ナンヤラカンヤラ
HOMEへ戻る
 
表示文字サイズ選択:
標準
拡大
タマキのナンヤラカンヤラ バックナンバー 2006年12月
最新のナンヤラカンヤラ
2024年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月
2023年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2022年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2021年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2020年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2019年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2018年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2017年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2016年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2015年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2014年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2013年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2012年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2011年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2010年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2009年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2008年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2007年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2006年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2005年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2004年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2003年 11月12月

12月1日(金)
「セールスマンの死」がアップされたけど『直言』も今年でオシマイとか。なんでかなぁ?コレも残念やなぁ。あっ。ヒロセ先生・ヤマモト先生。こんな原稿でごかんべん。http://moura.jp/scoop-e/chokugen/

12月1日(金)つづき
大阪へ。今年最後のMBS『ちちんぷいぷい』生出演。生姜醤油で食べる「姫路おでん」も特製クリームパンも美味しかったけど金曜ばっかり出てるので司会の角さんとも西君ともご無沙汰になってしもた。番組出演後京都へ。明日は姪の結婚式。我が家の家族(4名・長男はライヴで欠席)と義兄姉の家族(7名)で食事。「明日で世界は終わりや。俺は明日の式には出えへん!」と叫ぶ花嫁の父(義兄)を冷やかすと「君は2回もやるんやぞ」と逆襲される。2人の娘の顔を見ながら・・・気持ちわかるなぁ。

12月1日(金)つづき
ホテルの部屋でアジア大会の開会式を見る。凄い!アジアン・パワー炸裂!アメリカやヨーロッパでのオリンピックやW杯の開会式よりずっと面白い!アラビアン(オイル)パワーも凄い。北京・シカゴ(?)の五輪のあと東京が再立候補してもドーハに負けそう・・・

DVD
ビンセント・ミネリ監督『花嫁の父』

ビンセント・ミネリ監督『花嫁の父』

『ミート・ザ・ペアレンツ』

『ミート・ザ・ペアレンツ』

12月2日(土)
京都ブライトン・ホテルで姪の結婚式。チャペルは竹山聖さんの設計。打ちっ放しのコンクリート・左右非対称の台形の空間・柔らかい照明。大きなガラスには日比野克彦さんの絵。なるほど。巧いもんですな。しかし花嫁の父が千絵ちゃん(姪)をつれてヴァージンロードに出てきた瞬間。泣いてしもた。あんなチッコかった女の子がこんなに・・・。花嫁の父は懸命に涙をこらえてる。マイッタナ。

12月2日(土)つづき
結婚式の披露宴で乾杯の発声をやらされたけど新婦側の立場での結婚披露宴は初めて。全然気分が違う。涙涙やでホンマに。けどほんまにエエ結婚式やった。終了後娘2人と女房を引き連れて祇園の『酒肆G』へ。その間に『金星』でカツサンドを作ってもらっておみやげに。新幹線の中で食べよと思てたけど疲れてグッスリ。昨晩は朝近くまでアジア大会見てたもんな・・・。長い2日間やった。娘の結婚式はイヤヤで。そうか。浦和レッズが優勝か。よかったよかった。スポーツは複雑な感情にならんからエエなあ。

BOOK
『油彩画プロの裏ワザ』(講談社)

『油彩画プロの裏ワザ』(講談社)

12月3日(日)
雑務処理に追われたあと夕方から銀座の画廊『一枚の絵』へ。パリから帰った中西繁さんの個展。中西さんは昔住んでたマンションのお隣さん。一緒に管理組合の仕事なんかした人が今では脱サラして日展特選の人気画家。パリではゴッホの住んでた家に暮らしたとか。雨のパリの風景がきらきらと輝く綺麗な絵。ちょいと昔話に花を咲かせてから六本木へ。某人物の古稀を祝う秘密サプライズパーティに招待されて出席。いろんな人が出席していて歌ったり踊ったり。まぁいずれ書くときが来るでしょうが今は内緒(すいません)。小生もナポリターナの『勿忘草』とプッチーニの「ジャンニ・スキッキ」から『好きやねんお父ちゃん』を歌いました(笑)。

DVD
ヴェルディ『椿姫』

ヴェルディ『椿姫』

12月4日(月)
校正や原稿チェックのあと部屋の整理。夕食は昨日銀座のYAMAHAで買ったDVD佐渡裕指揮パリ管の『椿姫』を見ながら。ブラヴォー!見事な緩急でドラマチックにたたみかけるサウンド!ダイナミックに劇を盛りあげた佐渡に乾杯!関西人はやっぱりイタオペに向いてるで。ヴィオレッタ(ミレイユ・ドランシュ)も1幕の最後で高音を張り上げてくれなかったこと以外は満点の素晴らしさ。語るような低音も味がある。アルフレード(ボレンザーニ)もなかなか素晴らしい歌手。しかしそれ以上にジェルモン(ジェリコ・ルチッチ)が最高!まだ30歳代でブルゾンの味わいには遠いが美声でテクは完璧。この歌手はこれからが楽しみ。イヤーゴやってほしいなあ。そういう顔やし。このDVDは2003年のエクサンプロヴァンス音楽祭でやる予定で小生も最終日に見に行くことにしていたのにフランスの舞台技術関係者のストライキのため初日一度だけの上演で終わったためTV用に上演して撮り直したもの。見に行きたかったなぁ。しかし演出は????やな。マリリン・モンロー風のヴィオレッタのドレスは美しかったけど・・・。

