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7月1日(金)
朝5時起き。涼しい時間に原稿書き。節電ではなくて冷房が嫌いなだけ。いや吝嗇なだけ。チョイト苦労しながらも八百長騒ぎのなくなった大相撲の真に憂うべき問題という原稿を書きあげる。10時か。アサメシマエとはいかなんだな。チョイト休んで原稿の手直しして送稿。午後からマーラーの原稿…とはなかなかキリカエが難しいなぁ。困った…と悩んでいても仕方ないので資料に目を通すとあっという間に晩飯映画劇場…といってもそんなに時間がないので以前途中まで見ていたジョン・フォードの『四人の復讐』の続きを見る。まぁジョン・フォードのあまり有名でない作品にも目を通したという程度。アジアン映画シリーズを続けなかったことを後悔しながら巨人中日戦の最終回中日大逆転のシーンを見る。このチームは強い。落合監督はスゴイ。きちんと勝つチームを作る。そしてきちんと勝つ。けどオモロナイ。中日新聞の株主総会でも其れが問題になったと週刊誌に書いてあった。けど今更八百屋で魚を買おうとしても無理。名古屋という地味な土地柄には向いてる?少なくとも関西では受け入れられまへん。女子サッカーW杯。日本代表は4−0でメキシコ撃破!強い!ディフェンスがイイ。意志が統一されてる。同タイプのけっして弱くない相手にこの勝ち方は期待が持てる。決勝トーナメントはドイツと当たりとないなぁ。フランスvsドイツ戦の結果を参考にしながらイングランド戦を闘えるのかな?そんなこと関係なく1位通過を目指すらしいけど…それでエエかな。U-17のニュージーランド戦大勝とベスト8進出と合わせてサッカーは地道に成果を上げてる。落合監督も名古屋や日本で満足せず世界に目標を定めれば?多分そーゆー感覚はないのやろなぁ…。

DVD
『天空の草原のナンサ』
『天空の草原のナンサ』

7月2日(土)
昨日相撲を書きあげたので今日はマーラー…といかないところがツライ。そういえば神戸製鋼ラグビー部GMの平尾誠二さんが中心になって作られた『キリカエ力』(キリカエは片仮名。力は漢字。「きりかえりょく」と読んで下さい)という本があって小生も執筆に関わっているのだけどどうも最近自分の『キリカエ力』のなさを感じる。昔なら野球の翌日にオペラを書いてその翌日にサッカーその翌日に宝塚その翌日に相撲と演歌…なんて原稿を書いてたけど最近はどうも間に「休み」を挟まないと…あ。いま気付いたけど若い時にも相撲の翌日にマーラーちゅうのはなかったで。「キリカエ」の幅がエスカレートして広なったのかなあ。おまけに若い時のようにコラム原稿中心でなく長い論文クラスの雑誌原稿と単行本やもんなあ…キリカエにもソラ時間がかかるでえ…と屁理屈を頭に浮かべつつテレビをつけるとコパ・アメリカ初戦アルゼンチンvsボリビア。両国とも南米で訪れたことのある国なので見てしまう。ボリビアには各地に約1週間滞在。アルゼンチンはブエノスアイレスだけ3日間。なのでボリビアを応援。判官贔屓もありますからね。ボリビアの首都ラパスの空港は高度4000m以上の高地にあって滑走路が8000mで空気が薄くてジェット機が1分半滑走しないと飛び上がれないで飛び上がったと思たら崖から落ちて浮かんだところで水平飛行…とにかく空気がないので煙草に火はつかず息苦しくて走れず火事がなく…すぐに頭がボーッとするので脳を刺激するため常にコカの葉を噛んでた(もちろん合法)…と家族が「もう百万回聞きました」という話をしてるウチに…うわっ。ボリビア先制や。結局引き分け。いかにメッシが凄くてもやっぱり個人技中心の南米サッカーは限界かなぁ…。しかしボリビアで見た夜空一面を埋めた星の数ほどの星の輝きは今も忘れられません。午後からも『キリカエ力』は発揮できず気が付けば晩飯映画劇場。今日は雑用ばかりか…そんな一日もある…トホホ。モンゴルを描いたドイツ制作映画『天空の草原のナンサ』を見ながら食事。モンゴル版愛犬物語またはモンゴル版ETの原点(ETは犬を宇宙人に変えただけの映画ですからね)。実際にパオで遊牧生活をしているモンゴル人5人家族(若夫婦と幼い3人の子供)をドキュメンタリー・タッチで追った映画。結末(子供拾ってきた犬を飼うことを許さなかった父親がある事件をきっかけに飼うことを許す)はミエミエでも面白かった。とはいえモンゴル遊牧民の生活には珍しさは感じず(過去に映像で知っていた)。やっぱりこれから見るべきアジア映画はアラビア語圏やな。

7月3日(日)
朝『題名のない音楽会』で御当地オーケストラの魅力を楽しむ。聖響さんと神奈フィルはいつも聴いてるけど山響(山形交響楽団)や九響(九州交響楽団)も聴いてみたいなぁ。しかし九響のポスターはいつも九番やってるみたいやなぁ(笑)。午後から東京青山へ。神宮外苑の日本青年館で中村敏雄先生の「お別れ式」と「偲ぶ会」に出席。スポーツ論・体育論にこれだけ素晴らしい業績を残された先生なのにアカデミズムの側からの出席者ばかりでジャーナリズム側の人間が小生以外にほとんど皆無というのは寂しい。このあたりが日本のスポーツ・ジャーナリズムの現状の大問題点やろなぁ。少しでもスポーツ・ジャーナリズムやスポーツ・ライティングやスポーツ・マスコミやスポーツ・メディアに関わる人々は誰もが『中村敏雄選集全八巻+別巻』は必読本として読んでほしい。帰宅すればテレビで一流のスポーツ・ウーマンとスポーツ芸人のスポーツ対決をやってたので見てしまう。おいおい「芸人」が「芸」を見せずに真面目スポーツを見せてどないすんねん。こーゆースポーツの「見世物」としてのあり方は16〜18世紀のイギリスで盛んに行われ「男vs女」「女vs身障者」「男vs動物」「男vs蒸気機関」などが「見世物」とされたがやがてエスカレートして「ギャンブル・スポーツ」として廃れた。思わず最後まで見てしまったが一見スポーツと真面目に取り組んでいることをウリにした「芸」のない芸人のやがて消えてゆくキワモノ番組…?明日の朝早いから早よ寝よ。ZZZZZZZZZZZZZZZZZZ。

7月4日(月)
朝4時半起床。さすがに眠い。迎えのハイヤーに乗って文化放送へ。今日から毎週月曜の朝は『吉田照美のソコダイジナトコ』のコメンテイターとしてレギュラー出演。照美さんだけでなく唐橋サンもリスナーの皆さんもよろしく!政治家の言葉の軽さについて…韓国平昌の冬季五輪招致と東京五輪招致について…節電について…などについて話す。ラジオで毎週思いっきり喋るというのは20年ぶりかぁ…。最近この番組にゲスト出演した佐渡裕さんが吉田照美さんに向かって玉木は「指揮者としての才能がある」と言ったとか…。本気で転職考えよかな(笑)。ラジオのあと近くのホテルの一室でNHKの完全デジタル化記念番組のVTR収録。ラジオで舌が滑らかになったせいか東京オリンピックをカラーテレビで見たこと(大人たちが涙を流しながら見ていたこと)を電器屋の息子(当時12歳)の経験談としてぺらぺら喋る。大船へ帰ってチョイト買い物をして帰宅。うわっ。それでも昼前。なんと長い一日!うわっ。早くも文化放送『ソコトコ』のスタッフブログにアップされてる。
http://www.joqr.co.jp/blog/soko2/archives/2011/07/post_2220.html

