ナンヤラカンヤラ
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2003年 11月12月

BOOK
野村克也『野村克也の野球論集成』(徳間書店)
野村克也『野村克也の野球論集成』(徳間書店)
宮本武蔵『五輪書』(岩波文庫)
宮本武蔵『五輪書』(岩波文庫)

6月1日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。好天の日が続くなかで昨晩だけは荒天。夜来雷雨声。知葉落多少。しかし葉っぱはさほど落ちてない。新緑の青葉は強いようだ。終日デスクワーク&読書。『野村克也野球論集成』読了。これは面白かった。野村克也氏は本を出しすぎで少々食傷気味だがこの「集成」は傑作。野球のことしか書いてませんからね。人生論や教訓がないだけに凄い。人生のなかに野球があるのではなく野球のなかに人生があるというR・エンジェルの言葉が思い出される。晩飯野球劇場は楽天巨人戦。今日くらいは巨人が勝つなぁ…則本の7試合2桁奪三振は無理やなあ…と思って世界卓球とチャンネルを動かしながら見ていたら楽天があっという間に逆転。巨人のリリーフ田原が楽天にウィーラーとアマダーに3球でヒットとホームランを打たれて同点にされたのは明らかに配球ミスですね。野村氏の野球論集成を読むとよくわかります。おまけに則本の投球も後半冴え渡り野茂英雄の6試合連続の記録を抜く7試合連続2桁奪三振はお見事。感激。関係ないですが小生はドジャー・スタジアムで勝った野茂英雄の4試合50奪三振ドジャース記録記念の缶バッジを持ってます。これも凄いですよ。サンデー・コーファックスの記録を抜いたんですからね(ドライスデールだったかな?)。則本も近々メジャーかな?それにしても巨人は…交流戦のセは…弱すぎますね。これで3連戦を終えてパ12勝。セ6勝。実力も人気もパの時代?卓球日本の若い女子選手も強いですねえ。くそっ。張本vs水谷の試合は明日だと間違えて寝てしまった(>_<)

BOOK
後藤健生『世界スタジアム物語:競技場の誕生と紡がれる記憶』(ミネルヴァ書房)
後藤健生『世界スタジアム物語:競技場の誕生と紡がれる記憶』(ミネルヴァ書房)
舛添要一『都知事失格』(小学館)
舛添要一『都知事失格』(小学館)

6月2日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩のあとYANASEのPR誌の原稿を書き直し。連載で慣れているはずなのに文字量を40行もオーバーしてしまう。YURU SPORTSのことを紹介していたら自分で書いていても面白くてついつい枚数を間違える。編集者氏も面白い内容をナントカ押し込もうとしてくれたようだけどやっぱり無理があるので自ら書き直しを提案。シャーナイなあ。午後から東京へ。品川エキナカの書店で舛添要一氏の新刊『知事失格』購入。時間があったので茶店に入ってアイスコーヒー飲みながら新国立競技場と五輪の箇所を読み出す。そうか。桝添氏は「森オヤジ」と自ら書く森喜朗氏の政治的弟子だったのか。小生に話していた内容とは少々違うような気もするが…。ちょっと読み進むのにウンザリしてきたので書評用に送られてきた後藤健生『世界スタジアム物語』(ミネルヴァ出版)を読み出す。こっちの方がよほど面白い(当たり前か)。浜松町のAVATTA STUDIOへ。『ニューズ・オプエド』3周年700回記念特番で蟹瀬誠一さんとともにゲスト出演。MCはもちろん上杉隆氏自身。ここまでよく続いたものです。3人でジャーナリズム論を話し合う。最後はシチリア・サミット・レポート。そうか。日本のメディアはサミット取材でも日本のメディアだけで固まって安倍首相のサミットでの記者会見も日本の記者しか参加していないのですね。まるで日本のプロ野球チームのアメリカ・キャンプを取材している日本のプロ野球担当記者と同じなんですね。小生がヤクルトのアリゾナ・キャンプや中日のフロリダ・キャンプの時にパドレスやドジャースの取材パスを得て記者クラブと関係なく動いていたのは当時から『オプエド的』だったわけだ。あ。『ニューズ・オプエド』という名前で「ニューズ」と濁って英語の発音に近づけるアイデアは小生の発案…ということも話せばよかった。ま。そんなことは自慢にもならないか。帰宅して交流戦&メシ。巨人弱いなあ。村田にホームランが出てもオリックスに負けるか…。世界卓球日本選手強いなあ。

6月3日(土)
朝起きて東海道線で品川へ。新幹線に乗って京都へ。久しぶりのテレビの仕事が読売テレビというのも何かオカシイけど(苦笑)中味は運動会の取材と講義。まずは京都松ヶ崎のノートルダム小学校へ行って運動会を見学。レポーターのジャマイカ人のレオナルド君に挨拶して「Are you a sprinter?」と訊くと「Used be」との返事。今は日本で英語の先生だけどジャマイカでは誰もが学校時代に短距離走に打ち込むという。しあし日本のような楽しい運動家はない。そこが今回のテーマ。父兄席の後ろを歩き回ってダンスや体操を見ていると大勢の父兄のなかから5人ほど話しかけられた。すべて母校の卒業生。小生の後輩。孫の運動会を見に来たとか。あとで知ったのだが母校の校長も来賓できていたとか。何年か前に講演会をやらされたので挨拶しときゃ良かった。運動会(この小学校ではスポーツ・フェスティバルと称している=良いことですね)の最後から2番目は組み体操。それなりに頑張っていたけど高いピラミッドや派手な技はナシ。指導している人に訊いたところがやはり去年から社会問題にもなり敗しも含めて話し合って万全を期して注意して行っているとか。最後はリレー。私立のエリート校だけに迫力には少々欠けるけどやはり子供リレーほど面白いものはない。午後の部を全部見学したあと職員室の一角を借りてレオナルド君相手に運動会の講義。明治7年にイギリス人の指導のもと海軍兵学校で生まれた共闘遊戯会が最初で明治20年の文部省令でに全国に広がる…「小雀の巣立ち」「トビウオの波切り」「古狸のつぶてうち」…なんて競技もあった(何の競技かわかりますか?)。ケッサクなのは「卵拾い競走」「水桶運び競走」「豚追い競走」…詳しくは7月30日放送を見てください(中京関西四国中国地方のみですが)。場所を三条河原町のレゲエ居酒屋に移してジャマイカ・ビールとジャマイカ料理を楽しみながら運動会講義のあと解散。レオナルド君と握手して久しぶりに祇園の『酒肆G』へ。ウィスキー飲みながら何ヶ月か前に亡くなった婆さんのお悔やみを言って京都駅へ。新幹線で帰鎌。世界卓球は混合ダブルス見事に金メダル。日本のスポーツは2020目指して強くなってきているのにイベント自体は上手くいくのか…?…心配やなあ。

CD
『マーラー:交響曲第1番「巨人」』
『マーラー:交響曲第1番「巨人」』
『マーラー:交響曲第1番「巨人」』
『マーラー:交響曲第1番「巨人」』
DVD
『マーラー:交響曲第1番「巨人」アダムス:シティ・ノワール』
『マーラー:交響曲第1番「巨人」アダムス:シティ・ノワール』
『マーラー:交響曲第1番《巨人》第2番《復活》第3番』
『マーラー:交響曲第1番《巨人》第2番《復活》第3番』
CD
『ワーグナー:リング・ハイライト』
『ワーグナー:リング・ハイライト』

