ナンヤラカンヤラ
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タマキのナンヤラカンヤラ NEW!!
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2月29日(月)
朝ベッドのなかで『ジャックポット』読み進む。御年80歳を超えた筒井翁もいろいろと過去を振り返られるようになられた。昔話も興味深く面白いのだが若い頃のドタバタギャグショートショートのようなケッサク短編「花魁櫛」が面白く布団のなかでケケケケケと嗤う。先祖返り作品?ベッドを出て黒兵衛と散歩。体調は正常に戻る。黒兵衛はもう10歳間近の大型犬なのに頗る元気。ペットの平均寿命も延びたのかな。そう言えば若い頃上野動物園を隅々まで取材したとき一番の問題は高齢化だと当時パンダ園長として有名だった中川志郎さんに教わったことがある。環境の良い動物園で長生きして人間年齢で100歳を越えた膃肭臍が水のないプールに飛び込んでケガ。飼育係が救助し手当ながらそれをするべきか否かを迷ったという。結局みんなで助けて元気になったそうですけどね。そのときは中川園長にパンダのそばまで連れて行ってもらってそのデカイ顔と怖い目と恐ろしい牙を間近に見て以来パンダが好きになれず子供を連れて上野動物園へ行ったときは少々困った。しかしパンダは遠目には可愛いですね。あ。俺も昔話をするようになったか…ワン。いろいろデスクワークのあと夕方から『ニューズ・オプエド』アンカー出演。ゲストはジャーナリストの木村元彦さん&プロゴルファーのタケ小山さん。タケさんにはタイガー・ウッズの自動車事故をきちんと説明していただき木村さんには五輪組織委の動向をきちんと報道できないメディアをきちんと批判してもらう。キイワードは何事も「きちんと」できるか否かですね。しかし東京オリンピックは完全に政治マター(政局マター?政界マター?)になってしまいましたねえ。五輪は菅内閣延命のためのイベント?しかし森前組織委会長の女性差別発言を批判しながら女性の参加を認めないスポーツ大会を主催してるメディアは論外ですね。そー言えば『ジャックポット』のなかの「一九五五年二十歳」という作品に次のような一節があった。《第二次鳩山内閣は当時妥協を強いられた内閣などと言われていたものだがなかなかの面子を揃えていた。総理大臣が鳩山一郎で外務大臣が重光葵。大蔵大臣が一万田尚登。農林大臣が河野一郎。通商産業大臣が石橋湛山。運輸大臣が三木武夫。国務大臣が高碕達之助。もう一人の国務大臣が川島正次郎。当時はたいしたことないと思っていたのだろうか。今振り返って凄いと思うのか。いやいや現代の大臣何代かの名前を列記すればわかるだろう。なんじゃこりゃ。誰も知らない。名もなく功なく罪もない者ばかりではないか》いつ頃からそーなってしまったのか…今日で日本経済新聞「美の十選」連載10回終了。最終回は「長嶋茂雄ヘルメットを飛ばす」という「ナンバー」創刊10号の表紙を飾った見事な写真。これは新聞社ではボツ写真だったのですね。ただの空振りでしたから。だから《野球には勝負より大事なものがある》のですね(フィリップ・ロス)。野球は長嶋のあとにも野茂&イチロー&大谷…など素晴らしい選手を輩出してますよね。日本社会で一番劣化が激しいのはやっぱり政界?

2月28日(日)
夜中に体温を測ると36.3度。ようやく平熱維持状態に戻る。ベッドのなかで筒井康隆『ジャックポット』を読んでいたら『レダ』という短編があったので驚いた。いや別に驚くことはない。昨日一昨日と発熱して仕事にならず仕方ないので横になってDVDでオッフェンバックのオペレッタ『天国と地獄』や『美しきエレーヌ』を改めて見聴きしていたのだ。前者はナタリー・デッセーのコロラチューラが見事で出演者全員でパラパラ踊りをする面白い舞台。後者はフェリシティ・ロットが女の魅力をぷんぷんさせて歌に演技に魅力を発散する喜劇。いずれもミンコフスキー指揮でローラン・ペリー演出。90年代は2人とも30歳代で溌剌とした音楽と演出が大いに話題となり久し振りに見ても吹き出すほど面白かった。後者の主人公エレーヌ(ヘレナ)はオリンポスの主神ゼウスが白鳥に化けて絶世の美女レダとの間に産んだ女性。白鳥になってたゼウスの子供だから卵から生まれてメネラオスという夫がいたにもかかわらずアフロディテ(ヴィーナス)にそそのかされたトロイの王子パリスが彼女を奪い取ったためにトロイ戦争が起きた…ということになっている。筒井先生はそんなことを一言も説明せずレダとヘレナの逸話を下敷きにボンクラ息子たちのために会社の業績が傾く一方の老社長が時空を超えて子供を作り産まれたはずの卵を探す…どっちかというと続く筒井式太平洋戦争総括大喜劇の短編『南蛮狭隘族』のほうが好きだったけどギリシア神話のパロディも面白かった。何より自分が見たばかりのオペレッタとシンクロして読めたのが嬉しかったですねえ。ベッドから出てヨメハンと一緒にゆっくり黒兵衛と散歩したあと少し睡眠。昼間は体温36.8度。もう大丈夫だろうと思って午後は確定申告の書類整理。トホホ去年の収入は悲惨ですなぁ。まぁ講演会がコロナで40近く消えたのだからシャーナイか。ある友人に「キャンセル料は出ないの?」と訊かれたけどそーゆー発想自体が全然なかったですね。ぼちぼちと自分の満足できる原稿でも書くか…。原因不明の熱病は今日で全快…かな。

2月27日(土)
夜中に熱冷ましを飲んで少し体温は下がったが今日の予定は全部キャンセル。ミューザ川崎での反田恭平さんのピアノ佐渡裕さんの指揮での共演に行く予定だったけど事務所に電話して行けなくなった旨を連絡。残念。ハイドン&ラフマニノフ&プロコフィエフ聴きたかったなぁ。コンサートのあとの大阪毎日新聞記者の取材もお断り。後日電話取材か何かに変更してもらう。食欲はありカレーの味も味噌汁の味も美味しく賞味。コロナではないと思うけど…体温は37度を下らず。元気が出るのはベッドで読む筒井康隆『ジャックポット』。小説・メタ小説・メタメタ小説とはいうもののチョイと評論めいてるところが面白い。嫌民主主義論・嫌マスメディア論その通りですね…とベッドで一人溜飲を下げる。PL錠のおかげか体温は37度を超えず。

2月26日(金)
後藤逸郎『オリンピック・マネー』読み続ける。IOCが「世界平和」という誰も否定できないタテマエを巧く掲げて超巨大スポーツイベント・プロモーターとして大成功(大金儲け)していることがよくわかります。さてこれをどーすればいいものか…。ワン。黒兵衛と散歩に出て帰ってきたあたりから何故か身体がだるく…これが倦怠感という者か…と思って体温を測れば37,3度。う〜ん…チョイヤバいなあ…と思いながら本を持ってベッドで横に。体温がどんどん上がって38度に。明日フランスへ帰国するお隣さんとの寿司会食もお断りしてひたすらべっど。仕事はリモートばかりで他人に会ってないのにナンデヤネンと思いながら。ベッドで過ごす。体温は最高38.3度マイッタナア。IOCの呪い?まさかぁ。

2月25日(木)
普通オリンピックの開催地は7年前に決定されるのだが2032年のオリンピックの優先候補地にオーストラリアのブリスベンが選ばれたというのは東京は今年開催しないと32年への延期はないですよというメッセージ(プレッシャー)のようでもありますね。ベッドのなかで後藤逸郎『オリンピック・マネー 誰も知らない東京五輪の裏側』(文春新書)読み始める。そうか。IOCは20年で収入が3.4倍に増えたのですね。聖火リレーまでスポンサー付けて…だったら聖火リレーの費用は(島根県の費用も)全部IOC持ちにすればいいのに…バッハ会長の給与は年間12万5千ユーロ(2947万円)。他の数多くのIOCの子会社の社長職や会長職などは基本的に無報酬らしいけど経費は全部出ているとか。ならば自家用ジェットで日本に来たときの経費も?この一冊はオリンピックを考えるうえでの必読本ですね。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。日経の連載が今日はベーブルースが主人公。そこでベーブが現れてホームランを連発したときNYタイムスなどの新聞が「野手が手を伸ばしても捕れない打球を打つのは卑怯だ」と非難した話をする。野球は塁間の90フィート以外はルールも価値観もどんどん変化したボールゲームなんですよね。ワン。黒兵衛と散歩のお後デスクワーク。スポーツナビの連載企画『プロ野球・最強外国人助っ人列伝』のランディ・バースの項目を書く。将棋と飛ぶボール(頭脳的な流し打ちのホームラン)と神戸ビーフの話で5000字弱。ふううううううう。久し振りに阪神タイガースの原稿を楽しみながら晩飯前に完成して送稿。サケ&メシ&フロのあと『オリンピック・マネー』を手にベッドへ。この著者には『オプエド』出演依頼をしたいですね。

2月24日(水)
小生が選んでコラムを書いた「アート・オブ・ベースボール」が日本経済新聞文化欄連載「美の十選」に連日掲載されている。新聞の印刷されるとカラーの絵もモノクロの写真も校正で見ていたときとは違って見える。月曜の元ヤンキース監督ケーシー・ステンゲルの銅像なんか本のきれいなグラビア印刷よりも新聞紙面のほうが雰囲気が合ってヨカッタですね。ナンノコッチャワカラン人はネットで見てください。https://www.nikkei.com/culture/arts/ 有料ですがアイコンだけでもオモシロイ絵が並んでます。スポーツの話はイイですね。オリンピックの話題はスポーツじゃないですからね。今夏の東京五輪の海外からの見物客の人数はIOCが4月末頃に決めると発表。なんで日本の感染に関係ある話をIOCが決められるのか意味不明。2032年の五輪はオーストラリア・ブリスベンが優先候補地になったとか。どこまで続く泥濘ぞ…。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。近所の黒柴のマダ半年くらいの子犬のAmiちゃんが駆け寄ってきて黒兵衛も尻尾を振って喜んで走り出した瞬間にリードを引っ張られてスッテンコロリンと引っ繰り返る。我ながら見事に背中で受け身。まだ若いかな。ワン。終日デスクワーク。連合通信のコラムを仕上げて昨日書いた北國新聞の校正をやって…。駅へ買い物に出ていたヨメハンが日経を買って帰る。ベン・シャーンの木版画「National Pastime」はやっぱりナカナカの迫力ですね。以前日経に連載した「スポーツする身体」でもベン・シャーンの絵「ハンドボール」をマチスの「ダンス」やピカソの「マタドールの死」と並んで選びました。そのときはイラストレーターの安西水丸さんに「ぼくもベン・シャーンが好きなんですよ」と言われたのを憶えている。その水丸さんも既に鬼籍か…。

2月23日(火)
朝ベッドのなかで「文藝春秋」最新号を開く。後藤逸郎氏の「東京五輪を中止すべき7つの理由」を読みたかったので。ごくごく真っ当な理由が並んでいるが開催推進者たちの心を翻させるにはイマイチか。著書『オリンピック・マネー』(文春新書)も読まねば。ほかにコロナ第三波「失敗の本質」の特集から塩野七生「ロックダウンしなかったヴェネツィア」養老孟司「コロナの壁を乗り越えよ」やジャレド・ダイヤモンド「それでも中国の時代は来ない」などを読む。どれも面白く勉強になった。しかし現在日本の世論形成に月刊誌ってどれくらい関わってるのかな?テレビは?ラジオは?ネットは?SNSは?YuTubeは?よーワカランなぁ。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。北國新聞月イチ連載「スポーツを考える」書く。オリンピックという超ビッグ・イベントは必然的にナチスなどの全体主義と強い親和性を持つことに触れて「開催も中止も出来る民主主義国家」のほうがイイですね…といったことを書く。夕方は大野勢太カさんがパーソナリティを務める「ラジオFM NACK」の「THE SEITARO☆RADIO SHOW 1700」に電話出演。東京オリンピックの問題点を話す。政治の力(安倍総理=当時)を利用しての1年延期で何とかGo To Olympicを実現させようとしている日本政府とIOCの何としてでも開催に漕ぎつけようとする「意志」は怖いですねえ…「経済効果」なんてのもコロナ禍のもとでは眉唾でしょうね…こんなことばかり言ってるとマスメディアから呼ばれなくなるかな?(苦笑(^^;)

2月22日(月)
ベッドで『サピエンスの未来』読み進む。宇宙の進化から人間社会や人間の知性の進化までを同一線上に捉えるのは面白いけどジャレ・ド・ダイヤモンドやユヴァル・ノア・ハラリの出現した後となってはちょっと古さを感じるかな?ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。最近は個人的成長も「進歩」と言わずに「進化」と言うようになった。人間的交流で影響を受けることを「化学反応」と言うようにもなった。それらはいずれ変わる(消える?)流行語なのかな?ワン。朝から仕事をしながら夕方の『ニューズ・オプエド』の準備。ゲストは産経客員論説委員の佐野慎輔さんだけど今秋予定の東京五輪に加えて北京冬季五輪と中国の人権問題も取りあげるので『米中新冷戦とアフター・コロナ』の著者の近藤大介さんにも電話で緊急出演依頼。突然だったにもかかわらず快く引き受けてくださる。あとでわかったことだが佐野慎輔さんはスポーツの専門家だけでなく外信部=国際報道にも5年ほど籍を置かれたことがあって東チムールの独立紛争の時には現地にもおられたとか。小生が大興奮して読んだ高島俊男『中国の大盗賊』も読まれていた。だから近藤大介さんの参加は大歓迎。おまけに近藤さんは講談社で『オプエド』創設者の上杉隆の担当者でもあって『オプエド』に今まで出演されなかったのが不思議なほどの存在だと判明。世の中広いようで狭いですねえ。類は友を呼ぶということかな?そんなわけで今日の『オプエド』は東京五輪の組織委会長に女性が就任したとは言えマスメディア主催のスポーツ大会の女性差別解消Gender Equalityがナカナカ進まないのはメディアの責任という話題から中国の人権問題へ。北京五輪を当時のIOC理事だったバッハ現会長は「壮大な実験」と言ったと佐野氏が自らの取材から紹介。胡錦濤時代は経済自由化から中国が政治的民主化に移る可能性もあり五輪がそれを後押しする可能性もあったが習近平になって独裁体制が進みウイグルを初めとする漢民族以外の民族への弾圧も強まったとか。ただチベット語やモンゴル語と中国語のバイリンガルであるチベット族やモンゴル族と違ってウイグル族はトルコ語に近い独自の言語とイスラム教を信仰する異民族。彼らへの弾圧(ジェノサイド?)に対してトルコやイスラムが叛旗を翻すと中国習体制も危険信号?習近平は明の永楽帝と言うよりも清の雍正帝にソックリの独裁者だと近藤氏。ヒトラーのベルリン五輪やプーチンのソチ冬季五輪でもわかるように五輪というビッグイベントは独裁国家と親和性があるのですね。はたして東京五輪&北京冬季五輪はどうなるか?いろいろとメッチャ勉強になったオプエドでした。佐野さんや近藤さんに小生の日経の連載「アート・オブ・ベースボール」を誉めていただいたことも嬉しかったですねえ。学習&評価。人生の喜びはそれしかないですね。それにつけても五輪はどーなる?

2月21日(日)
昨晩立花隆『サピエンスの未来』を持ってベッドに入ったと思ってそのまま読まずに眠ってしまったら同じ講談社現代新書の今月の新刊・廣瀬陽子『ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略』だった。そのまま読み出すと面白い。プーチンの「料理長」だったエブゲニー・プリゴジンがいつの間にかプーチンの国家戦略ハイブリッド戦争を担ってしまう!?ロシアはラスプーチンとかケッタイナ奴が宮廷の権力を握るのですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。あっという間に枝垂れ梅が満開。白梅もきれいけど紅梅も見たいなぁ。近くの家の玉縄桜が早咲きだからそれで満足しておこう。ワン。仕事の合間に筒井康隆『ジャック・ポット』を読んで一人でニヤニヤ。コロナで《故事ことわざのさまざまなパロディが生まれやがてそれが本来のものと間違われるようになった》ということでズラリとコロナ・パロディ諺が並ぶ。人を見たらコロナと思え。火事とコロナは江戸の花。獅子身中のコロナ。七コロナ八起き。国破れてコロナあり。憎まれッコロナ世に憚る。四面コロナ。嘘から出たコロナ。一富士二鷹三コロナ。衣食足りてコロナを知る。寝耳にコロナ…笑い飛ばすだけでなく何故か納得してしまうのもあるのがオモシロイ。筒井先生の本の大欠点は読み出すと仕事が出来なくなることだ。癌で亡くなった息子さんとの「再会」を描いた一編は凄い作品でした。晩飯前にビール呑みながら映画『博士の異常な愛情』のメイキング・ビデオを見る。そうか。最後は「核司令室」でパイ投げ大合戦をしたショットも撮っていたのか。それをボツにして次々と「美しく」水爆が爆発するシーンにしたのはスゴイですね。ケネディ時代の国務長官マクマナラのインタヴューもオモシロかった。冷戦は本当の核戦争の一歩手前まで行った「熱戦」だったのですね。晩飯後に作品を通して見る。笑えない大喜劇ですね。ピーター・セラーズの一人3役演技も凄いけどジョージ・C・スコットの空軍大将の演技もスゴイ!広島長崎に原爆を落とし東京大空襲を指揮したカーチス・ルメイという将軍もこんな人だったのでしょうか?!確か彼は日本から何故か勲一等旭日大綬章の勲章をもらってますね。昭和天皇自らの手による親授はなかったそうですが。風呂のあと酒呑みながら原田慶太桜指揮N響でバーンスタインやコープランドのアメリカ音楽を楽しむ。反田恭平のピアノによるガーシュウィン『ラプソディ・イン・ブルー』がオモシロかったですね。

2月20日(土)
『フォン・ノイマンの哲学』を昨日読了したので今日から立花隆『サピエンスの未来 伝説の東大講義』読み出す。ナルホド。すべては進化のフェイズ(位相)野本で考えるわけですね。宇宙も銀河も地球も「生物」として捉えるわけですね。手塚治虫の『火の鳥』の世界ですね。《ホメオスタシス(内部環境の恒常性が維持されていること)が保たれている状態が生命の本質》で《内部環境と外部環境が同じになってしまうこと》が《死》という説明は簡潔でわかりやすいですね。そのとりですね。それを仏教の世界では「土に還る」と言うんですね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。今月講談社から送られてきた現代新書は他に高橋繁行『土葬の村』もあって面白いですね。なくなりつつある土葬の風習ですが土葬の墓地を分譲で売り出している墓地もあるんですね。土に還りたい人も多いのかな?きちんと読んでみましょ。著者は高校時代のバドミントン部の1年後輩。エエ仕事やってるやん。ワン。終日ゆっくり仕事してたら新潮社から筒井康隆大先生の新刊『ジャックポット』が届く。本の腰巻き(帯)に《嗤え歌え踊れ狂え。今日の世界中が大当たりジャックポット》とある。さらに《コロナ・戦争・文学・ジャズ・映画・嫌民主主義・そして息子の死−。かつてなく「筒井康隆の成り立ち方」を明かす超=私小説爆誕!》爆弾と誕生をくっつけて「爆誕」とは素晴らしい!人生というのは断じて連続していなくて途切れ途切れに進むものですね。読みたい本も一気に集まる。集まらないときはゼロ。無。宇宙の銀河の分布も同じですね。晩飯はTBS報道特集で福島の聖火リレーの「現状」を見ながら。復興五輪という言葉がいかにcook-upされたfabricationかということがよくわかりました。誰もが支持する美しい五輪はframe-upすることも無理なのかな?昨日の日経にも《福島原発1の処理水 来秋にも満杯「廃炉作業暗証の恐れ」》なんて記事も出ていましたし…どうなるんでしょうね?TBSのあとNHKで大坂なおみの全豪オープン決勝を見る。強い。素晴らしい優勝!こんな素晴らしい選手の素晴らしいテニスは国籍や人種も軽々と超越しますね。相手のジェニファー・ブレイディ選手も素晴らしいプレイが随所に光りましたね。スポーツはオリンピック競技大会が存在しなくても素晴らしいですね。

2月19日(金)つづき
終日デスクワーク。某週刊誌から電話。島根県知事の「聖火リレー中止するかも発言」への感想を求められる。当然のことで政府と東京都の感染対策が不十分かどうかとは関係なくコロナの現状では聖火リレーだけでなく五輪も含めて中止「も」考えておくのは当然のことで考えないほうが異常と言うべきですよね。夕方から『ニューズ・オプエド』臨時特別ゲスト出演。橋本聖子新組織会長就任を受けて東京オリパラを開催する「真の理由」とは何か?ということを話させていただく。大震災からの復興もコロナに勝利した証もアトヅケの理由で五輪大会招致の本当の理由は…「蔵出しコラム・スポーツ編」にある「今こそ直視を!オリンピックの抱える根本的問題」をお読み下さい。番組後半はカメラマン初沢亜利さんが撮った「コロナ禍の東京」の写真をいろいろ見せたもらう。写真とか絵はオモシロイですねぇ。詰まるところ「見えないもの」を撮ったり描いたりするんですよね。人間の心とか…町の空気とか…そしてコロナとか…。初沢さんは「オリンピックを撮りたい」という。オリンピックも「見えないもの」ですよね。1964年の東京五輪のサッカー会場で映画の撮影をしていた市川崑監督は何人かのお婆さんから「オリンピックは何処でやってますか?」と訊かれたという。日本中が大騒ぎしているので切符をもらって来てみたら男たちがボールを蹴っているだけ(このエピソードは拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)に詳しく書いています。御一読を!)初沢さんがどんなオリンピックを撮ってくれるか?楽しみですね。番組を終えて「チコちゃん」見ながらビール&酒&晩飯&風呂&ネル。

2月19日(金)
朝ベッドのなかで『フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔』読了。オモシロイ本でしたねぇ。あ。関西人は強烈な毒気のある悪意溢れる本でも興味深かったらオモシロイと表現してしまいますので誤解のないように。ノイマンは朝鮮戦争の起こった頃にソ連を核攻撃すべきだと語っている。「ソ連を攻撃するか否かはもはや問題ではありません。問題はいつ攻撃するかということです。明日爆撃するというなら何故今日ではないのかと私は言いたい!今日の5時に攻撃するというなら何故1時にしないのかと言いたい!」この発言で彼は「マッド・サイエンティスト」の代表と見なされるようになりこんな発言をしたノイマンをモデルにしてキューブリック監督はブラックコメディ映画『博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』の主人公ストレンジラブ博士を描いたという。ナルホド。この本のあとがき「おわりに」で著者の高橋昌一郎氏が書いていた《もしノイマンが生きていたら「だからアメリカが圧倒的に優位な1950年代初頭にソ連を原始時代に戻しておくべきだったと何度も言ったじゃないか!」と叫んでいたかもしれない。犠牲を最小限にして最大利得を求める「ミニマックス戦略」を生み出した超合理主義者ノイマンならば朝鮮戦争では北朝鮮への原爆投下ベトナム戦争では北ベトナムへの原爆投下を躊躇なく大統領に進言していたに違いない。第二次大戦後仮にアメリカやヨーロッパの自由主義国がノイマンの思い通りに動いていたらもしかすると世界地図から独裁国家や共産主義国家は消え去り今頃は民主的な「世界政府」が樹立されていたかもしれない》との文章には断じて賛同できませんがオモシロイ想像ではありますねえ。存在していないものを想像するのは人間は苦手のようでオリパラ組織委会長が結局は橋本聖子五輪相になったように何事も誰もが簡単に想像できること(現状の延長線上にあること)に落ち着くようですね。「コノ世に新シキモノハナシ」というソロモンの言葉は正しいのかな?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。真に新しい発明や発見をしたノイマンのような男は遂には「マッド・サイエンティスト」と呼ばれるほかない運命だったのか?ワン。映画でマッド・サイエンティストを演じているのはピーター・セラーズですね。優しい英軍人と大統領の1人3役!反共主義者のマッド軍人はジョージ・C・スコットは『パットン』で主役を務めてるところがオモシロイ。スゴイ配役ですね。

2月18日(木)つづき……時間を戻して……
朝ベッドのなかで『フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔』読み進む。アインシュタインからチューリングまで真に天才と呼ぶべき人物が次々と現れて圧倒される。ノイマンは原爆の「標的委員会」で京都に落とすことは主張したけど皇居(東京)に落とすのは反対したのですね。《そのおかげで日本は命令系統を失わないまま三カ月後に無条件降伏できた。その意味でノイマンは無謀な「一億玉砕」から日本を救ったと考えられる》もっとも《もし日本が降伏しなければ8月19日に「東京ジョー」と名付けられたプルトニウム型原子爆弾を東京に投下する予定があった。それでも日本が抗戦を続けたら札幌から佐世保まで全国12の都市へ順番に原爆を投下する計画もあった》恐ろしい話しだがさらに次の記述は知らなかったので驚いた。アメリカの1945年《7月16日の「核実験成功」のニュースは外国通信社が配信している。日本の大本営も情報を得ていたし物理学者の湯川秀樹は広島が投下目標であることまで知っていて友人に広島を離れるように伝えたという証言もある》情報は昔も今も手にできる人とできない人がいるということか?《230万人の戦没兵士のうち120〜140万人が栄養失調に起因するマラリアや赤痢などの病死を含めた広義の「餓死」で亡くなった(略)ナチス・ドイツはユダヤ人を「大量虐殺」したが当時の日本の戦争犯罪者は日本人を「大量虐殺」したのである》ノイマンとは無関係とも思える記述だがこういう記述は原爆を落とされた国の姿をきちんと描いておく意味で貴重ですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。次期組織委会長にミエミエの橋本聖子五輪相が周囲から口説き落とされた情報が次々と入ってくる。何としてでも女性でないと…で官邸は動いたとか。そして弁護士も大学教授もお抱えジャーナリストも動いたとか。しかし森会長もそうだったけど東京オリパラを「成功させたい」という言葉は聞けても「こんな大会にしたい!」という言葉はトンと聞けなかったですね。そうしていつの間にかオリパラの目的は「震災からの復興」となり「コロナに打ち克った証」となって…そして新会長にメディアが求めるのも「ジェンダー・イクォーリティ」や「交渉力」や「調整力」…「理想」や「新時代のカタチ」が出て来ないのは残念ですね。メディアもスポーツ界(高校野球や箱根駅伝や柔道日本選手権など)の「男性優位」を指摘しないのはオカシイですよね。あ。ヤッパリ自ら主催している大会のことは指摘できないのですね。それでもジャーナリズムかね?

