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超レアものトミカ。春華堂うなぎパイ・トラックです。 |
5月1日(水)
朝RKB毎日放送『中西一清スタミナラジオ』電話出演。猪瀬発言について。NYタイムズに書かれてしまったことは仕方ない。都知事が調子に乗りすぎた…とか国内の反猪瀬勢力が騒ぎすぎ…とか内容がヒドすぎ…とか今更言っても仕方ない。確かに発言内容は悪すぎるけど…招致委はきちんと「票読み」をして(できますよね!?)招致に可能性があるなら改めて招致活動に全力で頑張ってほしい…けれど可能性が薄いとわかれば方針を変えるべきですね。オリンピックよりも大切なことは「復興」なんですから。そのためにオリンピックはきわめて効果的だと思われますますがオリンピックがダメなら別の有効な復興イベントを考えるべき…というような意見を喋って黒兵衛の散歩から帰ってきたら石巻体育協会からメール。今年も武道フェスティバルを10月に開催するとか。喜んで参加の返事をさせていただく。今年は8月にも東松島で佐渡裕指揮シエナが地元のオケと一緒になって音楽でのスポーツの祭典を行う。東京五輪が来ることになればさらにイロイロ盛りあがるだろうけど万一来なかったとしても被災地を盛りあげる東京五輪以上の活動を企画実行したいものですね。午後から文化放送でお世話になった放送作家のK氏が来宅。オペラや歌舞伎のDVDを貸していたのをわざわざ返しに来てくれたところで自転車競技出身のKサンに近々解説するNoborder-Sportsへの協力を要請。ついでに新しいコンピュータの使い方やいろいろインストールの仕方を教えてもらう。ほんまにコンピュータは赤ん坊の小便(ややこしい)。普段使ってるには問題ないけど新しく設定しようとするとウンザリ。鉛筆で字を書いてるときはこんな煩わしさなんかなかったのに不便な世の中になったものです。娘と孫が夜勤とお泊まり保育で出て行ったので晩飯&酒は『213』へ。そういえば今朝のフジテレビで今日の最悪の運勢は牡羊座。運を良くするキイワードはペペロンチーノと言っていたのを思いだしてペペロンチーノを食べる。晩飯で食うてもモウ遅いですね。
5月1日(水)つづき
あ。書き忘れましたけど…と言うてもたいしたことありませんが我が家を訪れたKサンが孫へのお土産にトミカの黒猫宅急便集配車を持参してくれました。これには孫は大喜び。これで孫のレアものトミカ・コレクションは「MBS中継車(屋根にパラボラ・アンテナ付)」「JOQR取材中継車(豪華解説本吉田照美サン写真付)」「春華堂うなぎパイ運搬トラック(2トントラック仕様と透明のバンに巨大うなぎパイの2台)」「タクシー・グリーンキャブ」「クロネコヤマト宅急便冷凍車」…になりました。なぜか爺も喜んでます。我が家を訪れる方はよろしく(笑)。
5月2日(木)
朝からパソコンと大格闘。古いパソコンのキイボードのバネがダメになりかけるくらい使い続けたうえWindowsXPもぼちぼち終わるというので新しいのに変えようとしたところがなかなか上手くいかん。今なお一太郎ATOK派の小生としてはマズ新しいパソコンに一太郎を加えなければならない。それも持っているのは2004年のヴァージョン。もちろんそれで何の不便もないのだけど(大学の研究室にある新しいヴァージョンのほうが使いにくい!)何故コンピュータ屋はこーも新しモノを開発したがるのか?!それが金儲けであることは明白で他の産業も似たり寄ったりだけど時間の進み具合が速くなった。コンピュータ最大の特徴は時間を速く進めることか?いや俺が現代の時間について行けなくなったのか?とほほ。古いパソコンのネット関係のデータが上手く移動でけん!!ふうううーっ。悪戦苦闘を一旦休止して「東京五輪招致猪瀬都知事失言問題」をNews-Log用に書く。ホントこれは少々全身の力が抜ける事件ですよねえ…新しいパソコンが上手く動かないのも含めてダブルで…とほほ。ただBGMにかけたユッセン兄弟なんてピアニストのベートーヴェンが思いがけなくも割に良い演奏だったので気分は持ち直す。ジャケットを見たときはジャニーズ系か?フィギュア系か?と思ったけどナカナカ切れ味のあるピアノに満足。続けて音楽評論家の平林さんが送ってくれたボールト指揮ロンドン・フィルのマーラー『巨人』をかけたらコレがまた抜群の大名演。『巨人』のディスクは30種類くらい持ってるのにボールトは知らなかった。不覚!しかしイイ演奏と出会うと気持ちいい。調子に乗って宮城の東松山で夏のコンサートを企画してている方から送ってもらった『駅メロ』音楽を聴く。ハッハッハッハッハ。面白い面白い。なるほど日本の駅メロは世界に誇れる文化ですね。原稿をNews-Logに送って午後からは新しいNobrder-Sportsのコンセプト(宣言文)を考えたり執筆者を整理したり…。新しいことを始めるのは気分が高揚するものですね。とはいえ新しいパソコンのセッティング作業になるとマタマタうんざり。うまくイカン。あkらめて昨日我が家に来てくれたKクンが孫へのお土産に持ってきてくれた絵本を読み出すとコレがメチャンコ面白い!!特にヨシタケシンスケ『りんごかもしれない』には大感激!ギャハハハハ…でパソコンに対する不快感を吹き飛ばす。晩飯映画劇場は同様に子供路線でディズニー&ピクサーのアニメ『ボルト』。これまたサイコー!悪をやっつけるスーパー・ドッグの映画で大活躍した子犬(ボルト)が映画と現実をゴッチャにして…しかし最後には…。ヒーローものであると同時に小市民的アメリカンの筋書とはいえ満足。しかし新しいパソコンは古いパソコンと相性が悪いのかなあ…俺は古いパソコンが好きやなあ…なんてディズニー・アニメが生まれそう…いや吉本新喜劇か…。
5月3日(金)憲法記念日。
マイッタナァ…黒兵衛と散歩のあと今日も朝からパソコンと大格闘。ネットが上手くつながらずメールもダメ…となると外界から遮断された孤島に移住させられたような気がしないでもない。にもかかわず本欄が更新できたりするのは娘のパソコンやらいろいろあるから。この状態は孤島というより昔10円玉を手にしてお隣さんに電話を借りに行った状態に近いか?(10円玉は不要ですけどね)発信はできるが受信はできない。まあそれで不便はない。GWでもありますからね。とうわけでネット&メールとの格闘は気長に処理することにして原稿と格闘。こっちのほうが余程面白い。あたりまえか。近々オープンするNoborder-Sportsの宣言文(創刊コンセプト)考えたり…ハッと気づくと昼飯時を大きく回っていて娘と孫は朝から藤沢にある小さな牧場に牛を見に行ってきたとか(なんやねん?それは…?)。住宅街の何ある牛10頭くらい飼ってる牧場で土産の牛乳が美味しい。まぁ冷凍冷蔵設備の発達してなかった昔(明治期)日本の牧場は都会から始まったのですからね(東京の四谷軒牧場が有名)と昔(昭和期)取材したことのあるウンチクを娘に教えてやる。そんなことより昼飯というので晩飯も兼ねて回転寿司へ。なんでやねん?注文するとフェラーリのスポーツカーやスペースシャトルに乗って寿司が運ばれてくるので孫が喜ぶとか。まぁエエわ。海老フライ握りやら豚カルビ握りやらポテトチップまで注文できる回転寿司屋で昼夜兼用飯をビールとともに済ませて近くにあるキャベツとかナントカいう名前の鎌倉で有名な洋菓子屋に寄って帰宅。ハイ。今年のGWはオシマイ。いや。まだ夕方なので酒の続き。映画は『ロッキー・ザ・ファイナル』。昼間にNHK-BSでやってたのをチョイト見た続き。ロッキー・シリーズはまぁアメリカンなヒーロー・ストーリーではあるけどボクシングに含まれるいろいろな要素をきちんと浮かびあがらせて描いているのは事実。ボクシングというスポーツの学習にはなります。ボクサーは歴史を2度繰り返す。1度目は悲劇として…2度目は喜劇として…というボクサーの(マルクスの言葉にも似た)行動規範も描かれてます。最初に見たのは俺も食えへんときやったなぁ…なんて感慨もボクシングに似ています(笑)。人間誰もがボクサーなんですね。コレってノーマン・メイラーの言葉やったかなぁ…。人生の目標は二つしかない。安定を目指すか成功を目指すか。ボクサーは後者を目指し成功しても安定はない。コレは確かにメイラーの言葉です。寝よ。
5月4日(土)
