の散歩の渋滞で時間はかかりましたけどね)。ナンヤラカンヤラ仕事してNHK-BSで『羊たちの沈黙』をやっていたのでこの機会にしっかりと見直す。過去に何度も見たけどアカデミー賞5部門受賞が信じられないので自分がよく理解できなかったと判断。しっかり見直してみたけどヤッパリこの映画のどこが素晴らしいのかわからなかった。タダのハリウッド超過激ホラー・ミステリーではないか。ジョディ・フォスターは美人だしアンソニー・ホプキンスの存在感は認めるけど…。大画面の映画館で見なけりゃ…と言う人がいるかもしれないけどソレって所詮は虚仮威しを拡大するだけでは?結局は小生がミステリーとウマが合わないから?ただ監督のジョナサン・デミが同性愛の描き方が差別的であるとゲイ団体から強い抗議を受けて次回作として『フィラデルフィア』を撮ったというのは素晴らしいことですね。東京五輪関連で女性蔑視発言等から要職を退いた人々はその後どうしたのかな?退いてオシマイ?

9月7日(火)
アフガニスタンのタリバンがやっぱり女性差別政策を取り始めミャンマーでは民主化勢力が軍事政権に必死の抵抗を開始して日本は自民党のコップの中の嵐とも言うべき総裁選。そうか。岸田氏はモリカケ再調査をしないのですね。河野&石破はどうする?野党に期待できないなら自民の党内野党の力を増さねば…オリバー・ストーンの『アメリカ史』は嘘で固められたグレナダ侵攻。それによってヴェトナム後遺症が一掃されたって…どこかの政府高官がコロナはシューソクしたと言うのと同じですね。なるほどオリバー・ストーンの本を読んでると日本の政治がアメリカの「スモール化コピー」だとよくわかる。ワン。黒兵衛と散歩。夏の暑さは完全終息。コロナは未終息。コロナはシューソクしたと宣った人物にソレは収束ですか?それとも終息ですか?と訊いてほしかったなぁ。そうしたらミソーユーのキキではなくなったとでも答えるのかしら?ワン。原稿の校正をやったり…ホームページの原稿を作る間にNHK-BSでやっていた映画『ファンシーダンス』を見る。若い坊さんの修行の話。原作はコミックらしいけど現代の禅寺の様子がよく描かれている。周防監督の映画は面白いですね。ところで皆さんは日本一修行の難しい禅寺を御存知ですか?永平寺?妙心寺?いえいえ大本山建仁寺です。なぜなら祇園町のど真ん中にあるから…と祇園町の住人は昔から言っておりました。そう言えば托鉢で宮川町や花見小路を歩く雲水を小学生の時によく見かけましたが…その先の話はまたいずれまたの機会に…。

9月6日(月)
アメリカは中南米で国民が選んだ政府を数多く転覆させて人権無視の拷問等を肯定している独裁政権を次々と支持していたのですね。『オリバー・ストーンのアメリカ史』にはそのあたりがキチンと書かれています。挙げ句の果ては中南米の国の数の多いことに驚きながらブラジルを訪問したレーガン大統領がブラジル国民に向かってボリビア国民と呼びかけたり。日本の政治家の劣化もアメリカの影響かな?しかし日本人は寛容なのか日本を中国と間違えたバッハIOC会長をあまり非難しませんでしたね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。もう夏の暑さは戻らないようですね。昨日から書き始めたフォーラム・エイトの機関誌『Up & Comming』の連載コラム「スポーツは教えてくれる」を完成させて送稿。中味はパラリンピックについて。弱肉強食のダーウィニズムに傾斜するスポーツと違って障害の質によって区別されて勝者が多数存在するパラスポーツの素晴らしさ(絶対王者がいなくなり全てが相対化しますからね)を書いたあと夕方からは『ニューズ・オプエド』MCリモート出演。今日のゲストは大リーグ評論家の福島良一さんとスポーツライターの青島健太さん。パラリンピックやサッカー日本代表のオマーン戦敗退に触れたあと(サッカージャーナリストの大住良之さんが見事な敗因分析レポートを寄せてくださいました=まだ見ることが来ますよhttps://op-ed.jp/)福島さんがアメリカ・ベースボール紀行で映画『フィールド・オブ・ドリームズ』に使われた玉蜀黍畑のなかの野球場の隣に造られた野球場のオープン試合ホワイトソックスvsヤンキースを見てこられたレポート(ケヴィン・コスナーにも会われた!)