ナンヤラカンヤラ
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2003年 11月12月

8月1日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩がてらに獣医さんにあずかってもらってチョイト準備をして昼前から新横浜へ。新幹線で新神戸へ。迎えの人に連れてもらって長田区のラッキーベルという会社へ。学校相手の運動靴や上履きのメーカー。最近は高齢者用のゴム底靴も作られてるらしい。長田は親戚もいて神戸の震災直後以来何度か通った街。懐かしい。夏休みを利用した全国の代理店の方々30人と社員の方を相手にスポーツと体育の話をいろいろさせていただく。会社の小さな会議室で質疑応答も受けて親しく楽しく話ができてこちらも満足。終わってテレビ局との打合せで京都へ。そこで飲んだ生ビールが驚くほど不味かった。これは明らかに発泡酒。こんなん生ビールとして売ったらアカンでえ…とちょっと不快な気分でヨメサンと待ち合わせて祇園の『酒肆G』へ。呑み直して口のなかを綺麗にして久しぶりに『グリル金星』へ。やっぱりコノ店のオリジナル料理は美味しい。「祇園祭は祇園商売とは関係ありまへんわ」というマスターのオモシロイ話を聞きながら美味に舌鼓のあと『酒肆G』で呑み直したあと京都泊。

8月2日(土)
最近京都で常宿にしてるホテルで目覚めて朝ご飯のあと懐かしい三条河原町の十字屋へ。姪と甥へのプレゼント『アナと雪の女王』のDVDを買って上賀茂の女房の実家へ。義兄姉夫婦家族と共に義母の初盆のお経。坊さんが来るまでの間に親戚全員で『アナと雪の女王』を最後まで見る。やっぱりぜんぜんオモロナイ。これはあまりに酷いアニメ。ストーリーも歌も定番のウケ狙いコンピュータ作り。作者の主張も情熱も存在しない作品と言えない大量生産商品。ま。子供たちが喜んでる(とも思えんかったけど)のを邪魔する気はないけどコンナもんが人気を集めて流行ったらアキマヘンでぇ…と大人たちには話してたら坊さん登場。臨済宗の我が家と違ってココは浄土真宗。ちょっとお経が眠たい。毎回話題になるそんなことをワイワイ話しながら寿司食ってビール飲んで新幹線で帰鎌。途中は熟睡。

8月3日(日)
朝起きてすぐにコラムの原稿書き。獣医さんから黒兵衛を受け取って散歩して再び原稿書き。完成!ヤッホーと叫んで孫と二人で横須賀線江ノ電経由で由比ヶ浜へ海水浴。孫の夏海デビューなのだ。

8月3日(日)つづき
初めて夏の海に行った孫はパンツ一枚で波に大喜び。折から颱風の影響があってか少しばかり大きな波が何度も押し寄せて足を取られてひっくり返って海水まみれ砂まみれ。キャッキャッキャッとそれを何度も繰り返し疲れて一段落。身体を拭いてもう一回。熱中症対策で水を呑む。それを繰り返して4度ばかり遊んだあと海の家でシャワー。シャワーの使用だけで800円か。シャーナイかな。ビールは我慢して江ノ電横須賀線で大船に戻って饂飩と蕎麦で昼飯食って帰宅。孫はグッタリ昼寝。俺も昼寝少々のあと明日からの立教大学での夏期集中講義の準備(「の」だらけ・笑)。晩飯でやっとビール。日曜美術館でヴァロットン描く奇妙な裸婦のオシリを見ながらさらにビール。続けてコパチンスカヤの見事なプロコフィエフVn協を聴いてさらにビール。チャイコフスキーの『くるみ割り人形』を聴きながらさらにビール。しかし東京の聴衆(N今日の聴衆?)は何故感動的な音楽のあとで拍手をしないのか?『くるみ割り人形』の音楽が全て終わってからでないと拍手してはいけない規則が存在すると思ってるのか?指揮者のアシュケナージが明らかに拍手があると思って少し聴衆のほうを振り向いてもナシ。全てが終わってから拍手。これはオモロナイ。関西(兵庫芸術文化センター)の聴衆なら1曲ずつ全部拍手しまっせ。そーいえば東京(N響)の聴衆はオケのメンバーが登場するときも拍手をしない。これもオモロナイ。皆さん娯楽やなくてお勉強やと思ってるんでしょうか…とか思いながらベッドへ。ZZZZZZZZZZ。

BOOK
クリストファー・マーレー『世界一うつくしい昆虫図鑑』(宝島社)
クリストファー・マーレー『世界一うつくしい昆虫図鑑』(宝島社)
BOOK
あさのあつこ『敗者たちの季節』(角川書店)
あさのあつこ『敗者たちの季節』(角川書店)
川西蘭『あねチャリ』(小学館)
川西蘭『あねチャリ』(小学館)

8月4日(月)
朝5時半起き。今日から立教大学夏期集中講座。少々準備をして朝飯食って気合い入れて出勤。7時に家を出てバス乗って大船へ。出勤の皆さん御苦労様といいたくなるほど大勢の人が毎日働いてることに改めて感動。湘南新宿ラインに乗って1時間かけて池袋へ。東上線に乗り換えて20分かけて志木へ。志木駅から出てるカレッジ・バスに乗って立教大学キャンパスへ。たっぷり2時間かけて教室へ。約15人の学生相手にさっそく午前の授業。スポーツ・ジャーナリズム論。アレヤコレヤ喋って昼休み。講師控室でサンドイッチ食ってチョイト休んで午後の授業。午後3時半頃終了。再び2時間かけて大船へ。今日はフランスから帰国してるお隣さんと晩飯を共にする約束があったので『鮨処もり山』へ。その前に「最近のスポーツの本」を買わなければ…とルミネの本屋さんへ。あさのあつこ『敗者たちの季節』(角川書店)購入。この著者のスポーツ本(野球本)はよく売れてる(らしい)『バッテリー』の1巻目を読んだが小生には何の感慨もなく批判する気にもなれず…だから何故売れてるのか知りたくて最新刊を読まねば…。仕事とはいえシンドイ話。本は好きなモノを読みたいですよね…と思っていたら本屋の出口で『世界一美しい昆虫図鑑』(宝島社)という大きな本があった。パラパラッと見てすぐ購入。いやあコレは見ているだけで感動。昆虫をコンナニ美しく集めた写真集は初めて見た。『もり山』でも一人で眺めているとヨメサンやお隣さんがやってきてワイワイガヤガヤ。昨日のアシュケナージとN響の演奏は酷かったですねえ…などイロイロ話して小生は明日の仕事があるので一足早く帰宅。

8月5日(火)
今日は6時起き。昨日に続いて2時間かけて埼玉の志木へ。初めにコノ立教大学&大学院の仕事を引き受けたときは池袋キャンパスの教室で…という約束のはずだったなぁ…と思い出しながら午前の授業。出席者は何と1名。無駄話をしていると遅れてきた学生がポツポツやってきて7名になったところで講義開始。昨日レポートの書き方を教えて授業には出なくてイイ俺の話を聞きたいヤツだけ出てくれ…と伝えると半減。まあ。コンナモノですね。文化系の授業は(資格と関係があるモノを除いて多くが)人生を生きるための教養を身に付けるうえで(『ゴジラの精神史』の著者である小野俊太郎先生に言わせると「人間になるための学問」)極めて重要なはずだが理科系のように絶対に身に付けておかなければ先に進めない学問とは違って興味を持たなければ始まらない。つまり俺の話を面白いと思う奴しか学ぶ気にはなれない。だから興味を持てない大学生にはわざわざ聴いてもらっても仕方ないので出てきてくれない方がありがたい。だからいつものことだが半減は当然だろう。午前中講義して午後から市川崑監督『東京オリンピック』を見ながら細かく解説。しかし…学生の反応最悪。まあ…真夏のクソ暑いなか眠いのもわかるけど…これでは一所懸命喋る方が馬鹿なので中止して講義終了。ただ帰りのバスで出逢った学生が熱心に質問してきたので教室に戻って講義再開。途中いくつかカットしながらも最後のマラソン閉会式まで解説して講義終了。2時間かけて帰宅。フロ。メシ。ネル。疲れた…精神的に…。