6月4日(日)
朝起きて黒兵衛と…と思ったら昨日は孫の小学校の運動会でトレーナーさんに預けたとか。さっそく仕事を始めると昨日の運動会を済ませて遊びに来ていた孫から「挑戦状」が届く。「きょうのごご5じにしょうぎのしょうぶだ!」とあったので「ひきうけた。かえりうちにしてやる!」と返事。5時までイロイロ仕事のつもりが書評用の読書に後藤健生『世界スタジアム物語』を読み始めたら時間を忘れて6時になってしまったので遅れたことを謝ってイザ真剣勝負。孫の振り飛車に対してこちらは居飛車で軽く一蹴。晩飯を食べ始めると長女がBFと来宅。誕生日に伊豆のホテルに泊まった帰りだとか。ガラス工芸や魚料理を楽しんだようで土産に麻の作務衣を買ってきてくれた。早速着替えるとこれはナカナカ清々しい。レンタカーを返すとかで慌ただしく帰って行ってこちらはフロ&酒&マーラー。ファビオ・ルイージ指揮N響の交響曲第1番『巨人』をEテレで見る。イタリア人にしては真面目な演奏というかカンタービレとかが派手でなく少々不満。ムーティ指揮フィラデルフィア管のCDはエエのになあ…と思いながら世界卓球。男子ダブルス決勝は残念ながら接戦を落としてしまいましたね。しかし個人世界ランキングでははるかに上の中国人2人に対して素晴らしいダブルスの試合でした。惜しかった。

BOOK
島田雅彦『カタストロフ・マニア』(新潮社)
島田雅彦『カタストロフ・マニア』(新潮社)

6月5日(月)
朝起きて運動会代休の孫と一緒に黒兵衛と散歩したあと舛添要一『知事失格』読了。書かれていることが事実か否かを判定する力は小生にはないが「第3章韓国訪問とヘイトスピーチ」は一読の価値あり。カジノはハッキリ「反対」と言ってほしかったな。あとがきには「極右路線が今や日本社会の主流になってしまっている」「かつて日中戦争太平洋戦争へと転落していった破滅の道をこの国は再び歩もうとしているのであろうか」とある。その通りだが難しい世の中になったものですね。午後から郵便物の整理をしていたら島田雅彦さんから新刊『カタストロフ・マニア』(新潮社)が送られてきていた。純文学作家がSFに進みSF作家は純文学に進む。1ページ目を開くとご子息の名前が出てきた。面白そうなので読みたいが今はその暇がない。ちょっと後回し。夕方から東京へ。芝公園AVATTA SYUDIOで『ニューズ・オプエド』MC出演。ゲストは『月刊ニューモデルマガジンX』編集長の神領貢さん。かつてF1をフランスや鈴鹿でイロイロ取材しマカオ・グランプリも訪れ佐藤琢磨さんや井原慶子さんにインタヴューして公道レースの小樽グランプリを仕掛けようとした人間とし元JAFの職員でもあった神領さんにて専門化にモータースポーツと日本のモーター文化の現状を訊く。そうか。JAFって別の加入する義務はないのですね。でもJAFの会員でなければモーター・スポーツには参加できないのですね。ガソリン税は1リットル50円もするのか…イロイロ勉強させていただく。スタジオを出れば雨。置き傘を借りて帰宅。錦織のテニスは素晴らしかったですね。

BOOK
『エルネオス』
『エルネオス』

6月6日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。あっという間に紫陽花が花をつけている。なかなか綺麗。近くの空き地にいろいろな種類の紫陽花が植えてあってナカナカ見事。外国特派員協会で東京五輪のゴルフ場問題を話して以来送ってくれるようになったビジネス情報誌『エルネオス』(EL NEOS=THE NEWS)を開けてみると枝廣淳子さん(アル・ゴア『不都合な真実』の翻訳者)が東京五輪の環境問題がまったくダメと指摘していた。枝廣さんは組織委の持続可能性委員会のメンバーとして低炭素ワーキンググループの議論に加わっているのでこれは一種の内部告発。フェアトレード・有機栽培・FSC(森林管理協議会)認証・RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)認証・MSC(海洋管理協議会)認証などイロイロ調べてみる。ロンドン大会やリオ大会ではそういった認証を受けた製品しか使わなかったが東京大会は環境問題で『劣ってしまうのではないか』と心配だという。そう言えば新国立競技場で使用する大量の木材はFSC認証製品を使うのかな?そう言えば桝添前知事は1964年東京五輪のレガシーである東海道新幹線に比肩するものとして「水素社会の実現」を言ってましたね。それは今どーなってるのかな?仕事が一段落した夕方歯医者へ。悪かった歯にカバーをかぶせてもらって大きな治療は終了。あと少し軽度の虫歯があるらしい。この際徹底的に治してもらいましょう。晩飯プロ野球劇場は西武巨人戦。巨人…弱いですねえ。みんな萎縮してるのかな。菅野でもリードを守れず逆転負け。このチームで選手に気合いを入れるのは誰?

BOOK
戸塚啓『必ず、愛は勝つ!車イスサッカー監督羽中田昌の挑戦』(講談社)
戸塚啓『必ず、愛は勝つ!車イスサッカー監督羽中田昌の挑戦』(講談社)

6月7日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演。昨日の本欄に書いた2020東京五輪での環境問題の不備について話す。そう言えば2016年の東京五輪招致のときはかなり環境問題を主張していた。しかし一部のIOC委員から「IOCは国連ではない」と一蹴された。そこで反論できなかった招致委や日本のメディアのほうが問題ですね。まぁ16年の時は南米初の五輪に風が吹いていたから仕方ないですが…この五輪環境問題は重要ですね。いろいろ仕事の最中の一休みで郵便物を整理すると戸塚啓『必ず、愛は勝つ!車イスサッカー監督羽中田昌の挑戦』(講談社)というのがあった。羽中田さんとは長らくご無沙汰。書評2冊の仕事が済んだら読もう。夕方から根岸線で桜木町へ。ランドマークタワーを抜けてクイーンズ・プラザにある神奈川大学KUポートスクエア(みなとみらいエクステンションセンター)へ。神大エクステンション講座「東京2020オリパラの意義を問い直す」最終回のシンポジウムに参加。広瀬一郎さんが参加できなくなったのは残念だが神大の大竹弘和教授と長田渚左さんと3人で約80人の聴衆を相手に2020の問題点&期待する点などをイロイロ話す。終わってから打ち上げ&打ち合わせ。今秋から広瀬一郎さんに代わって非常勤講師として神大でスポーツ文化論の講座を受け持つことにする。大学で若い学生と交流することはオモシロイ上に神大は自宅から近いのが良いですね。ビール&お好み焼きでいろいろ話してると巨人12連敗の報。ま。ベーブ・ルースが「人生によく似た最もリアルなスポーツ」と言った野球ではいろんなことが起こりますよね。かつてのV9も人生なら12連敗も人生。そーゆーもんですね。帰宅してサッカー。シリア戦。良くない内容はイラク戦のためには良かったかな?