2月18日(木) Breaking News
今日もブレイキングニューズ…といっても橋本聖子さんのことではありません。それについては文化放送で話したので…また別に書く機会もありますから…それではなく日本経済新聞の連載を読んでくれている読者から問い合わせがあったのでそれにお答えします。第1回のスポーツ・カメラマン/ニール・ライファーが写真に撮った美しい「夜のシェイ・スタジアム」の文章として《「夜の球場は本物の教会よりも教会に似ている」と書いた作家がいる》と書いたら「その作家の名前を教えて下さい」というメールが来た。それはウィリアム・パトリック・キンセラで彼の作品『シューレス・ジョー』のなかに主人公の台詞として出てきます。主人公がサリンジャーとアーチ-・グラハムを連れて夜の野球場行ったときの台詞です。ご愛読ありがとうございます。それからもうひとつ。今日の大坂なおみがセリーナ・ウィリアムスに勝った試合は凄かったですね。大坂なおみは強くなったですねえ。2セット目でブレイクされたのをすぐにブレイクで取り返したのは本当に見事でした!組織委のドタバタ劇よりこーゆーニューズのほうがイイですねぇ。

2月17日(水)つづきのつづき
『ZAITEN』の校正作業をしているところで組織委の会長候補検討委が橋本聖子に絞ったとの情報。校正をいったん中止したところへ大阪共同通信から電話。島根県知事の聖火リレー中止発言に対してコメントを求められる。中止も検討するのは当然ですね。何が何でもやるという方向が間違ってる…等々とコメント。晩飯時に東京新聞の夕刊を見ると共同通信経由で書いた小生の原稿が出ていた。「遅きに失した森会長辞任 スポーツ界意識改革の時」と題されている。よっしゃ。次期組織委会長は橋本聖子大臣かぁ…まぁスケート連盟会長として組織改革に取り組んだ実績はあるにしても文楽人形のようにだけはなってほしくないですね。『ZAITEN』の校正を送って風呂入って『フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔 人類最恐の頭脳』を持ってベッドへ。あ。今日の日経の小生の連載第2回『美の十選 アート・オブ・ベースボール』は1840年代の野球の様子のリトグラフがカラーで綺麗に美しく印刷されていて小さい絵でもよくわかりましたね。よっしゃー。

2月17日(水)つづき……時間を戻して……(笑)
朝ベッドで昨日講談社から送られてきた現代新書のなかから高橋昌一郎『フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔』を読み出す。これがメッチャメチャ面白い!もう半世紀程以上前のことになるが高校時代の尊敬すべき物理の教師に「原子爆弾と言えばアインシュタインやオッペンハイマーを思い出すのが普通だけどジョン・フォン・ノイマンというハンガリー生まれのユダヤ人の大天才がいて彼は数学でも物理学でも大天才ぶりを発揮したけど原爆製造にも関わって日本との戦争では東京の皇居の真上や京都に原爆を落とせと主張した」という話を聞いたことを憶えていた。以来ノイマンのことは忘れてしまっていたけど初めて彼に関する本と出逢ってナルホド本物の天才とはこーゆー人物のことを言うのか…とよくわかった。何しろこの本の帯には「人類史上最恐の頭脳」と大きく書かれ「コンピュータ・原子爆弾・ゲーム理論・天気予報…現代社会の基本構造をつくった天災の影響と苦悩」とあるのですからね。何しろ6歳のときに電話帳のある頁に書かれた電話番号の総和を暗算で足し算したうえ母語のハンガリー語の他にドイツ語イタリア語フランス後映画をマスターして父親と古典ギリシア語で冗談を言い合ったというのですからね。チコちゃんも博士ちゃんの真っ青ですね。マダ半分しか読んでませんがナチスの迫害を逃れてアメリカに渡ったときにプリンストン高等研究所が生まれた逸話なども書かれていて面白い。おまけにユダヤ人への迫害を誤魔化すためにナチスがベルリン・オリンピックを開催する話しも出てくる!このときナチスのユダヤ人への迫害は存在しないと報告したアベリー・ブランデージ(第5代IOC会長)はサイテーですね。不完全性定理を発見したゲーデルをナチスから救い出してプリンストン高等研究所に招いたのもノイマンだったのですね。そんな彼が何故「悪魔」に…?半分読んだところでベッドから出て黒兵衛と散歩。わん。

2月17日(水)
ブレーキング・ニュースが飛び込んできた。組織委の新会長候補者検討委員会が橋本聖子五輪相を新会長候補に選んだとか。ハッハッハと思わず笑いましたね。茶番ですね。断られる女性を選んでおいて女性に断られたから仕方なく男性(山下?)で…なんて筋書だけはやめてほしいですね。えっ!?明日も検討委員会が開かれる!?選んだら終わりとちゃうんかいな?!ほな明日には橋本五輪相以外の人を選ぶ予定なの?こーゆーミエミエの茶番劇の筋書だけは避けてほしいなぁ…すべてを俺の邪推で終わらせてほしいなぁ……

2月16日(火)つづき
終日デスクワーク。『ZAITEN』の連載「今月のスポーツ批評」を校正。組織委のドタバタ劇を書いたけど「事件」本質は日本のスポーツ界&日本社会の男女平等に対する時代遅れの感覚。高校野球や箱根駅伝や柔道日本選手権の日本武道館使用などがすべて男子だけだということを何故誰も指摘しないのかなぁ?やっぱりマスメディア主催のイベントの批判はマスメディアではできないのかなぁ?それでは一向に日本社会はGender Equalityに向かって進めませんね。組織会長が明日にも決まれば原稿校正の一部をやり直し…いや書き直しかな?…と思ってると『スポーツニッポン』編集部から電話。組織委会長選考委員会の透明性について電話コメントを求められたので非公開にしないと自由に話せないという感覚自体が問題と話す。委員会のメンバーの山下JOC会長はJOC理事会も非公開にしてしまった。全柔連で暴力体罰問題を話し合ったときに非公開にしたのはわからないでもなかった(自分たちのやってきたことをまず洗いざらい話すには非公開も仕方ない面がありましたからね)しかしJOC理事会や今回は公開にしなければダメですね。よほど聞かれたくないこと知られたくないことがあるのかな?しかしそういう内容の話しなら電話で個別にも出来るでしょうに…ドタバタ劇の延長にだけはなってもらいたくないですが「森的なるものの払拭」ができるかどうか…それはメディアの問題でもあるわけですけどね。晩飯&ニューズ&風呂のあと昼間途中まで見たチャールズ・ブロンソン主演『夜の訪問者』を見てしまう。監督が007のテレンス・ヤングでブロンソンの珍しいフランス語でのフランスが舞台のサスペンス映画だったから見たけど…見なくてもヨカッタかな。

2月16日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。わん。チョイとゆっくりした一日。今日から始まる日経新聞文化面の連載が気になる。もちろん校正では見ているが新聞紙面としては見ていないので。日経の連載は過去に書評欄で2度夕刊文化面で2度あるけど日経は定期購読していないので(スイマセン)掲載紙が送られてくるまで待つほかない。わん。パソコンで日経のページを開くと小生の連載「美の十選Art of Baseball」第1回の選んだスポーツ・カメラマンのニール・ライファーのニューヨーク・シェイ・スタジアムの夜の写真が出ている。ヤッパリ綺麗ですね。「夜の球場は本物の教会より教会に似ている」と『シューレス・ジョー』(映画『フィールド・オブ・ドリームス』の原作)の作者W・P・キンセラが書いたのは比喩ではなく実際そうなのですね。ただ…Webも有料なので…どうぞ皆さん会員になって読んで下さい。https://www.nikkei.com/culture/arts/

2月15日(月)つづきのつづき
夕方6時から『ニューズ・オプエド』本番。今日のゲストはラグビー関係の2人。松瀬学さんと村上晃一さん。組織委新会長にノーボーダー・スポーツとしては成田真由美さんを推薦したいということについて松瀬さんは人間的には全く問題なし。ただ経験的な不足を補う意味でサッカー協会会長の田島幸三さんのような組織のトップ経験者と2人会長がイイかもとの意見。村上さんは「スイマセン五輪にあまり興味がないので…」と2週前のサッカー・ジャーナリスト大住良之さんとまったく同意見。やっぱりサッカーやラグビーに目の向いてる人にとっては五輪は大きな問題ではなさそうだが今週末に1か月遅れで開幕するラグビー・トップリーグのコロナ感染対策についての村上さんの説明は素晴らしかった。ラグビー関係者の全員PCR検査で最初68人が陽性だったのが現在は1人になってリーグ開幕。これから検査は定期的に続けて選手に感染者が出て試合が行えなくなたチームが出た場合は引き分け扱いにするとのこと。そうですよね。コロナに感染するのは個人の責任でもチームの責任でもないはずですからね。ただ徹底したコロナ対策検査の連続がオリンピックで可能かどうかは…かなり可能性が低いで3人の意見が一致。五輪は選手が多すぎますよね。森前組織委会長は元ラグビー協会会長でもあり松瀬さんがその功績を讃える原稿を書いたら激しいSNS上のバッシングに合ったとか。私も森氏の「功績」に対しては疑問視するところは大きいですが話し合って議論を闘わさないと有意義じゃないですよね。オプエド=OPED=Opposite Editorialにもならないですからね。松瀬さんと村上さんとイロイロ話して明日から日本経済新聞朝刊文化面(裏一面)で始まる連載Art of Baseballの宣伝もさせてもらって番組終了。サテ来週は誰をゲストに招こうか…。

2月15日(月)つづき……時間を戻して……(笑)
朝起きて土砂降りのなか黒兵衛と散歩。土砂降りの「なか」を「中」と書くのは間違いなんですよね。「中」の訓読みは「あたる」で「真ん真ん中に当たること」。だから本当は「内」と書いて「なか」と読ませるのが正しいらしい。ワン。終日デスクワークはWeb春陽堂の連載最終回の校正を送ったり…明日から始まる日本経済新聞の連載「アート・オブ・ベースボール」の最終校正を行ったり…していたら午後イチの今日の『オプエド』の打ち合わせで「ノーボーダー・スポーツ」のスタッフから新情報。それが前の項目に書いた『ニューズ・オプエド』で発表する新情報というヤツです。なんでこんな書き方をしたのかというと『オプエド』を少しでも多くの人に見てもらおうとスケベ心を出したため(笑)。中味はオリパラ組織委の新会長にパラリンピアンで5度のパラ大会に出場して20個のメダル(15個の金)を獲得し世界的に「水の女王」と呼ばれている成田真由美さん(50歳)の就任に総理官邸が大きな興味を示しているということ。これだけをニューズにしたら良いところをオプエドのスタッフは全く正直に取材の経緯を詳しく報じてしまい「誰か会長への適任者がいないか?」と訊かれたノーボーダー・スポーツのスタッフが何人かの候補者を挙げたところが「組織委の現理事でなければダメ」と言われてだったらと理事のなかから数人名前を挙げ直すと成田真由美さんに大きな興味を示したという経緯を冒頭のニューズですべて報じてしまった。まぁ正直に透明性を確保したところは良いとしてもノーボーダーのスタッフから先に出た名前となると他のメディアは報じたがらないかもしれませんね(苦笑)。小生がキチンと原稿をチェックすれば良かったけど…それはともかく『オプエド』に常にパラ・スポーツ情報を寄稿してくれている星野恭子さんに情報を伝えると「素晴らしいアイデア!成田さんはメダリストとしてだけでなく人格者としても尊敬できる人」と大賛成。ただしご本人がマダ現役選手として東京大会を目指してるので会長職に就くのは難しい…誰かときちんと組めれば…との意見だった。スタッフとして山口香さんや溝口紀子さんや大日方邦子さんや大宅映子さんや長田渚左さんや田中ウルヴェ京さんなどが組織委の内外から加わって一気に「森的なるもの」の払拭を!!というのは出来るはずだしやらねばならないはずだし人材がいないなんてウソですよ……。

2月15日(月) !!特報!!!!
臨時ニューズのことを英語ではNews Flash!とかBreking Newsと言うらしい。つい先程私が編集長・主筆を務める「ノーボーダー・スポーツ」が掴んだ情報が飛び込んできた。それによるとオリパラ組織委の次期会長選びとして設置される会長選考委員会が委員の名前を公表しないなど「透明性」に疑問が出るなか総理官邸で動きがあったようで新会長は現理事のなかから選ばれ「某アスリート」に強い興味を持ってるとのことが判明。その某アスリートについては今日6時からの『ニューズ・オプエド』で報じます。

2月14日(日)
2日連続朝まで爆睡。本を読めないのは残念。だけど疲れて朝まで爆睡は気持ちがいい。オリパラ組織委のドタバタ劇と原稿書きと地震まで加わって…7月の五輪開催がますます不安視されますね。それにしてもメディアのアンケートは「開催」「再延期」「中止」の三択で常に質問してるけど「再延期」はあり得ないのだからそれをカットして二択にしたらどういう結果になるのかな?あるいは「通常開催」「無観客開催」「国内観客のみの制限開催」「外国人観客入国制限開催」「中止」と分けてのアンケートにしたらどうなるのか?それを考えるのが組織委新会長の仕事か…いや最終決定はIOCの仕事?ベッドから出て東京新聞朝刊を見ると一面に米NBCのWebに寄稿した元サッカー選手の米パシフィック大学ボイコフ教授(50歳)の意見が掲載されていた。森発言の「女性差別」は論外だがIOCも長く「性差別にドップリつかっていた。女性が初めてIOC委員に選ばれたのは1981年。今でも女性は全体の3分の1」。やっぱりクーベルタン以来続く女性差別の実態をIOC自身が自ら示して反省すべきでしょうね。もちろん日本の高校野球や箱根駅伝も。わん。ヨメハンも一緒に黒兵衛と散歩。あ。ヨメハンという言葉も女性差別?しかし俺は「嫁」「ヨメサン」「女房」は使わないし…ヨメハンや誰か女性が不愉快だと言われるまで使うことにしまひょかな。わん。終日デスクワークはWeb春陽堂『スポーツはどのように文芸を彩ってきたか?』の最終回校正。『フィールド・オブ・ドリームス(シューレス・ジョー)』『赤毛のサウスポー』に蓮實重彦『伯爵夫人』も取りあげる。野球のボールが金玉(おみお玉)を直撃して年増の女性たちに解放されるシーンに笑いましたからね。大江健三郎の『ピンチランナー調書』も。もっと連載を続けたかったなあ。晩飯のあと渋沢栄一の大河ドラマの1回目を少し見たけどヤッパリ俺はTVドラマのかったるさについて行けず『日曜美術館』に変更。ペストと死の舞踏とルネサンスとアマビエ。面白かった。風呂のあとN響コンサート。コリリアーノの弦楽合奏『航海』もバーバーのヴァイオリン協奏曲も面白かったけどドボルザークの『新世界交響曲』が原田慶太桜(35歳)の指揮する斬新な演奏でヨカッタですね。面白カッタですね。楽しかったですね。アンチェル&ノイマンなどのチェコの大指揮者やカラヤン&バーンスタインそしてアバド&ムーティなどの大御所の次世代のデュダメルやハーディングなどの新世代と共通する思い切ったテンポの変化や副主題の強調など新しい演奏方式を存分に楽しめました。世界はすべて新しい世代への交代が始まってるのですね。森喜朗氏は会長を辞めるとき「老人だから悪いと言われるのは心外」とかおっしゃっていましたがたしかに「老人だから悪い」のではなく「悪い老人」が存在することが悪いのですよね。

2月13日(土)つづき
夕方『ZAITEN』の連載原稿を書きあげて編集部へ送稿。2日連続TV出演のあと2日連続原稿と格闘してふううう…と溜息ついて録画しておいた映画『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』を見ながらビール。日本語のタイトルは最低だけどこれは面白い映画でした。ドキュメンタリーと称してもイイ内容。秀逸なテニス映画ですね。ボルグ&マッケンローという実在のキャラがすごかったのでしょうね。晩飯は『博士ちゃん』を見ながら。子供の野菜ソムリエと三国志博士の知識に驚嘆。ただし堀川牛蒡が新潟の人参やどこかの蓮根より値段の高いことは京都人にはすぐにわかりましたけどね。途中『週刊SPA!』から森前組織委会長についての電話取材を受ける。彼に対する評価は「森ワールド(日本のスポーツ界)」のなかでしか出来ないですよね。IOCバッハ会長が彼の「女性蔑視発言」を彼の謝罪(になってない謝罪)で最初簡単に解決済みにしようとしたのは明らかにIOC自身が内包している「女性差別等の差別の歴史」に問題がありますね。そもそもクーベルタンは女性がスポーツをすることに反対していたし(男性の勝利者に冠を与えるのが女性の役割と彼自身が書いてますからね)第5代会長のブランデージはナチス・ヒトラーを高く評価して最近人種差別主義者・女性差別主義者・植民地主義者として批判されました。第7代会長サマランチ侯爵はナチスと親密な関係だったスペインのファシスト党(ファランヘ党)の党員でしたからね。IOCはそういう過去を自ら表に出して反省し日本のスポーツ界も根強く残る「森的なる体質」を反省して完全に払拭する必要がありますね…。風呂のあと日本酒の『湘南』を呑みながらニュースを見たり週刊誌を読んだりしたあと仕事場でメールのチェックをしてベッドへ行こうとするとグラグラグラッと家が揺れた。けっこう長い揺れ。本棚に積み上げていた文庫本がバラバラと床に落ちる。10年前の3.11を思い出して仕事場の窓を開けて脱出路を確保。そのうち揺れが治まってホッ。明らかに3.11の余震はまだ続いてるのですね。テレビを見ると神奈川は震度3とか。ウッソーと思いながらベッドへ(翌朝のニュースでは震度4に訂正されていた)。コロナ&地震&五輪のドタバタ。日本のあらゆる部門のリーダーは全員50歳以下に総入れ替えしたほうがイイようですね。

2月13日(土)
昨晩は北國新聞から今回の組織委ドタバタ劇の感想を求められる電話を最後に『チコちゃん』見てベッドへ。そして朝の7時半まで爆睡。そりゃそうですね。昨日は朝の6時から夜の7時まで原稿と格闘していたのですから。ワン。朝起きて黒兵衛と散歩。庭の白梅は5輪ほど花を開いていたけど五輪は花開かないですねぜ。〽梅〜は〜咲い〜た〜か〜五輪はま〜だかいな〜…。しかし最近のジャーナリストは(スポーツ・ジャーナリストと称する人も含めて)Journalistと呼ぶより解説者Commentatorと呼ぶべきですね。これはある意味Non Fiction Writerの取材方法で取材対象に入り込んで(親しく付き合って/ときには福島原発の作業員になったり暴力団の組事務所にも入り込んで)情報を得る手法で得た情報を武器に作品を仕上げるわけです。がTVでCommentatorとしてCommentする場合は単なるSpokesmanとして取材対象者の代弁者に成り下がる危険性が伴いますね。やはりJournalistとしての矜恃Prideを保ち続けるには批判者Criticとしての視点Viewpointを持ち続ける必要がありますね。そうすればまさか森喜朗氏がオリパラ組織委会長に相応しいとか余人を持って代え難いとか日本のスポーツ界を発展させたなどという結論には至らないはずですから。それは彼が日本のスポーツ界に構築した世界Mori Worldの内部だけで評価できることでそのMori Worldの世界に入り込んでしまえば彼は女性蔑視などしない人物で女性を登用する人物という評価になりかねないのですよね。そんな特殊な世界のなかに入り込んでのViewpointに立った自称JpurnalistがInformant情報提供者として起用されることが最近は多くなったと思うのは小生だけでしょうか?ワン。今日はこれから財界展望社の雑誌『ZAITEN』の連載「今月のスポーツ批評」を書かねば。

2月12日つづきのつづき
今度は菅総理官邸からの横槍で川淵氏がオリパラ組織委新会長就任を拒否。原稿また書き直しで晩飯前にようやく完成。一日かかった原稿を校了して晩飯と酒と『チコちゃん』を楽しむ。しかし原稿は何度書き直しても書かなきゃダメですね。字を書く行為は自分の肉体を鍛えますね。さあ呑むぞー。それにしても日本社会の「後進国ぶり」は反省しなければならないですね。デジタル後進国にワクチン後進国にスポーツ後進国。箱根駅伝も甲子園大会の高校野球も男子だけで馬鹿騒ぎ。柔道の日本選手権で日本武道館が使えるのは男子だけですからね。そういう男子偏重大会の主催者の多くがメディアなんですからね。日本のメディア(ジャーナリズム)はオリパラ組織委のドタバタ劇を嗤えない(批判できない)ですね。あ。日本のマスメデイアはオリパラ組織委のメディア委員会にも参加しているのだ!それでイインカイ?風呂のあと録画しておいた『ブラタモリ』で九州日田の町を楽しみながらビール呑んでベッドへ。

2月12日(火)つづき
川淵新会長就任に「密室人事」だと横槍が入って人事は白紙。こういう人事は問題だ…と原稿には書いていたもののいろいろ書き直して再入稿。ふうううう。新会長は橋本聖子オリパラ大臣らしいけど…そうなると実質的には…?組織委での森会長の辞任挨拶を誉めていたスポーツジャーナリストがいたけど安倍マリオを使ったことの自画自賛や「女性蔑視発言」はメディアの解釈の仕方の違いとか自分は女性を蔑視してないとか言ったのは全然ダメでしょ…と思っていたらフジTVに出ていた長田渚左さんが「この人はホントにわかってないなあ」と発言。その通りですね。

2月12日(火)
朝6時にベッドから出て共同通信の原稿書き。テーマはもちろんオリパラ組織委森会長辞任と川淵新会長就任について。わん。黒兵衛との散歩を挟んで午前中に何とか書きあげて送稿。ふうううう。

2月11日(木)
ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと朝から大騒動。オリパラ組織委の森会長辞任が辞任するというのはほぼ避けられない事態だと思ってはいたが後任は以前からの候補だった安倍元総理ではなく川淵三郎サッカー協会相談役だという。しかし彼は受けないだろうと思って何人かのメディア関係者に訊いてみるとイヤ受けるだろうという。携帯に電話をしようかとも思ったがもうそーゆー取材をする人間ではなくなったので(スポーツ文化評論家なので(^^;)しばらくは静観することを決め込む。うむむむむ。IOCバッハ会長は森氏になんとか会長の座に居続けてほしいようだったけどアメリカNBCの森批判報道でオジャンだとか。小池東京都知事の4者会談拒否の蜂の一刺し(古い言葉だなぁ)も効いたようですね。さて新会長に就任予定となった川淵氏が森氏の組織委相談役就任を要請したとか。これが新しい火種にならなきゃイイけど…英語にするとCounselorでイイのかな?それともConsultantかな?外国ではどう報じられるのだろう?と思いながら簡単な夕食のあと迎えのクルマに乗って東京お茶の水の日本BS放送(BS11)へ。『報道ライブ インサイドOUT』生出演。御一緒は水泳でオリンピアンの田中雅美さん。組織委森会長の女性蔑視発言の根本的問題について話す。そもそもは2018年で組織委会長を辞めると言っていた人ですからね。それにIOCも問題でクーベルタン男爵も女性のスポーツ反対論者だったとか日本のアスリートもいろいろ発言するようになったのはイイことだとか川淵さんとはどんな人かとかいろいろ話す。あ。川淵さんはオペラ好きでイタリアへ行くときはいつもイタリア・サッカー協会がミラノ・スカラ座のチケットを取ってくれるなんてことは話し忘れた。まぁどーでもエエか。そう言えば彼の古稀のお祝い(高円宮妃殿下主催)では川淵氏はお嬢吉三の「月は朧に白魚の…」の名台詞を披露されましたね。歌舞伎もお好きなんですね。私が披露したのはプッチーニの『ジャンニ・スキッキ』のアリア「私のお父さん」を京都弁で…そんなことはどーでもよろし。田中雅美さんのアスリートの体験談にも耳を傾けて番組終了。MCの岩田さんにIOCはブランデージ元会長も人種差別主義者で女性差別主義者で植民地主義者として非難が集まってる話とか雑談のあとクルマでビール呑みながら帰宅。

2月10日(水)つづき
京都新聞のインタヴューで語った小生のオリンピック論が全文公開されてます。是非御一読下さい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/caedbf31f75ebbe5e584eae0b91a206fe9d324ed?page=1
毎日新聞のインタヴューで語ったもの(これは有料ですが)も読んでいただきたいです。よろしく!
https://mainichi.jp/articles/20210208/k00/00m/040/146000c

2月10日(水)
朝『基礎講座哲学』の巻末にある註釈集を読む。それだけでも面白い。最近スポーツの面白い本に出逢わないのが残念ですね。わん。ベッドから出て黒兵衛と散歩に出るとき庭の枝垂れ白梅の蕾の多くが膨らんでいるのを発見!おまけに可愛く白く咲かせている花も一つ発見。梅一輪一輪ほどの暖かさ。芭蕉の弟子嵐雪の句。号(名前)と句が乖離してるところが面白い?わん。サッサと準備してタクシーで大船駅へ。東海道線で新橋へ。再びタクシーで久し振りにTBSへ。以前のように坂道を上がった2階の北玄関から入ろうとすると検温があるので1階の正面玄関に回ってほしいとガードマンの人に言われる。これもコロナ対策ですね。検温通路を通ってエレベーターで2階の控え室へ。ディレクターと簡単な打ち合わせのあと久しぶりに逢ったメイクさんに長髪コロナ・ヘアを纏めてもらってスタジオへ。昨日の本欄に書いたようなことを話す。日本のスポーツ界を森帝国とか森皇帝とは言わずに森ワールドと言いましたけどね。それにプーチンや習近平の例は出しません出しかけどね(笑)。コロナで日本がデジタル後進国だったりワクチン後進国であることがわかったけれどスポーツ後進国だということも浮き彫りになりましたね。番組を終えて局のクルマで帰宅。電話がかかってきて明日も出演?というのを了解したら明日は別のコメンテイターになったとか。誰でもイイけど日本のスポーツ界が「民主的に前進」するようなコメントを願いしたいですね。少なくとも森会長が無給でボランティア精神で…なんて言わないでくださいね。給与はなくても日当も経費も出てますから。晩飯前に様々なメディアの人から電話。オリパラ組織委の「ポスト森」に「安倍元総理が決まった」と言う人がいて思わず電話の送話器に向かって「ええええーーっ!」と声をあげてしまう。昨夜の小池・二階会談で小池都知事も了承?ホンマカイナ!?噂にはは聞いていたけど…マイッタナ。電話の主はマダ未確認情報とか。しかしそんなことになったらモリカケサクラに新たなモリがプラスされるだけでは?組織委会長として「別の立場の人」に引き継がれるとマズいことでもあるのかな?酒呑んで寝よ。

2月9日(火)
木田元&須田朗『基礎講座哲学』読了。これは本当に素晴らしい一冊。最後はウィトゲンシュタインのメタ言語の話だったけど「幸せ」の「幸」という漢字の意味(手枷をはめられる危険を危うく逃れたこと)や「しあわせ」という大和言葉の意味(めぐりあわせ)から英語のHappyが偶然・運・気まぐれなどを意味するHapから生まれてることでドイツ語の幸せGluckseligkeitも英語のLuckyにつながる言葉でフランス語のBonheurも「良い時(チャンス)」であることを考えるなら「幸福を求める」という言葉は厳密には成立しない…と言った説明がメッチャ面白かった。文庫本400頁を再読したい気持ち。わん。ベッドから出て黒兵衛と散歩。犬は幸福なのかな?いや犬には自我がないから幸・不幸もないのか…わん。終日デスクワーク。午後から明後日のBS11打ち合わせ。もちろんテーマは森オリパラ組織委会長の女性蔑視発言について。この問題に本人の謝罪で早く終止符を打とうとしたIOCバッハ会長も日本の組織委の理事たちも国会議員もすべて判断を誤ったと言うほかないですよね。世界のメディアやHRW(Human Rights Watcher)は森氏の女性蔑視には黙っちゃいないでしょう。5年前からこの人物はオリパラ組織委会長には不適格で早く辞めてほしいと主張していた小生にとっては今頃騒ぎになって最悪のタイミング(五輪開幕半年前!)と言うほかない。日本のスポーツ界は森ワールド(森帝国)。森氏がすべてのファイナルタッチ(利権)を握っているわけで皇帝がいなくなったら帝国も瓦解する。瓦解しなければ秘密が…どうなる?プーチンや習近平が辞めなければならなくなったらその周辺も全員辞めないとイケマセンよね。さぁどういう形で落とし前を付けるのか…と思っていたら晩飯後に久し振りにTBS『ひるおび』から電話。サテ明日はどんなふうに森ワールドのことを話そうかな。夜になって打ち合わせをいろいろ。おかげでジャック・ニコルソン監督・主演『黄昏のチャイナタウン』はほんのちょっとしか見れず。まぁシャーナイですね。仕事優先。

2月8日(月) 
『基礎哲学哲学』第7章『人間の社会性』での「プラトン・アリストテレス・和辻哲郎批判」はスゴイ!プラトンの国家の支配者は善のイデアを知る哲学者でした》が《プラトンの描く支配者は最高の資質を持ち最高の教育を受けて初めて支配者に選ばれますが「最高の」とは誰から見てでしょうか。結局プラトンから見てにすぎません。その判断にはおのずと限界があります》結局《プラトンの哲学者はソクラテスの〈無知の知〉を忘れまったき知者に成り上がってしまったのです》アリストテレスが《社会のために(あくまで彼から見て)健全な子供をつくる条件を事細かに書いている滑稽さは知者を自負することに由来》し《和辻哲郎が滅私奉公を説くのも公(国家ないしこれと混同された天皇)にとって何が最善かを自分は知っているという錯覚があればこそでした》なるほど。《これらの人びとは全体=社会が個人を超えると主張しておきながら全体を見下ろす位置にまで自分(個人)を上昇させるという自己矛盾を犯したのでした》ナルホド。ワン。黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。毎日新聞デジタルでのロング・インタヴュー原稿を校正。もちろんテーマはオリンピック。水曜か木曜にアップされますのでそのときはURLをお知らせします。『ニューズ・オプエド』の準備のため森オリパラ組織委会長の女性蔑視発言が飛び出したJOC評議委でのゲスト発言を再チェック。このとき40分も挨拶していたのですね。長い(笑)。もちろん無自覚的女性蔑視発言は大問題ですが東京五輪開催の位置づけを「復興五輪」にしか置かずオリンピック本来の意義(平和運動・文化的意義)が語られていないのも組織会長としては問題ですね。夕方から『ニューズ・オプエド』リモート・アンカー出演。今日のゲストはスポーツライターの青島健太さんと小林信也さん。5年前から森喜朗氏は組織委会長として不適格と言い続けている小生としての理屈(著書に「体育の祭典である五輪」と書いたり「表彰台で君が代を大声で歌って」と発言したり「安倍マリオ」を推薦したり…)を認めたうえで最近森氏にインタヴユーした小林さんは「あの人は謙虚」でスポンサー廻りなどを高評価。女性蔑視発言は完全に世界的にOUT!という意見では小林さんも青島さんも同じだが森氏の「クビ」を取って済む問題ではない…これをきっかけにスポーツの価値を見直す五輪にしなければ…には小生も3人とも賛成だし…はたして森氏の存在を残したまま東京五輪を押し進めることが出来るか…これは世界的に認められないのでは?かつてブランデージIOC会長(当時)が1936年のベルリン五輪直前に現地に乗り込みナチスによるユダヤ人迫害は存在しないとの結論を出したけど対象に近づいたからといって真実が見えるわけではないですからね。

