ナンヤラカンヤラ
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タマキのナンヤラカンヤラ NEW!!
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8月22日(木)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・コラム』電話出演。聖火リレーの話。五輪に初めて聖火が登場したのは1928年アムステルダム大会。聖火リレーは36年ベルリン大会から。その道を第二次大戦勃発時にナチス・ドイツ機甲師団が突進したので聖火リレー=スパイ説もある。採火をするギリシアと開催国以外のリレーが禁じられたのは北京大会でチベット問題などから中国人のリレーに対する反対運動が起こったから。日本へ来る聖火はどうして仙台空港でなく自衛隊の基地なんでしょうかねえ?ラジオのあと黒兵衛と散歩。水風呂の後いろいろデスクワークで午後からは高校野球決勝戦。普段ならそんなにしっかり見ないけど今日はテレビの仕事もあるのでしっかり見る。なるほど野球という競技は極めてspectcularなeventですね。こーゆーspectacleを高校生に演じさせて大人が騒いでいてイイのでしょうかねえ?試合後の勝利高校インタヴューなんていつからやるようになったのでしょうねえ?高校生でない大人の監督がシャシャリ出てイイのでしょうかねえ?高野連の会長は野球の細かいことばかり口にして高校生の教育について語らなかったけどそれでいいのでしょうかねえ?主催者の朝日新聞社が優勝旗を手渡すというのはおかしくないですかねえ?朝日新聞はいつまで帝国陸軍式行進や自衛隊式行進を続けるつもりでしょうかねえ?イロイロ首を捻ってからチョイと仕事して東海道線で東京駅へ。中央線でお茶の水へ。衛星テレビBS11で『インサイドOUT』生出演。キャスターは岩田公雄さん。一緒のゲストが京都東山高校出身の岡島秀樹さんだったので番組前京都の話で盛りあがる。番組では高校野球の疑問に思っていることをいろいろ話して最後に高野連が高体連に加盟していないのもおかしな話だし公式試合数が多すぎるので夏の大会の朝日&センバツと社会人野球の毎日&プロ野球の読売が話し合って日本の野球界を統一組織にして高校生のタメになるスケジュールを作るべしという話をする。そもそも試験中に予選をしている現状なんて猛暑の中での試合と同様論外のナンセンスですからね。それに優勝校の凱旋を朝日新聞の小旗を振って迎えるというのも高校生の大会のはずなので見苦しいですよね。いろいろ話して岡島さんにニューズ・オプエドの出演依頼もして局の用意してくれたタクシーで帰宅。あ。日本と韓国の関係はどーなるのでしょーねー?文在寅大統領は任期切れのあとは亡命?

8月21日(水)
朝起きてベッドのなかで横田順彌『明治・大正の未来予測 百年前の二十世紀』読了。面白かった。しかし最近のテクノロジーの日進月歩は驚異的を凌駕して怪物的ですね。この本の最後に1994年(本の発行年)から考えた21世紀の未来予測が書かれているがクローンはあてもドローンはない。空飛ぶ自動車にも触れてない。コンピュータは発達してもAIもAGIも人工知能のシンギュラリティ問題も出てこない。たった四半世紀のうちに時間は昭和時代の10倍以上の速さで進んだようだ。嗚呼。目が回りますね。ベッドから這い出して朝飯のあと黒兵衛と散歩。散歩のあと横田順彌さんの本をパラパラ読み直すと〈明らかに現在の人間の能力を超えた人間が生まれる〉との一文があった。これが汎用人工知能のことか。さすがSF作家ですね。終日デスクワークと孫の夏休みの自由研究の手助け。晩飯前にビールを買いに孫とコンビニへ。夕方陽が沈んでも暑くて汗だく。風呂に先に入ってから晩飯映画劇場は孫が喜ぶかと思い『ピンク・パンサー』『ティファニーで朝食を』『暗闇でどっきり』『テン』などの監督ブレイク・エドワーズの『グレートレース』。トニー・カーチス&ジャック・レモン&ナタリー・ウッド&ピーター・フォークのドタバタ・スラップスティック・コメディ。小3には吹き替えナシの字幕2時間40分は少々長かったかな。それでもジャック・レモンのドタバタ迷演技には大笑い。特に最後のヘンリー・マンシーニ作曲のポルカの音楽をバックの史上最大のパイ投げ合戦には大笑い。あらゆる音楽には冗談の要素があるEvery music has a sportive element.…と言ったのはレナード・バーンスタインの師匠にあたる指揮者のディミトリー・ミトロプーロスだったけどあらゆる映画にも冗談の要素があると言えそうですね。何しろ映画は所詮作り物ですからね。その冗談を含む作り物の極致がドタバタ・スラップスティック・コメディだとするとコメディこそ映画の極致かもしれませんね。Evwry movie has a sortive element,そう言えば『グレートレース』の冒頭には「ローレル&ハーディに捧げる」という献辞がありましたね。それにしてもジャック・レモンは素晴らしい役者ですね。ナタリー・ウッドも可愛い。

8月20日(火)
朝起きてベッドのなかで昨日から読み始めた一冊=横田順彌『明治・大正の未来予測 百年前の二十世紀』(筑摩書房)読み続ける。面白すぎるくらい面白い。明治大正の日本人の想像力の豊かさ&柔らかさに驚嘆。〈百年後の日本を考えると(略)すべての女性が食物の進化(主として肉類などから)によって非常に美しく繊細(デリケート)な明るい女が増えるだろう〉(室生犀星)〈日本は強者に跪拝し弱者を陵辱して悦んでいます。ヨーロッパの真似をして威張っています。百年後?その間に一度は崇め奉っているヨーロッパやアメリカから袋だたきに遭います。そこで本当に目を覚ます。覚めなければ叩き殺されて滅亡するばかり。覚めればアジアの解放を完成して東洋の心臓くらいになれるでしょう〉(矢口達)〈普通選挙はもちろん婦人代議士などが出てくるであろう。大学はもちろん男女共学。華族制度はなくなり何々家とという旧家の名前は残る。都会では華族が下宿生活をするもの多く西洋式の共同建築が多くなるであろう〉(大島正徳)〈我が軍閥が国論を無視して侵略主義を行う時は遠からず日米戦争を惹起し勝敗如何によりて日本の百年後の運命が定まる。勝てば英国と相並ぶ大国となりアジアの主人たるを得るけれども負ければ日清戦争前の小国に成り下がる。しからば勝算はありや?残念ながら私は結果を危ぶむ。私が多年侵略主義に反対しつつあるは一にこれがためである〉(桑木厳翼)〈あの恐ろしく虚仮威しなアメリカ風の文明の外観がかなり完全に日本に移されてしまうのではないかと思うと実に嫌な気持ちがします〉(山田邦子)〈百年も経ちましたら私たちが今日まで苦しんできたことで何一つ無駄になったもののなかったことを積極的に明かしてくるような時代も来るだろうと思います〉(島崎藤村)書き写してるだけでも面白いですねえ。山田邦子さんというのは明治時代の文筆家のようです?ベッドから出て朝食の後孫と散歩&水風呂。北國新聞のコラムを書きあげ午後からは孫の夏休みの自由研究の手伝い。一昨日江戸東京博物館へ行ったことのマトメ方を教えてやる。晩飯は久しぶりに『鮨処もり山』。孫が美味そうに鮨を食う横顔を見てるとこっちは何も食わなくても満足な気持ち。とはいえ〆張鶴は進みますなぁ。

8月19日(月)
朝起きて朝食のあと昨晩家に帰らず我が家に残った小3の孫と一緒に黒兵衛と散歩。汗だくになって帰って一緒に水風呂のあと俺は鎌倉高校前の病院へ定期検診。孫は婆に連れられて病院のすぐ近くの江ノ電の踏切を写生。スラムダンクで有名になったのか何だか知らないが相変わらず中国人観光客がわんさか。検診を終えて帰宅のあと少し休んで東海道線で新橋へ。駅前の喫茶店で今週木曜のBS11『インサイドOUT』の高校野球特集打ち合わせ。思い切り高校野球批判を話した後ゆりかもめで日の出へ。『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストはNPO法人スポーツコーチングイニシアチブ代表の小林忠広さん。アメリカ留学での体験談などを踏まえてスポーツをコーチするとはどういうことか…をいろいろ話してもらう。26歳で慶大大学院を卒業したばかりとは言え体罰や暴言などを完全に否定しながらスポーツの勝利を目指し人間的成長を目指すなかでスポーツを楽しむ姿勢はナカナカ見事。高校野球の監督や関係者たちにもコーチしてあげてほしいですナァ。アシスタントの小林厚妃さんの母校が夏の甲子園に出場。その暑さ満載のレポートも。母校は20対1で負けたらしいけどヤッパリ甲子園に出れば嬉しかったでしょうね。でもマスメディアが騒ぐ必要はないですね。お土産のクッキーをみんなで食べたけどざっと計算してお土産だけで何億何十億のカネが動くのですからね。コレはヤッパリ全国高校の環境整備に還元するべきでしょうね。番組のあとノーボーダー代表の上杉隆と歓談。小生も聞きたかったNHKから国民を守る会との関係の説明を受ける。なるほど。立花某という人物は海老ジョンイルの片腕だったんですね。詳しい内容はいずれ書きますが非常に納得。令和新撰組と合体をナントカ実現してほしいものですね。

8月18日(日)
朝起きて朝食のあと黒兵衛と散歩。もう暑いのが当たり前になって寒い季節が訪れることなど想像もできなくなった。冬はまた夏がマシじゃと言いにけり…なんてことになるのだろうけど…ワン。午前中にチョイと仕事をしていると次女夫婦と孫3人が来宅。小3男の子の自由研究に江戸東京博物館で行われている特別展『江戸のスポーツと東京オリンピック』に連れて行ってやると言ってたので約束を実行。みんなで東京両国へ。ただしガキどもはJR東日本の販売戦略にダマされて多くの駅のスタンプを集めるとポケモンのグッズがもらえるとかで別行動。途中いくつかの駅で下車してスタンプを押すらしい。両国の江戸広場で待っているあいだ何人かのピアノ演奏。今NHK-BSで流行ってる奴ですね。老いも若きもピアノを弾けると楽しそう。こちとら猫踏んじゃったしか弾けない。とほほ…と思ううちに孫たちもやって来たので博物館へ。小3にはチョット難しい展示だったかもしれないけど雷電為右衛門の手形に驚いたり彼の着ていた大きさの半被を着てみんなで記念写真。ストックホルム五輪出場時のプラカードを持ったりボッチャを体験したり…。結構楽しんだあと江戸東京博物館常設展へ。昔の日本橋を渡ったり籠や水桶を担いだり明治の自転車に乗ったり…『いきものがたり 江戸東京のくらしと動物』という企画展も覗いてスポーツ展よりこっちの方が面白かったかな?錦糸町へ行って孫どもはスタンプを押して総武横須賀線1本で大船へ帰還。みんなで崎陽軒の弁当で『ダーウィンが来た』やら『いだてん』を見ながら晩ご飯。両国駅の横綱の絵やいろんな力士の手形に驚いたり…夏休みらしい一日でしたなぁ。

8月17日(土)
朝ベッドのなかで『殴り合いの文化史』読了。非常に面白くタメになった400頁余でした。〈勝敗のルールが相手の肉体的損傷と分かちがたく結びつ〉き〈とくに頭部への深刻な損傷を意図的に与えることをルールが要求しているスポーツ〉がボクシングだから〈もしかすると私たちはまさに今生身の人間同士のゲームとして合法的に公然と行われている「最後の殴り合い」のシーンに立ち会っているのかもしれない〉という結論はロッキー・マルシアーノの我々はいずれローマ帝国のグラディエイターのように過去の遺物として語られるようになるだろうという意見と同じですね。そう思うと村田諒太のこの前の素晴らしい一戦はさらに感慨深く感じられますね。ベッドから這い出して猛暑熱風太陽ギンギンのなか汗ダラダラで黒兵衛と散歩。そのあとの水風呂が爽快。苦しみは楽しさのためにあるのか?いやボクサーたちは殴り合っているときこそ生き甲斐を感じているわけですね。リングを下りるとそこに人生はないわけでだから矢吹丈はリングから下りずにリング上で真っ白になったわけですね。そんな状態になるアスリートたちはヨットで単独太平洋横断をして波の上にしか人生を見出せなかった人物や世界の高峰を次々と制覇し続けて山の上にしか人生が存在しなかった登山家など決して少なくないですね。ならば「字を書く人間」もたぶん字を書いてる瞬間にこそ生きている実感を感じているのでしょうね…などと思いながら終日デスクワーク。BGMはマリア・カラス歌うロッシーニ『セヴィリャの理髪師』。カラスも凄いけどゴッビのフィガロがまた凄い。オペラ歌手も歌ってる瞬間こそ生きているのでしょうね。晩飯映画劇場は『華麗なるヒコーキ野郎』。石原裕次郎が出演した…と思っていたらソレはケン・アナキン監督の『素晴らしきヒコーキ野郎』でロンドンーパリ間の飛行機レースの話。コチラは第一次大戦で空中戦を闘ったドイツの名パイロットと彼に憧れていながら闘えずに戦後複葉機のアクロバット飛行で食いつないでいたアメリカ人パイロットがハリウッド映画用のスタント飛行で偶然出逢い実際の空中戦のような飛行をする話。監督はジョージ・ロイ・ヒル。R・レッドフォードとのコンビは『明日に向かって撃て』『スティング』に続けて3作目とか。けっこう面白かった。なるほど。彼らの人生は空の上にあったんですね。空の上にしかなかったんですね。女性のように子供を産み出すことができず自分の身体だけでは生き甲斐の感じられない男の映画ですね。

8月16日(金)つづき
晩飯映画劇場は…と思ったところが今夜は大文字の送り火。NHK-BSで実況中継を見る。子供の頃は自宅の長屋の2階奥の物干し場から眺めてましたけどナカナカいいもんですね。物干し場のことを陸軍ではブッカンバと言ってたと親父が大文字でブッカンバに上るたびに口にしてましたね。そんな親父とお袋と義父と義母をお盆のたびに送る大文字はテレビで見てもイイモノですね。解説は不要ですね。そう言えば遷都千二百年記念上賀茂神社大文字コンサートを行った都はるみさんが神社の隣にある舟山に火がつくと観客が大勢それを見に行って…消えたらまた帰ってきて…やりにくかった…と苦笑いされてたなぁ。風呂のあと昼間NHK-BSを録画した映画『スティング』を見る。3度目か4度目だけど良いテンポの面白い映画ですね。この映画でアカデミー賞脚本賞を獲ったデヴィッド・S・ウォードが映画『メジャー・リーグ』を撮ったあと『週刊プレイボーイ』の仕事で彼の自宅のビヴァリーヒルズまでインタヴューに行ったのがナツカシイですね。野球の話や市川崑の映画『東京オリンピック』の話で盛りあがって予定の時間を大幅に超過して奥さんに睨まれたのを今も憶えてます。その日は結婚記念日でディナーに行く予定だったのが1時間以上遅れてしまったとか。夕方のプールサイドでインタヴューを続けていたら奥さんが家から何度か出てきてこちらを睨みつけてましたからね。昔を思い出すようではトシかな?

8月16日(金)
颱風一過。窓の外で強風が唸ってる。朝目を覚ましてベッドで読書『殴り合いの文化史』1時間半。そうですね。人類は暴力を消滅させる方向に歩んできて徐々に「正しい殴り合い」にも近づいてきたと言えそうですね。それでもなくならないホームタウン・ディシジョンなど不正の横行。ロッキー・マルシアーノが断じたやがてボクシングは消滅しボクサーはローマ帝国時代のグラディエーターのような遺物となるという「遺言」はこの本ではどのように扱われるのかな?400ページ余の本もあと100頁ほどになる。ベッドから抜け出して朝食のあと黒兵衛と散歩。少々強い風のおかげで暑さが軽減。ワン。それでも水風呂は爽快。そのあと終日原稿書き。短いコラムを朝のうちに仕上げて午後からは書き下ろし『スポーツ・ジャーナリズム論(仮題)』。暑さを浮き飛ばすBGMはないものかと毎日思うがロッシーニのオペラを忘れていたことに気づく。シャイー指揮ボローニャ歌劇場でバルトリがタイトルロールを歌ってる『チェネレントラ(シンデレラ)』をプレイヤーにかけると暑さがブッ飛ぶ。ホントですよ。こんな涼しい爽快な音楽はない。アバド指揮ベルリン・フィルの『ランスへの旅』とかカラスが歌ってガヴァッツェーニが指揮してる『イタリアのトルコ人』なんかもイイですね。夏の暑さを忘れます。そー言えば村上春樹の小説『世界の終わりとなんやらかんやらワンダーランド』というようなタイトルの小説にはスパゲッティを茹でるシーンでロッシーニの音楽が出てきましたね。熱い湯気を浴びながらも涼しkなるのかな?『1Q84』では高速道路から異界に入る音楽がヤナーチェクの『シンフォニエッタ』でしたね。コレは分厚い近刊の響きが暑苦しい音楽ですね。ビーチ・ボーイズの『サーフィンUSA』なども涼しげですがコレはチャック・ベリーの『Sweet Little Sixteen』の替え歌ですね。LDで映画『真夏の夜のジャズ』を持ってるけどベリーの演奏もありましたね。でもこの映画はマへリア・ジャクソンが圧倒的でしたね。アニタ・オディもすてきでしたけど。ビートルズの『ホワイト・アルバム』の『Back'n USSR』はビーチ・ボーイズのパロディですね…などと思ううちに暑さはブッ飛んだけど仕事は進まず。ハッハッハ。

8月15日(木)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・コラム』電話出演。再び三たび高校野球について。颱風で試合中止順延なのに猛暑に対処がない、野球には対処するのに高校生の健康に対処しないのはオカシイですね。しかも投手の酷使は今も続いている。かつてV9巨人の名参謀と言われた牧野茂元ヘッドコーチに次のような話を聞いた。プロ野球で名監督や名将と呼ばれた人は投手を使い潰した人。三原監督は稲尾を潰し鶴岡監督は杉浦を潰した。高校野球も同じかも?その意味で東北地方O高校野球の監督は自分の名将と呼ばれる可能性を拒否したわけですね。そこまで考えましたか?ハリモトさんナカハタさんカネムラさん。ラジオのあと朝食とって黒兵衛と散歩。気持ちイイ霧雨(ミスト)状態と思っていたらいつの間にか晴れて陽が射してモワーッと湿気が漂ってきた。颱風の影響?汗だくになった身体を水風呂で冷やしてから終日デスクワーク。雑誌連載にも高校野球についてのコラムを書く。ただしO高校やS投手の名前は出さず。高校野球なのでこーするのが当然…と気づいた。編集者はどーゆー反応をするかな?晩飯映画劇場は昼間NHK-BSを録画した『スティング』…と思ったけど晩飯直前にamazonから『男と女U』が届いたのでそっちに変更。1週間前の9日に『男と女』を見てクロード・ルルーシュ監督の見事な映画創りに感激したのですぐに『2』の中古DVDを購入。amazonの便利さには感激…だけど映画はサイテー。大人の恋から20年後の二人だけど中味は凝り過ぎ。筋書きを書く気にもなれない。マイッタ。『白い恋人たち』やトリュフォー監督の『アメリカの夜』に触発されたわけではないだろうけど妙なドキュメンタリー・タッチで興醒め。おまけに殺人事件も陳腐な解決。老人映画シリーズの面白さもないままサケ&フロ&ネル。八月や六日九日十五日戦後は遠くなるばかりなり。思い出せ今ひとたびの不戦の誓いを。

8月14日(水)
朝ベッドのなかで『殴り合いの文化史』読み続ける。面白い。起きて朝食。黒兵衛と散歩。暑い。颱風のフェーン現象かな?今朝の東京新聞の朝刊にオペラ歌手のプラシド・ドミンゴを9人のソプラノ歌手やスタッフの女性がセクハラで訴えるという記事が出ていた。思わず苦笑い。さもありなん。大阪公演のときに頬にキスされたと喜んでいた美女を知っている。記事にも書かれていたけど彼のそういう態度は公然の秘密。それで苦痛を受けた女性がいたら問題だろうけど…ラテン系の男性が生き難い世の中になったことは確かですね。現代に業平や平中が生きていたらどーなっただろう?ワン?終日デスクワークいろいろ。夏休みの取れる人生は一生迎えられそうにないですね。何しろフリーランスは仕事をしないと収入が止まりますからね。売れると思って頑張って書いた本が売れなかったときは尚のことですね。晩飯映画劇場はクリント・イーストウッド製作監督主演の『スペース・カウボーイ』。何年か前にも見たけど最近の老人映画つながりでもう一度。しかし改めて見直してこんなに面白いとは思わなかった。昔宇宙飛行士を目指して叶わなかったチームのメンバー4人が老人になって自分たちにしか故障を直せない古い機材の修理のためにスペースシャトルで宇宙へ。映画のテンポもイイし飽きさせない。トミー・リー・ジョーンズやドナルド・サザーランドの演技もナカナカ。宇宙遊泳での船外活動などリアリティ満載。最後は出発前に膵臓癌を宣告された乗組員が核爆弾と共に月へ…とハリウッド的なアメリカ映画だけどフランク・シナトラの『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』の歌声でのエンディングも鮮やか。ハリウッド映画はバカバカしくもこうあってほしいですね。風呂からあがってメイキングを見るとコレもイロイロ面白かった。クリント・イーストウッドはこの映画を作ることにしたときジョージ・ルーカスに会いに行き助言を求めたとか。傑物は傑物を知るというわけですかね。

8月13日(火)つづき
晩飯映画劇場は『コクーン2』。阿弥陀如来(宇宙人)に導かれて西方浄土(不病不死の星)へ旅立った老人たちが煩悩の世界(地球)へ故あって帰還。煩悩の世界にとどまる老人夫婦と西方浄土へ再び旅立つ老人と…。日本人がこの映画を作ったら全員煩悩の世界に残ってヤッパリココで自然に死を迎える(ホンモノの浄土に渡る?)ほうがイイ…となるのかな?風呂のあと『ギャング・オブ・ニューヨーク』の後半。続きを見る。南北戦争後のマンハッタン郊外でのアメリカ生まれの「ネイティヴ」を自称するギャングとアイルランド移民のギャングの闘い。血と暴力と略奪に充ち満ちた社会が公権力(ニューヨーク市とUSA)の暴力の独占によって「平和」にいなるまでの歴史。物理的に汚い街が大砲によって破壊されて美しく甦るわけですね。スコセッシが力業で描いたアメリカ(ニューヨーク)の歴史は見事。スコセッシとオリヴァ・ストーンは信じられますね。何やら東京オリンピック1964&2020による東京の街づくりとどこか似てますね。ベッドで『殴り合いの文化史』を読み出すと『ギャング・オブ・ニューヨーク』の「殴り合い」と「アイリッシュ移民」の話が出てきた。偶然とは言えこーゆー符合は嬉しいですね。

8月13日(火)
朝ベッドのなかで黒鉄ヒロシ『伊勢物語』ヤッパリ読み続ける。ヤッパリ面白い。第六十九段伊勢斎宮に送った歌〈君や来し我や行きけむ思ほえず夢かうつつか寝てか覚めてか〉はドナルド・キーンさんの『日本文学の歴史』で知っていたのでこんなところで再会するとは感激。以前カルロス・クライバーがウィーン国立歌劇場と来日してR・シュトラウスの『薔薇の騎士』を演奏した翌朝この歌を思い出したことを思い出した。キーンさんの英訳も憶えているが英語のほうが平易ですね。Did you come to me? Or Idid go to you? I have no idea.A dream or reality? Was I asleep or awake? 起きて黒兵衛と散歩。明日が誕生日の黒兵衛は9歳になるらしい。大型犬の寿命は10〜長くて15年。ということはソロソロ温和しくなってもイイ中年から初老。なのにアッチへウロウロこっとちうろうろ。ま。元気なことはイイことかな。我が3人の子供たちと同じか。ま。元気なほうがイイか。終日デスクワーク。世の中はお盆休み。みんなが休んでるときに仕事をすると何か良いことがあるのか?ないに決まってるとわかっているのに仕事をするのは貧乏性ですねえ。莫大な借金など一切関知せず良い仕事をしたのがワーグナーなら多くない借金に悩んでキャバレーなどでピアノを弾くバイトをしたのがショスタコーヴィチ。どっちもイイ仕事をしたから貧乏性が悪いというわけではないですね。