CD
『ワーグナー:ニーベルンクの指環』
『ワーグナー:ニーベルンクの指環』
『ワーグナー:ニーベルンクの指環全曲』
『ワーグナー:ニーベルンクの指環全曲』
DVD
『ワーグナー:ニーベルンクの指環メイキング・オブ・レコーディング』
『ワーグナー:ニーベルンクの指環メイキング・オブ・レコーディング』

6月8日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。紫陽花がホントに綺麗。なのに黒兵衛は花も見ずにヨソの犬に吠えかかる。花が美しいと思うにはネアンデルタール人からか?ホモハビルスはどーだったのか?チンパンジーはどーなのか?…などと考えながら帰宅。なかなか仕事をする気にならないので神奈川大の非常勤講師就任用の履歴書と教育研究業績書を書き始める。さっさと終わらせて仕事に移る予定がコレがなかなかの難事業。エクセルの使い方に慣れていないからセルの追加やら移動やらでゴチャゴチャになる。名古屋のKクンに電話でヘルプを依頼。するとKクンが使ってるパソコンがマックなので会話が噛み合わない。不便な世の中になった物ですなあ。この歳になってエクセルとパワーポイントで四苦八苦するとは…トホホ。イライラする気持ちをBGMのワーグナー『ワルキューレ』で押さえて履歴書だけは完成。業績書は下書きを渡してKクンにやってもらうことにする。いまさらエクセルを使いこなせなくてもエエやろ。それにしても久しぶりに聴くショルティ指揮ウィーン・フィルの『指環』は絶品ですね。ニルソン&ホッター&ルートヴィヒ&フリック&キング&クレスパンの歌手陣も文句なし。ワルキューレの一員にデルネシュとファスベンダーを再発見して興奮。夜は飯食いながら西武巨人戦。なんとまぁ巨人の元気のないこと。選手を怒鳴れる指導者・選手たちを引っ張る選手はいないのか?ニュースでロシアゲート事件に関するコニー前FBI長官の公聴会を見る。日本の国会が前川前文科次官を喚問できないのと大違い。安倍&菅体制の国民を馬鹿にした傲慢きわまるごり押し右翼政治には全国民が叛旗を翻すべきだろう。巨人の連敗は読売の前川「報道」は関係ないのかな?あんな恥ずかしいことはジャーナリズムのすることじゃないですからね。深夜NHK-BSでヒトラーわが闘争の本を巡るドキュメンタリーを見る。世界のジャーナリズムは頑張ってますね。

DVD
『Der Ring Des Nibelungen』
『Der Ring Des Nibelungen』

6月9日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。紫陽花見物。藍姫・紅・玉乃輪などの種類があるらしい。小さくて薄紫色の花(萼?)の色が綺麗な藍姫が美しい。それにしても良い天気。真っ青のコレが梅雨かと初夏の空。朝歯医者へ。午後から昨日の履歴書の続き。教育研究業績書などというものを書かねば。ま。イイ機会だから自著・共著・訳書・講義・TV講義等の仕事をまとめてみるか…とやり出したらたいへん。これはメッチャ時間がかかる。適当に端折る許可をメールでもらって…しかし1日では済みそうにない(>_<)BGMはルイジ&レヴァイン指揮メト歌劇場のワーグナー『指環』。コレがナカナカ良い演奏。ターフェル・ヴォイト・カウフマン・モリス・ケーニヒ・シーゲル…。歌手陣も悪くない。ドイツ的重みに欠けるとかイロイロ悪口は聞きましたがニューヨークのメトはバカにできませんよ。それにしても…「官邸の最高レベル騒動」は最低。獣医学部を作って施設と教師は揃うのかな?実習動物はポメラニアンだけなんてことになるのではないでしょうね。それより「共謀罪」法案は何とかしなければ。五輪のテロ対策に必要…というウソにはスポーツ関係者も抗議しなければ…で某作家たちと連絡を取る。動きは遅きに失したかもしれないけれど安倍政権に今こそ叛旗を翻さなければ。巨人はやっと勝ちましたね。しかし連敗中の日ハムも打線に元気がないですねえ。日本のメディアはコミ−証言に騒ぐ以上に「怪文書」もみ消しにヤッキになっている安倍政権批判をしなければならないはず。しかし菅官房長官の記者会見で鋭い質問で粘った女性記者はどこのメディアの人かな?とネットを調べたら東京新聞らしい。やっぱり。がんばれ!ジャーナリストとして当たり前の行為ですからね。他の記者も見習え!

DVD
『インデペンデンスデイ』
『インデペンデンスデイ』
Blu-ray
『エイリアン』
『エイリアン』
DVD
『スターウォーズ W X Yトリロジー』
『スターウォーズ W X Yトリロジー』

6月10日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。紫陽花に新種があるのを発見。城ヶ崎の雨&大山濃紫。名前は綺麗けどまだ苗状態で花は咲いてない。来年かな。さあ原稿を書かねば…と思うが締め切り前にはなかなかヤル気がわかないので昨日に続いて神奈川大に提出する教育研究業績書を書く。けっこう時間がかかって一日仕事。夕刊を読んで仰天。東京五輪の種目が決定するが全部で339種目。女性の進出は悪いことではないがアジェンダ2020では上限が310種目程度としていたはず。2014年に決められたことを朝令暮改?選手数は増えないというが陸上競技・重量挙げ等で選手を削減。予選を少なくしてレベルの低い選手の参加をなくしてレベルの高い選手だけにする…のが五輪の方針?オリンピックは参加することに意義があるのではなくレベルの高いパフォーマンスと若者ウケする競技の増加でテレビ視聴率を稼ぐことに意義がある…に変わってきたようだ。はたして五輪はコレでいいのか?もっと驚くべきニュースは2024年大会招致にに立候補しているパリとロサンジェルスの両都市を24年と28年に振り分けて同時に決定するという案がIOC理事会によって決定されたこと。24年は100年ぶり3度目の開催をクーベルタンの故郷のパリで。28年は1996年のアトランタ大会以来五輪開催のないアメリカで…というわけだが肥大化した五輪を開催できる都市(市民が反対運動を起こさない都市)が少なくなったための窮余の一策にも思える。ボストン・ローマ・ハンブルク・ブダペストなどが開催立候補を取りやめ。肥大化した五輪は滅亡への道を歩み始めたか?これはかなり大きな五輪の危機。それを東京の組織委が救えれば最高なのに…。プロ野球交流戦巨人は3番中田に打たれて連勝ならず。相変わらず勝負弱いなあ。『インデペンデンス・デイ』というタイトル名だけ聞いたことのある映画をTVでやっていたので久しぶりに映画を見ようかと見始めたがあまりのくだらない内容に大笑い。ここまでクダラナイと酒を飲まないとみていられない。ところが酒がない。仕方ないので料理酒に使ってる二級酒を飲みながら最後まで見てしまう。あまりのクダラナサに途中で結末を全部言い当てて溜飲を下げる。映画館の大きな画面で吹き替えでなく見れば印象も違うのかな…しかし『スターウォーズ』『未知との遭遇』『エイリアン』よりは何段階も下のC級映画には違いない。オリンピックもこんな映画みたいにならないことを祈りたいですね。

DVD
『バーンスタイン/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番』
『バーンスタイン/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番』
『バーンスタイン/ブラームス:交響曲全集』
『バーンスタイン/ブラームス:交響曲全集』
CD
『ブラームス:交響曲第4番』
『ブラームス:交響曲第4番』
DVD
『モーツァルト:交響曲第36番《リンツ》/ブラームス交響曲第2番』
『モーツァルト:交響曲第36番《リンツ》/ブラームス交響曲第2番』