や大谷の活躍の分析などいろいろ話していただいてまだまだ土産話は尽きないので(アメリカの女子野球発祥の地も訪れられたとか)近いうちに再度出演していただくことにして番組終了。しかしアイオワの『フィールド・オブ・ドリームズ』の球場の傍には映画やメジャーの博物館までできて写真を見せられてその素晴らしさに驚嘆。小生が訪れたときは映画に使った野球場があるだけだったけど(それも素晴らしかったが)再度行きたくなったなぁ。アメリカという国ではやはりベースボールだけは特別な存在ですね。

9月5日(日)
『もうひとつのアメリカ史3』はイランのイスラム革命から。アメリカは拘束された大使館員らの救出作戦に失敗。イランに対抗するためサダム・フセイン大統領独裁体制のイラクを軍事支援。一方で大使館員の救出交渉を継続してイランにも武器輸出。その結果イラ・イラ戦争は長期化して大量の死者。イラクのクウェート侵攻を容認するフリをしながらイラクを攻撃。挙げ句の果てに9・11。アフガン侵攻タリバン掃討&イラク・フセイン体制撲滅…そうして今日のタリバン復活と改めてアメリカと中東の歴史を振り返ってみるとアメリカの独り相撲?ヴェトナム戦争敗北の教訓は生かされなかった?すべては軍産複合体による経済(武器の消費)のための戦争だった?次は中国相手に何をどーする?中東よりもグッと近い場所で日本の「新政権」はどーするのかな?政局(次期自民党総裁は誰?)ばかり語ってるメディアや政治ジャーナリストとは言えない政局ジャーナリストは政治(外交)には興味なし?ならばせめてコロナ対策だけでもキチンとしてほしいものですなぁ…ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。〽小さい秋見〜つけた…どころではない涼しさ。涼風心地好ク足取軽シ。ワン。午後から車椅子バスケットボール決勝アメリカvs日本。決勝に進んだだけでも凄いのに見事な内容!出足でリード。逆転されてヤッパリ駄目かと思ったら再逆転。勝てるかと思ったら連続インターセプトされて惜しくも敗退。嗚呼。最後はミス?実力?いずれにしろ最高のゲームでした!やっぱりアメリカで鍛えた選手が複数いるくらいの強化をしないとこうは強くならないのですね。晩飯後はパラリンピック閉会式。日本はここまで無国籍化したのですね…というのが印象。ま。エエか。さてオリパラ終了後の「決算」はどうなる?肥大化した運営費は?サブトラックのない国立競技場は?遠くて海水のボート競技場は?神宮外苑の再開発は?選手の強化費(の大幅減額)は?……etc

9月4日(土)
ベッドのなかの朝の読書はオリバー・ストーンの『もうひとつのアメリカ史3帝国の緩やかな黄昏』に戻る。アメリカのアフガニスタンとの関わり(武力介入)は9・11よりずっと以前の冷戦時代からなんですね。カーター大統領時代の反ソ反共のブレジンスキー大統領補佐官が主導してソ連のアフガン&イランへの進出を止めるためイスラム原理主義ゲリラ達を支援育成したわけですから因果は巡るですね。カーター自身は平和主義者だったけど外交に無知でブレジンスキーの動きを止められなかったわけですね。やはりリーダーは補佐官(専門家会議など)に丸投げではダメなんですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と冷たいミストと秋風のなか散歩。短パンTシャツでは寒い。霧雨に残暑懐かし秋の雲。お粗末。ワン。終日デスクワーク。五輪期間中に共同通信に書いたリレー・エッセイ『解読オリンピック第7回』の掲載新聞(地方紙)13紙が送られてきたので目を通す。小生の原稿はオリンピックに平和運動などの理屈は要らない。オリンピックが素晴らしのではない。スポーツ自体が素晴らしい…というものだったが五輪開催反対の姿勢を貫いている信濃毎日新聞は小生の原稿を五輪開催賛成派と見なしたのか他の何人かの書き手と同様掲載しなかったらしい。これでは議論にならないですよね。