黒兵衛と散歩に出ると常日頃と街の様子が違う。駅前から急な坂道で徒歩20分ほど離れた我が住宅街はし〜んと静まりかえってる。なるほどコレがゴールデンウィークというものか。世は休み。余は仕事。新しいネット・メディアNoborder-Sportsについて考えたり新聞原稿の構成をメモったり…。締切にせっつかれない仕事は楽しい。昼飯映画劇場はスピルバーグ監督が悲願のアカデミー賞作品賞監督賞を目指して無冠に終わった『戦火の馬』。う〜んんんんん…。こらアカンで。馬という動物に対して人間が抱く感情の物語を映画にしてもリアリティを生み出しのは至難の業。人間の単なる思い込み+映画の虚構=ズッコケ?犬に対する思い込み(たとえばハチ公)なら身近でカワイイで済むけど馬となると…動物の身体もでっかくなって話もでっかくなってマジメに描くほどフィクション臭が強くなる。加えてアメリカンな感動物語+取って付けたようなスピルバーグの美しさ強調映像。最後はまるで『風と共に去りぬ』の前編ラストシーンと同じ。しかしアレはスカーレット・オハラを強調したから赤色だったのに…あの馬はスカーレットではないですよ…なんて思いました。午後もせっせせっせと仕事。昼飯映画劇場を挽回しようと晩飯映画劇場は迷いに迷った末に蜷川美花監督『ヘルター・スケルター』。う〜んんんん…。さすがに写真家が監督しただけ合って映像の色彩はオモシロイですけどストーリーは昔からあるスターもの。ビリー・ワイルダー監督の『サンセット大通り』や最近のモンローものなどに整形手術やレズが加わっても何の新鮮さもない。トホホ。ヘルター・スケルターという言葉がしっちゃかめっちゃかの大混乱を意味すると知っただけが成果?GWは仕事をしなければ…。
5月5日(日)端午の節句。子供の日。
朝黒兵衛と散歩のあと『題名のない音楽会』ルロイ・アンダーソン特集を見る。聴く。やっぱりアンダーソンはオモシロイ。女房娘孫どもは子供の日でどっかへドライヴ。俺はコツコツ仕事。午後からはテレビで国民栄誉賞贈呈式。しかし贈呈式はやはり首相官邸で行うべきで東京ドームでは受賞記念セレモニーと松井の引退セレモニーに留めるべきでしたね。巨人の宣伝と安倍首相の人気取りパフォーマンスが際立つばかりでプロ野球界全体の祝い事にならなかったのは残念。コミッショナーが傍にチョコンと立ってましたね。安倍首相の背番号は日本国憲法96条…なんて揣摩憶測が流れること自体残念なことですね。それに安倍首相はアベノミクスという言葉こそ使わなかったが経済政策にも触れ「第四の矢」という言葉を使ったけどスポーツ・ビジネスは重要な成長戦略の一環として「第三の矢」になるはず。そうなれずにメジャーのようにリーグ全体のビジネスを展開できない巨人中心のメディア支配が第一の元凶というべきでソノ総本山に乗り込んで首相と国民栄誉賞が読売のビジネスだけに協力しているようではスポーツ・ビジネス成長戦略にブレーキをかけているようなものではないでしょうかねえ。朝日や毎日も高校野球から精神論教育を取り除き高校生に高校野球ビジネスを考えさせるくらいの実践教育をするべきだと思いますが皆さんはどうお考えでしょう?贈呈式後に電話がジャンジャン。テレビの出演依頼は残念ながら丁重に断って電話録音出演に。明日は毎日放送『ちちんぷいぷい』が前から決まってたもんで…。夜久々に長男が帰ってきて子供の日パーティ。孫の希望でディズニー『ボルト』を見ながら晩飯。2度目でも十分に楽しめるナカナカ素晴らしい子供向けアニメです。食事のあと孫と菖蒲湯で温まって寝る…ZZZZZZZZZZ…しかし東京ドームのセレモニーにナベツネは出てこんかったなあ…目立ちすぎるので避けた?…健康的に避けた?…もしもこの儀式が何のウシロメタサもないプロ野球界にとっての祝辞とするならば巨人というチームの最高意志決定者はセレモニーに出席するべき…とも思えるけど…このへんが中途半端ですね…ZZZZZZZZZ。
5月6日(月)
そうか…今日も休日か。昨日が日曜と終日が重複したので代休か…と気付いたのは黒兵衛と散歩して家の周辺が静かだったから。散歩を終えて大船駅で大阪往復の新幹線の切符を買おうとしたら…ギョエッ!!帰りが満員で買えない。GW最終日ののぞみ号上り東京行きは全便満席。いろいろ調べてもらったら唯一ひかり号に1席空いていたのでソレを買う。円高国内移動増加の結果?アベノミクス?何でもエエから新大阪へ。『ちちんぷいぷい』生出演。逢う人ごとに近々ネット・スポーツ・メディアのNoborder-Sportsを始めることになりましたと名刺を配って宣伝を兼ねた挨拶。ゲストの一人がラグビーの大畑大介さんだったので協力を要請。その大畑さんが番組のなかでドバイに行ってX-Sportsのフリースタイル・モトクロスのレポートをしてたのが面白かった。近々大阪城周辺でもやるらしい。関西でも長嶋&松井国民栄誉賞の話題。加えて地元100m桐生選手の話題などなどイロイロ楽しませてもらって喋らせてもらって初鰹のゴマ・フライ食べさせてもろて超満員新幹線ひかり号で帰宅。通常2時間チョイのところを3時間で品川へ+東海道で大船へ。藤井純一『監督・選手が変わってもなぜ強い?北海道日本ハムファイターズのチーム戦略』(光文社新書)読了。日本のプロ野球界にはどんどん素晴らしい人材が出てきてオモシロイ経営が生まれてる。あとはメディアの支配さえなくなれば…大きく成長するはずですが…。メディアは球団を所有したり野球大会を主催したりするのを止めてジャーナリズムに徹しましょうよ…というのを実現するためにはどうすればいいのか…。
5月7日(火)
今日は早朝から原稿書き…のつもりが雑用に追われる。気分転換に黒兵衛と散歩。帰宅してサァ原稿と思ったところがマタマタいろいろ電話やらナンヤラカンヤラ。あっと言う間に昼飯時。今日の締切に書きあげる自信がなくなったので某新聞社にメール。締切を明日正午に延ばしてもらう。若いときから締切だけは絶対にきちんと守る癖がついているので心苦しいけど仕方ない。午後からも雑用をやっつけて書き出すと晩飯前に書きあげた。こんなものか?しかし締切をせっかく延ばしてもらったのだから推敲のために送稿はせず明朝もう一度チェックすることにして黒兵衛と夕方の散歩のあと晩飯映画劇場は次女と孫がTSUTAYAで借りてきたディズニー&ピクサーのアニメ『ミスター・インクレディブル』。ナンじゃコレはスーパーマンのリメイクかいな…チョイト冒頭退屈やなぁ…と思て見てると…いつの間にかアメリカン・ヒーロー・ケッサク家庭劇に引き込まれて大笑い。アメリカン・ヒーローをパロディにしながら否定しないところがアメリカンでバカバカしいけど見てしまった。孫も大喜び。そういえば吾輩も日本で最初のテレビっ子としては『スーパーマン』『パパ大好き』『うちのママは世界一』『ルーシー・ショウ』『名犬リンチンチン』『名犬ラッシー』などアメリカン・ヒーローとアメリカン・ファミリーのドラマで育った…ということは孫も中学へ行く頃には漱石・鴎外そして高校では平家・源氏を読んでくれるやろ…。とはいえディズニーランドの新しい「スター・ツアーズ」は乗ってみたいなあ…内緒ですけど…(笑)…しっかしディズニーもピクサーもそれにMLBもエンターテインメント・ビッグ・ビジネスがホンマに上手いなぁ。感心する。このままでは日本のアニメがディズニーの呑み込まれることはないでしょうがプロ野球は…。
5月8日(水)
早朝目が覚めたので昨日書きあげた新聞の書評原稿(じつは日経の「今を読み解く」)を再読。ちょいと手直しして送稿したあとRKB毎日放送『中西一清スタミナラジオ』電話出演。国民栄誉賞授与式での安倍総理の「第四の矢(夢に向かって頑張ること)」発言を取りあげスポーツ(プロ野球)ビジネスは本来「第三の矢(成長戦略)」という話をする。ただしスポーツビジネスがオリンピックやW杯やMLB・NBA・NFLのように成功するためには放送権料が大きな役割を果たしている。しかし日本のプロ野球は放送局やマスメディアがいくつかの球団や球場の株主になっていてMLBのようなビッグ・ビジネスを展開できないでいる…という話。メディアの壁をどこで突き崩せる?黒兵衛と散歩のあと雑用を済ませてテレビをつけるとWOWOWで『特別な一日』という映画をしていた。こんなイタリア映画があるとは…ヒトラーとムッソリーニ世の中が興奮する時代に集合住宅に住む同性愛の男と旦那の愛を失った女が出会う。だからソフィア・ローレン&マルチェロ・マストロヤンニは侮れません。午後は新しいメディアNoborder-Sportsの準備をいろいろ考えて…日経の校正をして…先日取材を受けた都庁担当某新聞記者から電話がかかってきて猪瀬都知事のイスラム発言についてイロイロ話し合ったり…で…晩飯ボクシング劇場。玄人好みの試合でしたね。井岡が巧いのはわかってるのでアトは爆発する一発かな。体重をもう少し前足にかけた方が…などと玄人好みの試合を見せられたら玄人もどきの感想を口にしたくもなる(汗)。
5月9日(木)