2月7日(日)
『基礎講座哲学』第6章『哲学における死の問題』はきわめて濃い内容。現実存在(…がある)と本質存在(…である)の基本的説明から代用可能(補充可能な存在と不可能な存在の認識の違いを経てハイデガーの「可能性としても死」の説明まで。コノ章を読むためにコレまでの哲学史の章があったのかと思うほど興奮。死は代替不可能ですけど自分で経験する(見る)ことはできないのですね。最近読んだ『脳で見るミュージアム』にも出てきた現代アーティストのマルセル・デュシャンの墓碑銘はイイですねぇ。「さりながら死ぬのはいつも他人」。なるほど。在原業平も負けてないですね。「ついに行く道とはかねて聞きしかど昨日今日とはおもわざりしを」ナルホド。《死は死ぬ人にとってはいつでも〈早すぎた死〉なのかもしれません。果実は成熟して落ちていき作品は完成して終わりますが人間は生き長らえて完成成熟したうえで世を去って行くのではない》のですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。シューベルトの『未完成交響曲』ブルックナーの『第九交響曲』マーラーの『第十番』が愛されるのはすべて未完成(人間的)だからでしょうね。ワン。終日デスクワーク。東京新聞での同志社大教授の浜矩子さんのコラム「時代を読む」が見事だった。森喜朗オリパラ組織委会長のJOCでの「女性蔑視発言」について《発言の全文を読めばその蔑視感の深さと認識の愚劣さ浅薄さが嵐の勢いで読み手の感性に襲い掛かる。窒息死しそうだ》そして記者会見については「誰が言ったか言いませんけど」と《「伝聞形」での逃げ切りと責任転嫁を試みている。この種の対応の見苦しさを感じ取ることが出来ないのである。この人の心の闇は深い。この人の魂の救済のために祈るべきだ》嗚呼。「余人を持って代え難い」と信じ込んでいる人もこの「闇の深さ」には気付いていないのだろう。テレビを見ていると「民間人である組織委会長の首を替えられる人はいない。総理大臣でも出来ない」と発言してる人がいたけどIOCと開催を契約したのは東京都と都知事で組織委は都知事の代行ですから都知事なら替えられるはずでは…?晩飯後は片岡仁左衛門の十八番(オハコ)近松門左衛門『女殺油地獄』。DVDも持ってるけど仁左衛門のインタヴュー付で最近録画したEテレを見る。最初に演じたのは仁左衛門が与平衛を初めて演じたのは20歳のときか…スゴイ。若者そのものだったんですね。しかし旧歌舞伎座さよなら公演での最近の舞台は絶品ですね。油まみれの殺しの場面での太棹の現代音楽のような響きもスゴイ。最後に逮捕される北新地の場面はカットされてるけど殺しの場面までで十分ですね。いやぁ満足。

2月6日(土)
朝のベッドで勉強する『基礎講座哲学』は「心と身体」の問題から「死」の問題へ。「汝自身を知れ」というソクラテスの有名な言葉はデルポイの神殿に掲げられていた言葉で「不死なる神々と死すべき汝ら人間との無限の隔たりを知れ」という言葉をソクラテスが独自に深めて「人間の傲慢さを戒める言葉」と解釈したのですね。ところが古代エジプトでにあった《宴会で主人が骸骨やミイラを持ち出して接客する等奇妙な接客の仕方》が古代ローマに伝わりどうせ人間いずれは骸骨やミイラになってしまうのだから《短い人生を楽しもうではないか》と快楽主義と現世肯定主義に走ってしまったのですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。少し汗ばむほどの好天太陽の下「memento mori(死を思え/死を忘れるな)」と口ずさみながら。ワン。そういえば大江健三郎の『ピンチランナー調書』の主人公「森」は「mori死」からの連想なんですよね。組織委会長とは無関係でしょうけど。終日デスクワーク。途中某週刊誌から森喜朗組織委会長について電話取材。「昨日の記者会見前に森会長は辞任の意志を固めていたけど武藤事務総長らに説得されて撤回した」ということに対する感想を求められるがその情報はどこから入ってきたの?と訊くと「テレビやいろいろ報道されてます」よの返事だったのでどうせ森会長周辺のお抱えジャーナリストがイメージ挽回のために流したものじゃないの?という言葉は呑み込んで出所のわからない情報に対してコメントはしませんと答える。晩飯は昨日録画しておいた『チコちゃん』とともに。キノコの形と火星人の形と冠婚葬祭についてオベンキョーしたあとDVDを切ると『博士ちゃん』をやっていたので見てしまう。世の中すべて高齢化社会。老いては子に教えられ…の時代に突入したようですね。チコちゃんでも博士ちゃんでもイイから老害と化した五輪のトップにスポーツはあらゆる差別を超克するツールとして存在していることを教えてあげて下さい。小生がそれをしようと何度か挑戦したけど彼は自分の言うことを聞く人間しか近づけないんですよ…とほほ。

2月5日(金)
ベッドのなかでの読書が久し振りに木田元『基礎講座哲学』(ちくま学芸文庫)に戻る。デカルトの心身二元論はポストモダンの今日でもまだ捨てきれないところがあるのですね。ワン。黒兵衛と散歩のあといろいろデスクワーク。夕方から毎日新聞のZOOMインタヴューを受ける。超巨大恐竜オリンピックの未来と東京大会について。「復興五輪」にしても「コロナに打ち克つ」にしても後付けですからね。東京五輪の元々の開催目的をほとんどの人が知らないということこそ大異常ですよね(その開催目的については蔵出し原稿スポーツ篇にある「いまこそ直視を!オリンピックの抱える根本問題」=「調査情報」に書いた原稿を読んで下さい)。森組織委会長は東京五輪の真の開催目的を知ってるんでしょうねえ?(笑)そう言えば昨日TVメディアが次々と取りあげた森喜朗オリパラ組織委会長批判(なかには批判のふりをした擁護論や高評価論もありましたが)誰もが間違っていたのが彼がまるでボランティアのように無給で働いている(組織委会長を務めている)という点。確かに表向きは無給と言うことになってはいるが組織の仕事で働いた日には日当が出ることになっている。その額がいくらなのか以前組織委広報に訊いたことがあったけど「個人の給与については答えられない」と言われた。給与じゃないはずなのにね。いろいろ手回しして訊いてもわからなかった。IOCのバッハ会長やIOCの理事たちも原則無給。だけどやはり日当は出ていて以前本欄にも書いたけど20年前で1日7〜8万円だと元JOCの春日良一さんが『ニューズ・オプエド』で話してくれた。組織委の日当は如何程なんでしょうねえ?森会長自身が日当の金額について話されたことはないでしょうが2015年10月16日付の毎日新聞のインタヴューでは「私の役割はあと3年(2018年まで)」と話すと同時に「私は日当をプールしていて盆や暮れなどに宴会を開いているんだ」と語っておられる。昨年暮れは宴会はNGだったでしょうから日当はどうなったのでしょうねえ?小生は5年以上前からスポーツと体育の区別もできない人物が五輪のトップにいてはイケナイと言ってきましたけどあと半年に迫った今になって世界から非難される発言とは困ったことです。開会式で彼が登壇して挨拶すれば世界中から大ブーイングでしょうね。あ。無観客でテレビでは拍手を流すのかな。晩飯映画劇場は『チコちゃん』を録画にしてジョン・ヒューストン監督シルベスター・スタローン&マックス・フォン・シドー&ペレなどが出演したサッカー映画『勝利への脱出』第二次大戦中にパリで開かれた連合軍捕虜vsナチス・ドイツ。ナショナルチームのサッカーの試合。その試合を利用して捕虜たちが集団脱走を図るが…さすがヒューストン監督。悪くない映画です。ネタばらしは避けますがやはりスポーツには観客が存在しなければならないですね。ドイツ・チームがゴールを決めてもフランスの観客はシーンと静まりかえっていましたがナチス・ドイツラジオ放送局は大歓声を流してましたね。東京五輪開会式の無観客での開会式での組織委員長の挨拶でも…?

2月4日(木)
ベッドのなかで『脳から見るミュージアム』傍線を引いた部分を再読。日本と「世界」の違いの指摘は面白かったですねえ。《日本語の文化は日本人が消費して膨大な蓄積があっても世界では読まれない。司馬遼太郎は絶対英語に翻訳されないけれど司馬遼太郎は私たち日本人にはすごく面白い。(略)一方中国や韓国は国ぐるみで自分たちの文化・自分たちのテレビ番組を海外に売ることができている。それは外に向けて外の文脈で売ろうとしているからです》ナルホド。《先々のためや皆のために振る舞う行動の規範を私たちは「美意識」と呼びます。がめつくないとか自分の欲を節制できるとか品良く振る舞えるとか。正しい・正しくないという表現よりも美しい振る舞い・醜い振る舞いというふうに表現する》ナルホド。だから《アートは明日生きるためには必要ではないかもしれないけれど100年後も200年後も生き延びるためには必要なものなのです》ナットク。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。北京冬季五輪とウイグル族ジェノサイドや愛知と岐阜の冬季国体で不参加の県が11も出たことや秋田でのスキー大会が中止になったことを簡単に話したあと昨日の森喜朗東京オリパラ組織委会長の「女性蔑視差別発言」や「コロナに関係なく五輪やる発言」や「聖火リレーで有名人は田圃を走れ発言」を大批判。以前から「鮫の脳味噌」と言われた宰相がそもそも組織会長の納まったこと自体が間違いで小生はずっと以前から辞めるべきだ・辞めさせるべきだ・交代させるべきだと言ったり書いたりしてきましたがモウ限界ですね。それだけに五輪のゴルフ場問題でゴルフ改革会議の一員として面会したときに2015年10月16日付毎日新聞のインタヴューでは「私の役割はあと3年」と語っておられますが後任は…?と質問したら「ナンデあんたにそんなこと答えなきゃならんのだ!」と改革委や組織委やマスコミの人々の大勢の前で大声で怒鳴られた。この人は弱いところを衝かれると怒鳴り返すのですね(笑)。小生は平気でしたけどビビる人もいるのでしょうね。ワン。ラジオのあと黒兵衛と散歩。朝チョイと仕事。日経新連載「美の十選Art of Baseball」の追加校正などして後午後2時から森組織委会長の弁明記者会見をテレビで見る。参った。厚顔無恥。「美意識」のカケラもない人物が老醜を曝しただけですね。コレでやるにしろ中止にしろ東京五輪を牽引できるのでしょうか?記者会見のあと共同通信と毎日新聞からコメント依頼の電話。毎日は明日改めて電話をもらうことにして共同は後日の原稿執筆も引き受ける。晩飯のあと映画を観ようとしたらBSフジ『プライムニュース』に森会長が出演していたので見てしまう。世界に恥をさらして辞めるべき人物と一緒にスポーツジャーナリストも仲良く出演していた。こんなジャーナリストを名乗る御用ライターばかりがマスメディアに出てくる世の中は…マイッタナ。

2月3日(水)
『脳から見るミュージアム』読了。メッチャ面白かった。《現代美術家として日本を代表する村上隆は江戸時代の奇想の美術とのつながりで自身の芸術作品を提示してますよね。アニメやドラえもんを題材にしながら自分の立ち位置を見せたりして過去の遺産と向き合いながらそれらを自らのものとして取り込んで見せる(略)マイケル・ジャクソンがフレッド・アステアのステップと自分のムーン・ウォークは関連があるんだというような(略)マイケル・ジャクソンには自分がフレッド・アステアの後継者である意識が明確にありました》なるほど。藝大の先生からこんな素晴らしい認識を教わるとは思いも寄らなかった。《脳における美を判定する領域の一部は(略)「正統」という概念と無縁ではないのです。実は正しいかそうでないかを判定する機能も(脳の)同じところが担っていて美と正の2つの価値は意識的にやらなければ分離することが難しい》ナルホドそーゆーものなのか。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。《美を判定する脳の領域》とは《美醜を区別する脳の領域》という意味に解釈してイイのかな?その場合《美醜は正邪と結びつくことになる》のでしょうね…ワン。終日デスクワークは日本経済新聞の15日からの10回連載「美の十選」の校正。短文をさらに削ったり表現を変えたり…結構時間がかかる。けどヤル気の出る楽しい仕事は嬉しいですね。晩飯映画劇場はヒッチコック1954年の『裏窓』。過去に何度か見たはずなのに中味を忘れているから楽しめた。おまけにカメラワークの勉強。部屋の中を窓の外から覗き見るカメラは川島雄三監督の『しとやかな獣』(1962年)に明らかに影響を与えてますね。しかし主役のジェームズ・スチュアートはどーでもエエけど彼の恋人役のグレース・ケリーは美人ですねえ。『しとやかな獣』の若尾文子もナカナカの美人ですけど…物語はマァどっちも面白いの一言でエエか。五輪組織委の森喜朗会長が女性蔑視発言を口にしたとか。「理事会に女性が多くなると時間がかかる」なんて…いつか大失敗を口にすると持っていたけど世界から非難を浴びる辞任必然級の発言ですよね。東京五輪を「どんな形でも必ずやる」というのも(コロナの実情を無視した)かなりの問題発言だし聖火リレーで(観客が集まらないよう)タレントは「田圃を走れ」というのも阿呆かと思う発言。そもそも著書にオリンピックは「体育の祭典」とスパルタキアードと間違うような無知丸出しの発言を書いている人物だっただけにいつかは…と思っていたけどここへ来て…ですか。そもそも2015年の毎日新聞のインタヴューでは「私の役割はあと3年…」と答えていたのに遅きに失したか…。

2月2日(火)
『脳から見るミュージアム』は面白い。アムステルダム博物館はレンブラントや大航海時代を「黄金の世紀」と呼ぶことをやめ植民地政策・貧困・戦争・強制労働・人身売買・飾り窓の女(娼婦)といったネガティヴな要素も注目するようになったとか。要するに大人になったわけですね。日本でも春画展や愛知のトリエンナール展が騒がれたり。しかし歌舞伎を見ると多くの演し物が吉原(娼婦)や任侠(ヤクザ)の世界ですからね。けっこう日本人も「大人」だったはずですが…ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワークは春陽堂Web新小説連載『スポーツはどのように文芸を彩ってきたか』の最終回。もっと続けられるかと思ったら10回でオシマイとか。シャーナイですね。野球が他のスポーツ以上に如何に演劇的(ドラマチック)で小説・映画・演芸等に使われてるかを説明してW・P・キンセラの『シューレス・ジョー』(映画『フィールド・オブ・ドリームス』の原作)やポール・R・ロスワイラー『赤毛のサウスポー』や蓮実重彦『伯爵夫人』や大江健三郎『ピンチランナー調書』を紹介。蓮実重彦氏の『伯爵夫人』は何度読み直してもゲラゲラ笑うほど面白いですね。特に野球のボールが主人公の「おみお玉」に当たって悶絶するなかで看護婦などの女性に見つめられるシーンは笑えますね。これは捕手としても活躍していた著者の経験談でしょうか(笑)。また伯爵夫人とは馥郁たる芳香を漂わせながら和服姿で後楽園のジャンボスタンドに座り長嶋茂雄の活躍を見つめていた女流華道家の草野進さんがモデルなのでしょうか…なんてことを思い浮かべながら原稿執筆。しかし今では草野進の野球論を読んでる野球ライターも少なくなったかな?大江健三郎の『万延元年のフットボール』とサッカーの関係やノーマン・メイラーの『ザ・ファイト』とボクシング論も書きたかったけど10回で完結なら仕方ない。また別の機会に。緊急事態宣言が1か月延長か。それはイイとしてなぜ持続化給付金が法人相手にしか出ないの?フリーランサーは見捨てられたのか?マイッタナ。晩飯風呂の後テレビをつけるとコロナ関連ニュースの後にBS-TBSでロマン・ポランスキー監督ジャック・ニコルソン&フェイ・ダナウェイの『チャイナタウン』をやっていたので見てしまう。何度か見る機会を失していつか観たい観なけりゃと思いながらなぜか見れなかった作品。水利利権を握る超ワルの黒幕を大監督のジョン・ヒューストンがやってるのか!さすがの存在感ですね。ニコルソンの鼻をナイフで切りつけるチンピラはポランスキー監督のカメオ出演なんですね。緊迫感ある作品はコロナを忘れさせてくれますね。

2月1日(月)
朝ベッドのなかで『脳から見るミュージアム アートは人を耕す』読み続けながら自分は活字中毒者なのかな?と思う。まぁそうなんでしょうね。別に悪いコトではなさそう。副作用もないですからね。「ミュージアム」のルーツとも言うべき「ヴンダー・カンマー(驚きの部屋)」は澁澤龍彦さんの本で知ってたけど「Cabnet of Curiosities(珍品陳列室)」とも言うらしい。面白い。2025年の大阪万博は《経済波及効果が高らかに謳われてい》るらしい。経済以外に価値観を見出せないのでしょうかねえ?《万博本来の意味を考えると世界の英知が集結し新しい技術が集まり新たな未来像が映し出されることがより重要》と著者の熊沢弘氏も言っておられますが…ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと『ニューズ・オプエド』の準備。今日のゲストは柔道家でスポーツ社会学者で教育評論家の溝口紀子さん&サッカー・ジャーナリストの大住良之さん。イロイロ準備した後6時から本番。メッシがバルセロナと705億円で4年契約を結んだことについて大住さんは「法外で高額すぎる」と批判。小生も同じ意見でカネの使い方を間違えてますよね。楽天イーグルスに戻ってきた田中将大投手の9億円プラス出来高もメジャーリーグの年俸なども確かに「子供たちに夢を与える」かもしれませんが庶民感覚から離れて高額すぎますね。溝口さんに言わせると柔道世界王者のリネールもパリ・サンジェルマンに所属して高額の年俸を受け取ってるらしい。スポーツ界の格差問題はいずれ噴出するかも。その後昨年大住さんが提起してくれたヘディングと脳障害の問題についてオプエドで継続してとりあげて溝口さんにも柔道の死亡事故について訊く。日本では毎年のように柔道による子供たちの死亡事故が起きているのにフランスではゼロ。その原因は根性で頑張らせる精神主義と勝利至上主義。それに指導者は子供の時から強くてあまり投げられた経験のない人が多いという指摘は興味深かった。あまり投げられたことない人が指導者として投げまくるわけですね。いろいろ参考になる話のあと今年の東京五輪についてどんな形でもいいから開催の可能性は?の質問に溝口さんはフィフティフィフティ(50%)との答え。元々と今日五輪を招致するくらいなら誰もが使えるサッカー場を増やせといっていた大住さんはノーコメント。これも一つの見識ですね。

1月31日(日)
朝ベッドのなかで『新しい世界』のページをパラパラとめくりながら傍線を引いた部分を読み返す。《今の危機が示しているのは「コロナ以前の日常」に戻る必要はないとうことです》《パンデミックが私たちの生活にもたらした「優しさ」にも気付くべきです》《オンライン上のコミュニケーションは「身体性」が抜け落ちてしまってます》《コロナの危機は人類を待ち受けている地球温暖化や新たな感染症といった将来のさらに大きな課題に向けてのリハーサルだ》さらに大きな課題が生じる時には既にこの世にいない人達がリーダーとしてリハーサルをやってるのはオカシイですね。しかも高額の給料を税金から受け取りながら。無能なリーダーと長年お付き合いしていると有能なリーダーとはどんなことを言ってどんなことをしてくれるのかわからなくなるのが怖いですね。ワン。黒兵衛と散歩のあとチョイとデスクワーク。昼飯のあとに『なんでも鑑定団』を見ていたら梅屋の御主人の梅田英喜さんが蓄音機の鑑定で出演されていた。神保町で蓄音機屋さんをやっていてソコで蓄音機によるSPレコードのコンサートをやらせてもらったり(これがCDなどとは較べ物にならないくらいイイ音なんですよ)河口湖の音楽フェスティヴァルでも何台かの大きな蓄音機を運んでもらってコンサートをしたり…。コロナ以前にも「ゆっくりした日常」はありましたね。梅屋さんはその後湯布院に引っ越し。ゆっくりしててエエナァ。一昨日と昨日の大阪移動で疲れたので早よ寝よ。ベッドに持ち込んだ新しい本は中野信子&熊沢弘『脳から見るミュージアム』(講談社現代新書)博物館や美術館や万博の歴史などオモシロイ話題が連続。『アートは人を耕す』という副題がイイですね。今の日本の政治家たちはどんなアートに接しているのでしょうね?接していれば人間が耕されているはずですが…。

1月30日(土)
朝大阪のホテルのベッドで目覚めてシャワーのあと雲一つない真っ青のイイ天気だったので散歩がてらにぶらぶら10分ほど歩いて朝日放送へ。控え室でサンドイッチとコーヒーの朝食のあと『教えて!NEWSライブ正義のミカタ・オリンピックは開催できる?』についてスタッフと打ち合わせ。小生が提示するパネルに適切なキャッチが思い浮かばず苦労。最初は「絶滅危惧種 超巨大恐竜オリンピックサウルスの絶滅で 哺乳類(W杯・世界選手権・各国リーグ戦)が成長」なんて書こうとしたけど長すぎるので「絶滅危惧種 超巨大恐竜オリンピックは デジタルメカ恐竜に進化?」と変えたけど「デジタルメカ恐竜(中国が北京冬季五輪でデジタル人民元を使って来訪者全員の情報を奪うこと)」がワカリニクイので結局「絶滅寸前 超巨大恐竜オリンピックは生き残れるか!?」として本番。選手のワクチン優先接種のナンセンスや医療従事者1万人招集の困難さや2032年延期説の可能性の低さ(インド・ムンバイの台頭)などを話して東京五輪の無観客開催が可能かどうかは3月末聖火リレーの頃に発表という話をして北京冬季五輪もウイグル族へのジェノサイドでボイコット運動の可能性も…まで話す。中国のデジタル人民元の五輪使用の話は出来なかったけどソレは次回かな。他に「脱炭素社会」の話と「ポスト・プーチンのロシア情勢」。ソチ五輪でのドーピング違反事件で何度もテレビで御一緒した筑波大の中村逸郎教授の話がメッチャ面白かった。ロシアのドーピングの影にはロシアの長い毒殺の歴史があるんですね。そう言えばニコライ・レスコフの小説をショスタコーヴィチがオペラ化した『ムツェンスク群のマクベス夫人』も毒殺の物語ですね。プーチンに逮捕されたナワリヌイという人物もプーチンで金儲けしてる背景があるんですね。番組終了後出演者の皆さんと少々歓談。そうか。菅総理がGo To Olympicに必死なのは五輪中止になれば即菅おろしが始まって辞任となるから?新幹線で帰鎌。車中で『新しい世界 世界の賢人16人が語る未来』読了。スラヴォイ・ジジェクという「文化理論のエルヴィス・プレスリー」と呼ばれているスロベニア人哲学者の意見が面白かった。コロナ禍の世界で《私に言わせれば「経済なんか忘れろ」です。流行のファッションを追い求めたり新車の買い替えを検討したりといったことは的外れです》言い切りますねえ。《私が特に不安に感じているのは少数の人間に権力が集中することです》《ゴーグルとNSA(米国家安全保障局)のような組織が協力して私たちを密かに管理するでしょう》中国はもうそれをやっているのですよね。帰宅して一休みしたらNHKで『山口百恵さよならコンサート』をやってたので最後のほうを見てしまう。改めて聴いてみると山口百恵って歌がうまかったですねえ。1980年10月か…俺の結婚2年目の時ですね。コロナの時代は過去に戻る?晩飯映画劇場はサム・ペキンパー監督の『昼下がりの決闘』。爺になったガンマンの裏切りと友情を描いた西部劇。それなりに面白かったけどペキンパーの長編映画2作目でまだ若いですね。完成度は低いなぁ。寝よ。

1月29日(金)
『新しい世界』読み進む。いやあ勉強になります。『経済成長という呪い』(東洋経済新報社)という著書がありトマ・ピケティの先生だった経済学者ダニエル・コーエンの経済史分析は傾聴に値しますね。《経済成長が無駄だと言ってもそれを認めようとしない人がほとんどです。経済成長こそ進歩だと信じ切っているからです。でも進歩の部分はほんの一部分に過ぎず大部分は社会の疲弊やエネルギーの無駄遣いだという可能性もあるのです》生産性が向上しても人口が増えるので一人あたりの所得は増えないのですね。その弟子ピケティに言わせると経済格差を生むのは政治の責任でビリオネア(億万長者)は社会の何の役にも立たないワケですね。だから高い税率の累進課税を…というのは高所得者でない小生など大賛成ですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。今日も終日デスクワーク。オリンピックの歴史(すべて政治史ですね)を調べ直していると某週刊誌から電話。選手村後のマンション購入契約者が五輪の1年延期で蒙った損失補償と契約違反をを訴えて集団訴訟を行うらしい。当然でしょうね。こーゆーことまで考えて五輪1年延期を考えたのかどうかというのも政治の責任ですよね。夕方から久し振りに旅の準備をして(と言うほど大げさなものではないですが)東海道線で品川へ。新幹線で新大阪へ。駅で購入した缶ビールやツマミや厚切りロース豚カツ弁当はすべて除菌ティッシュで消毒してからいただく。楽しみながらやると意外と面白い。コロナ死滅の除菌作戦。車中で『新しい世界』読み進む。マイケル・サンデルはイロイロ読んで納得のいかないことが多かったけどこの本に書かれていることは十分納得。《たしかにトランプは「嘆かわしい人間」です。しかしトランプに投票した人の多くは正当な不満を表明した人たちでした。革新派はトランプとその支持者を分けて考えなければなりません。オバマに2度投票した後トランプに投票した人も多いのです》《能力主義の傲慢》の結果多くの人が《負け組》に分類されてしまったのですね。《民主党も共和党も「上昇のレトリック」を使ってきました。オバマも「トライすればきっとできる」という表現を何度も使い(略)能力主義の闇の部分が見えていませんでした》アメリカン・ドリームというのはかつては《条件の平等が広く行き渡り》市民が《お互いに敬意を示すこと》だったのにそんな《寛大なアメリカン・ドリーム》が《この40年で個人の立身出世だけを語るものに収縮してしまった》ナルホド。しかし希望はある。BLM(ブラック・ライヴズ・マター)で《アメリカの市民社会の回復が始まるかもしれません。本当に久し振りに出現した有望な市民運動です。不確実な状況のなかに差し込んだ一筋の希望の光です》なるほど。それを「政治運動」として排斥しながらプーチンや習近平と手を組んで巨大大会を開催しようとしているオリンピックはヒトラーと手を組んだナチ・オリンピック以来かなり大きな問題のあるイベントと言うべきでしょうか…大阪のホテルに着いて『新しい世界』読みながらネル。

1月28日(木)
朝起きてベッドで『新しい世界』読み進む。ジャレド・ダイアモンドは『銃・病原菌・鉄』(草思社)も『危機と人類』(日経出版)も読んで納得していたので期待したらインタヴューをしているCOURIER JAPONの記者もなかなかのもので《市民による政治議論の質が低下し中立であるべき機関への信頼が下がるとお互いに歩み寄って国の統治に関するコンセンサスを築くことができなくなってしまいます。そうなってしまうと国全体が崩壊しかねません》というインタヴュアーに対して《今のアメリカにはそうなってしまう可能性があるように思えます。民主主義が少しずつ蝕まれていきある時点でもう元には戻れなくなってしまいそうです》というダイアモンドの発言はトランプ以前からのことでトランプ大統領によって加速されたという。それは日本のことかと思ってしまうのは安倍-菅両首相の国会軽視ですよね。『反脆弱性』(ダイヤモンド社)の著者のナシーム・ニコラス・タレブはトレイダーだというのでそんな金儲けのプロはどーでもエエと思ったらナカナカ興味深い発言に出逢う。《あらゆる組織はストレス要因を通して環境とつながりあっています。ダンベルで鍛えれば(ストレスをかければ)身体は強くなるのです》しかし《50p跳べば体は鍛えられますが5mの高さから飛び降りれば死んでしまいます》だから様々な組織もこの考え方を《「小さいことは美しい」という価値観を通して》取り入れるべきだと言う。《ある水準を超えると大きいものは脆弱になり衝撃に耐えられなくなります。象は鼠よりも脆弱です。象は鼠より長生きしますが絶滅の危機にさらされています》ナルホド。オリンピックは象どころか恐竜にまで肥大化してしまったわけですね。周囲の世界選手権やW杯や各国のリーグ戦等は哺乳類として生き残っても恐竜は…絶滅?ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。昨日の本欄に書いた来年の冬季五輪でデジタル人民元が使われる話題。パリ大会やロス大会ではIOC発行の仮想通貨(暗号資産)が使われるのでしょうかねえ?今夏の東京五輪が開催されたら最後のアナログ五輪大会という名を残すのでしょうか?ワン。黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。途中明後日の朝日放送『正義のミカタ』の打ち合わせ。テーマはもちろん東京五輪。中国のジェノサイドと北京冬季五輪のことも話さねば。スタジオ出演なので県を跨ぐ移動も仕方ないですね。組織委の森喜朗会長がIOCバッハ会長と電話会談したらしい。「(開催を)しっかりやりましょう」と話し合い「誰一人としてどこからも(開催)反対の質問は全くなかった」らしい。現状で満場一致の開催というほうが異常では?とほほ。無観客でも「コロナに勝った証」になるのかなあ?今年の箱根駅伝はコロナに勝ったスポーツ大会だった?感染者を多数出したラグビーTOPリーグはコロナに負けたことになるの?そんな阿呆な…晩飯食って風呂入ってサケ呑みながらニュース見てコロナは高止まりか…で『新しい世界』持ってベッドへ。