12月5日(火)
短い原稿1本仕上げて部屋の掃除。立つ鳥跡を濁さず(笑)。久しぶりに駅前の銀行に行ったけど支店の場所が変わってたりなくなってたりで一つになったけど大きさは変わらず大混雑。銀行が儲けよるはずやで。

12月5日(火)つづき
書き忘れてたけど先週土曜日の結婚披露宴が済んだあと京都ブライトン・ホテルからタクシーに乗ろうとしたら梅原猛先生とバッタリ。隣には瀬戸内寂聴先生。ご挨拶させていただいたけど取材でご自宅まで行かせていただいたうえ2度も一緒に講演会をさせていただいた俺のことをモウ忘れたはったみたい。そら20年以上前のことやもんあなぁ。瀬戸内先生は昔めちゃくちゃ怒られたことがあったのでパス(笑)。

12月5日(火)つづき
これから月曜日までちょいと所用でパソコンを持たずに旅に出ますのでナンヤラカンヤラを休みます。帰ってきたらドゥオッッバア〜と書きます。乞ご期待。

12月6日(水)紐育日記(1)
中日新聞栄文化センターで6年間続けてる『オペラ講座』の特別企画でニューヨークへ。14人のマダムやオバサマ・オジサマたち(平均年齢60数歳?)と一緒にメトロポリタン歌劇場でオペラを鑑賞する旅。まずは成田(とセントレア)からデトロイト経由でニューヨーク・ラガーディア空港へ。機内で奥田昭則『母と神童 五嶋節物語』(小学館文庫)河合隼雄『過保護なくして親離れはない』(五月書房)読了。

12月6日(水)つづき 紐育日記(2)
約15時間の飛行機移動のあとNY7番街にあるホテルに夕方到着した途端2人のオバサマがソワソワ。「『オペラ座の怪人』を見たいんだけど切符とれるかしら?」元気やなぁ。小生にとってNYは8度目やけど野球抜きの仕事では初めて。入ったホテルはカーネギーホールの目の前。25年前に初めてNYに来たとき泊まったホテルの真ん前。懐かしくなって中日新聞のF君を誘って25年前に足を運んだジャズスポット『ヴィレッジ・ヴァンガード』へ。最近の評判は悪いみたいやけど・・・。その前にロックフェラー・センターのクリスマスツリーを見物。まぁ大きいだけで特にどうってこともありまへんな(笑)。オノボリサンの観光客だらけで表参道を歩いてるのとおんなじやで(爆)。

12月6日(水)つづき 紐育日記(3)
『ヴィレッジ・ヴァンガード』はウワサに違わず低レベル。敢えて名前は書かへんけどピアノトリオ+サックス2本でのOld Fashioned Modern Jazzで新鮮味ゼロ。観光客相手にはエエのんかもしれんけどコレやったらウチの息子らの演奏のほうが下手でもオモロイで。しかしNYは安全になったもんやな。25年前に来たときのヴィレッジ周辺はマリワナ売っとる奴らだらけやったもんなぁ。

DVD
ヴェルディ『ドン・カルロ』

ヴェルディ『ドン・カルロ』

ヴェルディ『ドン・カルロ』

ヴェルディ『ドン・カルロ』

12月7日(木) 紐育日記(4)
朝7時に起きて散歩。セントラルパークへ。さほど寒くない。NYの犬はみんな気取っとる。佐吉みたいな阿呆犬はおらへんなぁ。たしか明日が命日やなぁ・・・と思いながらダコタハウスに近いジョン・レノンのプレートのある場所へ。予想通り花がいっぱい。しばしIMAGINEしてホテルへ帰って朝食。

12月7日(木)つづき 紐育日記(5)
朝食後F君と一緒に5番街へ。クリスマスシーズンのNYは紅葉の京都と同じ鬼の反吐(人だらけ)。ぶらぶら歩いてMoMA(近代美術館)へ。入り口で「会員になると4人以上なら入場料が安くなる」と日本語で案内される。このあたりABM(アート・ビジネス・マネジメント)のCRM(顧客個別対応)はサスガですな。小生の狙いはジャスパー・ジョーンズ、ウォーホル、ボロック、カンディンスキー、モンドリアン、マグリット・・・やったけどピカソ、ブラック、マチスに圧倒される。さらにダリ、ルソー、スーラ、ルドン、ムンク・・・。もうオナカがいっぱいという感じ。しかしマイッタのはモネの睡蓮。これは凄かった。幅10メートル前後もある絵の前で10センチの近さまで目を近づけたり10メートル近く後ろに下がったりしながら30分近くも佇んでたら何故か涙が出そうになった。こんな絵(光)を描いたモネの心象風景とは・・・。しかしまいったなぁ。日本でなら1枚でも大展覧会になるような絵がゴロゴロ並んでる。それも手の触れる距離に。そこに小学生の10人前後のグループが何組も。いやぁマイッタ。