7月4日(月)つづき
ちょいと自宅で休んだあと夕方から再び都心虎ノ門へ。日本財団で笹川スポーツ財団主催のシンポジウム「日本のスポーツのこれからを考える」を聞く。スポーツ基本法ができたことでチョイト勉強。パネラーは参院議員の友近聡朗氏・元マラソンランナーの増田明美氏・それに去年12月に大阪でのラグビーのシンポジウムで御一緒した元早大ラガーマンで元監督でラグビー協会コーチングディレクターの中竹竜二氏。スポーツを語る人たちの語る内容は相当レベルが高くなった。けどその場に日本で最も人気のあるスポーツ(プロ野球や高校野球)の関係者や日本で最も古いスポーツ的文化(相撲)の関係者がいない。そのあたりがスポーツ基本法がまだまだ不十分である一因でもあるのかな?質疑応答のときにドイツで地域スポーツ活動をしていたオバサンが日本に帰国して同じ活動を始めようとしたら…まず地域のスポーツが存在しないことに驚き…そのうちソレが少年野球やママさんバレーや少年サッカーなど数え切れないほど数多く存在していることに驚き…そのうちソレらに横のつながりが全くないことに驚き…という話が面白かった。まさに日本のスポーツの現場は各スポーツ団体の「自分勝手さ」「仲の悪さ」「一体感のなさ」に翻弄されているのだ。日本のスポーツ関係者は(全てとは言いませんが)ケツの穴が小さい!けどイロイロ面白いシンポではありました。帰宅して晩飯掻き込んでから『新潮45』の大相撲記事(八百長を騒がなくなっていいの?という原稿)の校正。終わると午前1時。長い1日やったなあ…ZZZZZZZZZZZ。

DVD
『JFK』
『JFK』
『13デイズ』
『13デイズ』
『ニクソン』
『ニクソン』
BOOK
落合信彦『決定版二〇三九年の真実』(集英社文庫)
落合信彦『決定版二〇三九年の真実』(集英社文庫)
奥菜秀次『捏造の世界史 人はなぜ騙されるのか』(詳伝社黄金文庫)
奥菜秀次『捏造の世界史 人はなぜ騙されるのか』(詳伝社黄金文庫)

7月5日(火)
暑いなあ。まいったな。おまけに雑務雑務雑務の山。一日中仕事場にいるのに原稿書く仕事がでけんというのはどーゆーこっちゃこーゆーこっちゃ。古いギャグやなぁ。ダイマルラケット言うても誰にも通じひんやろな。暑ぅー。よしっ!暑さになんか負けてたまるか!と思て夕方速歩散歩に出かけたら汗だくで余計仕事にならず。とほほ。夕方風呂入ってビール飲みながら晩飯ドラマ劇場でNHK-BS『ケネディ家の人々』。王家の存在しないアメリカにあって王家的存在として没落のドラマがどう描かれるのか…出足は女好きの男と耐える女の古いアイリッシュ・カトリック・ファミリーのなかの兄弟の確執やアメリカ社会の選挙風景が興味深く描かれていてなかなか見応えがあった。女子サッカーのイングランド戦は明朝ビデオで見ることにしてZZZZZZZZZZZ。暑くて仕事にならん一日やった。節電は関係なし。エアコン嫌いですから。

7月6日(水)
う〜ん。日本女子はイングランドに勝ててたな。もう1回やったら次は勝てるな。勝てないようなチームならW杯優勝なんて無理やな。しかしW杯優勝がいつから日本女子サッカーの「悲願」になったのか?そういう言葉遣いを平気でするマスコミがいるけど、まだ「近づいた夢」のレベルでは?朝RKB毎日放送電話生出演。そーゆー話をしようと思っていたけどちょっとハンドルが横に切れてしまった。まあエエけど。午前中に七里ヶ浜海岸近くにある病院へ。主治医の先生にドイツの土産話。既にエライ昔話のよう。江ノ電に乗って夏の海を見る。そうか津波というのはコレダケ大量の水が移動することなんやな。そう考えるとサーファーたちは勇気があるというか何というか…昔は大仏あたりまで波が押し寄せたこともあったとか。自然との付き合い方に思いを馳せる…。「思い」という言葉はこーゆー使い方をするものであって「XXXX法案を通すことが総理の思いです」なんて使い方はサイテー…というか国の舵取りをしてる人間の口にする言葉やないやろ。そーゆーときに「考え」「方針」「指針」「願望」…etcの言葉を使えなくなって政治家が全員平安時代の女流文学者みたいな口の利き方になったら終わりやで。あ。復興担当大臣は…論外ですね。病院の帰りに床屋…じゃなかった理容室…じゃなかったヘアサロンへ。髪の毛カットしてもろてさっぱりして今日も仕事にならん一日。トホホ。夜ビール飲みながら『ケネディ一家』見てたら長女とBFやら長男やらが押しかけてきてワイワイ。そうか。もうすぐ可愛いガキくんの1歳の誕生日か。めでたいことはいいことです。こーゆー日常の積み重ねこそ大切です。冬の五輪は…平昌に決まってるし…寝よ。ZZZZZZZZZZZZZZ。

DVD
『トゥーランドット』
『トゥーランドット』
『トゥーランドット』
『トゥーランドット』

7月7日(木)
やっぱり2018年の冬季五輪は韓国の平昌に決定。サア2020年東京五輪招致はどうする?2大会連続東アジアを世界に認めさせる戦略はある?1960ローマの2度目開催よりも1964東京の2度目開催を先にすることを世界に納得させる理屈は?復興五輪?スポーツ基本法制定で国際スポーツ大会開催に対する国の金銭的支援や雰囲気の醸成が義務化されたとはいうもののカネは有効に使いたい(無駄遣いはしたくない)はず…。

7月7日(木)つづき
午後から上野の文化会館へ。二期会オペラ公演プッチーニ『トゥーランドット』。パンフレットに原稿を書いたので見に行く。最初の幕開けの音が鳴り響いた途端オオオーッと思たらオケが読売日本交響楽団やった。うむむむ。やっぱり上手いなあ。エエ音出してる。イタリア・オペラ界大御所指揮者ジェルメッティの音楽作りもサスガ。しっかし読響とかN響のようにメディアがスポンサーとして他のオケを圧倒してる日本の音楽状況というのは問題が多い。音楽ジャーナリズムが育たず全国ネットで地域文化を潰す。まるでプロ野球と同じ状況やな…なんてコトは関係なく音楽は素晴らしい。とはいえ平日2時開演の客席はほとんどが「関係者」。日本のオペラやクラシック音楽は「関係者」のためにある?まあ今日だけで判断するのはヤメトコ。緊急交代で舞台に立った韓国人テノールのルディ・パークがワーグナー歌いのようなヘルデンテノールで見事に「誰も寝てはならぬ」を歌いあげる。音楽は全て見事。演出は可もなく不可もなく。群衆(合唱)の動かし方が下手というか…日本人は動きを揃えてしまう(揃いすぎる)から不自然。兵士のロボットのような動きは最悪。と文句を思い浮かべながらも十分楽しむ。しっかしこーゆー活動がどーゆー日本の「文化活動」につながるのか…?芸大も二期会もN響も読響もそろそろそーゆーことを考える時期ではないか。帰宅して『ケネディ家の人々』を見ながら晩飯。なるほど。波瀾万丈の家族とは彼らのことか。

BOOK
岸見一郎『アドラーを読む 共同体感覚の諸相』(アルテ)
岸見一郎『アドラーを読む 共同体感覚の諸相』(アルテ)
船山信次『〈麻薬〉のすべて』(講談社現代文庫)
船山信次『〈麻薬〉のすべて』(講談社現代文庫)
『天災と日本人 寺田寅彦随筆選』(角川ソフィア文庫)
『天災と日本人 寺田寅彦随筆選』(角川ソフィア文庫)