8月12日(月)
朝起きてベッドで黒鉄ヒロシ『伊勢物語』読み始める。平安時代の業平と現代をつなぐギャグ漫画。赤兵衛と同じ手法ですね。面白い。けど根を詰めて読む本ではないので仕事疲れの清涼剤に何編か読むことにしてベッドでの熟読は『殴り合いの文化史』に戻す。ベッドから這い出て朝食のあと黒兵衛と散歩。ミストのような霧雨に心地良く身体を湿らせながら。山の日。お盆に連休にするため創られた休日?ワン?水風呂のあと終日デスクワーク。BGMは櫻川唯丸の江州音頭『URABANA』盂蘭盆会の季節ですからね。しかしネーネーズまで突然登場するこの曲は素晴らしすぎて聴き耳が立ってBGMにならないな…などと思いながらイロイロ仕事。続けてBGMはリスト編曲の『ヴェルディ&ワーグナー名曲集』に。オペラを1台でやってのけるピアノの力は大きいですね。晩飯映画劇場は昼間NHK-BSをDVDに録画した『コクーン』。不老不死の星に住む宇宙人が地球にやって来て1万年前に事故に遭ってやむなく地球に残した仲間のコクーン(繭)を回収にやって来る。海底から回収した繭をプールに入れておくと隣家の老人ホームから泳ぎに来た老人たちが力を甦らせて元気になる。イロイロの騒動の後老人数十人が宇宙人に導かれて宇宙船に乗り込み不老不死の星を目指して出発…というSFファンタジー老人モノ映画。阿弥陀如来に導かれて西方浄土へ…という話を宇宙人と宇宙の星に置き換えただけの話ですね。まずまず面白かったけどスピルバーグの映画『E.T.』が愛犬物語の犬を宇宙人に置き換えたのと同じパターンですね。子供が犬(宇宙人)を拾ってきたけど母親に飼うのは駄目と言われて捨てに行くが遭難。家族が捜索に出て犬(宇宙人)と一緒にいるのを発見して同居を許す。まぁ宇宙人(ET)は同居というわけにはいかないけど友情を残して宇宙に帰るわけですね。愛犬物語もマレビト信仰や貴種流離譚に置き換えられるわけで物語パターンは数種類の神話しかないものなのですね。風呂のあとビールを飲みながらスコセッシ監督デカプリオ主演の『ギャング・オブ・ニューヨーク』を見始める。19世紀南北戦争直後の暴力に溢れたニューヨークの移民たちの物語。興味深いアメリカの世界だけど真ん中で明日に持ち越し。寝る。

8月11日(日)つづき
昼食や夕食の前後に時折高校野球を見るが球審が下手ですね。ヘルメットの頭に当たってキャッチャーが捕球したボールをバットに当たったファウルチップと勘違いして三振にされたバッターもいましたね。バッターもキャッチャーも自覚しているはずなのにどうして抗議が許されないのでしょうかね?黙って言うことを聞く若者を育てるのが高校野球の目的ならば相当の時代錯誤と言うほかないですね。高校野球なら監督も審判も高校生にするのが改悪の第一歩かも。他にも改革点は山ほどあるけど…まず大人が高校生をダシにして楽しむことを禁止したほうがイイですね。晩飯と共に『ダーウィンが来た!』を見る。小笠原南島の自然。絶海の孤島で動植物の進化の真っ最中。面白いですねえ。つづけて『いだてん』。このドラマは絶叫する以外に静かなセリフは存在しないのか?明治の人達はあんなに絶叫していたのか?とりわけ田畑政治はあんな人だったのか?どんな?あんな?こんな?そんなぁ!このドラマが事実と相違していることには目を瞑るとしてこのスピード感と喧しさを面白いと感じられないのは小生が歳を取ったからか?風呂入って寝よ。

8月11日(日)
朝ベッドのなかで水木しげる『マンガ方丈記』読了。鴨長明の生涯と方丈記の中味をクロスさせて内容を紹介したのは見事でした。この小学館文庫マンガ古典文学には方丈記の全文もついている。鴨長明の詳しい年譜も。解説は荒俣宏さん。編集も見事ですね。ベッドから抜け出て朝食のあと黒兵衛と散歩。暑いけど雲が出ているだけでけっこう涼しい。太陽の力も強いけど雲の力も強い。自然の力は強い。人間の力は弱い。ワン。今日も終日デスクワーク。椅子に座って机にへばりつき続ける。時々青竹踏みをするとはいえヤッパリ執筆とは不健康な仕事ですね。BGMに書けていたワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』が少々暑苦しく感じられたのでワーグナーの音楽をキューバン・ミュージックにアレンジした『Parsifal GOES LA HABANA』にチェンジ。そうそう。こういう涼しいワーグナー音楽があるを忘れていた。『タンホイザー』『ジークフリート』神々の黄昏』『パルジファル』…などのメロディをルンバやサンバやボサノバ風のラテン音楽にアレンジしてある。演歌風の『トリスタン』やキャバレー音楽風の『ローエングリン(結婚行進曲)』もあってナカナカ面白い。改めてワーグナーの凄さまで感じられる。音楽も暑さを凌ぐツールにはなりますね。サザンなんかもその一種ですね。

8月10日(土)つづき
この日一日がアッという間に過ぎた理由を思い出した。昼飯のあとラグビーのパシフィック・ネイションズ・カップの対アメリカ戦を全部見てしまったのだ。日本強い。このままならベスト4。いや決勝進出も夢じゃないですね。アメリカはチョイと手の内を見せるのを控えたかな?

8月10日(土)
昨日は長崎原爆忌。長崎市長も国連の核兵器禁止条約への積極参加を安倍総理に訴えた。何だかんだと理屈を付けて安倍総理はそれを拒否。差別主義者のトランプ大統領の側に着くことが日本の国益に叶うと考えてるのですね。まさかソレこそ長く総理でいられるからとは思っていないでしょうから野党はトランプ大統領のやり方が世界の平和にとって危ういもので日本にとっても危険なものだとキチンと反論すべきでしょうね。しかしいつからこうも憎しみの連鎖を煽る社会になってしまったのでしょうねぇ。国家間の対立から個人的恨みのテロ的爆発的主張まで。やはりトップの姿勢が問題でそれを改めるほかないのでしょうね。討論と選挙で。『殴り合いの文化史』は個人的暴力と国家的暴力の違いにナカナカ触れてくれないなあ…と思いながらベッドから抜け出して黒兵衛と散歩。今日も終日デスクワーク。『スポーツとは何か』(講談社現代新書)で書けなかったことを『スポーツ・ジャーナリズムとは何か(仮題)』で書かなければ。スポーツは「何」の役に立つのか?「何」の役に立つべきなのか?をはっきり書かなければ…と思いながら作業。スポーツジャーナリズムと関わる人間はまず現在のスポーツ界の問題点をすべて認識して…スポーツを嫌いにならなければ…そーすればスポーツの本当の価値…嫌いにならなくてもよい理由も見えてくるはず…と昼飯の素麺を挟んでいろいろ考えているとアッという間に一日が過ぎる。夕方は買い物に出たいというヨメハンに付き合って大船へ。駅ビルの本屋さんアニールに寄ると小学館文庫のマンガ古典文学シリーズで水木しげる『方丈記』黒鉄ヒロシ『伊勢物語』があったので衝動買い。買い物のあと豚カツ屋さんで美味しいロースカツと鶏皮餃子と生ビール。満腹で帰宅するとテレ朝が高校野球のバラエティ番組をやっていたのでチョット見てみたけど高校生と教育者(監督)をスター扱いしてこんなバラエティ番組を作ってイイのでしょうかねえ?風呂入ったあとオペラ『皆殺しの天使』を見る。ブニュエルの映画と同様の不条理ドラマはワケのわからないのが人生だ…という意味において納得できしトマス・アデスのオンド・マルトノを使ったり32分の1のヴァイオリンを使ったりした複雑な音楽も美しさもあって悪くないと思うのだがカタルシスを感じられない寂しさは否めない。幕が下りたあとメトの客席でブラーヴォーの声が湧き起こったが…本当に感動したのかなぁ?悪くない作品だとは思うけど…。

8月9日(金)つづき
晩飯映画劇場は昼間BSでやっていたので面白そうだから録画した『アウト・オブ・サイト』ジョージ・クルーニーやジェニファー・ロペスが出ているギャングとFBI捜査官の恋愛とかナントカだが30分見たらあまりの阿呆臭さに飽きて放棄。録画ストックを調べるとクロード・ルルーシュの『男と女』があったのでそれを見る。もちろん前にも見たことはあるが30年以上前のこと。レーサーの男と映画関係の仕事をする女。離婚歴のある二人の大人の愛の物語。映像を見た瞬間A級映画とC級映画の差は歴然。違いは何か…と考えながら見たらソレは映像の緊張感の差ですね。見る者の眼を画面から逸らさせない映像の力。さすがはルルーシュですね。編集も見事。子供のセリフも見事。アヌーク・エーメは存在感のある美女ですね。満足。風呂あがりにオペラ『皆殺しの天使』の第1部を見る。セレブたちのパーティが第一夜を迎えるまで。間奏曲が面白いけど…。感想はすべてを見終わってから。『表現の不自由展その後』が様々な圧力で潰される。不快だから公開を中止せよ…というのはテロですね。白色テロと言うべきか。どんなに反対の意見や表現もそれを発表する権利は守るという姿勢が何故取れないのかな。とりわけ市長や議員など社会のリーダーの立場に立つ人には表現の自由を守る立場を貫いた上で自分の意見を発表してほしいですね。税金で行う公的展示会こそ表現の自由が堅守されるべきであらゆる意見が表に出る社会のほうが風通しの良い住みやすい社会のはずですよね。

8月9日(金)
朝ベッドのなかで『殴り合いの文化史』読み続ける。面白い。古代ギリシアのボクシングでは脛(すね)へのキックが認められていたのですね。ベッドから起き出して朝食のあと黒兵衛と散歩。暑い。灼熱地獄はオーバーかもしれないけど暑い。ワン。終日デスクワーク。スポーツ・ジャーナリズムの本の目次づくりと構成に疲れると『殴り合いの文化史』読み続ける。そう。ボクサーの名前は重要ですね。カスアス・クレイ。モハメド・アリ。ジャック・デンプシー。ロッキー・マルシアーノ。カルロス・モンソン。シュガー・レイ・ロビンソン。ファイティング原田。大場政夫。ガッツ石松。具志堅用高…。みんな紛れもないボクサーですね。アスリートの名前も重要ですね。景浦將。川上哲治。藤村富美男。長嶋茂雄。王貞治。掛布雅之…。イチローが鈴木のままではイチローになれなかったでしょうね。昔は野球選手の名前遊びをよくやったなあ。実際にいたプロ野球選手で山本だけでチームを作ったり県名や都市名だけでベストナインを作ったり。(投)徳島(捕)香川(一)伊勢(二)千葉(三)奈良(遊)宮崎(外)長崎・大津・町田…なんてね。面白いバッテリー(投手ー捕手)の組み合わせを見つけたり。林ー森。東―西。大工―棟居。貝塚―大森。青山―赤坂。都―鴨川。三船―黒沢。吉良―浅野。浅野ー大石…なんてね。これはMLB記者がやっていたBaseball name gameを真似た物。こーゆーオモロイことばっかり集めた『プロ野球大事典』(新潮文庫・1990)が小生のデビュー作でしたなぁ。懐かしいなぁ。それからまだ30年経ってないのか。まだまだ若いのですね。がんばらねば。

8月8日(木)
朝ベッドのなかで『殴り合いの文化史』読む。再スタート。なるほど。『ロッキー』は従来のマフィアや賭博などのボクシングの負のイメージを払拭したかもしれないけどシルヴェスター・スタローンの身体は確かにボクサーの身体じゃないですね。ベッドから抜け出て軽く朝食のあとRKB毎日放送『インサイト・コラム』電話出演。渋野日向子さんの活躍を取りあげる。かつてあがり症で緊張しすぎて大舞台で力を出せないと言われていた日本人アスリートがいつ頃からそーでなくなったか…というお話。桃太郎が鬼ヶ島へ征伐に行くような気持ちで世界大会を闘っていた日本人が平常心になったのは野茂のドジャースでの活躍以来かな?それから体操でも卓球でもバドミントンでも平常心で国際大会に挑めるようになったのかな。要は「慣れ」ですね。ラジオを終えて黒兵衛と散歩。いつもより遅い時間で太陽が一層ギラギラ。黒兵衛もへたりそう。終日デスクワークで夕方東海テレビのスタッフが来宅。仕事場でVTR取材を受けてオリンピックの聖火についていろいろ話す。アムステルダム大会で紀元前のオリンピア祭を真似て聖火が燃やされてベルリン大会でリレーが始まって東京大会では広島原爆の直後に生まれた青年が…などなどいろいろ話す。2時間程度の取材を終えてアイス・コーヒー飲みながら蓄音機でSPレコードの音を聴かせてあげると3人のスタッフ全員が驚嘆。そりゃ最近の綺麗な再生音ばかり聴いてると蓄音機の音は内部に人間が入ってるのかと思えるほどの生の音に聴こえますからね。晩飯オペラ劇場は昨日に続いてメトロポリタン歌劇場の『皆殺しの天使』……と思ったけど現代音楽画やはりヘビーに思えたので映画劇場に切り替えて『パッチ・アダムス』。アメリカ医学界に「笑い」で一石を投じた医学生の実話。部分的に知っていたけど全部を見るのは初めて。笑いだけでなくキチンとした主張のある米医学界の体制批判映画ですね。主演のロビン・ウィリアムスが改革が上入れられず自殺しようかと悩むシーンは本当に自殺した彼のことを思うと胸に迫りました。イイ映画でした。

8月7日(水)
朝ベッドのなかで花村えい子の『落窪物語』読了。シンデレラ(灰被り姫)とは異なり幸福を掴んでからの復讐譚も結構長いのですね。ベッドから抜け出て朝食のあと猛暑のなか黒兵衛と散歩。最近猛暑にも影のコース取りも慣れてきたかな。人生すべては慣れですね。ワン。渋野日向子に関するコメントを求める電話や五輪関連の電話取材などを受けながら終日デスクワーク。avexから佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団のハイドン『天地創造』2枚組CDが届く。美しい音色ですねえ。歌手もイイですねえ。『天地創造』は佐渡さんが西宮でやる前にバーンスタイン指揮の映像を持っていたら貸してと言われたのでLDをDVDにダビングしてプレゼント。その甲斐あってこんな素晴らしい演奏が実を結んだかと思うとチョイと嬉しいですね。晩飯映画劇場は『ミッドウェー』。チャールトン・ヘストン&ヘンリー・フォンダ&ロバート・ミッチャム&三船敏郎などの豪華キャスト。日本の軍人が映画を喋る違和感はあるものの日本に対するリスペクトもあり『パール・ハーバー』などとは較べ物にならないくらい面白かった。しかしまぁ過去の軍国主義日本の出来事とはいえ負け戦を見るのはあまり面白くないですね。アメリカ人が『トラ・トラ・トラ』を嫌ったのも同じかな。よくできた戦争映画だったんですけどね。続けてルイス・ブニュエル『皆殺しの天使』を見る。ブニュエルは何と言っても高校時代に隠れて見に行ったカトリーヌ・ドヌーヴの『昼顔』が衝撃だったけどチョイと理解が難解な映像を作るので高名な監督。『皆殺しの天使』もオペラを観た帰りに集まったセレブたちが家から一歩も出られなくなる不条理物語。J.P.サルトルの『出口なし』やベケットの『ゴドーを待ちながら』やハロルド・ピンターの『料理昇降機』やウェスカーの『調理場』などと関連があるかな。ただ舞台となったメキシコの政治(革命)情勢は他の作家の作品よりも物語をわかりやすくしてるかな?いや逆かな?『皆殺しの天使』はザルツブルク音楽祭の依嘱を受けて現代音楽作曲家のトマス・アデスがオペラ化。そのメトロポリタン歌劇場での舞台もWOWOWの放送を録画したので少し最初を見るとこの不条理劇が現代音楽の無調整と合ってるようでナカナカ面白そう。明日見よ。今日は寝よ。小泉ナニガシが滝川ナニガシと結婚とか妊娠で世の中大騒ぎ。そんなことよりこの子はどうして父親を見習って反原発に動かないのかな。自民党に籍を置いていると無理なのかな。

8月6日(火)
朝ベッドのなかで花村えい子『マンガ落窪物語』読み始める。完全に少女漫画タッチ。まぁ物語がわかればイイのだから読み続けるか。ベッドから抜け出して朝食のあと黒兵衛と散歩。猛暑。激暑。酷暑。影を探しながら歩き黒兵衛の身体にも何度か水をかけてやる。数日前は蝉の抜け殻をたくさん発見したが今日は蝉の死骸がチラホラ。あっという間に夏も終わりに近づくのか?ワン?テレビで広島の原爆忌。アメリカ・トランプべったりの安倍首相はどんな気持ちで参列しているのか?終日デスクワーク。エアコン効かせて上半身裸。土日月の疲れを取るためメールの整理や本棚の整理やチョットゆるめの仕事。夏ですからね。春陽堂書店から『茂山逸平風姿和伝』送られてくる。京のお豆腐狂言はボチボチしっかりやったはりますなぁ。晩飯映画劇場はジョン・ウェイン主演『オレゴン魂』。若いときは武闘派だった保安官が年老いても頑張る話。共演はキャサリン・ヘップバーン。聖書を説く老女と一緒に老保安官がニトログリセリンを奪って列車強盗を謀る悪漢たちからニトロを奪い返し山野を駆け巡り筏で激流を踏破する年寄り万歳西部劇。なかなか面白かった。ジョンとキャサリンの二大俳優の噛み合わない会話劇がサイコー!老名優2人がイイ味出してますなぁ。ジョン・ウェインは共和党全米ライフル協会の重鎮だったけどトランプにはない可愛さがありますね。そういえばUCLAだかどこかの大学で講演したときに学生から「貴方の髪の毛はニセモノだろう」と言われて「本物の髪の毛の鬘だからホンモノでもある」と答えたことがあった。トランプの鬘のような髪の毛はホンモノのホンモノだからたちが悪いとも言える。キャサリン・ヘップバーンに言い負かされる可愛さはトランプにはないですね。高校野球が開幕したらしい。ダルビッシュの言葉に耳を傾けず球数制限の規則作りに何ヶ月もかかり(過去の高校生の故障の記録もなく)猛暑のなか人柱が立つまで行うのか?まるで太平洋戦争末期と同じ。犠牲者が出れば誰が責任を取る?せめてメディアならジャーナリズムを担うモノとして様々な意見や改革案を取りあげるべきでしょう。小生の原稿を没になどせずに!

8月5日(月)
朝ベッドのなかで『マンガ吾妻鏡』読了。これは竹宮恵子の作品として面白かった。けど原文の『吾妻鏡』を読みたいとは思わないですね。実朝の青春期や後鳥羽上皇と実朝と北条家の対立などは小説になってるだろうからそれは読みたいと思いましたけどね。しかし実朝の三十一文字は見事なモノですね。以前鎌倉文学館で実朝の生誕820年を記念して特別展が行われたときに初めて実朝の作った歌と出逢ってその面白さその迫力その見事さに驚嘆した。〈神といひ仏といふも世の中の人の心のほかのものかは〉蹴鞠と歌詠みに明け暮れたロマンチストも合理的な透徹した眼で世の中を見ていたのですね。〈大海の磯もとどろに寄する波われて砕けて裂けて散るかも〉これはモウ見事と言うほかありません。〈あだ人のあだにある身のあだごとをけふ水無月の祓へ捨てつといふ〉はっはっは。選挙が終わって禊ぎが済んだなどと言ってる代議士に聴かせたいですね。ベッドから出てテレビをつけると20歳のプロゴルファー渋野日向子が全英女子オープンに優勝とのニュース。なるほどこれは凄いことですね。樋口以来の42年ぶりというのも確かに見事だけど日本の若いスポーツ選手たちが次々と「世界への挑戦」ではなく「世界の一員」としてプレイしていることを実感。要するに桃太郎が鬼ヶ島(別世界)へ鬼退治に行く(挑戦する)ような感覚が無くなったということですね。黒兵衛と散歩。暑い。シャワーと水風呂のあと今日の『オプエド』と『スポーツを語る会』の準備。近づくラグビーW杯について。午後から東海道線とゆりかもめで日の出駅近くのノーボーダー海岸スタジオへ。『ニューズ・オプエド』今日のゲストはラグビー・ジャーナリストの村上晃一さん。日本代表チームがフィジーとトンガに圧勝した理由などいろいろ話していただく。番組を終えてスタッフと村上さんと一緒にタクシーで八丁堀の『From One Sports Base』で日本スポーツ学会主催の『スポーツを語り合う会』にパネラーとして登場。生島淳・大友信彦・永田洋光・村上晃一の各氏とともにラグビーの話をアレコレ2時間。司会は長田渚左さん。日本の強さは本物?注目選手は?日本はどこまで勝ち進む?などなどいろいろ楽しくワイワイガヤガヤ。中味についてはW杯開幕直前に発行される『スポーツゴジラ44号』に掲載されるのでそれを読んでください。昨日のNHKで五郎丸さんが日本が優勝と言っていましたが我々も「優勝」と期待を込めて「予想」しました。賭けるとなると別の国に賭けるかもしれませんけどね(^^;)。あっと敵に楽しい討論会を終えて近くの焼き鳥屋さんで軽く打ち上げ。軽くビールで乾杯してお先に失礼。ラグビーの話題三昧の楽しい一日でした。

8月4日(日)
朝起きてシャワーのあと和歌山のホテルで朝食。昨夜お世話になった体育同志会のスタッフの皆さんに挨拶して南海電鉄和歌山駅まで送っていただき特急サザンで堺へ。堺市にできた新しい劇場フェニーチェ堺のエグゼクティヴ・プロデューサーのSさんがスタッフのクルマで迎えに来てくれて10月にオープンする劇場の舞台裏や4階席や小劇場やホワイエなどいろいろ見学案内していただく。オープンニングは広上淳一指揮京都市交響楽団だが落語や文楽さまざまな興味深い公演がならんでる。佐渡裕指揮でホセ・カレーラスの演奏会もある。ロビイには『かいけつゾロリ』の看板も。ミュージカル公演らしい。懐かしいなあ。孫と10冊近くは読んだなぁ。フェニーチェ(不死鳥)はヴェニスにあるオペラ・ハウスと同名。何度も焼けて復活したオペラハウスと同じ名を戦災で焼き尽くされた堺の街を不死鳥のように甦らせようという意味で名づけられたとか。会場の隅々まで見せてもらってJRの駅まで送っていただいて大阪駅へ。新快速に乗り換えて京都へ。タクシーで六道珍皇寺へ。幸い和尚さんがおられたので御挨拶。お墓に水をかけてお経を詠んでもらう。炎天下。猛暑。酷暑。京都の暑さはまた格別。太陽の熱も凄いけど湿気が酷い。汗が噴き出す。言うまいと思えど京の暑さかな。暑いけどお盆のお参りとはこんなものか。経を詠んでくれた和尚に礼を言ってタクシーで京都駅へ。新幹線で爆睡のなか帰鎌。晩飯食っていたら緊急地震速報。石巻で震度5。ここらは震度3。おかげでテレビで見ようと思っていたNHK『ダーウィンが来た』の道走り(ロードランナー)の特集が飛ばされる。道路を超スピードで走り抜ける鳥のロードランナーは子供のときにウッドペッカーのマンガで観て以来の大ファンですからね。残念。風呂に入ろうと思ったらNスペで京都の『百味會』の特集をしていて面白かった。老舗の伝統を守るなかで新しいコトをするのもタイヘンですね。百味会は1業種1店舗らしい。ということは八つ橋は聖護院だけ。柴漬けは土井の志ば漬だから美味しい村上重の柴漬けは『百味會』には加われないのか。まぁ百味會も生まれたのは1950年代と新しいモノですから加われなくてもいいけど「京都の伝統」とは「今もアンダー・コンストラクション(建設中)」で決して古いままではないのですね。この言葉に興味のある人は「蔵出しノンフィクション」の原稿のなかから「いまも京都はアンダー・コンストラクション」という原稿を見つけてお読みください。