12月7日(木)つづき 紐育日記(6)
ホテルへ戻ってツアーのマダムやオバサマたちにオペラ講座のあと全員揃ってメトロポリタン歌劇場(メト)のバックステージ・ツアーへ。以前にもこのツアーには参加したことがあったけど今回は我々のグループだけの特別ツアー。そのため衣装部屋もカツラ部屋もステージ裏も仕事中のスタッフが動き回ってて迫力満点。みんな笑顔で仕事してる。舞台裏はちょうどタン・ドゥンの新作『ファースト・エンペラー』と今夜の演し物『ドン・カルロ』のセットの入れ替えの真っ最中。その横に高さ30メートル近いパリの街並みのセット(『ラ・ボエーム』)。あまりの広さとデカさにオバサマ・オジサマたちも口をあんぐり。

12月7日(木)つづき 紐育日記(7)
メトのバックステージツアーの案内役をしてくれた上品なオバアサン曰く。“All veneer is maid by one tree.”客席のバルコニーや扉の“化粧板”がアフリカ産の100メートル近い1本の巨木から作られていて色調が統一されている・・・らしいけど“veneer”という言葉を聞いてちょっとがっかり。そうか。ベニア(板)という言葉は英語やったんや。天井はすべて金箔でシャンデリアはスワロフスキーやけど・・・周囲はベニアか・・・。大理石はナシ。まぁ言葉の問題やろけどベニアという言葉は聞きとうなかった(笑)。ここはアメリカなんやからしゃあないやろけど。かつて天井に描かれていたシャガールの見事な絵がロビーにあってそれを見て気分直し(爆)。

12月7日(木)つづき 紐育日記(8)
軽食をとったあとメトでヴェルディの『ドン・カルロ』鑑賞。DVDと同じとはいえ豪華絢爛な舞台に満足。オルガ・ボロディナのエボリ姫は最高!サミュエル・ラメイの大僧正も貫禄。イケメン・バリトンで日本のオペラ・ファン・マダムのあいだで人気急上昇中のディミトリ・ホロストフスキイのロドリーゴも美声を発揮。パトリシア・ラチェットのエリザベッタも美しくレヴァインの指揮も(特徴はなかったけど)高水準の演奏に大満足。終演は深夜0時で外に出たらメッチャ寒かった。けどオバサマたちも大満足の様子で全員寒風のなかで鼻水を垂らしながらも笑顔(笑)。

12月8日(金) 紐育日記(9)
朝のセントラルパークを散歩したあとF君とともにエンパイア・ステートビルへ。NYに来たら必ず来る場所。ここから見るマンハッタンはやっぱり最高。前回来たのは9・11のわずか1ヶ月半後で展望台にのぼるのに5回もボディチェックを受けた。しかも展望台には10人くらいの見物客にポリスが30人以上。そこからWTC(ワールド・トレード・センター)方向を見ると煙が立ちのぼってて全員一言も言葉を口にせず跪いて祈りを捧げる人もいた。けど今回は最悪。ここはディズニーランドかと思うような“Sky Ride”というアトラクションに乗らんと展望台に行けへん。おまけにヤレ写真を撮れだのヤレ土産物を買えだの観光客相手の商売だらけ。9・11後の観光客激減対策やろけど二度と来ないことを決意。

DVD
『プロデューサーズ』

『プロデューサーズ』

12月8日(金)つづき 紐育日記(10)
5番街にあるヤンキースのオフィシャル・ショップで買い物。以前来たときはメッツのショップのほうが目立ってたけど・・・。タイムズスクエアあたりを散策したあとブロードウェイでミュージカル『プロデューサーズ』の今夜のチケットを購入。よっしゃ!

12月8日(金)つづき 紐育日記(11)
夜ブロードウェイの『St. James劇場』で『プロデューサーズ』を見る。もうサイコー!セットも振り付けも基本的に映画と同じ(というか映画が舞台と同じ)やけどあらゆる役者の達者さ・舞台転換の素早さ・観客を飽きさせないサービス精神は唖然とするほど見事。おまけに映画にも出演してた主役のネイサン・レインとゲイの演出家役のゲイリー・ビーチが登場。見事な演技と台詞回しに感激。嗚呼!もっと英語がわかったらもっと笑えるやろに・・・。とはいえ劇団四季が絶対にやらないブラック・コメディ・ミュージカルの素晴らしい歌と踊りに大満足!古い劇場は大阪の松竹座みたいでメトのオペラハウスよりも歴史を感じた。NYではやっぱりオペラよりもミュージカルを見るべきなのかも。ただし何人か同行されたツアーのマダムたちには『Mamma Mia!』のほうが良かったかな(笑)。