6月11日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。なかなか雨の降らない梅雨。空梅雨という言葉があるので珍しいことではないのだろう。午前中に共同通信書評用原稿完成。『野村克也野球論集成』最後は武蔵の『五輪之書』でシメル。野球と剣術。技術論としては似てますからね。昼飯で一休みして午後は某企業のPR誌連載3回目の原稿執筆。完成して夕方テレビをつけると巨人が日本ハムにまた負けている。しかも巨人から移籍した投手に捻られ巨人から移籍してきた打者にホームランを打たれて。ベーブ・ルースは「野球とは最も人生によく似たリアルなスポーツ」と言ったがソーユーモノなのかもしれない…と思うと驚きはナシ。晩飯は久しぶりに「鮨処もり山」へ。美味しい寿司に舌鼓&いろいろ楽しく雑談のあと帰宅してNHK-Eテレでファビオ・ルイージ指揮N今日のコンサート。ベートーヴェン「ピアノ協奏曲1番」を弾いた女流ピアニスト・ヴェアトリーチェ・ラナは良いですねえ。ベートーヴェンのモダンさが素直に表現されていましたねえ。続いてブラームス「交響曲第4番」。正直言って小生はこの曲が好きになれない。というかどんな演奏にも感激したことがない。あまりにも計算されすぎているような音の並びが人工的すぎるように思えて仕方ない。だからフルトヴェングラーやワルターやC・クライバーのCDを聴いても佐渡裕のコンサートを聴いても面白い曲だなとは思っても心の底からエエなあと思ったことがない。ファビオ・ルイージも良さに気づくのに時間がかかったと言っていたから小生ももうすぐ大感激の瞬間が押し寄せるのかも。クラシック音楽というのはそーゆー時間のかかることのあるのがまた魅力ですよね。コンサートに続いてEテレで熊本地震かたの復興を目指したマーラーの「交響曲第2番復活」上演のドキュメンタリーをやっていた。神戸の震災から10周年の「復活」も凄かったけど熊本もがんばりましたね。しかし音楽の力というのは凄いですねえ。音楽で泣けるのは素晴らしいことですねえ。

6月12日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。いろいろ雑務&仕事したあと夕方東京へ。AVATTA STUDIOで『ニューズ・オプエド』MC出演。今日のゲストは相撲ジャーナリストの荒井太郎さん。先場所を振り返って白鵬優勝・稀勢の里の来場所への期待・高安の成長・宇良や石浦の活躍などいろいろ話してもらう。いやあ相撲の話は面白い。荒井さんは初めてまわしを身につけた素人相撲大会で優勝したとか。けっこう身体もデカく180p近い身長で相撲を見続けていれば強くなるモノなんですね。「見る」ことは大事。いや本当に「見る」ことを身に付ければの話ですけどね。それにしても2020東京五輪をダシに使った「共謀罪」の成立は何とか阻止できないものか。スポーツ界から叛旗を翻す声は出ないものか。テロ特措法を成立させないとオリンピック・パラリンピックを開催できない…なんて大嘘ですからね。

6月13日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。権力の側に入ってしまうとヤンキーでなくなるヤンキー先生ってのはサイテーですね…と思いながら散歩に出たら一天俄に掻き曇りあっという間に土砂降りの雨。これも権力の力か…まさかぁ(^^;)共同通信書評やらFORUM8のPR誌"UP & COMING"の校正をやって午後からフォーラムエイト設立30周年記念祝賀会出席のため帝国ホテルへ。柔道家の山下泰裕さんの記念講演をまず聞く。日本柔道界の"堕落"と失敗談の正直で赤裸々な話は傾聴に値。そのあと盛大な出席者で祝賀会。久しぶりに出逢った山下泰裕さんといろいろ雑談。何年か前にNHK-Eテレで5周連続柔道の特番「柔の道」を作ったときにロングインタヴューをして以来かな。衆院議員の浅尾慶一郎さんともいろいろ話してサッカーを見るため一足早くパーティを退席。帰宅して日本vsイラク戦。最悪の暑さと低湿度のなか1点を守り切れずに引き分け。追加点を取れなかったことが最悪。こういう条件での闘い方として後半はもっと守りに徹してもよかったのかも。それにしても日本はカウンターが下手だからなあ。それは試合中に休むことが下手ということでしょうね。

6月14日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演。少し昨夜のサッカーに触れたあとオリンピック2020東京大会の種目数が339種目になったことを批判的に解説。3年前のアジェンダ20+20で上限310と決めたことは何だったのか?五輪の肥大化は止まらない?女性の参加が増えたのは良いことだけどそれを日本国内にも生かさないとレガシーにならない。甲子園大会も箱根駅伝も女性は何故参加できないのか?…などいろいろ話したあと黒兵衛と散歩。共謀罪法案は今夜成立するのか…ということをいったん忘れて『アサヒ芸能』連載原稿書いて送稿。午後から仕事…と思ったら本HP経由でちょっと面白い仕事の依頼。TVドラマへの出演依頼。企画書と台本が送られてきた。エッ!?て感じで何かの間違いでは?と返事。間違いでないなら台本を読み始めますが…とメールを送るが返事はナシ。やっぱり何かの間違いか。自分の小説(京都祇園遁走曲)が全20回でドラマ化されたときは最終回にチョイ役で5秒ほど出演したけど2度目の快挙(暴挙?)の行方は…?そんなことより共謀罪法案は本当にヒドイやり方で国会を通過しそうな雲行き。ヒドイ法案をヒドイやり方で通す安倍ヒトラー政権は森友加計でも倒れず。2020年の憲法改悪に向けてオリンピックも利用されそうな気配。さて…どうすれば…いいのか…。

CD
『シェーンベルク:グレの歌』
『シェーンベルク:グレの歌』
『シェーンベルク:グレの歌』
『シェーンベルク:グレの歌』

6月15日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。紫陽花は土がアルカリ性だとピンク。酸性だと青。それってほんとかな…と小学校の理科を思い出して家に帰って書評用の本『世界スタジアム物語』を読む。著者の後藤健生さんがサッカー・ジャーナリストだからアメリカ・メジャーの野球場の記述が甘くなるのは仕方ないけど、スタジアムの歴史というのは全体主義&独裁者&戦争&平和と移り変わって近現代の世界史なんですね。新国立競技場はまだ全体主義の面影が…。一日かかっての読書。BGMはシェーンベルクの『グレの歌』。久しぶりにブーレーズの指揮聴いたけど素晴らしい音楽ですね。イヴォンヌ・ミントンの山鳩の歌が美しい。書評の執筆は原稿は明日にしよう。TVドラマの出演依頼のメールは何かの間違いでは?と返事を書いたら間違いではなく監督のたっての希望だとか。嬉しいことでありがたいことだけど俺にできるのかな?まぁ台本を読んでみることにしよう。共謀罪法案はこれからも廃案にする動きに参加したいですね。文科省がんばれ!