8月3日(土)
ベッドのなかで『マンガ吾妻鏡』上巻読了。中巻読み進む。昨日の「あまり面白くない」という感想は撤回。竹宮恵子さんが『吾妻鏡』だけでなく『平家』や『愚管抄』からもエピソードを拾って物語を膨らませているから頼朝の政治だけでなく義経の兵法も描かれて政治と兄弟の人間ドラマがよくわかる。しかし義経は男前すぎるかな(笑)。ベッドから抜け出て黒兵衛と散歩。猛暑。酷暑。夏だから仕方ないですね。言うまいと思えど今日の暑さかな。ワン。散歩から帰ってシャワー&水風呂のあと準備して品川へ。東海道新幹線で新大阪へ。途中爆睡。特急くろしおに乗り換えて和歌山へ。愛知県の「体育とスポーツの図書館」で出逢った体育の先生が迎えに来てくれて学校体育研究同志会全国研究大会の会場へ。午後4時半からタップリ2時間約300人の体育の先生方&先生の卵の学生を相手に『東京2020とこれからの体育・スポーツと平和』というタイトルで講演。eスポーツやドーピングやスポーツの歴史や民主主義とスポーツの関係などを話したあと小生も体育方の意見を聞いてみたかったので約40分を質疑応答に当てたところがさすがに先生方から次々と質問が飛びだし小生も自分の考え方を整理し直すことができた。講演のあと「体育とスポーツの図書館」の関係者の方々と夕食。いろいろスポーツと教育の話題で話が弾んで楽しい一時のあとホテルの部屋へ。NHKで『この世界の片隅に』をやっていたので観てしまう。戦争映画。広島・呉の街に暮らした庶民の生活から描いた反戦映画。八月は六日九日十五日。和歌山泊。夕食のとき「もっとお話を聞きたいのでスコッチを持って部屋に伺ってもイイですか?」といっていた体育の若い先生は結局来なかったな。遠慮したかな。

8月2日(金)
読書inベッドに新たにマンガが加わったので『殴り合いの文化史』は少々おやすみ。メッチャ面白い本なのだけどサッサとマンガを読破しておきたい。とはいえ『マンガ吾妻鏡』はあまり面白くない。これはもちろん竹宮恵子さんの責任ではなく原作者の責任。まだ上巻だけど『平家物語』の人情とか『太平記』の心情のようなものが響いてこない。これが関東武士の無骨さか。ベッドから出て朝飯のあと黒兵衛と散歩。メッチャ暑い。酷暑。猛暑。狂暑。「暑さのせいで神も気違いになる」とは漱石の言葉(趣味の遺伝より)。ナルホド寒さで気が狂うことはないか。ワン。終日デスクワーク。あれやこれやいろいろナンヤラカンヤラで晩飯映画劇場はロバート・デニーロ主演『ミッド・ナイト・ラン』評判は聞いていたけど観る機会もなくこんなに面白いとは思わなかった。被告人を裁判の公判までに連れ戻して賞金を稼ぐ元刑事とマフィアからカネをすくねて被告になった会計士の2人がニュヨークからロスまで期限までに移動するロードムーヴィ。デニーロいいですねえ。しかしキャスティングとか編集とかも見事。ビヴァリーヒルズ・コップで成功した監督がさらに見事な手腕を発揮した作品ですね。腹一杯満足の映画でした。アメリカのイイ面を描いたイイ映画ですね。1988年製作。そう言えば携帯電話が出てきませんね。

8月1日(木)
ベッドのなかで『殴り合いの文化史』読み進む。ふ〜ん。ゴリラやオランウータンは「殴り合い」をするのか。猫族の猫パンチは「殴り合い」にはならない?カンガルーは?あれはキック・ボクシングか?いろいろ考えるだけで面白い。昔ボクシング評論家の郡司信夫さんから剣術の天然離心流は鍔迫り合いの最中に片手を竹刀から離して正拳突きのようなパンチを出す技があったと教えてもらったことがある。パンチにもいろいろ意味があるんですね。その意味で『平凡パンチ』という命名は凄かったわけですね。「平凡」な「パンチ」ってそもそも言葉の矛盾ですから。ベッドから起き出してRKB毎日放送『インサイト・コラム』電話出演。大船渡高校佐々木投手の起用法について話す。そもそも高校野球の日程がオカシイ。試験中に試合をしてイイのか?炎天下の猛暑のなかで試合をしてイイのか?高校生を見世物にしてイイのか?要は球速160キロを出す投手の身体(肩や肘)の問題ではなく高校生の健康の問題なのですよね。ラジオのあと黒兵衛と散歩。暑い。当たり前か。夏ですからね。影を求めて歩く。オシッコをしたあとのために持ち歩いてる水を黒兵衛の身体にもかけてやりながら散歩終了。ワン。俺は水風呂へ。出たところへ当ホームページの作成をしてくれている(株)bitのYさんが京都から来宅。午後から大船で仕事があるとかでソノついでにコンピューターのメール送信がスムーズに行かないことのチェックをしてくれる。1時間かかって原因はわかったけどメンテナンスまでは手を付けられず後日の修理を約束してくれる。パソコンはヤヤコシイですナァ。万年筆で400字詰め原稿用紙に原稿を書き編集担当者が取りに来てくれていた時代がナツカシイ。それで何の問題もなかったのに…。夕方から大船に出ていろいろ買い物。本屋で『犬から見た人類史』(勉誠出版)竹宮恵子『マンガ吾妻鏡』花村えい子『マンガ落窪物語』(中公文庫)購入したあと焼き鳥の『との山』へ。春陽堂の編集者3人と出版について打ち合わせ。久しぶりにバー『kurocks』にも寄って美味しいスコッチを2杯いただき駅の階段で転ばないよう細心の注意を払って帰宅。もう若いときのようには呑めなくなりましたね。当たり前か。天才バカボンの親父の台詞を思い出す。これでいいのだ!

7月31日(水)
昨晩からベッドのなかで樫永真佐夫『殴り合いの文化史』(左右社)読み始める。チョコチョコと飛ばし読みしていると面白そうなのでいつかじっくりベッドのなかで…と思っていたのがようやく実現。じっくり本を読むのはベッドのなかに限りますよね。予想以上の面白さ。そうか。拳はpenisの象徴か。ベッドから起き出して黒兵衛と散歩。暑い。猛暑。サスガにこの暑さにはワン公もバテたか。ワンとも言わない。シャワーのあとデスクワーク。『スポーツ・ジャーナリズム論』に改めて手を付ける。この本を出版したらマスコミ特に朝毎読や関連テレビ局から総スカンを喰らうでしょうねぇ(苦笑)。しかし書かねば。もう歳ですからね。鳥の将に死なんとす。其の声や哀し。人の将に死なんとす。その言や善し。夕方からは10月からのオペラ講座6回分の企画書づくり。そろそろ20年を超えるこの講座も最後に近づいたので原点に戻ります。タイトルは『オペラを観て泣きましょう!』いいねぇ…と自分で悦に入る。選ぶ作品は『カルメン』『椿姫』『ワルキューレ』『薔薇の騎士』『ラ・ボエーム』『蝶々夫人』と泣けるモノばかり。スポーツ評論も原点に戻りオペラ講座も原点に戻る。もちろん自分がこれぞ原点と考えている場所に戻るだけのこと。プロ野球の原点や高校野球の原点をある人々は「新聞を売ること」とか「テレビ視聴率を稼ぐこと」と考えている人もいますからね。誰もが「日本の野球文化やスポーツ文化の発展」とか「高校教育の一部」と考えているとは限りませんからね。でも自分が正しいと思うことを言いましょう。書きましょう。そうし続けてきて半世紀ですからね…と何やら年寄りの弁だなぁ。晩飯食いながら東大王がどーのこーのというクイズ番組を観てしまう。東大出てクイズ王か。ま。ドーデモイイですね。中退した男は黙っています。昔テレビのクイズ番組のリハーサルを見せてもらったときに「○○さん。っこはもー少し考えてから。正解は一度間違ってからにしてください」などとディレクターが支持していたので驚いたことがある。今はどーなのかな?そんなことないですよね。寝よ。

7月30日(火)
朝起きてベッドのなかで松井良明『ボクシングはなぜ合法化されたのか 英国スポーツの近代史』(平凡社)2度目の読了。アカデミズムの世界にいる学者先生の緻密な考察は我々ジャーナリズムの世界に身を置く人間には本当に勉強になりますね。スポーツが合法か違法かは時代の空気によるんですね。将来的にボクシングやeスポーツはどうなるのでしょうか?ベッドから抜け出して朝飯のあと黒兵衛と散歩。暑い。照りつける真夏の太陽の下で影を求めてコースを選ぶ。炎天下でも意外と黒兵衛は平気。もう7歳になろうとするから人間なら中年の域。犬はよろこび駆け回るのは冬も夏も同じか。ワン。散歩を終えて小生はシャワーと水風呂へ。気持ちイイ。終日デスクワーク。サアこの夏一冊書き下ろしを仕上げないと。スポーツ・ジャーナリズムの存在しないこの国でスポーツ・ジャーナリズムの一石(一冊)を投じなければ。久しぶりの晩飯映画劇場は『ミクロの決死圏』。過去に何度か見ているけど何度見ても面白い。ダウンサイジングで水中艇に乗って血管から体内に潜り込む女性隊員は若きセクシー女優のラクエル・ウェルチ。お色気をやり過ぎないでなかなかイイ味出してます。原題はFantastic Voyage。日本語のタイトルのほうがイイですね。音楽はレナード・ローゼンマン。『エデンの東』『理由なき反抗』『猿の惑星』『ロボコップ』などの映画音楽を作った作曲家が不協和音満載の現代音楽を聴かせる。なかなか面白い。暑い一日の最後に見る映画としてはベスト。

7月29日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。真夏の太陽が暑い。ま。夏ですから仕方ないですね。以前『日刊スポーツ』に「この熱さが東京五輪を成功に導く」との組織委森会長の発言が裏一面前面に出ていましたね。この発言自体意味不明ですがそもそも「五輪の成功」とはど−ゆー結果を指すのでしょうかねえ?そこが一番の問題ですよね。ワン。ホームページの原稿作りを完成させて午後から東海道線で新橋へ。ゆりかもめで日の出へ。『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは相撲ジャーナリストの荒井太郎さん&作家でスポーツライターの小林信也さん。荒井さんには名古屋場所の総括と沖縄インターハイの報告を話してもらう。素晴らしい力士だった安美錦の引退や序の口と序二段が同部屋対決の優勝決定戦になった話題。そしてインターハイ団体で埼玉栄が一回戦敗退した話など荒井さんの相撲の話はいつも最高に面白い。そして小林さんと高校野球の話題。大船渡高校の佐々木投手を地方大会の決勝で投げさせなかったことについて「投げさせるべきだった」と発言したプロ野球経験者は張本勲&中畑清&金村義明…(敬称略)。投げさせなかった監督の采配を評価したのは桑田真澄&長嶋一茂&ダルビッシュ有…。監督采配消極的肯定が原辰徳&江本孟紀…。ダルビッシュは過密スケジュールが問題とも指摘。こーゆー意見に対して高野連や主催者(朝日新聞)が何も言わないのはオカシイですよね。朝日毎日をはじめとするジャーナリズムが賛否両論を併記とはナサケナイ。120球以上を試合で投げた投手が翌日も登板するのは現在のプロ野球では否定されているのに高校野球では肯定する意見が出るとは摩訶不思議。小林さんは試験期間中に予選を行うことの無茶さカゲンも指摘。また甲子園が高校球児たちの「夢」だというのは「親父たちのセンチメンタリズム。感傷に過ぎない」と。ナルホド。センチメンタルな感情は見世物をドラマとして盛りあげますからね。高校野球経験者の小林さんは今年はまったく見ないでおこうと思うと発言。毎年見てた自分とどういう違いが生じるのか…を自己観察するとか。その結果をまた『オプエド』で報告してください。帰宅すると孫たちは自宅に帰っていた。チョイ寂しい。テレビで報道ステーションを見ると高校野球地方予選決勝で勝ったチームの監督が次々と球場のグラウンドでインタヴューを受けていた。高校野球でこんなに大人をヒーロー扱いすることが許されるのでしょうか?どうせなら「今年の高校野球でどんな教育効果がありましたか?」と質問してほしいですね。

7月28日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。真夏の陽射しを浴びながら汗を滝のように流しながら歩くのはある意味で気持ちがいい。これで仕事がなければ何の問題もないですね。ワン。散歩から帰ってシャワーと水風呂。これも気持ちがいい。江戸時代の人は行水をしたのだろう。『サンデー・モーニング』で張本さんが大船渡高校の佐々木投手を地方予選決勝で投げさせなかったことを批判して吠えていた。「ケガを怖がってたんじゃスポーツやめたほうがイイ」とは何たる言い種!このコーナーでは大沢親分が生きておられたときに小生もボロクソに批判されたことがあった。それはプロ野球のストライキで球界の経営者側を批判したときだった。番組内で「玉木出てこい!」と言われたのですぐにテレビ局に電話して「来週番組に出るから」と言ったらディレクターに平身低頭謝られて結局番組に「出ていく」ことはできなかった。あとで番組関係者が小生の行きつけのバーにやってきてその店の主人に小生に対する謝罪の言葉を預けたけどこんなご意見番は不要ですよね。だから今回も佐々木投手を投げさせて将来肩や肘が壊れても「責任」は取らないのでしょうがこーゆー馬鹿馬鹿しい意見を垂れ流していいものでしょうかねえ?学校の試験期間中に炎天下で連日試合をさせても良いのでしょうかねえ?そういう根本的な問題を取りあげてこそご意見番のはずですが…。終日デスクワーク。ホームページ更新の原稿作り。途中孫の夏休みの宿題の読書感想文の原稿書きに付き合う。何度も書き直しさせる。まるで鬼編集者(笑)。晩飯はみんなで『鮨処もり山』へ。美味しい鮨を孫たちが嬉しそうに食べるのを酒を呑みながら見ていると自分は食べなくてもイイという気持ちになる。帰宅して世界水泳。瀬戸大也は見事ですね。孫の読書感想文の完成は明朝に持ち越し。原稿を書くとはそういうもんですね。何度も推敲すると時間がかかるもんです。

7月27日(土)
朝起きてベッドのなかで松井良明『ボクシングはなぜ合法化されたのか 英国スポーツの近代史』(平凡社)読み進む。2度目だけど面白い。ボクシングだけでなく英国スポーツが賭博との密接な関係から生まれたのですね。ベッドから起き出して朝食のあと黒兵衛と散歩。颱風が東海地方に来ているとは思えないほどの夏の陽射し。汗だくになって帰ってきてシャワーのあと中日文化センターの担当者に連絡。颱風は名古屋直撃のようだけどあまり強くもなさそうなので今日の講座は予定通り開講とのことで準備をして品川へ。新幹線で名古屋へ。夏休みで大船駅も品川駅も家族連れや子供たちでごった返していたがさすがに颱風に向かって新幹線に乗る人は多くなかった。名古屋についてちょっぴり激しい颱風の雨風のなか栄までタクシーに乗ろうとしたらメッチャ長い行列。あきらめて地下鉄で栄の中日文化センターへ。オペラ講座『レナード・バーンスタインのすべて』の第4回は彼の解説した「ジャズの世界」を少し紹介したあとサイモン・ラトルがベルリン・フィルとのジルヴェスタ―(大晦日)コンサートで演奏したバーンスタインのミュージカル『ワンダフル・タウン』を紹介。そこでジャズ・ラテン・ミュージカル・民族音楽・クラシックのすべての音楽を駆使したバーンスタインの才能を理解してもらう。そのあと彼のオペラの解説。プッチーニ『ラ・ボエーム』第三幕の見事な解説(芝居の台詞とオペラの違いや音楽による寒さの表現や感情・時間・空間の拡大について)を聞いてもらう。受講生の皆さんもバーンスタインの天才ぶりを堪能されたようで小生も満足。ビール呑みながら『ボクシングはなぜ合法化されたか』読みながら新幹線で帰鎌。家にたどり着くと長女が来ていて酔っ払いながら五嶋みどりのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をU-Tubeで見ている。バックはアバドとベルリン・フィル。俺も知ってたけどコレは確かに凄い演奏。次女と二人の孫も来ていて。晩飯のあと小学生の孫と風呂入って寝る。颱風はどこかに消え去ったみたい。

7月26日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。真夏の太陽を浴びずにできるだけ建物や木々の影ばかりを歩くコースを選択。ワン。それでも暑い。帰宅してからシャワーと水風呂がエエ気持ち。ちょいと仕事をしたあと早い昼飯を掻き込んでヨメサンと一緒に大船駅から上野東京ラインで上野へ。東京文化会館で行われる佐渡裕さんプロデュースのミュージカル『オン・ザ・タウン』へ。電車に乗るときから『鮨処もり山』の大将夫妻と合流。入口付近で馬鹿息子とも合流。安西水丸夫人さんと澁沢龍彦夫人も現れてみんなで客席へ。レベルの高いバーンスタインのミュージカルを楽しむ。終わってみんなで楽屋へ。佐渡さんに挨拶しようとすると先に車椅子に座って握手している人がいて誰かと思ったら辻井伸行クンのお母さん。何度か取材させてもらったあと久しぶりにお会いして御挨拶のあと佐渡さんと歓談。一緒にみんなで記念撮影。そのあと馬鹿息子を連れてジャズ・トランペットの原さんにも御挨拶。音大時代の先生ですからね。指揮者の井上道義さんにも逢ったので御挨拶。プロデューサーの小栗哲家さんにも御挨拶。小栗旬夫妻は『もり山』の大将のすぐ横の席だったとか。楽屋を出ようとしたら歌の先生のマダム・デイリー役で見事な演技と歌を披露したヒラリー・サマーズさんがいたので御挨拶。判事役で素晴らしい低音を響かせたスティーヴン・リチャードソンさんは楽屋で逢ったあと上野駅でも逢ったけどそのときも低音で「Hello Darling」と舞台の台詞で挨拶。西宮の兵庫県芸文センターでも見た舞台は2回目だったけど存分に楽しんで大船へ。みんな一緒にイタリア料理店の『センプリーチェ』で楽しく食事。そのとき明日このお店で演奏するイタリア人のヴァイオリニストが隣のテーブルに座ってナポリ人のマスターに紹介されたので挨拶するとナントイタリアのカラカラ浴場で行われた1990年の三大テナーのコンサートでもヴァイオリンを演奏していたとか。楽しいミュージカルと美味しいイタリアンといろんな楽しい出来事の重なった休日。好事魔多し。明日の颱風は大丈夫かな?

7月25日(木)つづき
佐々木投手を投げさせなかった大船渡高校に「抗議」の電話は多数かかってきたらしい。なぜ投げさせなかったのか?甲子園がかかっていたのに投げさせるべきだった!…などと。そういう人は高校生の教育の一環たる部活動を見世物か何かと履き違えてますよね。ねぇ。そうですよねぇ。高野連の皆さん!炎天下で高校生に野球をさせることもテレビで高校野球を放送して見世物(プロ)のように扱うことも本来は非教育的行為として禁止されるべきですよねぇ。高野連&朝日新聞社の皆さん!

7月25日(木)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・コラム』電話出演。東京オリンピック1年前と言うことで昨日の本欄にも書いた小説『悪の五輪』の話をする。こんな面白い「現代の小説」は一人でも多くの人に呼んでもらいたいですからね。ラジオのあと黒兵衛と散歩。暑い。梅雨明けは気象庁やテレビのお天気キャスターが決めるのではなく各人が体感すればいいものですね。ハイ。もはや夏です。終日デスクワーク。週末のオペラ講座のレジュメを作成するためにバーンスタインのジャズ講座やオペラ講座のビデオを見直してると朝日新聞社会部から電話。大船渡高校の佐々木投手が登板しないことについて。BS朝日にテレビを切り替えて見ながら電話の応対。昨日120球以上投げているのに今日も投げるという方がオカシイ…と言うと朝日の記者が佐々木投手の将来のためには当然の措置?…と訊くので「そんなことは関係ない。高校生の健康を守るための当然の行為」と答える。大船渡高校の監督の常識的な判断を讃えたい…とも。素晴らしい判断ではなく旧来の連投も厭わないやり方が非常識だったのですからね。当然の判断と言うべきでしょう。その当然の判断(過去に誰もやらなかった判断)を実行した勇気は絶賛したいですけどね。プロ野球(大人の野球)で否定されている連投などの行為を高校生ならやってイイという理屈は成り立ちませんからね。さらに高校野球予選の試合を高校の期末テスト期間中にやらせる高野連や主催者(朝日新聞社)の非常識を批判。グラウンドで勝利監督インタヴューや勝利チームのキャプテンへのインタヴューを行って高校の部活動(教育活動)をスター扱いするBSテレビ朝日の非常識も非難。旧帝国陸軍や自衛隊の行進のような開会式も批判。そもそもジャーナリズムを担うべきメディアが高校野球を見世物にするイベントの主催などするべきではない…とも話したが明日の朝日新聞の紙面にはどこまで載せてくれるか…。電話で小生にインタヴューした記者はすべて納得してくれたけど…どうなるでしょうねぇ。晩飯映画劇場は最近テレビで放送された『万引き家族』。悪くない映画だけどこんなATGのような映画(わかるかなぁ…)がカンヌ映画祭のパルムドールをよく獲ったもんですね。黒澤映画と一緒で字幕で台詞がよく理解できたのがよかったのかな?続けて報道ステーションを見るとトップニュースで大船渡高校の佐々木投手が投げなかった問題。元巨人の桑田投手が監督の判断を肯定。渡辺元横浜高校監督は高校生がどこまでできるかやらせるべきだと投げさせなかったことを非難。まだこんな莫迦な意見(高校生をこき使って身体を壊させて名監と督言われて喜ぶ監督の意見)を口にする人がいることにウンザリ。それ以上に高校生の単なる部活動を大きく騒ぐマスコミを非難する声が出ないことを一番嘆くべきでしょうけどね。高校野球という高校生を見世物にして喜ぶナンセンスは人柱が立つまで続けられるのでしょうか…嗚呼。来週月曜の『ニューズ・オプエド』のゲストは相撲ジャーナリストの荒井太郎さんで相撲の話題…と思っていたが急遽スポーツライターの小林信也さんにも連絡。高校野球の話もイッパイします。乞御期待!

7月24日(水)
朝起きてベッドのなかで『悪の五輪』読了。エンターテインメント小説として面白かったです。がソレ以上に現代社会の矛盾を結構鋭く告発しているのが小説の出来映えを高くしていますね。コレはまさに2度目の東京五輪を1年後に控えた今出版されるべき本ですね。映画好きの「変人ヤクザ」が「組」の命令に従って五輪の記録映画に二流の映画監督起用を謀り芸能界の利権に手を伸ばそうとする。それに協力する形で利権に手を伸ばす政治家・自民党・ヤクザ・政治団体をめざす振興宗教団体・同和団体・在日etc。その背景にある敗戦とアメリカ(CIA)との関係。そして映画監督と女優の関係などの映画界のスキャンダル。それらをエンターテインメント小説にまとめた作家・月村了衛の腕力はなかなかのものですね。「五輪」というタイトルを本屋で見る家てかっただけだけど他の作品も読もうかな。さすがに山口組・東声会・住吉連合・創価学会・部落解放同盟といった名前は出てこないが花形敬・永田雅一・児玉誉士夫・野中広務・若松孝二らが実名で登場。黒澤明の「オリンピック記録映画は代々一流の監督は手掛けないんだそうだ」という意味深な言葉の引用紹介で始まるこの小説はアントニオーニやロバート・オルドリッチの映画についての記述まであって面白い。主人公の「映画好き変人ヤクザ」がオルドリッチ監督の『ソドムとゴモラ』を見て感想を呟く。「退廃と堕落の街が神の怒りに触れて滅んでいく。こりゃあほとんど今の東京じゃねえか」「日本は戦争で多くの物を失った。そして代わりに何を得たのか。オリンピックという名の馬鹿騒ぎだ」主人公の兄の学徒動員出陣式に始まり東京五輪の開会式で終わる物語。推薦します。ベッドから起きて朝飯のあと黒兵衛と散歩。終日デスクワーク。いろいろ仕事して通信社の連載コラムを書いて送稿。テレビはまだヨシモトで騒いでる。騒いでる人達は神戸芸能社がどんな団体で芸能界や映画界やテレビ界ににどんな影響を及ぼしたか知ってるのかな?