7月8日(金)
原稿締め切り日とはいえ短いコラムで書くことも決まってるとタカをくくって朝から読書。最近少々関心を持って読んでいたアドラーに関する著書を繙く。岸見一郎『アドラーを読む』(アルテ)。フロイトのエピゴーネンか…くらいにしか思っていなかったけどこの実践論はなかなかオモロイ。船山信次『〈麻薬〉のすべて』(講談社現代新書)。これまた面白くて読み出したら止まらん。その前文に寺田寅彦の《ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしい》という文章が浅間山の噴火に遭遇したときの随筆『小爆発二件』から引用されてた。これは原発にも当てはまるな。それはともかく「麻薬」の「麻」(旧字は「痲」で「痲酔」や「痲痺」の「痲」)は「大麻」の「麻」(旧字は「」で植物のアサ)とは別の文字なんや。それに覚醒剤は日本生まれか…ふ〜ん…などと思いながら昼飯食ってまた本読んでサァ原稿書き。うんうんうんと呻吟。2018年の冬季五輪が韓国の平昌に決まって20年の東京五輪の可能性がほとんど消えて立候補見送り論まで出ていることのナンセンス(何のための五輪招致か?!スポーツ環境の整備=住環境の改善=社会的幸福の増進…ではなく単なるお祭りイベント誘致か…)ということを書こうとするが短い文字量でまとめるのは難しい。タカをくくったバチが当たった。しかしエイヤッと書きあげて…うわっ。もう晩飯の時間。シャーナイなぁ。『ケネディ家の人びと』見ながらメシ食おうとすると…またもや…うわっ。寿司や。そうか孫の誕生日か。まぁ祝ってやろ。一生餅背負わして赤ん坊にはメーワクやで(笑)。1歳児には重すぎるで。けどマァこれが人生か。ケネディ家もタイヘンやったしな。何処も同じ夏の夕暮れ…ナンノコッチャ(苦笑)。しかし『ケネディ家の人びと』からなんでエドワード・ケネディが削除されたんやろ?物語がややこしなりすぎるからかな。寝よ。

7月9日(土)
今日も朝から原稿書き。それがモノカキの仕事…とはいえカケへんときは精神的にキツイで…と心のなかでボヤキながら机に向かう。カケへん理由はわかってる。同じテーマでメディアによってカキワケが難しい。それだけ。そこがプロの手並みの見せどころと意気込むと空回り。トホホ…。あ。今日は聖響さんと神奈フィルの音楽堂コンサートやった…と気付いたのは夕方。聖響さんカンニン…と思いながら机の虫。トホホ…。寝よ。朝早よ起きて頭入れ替えてカコ。明日カコ。カコカコカケルカカキクケコ。なんのこっちゃ。ZZZZZZZZZZZZZ。

7月10日(日)
朝4時に起きてサア仕事…と思たら…あ。今朝は女子サッカーW杯のドイツ戦。前半途中から見てしまう。うわっ。がんばってる。エエ動きや。完全アウェーでもいけるでコレは…しっかし0対0で延長…延長後半…うわっ澤のパスに見事な丸山のシュート!すごいっ!日本勝った!コレは素晴らしい!ホントに素晴らしい!コレ以外にないという勝ち方。オレも仕事がんばらねば…と思うほど素晴らしい勝利でした!

7月10日(日)つづき
早朝日本vsドイツの女子サッカーに大興奮したあとウンウン呻吟して原稿書き。もっとサッサと書けるはずが気が付いたら夕方。結局散歩も行けずに机にへばりついたまま。若い時ならともかく今こ〜ゆ〜仕事の仕方は身体にコタエルで…と思いながら必死に原稿手直ししてフウウーッと息ついて完成した思たら午後8時。女子サッカー勝利の喜びはオレの仕事の進捗とは無縁やったなぁ…とほほ。しっかしドイツ相手にあの勝ち方以外に勝てへん唯一の勝ち方を見事にやってのけたなあ。ゴールの取り方・取った時間帯・ディフェンスの仕方・選手交代…全て見事でした。明日早いから早よ寝なあかん。日曜夜はちょっとつらいなぁZZZZZZZZZZZZZ。

OPERA
ヨハン・シュトラウス『こうもり』
ヨハン・シュトラウス『こうもり』
DVD
『喜歌劇《こうもり》全曲』
『喜歌劇《こうもり》全曲』
『こうもり序曲』
『こうもり序曲』
『こうもり』
『こうもり』
『こうもり』
『こうもり』
『こうもり』
『こうもり』

7月11日(月)
朝4時30分起き。トシヨリの早起きは辛くないけどちょっと早すぎるで…と思いながらパソコン開いて今朝の文化放送の台本ダウンロード&プリントアウト。5時過ぎの迎えのハイヤーの中で台本と資料チェック。6時半から本番。吉田照美サンの『ソコダイジナトコ』生出演。南スーダン独立について1964年の東京オリンピックでアフリカ諸国の独立が相次ぎカメルーンやコンゴがたった一人の選手入場行進をしたことと今日のアフリカの状況の違い&違わないところ(所詮は大国の植民地政策)を喋る。あ。スピルバーグが北京五輪の芸術顧問を降りたダルフール紛争も喋ったらよかった…生ラジオにまだ慣れてへんのかなあ。観客席ガラガラの名古屋場所についても喋る。八百長から信頼を取り戻す…なんて問題以上にアノ桟敷席の狭さチープさのほうが問題。文科大臣も椅子に座らず桟敷席に座ってみろ…数万〜十数万なんて入場料払う気にならへんで…という話。技量審査場所千秋楽の白鵬の魁皇に対する手抜き人情相撲なんて誰も問題にしませんよ…ねエ魁皇ファンの唐橋サン!しかし話題が通算成績だけというのはツライ。オモロイ相撲見せんかい!ねえ唐橋サン!8時過ぎのメール・コーナーにも顔を出す。政治家の「言葉」の無意味さについて「ただの言葉遊びに思える」と賛同のメールが来ていたのでどーせ言葉遊びをするなら…今日は7月11日でセブンイレブン。ではフランス語でコンビニエンスストアは何と言う?…答えはセボンイレボン…と10年以上前から使てるギャグを披露。照美サンにも唐橋サンにもバカウケ。リスナーにもツイッターでバカウケしたらしい。あ。古い内輪ネタも使えそうかな(汗)。あ。加山雄三さんが文化放送に来られたので以前『ちちんぷいぷい』で御一緒したことを挨拶して新幹線で大阪へ。

7月11日(月)つづき
新幹線でぐっすり寝たあと大阪毎日放送へ。楽屋でたむけんさんに今週木曜の桐蔭横浜大学での特別講座をヨロシクと念押し。2か月前の第1回の乙武さんに続いて「お笑いと焼肉の青春」というタイトルで特別講座…というよりトークショウをやってもらうのだ。桂ざこば師匠は今週末から始まる佐渡裕さん指揮のオペレッタ『こうもり』の稽古が佳境とか。「今日もこの本番終わったら練習でんねん」とかで佐渡さんとの掛け合いのギャグもあることを教えていただく。「あんたは佐渡やん。わたしのウィスキーの瓶は○○○○」本番のお楽しみ。歌もうたわれるらしい。今週土曜見に行きまっせえ…イヤ聴きに行きまっせえ。『ちちんぷいぷい』生出演。当然女子サッカーの話も入る&今年の夏も去年の西アナウンサーに続いて特別企画「60日間世界一周」をやるらしい。今年の旅人は河田アナウンサー。彼も成長するのか…。司会の角さんが「滅んだ文明と今の文明の文明の激突を世界で見てきてほしい」というようなことを言われたので「賢者は歴史に学び愚者は歴史に学ぶ」という言葉を河田さんに贈る。がんばってや。『ぷいぷいキッチン』で烏賊焼売食べて新幹線で帰宅…と思たら新大阪駅で男性に声をかけられ誰かと思たら西本聖さん。うわっ。懐かしい。久しぶりやなぁ。小生が『GORO』の記者で西本さんが巨人のエース。長嶋監督時代に一番よう話したかなぁ。今はロッテの二軍コーチとか。一緒に仕事をできる機会があれば…。新幹線で爆睡。帰鎌。帰宅。風呂。メシ。寝る。ZZZZZZZZZZZ。長い一日やった。ZZZZZZZZZZZZZZZ。

DVD
ワーグナー『オペラDVDスペシャルコレクション「ニーベルングの指環」』(世界文化社)
ワーグナー『オペラDVDスペシャルコレクション「ニーベルングの指環」』(世界文化社)

7月12日(火)
9月からの中日文化センター『オペラ講座』の企画(ワーグナー特集)を作ったり今月の桐蔭横浜大学特別講座の準備をしたり来月の立教大学集中講義の準備をしたり…いろいろ仕事があるのはありがたい。けどモウチョットまとまった○○になる仕事がでけんもんか…などと言うとバチが当たるな…と思いながらせっせせっせと野良仕事…やなくて机仕事。夕方から渋谷タワーレコードへ。バレンシア歌劇場の『ニーベルンクの指環』やバイロイトの『トリスタンとイゾルデ』など最近見ていなかった評判のオペラ(楽劇)のDVDを買い込む。ホンマは視聴盤を送ってもらえるはずやったのにエライ出費やで。トホホ(涙)。新橋汐留イタリア街へ。朋友のSクンHクンYクンと楽しく食事。こういう楽しい時間もなければ…と思いながらも話の話題は崩壊する日本中枢。ホンマ永田町も霞ヶ関も情けない。元気なのはスポーツ音楽…それも非主流の人々反主流の団体ばかり。日本は革命前夜?