Blu-ray
『E.T.』
『E.T.』
『未知との遭遇』
『未知との遭遇』
BOOK
島沢優子『部活があぶない』(講談社現代新書)
島沢優子『部活があぶない』(講談社現代新書)
河合雅司『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(講談社現代新書)
河合雅司『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(講談社現代新書)

6月16日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。紫陽花は土が酸性だと青でアルカリ性だとピンク…なら一つの幹から青とピンクの花が咲いてるのはどーゆーわけ?紅(クレナイ)という種類の紫陽花は全部紅色だけど酸もアルカリも関係ないのか?そー言えばアルカリというのはアラビア語だったなあ。酸=アシッドも何やらアラブっぽいなあ…などと思いながら散歩。結論はわからないまま日経書評『世界スタジアム物語』の原稿書き。午後からはいろいろ資料チェック。読売テレビの特番『運動会』のために明治時代の運動会の資料を漁るが築地の海軍兵学校での共闘遊戯会の写真は見つからず。そのかわりに明治20年代の連合運動会の写真をスポーツ大事典で発見。二人一組で輪になってフォークダンスか?袴姿がオカシイ。しかしわかりにくい写真だなあ。明治19年の東大の運動会も何をやってるんかよーわからん。夕方郵便物を整理してると講談社から送られてきた現代新書の新刊があった。河合雅司『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』は興味深い。そうか。2020年には女性の2人に1人が50歳以上か。2050年世界的な食料争奪戦に巻き込まれる。2065年外国人が無人の国土を占拠する。ほんまかいな。日本を救う10の処方箋も書いてあるから読んでみるか。まぁ俺の死んだあとのことやけど…。島沢優子『部活が危ない』のほうが差し迫った問題。「週休0日・体罰・暴言セクハラ・慢性のケガ…ブラック部活から子供を守るには」…著者は大阪桜宮高校のバスケ部体罰事件を詳しく取材した人物。『ニューズ・オプエド』に招きたいですね。夜はフト思いついて晩飯と風呂のあとにスピルバーグ『E.T.』と『未知との遭遇』のメイキングを見る。それが面白かったのを覚えていたので俳優の声を聴き直したくなったので。参考までに…。

6月17日(土)
朝黒兵衛と散歩のあとTVドラマの台本を読んだり企画書を読んだり(ナンノコッチャ?)。まぁありがたいことにいろいろ仕事の依頼が入るのですね。初めは新幹線で読むつもりがどーも爆睡しそうなので事前に処理。いろいろ考えながら午後から大船駅へ。東海道横浜経由新横浜から新幹線で新神戸へ。少し時間に余裕があったので毎年タクシーで三宮の神戸国際会館まで行くのを地下鉄に乗ることにする。すると2分で三宮。タクシーよりよほど速い。ところが出口を間違えてかなり歩く。ま。いろいろ神戸の街を見ることができたのでエエか。神戸国際会館セミナールームでSCIX主催のスポーツ・インテリジェンス講座で講演。今年のゲストは「世界ゆるスポーツ協会」代表の澤田智洋さん。ビデオを交えてゆるスポーツの解説をしてもらう合間に小生がスポーツとは何か?日本の運動会はゆるスポーツにそっくりだった!といった話をする。澤田さんの話は毎回勉強になる。いくつかの市役所の関係者の方々も参加していて「ゆるスポーツ」への質問もイロイロ。皆さんに興味を持っていただけたのは嬉しいですね。セミナーのあと毎年お邪魔する鶏肉料理屋さんへ。毎年お邪魔するのに鶏鍋ばかりで焼き鶏を食ったことがないと去年話したことを店の大将が覚えてくれていて今年は焼き鶏もゲット。美味しい鶏鍋につくねもつまんでビール飲みながらSCIXのスタッフや澤田さんと歓談。神戸製鋼ラグビー部の平尾剛さんが先に来ておられて(ここは神鋼ラガーメンの行きつけの店なのだ)御挨拶。みんなで故平尾誠二さんの思い出話を語り合ったり…楽しい一夜でした。神戸泊。

6月18日(日)
朝神戸のホテルで目覚めてロビイへ降りると待ち合わせしたSCIXのスタッフや元神鋼ラグビー部のハードタックラーのMクンや広告代理店のSクンが待っていてくれたので皆でクルマで故平尾誠二邸へ。ナルホドかなりわかりにくい道程の六甲の山の上の方なので一人でタクシーで行こうと思っていたのを皆が誘ってくれて良かった。平尾邸では奥さんが待っていてくれてまだ納骨をしていない骨壺と位牌の前で涙を堪えて手を合わせる。平尾さんがいつも座っていた椅子や机を眺めて少し思い出話を聞かせていただいて失礼する。新神戸駅まで送っていただいて新幹線で爆睡のうちに帰鎌。本屋に寄ると文庫本売り場の目の前に伊坂幸太郎の『バイバイブラックバード』(二見文庫)があったのでこれも何かの縁と購入(ナンノコッチャ)。家に着くと次女夫婦から父の日記念の萬壽が届いていたので早速飲みながら早い晩飯。映画はクリント・イーストウッド監督『バード』。ビーバップの最高のアルト・サックス奏者チャーリー・パーカーの物語。パーカーへの愛情が強すぎて少々わかりにくいが後半になるほど盛りあがる。音楽の力は強い。途中に使われたストラヴィンスキーの『火の鳥』の演奏はサヴァリッシュの指揮だった。ちょっと疲れた神戸旅行だったかな。

DVD
『キャンディード』
『キャンディード』
BOOK
ヴォルテール『カンディード』(光文社古典新訳文庫)
ヴォルテール『カンディード』(光文社古典新訳文庫)

6月19日(月)
朝起きて全米オープン。うわっ。松山が2位や。昨日神戸のホテルで見たときはガタガタ。今日は既にホールアウトしていて最高の成績。一昨日も見ていなくてバーディラッシュ。俺は見ないほうがイイですね。ケプカの猛チャージ優勝を見届けて黒兵衛と散歩。やっぱりこれがないと一日が始まらない。黒兵衛に引かれながら…いや牽かれながら…と書くべきかな…散歩しながら床屋に行くか否かをフト考える。髪の毛は相当伸びてきたが…このままのほうが今後の仕事に相応しいのでは…なんて思いながら帰宅して某仕事を基本的に引き受けるメール。相手もこちらの条件を呑んでくれて髪の毛を切ることは少々やめよかな(ナンノコッチャ)。午前中に早くも夏休み進行に入ったアサヒ芸能の連載を1本書いて送稿。東京五輪を利用した共謀罪法案を批判する。午後から書評の校正などしたあと東京へ。芝公園のAVATTA STUDIOで「ニューズ・オプエド」MC出演。ゲストはサッカー・ジャーナリストの大住良之さん。日本代表のイラク戦分析。ハリルホジッチ監督はやっぱり少々狂いを見せてますね。さらにサッカーのルール変更の話題。コレが面白かった。現在の45分ハーフを30分にするという。さらにコーナーキックやフリースローやゴールキックをドリブルで始めて良いことにするという。そんな改正が国際サッカー評議会(IFAB)で考えられているという。ルールは頭から守るものではなくみんなで面白く作るもの。そんな話を大住さんとできて面白かった。帰宅してメシ&フロ。テレビのニュースが面白くない。森友も加計も共謀もこれでいいのか?安倍内閣に変わる勢力はないのか?小池都知事は豊洲移転ではなく豊洲一時移転&築地再生らしいけど憲法はどーなるのか…。NHKクローズアップ現代の加計学園新資料も中途半端やったなあ…イライラしてバーンスタインの『キャンディード』をDVDで久しぶりに見たらやっと胸がスッとした。音楽の力は強い。