7月23日(火)
朝起きて『悪の五輪』読み続ける。面白い。花形敬の他に永田雅一・若松孝二・児玉誉士夫らが続々実名登場。さすがに東声会や山口組は別の名前になっているが面白い。まだ半分を少し超えたところなので感想は後日。ベッドからでて朝飯食いながらテレビ。吉本批判が渦巻いてる。昨日の社長会見はツッコミ処満載でどーしょーもなかったから若手芸人が叛旗を翻す気持ちもわかる。ギャラの安いことも有名。小生も社史(吉本興行百五十年史)に少々長い原稿を書かせていただいたが超一流企業の社史だから原稿料はいくらやろ?と期待していたら400字原稿用紙1枚の原稿料が朝毎読日経及び地方紙の各新聞コラムの4割程度という安さに仰天。いくら何でも社史にこの安さはないやろとテレビ出演のときに顔を合わせた親しい芸人さんに言うとうちのギャラの安さは知ってはりまっしゃろがなと笑われた。それにしても社史やでぇと思て知人に訴えるとスンマヘンけど担当者も泣く泣くそんな安い経費でお願いしてまんので我慢したっておくれやすと言われた。ほんで社長は年俸1億くらいいっとるんかと思うと少々ゲンナリやけど百科事典ほど分厚い本を3冊も送ってくれたのでまぁシャーナイのかなぁと我慢……てなことが何年前かにあったなぁと振り返りながら黒兵衛と散歩のあと北國新聞の連載原稿を書いて送稿。週末のオペラ講座の準備を始めたら音楽プロデューサーの朋友Sさんから電話。久しぶりに『鮨処もり山』で美味しい鮨食いながら最近のクラシック音楽界やコンサート・ホールの事情などについて(もちろん吉本の話も含めて)いろんな話題で歓談。お互いにスッキリした気持ちで近いうちの再開を約束。しかしヨシモトの芸人さんだけやのうてどこもかしこも文化事業はエライコトがイッパイですナァ。

7月22日(月)
ベッドのなかで『浮世床』読了。古谷三敏さんの絵も雰囲気があって面白かったけど原文を読まなきゃと強く思う。続けて月村了衛『悪の五輪』(講談社)読み出す。オリンピックとか五輪とタイトルに文字があると買ってしまうだけ。読み出すと面白い。1964年五輪で黒澤明がケツをまくったあとの記録映画の監督に二流映画監督の希望を聞いて撮らせようとするヤクザの話。かつてのヤクザは映画界芸能界にも公然隠然たる影響力を持ってましたからね。先の東京五輪を舞台にしたエンターテインメント小説としては奥田英朗『オリンピックの身代金』(講談社文庫)も面白かったけどコッチはどう展開するのかな?ベッドから抜け出て朝飯のあと黒兵衛と散歩。雨粒はギリギリ落ちてこずに散歩完了。ワン。準備して大船駅へ。湘南新宿ラインで新宿へ。中央線に乗り換えて中野へ。中野サンプラザで時事通信社内外情勢調査会プロデュースで西武信用金庫の取引先の方々相手に昼食会&講演会。来年の東京五輪と日本のスポーツ界の変化について話す。終わって何人もの方から面白かったと言われるとやっぱり嬉しいですね。東京駅へ出てエキナカの喫茶店で『悪の五輪』読み進む。安藤組と花形敬も出てくるのですね。60年代の映画の話なら当然ですね。ヤクザ・ライターの(笑)R・ホワイティングさんにも教えてあげなきゃ。山手線で新橋へ。ゆりかもめで日の出へ。ノーボーダー海岸スタジオで『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストはカーライフ・エッセイストの吉田由美さん。F1やクルマについていろいろ話していただく。小生もF1の取材ではフランスのマニクールや鈴鹿へ行きましたからね。井原恵子さんにも佐藤琢磨さんにもインタヴューして中嶋悟さんとは小樽で公道レースを実現するシンポジウムもやりました。クルマの免許は持ってませんが(汗)。途中ノーボーダー・ロンドン支局長の舟橋明恵さんからのヘンリー・レガッタやカーレースの関する面白い情報も挟んで楽しくトーク。1時間半の講演+1時間番組はチョイと疲れるかな。ロング缶1本飲みながら帰鎌。吉本興行社長の記者会見をニュース番組でいくつも見ながら晩飯。ヨシモトに関しては小生も無縁ではないので軽々な発言は控えますが社長の器でない御仁が芸人さんを身内のように見下して恐怖政治で支配したらいずれボロが出ると言うことですね。寝よ。

7月21日(日)
朝起きてベッドのなかで古谷三敏『浮世床』読み進める。読み進むうちにコレはなかなか面白いと思い出した。原文読まなきゃ。ベッドから起き出して黒兵衛と散歩を済ませてヨメハンと一緒に選挙へ。国民の権利ですからね。行使しないと。帰りに投票所近くの蕎麦屋で昼飯。天麩羅とざる蕎麦。どうしても生ビールも飲んでしまう。昼間からイイ気分。それはイイけど我が家から投票所は凄い下り坂。必然的に帰り道は凄い上り坂。ビールを胃に流し込んだ身にはキツイ。おまけに夏の陽射し。ふううう。家に帰ってシャワー&昼寝。少し仕事をしたあと大相撲。炎鵬&照強。良かったですね。鶴竜は見事な技巧で白鵬をくだして久しぶりの優勝。インタヴューの受け答えも見事でサスガにインテリですね。晩飯は軽く白ワインと茶漬けで済ませて『ダーウィンが来た』で福岡県相島の猫物語。夫婦猫の存在が面白かった。風呂のあと選挙速報。れいわ新撰組が2議席獲得?テレ東で池上彰さんが「新撰組」の名称の違和感を指摘していた。それは体制側暴力団の名称ですからね。山本太郎代表の回答が「体制べったりの意志もあることで深く考えないで…」といのは少々不満。令和新撰組は応援しているけど名称には今も違和感がありますからね。最近は夜が弱くなったので寝よ。明日起きれば情勢は変わって日本の未来は開けてるかな…?

7月20日(土)つづき
夕方から大相撲。炎鵬の勝ち越しは嬉しいですね。照強は勝負にならなかった。ま。仕方ないか。朝乃山・阿炎・竜電あたりがもっと頑張らないと駄目ですね。鶴竜は昨日の反省から完璧な相撲。番狂わせは期待できないな…と思ったところで琴奨菊がナント白鵬を寄り切った。さすがは元大関。横綱と言えどちょっとでも気を抜くと倒す実力を持ってますね。テレビで吉本興行を解雇された宮迫博之と田村亮の記者会見ダイジェストを見る。吉本も大きくなり過ぎた弊害が出たのかな?ジャニーズ事務所も同じですね。大きくなり過ぎるのは何かにつけて良くないことですね。安倍自民党も同じですね。明日はどこに投票するか。新撰組という名前は嫌いだけど全国区はやっぱり令和新撰組かな。https://www.reiwa-shinsengumi.com/

7月20日(土)
朝ベッドで『浮世床』読み進める。江戸の町人の生活。現代と同じですね。教養は江戸時代の方が高かったかな。大人の文化ですからね。まだ「若者」というジェネレーションも「若者文化」というジャンルも生まれてませんからね。若い連中は子供と大人になりきれてない小さい大人がいるだけで大人中心の文化ですから「小さい大人」は馬鹿にされてますね。そこが現代とは大違い。「若者」と「若者文化」が社会のなかで認定されて(トランジスター・ラジオとプレスリーの誕生した1950〜60年代からかな?)それが堕落し続けてAKBにまで至ったのですからこの先「若者文化」の堕落はどこまで続くのでしょうね?ベッドから這い出て朝飯のあと黒兵衛と散歩がてらに近所の獣医さんへ。狂犬病の予防注射とフィラリアの検査。異常なし。少々肥満気味の36s。まぁ飼い主に似るのでっしゃろ。終日デスクワーク。単行本の準備。この夏で書きあげてしまわなければ。その前のHPの更新も…とイロイロ作業しているとマーティ・キーナートさんから電話。彼の日本での第2の故郷の神戸にあるアメリカ領事館で9月にトーク・イベントのお誘い。小生も神戸は何かと縁ができていますね。長田渚左さんががんばってる日本スポーツ学会からは「スポーツを語る会」の連絡。これは8月5日。村上晃一さんや生島淳さんらと八丁堀のFROMONE SPRTS BASEでトーク・イベントを行います(19時〜)。私は村上さんと一緒に『オプエド』で語り合ったあと会場に駆けつけます。ラグビー・ファンはふるって参加してください。お問い合わせはsports.gakkai@gmail.com(日本スポーツ学会) 03-3323-0893(スポーツネットワークジャパン)

7月19日(金)
ベッドで朝『怪談』読了。全然怖さは感じなかったがつのだじろうの劇画的展開には納得。続けて古田三敏『浮世床』読み始める。原作は式亭三馬。江戸の倶楽部での世間話ですね。絵は雰囲気がピッタリだけど文字が多すぎるかな。意味不明も多い。不明じゃなくこっちの理解力が足りないだけか。ベッドから起き出して朝飯のあと黒兵衛と散歩。終日デスクワーク。校正とかイロイロ。夕方から大船へ出てダーツ・バーへ。以前からお付き合いのあったダーツライブの方2人と打ち合わせ。最近男子も女子も世界一のダーツ・プレイヤーを出したとか。このダーツを日本でスポーツとしてさらに普及させるためにはどうすれば良いか…ということについてイロイロ話す。以前『オプエド』にも出てもらったので再度の登場を約束。パラスポーツとの垣根のない競技として普及するかな。eスポーツよりはよほどsportiveでathleticですよね。少し大船でパンを買ってルミネの本屋さんアニールで本を数冊注文して帰宅。大相撲の注目は照強と炎鵬だけになったかな?照強は優勝争いに絡んでほしいなあ。炎鵬は勝ち越してほしいなあ。晩飯映画劇場は何を見ようかと思ってテレビをつけると川崎フロンターレvsチェルシーの試合をやっていたので見てしまう。アナウンサーが盛りあげるのに必死だけど凡戦。川崎はパスサッカーに固執しすぎ。ロングパスも使えよと苛々していたら終了間際に中村憲剛が出てきてチームが引き締まったと思ったらダミアンのヘディングが決まって川崎の勝利。ま。どんな試合でも勝つことは良いことです。でも負けても面白いゲームを見たいですよね。

7月18日(木)
昨晩からベッドのなかでマンガ日本の古典『怪談』読み出す。著者はつのだじろうさん。この人のマンガは正直言ってあまり好きではなかった(ホラーものでは楳図かずおさんのほうが好きです)けどコマ割りとか話の構成とかやっぱり上手いですねえ。朝も感心しながら小泉八雲の世界を読み続ける。ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・コラム』電話出演。安美錦引退の話。一昨日の本欄に書いた話に加えて明治時代の大相撲が「待った」を54回も繰り返してしきりに時間37分もかけた話や明治42年に国技館ができて力士の桟敷席での接待が禁止されたこと。好取組に御祝儀(羽那・花)を投げ入れることを禁じられるようになったことなどを話したあと黒兵衛と散歩。好天で太陽も出てきて夏の陽射し。とはいえ蒸し暑さはまだ梅雨か?午前中イロイロ雑務を処理して午後から横須賀総武線で錦糸町へ。錦糸町まで1本で行けるのが嬉しい。最近すみだトリフォニーホールに来る機会がないので錦糸町は久しぶり。某ホテルで某企業主催の講演会。来年の東京五輪で日本のスポーツ事情がどう変わるかを話す。久しぶりの1時間半の講演でちょっと疲れて帰りは某テレビ局に寄ってチョット仕事をして帰宅。昨日録画した祇園祭の様子を見ながら晩飯。ユネスコの無形文化財い選ばれることに対する京都の人々のさほど嬉しくもない反応が面白かった。ユネスコより祇園祭の方がずっと古いわけですからね。そのうえ山鉾は今も作り直されている。京都の文化は今もアンダー・コンストラクションなんですね。京都の伏見でエライ放火事件があったみたい。最近のアニメのことはよう知らんけど古いコトも新しいコトも同居してる京都のことは今でも少々気になりますなぁ。

7月17日(水)
ベッドのなかでマンガ日本の古典木原敏江『雨月物語』読んでしまう。面白かった。絵も見事。けど脚色ちょっと過剰気味かな。カットした物語も読みたいけど原文で読めと言うことでしょうね。ベッドから起き出して朝飯食べながらテレビをつけるとBSフジで祇園祭の山鉾巡行をやっていた。もう何年ナマで見てないなぁ。高1の時だったか長刀鉾の試し引きに参加させてもらったけど思い切り力を込めないと動き出さないのには仰天。企業は祇園祭へは寄付だけで見返り(名前を出すことなど)を求めてない(拒否してる?)のはIOCも見習うべきですね。見返りを求めないのが「協力」で求めるのはビジネスですよね。祇園町の近所の料理屋さんの息子が長刀鉾の稚児になったときは1千万ほどカネがかかったと聞いた。旦那衆が協力すると祭りは続く。オリンピックはやがて潰れるのかな?いや。もう潰れてるのかも?途中から録画に切り替えて黒兵衛と散歩。『ZAITEN』の連載を書いて送稿。大相撲は鶴竜と白鵬か。ちょっとつまらん。昨日の晩飯のときに以前録画していたサイモン・ラトルのベルリン・フィルさよならコンサートを見た。マーラー『交響曲第6番悲劇的』。さすがに最後のタクトとあってオケも気合い満々。名演奏でした。そのあとにラトル最後のワルト・ビューネ(森の舞台)のコンサートが録画されていたので今日はそれを見ながら晩飯。ガーシュイン『キューバ序曲』フォーレ『パヴァーヌ』のあとラトル夫人のメゾ歌手マグダレーナ・コジェナーが美しい声でカントループ『オーヴェルニュの歌』をうたう。そのあとハチャトリアン『ガイーヌ』とレスピーギ『ローマの松』。アンコールにコジェナーがモンテヴェルディを1曲歌ったあと英国出身のラトルらしくエルガー『威風堂々』。その前にラトルがイギリスのEU離脱を嘆いたのが興味深かった。続いてスーザの『自由の鐘』。アメリカの行進曲には何かEU離脱(反対)と関係あるのかな?そして最後は例年通り観客の指笛を交えての『ベルリンの風』。多くの聴衆にもオケのメンバーにも愛されたラトルらしい良いコンサートでした。アンコールでは金管奏者が全員ラトルのもじゃもじゃ髪型を真似た白髪鬘をかぶってウケてました。昨年夏のコンサートだったけどこーゆー気分が良くなる演奏会はイイですね。原稿が上手く書けなかった苛々も吹っ飛んだかな。

7月16日(火)
川の日もないし空の日もない。月の日も宇宙の日もない。はやぶさ2が帰ってきたらリュウグウの日ができるかな?…などと昨日から続いて考えながらベッドのなかでウトウト。昨晩からスポーツの勉強をやり直す決意で松井良明『ボクシングはなぜ合法化されたのか 英国スポーツの近代史』(平凡社)を読み直す。樫永真佐夫『殴り合いの文化史』(左右社)を熟読するための前段階。熱中してベッドから抜け出すのが遅くなる。不愉快に鼻を鳴らす黒兵衛を連れて小雨のなか散歩。寒い。梅雨冷えにしては寒すぎる。来年のオリンピックのためには良い気温かな?まぁ今に猛烈に熱くなるに違いないやろ。今日も終日残務処理と読書。午後から『ZAITEN』の連載原稿書き。しかし上手く書けない。上手く書けたり書けなかったり。その繰り返しでもうすぐ50年。半世紀も同じことを繰り返しているのか!?C'est la vie?まぁ。そんなもんでしょうかねえ?安美錦が引退した。現代詩の面白さを教えてくれた詩人の渡邉十絲子さんの『今を生きるための現代詩』(講談社現代新書)に安美錦は登場する。《相撲の上手さでは幕内でも抜きん出た存在である安美錦》はあるときこう語った。《作戦は自分で考えません。すべて付け人に考えさせます。自分で考えるとあの相手にこうやって勝ったとかこういう技があの相手には効くんだとか勝った記憶にどうしてもとらわれてしまう。そうすると考え方が硬直するし「自分が自分が」となってしまっていい相撲をとれない。だから何も考えず付け人の考えた作戦をきいて自分はそれを実行にうつすだけです》この文章を何と素晴らしい言葉かと思って読んだら渡邉十絲子さんがさらに見事な解説を書いておられた。《優美な髷や着物姿。場所によって細かく定められた美しい所作など力士はこの二十一世紀においてさえまだ神の時間を生きていたころのなごりをとどめている。もっともよく相撲を知ると評されるものしずかな力士は自分の技や頭脳をほこる気持ちをいかに捨てるかにこころをくばっている。自分よりも経験がなく技量もはるかにおとる付け人に力士にとっては命よりも大事かもしれない今日の勝ち星をあずけるのだ。それはまだ力士が神の声を聞く回路を失っていないしょうこではないか(略)人生のどこかで「人のおきて」の卑小さから遠ざかるタイミングがある。神が決めるそのタイミングを聞け。自分ひとりのちっぽけな頭がえがく硬直した自分像にこだわるなと安美錦の相撲が言っている》これは最高に素晴らしい安美錦讃というべきだろう。

7月15日(月)
海の日。明治天皇が初めて船で海に出たとか何とかの日。山の日は由来がわからないらしい。川の日はなぜないのかな?と思いながら小雨のなか黒兵衛と散歩。終日デスクワーク。雑務処理。雑務と言っても重要でない仕事という意味ではない。講演会の主催者に講演の概要を送ったり自己紹介文を書き直したり仕事部屋に掃除機を当てたり本棚の整理をしたりCDの整理をしたり…するうちにアッという間に夕方大相撲の時間。うわっ。白鵬が負けた。ま。タマにはこーでないと面白くないですね。貴源冶は炎鵬相手に取りにくかったのかな。唯一1敗の高安はケガが心配。晩飯は久しぶりにオペラ劇場。佐渡裕さんプロデュースの来年の演し物が『ラ・ボエーム』だとわかった途端オペラをイロイロ見直したくなって湖の上の野外劇場での『ラ・ボエーム』やデル・モナコの古い映画の『オテッロ』やティト・ゴッビのテレビスタジオでの『リゴレット』『ジャンニ・スキッキ』『トスカ』などを見直す。そろそろ新しいDVDも手に入れたいと思うけど最近は良いオペラの舞台の映像が出ているのかな?久しぶりにタワーレコードに足を運ぶか。いや。amazonで良いか。しかしamazonは罪ですねえ。映画もオペラも欲しいものがいっぱい出てくるから散財の元凶ですね。散財する前にネットを開かずに早よ寝よ。

7月14日(日)
昨晩ベッドに入ったのが深夜0時半。さすがに少しは疲れていたのか朝目覚めたのが午前9時。まぁ途中1度起きてトイレに行って30分くらい本を読んでいたとはいえ朝ぼらけの爆睡は久しぶり。のこのこベッドから起き出して朝飯のあと小雨のなかを雨合羽を着て黒兵衛と散歩。早々に引き上げたあと終日デスクワーク。部屋も片付けなければ。でも久しぶりにゆっくり休むか…でバロン吉元の漫画『徒然草』で気になった部分の原文を新潮日本古典集成で読み直す。なるほど後醍醐天皇のことはボロカスに書いてると解釈すれば面白いですね。イロイロ忘れているようで全編読み直した方が面白そう。夕方から大相撲。なるほど。イマイチ進歩の見られない若手力士よりも炎鵬&照強の小兵力士の取り口を見る方が面白いですね。あとは貴源冶がどこまで伸びるか?いつまでも白鵬と鶴竜が強いだけでは面白くないですね。吉田沙保里さんの話は面白いけど少々喋りすぎかな。いや。それだけイマイチ土俵の勝負が貧弱なのかな?晩飯ミュージカル劇場でティルソン・トーマス指揮ロンドン響の『オン・ザ・タウン』を見ながらビールとワインで食事。昨日の佐渡さん指揮の演奏でバーンスタインの音楽の素晴らしさを見直す。続けてバーンスタインの『ワンダフル・タウン』これはラトル指揮ベルリン・フィル。いやぁ見事な音楽ですね。メロディも美しい。『いだてん』は相変わらずの騒々しいテンポに首を傾げる。続けて見たNスペの恐竜(海竜)のドキュメンタリーが面白かった。CGで表された恐竜はなかなかの迫力ですナァ。慌てて孫に電話して「見ろ!」と言ったけど見たかなあ?風呂入ってベッドへ。

7月13日(土)
朝6時名古屋のホテルで目覚めてシャワーを浴びてイロイロ準備。ホテルのドアの下に中日新聞と日経が入っていたので何気なく手にとって開いてみると日経書評欄に小生の書いた記事が載っていた。『今を読み解く 東京五輪レガシーは何か スポーツの根源問う好機に』日経の書評は日曜でなく土曜だったのですね。知らなんだ。徒歩で栄中日文化センターへ。前の道路に止まっていたバスに次々と人が集まってきて総勢30人ほどで一路兵庫西宮へ。新名神が開通して早く着くらしく毎年途中の休憩は1度だったのが今年は2度に。そのため草津SSに停まらなくなったため毎年食べてる日本一美味しいメロンパンが食べられなくなった。毎年参加してくれているオバサマ方も「メロンパンがありませんね」「したないですね。それはツアーに組み込まれてませんから」その代わりに揚げたて近江牛の牛筋コロッケというのがあった。旨い。近頃は不味いものが無くなりましたね。車中でバーンスタインやミュージカル『オン・ザ・タウン』の解説をしたりするなかで西宮着。兵庫県立芸術文化センターのスタッフが出迎えてくれて挨拶。ツアーの参加者はしばらく休んで演し物の展示物などを見学したり土産物を買ったり。小生は舞台裏を訪れてプロデューサーの小栗哲家さんに御挨拶のあとツアーの皆さんとレストランで昼食。美味しいフレンチを食べてるあいだに毎年恒例佐渡裕さんが挨拶に見えてサイン入りパンフレットをひとりひとり手渡してくださる。参加者のオバサマ方は(オジサマ方も)大喜びで握手したり写真を撮ったり…で食事を終えて大ホールの客席へ。オール・イギリス人でのオーディションで選ばれたシンガーやダンサーによる『オン・ザ・タウン』を観劇。面白い書き割りを利用した素早い舞台転換とレベルの高い歌と踊りに皆さん感激。ブロードウェイの小編成ヴァージョンではなくバーンスタインの残したフルオーケストラの楽譜通りの演奏はやっぱり凄いですね。小生も満足。舞台が終わって観客が客席から出終わったあと小栗哲家さんの解説を拝聴。舞台裏のバックステージ・ツアーにも案内してもらって今年のツアーも無事終了(その間に小生は高校の後輩で吉本興業副社長の某君夫妻と久しぶりにバッタリ出逢ったりオケに参加したトランペットの原さんに挨拶したり)。舞台を終えて観客にサインをしている佐渡さんにも東京での再会を約して帰路のバスへ。ツアーの皆さんに挨拶して小生は新大阪から新幹線で帰鎌。このオペラ・ツアー(今年はミュージカルだけど)も今年で12回。『メリー・ウィドウ』に始まって『カルメン』『セヴィリャの理髪師』『トスカ』『こうもり』『フィガロ』『魔弾の射手』……などなどよく続いてる。来年は『ラ・ボエーム』だとか。東京五輪の真っ最中だけどこっちの方が面白いかな?佐渡さんのオペラは来年で16回(ツアーを組んでないのが最初に『ヘンゼルとグレーテル』『魔笛』『蝶々夫人』と3つありました。私は個人的に見ましたけどね)。どれもこれも素晴らしいものでした。佐渡さんの20回目まで全部付き合いたいですね。20回目は『ニーベルンクの指環』でもやりましょうよ(^o^)

7月12日(金)
朝ベッドで『古事記』読了。ヤッパリ石ノ森章太郎の『古事記』は『家畜人ヤフー』との共通点を見てしまいますね。ベッドから抜け出して小雨のなか黒兵衛と散歩。今風邪を引きたくないので雲古の処理をしたら早々に引き返す。イロイロ準備して午後から品川のスタジオへ。読売テレビ『そこまで言って委員会』のVTR撮り。テーマは1964年東京オリンピックで感動した名場面ベスト5。小生が選んでスタジオにいるレギュラー陣が当てるクイズ形式なのでココに小生が選んだベスト5を書くわけにはいきませんが正直に5つ選んだ結果1つか2つは当たるかもしれないけどベスト1は絶対に当たらないものになりました。小生のエッセイなどを読んだ人には当たるかな?放送は首都圏意外ほぼ全国ネットで今月28日だそうです。VTR撮りのあと品川駅から新幹線で名古屋へ。明日の『オン・ザ・タウン』観劇ツアーに備えて名古屋泊。定宿の某ホテルにチェックインしようとしたらフロントで北の富士さんとバッタリ。名古屋場所ですからね。挨拶をして部屋へ。オールスター戦を見ながら駅弁で晩飯。途中でチャンネルを回して村田諒太がチャンピオンのロブ・ブラントに挑戦する世界タイトルマッチ。うわっ。国歌斉唱が『オプエド』にも2度ゲスト出演していただいたことのある(新幹線でも偶然隣同士の席になったことのある=関係ないか(^^;)ソプラノの田中彩子さんや!何や知らん幸先良い気持ちで試合開始のゴング!1R後半から村田の手数が増えて2Rには見事な連打!見事なラッシュ!ブラントをTKOに葬り去って村田王座奪還に成功!冷静な科学的分析と戦術の構築そして圧倒的な気迫!ボクシングに必要なものをすべて備えて闘った村田はボクシングの素晴らしさを小生に(そしてすべての人々に)教え治してくれた。最近はロッキーマルシアーノの評伝を読んで以来「ボクシング廃止論」に賛意を表明していた小生だけどやっぱりボクシングは優れて知的で勇敢で人間的なスポーツだと再認識。しかしそれだけに廃止論も有効なのでしょうね。あまりに人間的な…あまりに人間的な営みはすべて滅亡するものかもしれませんから。バロン吉元『徒然草』読みながら名古屋泊。それにしても村田の勝利は素晴らしく美しかったなあ…美しすぎるものは滅びるのか…。吉田兼好はどう言うかな?ニーチェは…?