1月27日(水)
ベストセラーを読むのは常に抵抗がある。知られてないけど素晴らしい本を発見したときの方が嬉しさ倍増ですからね。だから『鬼滅の刃』は読んでません。とはいえ『新しい世界 世界の賢人16人が語る未来』(講談社現代新書)が送られてきたので朝のベッドで読み始めた。ユヴァル・ノア・ハラリは『サピエンス全史』も『ホモ・デウス』も読んで考えさせられましたからね。コレも読んでヨカッタですね。新型コロナで《歴史は加速しています。古い規則が粉々になる一方で新しい規則はマダ書かれている最中です》我々の未来は《「より大きな自主性を市民に与える社会」か「全体主義的な監視社会」のどちらかをグローバルな規模できわめて迅速に選ばなければならない》なるほど。《人類がコロナウイルスに打ち勝つことについて私は疑いを持っていません。その一方で我々が自らの内なる悪魔の誘惑に負けてしまうことを心配しています。民主主義は市民の健康の保護という名の下に簡単に独裁に変わります》なるほど。ことはグローバルな問題ですね。来年の北京冬季五輪で中国は貨幣をデジタル人民元に変えようとしてるらしいけど北京冬季五輪を訪れる外国人はすべてデジタル人民元に「換金」することで中国政府に「監視」されることになるのですかね?これでは「換金」でなく「監禁」ですね。ワン。黒兵衛と散歩。菅総理は「コロナに打ち勝った証として東京五輪を開催」なんて言ってるけどとにかく開催するだけのアナログ大会では開催できたとしても(たぶんできないでしょうが)「ポスト・コロナ」の価値は何もないですね。今年の正月の箱根駅伝を誰も「コロナに打ち勝った大会」と言ってないように…ワン。今日も終日デスクワーク。本ホームページの更新原稿作り。コレが意外と時間がかかる。途中日経の『美の十選』担当者から電話。戦前の少年雑誌に描かれていたジョー・ディマジオ父子のイラストの使用許可が下りたとか。描いた人は玉井力三という上越市柿崎地区出身の洋画家で小学館発行の『小学○年生』など子供雑誌の表紙絵をたくさん描いていた人物らしい。ちょっと調べてみよう。昼飯中に見た国会中継や晩飯中に見たニュースや報道番組のどれにも映っていた菅総理の姿にはまるで力感がないですね。病気なのかな?コロナ禍の現在ノア・ハラリも《これまでになく政治が重要》と言っている。東京五輪をやるというのなら「ポスト・コロナの社会」「それにつながるオリンピックのあり方」を語れる政治家が出て来ないとダメですね。

1月26日(火)
ベッドのなかで早く目覚めて読む本を用意するのを忘れたときは頭のなかで今日締め切りの原稿が浮かんだり消えたり…こういうときに浮かんだ原稿の書き出しとか構成というのは何故か使い物にならないのですよね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。何故ベッドのなかで思い浮かべた原稿はボツにしかならないのか?そう言えば筒井康隆大先生が夢で思いついた素晴らしいアイデアを朝起きてしばらくすると忘れてしまうのでベッドの横にすぐメモをとれるノートと筆記具を用意して夢を見て目覚めた瞬間メモを取ることにしたけどそのメモは寝直してキチンと目覚めてから読むと全然つまらないモノばかり…といエッセイがあったようにきもくしている。やっぱり原稿は机に向かってウンウン唸り呻吟しながら書くほかないのですね。ワン。終日デスクワーク。北國新聞の連載「スポーツを考える」第60回目の原稿執筆。月イチだからモウ5年続いたことになるのか…たった5年で世の中はコロナで一変してしまいましたね。原稿のテーマは「中国のウイグル族ジェノサイド(民族抹殺大量大虐殺)」が今年の東京五輪委与える影響。まさかジェノサイドと非難される国で平和の祭典は無理ですよね?それでも中国は「スポーツに政治を持ち込むな」と言いIOCも「政治問題」は取り合わない…と言い続けるのでしょうか?まぁヒトラーのナチ五輪を認めた組織ですからね…。原稿執筆途中に大阪朝日放送の『正義のミカタ』から電話。週末のスタジオ出演の内容打ち合わせ。続いて再来週のBS11出演の打ち合わせ。どっちも東京五輪について。ワクチン接種が五輪期間中にずれ込むのに五輪開催のための医療従事者1万人なんて集められないでしょうとかイロイロ話したりしたあと原稿完成させて晩飯映画劇場はポール・ニューマン&トム・クルーズ主演『ハスラー2』。昔ビリヤードのナインボールにハマッテよくやったときがあったから楽しく面白く見たけど最後の結末はイマイチ。マーティン・スコセッシ監督ならもっとブッ飛んだラストにしてほしかったなあ…と思いながらフロ&ネル。

1月25日(月)
ベッドのなかでネイスミス『バスケットボールその起原と発展』読了。バスケ創作者の記述として貴重な文献とはいえオフサイドの処理についての記述はゼロ。オフサイドを認めるところから3歩ルールが生まれたとの中村敏雄先生の著作も読み直さねば。当事者が正しい記述を残すとは限りませんからね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと『ニューズ・オプエド』の準備。午後からスタッフと打ち合わせ。東京五輪が開催できるか否かという話題ばかりが先行しているなかでそもそもIOCが世界平和を唱えて主催開催しているオリンピックが本来の意味を推進しているのか?経済を回すためだけのリンピックになっているのではないか?というテーマをキチンと中心に置かなければ『オプエド』ではないですからね。午後5時半からZOOMに接続して6時から本番。ゲストはジャーナリストの島沢優子さんと元ラグビー日本代表・神戸親和女子大教授の平尾剛さん。数年前からオリンピックはスポーツの素晴らしい本質を歪めているとして五輪そのものの開催に反対している平尾さん。周囲からは反論もなく無視されて触れてくれないのが現状だという。島沢さんも現在の五輪のあり方に反対していて開催に反対しているがそのことを話すといつも「スポーツをテーマにしているならオリンピック賛成のほうが稼げるのに」と言われるという。そこがポイントでオリンピックはみんな「金儲け」で動いてるのですよね。「経済を回す五輪=Go To Olympic」というのは「シャレ=比喩」ではなく「実態」なんですね。平尾さんは「オリンピックはスポーツではない」と断言。「スポーツの喜びがメダルの数に換算されてスポーツの素晴らしさを誰もが見失う」もちろんマスメディアにも責任が。世界には国別獲得メダル数を報じないメディアもあると島沢さん。その理由はIOC憲章で禁止しているからというのではなく「Healthyでないから」。なるほど。そうですね。メダルに騒ぐのは「健康的ではない」ですね。鈴木大地前スポーツ庁長官は重点競技として柔道・体操・水泳・レスリングをあげたけどどの競技でもパワハラ等の問題が噴出。おまけに柔道は40万人も競技人口を減らしている。それでもトップがメダルを獲得それば良しとするのはスポーツとしてオカシイ…等々いろいろ有意義な話をすることができました。興味のある方はまだ部分的に視聴できますのでどうぞ…https://op-ed.jp/

1月24日(日)
昨日五月書房新社から送られてきた新刊/三枝成彰・編著『ベートーヴェンは凄い!『交響曲全9曲連続演奏会の記録2003-20』をベッドのなかでパラパラ読む。やっぱりベートーヴェンって人物は凄いですね。どの文章読んでも驚きと賞賛が溢れてますね。小生の『ベートーヴェンの天の時、地の利、人の和』と題したエッセイも掲載されている。これは2008年大晦日のベートーヴェン交響曲全9曲連続演奏会のプログラムに書いたものだけど我ながらよく書けている(^^;)「蔵出し音楽」にも掲載されているので読んでみてください。しかしスポーツだけでなく音楽や演劇の文化イベントもコロナでめちゃピンチですね。スポーツと文化が融合したオリンピックはさらにピンチのはずだけどマスコミは誰も五輪の文化プログラムのピンチを指摘しませんね。そもそもオリンピックに文化プログラム(芸術イベント)のあることがマダ知られてないのかな?とはいえオリンピックを知らずにオリンピックを語ってはイケマセンね。ワン。ベッドから出て雨模様のなかレインコートを羽織って黒兵衛と散歩。雨脚が強まらずゆっくり全コース制覇。と言っても30分程度の距離ですけどね。ワン。J・ネイスミス『バスケットボールその起原と発展』を読み進み。反則の策定や器具の改良や人数の制限などイロイロ面白いけどバスケットボールでオフサイドがどう処理されたかという話が出て来ないなあ。夕方から大相撲。翠冨士vs翔猿の一選は面白かったですね。最近の小兵力士の頑張りは大注目で特記モノですね。そして大栄翔優勝!またまた平幕優勝で初場所は6場所連続初優勝力士となった。琴奨菊・稀勢の里・栃ノ心・玉鷲・徳勝龍そして大栄翔か。なかなか面白いやん。大相撲のあと大阪読売テレビ『すまたん』のZOOMインタヴューを受ける。テーマはボクシング井岡選手の入れ墨問題。選手の入れ墨をルールで禁止しているスポーツは世界中で(たぶん)JBC(日本ボクシング協会)だけだろうけどかつての反社団体とボクシング界の過去ののつながり&反社団体と入れ墨(牢人としての入れ墨を隠すための彫物)のつながりを考えればそのルールも仕方ない事情があった。けどファッションとしてのタトゥーが広がっている現在いずれ近いうちになくなるルールでしょうね。井岡選手がタトゥーを問題視しない海外に出るか否かは当人の問判断と言うほかない…とかイロイロ話して酒&晩飯&風呂&寝ようと思ったけど明日の『王江戸』の準備を少々。明日のゲストはジャーナリストの島沢優子さん&ラグビー元日本代表の平尾剛さんです。

1月23日(土)
仕事の関係でJ・ネイスミス『バスケットボールその起原と発展』(YMCA出版)を読み直し始める。バスケットボールという球戯を創った人物の創作回顧録。オフサイドの処理などで中村敏雄先生の記述と異なる点があるのはなんでかなあ?とりあえず20年ぶりくらいに読み通さなければと読み進める。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。コロナで住宅地は静まったまま。ワン。終日デスクワークは日経『美の十選』でベーブ・ルースの1枚が油絵から写真に変更になったので原稿書き直し。ロックウェルの絵も使えなくなったし残念無念と思っていたら担当者からメールでケーシー・ステンゲルの塑像が使えることになった!BRAVO!著作権の絡んだ仕事は赤子の小便(ヤヤコシイ)ですね。某雑誌編集部から東京五輪の開催の可能性について取材の電話。IOCや組織委は無観客でもやりたいでしょうけどそれでも選手・関係者・メディア等々合計最低約5万人の海外からの渡航者のコロナ対策を考えると医師会長が言ったようにワクチンと治療薬の神がかり的効果がない限り無理でしょうと答える。そもそも無観客ではオリンピック(平和運動)にならないし誰もが常識的に思っている通り3月末に何らかの発表があるでしょうけどそのポイントは中国政府の「ウイグル・ジェノサイド問題」とシンクロするはず。夕方から大相撲。大栄翔は見事に玉鷲に勝ったけど…うわっ正代は照ノ富士に不覚。こーなれば大栄翔が優勝&殊勲・敢闘・技能総なめでイイのでは?今場所は翠冨士の一番をまだ見てないなぁ。明日は見よ。肩透かし希望。久し振りに晩飯映画劇場はジョン・ウェイン主演『三人の名付け親』。キリスト生誕の時の東方の三博士になぞらえて砂漠で三人のカウボーイが赤ん坊を産んで亡くなった女性の意志を継いで赤ん坊をニュー・エルサレムまで連れて行く話。ジョン・フォード監督だからそれはなりに面白かったけど最後はアメリカン・ハリウッド的すぎてチョイシラケ。終わって「ブラタモリ」で呉の街を楽しんでフロ&ネル。戦艦大和の巨砲は40キロも爆弾を飛ばしたんですね。カッコイイだけで何の役にも立たなかったけど…あ。ホテル・ニューオータニの最上階レストランの回転台としては役立ちましたね。

1月22日(金)
ベッドのなかで読む本が『基礎講座哲学』に戻る。これもナカナカ面白い。勉強になる。〈言語のシンボル化〉によって〈文化〉を取り入れ人間となった人間が逆に〈言語〉に縛られるという話は面白い。ガソリン爆発の事故のほとんどは〈ガソリン缶〉と書かれたモノが置いてある場所で起こるのでなく〈空のガソリン缶〉と書かれた場所で起こるのですね。〈空〉だから大丈夫と煙草を吸うと揮発性のガソリンに火が付くのですね。ナルホド。〈オリンピック〉と言うだけで他のスポーツ大会よりも素晴らしいものと思ってしまうようなモノですね。オリンピックによる世界平和など一度も実現しなかったのに…中国による「ウイグル族ジェノサイド」と北京冬季五輪の関係はどうなるのかな?ワン。黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。昼飯時に『米中新冷戦とアフター・コロナ』の作者近藤大介さんと電話連絡がついて「中国のウイグル族ジェノサイド」についてイロイロ教えていただく。そうか。中国政府は2世代でウイグル族を抹殺するつもりか…アメリカだけでなくローマ法皇も怒るはずですね。通信社の短いコラムを書きあげたあと日経『美の十選』担当者から電話。ノーマン・ロックウェルの絵の使用料が馬鹿高いらしい。マイッタナ。戦前の日本の野球雑誌の面白いイラストに変更するか。絵の質は落ちても野球の夢は大きく描かれてますからね。日本医師会の会長さんが現状では東京五輪に医療スタッフを用意できないと発言。しかしワクチン効果が奇蹟的な威力を発揮し治療薬が神がかり的な効果を発揮すれば医療スタッフを割けるとか。とは言え開催を可能とも不可能とも言わないのは政治家への遠慮?そう言えば太平洋戦争も軍隊に遠慮して特攻までやって敗戦でしたね。神風は吹きませんでした。しかし世界平和のために開催するオリンピックが無観客とか半観客とか選手も観客も全世界から集まらないとか…そんなイベントを開催だけして(IOCは損をせず日本国民の税金だけ使って)オリンピックと呼べるのか?とにかく今は東京大会を「開催できるかできないか」ばかりで「オリンピックの問題点&改革案」が話題にならないのは残念ですね。あと半年か。うわっ。正代がまたサーカス相撲で勝った。北の富士親方もソレを正代の「得意技」と表現。座布団一枚。『チコちゃん』に叱られながら晩飯で鮭とサーモンの違い・厄年とは何?・空気の読み方・を学んでフロ&ネル。

1月21日(木)
昨晩と今朝のベッドのなかで『ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ』一気に読了。「ウイグル・ジェノサイド問題」と北京冬季五輪の開催の可能性を知りたかったので「米中人権戦争」の記述だけを読もうとしたのだけどあまりの面白さに全部読んでしまった。そうか。中国はアヘン戦争と日清戦争以前の中国の状態(世界の中心に存在していた状態)に戻したいわけですね。そもそも中華・中国という名前ですからね。あ。著者の近藤大介さんはどこかで聞いた名前だと思っていたら『週刊現代』の記者としてホームラン王の大下弘について電話をかけてこられた方で去年11月に朝日放送の『正義のミカタ』で御一緒した方ですね。その時は中国主導のRCEPと中国が参加を希望するTPPについて語っておられたけど「東京五輪は延期になれば2032年になるのですか?」と訊かれたので「いえ。2032年はインドが有力でしょう。ムンバイとか」と答えると「なるほど。そのころはインドの人口が中国を抜きますからね」と言われたのが印象に残っている。「ウイグル・ジェノサイド問題」については直接電話で教えてもらうことにしよう。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。東京五輪の開催は医療従事者を5千人以上集めなければならないことや1万人以上の選手が選手村で一緒に食事をすることなどを考えれば通常通りの開催はどう考えても不可能で続く北京冬季五輪も「ウイグル問題」で世界が反発。オリンピックは根本的問題を再検討する時代に入ったことを話したあと黒兵衛と散歩。明るい朝。Where have all the Coronas gone?と歌いたくもなるけどマダGONEとは言えないのですよね。ワン。終日デスクワーク通信社のコラムを書き始めるが締め切りにマダ余裕があるので本HPの原稿を整える作業などなど。大相撲は大栄翔が危うく星を拾う。昨日の正代と言いサーカス相撲が続きますね。しかしコロナの現状にゆっくり映画を観る気にもなれず。テレビでニューズばっかり追ってる。昨日のBSフジの『プライムニュース』での桝添元厚労相のコロナ対策に対するコメント「船頭多くして船山に…」は面白かった。日本は感染症の専門家が感染症対策のリーダーにならないのですね。そう言えば東京五輪のリーダーもスポーツの経験はあってもスポーツに関する知識のある人はリーダーにいませんねぇ。著作に「オリンピックは体育の祭典」なんて平気で書いて「私は応援団」と言ってる人がリーダーですからね。コロナ対策も経産省あがりの人がやったり…で外国の記者から不思議がられたと近藤大介さんも『米中新冷戦とアフターコロナ』のなかで書いておられますね。日本はASEAN諸国からOld Gold Medalistと呼ばれているらしい。台湾や韓国が日本の数年先を走っているとするなら野党に新鮮なリーダーさえ現れれば政権交代も可能なはず…と近藤氏も書いてるのだが…。

1月20日(水)
昨日アメリカのポンペオ国務長官が発表した「中国は新疆ウイグル自治区でジェノサイドを行っている」という言葉は強烈ですね。ジェノサイドというのは「大量虐殺・民族抹殺」などを示す言葉で中国人はウイグル人を1千人以上も拘束し自由を奪っているという。これは昨年秋にローマ法皇も懸念を示したことでバイデン政権のブリンケン国務長官もポンペオ発言を認めたという。ならば北京冬季五輪の開催は不可能だろう。中国がいくら「スポーツに政治を持ち込むな」といってもことは政治問題でなく人権問題。またIOCは過去にナチスのベルリン五輪(1936年)に対してユダヤ人差別からボイコット運動が生じ始めたときにブランデージ(当時アメリカ五輪委会長で後のIOC会長)が現地調査に入りナチスの大接待を受けて「ユダヤ人差別は存在しない」と報告してナチスの後押しをした事実がある。また最近ではブランデージ自身がヒトラーとナチスの支持者だったことも判明している。IOCもこんな過去まで蒸し返されては堪らないだろうから中国の「ウイグル・ジェノサイド問題」にどんなカタをつけるのか?根本的な問題解決よりもその場しのぎばかりをするIOCはおそらくコロナの蔓延を「利用」して東京大会と北京冬季大会のダブル中止を発表するでしょうね。そんなことを考えながらベッドのなかで今日は『基礎講座哲学』をお休みして講談社から送られてきたばかりの近藤大介『ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ』(現代新書)を読む。なるほど米中は「貿易戦争」「技術戦争」「人権戦争」「金融戦争」「疫病戦争」「外交戦争」の6つの戦争に突入しているのですね。そして「軍事戦争」に突入するのはいつ?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。日経の《美の十選》でやはり絵の試用の著作権問題が勃発。仕方ないですね。よくあることです。それを選び直したり春陽堂Web新小説の連載の校正をしたり…で大相撲は…うわっ…大栄翔2敗目。立ち会いは良かったんですけどね阿武咲に上手くかわされてしまった。しゃーないですね。正代は取り直しの相撲のあと再度取り直しかと思える相撲を隠岐の海の勇み足で白星を拾う。相撲は大量休場でもオモシロイですね。

1月19日(火)
『基礎講座哲学』が実存主義→構造主義→ポスト構造主義→分析哲学へと進んだところでオモシロイ表現に出逢った。《建物が巨大化し複雑化するとその土台をしっかりしたものにする必要が生じます。そこで数学者たちはそもそも〈数〉とは何か?〈無限〉とは何か?という基本的な概念の基礎づけに論理学的方法を適用して大きな成果を収めました》ということは《巨大化し複雑化》したIOCとオリンピックは何をしなければならないかというと財政の基盤を固めるとか政治と仲良くする…なんてことではなくそもそも「スポーツとは何か?」「オリンピックとは何か?」「IOCは何をする団体なのか?」「オリンピックは世界平和に貢献してきたのか?」「スポーツは世界平和に貢献できるのか?」…といった《基本的概念》を問い直すことだろう。そこからわかるのはきっと「世界平和のためにはとにかくオリンピック競技大会を開催する必要はどこにもない」という事実だろう。GoToキャンペーンと同様「経済を回す」ためには開催したいでしょうけど世界選手権やワールドカップをすべてオリンピックに結び付けてスポーツ大会をすべて平和運動にするほうがスポーツの価値も高まってイイのでは?IOCと周辺の広告代理店は「経済が回らなくなって(権威と儲け消えてなくなり)」不満でしょうけどね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク…といっても雑務。出版社やテレビ局や編集プロダクションやTVプロダクションへマイナンバーを通知する作業や支払い通知書や支払い調書の整理など…そしてWiFiの変更届や書類の書き直しなどなど…。正直言ってウンザリする作業。機械文明の進化はフリーランスの物書きを少しもラクにはしてくれてませんね。アタマに来ながらも一日がかりで書類と格闘。ふうううう。ビールじゃビールじゃと叫びながら大相撲。大栄翔は連敗せずヨカッタですね。正代も危うい取り組みを落とさず2敗で追いかけてますね。貴景勝は休場か。琴勝峰頑張れ!久し振りに晩飯映画劇場はデンゼル・ワシントン主演『デジャヴ』。なんじゃいこのタイムスリップは…科学の進歩に見せた単なる御都合主義ではないか…とウンザリしていたらDVDのハードが満杯だったのか途中でぷっつんと切れてしまった。別に結末を観たいとも思わないのでそのままフロ&ネル。トニー・スコット監督は他に『トップガン』や『ビバリーヒルズ・コップ』の監督だというからマァ納得。

1月18日(月)
『基礎講座哲学』はプラグマティズムから構造主義へ。レヴィ・ストロースを英語読みするとリーヴァイ・シュトラウスになるのですね。リーヴァイスはジーンズの構造を分析して脱構築して作り直したのか(^^;)ワン。黒兵衛と散歩のあと日経連載原稿「美の十選」の手直しを少ししてから送稿。一区切り。午後から『ニューズ・オプエド』の準備。ZOOMでスタッフと打ち合わせをして今日のゲスト神戸大学病院感染症内科教授・診療科長の岩田健太郎さんの著作と資料を再チェック。『サッカーと感染症』『新型コロナウイルスとの戦い方はサッカーが教えてくれる』(エクスナレッジ)も面白い(感染症のゾーニングはサッカーのゾーン・ディフェンスと同じ…等々)けど『感染症は実在しない』(集英社インターナショナル)が鋭い内容。要するにウイルスは見えないのにそれを見つけようとするよりも病気を治して病気を感染させないことが大事という認識と実践が大事だという話。なるほど。ジャーナリストの木村元彦さんとスポーツライターの小林信也さんも迎えて午後6時から本番。岩田先生に新型コロナウイルスの蔓延と東京五輪開催の可能性…などイロイロ話していただく。「With Coronaという考え方はあり得ない」「ウイルスは完全に押さえ込んでゼロの地域を創りそれを広げる以外にない」「新型コロナは風邪みたいなものという甘い考えが感染を広げる」「コロナは風邪みたいなものと思わせる詐欺師のようなウイルス」「とにかく人が集まることが最も危険」「おそらく過去のオリンピックのような巨大な催しは不可能」「オリンピックは小規模分散開催すべし」「総理の周囲には優秀な感染学の先生もいるのにどうして外科医の意見などに動かされるのか」…等々木村さんと小林さんにも訊き手になってもらって五輪の開催方法を考える。開催するなら縮小&分散以外ないですね。岩田先生ありがとうございました。出演を二つ返事で引き受けてくださったのは学生時代に小生の著書を読んでくださっていたからだとか。光栄ですので神官を送らせていただく約束をして番組終了。心地良い疲れにビール&メシ&フロ&ネル。岩田先生が出演した昨日のオプエドは現在も一部の視聴が可能です。興味のある方はどうぞ。https://op-ed.jp/

1月17日(日)
『基礎哲学講座』はカール・マルクスへ。貨幣論の解説。わかりやすいと思うのはメッチャワカリニクイ『資本論』の最初だけでも読んだ経験があるからか(^^;)ワン。ベッドから出てサッサと黒兵衛との散歩を済ませて日経《美の十選》10本の残り5本に挑戦。昼飯もカップラーメンでサッサと済ませて机にへばりついて原稿を書ききって最初に戻って10本のコラムの漢字にルビを振ったりブラッシュアップを繰り返したり…で晩飯前の午後5時に完成。最後の一行はフィリップ・ロスの引用。《野球には勝つことよりも大事なものがある》それを受けて《それは○である》サテ○のなかに私が書いた文字はなんでしょうか?…正解は…来月から掲載される日経の連載を読みください…でビールを飲みながら大相撲。大栄翔はスゴイ!輝に負けそうになった土俵際で逆転のとったりを決める。粘りのある相撲ですね。舞の海さんも言ってたけどこのまま全勝優勝に突っ走ってもらいたいしできるんじゃないかな?ニュースと『ダーウィンが来た!』の雪兎の生態を楽しんだあと風呂に入って久し振りの映画劇場はヒッチコック監督イングリッド・バーグマン&ケーリー・グラント主演『汚名 Notoriaous』。ブラジルに逃げたナチの残党の核開発計画をFBIのグラントがバーグマンと恋に落ちるなかでバーグマンをナチの一味のなかに潜り込ませて暴くミステリー。久し振りに楽しめた。ナカナカ面白かった。ヒッチコックでまだ見てない映画を発見したのは嬉しいですね。バーグマンは綺麗ですねえ。

1月16日(土)
『基礎哲学講座』はキルケゴール→ハイデガー→ヤスパース→サルトルの実存主義へ。《人間は自由の刑に処せられている》というサルトルの言葉は《実存主義とはヒューマニズムである》とともにスゴイ言葉ですね。それとは無関係ですがKierkegaardというキルケゴールのスペルも何やらスゴイですね。ワン。黒兵衛と散歩のあと終日ウンウン唸って冷や汗を絞りながら日経《美の十選・Art of Baseball》のコラム5本仕上げる。ふううう。短い原稿は短距離走の疲れかな。イヤ何度も書き直すからピッチングマシン相手のバッティング練習の繰り返しのようなものか。心地良い球道を青空に描く打球が打てるまでバットを振る。疲れるはずですね。5時過ぎから大相撲。ちょうど大栄翔vs隆勝の一番。うわっ。大栄翔の立ち会いは怖いくらいの爆発力!スゴイ!これで自分より上の役力士を全力士倒したから全勝優勝も夢じゃない?と思えるほど強いですね。ニューヨーク・タイムズ電子版が東京五輪開催中止に追い込まれる可能性があると報じた。昨年の延期決定直前はワシントン・ポストの報道がIOCや組織委を揺るがせた。やはり感染状況が最悪のアメリカの報道が東京五輪の動向を決めるのかな?