7月13日(水)
朝RKB毎日放送生電話出演。女子サッカーについて喋る。女子は足技などすべきでない…というところからハンドボールが女子用フットボールとして生まれた…なんて意外と知られてないな。それはともかくガンバレなでしこ!のあとヒョイと昨日買ったバレンシア歌劇場のワーグナーの『ニーベルンクの指環』の映像を見たらウワッ凄い。凄すぎる!ダイジェストは見てたけどこんなに凄いとは思わなんだ。ラインの乙女たちが水に浸かって潜って出てきて歌うとてる。凄いことやるなあ。3D映像を使た舞台装置も凄い。ローゲ(火の神)はセグウェイに乗って動きまわるし…。オモロ過ぎる。イカンイカン。仕事をせねば。午後から体協関連指導者のための冊子に体育とスポーツに関するコラムを書く。ちょいと難航ウンウン呻吟。しかし力でねじ伏せる。歳をとると原稿書くのに時間がかかる。知識の堆積や文章術の進歩以上に自分の文章に対する批判力が増すからかなぁ…なんてことはドーデモエエから今夜は早く寝なければ。明朝なでしこジャパンはやっぱり見ないと…というより見たいですからね…歴史的瞬間を!

7月14日(木)
うわっ!なでしこ勝った!凄い!凄すぎる!スウェーデンに圧倒的勝利!3対1!ミスで先制点取られても負ける気がしなかった。やっぱりドイツに勝ったのが大きかったなぁ。開催国有利のスケジュールにも乗っかれたし…しっかし日本女子はよく走った。完璧なディフェンス。一度も崩されず。この調子で決勝でもアメリカを倒してほしい…とはいえ日本がワールドカップの決勝に進んだんやでぇ。凄すぎる!選手全員素晴らしいけど何気なく相手の大きな選手を軽くあしらってかわす鮫島のスピーディでスマートで女性的な動きはエエなあ。

7月14日(木)つづき
対スウェーデン戦勝利の興奮に酔ったあと少々仮眠をとって客員教授をしている桐蔭横浜大学へ。小生プロデュースのスポーツ特別講座。ゲストはたむけんさん。『お笑いと焼肉屋の青春』と題して裸獅子舞の誕生から焼肉店開店の裏話までめっちゃめちゃオモシロイマジメな話を聞く。さすがはたむけん!ネライ通り予想通りの芸人魂と真面目な性格で約100人の学生の心を鷲掴みにしてくれる。1時間半の講座のあとの一部の学生が参加した打ちあげにも出てくれて学生の相談に乗ってくれる。たむけん!心からサンキューです!学生も大喜びしてくれて素晴らしい授業になりました!あ。書き忘れてたことやけど昨日サッカー協会の川淵三郎名誉会長からある用事で電話があって「なでしこジャパン」なんかの話をしたあと突然「『大相撲八百長批判を嗤う』の本が最高に面白かった」と言うてくれはった。「これは読んでも面白い真っ当な素晴らしい相撲の本ですよ。売れてるでしょ?」と言われたので「いやぁ『八百長反対』と単純に主張する方がわかりやすいのかベストセラーとはいかんのでよ」と言うと「そうか。そりゃイカン。多くの人に読んでもらわないと。宣伝しとくよ」「ありがとうございまっす。お願いしまっす!!」てな会話がありました。

7月15日(金)
朝から「なでしこジャパン」のことでメディア関係者から電話。某雑誌編集長といろいろ取りあげ方を話し合ってそれがベスト!それで行こう!と決める。まだ内緒やけど乞御期待。今から日本体育協会JOC(日本オリンピック委員会)創立百周年記念行事でジャック・ロゲIOC会長の講演を聞きに行ってきます。どないな話になるか…2020年東京五輪招致については触れられるのか…楽しみです。

7月15日(金)つづき
グランドプリンスホテル新高輪飛天の間へロゲIOC会長の講演を聞きに行く。体協・JOC創立百周年記念シンポジウム東京会場「21世紀のスポーツとグローバル課題への挑戦」と題した催しの一環でロゲ会長の講演テーマは「オリンピックバリュー」で「ドーピング」「暴力(フーリガン)」「人種差別」「倫理」「(人間の)尊厳」「(スポーツマンの)(selfishness)」「不公平(経済的不平等とメダル数/性的差別と参加者の割合)」「ユース五輪と若者教育」「スポーツと健康とHIV」等々の問題について滔々と語る。正直言って目新しいスポーツ思想や提言などはなくスポーツ・マフィアの親玉が美辞麗句を並べてるだけ…とも思ったが聞き進むウチにスポーツの抱える問題についてこれほど整理してきちんと語れるからこそ莫大なカネがオリンピック(スポーツ)に集まるに違いないと思うようになった。ここまでスポーツを語れる人が日本にいるか?もちろん学者にはいるだろう(オレも語れる!)が五輪招致希望の知事や体協元会長の政治家などはどうか?日本のスポーツ界も第二次大戦の日本軍や昨今の政界と被災地の関係と同様トップは阿呆で一兵卒は優秀…ということか。必要なのは優秀なトップ…それがどうすれば出てくるか…と思いながらNHKへ。関東甲信越地方番組審議会出席。『ケネディ家の人々』や『父は日本兵を殺した』やアジア映画や『ピタゴラスイッチ』(なでしこジャパンがドイツに勝った直後アルゴリズム行進に澤をはじめなでしこ選手が出ていたのは最高!)についていろいろ面白く話したあと『ナデシコパ』となでしこジャパンとコパアメリカを同時に語るのは最悪なんて話もして東京駅へ。新幹線で名古屋入り。栄中日文化センターの方と『貴寿司』で美味しいにぎり寿司をいただいたあと名古屋泊。ちょっと飲み過ぎたかな…ZZZZZZZZZZ。

BOOK
井口悦男・生田誠『東京今昔旅の案内帖』(学研ビジュアル新書)
井口悦男・生田誠『東京今昔旅の案内帖』(学研ビジュアル新書)