8月6日(水)
今日は集中講義はおやすみ。朝起きてRKB毎日放送『ニュース新発見インサイト』電話出演。ノーボーダー・スポーツにパラスポーツ(障害者スポーツ)の原稿を提供してくれている星野智子さんの情報からドイツの片足義足の走り幅跳びの選手が健常者以上の成績8m24で国内選手権で優勝。しかし欧州選手権の代表には選ばれなかったという話。義足の反発力が大きすぎると判定されたとか。これは未来のスポーツ(未来の人類)のあり方を考える上で極めて重要な問題ですねえ。この選手はロンドン・パラリンピックでも優勝。7m95のパラスポーツ走り幅跳び世界記録を保持していたがその世界記録を一気に30p近く延ばしてロンドン五輪の優勝者の記録8m31に迫った。義足の反発力が大きい…とはいえその反発力の大きさを使い切るためには選手の筋力が必要。選手がスポーツ仲裁裁判所に訴えるかどうかは未定らしいが…さてこの記録はどう扱うべきか…という判断は未来の人類のあり方(サイボーグ?)に関わることと言えますねえ。メガネをかけた人間も一種のサイボーグですからねえ。ラジオ電話出演のあと東京赤坂TBSへ。『ひるおび!』3時間生出演。

DVD
『ボリス・ゴドゥノフ』
『ボリス・ゴドゥノフ』
上の舞台がコレですね。
『ボリス・ゴドゥノフ』
『ボリス・ゴドゥノフ』
『椿姫ができるまで』
『椿姫ができるまで』
『椿姫』
『椿姫』
『サロメ』
『サロメ』
Blu-ray
『サロメ』
『サロメ』
DVD
『サロメ』
『サロメ』
『サロメ』
『サロメ』
『エレクトラ』
『エレクトラ』
『エレクトラ』
『エレクトラ』
『エレクトラ』
『エレクトラ』
『アラベラ』
『アラベラ』
『ニューイヤー・コンサート1989』
『ニューイヤー・コンサート1989』
『ニューイヤー・コンサート1992』
『ニューイヤー・コンサート1992』
『Ken-Kon』
『Ken-Kon』
『5大陸ショパン』
『5大陸ショパン』

8月7日(木)
朝6時に起きて朝飯食って準備して2時間かけて埼玉へ。立教大学夏期集中講座スポーツジャーナリズム論最終日。10人弱の学生相手に午前中はジャーナリズムとは何か?という話。ついで山下洋輔&林英哲の『ボレロ』のDVDを見てもらいコレはスポーツといえるか考えてもらう。そして原稿の書き方の話をしてレポート提出を受付。午後からは『ザッツ・エンターテインメント』やカルロス・クライバーのニューイヤー・コンサートを見てもらいダンスの歴史や指揮者と監督の話。さらにルルーシュ監督『白い恋人たち』やリーフェンシュタール監督『民族の祭典』を見てもらいオリンピック映画について考える。私の授業は別に出席しなくてもイイ…と毎年言い続けているが年を追うごとに出席率は低下。5年前は20人中7〜8人学生が残ったが例年減って今年は14人中2人。そのくせレポートだけは出しに来る。ま。勉強したくない多くの学生に無理矢理勉強を教えるほど吾輩も教育熱心ではないので単位認定の大学授業は今年で打ち切って来年からは特別授業と院生だけを相手にするか。教室に最後まで残った2人の4年生とイロイロ話して今年の立教大の授業は終わり。秋は大学院生相手。キャンパスを出て渋谷へ。タワーレコードでいろいろオペラのDVDを購入。デッセーの『椿姫のできるまで』というオペラ・ドキュメンタリーやらニルソンの『エレクトラ』やらベーム&ストラータスの『サロメ』やら…。レジ付近でアジアン・テーストのショパンなんてCDを売ってたのでコレも購入。安倍首相やブッシュやプーチンやサルコジの写真を掲げてでもするジャケ写の『ボリス・ゴドノフ』も見つけたので購入。カルロス・クライバーの最初の『ニューイヤー・コンサート』のDVD安売りも見つけたので購入。もうLDとはオサラバですね。

BOOK
小檜山賢二『兜虫』(出版芸術社)
小檜山賢二『兜虫』(出版芸術社)
小檜山賢二『象虫』(出版芸術社)
小檜山賢二『象虫』(出版芸術社)
小檜山賢二『塵騙 ゴミムシダマシ』(出版芸術社)
小檜山賢二『塵騙 ゴミムシダマシ』(出版芸術社)
小檜山賢二『葉虫』(出版芸術社)
小檜山賢二『葉虫』(出版芸術社)
オイゲン・ヘリゲル『日本の弓術』(岩波文庫)
オイゲン・ヘリゲル『日本の弓術』(岩波文庫)
中島敦『李陵・山月記 弟子・名人伝』(角川文庫)
中島敦『李陵・山月記 弟子・名人伝』(角川文庫)
シェンキェーヴィチ『クオ・ワディス』(岩波文庫)
シェンキェーヴィチ『クオ・ワディス』(岩波文庫)
近藤史恵『サクリファイス』(新潮文庫)
近藤史恵『サクリファイス』(新潮文庫)
近藤史恵『エデン』(新潮文庫)
近藤史恵『エデン』(新潮文庫)

8月8日(金)
朝ゆっくり起きてゆっくり朝食とってゆっくり黒兵衛と散歩。時間を決められた出勤と違ってゆっくりしてるのはそれだけでイイ。大学の授業時間も何時始まりと規則にするのではなく何時にするかを先生と学生で決めればいいのですよね。そーすれば勉強したい学生だけが集まるはず。そのとき単位だけがほしい学生はどーすればいいのか…そんな奴は大学に来なくてイイのだ。それだけのこと…などと考えながら散歩をして午後から新幹線で大阪へ。毎日放送『VOICE』生出演。そのまえに丸善ジュンク堂でスポーツ関係の文庫本大量購入。グラディエーターの肉体論を読みたくて岩波文庫のシェンキェヴィチ『クオ・ワディス』(昔はクオヴァディスと言うてたのにナンデヤネン)。自転車競技の女流作家の近藤文恵『サクリファイス』『エデン』(新潮文庫)。競馬も読んでおきたくて宮本輝『優駿』新潮文庫。ついでに…なんて言い方は著者に失礼だけど同じ文庫で並んでいたので小西慶三『イチローの流儀』も買う。そしてオイゲン・ヘリゲル『日本の弓術』岩波文庫。これは帰りの新幹線で読み切るほどの薄い本。しかし内容は凄い!禅を研究するドイツ人が神秘的合一・仏陀の発現につながる弓道を極める課程を書いたもの。小生の中学生時代に会田雄次が(いや猪木正道だったかな…まぁどっちでもイイや)文化祭で講演して同様の話をされたのを思い出す。なるほどネタモトはコレか。本屋を出るとき『兜虫』という写真集を発見。これが凄い!思わず買ってしまう。毎日ほうでメイクの女性に凄い写真集やろ!と宣伝。『VOICE』でいろいろ喋って新幹線車中で読書して酒呑んで帰鎌。桂ざこば師匠は新大阪名古屋間で1合。名古屋東京間で2合。合計3合がちょうどいいとおっしゃってたけど俺は新大阪名古屋間でロング缶ビール1本。名古屋東京間でロング缶&ワインでちょうどかな。