五輪開催に社説で反対を唱えながら五輪のスポンサーは降りず甲子園の高校野球は堂々と開催した朝日も含めてジャーナリズムがこの程度の認識でこんな言行不一致では辞めてゆく総理大臣の無内容な酷い言葉も批判できませんね、いや…そもそもあんな無内容の記者会見を許容している日本のメディアに問題があるのでしょう。パラ・スポーツは面白いですねえ。昨日の車椅子バスケ日本vs英国戦にも興奮したけど今日のパラバドミントンもボッチャ団体戦にも感激。おまけにブラインド・サッカーのブラジルvsアルゼンチン戦は見応えがありましたねぇ。オリンピックを今後も継続したいなら健常者を身障者の障害のランク分けの一部に組み入れてオリンピックもパラリンピックに合体するべきですね。そうすればあらゆる金メダリストも絶対的な王者でなくなり相対化したなかで見られるようになるので「欲望と力」(昨日の本欄参照)も相対化されて世の中は平和になるのでは?

9月3日(金)
朝ベッドで後藤逸郎『亡国の東京オリンピック』(文藝春秋)読了。東京2020の非公式記録として貴重だが坂上康博さん(一橋大教授)や來田享子さん(中京大教授)との対談を読むだけでも価値ある一冊。「(今回は大手新聞社が大会スポンサーに)これで日本も終わりだなと思いました」「(菅総理の言葉は)自分の気概や信念の表明に過ぎずコロナ禍の開催について国民が納得するような説明はまったくなされていない」「コロナ対策で)オリンピック関係者だけ普通はありえない特別扱い」(坂上)「(組織委は)不思議なことですが巨悪があるわけではないんです。それなのに誰も責任を負わない体制と市民に伝える言葉の不足のせいで最終的には集合体としての巨悪になっていく」「(IOCという)組織を(経済的に)潤しながら活動するとなるとどうしても(五輪の)理念を削らざるを得なくなる」「欲望と力という時として社会を破壊する二つの存在を人間はいかにしてコントロールしながら社会を作っていくけるのかそのトレーニングの場として(クーベルタンは)スポーツを想定したのだと私は思います」「人間は欲望や力をコントロールしなくてはならずそれによってのみ民主主義社会が作られていくという文脈がクーベルタンの周囲の人たちには理解されなかった。一緒にオリンピックを始めた貴族仲間たちはみんな欲望と力のほうへ走っていってしまった。そこにクーベルタンの絶望があったのです」(來田)オリンピックやパラリンピックについて語ったり書いたりする人は全員読むべき一冊ですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。朝の仕事が一段落して昼飯を食いに1階へ降りたら菅総理が自民総裁選へ出ないとのニュース。テレビは「政局ジャーナリスト」の語る政局のニュースばかり。政治ジャーナリストが語る日本の政治はどうすれば良いのか…という話題にはならんのか!?夜は車椅子バスケの日本代表のすばらし試合を見て昨夜のサッカーの不様な敗戦とクダラナイ政局ニュースを忘れる。小泉環境省が涙を見せて菅総理の功績が理解されなかったことを嘆いたけどホンキかいな?確かにどんな仕事も何かをしたら「やった感」は生じるもの。しかし「やった感」というのは「やってない」と同義語で菅総理がよく使った「スピード感をもって」という言葉も「スピードが出ている(速くやってる)ように見せかけて」というだけのことだった。そんなコロナ対策を誰も認めませんよね。総裁選に出ないことでも「コロナ対策にセンニンして」と何度も繰り返した。選任?メディアは「専念」という文字に直していたけど言葉をキチンと使えない政治家が多いのは困ったことですね

9月2日(木)