1月15日(金)
『基礎哲学講座』のカントとヘーゲルはやはり少々難解だがニーチェはオモシロイ。所詮は存在を確信できない神やイデアや精神や認識から生ずるニヒリズムを克服するのは肉体を信じて創りあげる芸術というわけですね。しかしデカルトの綴りがDescartesだということにも驚いたけどニーチェがNietzscheというのもビックリですね。カントKant ヘーゲルHegelなど名前の簡単な哲学者のほうが言うことが難解なのか?そんな阿呆な。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと愈々日経連載『美の十選』書き始める。タイトルはとりあえず『アート・オヴ・ベースボールArt of Baseball』十回分の構成のメモを創ったり引用した文章を探したり…で結局夕方までに1本しか書けず。たかが1回500字くらいの原稿なのに何度も書き直してダダ疲れ。大相撲を見てしまう。大栄翔イイですねえ。強い。照ノ富士を弾き飛ばしたからね。貴景勝はどないしたんかな?晩飯に突入して『チコちゃん』で「金縛り」の謎解きを楽しんでかた風呂。小生は幽霊に襲われたことが一度とUFOを見たことが一度ありますが金縛りの経験はありません。夜はベッドで読書に忙しいからかな…と思いながらベッドで『基礎哲学講座』の減少額と構造学。木田元氏と須田朗氏によるこの本は《看護学生を哲学的なものの考え方に導き入れようというねらいでつくられた教科書》らしいけどレベル高いなぁ。

1月14日(木)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。東京五輪開催中止への道筋について話す。確かに「ヤル」といいながら「ヤメル」ことはできるが「ヤメル」と言いながら「ヤル」に転じることは不可能だ。しかしコロナがここまで蔓延して8割以上の人が「ヤレナイ」と思っている現在「ヤル」か「ヤラナイ」かをいつ発表するかくらいは発表するべきだろう。そして「ヤメザルヲ」得なかったあとの東京五輪の開催をどうするのかといことも発表すべきでしょうね。40年に開催予定だった東京五輪が日中戦争によって「返上」となり代わりに開催地となったヘルシンキは第二次大戦のソ連軍の侵攻のため中止となったあと64年に東京五輪が復活したこともそれくらい長い目で物事を考えることの少なくなった日本にとっては過去の参考事例として思い出したほうがイイでしょうね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。半藤一利さんが亡くなられました。多くの本も読ませていただきましたがNHKの『そのとき歴史が動いた』の終了パーティで話させていただいたことが思い出に残っている。小生の父親が日中戦争3度の応召で武昌漢口(今の武漢)から何度も分隊長として最前線へ斥候に出た話をしたら何度もいろいろ訊いてこられたので小生が訊きたかったこと(取材の手順とか原稿の執筆の仕方とか)を訊けなかったのが逆に勉強になったことを憶えてる。64年の東京五輪の翌年の「五輪不況」で日本政府が戦後初の赤字国債を発行したことを最初に知ったのも半藤さんの著作でした。尊敬できる惜しい方が亡くなりました。合掌。終日デスクワークは日経新連載『私の十選』の構成やら原稿の引用箇所のチェックやら。書き出すのは明日からで短いコラムが十本だけど頑張りましょう!と決意してとりあえずは晩飯に『鮨処もり山』へ。元旦にお節を持ってきていただいた器の返却もありますからね…と言い訳しながらヨメハンと舌鼓。

1月13日(水)
『基礎哲学講座』面白いけど脳味噌が掻き回される。「コギト・エルゴ・スム=私は考える・ゆえに・私は存在する」のデカルトの主観がカントにつながって客観がニュートンへと続くのか。あ。註釈に目を通したらデカルトというのはDescartesと綴るのか。知らなんだ。知らずにパスしてることが多いですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと東京新聞で斎藤美奈子さんの名文「撃ちてし止まん」を発見。東京五輪を絶対にヤルと断じ宣言してる首相や都知事や組織委会長やJOC会長らの言葉を並べて(それに自民党幹事長の言葉を加えてもいいですね)《先の戦争末期を連想させる。(略)特攻精神で五輪に突入する気だろうか。ワクチンというカミカゼ頼みの五輪大本営。原爆が落ちる前に中止を決定すべきだろう》その通りですね。あ。来週月曜の《ニューズ・オプエド》にには神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎教授にゲスト出演していただくことが決まりました。ノンフィクション作家の木村元彦さんやスポーツライターの小林信也さんにも参加していただき東京五輪開催の条件と可能性について徹底的に話していただく予定です。興味ある人は是非とも御覧ください。終日机にへばりついて雑誌『ZAITEN』の連載原稿を書きあげる。中味は「東京五輪中止への道程はどうすればいいのか?」去年の延期が決まった最初のきっかけは1月22日武漢での五輪ボクシング・アジア・オセアニア予選が中止になったこと。その後IOCと組織委は何度も五輪開催を唱えギリシアでの採火式まで行ったけど聖火の日本への到着式をワシントンポスト紙が大批判。世界はパンデミックなのにオリンピックどころじゃないという意見が世界に渦巻き3月24日にIOCが安倍首相の1年延期要請に賛成(1年延期を言てもらった?)。この「政治介入」のおかげでIOCは憲章改訂の総会を開かずに理事会の承認だけで済ませることができたんですよね。春日良一さんに言わせると「IOCが政治を利用した」ということになるけど政治介入を認めないスポーツ平和団体がそんなことやってイイのですかねえ?そのあと安倍首相にIOCから贈呈されたオリンピック勲章金賞は御礼の印?さて今年の「中止発表」はどんな手順で誰が発することになるのか?あ。来週月曜のニューズ・オプエドは6時〜7時右のアドレスからアクセスしてください。https://op-ed.jp/

1月12日(火)
木田元/須田朗『基礎講座哲学』(ちくま学芸文庫)読み始める。なるほど。ソクラテスはソフィスト(知識人)に対して「無知の知」を唱えて「愛知者」=「無知者」として「フィロソフィー=知識を愛すること」を提唱したのですね。プラトンのイデア論の説明もよくわかる。近代オリンピックにはそもそもイデア(理想型・完璧型)が存在しないから各大会ごとにイデアを示さねばならないのに東京2020にはそれを打ち出せていないからいくら首相や組織委会長が「ヤル」と言っても「何をヤル」のかよくわからないのですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。「犬のイデア」を従順とするなら黒兵衛は犬のイデアから程遠いなぁ…しかし程遠いほうが犬にとっては幸せかな。ワン。散歩のあと久し振りに大船駅へ。横須賀線と江ノ電を乗り継いで行きつけの病院へ。今年最初の血液検査&尿検査をして特に異常なし。担当医の先生とコロナ談義。日本人は既に集団免疫を得たとする意見も京大の先生を中心にあるらしい。首相や組織委はどの「専門家」のどんな意見に従って政策や五輪を考えているのかな?薬局に寄って薬を買って帰宅。昼間の江ノ電も横須賀線もガラガラ。当たり前か。大船駅で昼飯は立ち食い蕎麦。アクリルのパーティションで区切られたスペースで掻き揚げ蕎麦を掻き込んで帰宅。東京新聞特報部から電話。五輪開催の可能性について。記者におそらくコメントにはならない本質論を話して『現代スポーツ評論』の人種問題特集号を読むことを薦める。ブランデージ第五代IOC会長の人種差別主義者・女性差別主義者・ナチス支持の記事を読んでもらうほうがオリンピックのことがよくわかりますからね。晩飯映画劇場は…と思いながらもコロナのニューズが気になって落ち着いて映画を観る気になれず。シャーナイですね。

1月11日(月)
岩田義一『偉大な数学者たち』(ちくま学芸文庫)読了。これは凄い本でした。《数学上のすぐれた発見は知恵ある人類が存在する限り存続する(略)形を持つ芸術品は形あるために亡びよう。一つの言葉を美しく結晶させた詩とて外の国に移ればそれほど美しくはあり得ないだろう。数学の真理はいかなる言葉で書かれていようとけっして美しさを減じない。数学は無限なるものへの人間の憧れであるという人もいる。もしそうなら無限の生命を持ってもそんなに不思議ではないかもしれない》アルキメデスからガロアまでの講義。堪能しました。ひょっとして数学と比肩できるのは音楽かな?ベッドから出て黒兵衛と散歩。終日デスクワークは日経新連載の構成を考えたりしているところへ東京五輪の情報の電話がかかる。チョイ怪しいので内容は書きませんがイロイロ動きはあるようですね。アヒルの水かき?しかし前へは進んでないようです。悪い情報ばかり入ってくるけど裏がとれませんからねえ。しかし信憑性の高い情報もあって現場は疲れてるようですね。まぁコロナの実情でやれるかどうかわからないものには力は出ませんよね。この「現場の疲弊」の責任はIOCと日本政府と組織委トップでしょうね。うわっ。貴景勝2敗目かあ。チョット勢いがないなあ。

1月10日(日)
アーベルなんて数学者がいたことを知らなかった。『偉大な数学者たち』の著者の岩田義一氏はハウスやガロアよりもページ数を大きく割いてこの天才を紹介してますね。ノルウェー出身でフランスやドイツの出身者から差別されて不遇だったこともあって情が移ったのかな。ちなみにネットでアーベルの楕円関数の加法定理を調べてみたけどサッパリパーのパープリンでした。世の中にここまでワケのわからないものをスゴイ!と評価する人がいるのは凄いことですね。同級生だったMクンはわかったのでしょうね。我が家を訪れた30年ほど前に風呂に入ってると思ったら真っ裸で洗面所の鏡に向かって石鹸で積分記号や微分記号を書いていた人物でビックリして「何やってんねん?」と声をかけたら「あ。チョット思いついたことが止まらなくなって」と言われた。2年ほど前に数学者の秋山仁先生がスポーツの話をされるというので講義を聞いたあとのパーティでMクンを御存知ですか?と訊いたら「えっ!あのMさんと同級生ですか?それはスゴイですねえ」と言われてしまった。そう言えばMクンは中学生の時にメッチャ部厚い英語の本を読んでたので「スゴイ英語の本やねえ」と話しかけると「あ。これは英語の本じゃなくて数学の本です」と言われた。その後京大理学部に数学満点で入学してアメリカの大学に出たあと友達5人で新宿のバーで帰国歓迎パーティを開いたら目の前にルービックキューブがあって「これが今流行のゲームか」とかナントカ言ってあっという間に6面を揃えてしまった。天才は違いますね。フォールズ賞はとれなかったけど日本の数学の賞はみんなとったらしい。去年の飲み会は急用で参加できなかったけど今年はコロナでできそうにないし…アーベルのこと訊きたかったなあ…。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと近所の諏訪神社まで歩いて門松を処理。この神社は久し振りで鄙びた感じだけどけっこう雰囲気があります。チョイ仕事して午後からは大相撲。16人もコロナで休場。こういうときこそ応援したいですね。うわっ。貴景勝は初日から土か。

1月9日(土)
『偉大な数学者たち』でガウスが如何に大天才であったかよくわかったが彼の整数論は小生には意味不明。理解不能。文化系の限界ですね。とほほ。しかしこの本は面白い。「守り神」のことをギリシア語では「ダイモンδαίμων」ラテン語では「ゲニウスgenus」。なるほど「天才genius」とはソクラテスも導いた「守り神」に守られて偉大な仕事に導かれる人のことなんですね。ナルホド。ベッドから出て黒兵衛と散歩。コロナで緊急事態宣言発出ならそろそろフリーランスにも2度目の持続化給付金を配ってくれないものですかねえ。でないと…そろそろ…小生も含めて…限界だと言う人も多いですね。ワン。国会も開かずに高額給料を濡れ手で粟にしている議員さん連中の頭には浮かばない発想なんでしょうかねえ。ワン。終日デスクワーク。某週刊誌から東京オリパラ開催の可能性を尋ねる電話。現状では無観客開催以外に手はないでしょうけど東京都首都圏での新規感染者が何人以下になれば東京の医療従事者(予定では熱中症対策だけで5千人以上必要)をオリンピック会場や選手村にどれくらい割けるのか?そのことをガースー総理やリーモー組織委会長はミーオー分科会会長に訊いてるのでしょうか?コロナとトランプのニューズばかり見てしまって映画を観る気になれず。最近メディアは東京オリンピックを開催すべきか否かという世論調査をしてないのは何故かな?一昨日ZOOM出演したRKB毎日放送『インサイト』では開催中止と再延期の声が6割を超えていたそうです。

1月8日(金)
ベッドの中で読む『偉大な数学者たち』(ちくま学芸文庫)がメッチャ面白い。こんなに面白いとは思わなかった。円を転がしたときに円周の1点が描く軌跡(サイクロイド)はパスカルが虫歯の痛さに眠られぬ夜に転がって痛みを堪えたときに考えついた…って笑いますね。リンゴが木から落ちたことからニュートンが万有引力の存在を発見したというのはヴォルテールがニュートンの姪や親友から訊いて世界に広めた…らしい。マジな数学の話のなかにそんな話題が満載。《フリードリヒ2世はフリードリヒ(平和)という名前お持ちながら戦争の名人》で《笛を吹き詩を作ることを愛した文化人でありながら外国に対してはどんな卑劣なこともできる人》とう記述やフランス革命の《人権宣言とメートル法の決定が同じ頃になされたのは印象深い》といった記述にはドキッとさせられる。筆者の岩田義一氏は1916年生まれで2000年に亡くなっているが本書は著者34歳のときの執筆と紹介されているから1950年に書かれたものか。前々古くなってませんねえ。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと今日のデスクワークは日経新連載の「ベースボール十選」の構成を固める。よしっ!戦前の大阪タイガースのダイナミックなバッターのポスターも現役時代の長嶋茂雄さんがヘルメットを飛ばしてる空振り写真も使うぞー。来週執筆で掲載は2月。まぁボチボチやりまひょ。金曜の夜の『チコちゃん』と逢えないとさびしいなぁ。欧州の各国首脳はトランプ大統領を非難する声明を出したりしてるのにいちばん仲の良かった安倍元首相は何も言わないのかな?所詮は金儲けだけの付き合いだったから?…というのも淋しいですね。今の日本は全部ソレですね。コロナ対応も五輪開催もすべてカネのため…経済のため…とは言っても経世済民のためではないのですよね。

1月7日(木)つづき
このブログというのか日記というのか…は翌朝書いてるモンだからしばしば書き忘れたりする。昨日(木)は朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』にZOOM出演していたのだった。テーマはカナダのIOC委員ディック・パウンド氏の東京五輪開催危機発言について。いつでもIOCはこの古参委員に観測気球を上げさせるんですね。あんたに言われいでも五輪開催が危ういことくらい誰にでもわかることですよ。問題はどのように中止するのか?どんな形なら開催できるのか?を考えることですよね。しかしとにかく開催する方向しか口にしない森組織委会長にも困ったものですけど何時までに結論を出すかを明言しないIOCにも困ったものですね。いっそのこと貴族集団のIOCを解体して国連ユネスコの管理下に置くことを真剣に話し合い始めるべきでは…?

1月7日(木)
七草粥の日。ベッドのなかでの読書は年末年始大江健三郎に疲れたので『世界の数学者』を楽しむ。アルキメデスやピュタゴラスからガリレオ&ケプラー&デカルトなど…趣味としての数学は楽しいですね(^^;)ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと今日もデスクワーク。緊急事態宣言だか何だか知らないけどオリンピックという言葉がコロナ終息作戦と同時に出て来ないのは何故?コロナを終息できずにオリンピックは可能と考えてるのかな?と思ったら『みやねや』に出演されていた感染医の岩田健太郎さんが「今終息を目指さないとオリンピックができませんよ」といったメッセージを口にされた。当然ですよね。しかし菅総理は記者会見で五輪に積極的には触れず。開催できる根拠も示さず。3月からの聖火リレーはどうなるのでしょう?しかしそれ以上に記者の皆さんもっと厳しく質問してください。遠慮しすぎですよ。この大事な記者会見中にニヤニヤ笑う総理には唖然。記者は怒りをぶつけてもいいはず。こんな宣言で…こんな会見で…オリンピックができると思ってるのですか?くらい訊いてほしいですね。しかしさらに唖然といたのはワシントンの議会に雪崩れ込んだトランプ支持の白人の群衆。死者まで出た暴動を煽った可能性がある大統領があと2週間弱のあいだ「核のボタン」を握っているというのは恐ろしいですね。トランプ大統領は何をしたいのか?ただ堕ちるところまで堕ちたアメリカはいずれ復活するかもしれないけど堕ちるところまで落ちてるのに堕ちたと自覚していない日本の政治はどうなるのでしょうねえ?昼間NHK-BSでやっていた『八十日間世界一周』を久し振りに見たけど(半世紀ぶりかな?)アメリカのニューズが気になって冒頭を少し見ただけでBSフジのプライム・ニューズへ。トランプはあと2週間で何をするのか?日本の政府と組織委員会は本当にこのまま五輪を開催できると思っているのか?未来を創ろうとする「言葉」がどこにもない世界は虚しいですね。

1月6日(水)
『万延元年のフットボール』読了。激しい暴動と無惨な自殺者のあとに大団円?これでいいのかなぁ?60年安保の総括?蔵屋敷の持ち主の子孫にして可能な結末?一種の救いではあるけど今の若い人が読むかなぁ?ノーベル文学賞か…ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。コロナ感染者6千人を超えて…いったい何人に下がったらオリンピックが開けると思ってるのでしょうか?ニカイさんに訊いてみたいですね。ナンカイ訊いても答えてくれないかな?いや答えられないかな?ワン。終日『Forbes Japan』ネット原稿書き。東京オリンピックを開催するなら…がテーマ。今さらIOCの権限を国連のユネスコに移せ!とも言えないし…せめてIOCのバッハ会長や役員なども全員選手村に入って日本の組織委関係者や世界のアスリートたちとスポーツを通じた世界平和について語り合ってほしいですね。少なくとも高級ホテルのスイートルームに泊まるのは止めて選手村で寝起きしてほしいですね。各国首脳も選手村に泊まればオリンピックの理念が初めて実現するかも…。そこまでは書かなかったけどIOCの過去の「失敗」(人種差別主義者やナチズム・ファシズムの支持者がIOCの会長を務めたこと)を反省してせめてIOCと組織関係者は選手村には言ってほしいですね。夕方までに原稿を仕上げて送稿。サケ&メシ&フロ&ネル。『万延元年のフットボール』をベッドでパラパラと要所要所を読み返す。半世紀前のノーベル賞作家の作品は今では古典?しかし漱石鴎外康成潤一郎のほうが読みやすい判りやすいというのはどーゆーこっちゃ?

1月5日(火)
60年安保も知らずフットボールがかつて暴動(mob football,mad football)と呼ばれていたことも知らない人が『万延元年のフットボール』を読んでもオモシロイのかな?ワカルのかな?…と首を傾げながら読み進む。フットボール=一揆=念仏踊り=戦後の混乱=60年安保…ワン。頭のなかがボンヤリしてベッドから出て黒兵衛と散歩。出発点は「スポーツと文芸」…チョット深入りしすぎたかな?ワン。終日デスクワーク。二階自民党幹事長が東京五輪について「自民党として開催促進の決議をしても良いぐらいに思っている」コロナが「どのような感染状況」になれば「どのような東京大会」を「どのように開催できる」のか?それを語らずコノ発言は甚だ無責任。GoToTravelやGoToEatと同じようにGoToOlympicを考えてるのでしょうか?「開催できるように努力するのは当然のこと」というのはいいとしても「国民の健康にもつながり」というのはわからない。五輪を開催するとことが何故&どのように「国民の健康」につながるのか聞きたいですね。「開催しないお考え聞いてみたい」とも言ったらしいが小生がアンカーをしている『ニューズ・オプエド』でも「開催しない考え」は何度も報じている(室内競技を半年延期して冬季五輪と同時開催にする等・開催する方法論も報じています)。マスコミも世論調査等で「開催しない考え」は報じている。無知・無論理・無責任。これほど無茶苦茶な発言を平気で口にする政治家が権力を握っている日本という国はどうなってしまうのでしょうか?おまけに記者会見に出てきた自民党員はマスクをしているとは言えメッチャ「密」!!記者たちもせめて開催可能は無観客が前提か?予選やテスト大会は行わなくてもいいのか?くらいの質問をしてほしかったですね。二階氏も自民党の先生方も記者さんも現在本HPにアップしている『蔵出しスポーツ・今こそ直視を!オリンピックの抱える根本問題』を読んでください。

1月4日(月)
『万延元年のフットボール』が何故読み辛いかというと風景が浮かびにくいのですね。四国の森に囲まれた谷間の村を小生は昔訪れた両親の田舎の剣山の麓を思い浮かべてますが…筒井康隆『万延元年のラグビー』のほうが読みやすいしオモロイ。当たり前か。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと仕事始め。午前中にアメリカのスポーツとヨーロッパの球戯の違い(ゲーム中に休みが多い=人間ドラマを楽しむのがアメリカの型の球戯で純粋にスポーツを楽しむのがヨーロッパ型の球戯)をまとめ直して(だから星飛雄馬の目が燃えたりするのですね)午後から「Weeklyスポーティ批評』のYuTube収録。少し休んで夕方から『ニューズ・オプエド』リモート・アンカー出演。今日のゲストは小林信也さん。2020年のスポーツ界五大事件を選んでいただいたらナカナカ面白い選び方をしてくださったので紹介します。「起こらなかったことの五大ニューズD田澤・新庄のNPB復帰C大相撲・部屋制度見直しなどの抜本的改革論議BJOCおよびアスリート委員会が呼びかける「東京五輪国民会議」A「春夏の甲子園中止」「交流戦実施」で今年からの全国大会見直し議論@プロ野球・Jリーグ・体操国際大会等・有観客実施で大クラスター発生…あくまでも「起こらなかったこと」(起きてほしかったこと&起こらなくて良かったこと)ですね。&「裏があまり語られなかった五大ニューズ」Dプロ野球・セパ実力格差問題Cマラソン・シューズ「厚底」旋風B大坂なおみ・全米オープン2度目の優勝・BLMへのメッセージが波紋AJOC山下泰裕会長がIOC委員に・事前に謎の怪文書が出回る@東京五輪「突如」延期発表・直後に「1年後」開催決める…これらの問題をイロイロ語りました。ちなみに小生の選んだ「五大ニューズ」は12月21日付の本欄に書いてあります。『オプエド』のあとメシ&フロ&大江健三郎のつづきを読むためにベッドへ…。

1月3日(日)
朝ベッドのなかで『万延元年のフットボール』読み始める。昔読んだのは高校生の時。半世紀前か…こんな難しい本をよく読んでましたね。「時代」の影響かな。もっとも『個人的体験』には感激した記憶があるけど『万延…』はサッパリ理解できなかった。フットボールに「暴動」の意味があることも知らなかったですからね。今読むとどんな気持ちになるのかな?それにしても読みづらい小説じゃ。トホホ。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。まだ世の中は静かま正月気分。まだ三が日ですからね。仕事始めは明日からにして長男が持ってきたDD『ジョーカー』を見る。3年前にアカデミー賞やイロイロな映画賞を騒がせた作品。確かに主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックスの演技は面白いものがあったけど所詮はアメコミAmerican Comicかな。マーティン・スコセッシの『タクシー・ドライバー』やオリヴァ・ストーンの『ナチュラル・ボーン・キラーズ』とは較べられない娯楽サスペンス・ホラー映画ですね。メイキングを見たら監督のトッド・フィリップスもはっきりと「社会問題を扱った映画ではない。一人の人間を描いた」と言ってますからね。「本当の悪は笑顔のなかにある」という惹句もいかにも広告コピーでハンナ・アーレントがユダヤ人大虐殺の首謀者アイヒマンやナチズムについて語った「世界最大の悪は凡庸な人間が行う悪です」とか「ナチは私たち自身と同じ人間である」といった言葉と広告コピーを一緒に考えてはいけないのでしょうけど…最近は広告屋さんの言葉のほうが幅を効かせてますから注意!注意!これもまた「時代」ですかね。メシ&サケ&フロのあとサケ呑みながらNHK-BSの縄文・弥生・古墳時代のイロイロ討論会を見る。オモシロかった。縄文土器は火炎ではなく春の息吹…弥生は米作りだけでなくインターナショナルな交流や貿易も…前方後円墳は権力交代の見える化構造…ナルホド。寝よ。

1月2日(土)
朝ベッドのなかで『ピンチランナー調書』読破。結局冒頭に出てきた「ピンチランナー(代走)体験」が「幻の書き手(ゴーストライター)」と重なって「神話が紡がれる」というわけか…しかしこんな難解でカタルシス(浄化作用)のない小説を現代の誰が読むのかな?と思ってしまいますね。ワン。ベッドから出て長女と長男とヨメハンと一緒に黒兵衛の散歩のあと京風白味噌のお雑煮wth酒。コロナ禍は酒雑煮のみ正月気分。字余り。箱根駅伝の沿道はけっこう密ですね。五輪までにコロナはどうなるのかな?スポーツライターの小林信也さんからメールで新春の挨拶と明後日の『ニューズ・オプエド』用の「2020年スポーツ界五大ニューズ」が送られてくる。ま。正月とはいえ仕事するのがいちばんですね。中味は月曜6〜7時の『ニューズ・オプエド』を見てください。夕方からはオペラや映画のDVDを見ながら長女や長男の仕事の話で盛りあがって酒盛り。酒も仕事も家族も疲れるもんですねぇ。

1月1日(金)元旦つづき
大晦日のベランダ掃除で腰が痛い。とほほ。身体の衰えは顕著ですね。しゃーないな。頭は衰えてませんけどね。(^o^)黒兵衛と散歩。静かな元日。変わらぬ日常。これでいいのだ。午後から『鮨処もり山』さんがお節を持ってきて下さる。新年の挨拶。毎年の恒例。午後からチビチビと酒を呑む。正月の日常。夕方になって長女と長男が来訪。夕方から酒盛り。次女と孫たちはリモートで新年の挨拶。ビール呑んでワイン飲んで酒呑んでお節食って寿司食って鯛の塩焼き食ってテレビで無観客のニューイヤー・コンサート。リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー。イタリア人指揮者も歳を取ると軽快なワルツやポルカも遅いテンポで堂々たる音楽になりますね。去年東京五輪の取材で日本を訪れていて長女と仲良くなったオーストリアのTVクルーの男の家族にリモートで新年の挨拶。Prosit Neujahr!(新年に乾杯!)呑みまくり食べまくり新年初日は終了。

1月1日(金)元旦
あけましておめでとうございます。今年も年賀状は失礼させていただきます。賀状は抜きですが今年も仕事に頑張ります。皆様方のご健勝をお祈りします。コロナよなくなれ!と言いたいですけど日本の政治の堕落よなくなれ!オリンピックよマトモになれ!(IOCと日本政府と東京都と組織委は無理はするな!)のほうが小生の本音ですね。4519人という数字も脅威ですが真夏の南アフリカで感染者が増えてるのは衝撃ですね。

12月31日(木)大晦日
「おおつごもり」と書けば「大晦」と出る。「おおみそか」と書けば「大晦日」と出る。どう違うのかな?パソコンはこの日を何と心得ているのかな?何とも思ってないのでしょうね。ベッドから出てRKB毎日放送ZOOM出演。東京オリンピックの医療従事者が無給ヴォランティアでなく有給になったことを話す。しかしコロナが少しでも続いていれば看護師さんとかお医者さんは集まるのでしょうか?朝日読売毎日日経産経がそれを鋭く追求しないのはオフィシャル・パートナーだから?東京新聞(中日新聞)だけ頑張ってますね。ワン。黒兵衛と散歩のあと仕事部屋の整理や掃除。午後から枯葉の処理やベランダの掃除で腰が痛くなった。トシですね。最後に仕事部屋に掃除機を当てて今年の仕事は終わり。ウワッ。『ウェストサイド物語』の後半ビール呑みながら観てしまう。泣いてしまうのもトシですねえ。年越し蕎麦を兼ねた晩飯食って日本の交響楽団のベートーヴェン聴いて…京響・山形響・群響・仙台フィル・名フィル・九州響・大フィル・札響・広響…みんな素晴らしい!地元密着できないN響は中途半端?読売巨人みたいなもの?J・ウイリアムス指揮ウィーン・フィルの『スター・ウォーズ』もヨカッタですね。ゆく年くる年見てヨメハンと乾杯して2021年こそ良い年になることを祈っておやすみなさい。

12月30日(水)
ベッドのなかで大江健三郎『ピンチランナー調書』読み始める。何と言っても「ピンチランナー」ですからね。野球がどんなふうに扱われてるのか…しかしピンチランナーを起用する少年野球ってほとんど存在しないんですよね。あ。小説というのは存在しないことを書くものですね。ワン。黒兵衛と散歩。いよいよ年も押し詰まって…しかし年末感がない年末ですね。ただ静かなだけ。庶民のコロナの年末はこれでいいのでしょうねえ。ただそれを求めるコロナ担当相の顔が常に笑って締まりのないのは気になりますね。ワン。午前中仕事部屋の整理。午後から本の重みで壊れた本棚の板を修復。まだこういう大工仕事ができた自分を誉めてあげたいですね(^^;)コロナ第三波は収まらず。しかしテレビのワイドショウが消えて騒がなくなったらコロナも消えたように思えるのは情報社会の馬鹿さ加減でしょうね。晩飯&フロのあと録画しておいた殷の紂王と周の太公望のドキュメンタリーを楽しむ。古代中国のほうが女性が活躍していたのはナンデかな。殷墟が発見されたのも最近のことだから次は夏王朝が見つかるのかも。フロのあと焼酎呑みながら『ゴッドファーザーpartV』を途中から観て涙を流してしまう。あ。映画観ながらオモシロいことに気づく。これまでIOCというのはマフィアみたいなもんだと思っていたけどそれは違うんですね。IOCは実はローマ法王庁だったのでね。ナチスともつながり莫大な財産も保持運営して周囲のマフィア(国家や広告代理店)がそれを利用するのですね。オリンピック…なんとかしなければ…寝よ。