8月9日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。雨はミスト程度がパラパラ。涼しくて気持ちいい。散歩から帰って終日部屋の整理。ふうううううう。新聞の整理。ふうううううううううううう。本棚の整理。うわあああああああ。で。いつの間にか夕方。大船へ。新国立競技場問題で日刊ゲンダイの取材を受ける。設計者のザハ・ハディドも喜ぶはずがないと思えるほど変えられてしまって維持経費ばかりが馬鹿みたいにかかり芝生もまともに育たない新国立競技場の建設は絶対止めるべきですね。現在の国立競技場の改修案に対してJSCは国際規格に合わないとか機嫌に間に合わないとか発表したらしいけどソンナコトはないと一流建築家の伊東豊雄さんなんかも言っている。なぜb日本人は戦艦大和で失敗した愚を再び繰り返そうとしているのか。しかも今回は大和ほどの美しさもない。こまったものだ…というような(もっと詳しい)はなしを焼き鶏を突きながら『との山』で旧知の記者に話す。しかしオリパラ組織委員会はいったい何をしてるんでしょうねえ。しかも組織委の依頼を受けて各メディアはオリパラのメディア委員会を作ったとか。会長はフジの日枝だ氏とか。安倍総理と近いから?ノーボーダーも参加せねば!

MOVIE
『アルゲリッチ私こそ、音楽』
『アルゲリッチ私こそ、音楽!』
DVD
『世界最強虫王決定戦 かぶと☆くわがたムシリンピック2005〜ラストサムライ奇跡への挑戦』
『世界最強虫王決定戦 かぶと☆くわがたムシリンピック2005〜ラストサムライ奇跡への挑戦』
『世界最強虫王決定戦 かぶと☆くわがた ムシリンピック 最強列伝』
『世界最強虫王決定戦 かぶと☆くわがた ムシリンピック 最強列伝』

8月10日(日)
朝から颱風の風と雨。風は強いけど雨は降ったりやんだり。その間隙を衝いて黒兵衛と散歩のあと仕事部屋の片付け。最終章。残していた資料や書類で要らないものを全部破棄。個人情報の書かれたものも多いので手動シュレッダーで細かくして袋詰め密封。棚がスッキリ。それだけで午前中いっぱいかかる。昼飯のあと本の並べ替え。スポーツ本に関する仕事が捗るよう仕事机の後ろにあるでっかいテーブルの上にスポーツ関連書籍を全て並べる。これで仕事部屋の整理は一段落。あとは掃除機を当てるのみ…と思えば速くも夕方。窓の外は暴風雨気味。その間隙を縫って黒兵衛と散歩。早々に引き上げて久しぶりに晩飯映画劇場はピアニストのマルタ・アルゲリッチのドキュメンタリーを娘が撮った『アルゲリッチ私こそ、音楽』。仕事での試写会に行けなかったのでSAMPLEをDVD視聴。なかなか面白かった。芸術家は狂気じみたところが必ずあるモノ…かもしれないけど母親の狂気を引き継いだマルタを優しい眼差しでその娘が映像に収める。原題は『BLOODY DAUGHTER』……いやあ。このタイトルはイミシンですね。三人の娘の三人の父親の一人であるコヴァセヴィッチは「愛情あふれた表現でもある」と語ってたけどコレは俗界的思考をまったく喪失した母親に対して悟りを開いた娘の言葉ですね。アルゲリッチのピアノ演奏を聴き直してみたくなるなかなか面白い映画でした。しかし非人間的な狂気に近づけば近づくほど人間的な芸術性が高まる芸術とは何なんでしょうねえ…などと思っていたら孫が自分の見たい映画があると主張。なんと『世界最強のカブトムシvsクワガタ虫リンピック』なる映像。これが抜群におもしろかった。各原産国を代表して様々なカブトムシやクワガタが登場。「国の威信を懸けて」1対1で対決。強烈なブレーンバスターやパイルドライヴァーが次々と飛び出し大迫力。勝った虫の原産国の国歌が流れて国旗が登場。はははははは。人間のやってるワールドカップやオリンピックもこの程度のモノかもしれん。「このクワガタの立ち位置は素晴らしい。かなりのテクニシャンです」「角の使い方が上手い!」などと佐竹雅昭の解説もヴェリーグー。これてホントに子供より大人のほうが興奮します。それいしてもヘラクレス・カブトは強いなあ…と思っていたら世界各地区の予選が済んだらこのビデオはオシマイ。W杯の本大会が入ってない。バカモン。明日TSUTAYAへ行ってすぐにムシリンピック世界大会のビデオを借りてこい!

CD
『ベートーヴェン交響曲第1&2番』
『ベートーヴェン交響曲第1&2番』

8月11日(月)
朝起きて読書。最近仕事の関係でスポーツの本しか読めないのがツライ。おまけに最近の女流作家によるスポーツ本はあまりにもツメが甘いので困る。高校野球にしろ箱根駅伝にしろそのイベントの「犯罪性」は無視して青春ドラマにしてしまう。困ったもんだ。世の中は進歩だけでなく退歩もするものらしい。そういえば今の日本は社会全体が退歩しているのか。中国や韓国は迷走しているが何もそれに歩調を合わせる必要はあるまいに…などと思いながら黒兵衛と散歩。午前中は仕事部屋の整理の仕上げ。午後からリビングやダイニングの本棚の整理…と思ってたけどイロイロ仕事が入って手を付けられず。原稿を書いたりインタヴューを受けたりすると校正やナンヤラカンヤラ雑務も増えますからね…で夕方の黒兵衛との散歩を済ませると母親と一緒に幕張メッセのトミカ博から帰ってきた孫がお風呂を待ち受けていて一緒にザブーン。風呂から出てナタリー・デセイの『椿姫ができるまで』というエクサン・プロヴァンス音楽祭のビデオを見ていると孫がムシリンピックを見たいというので昨日に引き続き(今日は新しいビデオを借りてこなかったみたいなので)同じクワガタvsカブトの闘いを見る。2度目でも興奮するくらいコレは面白い。もっともヤハリこれは大人向きのようで孫はすぐに飽きてディズニーの『ロビンフッド』を見たがる。それを半分見たところで…ZZZZZZZZZZZZZZ…ガキは早く寝なさい。歳とって朝が早くなった俺も眠たい。ZZZZZZZZZZZZZZZZZ。

8月12日(火)
朝起きてベッドの中で読書。三島由紀夫『鏡子の部屋』の鏡子の「相手」の一人がボクサー。その肉体描写をチェック。闘牛士の肉体と詩人の頭脳…という文章があったように記憶しているけど他の本だったか…と思いながら小説を読み耽ってしまう。慌てて起きて朝飯食って黒兵衛と散歩のあと今日は終日大掃除の日。世の中が盆休みのときコチトラは大掃除。トホホ…ではあるもののこんな時以外にやるときはない。リヴィングに大量に置いてあるレーザーディスクを大量処分。その多くがDVDと重複するようになりましたからね。とはいえDVDの出ていない貴重なモノ(たとえばバーンスタイン『オン・ザ・タウン』ティルソン=トーマス指揮。クラシックとブロードウェイの名歌手が共演しクレオ・レーンがゲスト出演してる逸品やシャブリエの珍しいオペラ『エトワール』など)もある。これらはLDプレイヤーが壊れたら見れなくなるのか…そういえばNASAにもコンピュータのハードの進歩で逆に見れなくなったソフト=テープに収めた宇宙のデータ(映像)が大量にあるとか…不思議な世の中になったモノです…などを頭に浮かべながら途中ごく短い原稿(アルゲリッチの映画『私こそ音楽』の推薦文)を書いたりしてマタ大掃除に戻って全身汗だくになって昼飯はペヤング焼きそばだけでガンバッテ片付け。レーザーディスクは重いなぁ。DVDに代わるはずや…次は何に代わるんやろ…?ふうううっ。あっと言う間に夕方で大船駅へ。編集プロダクションのY氏と某出版社のY氏(あ。イニシャルが一緒や。別にドーってコトないけど)と大船駅で待ち合わせて『との山』へ。約束した単行本書き下ろしがぜんぜん進んでいないので小さくなって酒とタン焼きと焼鳥。雑誌連載抜きの書き下ろしはナカナカ難しく書けない人が多い…との言葉に救われながら他の仕事との兼ね合いを考えて各章ごとの締切日を来週アタマまでに決めることを約束。アトはいろいろスポーツと本の話。酒がどんどん進んで…小生の知らなかったスポーツ本をいくつか教わる。そうか…坂口安吾は読まねば…。ビール・ジョッキ3杯。焼酎ハナタレ3杯。微酔いで帰宅。フロ。ネル。ZZZZZZZZZZZ。