オリバー・ストーンの『アメリカ史』を改めて読んで驚き直すことが少なくない。レーガンもブッシュ・ジュニアもラテン・アメリカの国々の名前を知らなかったとかネオコンの主戦論者の多くは戦争経験が無いとか。戦争を語ってくれる相手がいなかったとか…。しかしアメリカを笑っていられない。日本の政治家も五十歩百歩か?いやさらに…?ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。大谷翔平のホームスチールを取りあげる。打者の平均打率が2割5分以下と低い時代にはホームスチールも結構多かったのですね。個人の通算日本記録は与那嶺要さんの11個。野村克也さんが7個も決めているのシブイ。おまけに走者満塁でのトリプルスチールを三塁走者として2度も決めている。大谷の足は見事だったけど盗塁は足の速さじゃないのですね。ちなみにベーブ・ルースのホームスチールは8回!ゲーリッグは15回!ワン。黒兵衛と散歩。夏の暑さが恋しくなるほどの涼しさ。おまけにミストも冷たい。気を付けないと風邪をひく。コロナ禍で風邪もおちおち引ひないですね。ワン。仕事をしていると文藝春秋から後藤逸郎さんの新刊『亡国の東京オリンピック』が届く。さっそく読み出す。日本が何故東京五輪を緊急事態宣言下でも中止できなかったかがよくわかる。IOCの傲慢さもよくわかる。要するに日本政府がIOCにナメラレていたのですね。来週月曜の『ニューズ・オプエド』のゲストは福島良一さんと青島健太さんでメジャーと大谷の話題を取りあげるが後藤さんにはその次の週くらいに出ていただいて東京五輪の検証をキチンとしたいですね。ボッチャは団体戦も面白い。ボッチャってイタリア語でボールのことらしいけど酒瓶という意味もあるんですね。ますます気に入った。晩飯後は焼酎呑みながらサッカーW杯予選。あ〜あ。吉田キャプテンの言ったとおり負けるべくして負けた試合でしたね。必死の走ってプレイしていたオマーン相手にチンタラと横綱相撲してたら勝てないですね。これがクスリになればイイけど…。

9月1日(水)
『オリバー・ストーンの語るもうひとつのアメリカ史』再読開始。全3巻のうち第3巻『帝国の緩やかな黄昏』から読み直し始める。カーター大統領というのはほんとに「良い人」だったのでしょうけど外交音痴でタカ派の台頭を赦し反共反ソ連強攻策の結果イスラム原理主義過激派を育ててしまうのですね。嗚呼。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。最近の気象予報はよく当たる。秋風が吹き始めて水風呂は止めて散歩のあとはお湯のシャワーにする。仕事中もエアコン要らず。某雑誌記者から電話。まだパラリンピックの最中だというのに来年の北京冬季五輪の下調べをしているという。要はボイコットはどこまで広がるか…がテーマだとか。いろいろ話したあと井沢元彦さんの『汚れた平和の祭典 2022年北京五輪をボイコットせよ』(ビジネス社)を推薦しておく。もう20年以上前のことになるが中国上海にF1サーキットが完成して取材に訪れたとき手伝ってくれた中国人通訳の菅(カン)さんが言った言葉を思い出す。「中国とアメリカは近いうちに絶対に戦争します。そのとき日本はどうします?」小生の答えは理想論としては「米中の間に立って戦争回避の交渉の中心になる」だが予想としては「アメリカ側に立って自衛隊海軍を台湾海峡防衛に投入するだろう」と答えたと記憶している。前提は自民党清家に有能な政治家亜出て来なければ…だが…もう戦争はサイバー空間などで始まってるのかな?北京五輪はボイコットするよりIOCの改革を進めるべきですね。バッハがまず変わらないとダメですが…てな話を長時間電話で…疲れた。夕方からボッチャ。杉本選手凄いですねえ。すばらしい優勝。しかしボッチャという競技をい相手の邪魔をしたり弾き飛ばしたりしても嫌味を感じない競技ですね。パラスポーツの特徴かな?マルクス・レームの見事なジャンプを見て井岡一翔のスーパーフライ級チョット危ないタイトル防衛を見て…ベッドへ。あ。車椅子バスケ見忘れた(>_<)大谷のホームスチールも見落とした(>_<)スポーツはやはりそんなにたくさん一気にやるべきものじゃないですね。

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ナンデモカンデモ
DVD
『マリインスキー・バレエ・イン・パリ/ザハーロワ&ルジマートフ』
『マリインスキー・バレエ・イン・パリ/ザハーロワ&ルジマートフ』
「シェエラザード」や「火の鳥」を楽しめます。ザハーロワは凄い!けれどルジマートフも負けてません!