7月11日(木)
朝ベッドで石ノ森章太郎『古事記』読み始める。どの漫画作家もそうだけど漫画的ギャグをどこで挿入するかを見るのは面白い。石ノ森章太郎の場合は空からあらゆるモノが降ってくる。馬や象や花瓶の花や…。手塚治虫のヒョウタンツギみたいもの?『家畜人ヤフー』にはサスガに石ノ森章太郎もギャグは挟まなかったですね。ベッドから起きてRKB毎日放送『インサイト・コラム』電話出演。テニスのサーヴィスについて。あんな速い打球をなぜサーヴィスと呼ぶのか?昔はサーヴァント(召使い)が横からサーヴィスで投げ入れてたのですよね。昔はピッチしていた(ぽいとしたから投げていた)ピッチャーが今はスローして(上から投げて)いるのに今もピッチャーと呼ばれているようなものですね…といった話をして朝飯のあと黒兵衛と散歩。終日デスクワーク。明後日の兵庫県文化芸術センターの佐渡裕プロデュース『オン・ザ・タウン』ツアーの準備など。昼飯は大船に出て久しぶりに『和丸』でラーメン。そのあとソフトバンクの店に行ってiPadの料金が高すぎることについて相談。メール以外ほとんど何も使ってないのにウン万円の請求は納得できませんからね。ま。イロイロ話して使ったギガ数がわかる見方を教えてもらって様子を見ることに。夕方は大相撲。若手で伸び盛りの力士は多いけど誰もが一皮剥けないですねえ。いつまでも白鵬鶴竜に屈していてはアキマヘンがな。晩飯映画劇場はアレッサンドロ・ぺぺ監督ナチス・ドイツ突撃隊の兵士の悲劇を描いた『アイアンクロス(鉄十字)ヒトラー親衛隊《SS》装甲師団》何でこんな阿呆な邦題を付けるんでしょうねえ。中味は少々重い反戦映画。悲しみしかない悲惨な戦争のナンセンスさを描いている。静かな音楽が通奏低音のように響き続けるなかでのリアルな戦闘。ハリウッド映画の派手な戦争シーンよりもよほどこの映画のほうが本当の戦争に近いように思えて派手ではないのに戦争の恐ろしさが伝わってくる。なかなか考えさせられる映画でした。女子サッカーW杯で優勝したアメリカチームがトランプ大統領のホワイトハウス招待を拒否した話はその後どーなったのかな?興味あるな。ジャニー喜多川さんは一度赤坂の料理店でお会いしたことが。あまり関係はないけれど合掌。

7月10日(水)
ベッドでマンガ『今昔物語上下』読了。水木しげるは妖怪の漫画で有名だけど美女を描くのも上手いですね。ベッドから出て雑誌やミックスペーパーをまとめてゴミ出しのあと朝飯食って黒兵衛と散歩。終日なんやらかんやらデスクワーク。夕方から大相撲。朝乃山も阿炎も壁に当たってるかな。晩飯映画劇場はソフィア・コッポラ監督『マリー・アントワネット』。途中までは面白かったけど最後がガッカリ。キャピキャピの田舎娘(エステルライヒ=東の国の娘)がフランス貴族の伝統に従うのは興味深かったし衣裳も映像も目に留まったけど最後はヤッパリ革命とギロチンまで描いてほしかった。ソフィア・コッポラの他の作品をまったく見てないので見なくてはいけませんね。でないとこの監督の「芸風」がわかりませんからね。

7月9日(火)
ベッドで『太平記』下巻読了。闘いばかりですね。これも政治ですね。続けて水木しげる『今昔物語上巻』読み始める。これも中公文庫マンガ日本の古典。色事師平中(平定文)の物語など。これは確か谷崎の『少将滋幹の母』の定本になってる奴ですね。美女の雲古筥を手に入れたら香を焚いていたという部分しか憶えてない。こういう小説を読めと推薦してくれた高校時代の国語の教師に感謝。色事師が単なる助平とは違うことも教わった。風流を解さないと駄目なわけですね。この国語の教師はバスケ部の顧問もしていて今のBリーグのチェアマンはその教え子ですね。彼も美女が雲古筥に香を焚く話を読んだのかな?ベッドから起きて朝飯済ませて黒兵衛と散歩。梅雨冷えですね。仕事を始めたらTシャツ1枚では寒くてトレーナー着るほどでもなくTシャツの2枚重ね。BGMに音楽評論家の平林さんが送ってきてくれたフルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルのベートーヴェン『コリオラン序曲』やシューベルト『交響曲第9番ザ・グレイト』。1942年と43年のナチ政権下戦時中の録音だけどコレは凄い演奏ですね。音が鳴った途端に身体が震えるような迫力。フルトヴェングラーは凄い音をオケから引き出していたんですねぇ。クラシック音楽のポップス化に貢献したカラヤンとはエライ違いですね。晩飯映画劇場はamazonで買った『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』。TV放送で見て絶対に原語で見直したいと思い中古600円で買ったけど昼間にNHK-BSを録画したバート・ランカスターの『アパッチ』を見たくなってこっちにする。ハリウッド映画初のアメリカ原住民を主役にした映画…と解説があったのでコレは見なきゃと思ったのですが…結果は最悪。サイテーの映画。ナンジャこの結末は!白人たちは闘う戦士から農耕民に変身してサトウキビを作って長男が生まれたアパッチ最後の生き残りを許しましたというわけ?笑っちゃいますね。トランプの喜びそうな映画ですね。参院選は令和新撰組という名称が嫌いだけど山本太郎に1票入れるか。

7月8日(月)
ベッドで『太平記』下巻。さいとうたかをさんの漫画ですけどね。高師直が塩冶判官の女房に横恋慕。『仮名手本忠臣蔵』はコレを吉良上野介と浅野内匠頭の確執に置き換えたわけですね。そう言えば中公のマンガ日本の古典全32巻には『仮名手本忠臣蔵』は入ってませんねぇ。なんでやろ?『新潮日本古典集成』には『浄瑠璃集』に入っていて一力茶屋での大星由良之助のお軽への卑猥な台詞を楽しんだ。『危ない怖いは昔のこと。三間づつ跨げでも赤膏薬も要らぬ年輩」「阿呆言はすんな」「船玉様が見える」「オオ覗かんすないな」「洞底の秋の月様拝み奉るぢゃ」「イヤモウそんなら下りやせぬぞえ」「なら下ろしてやろう。生娘かな何ぞのように。逆縁ながら」と後ろよりじっと抱きしめ抱きしめ…。このシーンはマンガも読みたいですね。ベッドから起きて黒兵衛と散歩。雨は降ってないけど梅雨冷え。湿度が高いので早朝で汗をかく。ワン。終日デスクワーク。毎日放送『ちちんぷいぷい』から八村・石川・大谷について意見を求められる。貴景勝とプロで活躍するスポーツマンに父親はシャシャリ出ない方がイイですね。夕方から東海道線で新橋へ。駅前の喫茶店でロイター通信社の取材を受ける。オリンピックについて。カネの動き。オリンピックでは大量のカネを動かしてるんですよね。これを利権というのでしょうか?イロイロ答えたあとゆりかもめで日の出へ。ノーボーダー海岸スタジオで『ニューズ・オプエド』アンカー出演。ゲストはサッカー・ジャーナリストの大住良之さん。コパ・アメリカの取材から帰って来られて臨時に編成したチームでの森保監督の手腕を高く評価。岡崎・川島の若手と台頭に争う姿勢も評価。中島・富安・久保は当然高く評価。その他天皇杯の話題など。ヴァンラーレ八戸ガンバレ!話題に取りあげられなかったけど女子サッカーなでしこはオランダに不運なPKで惜敗。大住さんもアレに勝っていたら決勝までいけていたと高く評価。イロイロ話してゆりかもめと東海道線で帰鎌。

7月7日(日)
ベッドで『太平記』中巻から下巻へ。新田義貞と足利尊氏の確執。どの程度が日本人の常識になるべきなのかなぁ。高師直&塩冶判官。太平記を知らないと忠臣蔵もわからないし…てなことは考えずに楽しむべし…か。ベッドから抜け出て朝飯のあと黒兵衛と散歩。小雨交じりの梅雨冷えの七夕。と言っても牽牛と織姫は出逢いませんけどね。旧暦でなければ。日本の行事はすべて旧暦でやるべきですね。孫の誕生祝いの手紙を書いてホームページ更新の原稿を作って(最近サボっていてすいません)夕方になると大相撲名古屋場所初日。ま。相撲は面白いですね。今場所は高安がイケルかな?取り組みが始まる直前に某週刊誌から電話。貴景勝の父親と千賀浦親方の間に確執?どっちの主張が正しいのか知りませんが父親がシャシャリ出ると息子はやりにくいでしょうなぁ。晩飯映画劇場は『ダーティ・ハリー4』。シリーズ唯一クリント・イーストウッドが監督主演した作品。ま。B級として面白いかもしれないけど人を殺しすぎですね。いくら正義と言ってもトランプ共和党的正義の行使に思えるのは小生だけ?映画が終わるとNHKで恐竜番組をやっていた。メッチャ面白い。鳥のような羽毛が恐竜の進化を薦めたのですね。ホモ・サピエンスは羽毛がなかったからさらに進化したのかな?田畑政治の描き方に違和感がある『いだてん』は見なかったけど再放送を見るか。

7月6日(土)
朝ベッドのなかでさいとうたかを『太平記』上巻読了。下巻に進む。漫画は早く読める。文字情報よりも絵画情報のほうが脳の情報処理機能にとって吸収しやすいのか?デジタル液晶パネル文字情報と紙印刷での文字情報でも違いはあるのかな?ベッドから出てNHKの『チコちゃんに叱られる』見ながら朝飯。我々の知識は以前『ニュース・スーション』によって中学生レベルに引き下げられ(久米宏さんが中学生にも解るニュースを…と言ってましたからね)『チコちゃん』によって5歳児まで引き下げられるのか?ま。大袈裟に考えることはあるまい…と思いながらポツリポツリと降るか降らないかという空模様の下でヨメハンと一緒に黒兵衛と散歩。終日デスクワーク。日経『今を読み解く』の再校を戻す。午後からはアマレス最終決戦を見る。伊調vs川井は技vsスピードの戦い。五輪を目指すのも大変ですね。そのあとNHK-BSで天皇杯2回戦の数試合ダイジェストを見る。大学生vsJ1チームのジャイアント・キリングも面白かったけど八戸サッカーチームJ3のヴァンラーレ八戸がJ1松本山雅FCに逆転勝ちした試合に感激。前半1点リードされたのを後半追いつき延長戦でリードされても追いつき延長後半に勝ち越し。猫間スクの応援団長も泣いて感激していたけどヴァンラーレ八戸をこれからも応援したくなった。https://www.vanraure.net/晩飯映画劇場は『ダーティ・ハリー2』。ハリーの助手が黒人に。『3』では女子。『5』ではアジア(中国)系。『4』はどーだったか?今回のカーチェイスはオートバイ。『5』ではミニカーだった。ま。それくらいの感想の気楽な映画ですね。寝よ。

7月5日(金)
朝ベッドのなかで『平家物語』に次いで『太平記』を読み出す。もちろん漫画。絵はさいとうたかをさん。去年だったか『週刊現代』で舞の海さんを含めた大相撲座談会をさせていただいた。江戸時代は「太平記読み」の話を訊くのが大流行したけど廃れたのは「平家琵琶」と同じかな。その後「浪花節」が消えて漫才落語も虫の息というと怒る人もいるだろうが日本の話芸が廃れたのも確かですね。小沢昭一さんの残した日本の話芸の記録でもいつか紐解いてみるか。ベッドから抜け出して黒兵衛と散歩。昨晩届いた日経の校正を処理。午後から机の周辺整理をしようと思ったが最近購入した樫永真佐夫『殴り合いの文化史』(左右社)を読み出すと面白くて止まらない。極めて人間的な拳による殴り合いという暴力をここまで分析するか…と呆れ喜びながら愛読。ちょっと待て。『太平記』が終わってからにしようと本を横に置いて日経の再校を済ましてヨメハンと大船へ買い物に出る。世間は選挙戦か。アメリカの忠実な属国たることで総理の座を延命させる歴代自民党のやり方にオルタナティヴを突きつける方法論があるのか?応援したいと思った党が新撰組なる体制側保守的警察権力的暴力集団の名を名乗ったのに落胆。このご時世ならラジカル批判党が出てきてもいいはずなのに…。選挙戦のスピーカの響くなかを紅旗西戎不有我事という心境になって鮨処『もり山』へ。旨い鮨旨い酒で消憂。帰宅してamazonで孫の誕生祝いに手塚治虫の『火の鳥』購入。12巻もあるから3巻だけ送って続編は読んだら取りに来いということにして俺が読み直すことにするか。最近漫画づいてるな。そうでもないか…。風呂入って寝よ。

7月4日(木)
朝起きて土砂降りの雨。風も強く暴風雨。九州ほどではなく短時間で止まったスキを衝いて黒兵衛と散歩。レインコートを新調したので結構ラク。日本代表サッカー応援グッズで両腕の先が内側のゴムで止まるようになっているのがイイ。いろんなものがいろんな場所で進化してますね。こういう場合昔は「進歩」といったモノだが最近は何もかも「進化」という。化学系生物反応の方が進んで変化したことを実感できるからかな?昔はこーゆー言葉遣いをすると試験では×だったんですけどね。言葉も進化する?いや変態するのか?ワン。午前中にサッサと雑務をこなして早い昼飯をパッパと掻き込んで30分グッスリ昼寝したあとガバッと起きて原稿書き。日経書評欄『今を読み解く』の原稿を一気に書きあげる。タイトルは『東京五輪レガシーは何か スポーツの根源問う好機に』。取りあげた書籍はカルロス矢吹『アフター1964東京オリンピック』(サイゾー)石坂友司&松林秀樹『1964年東京オリンピックは何を生んだのか』(青弓社)島田哲夫『スポーツ哲学入門オリンピック・レガシーのために』(論創社)島沢優子『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)の4冊。夕方完成させて少し休んで読み直して晩飯前に送稿。ふうううううーー。まだ校正作業があるけど掲載は14日(日)かな。皆さん読んで下さい。晩飯映画劇場はぼけーっと頭を使わなくてもイイ映画。『ダーティー・ハリー』の第1話。ハリーはコノ映画の最後で犯人を殺したあとサンフランシスコ市警のバッジを池に棄てていたのですね。『ハイ・ヌーン(真昼の決闘)』のゲーリー・クーパーのように。『2』ではどーやって復活したのか思い出せない。明日見直すか。寝よ。

7月3日(水)
朝起きてマダ身体は重い?そんなこと言ってられないので黒兵衛と散歩。適当に歩くつもりが黒兵衛に引っ張られてフルコース。といっても30分程度。汗を拭いて終日いろいろデスクワーク。請求書づくりとかメールの返事とか手紙の返信とか雑務に追われて午前中オシマイ。午後は日経書評の最後の詰め。島田哲夫『スポーツ哲学入門オリンピック・レガシーのために』を読み直したり…でアッという間に晩飯映画劇場は昨日に続いて『ダーティ・ハリー5』。頭を空っぽにして90分楽しめるから…と思ったら連続殺人の犯人が精神障害者という設定で少々鼻白む。1988年という時代のせいか?共和党支持のクリント・イーストウッドの限界か?横山光輝が漫画にした『平家物語』を読みながら寝よ。横山光輝は小生が小学生のときに『少年サンデー』に連載された『伊賀の影丸』に興奮して以来のお付き合いですね。『少年サンデー』は創刊以来毎週買ってましたね。親父に「漫画ばっかり読んでると阿呆になる」とよく言われたものです。しかし親父がある日『伊賀の影丸』を読んで「おもろいな」といって以来漫画に対する評価が変わったかな。その後は『カムイ伝』なども読むようになりましたからね。

7月2日(火)
朝起きて少々体調は戻ったか…と思ったがマダからだが重い。おまけに水洟が酷い。体温を測るとナント!36度5分。完全な平熱。なぜかショック。こんなに体調悪いのに体温だけは良いらしい。黒兵衛の散歩はヨメハンに任せて朝食のあと風邪薬服んでマッサージチェアで一眠り。昼前目覚めて体調がかなり戻ったか。昼飯食って薬もう一回服んでまたしても睡眠。風邪薬服むとよく眠れる。3時頃目覚めたときには体調フッカツ!準備して東海道線で新橋へ。嬉しいことに水洟も止まった。ゆりかもめで日の出へ。ノーボーダー海岸スタジオで『ニューズ・オプエド』アンカー出演。ゲストはスポーツ医学博士で九鬼留毅(くきどめたけし)さん。日本スポーツ振興センター・ハイパフォーマンスセンター戦略部長で国立スポーツ科学センター・センター長でナショナルトレセン副センター長でスポーツ医学博士の九鬼留毅さん。元アマレスラーでサンボの選手として国際試合にも出場。来年の東京五輪とAIについて話してもらうがAIについてはかなり自信がないのでスポーツライターの小林信也さんにもきてもらう。いやあスポーツの化学分析というのは相当に進んでいてアスリートの流す汗の種類まで分析してスポーツドリンクを補充するにもカリウムを多く摂るほうがいい選手とナトリウムを摂る方がイイ選手がいるとか。アナログ人間の小生と小林さんはAIによる分析と指導に「根性」の部分はどうするのか?などと質問。するとスポーツにはサイエンスの部分とアートの部分があってアートの部分もAIは学習していけるはず…らしい。小林さんはなおも一流のアスリートは独自の方法論を持っていて一般的に正しいとされる練習法などから外れる場合も多いがソレはAIではどーなるのか?と食い下がる。ソーユー例外的事項も含めてAIはディープ・ラーニング(深く学習)するらしい。しかし面白かった。今日からオプエドでも一部のニュースをAIが読んだ(チョイと訛ってましたけどね・笑)。世の中は変化しておりますなあ。体調はすっかり戻って帰宅。晩飯映画劇場はバーンスタインの『オン・ザ・タウン』(ティルソン・トーマス指揮ロンド響)で見事な歌を披露したティナ・デイリーが映画初デビューしたクリント・イーストウッド主演の『ダーティ・ハリー3』。70年代の古い映画で時代を感じたけどダーティ・ハリー・シリーズは面白いですねえ。ティナ・デイリーも刑事の助手として最後は死ぬけど頑張ってましたね。体調戻って。風呂入って寝る。

7月1日(月)
朝目覚めると少々体調悪し。しかしマァ大丈夫と思って小雨のなか黒兵衛と散歩。途中で少し雨脚が速くなってきたので濡れながら急いで帰宅。いろいろ講演の準備とか仕事したあと夕方から横浜みなとみらいにある(何で平仮名が多いのかなぁ?)パシフィコ横浜で横浜商工会議所主催の講演会。体調が不安だったんで椅子を用意してもらうが500人を超す聴衆相手にキャパ千人の会場で1時間半話すとホンマに疲れる。終わって聞きに来てくれた長田渚左さんに内容濃く面白かったと誉めていただくが当人は声が途中から掠れしどろもどろ。気分を持ち直して隣のホテルでの商工会議所交流会に参加する林敏之さんを控え室に訪ねて長田渚左さんを紹介。秋の日本スポーツ学会のイベントへの参加可能か否かを打診。林さんが快く引き受けてくれたので長田さんも喜んで退散。帰り際にビールでも…と思ったものの小生は体調フラフラ。商工会議所の用意してくれたクルマで自宅へ直帰。メシ&フロ&風邪薬を飲んでネル。

6月30日(日)
神戸のホテルで目覚めてバイキングの朝食。神戸牛(?)の牛スジの煮込みが置いてあったけど少々ヘヴィに思えたので敬遠。クロワッサンとサンドイッチとコーヒーで済したあとSCIXのスタッフらに案内されてタクシーで山の手のほうにある平尾誠二さんのお墓にお参り。お墓に到着した頃から雨脚が強くなる。「突然来るなよ。びっくりするやん」と平尾さんが言っているのか?お墓には「自由自在」と書かれている。現役選手時代に「自由にやっとるなぁ」と言うと「そうでもありまへんで…結構世の中のシガラミもありまっせ」と笑顔で返された。笑い顔ばっかり浮かびますね。お参りしてタクシーで新神戸近くのホテルでお茶。みんなでラグビーW杯のこととかイロイロ話して新幹線で帰鎌。車中は日経書評用の本をひたすら読書。疲れて土田よし子さんが画いた漫画版『東海道中膝栗毛』(中公文庫)に手を出すとコレが面白くて読んでしまう。「借金が苦しく死のうと思えども後ろ髪引く酒の旨さよ」十返舎一九は天才ですね。確か辞世の句は「この世をばイザおさらばに線香の煙とともにハイ(灰)さよなら」というものだった。お見事!こーゆー辞世の句を作りたいもんですナァ。家に着くとトランプ大統領の選挙パフォーマンスを実況中継していた。3者とも有利に働いて三方一両得ということか?中味は何もなさそうだけど。陸上競技で雨中の200m決戦のほうがよほど素晴らしいですね。サニブラウンは貫禄かな。国内では…。内弁慶にならないでね。晩飯のあと『いだてん』を少し。このスラップスティック的リズムは変わらないのか…田畑政治さんという方はこんな人だったのかなぁ?風呂のあと文楽『仮名手本忠臣蔵』を少し見る。松の廊下と浅野内匠頭切腹と赤穂城明け渡し。文楽は何度も見るとハマりそうでコワいですねえ。寝よ。

