ナンヤラカンヤラ
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2003年 11月12月
12月4日(木)
MUSIC
Sven Goran Eriksson Classical Collection
Sven Goran Eriksson Classical Collection
NAXOSレーベル
品番:SVEN2002

「スポーツ・ヤァ!」でのインタヴューに快く応じてくれた横浜Fマリノスの岡田監督に、個人的御礼として、上海太郎のCDアルバム『BravissimoT』と、イングランド代表監督エリクソンが選出したクラシック音楽集(3枚組・輸入版)をプレゼント。前者はベートーヴェンの名曲「運命交響曲」を「朝ごは〜ん」などと歌った迷曲集(詳しくは蔵出しコラム音楽編参照)。後者はエリクソンの出身国スウェーデンやイギリスや世界中のクラシック名曲を集めた素晴らしいアルバム。サッカーファンや音楽ファンでなくても、一聴の価値ある1枚、いや3枚(写真参照)。後日、岡田監督より「爆笑」と「絶賛」の感想が届く。


そういえば、スポーツ・ジャーナリスト塾に講演に来てくれた川淵キャプテンにも「エリクソン名曲集」をプレゼントしたところが、礼状に「キャプテン選曲のCDといっても多分売れないでしょうね」と。いや、どうかな? どこかに売り込もうかな・・・。手を挙げるレコード会社はないですか?

エリクソン選曲クラシック音楽集「Sven Goran Eriksson Classical Collection」NAXOSレーベル 品番SVEN2002


12月8日(月)
ジャーナリスト有田芳生氏の公式ホームページ(http://www.web-arita.com/)『酔醒漫録』にて、小生のホームページを紹介していただいた。同じ京都出身のよしみで、まいどおおきに。以前、共通のファンである都はるみさんを囲んだ酒席での、小生の酒ぐせを暴露している。有田さん、こまかいことですが、小生が歌ったのはオペラじゃなくてイタリア歌曲の『禁じられた音楽』です(笑)


12月10日(水)
『芸術見本市2003東京 第2回音楽文化シンポジウム』の司会を担当。小澤征爾のニューイヤー・コンサートCDをミリオンセラーに導いたプロデューサーの石川智秀氏に、ちょいといじわるな質問をしてみた。「あんな演奏の悪いCDを聴くより、他の名演を・・・・という声もありますが・・・」。すると「負け犬の遠吠え、とは言いませんが・・・」と絶妙な切り替えし。「実際20万枚ぐらいは封も切られていないのかも」と問題発言(?)まで出て、シンポジウムは抜群におもしろい話が聞けて大成功だった。


12月11日(木)
ドイツの名バス・バリトン歌手、ハンス・ホッター(94歳)の訃報に驚愕。「ニーベルングの指輪」のヴォータンやシューベルトの歌曲における最高の歌唱力に、小生は中学生のころから魅了されていた(「蔵出しコラム・音楽編」参照)。思わずホッターの『冬の旅』CDを引っ張り出し、感慨にふける。


12月13日(土)
都内某所にて、スポーツジャーナリスト実践塾の塾生たちと忘年会。ただ酒を飲んでも芸がないので、小生秘蔵のDVDを持参。エリック・クラプトンとパヴァロッティの共演や、全裸オペラ『サロメ』の公開ポルノ(笑)など。『サロメ』もリヒャルト・シュトラウスも知らない勉強不足の塾生をイジメまくった。


12月15日(月)
最近まで『ミセス』に連載していた「こんにちは、旬の人」を再編集した単行本のタイトルが決定。『天職人 玉木正之と、輝ける25人』(来年1月下旬発売/講談社/1,600円)。「天職」と「職人」を合わせた造語で、装丁をしていただく水谷武司氏の命名。前作『スポーツ解体新書』もそうだったのだが、水谷氏にはコピーライトの才能もある。
そういえば日本テレビの某スポーツ番組の某コーナーも「スポーツ解体新書」だそうで・・・。番組のあまりにもペラペラな内容に、小生の著書までペラペラと思われないか心配(笑)。題名をパクルんなら、せめて巨人批判のひとつでもやれ!


12月16日(火)
大船にある行きつけの「鮨處 もり山」で、中日新聞社の「エライさんたち」と打ち合わせ。名古屋、中日栄文化センターで開講している2講座の継続を確認。来年は「オペラ講座」はもちろん、「スポーツジャーナリスト講座」のさらなる充実にくわえて、岐阜でも新講座を開催。


12月17日(水)
BOOK
マリア・カラス写真集『CALLAS』
マリア・カラス写真集
『CALLAS』
DVD
DVD『椿姫(オペラ)』
『椿姫』(オペラ)

おお〜っと!『永遠のマリア・カラス』(フランコ・ゼッフィレッリ監督)のロードショウ終了!半年間も続いていたのに、うっかり見忘れたと大慌て。確認してみると、好評のため、別の映画館で1月までロング・ランすることがわかった。ほっとひと安心。カラスは、最近買った2冊の写真集(プライベートと舞台写真)がすばらしかった!(写真参照)。最近のゼッフィレッリは、ヴェルディの生まれ故郷であるブッセートの小さな歌劇場で上演された『椿姫』の演出が見事!(これも写真参照)。この舞台では、タイトルロールを歌ったボンファデッリの歌も(容姿も)すばらしかったが、なんといってもレナート・ブルゾン(ジェルモン)が最高だった。オペラ・ファンでなくても必見のDVD。