昨日書き忘れたこと。猛虎巨人を3タテ。やっぱり嬉しい(笑)。久しぶりですからね。そう言えば最近は3タテなんて言葉は使わなくなったのかな?朝黒兵衛と散歩したあと久しぶりに庭の掃除。女房が手伝え手伝えと言ってたのを久しぶりに手伝う。そういえば若いときは結構庭の掃除や家の窓ふきや網戸洗いなどもやっていた。最近やらなくなったのは…ひょっとしてコンピュータのせい?コンピュータの前に座ると何かとやることがある。ついつい仕事と関係のないネットサーフィンにハマルこともある。イヤそーゆーなかから新しいスポーツに関する書き手やスポーツ経営コンサルタントを発見することもあるから仕事とまったく無縁とは言えない。とはいえまったく関係ない方面のサイトを開くこともある。とはいえ俺の仕事と無関係なサイトなど存在しないし…やはり何かとコンピュータをいじくる時間が多くなる。庭いじりとコンピュータの両立は難しい…。落ち葉や枯れ枝を集めたり腐葉土を撒いたり…で腰が痛くなった。これは長時間椅子に座ってコンピュータを見つめたときと同じか…。午後からコンピュータ内部の整理。うわっ。テレビの出演料やら雑誌の原稿料やらで未入金のものを発見。イロイロ連絡して振込をお願いするうちに晩飯オペラ劇場はメトロポリタン歌劇場『ドン・ジョヴァンニ』。演奏も演出もオーソドックス。不満はない。平凡な一日には平凡な幕切れ。ま。人生で最も大事なことは平凡ですけどね。昔平凡出版なんて雑誌社があったなあ。週刊平凡・平凡パンチ…よく考えてみれば凄いネーミングでしたね。
5月10日(金)
Noborder-Sportsの創刊に向けてイロイロ準備。★ノーボーダー・スポーツとは…?★ノーボーダー・スポーツはスポーツを愛するすべての人に開かれたメディアです。このメディアを通じてスポーツに関する建設的な意見をぶつけ合い闘わせるなかかでよりいっそう大きな日本のスポーツの成長発展を呼び起こしたいと思っています。スポーツとは古代ギリシアや近代イギリスで生まれ発展したことからもわかるように民主主義制度が誕生し健全に発展する社会でしか育たないものです。そこでスポーツの発展に貢献することによってより豊かな日本の民主主義社会を築くことにもつながれば……ノーボーダー・スポーツはそのような考えを軸に活動していきたいと思います★…という文章を考えてみた。もちろん読点は入れるつもり。読点を一切使わないのはソレでも読める文章wかこうという本欄だけの自分で決めた縛りですからね。もう一つ。次のような文章も考えた。★ノーボーダー・スポーツ宣言NOBORDER-SPORTS
STATEMENT★1)NOBORDER-SPORTSはあらゆるスポーツの愉しさと豊かさを伝えます。2)NOBORDER-SPORTSは「真のスポーツ・ジャーナリズム」を目指します。3)「真のスポーツ・ジャーナリズム」とは…どのようなスポーツ団体やスポーツ関係者に対しても阿ることなく批判精神を発揮してスポーツを私有しようとする組織や支配しようとする勢力に断固反対しスポーツとスポーツ文化の発展に寄与することです…ちょっと肩肘張りすぎてるかな…と思うけどこのくらい宣言してやらないといけませんよね…と思いながら南青山のNOBODER本部へ。エディトリアル・スタッフのKクンと一緒にNoborder代表の上杉隆サンらと打合せ。Nobrder-SportsはNews-Logのスポーツのサイトを発展させてNoborder-GolfやDaily-Nobrderとともに7月創刊に決定。それまでに盛りあげイベントを考えることにする。その他イロイロ確認やら打ち合わせして地下鉄青山一丁目駅の『銀座ライオン』で生ビールを飲んでからK君と別れてロシア大使館裏のAmerican
Clubへ。朋友のSクンとボブ・ホワイティングさんと食って呑んで話して楽しい一時。野球から70年代の恋の話まで(笑)さんざん楽しい話で盛りあがったアト帰宅。しかし日本のプロ野球の開幕戦が来年……ってホント?いよいよ日本のプロ野球は……に……れることになって……しまうような気配…ってまだ未確認情報ですので伏せ字を表に出すのは少々お待ちをm(_
_)mうわっ。錦織がフェデラーに勝った。すごい。
5月11日(土)
フェデラーに勝った錦織がなんでランキング113位に負けるねん?このあたりが精神的課題?朝から雨。自宅でいろいろデスクワーク。BGMはバーンスタインのNY時代の演奏。ベートーヴェンの2番とか4番とか8番はLPでも聴いたことがなかったけど凄いですね。C・クライバーがバーンスタインを尊敬していた理由がわかります。午後からはヨメハンと一緒に桜木町の神奈川県立音楽堂へ。『クラシックな休日を』というタイトルのコンサート。初っ端は山下洋輔サンのインプロヴィゼーションでシューマンの『トロイメライ』…って導入としてサイコーですね。音楽の気分にスンナリ浸って藤岡幸夫サン指揮東フィルでガーシュインの『キャットフィッシュ・ロウ組曲』。ポーぎーとベスの音楽ですね。藤岡さんの指揮はなぜか今まで一度も聞く機会に恵まれなかったけど指揮も楽しいですけど話しも楽しいですね。司会も見事。後半はガーシュインの『アイ・ガット・リズム』。ピアノは佐藤浩一サン+米澤一平サンのタップダンス。編曲は新川奈津子サンで休憩の時に挟間美帆さんと久しぶりにロビイで会って紹介されたけど弦楽器+ピアノの編曲はナカナカ面白かったです。タップは打楽器ですね(笑)。最後は一柳慧氏作曲『ピアノ協奏曲第4番"JAZZ"』。ピアノはモチロン山下洋輔サン。この曲は何度か聴き逃してやっと出逢えたけど現代音楽+ヨースケ式即興でメッチャ盛りあがり。なるほど最後はハ長調でバクハツ。土曜の午後に気持ちいいですなあ。アンコールで東フィルのメンバーも踊り出すほどバクハツして土曜の午後は大満足。洋輔サンの楽屋へ行って御挨拶のあと初めて藤岡サンにも御挨拶…すると東フィルの事務方の人が現れて「もう指揮はされないんですか?」「イヤイヤもう十分です」と冷や汗。今年の8月はJリーグと一緒にコンサートをやられるそうで家へ帰ると偶然「Jリーグニュース」にそのハートフルコンサート(8/15@東京芸術劇場)のニュースが出ていた。司会は黒柳徹子さんで川淵キャプテンや大東チェアマンも参加するとか。行かねば。晩飯映画劇場は『昼下がり、ローマの恋』。ロバート・デ・ニーロが出てるというので録画しといたけど監督のジャヴァンニ・ヴェロネージという人は恋愛喜劇マニュアル映画を得意にしてるらしくコレも若者・中年・老年と3世代の恋愛パターンをコミカルに描いたイタリア映画。かなりダサイ構成(タクシーの運転手が恋のキューピッドを名乗ってマジに恋の矢=アーチェリーの矢を放つ)には失笑してしまうけどかなりキワドイ現実的恋愛の心理描写もあり苦笑してしまいました。お笑いたっぷりの根は真面目なイタリア的吉本新喜劇映画ですね。
5月12日(日)
やっぱりそうか…というのは来年のプロ野球セ・リーグ開幕戦の巨人阪神戦がドジャー・スタジアムで行われること。第2戦は阪神主催でアナハイムらしい。それは既に一部スポーツ紙に報道された。さらに来年は東京ドームでメジャーの開幕戦も行われダルビッシュの所属するレンジャースが来日する予定。どうしてこの二つを結びつけた報道がされないのか?日米プロ野球クロス開幕。それで東京ドーム満員…ドジャースタジアム閑古鳥…ということになったら「何」が起こるんでしょうねえ?…アメリカでの観客動員を少々心配したアメリカの関係者は日本の関係者に「巨人と阪神の選手には韓国人はいないの?」と訊いたとか。なるほど何年か前のWBCでも韓国の応援が凄かったですからね。今日は朝から昨日までに集まった情報の整理&NOBORDER-SPORTSの雑務。長嶋茂雄氏の天覧試合サヨナラ・ホーマーで始まった日本プロ野球は国民栄誉賞受賞で一つの区切り。読売は新時代をアメリカ開幕で迎えたかったのかもしれませんがNPBとしての戦略が見えませんね。いやNPBはいずれメジャーの下部組織になるからドーデモエエなんて考えてるのかもしれませんが球団としての戦略も見えてこないですね…で考えるのはヤメにして孫を連れて近くの中高一貫私学進学校の文化祭へ。明らかにオタクの生徒達がやってる本格的鉄道模型を見て孫が大喜び。毎年足を運んでるけど今年はオケもブラバンも聴かず外でやってたジャグリングや複雑な縄跳び(他に名前があるのでしょうが)を見て帰る。夏の到来を思わせる晴天。空は晴れても日本野球の未来は…。晩飯映画劇場は『アポロ18号』…。なんや?コレは!?最初な〜んも情報無しにな〜んも考えず見始めたから…えっ!?…コンナコトが実際に?…アポロは17号で終わったのでは…?…と驚いたけど…そのうちハハハハハ…月にソビエトの宇宙船も行っててエイリアンが…となったところで騙されそうになった自分が可笑しくなった。実写寄せ集め風の映像処理が見事と言えば見事。しかしアポロ計画には本当は月に行ってないとか宇宙人と出会ってるとか少々オカルチックな尾鰭が多いですね。なんでかな…?