Blu-ray
『ボリショイバレエ:眠れる森の美女』
『ボリショイバレエ:眠れる森の美女』
ザハーロワというバレリーナは本当に素晴らしいですねえ。
DVD
『助六由縁江戸桜』
『助六由縁江戸桜』
これも曾我兄弟の仇討ちの物語が基本になってるんですよね。勘三郎さんのボケっぷりは最高ですね
【ナンカン11/19】
『80日間世界一周』
『80日間世界一周』
古臭さを無視すれば面白い映画。最後のスタッフ・キャスト紹介マンガは秀逸。シナトラ、キートン、ディートリヒほか多数の有名スターがチョイ役で出てます。
CD
プッチーニ:オペラ『トスカ』
プッチーニ:オペラ『トスカ』
カラスのトスカほど凄いオペラは存在しないでしょうが、共演してるゴッビのスカルピアも史上No.1です。
LP
プッチーニ:オペラ『ラ・ボエーム』
プッチーニ:オペラ『ラ・ボエーム』
テバルディの綺麗な声にはこのオペラが一番!ベルゴンツィ、バスティアニーニ、シエピ、コレナの脇役もセラフィンの指揮も最高!
【以上ナンカン11/18】
BOOK
佐々敦行『定本 危機管理のノウハウ』文藝春秋
佐々敦行『定本 危機管理のノウハウ』文藝春秋
広島監督時代の古葉竹識氏にこの本を推薦したら喜んでおられました。合掌
【ナンカン11/17】
鈴木智也・坂上康博ほか『剣道の未来 人口増加と新たな飛躍のための提案』左文右武堂
鈴木智也・坂上康博ほか『剣道の未来 人口増加と新たな飛躍のための提案』左文右武堂
日本文化の日本刀から生まれたスポーツ剣道を語る上で欠かせない一冊です
【ナンカン11/15】
竹宮恵子『マンガ日本の古典14吾妻鏡 上』
竹宮恵子『マンガ日本の古典14吾妻鏡 上』
最近義経より頼朝を面白く感じてます。歳取ったかな?
【ナンカン11/14】
呉座勇一『頼朝と義時 武家政権の誕生』講談社現代新書
呉座勇一『頼朝と義時 武家政権の誕生』講談社現代新書
そうか。中国韓国は文民政権がシュだったのに日本だけが武家(軍事)政権なんですね。不思議。なぜ?
【ナンカン11/14他】
DVD
『女殺油地獄』
『女殺油地獄』
小学生の「歌舞伎博士ちゃん」はこんなのも見る?!いや、まだ早いですよね
【ナンカン11/14】
BOOK
瀬戸内寂聴『美は乱調にあり――伊藤野枝と大杉栄』岩波現代文庫
瀬戸内寂聴『美は乱調にあり――伊藤野枝と大杉栄』岩波現代文庫
瀬戸内寂聴さんの本はこれしか読んでませんが野枝と重なりますよね。合掌
【ナンカン11/13】
CD
『ハチャトゥリアン:仮面舞踏会/カバレフスキー:道化師』
『ハチャトゥリアン:仮面舞踏会/カバレフスキー:道化師』
コンドラシン指揮RCAビクター交響楽団。このロシア音楽は最高の演奏です!運動会でも使ってほしい。
amazon music
『トリッチ・トラッチ・ポルカ作品214』
『トリッチ・トラッチ・ポルカ作品214』
1992年ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートからバラ売りしてるんですね。指揮はクライバー。最高です
【以上ナンカン11/13】
CD
『ニーチェ:歌曲とピアノ作品』
『ニーチェ:歌曲とピアノ作品』
哲学者ニーチェが作曲した歌曲をフィッシャー=ディースカウが歌ってます。やっぱりワーグナーには及ばないですねえ。でも面白い。ピアノ曲も
【ナンカン11/12】
DVD
『ラヂオの時間』
『ラヂオの時間』
藤村俊二が懐かしかったなあ。布施明も井上順も芝居が上手いですね。
BOOK
田中優子『遊郭と日本人』講談社現代新書
田中優子『遊郭と日本人』講談社現代新書
最高に勉強になる面白い一冊です
【以上ナンカン11/9】
森田正博&寺田にゃんこふ『まんが哲学入門―生きるって何だろう?』講談社現代
				新書
森田正博&寺田にゃんこふ『まんが哲学入門―生きるって何だろう?』講談社現代 新書
これも勉強になりました。巻末の解説付き参考資料が凄い!