7月16日(土)
朝8時中日ビル前集合の団体バスに乗ってイザ兵庫県芸術文化センター(PAC)を目指す!佐渡裕さんプロデュース&指揮によるヨハン・シュトラウスのオペレッタ『こうもり』鑑賞ツアー。引率というわけではないが車中2度にわたってウィンナ・ワルツの話や『こうもり』の見所聴き所などについて話す。もちろんちょっとしたココだけの内緒話も(笑)。しっかし第二名神は鈴鹿の深い山をぶち抜き深い谷を跨ぐ凄い道路やなぁ…と思ううちにPACに到着。少し時間があったので楽屋へ行くと塩田美奈子さんにバッタリ。久しぶりぃ。あとPACの方といろいろ打ち合わせして団体鑑賞の方々約40名がレストラン『イグレック』で美味しいスペシャル・ランチを食べてるとサプライズ企画(というほどでもないけど)佐渡裕さん登場。今回の公演について話していただいたあと一人一人の参加者にサイン入りパンフレットを手渡し。なかにはチャッカリ他のグッズにサインをもらった人もいて大いに盛りあがったあとイザ観劇。これがメッチャメチャ面白い舞台で黒田博さん(アイゼンシュタイン)や森摩季さん(アデーレ)が大活躍。もちろんロザリンデ役の塩田さんも。さらに大カウンターテナー歌手のヨッヘン・コワルスキーが美声を披露したうえ関西弁ギャグも。そのうえ桂ざこば師匠の軽妙な客イジリと佐渡さんと掛け合いの時事ネタギャグでお客さん大喜び。笑って拍手して大満足のうえにアンコールは25分近くウィンナワルツやラデツキー行進曲や剣幸さんの宝塚風ミュージカルソングまで大サービスで観客総立ち。こんな舞台ははっきり言って東京では見られません。しかもこの舞台を8回公演!全席売り切れ!凄いものです。我がツアーの皆さんはロビーに集合のあと再び客席に入りプロデューサーの小栗哲家さんから舞台作りの苦労話をいろいろ聞かせていただく。質疑応答もあって大満足。で帰りのバスに向かっていると桂ざこば師匠が呼んでるとかで舞台裏に駆けつけるとツアーの皆さんに挨拶してくださるつもりだったとか。うわああ。残念。すいません。帰りの時間が近づいて…と謝ったあとツアーの皆さんをお見送りして小生は宵山で賑わう夜の京都へ。『酒肆G』で酒飲んで近くの日本料理割烹(あ〜名前忘れた。鮎と煮麺が美味しかった)でメシ食って上賀茂泊。

7月17日(日)
朝六道珍皇寺へ墓参り。和尚さんがいたので挨拶。盆の御経をお願いして帰鎌。明朝のことを考えてモーレツに早く寝る。ZZZZZ。

7月18日(月)
朝(?)2時半に迎えのタクシーに乗って文化放送へ(真夜中やがな)。女子サッカーW杯が途中で見れなくなったらアカンので3時20分にJOQRに着いてTV観戦。イベントがあったあとの決勝戦に日本チームが出る…それだけで感激!しかも勝ったぁ!素晴らしい勝利!リードされたときは…とくに延長で2−1とされたときはもうアカン…これでエエ…ようやった…と思てしもた。代表選手の皆さんスンマセン。素晴らしいゲーム。最高の試合でした!!PK戦の1本目をキーパーよく止めた!!いや全員の勝利!澤得点王凄い!!まだ信じられんほど凄い!!文化放送『吉田照美のソコダイジナトコ』生出演!!こんなとこまでエクスクラメーションマークはいらんがな。しかし素晴らしい。嬉し泣きする以外にないでぇ…と思たら涙を見せないなでしこイレヴンはエライ!!おまけに次はオリンピック予選やと!?あんたらどこまでエライねん…ただただ日本の女性の強さと素晴らしさに脱帽!これを政治家が利用したら本気で怒るぞ!しっかしお見事でした!

7月18日(月)つづき
文化放送から帰宅して少々仮眠。なでしこジャパンや女子サッカーや女性のスポーツに関するメディアからの問い合わせが相次ぐ。恵まれない待遇や環境…は事実だけどNPB(プロ野球)や高野連が女子野球を無視し続けていることや女子マラソンなんて大会の存在することをメディアが指摘しないことのほうが問題。あ。どれもマスコミ主催やな。それでいて女子サッカーを盛りあげるには…なんて言うのはオカシイデ。Jリーグ各チームも早く女子チームを作って「なでしこ」をJに吸収しないと…一時的大騒ぎを繰り返すだけの女子ソフトボールの二の舞になってしまう。先週来日して講演したジャック・ロゲ会長もスポーツを行う機会に男女差があってはならない…と強調してた。まずは『もしドラ』(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)なんて本の存在することの「不当性」(男がプレイヤーで女子がマネジャーという発想と現実)に気付くべきかな。うわっ。雑用だけで一日が過ぎる。

DVD
ヴェルディ『ドン・カルロス』
ヴェルディ『ドン・カルロス』
ヴェルディ『リゴレット』
ヴェルディ『リゴレット』
ヴェルディ『リゴレット』
ヴェルディ『リゴレット』
ヴェルディ『リゴレット』
ヴェルディ『リゴレット』
ヴェルディ『リゴレット』
ヴェルディ『リゴレット』

7月19日(火)
なでしこジャパンの帰国報道に注目しながら通信社の短い原稿を1本仕上げる。これから彼女たちは大忙しやろなあ…なんて思いながら小生も某出版社と一枚噛んでるから…撫子の皆さんよろしくお願いします…なんてことを思いながら撫子の帰国報道も見終えて仕事の整理をしていると何やら虫の知らせか…心がざわめいたので大相撲中継を見ると魁皇が琴欧洲相手に逃げ回って敗れる。あ。虫の知らせとはこのことか。新聞社や通信社から相次いで電話が入って魁皇引退の知らせ。名大関…との声が高いけど名大関と言えば貴ノ花(父親のほう)にしろ古くは琴ヶ浜にしろソップ型の技巧派力士。魁皇は横綱の価値があったのに馬鹿な相撲協会幹部のスポーツ的データ主義(二場所連続優勝等のルール)によって横綱になれなかった。もちろん魁皇が横綱になっていれば数多くの通算記録は残せなかったけど実力品格ともに横綱の価値があった力士を横綱にしなかったために悪ガキ朝青龍の独り横綱時代が長く続き角界の堕落を招いてしまった。そーゆー反省をしないと角界再興はないで…そのためにはまず誰もが拙著『「大相撲八百長批判」を嗤う』を読んで下さい…と言おうとして先週末からの新聞が郵便物の整理をしてたらナント一昨日の朝日新聞書評欄に本書が載っているではないか!嬉しいこって売れてほしいこってす!あ。NHKの雑誌『ステラ』にも出てる。もっと露出して欲しいなぁ…と思いながら晩飯オペラ劇場はファビオ・ルイージ指揮ドレスデン歌劇場の『リゴレット』。うわっ。レーンホフの演出がエエなぁ。それに同じくヴェルディの『ドン・カルロ』。これはコンヴィチュニーの過激演出が凄い!大ブーイングもわかる…と思てたらニコニコ動画でなでしこジャパンについてライヴで喋ることを忘れるとこやった。イカンイカン。日本の女子スポーツに関する理解のなさ(昨日本欄に書いたようなこと)について生電話で喋る。

7月20日(水)
朝RKB毎日放送『中西一清のスタミナラジオ』生電話出演。なでしこ世界一と魁皇引退について。なでしこ…は世の中の「評価」がかなり違ったベクトルを指してるなぁ。日本の女子スポーツが劣悪な環境でも頑張ってるのは事実。けどそれを是正するには「女子スポーツ支援!」ではなく「男女スポーツ同一組織化」さらに「男女身障者スポーツ同一組織化」のはず。早い話が東京読売巨人軍もスポーツ(野球)組織だというなら女子野球チームや身障者野球チームを所有し育まないといけないということ。実際イギリスではそれが法制化されている。まぁ巨人がスポーツ組織でない(見世物興行組織である)というなら話は別ですけどね…てな原稿を通信社のために書く。ただし「巨人」の部分は少々オブラートに包んで…。オレも歳取って丸なったかな(笑)。かなり迷って原稿完成しないまま夜RKB毎日放送のテレビ番組『探検!九州』生電話出演。魁皇引退について喋る。彼は名大関ではなかった。横綱になるべき品格と強さを持ち合わせていた名力士だった…という話をするが電話から響くスタジオの声がほとんど聞き取れず焦る。終わってディレクター氏は問題なかったと言ってくれたのでホッとしたけどホンマ冷や汗出たでぇ。そう言えば今日の朝に「福岡に来ていただいてスタジオ出演を…」と言われたときは迷ったなぁ…。けど原稿の締切もあったし仕事も立て込んでるし…とはいえ歳取ってフットワークが悪なったかなぁ。久しぶりの博多…行ったらよかったなぁ…トホホ。