12月29日(火)つづき
晩飯食ってNHK-BSのメジャーリーグ特集を見る。マエケン投手と秋山選手をゲストに日本人選手の今シーズンを振り返る。オモシロイ。日本人選手の善し悪しの技術論をアメリカのスポーツ記者が語るレベルは高いなぁ。しかしやっぱりダルビッシュというのはスゴイ投手ですね。フロのあとBS朝日のニュース・ステーションのプロ野球特集を見る。ゲストはホークスの千賀投手と甲斐捕手。アツモリッ!と叫ぶ言葉は大嫌いだけど日本のプロ野球もオモシロイ。何故パ・リーグが強いのかという話題に対して千賀投手のパの球場はビジターのチームも室内練習場を使ってるからとの指摘は目ウロコだった。セの球場はほとんどが室内練習場がホームチームのロッカーや事務所の奥にあるためビジターは使えない。パはビジターも使ってるからそこで相手チームの選手との交流も生まれ練習法や技術論も話し合えるという。つまりパはリーグ全体で選手の向上心を高めてるんですね。それに対してセは自分さえ良ければイイという「伝統のチーム」がありますからね。これが癌なのは確かですね。かつてはプロ野球を牽引したメディアも役目が終わったことを自覚して野球(スポーツ)の運営からすべて手を引きジャーナリズムに徹するのが日本のスポーツのためにもメディアのためにも最善の道だということに早く気付いてほしいですね。寝ようとしたら昨晩に続いてNHK-BSで『ゴッドファーザーpartU』をやってたけど隅々まで知ってるから寝よ。

12月29日(火)
小説とか映画のネタバレはやりたくないけど『赤毛のサウスポー』は騙されてポルノ映画に出演してしまって出場停止処分を喰らった主人公の女性投手が復帰を許されてニューヨーク・メッツとのナ・リーグプレイオフのマウンドに立つシーンで終わります。つまり結果(勝敗)はわからない。リーグ優勝するのかしないのか…いいのですよねドッチでも。基本的に野球とはそういうものですね。この小説にも次のような一文が出てきます。《ことは野球だ。老若男女を問わず子供の遊びなんだ。目的は楽しむことにあるんだ》その通りですね。だから野球規則の第一条の「試合の目的」として《1.02各チームは相手チームより多くの得点を記録して勝つことを目的とする》なんてことまで書いてあるんですね。楽しんでばかりいてはダメですよとルールで釘射しておかないと「試合の目的」を忘れてしまうくらい野球は楽しいんですね。ワン。黒兵衛と散歩。午前中チョイとコンピューターに向かったあと午後からは大船駅でヨメハンの買い物に付き合う。正月の買い物と言っても子も孫も来ないしコロナ禍で俺は酒さえあれば良いかと思うけど結構時間がかかる。女の買い物とはそーゆーものか。

12月28日(月)
『赤毛のサウスポー』は本当に良くできた小説ですね。女性問題・身障者問題・男性中心主義社会を描いて70年代の空気もアメリカの正義もすべて「ハリウッド的」に描き出してます。2作目の『2年目のジンクス』は日本人女性選手が登場して(1作目が日本で売れたから?)チョイと作為過剰であざとすぎる感じが強いですね(それでもオモシロイんですが)あ。いま「感」という言葉を使ってしまったけど流行ってますねぇこの言葉。特に永田町と霞が関あたりで…強い緊張感をもって…スピード感をもって…強い危機感をもって…なんて言ってばかりだから実感しないし信頼感も得られないんですよね。「緊張感」「スピード感」「危機感」なんて「緊張せず」「スピードを出さず」「危機意識もなく」て「感じ」だけでイイのですからね。一時期流行った「……みたいな」みたいなモンですね。「政治家みたいな」人が使う言葉だから「演説みたいな」言葉で「感じ」だけ伝わればいいのでしょうかねぇ。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。世の中歳末&正月休暇に入ったのか多くの犬と擦れ違う。黒兵衛は社交的だから尻尾を振って近づこうとする。こっちはフィジカル・ディスタンスを保とうとするが35sの四つ足に引っぱられると少々辛い。人間の年齢では既に70歳近い同年齢のはずなのに元気やなぁ。ワン。終日デスクワークは1月下旬に始まる日経新聞の連載『私の十選』の構成を考える。テーマはベースボール(野球)。ベーブ・ルースから長嶋茂雄まで…ノーマン・ロックウェルからベン・シャーンまで…絵や写真や彫刻をどのように並べて物語を作るか…あ。女性が入ってない!うむむむむ…仕方ないなあ…と思いながら日経の担当者に「十選」を送る。楽しい仕事だけど年明け早々原稿に苦しみそう。宝田明主演で地球を永福誌用とする木星X星人に操られたゴジラ&ガメラ&キングギドラが闘う『怪獣大戦争』なんて映画を観ながら晩飯。昼間NHK-BS出放送してたので録画したけどハハハハハ。どーでもええわ。フロのあと焼酎呑みながらテレビをつけたら『ゴッド・ファーザー』をやっていたのでついついマイケルがシチリアのコルレオーネ村へ逃避するする場面まで観てしまう。イイ映画ですね。ニーノ・ロータの音楽も素晴らしい。寝よ。

12月27日(日)
ベッドのなかで『赤毛のサウスポー』はいよいよ大詰め。ナ・リーグ西地区の優勝争いも佳境というところで主人公の18才の女性投手レッドのベッドイン初体験が隠し撮りされてポルノ映画に。レッドは被害者のはずなのにコミッショナーが激怒して出場停止?半世紀前に読んだ小説に再度興奮(笑)。ウン。コノ小説は「野球大衆文芸」としてキンセラの『シューレス・ジョー』と双璧ですね。フィリップ・ロスの『素晴らしいアメリカ野球』は「野球文学」ですね。ベッドから出て黒兵衛と散歩。年末の日曜。住宅街が静まりかえってるのはクルマが走ってないからですね。水道管交換工事も止まってますからね。聞こえるのは鳥の啼き声と犬の鳴き声くらいか。ワン。AOL.が近々ネットやメールのサービスを止めるというのでソフトバンクに乗り換え。メールアドレスなどが変わらないのはありがたいが送られてきた弁当箱のようなルーターだか何だか言うものの取り付け方がワカラン。トリセツを読んでもサッパリ。午後から機会と大格闘。電話ではロボットのような声の女性がハイ簡単ニドナタデモオトリツケデキマスカラと言ってたがテメエが取り付けに来い!こっちは客だぞ!と起こる相手もなく困っているとヨメハンが近所の若い絵の先生を呼んできてくれてトリセツを見せてフムフムと考えたあとにアッチのコードをコッチにやってコッチのコードをアッチにつないで…とやってくれた。スンマセン。アリガトウゴザイマス。感謝感激。アナログ人間はできたる社会にはついて行けませんね。ほんの十数年前までは4Bの鉛筆と万年筆とインクと原稿用紙があれば仕事になったのに…不便な世の中になったものです。気分転換と年末の挨拶で『鮨処もり山』へ。久し振りに美味しいお鮨を堪能。正月は子も孫も来ないから正月用お節はほんのちょっぴりで…よろしく。帰宅すれば京都南座の顔見世をやっていた。仁左衛門の『熊谷陣屋』。歌六の弥兵衛宗清がいですね。続けて最後の花道の場面。十六年はひと昔…夢だぁ…夢だぁ…。フロ入って寝よ。

12月26日(土)
年末。突然店頭に入ってきたガタイの大きな中年男が不動の姿勢で帝国陸軍式敬礼をして「玉木分隊長殿には武昌漢口の最前線でお世話になりました!」とか言いだしたことに驚いたときもあった。小生が小学校低学年の頃かな。昭和35年頃の話。音は親父に百円玉をもらって肩を叩かれてどこかに消えて親父は少し照れくさそうに笑っていた。ほんの半世紀前の歳末の夜はそんな光景もあったのですね。今はコロナのなかでの平和。Pax Coronana 国会でウソの答弁を繰り返して道義的責任を感じているという元総理は「日本人の道義・道徳心」を泥まみれにしましたね。間の抜けた顔をした政治かばかりに率いられた日本はどこへ向かっていくのでしょうか?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと春陽堂書店『Web新小説』の連載「スポーツは文芸をどのように彩ってきたか」第9回の原稿をウンウン唸りながら執筆。何しろテーマが高橋源一郎のポップ小説第一回三島由紀夫賞受賞作『優雅で感傷的な日本野球』ですからね。フィリプ・ロスの『素晴らしいアメリカ野球』の影響と類似を提示して…イロイロ原稿をこねくり回して江藤淳の文章を引用したりして…ふううう…しかし野球小説はアメリカや日本やアメリカ人や日本人を描くメタファーに最適のスポーツなんですね。それも断定的に描くのではなくワケのわからなさを描くのに最適でサッカーではイギリス人もイタリア人もブラジル人も平板なステロタイプとしてしか描けないのに…どうして野球は複雑に込み入ったワケのわからなさまで描くことができるのか…そう言えばベーブ・ルースは「ベースボールは最もリアルなスポーツ」と言ってましたね。人間社会をリアルに映したのがベースボールならベースボールがワケがわからなくなるのも当然ですね。サッカーのゴールは勝利につながる1点に過ぎないけどベースボールのホームランは勝敗を超越した無限の彼方への飛翔ですからね…そんなことを考えながら…ふうううううう…と書きあげて後半は消して第10回に回して送稿。晩飯は辻井伸行のドキュメンタリーを見ながら。ショパンのピアノの昔の重い響きで弾いた英雄ポロネーズはヨカッタですね。ヴェトナムの民族楽器とのコラボやアルプス地方の居酒屋でのピアノの即興も面白かった。途中で観た羽生結弦のパフォーマンスも素晴らしかったですね。

12月25日(金)つづき
終日いろいろデスクワークのあと夕方から今年最後の『ニューズ・オプエド年末1時間半特番』にレギュラーの一員として出演。他のゲストは井沢元彦・タケ小山・蟹瀬誠一・五十嵐文彦・平林壮郎の各氏。アンカーは上杉隆氏。アシスタントは石田紗英子さん。コロナのことや五輪1年延期のことやトランプ大統領のことや安倍・菅のことなどみんなでイロイロ話してます。今も見ることができますのでどうぞ……。https://op-ed.jp/

12月25日(金)
『赤毛のサウスポー』の主人公レッド・ウォーカーがメジャーで活躍し始めるとファンクラブが生まれ彼らはNCBと書かれたセーターを着ていた。Non Chauvinist Boysの略で「非男性上位主義青年クラブ」と訳されていた。「男性上位主義」のメジャー野球に挑戦している女性投手を応援しているわけだがこーゆーときにもショーヴィニズムChauvinism(排外主義)という言葉が使われるのだと納得。トランプやプーチンやボリスやルカシェンコが跳梁跋扈する世の中なのに最近使われなくなったのはナンデかなあ…と思いながらこの単行本の腰巻き(帯)の推薦文を「全身小説家」の井上光晴氏が書いていたことを思い出す。《これほど興奮する小説は滅多にない。後楽園でナマの巨人ー阪神戦を見るよりプロ野球ファンとしてよほど充実感を覚えよう。しかも奇想天外な作り話でなく香りの高い文学の精神とリアリティーに支えられているのだ。赤ん坊の頃から大リーガーの一流サウスポーになるべく特訓された少女。(略)文字通り清を解放したスクリューボール。かつて黒人選手を拒否した大リーグの理由なき差別もこの長編によって我々は真剣に思い出す》『虚構のクレーン』の作者も野球が好きだったんですよね。そう言えば埴谷雄高という作家も自分の野球の経験を書いた『テツガク的一塁手の回想』と題した文章を書きヒットを打った瞬間を「エウレカ!(吾見出せり!)」の感触と書いている。こんなオモシロイ作品を小生の野球アンソロジー『9回裏2死満塁素晴らしき日本野球』に加えたから逆に売れなかったのかなあ(トホホ)と思いながらベッドから出て黒兵衛と散歩。ワン。

12月24日(木)
もうイチイチ書きませんけどね『赤毛のサウスポー』はメッチャ面白いですね。70年代のマッチョ系男性(メジャーリーガー)の女性観やウーマンリブ運動のあり方がよくわかります。ただ「スポーツにおける男女二元論の是非」といった今日的展開には進まないのが一昔前という感じですね。「セックスチェック(性別検査)」が「男性ホルモン(テストステロン)分泌量検査」になろうとしている現在スポーツ(の勝敗の決定)のあり方自体が問われ始めましたね。つまりそれは「男女の区別は可能か?」という最終命題に対する回答を求める動きでその無自覚的端緒が『赤毛のサウスポー』のような女子野球選手の物語の出現と言えるのかもしれませんね。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。東京五輪の開閉会式チームの解散について。まぁ仕方のないことでしょうけど安倍マリオ的キャラの登場だけは止めて下さい。しかしそろそろ東京オリパラ中止論を真面目に考える時期が来たと言えるのでは?ワン。ラジオのあと黒兵衛と散歩して通信社の連載コラムを1本書いて今日はクリスマスイヴであることに気づく。まぁ京都の禅寺の門徒には無縁…とはいえ子供も孫も来ないクリスマスはチョイと淋しい?そう言えばTVのニュースで今朝首相官邸入りした菅首相に向かって「メリークリスマス!」と叫んでいた新聞記者がいたけどその言葉はイヴの朝に言う言葉ではないですね。イヴの夜になってキリスト教の深夜ミサに出て…ミサを終えて日が変わってキリストの誕生した日(25日)になったときに言う言葉ですよね。仏教徒でもミッションスクールに籍を置いた関係でキリスト教の挨拶も一応心得ているので老婆心ながら。イヴにキリストの血(赤ワイン)でも飲むか…と思ったらフランス帰りのお隣さんがマスク姿でソーシャル・ディスタンスの挨拶に訪れてくれてお土産の手作りフォアグラとシャンパンを届けて下さった。シャンパンはお正月にとっておいてフォアグラと赤ワインでヨメハンと仏教徒のメリークリスマス。仏陀もイエスもムハンマドもツァラトゥストラ(ゾロアスター)も大日如来も弁天様も御一緒に。

12月23日(水)
今年も残すところあと1週間。俺の仕事は小さなものばかりラジオ2本&コラム3本。小さなものと言っても一生懸命やらねばイケマセン。こういう場合は一所懸命のほうが的確な表現ですね…などと考えながらベッドを出て黒兵衛と散歩。風に吹かれた落ち葉が道路に溜まっている。溜まっている「密」な箇所と吹き飛ばされた「疎」の箇所が交互にある。この風に吹かれた落ち葉が形作る「疎密」の模様はきっと宇宙の銀河系の分布と同じでしょうね。ビッグバンのあと粒子がぶつかり合って拡大の速さが遅くなって「密」になったところが「恒星」になり「恒星(太陽)系」になり「銀河」になり「銀河団」となりビッグバンで吹き飛ばされた「疎」の部分は「無」になった…いや「ダーク・マター(暗黒物質)」が残されたのかな?ワン。終日いろいろデスクワーク。来年の東京五輪の開閉会式を担当する野村萬斎氏のグループが解散。代わってソフトバンクの白戸屋シリーズ等で有名でパラの開閉会式を担当していたCMディレクターの佐々木宏氏がオリパラ開閉会式の統括をすることになったとか。小生は萬斎氏が如何程の演出ができるのか過去舞台や映画から少々訝っていた部分もあったがコロナの現状を考えればCMディレクターへのトップの交代は納得。古典芸能ワザオギ(俳優)にしろ演出家や映画監督にしろ言ってみれば自分の表現したいことをやる人物。それに対してCMディレクターは言われたことをやる人物ですからね。携帯電話を売ることも安倍マリオを登場させることも言われたことをやりますからね。五輪憲章違反だとかオリンピックの理念だとか政治との関係なんて関係ないですからね。サッサと五輪の開会式をやるには適任でしょう。東京オリンピックの理念は…なんてどこかに消えてしまってGo To Olympic!さぁ日本経済のために頑張って下さい。とほほ。晩飯映画劇場はリチャード・バートン主演『聖衣』。キリストを十字架にかけたローマ帝国の将軍が最後にキリストの纏っていた「聖衣」と出逢い信仰に目覚める話。小生は仏教徒ですが一応ミッションスクールで聖書研究なんてこともしたことがありますからこーゆー映画は観てしまいます。主人公のバートンの奴隷としてキリスト教徒の男はどこかで見たことが…と思ったらヘンリー・フォンダの『荒野の決闘』でドグ・ホリデイを演じてハムレットのTo be or not to be…の台詞をすべて見事に語った人物(ヴィクター・マチュア)ですね。『聖衣』の原題は『The Robe』。何だかバス・ローブBathrobeみたいで味気ないですね。Olympic Flameを「聖火」と呼ぶように日本語のほうが大袈裟なのか?寝よ。

12月22日(火)
『赤毛のサウスポー』にはベーブ・ルースやジョー・ディマジオの他にサンデー・コーファックスやドン・ドライスデールの名前も登場。メジャー野球に興味のない人はピンと来ないかな?おまけにラクエル・ウェルチの名前も出てくる。主人公の女性投手に向かって監督が「球場では豪速球を投げても球場を出ればラクエル・ウェルチになれ」と言うのだ。この台詞は70年代の男性の女性観(差別視?)を表すけど女優のラクエル・ウェルチを知らないと理解不能。そー言えばヘミングウェイの『老人と海』にもジョー・ディマジオが登場する。マリリン・モンローの旦那でミスター・ヤンキースと呼ばれたダンディなイタリア系メジャーリーガー。その存在を知らなければヘミングウェイは理解できないのかなぁ…と思いながらベッドから出て黒兵衛と散歩。寒いけど今年は年末の感じがしませんね。これもコロナのせい?ワン。北國新聞の連載原稿を仕上げる。テーマはIOCと政治。IOCが「オリンピックは政治と無縁」と言ってられる時代は終わりましたね。バッハも大坂なおみを見習わねば。結構時間かけて原稿完成させて送稿。サケ&メシ&フロのあと焼酎のもながら数日前に録画したサイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団のベートーヴェン第九交響曲。チョット懲りすぎかなと思えるほどリズムが弾けて独唱と合唱は言葉の意味をきちんと砕いて噛んで伝えるような歌い方。それなりに面白い演奏でした。ラトルはロンドン五輪の開会式でも指揮してましたね。来年の東京は誰が?まさかAKBだけじゃないでしょうねぇ。しかしコロナはどうなる?東京五輪は本当にできるのか?バッハ&ガースーは無責任すぎないか?やるというならどーゆーふーにやるかを言ってくれないと…私は室内競技をすべて半年遅らせて北京冬季五輪と同じ時期に行う方法を検討すべきだと思いますが…IOCや組織は当然そのくらいの計画はB案C案D案E案…として考えているはずですよね。

12月21日(月)つづき
午後からYuTube『今週のスポーツ批評』本番リモート収録のあと少し休んで今年最後の『ニューズ・オプエド』アンカー出演。ゲストは元JOC春日良一さんと初登場スポーツライターで日体大准教授の松瀬学さん。それぞれ今年の五大ニューズを選んでもらってイロイロ話す。小生がIOC批判をすれば春日さんはIOC擁護。松瀬さんはIOCによる選手の政治発言禁止を批判。イロイロ意見をぶつけることが大事ですね。視聴者の反応が最も大きかったのは小生が12月17日の朝日新聞夕刊の記事から山口晃さんの東京2020パラリンピックの公式ポスター『馬からやヲ射る』を紹介したこと。小生もこんなに素晴らしいポスターがあることを知らなかったけど春日さんも松瀬さんも視聴者の皆さんも反応。3・11津波や福島原発汚染水タンクまで描かれているポスターはどんどん紹介したいですね。『オプエド』のあとメシ&フロ。焼酎呑んで何気なくTVつけると『モスラ対ゴジラ』をやっていた。宝田明&星由里子&ザ・ピーナッツも出ていてアメリカの水爆で甦ったゴジラが日本を破壊しようと上陸してきたのを日本古来の絹産業の担い手である蚕(蚕=モスラの子供)が絹糸噴射でグルグル巻きにしてやっつけるのは少々意味深で痛快?考えすぎかな?あ。『ニューズ・オプエド』の春日さん・松瀬さんとの「激論」は今も見ることができます。https://op-ed.jp/

12月21日(月)
ベッドで『赤毛のサウスポー』読み続ける。こーゆー「野球文芸」は流行と共に消えてゆくのかな?そー言えば何年か前立教大学の教壇に立っていたとき1年生の50人全員が長嶋茂雄のことを知らなくて愕然としたことがあった。《江夏の21球》も誰も読まなくなるのか?否!長嶋や江夏が「無名性」を獲得したあとにも読み継がれる作品が親の名作と言われるのかも…ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと今年最後のYuTube『今週のスポーツ批評』収録のための準備。今年のスポーツ界五大事件を選ぶ。@東京オリパラ安倍総理の1年延期発言にバッハIOC会長が同意(こんなに政治に接近してイイの?)A大坂なおみ全米オープン黒マスクで優勝(五輪では使用不可は何故!?)Bブランデージ元IOC会長の胸像をシスコの美術館から撤去(ナチス支持の人種差別主義者だったから当然ですよね)C大学スポーツ界に大麻・窃盗・集団強盗・強姦事件続発(体育会系学生は勉強してるのか?!)Dそれでも続く!メディアによる日本のスポーツ支配(読売巨人日本シリーズ8連敗・朝日甲子園大会中止・読売箱根駅伝決行…メディアは主催者から退いてジャーナリズムに徹しないと日本のスポーツ界はよくならないですよね)。

12月20日(日)
ベッドのなかで『赤毛のサウスポー』再読。しかし70年代のメジャー野球を知らないと読めないかな?《監督はレジー・ジャクソンのような笑いを浮かべた》なんて若い人にはナンノコッチャ?でしょうね。ストーリーは面白いだけに残念。野球本にはそーゆー流行が付き物かな?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。寒く明るい青空の冬の朝。こーゆーときは日本海側は雪ですね。ワン。終日いろいろデスクワーク。新型コロナの対策が後手後手にまわって菅内閣の支持率が落ちた…と聞いて笑っちゃいけないけど笑っちゃいますね。誰か一人でも自分の言葉で話の出来るシャンとした政治家はいないのか?!そんなレベルの低いことを書かねばならないとは世も末ですが…それが日本の現実のようですね。第三波が来る前に準備をしておかなければならなかった…なんて言う前にオリンピックの前に何をしなければならないかを今言わなければならないはずですよね。あ。そうか。暖かくなればコロナも消えてナンとかなる…と皆さん思ってるのですね。そうか。ヨカッタヨカッタ。とほほ。晩飯のあと何気なくテレビのチャンネルを回すと(最近はこーゆー表現は使わないのでしょうね)神奈川テレビTVKで『渋滞』という映画をやっていたので観てしまう。離島出身のショーケンがヨメサン(黒木瞳)と2人の子供を連れて正月にクルマで帰省しようとするが大渋滞に巻き込まれたうえ事故寸前の危機や子供発熱に遭遇して夫婦喧嘩ヤラナンヤラで一時は東京に戻ろうかと思いながらもやっぱり数時間だけでも帰省して家族や島民に温かく迎えられるという物語。ショーケンも黒木瞳も熱演のイイ映画でした。そのあと諏訪内晶子さんのヴァイオリンでベートーヴェンのコンチェルト。繊細で優しいいイイ演奏でした。そのあとウィーン・フィルのコンサートマスターの一人ヒンクさんらのピアノ・トリオによる『大公』。ヒンクさんには札幌でのPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティヴァル)でお世話になりました。もう30年以上前になるかなぁ。懐かしいなあ。その後クライバーと来日されたときも上野の文化会館のオケピットで御挨拶。いろんなことがあったなぁ…なんて思うのは歳取った証拠かな。

12月19日(土)書き忘れ
夕方何気なくテレビのスイッチをひねったら『一万人の第九』をやっていた。佐渡裕さんがコロナで一万人が集まれないけどどんな形でもやりたいと言っていたもの。リモートでやったことを何日か前の朝日新聞にも記事が載っていてテンポを合わせるのがメッチャむずかしかったとか。そりゃ佐渡さんは感情で指揮する人だから打ち合わせ通りの一定のテンポというのはむずかしかったに違いない。でも感動的な盛りあがり。終わって佐渡さんも涙を見せていたけど気持ちはわかります。小栗哲家さんはじめスタッフの苦労もタイヘンだったでしょうけど中止にならなくて良かった!もうひとつ書き忘れたことは映画『スカイスクレイパー』の最後のシーンについて。デジタルで鏡のように映し出される何枚もの映像のなかでの決闘シーンはオーソン・ウェルズ『上海から来た女』のパクリですね。ということはこの映画にはオリジナルのアイデアが一つもないということですね。お粗末。

12月19日(土)
朝ベッドで『赤毛のサウスポー』読み出す。この時代(70年代)の女性像は男性の視線が主となっているのでどーしても胸は大きく髪の毛はロング(ポニーテイルで「女性らしく」)となってしまいますね。女性作家が女性のアスリートを描いた小説の出現に期待したいですね。女性作家が男性アスリートを描いたのは倉橋由美子の『100メートル』がありますからね。あ。岡本かの子の『混沌未分』という女性の水泳指導者を描いた見事な小説がありますがソレもやはり「昔の男性の女性を見る好奇な視線」が中心になってますからね。現代女性による現代女性アスリートの小説を読みたいですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。朝が寒くなってきた。♪寒い朝。吉永小百合。こーゆー歌謡曲は今や小学唱歌のように響きますね。ワン。終日デスクワーク。請求書書いて本棚を整理してPCの中も整理して雑務の一日。以前ZOOMでインタヴューを受けた教育システムという出版社(編集プロダクション?)から『BAN番』という月刊誌が送られてくる。「番」とは「交番」のこと。警察官「30万人のための情報発信マガジン」だとか。政治経済等いろんな記事が並んでいるが「ロシアのオウム信者」「警察署の会議を有意義にするために」「時代を読み解くカギ:ピス健事件」「若手警察官のためのマナー講座」「ミャンマー人の犯罪組織」など興味を惹かれるタイトルが並ぶ。総合雑誌より専門雑誌のほうが面白い?晩飯&風呂のあとテレビで『スカイスクレイパー』という映画をやっていたので見てしまう。「摩天楼」のことですね。この英単語が中学の英語の授業で出てきたときSkyscraperとは空を摩ることだとわかったことを思い出す。それ以外何も思わないどーでもいい映画。『タワリング・インフェルノ』のほうがはるかに面白いですね。『ダイハード』は確かバブル期の日本企業の高層ビルでの事件。今回は香港にある中国の超高層ビルでの事件。時代の推移ですね。以前映画関係者にケ小平が訪米したとき映画『セヴン・イヤーズ・イン・チベット』にイチャモンをつけて親中映画として創らせたのが『パールハーバー』だと聞かされた。この映画にもも中国の意向と資本が入ったのかな?

12月18日(金)
朝ベッドで井上ひさし『突撃する女』読む。1年目最下位に終わった長嶋巨人が女性投手の獲得によって優勝するという話。ロスワイラーの『赤毛のサウスポー』(1976年)の前(75年12月)に書かれた女性投手が活躍する野球小説ということは評価できるし井上ひさしさん一流の笑いに満ちているとは言え当時の女性差別や人種差別的的表現が随所に見られて少々どん引き。「これまで純血を誇っていた巨人軍に今年長嶋監督はジョンソンという舶来の血を輸血し見事に失敗した。が長嶋監督はこれに懲りず今度は女性投手に巨人軍のマウンドを任せるという。狂気の沙汰としか思えない」これは(阿呆な)巨人ファンの言葉として書かれていてけっして著者の意見ではないとは言えワインドアップでハーフの女性投手がパンチラで打者を惑わしたり月に一度の《アレ》で女性投手が滅多打ちを喰らったり最後は大活躍していた彼女が《妊娠のつわり》でマウンドを降りるという設定は現在ではNGだろう。ただ当時の日本のプロ野球事情はスポーツライターとして仕事を始めたばかりだった小生も憶えているが巨人のオーナーが「新ガイジン選手」を「名前はホワイトでも色は黒です」などと平気で紹介していたくらいでテレビのワイドショウでも「巨人は純血主義を守れ」などと平気で口にした野球解説者もいた。その時代から時代から日本の社会は少しでも成長したのかどうか…ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。BGMは若きバーンスタインの1950〜60年代にニューヨーク・フィルと録音したベートーヴェンの交響曲。この9曲は本当に素晴らしい演奏なのに当時の音楽評論家たちはまったく評価しなかった。カラヤンのレコードは「推薦盤」なのにバーンスタインのは無視。良くても「準推薦」。中高生だった小生は首を傾げるしかなかった。のちにウィーン・フィルを指揮した録音は音楽評論家もベタボメ。ソレももちろん素晴らしいですけどNYフィルとの録音もスゴイですよ。それでわかった。皆さん権威に弱いんですね。自分の耳で聴いてないのですね。晩飯はチコちゃんと共に…と思ったら何故か今日はチコちゃん休み。飯風呂のあと川上哲治監督V9のドキュメンタリーが面白かった。けどそれ以上に面白かったのは福本豊さんのドキュメント盗塁の話。いやあこの選手は大天才ですね。それにキチンと自分の価値観で生きている人ですね。ただベースは必ず左足で踏んでいたという話や足のマッサージは絶対に受けなかった(足の記憶が消えるから?)といった話が聞けなかったのは残念でした。インタヴュアーさん!もっとがんばって!