5月13日(月)
朝からいろいろ雑務。「雑務」という言い方は正しいか?最近は「雑草」といわずに「野草」と呼ぶらしい。学校の校庭芝生化と取り組んでる人が、雑草処理に手間暇かけるより野草も入ってイイと考えて…ならば「雑務」も「野務(やむ)」と呼ぶことにするか。せやからなんやねん?と一人自分でツッコミを入れるながらせっせせっせと机の上で「野務」。まるで野良仕事ですね(苦笑)。昼飯後もさらに机で「野務」。そういえば『スターウォーズ』の「エピソードY」に出てきたコアラのような知的異星人はヤムヤムと言うのではなかったか?奴らは日本語のような言葉を話してた。ドーデモエエことやがな…と再び一人ツッコミ。NOBORDER開設のお知らせで葉書を作って送ることにして文章はできたけど(5/10本欄参照)背景に使いたいイイ写真がない。特定のスポーツに限らずスポーツの喜びが出ていて未来志向で…スタッフのKクンがイロイロ探したり自分で撮ったりしてメールしてくれるけど…イマイチ…と思ってたら…あっ!…Kクンの送ってくれた写真に刺激されて素晴らしいアイデアがひらめいた!!これ以上のアイデアはない。電話で副編のKクン(彼もKクンや)に話すと彼も素晴らしい!!との返事。気分よく晩飯映画劇場は『ワーキング・ガール』。コンピュータが古い。ハリソン・フォードが若い。女性のファッションもコートの衿が大きくて古い。日本が経済的驚異として会話に何度も登場。マンハッタンのツインタワーもバッチリ映ってる。1988年の映画か…。ソウル五輪の時代か。変わらないのはアメリカン・ドリームだけ…というラヴコメ。無害で面白かったですけどね。あっ。監督は『卒業』『キャッチ22』のマイク・ニコルズ。女性の描き方と空撮が上手いはずですね。
5月14日(火)
朝からちょっと調べモノ。MLB(アメリカ大リーグ)はマスメディアが球団を所有してはいけないというのが不文律になっている…といのを昔故・八木一郎さん(セ・リーグ広報部長)の本で読んだことがあった。この規則は不文律だから条文にはない?どっかの文献にないものか…。いまではCNNのオーナーであるテッド・ターナーからタイム・ワーナーがアトランタ・ブレーブスを買ったからメディアの球団所有も特には禁止されていないのか…親会社による自球団の全国TV放送もMLBに特別放送税(スーパーステーション・タックス)を払えばOKなのか…?NPB(日本プロ野球)がMLBに加わった場合ジャイアンツの親会社はどうなる…?なんてことを真剣に考え始める。まぁジャイアンツやタイガースの愛称の重複と同様に極東リーグは特例が認められるんでしょうけど…。一昨日日経に載った『書評・今を読み解く・プロ野球ビジネスの未来』を大幅に加筆してNews-Logに『来季巨人vs阪神アメリカ開幕戦は日本球界消滅への第一歩か?』という原稿を送る。元巨人投手の桑田真澄さんが『新野球を学問する』(新潮文庫)で言ってるとおり日本球界は《誰がリーダーシップを取りどんなビジョンでやってるのかが(略)まったく見えない》のが大問題ですね。ねぇナベツネさん。晩飯映画劇場はディズニー+ピクサスのアニメ『ウォーリー』。ゴミだらけで人が住めなった地球でゴミ処理をしていたロボット・ウォーリーの活躍。最後は巨大ロケットで宇宙に逃げ出していた人間と一緒に支配者のコンピュータと闘って地球に戻る…というアメリカン・ヒーロー・サクセス・ストーリー。ま。面白かったですけどね。近い将来にはこーゆー考えの人たちの経営するベースボールと合体するのか…。うむむむむむ…。
5月15日(水)
朝RKB毎日放送『中西一清スタミナラジオ』電話出演。セパ交流戦が始まった…とはいえそれ以上に重大とも言える来季の巨人阪神アメリカ開幕戦とレンジャース日本開幕戦の話。チケットの販売その他のことを考えるとボチボチ興行実行作業にかからないといけない時期ですからね。ハテサテ日本の球界はどーなるのか?しかしナベツネはどー考えてるのか?韓国球界はどー考えてるのか?俺の考えは…複雑ですけどNews-Logを読んでください。イロイロ仕事に明け暮れる一日。NOBORDER-SPORTSの創刊(ネット・メディアだから創設と言った方がイイのかな?)に向けてイロイロ手間がかかるもんですね。晩飯映画劇場は『カサンドラクロス』。これまでテレビで何度かチョイチョイ見た映画。ランカスター&ローレン&etc…大俳優が活躍して…程度に知っていたけどキチンといるのは初めて。WOWOWを録画したから見ようか…という気になって…すると…そうか。結局は『ウォーリー』やら『ミスター・インクレディブル』と同じアメリカン・ヒーロー・ストーリーなんですね。しっかし大仰な映画な割には…よく考えると…ヨーロッパ中に死をもたらすウィルスに感染したテロリストが列車に乗り込んでその列車ごと…という筋書にはかなり無理がありますね。まぁアメリカ商業映画はこーして世界中からゼニを集めてるんでしょうがけど…。はたして日本野球の未来はアメリカン・サクセス・ストーリーと異なるどーゆー青写真を描けるのか…?