7月21日(木)
朝早よ眼が覚めるなぁ。シャーナイなぁ…と思いながら共同通信の少々長い原稿完成。続けて今週末の中日栄文化センターでのオペラ講座のレジュメを書く。さんざん迷った末予定を変更して『仮面舞踏会』をやめて一昨日見たDVDドレスデン歌劇場の『リゴレット』を取りあげることに決定。なんちゅーてもルチッチのリゴレットにフローレスのマントヴァ伯爵にダムラウのジルダという黄金キャストのうえにファビオ・ルイジの指揮もレーンホフの演出もオモロイから日本語字幕がなくてもイイやろ…とその分レジュメをわかりやすく…と書き出したら『みのもんたの朝ズバッ!』のスタッフが取材に来たので(うわっ。忘れてた)ソレに付き合って机に戻ってあっという間に晩飯。ちょいと豪華な食卓。ああ次女の誕生日か。ホナまあ小遣いでも(笑)。映画かオペラか…と悩んだ末NHKのメッチャおもろい番組『大科学実験』の特番を録画してたのを思いだしソレを見る。予想通りメッチャおもろい。音の速さを測る実験も時速百キロの自動車によるテーブルクロス引きも何遍見てもオモロイ。NHK教育テレビは『日本語で遊ぼう』も『おかあさんといっしょ』ももちろん『ピタゴラスイッチ』も絶好調やなあ。

7月22日(金)
『朝ズバッ!』見忘れる。女房に言わせると女性のスポーツについての俺の意見は何も使われてなかったので見る必要なかったとか。とほほ。喋り方がアカンのか。VTR取材の限界か。午前中に明日のオペラ講座用のレジュメを仕上げてサテいよいよ『マーラーの交響曲』の執筆復活!と思たら昨日書いた共同通信用の原稿が行数不足とか。うわっ。何ぃ。ぎょぇ。50行近く足らん。締切は来週やったからマーラーを先に…と思たけどやっぱり気色悪いので共同を書き直し。テーマは瞿麦と女性のスポーツ。瞿麦は撫子と同じで「なでしこ」と読みます。誰もこんな漢字使わんで…と思いながらもちろん俺も使わず…うんうん言いながら原稿完成。仕事がなかなか前へ進まんなぁ…。晩飯オールスター戦劇場は…うわっ。セの1イニング4ホーマー。しかしナニィ!!某新聞社から電話でプロ野球選手会が次回WBCボイコットの動きとか。日本企業がかなりカネを出してるのに米大リーグの利益独占はオカシイと阪神新井選手会長が記者会見で表明したとか。エエセンついてるなあ。これ。オールスター戦以上に注目やな…。しっかしプロ野球も早よ「興行組織」から「スポーツ組織」に変わらんとアカンなあ。アマ野球(や大学高校野球)も『もしドラ』(もし高校野球の女子マネジャーがドラッカーを…)なんて「女性差別的構造」を無批判的に前提とした本が売れるようでは日本の女性スポーツもまだまだ…なんて意見はTVではまだまだ放送してくれないようで…。

BOOK
永竹由幸『ヴェルディのオペラ 全作品の魅力を探る』(音楽之友社)
永竹由幸『ヴェルディのオペラ 全作品の魅力を探る』(音楽之友社)
木之下晃・永竹由幸『ヴェルディへの旅 写真とエッセイでたどる巨匠の生涯』(実業之日本社)
木之下晃・永竹由幸『ヴェルディへの旅 写真とエッセイでたどる巨匠の生涯』(実業之日本社)
加藤浩子・若月伸一『黄金の翼=ジュゼッペ・ヴェルディ』(東京書籍)
加藤浩子・若月伸一『黄金の翼=ジュゼッペ・ヴェルディ』(東京書籍)
ウォルター・ブロック『不道徳な経済学』(講談社+α文庫)
ウォルター・ブロック『不道徳な経済学』(講談社+α文庫)
マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』(早川書房)
マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』(早川書房)
DVD
ヴェルディ『リゴレット』
ヴェルディ『リゴレット』

7月23日(土)
なでしこフィーバーはひょっとして面白い方向に進むかも…というのはスポーツ基本法の精神に則ってあらゆるスポーツクラブは男女身障者すべての活動を行わなければならない…となるとJリーグのチームがなでしこリーグの運営にも動かなければならなくなるはずだし読売巨人も朝日高野連も女子野球や身障者野球活動を支援しなければならなくなる。そういう状態を目指す…と宣言したのは先週来日していたジャック・ロゲIOC会長。そのことにまったく気付いてないのが日本のマスメディア…ということになる…かな。朝近所では祭り。子供御輿が家の前を練り歩く。孫も楽しんでるというのでビデオカメラを手に飛び出すが間に合わず(>_<)新幹線で名古屋へ。中日栄文化センターのオペラ講座。テーマはヴェルディ『リゴレット』。ルチッチ・ダムラウ・フローレスのドレスデン歌劇場版を楽しんだあと先週の『こうもり』ツアーをネタに軽く打ちあげ。エエ酒いやビールだったけど往復の新幹線で読み始めたウォルター・ブロック『不道徳な経済学』(講談社+α文庫)で頭のなかがいっぱいになる。サンデルの『これからの「正義」の話をしよう』を読んでリバタリアニズムの意味がイマイチわからん(市場原理主義とも新自由主義とはどうも違う)と思たので読み始めたけどこんな「思想」が1970年代に早くも出ていたとは驚愕。なるほどアナルコ・キャピタリズム(無政府資本主義)は相当過激に道徳すら超越するけど納得。この考えでスポーツを考えなおしてみよかな…。

7月23日(土)つづき
夜大船まで帰ってきてタクシーに乗る。そこで…何度も本欄に書こう書こうと思って書き忘れていたことを思い出したので今日ここに書く!大船駅観音側出入口前の陸橋工事が進みタクシーやバスの乗り場が造り直されたが…鎌倉市役所の公務員の連中はどこまで阿呆か!馬鹿か!大馬鹿者か!こんな間抜けな道路の設計をしたのは誰だ!?何日か前からタクシーに乗る度にその馬鹿さ加減をタクシーの運転手さんとぼやいてる!そのことを少々説明する。大船駅の改札を出て観音口の階段を下りて目の前のタクシー乗り場に辿り着くにはバス道路を横切らなければならない。しかし横断歩道はタクシーを待つ人々の作る行列の最前方にしかない。そこでまずタクシーを待つ人々の行列の最前方を目指してバス道路の横の歩道を歩き横断歩道を渡らなければならない。そしてそこからUターンするようにしてタクシーを待つ人々の行列の横を歩いて駅の階段のほうへと続く行列の最後尾まで戻らなければならない。もちろん行列が短いときは問題はない。しかし行列が長いときは大問題。駅の階段を下りてきた人が横断歩道を無視してひょいとバス道路を横切ればタクシー待ちの行列の最後方に並ぶことができる。つまり横断歩道を歩くというルールを守って遠回りした人が横断歩道無視のルール違反をして近道をした人に行列最後尾に並ぶ速さで圧倒的に負けるのだ。これは雨降りの夜などに行列が長くなるときは大問題になること必定で大いに危険!しかも正直者が馬鹿を見る!そのうえ誰もが横断歩道を無視して近道をしたくなる(そのように道路が造られている!!)。しかもバス通りとタクシー通りのさらに内側に造られた自家用車通りが御丁寧にも停車可能な広さ(二車線分)。ココは駐停車禁止地帯にもかかわらず迎えの自家用車に停まって下さいと言わんばかりのバカな設計!!これまでも大船観音口駅前は迎えの違法停車の自家用車が無法状態でタクシーやバスが大迷惑していた。なのに新道路は違法停車の無法状態を促すような設計なのだ(罰金を徴収する目的でそんな設計にしたのか!?いっそのこと自家用送迎停車料金を1回千円くらい徴収したらどうか!!)。おまけに自家用車で送迎する運転手のモラルは最低!「ココは駐停車禁止」と注意したタクシー運転手に向かって「あんたたちも停まってるじゃない!」と言い返す馬鹿主婦まで見たことがある。公共交通機関のタクシーと私的使用の自家用車を一緒にするな!それにしても鎌倉市役所の公務員は大馬鹿者である。ど阿呆である!こんなに歩きにくく危険で正直者が馬鹿を見る阿呆な道路を税金を使って造ってしまったのだ!にもかかわらず責任は誰もとらない(だろう)。交通事故による怪我人が出た時はどうするのか?横断歩道を渡らずショートカットした人が悪いと開き直るのか!?仄聞するところによると鎌倉市役所職員には鎌倉市民が少ないという。鎌倉という名前に憧れて就職活動をするという。それは勝手だが…だからといって自分の使わない駅前ロータリー(大船駅は公務員の勤務先である鎌倉市役所とは無縁)はどーでもいいとでも考えたのか!?この馬鹿な道路の設計者あるいは担当公務員は(交通事故に遭う人が出る前に!)設計ミスを認めて自費で造り直せ!馬鹿者!