【ナンカン11/8,9】
DVD
『新・映像の世紀』
『新・映像の世紀』
映像の世紀「プレミアム」はDVD化されてないみたいですね。録画したのでまぁええけど
【ナンカン11/8】
『聖徳太子』
『聖徳太子』
ドラマとしても面白いけど野村万之丞の芸能交渉が凄い!何もかもまるで日本じゃないみたいですね。
BOOK
野村万之丞『マスクロード−幻の伎楽再現の旅』
野村万之丞『マスクロード−幻の伎楽再現の旅』
ブータン&北朝鮮へ一緒に…と誘われたときは行っときゃよかったと今頃後悔してます
【ナンカン11/6】
DVD
『侍』
『侍』
凄い迫力!凄い役者!凄いオープンセット!凄い映画!ここまでして創るのが虚構の桜田門外の変。最高の嘘とはこーゆーものですね。
『長州ファイブ』
『長州ファイブ』
悪くない映画だけど、イマイチ迫力を欠くのは時代のせい?
BOOK
越智貴雄『切断ヴィーナス2』白順社
越智貴雄『切断ヴィーナス2』白順社
第2弾には「日本の名工」にも選ばれた義肢装具士・臼井二美男さんも登場。仕事ぶりが写されてます。
越智貴雄『切断ヴィーナス』白順社
越智貴雄『切断ヴィーナス』白順社
隠さず見せると美しい!見応えのある写真集第1弾!
【以上ナンカン11/5】
草間彌生『無限の網―草間彌生自伝』新潮文庫
草間彌生『無限の網―草間彌生自伝』新潮文庫
この人の凄いパワーの源は何なんでしょうねえ?
DVD
『超高速!参勤交代リターンズ』
『超高速!参勤交代リターンズ』
単純だけど面白い。江戸の悪老中の羽織の紋が東電とのマークだったらさらに良かった!?
【以上ナンカン11/4】
『超高速!参勤交代』
『超高速!参勤交代』
ははははは。面白い!3・11後の福島にエールを贈る映画ですね
【ナンカン11/3】
『愛と追憶の日々』
『愛と追憶の日々』
シャーリー・マクレーンとジャック・ニコルソン。その二人の演技を見るだけでも凄いですね
【ナンカン11/2】
BOOK
高橋昌一郎『フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔』講談社現代新書
高橋昌一郎『フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔』講談社現代新書
2度目読み直して再度驚嘆。天才は天災以上に恐ろしい
【以上ナンカン11/2、4】
Blu-ray
『清須会議』
『清須会議』
面白く楽しい映画です。役所広司は流石。喜劇ができてこそ名優です ね
【ナンカン11/1】
BOOK
ハワード・ジン『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史1901~2006年』
ハワード・ジン『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史1901~2006年』
アメリカ社会党・共産党の存在を知るだけでも貴重な教科書
【ナンカン10/27ほか】
DVD
『忍者武芸帳』
『忍者武芸帳』
大島渚監督が白土三平の劇画をそのまま映画化。初めて見たときはナルホドこういう手法もあるのかと驚くと同時に感激!