CD
『アンディ・ウィリアムス ベスト』
『アンディ・ウィリアムス ベスト』
『ベリー・ベスト・オブ・ビング・クロスビー』
『ベリー・ベスト・オブ・ビング・クロスビー』
『四月の恋〜パット・ブーン・ベスト・セレクション』
『四月の恋〜パット・ブーン・ベスト・セレクション』
BOOK
ピーコ+谷口真由美+佐高信『お笑い自民党改憲案』(金曜日)
ピーコ+谷口真由美+佐高信『お笑い自民党改憲案』(金曜日)

6月20日(火)
朝ちょっと早く起きて黒兵衛との散歩を済ませて大船駅へ。横浜から新横浜へ。朝のラッシュよりも少し遅い時刻の通勤電車。大混雑のなかいろんな人が乗っているけど横浜線の車内で俺が吊革握って立った真ん前に座っていた老婆が俯いたまま懸命にiPad をいじっていたのでその画面を見下ろしたところがU-Tubeで音楽を聴いていた。耳にはイヤホン画面は何とアンディ・ウィリアムス。1曲終わると別のアンディの歌を探して聞き入っている。そうか。世の中にはまだアンディ・ウィリアムスのファンがいるんや。ビング・クロスビーやパット・ブーンのファンもいるんでしょうね…甘い歌声が好きなファンが…と思いながら新横浜に着いたので新幹線で新大阪へ。タクシーで毎日放送へ。久しぶりに『ちちんぷいぷい』生出演。ロザンや沢松奈央子さんや健ちゃんたちと森友問題やら大学新卒で就職せずフリーランスで働く連中などを話題にペチャクチャ。フリーランスを甘く考えたらヤバイでえ…というようなことを小生が少々オブラートに包んで言うとロザンの二人のほうが厳しい意見。フリーはみんな苦労しとりまんなあ。西アナウンサーのコーナーで紹介された世界遺産検定マイスターを獲得した小学生に全員唖然。カワイイ男前のハーフの男の子が世界遺産についての論文を書き「イスラム国に破壊されるのは懸念されますが彼らにも言い分が…」などと話すのやから天才とか生意気の領域を超越して舌を巻くほかない凄い頭の良い少年ですね。ちなみにお父さんはベルギー人の数学者。お母さんもフランス人とハーフの大学の先生とか。ま。大きく育ってください。イロイロ話してスタジオをお先に失礼して毎日放送のディレクター氏2人と生ビール。いろいろ最近のメディア情勢を楽しく話して新幹線で帰鎌。

DVD
『レオポルド・ストコフスキー(EMIクラシック・アーカイヴ)』
『レオポルド・ストコフスキー(EMIクラシック・アーカイヴ)』
『オーケストラの少女』
『オーケストラの少女』
『ファンタジア』
『ファンタジア』
CD
『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番皇帝』
『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番皇帝』
『チャイコフスキー:交響曲第4番』
『チャイコフスキー:交響曲第4番』

6月21日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演。国際サッカー評議会International Football Association Boardが考えているルール改正について。コーナーキックやフリーキックやゴールキックを自分へのパス(ドリブル)で始めても良いとか現行の45分ハーフを30分ハーフにする(プレイ以外の時間は時計を必ず止めてアクチュアル・プレイングタイムをきちんと60分にする)といったことの解説。逆に合計試合時間は長くなるかも…とか一昨日のサッカー・ジャーナリスト大住良之さんの意見を利用させていただく。大住さんサンキューです。黒兵衛と散歩のあと本HPの原稿をまとめたり校正をしたり短いコラムを書いたり…で終日デスクワーク。なかなか新書書き下ろしに専念できひんなあ…と嘆きながら酒&晩飯。風呂のあとはウィスキー飲みながらストコフスキー指揮フィルハーモニア管の『運命』『マイスタージンガー序曲』『牧神の午後への前奏曲』の映像&音楽を久しぶりに楽しむ。この指揮者はディズニーの『ファンタジア』や映画『オーケストラの少女』で有名で大衆的に見られてますけど演奏は凄いですね。オーソドックス&ヘテロドックスどっちもできてタダモノではないですね。グールドとの『皇帝』やチャイコフスキーの4番5番も凄い演奏ですからね。

CD
『ムソルグスキー:展覧会の絵/プロコフィエフ:ロミオとジュリエット』
『ムソルグスキー:展覧会の絵/プロコフィエフ:ロミオとジュリエット』
『モーツァルト:フルート&ハープ協奏曲&クラリネット協奏曲』
『モーツァルト:フルート&ハープ協奏曲&クラリネット協奏曲』
BOOK
伊坂幸太郎『バイバイ、ブラックバード』(双葉文庫)
伊坂幸太郎『バイバイ、ブラックバード』(双葉文庫)
太宰治『グッドバイ』(新潮文庫)
太宰治『グッドバイ』(新潮文庫)
CD
『ペギー・リー』
『ペギー・リー』

6月22日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。あの女性代議士の金切り声は常人の領域を超えてますね。東大-ハーバードだからというワケではないのでしょうけどどんな本を読んでどんな音楽を聴いていればあんな「ハゲエエエエーーーー!」というような絶叫を年上の人に浴びせることができる人格になるのでしょうか。たぶんドストエフスキーを読んだこともなければモーツァルトを聴いたこともないのでしょうね。趣味は絵画鑑賞?モネやセザンヌではなくエゴン・シーレかジャクソン・ポロックか?いやシーレやポロックに失礼ですね。しかし世の中オカシイ。人生幸朗師匠が生きていればどんなにかボヤいたことか。いや安倍政権の世の中にはボヤキも通じないか。俺は自分の仕事をしよ…と明日の締め切りをサッサとやっつけてコレも仕事の伊坂幸太郎『バイバイ、ブラックバード』の続きを読み出す。うん。面白い。なるほど。太宰治の『グッドバイ』を読んでから読むとさらに面白いですね…と思ってるとユニバーサル・クラシックから郵便物が届いて松田華音のピアノ独奏。プロコフィエフの『ロミオとジュリエット』とムソルグスキーの『展覧会の絵』。どっちも力強さのなかに優しさがあふれてる。いいですねえ。夕方Abema-TVから電話。平昌冬季五輪の南北共催について意見を求められて五輪の理念には沿っているけど現実には不可能。聖火リレーで南北を貫けば面白いが…と答えるとスタジオ出演してほしいと。仕事も一段落したところでクルマを回してくれるというので午後7時にMKタクシーに乗ってテレ朝へ。朝鮮半島事情に詳し共同通信の平井久志氏と一緒にスタジオ出演。オリンピックは平和運動…ということは一種の政治活動…と第1回アテネ大会からイロイロ例を上げて喋る。ベルリン五輪だけでなく毎大会政治利用はありましたからね、30分ほどの出演のあとディレクター氏から「勉強になりました」と言われたのでネットTVなどでこーゆー話をすることも必要かと納得。地上波ではゆっくり話せませんからね。局の出してくれたMKタクシーで帰宅。フロ&軽食&サケ&ネル。