12月9日(土) 紐育日記(12)
朝の散歩。めちゃくちゃ寒い。チワワもテリアもグレートデンもシェパードもラブラドールもみんな腰が震えてる。朝食のあとF君を誘って“グラウンド・ゼロ”へ。前に来たときは剥き出しの巨大な鉄骨が轟音と土煙を立てて崩れていた。今回は・・・“9・11HEROES”という写真展をやってる“STATION”も出来て観光客だらけ。「過ちは繰り返しませんから」というような文字がどっかにないかな・・・と思って探したけどなかった。

DVD
『月の輝く夜に』

『月の輝く夜に』

『ゴッド・ファーザー〜』

『ゴッド・ファーザー〜』

プッチーニ『ラ・ボエーム』

プッチーニ『ラ・ボエーム』

12月10日(土)つづき 紐育日(13)
“グラウンド・ゼロ”から市庁舎のほうへぶらぶら歩く。途中ビルの温度計を見ると華氏28度。ということは氷点下2度!寒いはずやで。スタバでコーヒーを買って手と胃袋を暖めながら歩いてるといつの間にかチャイナ・タウン。ということはリトル・イタリーもすぐか・・・と元気が出て『ゴッドファーザーPARTU』で見慣れた街並みへ。このビル街の屋上をロバート・デ・ニーロが渡り歩いて最初の殺人を・・・なんて思いながらレストランテへ。いかにもナポリのオッサンといった腹の突き出たイタリア人に“Buon giorno”と迎えられてsaghetti peperonciniとcarbonaraを味わう。もちろんvino rosso とespresso doppioも。美味い!アメリカで美味い食事にありつける唯一の場所かも(笑)。

12月10日(土)つづき 紐育日記(14)
夕方メトのお土産ショップで買い物のあと夜は『ラ・ボエーム』鑑賞。フランコ・ゼッフィレッリによる新演出とドミンゴの指揮に大期待。映画『月の輝く夜に』を思い浮かべながらウェッジウッドの陶器のオーナメントが飾られたクリスマスツリーと噴水のあるリンカーンセンターの広場を通ってメトの入り口から赤絨毯へ。しかし・・・。舞台は・・・微妙・・・。いやゼッフィレッリの色彩は最高!2幕のクリスマスの夜のパリの光景も見事!けど3幕でナンデあんなに人を動かすのか?それに3幕と4幕の間に30分の休憩は不必要やで。これなら旧ヴァージョンの演出のほうが・・・とも思う。おまけにドミンゴの指揮が・・・。面白い音もいっぱいあったけど明らかにオケを歌わせすぎ。テンポを揺らしすぎ。色をつけすぎ。おまけにドミンゴの後頭部が舞台のうえに常に見えるほど指揮者の上半身が目立ちすぎ。そのうえタクトを振り回しすぎ。歌手がちょっと可哀想・・・というのはオレの気にしすぎかなぁ・・・。ヴィラソンのロドルフォは評判通り悪くない。メト・デビューのマイヤ・コヴァレフスカもミミの歌声にぴったり。水準以上の素晴らしい舞台ではあったけど期待が大きすぎたせいか・・・泣きたかったのに泣けへんかった。けどマァ満足。ツアーのオバサマたちも大満足。土曜の夜でタクシーがつかまらずオバサマたちと激寒のなか徒歩でホテルへ。でも全員笑顔。良かった良かった。初のオペラツアーも成功・・・というてエエやろう。

12月11日(日)〜12日(月) 紐育日記(15)
朝6時15分ホテルを出発してニューアーク空港からデトロイト経由で成田へ。機内で井上章一『夢と魅惑の全体主義』(文春文庫)読了。めちゃめちゃ面白かったので15時間前後のフライトも退屈せず。税関を出てからほとんど待ち時間なしに成田エクスプレスで大船へ。自宅へ直帰。嫁はんが出迎え。「面白かった?」「ああ。心の洗濯させてもろた」「ボエームで泣いた?」「いや。泣けんかった」「なんでぇ?! ドミンゴとゼッフィレッリやのに・・・」「まぁいろいろあって・・・」「一人で行ったからやで。私の呪いやな(笑)」「・・・かもしれんなぁ(笑)」我が家で食べる鍋は美味い!

12月12日(火)
久しぶりに佐吉に振りまわされながら散歩。この犬とはセントラルパークは歩けまへんなあ(笑)。

12月12日(火)つづき
ニューヨークへ行ってるあいだに「玉木正之HP制作委員会」の連中が「タマキのオススメごちゃまぜ総集編」を更新してくれてました。いちど足をお運びください。なかなかオモロおまっせ。

12月12日(火)つづき
松坂の交渉経過についてテレビの出演依頼やコメントを求める電話。どうせ契約はまとまるのに何を途中で騒ぐのか・・・ということで丁重にお断り。そういえばNYで見たESPNでは井川との交渉権を得たヤンキースの方がクレバーだったのではないかという解説をしてたなぁ。まぁそうともいえんやろけど・・・。夜久しぶりに『213』へ。日本のレストランのレベルは高いなぁ。

