7月1日(日)
朝起きて長女と孫と一緒に黒兵衛と散歩。カンカン照りの真夏の太陽。けっして嫌いではないけど真っ黒の黒兵衛はチョイと辛そう。ワン。孫は学校の図書館でナポレオンやルイ16世やマリー・アントワネットやゴッホの本を読んだとか。ええこっちゃ。何でもエエから本を読め。本には何でも書いてある。人間を創るのは人間と本だけやからね。大事なのは読み書きそろばん。ワンワン。終日デスクワーク。そうか。メッシもロナウドも消えたか。ということは日本の消える確率はチョットは下がったかな。日本はメッシ&ロナウドのレベルと違いますからね。孫と長女を送りにいたヨメハンと待ち合わせて晩飯は久しぶりに『鮨処もり山』へ。美味しい魚と酒で調子に乗って家族できていた若い浪人生をチョイとイジる。浪人時代があるということはいいことですね。勉強に専念できますからね。高校時代の勉強で基礎知識は万全ですからね。帰宅してW杯。ロシアvsスペイン。延長&PK戦まで見てしまう。ナルホドW杯は強いチームが勝つとは限らないのですね。日本チャンス!かつて『珍獣王国』というグループで素晴らしい音楽活動をしていた全盲で車椅子の山下純一さんからメール。ブルース・ハープ(ハーモニカ)の全国大会で優勝したとか。おめでとう!一度聴いてみて下さい。彼の演奏は素晴らしい音楽ですよ。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180627-00000073-kyt-cul
7月2日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。暑い。真夏やから当たり前か。しかしオリンピックは…どうなる…?ワンワン。いろいろ仕事をしたあと東海道線で新橋へ。タクシーで内幸町の東京新聞本社へ。今年で100回目の記念大会となる高校野球について中日新聞のインタヴューを受ける。いい加減に大人が高校生を利用して騒ぐのは止めにせよと答える。メディアがスポーツを主催するとスポーツ・ジャーナリズムが機能しなくなることも話す。真夏の猛暑のなか誰か死者が出るまでこの騒ぎは続くのか?いろいろ話したあと芝公園のAVATTA
STUDIOへ。『ニューズ・オプエド』アンカー出演。ゲストは溝口紀子さん。A・ウェイリーの『英語版源氏物語』(左右社)の翻訳本の面白さや島田裕己『京都がなぜいちばんなのか』(ちくま新書)小森陽一『手塚マンガで憲法9条を読む』(子どもの未来社)を紹介したあと溝口さんと柔道ではなくサッカーについて語り合う。そうですね。攻めないプレイには柔道と同様指導(イエローカード)を出すべきですね。ロシアの現地から大住良之さんも電話出演。フェアプレイポイントで…という言い方は変えるべきで反則ポイントとすべき。たしかに!ノーボーダー設立6周年記念で挨拶に登場した中学時代サッカー部の上杉隆社長もサッカー談義に参加。いろいろ盛りあがって日大アメフト第三者委の内田井上「罪状認定」の話題も取りあげてサア…日本vsベルギー戦はどーなるか?とにかくがんばってほしいですね…で帰宅。ビール呑んでメシ食って風呂入って早々に寝る。目覚ましは午前2時50分。おやすみなさい。
7月3日(火)
朝…というより夜中の午前2時50分にベッドから這い出て日本vsベルギー戦。サアどんな展開になるか!?とドキドキしながら応援しながら見ましたが日本の選手は皆よく頑張りましたね。惜しかった。本当に惜しかった。残念無念至極。でも目の前に聳える「世界の壁」を見ることができましたね。選手たちは肌でも触れてソレがどんあものか体感することができたのではないでしょうか。前半は0-0。後半ホイッスルが鳴ってまず原口がスーパーゴール!後半5分足らず。素晴らしい!でもちょっと早すぎ。これが0-0で40分過ぎのでk後となら最高なのに…と阿呆なことを思い浮かべた次の瞬間7分に乾がゴオオオオオオオオオーーーール!!!!見事無回転!!信じられない2ー0!!しかしまだ40分近く時間があるやないか…と悲観的になり昔岡ちゃんが2-0のリードが一番怖いし危険と言っていたのを思い出したりしたところへアッという間に2-2の同点。しかし日本の若者たちはよく攻めてガンバッテ本田のFKも素晴らしかったしCKのチャンスも…それが一転カウンターを受けて残念無念悔しい!!ベルギーに本気を出させたのは確かで…でもミスも出て…2-0の時点でガチガチに守る手はなかったか…とも思うけどそんなことしても仕方ないか…これが「世界の壁」なんでしょうね。孫悟空がきんとんうんに乗って地の果てまで飛んだと思ったらお釈迦さんの手の上だったか…。サアまた明日からJリーグを盛りあげていきましょう。選手の皆さんスタッフの皆さんお疲れ様でした。ベルギーvsブラジルはどんな試合になるのでしょうねえ?