DVD
『激動の昭和史 沖縄決戦』
『激動の昭和史 沖縄決戦』

6月23日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。筑摩書房から送られてくる月刊誌『ちくま』に連載されている橋本治氏の巻頭エッセイ「遠い地平低い視点」は毎号愛読させていただいてるが今月(7月)号では「総理のご意向」が取りあげられていた。《実際の行政機関の中で働く人間が「ご意向」なんて言うかね?「お上のご意向」じゃあるまいし(略)「私一人でなんでも出来る。担当大臣が無能で説明能力が欠けていても私が“通す"と思ってる以上どんな法案でも通す」で特定秘密保護法や安保関連法案を成立させて共謀罪法案まで成立させるとこまで来ちゃった人だとやっぱり「ご意向」になっちゃうんでしょうかね。もう北朝鮮のことなんか笑えないな》《日本にはまだ「バカに従うのは生理的に無理」という人もいるんだなと思ってちょっとだけほっとした》ほんと。そうですね。明日のオペラ講座の準備。昼飯時は沖縄戦72周年慰霊の日の式典を見る。安倍首相はどーゆー心境で上原愛音さんの詩の朗読を聞いたのだろう?午後も明日の準備。岡本喜八監督の『沖縄決戦』の映画を再度見たくなった。これは良い映画ですよね。小林桂樹・仲代達矢・丹波哲郎…岡本喜八監督。しかし明日の準備があるので『フィガロの結婚』を見てサケ&フロ&ネル。

DVD
『勧進帳』
『勧進帳』
『助六由縁江戸桜』
『助六由縁江戸桜』
『勧進帳』
『勧進帳』
『モーツァルト:フィガロの結婚』
『モーツァルト:フィガロの結婚』

6月24日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。海老蔵が団十郎を襲うのは何年後のことなのかなあ。そう言えば父親の團十郎襲名は歌舞伎座へ連れて行ってもらったなあ。連れて行ってくれたのは将棋の米長九段。演し物は勧進帳。花道の真横の桟敷席で見たなあ…なんてことを思い出しながら海老蔵のことを思う。親父よりもエエ役者になれるはずですからね。それにしても美人薄命ですね。オペラの資料をチェックして午後から新幹線で名古屋へ。栄中日文化センターでオペラ講座。モーツァルト『フィガロの結婚』第2幕。ホントに素晴らしいドタバタ喜劇ですね。音楽は最高。貴族の風刺もバッチリ。1980年の日本公演はベームの指揮もウィーン・フィルの演奏も最高。ヤノヴィッツ&ヴァイクル&プライ&ポップ&バルツァ&リドル&ツァドニク&リロヴァ…の歌手陣も文句なし。こういう奇蹟が20年に1度くらいは起こりますね。他にケルビーノをテノールが歌った珍しい舞台や伯爵がドナルド・トランプのドタバタ喜劇を楽しんで講座でいつも助手を務めてくれているヱビスビアバーでKクンと打ち上げ。エクセルを十分に使いこなせない小生に変わって履歴書等を欠いてくれた御礼。そうか。Kクンは名大工学部の出身か。今頃知って仰天。スポーツライターなんかにならずにそのまま自動車メーカーにいれば良かったのに…なんて俺の言える言葉ではないですナァ。せまじきものは宮仕え。人生イロイロ。シコタマ呑んで新幹線で帰鎌。シコタマというのは「シコ=至極」「タマ=タンマリ」だそうです。

BOOK
ジョージ・ザルカダキス『AIは「心」を持てるのか 脳に近いアーキテクチャ』(日経BP社)
ジョージ・ザルカダキス『AIは「心」を持てるのか 脳に近いアーキテクチャ』(日経BP社)

6月25日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。外は土砂降り。梅雨ですからね。旧暦では5月。五月雨を集めて早し最上川。近所のいくつかの川も溢れているのかと思いながら黒兵衛が雲古をするとUターンして引き返す。水をはじかなくなったレインコートのためTシャツまでビショ濡れ。2002年日韓W杯の時の応援グッズとしてもらったものだから既に寿命か。その後ドイツ・南ア・ブラジルとW杯も3回もあった。そー言えば俺がスポーツライターの仕事を始めてから20年くらいは誰もW杯のことなど騒がなかった。サッカー人気などゼロだった。サッカーはラグビーの人気よりもずっと下だった。唯一1985年のW杯予選日韓戦が騒がれたがその年に日本列島に吹き荒れたタイガース・フィーバーに較べれば国立競技場周辺でのたった90分のサッカー・ファンだけの熱狂だった。それが今ではサッカーは国際的には野球を上回る話題となった。世の中は変わる。時代は変わる。安倍一強も早晩変わることだろう。早く変わってくれなければ日本がおかしくなる。一日中いろいろデスクワーク。晩飯のあと人工知能についてのNHKスペシャルを見る。AI(Artificial Intelligence)からAGI(Artificial General Intelligence)の時代に突入したら人間はどうなるのか?コンピュータはどうなるのか?脳はコンピュータのような機械でありエネルギーの転送によって意識を生じるとするならコンピュータもやがて意識を生じるようになるのか?将棋の強いコンピュータに勝つ人間の名人が現れたらそのコンピュータは悔しさで涙を流すのか?それはどんな涙?人間の思考領域&精神領域はコンピュータに支配されるようになると人間に残されたのは身体領域のみになる?ますますスポーツがもてはやされる?いや身体領域は薬物に支配される?精神も身体も人間はどーすればいいのか?寝よ。

BOOK
『追悼−私にとっての平尾誠二さん−』
『追悼−私にとっての平尾誠二さん−』
DVD
『華麗なるコロラトゥーラ』
『華麗なるコロラトゥーラ』

6月26日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。世の中は藤井聡太四段の連勝記録の話題で持ちきりですね。今日の試合で29連勝の新記録なるか。14歳の中学生ですからね。話題になって当然でしょうがまだ中学生だからプロになっちゃダメとか五月蠅いことを言わないところがイイですね。高校野球の選手が高校に通いながらプロ契約できないのは高野連が高校野球(甲子園大会)という興行の人材を奪われたくないからなんでしょうね。つまり興行の元締め同士の対立に高校生が巻き込まれてるわけですね。将棋や囲碁の盤上遊戯はスポーツと親和性がありますね。ラグビーの平尾誠二さんは七冠時代の羽生善治名人と仲が良かったし羽生名人とは秩父宮ラグビー場で平尾さんから紹介されたこともありました。阪神タイガースのバースは川藤に将棋を教えてもらって結構強くなったとか。30年くらい前に文藝春秋社の近くの料亭で長嶋茂雄さんにインタヴユーした時は突然「ここへは囲碁の本因坊戦を見に来ましたね」と言われて驚いた。「坂田栄男さんと林海峰さんの勝負。勝負の空気を味わいたくて見学させていただきました。鋭い空気が張り詰めてましたねえ」と語られたのが忘れられない。そーゆープロ野球選手は今はいないかな…?イロイロ仕事したあと夕方から東京芝公園AVATTA STUDIOへ。『ニューズ・オプエド』MC出演。今日のゲストはソプラノ歌手の田中彩子さん。スイスのオペラハウスに『フィガロの結婚』のバルバリーナ役でデビュー。今はウィーン在住。番組前半スポーツの話題に付き合ってもらい握力が7sしかないことに驚嘆。しかし足は速くて中学時代は陸上の選手にかり出されたとか。番組後半はオペラと音楽の話題。視聴者の皆さんも結構食いついてきてくれて田中さんに発声方法やコロラチューラは天性?といった質問の山(コロラチューラは天性だそうです)。楽しくオペラの話をさせていただいて小生も大満足。田中さんは9月にウィーンの音楽ばかりを集めたCDセカンド・アルバムを出されるそうです。