12月17日(木)つづき
そのあと今日も終日デスクワーク。東京新聞がスポーツ欄で面白い記事を連載。『アスリートの性差考』と題された記事に注目。人間を男と女に分ける二元論がはたして正しいかどうかはスポーツ界にとっての大問題ですからね。しかしIOCは人種差別についても性差別についてもフットワークが重いですね。日本の東京オリパラ組織委はもっと重いかな?夕方大船駅前の喫茶店へ。京都新聞東京支社の記者の新春紙面用インタヴューを受ける。東京オリンピックパラリンピックについて。できるならやってほしいですけど無理してやってはいけないですね…とか1時間半にわたってイロイロ話して帰宅。晩飯&風呂&寝る前に見た朝日新聞夕刊一面の記事に目が止まる。山口晃さんの描いた東京オリンピックパラリンピック公式ポスターの紹介記事。何人もの画家や書家やイラストレーターなどが描いて何枚もあった公式ポスターはチラッと見ただけで興味はわかなかった。山口さんのイラストもチラッと見ただけで漫画的に描かれた鎌倉の流鏑馬か…程度にした思わなかった(失礼)。しかしコノ一枚「馬からやヲ射る」にはなんとなんと津波も福島原発の汚染水タンクも車椅子を自由に動かせない街も描かれている。スゴイ!よくぞこの絵が組織委に選ばれましたね。山口さん自身も「コンパクト五輪からほど遠く肥大化する予算・招致をめぐる贈収賄疑惑・国立競技場建設をめぐる騒動などに強い疑問を感じてきた。また「戦争画」という形で美術が大政翼賛的な役割を果たした歴史にも思い巡らせてきた」という。また「一番弱い者が死なずにすむために社会というのはある。そうなっていない時は為政者に文句を言い自らも省みなければならない。人は忘れっぽい。オリパラなどは思い出す機会だ。復興五輪・アンダーコントロール(原発事故の放射能汚染は制御できている)など(という安倍首相の言葉を)忘れてはいまいか」とも…。この絵と山口さんの言葉にブラーヴォ!と喜んでばかりはいられません。ここに描かれた現実をサァどうするか…。

12月17日(木)
『現代スポーツ評論』の「人種問題特集」は当然在日コリアンの問題も取りあげ川端康平津田塾大准教授が「人種差別に抵抗する〈力〉の所在と循環ー在日コリアン男性アスリートをめぐる表象ー」題して長州力の話題を入口に《日本型人種差別と呼べるもの》に対して興味深い論考を展開されている。胸に日の丸を付けて走った日本占領下でのベルリン五輪金メダルの孫基禎や銅メダルの南昇龍の〈魂〉は早大競走部監督でベルリン五輪1500mに出場していた中村清や部員の金哲彦に引き継がれさらに小出義男と有森裕子へとバトンが渡っている。《在日の魂をめぐる物語は在日の中だけで完結しているわけではない。その力は植民地時代からヘイトスピーチ吹き荒れる現代に至るまで日本社会や世界のあらゆるところで受け継がれ共に生きられているのだ》なるほど。確かに。差別に〈力〉を提供している人種も民族も民族も国家も人間が勝手に創造したものだということに気付くべきですね。ワン。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。新型コロナ感染拡大のなかで東京五輪開催の一つのアイデアとして屋内競技だけを半年遅らせて北京冬季五輪と同時開催にして参加人数を減らす(PCR検査をしやすくする)といったことを話したあと黒兵衛と散歩。

12月16日(水)つづき
アッチャー(>_<)恥ずかしい大失敗(^^;)2日前に本欄で絶賛した小説『野球の国のアリス』の作者である直木賞作家の北村薫氏を女流作家と書いてしまった。大変申し訳ありません。北村薫氏は男性でした。ここに謹んでお詫びします。そうですよね。最終回一打逆転されるケースでのBigPlayはヤッパリ(草)野球を実際にやったことのある男性にして初めて想像し創作できるBigPlayですよね。薫という名前と女性漫画かハーレクインロマンス女子中学生版のようなイラストの表紙に加えて大学時代は早稲田大学ミステリ・クラブに所属という経歴が書かれていたものですっかり女性だと勝手に思い込んでしまいました(小生の大学時代に早大ミステリ・クラブの女性を知っていたもので。お詫びして訂正させていただきます。『野球の国のアリス』は面白かったです!

12月16日(水)
『現代スポーツ評論』最新号の「人種問題特集」はホントに勉強になる。あらゆる一に読んでほしいけどスポーツメディアに関係している一は必読ですね。今朝ベッドのなかで読んだ高橋進之介ヴィクトリア大学ウェリントン言語文化学部講師の『記憶の抹消にこうする』と題したオーストラリアン・フットボールのアポリジニ出身の大スターと差別(彼への人種差別的野次とその野次を「擁護」するスポーツキャスターなどを考察した論文)はまったく知らなかったオーストラリアやニュージーランドの歴史(先住民アポリジニと植民者ヨーロッパ人の関係)を学ぶことができて目からウロコが10枚くらい落ちた。マオリ族の「ウォー・クライ(war cry)」やアポリジニの「ワー・ダンス(war dance)」アドと呼ばれている「ハカ」はけっして「闘いの踊り」ではなく《自己の存在ということを示すための踊り》なんですね。だから《舞う場面も戦場で敵を前にした時に限らず冠婚葬祭などの人生の節目や他者を歓待する際など多岐にわたる》そのため《試合前の踊りは相手チームへの敵意を示すものではない》という。だから「war」という言葉が入った訳語は《誤訳》なのだ。ナルホド…と納得しながらベッドから出て黒兵衛と散歩。人間何歳になっても学ばなければならないことは多いですね。ワン。終日デスクワークのあと『ニューズ・オプエド』ゲスト出演。アンカーはカーライフ・エッセイストの吉田由美さん。月イチ・シリーズで本間龍さんが「Monthly Tokyo2020インパールへの道」と題した「来年の東京五輪は第二次大戦の大日本帝国陸軍のインパール作戦と同じ」という視点に立った持論を展開。確かに感染医でサッカーに関する著作もありダイヤモンドプリンセス号に乗り込んで新型コロナ対策と取り組んだ岩田健太郎氏も『Web Sportiva』で東京五輪は「できない基準が設定されていないから心配」と語っておられる。確かにそうですね。政府のGoToキャンペーンも「止める基準」もなければ「ヤル基準」もないまま「突撃ー!」ですからね。いやGoToには「ヤル基準」はありましたね。確か「コロナが終息したあと…」だったはず。しかし無視。「やっちゃえ!Goto!」「やっちゃえ!五輪!」なんてことにならないよう願いたいですね。GoToを止めるのもタイヘンだったみたいだけどGorinは止められないほどBigですからね。Too Big Too Fail!とほほ。

12月15日(火)つづき
朝起きて『現代スポーツ評論43号スポーツと人種問題の現在』から小笠原博毅神戸大学大学院教授の「人種差別の現在」を読み直す。ナルホド。《人間の肌の色は人種によってさまざま》という表現は《間違っている》のですね。《まったき白人》《まったき黒人》など《存在しない》わけで《人種という概念は作られたもの》だといことをきちんと認識しなければいけないですね。だから大坂なおみは《黒人の権利》という言葉を使わず《人間の権利》という言葉を使ったわけですね。大坂なおみさんからも学ぶことは多々あります。ベッドを出て黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。本ホームページの更新原稿を作ったり財界展望社や春陽堂書店の連載ゲラが送られてきたので校正したり…で夕方からはスポーツ立国推進塾にオンライン参加。しかし議員会館会議室で行われている声が部屋に響いてか?マスクを着けた声が籠もってか?ZOOMとパソコンの相性が悪いのか?会議室の声が聞き取れない。今日の講演は筑波大学真田久教授のオリンピックの話でソレは日本スポーツ学会のビデオ放映で既に聴いているので退室させていただく。晩飯&風呂のあと『赤毛のサウスポー』を持ってベッドへ。奥付を見てこの本を読んだのは42年前だと知る。水島新司さんの描いた女性投手水原勇気が活躍したのもこの頃だったなぁ…懐かしいなぁ…水島新司さんとイロイロ野球談義させてもらったのは楽しかったなぁ…などと思いながら熟睡。

12月15日(火)
昨晩ベッドに持ち込んだ北村薫『野球の国のアリス』読了。これは野球好きには快哉を叫びたくなる結末!現実世界とは左右逆転している鏡の国の中学校野球最下位チームが現実世界の日本一中学校と対戦して勝利するという話。どんな勝ち方をするかはネタバレになるから書きませんが最終イニング無死満塁一打逆転サヨナラ負けの大ピンチにマウンド上のアリスが踏ん張ったうえにBF的存在のカッコイイ野手がアッと驚くプレイで本塁に突っ込んだ走者を封殺する。いやぁ最後のこのプレイは想像できなかった。素晴らしい!ネタをばらしたい気持ちでイッパイですがバウトン&アジモフの『ストライク・ゾーン』でヨレヨレのナックルボール投手が最後の最後でど真ん中にストレートを投げ込むのと争うかそれ以上のアイデアですね。ブラーヴォ!女性が投手として活躍する小説としてはポール・R・ロスワイラー『赤毛のサウスポー』や井上ひさし『突撃する女』と比肩するほどの快作ですね。女流作家が野球をここまで…などと書けば女性に対して失礼千万ですが野球の面白さをここまで描き著してくだされば感謝の言葉あるのみです。最近の野球中継で使われなくなった『ピッチャー(バッター)・イン・ザ・ホール』なんて言葉も思い出させていただきました。おかげで気分良く熟睡できました。

12月14日(月)
プラトンの『饗宴』はチョットしんどいなぁと思って昨晩ベッドに落ち込んだ北村薫『野球の国のアリス』(講談社文庫)を読み出すと結構面白くてあっという間に4分の3ほど読み進む。鏡を抜けて左右が逆なだけの同じ世界で野球の投手として活躍する女子中学生の話。兎も猫も赤の女王も出てくる『鏡の国のアリス』のパロディ仕立てになっている。野球と名のついた本なら手当たり次第に買ったけど表紙があまりに少女漫画チックなので読まないで積んで置いた一冊。おまけに最近女性作家の野球本を何冊か読んで野球のプレイに関する間違いが多くてウンザリしていたから…三塁手が一塁へ大暴投…とか…左投手のカーヴのすっぽ抜けが右打者の臀部に死球…とか。しかし感想は読み終えてからにしますがこの一冊は結構面白い。と思いながらベッドから出て黒兵衛と散歩。ワン。帰宅して『weeklyスポーツ批評』の準備。午後からYuTube録画本番。テーマは『スポーツは不可能に挑戦しない!人間に可能なことを発見する行為!』これは何年か前ムーンサルト(月面宙返り)やツカハラトビを創作した体操選手の塚原光男さんにインタヴューしたときに「体操競技は人間にできることを発見するだけ」と言われた言葉を敷衍したものですね。少し休んで夕方から『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今週と来週は年末特集で1年を振り返ってもらう。今日はサッカー・ジャーナリストの大住良之さんと相撲ジャーナリストの荒井太郎さんに各々のジャンルで今年の五大ニューズを選んでもらった。どちらもトップ・ニューズはコロナによる混乱。サッカーはAJリーグがコロナ対策で見事なリーダーシップB日本代表がオランダとオーストリアで親善試合CJは川崎が大独走優勝Dヘディング受難(イングランドの往年の名選手などの認知症が相次ぎヘディングの悪影響が取り沙汰される)そしてマラドーナの死去。大相撲はA今年だけで幕尻優勝が2度も(徳勝龍&照ノ富士)B正代&朝乃山2力士がワンチャンスで大関へC照ノ富士:序二段からの大復活D豪栄道・琴奨菊・栃煌山・豊ノ島ら名力士相次いで引退も2横綱は引退せず。ほかに111年ぶりの現役50歳力士とか稀勢の里以来の16歳の幕下力士などいろいろ語ってもらう。オリンピックと違ってサッカーや大相撲そのものの話をするのは楽しいですね。晩飯&風呂のあと昨夜録画したポリーニのベートーヴェン聴きながら焼酎。いやぁ…この素晴らしい演奏は人類の宝ですね。『ニューズ・オプエド』は今も見られますhttps://op-ed.jp/

12月13日(日)
ベッドのなかでプラトン『饗宴』読み進む。しかし古い岩波文庫版は翻訳がわかりにくい。タイトルを『シンポジウム』に変えればいいのに…いや『酒呑み男色討論大宴会』か?ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。散歩日和の好天のなか日曜だからか住宅街は正月のような柔らかい静けさ。ワン。終日デスクワーク。コンピュータ内の整理など雑務イロイロ。長田渚左さんから『スポーツゴジラ49号』が送られてくる。今回は1980年モスクワ五輪ボイコット特集。オリンピックに出られなかった選手も可哀想だけどはたして今五輪を行う価値があるのか?「五輪」というオリンピックの略語を創った川本信正さんの息子さんが父親の生前に「五輪」という言葉を商標登録していたら大金持ちになれたのに…と言ったら「五輪という言葉はスポーツを愛するみんなのものだ!」と叱られたという。それが今ではIOCが登録商標してしまった。商業主義に加えて歴代会長にナチスの支持者や人種差別主義者がいたようなIOCに平和運動のオリンピックを主催する純粋さがあるのでしょうかねえ?柔道の「巌流島決戦」は阿部一二三が勝ちましたね。選手の努力は尊いかもしれませんがオリンピックはどこかオカシイですね。日経新連載の『十選』のなかにベーブ・ルースが来日したときにポスターや戦前の『大坂タイガース』の試合のポスターを選ぶのを忘れていた。これは明日FAXしなければ…などと思いながら晩飯前に『カウボーイ&エイリアン』見てしまう。アメコミ現代版の映画化。見る必要のないどーでもいい映画でした。ハリソン・フォードが出ているのは年寄り向けの免罪符みたいなものかな。晩飯食いながら『ダーウィンが来た!』のヤリイカ特集を楽しんで『日曜美術館』で大原美術館の素晴らしさを味わって(死ぬまでに訪れてみたいですね)風呂のあと『クラシック音楽館』でベートーヴェン特集。アルゲリッチのピアノで協奏曲第1番を楽しく聴いたあとバレンボイムの指揮とピアノ&ムターのヴァイオリン&ヨーヨー・マのチェロで三重協奏曲(コレは何度聴いても面白いと思えたことがない。ベートーヴェンの失敗作?)そして最後はマウリツィオ・ポリーニのピアノでベートーヴェン最晩年のピアノ・ソナタ31番と32番。これは凄かった。なんという音の素晴らしさ!テレビで聞いても震えるような感動!聴衆も全員微動だにしない。ベートーヴェンの死の直前の白鳥の歌を77歳のポリ-二が見事に演奏。この録画は絶対に消せないですね。コンサートのあと(テレビ番組なのにそう書きたい)以前ポリーニの生演奏をサントリーホールへ一緒に聴きに行った長女から電話。ただただ凄い・素晴らしいの一言。世の中にはこーゆー奇跡を演じることのできる人物が存在するのですね。

12月12日(土)
昨日の本欄の「ノガミのズージャーバー」の意味がわからない人がいたみたいです。「上野のジャズ・バー」のことです。終戦直後はそんなふうに逆さに言うことが流行ったそうです。小生より一世代上の人たちの流行語ですね。最近ベッドのなかでつまらない本を読んでしまったので今朝は昨晩本棚から引っ張り出したプラトン『饗宴』(岩波文庫)を読み始める。なるほど。エロス(愛)はカオス(混沌)やガイア(大地)と同じく世界の始まりから存在していたのですね。レナード・バーンスタイン作曲『セレナーデ』はこのプラトン『SYMPOSIUM(饗宴)』に触発されて生まれたもので5つの楽章にはそれぞれ「ファイドロス:パウサニアス」「アリストファネス」「エリュキシマコス」「アガトン」「ソクラテス:アルキピアデス」とタイトルがついている。これまではそんなこと無視してチョイと面白いヴァイオリンとオーケストラの楽曲を聴いていたけどこれからはチョイとギリシアの哲学者やソフィストとの関係を考えながら聴いてみようかな…などと思いながらベッドから出て黒兵衛と散歩。しかし「シンポジウム」とは「酒呑みの宴会(饗宴)」での座談のことなんですね。今はなんで酒が出えへんのや?ワン。終日デスクワークいろいろ。コロナ禍でもナンヤラカンヤラとやることはあるもんですなぁ…なかなかカネにはなりまへんけど…とほほ。晩飯&風呂のあとNHK-BSのドキュメンタリー『映像の世紀』でヒトラーやゲッペルスやゲーリングやヘスやアイヒマンを取りあげた『ナチス狂気の集団』をやっていたので見てしまう。この「狂気」をブランデージやサマランチIOC会長が支持し絶賛していたのはやはりIOCとしてケジメを付けるべきでしょうね。寝ようかと思たら高田賢三の追悼ドキュメンタリーをやっていたので見てしまう。素晴らしい人物だったんですね。寝ようとしたら『カウボーイ&エイリアン』という映画をやっていたので録画。30分だけ見てベッドへ。西部劇もSFも好きな人間には興味を惹かれるタイトルですが…中味はどうかな?

12月11日(金)
コロナ禍のため困ってる人が多いなか一国の首相がネット番組で「ガースーです」と挨拶。阿呆か。終戦直後のノガミのズージャーバーでカッコつけてるチンピラじゃあるまいし(意味わかるかな?)こんな人物に「強い危機感」と言われても誰も信じないでしょう。ドイツの国会で自分の言葉で危機と自粛を激しく訴えたメルケル首相の爪の垢でも煎じて飲んでほしいですね。まったく。黒兵衛と散歩のあと今日も終日デスクワーク。財界展望社の月刊誌『ZAITEN』の連載「今月のスポーツ批評」の原稿執筆。テーマはやっぱりオリンピックのことしかないですね。はたして現在のオリンピックが世界平和や人類社会の発展のために貢献しているのかどうか…大いに疑問ですね。その創始者であるクーベルタン男爵が生前100年後に輪廻で生まれ変わったら「自分が苦労して作り上げたもの(オリンピック)を今度は潰す側にまわる」と発言していた意味を考え直すべきでしょうね。しかしそのクーベルタンも晩年はヒトラーの加護の元でのナチスの年金暮らし。ブランデージ第5代IOC会長はヒトラー絶賛の人種差別主義者。第7代マルキ・ド・サマランチ(侯爵)会長はスペイン・フランコ独裁政権支持者でナチスを支持したスペイン・ファシスト党(ファランヘ党)党員。作家のアーネスト・ヘミングウェイやアンドレ・マルローなどの参加した義勇軍の市民戦争を弾圧。バッハ現IOC会長はどないな人なんでしょうねえ?チコちゃん見ながら晩飯食って早々とネル。

12月10日(木)
《強い危機感を持って…勝負の3週間!》阿呆か。言葉だけを弄んでどないするちうねん!?メディアはまったく報じてくれないけど来年の東京五輪はどうなるのでしょうねえ?暖かくなれば感染者も減るからその隙を突いて開催できる…このまま来年のオリンピックに突き進むことができる…と考えてるのかな?…ベッドで読み始めた本があまりにつまらないので(著者に対する惻隠の情で書名は非公開にします)そんなことを考えながらベッドを出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。ブランデージ元IOC会長の胸像が「人種差別主義者」として撤去された話をしたあと黒兵衛と散歩。そのあと仕事であちこちメールしてたら木村元彦さんがWebSportivaでの感染症の権威岩田健太郎氏へのインタヴュー記事のURLを教えてくれた。東京五輪はやってもやれなくても《できない基準が設定されていないから心配》だという。そのとおりですね。IOCバッハ会長も菅総理も「とにかく開催」ですからね。このままではインパール作戦ですね。撤退する基準…東京の感染状況がどうなれば開催をやめるという基準を示すべきですね。https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/other/2020/12/10/post_15/しかし感染が治まってからやるはずだったGoToも突き進んで感染悪化とは因果関係がないと言ってるくらいですから日本の政府は第二次大戦の帝国陸軍から一歩も進化してないのでしょうか?などと考えながら昨日に続いて日経新連載の『十選』の絵画や写真を昨日に続いて選ぶ作業。あ。バンクシーのテロリストが花束を投げてる絵も選ぼうかな…あれは野球の投手の原点では…?などと思いながら仕事部屋の床は広げた画集でイッパイ。2日がかりでよーやくリストができてメール送稿。ま。ノーマン・ロックウェルやアンディ・ウォーホルと格闘するのは楽しい仕事ですけどね。

12月9日(水)
ベッドのなかで『現代スポーツ評論43号・特集スポーツと人種問題』読む。先に何度か本欄でブランデージ元IOC会長が「人種差別主義者」として糾弾されている話題を書いたがネタ元はこの雑誌。今号は他にも勉強すべき論文が満載だ。下地ローレンス吉孝さんの『「ハーフ」をめぐるスポーツ鑑賞ー人種化された鑑賞行為と反人種主義のアリーナー』も読み応えがあった。ハーフの選手に対して《本人の日々の努力や練習量などをまるでなかったことのように評し勝因を「外国の血」という観念のみに結び付けようとする人種化された鑑賞行為はそれを言われた本人の存在や人生そのものに深い傷を与えかねない》重要な指摘ですね。ナイキのCMを非難した人はどう考えるんかな?ワン。黒兵衛と散歩のあと終日デスクワークは日経の連載の準備。野球の絵画や美術品探しで本棚を漁りまくってコピーをとりまくる。うわっ。コピー機のカラー・インクがあっという間になくなる。シャーナイな。晩飯の時間まで画集やコピー機と大格闘。昼間にNHK-BSでジュリア・ロバーツとリチャード・ギアの『プリティ・ウーマン』をやっていて途中まで見たヨメハンがやっぱり面白いというので晩飯映画劇場にDVDで見直す。ヴェルディの『椿姫』を持ち出したところは映画に深みをもたらしてますね。映画もオペラも主人公の女性の境遇は同じですからね。この映画はハリウッド版『マイ・フェア・レディ』とも言えるかな。

12月8日(火)
ベッドのなかで『ストライク・ゾーン』読了。いやぁ素晴らしい野球小説でした。再読でも大感激。この試合に勝てば優勝というペナントレース最後の試合の1点リード9回2死満塁3ボール2ストライクで完投寸前のよれよれナックルボール投手が最後の1球でど真ん中にストレートを投げるシーンは圧巻ですね。それだけではなく家庭崩壊寸前の投手と八百長を命じられた審判の人生も最高に面白い。さすが元メジャーリーガーが書いただけはありますね。冒頭の次の小咄がイイですね。《悪魔が聖ペテロに野球を挑んだ。「正気か?こっちにはベーブ・ルースもタイ・カッブもいるんだぞ」悪魔はニヤリと笑って答えた「こっちにはアンパイアがいる」》野球大好き人間の訳者・村上博基氏の「あとがき」も見事。《テレビはたしかにプロ野球とプレイヤーを身近な存在にした。がその一方で野球ウォッチングから多くの喜びを取りあげた。絶叫するアナウンサー・喋りまくる解説者・場違いなゲスト・判で押して写真複写したようなヒーローインタビュー・ばかばかしいベンチ情報…》しかもナマの野球も変化した。《屋根付球場は多給の競技性より遊技生を際立たせる…選手は競技者よりもボードゲームの駒の印象…》の訳者が《テレビに愛想を尽かし球場に失望し新聞のスポーツ欄もほとんど見ない》ようになった末に本書を読了すれば《外野スタンドでホームラン・ボールをダイレクト・キャッチしたらこんなかと思う心地だった》と絶賛。プロ野球の試合も《本書一読のスリルとサスペンスとエキサイトメントに遠く遠くはるかおよばない》と断言。いやぁホントそうですねと小生も頷いたのはトシを取ったからかな?ワン。黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。日本経済新聞から新たに《十選》という連載を依頼されたので「選ぶ作業」をする。絵画・彫刻・建築・焼き物…からお薦めを10選べという企画。何日か前の本欄に書いたとおり今の小生の精神状態なら野球の…いやベースボールというテーマのなかから10選ぶほかないでしょうなぁ。モーツァルトやワーグナーの肖像画や大好きなカメラマンのユーサフ・カーシュの撮ったレナード・バーンスタインの写真も選びたかったけど全部野球でやっちゃえ!!ノーマン・ロックウェル&ベン・シャーン&サルバトール・ダリ&アンディ・ウォーホル…ははははは。オモロイオモロイ!

12月7日(月)つづき
夕方からは『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは第10回スポーツ政策学生会議(Sport Policy for Japan=SPJ)で最優秀賞に輝いた四国大学大野ゼミの皆さん。《「スポーツつながリズム」が描く未来図〜大学アスリートと農家の共生》と題した発表(約15分)をリモートでやってもらう。地元農家の生産販売と学生アスリートのコラボをサステイナブルな形で提案。じつに見事でした。ゲスト出演していただいた審査委員長の早稲田大学中村好男先生も絶賛。以前からSPJに関わっていた笹川スポーツ財団研究員で産経新聞客員論説委員の佐野慎輔さんも大絶賛。始まる前はパソコンのパワーポイントが上手く表示できるかヤキモキしたえど上手くいって万々歳。アフタートークには四国大ゼミの大野先生にも出演していただいてみんなでワイワイガヤガヤ。視聴者からの質問や意見にも四国大の学生の皆さんに答えていただいてバッチリでした。オプエドにも出ていますので四国大の皆さんの素晴らしいプレゼンテーションを是非とも御覧ください。https://op-ed.jp/

12月7日(月)
『ストライク・ゾーン』はいよいよ大詰め。7回裏フィリーズが4-2で2点リード。しかしカブスは一二塁の大チャンス。投手のピッチングは《ヤマアラシの交尾と同じ》なんて表現が出てくる。《用心に用心を重ねて…》ハハハハハ。ベッドのなかで大笑い。カブスは1点取って1点差とするが生涯初の八百長試合を引き受けてしまった球審が自らの引退試合で微妙なコースをストライクに取って何とか切り抜ける。打者もカブスベンチも大荒れ…さてどーなるか…再読なのに大興奮。しかしコノ小説は野球を知らない人は楽しめないかな?しかし…ということは恋愛を知らない人は恋愛小説を楽しめないと言うことになるのかな?不倫を知らない人は不倫小説を楽しめない?恋愛や不倫を知らなく絵も恋愛や不倫に憧れていれば楽しめるのかな?ならば野球に憧れるってことはあるのかな?…なんてことが頭を巡って収拾がつかなくなったのでベッドから出て黒兵衛と散歩。ワン。人間は自分の知っていることしか知ることができない…なんて確か哲学者の誰かが言っていましたね。新しい知識というのはどーやったら頭に入るのかな?野球を知る…はルールを知ることから始まって技術・戦術・戦略…へと広がるんだろうけど…ならば恋愛や不倫は?感情のなかに本能的に組み込まれてるのかな?ワン。もーええわ。午前中雑務のあと午後から「weeklyスポーツ批評第7回」YuTubeのビデオ撮り。一昨日&昨日本欄に書いた「スポーツと人権」について話す。IOCがオリンピックでの大坂なおみの黒マスクを認めないのは「レイシスト(人種差別主義者)」ブランデージ元IOC会長の過去に口をつぐむのと同じ行為かな?この問題は東京五輪開催を控えてる日本人にとってコロナ以上に大きな問題のはずですよね。

12月6日(日)
朝ベッドで読む『ストライク・ゾーン』はチョットおやすみして『現代スポーツ評論43号』の特集「スポーツと人種問題の現在」を読む。ペレが言うように黒人差別問題は「私の時代から何も変わっちゃいないさ」なのだ。ナルホド。「スポーツに政治を持ち込むな」という主張は「パン屋に政治を持ち込むな」というのと同じなんですね。「黙ってスポーツをしてりゃいいんだ」という言葉は「黙ってパンをこねてりゃいいんだ」と言うのと同じだということに多くの人々が気付かなければ。ということは選手の政治的発言を禁じているIOC憲章第50条は国連の人権宣言違反と言えますね。ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。寒い。冬だから当たり前か。ワン。終日デスクワーク。ようやく『月刊ファクタ』の東京五輪とIOCに関する原稿を書きあげる。コロナ禍での五輪は大丈夫かという話題にブランデージ元IOC会長が「人種差別主義者」として非難されている話題も含めて。集中して書いたらアッという間に晩飯。ふうううううう。メシ食いながら『ダーウィンが来た』でチベット大上の話題を見て『日曜美術館』でアイヌ文様の素晴らしさを見てフロ入って寝ようとしたらEテレでベートーヴェン特集の第九交響曲の解説を稲垣吾郎と広上の両氏がやっていておまけに演奏がバーンスタイン指揮ウィーン・フィルだったので最後まで見聴きしてしまう。もう何十回見聴きした演奏かわからないけど何度聴いても凄い演奏ですね。独唱がグィネス・ジョーンズ&ハンナ・シュヴァルツ&ルネ・コロ&クルト・モルですからワーグナーのトリスタンとイゾルデとブランゲーネとマルケ王が歌ってるわけですよね。見事なもんです。改めて堪能してベッドへ。

12月5日(土)
《ホームプレートは幅17インチ。ボールの直径は2インチ1/2。ボールがホームプレートのどの部分を掠めてもストライクゾーンを22インチまでのばす気になればストライクである。ベースボールとはインチのゲームである》朝のベッドのなかでこんな文章を読んで大興奮してる俺はヤッパリ野球が好きなんでしょうね。ワン。黒兵衛と散歩のあと今日も終日デスクワーク。東京五輪の原稿を書くために先月送られてきた『現代スポーツ評論43号』(創文企画)を読み直す。この雑誌は我が師であるスポーツ学者の中村敏雄先生が創刊されたもの。先生亡き後は清水諭先生や友添秀則先生が引き継がれてスポーツの根本問題を論じている唯一の雑誌(だと思う)。今号のテーマは「スポーツと人種問題」の現在。『スポーツにおける人種問題』『人種差別の現在ーペレの憂鬱』『「スポーツに政治を持ち込むな」という政治』等々興味深いタイトルが並ぶ。そのなかでも最も目を引かれたのが『オリンピック秘史ー120年の覇権と利権』(早川書房)という名著を書いたジュール・ナボコフらのレポート『アベリー・ブランデージ:人種差別主義者の名誉ある地位からの失墜』。東京札幌両五輪のときのIOC会長が「強権的」であっただけでなくいかにヒドイ「人種差別主義者」で「性差別主義者」で「反ユダヤ主義者」として悪名高かったかが書かれている。そしてBLM(Black Lives matter)運動の対象となり彼の膨大な日本や中国やアジアの美術品などを収めたサンフランシスコ・アジア美術館が施設内に設置していた彼の胸像を撤去すると発表したというのだ。おそらくその美術館には東京五輪招致時に日本から贈られた柿右衛門の壺も飾られているのでしょう(彼の自伝に自慢気に書かれてますからね)こーゆー世の中の動きから「超然」として何も言わないIOCはどこかの国の元総理と似てますね。それどころかIOCは五輪大会での人権擁護発言や反差別発言をすべて政治的発言として禁じてるのですからね。IOCはヒトラーのナチオリンピックを絶賛したブランデージIOC元会長の過去の態度に対する自己批判を行えないまま商業主義に走るのでしょうか?資料読みで原稿書けず。シャーナイですね。晩飯と風呂のあとハヤブサ2の帰還までは起きていられないなぁ…と思ってるとNHK-BSで『江夏の21球』のドキュメンタリーをやっていたので見てしまう。みんな若いなぁと思いながら昔見たことを思い出す。広島ベンチの全員が藤瀬(三塁走者)のスタートを見て大声で「スクイズ!」と叫んだという古葉監督の証言は貴重ですね。野村克也さんの江夏に対する優しく思いやりのある発言(江夏の十何年に及ぶ野球と取り組んだ賜)も素晴らしいですね。やっぱ江夏の「神業」を生んだ野球という球戯は凄い!という結論にしたいですね。寝よ。ハヤブサ2は大丈夫な?