5月16日(木)
さあ今日は原稿の締切日。がんばって書かねば…と思ってるところへ事件勃発。ヘナヘナヘナと全身の力が抜けるような馬鹿臭い事件。まったくうんざりする。だから俺は一人で字を書く職業を選んだのに…と思ってしまう。何人かで一緒に仕事をすると必ずオカシナ事をしでかすオカシナ奴が現れる。くそっ。アッタマに来て原稿書けず。マイッタ。夕方からは大船で町田市文学館ことばらんどのスタッフの人と打合せ。8月の講演会について。これは楽しく話ができる。そうそう中学生や高校生の人が沢山来てくれることを願います。次女と孫が夜勤とお泊まり保育でいないので『213』で女房と待ち合わせて晩飯。続けて『新海』へハシゴ。まぁこんな日もあるかもしれんけど明日は早よ起きて原稿を書かねば…しっかしマイッタなぁ…ってこれを読んでる人はナンノコッチャわからんでしょうねえ…スンマセン。人生イロイロです。
5月17日(金)
早朝4時に起きて共同通信の原稿書き。午前7時にはバッチリ完成。推敲して送稿。すると昨日大問事件を起こした某人物から反省の弁&なんとか独自に窮地を脱したとか。まぁみんな各人ができることをできる範囲でやりましょう…と気分を良くしていたら通信社から行数が少なすぎるとの連絡。うむむむ…毎日がスンナリとは進みまへんなぁ(苦笑)。書き加える作業はもう少しアトでもイイとのことで午後からは東京へ。なかなかバッチリとは決まりまへんなぁ(トホホ)。青山のノーボーダー事務所でNOBRDER-SPORTS第2回編集会議。副編集長のKクンは海外出張で欠席。ラグビーの平尾さんが主宰しているSCIXで働いてるMクンや小生のスポーツジャーナリスト塾1期生のWクンがエディトリアル・スタッフに加わり放送作家のKクンやNews-Log事務局のMクンを交えて新しいメディアの誕生をお知らせするハガキのデザインをガヤガヤ話し合ったり今後の計画をワイワイ話し合ったり…。まだまだ見えない部分も多いけどかなり見えてきた。スタートは7月1日のつもりでガンバリマショー。会議のあとノーボーダー代表の上杉隆さんと密談(笑)。イロイロ今後のことを話し合ってから新高輪プリンスホテルへ。Jリーグ20周年記念パーティン出席。うわっ。2千人以上いるのか。俺の招待状番号は1909。デカイ宴会場が満員。そうか…20年か…オープニングのヴェルディVSマリノスは家族全員で見に行ったなぁ。長女は小学校の修学旅行に行ってたのを日光まで迎えに行って先生の許可もらって早退させて国立競技場へ行ったなぁ。長女も次女も開会式に興奮してたけど幼稚園に行きかけの一番下の坊主は後半から眠ってたなぁ…なんて思い出しながら開幕戦の中継をしてこの日のパーティのしかも務める元NHKの山本浩サンに挨拶。川淵キャプテンに挨拶に行くと昔Jリーグの優秀放送賞の審査員を一緒にやった石井幹子さんがいらっしゃったので御挨拶。さらに元NHKスポーツセンター長の杉山茂さんや「ぴあ」の矢内廣さんいも挨拶。そこらじゅうでNOBORDER-SPORTSを始めることを宣伝する。高松宮妃久子殿下にも…と思たけど人だかりで一杯だったので諦めて帰宅。もうちょっと粘って挨拶していたら良かった…とアトで後悔。自分のことならドーデモエーけどNOBORDER-SPORTSのことを宣伝する立場ですからね。諦めが早い性格は直さねば…と反省しながら帰宅。フロ&ネルZZZZZZZZZZZZZZ。
5月18日(土)
最近のDVDは凄い!!同じ番組なら連続して定期的に録画してくれるので『ピタゴラスイッチ』を録画しておいたら何と「アルゴリズム行進」にホンダのアシモが3台登場していた!♪ひっくり返ってペコリンコ…のひっくり返り方が甘かったり♪ちょっとここらで栗拾い…で腰が曲がってないことなど難癖はつけられるが(笑)ロボットもココまで来たか…と感心。凄いのはDVDレコーダーではなくアシモでした。そういえばホンダは近々F1復帰。エンジンの製作だけでなく寿司や流し素麺も頑張って欲しい…ってナンノコッチャと思われた方はNews-Logを読んで下さい。まだアップされてないけど「F1文化」をチョイト詳しく書いた原稿が近々アップされるはずですから。いろいろ仕事して夕方からは三浦祐太朗さん(御存知ですよね?)のコンサートが原宿で開かれるので女房と出かける…ちょっとバックバンドの一員と関係があるもんで…と思ってたところが出かける寸前になって…ナニィ!?…原宿って東京の原宿のことかぁ!!…ウチの近所の原宿交差点のことと違うんかぁ!…と大騒ぎ。「近所の原宿にライヴハウスなんかおますかいな!?」と女房は言うが「ウチで原宿と言えば近所やと思うやないけぇ!」で話は噛み合わず結局東京まで出かければやり残した仕事ができないので女房一人で出かける。次女と孫は朝から友達と藤子F不二夫ミュージアムへ。仕事はサッサと片付けて晩飯映画劇場はロジャー・コーマン監督『デス・レース』。シルベスター・スタローンが出ていた未来の全米横断殺人自動車レース。自動車で人をハネて殺すとポイントが上がるというハチャメチャな筋書。最後は現代映画やTVにいかに暴力が蔓延しているかということを訴えては反暴力キャンペーン。まぁ真面目なコーマン監督らしい結末。女房や次女や孫が夜遅く帰ってきて楽しい土産話の連続。イイ演奏だったとか面白かったけどドラえもんのお土産がバカ高かったとか…一通り話を聞き疲れたあと世界卓球を見て寝る。女子は調子が出んかったけど男子は若手が期待できますね。しかし卓球は面白いけど見ていて力が入りすぎて疲れる(苦笑)。卓球用語でチキータという言葉を覚えた。要するにバナナですね(笑)。
5月19日(日)
今日中に原稿を書いておいた方がイイという原稿を書こうと思ってもなかなか書けるもんではない。締切は明日というだけで気合の入り方が弛んでる自分に気付き耳がBGMの音を大きく拾う。ヤン・リシエツキのピアノでショパンの練習曲集。まだ18歳のポーランド系カナダ人のイケメンやから人気は出るやろけど演奏はマアマア。ショパンのエチュードはどーしてもポリーニのデビュー時のアルバムと較べてしまいますからね。後発のピアニストは不利ですよ。BGMを変えてベルリン・フィルの若きクラリネット首席奏者24歳のアンドレアス・オッテンザマーのアルバム。これは面白い。選曲もガーシュウィンやコープランドがあるかと思えばチマローザもヘンデルもあってエイミー・ビーチの『子守歌』なんて初めて聴いたけどメチャメチャ良かった。ルイ・シュポアなんて18世紀広範生まれの作曲家も知らなんだけど『クラリネット協奏曲第1番』は結構モダンで軽快な面白い音楽。演奏がイイのかな?なんて思いながら仕事にならず昼飯映画劇場はロジャー・コーマンの『ガス』。なになに?米軍の開発した秘密兵器の毒ガスで人類が滅亡?生き残った若者たちが自由な生き方を…ってかなりぶっ飛んだ作品。まぁちょいとチープでヒッピー&サイケなんてのが古さを感じさせますね。続けて鈴木清順監督の『東京流れ者』。渡哲也がドラマの中で歌います。ヤクザが流離いながら歌います。さすらい…って「流離い」と書くんですね。ATOKが教えてくれました。松原智恵子も歌います。美人が真っ白な空間に紫の花束だけが浮き立つキャバレーで歌ってヤクザが撃たれて真っ赤な血が飛び散ります。恋人(渡)のヤクザは生き残りますが松原とは結ばれません。歌を歌いながら去ります。この歌の使い方はクドカンが連続TV小説で真似てるのかな?しかし清順美学も古臭くなりましたねぇ。いやモダンなものは古臭くなるんですねぇ。『けんかえれじぃ』は古臭さを感じませんからね。無理にモダンにしたら永遠の生命は得られないのですね。進化はゆっくりと…。日本ハムのベンチにいる大谷ばかりを映すテレビ局のセンスを疑いながら野球を見てNHKスペシャル『病の起源』を見て…これも大谷のアップと同じで中味(野球&病の起源)は面白いのにドラマ仕立ての作り方が陳腐。新しい作り方はダメ。モダンはダメ。オーソドックスでないと…なんて思いながらZZZZZZZZZZZ。あっ。卓球のマツケンはどうなったかなあ…ZZZZZZZZZZZZZ。
5月20日(月)
News-Logが発展的に解消して…DAILY NOBORDERとなりました。Daily Planetみたいにスーパーマンが現れるか(笑)。小生が編集長を務めるNOBRDER-SPORTSは7月1日開設の予定ですのでこちらもよろしく!というわけでいろいろ雑務…じゃなかった…野務…と書いてもわかりにくいので…デスクワーク。BGMは樫本大進サンのベートーヴェンVnソナタ集から新譜の『クロイツェル』…なるほど迫力ですなぁ。ピアノがリフシッツというのも凄いですねえ。しかし昨日紹介したオッテンザマーといい樫本さんといいベルリン・フィルの首席奏者(コンマス)は若いですなあ。小生も早く後進に道を譲らなければ(笑)。ゴチャゴチャ頭の中が原稿書けず忙しいハチャメチャ一日わからんわけ…ナンノコッチャふうううってな感じで晩飯映画劇場は単純明解を求めて『宇宙兄弟』。小栗旬クンが出てますからねえ…とはいっても…しかし…いくら子供の夢と言ってもストーリーはもう少し大人も満足できるものに…。それにJAXAの宇宙飛行士最終選考にはもう少しアタマのイイ人が残ってもう少しレベルの高い話をするのではないでしょうか…やっぱり…(苦笑)。ロケット発射のCGは素晴らしかったですけどね。オルドリンは本物が出てましたねえ。彼の独白には感激。やっぱり月へ行った人は何かを掴んで帰ってきた?