6月29日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。日本で陸上競技がこれほど注目されるようになったのは小生にとっては初めての体験。織田幹雄・南部忠平・田島直人各選手が三段跳び五輪3連覇(1928〜36年)をしたときの戦前の盛りあがりはどーだったのかな?そー言えば作家の阿部知二が1930(昭和5)年に『日独対抗競技』と題した陸上競技がテーマの面白い小説(日本の教授夫人がドイツ陸上選手の肉体に魅せられる話)を書きましたねえ。戦後は東京五輪の前(昭和36年)に池波正太郎が三段跳びの選手の前に妖精が現れる『緑のオリンピア』という佳品を書いてますね。倉橋由美子の『100メートル』という短編は世界で初の10秒0を出したドイツのハリーの物語ですね。そろそろ誰か日本の短距離走短編小説を書くのかな?ワン。イロイロ準備して昼過ぎ東海道線で品川へ。新幹線で新神戸へ。タクシーで神戸国際会館セミナーハウスへ。年に1回の故平尾誠二さんが始めたSCIX(スポーツ・コミュニティ・アンド・インテリジェンス機構)主催の『スポーツ・インテリジェンス講座』へ。100人の聴衆を前にラグビーW杯やオリンピックを「見る」とはどういうことか?ということについて講義。聴衆の何人かから「とっても面白かった」「ためになった」といわれて満足。講義を終えてスタッフのUさんMさん×2人などと毎年行く生田神社の前の焼き鳥店へ。美味しい焼き鳥や鶏鍋をつつきながらスタッフの方々8人と歓談。毎年1度の素敵な夜でした。神戸泊。

6月28日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。今日の『ひるおび!』は午後1時過ぎの話題だからゆっくり散歩。ワン。明日の神戸でのSCIXの勉強会(故平尾誠二さんが始めた勉強会)での講演の準備などをして東海道線で新橋へ。タクシーで赤坂TBSに向かう途中テレビ朝日の『ワイドスクランブル』から電話。昨日JOCの会長に就任した山下泰裕さんの「等巨五輪の目標金メダル30個」について意見を求められたので目標は高く少しでも可能性がある数字を示すべきで「30個」という数字はその意味で妥当と言うべきだがオリンピックは国別のメダル数を競うものではないと憲章にも謳ってるIOCの下部組織のJOC会長が言うべき言葉ではないと答える。そのあとTBSから携帯に電話。番組のコーナーが入れ替わって最初になったので早く来てほしいとのこと。早めに出て良かったけど局に着いたらすぐメイクをしてもらってディレクターから「いつものようによろしく!」と言われただけでスタジオへ。北京五輪400mリレーの繰り上げ銀メダリストの塚原直貴さんと一緒に昨日の日本選手権100m予選と準決勝を振り返って今夜の決勝の展望を喋る。福岡の競技場には同じく銀メダリストの高平慎士さん。楽しくイロイロ短距離走の話題。100m200mランナーは1年に5レースくらいしか全力で走れない(でないと故障する)とか100m10秒を切った国は30か国弱でドイツもロシアも切ってない…とかイロイロ話す。以前吉岡隆徳さんや飯島秀雄さんや中野浩一さんに(この競輪王者も陸上競技出身ですからね)取材していたことが大いに役立つ。時間変更と1時間を超す長丁場に少々疲れた(最後はオシッコの我慢に少々難儀(>_<)。番組を終えて局のクルマで爆睡帰宅。いろいろデスクワークのあと晩飯陸上競技は面白いですねえ。女子やり投げも女子1500mも陸上競技は大きな運動会ですから面白いですねえ。男子100m決勝はサニブラウン選手が圧勝。競技場に登場したときから他の選手は走って出てきたのに一人堂々とゆっくり出てきたりして態度が違いましたね。タイムは本人も言うとおりイマイチだったけどこれからどれだけ伸びるのか楽しみですね。

6月27日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。熱帯性低気圧だか颱風だかが近づいて前線を刺激しているらしいが関東は今年は雨が少ない。傘を持って出て結局1度も使わなかったことが最近2度あった。「持って出たからにゃあ降ってもらわな」というのは「傘」をお題にした生前の桂枝雀師匠の川柳。もちろん五七五のルールは無視。見事ですね。ワン。終日ゆっくりデスクワーク。日経書評の本を読み続ける。晩飯映画劇場…と思っていたらTBS『ひるおび!』から電話。明日のテーマは陸上日本選手権だというのでNHK-BSを見る。男子100m準決勝にアナウンサーが「豪華なメンバー!」と絶叫を繰り返す。サニブラウン・桐生・ケンブリッジ・小池・多田・飯塚…たしかに豪華ですね。世界で100m10秒の壁を破ったのは27か国141人らしいけどそのなかに日本は入っているのですから吉岡隆徳さん以来の伝統は生きてるのかな。女子も第2の人見絹枝選手の誕生はいずれあるでしょう。

6月26日(水)
朝起きてミックスペーパーや雑誌の処分のあと朝飯食って黒兵衛と散歩。なでしこジャパンはオランダに1-2で惜敗。最後のPA(ペナルティエリア)内でPKを取られたのは審判によって解釈が異なるかもしれないですね。先制点を奪われたのこそバックスのミス。フォワードも決めきれなかった。しかし良くやったと言えるでしょうけどさらなる成長に期待。東京五輪に期待ですね。ワン。終日いろいろデスクワークのあと夕方から東海道線とゆりかもめでノーボーダー海岸スタジオへ。スポーツ・インテリジェンス・スクール(SIS)第3回目の講義はインタヴューの仕方。その前にボクシング井岡の活躍とボクシングの「危機」の問題や南ア女子選手の両性具有問題について話す。さらにイタリア・ルネサンス後半に詩人のペトラルカが登山をして以来の近代登山の歴史も。スポーツ登山が生まれた頃は頂上に立つ競争になって岩雪崩を起こして「敵」のパーティの登山を妨害したりしたんですよね。『アルプス登攀記』(岩波文庫)に書いてありますね。後半はインタヴューについてイロイロ話す。2人の聴講生に宿題として与えていたインタヴュー20項目の採点も。丸山桂里奈選手にインタヴューするつもりのタイトル「丸裸桂里奈」は上出来でしたね。ただし「まるはだか桂里奈」のほうが良かったかな「桂里奈まるはだか」かな。いや「丸はだか桂里奈」「丸ハダ桂里奈」かな…。ま。イロイロ考えてください。写真を撮る行為とインタヴューをする行為がよく似てることをニール・ライファーやユーサフ・カーシュの写真を例に説明したり…でSISはいったん終了。またいつか再開できるかな?帰宅すると11時過ぎ。晩飯食って風呂入ってベッドへ。爆睡。

6月25日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。さっさと終えてネットでコパアメリカ日本vsエクアドル戦に注目。DAZNに入っていないので3分おきくらいの文字情報に注目。コレがなかなか面白い。前半○分中島右サイド。ドリブル突破。中央へスルーパス。岡崎折り返して中島シュート。GKセーブ……などと文字が出ると想像力が刺激されて十分楽しめる。そして1-1の同点のまま後半49分!久保がPA内左から折り返して中央で受けた中島が右足でシュート。DFに当たったボールを久保が右足で押し込む。がオフサイドを取られる。アッチャーと頭を抱える。これで日本もエクアドルも決勝トーナメント進出は消えましたね。この文字情報に興奮するのは俺が文字中毒者だからかなぁ?少々準備をして大船駅へ。東海道線で新橋へ。タクシーで赤坂TBSへ。『ひるおび!』生出演。テーマは八村塁の中学時代で恩師の阪本監督と映像がつながってスタジオゲストは小生と先週と同じコロンビア大出身のBリーガー松井啓十郎さん。八村選手もそうだったらしいけど松井選手もバスケを始めた子供のころは他の選手よりも下手で鈍臭かったらしい。でもそのほうがいいんですよね。早くからサッサと上手くやる子供はいったん壁にぶつかると乗り越えられないことが多いから。最初から鈍臭い選手は何度も壁を乗り越える経験がありますからね。ヴァイオリンやピアノの指導者も同じことを言ってますよね。楽しくイロイロ話して松井さんに今配布されている『スポーツゴジラ43号』(小生が「映画東京オリンピック」について書いている号)をプレゼントして局の手配してくれたタクシーで帰宅。日経書評特集の本を読むため終日デスクワーク。晩飯映画劇場に『オン・ザ・タウン』で見事な歌をうたっているタイン・デイリーのデビュー映画『ダーティ・ハリー3』を見出したけどBSで八代目中村芝翫さんが京都を訪ねる番組をしていたのでそっちを見る。本能寺を訪ねるのが面白かった。本能寺ってこんなに広いのか?京都出身者は京都のことをな〜んにも知らんなぁ。風呂入って寝よ。

6月24日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。雨が降ってるのか降ってないのか降るのか降らんのかはっきりせん。蒸し暑さだけははっきりしていて梅雨ですね。ワン。日経の書評用オリンピック関係の本を読書。午後までデスクワークのあと東海道線で新橋へ。ゆりかもめで日の出へ。ノーボーダー海岸スタジオで『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは元WBC世界ライトフライ級チャンピオン木村悠さん。先週の井岡一翔の素晴らしいボクシングや亀田興毅の異種格闘技の話などボクシング話満載。やっぱりボクシングの話は楽しいですね。パンチの避け方の話で座ったままながら元チャンピオン相手に拳を交えさしてもらう。こんなちょっとしたことでも顔の意図や動かし方や目の動きがさすがにチャンピオンはカタチになっていて貴重な体験です。イロイロ話してゆりかもめと東海道線で帰鎌。明日の『ひるおび!』の打ち合わせをしてベッドへ。フロのあと書評用本を読み続けてネル。

6月23日(日)
朝起きて孫と一緒に黒兵衛と散歩。最近手塚治虫の『火の鳥黎明編』を文庫で買ったというので解らないところは飛ばしてイイヨと言ってやる。大きくなってまた読んでわかるようになればいい。爺が『火の鳥』を初めて読んだのは高校生のときだったから。ワン。朝食のあと孫たちはヘアサロンへ。俺は忙しい1週間を前にちょっと前倒しの締め切り2本新聞社と通信社のコラムをやっつける。昼過ぎ孫たちが帰ってきたので録画していたNHKヒストリアで手塚治虫のドキュメンタリーを見る。孫と同じ小3の時に漫画をつくったりパラパラ漫画を画いていたと知って孫もやり出す。パラパラ漫画に使える本が欲しいというので本棚の本をどれでも使えと新書を1冊プレゼント。すると何やら描きだす。人が歩いていて石に躓いてこけて電信柱にぶつかって…まぁ何でもええわ。晩飯食って孫たちは帰って行ったので『いだてん』見てアンセルメ指揮N響のストラヴィンスキー『火の鳥』聴いて寝る。火の鳥づいた一日か。そうか手塚治虫は60歳で亡くなっていたのか。7年も長く生きた自分が恥ずかしい。寝よ。

6月22日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩のあとバーンスタインの『オン・ザ・タウン』のLDをDVDにダビングしたものをチェックしてイロイロ資料を準備して大船駅へ。品川から新幹線で名古屋へ。栄中日文化センターのオペラ講座『バーンスタインのすべて』の3回目の講座はもちろん『オン・ザ・タウン』。この音楽がミュージカルのなかでも異色の複雑で面白い音の組み合わせでできていることを理解していただくため同じ2人の脚本家(ベティ・カムデンとアドルフ・グリーン)がつくって大ヒットした『雨に唄えば』も見て聴いてもらう。聴き較べると一目瞭然。いや一聴瞭然。バーンスタインの音楽がクラシックだとわかる。何しろティルソン・トーマス指揮ロンドン響の演奏はブロードウェイ歌手(タイン・デイリーやデーヴィッド・ギャリソン)のほかにグレデリカ・フォン・シュターデ&マリー・マクローリン&イヴリン・リアー&トーマス・ハンプソン&カート・オルマン&サミュエル・レイミーと一流のオペラ歌手がズラリと並んでますからね。おまけに小生の大好きなジャズ・シンガーのクレオ・レーンまで登場。貫禄の歌いっぷりでジャズ・バラッドを披露しています。で受講生の皆さんにも驚いてもらって来月の佐渡裕指揮による兵庫県芸術文化センターでの公演の期待を高めて講座を終えて新幹線で帰鎌。帰ると次女が男の子2人を連れて来宅。ワイワイガヤガヤと久しぶりに賑やかになって孫の大好きな婆のチャーハンで晩飯のあとフロ&ネル。

6月21日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩のあとネットでNBAドラフト会議の様子を見る。これはドラフト「会議」じゃないですね。もう指名の順番も決まってるしグラミー賞かアカデミー賞の表彰式のようなもの。八村塁選手が1巡目9番目でワシントン・ウィザーズに指名されたことを確認して着替えて準備して大船駅へ。東海道線で新橋からタクシーで赤坂TBSへ。『ひるおび!』生出演。最近はツキイチのペースかな。控え室で久しぶりに吉川祐二さんと逢ったので「事件がなくなりませんね」と挨拶。「ホント。一つが片付いた頃に次の事件が起こりますね」などと話していると横から辺真一さんが「事件じゃないけど最近家の近所のコンビニの2階に見慣れない国旗が現れてコレがアフリカのベナンの大使館になたらしい」「その国は今日の話題の八村塁のお父さんの国ですよ」と妙に盛りあがる。番組ではコロンビア大でバスケットボールをやりBリーグのアルバルク東京から現在はシーホース三河の現役プレイヤー松井啓十郎さんと一緒に八村塁について語る。レギュラーの八代さんと同じコロンビア大で2人は盛りあがる。控え室で恵さんに挨拶されて「八村のドラフトってどれほど凄いことなの?」と聞かれて思わず「日本人が100mで9秒6を出したくらいの驚きですよ」と言ってしまったけど。それをそのまま番組でも使う。まぁNBAでの実績という点ではまだ結果を出していないけど衝撃としてはそのくらいですね。松井さんと楽しくNBAの話をして番組を終えて局のクルマで根岸の行きつけの美容室『LAWRENCE』へ。頭をケガしてチョイとロン毛になってしまった髪の毛を切ってもらう。スポーツ好きの若大将はオリンピックのチケットのバスケとサッカーが抽選に当たったとか。当たる人もいるんですね(笑)。友人のなかには100万円分も当選して払う金がなくって困ってる人もいるとか。ま。いろいろですね。サッパリして帰宅。仕事。メシ。フロ。サケ。ネル。まぁ最近は飲めなくなりましたけどね…。

6月20日(木)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・コラム』電話出演。最近の日本のスポーツマンがメキメキ強くなった大きな原因として主体性を持つようになったことを説明。アスリートのインテリジェンスが高まった例として島沢優子さんの『世界を獲るノート』(カンゼン)を紹介する。何しろ1964年東京五輪当時のスーパースター水泳のショランダーが飛行機の機中で「読書をしていた」と言っただけで新聞記者たちが驚いたというのが日本のスポーツ界だったですからね。世の中は変わりました。そー言えば長田渚左さんと深代千之さんの共著で『スポーツのできる子どもは勉強もできる』(幻冬舎新書)という本もありますね。終日デスクワーク。夕方になってTBS『ひるおび!』から電話。明日のNBAドラフトで八村塁選手のドラフト1位指名がほぼ間違いないので取りあげるという。日本人初のNBAドラフト1位指名の記念すべき時に嬉しいTV出演。いつもは日本のスポーツ界の不祥事の時の出演が多いけどやっぱり嬉しい話題のときのほうがイイ阿…かな?八村選手の1位指名がどれほどの快挙なのか家庭の主婦の皆さんにもわかりやすく説明を…と言われたので夜の打ち合わせまで考え悩む。なかなかイイ喩えが思い浮かばない。日本の高校野球選手がMLBドラフトでヤンキースに1位指名されるようなもの…とも言えるけど日本の球界とアメリカの球界とは大違いだし…ありえないし…ましてや高校野球選手とNBAドラフト1位指名のアスリートは大違いだし…ま。明日までに考えることにしよ。

6月19日(水)
朝起きてベッドで読書…はやめて仕事場の机へ。どうせぱっちり目覚めているならば仕事したほうがイイだろうと思い朝の5時から机の前へ。仕事と言っても読書だけど朝5時前からカルロス矢吹『アフター1964東京オリンピック』(サイザー)や石坂友司&松林秀樹『一九六四年東京オリンピックは何を生んだのか』(青弓社)間野義之『オリンピック・レガシーが生んだカーリングの町・軽井沢』(徳間書店)を読み較べたり読み進めたり。8時に朝食のあと黒兵衛と散歩。帰って読書を続けて昼前に東海道線で品川経由新神戸へ。清水建設災害防止協議会の会合で来年の来年のオリンピックと現在のスポーツの課題について講演。往復の新幹線は朝が早かったせいか爆睡。このごろ車中での読書が下手になって爆睡するようになったのは夜間の睡眠時間が短くなったせいか?歳を取ると確かに睡眠が下手になる。若いときは二日連続徹夜で原稿書いたあと20時間ほど寝るといった睡眠の取り方ができたけど最近はそんなことは不可能になった。睡眠は貯金はできないけど借金はできるから寝ずに頑張ってあとで眠るというやり方を若いときは繰り返していたけどもう無理ですな。帰宅したらちょうど井岡の世界タイトルマッチ。井岡も相手のパリクテも高度な技術で牽制し合い打ち合い素晴らしい緊張感のある試合。しかしパリクテの長いリーチをかいくぐっての井岡のパンチが見事に決まって連打。10R井岡の素晴らしいTKO勝利!…とはいえ…なるほどボクシングというスポーツは相手に直接肉体的ダメージを与えることを目的としてるんですね。ロッキー・マルシアーノの言葉を思い出してしまった。人類の文明化が進むとボクシングはいずれ《禁止される。俺たちボクサーは古代ローマのグラディエーターのように語り継がれる存在になるだろう》なるほど。そうかもしれない……。来年の東京五輪では存続が決まったが…。

6月18日(火)
朝起きてベッドで読書。仕事の本優先のため今月末まで『西行花伝』は一時停止してオリンピック関係の本を…と思いながらサイド・テーブルに手を伸ばして触れたのが先週のオプエドのゲスト村越秋男さんから頂いた『これでダメなら英語をあきらめなさい』(集英社)パラパラと読み始めると面白くて止まらない。まず日本人の発音お間違いがズラリと並んでる。プレスリーではなくプレズリーですね。プレズリーに「なりたい人」はElvis Wannabe(want yo be)か。ハハハと笑いながら読み出したら止まらない。Margarineはマーガリンじゃなくマージャリーンですね。仕事の本は読めないままbed dout(こんな英語はないですよね)。黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク(この英語は正しいのかな?)。あっという間に晩飯。そうかコパアメリカはチリに4点入れられたか?U-22ではシャーナイとはいえ結構善戦。シュートも多く打っている。YuTubeでは結構見ることができますね。次のウルグアイ戦頑張れ!こーゆーときに「戦」という文字を使わないほうがいいのかな。対ウルグアイ頑張れ!でいいか?晩飯映画劇場は『野良犬』。今朝の朝日新聞の天声人語に出ていた。《なにっ。ピストルをすられた? 黒澤明監督の『野良犬』はそんなセリフでから始まる》過去に3回は見たと思うけど戦後の流行歌を背景にピストルをすられた若い刑事(三船敏郎)が浮浪者で溢れるドヤ街などを歩き回るシーンと川上哲治などが活躍する後楽園球場の野球のシーンくらいしか憶えていなかった。しかし見直すと素晴らしい映画だと再認識。なるほど天声人語にも書かれていたようにこの映画は《動機の背景にある社会のひずみも描いている》。しかし三船演じる刑事の《ぎらぎらしたまなこはまさに野良犬のようだ》という一文は映画を観ていない人に誤解を招く。盗んだピストルで犯罪に走り最後には逃げ切れず捕まった瞬間に大泣きする犯人こそが野良犬になってしまった人間で若い刑事も野良犬になりかねない人間だという黒澤の映像表現が《ぎらぎらしたまなこ》に表されていると言うべきだろう。ま。短い文章だから仕方ないけど天声人語はカッコイイ表現が多い割に(ワザと?)ポイントを外していることが多い。そこが私は嫌いだ、《今回の(大阪吹田の事件の)容疑者は何ゆえ警官に刃物を向けたのだろうか》これは最後に来る文章(結論)じゃなくて最初に来る(導入部の)文章ですよね。そして黒澤の映画を例に挙げて戦後社会と現在の時代の様相は違っても互いに共通する《社会のひずみ》を考察してほしいものですね。現代日本社会では大事に育てられた飼い犬こそ野良犬に豹変するのかな?