12月4日(金)
『ストライク・ゾーン』最高ですね。《変化しないナックルボールなんて狩猟解禁日に蛍光色を全身に塗って森から出てくる鹿みたいなものだ》朝のベッドで一人ゲラゲラ大笑い。初回に滅多打ちを喰らいながらバックのファインプレイと併殺であっという間に無失点で切り抜けたヨレヨレ先発投手が呟く。《今のは現実の出来事なのか。いい球は一球も投げてないのに》呆然としてダグアウトへ帰ってくる。《ほかに行く場所もない》こんな一言が書けるのは著者が元ヤンキースのエース・ピッチャーだからだろう。しかし…野球を知らない人は読んでも面白くないかな…少なくともベッドのなかで大笑いはしないでしょう。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。しかし…野球は面白いなぁ…様々なフィクション(小説)を生み出す力は他のスポーツにはないなぁ。ワン。終日明日締め切りの原稿書き…と思ったら以前〔スポーツ絵画十選〕〔スポーツ本書評〕などの面白い連載企画を書かせてくれた日経の編集者からメール。絵画・彫刻・写真・建築などアート作品をテーマを設けて10選んで連載を書けという面白い企画の連載以来。モーツァルトやワーグナーやバーンスタインやグールドなど作曲家や演奏家の絵画や写真を集めようかな…いや野球だけで…と本棚を探し始めたら『THE ART OF BASEBALL The Great American Game in Painting,Sculpture,and FolkArt』という昔ニューヨークの本屋で買った本が見つからない!これは大問題!以前大学の授業などで学生に見せるため何度か持ち出したことがあったがその時なくしたか?小生の宝物と言える本なのに!と泣きそうになりながら仕事場やリビングなどにある本を次々と引っ張り出して本棚の本の背後などを片っ端から1時間かけて調べたら…ありましたぁ!良かったぁ!本の背後に隠れてましたぁ!そこで久し振りに見直すとノーマン・ロックウェルやベン・シャーンやダリやウォーホルの野球アートだけで素晴らしい十選ができそう…それにライファーやイウースの写真も加えて…日本の野球絵画も加えて。戦前ベーブ・ルースが来日したときのポスターなんて凄くアーティスティックですからね…なんてイロイロ本を引っ張り出していたら原稿書けないまま晩飯の時間。シャーナイですね。メシ食ってチコちゃん見て風呂入って寝よ。大飯原発設置許可取り消しの判決…もっと大きくニュースで扱ってほしいなぁ。それにしても我が国の総理大臣は何かを見ないと話せないのかな?自分の言葉で話せないのかな。これでは「危機感」も伝わってこないですね。嗚呼。

12月3日(木)
『ストライク・ゾーン』再読だけどメッチャ面白い。そう言えば昔佐瀬稔さんとこの本についても一緒に大興奮して話したことを思いだした。けど…《野球選手の下着はロッカールームの非公式ユニフォームである》なんて文章に笑えるのはヤッパリ野球(メジャー)をよく知らないと無理かな?ワン。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』ZOOM出演。昨日の本欄に書いたようなことーコロナ禍で屋内競技を冬に移せば…という話をする。しかし現実的には(組織委では)そんな改革案は話せないのかな?五輪は既にToo Big to FailどころかToo Big to Changeにもなってしまいましたからね。ワン。黒兵衛と散歩のあとナンヤラカンヤラと雑用。請求書書いたり領収書書いたり来週月曜の『ニューズ・オプエド』に出演する四国大学の学生諸君(Sport Plicy for Japanで最優秀賞に輝いたグループ)や審査員の大学教具の手配をしたりカレンダーを付け替えて来年1月の予定を考えたり(しかし講演会が次々と中止で仕事が減ったなあ…トホホ)そのうち晩飯。原稿が書けなんだ。シャーナイなぁ。風呂入って屁ぇこいで寝よ。この場合の「こいで」はどんな漢字を使うのかなあ。明日調べよ。

12月2日(水)
朝ベッドでバウトン&アジノフ『ストライク・ゾーン』再読。改めて最高級の野球小説だと再認識。《あなたは野球が好き。わたしは詩が好き》素晴らしい男女の出逢いですね。ワン。ベッドから出て黒兵衛と散歩。最近のマラドーナの死については小生はあまり反応できなかった。メキシコW杯当時は野球とボクシングばかり追いかけていて観客のウェーヴを初めてテレビで見て驚いたくらいでしたからね。スポーツマンの死で実感的に一番ショックだったのはアイルトン・セナかな。ワン。大下弘という人物の死も引退後の彼の行為を知っていたので小さくなかったですね。他にも…平尾誠二とかモハメド・アリとか…次々と思い出されてきたので書くのは止めます。ワン。終日デスクワーク。IOC会長選挙はバッハ現会長再選のようですね。対抗馬がいないから。そのつぎはセバスチャン・コーでしょうが現在の肥大化しすぎた五輪をどうする?とりあえず来年の東京五輪は室内競技だけをすべてもう半年延期して北京冬季五輪と一緒に日中共同開催にすればどうかな?そうでもしないと1万3千人の選手+関係者合計3万人以上のPCR検査を何日か置きになど無理でしょう。以前IOC副会長時代の猪谷千春氏は夏の室内競技をすべて冬の五輪に移す案を提唱されてソレは夏の競技を新たに増やすためだったけどワクチンがギリギリ間に合うかどうかという時期のコロナ対策としての室内室外の競技の分離開催は選手のためにも関係者や観客のためにも有効なのでは?東京新聞特報部から電話。今年のスポーツの流(行語を選んでほしいと言われたので「東京五輪延期」を選ぶ。他にないでしょ。その決定の責任の所在がはっきりしないのも最近の日本政治と似てますよね。晩飯のあと高校生のマーチングバンドのドキュメンタリーをテレビで見る。体育会系音楽倶楽部の物語。それなりに面白かったけど体育会系高校野球より自主的でしたね。それにしても「密」だなぁと思ったら2011年のドキュメンタリーだった。今はスポーツよりも音楽がタイヘンかな。東京五輪の文化プログラムはどーなってるんだろ?

12月1日(火)
今日から師走か…小生は師ではないですから別に走らなくてイイですね。ワン。黒兵衛とゆっくり歩いて散歩。これでは運動にならないからやっぱり少しは走ったほうがいいのかな?以前掛かり付けのお医者さんに何か運動してる?と訊かれたので毎日犬の散歩をしてますと言うとソレは犬の散歩だと言われました。犬の散歩は人間の運動ではないのですね。ワン。終日机の虫になって春陽堂Web新小説連載第7回「アメリカの野球小説」の原稿と大格闘。『素晴らしいアメリカ野球Great American Novel』を原稿に短くまとめるのは難題でした。おかげでキンセラの『シューレス・ジョー』と日本の野球小説は来月号へ。それでも晩飯までかかってしまった。ふううううう。晩飯後映画劇場は『砂漠の鬼将軍』砂漠で戦車隊を率いて縦横無尽の活躍をしたナチス・ロンメル将軍が最後にはヒトラーに反抗して暗殺に関わったとされて国家反逆罪で殺されるまでを描いた1951年のアメリカ映画。前にも見たけどノルマンディ上陸作戦や空中戦の実写は迫力ありますね。ただドイツ人がすべて英語は少々シラケます。風呂入って寝よ。
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ナンデモカンデモ
BOOK
近藤大介『ファーウェイと米中5G戦争』講談社+α新書
近藤大介『ファーウェイと米中5G戦争』講談社+α新書
一読して…いやあ…中国はスゴイですねえ…と思うほかない一冊ですけど…ではどーするか?と考えるのも面白い!
高島俊男『中国大盗賊・完全版』
高島俊男『中国大盗賊・完全版』
前にも紹介しましたが秦の始皇帝から共産党の毛沢東まで中国の「王朝」はすべて盗賊出身。中国を知るには欠かせない一冊
【以上ナンカン2/22】
DVD
『博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』
『博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』
ソ連原爆攻撃を主張したノイマンがモデルのキューブリックの傑作!ブラックユーモア映画!
『パットン大戦車軍団』
『パットン大戦車軍団』
日本語タイトルは酷いけどパットンという人物を見事に描いたジョージ・C・スコットの演技は最高です
【以上ナンカン2/19,21】
BOOK
筒井康隆『ジャックポット』
筒井康隆『ジャックポット』
二階からコロナ。火事とコロナは江戸の花。七コロナ八起き。コロナは気から。一富士二鷹三コロナ…ははははは
【ナンカン2/20,21】
廣瀬陽子『ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略』
廣瀬陽子『ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略』
ロシアは今もロマノフ王朝の帝政なんですね
【ナンカン2/21】
立花隆『サイエンスの未来 伝説の東大講義』講談社現代新書
立花隆『サイエンスの未来 伝説の東大講義』講談社現代新書
少し古くなった感もありますが最新の学説が生まれる歴史を知るうえで貴重だと思います
【ナンカン2/20,21,22】
手塚治虫『火の鳥《全12巻セット》』朝日新聞出版
手塚治虫『火の鳥《全12巻セット》』朝日新聞出版
これを持ってると他の本が要らないくらいですね。
高橋繁行『土葬の村』講談社現代新書
高橋繁行『土葬の村』講談社現代新書
小生も小学生の時に母の出身地の徳島の田舎で土葬の葬式を経験しました。貴重な体験でした
【以上ナンカン2/20】
高橋昌一郎『フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔』講談社現代新書
高橋昌一郎『フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔』講談社現代新書
本物の天才が次々に登場。アインシュタインが普通の人に思えます
【ナンカン2/17,18,19】
DVD
『夜の訪問者』
『夜の訪問者』
C・ブロンソンがフランス語を使いフランスを舞台に次々と危機を脱するサスペンス。監督は007のテレンス・ヤング。お暇ならどうぞ
【ナンカン2/16】
『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』
『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』
ドキュメンタリーと見紛うばかりの面白い映画です!
TV
『博士ちゃん』
『博士ちゃん』
これも最近定期的に見る数少ないTV番組になりました
【以上ナンカン2/13】
『チコちゃんに叱られる』
『チコちゃんに叱られる』
けっこう叱られてないかな。いや、そうでもないか。
『ブラタモリ』
『ブラタモリ』
必ず見るようにして楽しんでいます。我が家が檀家の京都六道珍皇寺が取りあげられたこともあります
【以上ナンカン2/12】
Article
『#五輪をどうする 64年の開会式で涙した父…玉木正之さん「平和の祭典どこに」』
『#五輪をどうする 64年の開会式で涙した父…玉木正之さん「平和の祭典どこに」』
コレも読んでいただきたいなあ。ただし有料ですが…。
DVD
『黄昏のチャイナタウン』
『黄昏のチャイナタウン』
ジャック・ニコルソンが頑張って監督主演したChina Townの続編。私立探偵のJakeが再度活躍。原題はTwo Jakes ナルホド。
【ナンカン2/9】
『女殺油地獄』
『女殺油地獄』
これは片岡仁左衛門の一世一代の名舞台!作品も凄いけど浄瑠璃も太棹の現代音楽もスゴイ!油まみれの殺人の修羅場は見事なものです!
『ブルックナー交響曲第9番バーンスタイン&ウィーン・フィル』
『ブルックナー交響曲第9番バーンスタイン&ウィーン・フィル』
少々マーラーのようにねちっこく響くマーラーも面白いものです。
『マーラー:交響曲第9番・第10番・大地の歌』
『マーラー:交響曲第9番・第10番・大地の歌』
10番1楽章の最後に現れる美しいメロディは映画『E.T. 』にも使われてます。
CD
『マーラー:交響曲第10番』
『マーラー:交響曲第10番』
遺作で1、3楽章しかフルスコアが残されてませんがピアノ・スケッチから復元した全曲盤も素晴らしい作品です。
DVD
『ブルックナー:交響曲第9番/シューベルト:未完成』
『ブルックナー:交響曲第9番/シューベルト:未完成』
未完の作品を合わせたコンサート。G・ヴァント指揮北ドイツ放送響も素晴らしい演奏です!
【以上ナンカン2/7】
『勝利への脱出』
『勝利への脱出』
ナチスドイツと連合国捕虜たちのサッカー試合。J・ヒューストン監督の良い映画です。ペレの活躍も見もの
【ナンカン2/5】
BOOK
木田元&須田朗『基礎講座哲学』ちくま学芸文庫
木田元&須田朗『基礎講座哲学』ちくま学芸文庫
これはホントに勉強になるいい本です
【ナンカン2/6,7,8,9】
DVD
『裏窓』
『裏窓』
ヒッチコックの名作映画。しかしミステリーというのはどこか不満足感が残る…とはあくまでも個人の感想ですが…。
Blu-ray
『しとやかな獣』
『しとやかな獣』
ヒッチコックのカメラワークの影響も受けたでしょうが、それ以上の面白さに溢れた川島雄三監督の傑作映画
【以上ナンカン2/3】
『チャイナタウン』
『チャイナタウン』
ポランスキー監督の社会派ミステリー。ジャック・ニコルソン&フェイ・ダナウェイの演技はサスガですね。
BOOK
蓮實重彦『伯爵夫人』
蓮實重彦『伯爵夫人』
野球の球が金玉に…いや「おみお玉」に当たって悶絶した若者がケガの様子を年上の女性たちに見守られるというのは著者の経験譚でしょうか(笑)
草野進『どうしたってプロ野球は面白い』中央公論社
草野進『どうしたってプロ野球は面白い』中央公論社
この本が出現したときは野球ジャーナリズム関係者がパニックに。何しろ著者は女流華道家という触れ込みでしたから。
草野進『プロ野球批評宣言』新潮文庫
草野進『プロ野球批評宣言』新潮文庫
ある意味でプロ野球要論の決定版。野球ライター必読本。解説がイイですね。書いたのは私です(^^;)
【以上ナンカン2/2】
中野信子&熊澤弘『脳から見るミュージアム アートは人を耕す』講談社現代新書
中野信子&熊澤弘『脳から見るミュージアム アートは人を耕す』講談社現代新書
マイケル・ジャクソンとフレッド・アステアの話も出てくる超面白本です
【ナンカン1/31/2/1,2,3,4】
Blu-ray
『山口百恵 伝説から神話へ BUDOKAN AT LAST1980/10/5』
『山口百恵 伝説から神話へ BUDOKAN AT LAST1980/10/5』
なかなか聴き応えのある昭和の歌の数々。平成以降は何もかもが劣化した?
DVD
『昼下がりの決斗』
『昼下がりの決斗』
ペキンパーの映画デビュー2作目。完成度は低いけど金の奪い合いと友情を秤にかけた会話が面白い。
ショスタコーヴィチ:オペラ『ムツェンスク郡のマクベス夫人』
ショスタコーヴィチ:オペラ『ムツェンスク郡のマクベス夫人』
ある作家がオペラを観て初めて勃起したと言ってました。セックスの二重唱もあります。
BOOK
ニコライ・セミョーノヴィチ・レスコーフ『ムツェンスク郡のマクベス夫人』青空文庫Kindle版
ニコライ・セミョーノヴィチ・レスコーフ『ムツェンスク郡のマクベス夫人』青空文庫Kindle版
私の読んだのは集英社版世界文学全集でした。なかなかスゴイ物語です
【以上ナンカン1/30】
ジャレ・ド・ダイヤモンド『銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎』草思社文庫
ジャレ・ド・ダイヤモンド『銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎』草思社文庫
何年も前に読みました。面白かった印象は残ってます。傍線を引いた部分を読み直すか。
ジャレ・ド・ダイヤモンド『危機と人類(上)』日経ビジネス人文庫
ジャレ・ド・ダイヤモンド『危機と人類(上)』日経ビジネス人文庫
ナカナカ面白い本です。フィンランドやインドネシアが危機に立ち向かったか?日本やドイツは下巻です。
ナシーム・ニコラス・タレブ『反脆弱性−不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』ダイヤモンド社
ナシーム・ニコラス・タレブ『反脆弱性−不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』ダイヤモンド社
これは読まねば!要するに巨大恐竜は「脆弱」で亡びたけれど小さな哺乳類は全弱でなく生き延びたわけですね
【以上ナンカン1/28】
クーリエ・ジャポン『新しい世界 世界の賢人16人が語る未来』講談社現代新書
クーリエ・ジャポン『新しい世界 世界の賢人16人が語る未来』講談社現代新書
ベストセラーは好きじゃないけどこの本は勉強になりました
【ナンカン1/27,28,29,30,31】
DVD
『ハスラー2』
『ハスラー2』
ポール・ニューマン&トム・クルーズ初顔合わせ。面白いけどスコ セッシ監督にもう一捻りを要求したいなあ
【ナンカン1/26】
BOOK
三枝成彰・編著『ベートーヴェンは凄い!交響曲全9曲連続演奏会の記録2003-2020』五月書房新社
三枝成彰・編著『ベートーヴェンは凄い!交響曲全9曲連続演奏会の記録2003-2020』五月書房新社
多くの方々のエッセイやベートーヴェン論と共に小生の『ベートーヴェンの「天の時、地の利、人の和」』と題したコラムも選ばれて掲載されています。「蔵出しコラム音楽編」にもあります
【ナンカン1/24】
DVD
『三人の名付け親』
『三人の名付け親』
3人のカウボーイが投法の3博士となって生まれたばかりの赤ん坊(キリスト)を助ける西部劇。ジョン・フォード監督だけにそれなりに面白い
【ナンカン1/23】
BOOK
J・ネイスミス『バスケットボールその起原と発展』YMCA出版
J・ネイスミス『バスケットボールその起原と発展』YMCA出版
バスケットボールを創った人物の記述。中村敏雄先生の記述と異なるのは何故かな?
【以上ナンカン1/23,25】
BOOK
近藤大介『ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ』講談社現代新書
近藤大介『ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ』講談社現代新書
30年ほど前に上海で中国人男性から「中米は必ず戦争します。日本はどうします?」と訊かれて答えられなかった
【ナンカン1/20】
Blu-ray
『デジャヴ』
『デジャヴ』
録画ハードの残量不足で最後まで見れなかったけど見なくてもエエか
【ナンカン1/19】
BOOK
岩田健太郎『感染症は実在しない』集英社インターナショナル新書
岩田健太郎『感染症は実在しない』集英社インターナショナル新書
目に見えないモノをああだこうだと言うより病気を治しましょうということですね。
岩田健太郎『サッカーと感染症』カンゼン
岩田健太郎『サッカーと感染症』カンゼン
サッカーの試合では、ほとんど感染症の心配はないようですが,練習は気を付けましょう!
岩田健太郎『新型コロナウイルスとの戦い方はサッカーが教えてくれる』エクスナレッジ
岩田健太郎『新型コロナウイルスとの戦い方はサッカーが教えてくれる』エクスナレッジ
感染症のゾーニングはサッカーのゾーンディフェンスの感覚で!
DVD
『汚名』
『汚名』
ヒッチコックはオモシロイ!イングリッド・バーグマンは素晴らしい!
【ナンカン1/17】
BOOK
半藤一利『世界史のなかの昭和史』平凡社ライブラリー
半藤一利『世界史のなかの昭和史』平凡社ライブラリー
半藤氏の昭和史はどの本も面白く勉強になります。もう一度お話を聞かせてほしかった。合掌。
半藤一利『昭和史残日録戦後篇』ちくま文庫
半藤一利『昭和史残日録戦後篇』ちくま文庫
戦前篇も合わせて仕事場のすぐに手に取れるところに。資料として活用してます
【ナンカン1/14】
木田元、須田朗『基礎講座哲学』ちくま学芸文庫
木田元、須田朗『基礎講座哲学』ちくま学芸文庫
これは本当に勉強になるいい本です
【ナンカン1/12,13,14,15,16,17,18,19】
DVD
『八十日間世界一周』
『八十日間世界一周』
昔見たなあ…最初の月旅行は面白いけどリズムがちょっとかったるい。80日間で世界一周ですからね。ゆっくりですね
【ナンカン1/7】
BOOK
岩田義一『偉大な数学者たち』ちくま学芸文庫
岩田義一『偉大な数学者たち』ちくま学芸文庫
アルキメデス、ピタゴラスからニュートン、ガロアまで,数学の面白さを教えてくれます
【ナンカン1/7,8.9,10,11】
筒井康隆『最後の喫煙者 自選ドタバタ傑作集1』新潮文庫
筒井康隆『最後の喫煙者 自選ドタバタ傑作集1』新潮文庫
「万延元年のラグビー]はやっぱりフットボールよりオモシロイですねオオエさん!
【ナンカン1/4】
Blu-ray
『ジョーカー』
『ジョーカー』
ホアキン・フェニックスの演技力は凄いけど,映画としてはアメコミ・ハリウッド・ホラー・サスペンス娯楽映画ですね。
DVD
『タクシー・ドライバー』
『タクシー・ドライバー』
マーティン・スコセッシ&ロバート・デ・ニーロが70年代のニューヨークを歴史に残した名作。ジョデイ・フォスターも存在感ありますね。
『ナチュラル・ボーン・キラーズ』
『ナチュラル・ボーン・キラーズ』
オリヴァ・ストーン監督の「問題作」マスコミ利用犯罪は一つの時代を銀幕に遺しましたね
【以上ナンカン1/3】
BOOK
大江健三郎『万延元年のフットボール』
大江健三郎『万延元年のフットボール』
講談社学芸文庫/ノーベル賞作家の代表作。フットボール=暴動=一揆=念仏踊り…なんですね
【ナンカン1/3,4,5】
CD
『ニューイヤー・コンサート2021』
『ニューイヤー・コンサート2021』
ムーティも歳取って巨匠になると遅いテンポ で堂々たるワルツを奏でますね
【ナンカン1/1】
DVD
『ウェストサイド物語』
『ウェストサイド物語』
もう何十回観たかなあ。それにしても素晴らしい音楽ですね。半世紀以上前の映画なのに微塵も古くなってません
【ナンカン12/31】
Blu-ray
『ゴッドファーザー ベストバリューBlu-rayセット』
『ゴッドファーザー ベストバリューBlu-rayセット』
これも何度見てもスゴイと思わせる映画ですね
【ナンカン12/28,29,30】
BOOK
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
クリックするとRakutenブックスへ跳びます。amazonよりもこっちの評価のほうが正しいですね(笑)。どうぞ、お買い求めを!
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
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『プロ野球大事典』(新潮文庫)3
『プロ野球大事典』(新潮文庫)
小生の実質的デビュー作。パロディ満載だけどよく売れました。我ながら良く書きましたね。
ロバート・ホワイティング著/玉木正之・訳『ふたつのオリンピック東京1964/2020』(KADOKAWA)
ロバート・ホワイティング著/玉木正之・訳『ふたつのオリンピック東京1964/2020』(KADOKAWA)
2400円と少々値段が高いですが全編約600頁。面白さは保証します(訳者)
拙著『京都祇園遁走曲』(文藝春秋)
拙著『京都祇園遁走曲』(文藝春秋)
まだ読んでない人はアマゾンで1円で買えるそうですから読んでね
『大相撲「八百長批判」を嗤う』(飛鳥新社)
『大相撲「八百長批判」を嗤う』(飛鳥新社)
八百長が騒がれた時期(2011年6月)に緊急出版した本です。宮崎学(作家)根岸敦生(朝日新聞記者/元相撲担当)鵜飼克郎(週刊ポスト記者)荒井太郎(相撲ジャーナリスト)らと相撲の本質論を語ってます。
『野球アンソロジー9回裏2死満塁 素晴らしき日本野球』(新潮文庫)
『野球アンソロジー9回裏2死満塁素晴らしき日本野球』(新潮文庫)
大好評発売中。正岡子規、夏目漱石、埴谷雄高、大下弘、桑田真澄、伊集院静…などが並んでます。買ってください!読んでください!
『彼らの奇蹟:傑作スポーツアンソロジー』(新潮文庫)
『彼らの奇蹟:傑作スポーツアンソロジー』(新潮文庫)
三島由紀夫、澁澤龍彦、小林秀雄、石原慎太郎、大江健三郎、沢木耕太郎、村上春樹…などが並んでます。こちらもよろしく。
『スポーツとは何か』(講談社現代新書)
『スポーツとは何か』(講談社現代新書)
「運動会」の文章は中学3年国語の教科書に採用され、他の文章も、今も大学や高校の入試や予備校の模試によく使われています。
『スポーツ解体新書』(朝日文庫)
『スポーツ解体新書』(朝日文庫)
これも大学入試の論文問題によく使われます。文庫版解説の文章は乙武洋匡さんです。
『続スポーツ解体新書』(Zaiten books)
『続スポーツ解体新書』(Zaitenbooks)
もっと著書の宣伝をしなさいよ…と友人に言われたので…
(以上、スポーツ本の拙著の宣伝でした)
『図説・指揮者列伝 世界の指揮者100人』(河出書房新社ふくろうの本)
『図説・指揮者列伝世界の指揮者100人』(河出書房新社ふくろうの本)
平林直哉さんとの共著です。
『クラシック道場入門』(小学館)
『クラシック道場入門』(小学館)
中古ならあるようです。20年前に上梓した音楽本です。
『オペラ道場入門』(小学館)
『オペラ道場入門』(小学館)
クラシック…の本は5刷増刷。さらに面白くと出したオペラの本は増刷ナシ。やはり日本ではオペラはマダマダ…なのかな。以上、音楽関係拙著の宣伝でした。
タマキのナンデモカンデモごちゃまぜ総集編
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