DVD
ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』(バイロイト2009)
ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』(バイロイト2009)
ワーグナー『ローエングリン』
ワーグナー『ローエングリン』
BOOK
カート・ヴォネガット・ジュニア『モンキー・ハウスへようこそ』(ハヤカワ文庫)
カート・ヴォネガット・ジュニア『モンキー・ハウスへようこそ』(ハヤカワ文庫)
カート・ヴォネガット・ジュニア『スローターハウス5』(ハヤカワ文庫)
カート・ヴォネガット・ジュニア『スローターハウス5』(ハヤカワ文庫)
カート・ヴォネガット・ジュニア『猫のゆりかご』(ハヤカワ文庫)
カート・ヴォネガット・ジュニア『猫のゆりかご』(ハヤカワ文庫)

7月24日(日)
なんかバタバタした日々が続いたので今日はゆっくりという気分で『不道徳な経済学』読み進む。予想通りカート・ヴォネガットも出てきた。『モンキー・ハウスへようこそ』に描かれた「平等論」は俺もゲラゲラ笑いながら読んだけどなるほどそーゆー態度はリバタリアンである証拠か。ギャンブル自由化も同じ。ならば俺はやっぱりリバタリアンか?世の中は女子サッカー「なでしこ」たちの待遇や環境が悪いと非難してる。しかし「なでしこ」は世界一になっているのだ。ならば待遇改善はその御褒美?…という疑問は皮肉ではなく一考する価値がある。何のための待遇改善?そういえば最近は大相撲の「八百長問題」も騒がれなくなった。今年からプロ野球は「世界基準」に合わせるため統一球(飛ばないボール)を導入した。WBC2連覇の世界一の団体がなぜ?プロ野球の統一球はコミッショナーの自己顕示欲の結果。八百長問題は単なるマスコミ(TVワイドショウ)のヒマネタ。そして「なでしこ」の待遇改善も…?せめて日本社会におけるスポーツのあり方として考えてほしいなあ…。晩飯オペラ劇場はワーグナー『トリスタンとイゾルデ』バイロイト2009年現代演出。うわっ。凄い。演奏は凄い。歌手も凄いけど演出は…?『ローエングリン』現代演出版(ケント・ナガノ指揮)もちょこっと見てみるけど結婚行進曲のシーンで作曲家のローエングリンがピアノに座ってるだけ…とは…。驚いてばっかりいるのは自分が歳とって「保守的」なってきたから?いや「宗教と無縁の原理主義」こそ「革命的」やと気付いたから?やっぱり俺はリバタリアンか?ゆっくりした一日こそ「革命的」やもんな。国家(政府)にも経済にも縛られず…これがアナルコキャピタリズム?

7月25日(月)
深夜3時半頃地震で目が覚める。福島は大丈夫?とすぐに思ってしまう。そのまま起きてコパアメリカ決勝見る。ウルグアイ東方共和国vsパラグアイ共和国。試合以上に国名が気になり『国際情報大事典』なんて分厚い本を引っ張り出して調べる。どちらもスペイン侵略前の先住民の言葉のグァラニー語でウルグアイは「鳥の飛来する川」パラグアイは「色とりどりの王冠をかぶった川」のことらしい。なんのこっちゃ。試合は組織プレー+個人プレー(やっぱりスアレス)に秀でたウルグアイが前半で2−0。そこで迎えのハイヤーに乗って文化放送へ。『吉田照美のソコダイジナトコ』生出演。中国版新幹線のことやナデシコジャパンと女性のスポーツのことや琴奨菊大関昇進ならず…などについて話す。福島第1原発の汚染水浄化装置のことを考えると中国版新幹線の醜態をあまり笑えませんよね…。歳取ると早朝番組は苦じゃないですね…とCM中に照美サンに言うと「そのとおり。予想通り。若いときはこの仕事断ったでしょう」と図星の答え。とはいえ今日は他に用事なく帰宅。流石に眠い。午前中寝直して午後から雑務処理。夜は久しぶりに『213』へ。元小学館GOROの編集者で今は編プロの社長をしてるK氏&女性社員と歓談&酒&メシ。楽しい一時。最近こーゆー時間が減ったのはイカンな。

DVD
『ヤギと男と男と壁と』
『ヤギと男と男と壁と』
BOOK
ジョン・ロンスン『実録・アメリカ超能力部隊』(文春文庫)
ジョン・ロンスン『実録・アメリカ超能力部隊』(文春文庫)

7月26日(火)
3日前の本欄に書いた大船観音口駅前ロータリーのバカさ加減と危険さ加減について書いたことが大反響…とまではいかないけどジワジワッと話題を呼んでるらしい。しかし公務員という職業を選んでしまった人は他人のカネ(税金)の無駄遣いだけでなく物事を真っ当に考えることができなくなる欠陥を帯びてしまうらしい。もともとはみんなエエ人やったはずやのに…。昼間は延々マーラーの資料読み。いつマーラーの仕事に戻れるか?とほほほ。晩飯水泳劇場は世界水泳のダイジェスト。なるほどシンクロのイシェンコは凄い。これはデデューにロボットと批判されたおかげ?そうか。北島はあかんかったか。来年のロンドンに目標ができたな。入江は予定通り200に期待…とはいえもうすぐ世界陸上でこれだけスポーツが目白押し。なのに我が国にスポーツは存在せず。あるのは体育と興行のみ。しかも巨大メディア(世界的には小さなメディア)がその小さなマーケットを独占する。この構図はいつになったら変わるのか?ねえ朝日サン!読売サン!時間があったので食後映画劇場は『ヤギと男と男と壁と』。なんちゅうタイトルの映画かと思うけどユアン・マクレガーにジョージ・クルーニーという豪華キャストによるアメリカ軍のオカルト部隊のイラク戦争での活動(活躍?)をネタにした喜劇。原作はジョン・ロンスンというコラムニストの書いたノン・フィクションの『実録・アメリカ超能力部隊』(文春文庫)。こんな部隊がホンマにあったんかいなと思いながらもかなり深いブラックジョークを馬鹿馬鹿しく笑える。いや笑えない。考えさせられる。いや笑える。どっちやねん!?こんな見事な映画も作れるアメリカを嗤うことはできませんな。

7月27日(水)
朝RKB毎日放送『中西一清のスタミナラジオ』電話出演。高校野球のある地方予選で投手が1イニングのうちに左翼−投手−左翼…と守備位置を変えるルール違反に審判が気付かず相手チーム監督の抗議で初めて気付いたという話。そりゃ野球のルールブックは新書1冊分くらいありますからね。キャッチャーのマスクにボールが挟まった場合はインプレイ(プレイ続行)だけど審判のマスクの場合は…なんてことまで書いてある(さてどうなるでしょう?)。それにランナーとボールを持った守備の選手のベースタッチが「同時」の場合はアウト?セーフ?昔は(スポーツライターになってすぐの頃は)こんなことばっかり考えてルールブックを読んでたなあ。これ意外と難しくて日本語表現の勉強にもなるので興味ある人は野球のルールブックを読んでみて下さい。その点サッカーのルールブックは単純で面白くありません。ラグビーのルールも面白いけど「プレイの例」が多くてつまらない。具体例でなく一般例として表現する妙味が面白いはず…なんてスポーツの見方してる人はおらんやろなあ(笑)。なんて考えてたら一日が終わる。雑務ばっかりの一日(>_<)。