8月13日(水)
朝起きて2時間くらいスポーツ本の読書のあとRKB毎日放送『ニュース新発見インサイト』電話出演。サッカー日本代表監督にサッカーも野球もさかんな国メキシコのアギーレ監督が就任したのを受けてヨーロッパ生まれの球戯(サッカー・ラグビー等)とアメリカ生まれの球戯(野球・バスケ・アメフト・バレー)の本質的相違点について話す。審判が複数で試合時間(時計)が観客にも見えるのはアメリカン・デモクラシー的ですよね。ラジオのあと黒兵衛と散歩。続けてリビングとダイニングの本棚の整理。本に対してDVDが増えたためスペースを変える。本はいずれすべて電子版になる運命なのだろう。つまりDVD化するワケか。イヤDVDはネットになる。ならば本棚もDVD棚も消えるのか…などと考えながら本とDVDを多量移動。脚と腰と腕が悲鳴をあげる。あっと言う間に一日が過ぎて黒兵衛と散歩のあとフロ&ビール&メシ&ネル。そうか。ロビン・ウィリアムスが自殺か。TVでは喜劇俳優が何故?…とか言ってたけどわかる気がしますね。彼はドゥダメルのロス・フィル常任指揮者就任コンサートの客席にもいましたしね(DVDに映ってます)。マーラー好きだったみたいだから…。

BOOK
坂口安吾『白痴/青鬼の褌を洗う女』(講談社文芸文庫)
坂口安吾『白痴/青鬼の褌を洗う女』(講談社文芸文庫)
寺山修司『私という謎』(講談社文芸文庫)
寺山修司『私という謎』(講談社文芸文庫)

8月14日(木)
朝黒兵衛と散歩したあと新幹線で大阪へ。毎日放送へ入る前に隣の丸善ジュンク堂で文庫本を何冊か買う。狙いは坂口安吾『青鬼の褌を洗う女』講談社文芸文庫。一昨日某出版社の編集者に教えられた安吾の傑作。相撲論が書かれてるとか。しかし文庫で1300円は高いなあ。ついでの寺山修司のエッセイ集『私という謎』(同)新田次郎の山岳小説をいくつか購入。そーいえば小生は山岳系の読み物に弱いなあ…と思いながら毎日放送へ。『ちちんぷいぷい』生出演。中学生とLINEをしていた大阪府議も論外とはいえ「除団」という日本語は正しいのか?除名(名を除く)除籍(籍を除く)は解るが除団なんて日本語は存在しない。議員が(維新)議員団から除かれるなら除名でいいはず。議員団のほうが議員から除かれるなんてそんなアホな。逆でっせ。議員団のほうがワルイコトしたの?マアこんな言葉遣いする議員団もガキと喧嘩した議員も五十歩百歩か?そんな議員の記者会見のあとオバケの話やら孫の話をして小生はドリカムの中村さんとバトンタッチして小生は休憩。少し休んだあと『VOICE』生出演。ドラッグは絶対阻止しないと若年層に広がるという深刻な話や犬の海水浴場の楽しい話などなど話したあと新幹線で帰鎌。晩飯は鰻弁当。ありゃりゃ。日刊ゲンダイにデッカク出てる。先週土曜にインタヴューを受けて新国立競技場建設を批判したもの。少しでも力になれればエエけど……。

BOOK
伊集院静『ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石』(講談社)
伊集院静『ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石』(講談社)
シュペングラー『西洋の没落−世界史の形態学の素描<第1巻>形態と現実と』(五月書房)
シュペングラー『西洋の没落−世界史の形態学の素描<第1巻>形態と現実と』(五月書房)

8月15日(金)
終戦記念日。周辺諸国の馬鹿さ加減も手伝って今の首相の大馬鹿さ加減を認める空気が漂ってる。要はアメリカとの関係をどー築くかを基本にアメリカの利益のための戦争に巻き込みたがってるアメリカを諫める姿勢をどこまで貫けるか…ですよね。所詮はアメリカのネオコンを喜ばせるだけの政策を積極的平和主義とか独立国家として…とか言って憲法を解釈改悪するのは危険ですよね…などと独りごちながら黒兵衛と朝の散歩。木から落ちてヨタヨタ歩いてる蝉を見つけた黒兵衛は鼻先を近づけたが何もせず。身体はでかいけど平和的な犬や。午前中はレナート・ブルゾンのイタリア歌曲集を聴きながら伊集院静『ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石』を読み始める。なるほど野球は一つのテーマだけど通奏低音とまでは言えませんね。つまりスポーツ本に入れるのは残念ながら失礼ですね。他に川西蘭『ひかる汗』を読み直す。小生が解説を書いた集英社文庫。スポーツの描写は面白いけど小説としては弱いかな。夕方ガキの部屋の整理。俺の資料も置かせてもらってるからほっとけないけど重い資料箱を幾つも運んで腕も腰も悲鳴。仕事に戻ってシュペングラー『西洋の没落』のなかにスポーツを取り扱った部分があるとのことでコピーが送られてきて読んだけどよーわからん。筋肉痛はのうにも悪影響を及ぼすのか?再読熟読しないと…などと思ってるとアッという間に酒の時間。ナタリー・デセイ主演の椿姫@エクサンプロヴァンス音楽祭のドキュメンタリー『椿姫ができるまで』を見ながらビール。コレは素晴らしいドキュメンタリーです。演出家シヴァディエも指揮者ラングレも一流のインテリですね。

CD
『いつでも夢を』
『いつでも夢を』

8月16日(土)
朝黒兵衛と散歩のあとナンヤラカンヤラ仕事して午後から新幹線に乗って新神戸へ。神戸製鋼ラグビー部GMの平尾誠二サンらが主宰してるSCIX(スポーツ・コミュニティ&インテリジェンス機構)主催のスポーツ・インテリジェンス講座最終回に招かれてアスリートの生み出すスポーツ文化について50人くらいの聴講者相手に講演。中味はそんなにカタイ物ではなく文科系スポーツ学について話す。要はドッジボールの意味を知ってますか?という話。話し終えたあとイロイロ質疑応答のなかで日本の野球やラグビーの問題点といったことが浮上したのでプロ野球よりも讀賣新聞社のほうが大事と考える人や高校野球よりも朝日新聞社のほうが大事と考える人やラグビーよりも早稲田大学のほうが大事と考えるひとが野球やラグビーを運営している限り上手く行くわけがないという話をする。スポーツ組織はスポーツが一番大事と考える人が運営しないとイケマセン…よね。講演を終えて平尾さんやスタッフの皆さんやマスコミ関係者と打ちあげの鍋を囲み雑談。ラグビーの昔話や東京五輪の記録映画について等々ワイワイガヤガヤ楽しい時を過ごさせていただいて神戸泊。