BOOK
田中優子『カムイ伝講義』ちくま文庫
田中優子『カムイ伝講義』ちくま文庫
白土三平『カムイ伝』は大学の講義にふさわしい日本の差別史・階級闘争史・民衆史が描かれた歴史大河ドラマです。
DVD
『梟の城』
『梟の城』
最後に伊賀隠者が殺害相手の豊臣秀吉と会話。それがキモなら2時間20分も使わず1時間半で…。映像は流石に綺麗でしたけど
【以上ナンカン10/26】
BOOK
ハワード・ジン『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』あすなろ書房
ハワード・ジン『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史』あすなろ書房
子供向けの本。大人にも十分の素晴らしい一冊。コロンブスは原住民皆殺しの張本人。
DVD
『地獄の7人』
『地獄の7人』
ヴェトナム映画は山ほどあれど…これはジーン・ハックマン主演ハリウッド製ドンパチ戦争映画ですね。
Blu-ray
『質屋』
『質屋』
大好きな大名作映画。何故かハックマン主演と思い込んでしまいましたがロッド・スタイガー主演です。どっちも素晴らしい役者ですね。
DVD
『荒野の七人』
『荒野の七人』
七人の映画ならこっちの方が好きですね。
Blu-ray
『七人の侍』
『七人の侍』
いや、これが最高の「七人映画」ですね
『めぐり逢えたら』
『めぐり逢えたら』
トム・ハンクス&メグ・ライアンのロマンチック・コメディ。いかにも女性監督の優しい映画ですね。
DVD
『めぐり逢い』
『めぐり逢い』
デボラ・カー&ケイリーグラント。上の映画はこのパロディですね。いや本歌取りと言うべきかな。
BOOK
色川武大『狂人日記』講談社学芸文庫
色川武大『狂人日記』講談社学芸文庫
リアルすぎて最後まで読むのが辛くなってきて…読めない…。
ロバート・クーヴァー『ユニヴァーサル野球協会』白水Uブックス
ロバート・クーヴァー『ユニヴァーサル野球協会』白水Uブックス
架空の野球ゲームにリアルにのめり込んでしまう男。これもオソロシイはナシですが野球は楽しいですね
【以上ナンカン10/20】
『谷崎潤一郎 池澤夏樹=個人編集日本文学全集15』
『谷崎潤一郎 池澤夏樹=個人編集日本文学全集15』
「乱菊物語」「吉野葛」「蘆刈」…膨大な谷崎作品からこの選択は素晴らしいですね
【ナンカン10/19】
DVD
『プリティ・リーグ』
『プリティ・リーグ』
トム・ハンクスもマドンナもいいけど、この映画は本当にあったストーリーが好きですね。日本版も早くできないかな?
【ナンカン10/18】
BOOK
『新編日本古典文学全集(3)日本書紀(2)』小学館
『新編日本古典文学全集(3)日本書紀(2)』小学館
この一冊には岩波文庫の記述と違って中大兄皇子の興じていた球戯が蹴鞠ではないと書かれています
【ナンカン10/16】
Blu-ray
『マラソンマン』
『マラソンマン』
ダスティン・ホフマン&ローレンス・オリヴィエの最後の下水道での対決はナンダコリャ?ですね。シュレジンジャー監督にロイ・シャイダーまで出ているのに小生には×でした(>_<)
DVD
『コットン・クラブ』
『コットン・クラブ』
リチャード・ギア&ダイアン・レイン。コッポラ監督描く第一次大戦後のアメリカ。名作です。
『ニューヨーク・ニューヨーク』
『ニューヨーク・ニューヨーク』
ロバート・デ・ニーロ&ライザ・ミネリ&スコセッシ監督。なのにいまいちピンと来ない×でしたね(>_<)
【以上ナンカン10/14】
『柳家小三治全集』
『柳家小三治全集』
これ、持ってないんですよ。ほしいなぁ。買いたいなぁ。出も、ちょっと高価なんですよね
【ナンカン10/11】
Blu-ray
『フラガール』
『フラガール』
もう15年も前の映画になるのですね。久し振りに見直しましたけど、イイ映画ですね。李鳳宇さんは新しい映画創ってるのかな?