6月17日(月)
朝起きてベッドで辻邦生『西行花伝』読む。うん。面白い。趣味で読む読書はいいですね。そこから仕事にも役立つことがぽろりと手に入る…こともある。それに10年後になって気づくこともある。まぁそんなもんですね。ベッドから起き出して黒兵衛と散歩。少し仕事して…といっても書評用の本読み。活字中毒者には打って付けの仕事(?)。とはいえつまらない本を読まねばならないことほどの大きな苦痛はない。けどそんな本でも役に立つときはある。10年後には。ということは好きな本も嫌いな本も役に立つ本も役に立たない本も価値の上でそんなに違いはないということでしょうね。午後から新橋へ。『オプエド』でアシスタントをしてくれた佐藤由季さんと会って野球関係のDVDを返してもらう。スポーツ関係のお仕事がしたいと言っていた彼女だったがいろんな事情でオプエドは続けられなくなった。残念ですけど頑張ってください。新橋からゆりかもめで日の出まで行ってNOBORDER海岸スタジオで『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは小林信也さん。高校野球のことを球数制限を中心に思い切り話してもらう。なるほどそーなんですよね。投手の球数制限はそもそもトーナメント制という試合形式では無理なんですね。だったらリーグ戦にできるかといったことも含めて話し合わないとイケナイのに球数制限だけ取りあげるから上手くいくわけがない。他にも上意下達の命令に従わせる監督制度(大人たち)のあり方や相変わらず汚いヤジが飛び交う試合のあり方。多すぎる公式試合や練習試合。暑すぎる気候のなかでの夏の甲子園での試合を他県に移せないか?試験中や授業のある日に試合を組んでいいのか?他のクラブと複数参加を禁止ている制度…等々山積みの問題のなかで野球部員が減っている現状。新潟県高野連はそれらの改革の端緒が球数制限だったはずなのに全国的には(特にマスメディアの上では)球数制限だけがクローズアップされてしまって問題の本質を見失っているという小林さんの話はタイヘン貴重でした。小生も自論の高校生監督実現説を話して現在の高校野球は誰もが「間違っている」とわかっているのに推進しているのは第二次世界大戦を押し進めたときの軍部(軍閥)やマスコミと変わらないと話す。戦後GHQ(アメリカ軍)が日本を占領してスポーツ(ベースボール)を薦めたけど日本の学校スポーツ(体育・体練・教練)にこそ戦前の封建的軍事的色彩が濃厚に残っていたことをGHQは気づかなかったのですね。そして甲子園では今も陸軍の閲兵式や動員学徒の壮行式のような開会式の入場行進を行っているのですね。オプエドを終えてアシスタントの小林厚妃さんの案内で浜松町へ。意外と近いですね。東海道線で帰鎌。メシ&フロ&ネル。

6月16日(日)
朝早く目覚めたので仕事。歳を取ると夜何度も目を覚まし朝も早く目覚める。だからと言って下手な睡眠を嘆くのでなく夜中に目覚めたのならベッドで読書。朝早く目覚めたのなら仕事と決めておけばストレスはない。その結果昼間眠くなれば昼寝をすればいいだけの話。朝5時に目覚めたので仕事。『ZAITEN(財界展望)』の連載を執筆。ボクシングの話。政治的スポーツとして発展して世界を動かす動力が政治から経済に変化した(マイク・タイソンがバブル絶頂期の東京でメッチャ弱い相手にKO負けした)のをきっかけにボクシングはマニアックな競技となり五輪からの排除も視野に入る。ロッキー・マルシアーノのいずれボクシングは禁止されるという予言は面白いですね。「俺たちはグラディエーターのような歴史上の人物になる」正しい予言かな。原稿ほとんど書きあげて朝飯のあと黒兵衛と散歩。フランコ・ゼッフィレッリが亡くなった。96歳。ヴィスコンティの助手としてスタートして豪華な美意識でオペラ演出家として凄腕を発揮。『椿姫』のブッセート歌劇場の舞台(ドミンゴ指揮)が素晴らしい。パヴァロッティが歌ったスカラの『ドン・カルロ』も(ムーティ指揮)。映画監督としても素晴らしい作品を残した。『じゃじゃ馬ならし』『ロミオとジュリエット』『チャンプ』『トスカニーニ』『永遠のマリア・カラス』…など。でも一つを選べと言われたら『ムッソリーニとお茶を』かな。少年時代の戦争体験に基づく反戦映画。あ。メル・ギブソンの『ハムレット』を見ていない。見なきゃ。ワン。終日デスクワーク。趣味で本読んで仕事で本読んで。活字中毒ですね。晩飯は餃子が食いたくなったことで意見の一致したヨメハンと大船駅のルミネへ。本屋で『殴り合いの文化史』という本を注文してから『千里』という店で生ビールと餃子とカニ玉で満足。帰宅して『いだてん』見て風呂。朝早かったので早く寝る。起きたら仕事を離れた読書。辻邦生『西行花伝』でも読み始めよう。

6月15日(土)
朝起きてベッドで『日本海軍はなぜ過ったか』読了。半藤さんの東京空襲体験も澤地さんの満州体験も反戦の原点と言えますね。小生の親父の3度の応召体験も母親の竹槍体験も。ベッドから出て黒兵衛と散歩。テレビでは昨日の夕方のニュースから大谷選手のサイクル安打を「偉業」と讃えている。確かに「快挙」でありすばらしいこと(大谷選手らしい清々しい記録)ですが「偉業」という言葉はちょっと違うでしょうね。1試合4本塁打のほうが上ですから。この記録は日本では阪急のスペンサーが1965年に達成したときに記者に「なぜ記録のことを訊かないのか?」と言い出したことで日本人も知るようになったと生前の記録の神様宇佐美哲也さんから教わった。それまで日本人はそんな記録を知らなかったのだ。そこで過去に遡って調べ直してみるとタイガースの藤村富美男が最初に記録していたことが判明。小生は広島のYK選手が甲子園球場で達成したとき最後に残った三塁打は完全にアウトだったのに阪神のKM選手がタッチを遅らせてサイクル達成に協力したことを憶えてますね。まぁ通算記録と違っていずれ忘れられる記録でしょうがメジャーの大谷の記録は記憶に残るかな?ワン。終日デスクワーク。日経の「今を読み解く」のオリンピック特集の本選びが難航。6冊くらいの本の読み直しはキツいなぁ。しかし読まねば。読書は嫌いじゃないですからね。晩飯映画劇場は冷戦時代のスパイ映画『テレフォン』。なんとチャールズ・ブロンソンがソ連KGBの諜報員。米ソの雪解けにもかかわらず電話を使った催眠術でアメリカの公共施設の破壊工作を行うソ連の諜報員の動きを封じる密命を帯びて女性諜報員と組んでアメリカで危機を回避してソ連から亡命するというお話。昨日見た『原爆下のアメリカ』がE級映画ならコレはマァC級映画かな。ただしバーンスタイン作曲のミュージカル『オン・ザ・タウン』の舞台公演(92年6月M・T・トーマス指揮ロンドン響)で見事な歌唱と演技を披露したタイン・デイリーがアメリカ諜報関係の議員秘書役で出ていたのには驚いた。ブロードウェイの大スター&映画女優も若い頃はいろんな仕事をしていたのですね。風呂からあがるとBSでロジャー・ムーア主演の007『ユア・アイズ・オンリー』をやっていたので少し(カーチェイスの部分)だけ見る。やっぱりE級やC級に較べてB級映画は面白くて凄いですね。

6月14日(金)
朝起きていつものようにベッドで読書のあと黒兵衛と散歩。梅雨の合間の晴れ間か。そういえば田辺聖子さんが亡くなった。生前に一度はお会いして話を聞きたくてお会いできなかった方の一人。『GORO』時代に電話で取材申し込みしてインタヴューの約束までして当日別の人と代えられたのが残念。そーいえばモンキーパンチさんも亡くなった。パンチさんとはやはり『GORO』時代にインタヴューさせていただいた。ちょうど電話のプッシュホンが出た頃で「凄いよね。ダイヤル回さなくてもいいんだ」と言いながら見せて下さったのを憶えている。お話も楽しい方だった。合掌。田辺さんの源氏。読もうかな。終日デスクワーク。原稿が書けない。書けないときは書けない。書評用に読まねばならない本の山。ま。ボチボチしまひょ。晩飯映画劇場は…昨日見た映画のつづきでエド・ウッド監督のを何か…確かDVDが一つ二つあったはず…と思って探すが見つからず。その代わりに「同類」の映画と思しき『原爆下のアメリカ』なんて映画が本棚の奥から出てきた。我が家の本棚はドラえもんのポケットみたいなものか?原題は『INVASION USA(アメリカ侵略)』ニューヨークのバーで酒を呑んでるとソ連と思しき共産国が大編成の爆撃機を使ってアラスカからアメリカを攻撃し始めたという臨時ニュースがテレビから流れる。そのうち原爆を次々と落とし始めてシアトルもサンフランシスコも壊滅。さらに共産国の空軍はニューヨークにも原爆を落としバーで酒を呑んでいた人々は瓦礫の下に…と思ったら実は一緒にバーで酒を呑んでいた人物のなかに催眠術師がいて集団催眠にかけられていたというお話(別にネタバレさせても問題ない映画ですよね(>_<)監督はアルフレッド・E・グリーン(知りませんよね)。確かにエド・ウッド級の映画で(もっと低レベルかな)戦闘シーンは第2次大戦の資料映像かな?き海上の戦闘シーンでは明らかに零戦の特攻と思える映像も登場。ニューヨークに原爆が落とされて…ハイ催眠術でした…のあとにジョージ・ワシントン主題大統領の言葉「平和を守るには戦争の準備が欠かせない」…なるほどマッカーシズム(赤狩り)の嵐が吹きまくった1952年のアメリカ映画ですね。チャップリンが追放されバーンスタインがパスポートを取りあげられニクソンやレーガンやディズニーが共産主義者の疑いをかけた自由主義者をどんどんパージした時代の映画ですね。映画全体が資料映像としてある意味面白かったですね。風呂のあとサッカー女子W杯の日本vsスコットランド戦。岩淵の素晴らしいゴオオオオオール!後半はかなり押しまくられてタイムアップ寸前に1点取られて危なかったけど前半にPKで加えた2点を守って勝利。女子選手はインタヴューにハキハキと自分の言葉でよく答えて気持ちイイですね。

6月13日(木)
朝起きてベッドで『日本海軍は何故過ったか』読み続ける。半藤一利さんの発言「『昭和史』という本の最後の結論で「熱狂するなかれと書いたんですが…」澤地久枝さんの発言「マスコミの責任もありますよ。国民の熱狂をもっと抑えなくてはならなかった」高校野球の熱狂を止めるのは誰の責任?夏目漱石は『趣味の遺伝』という作品の冒頭に「陽気のせいで神も気違いになる」と書いた。日露戦争当時の世相を批判したのですね。甲子園でも「熱さのせい」で誰もがオカシクなって高校生を痛めつけて平気でいる?箱根駅伝は「正月のせい」で誰もが全国の大学に差別を生むことを認める?そしてマスコミは金儲け。第2次大戦の時のマスコミの「熱狂」は今スポーツで再現されている?ベッドから出てRKB毎日放送『インサイト・コラム』電話出演。高校野球の球数制限の話。高校投手の球数だけを問題にする前に大人が喜んでシャシャリ出ていることをこそ問題にするべきですね。高校野球なら試合の作戦(監督の采配)も高校生にやらせるべきという自論を展開。もう30年以上も主張していることですけどね。来週月曜の『ニューズ・オプエド』でゲストの小林信也さんと話し合います。終日デスクワーク。日経書評の本をいろいろ読み進む。晩飯映画劇場はティム・バートン監督ジョニー・デップ主演の『エド・ウッド』。史上最低の監督と言われたエド・ウッドの物語。メチャクチャな発想とメチャクチャな低予算でホラーやSFを作り続けたエド・ウッドに対するコレはティム・バートンのオマージュかな。いろいろアイデアをヒントにした(盗んだ?)ので…しかしもう少しウッドの映画の内容にも触れてほしかったな。交流戦。今年はセがチョイと頑張ってるかな?

6月12日(水)つづき
ラグビーW杯100日前トークイベントに参加して小生の高校の先輩でもある川勝知事や旧知の清宮さんらと楽しくトーク。静岡県が発行した『なるほど!はじめてのラグビー ラグビーが教えてくれること』『W杯観戦ガイド』という冊子はなかなか素晴らしい出来で感服。星野校長の聖光学院も喫茶ルームのような図書館など面白そうで一度訪ねたくなった。小生はオフサイドの話(昔はスニーク=コソ泥と呼ばれてコソ泥の履いていた靴がスニーカー)といった話をいっぱい披露してモモクロZの百田夏菜子さんから2枚組CDをいただいて感激。そのあと街角のオープンスクエアで行われた市民とのW杯100日前イベントに参加してみんなで乾杯して我々ゲストは解散。新幹線で帰鎌。しかしラグビーW杯でこれほど中味のある活動を他の開催地もやっているのかな?先週松山へ行ったとき羽田空港がW杯の宣伝で埋まっているのは見たけどもっとラグビーを盛りあげてほしいですね。

6月12日(水)
朝起きてベッドの中で読書。昨晩から読み出した『日本海軍は何故過ったか 海軍反省会400時間の証言より』(岩波現代文庫)読み続ける。澤地久枝・半藤一利・戸高一成各氏の元帝国海軍佐官クラスの人々の「反省会」の録音を聞いての座談会。〈長期的展望をまったく欠いた海軍〉が〈敵は陸軍〉などと言いながら行った予算の分捕り愛などを〈反省〉した座談会を聞いての感想。これから大東亜戦争という大失敗した戦争を何故止められなかったのか…ということを少々勉強するつもりです。高校野球や箱根駅伝という馬鹿げたイベントを何故止められないのかという秘密がそこには隠されているようですからね。ベッドから出て黒兵衛と散歩のあと少し雑務をこなして品川経由で静岡へ。静岡県主催の『100日前記念トークショー「間近に迫る!魅力に迫る!ラグビーワールドカップ2019」』という催しに清宮克幸さん(元ジュビロ・ラグビー監督)星野明宏さん(聖光学院中高校校長)川勝平太さん(静岡県知事)百田夏菜子さん(ももクロZリーダー/ラグビーW杯2019開催都市特別サポーター)らと参加するため静岡市の札の辻クロスホールへ。

6月11日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。予報では曇りで雨が少々とかだったが雲がチラホラの青空。最近の天気予報はよく当たる…という以上に正確になってきたがこーゆーハズレ方はイイですね。ワン。今日は終日デスクワーク。書評の本も読まねば。校正もしなければ…しかしプリンターのインク切れで作業ストップ。こーゆーときクルマを運転できる人はサッと買いに行けるのだろうけど小生は無免許。まぁ酔っ払い運転の危険性がなくなったことに感謝してインクの買い出しも校正も明日以降にまわしてひたすら読書。年金がいろいろ問題になってるけど百年安心なんて信じる人がいるの?明治維新の時に東京オリンピックの話をできる人なんていませんでしたからね。百年先のことを言うのは嘘だと私は思いますよ。晩飯映画劇場はベット・ミドラー主演『フォーエバーフレンズ』。子供の時に出逢った2人の女の子が成人して…いろいろあって…ブロードウェイで成功したけど離婚した女性(ミドラー)と弁護士になった女性が結婚して離婚して子供産んでウィルス性心臓疾患で亡くなって子供を歌手の女性に預けるまでの話。静かに美しい女性の友情の映画でした。ベット・ミドラーの歌が満載の映画。しかしベット・ミドラーは歌が本当に上手いですねえ。彼女の後継者がレディ・ガガなのかな。寝よ。

6月10日(月)
朝起きて雨のなか黒兵衛と散歩。梅雨ですねえ。五月雨を集めて早し最上川という句は梅雨の豪雨を集めた川のことらしいですね。旧暦の五月ですから。五月雨は現在のサミダレとは違うのですね。ワン。昨日書けなかったコラムの原稿をほぼ完成させて夕方から東海道線で新橋へ。ゆりかもめに乗り換えて日の出駅へ。今日から『ニューズ・オプエド』は新しいスタジオ「NOBORDER海岸スタジオ」から発信することに!その第1回目のゲストはゴルフ英語研究家の村越秋男さん。本HPの『蔵出しスポーツ』でも紹介しているように日本で使われている「ゴルフ用語」は間違いだらけ。それを指摘した秋山さんの文章(『書斎のゴルフ』日経出版に掲載)がメッチャ面白かったので出演をお願いした。とはいえ小生はゴルフの知識がほとんどないので助っ人としてタケ小山さんにも出演をお願い。タケさんは先週アメリカでゴルフ大会に出演。見事に5位入賞。賞金百ドル(!)を獲得したとか。番組ではゴルフも英語も堪能なタケさんと小生が漫才をしながら村越さん見事な講義を拝聴。日本のゴルフコースには矢印付きで「IN」「OUT」などと書いてあり18ホールの前半と後半のつもりらしいけどコレでは「入口」「出口」の意味にしか取れませんよね…などなどケッサクな話が満載。今日から登場のアシスタントの小林厚妃嬢も驚くやら大笑いするやら。グリーンに「ツーオン」なんて言うとグリーにボールが2個あることですからね。視聴者からのツイッターもワイワイ沢山で盛りあがりました。村越さんもタケさんもまたヨロシク!で土砂降りの雨も気にならず帰鎌。メシ&フロ&ネル…おおっと女子サッカーW杯は…録画にしてベッドへ。

6月9日(日)
朝起きて長女と一緒に黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。新聞の切り抜きの処理やら雑務いろいろのあとPR誌連載コラムの原稿書き。なかなか集中できないまま晩飯時間に到達。こういうことはよくある。そしてよくあるたびに昨日サボったからか?…酒を呑んだからか?…と反省する。過去に何度反省したやら…。何度反省しても成長につながらないのはソレが反省ではなく言い訳だからか?あるいは三島の『豊饒の海』の読了感がまだ漂っていて集中できないのか?…とも。コレは言い訳ですね。というわけであっという間にサッカーの時間。先のトリニダードトバゴ戦が無得点引き分けに終わったのでどんな得点の取り方をするかと思っていたら久しぶりに永井が足の速さを見せて2得点。まぁ悪くない結果とはいえ30歳の活躍は今の代表に必要か?後半から久保登場。サスガの動きですね。同時にピッチに入った中島がカスミましたね。コレも悪くないこととは言え選手の起用(組み合わせ)が難しくなりましたね。ま。森保采配がどんなことをしてくれるのか?今日も久保が動きやすい選手を投入した「仕掛け」もあったことですから楽しみに期待しましょう。

6月8日(土)
朝黒兵衛と散歩。ウチの犬は常に健康状態良好。悪いコトではないがもう少し温和しくなってくれればと思う。強い力で引っ張られるとこっちが蹌踉めくようになった。「よろめく」は「蹌踉めく」と書くことをATOKに教えられる。三島の小説以上にコンピュータのほうが文字を知っているようだ。けど『美徳の蹌踉めき』では小説になりませんね。そのへんがコンピュータの限界ですね。終日デスクワーク。突然長女から電話。いるの?いる。じゃあ行く。で突然来宅。そうか誕生祝いをしていないか。もうそんな歳でもないけど『鮨処もり山』へ。シャンパンと美味しい鮨でハッピー・バースデイ。もり山さんから誕生祝いまでいただいて家に帰って白ワインで夜までマーラーやブラームス。まぁタマにはエエやろ。

6月7日(金)つづき
飛行機の機内でで爆睡して松山空港着。飛行機に乗るときはいつも離陸と同時に深い眠りに入る。だから万一の事態が起きても小生には不可知の出来事。ただ小心なだけと家族は言うが死は眠りに過ぎぬとハムレットも言っている。関係ないか。松山空港は曇り。雨は降っておらず。タクシーで会場のホテルへ直行。少し休んでSMBCの建設関係の皆さん相手に講演。セックスチェックやeスポーツの問題や仮想通貨(暗号資産)とスポーツの関係や体育からスポーツへの変化や体育会系モーレツサラリーマンからスポーツインテリジェンスを身に付けたビジネスマンへのへんかなど来年のオリパラを軸に日本のスポーツの変化と社会的価値について50人くらいの聴衆を相手に1時間半話して(たぶん好評だったと確信して)空港へ。帰りの飛行機が豪雨で羽田を飛び立てず予定の時刻より45分くらい遅くなるというのでジャコ天をツマミに道後という名の地ビールで喉を潤す。美味しいビールだったけど380㎖650円は高いぞなもし。そう言えば松山は漱石の坊ちゃんに意地悪して追い出したのに坊っちゃん団子とかいろいろ坊ちゃんを商売にしているのはサスガ坊ちゃんを追い出しただけに強かですね。へええー。「したたか」って「強か」と書くのか。コンピュータの漢字勝手変換に学ぶ。遅れた飛行機で爆睡のウチに羽田へ。大船駅行きのバスがあったので10分待ちで乗り込んで帰宅。メシ&フロ&ネル。松山日帰り往復は少し疲れたか?いや。疲れは『天人五衰』読了のせいか。帰りのバスでも本に線を引いた文章を読み返したけどコレはやっぱり凄い小説ですね。次は何を読むべきか?とりあえず日経の書評の仕事をしなければ…。

6月7日(金)
朝起きて黒兵衛と早めに散歩を済ませてイロイロ準備して羽田空港へ。意外と遠い羽田。川崎からタクシーとか鎌田からタクシーとか品川から京急とか行き方を何度も試したみたけど今日は横浜から京急。何でこんな行きやすい方法を今まで思いつかなかったのか。クソッと思いながら早く着いた羽田空港ロビーで『天人五衰』読了。最後はやっぱり『春の雪』で尼になった松枝清顕の恋人綾倉聡子が登場。年老いて逢いに行った清顕の学生時代の友人本多をに向かって静謐な夏の庭を前にして「すべては夢だった」とは言わないが「松枝清顕さんという方はどういうお人やした?」と美しい京都弁を使う。「あるように思うてあらしゃって実ははじめからどこにもおられなんだということではありませんか」「記憶と言うてもな。映る筈もない遠すぎるものを映しもすれば…それを近いもののように見せもすれば…幻の眼鏡のようなものやさかいに…」そう言われてみればあらゆる人物の存在も疑われる。自分でさえも…と訝る本多に「それも心々(こころごころ)ですさかいに」…《数珠を操るような蝉の声がここを領している。そのほかには何一つ音とてなく寂寞を極めている。この庭には何もない。記憶もなければ何もないところへ自分は来てしまったと本多は思った。庭は夏の日ざかりの日を浴びてしんとしている。「豊饒の海」完。昭和四十五年十一月二十五日》…で読了。11月25日は三島が市ヶ谷の自衛隊で割腹自殺を遂げた日ですね。やっぱり最後はワーグナーの『ニーベルンクの指環四部作』と同じ。何もかもなくなってしまった。英雄たちの闘いや人間たちの陰謀などもすべてライン川の洪水に流れ去ってしまう『ニーベルンクの指環』はバックに「愛の復活」のテーマが美しく流れるところがいかにも西洋的な輪廻転生だが『豊饒の海』はいかにも日本的にすべての時間が止まってしまう。どっちもいいですねえ。今すぐ最初から読み直したくなりますねえ。『ニーベルンクの指環』は何度聴き直したか何度見直したか数えきれないくらいですからね。この三島の小説を「荒唐無稽」と非難した人がいたらしいけど小説(オペラ)なんてみんな荒唐無稽ですからね。『豊饒の海』も『ニーベルンクの指環』も最高に素晴らしい荒唐無稽ですよね。ふううううっと息をついて飛行機に乗って松山へ。

6月6日(木)つづきのつづき
ラジオのあと黒兵衛と散歩。愛らしい紅色だった「クレナイ」などの紫陽花が淡い紫色に変化。その変化も美しいけど何やら残念。舞妓さんが芸妓さんに変わったようで。年増の芸妓さんも魅力的ですけどね。ワン。わかっとんのかい?ワンワン。終日デスクワーク。明日の講演準備や「調査情報」最終校了などであっという間に晩飯食いながら交流戦。やっぱりセもDHを取り入れた方が強くなるのかな…と思いながら映画劇場に変更。小生の大好きな歌手で女優のベット・ミドラー主演『殺したい女』。大富豪の女房を誘拐して悪事を暴き大金を得ようとした若夫婦。しかしアクドイ大富豪は女房を殺したかったので身代金を払わない。誘拐された女房8ベット・ミドラー)はダイエットに励み若夫婦に協力して旦那の悪事を暴いてやっつけるというドタバタ・スラップスティック・コメディ。面白かった。ベット・ミドラーは何をやらしても一流の魅力的な女性ですね。一流の歌手や俳優は喜劇もできるのですね。風呂のあとベッドに持ってきたいよいよ大詰めの『天人五衰』は『殺したい女』のバカバカしさが頭に残って文字が頭に入らず。寝よ。

6月6日(木)つづき
三島の遺作となった大長編『豊饒の海4部作』は浜松中納言物語を参考にしたらしいけどリヒャルト・ワーグナーの大作楽劇『ニーベルンクの指環4部作』も少しは頭の端に意識していたはずですよね。同じ4部作という以外に確たる根拠はないのですが…三島が自ら監督主演した映画『憂国』では自ら演じた帝国軍人の切腹シーンで延々とワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』の『前奏曲と愛の死』を流していますからね。『ニーベルンクの指環』の4作目『神々の黄昏』の最後は『愛の復活』の音楽が…。はたして『天人五衰』は?というのは横っちょにおいてベッドから抜け出してRKB毎日放送『インサイト・コラム』電話出演。1964年東京オリンピックの閉会式(選手たちが一斉に雪崩れ込んできたハプニング)は実はハプニングではなく仕掛け人がいたという話。それは当時の組織委員会事務局次長で水泳ニッポンの代表監督を務めたこともある松沢一鶴という人物。開会式を見た彼は整然とした軍隊式の行進に戦時中同じ場所で東条英機首相の下に行われた動員学徒の壮行式を思い出し閉会式だけは軍隊式ではなく平和的にやりたいと世界中のあらゆる選手がごちゃまぜになって入ってくることを仕掛けた…という話。詳しくは都営地下鉄などの駅で無料配布されている長田渚左編集長の『スポーツゴジラ』に書きましたので興味のある方は読んで下さい。その原稿のテーマは市川崑監督の映画『東京オリンピック』の「凄さ」です。

6月6日(木)
早朝ベッドの中で『天人五衰』読み進む。最後は「死」という懸崖に向かって雪崩れ込むとは予想していたけどその通りのようです。《生きることは老いることであり老いることこそ生きることだった》わけですね。45歳でそう悟った天才作家の作品はやっぱり65歳を過ぎてから読んで良かったですね。

6月5日(水)
朝起きてRKB……と水曜日は思ってしまう。長年水曜がレギュラーだったから癖が付いてしまった。電話出演は明日と思い直して朝飯のあと黒兵衛と散歩。今日も終日デスクワーク。日経新聞から前にも何度か書かせていただいた書評欄「今を読み解く」の原稿依頼で本が何冊か送られてくる。テーマは「オリンピックのレガシー」。既読の本もあるが石坂友司&松林秀樹『一九六四年東京オリンピックは何を生んだのか』(青弓社)カルロス矢吹『アフター1964東京オリンピック』(CYZO)阮義之『オリンピック・レガシーが生んだカーリングの町軽井沢』(徳間書店)など面白そう。その前にまず『豊饒の海 天人五衰』を読了しなければ。あと3分の1くらいだけど言葉の意味を噛み締めながら読むと時間がかかりますね。こういう活きた言葉が続々と飛び出してくる作品を小説というのでしょうねえ。小説という言葉が軽ければnovelまたはromanかな。最近の小説はどうもノンフィクションの文章ですね。最近の日本映画がTVドラマ化しているのと似ているかな。面白けりゃ良いのですけど。晩飯で2階の仕事場から1階へ降りてくると『ためしてガッテン』で大豆の栄養の凄さをレポートしていた。面白いので食事しながら思わず見てしまう。なるほど。大豆は肉と同じように筋肉をつくるのですね。終わってチャンネルをまわすとサッカー日本代表がトリニダード・トバゴと闘っている。忘れてたぁ…で前半終盤から見る。3バックか。何でかな?中島はイイですね。堂安も富安も良いですね。でもゴールが遠いですねぇ。後半になって原口を出せェと思ったら出てきた。ちょっと流れは変わったけど南野は焦りすぎかな…でスコアレス・ドロー。サッカーではゴールのはずが何故スコアレスだけ(野球の得点を示す)スコアを使うのかな?3バックや森保監督の采配が批判されるかもしれないけど練習試合はいろいろやった方がイイですよね。さぁコパ・アメリカはどーなるか?