8月17日(日)
昨晩はホテルへ戻ってスポーツニュースを見ながらビールを飲んで爆睡。朝起きがチョイト遅れてホテルの朝飯パスしてサンドイッチ買って新神戸から新幹線に乗って新横浜へ。車中半分読書半分爆睡。自宅への帰りに根岸の行きつけ美容院に寄って髪の毛をカットしてもらって立ち食い蕎麦食って帰宅。暑い暑い暑い。関西よりはマシ…湿度が少しは低いのと風がありマスからね…とはいえ暑い。こんななか南京ではユース・オリンピックをやってるはず。南京と東京では暑さは違うのかな?どーなのかな?メールの整理やら仕事の整理やらのあと黒兵衛と夕方の散歩。ビール飲みながらオペラ。ナタリー・デセイの椿姫はホンマに凄い…と思ってたら次女と孫が帰ってきてNHK版ムシリンピックに変えて晩飯。カブトvsクワガタの闘いはホンマにオモシロイ。そのあとNHKスペシャルでシベリア抑留体験者である作曲家吉田正のドキュメンタリーを見る。なるほど。「いつでも夢を…」の歌詞の意味がよくわかった。フロ。ネル。歳とると睡眠時間がだんだん増えてくるのかなあ…そうして…いつの間にか…寝っぱなしになったりして…死は眠りに過ぎぬ…はハムレットの台詞やなあ…ZZZZZZZZZZZZ。

8月18日(月)
朝黒兵衛と散歩。あ。3日前に黒兵衛が3歳目の誕生日を迎えたことを書き忘れた。彼の誕生日は終戦記念日と同じなので憶えやすいと思っていたら逆に話題を奪われてしまうものですね。誕生日のプレゼントは新しいリード。今まで使っていたのと同じだけど重い体重で引っ張るので手で持つ輪の部分が壊れてガムテープでグルグル巻きに修理して使ってたのを新品に取り換えてやった。もちろん太い綱のようなリードでデカイ犬はカネがかかる。人間もデカイと燃費がワルイ。被服費も小さい人よりかかる。汗もかくから洗濯代も…。しかも身体の大きさと人間の大きさは自然に比例するものではない。身体の大きな者が人間も大きくしようとすればエネルギーは小さな人より使う…ような気もする。身体が大きいことで今までに得をしたことは…考えてみてもナカナカない。あ。アメリカ野球を取材に行ったときに記者席でアメリカ人記者と並んでもオクレをとらなかったことくらいか…。しかしそれも気の持ちよう。小さい人でも気後れしない人はいる…などと考えながら散歩を終えてイロイロ仕事。夕方からは東京六本木森タワー39階エニッシュへ。久しぶりにネットTV『オプエド』生出演。

8月18日(月)つづき
ネットTV『ニューズ・オプエド』で上杉隆氏の靖国神社論を傾聴したり小生の文科系スポーツ論を展開したり。1時間イロイロ話したあと隣のホテルで新潮文庫打合せ。スポーツ本アンソロジー第1弾は結局小説と野球関係を除いたもので…となる。第2弾第3弾で野球文庫スポーツ小説文庫と続くことを祈りながら六本木の焼鳥屋へ。美味い焼き鶏と焼酎でスポーツ話イロイロ。しこたま酔って帰宅。しかしスポーツ本は漱石から始めたかったなあ。

BOOK
齋藤愼爾・編『時よとまれ、君は美しい/スポーツ小説名作集』(角川文庫)
齋藤愼爾・編『時よとまれ、君は美しい/スポーツ小説名作集』(角川文庫)

8月19日(火)
朝黒兵と散歩。汗だく。シャワーは後回しにしてイロイロ仕事。その合間に『週刊朝日』の8月15日号をパラパラ見てると本紙記者62歳という記者が『ボケてたまるか』と題した連載を書いていた。同い年の人間がそんなタイトルの文章を書いてることに愕然。ボケなど考える暇もなく仕事してる身には少々腹立たしい。おまけに昭和39年のオリンピックの《開会式は友達とけんかしながら自宅のカラーテレビで見ていた》という記述があってさらに愕然。初任給1万数千円の時代に36万円もしたカラーテレビが自宅にあるほどコノ記者氏の家は金持ちだったの…。それほどのカラーテレビを(食い入るように見ることなく)無視して友達と喧嘩ができるのも驚きだ。この記者と話してるイラストレーターの山藤章二氏が「カラーテレビが普及したのは東京オリンピックのおかげ」と言ってるのも明らかに間違い。何しろ当時小生の住んでいた京都にはナショナルのカラーテレビは3台しか入荷しなかったのだ。そのうちの2台が我が家の電器屋にあって1台を祇園の料亭に売ったのだ。「当時のカラー放送は色も悪かった」という発言も他に較べようがないのだから当時の感想としてはオカシイ。小生はカラーテレビで見た五輪開会式のカラー画像をメチャメチャ綺麗だと感激した記憶がある。ただし日本選手団が入場したときは赤いユニフォームがハーレーションを起こして真っ赤な太い横一本の帯になってしまったが…。「半分はモノクロ放送だった」という発言も間違い。カラーは開会式だけであとは全てモノクロだった。当時は他にカラー放送もほとんどなかったのだ。62歳の記者も山藤氏もボケが…いや記憶違いですよ。

8月19日(火)つづき
午後から新幹線で大阪へ。毎日放送『VOICE』生出演。大阪市の「こども市議会」がニュースになっていたのでかつて隣のフランス人の女の子に聞いたフランスの「子供議会」の話をする。フランスでは子供の模擬議会で予算審議や実際の法律の是非を討論する。中高生は選挙のヴォランティアなど政治参加が活発。「こども」などと考えるからオカシイので「小さな大人」と考えて大人と同じことをやればいいのだ…と言うとMCの西アナが「最近の日本では逆に大きな子供の議員が増えて…」と受けてくれた。ウマイ!番組のあと高校の後輩でMBS元報道局長取締役のU氏と報道局のI氏ほか2人の若手報道局員と食事&酒。40年ぶりくらいにゆっくり話をするとイロイロありまんなあ。ワイワイ楽しい面白い話で盛りあがって大阪泊。

CD
『バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲他』
『バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲他』
『ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲/ツィンツァーゼ:6つの小品』
『ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲/ツィンツァーゼ:6つの小品』
『チャイコフスキー&ショパン:ピアノ協奏曲』
『チャイコフスキー&ショパン:ピアノ協奏曲』
『ラヴェル:こどもと魔法』
『ラヴェル:こどもと魔法』
『ラヴェル:こどもと魔法』
『ラヴェル:こどもと魔法』
『ラヴェル:こどもと魔法』
『ラヴェル:こどもと魔法』

8月20日(水)
朝大阪のホテルで目覚めてRKB毎日放送『ニュース新発見インサイト』電話出演。南京で行われてるユース・オリンピックの話。オリンピック教育プログラムのことが報じられないのは残念ですね。報じるに値するようなことはやってないのかなあ…。テレビを見ると広島の豪雨は凄まじかったよう……と思いながら新幹線で帰鎌。イロイロ仕事……の合間に送られてきた郵便物をチェックするとピアニストのインゴルフ・ヴンダーのチャイコフスキーとショパンのP協のCDがあったのでさっそく拝聴。しかし……イマイチ……。演奏は悪くないのだけどヴンダーならもっとオモシロイことができるだろうに……。むしろ女流ピアニストのリサ・バティアシュヴィリの弾くバッハが新鮮で暑い夏の涼しい風を感じさせてくれた。それにサイトウ・キネン音楽祭での小澤征爾指揮ラヴェル『子供と魔法』は流石に素晴らしい。この指揮者は若い時は一度もイイと思ったことがなかったけど最近は凄い。人間トシはとるもんですね。しかし暑い。夕方の黒兵衛との散歩で汗だく。早よ寝よ。