DVD
『マーズ・アタック』

『マーズ・アタック』

12月13日(水)
NYのテレビでちょっとだけ見て大笑いした映画があった。ジャック・ニコルソンが大ボケのアメリカ大統領で円盤に乗って飛来した宇宙人と戦う。調べてみたら『マーズ・アタック!』という映画やった。監督はティム・バートン!これはDVD買うてちゃんと見なアカンなぁ。

12月14日(木)
時差ボケが今頃出てきて・・・。という以上に教育基本法がこんな形で「改悪」されて世の中モウむちゃくちゃでござりまするな。はてさて何をどうすればいいのか。NYでそれを考えるつもりやったのに・・・。考えがまとまらへんので久しぶりに「鮨処もり山」へ。カワハギ美味い!教育基本法はどないしたらエエねん。次は憲法やで。

12月15日(金)
大船の『マーズ・アタック!』を買いに行ったら案の定大船のディスクショップや電気屋さんには置いてなくて代わりに『ニュースの天才』を買う。New Reublic Magaginに関する実話をもとにした映画。「ジャーナリスト」と呼ばれることだけは拒否し続けてきた小生(そんなエライ人ではないですからね)としても興味深い主題に考えさせられる。松坂のレッドソックス入りは既定の路線。それよりも日本のジャーナリズムはなんでMLBの「極東新リーグ創設計画」を取材せえへんのか?!新聞社やテレビ局は「提携」の交渉と駆け引きで書けへんのか?喋れへんのか?

12月16日(土)
新しい教育基本法のことで頭がまとまらへんで。格差社会か・・・。♪こ〜んな世の中に〜だ〜れ〜が〜した〜・・・なんて言うてもしゃあないし・・・。おれもNYで遊んでたしなぁ。ナチス・ヒットラーも選挙で権力を握ったんやもんなぁ。そういう世の中に対抗するには・・・パロディとブラックユーモアしかないのかも・・・。はてさて『スポーツ・ヤァ!』も廃刊になってしまったことで来年はどう暴れるか・・・。やっぱりゲリラしかないのんやろけど・・・拾うてくれるメディアはあるのんかいなぁ・・・(苦笑)。まぁガンバルしかないやろなぁ・・・死ぬまで・・・。

12月16日(土)つづき
時差ボケで夜10時に寝たら1時に目が覚めてしもてテレビをつけたらNHK-hiでメトのガラをやってた。ホロストフスキーのロドリーゴもパぺのフィリッポ2世も現地で聴いたばかり。テレビのほうが見やすいし歌も良う聴こえるのはナンデやねん(笑)。

12月17日(日)
インテル・ナシオナルがバルサに勝ちよった。ええこっちゃ。ゲリラは生きてる(笑)。しかし日テレのアナウンサーはバルサのソシオのことをもうちょっとキチンと説明してほしかったな。レアル・マドリッドなんかとは全く違う組織やということを・・・。日本のサッカーがウィンブルドン化しないためにも・・・。そうか。ミキティと高橋クンは本番に弱いのかな。真央ちゃんは今回はこけたけど心配ないで。織田クンは4回転をマスターしたら世界のトップになれるで。

12月18日(月)
広瀬一郎さん主宰の『スポーツ・マネジメント・スクール』終了式に出席。挨拶させられる。「先日あるパーティであるスポーツ団体のトップの人物がジャズを歌い歌舞伎の台詞の一節を唸りました。皆さんもマネジメントだけでなくそういう情操を身につけてほしい・・・」というようなことを喋ったあと「その川淵さんは・・・いやまぁ・・・いま川淵と言っちゃったねえ・・・聞かなかったことにはならないねえ」は馬鹿ウケ。もちろん意図的ギャグです(笑)。しかし講義を3回しか休んでないんやからオレも修了証ほしいなぁ。東京大学と書いてあるんやもんなぁ(笑)。オレそんなん一枚も持ってへんもんなぁ(爆)。

12月19日(火)
大船駅前の喫茶店で朝日新聞記者から「スポーツ雑誌の相次ぐ廃刊」についてインタヴューを受ける。記者は「JリーグのスタートとW杯の盛りあがり以来のサッカーバブルの崩壊」ととらえたかったみたいやけどそんな単純な話やおまへんでぇという話をする。この件はいずれどこかに書きます。

12月19日(火)つづき
朝日の取材を受けたあと「213」へ。先日若いバーテンさんから「STRAVINSKY」という名前のウォッカをいただいたのでお返しに彼が「聴きたい」といってた『火の鳥』のCDを持参。もちろん演奏はブーレーズ指揮シカゴ響。それだけでビール飲んで帰るつもりが嫁はんも来て常連のお客さんでアマチュア・オーケストラの演奏者も来て音楽の話で盛りあがってしまう。よっしゃ!来年1月21日の東フィルのコンサートではXXXを指揮するぞぉ!乞御期待!