6月4日(火)つづき
レナード・バーンスタインは生前ヨーロッパで行われているシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭やアメリカで行われているタングルウッド音楽祭のような学生が参加する教育音楽祭をアジアでも行おうとしていました。そこで北京で始めようとしたのですがロクヨンが起きて急遽札幌に変更。現在も毎年夏に行われているパシフィック・ミュージック・フェスティヴァル(PMF)が天安門事件の影響で札幌に生まれたと言うことはあまり語られていないことを思い出したので書いておきます。

6月4日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。今日はロクヨン。何年か前に「64」という映画が公開という宣伝ポスターを見て「スゴイ!」と思ったら何やら違うようで「64」というのは天安門事件のことではなく昭和64年のことらしかった。天安門事件を映画化するには情報が少なすぎるし危険かな。ベトナム戦争もウォーターゲートも映画化したアメリカと天安門を映画化できない中国の違い。何年か先に世界の人口の5分の1から4分の1は中国になるという現実で世界はジョージ・オーウェルの『動物農場』のようになるのかな。いや。もっと新しい作品が生み出されなければ。ワン。終日部屋に引き籠もってデスクワーク。校正や原稿書きに疲れるとチョイと『天人五衰』を読み進む。主人公(語り部?)の老人(本多)が養子にした若者にスポーツを語る場面がある。《高校へ入ったら勉強の邪魔にならぬ程度のスポーツもやるべきでそれも健康が表面に浮いて見えるようなスポーツがいい。スポーツマンだというと莫迦だと人に思われる利得がある。政治には盲目で先輩には忠実だということぐらい今の日本で求められているびとくないのだからね》昭和30〜40年代の話ですね。今も変わらないかな。いやちょっとは変わったかな。かつて三島由紀夫はどこかの作品に《詩人の頭と闘牛士の肉体を持ちたい》と書いていた。闘牛は《健康が表面に浮いて見えるようなスポーツ》ではないですね。最近の肉体を誇示する鍛え方は闘牛士と詩人の対極にあるものですね。小説家で長命な人は多いけど詩人は短命かな。あっという間に晩飯。引き籠もりも机に向かい続けると充実した疲労感があるものです。コンピュータ・ゲーム(eスポーツとは呼びたくないですね)にも同様に充実した疲労感はあるのでしょうか?俺の経験ではナイですね。ゲームボーイ程度しかやってないけどテトリスやF1レースで全ステージをクリヤーしても莫迦莫迦しさしかなかったですね。最近の高度なゲームには高度の充実感が伴ってるのでしょうか?寝よ。錦織選手には申し訳ないけど『天人五衰』を読み続けたいので風呂のあとベッドへ。

6月3日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと大船駅から鎌倉へ江ノ電で鎌倉高校前へ。相変わらず中国人観光客がわんさか。日本ドラマの人気から江ノ島&江ノ電&海をバックに誰もが写真撮影。このブームはもう2年以上になるかな。行きつけの病院で定期検診。担当医に1か月前に駅の階段で転倒して頭を6針縫ったこととソコから敗血症気味の血液検査の結果1週間ほど入院したことを報告。この病院でもほとんどの高齢者が駅や自宅の階段での転倒からリハビリを開始する羽目に陥ってるとか。まぁ不幸中の幸いで健康体が復活。そういえば10年前には脳出血で入院。10年に1度はリフレッシュが必要なんでしょうかねえ…で降圧剤の薬をもらって帰宅。一休みしたあと東海道線と山手線で浜松町へ。『ニューズ・オプエド』は今週で5周年。7月上旬には五周年特別企画でAIと東京五輪をお届けする予定と宣伝のあと今日のゲストは相撲ジャーナリストの荒井太郎さん。土俵そっちのけでのトランプおもてなしと天皇杯よりでっかい天皇杯そっくりのアメリカ大統領杯を二人で非難。炎鵬や朝乃山の頑張りを讃えたり栃ノ心vs朝乃山の微妙判定に栃ノ心の踵が土俵外の蛇の目の砂を「運んだ」という言葉を教えてもらったり小生が「分解写真」の話を始めてアシスタントの佐藤由季さんを煙に巻いたり…。荒井さんの相撲はビデオ判定以上に相撲を見る目が重要という言葉に納得。楽しくいろいろ話して帰宅。昼間NHK-BSでやっていた小生の大好きな歌手ベット・ミドラー出演の映画『殺したい女』を見ようとする前にロラン・ギャロスで錦織選手をやるというのでチョイと見始めたら止まらなくなって前日の続きの試合4セット目からを全部見てしまう。ふううう。錦織選手の素晴らしい粘りでフルセットのタイブレークの末大大大大大逆転勝利。見ている方が何度諦めたかわからない試合を逆転した凄い試合でしたねえ。しかし相手のペール選手をどーして日本のメディアは「怪人」などと呼ぶのでしょうかねえ?『巨人の星』の漫画に出てきた「ガイジン=カイジン」のイメージをまだ振りまきたいのでしょうかねえ?

6月2日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。『暁の寺』のなかに恒河沙という数の単位が出てきた。ガンジス河の砂の数ほどの大量の数という意味で10の52乗を表すとか(56乗という説もあるらしい)。ま。物凄い数には違いないが一十百千万億兆京垓と増えてゆく東洋の数の単位は𥝱・穣・溝・澗・正・載・極・恒河沙・阿僧祇・那由他・不可思議・無量大数と続くらしい。無量大数は10の68乗(または88乗)だとか。しかし不可思議&無量大数はちょっとベタですね。恒河沙・阿僧祇・那由他あたりのサンスクリット語の方が神秘駅でイイですね。ワン。なんて考えていたら割・分・厘・毛・糸…と続く小数点以下が気になって調べてみた。すると…忽・微・繊・沙・塵・埃・渺・漠・模糊・逡巡・須臾・瞬息・弾指・刹那・六徳・虚空・清浄と続くらしい。いいですねえ。モコ・シュンジュン・シュユ・シュンソク・ダンシ・セツナ・リットク・コクウ・ショウジョウとナカナカ渋い言葉が並んでますね。最小単位の清浄は10のマイナス21乗。身近な無限の方が美しいのかな?運動会疲れを癒しながら終日デスクワーク。晩飯食いながら『いだてん』はマァこんなモノでしょうね。主人公もうすぐ金栗四三から田畑政治に代わるらしいけど1964年東京五輪舞台裏での自民党政治家の暗闘はどう描かれるのかな?サッサと風呂のあと映画『関ヶ原』を見る。司馬遼太郎原作だから見たけど石田光成の苦闘と徳川家康の狸ぶりがイマイチよくわからなかった。戦闘場面は黒澤映画のようにはできんのやろナァ。原作読も。

6月1日(土)
朝ちょっと早く起きて『天人五衰』読み始める。それにしても『暁の寺』は強烈な物語でした。作家の悪意と愛惜に満ちた豊満中年女性の肉体描写や骨と皮だけのインテリ男性の性描写もなかなかに凄かったけど最後はレズビアンとベナレスの火葬を思わせる別荘の大火事ですからね。読み終わってすぐに読み返したくなった小説というのは久しぶりです。だから『天人五衰』をすぐに読み始めたけど作家の老人描写に驚嘆。《最も認めたくない真実と最も顔をつきあわせて暮らさなければならぬものが老年》…川崎で通学中の小学生と保護者相手に積年のコンプレックスを爆発させた犯人は51歳で老年を迎えてしまったのか。天才作家も45歳で老境に達したのか?自分勝手な自分と社会を客観視できない51歳と天才作家を同一視することはできないけどドキッとする一文ではありますね。ちょっと早くベッドから出てちょっと早く黒兵衛との散歩を済ませてヨメハンと神奈川中部の町まで遠出。孫の小学校の運動会を見に行く。子供の運動会(特に幼稚園児の大会)はオリンピックや世界選手権よりも絶対に面白いスポーツイベントですよね。旦那の両親も一緒に孫の大玉転がしや全員興奮のリレーを楽しむ。この公立小学校は昼ご飯を親と一緒に食べおやつも自由。だから広い運動場の周囲には色とりどりのテントが並び家族がそこでタップリ時間をかけてワイワイ昼食を取る。なかなかイイですね。しかしビール類はダメとか。太宰治は戦時中に行われた津軽の運動会を『津軽』という作品に描写して《まず万国旗。着飾った娘たち。あちこちに白昼の酔っ払い》と書いている。そして《日本はありがたい国だとつくづく思った》《国運を賭した大戦争のさいちゅうでも(略)このように不思議な大宴会が催されている》とも。こーゆー運動会を全国で取り戻してほしいですね。詳しくは拙著『スポーツとは何か』(講談社現代新書)をお読みください。太陽に長くあたって疲れたか早々に退散。帰宅して一休みしてから晩飯は『鮨処もり山』へ。美味しい酒と鮨に舌鼓。《最も認めたくない真実と最も顔をつきあわせて暮らさなければならぬのが老年》とは言うもののその回避の方法はいくらでもありますよね。克服するのではなく逃避して別乾坤に生きれば良いのですからね。
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ナンデモカンデモ
DVD
『ギャング・オブ・ニューヨーク』
『ギャング・オブ・ニューヨーク』
わずか150年前。国家成立前(暴力の独占前)の荒れたニューヨークをスコセッシが映像にしたのは凄いですね。この移民の争いをトランプは知らない?
【ナンカン8/12〜13】
DVD
『コクーン2』
『コクーン2』
西方浄土から帰ってきた老人たちは様々な選択肢のなかから人生を選ぶ。コレがアメリカン・ウェイかな?
【ナンカン8/13】
DVD
『コクーン』
『コクーン』
老人たちが不老不死の宇宙の国へ旅立つ。阿弥陀如来の西方浄土が宇宙人世界に変わっただけの物語。まぁ面白いですよ。
Blu-ray
『E.T.』
『E.T.』
コレは基本的に子供が犬(宇宙人)を拾ってきて母親に飼うのを拒否される愛犬物語…と断じたのは澁澤龍彦氏でした。
CD
『ウランバンURABANA』
『ウランバンURABANA』
櫻川唯丸師匠の江州音頭は絶品です。盂蘭盆会をuran bang!ですからね。自衛隊様違憲節…という歌詞も歌われてます。
『リスト:ヴェルディ、ワーグナー・トランスクリプション全集』
『リスト:ヴェルディ、ワーグナー・トランスクリプション全集』
リストのピアノ編曲によるヴェルディ、ワーグナーの名曲集。ピアノという楽器の力に驚かされます。
BOOK
黒鉄ヒロシ『伊勢物語―マンガ古典文学』(小学館文庫)
黒鉄ヒロシ『伊勢物語―マンガ古典文学』(小学館文庫)
【以上、ナンカン8/12】
CD
『Parsifal Goes La Habana』
『Parsifal Goes La Habana』
キューバン・ミュージック編曲のワーグナー名曲集。楽しく軽く踊れるラテン音楽にもなるワーグナーって凄いです。
BOOK
水木しげる『方丈記―マンガ古典文学』(小学館文庫)
水木しげる『方丈記―マンガ古典文学』(小学館文庫)
水木先生も鴨長明も登場する方丈記はわかりやすく唸らされるほど見事。解説は荒俣宏さんです
【以上、ナンカン8/11】
DVD
『男と女』
『男と女』
物語も台詞回しも役者の演技も映像も編集も…すべてが見応えのある大人の恋愛映画です。
『アウト・オブ・サイト』
『アウト・オブ・サイト』
私にとっては最後まで見続けることのできなかったツマラナイ映画でした
【以上、ナンカン8/9】
BOOK
樫永真佐夫『殴り合いの文化史』(左右社)
樫永真佐夫『殴り合いの文化史』(左右社)
【ナンカン8/8.9,11】
DVD
『パッチ・アダムス』
『パッチ・アダムス』
素晴らしい実話の素晴らしい映画化ですが、主役のR・ウィリアムス自身の自死を思うと重いコメディです
【ナンカン8/8】
DVD
『皆殺しの天使』
『皆殺しの天使』
ルイス・ブニュエル監督の不条理映画。オペラ鑑賞後のセレブたちがパーティの家から出られなくなって…。コレが人生?
Blu-ray
『ミッドウェイ』
『ミッドウェイ』
チャールトン・ヘストン、ヘンリー・フォンダ、三船敏郎…大スター総出演の悪くない映画。日本人が英語を話さなくてもいいと思うけど…。
CD
『ハイドン:オラトリオ天地創造』
『ハイドン:オラトリオ天地創造』
佐渡裕指揮キュンストラー管弦楽団のコレは名演です。歌手も揃ってますね
【以上、ナンカン8/7】
BOOK
花村えい子『落窪物語 マンガ日本の古典2』(中公文庫)
花村えい子『落窪物語 マンガ日本の古典2』(中公文庫)
チョット少女漫画っぽかったとはいえ原文読まずに話の内容がわかったのは便利?
【ナンカン8/6〜7】
Blu-ray
『オレゴン魂』
『オレゴン魂』
ジョン・ウェインとキャサリン・ヘップバーンがイイ味出してます。かつては米共和党にも色気があった?
BOOK
『茂山逸平 風姿和伝』(春陽堂書店)
『茂山逸平 風姿和伝』(春陽堂書店)
イッペイちゃんファンにお勧めのお豆腐狂言物語
【以上、ナンカン8/6】
BOOK
竹宮恵子『吾妻鏡(下)マンガ日本の古典16』(中公文庫)
竹宮恵子『吾妻鏡(下)マンガ日本の古典16』(中公文庫)
ヤッパリ平家物語のほうが親しみやすいですが、作者の力作には敬意を表します
【ナンカン8/5】
BOOK
『この世界の片隅に』
『この世界の片隅に』
呉に住む一家に戦争下と原爆が…。素晴らしい反戦アニメです
【ナンカン8/3】
DVD
竹宮恵子『吾妻鏡(中)マンガ日本の古典15』(中公文庫)
竹宮恵子『吾妻鏡(中)マンガ日本の古典15』(中公文庫)
最初は少々つまらなく思った政治劇もなかなかの迫力で展開します。
竹宮恵子『吾妻鏡(上)マンガ日本の古典16』(中公文庫)
竹宮恵子『吾妻鏡(上)マンガ日本の古典16』(中公文庫)
なるほど頼朝の政治力ですね。義経は美男過ぎるかな?
【以上、ナンカン8/2〜3】
DVD
『ミッドナイトラン』
『ミッドナイトラン』
マフィアのカネを横領して指名手配された会計士を元警官の賞金稼ぎが捕まえて…。ハリウッド映画はこーでなきゃ!という面白さ
【ナンカン8/2】
DVD
大石高典・近藤祉秋・池田光穂・編『犬からみた人類史』(勉誠出版)
大石高典・近藤祉秋・池田光穂・編『犬からみた人類史』(勉誠出版)
まだ読んでませんが、これから読めると思うだけでわくわくする一冊
【ナンカン8/1】
BOOK
松井良明『ボクシングはなぜ合法化されたのか―英国スポーツの近代史』(平凡社)
松井良明『ボクシングはなぜ合法化されたのか―英国スポーツの近代史』(平凡社)
スポーツの勉強に欠かせない近代イギリススポーツ紙の一冊です。
DVD
『ミクロの決死圏』
『ミクロの決死圏』
何度見ても面白いSF映画です。ラクエル・ウェルチのほどほどのお色気もイイですね
【以上、ナンカン7/30】
DVD
『ジルヴェスター・コンサート2002〜バーンスタイン「ワンダフル・タウン」』
『ジルヴェスター・コンサート2002〜バーンスタイン「ワンダフル・タウン」』
素晴らしいバーンスタインの音楽にラトル指揮ベルリン・フィルのメンバーもノリノリ。観客も踊りまくって素晴らしいコンサートです。
『バーンスタイン音楽のよろこび〜オムニバス』
『バーンスタイン音楽のよろこび〜オムニバス』
1950年代のテレビ番組でピアノを弾き指揮をしながらジャズやバッハやオペラなどを縦横無尽に解説するレニー。見事な才能と教養に舌を巻きます。
CD
『チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲他』
『チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲他』
この演奏は本当に素晴らしいですねえ。バックのアバド指揮ベルリン・フィルも燃えてます。
BOOK
『ボクシングはなぜ合法化されたのか―英国スポーツの近代史』(平凡社)
『ボクシングはなぜ合法化されたのか―英国スポーツの近代史』(平凡社)
賭博の対象だった多くのスポーツのなかで、合法化されたものと非合法のまま消滅したもの……スポーツの歴史は面白い
【以上、ナンカン7/27】
CD
『オン・ザ・タウン』
『オン・ザ・タウン』
ティルソン・トーマス指揮ロンドン響の素晴らしい演奏。バーンスタインの音楽は本当に見事です
【ナンカン7/13,26】
BOOK
月村了衛『悪の五輪』(講談社)
月村了衛『悪の五輪』(講談社)
花形敬・永田雅一・児玉誉士夫から新興宗教団体・同和団体…等々が続々登場。1964年の五輪映画監督を巡る小説に日本社会の恥部が描かれる。五輪1年前の現在の話?と思えるほど面白い。
奥田英朗『オリンピックの身代金(上)(下)』(講談社文庫)
奥田英朗『オリンピックの身代金(上)(下)』(講談社文庫)
1964年の東京五輪を扱った小説として、コレも面白い!爆弾魔が開会式を爆破?!
【以上、ナンカン7/22,23,24】
BOOK
古谷三敏『浮世床―マンガ日本の古典〈30〉』(中公文庫)
古谷三敏『浮世床―マンガ日本の古典〈30〉』(中公文庫)
ちょっと読むところが多いけど面白かったです。
式亭三馬『浮世床』(岩波文庫)
式亭三馬『浮世床』(岩波文庫)
うん、原文が読みたくなりました。
【ナンカン7/19〜22】
BOOK
つのだじろう『怪談ーマンガ日本の古典〈32〉』(中央公論新社)
つのだじろう『怪談ーマンガ日本の古典〈32〉』(中央公論新社)
この人のマンガは好きではなかったのに、このラフカディオ・ハーンの漫画化は素晴らしいと思いました
【ナンカン7/18,19】
BOOK
木原敏江『雨月物語―マンガ日本の古典〈28〉』(中公文庫)
木原敏江『雨月物語―マンガ日本の古典〈28〉』(中公文庫)
コレは抜粋で全編を木原さんのマンガで読みたいな。
CD + Blu-ray
『マーラー:交響曲第6番悲劇的』
『マーラー:交響曲第6番悲劇的』
ラトル指揮ベルリン・フィルのお別れコンサート。確かに気合いの入った素晴らしい演奏です。
Blu-ray
『ヴァルトビューネ 2018〜グッバイ・サー・サイモン!』
『ヴァルトビューネ 2018〜グッバイ・サー・サイモン!』
素晴らしい演奏会ですね。最後の「ベルリンの風」ではサイモンは指揮せずビールを飲んでます(笑)
【以上、ナンカン7/17】
BOOK
樫永真佐夫『殴り合いの文化史』(左右社)
樫永真佐夫『殴り合いの文化史』(左右社)
メッチャ面白そうな本ですのでそろそろ気合いを入れて読み始めます。感想は改めてその時に…。
渡辺十絲子『今を生きるための現代詩』(講談社現代新書)
渡辺十絲子『今を生きるための現代詩』(講談社現代新書)
詩というものを理解させてくれる名著。安美錦も出てきます
【以上、ナンカン7/16蔵出しスポーツ
BOOK
ロバート・ホワイティング著/玉木正之・訳『ふたつのオリンピック東京1964/2020』(KADOKAWA)
ロバート・ホワイティング著/玉木正之・訳『ふたつのオリンピック東京1964/2020』(KADOKAWA)
2400円と少々値段が高いですが全編約600頁。面白さは保証します(訳者)
ナベツネの家庭教師もした著者が東京で過ごした半世紀を回顧。ヤクザとの出逢い女子大生との失恋…波瀾万丈の東京物語。是非とも買って読んでください!
BOOK
拙著『京都祇園遁走曲』(文藝春秋)
拙著『京都祇園遁走曲』(文藝春秋)
まだ読んでない人はアマゾンで1円で買えるそうですから読んでね
【ナンカン4/24】
BOOK
『大相撲「八百長批判」を嗤う』(飛鳥新社)
『大相撲「八百長批判」を嗤う』(飛鳥新社)
八百長が騒がれた時期(2011年6月)に緊急出版した本です。宮崎学(作家)根岸敦生(朝日新聞記者/元相撲担当)鵜飼克郎(週刊ポスト記者)荒井太郎(相撲ジャーナリスト)らと相撲の本質論を語ってます。
BOOK
『野球アンソロジー9回裏2死満塁 素晴らしき日本野球』(新潮文庫)
『野球アンソロジー9回裏2死満塁 素晴らしき日本野球』(新潮文庫)
大好評発売中。正岡子規、夏目漱石、埴谷雄高、大下弘、桑田真澄、伊集院静…などが並んでます。買ってください!読んでください!
『彼らの奇蹟:傑作スポーツアンソロジー』(新潮文庫)
『彼らの奇蹟:傑作スポーツアンソロジー』(新潮文庫)
三島由紀夫、澁澤龍彦、小林秀雄、石原慎太郎、大江健三郎、沢木耕太郎、村上春樹…などが並んでます。こちらもよろしく。
『スポーツとは何か』(講談社現代新書)
『スポーツとは何か』(講談社現代新書)
「運動会」の文章は中学3年国語の教科書に採用され、他の文章も、今も大学や高校の入試や予備校の模試によく使われています。
『スポーツ解体新書』(朝日文庫)
『スポーツ解体新書』(朝日文庫)
これも大学入試の論文問題によく使われます。文庫版解説の文章は乙武洋匡さんです。
『続スポーツ解体新書』(Zaiten books)
『続スポーツ解体新書』(Zaiten books)
もっと著書の宣伝をしなさいよ…と友人に言われたので…
【以上、スポーツ本の拙著の宣伝でした】
『図説・指揮者列伝 世界の指揮者100人』(河出書房新社ふくろうの本)
『図説・指揮者列伝 世界の指揮者100人』(河出書房新社ふくろうの本)
平林直哉さんとの共著です。
『クラシック道場入門』(小学館)
『クラシック道場入門』(小学館)
中古ならあるようです。20年前に上梓した音楽本です。
『オペラ道場入門』(小学館)
『オペラ道場入門』(小学館)
クラシック…の本は5刷増刷。さらに面白くと出したオペラの本は増刷ナシ。やはり日本ではオペラはマダマダ…なのかな。以上、音楽関係拙著の宣伝でした。
タマキのナンデモカンデモごちゃまぜ総集編
タマキのナンデモカンデモごちゃまぜ総集編
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