8月21日(木)
朝黒兵衛との散歩で汗だく。それより昨日早く寝たから(夜9時頃かな)早く目覚めて(夜2時頃かな)困った。いろいろ本を読んだがこーゆーときは早く寝直したいという気持ちが先立ってキチンとした仕事の本を読めないと思い込んで週刊誌や月刊誌を読むから殺人犯だのオボカタだのの記事にコーフンしてますます寝られなくなって諦めてシュペングラーの『西洋の没落』のスポーツに関する記述なんてのを読み出すからマスマス寝られなくなって6時頃になってやっとウトウトし始めたら孫のジイジ行ってきまーす!という声が聞こえてノソノソとベッドから這い起きて歯を磨いて朝飯食って黒兵衛との散歩で目が覚める。マイッタ。気合いを入れるために朝の仕事はパヴァロッティのナポリ民謡集にしてイロイロ仕事。立教大学のレポートの採点は終わったけどネットからアクセスできなくてお手上げ。マイッタナ。コラム1本書いて送ってアサッテノオペラ講座の準備のレジュメを作ってコピーをとったりしたら黒兵衛との夕方の散歩。ビール。晩飯。幼稚園新帰ってきた孫とフロ。ネル。昨晩結局あんまり寝てないから爆睡。仕事がススマンなあ…と夢でイライラ。昨夜は女子バレーのロシア戦勝利をTV観戦した後ベッドへ。今夜はパンパシ水泳メダルラッシュを見たあとネル。なのにスポーツの勝敗にはあまり興奮しなくなった自分に気づく。歳とったせいか?勝敗なんてドーデモエエモンね…ま。タイガースが勝てば別ですけど。阪神が首位巨人に0.5差…か。

8月22日(金)
朝黒兵衛と散歩。残暑厳し。とはいえ毎年こんなもんか。最近は温暖化&熱帯化を騒ぎすぎるかも。確かに半世紀前に較べて最近の日本の気温は平均1度くらい上がってるらしいけど人為的温暖化だけでなく長い周期の地球変動という意見もある。ならば騒がないことが一番と言えるのかも。散歩汗だくシャワーのあとコラム1本仕上げて午後から東京丸の内の千葉工科大学丸の内キャンパスへ。同大学の原科幸彦教授の主宰する『第3回シンポジウム新国立競技場計画の持続可能性評価「情報公開と参加に関する調査」調査結果の報告』に参加。http://www.cuc.ac.jp/~sahara/opss/国立競技場周辺住民に対するアンケート調査の結果(暫定版)発表も興味深かった(周辺住民への情報公開が圧倒的に遅かったこと。報告だけで意見は聞かれない=変更は不可など)がそれ以上に日置雅晴・西島和両弁護士による公共空間と環境法やオーフス条約に関する説明が非常に勉強になった。それに小生が建築家の古市敏雄氏に「しかし300m以上の橋梁のような天井の鉄骨2本をいったい何台のクレーンで支えるのか知りませんが新国立競技場は建設できるのですか?」と質問すると「日本の技術で建設できないとうことはありません。ただしそれは建設費と工期を度外視すればの話です」という答えが返ってきた。嗚呼。この巨大な建造物を誰が責任持って(建築費と維持費)建てようとしてるのだろう?JSC(日本スポーツ振興センター)は建築後の維持費等に関しても膨大な資料を作成して発表しているが元東京都の職員として16年の招致に関わった鈴木知幸順天堂大客員教授によると「官僚の資料が多いときは何か誤魔化している証拠らしい」以前笹川スポーツ財団のスポーツ・ポリシー・フォー・ジャパンで審査員として御一緒した鈴木氏にも教えられたことは多かった。学んでばかりいても仕方ない。新国立競技場の建設を阻止して現国立の改修の方向でまとまるにはどーすればいいのか…JSCは改修だと工期が間に合わないと言ったがソレはウソと多くの建築家が言っている。ウソと秘密に支えられて新国立競技場は本当に建設されるのか…。帰宅すると甥っ子が婚約者と遊びに来ていて長女も帰ってきて次女と孫と嫁さんと7人で庭に出て残暑忘れ大バーベキュー大会。肉や鳥を食ったり孫の花火の様子を見ながら深夜までワインを傾ける。酔った……酔った……ZZZZZZZZ。

DVD
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』
『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』
Blu-ray
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
DVD
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』
CD
『ドン・ジョヴァンニ』
『ドン・ジョヴァンニ』

8月23日(土)
朝黒兵衛と散歩。久しぶりに雨がシトシトポツポツ。広島ほどの豪雨は悲惨だけど(あれは人災?)神奈川南部はもう少し雨がほしい…と思いながら新幹線で午後から名古屋へ。栄中日文化センターでオペラ講座。『モーツァルト3大オペラ』の第5回はドン・ジョヴァンニ。ピーター・セラーズ演出の黒人双子兄弟による現代ニューヨーク・サウスブロンクスに置き換えた舞台の『シャンパンの歌』(ドン・ジョヴァンニがシャンパンの瓶を店のシャッターに投げつけて次々と割りながら最後に覚醒剤を腕に注射して歌い終わる)を見たあとジョセフ・ロージー監督の見事な映画で第一幕を楽しむ。指揮はロリン・マゼール。舞台をスペインからヴェネツィア郊外のイタリアに移しているが素晴らしく美しい映像。豪華な屋敷。このニ短調のおどろおどろしい深刻なオペラをモーツァルトが「ドラマ・ジョコーソ」と名付けた理由などを解説してチョイト打合せのあと帰宅。昨晩飲みすぎたコトもあるので今夜は少々酒を控える。今年の阪神はいつもあと一歩でアカンなあ。ZZZZZZZZZZ。

CD
『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、ソナタ第32番&月光』
『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、ソナタ第32番&月光』
『ブルックナー:交響曲第9番』
『ブルックナー:交響曲第9番』
BOOK
中村計『歓声から遠く離れて:悲運のアスリートたち』(新潮文庫)
中村計『歓声から遠く離れて:悲運のアスリートたち』(新潮文庫)
栗秋正寿『アラスカ垂直と水平の旅―冬季マッキンリー単独登頂とアラスカ1400キロ徒歩縦断の記録』(山と渓谷社)
栗秋正寿『アラスカ垂直と水平の旅―冬季マッキンリー単独登頂とアラスカ1400キロ徒歩縦断の記録』(山と渓谷社)
中村計『甲子園が割れた日−松井秀喜連続5敬遠の真実』(新潮文庫)
中村計『甲子園が割れた日−松井秀喜連続5敬遠の真実』(新潮文庫)

8月24日(日)
朝黒兵衛と散歩のあと自宅で仕事。読書三昧。中村計『歓声から遠く離れて 悲運のアスリートたち』新潮文庫。いわゆるスポーツ・ノンフィクション。マラソンの小鴨由水・ゴルフの佐藤信人・三段跳の杉林孝法・水泳の高橋繁治・登山の栗秋正寿の話。どの話も面白かったが彼らの生き方を解釈しようとするノンフィクション作家の姿勢はいつも違和感が付きまとうなあ。沢木耕太郎氏もそうだけど結局スポーツマンにインタヴューして考える自分の私小説になってゆく…。面白ければいいのだろうけど評伝との違いは…?続けて同作家の『甲子園が割れた日』を読み出すがシンドクなったのであさのあつこ『敗者の季節』に切り替えるともっとシンドイ。右腕本格派投手のカーヴのすっぽ抜けが左打者の尻に当たってデッドボール…ってあり得ないですよね…。新田次郎『富士山頂』(文春文庫)を読み出してよーやくシックリくる文章に出逢う。さてこーゆースポーツものをどーまとめるか…。しかしBGMに聴いたファジル・サイのベートーヴェンP協3番は面白かったなあ。サイはやっぱりただモンとちゃいますよ。あ。これまでタダモンやと思てたアバドの指揮も凄いなあ。ルツェルン祝祭管弦楽団と録音したブルックナー9番はナカナカの聴き物やと思いますねえ。音に引っ張られて何度も活字から目が離れましたからね。そんなこんなで夕方から家族みんなが美容院に出っ払ったので俺は独りで『鮨処もり山』へ。寿司も酒もウマイ!罪滅ぼしにお土産詰めてもらって次女の運転する迎えのクルマで帰宅。フロ。ネル。