【ナンカン10/9】
DVD
『マッカーサー』
『マッカーサー』
グレゴリー・ペック演じるマッカーサーがフィリピン撤退から対日戦争勝利、朝鮮戦争で「老兵は去る」までを描いた映画。日本国憲法の不戦条項は幣原首相が言い出してます。
BOOK
ダグラス・マッカーサー『マッカーサー大戦回顧録』中公文庫
ダグラス・マッカーサー『マッカーサー大戦回顧録』中公文庫
憲法9条の不戦条項は幣原首相が言い出したとこの本に書かれているすです。読んで見ようかな。しかし朝鮮戦争の記述はないらしい。
DVD
『パットン大戦車軍団』
『パットン大戦車軍団』
これは素晴らしい映画です。ドン・キホーテのように風車(政治?時代?)に挑んだパットンを演じたジョージ・C・スコットの演技が凄い
【以上ナンカン10/10】
BOOK
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
クリックするとRakutenブックスへ跳びます。amazonよりもこっちの評価のほうが正しいですね(笑)。どうぞ、お買い求めを!
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
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『プロ野球大事典』(新潮文庫)3
『プロ野球大事典』(新潮文庫)
小生の実質的デビュー作。パロディ満載だけどよく売れました。我ながら良く書きましたね。
ロバート・ホワイティング著/玉木正之・訳『ふたつのオリンピック東京1964/2020』(KADOKAWA)
ロバート・ホワイティング著/玉木正之・訳『ふたつのオリンピック東京1964/2020』(KADOKAWA)
2400円と少々値段が高いですが全編約600頁。面白さは保証します(訳者)
拙著『京都祇園遁走曲』(文藝春秋)
拙著『京都祇園遁走曲』(文藝春秋)
まだ読んでない人はアマゾンで1円で買えるそうですから読んでね
『大相撲「八百長批判」を嗤う』(飛鳥新社)
『大相撲「八百長批判」を嗤う』(飛鳥新社)
八百長が騒がれた時期(2011年6月)に緊急出版した本です。宮崎学(作家)根岸敦生(朝日新聞記者/元相撲担当)鵜飼克郎(週刊ポスト記者)荒井太郎(相撲ジャーナリスト)らと相撲の本質論を語ってます。
『野球アンソロジー9回裏2死満塁 素晴らしき日本野球』(新潮文庫)
『野球アンソロジー9回裏2死満塁素晴らしき日本野球』(新潮文庫)
大好評発売中。正岡子規、夏目漱石、埴谷雄高、大下弘、桑田真澄、伊集院静…などが並んでます。買ってください!読んでください!
『彼らの奇蹟:傑作スポーツアンソロジー』(新潮文庫)
『彼らの奇蹟:傑作スポーツアンソロジー』(新潮文庫)
三島由紀夫、澁澤龍彦、小林秀雄、石原慎太郎、大江健三郎、沢木耕太郎、村上春樹…などが並んでます。こちらもよろしく。
『スポーツとは何か』(講談社現代新書)
『スポーツとは何か』(講談社現代新書)
「運動会」の文章は中学3年国語の教科書に採用され、他の文章も、今も大学や高校の入試や予備校の模試によく使われています。
『スポーツ解体新書』(朝日文庫)
『スポーツ解体新書』(朝日文庫)
これも大学入試の論文問題によく使われます。文庫版解説の文章は乙武洋匡さんです。
『続スポーツ解体新書』(Zaiten books)
『続スポーツ解体新書』(Zaitenbooks)
もっと著書の宣伝をしなさいよ…と友人に言われたので…
(以上、スポーツ本の拙著の宣伝でした)
『図説・指揮者列伝 世界の指揮者100人』(河出書房新社ふくろうの本)
『図説・指揮者列伝世界の指揮者100人』(河出書房新社ふくろうの本)
平林直哉さんとの共著です。
『クラシック道場入門』(小学館)
『クラシック道場入門』(小学館)
中古ならあるようです。20年前に上梓した音楽本です。
『オペラ道場入門』(小学館)
『オペラ道場入門』(小学館)
クラシック…の本は5刷増刷。さらに面白くと出したオペラの本は増刷ナシ。やはり日本ではオペラはマダマダ…なのかな。以上、音楽関係拙著の宣伝でした。
タマキのナンデモカンデモごちゃまぜ総集編
タマキのナンデモカンデモごちゃまぜ総集編
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