5月21日(火)
最近週刊誌に目を通してなかったので早朝ベッドで片っ端から読むと(歳取ると早く目が覚めるのです)週刊文春の連載で池上彰さんが「五輪会場の本命は(猪瀬発言がなくても)イスタンブール」というコラムを書いておられた。クルド人との五輪停戦が五輪憲章にぴったりで…という記事を書く日本人…そのとおりですねと思う日本人…でも言ってはダメですよね。しかし東京で五輪を開催する意義は…やはり震災復興東北現地開催世界大運動会&文化祭のような別の素晴らしい催しに方針変更したほうが…と言うのはマダマダ早いですよね(汗)。朝からNOBORDER-SPORTSの創設挨拶状づくり。そもそもネット・メディアなのに挨拶状を葉書で作るという発想がオッカシイ…といったのはエディトリアル・スタッフに加わったW氏。ハッハッハ。そのとおり。でもマァ新しいことをするには古いことから出発する必要はあるでしょうね。唐十郎の状況劇場(赤テント)も最初の公演はサルトルの『出口なし』でしたから…ってそのタトエが古いかな(笑)。しかし「古→新」ときちんと進化しないと本当に新しいモノは生まれませんよね。副編のK氏やエディトリアル・スタッフのK・W・K・M各氏(なんでKが多いねん!?)それにNOBORDERのM氏やU氏と(何も匿名にする必要もないのですけどね・笑・まだスタートしていないので御容赦)メールで連絡を取りながら1枚目の挨拶状決定。来週一斉に発送&メール送付…できればいいですね。写真の使用許可が上手くいくかな?許可されないわけはないはずですが…。2枚目の挨拶状=ノーボーダー・スポーツ宣言(NOBORDER-SPORTS
STATEMENT)は6月末発送予定…かな。午後から週末のオペラ講座のレジュメ作り。やれるときにやれることをやっておかないとコレから忙しくなりそうですからね。晩飯映画劇場は孫と母親(次女)が仕事帰りにTSUTAYAで借りてきたとかいうDisney & Pixerの『ルイスと未来泥棒』…何気なく見始めたらコレがブットビのバカおもしろさ(コレ誉め言葉です)。古いテーマ(捨て子・孤児院育ち・親探し・家族探し&ティラノザウルス)とチョイト新しいテーマ(タイムマシン・未来都市・未来の人間)と再び古いテーマ(個性尊重・家族愛・自立)がハチャメチャスラップスティックSF・CGアニメで見事にオモシロク描かれてマダ3歳前の孫も大喜び。メイキングも面白かった(このアニメ映画の監督も孤児院育ち)。昨日見た宇宙映画とは大違い…とは言いたくないけどテーマは古くてイイものがイイという確信がなければ思い切り新しいことはやれないのですね。
5月22日(水)
朝RKB毎日放送『中西一清スタミナラジオ』電話出演。ホンダのF1復帰について。アベノミクスの効果がどうか知らないがトヨタにも復帰の噂があり喜ばしいことには違いないけど…約20年前にフランスGPを取材した話をする。要はエンジン技術で参加するだけでなく「F1文化」に参加してほしいということ。興味ある方はDaily
NOBORDERの小生の原稿『F1復帰のホンダに必要なのは「技術」よりも「寿司職人」だ!』をお読みください。http://no-border.asia/
5月22日(水)つづき
いろいろ仕事して夕方から渋谷オーチャードホールへ。渋谷慶一郎+初音ミクによる新作オペラ公演『THE END』を見に行く。オーチャードホールの柿落としでシノポリ指揮W・ワーグナー演出バイロイト祝祭劇場引っ越し公演『タンホイザー』を見たのは何年前のことやったかなあ(調べてみたら1989年のことみたいです)…それが今日は初音ミクか…なんて思いながら会場へ。本公演は明日からで今日は招待客と提携企業のルイ・ヴィトン関係の客。今回の公演の初音ミクの衣裳はすべてルイ・ヴィトンの今年の春夏コレクションらしい。観客がオペラというものに慣れてないせいか?入口が大混雑したようで開演がナント30分遅れ(>_<)それでも誰も騒がないのも観客がオペラ慣れしてない証拠?…などと思いながらオペラ慣れしてる小生が怒りもイライラもしなかったのは行きの東海道線の車中から読み出した渡邊十絲子『今を生きるための現代詩』(講談社現代新書)がメッチャメチャ面白くて読み耽っていたから。この本の面白さはまた後日書くとして初音ミクのオペラはなかなか面白かったです。最初シュトクハウゼンもどきの電子音楽前奏曲が10分以上も続いたときはマイッタナアと思い初音ミクが自分の分身(死神?)と携帯電話で話しはじめたときもチョイトかったるくウンザリしかけたがその後はグイグイと「死に直面する初音ミク(という生きてるか死んでるかわからんヴォーカロイド)」の世界」に引きずり込まれた。日本語を解体したようなレチタテヴィーヴォも面白かったしDJ・レイヴ・ヘビメタだけでなくモウチョイ初音ミクに歌いあげてもらうアリアがあってもエエかなぁとも思ったけど1時間半たっぷり初音ミクのオペラの世界に浸らせてもらいました。ブラーヴォー!できればカーテンコールに出てきた初音ミクに喋ってもらって(初めてのオペラで緊張しました…とか)持ち歌の1曲もアンコールで披露してくれれば物語のコンセプトとも合致するメタドラマのおもしろさが出たとも思えるが大満足。小生はBRAVO!を叫んだのに意外と拍手が小さかったのは観客がオペラ慣れしてないから?しかし今秋のパリ・シャトレ座公演では絶対に大ウケすること間違いなしですよ。公演後ロビーで出逢った奥田瑛二さんと安藤和津さん夫妻に「今までに見た日本の現代オペラのなかでイチバン面白かったって言うたら三枝成彰さんは怒るかなあ」と言うと「俺達が見に来ただけで怒るんじゃない?」と奥田さんが答えて一緒に大笑い。三枝さんは見に来ないのかなあ…。
5月23日(木)
午前中原稿の校正やら資料の整理やらいろいろやりながら孫の未就園児体験入園の申し込みを某幼稚園にメールで行ったり(ナンじゃソレ?)。明日は原稿締切と大阪出張が重なっていてチョイト心配…といはいえ静岡文化芸術大学でいろいろお世話になってる柔道家の溝口紀子さんからメールで誘われたので国立競技場へ。「2020年東京オリンピック・パラリンピック招致気運を高めるためのシンポジウム」というタイトルだが第1部はなかなかハードな内容で「アスリートの権利擁護とスポーツ団体のガバナンス」について。要するに暴力・パワハラなどを選手が訴え出る部署をJSC(日本スポーツ振興センター)に設けるその組織をどのようにすればイイか…という話。シンポの前後に平尾監督時代のラグビー日本代表やドーピングの取材でお世話になったJSC理事長の河野一郎紙を初め鈴木寛(参院議員超党派スポーツ議員連盟幹事長)馳浩(衆院議員同事務局長)古田敦也(御存知ですよね)の各氏などに片っ端から挨拶。NOBORDER-SPORTSの宣伝と協力を要請。シンポでは溝口サンが全日本級女子選手に対する全柔連現役理事のセクハラ事件について爆弾発言。新聞記者や弁護士などなど聴衆にもパネラーにも衝撃が走る。事前に少しは聞いていたけどこういう問題の全てのウミを出すことが東京五輪招致にとって一番大事なこと…という点で彼女と意見は一致。NOBORDER-SPORTSでも全面的に応援しなければ。後半のシンポは「アスリート発!2020東京オリンピック・パラリンピック招致」について。前半の鈴木・古田・溝口各氏に加えて新たに橋本聖子氏(参院議員)やその日国立で壮行試合を行う藤田俊哉氏やその試合に参加する名波浩氏も参加。鈴木さんと橋本さんの掛け合いによるスポーツ庁設置の問題点と可能性の話などコレまた非常にオモシロク有意義な話の連続。非常に勉強になりました。スポーツに関して一番勉強不足なのは1番が暴力的指導者2番がマスコミかもしれません。パネラー各氏に再度NOBORDER-SPORTSへの登場を要請して帰宅。原稿を書かねば…しかしカズやヒデやゴンの登場してる試合をBSで見ながら晩飯食うとアキマセン。まず寝て明日は4時に起きて締切に間に合わせることに…で……おそらく未就園児体験入園できるもーすぐ幼稚園の孫と風呂入って…ZZZZZZZZZZZZZZZZ…と思ったら大谷が打たれた…というので某新聞社から電話。宮本武蔵の二刀流は長い刀と短い刀で同じ刀の二刀流など存在しないという話をして寝ようとすると溝口爆弾発言に関する電話。全柔連には常設の第三者委員会が必要という話をして…やっとZZZZZZZZZZ…明日4時起きできるかな…ZZZZZZZZZ。