6月27日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。戦争は政治の延長…ならば反戦平和運動も政治の延長。オリンピックは平和運動…ならばオリンピックも政治活動。オリンピック(スポーツ)に政治を持ち込むな!という主張は心情的には正しいがもっと正確に言うならば「オリンピック(スポーツ)に戦争を持ち込むな!平和を持ち込め!」ということだよなぁ黒兵衛…と愛犬と会話しながら帰宅。さっそく北國新聞の連載コラムを仕上げる。テーマは平昌冬季五輪。南北共催は不可能だろう(選手の他にコーチ・役員・メディア・観客…などを北が受け入れるとは思えませんから)しかし聖火が38度線を跨いでリレーされるのはオリンピックの平和精神につながるはずだ。たとえそれが「作られた平和」(市川崑監督の言葉)でも未来の東アジアの平和につながるのでは?オリンピックにかこつけて共謀罪法案を通した国もあるなかで平和運動としてのオリンピックの小さな炎を灯してほしいものだが金正恩が相手では無理か?あ!安倍=金正恩か?(23日の本欄参照)夜は晩飯食いながら巨人vsヤクルト戦。なんだかいかにも5位vs6位の闘いですなあ。他にチャンネルを変えたとき偶然大谷翔平の打席を見ることができた。結果(三振)はどーでもええけどベースランニングでベースを右足で踏む悪癖は直ったのかな?左足で踏むクセは身に付けたのかな?

DVD
『ドニゼッティ:ロベルト・デヴェリュー』
『ドニゼッティ:ロベルト・デヴェリュー』

6月28日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演。昨日の本欄に書いたオリンピックと「反戦平和運動」というクーベルタンの目指した政治利用の関係について話す。リオ五輪閉会式での安倍マリオも共謀罪法案が成立しないと五輪が開けないという論理も2020憲法改定もすべてオリンピックの政治利用ですからね。同じ政治利用でもオリンピックなら反戦平和につながるものに限るべきですね。ラジオのあと黒兵衛と散歩。帰宅して原稿の校正2本。午後コラムの下書き1本のあと今年後期から教壇に立つ予定の神奈川大学へ。横浜駅から東横線2駅だから近いのだけど坂道の坂がバカにできない。汗だくになって大学構内でも道に迷いながらO教授の研究室へ。書類を渡したり構内を案内されたり事務方の人を紹介されたり。本棚に笹川スポーツ財団主催のSPJ(Sports Policy for Japan)のトロフィーが飾ってあった。ひょっとして審査員をした時の小生が渡したモノかも。大学は良い雰囲気。坂道はマイッタけど家から近いのもイイですね。故広瀬一郎さんのピンチヒッターとして引き受けた仕事だけど続けても悪くないかな…と思いながらO教授のクルマで横浜駅まで送っていただいて帰宅。晩飯にビールを飲みながら先週土曜のオペラ講座である受講生の方がベルカント・オペラをやってほしいと言われたのを思い出しドニゼッティ『ロベルト・デヴェリュー』を見る。グルベローヴァの超絶技巧超人的超美声歌唱に改めて仰天して晩飯。寝る前にテレ朝『グッド・モーニング』の電話取材に答える。東京五輪の自転車ロードレースで富士山背景のゴールについて。都心のコースを使わない(使えない?)ならTV映りを良くするために日本の象徴を入れたかったのでしょう。ロス五輪はバッキンガム宮殿が映ってましたからね。しかし政治家の劣化は度しがたいですね。シヴィリアン・コントロールの代表の防衛大臣がかつて自衛隊の制服とヘルメットを身に付けて悦に入ってた人物ですからね。選挙運動にまで自衛隊を利用しても何とも思わなかったのでしょうね。年上の秘書に暴言暴力を振るう女性議員と言い高学歴と人格は無縁なんですね。しかも加計と下村元文科大臣の関係まで?世も末じゃ…と言うのでなく何とかしなければ…。

6月29日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩のあとチョイと仕事をして大船駅前の銀行へ。いろいろ私用の手続きをして帰宅。昼飯のあと『アサヒ芸能』連載執筆。夏休みスケジュールのためチョイと不規則。締め切りは明日だけど最近は一日に二つの仕事が出来なくなってきた。一つの仕事をやっつけると自分に御褒美がほしくなる。明日は新聞の締め切りもあるので締め切りを分散。書き上げたあとビール飲みながらグルベローヴァの『ロベルト・デヴェリュー』の続き。凄いなあグルベローヴァは。エリザベス1世が嫉妬と不倫意味を焦がし超絶技巧のコロラチューラ。音楽もイギリス国歌God Save the Queenが現れたり。素晴らしいオペラです。晩飯のあと『週刊新潮』を読んでいて仰天。公用車で子供を保育園に送迎とかハゲエエエエーーーと怒鳴る女性代議士とかアル中の議員とか…にはもう驚かなくなったが読売新聞に掲載された安倍首相の改憲インタヴューが社長賞表彰を受けたことには仰天した。多くのジャーナリストが読売は安倍内閣の広報紙かと揶揄した提灯記事だが安倍首相に「読売新聞を読んでください」と国会で宣伝してもらったことが評価されたのか?ヘンな世の中。せめてジャーナリズムだけはマトモでいなければ…。

DVD
『ドニゼッティ:ピーア・デ・トロメイ』
『ドニゼッティ:ピーア・デ・トロメイ』

6月30日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。自衛隊や防衛省を選挙運動に使った防衛大臣大臣でもクビにならない世の中だけど?犬のうんちは綺麗に取らなきゃならぬ。自分がマトモな人間でいるためにゃ?ハァヨイヨイ〜?な〜んて歌を歌ったワケじゃないですが今度は下村博文氏の加計学園からの献金問題ですか。以前この人は文春砲によって政治資金問題で文科大臣辞任の瀬戸際まで追い詰められてそれに対処するために新国立競技場問題に関わることが出来ずついに安倍総理の最終判断で新国立競技場のデザインのやり直しが決まったのですよね。日本開催ラグビーW杯の決勝を新国立で出来なくした最大の責任者にもかかわらず安倍首相という人は本当にも面倒見が良いのですね。稲田防衛相は森友との関係&下村元文科相は加計との関係と考えると面倒見の良さの理由は氷解。泣いて馬謖を斬れないはずですね。そんなもんか。午前中に『アサ芸』連載原稿チェックし直して送稿。午後から毎日新聞明日掲載の連載『時評点描』書いて送稿。テーマはどちらも同じ。平昌冬季五輪の南北共催というオリンピックの「平和的政治利用」について。同じテーマで別のメディアに書くのは少々気が引けるがこれは一人でも多くの人に読んでもらいたい内容だから書き方を思い切り変えて同じテーマを選択。ごくタマに許していただこう。晩飯前ベルカント・オペラ劇場はドニゼッティ『ピーア・デ・トロメイ』。タイトルはダンテの『新曲・煉獄編』にも出てくる悲劇の女性の名前。このまったく有名でないオペラのDVDは以前H氏からいただいたモノで見ずに放ったらかしていたがこれほど素晴らしくオモシロイとは思わなかった。政略結婚で対立する貴族の家に嫁いできたピーアが不倫を疑われて無実のまま殺される。そんな悲劇女性をチョーフィが熱唱。その兄の役のメゾソプラノ(ズボン役)も素晴らしかった。音楽も良かった。ドニゼッティを「未熟なヴェルディ」などと考えるのは大間違いですね。

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