7月4日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。サッカーの大盛り上がりの一方でプロ野球は淡々と続く。それもまたよし。セ・リーグは広島以外全球団負け越し。パ・リーグは楽天以外全球団勝ち越し。こんなけったいなペナントレースも滅多にない…と話ながらアメリカのスポーツのケッタイナさ加減を話す。バスケットボール以外アメフトも野球も全然グローバルじゃないですからね。鈴木透さんの『スポーツ国家アメリカ』(中公新書)にはトランプ大統領の発言はまるでWWEプロレスのマイクパフォーマンスと書かれていますよね…と話したあと黒兵衛と散歩。まだエリザベス・カラーが取れないに元気やのう。ワン。壁や地面のぶつけて擦りまくって壊れる寸前。確信犯で破壊行為に出てるな?クイーンクイーン。終日ホワイティングの『TWO
OLYMPICS』の校正。やっと1章を終えたと思ったらホームページがサーバーの事故とやらで見られなくなる。とほほ。サーバー事故でホームページを消失。現代社会では過去とはこんなふうに消失するものか。なぜか♪お座敷小唄の歌詞が思い浮かぶ。♪富士の高嶺に降る雪も…京都先斗町に降る雪も…雪に変わりがあるじゃなし…溶けて流れりゃ皆同じ…。この「あるじゃなし」の部分を松尾和子&和田弘とマヒナスターズは「ないじゃなし」と歌ってましたねえ。それも日本語表現として正しいとか当時は騒がれましたねえ。しかしホームページの過去の消失は結構ショックでこれがサーバーの事故なら補償問題にならないのかなあ…とか思いながら椅子に座って机にへばりついて『TWO
OLYMPICS』翻訳本の校正を続ける。ふううううう。面白いけど日本版のタイトルはどうするか…?洞窟のなかに入ってしまったタイの少年たちはガンバッテほしいですねえ。夕方になってホームページは復活!しかしナンヤラカンヤラは全喪失のまま。ショック!過去が完全に消えた!
7月5日(木)
朝起きて黒兵衛との散歩から帰ってくるとホームページの本欄は今年の6月のみ復活。iPadを開くと消える前のホームページが残っていたのでそれを見ながら今月(7月)のナンヤラカンヤラを復活させる。BGMにかけたマーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」を全曲聴き終えてようやく書き終えたけど今年5月以前の「過去のナンヤラカンヤラ」は喪失されたまま。これがサーバー事故なら金銭補償はないの?翻訳の校正が進まへんがな。とほほ。
7月5日(木)つづき
ナンヤラカンヤラ過去の喪失を嘆いても仕方ない。過去が消えるとは安部公房の小説みたいやなぁと一人で勝手に感激することにして『TWO
OLYMPICS』翻訳本の校正作業に邁進。ようやく第3章まで仕上げる。自分で翻訳して書いた原稿だが自分で読んでも面白い!あ。夕方になってナンヤラカンヤラの過去もすべて復活。(株)bitのYさん&スタッフの皆さんありがとうございます。昔35歳の頃に単行本にまとめたいという某T書籍の編集者が小生の雑誌原稿の切り抜きをビニール袋にいっぱい持っていって編集部の引っ越しだかなんだかですべてなくしてしまったことがあった。その男は二度と小生の前に現れなくなったが小生はマタ書けばいいからと結構平気でいた。若かったのですね。今はもうやり直しのきかない年齢ですよね。過去の復活は安心をもたらしてくれますね。テレビ局2局から明日の出演依頼。校正優先で今週はスイマセンと断る。あ。ホワイティングさんの『TWO
OLYMPICS』の日本語タイトルは『東京物語ー二つのオリンピックの狭間で』がイイと思うのですが…ボブさんは小津安二郎の映画が大好きでもあるので…皆さんはどー思われますか?