5月24日(金)
朝4時にキチンと目覚める。目覚ましなどセットしなくても起きるのは明らかに歳のせい。トイレに行って早速原稿書き。日本バレー男子監督が日系4世のアメリカ人になったことについて…NHKニュース9のキャスターが「日本のお家芸バレーボールの監督が…」と口にしていたことをネタにいただく。能狂言浄瑠璃歌舞伎じゃあるまいし「お家芸」と言われるようになったらスポーツはオワリですよね。原稿書きあげて昨日夜JSC(日本スポーツ振興センター)から新国立競技場の写真をNOBRDER-SPORTS開設のお知らせの葉書や印刷物に使う許可が下りなかった…という残念な連絡が届いたことについて善後策をエディトリアル・スタッフにメールで通知。版権は海外の建築設計事務所にあり少しでも宣伝に利用される使用は契約条項にないから不可だとか…うむむむ残念。黒兵衛と散歩に行ってから新横浜へ。新幹線で大阪へ。毎日放送『ちちんぷいぷい』生出演。柔道セクハラ問題もニュースで取りあげるらしいので最新情報を電話で入手。そうか。理事はセクハラを認めて辞任か。番組では三浦雄一郎さんエベレスト80歳登頂など。しっかしコレは凄いですよ。小生は40歳の時にアンデスで5200mまで上りましたけど(しかも4駆のクルマで)もう一度…と言われたら絶対ビビッてダメですから。俺は80歳で何やろうかなぁ…あっ…NOBORDER-SPORTS開設20周年を成功させなアカンのですね(汗)。しかし60歳から新しいことん挑戦できるのは嬉しいことですね。「ぷいぷいキッチン」でメッチャ美味いササミ丼をいただいてスタッフの皆さんにNOBORDER-SPORTSの宣伝をして帰宅。行きの新幹線は爆睡やったけど帰りは渡邊十絲子『今を生きるための現代詩』(講談社現代新書)熟読。熟読してしまう素晴らしい本。小生の最も苦手(と確信していた)現代詩(ワケがわかりませんもんね)を読みたい!とモーレツに思わせてくれる素晴らしい本です。しっかし著者も詩人ですけど詩人は言葉の使い方が美事ですね。それに比べりゃ最近のスポーツライター達が使う言葉の大仰で空疎なこと…。帰宅すると長男が帰ってきていて『ルイスと未来泥棒』を孫と見ながら晩飯。2度見ることのできるアニメですね。長い一日。孫と風呂入ったあと…ネル…ZZZZZZZZ…それにしても新国立競技場の写真を使えないのは残念やなぁ…ZZZZZZZZZZZZ…。
5月25日(土)
朝からイロイロ電話。柔道セクハラ事件について。残念ながら小生は詳しい事情を知りませんので「こーゆーことは柔道界ではよくあるのですか?」と訊かれても残念ながらわかりません。しかし「こーゆーこと」が「どーゆーこと」かということははっきり確認した方がイイですね。単なるセクハラ事件ではなく全柔連理事&都柔連会長という立場の人物によるパワハラ+セクハラということですね。しかもココまで様々な事件が噴出しながら理事長がまだ居座って新体制に全てを任せようとしないのは何故?そうなって徹底的に調べられるとサラに問題が広がるから?…としか考えられませんね。昼から新幹線で名古屋へ。中日文化センター「オペラ講座」はロッシーニの灰かぶり姫…いやシンデレラ…いやチェネレントラ。全部同じですけどね。ディドナートやフローレスの見事な歌唱のリセウ歌劇場の舞台やジャン=ピエール・ポネルの見事な映像を楽しむ。往復の新幹線で『今を生きるための現代詩』読了。いやあ…意外と時間がかかったのは1行1行吟味して読みたくなる文章(や詩文)が多かったから。しかも最後の最後が井坂洋子という詩人の「力士没落」と題した詩の引用。その解説に安美錦のコメントが活用されているのだから新幹線車内で思わずウワアアアアアと叫びそうになってしまった。《優美な髷や着物姿、場面によってこまかく定められ美しい所作など、力士はこの二十一世紀においてさえ、神の時間を生きていたころのなごりをとどめている》《(私達には)人生のどこかで「人のおきて」の卑小さから遠ざかるタイミングがある。神が決めるそのタイミングを避け、自分ひとりのちっぽけな頭がえがく硬直した自分像にこだわるなと、安美錦の相撲も、井坂洋子の詩も、いっている》いやあ…素晴らしい本と出逢うと嬉しいですねえ。ところで白鵬vs稀勢の里は…う〜ん…あの白鵬の立会は…好きになれんなあ…昔は好きやったけど…。気分転換に『メン・イン・ブラック3』なんて映画を見てしまう。MIBシリーズってこんな映画やったのか…。アポロ11や奇蹟のメッツが後に巨人入りするジョンソンとともに出てきたからドーデモエエ映画を最後まで見てしもたけど『時空旅行ものとしては『ルイスと未来泥棒』のほうがよくできてますね。
5月26日(日)
日曜の朝からチョット仕事。NOBORDER-SPORTSのお知らせの写真をどーするか…なんてことでメールのやりとりをしてたら『題名のない音楽会』を見忘れてしまった。それを取り返すべく(ってこともないけど)avexから送られてきたピアニストの辻井伸行サンとゲルギエフが共演したサンクト・ペテルブルクの白夜祭でのDVDを見る。曲はチャイコのP協。先月佐渡裕さん&BBCフィルで同じ素晴らしい演奏を上野文化会館で聴いたときノブくんの…いや辻井氏の御母堂がゲルギエフがとっても可愛がってくださって…と喜んでおられたとおり舞台に出るときからあのゲルギエフがイカツイ顔の相好を崩してノブくんの…いや辻井氏の腕をとってエスコートしてる。その微笑ましい光景に思わず笑ったが…演奏は凄い!ロシアの観客も総立ち。大興奮。涙を流して泣いてる人もいる。しかもアンコールが3曲。ラフマニノフとチャイコの小品に加えて自作の『それでも、生きていく』をロシア語と英語で3・11の犠牲者に…と話して演奏。いやあこんな素晴らしいピアニストと去年はトークショウまでやらせてもらったことを誇りに思いますね。いやそれ以上に同じ日本人でいることが嬉しいですね。午後からヨメサンが京都の実家へ。こーゆーときは若いときは何やらウキウキしたものだけど(汗)歳とると不便さしか感じない。アキマヘンな(涙)。まぁ仕事でもしたれ…とDaily
NOBORDERに原稿(バレーボール男子日本代表監督が「外国人」になった話)を送ったり…本HPの更新準備をしたり…で大相撲千秋楽は…う〜ん…稀勢の里2敗目か…いや琴奨菊を誉めるべきか…難しいところですね。それにしても大谷はバッターに専念させるべきですよ。二刀流というのはそもそも同じ長さの刀は使えないんですから…。ヨメサンがいないので次女と孫と3人でNHKの『ダーウィンが来た』のアホウドリの話に感激しながら晩メシ。続けてNスペも『脳卒中』の話を興味深く見る。何しろコチトラ経験者ですからね。脳出血もやっぱり血が溜まってから破裂して流れ出すのか…。やっぱりドロドロの血はイカンのですね。おかげで俺の場合は少量の出血だけで済んだけど…ということはよっぽどドロドロやったんですね。煙草を吸わなくなって3年。今はどうないやろ…?
5月27日(月)
さすがに月曜のせいかナンヤラカンヤラと仕事の電話。柔道セクハラ問題か…と思えばそれだけでもない。レスリングの五輪競技存続問題もあればサッカーW杯最終予選も近づいた。特に難儀なのはレスリング問題。問題の核心はIOCにある…と誰も言えない。IOCが全てを決めるからIOCには誰も逆らえない。まるでIOC帝国主義…という批判も口にできない。唯一IOCを動かせるのはIOCに委員を複数送り込むこと。ところが日本は室伏選手委員の選挙でヘタをしてしまった。こーなるとIOCは厄介な存在になる。いや国内で威張る国内団体の長ばかりで国際団体の長をなかなか出せない日本スポーツ界の限界か…?てな感じでアレコレ仕事の打合せ。そう言えば猪瀬知事も橋下市長も国際的にミスッてるなぁ…。政治家もスポーツ関係者もスポーツライターもコレからは国際派でなければならない時代ですね。テレビで幼稚園の餓鬼がリンゴのことをアッポーと発音してることに喜んでる母親がいたけどそんなもんは常識として源氏平家近松漱石潤一郎に精通した日本の国際人が出てほしいもの…なんて話を某雑誌にして共同通信の原稿を書き直したりしてるうちにアレヤコレヤと時間が経って寝る。初音ミクのオペラについて…感想を訊いてくる取材の電話はナイなあ…。マスコミが動かんということは初音ミクは前衛か…?