DVD
『セルピコ』
『セルピコ』

7月28日(木)
コラム1本書くのに時間がかかりすぎ。書き直しすぎ。暑いからか。気温が高いと脳のシナプスが寝よるんか。ちょっとマイッタ。そう言や昨日読了した『不道徳な経済学』にオモロイことがギョーサン書いてあったなあ。《どれほど馬鹿な会社であっても国家の支援があれば経営の失敗をごまかすことができる》東電のこと?《麻薬・ギャンブル・売春・闇金融…一定の需要が存在するにもかかわらず国家が法で禁止した商品はマトモな会社が手を出せないのだから非合法組織が一手に扱うしかない》禁酒法がマフィアを育て賭博禁止法がヤクザを育てるわけですね。《セルピコ(シドニー・ルメット監督アル・パチーノ主演の映画に登場する正義感溢れる警察官)がナチ強制収容所の看守であったなら命令に従って囚人を拷問することが彼に与えられた義務だと考えるだろう》これはどーかなぁ。そーでもないと思いますけどね。このあたりから「これからの正義」を表現するハリウッド映画が生まれる?《最低賃金法が失業を創り出しているのは事実である》そーゆーことか…。ならばあらゆるスポーツ団体に女子と身障者部門を設けることの義務化を法制化することの是非は…?ゆっくり考えよ…。プロ野球や高校野球を牛耳ってマーケットを狭めて独占してるマスコミの非を改めれば女子と身障者のスポーツは競技人口の拡大や社会のインフラ整備や幸福の増大としてスポーツの発展に返ってくる投資と思えるけど…なんてことを考えてるとアッという間に晩飯世界水泳。うわっ。北島準決200平泳の技術は凄い!入江の200背泳準決も見事。しかし一番美しかったのはやはり寺川綾の女子50背泳銀メダルやね。なにぃ!伊良部が自殺!?

7月29日(金)
仕事整理がなかなかつかんなぁ…と思いながら校正をしたり来週から始まる立教大学集中講義の準備をしたり…と書いていたらローマ字入力から「立教」という文字に漢字変換するときにまず「陸橋」という文字が出た。そこから頭の中には「歩道橋」という言葉が浮かぶ。続けて「ローマ・オリンピック」→「東京オリンピック」→「日本の都市計画の馬鹿さ加減」→「大船駅前の現状」→「大相撲特別調査委員長伊藤某の馬鹿さ加減」…という言葉の連想が2秒間くらいのうちに頭の中を駈け巡った。なんのこっちゃねん…と思う人が多いだろうが一人の人間の脳(頭の中)の動きってこういうもんやろう。ローマ五輪を視察した東京五輪の実行委員が大量の観衆を道路を越えて移動させる「仮設歩道橋」を見て「素晴らしい」と思いソレが仮設とは気付かず東京に持ち込み日本全国に広がる。ローマ五輪のあと歩道橋はローマの街から消えるが東京都日本は歩道橋だらけとなる。日本の都市計画は阿呆やで…現在の大船観音口駅前の横断歩道一つとっても阿呆丸出しやで…そういや記者会見などで何かにつけて阿呆丸出しやった大相撲の特調委の委員長は都市計画が専門…とマアこうなります。う〜ん。あんまり斬新でもなければ発見も驚きもない頭の中やなぁ…。勉強しなおそ…と思いながら新幹線で新大阪へ。車中『ふしぎなキリスト教』講談社現代新書を読み出す。ユダヤ教の説明がおもしろい。ヴェルディの『ナブッコ』やR・シュトラウスの『サロメ』の背景がようわかる。大阪泊。あ。北島銀メダルか…。ロンドンが楽しみやなぁ。

7月30日(土)
新潟福島の豪雨は凄いなぁ。福島東部の雨情報が少ないのはなぜ?日本の原発情報を振り返れば中国の高速鉄道を嗤えへんでぇ。しかしここまで反原発減原発の声が高まり阿呆首相まで声高にそれを言い出すと天邪鬼としては原発賛成とも言いたくなる。女川原発は地震にも津波にもビクともせんかったしね。しっかし放射性廃棄物の処理問題が決定的に未解決先送りのままではやっぱりアカンな。そーいえば呆れ返るほかない阿呆首相が総理大臣の椅子にしがみついてるのはカネがないから少しでも退職金を増やしたいから…と言うてた人がいたけどホンマに思えるところが情けない…などと朝のテレビを見ながら大阪のホテルでシャワー浴びてタクシーでUSJにある毎日放送スタジオへ。久しぶりに『せやねん』生出演。あ。USJというのは「太秦・撮影・所」ではなく「ユニヴァーサル・スタジオ・ジャパン」ですので御注意…って言わんでもわかるっちゅうに…。大阪の空気に触れるとこーゆー表現をしてしまうのはなんでやろ…。

7月30日(土)つづき
毎日放送『せやねん』生出演で「タイガースとメロンパンの大好きな…」と紹介される。間違いではないけどメロンパンは最近も美味いけどタイガースはちょっとオモロナイなぁ。昔は負けてもおもろいチームやったのに最近は勝たなおもろないチームになってしもた。ケッタイナ選手が少のなったんやな。マジメな選手が増えて…てな話と女子ボクサーの期待の星とオリンピックの競技種目の話etc…で昼飯まで番組内で食べさしてもろて(大人も食べれるお子様ランチ=美味かった!!)満足。帰りの新幹線で『ふしぎなキリスト教』読み進む。うん。ユダヤ教のところは面白かった。帰宅して校正その他事務処理して夜は『213』へ。朋友Sとワイワイ飲み食い楽しい一時。そうか東大やHBSで学んだ経済学も実践の役には立たんのか。経済学部も文学部もおんなしようなもんやな。しっかし「考え方」と考えるための「基礎知識」と「考える方法」が身についたらエエわなぁ。来週の大学の集中講義もちっとはヤル価値あるはずや…と確認さしてもらう。

DVD
『ソーシャル・ネットワーク』
『ソーシャル・ネットワーク』
BOOK
花登筐『どてらい男』(角川文庫)
花登筐『どてらい男』(角川文庫)

7月31日(日)
『題名のない音楽会』は戦隊シリーズ。ゴレンジャーも子供のまったくおらん年寄りの多いなかで暴れたんは初めてやろな。うわっ。指揮は金聖響さんやないか。ちょっとマジメすぎる指揮やで(笑)。もっとハジケてえな…などとヤジを飛ばしながら楽しむ(汗)。今週の大学の集中講座の準備。どんな学生が来るか楽しみ…でもあるけど…例によって授業の初日にレポートの書き方の説明を全部済ましてあとの講義は聞きたい学生だけ来ればいい…といういつものやり方を今年は変えるかどうか…。授業に出なくてもイイ…と言うと出なくなる学生が増える…けど俺の授業(スポーツジャーナリズム論)の面白さに気付かずに終わる。それは惜しい。授業に出なければならない状況もしくはインセンティヴを作ってやると俺の授業の面白さ(勉強することの面白さ)に気付く学生が増える。ところがそんなことはどーでもよくて単位だけが欲しい学生も少なくない。さぁどーするか…。初日の1時限目の学生の目つきを見て決めよう…という結論に達する。学生に見せるビデオやら配付する資料やらの整理に結構時間がかかって晩飯映画劇場は長女がレンタルしてきた『ソーシャル・ネットワーク』。う〜ん。去年アカデミー賞を『英国王のスピーチ』と争って新世代の評論家はこっちを評価したけど旧世代の感覚が勝って…などと言われてるらしいけどこれも古い映画やで。『E.T.』が「愛犬物語」の宇宙版焼き直しでしかないのと同様コレは花登筺の『どてらい男』のインテリ現代IT版か。人情を捨てた奴が金儲けに成功する…?あっ。それって『ニーベルンクの指環』で「愛を捨てた者が指環を手にして世界を征服する」ということや。なるほどね。ただし『どてらい男』は人情の世界に戻るけどフェイスブック作った(映画のなかの)連中はヴァーチャルの世界に突入する。それがどんなふうに破綻するかをハリウッドが描くのは何年先?

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