12月20日(水)
NHKへ。年末ラジオ番組の収録。今年のプロ野球界を振り返る。「一言でいえばどんな一年でした?」との問いに「一言ではいえない複雑な一年でした」と答える。WBC優勝もハンカチ王子の人気爆発もファイターズ日本一と新庄の引退も松坂のMLB入りもすべて喜ぶべきか嘆くべきか・・・一言ではいえへんもん。

12月20日(水)つづき
NHKラジオ収録のあと電動車椅子サッカーの世界大会を来年日本で開くことに対する応援メッセージのVTR撮り。みんなで応援しましょう!そのあと音羽の講談社へ。十年以上ぶりで26階建てのピカピカのビルに初めて入る。昔はよう来てたんやけどなぁ。そこで指揮者の金聖響にインタヴュー。テーマはベートーヴェンの交響曲。来年出版予定です。ついでに来年1月21日の東フィル・コンサートについて打ち合わせ。小生の司会と聖響の指揮で楽しいコンサートにしたいけどサプライズもありまっせえ。皆さん来てください。

12月20日(水)つづき
帰宅して亀田の試合を見る。凡戦。亀田は体重をもっと前足に乗せんとアカンのんとちゃうかなぁ。ランダエタは油断したなぁ。まぁ十分カネ稼いだからええのんやろけど。岸田今日子さん逝去。富士真奈美さんが泣いてるやろなぁ。吉行和子さんと3人で洋輔さんのコンサートに来てはったもんなぁ。青島幸男さんも逝去。昔一度だけインタヴューさせてもろたけどパロディストが権力の座に着くのはアカンかったなぁ。

12月21日(木)
腹立たしいことふたつ。銀行が常に大混雑してること。大きなったメガバンクは支店を小さくして金儲け?もうひとつは単独取材を一切拒否していた某野球人が某週刊誌で某文化人女性タレントと対談し「スポーツライターなんて何も考えてない」などと発言していたこと。こんな自分勝手な屁理屈を口にしてる野球人のいるチームは来年も日本一になれへんで。・・・・・・・・・という文章を書いたら本欄の読者からこの某野球人は「単独取材を一切拒否してなどいない。事実と違う」という講義のメールをいただきました。確かにその通りなので「単独取材を一切拒否していた」という部分を「スポーツライターの単独インタヴューを一切拒否していた」と訂正してお詫び申しあげます。

DVD
『アメリカン・シンフォニー ブラスの祭典2006』

『アメリカン・シンフォニー ブラスの祭典2006』

12月22日(金)
コラムを仕上げたあと佐渡裕指揮シエナ・ウィンド・オーケストラのコンサートを聴くためみなとみらいホールへ。『シング・シング・シング』や『マンボNo.5』を楽しんだあと特集はショスタコーヴィチ。『ジャズ組曲』が聴けたのは嬉しかったけど新幹線の最終で名古屋へ移動するため最後の2曲とアンコールの前に飛び出し。佐渡さんゴメンナサイ。名古屋泊。

BOOK
ベンジャミン・フルフォード『9.11テロ捏造 日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ』

ベンジャミン・フルフォード『9.11テロ捏造 日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ』

生井英考『興亡の世界史19 空の帝国アメリカの20世紀』

生井英考『興亡の世界史19 空の帝国アメリカの20世紀』

12月23日(土)
東海テレビ『スーパーサタデー』生出演。やくみつるさんと亀田の話。「凡戦でした」で意見が一致。お金の話題で「カネには二種類あって天下の回りもののカネと天下の周りの持ち物のカネ。いまの好況は周りの持ち物のカネが騒がれてるだけ」と喋ったあと「カネと痰壺は溜まるほど汚い」。朝のワイドショウではちょっと汚い発言だったかも(笑)。スポーツのゲストは立浪選手。「日本一になるのに不足していたものは?」との峰竜太さんの問いに対して答えを忘れるほどの模範解答。監督のせい・・・とはいわなかった(笑)。

12月23日(土)つづき
野球チームリューターズ(監督・峰竜太さん/GM・大谷昭宏さん)はナゴヤドームで萩本欽ちゃんのゴールデン・ゴールズと試合。田尾・鈴木隆政・平野・藤波という豪華コーチ陣のリューターズがピンチヒッター立浪を起用して2点先取したけどあとはどうなったかなぁ・・・。小生は栄文化センターでオペラ講座。リヒャルト・シュトラウスの『影のない女』について。音楽は素晴らしいけど中味はようわからん・・・と正直に話す。

12月23日(土)つづき
帰京の新幹線でベンジャミン・フルフォード(元「フォーブス」誌アジア太平洋支局長)の『9.11テロ捏造 日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ』(徳間書店)読了。まぁそういうことやったんやろな・・・。ネタはぎょうさん揃っとる。続けて生井英考『興亡の世界史19空の帝国アメリカの20世紀』(講談社)を読み始める。歴史的にもアメリカというのは所詮若い国やで。もちろんエエ面もあるけど若さのワルイ面は最悪やな。