5月28日(火)
朝からコラムを1本…と思ったが書けん。外国車の輸入で有名なYANASEのPR誌の連載原稿でモウかなり長く書き続けてるから書き慣れてるはず…とはいえ…なかなか上手く書けん。つい最近野球評論家の江本孟紀氏から「いつも面白く愛読してます」というメールをいただいた。江本さんは小生がスポーツにおける外国語の翻訳のオカシサを書いたことに触れて外国語のオリジナルにもオカシナことがあってチームプレイの試合の得点は「ゴール」「ポイント」「スコア」「トライ」…と何故いろいろ言葉が違うのか法政大学の授業でスポーツの言葉の問題を取りあげようと思うので理由を教えてほしい…というものだった。さすが江本さんは外国車のPR誌を読んでるのか(笑)と思いながらも得点の言葉の違いをお教えしたのだが…新しい原稿を書こうとしたときに面白いモノを書かなきゃ…とプレッシャーを感じたのか…何度か書き直して…アカン…時間切れ。まぁ締切は月末だから…と諦めて東京へ。TBSへ。久しぶりに『ひるおび!』生出演。テーマはレスリングの五輪復帰なるか?!…でディレクターと打ち合わせしてメイクしてスタジオのセットの後ろで出番を待っていると…プロデューサー氏が走ってやって来て「遭難して行方不明の小学生2人が生存していて現れて…」その現地からのニュースでレスリングの話題はぶっ飛んで明日に延期の予定とか。関西の生番組では何度かこんなケースは経験したが東京では初めて。まぁ生番組ですから仕方ないですよね…で実は番組後の某出版社の編集者との打合せの予定も突然仕方ない事情でドタキャンだったのでそのまま帰宅。まぁコンナコトもあるわなぁ。相変わらず原稿は書けず。『ひるおび!』のレスリング特集は明日に決定したとの連絡で明日の病院行きはキャンセル。夜は巨人vsソフトバンク。千賀というピッチャーはエエなあ…と思てたら孫がピチャゴラッチピチャゴラッチというので何のことかと思たらピタゴラスイッチの新しい録画があるはずだとか言うので映してやると何とアルゴリズム体操は楽天イーグルスの選手達。マークンたちが一生懸命♪アッチ向いて一人で前ならえ…なんてやってる。こーゆーところで巨人の人気衰退を感じますね。あ。今晩は阪神が楽天に逆転負けか…。しかも9回表に4点取られての7対4(主語は阪神タイガースです・笑)。これもピタゴラ効果?(笑)。
5月29日(水)
朝RKB毎日放送『中西一清スタミナラジオ』電話出演。バレーボール日本代表男子監督にアメリカ人のゲーリー・サトウ氏が就任したことについて。Any
question?と訊かれた選手が目を丸くして驚いてNo questinのままやったらアカンで。まぁこれまでは「言われたとおりにせい!」としか言われなかった選手達にとっては驚きに違いないやろけど…。黒兵衛と散歩に行ったあと昨日に続いて東京赤坂TBSへ。『ひるおび!』再出演。昨日ドタキャンになったレスリング五輪競技復活なるか?の話題について。IOCの横暴を…いやIOCのFILA(国際レスリング連盟)に対する懇切丁寧な御指導を解説。しかしレスリング界が少々ゴーマンになってたとはいえIOC帝国主義はスゴイですねえ。何人たりともIOCには逆らえません。そーゆー権力強化のためにレスリングを槍玉に挙げた…とは言いませんがナンデ近代五種やテコンドーが残ってレスリングが…とは誰もが思ってる疑問ですよね。しかし東京五輪招致を目指してる日本人はIOCに逆らえません。他の国も似たり寄ったり…いろいろ話させてもらってCM中の舞台裏でデーモン小暮さんと少々相撲の話をしてから(笑)…テレビ朝日へ。週末の『あさナビ!』の打合せ。途中読売テレビ『ミヤネ屋』から電話。レスリング問題をいろいろ解説したあと打合せ続行。終わってテレ朝『やじうまテレビ!』打合せ…と思ったら打合せ+明日の出演依頼。明日は『ひるおび!』もあるうえNOBORDER-SPORTSの編集会議もあるのでムイリムリムリムリムリ…と断るとそこをナントカナントカナントカナントカと頼まれてハイ…と言ってしまう。あとでヤッバーと思うけど取り消させてくれずマイッタナア…と暗い気持ちで帰宅。とにかく早よ寝よ…とはいえ夜中1時半に約束通り『ひるおび!』から電話。レスリングは予想通り五輪競技に残る。他にスカッシュ…まあ欧州で人気ですから…それに野球!!…なななななんと!…メジャーリーグさん!エエカゲンにIOCの言うことも聞かなあきまへんでえ…という見事な政治的メッセージ…正式競技復活は100%ないのに可哀想なのはダシに使われたソフトボールか…いや歯牙にもかけてもらえん男子ソフトボールか…いや女子野球か…夜中の2時半まで電話いろいろ…寝させてくれえ…ZZZZZZZZZZ。
5月30日(木)
睡眠時間2時間+2時間くらいで朝4時過ぎに起きてイロイロ準備して迎えのクルマに乗ってテレビ朝日へ。『やじうまテレビ!』生出演。レスリング問題…落とした連中が今度は入れるというIOCのパワハラ横暴…なんてことは言わずにモット柔な言葉にして解説。田中雅美さんとはエンジン01浜松オープンカレッジ以来。近日創設のNOBORDER-SPORTSへの協力を要請。イロイロ喋ったあとテレ朝の楽屋で仮眠。布団も用意してくれてたので11時までグッスリZZZZZZZZZZ。目覚まし時計を持ってきて良かった!(^^)!携帯電話の目覚まし機能なんて使たことないですからね(汗)。寝覚めバッチリで再度顔洗て歯ぁ磨いてクルマでTBSへ。『ひるおび!』生出演。「スポーツ評論家を止めて政治評論家になろうか…」なんてギャグを飛ばしてレスリング問題。まあ選ばれますけどね…とは言わず…スポーツ団体を手玉に取るIOCを批判。昨日も話した(テレ朝でも話した)元IOC委員の猪谷千春さんの持論=インドアスポーツは冬季五輪へ…で夏に新たな競技を追加(フジの『とくダネ!』の小倉キャスターも話したらしい)で締めて番組を終えて控室に戻るとナント三浦雄一郎さんがおられたので感激して御挨拶。握手していただきエベレスト8千mオーバー体験を少しだけ直接聞かせていただく。やっぱり空気を薄いのですねえ。しかし風邪がキツイのが他の高地とはとは違うのか。感激したあと渋谷へ。タワレコでフローレスの歌ってる『セビリャの理髪師』などオペラのDVDいくつか購入。さらのバーンスタインの1950年代の録音10枚組CD-BOX発見。ブロードウェイ・キャストとの『ウェストサイド全曲』の他自作交響曲2曲+グールドとの共演ベートーヴェン+メサイヤ+新世界+悲愴+マリア・カラスの歌う『夢遊病の女』=1800円。カラスは重複とはいえお買い得で買ってしまう。途中タワレコから大阪MBS『ちちんぷいぷい』と『知っとこ』にレスリング問題解説のあと青山のNOBORDER-SPORTSへ。エディトリアル・スタッフの木村さんにエクセルの使い方を個人的に教えてもろてから(ツイッターやフェイスブックも教えてもらわなアカンなあ…)みんなでイロイロ編集会議…のあと原稿のアップの仕方を技術担当の方から学んで…オレにはワカラン(トホホ)…ビルの1階にある焼鳥屋へ。イロイロ飲んで食って話して気勢を上げて7月1日NOBORDER-SPORTS創設の前祝い。途中嫁さんから連絡で日本はブルガリアに0-2で負けたとか…ナナナナナニイ!?…帰宅後早回しも使って試合確認。まあ練習試合での失敗はイイ薬ですよ。昔のサッカー日本代表は練習試合だけエエ試合してたもんです。昔というのはJリーグの生まれる前のJSL時代のことですけどね…とか思いながらメール・チェックしてベッドへ。長い一日やったなあ…。
5月31日(金)
今日は外出せず1日中自宅に籠もって原稿書き。しかしその前に黒兵衛と散歩のあと病院へ。定期検診と薬の処方箋をいただく。プラス今日はレントゲンと心電図。高血圧&脳卒中の後遺症的に少々心臓が肥大気味であること以外は問題なし。主治医の先生と最近の日本の政治家のレベルが低下したことについてアレコレ話し合ったあとヨメサンと待ち合わせた大船で蕎麦食って帰宅。午後から気合でエイッヤァッと短いコラムを1本書きあげる。昼飯食ってモウ1本エイッヤァッ…とナカナカいかないのがツライ。明日のTV出演の打合せの電話やらレスリングでコメントを求められる電話やらナンヤラカンヤラで頭の中が混乱。それでも夕方までにエイッヤァッと2本目も書きあげてサスガはモウ40年近く原稿を書き続けてる経験の力業の勝利やなぁ…などと自分で悦に入って原稿を送ろうとしたが読み直してみると全然面白くない。マイッタ。送稿中止。面白くない原稿を送るのは義経の弓(ナンノコッチャ…オワカリですよね)。締切をもう一日遅らせてもらうことにして晩飯&午後10時前に寝る。なんせ明日は4時前起きですから……。
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