BOOK
松竹伸幸『集団的自衛権の焦点「限定容認」をめぐる50の論点』(かもがわ出版)
松竹伸幸『集団的自衛権の焦点「限定容認」をめぐる50の論点』(かもがわ出版)
豊下楢彦+古関彰一『集団的自衛権と安全保障』(岩波新書)
豊下楢彦+古関彰一『集団的自衛権と安全保障』(岩波新書)
柳澤協二『亡国の安保政策――安倍政権と「積極的平和主義」の罠』(岩波書店)
柳澤協二『亡国の安保政策――安倍政権と「積極的平和主義」の罠』(岩波書店)
石破茂『日本人のための「集団的自衛権」入門』(新潮新書)
石破茂『日本人のための「集団的自衛権」入門』(新潮新書)

8月25日(月)
朝黒兵衛と散歩のあとコラム1本。某新聞記者からの電話で雑談してたらサッカー元日本代表監督の岡田武史氏が西日本新聞のインタヴューを受けて安倍内閣の「独善的集団的自衛権正当化策」を大批判しているとか。真っ当な人間ならソレが普通でしょう。http://www.nishinippon.co.jp/nnp/teiron/article/108511 筑摩書店のPR誌『ちくま』では文芸評論家の斉藤美奈子さんが集団的自衛権について考える本を4冊紹介した上で次のような結びの文章を…《資料を読めば読むほど杜撰さと滑稽さが際立つ解釈改憲。よくまあこれで閣議決定できたものだとあきれるばかりだ》。なるほど。松竹伸幸『集団的自衛権の焦点−−「限定容認」をめぐる50の論点』かもがわ出版/柳澤協二『亡国の安保政策−−安倍政権と「積極的平和主義」の罠』岩波書店/石破茂『日本人のための「集団的自衛権」入門』新潮新書/豊下楢彦+古関彰一『集団的自衛権と安全保障』岩波新書…今はスポーツ本を読むのに忙しいけど読んでおかねば…と思いながら三島由紀夫『鏡子の部屋』を読み始める。ボクサーの肉体描写を知るために。あまり高評価は得ていない小説とはいえオモシロイ。夕方から六本木ヒルズ森タワー39階エニッシュへ。ネットTV『ニューズ・オプエド』生出演。橋本聖子氏の語るに落ちるパワハラ行為は泣き虫市議や丸刈り府議と同レベルでまったくナサケナイ…高校野球は全国高校スポーツ事情改善のためもっと利益を坐しては?…そうすればオカネの出入りも明瞭になりますから…などとコメントしたあとアメリカのスポーツとヨーロッパのスポーツの違いについて話す。岡ちゃんの集団的自衛権に対する考えを上杉隆氏に伝えたあと大船『213』へ…と思ったら…最近は月曜が定休日とかで以前『213』で働いてた人のやってる『ふらっと』という店へ。ワイン飲みながらヨメハンと晩飯。ここのナンピザやキーマカレーやナンヤラカンヤラはナカナカの美味。お腹を膨らませて駅前の『バー213』でスコッチを一杯もらって帰宅。フロ。ネル。

8月26日(火)
朝黒兵衛と散歩。その前に三島由紀夫『鏡子の家』をベッドで読み始める。目的はボクサーの肉体描写。しかし必ずしも評価の高くないこの小説のオモシロサに惹かれる。経済社会にどんどん傾斜して行き誰もが長寿を願う「一種のサナトリウム社会」に三島は苛立ってたんですね。散歩のあとイロイロ仕事。昼食とってマタ仕事。ふうっと一休みで昨日も開けた筑摩書房のPR誌『ちくま』今月号を開いて橋本治氏の「遠い地平低い視点」と題された短いコラムを読み出したとたんケケケケケと声を出して笑ってしまった。『アナ雪』の♪ありのままの〜…をとりあげて「ありのまま」ってなんだろう…と問いかけているのだ。《映画館では「みんなで一緒に歌おうヴァージョン」も上映されて(略)「なんでツケマツ毛やエクステをしたまんま“ありのままの自分”を称えるような歌を歌えるんだろうか?」と私なんかは思います》同感同感。そして《1960年代の「ありのまま」は真っ裸になることでした》とミュージカルの「ヘアー」を紹介。ここまでは小生も考えたことで要するにビートルズが“Let it be”と歌った「ありのまま」と『アナ雪』の“Let it go”の「ありのまま」は全然違うものとは以前に本欄でも書いた。ところが橋本氏の解説はもっと凄い。《「ドラッグを吸って気持ちよくなりたい」と思う自分》も《「幼い女の子を監禁して自分の妻に仕立て上げたい」という『源氏物語』以来の欲望》を抱いてしまうのも「ありのまま」と言えなくないのだ。《ツケマツ毛をつけたい》と思うのが「ありのままの自分」でもあるように…。そもそも“Let it go”を「ありのまま」と訳したのが間違いかもしれないけど(「何でもいいからやっちゃおう」のほうがニュアンスは近いのかな?)まぁミュージカル見るならドラマも音楽も『ウェスト・サイド・ストーリー』のほうがはるかに見る価値が高いですよね…とか何と考えるうちに…雑用の仕事ばかり多かった一日も暮れて…夕方の散歩…サケ…メシ…フロ…ネル。

8月27日(水)
午前5時頃目が覚めてベッドで三島『鏡子の家』読書。ボディビルディングが大学の重量挙げ部でアメリカ直輸入の新スポーツとして行われる筋肉論はめっちゃオモシロイ。ボクサーの活躍も含めてこれはスポーツ小説か?ベッドから起きだして朝起きてRKB毎日放送『ニュース新発見インサイト』電話出演。昨日の本欄に書いた『アナ雪』の話。Let it goとLet it beの英語的相違&時代的考え方の相違についていろいろ話す。ただし橋本治氏の説は例を少し和らげて。ラジオのあと段ボールやら雑誌やらを山ほど出してから黒兵衛と散歩。涼しい。というより寒いくらい。6年後のパラリンピックにはちょうどイイ気候かも。しかし小雨パラパラの曇り空はダメ。散歩のあと資料整理。午後からは資料読み。映画『東京オリンピック』の資料を整理してたら1964年五輪の記録映画の準備は6年前から始まって4年前のローマ五輪にはメガホンをとる予定だった黒澤明監督も現地取材をしていたとか。結局黒澤監督が降りて64年1月に代役に市川崑監督が決まり具体的に一気に動き出すのだが次期東京五輪は6年後。いろいろ準備大丈夫なのか?特に新国立競技場問題は…?何もかもを組織委に集約して具体的に動かないといけない時期になってると思うのだけど…。黒兵衛との夕方の散歩のあとサケ&孫とフロ&バンメシ&ネル。