12月18日(木)〜19日(金)
毎日放送『真珠の小箱』のロケで三重県へ。プロデューサーのK氏の話によると、この番組はMBS開局以来、なんと44年も続く長寿番組らしい。歴代出演者の名前を聞くと、湯川秀樹、志賀直哉、武者小路実篤、白洲正子・・・。おれなんかが出てもええのかいな(笑)。まあ、最近の顔ぶれを見ると、陣内貴美子さん、千堂あきほさん、城之内ミサさん、野村万之丞さんと、知り合いがズラリで、ホッとする(笑)。ロケでは鈴鹿の酒蔵で、利き酒を初体験。ほんまに美味しい日本酒をごちそうになった(放送は1月10日)。


12月19日(金)
毎日放送『ちちんぷいぷい』に生出演するため大阪へ。今回のクイズコーナーの賞品は年末ジャンボ宝くじ10枚。それを、トミーズ健さんが一発正解してゲット。「ちくしょー」、悔しいけど、全部ハズレに違いない(笑)


12月20日(土)
新幹線の往復と、鈴鹿・大阪滞在中に『梅原猛著作集18巻 神々の冒険』を読了。ニニギ、アマテラス、ジンムらの「天孫降臨日向王朝」の「実話」は面白かった。そのなかに、スポーツに関する言葉が出てきたので紹介する。“入鬼神というのは、どこからかやってきて福をもたらし、また去っていく神で、折口信夫のいう「まれびと」にあたるのであろう。読売ジャイアンツの選手に入来という兄弟のピッチャーがいて、彼らはやはり日向(宮崎県都城市)の出身であるが、入来は「入鬼」と関係をもっているのであろうか”。神をも恐れず、「まれびと」を邪険に扱ったジャイアンツは、来年「祟り」に悩まされるに違いない。
また、この本には、仏教に関する講義録(京都洛南中学での授業)のなかに、イチローに関する面白い文章もあった。“般若波羅密多というのは、観音様の深い知恵です。その知恵の内容が「五蘊(ごうん)はみな空である」です。世の中のことはすべて空である。実体がない。世の中のことは実体がないのだから、それにこだわらない。イチローは(略)心を空の状態にする。空の状態にして自由に活動できるようにする。どんな球がきてもパッと打てるように、心のこだわりを捨てる。(略)イチローは自ら意識しているか意識していないか知りませんが、私には空の知恵を実践しているように思われます”。ナルホド。スポーツ記者の文章より面白い。
もうひとつ、面白い文章を紹介しておきたい。“私は、あの昭和十五年の「見よ、東海の空明けて」という歌に象徴される紀元二千六百年祭にも背を向けていた。これは、はなはだ歪んだ日本神話の解釈であった。『日本書紀』の記事から「天壌無窮」や「八紘一宇」という言葉だけを取り出し、それだけで日本神話を解釈しようとした。そしてあのレヴィ=ストロースが褒め称えた、人間味あふれた日本神話がはなはだ空虚な世界侵略の思想に還元されたのである”。そういえば、小泉首相が「イラク出兵」で日本国憲法を引用したのも、これと同様の「はなはだ歪んだ解釈」だった。


12月21日(日)
平尾誠二氏が主宰するNPO「SCIX」のスポーツ文化講座に出席。ワールドカップの取材から帰国した平尾氏の新着トピックスで盛りあがる(漫才とまではいかなかったけれど・笑)。そのひとつ、今大会から採用された体にフィットする素材のユニフォームについて。「これからのラグビー選手は、ああいうピチピチのユニフォームが似合う選手でないとダメ(笑)」。フォワードでもあんこ型は(スピードについていけないから)ダメなのだ。さらに今大会で初優勝したラグビー発祥国イングランド代表の30年計画にも言及。イングランドは長年の代表チームの低迷を打開するために、20〜30年計画として手始めに女子ラグビーに力を注いだ。女性にラグビーの魅力を知ってもらう→母親になった女性が子供にラグビーをさせる→ラグビー人口が増加(少子化のなかでラグビー人口の低下に歯止め)→素質ある子供たちが大きくなって代表選手に。その計画が実っての初優勝。日本代表も見習うべきことがあるはずだ。


12月25日(木)
CD
バーニー・ウイリアムス 『The Journey Within』
バーニー・ウイリアムス
『The Journey Within』

ヤンキースの4番打者バーニー・ウイリアムス(彼はプロのギタリストでもある)のCDを入手。こんな素敵なCDが、あまり売れていないという。そういえば、12月10日のシンポジウム(同日のナンヤラカンヤラ参照)で、「イマージュ」というCD(4枚シリーズ)を300万枚も売ったソニー・ミュージックの重松賢一氏に「イングランド代表監督のエリクソンが選んだクラシック音楽集(以前本欄で紹介)は、すばらしいアルバムなのに、どうしてあまり売れないのでしょう?」と訊いたところ、「スポーツ・ファンと音楽ファンは重ならないんですよ。これはマーケティングのデータで出ています」との返事。ムムムムムム・・・。ということは、スポーツと音楽を「重ねている」吾輩も、売れないのか? それとも、新たなマーケットを開拓できるということなのか?


12月31日(水)
ボブ・サップ対曙戦をテレビ観戦。予想どおりの凡戦。ヘタクソ、サイテーの試合。詳しくは『スポーツヤァ!』85号(1月22日発売号)の連載コラムをお読み下さい。

Coordinated by 木造隆矢
スポーツヤァ!スポーツジャーナリスト養成塾一期生
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