12月24日(日)
雑誌『ミセス』の企画で五嶋節さん(ヴァイオリニストのみどりちゃんと龍クンの母親)と織田憲子さん(フィギュアスケートの織田信成クンの母親)の対談司会のため新宿の文化出版局へ。いやぁ強烈な対談でした。厳格に真摯に子供と真っ正面から対峙したお二人の言葉には感動あるのみ。子供を叩いてイイかどうかなんてテーマにならない。「思い切りひっぱたいたら成長してて筋肉がついてて手が痛かった」とか「昔は俯いて叩いてたのが上向いて叩いたときは自分でも驚いた」なんてお話。お見事でした。「お子さん方も見事に成長されて」と思わず口にしたら二人の母親から唖然とした顔で見つめられ「まだまだこれからですやん」。すべて素晴らしい教育論でした。対談司会のあと新宿で『ざ・こもんず』の取材を受けて帰宅。M1グランプリでのチュートリアルの優勝は予想通り。おめでとう。笑い飯はアカンな。まぁ1位になれへんキャラやからしゃあないな。けど何でフットボールアワーが出てくるねん!?

12月24日(日)つづき
長女からのクリスマス・プレゼントはデーヴィッド・アッテンボローがBBCで制作した「虎」と「北極熊」のドキュメンタリーDVD。ナンデこんなプレゼントやねん?「うれしいでしょ」「まあな」けどアッテンボローの本はおまえらがガキのときにさんざん見せたったんやで。次女からのプレゼントはティム・バートンの映画『シザー・ハンズ』と『ビッグ・フィッシュ』なんで『マーズ・アタック』とちゃうねん?「だってなかったんだから」探しまくらんかい!けどまぁええわ。女房にはキッチン用品などプレゼントいろいろ。長男からは何もナシか!まぁ男はそんなもんやろな。

12月24日(日)つづき
そうか。有馬記念はやありディープか。30年近く前に初めて挑戦した馬券で最も年寄り(8歳)の馬(カネミノブ)と唯1頭の牝馬(インターグロリア)連複を全財産(3000円)で買って8千円近い配当(20数万円の手取り)を得たことがあった。当時親から勘当されていた小生は食いつないだものだった。以来競馬はほとんどしてないが今回も同じ例で行くとEーLで買おうかな・・・と思ってた(東海TVの『スーパーサタデー』でそんなことを話した)。買わなくて良かった(笑)。メリー・クリスマス!(おれ禅宗やけど・爆)

DVD
ティム・バートン監督『ビッグ・フィッシュ』

ティム・バートン監督『ビッグ・フィッシュ』

12月25日(月)
まだ原稿書き。疲れて次女にもらった『ビッグ・フィッシュ』を見ながら夕食。凄い映画!素晴らしい映画!見事な「男の映画」!父と息子のドラマ!さすがはティム・バートン監督。映画ならではの夢物語を創造してる。おまけにリアル。嘘を連ねて真実に迫る三重構造。しかも男の優しさにあふれて・・・。最後に父親が死ぬシーンで号泣してしまった!次女は「最後がちょっとねぇ」などと言ってたけどまだまだ人生というものがわかっとらん!しかし死んだ父親の風貌や状況が何でこうまでオレのオヤジに似とるねん。まいったなぁ。夢に出てくるで。

12月25日(月)つづき
SMS(スオーツ・マネジメント・スクール)の履修証が届く。自分なりに勉強したから当然とも思う。けど東京大学の銀杏の印が箔押しされてるブック型の証書を見て不思議な気持ちに。こういうのとは無縁に30年やってきた身としては・・・。まぁこういうもの自体には何の力もないわけやし・・・。

12月26日(火)
土砂降りのなか東京へ。五嶋節さんに単行本用インタヴュー。前回の取材のときに「いいタイトルが思いついたらメモっておいてください」といっておいたら『くそったれ!天才』という言葉が返ってきた。なるほど。みどりちゃんや龍クンが「天才」と呼ばれることや「天才を育てた」といわれることには相当の抵抗がおありのようやな。ほんまにナチュラルな感覚やな。3時間にわたってメチャクチャ面白い話を聞かせていただいたあと渋谷へ。近々河出書房新社から出る『世界指揮者列伝』(仮題)の打ち合わせ。長いことかかったけど(俺がサボってたのが原因で)ようやくまとまり始める。そのあとタワーレコードへ。ずぶ濡れになりながら歩いた甲斐があった!『マーズ・アタック』を買う。帰って早速前編を見たけど・・・微妙。ジャック・ニコルソンは流石で『スーパーマン』『博士の異常な愛情』等のパロディも面白いけど『ビッグ・フィッシュ』が良すぎたからちょっとがっかり。けどまぁこんなもんやろ。ティム・バートンは面白い。

DVD
『JW〜ジョン・ウィリアムス吹奏楽ベスト』

『JW〜ジョン・ウィリアムス吹奏楽ベスト』

『RYU GOTOヴァイオリンリサイタル2006』

『RYU GOTOヴァイオリンリサイタル2006』

12月27日(水)
金聖響指揮シエナ・ウインド・オーケストラの新譜『JW〜ジョン・ウィリアムス吹奏楽ベスト』と五嶋龍の新譜『ヴァイオリン・リサイタル2006』を聴きながら今年最後の仕事(原稿書きと校正)。JWの演奏は映画よりもずっと上やで。龍クンのはナマで去年聴いたけどホンマに伸びやかな演奏やなぁ。夜は今年最後の「213」へ。さぁ明日から新年を迎える準備やな。鵠朔の羊(「こくさくのきよう」と読みます。意味は辞書を引いてください)はきちんとせなあかんしな。そうか。ジェームズ・ブラウンが亡くなったか。合掌。