8月28日(木)
朝4時起床。とはいえ床から起きずに『鏡子の家』読書。鏡子の態度は階級的貴族趣味に見えながらじつは徹底した戦後民主主義ともいえるのか?しかし誰もそのことに気づかない…。床から起き出して黒兵衛と散歩。今日も涼しい。短パンが寒いくらい。明日は大阪で仕事なので明日締切の新聞原稿1本仕上げる…といきたいところが締切が切羽詰まってない時の原稿は書き直し書き直しを何度もしてしまいナカナカ書けない。締切がキチンと決まっていない書き下ろし単行本がナカナカ書けないのも同じか(じつは書き上げる約束をした本が3冊も溜まってる…とほほ…編集者の皆さんゴメンなさい)。新聞原稿のほうは結局中味をガラリと書き直して午後完成。他の仕事をいろいろこなしてバンメシは…仕事が休みの次女が焼肉食べたいというのでクルマで15分くらいの焼き肉屋へ。馬刺し・ユッケ・カルビ・野菜焼き・ロース・タン…その他イロイロ久しぶりに焼肉料理を味わって満足マンゾク。帰宅後孫とフロ&ネル。阪神アカンなあ。ナニィ。盲導犬を刺した奴がいるって?モラルハザードは終わるところを知らず…。新国立競技場の建設も一種のモラルハザードだと思うのですが…。

8月29日(金)
今日も朝は5時頃起床。ベッドで『鏡子の家』読書。ボディビルvs芸術家の意見のぶつかり合いを読めば三島の自殺の理由がなんとなくわかりますね。しかし美は男性の肉体にあって女性の肉体は猥褻なだけ…という意見は首肯しがたいなあ。あ。女性があまりスポーツをしなかった昭和30年代まではそうとも言えたのかなあ…。ワカラン。朝の散歩はパスして新幹線で大阪へ。毎日放送『ちちんぷいぷい』生出演。その前に隣の丸善ジュンク堂書店で集団安全保障の本を(ナンデモカンデモの写真下段参照)渉猟。ついでに想田和弘『熱狂なきファシズム ニッポンの無関心を観察する』(河出書房新社)も購入。たしかに麻生財務大臣が思わず口にしたように今の政権はヒトラーを見習って誰にも気づかれないうちに日本の政治体制を変えようとしているのだろう。その動きの中では安倍vs石破なんてつまらん同類の権力争いに過ぎない…なんて思いながらレジに近づくと平凡社のヴァガボンズ・スタンダードというシリーズが2冊出ていて『ポケットに草間。(草間彌生)』『ポケットに森村。(森村泰昌)』という2冊を見つけたので購入。ついでに枝雀の皿屋敷と八五郎坊主も見つけたので(小学館DVDBOOK)これも購入。皿屋敷は持ってなかったからイイものを見つけたと気分よく毎日放送へ。『ちちんぷいぷい』でも安倍vs石破会見の後の記者会見が少し流れる。地方は巻き込まれませんように…。落語家の吉弥さんテニスの沢松サンなんかと小栗旬主演『ルパンV世』などにつて楽しくワイワイ話す。そー言えば昔モンキー・パンチさんにGORO記者としてインタヴューしたことがあってソコで初めてコードレス電話を見たなぁ。パンチサンも初めてだったようで手にとって「センがなくてもつながるの?」なんて言っておられたなぁ。万引き防止は機械(防犯カメラ)よりも人間(店員の明るい声かけ)が有効などイロイロ話して一足先にスタジオを出て少し休んでから『VOICE』生出演。日本の運動会の華やかさは盆踊りと関係があるとか全国高校軟式野球の3日に渡る延長30回以上サスペンデッド・ゲームはかつて20点以上とったチームが勝ちというルールだった昔の野球の再現…などと話して長時間TV出演は終了。往復の新幹線では『鏡子の家』を傍線を引きながら延々と読み続ける。必ずしも評価の高くないこの作品も肉体論(ボディビル論)スポーツ論(ボクシング論)として読むと面白い。晩飯は車中で鰻弁当。自宅に着いてフロのあと枝雀の落語。やっぱりオモロイなぁ。オモロ過ぎるでぇ。寝よ。

8月30日(土)
朝起きて『鏡子の家』読んで黒兵衛と散歩して仕事チョットしてると編集プロダクションのY氏から映画『東京オリンピック』のシナリオ・コピーが届く。最初の「序」を読んだだけでガビーンと脳天に衝撃。《この映画は純然たる記録であってしかも単なる記録に止めてはならない。昨今人々は現実に対して中毒症状を呈している。「事実は小説より奇なり」という言葉をまったく無邪気に受け入れ信じほんとうでないと或いはほんとうらしくないと鼻も引っかけないよう精神状態である。ほんとうにほんとうでないと面白くないという精神状態は本当は異常なのだ。精神が衰弱している状態だ。現在の我々に欠けているものはつくりものを尊ぶ気風である。我我一人々々の心の奥にデンとあぐらをかいている「尊いのはほんものでつくったものはまやかしだ」という信仰をこっぱみじんに砕かねばならない。なぜならオリンピックは人類の持っている夢のあらわれなのだから》……この一文をシナリオ執筆者のなかの(和田夏十・白坂依志夫・谷川俊太郎・市川崑のうちの)誰が書いたのかわからないけど(想像では市川のコンセプトを谷川が文字にした?)これを読めば映画『東京オリンピック』のすべてがわかる…とまでは言わないにしても基本理念がわかり製作過程がわかりヤラセも理解できる。すごいなあ…なんで今まで読まなかったのか…と思いつつ読破。市川監督の絵コンテも凄かった(すべてが撮影前に描かれていた)けどシナリオにもすべてが書かれてる…圧倒された気分で夕方から朋友のS宅へ遊びに。Sの甥っ子夫婦や仕事仲間(と言っていいのかな)などと夏の終わりのBBQとしゃぶしゃぶを満喫。なかでもSの奥さんが元気そうだったのが何より。美味い酒やら料理やらに舌鼓を打ちながら経済の専門家たちに朝鮮戦争がバブルとは呼べない理由のレクチャーを受けたりして有意義な一夜。帰宅後寝る前に自分が朝鮮戦争もバブルの一種では?と抱いた疑問が儲けたカネの使い方に重点を置いた指摘だったことに気づく。ということは朝鮮戦争から新しいカルチャー(作物)が生まれなかったようにバブル経済からでもカルチャーは生まれる可能性があるのか…などと酔っ払った頭をグルグル回しながらフロ&ネル。

8月31日(日)
8月も今日で終わり。夏の想い出…なんて感傷的に語る歳でもナシ。昨日の酒は残ってないけどチョット身体がダルイ。これは明らかに歳のせいですね。朝黒兵衛と散歩のあと孫とヨメハンと銀座へ買い物。博品館のオマケ金券が何枚かあったのでソレでトミカのプーさんやら自動車運搬車やらを買ったあとスグ隣のBALLYへ。4年間使った財布がボロボロになったので(これはBALLYではありません)買い換え。ついでに同じくらいコキツカッタ仕事鞄もボロボロになったので買い換え。まぁBALLYなら以前ローザンヌの本店で買った鞄も10年以上使った実績があるので少々贅沢でもエエヤロと判断。ついでにブーツも履いてみるとやっぱり履きやすい。昔は夏も冬もBALLYのブーツしか履かず20代の時から50過ぎまでで靴は3足しか買わなかった。小生唯一のブランド趣味。またブーツに戻すか…そのほうが結局費用は安いかな…と思ったけど財布と鞄を買ったので今回は見送る。銀座で蕎麦食って帰宅。ウトウト昼寝……というより夕方寝。黒兵衛の散歩はサボって迎酒&晩飯。今夜は日曜美術館の後今夜はクラシック番組はナシか…とチャンネルを回すと国松警察庁長官狙撃事件の真相なんて番組をやってたので見てしまう。そうか。犯人はオウムではなくゲバラを目指した満州生まれの個人商店テロリストか。それを未だに警察は表向き公安vs刑事の組織の闘いでとらえてるとはナサケナイ。けっこう長いテレビ番組を0時近くまで見てしまう。寝よ。

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