12月28日(木)
まずは部屋の整理整頓。PCのなかのファイルの整理が一番大変とは・・・。奇妙な時代になったもんやで。夜はテレビでフィギュアの日本選手権。確かにレベルの高い闘いやな。ジャンプは力強く正確でも作品としての表現力が劣る選手はもうダメな時代になったなぁ。織田クン残念でした。高橋は見事。

12月29日(金)
庭の落ち葉の掃除で腰と足がガタガタ。情けない・・・。浅田真央ちゃんの精神力は相当なもんやね。

12月30日(土)
徹底的に掃除。単純作業は哲学を導く。ジョナサン・スウィフトは「磨いたところでどうせ汚れるから」と言って靴磨きをしなかった下男に飯を食わせなかったという。「食ったところでどうせ腹が減るから」との理由。食事は生理的エネルギーとして必需だが綺麗な靴もスウィフトにとってはエネルギーだったということか?綺麗な窓は何のエネルギーになるのか?などと考えながら疲れる。夜はグレゴリー・ペック主演の映画『マッカーサー』を見ながら食事。この映画では憲法に非武装不戦を書くことを幣原首相がマッカーサーに進言する。いろんな本を読んだけどこれって結構正しいと思う。現憲法は決してアメリカの押しつけだけではないのだ。そうか。サダムは絞首刑か。その始まりは誰もが忘れたな。テロともアルカイダとも大量破壊兵器とも無関係やったはずやけど・・・。人権蹂躙だけなら北朝鮮もやけど石油がないしな。夜いろんな夢を見る。書けへん夢ばっかりやけど(笑)。

12月31日(日)大晦日
どこまで続く大掃除。年賀状は新年になってからやな。

12月31日(日)大晦日つづき
昨日だったかテレビで「今年の重大ニュース」を街でインタヴューしてたけどその答えがマスメディアで騒がれたことばっかりだったのには驚いた。「結婚した」とか「子供が生まれた」とか「家を建てた」とか。そういう答えがあるはずやのに・・・。ではメディアで働いてる小生の今年の重大ニュースは・・・。

  1. 指揮者デビュー!東フィルで『東京五輪行進曲』を振ってブラヴォーの嵐!(大好評につき新年1月21日にも?)
  2. 我が家で初の大卒生誕生!看護学士として就職も。うれしいこっちゃで(いつまで続くか知らんけど)。
  3. WBCアジア予選での韓国戦に敗北したあとの記者会見で「あの場面で西岡にバントの作戦は消極的すぎるのでは?」と質問して「本人の判断だ!」と日本代表王監督を激怒させる(ただしあとで「僕の間違いだった」と陳謝の電話をもらう)
  4. 「オシムといっちゃったねえ」発言に対して「あれは意図したものでしょ」と食い下がり川淵キャプテンを顔面真っ赤に怒らせる。
  5. 3や4のような仕事を大胆にさせてくれた『スポーツ・ヤァ!』が廃刊。残念無念。
  6. 中日新聞創業120周年記念「荒川静香・岡崎朋美・吉田沙保里と二期会合唱団のジョイント・イベント」をプロデュース兼司会して大成功。スポーツとオペラの組み合わせは嬉しかった。
  7. 中日栄文化センターのニューヨーク・メトロポリタン歌劇場ツアー大成功。いろんな点で紐育日記に書いた以上の素晴らしさでした。
  8. 『スポーツ・ヤァ!』廃刊にもかかわらずスポーツジャーナリスト実践塾の継続決定!新たに「玉木塾」として開始しています。
  9. 某大人物の秘密サプライズパーティでイタリア民謡とオペラを歌う。このときの出席者や中味についてはまだ書けません。悪しからず。
  10. 「正之会」でいろんな正之さんと対面。2回目の会合が決まらへんなあ。まぁエライ人ばっかしやししゃあないか。

(番外1)他にもここには書けない素晴らしいことがあった!オモロナイことも多かったけど(誰でもそういうもんですよね・笑)(番外2)老衰で何度も死にかけた猫のフィガロが生き延びる。フィガロとはあまり仲が良くないので本コーナーでは犬の佐吉のことばかり書きましたが元気を取り戻したのはうれしかった。

最新のナンヤラカンヤラ
2024年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月
2023年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2022年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2021年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2020年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2019年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2018年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2017年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2016年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2015年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2014年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2013年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2012年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2011年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2010年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2009年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2008年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2007年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2006年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2005年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2004年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2003年 11月12月
▲PAGE TOP
Copyright (C) 2003-2011 tamakimasayuki.com. All Rights Reserved. Produced by 玉木正之HP制作委員会. ホームページ制作 bit.
『カメラータ・ディ・タマキ』HOMEへ戻る