7月6日(金)
サーバーの事故だか何だか知らないけれどホームページも本欄の更新ページも開かなくなってウンザリ。ようやくその事故が正常に復してこれを書いてるのは11日の朝。しかもその間に京都と高知で仕事があってバタバタの日々でした。6日(金)はホワイティングの校正を5章まで進めたあと夕方品川駅のエキナカ喫茶店で角川書店のIさんと逢って新幹線で京都へ。ところが豪雨の関係で急と桂川の水位が上がったとかで名古屋を過ぎると立ち往生。6時半に乗ったのぞみが京都駅に着いたのは11時過ぎ。久しぶりの特急券払い戻し。今は2時間以上遅れると特急料金だけ戻ってくるのですね。定宿のホテルに入ったのが11時半過ぎ。サッカーW杯準決勝を気にしながら明日が早いので早々に寝る。
7月7日(土)
京都の定宿で朝5時50分に起きてシャワーを浴びて準備して祇園町にある大本山建仁寺へ。そこで座禅会を終えた人びと約100人を相手にスポーツの話題で講演。3日連続の「緑陰講座」は昨日は豪雨で中止になったらしい。今日も申込者の半数以下の出席だったらしいけど仕方ないですよね。なぜサッカーのW杯がこんなに騒がれるのかという話をメソポタミア文明の丸いモノの奪い合いやローマ帝国のカルチョや飛鳥時代の中大兄皇子と中臣鎌足のくゆるまりや平家物語の東大寺の僧が丸いモノを清盛の頭に見立てて棒で叩いたぎっちょう(鞠打)などの話(これが清盛による東大寺焼き討ちの原因ですね)を交えて話したあとヨメサンや姉家族と合流して檀家寺の六道珍皇寺へ。ちょっと早いけどお盆のお経をあげてもらう。いつもながら歌舞伎役者の台詞のような和尚の経はじつに見事で心の洗われる思いがする。ギターの製作でアメリカに短期留学していた姉の次男と久しぶりに逢う。ガキの頃にお経をあげてる和尚の禿げ頭を撫でにいった男ももう30歳か。早いな。新幹線社中は大爆睡で帰鎌。ベルギーがブラジルに快勝した試合を見ながら酒。風呂。寝る。
7月8日(日)
黒兵衛はまだトレーナーさんにあずかってもらってるので朝起きて朝食食べるとあとは机の虫。昼飯食べてまた机にへばりついてホワイティングの翻訳原稿の校正。ふうううううう。黒兵衛がいないと不健康の極みですね。晩飯のあとの夜も校正&酒&寝る。
7月9日(月)
朝起きて今日も机の虫で校正作業。こーせい・あーせい・そーせい…などと口ずさんでみてもオモロナイ。せっせせっせと仕事したあと夕方から東海道線で川崎へ。タクシーで羽田空港へ。JALで高知龍馬空港へ。高知新聞社の方が出迎えてくださって早速晩飯は鰹のたたき。今年は質がいいらしい(昨年はダメだったとか)。美味い!と舌鼓。栗焼酎も美味しくいただいて高知泊。
7月10日(火)
朝高知のホテルで目覚めて朝ご飯食べながら日経から書評を頼まれた本ケン・ベンシンガー『レッドカード 汚職のワールドカップ』を読み始める。近く映画化されて公開もされるらしい。ワールドカップもオリンピックもウラのお金は大きく動いてるんですよね。昼前に迎えに来てくれた人と一緒に高知新聞社へ。月イチの昼食会と講演会。今回は主宰者の希望で高校野球について話す。今年で100回記念大会。これを機会にもうやめた方がイイという話をする。ほんと。誰かが熱中症で亡くなる前にやめた方がイイですね。大人ばかりが楽しんでいて高校生のためには何の役にも立っていない大会ですからね。高校生のためになるには…ということを少しくらい考えればどーですか?たとえば監督も高校生にして指導者は試合の間はネット裏に座って口出ししないとか…年間の公式試合数をもっと減らして複数のスポーツをやることを義務づけるとか…。今回は高知新聞の社長や高知放送の社長さんだけでなく高知市長も聞きに来てくださった。甲子園大会…すくなくともアノ自衛隊指揮拳骨振り振り行進の開会式だけでも止めて下さいよ。朝日新聞さん!講演のあとクルマで龍馬空港まで送ってもらって羽田へ。ウツボカレーと鯨カレーと栗焼酎を土産に買う。羽田到着後バスで大船へ。帰宅。飯&酒&風呂&酒&寝る。
7月11日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。今日から毎週「反高校野球論」を話す。第1回目はくたばれ軍国主義開会式。帝国陸軍が創った閲兵式形式の開会式の行進を続ける理由がどこにある?それを自衛隊の行進のように変化させたのは誰だ?みんな楽しく観客席に手を振りながら歩くのがスポーツじゃないですか?それをやろうとした神奈川県の某高校は高野連の役員に叱られたそうですが…予行演習でやらずに本番でズバッとやったら良かったのに!ラジオのあと久しぶりに黒兵衛と散歩。エリザベス・カラーが外れたのはめでたいけど熱い太陽の陽射しで早々に引き上げてシャワーのあと東海道線で新橋へ。タクシーで赤坂TBSへ。『ひるおび!』生出演。日大アメフト問題。私は大学へ行ってない人間ですが大学ってのはヤッパリ学問と研究の場所でそれと無縁に思える人がトップにいるのは良くないですね。カネを稼ぐには知性は不要ですがカネを使うには知性が必要で大学ってのはカネを稼ぐよりも使う方が大事なはずなのに知性のない金儲けばかりでは大学とは言えないのでは?
7月12日(木)
朝少し早く起きて早めに黒兵衛と散歩したあとシャワーを浴びて東海道線で品川へ。常磐線の特急ひたちで茨城県の水戸へ・時事通信社主催の内外情勢調査会で昼食会&講演。テーマは2020年東京オリパラで日本の何が変わるか?体育からスポーツへの転換の意味を1時間半にわたって話したあと常磐線特急ひたちで帰京。東京ステーションホテルの喫茶店で笹川スポーツ財団のスタッフと打ち合わせ。今秋のスポーツ・ポリシー・フォー・ジャパンの打ち合わせ。今年は10月27〜28日の2日間神奈川大学キャンパスで行われ今年も審査員を引き受ける。『ニューズ・オプエド』でももちろん例年通り取りあげるつもり。はたして今年はどこの大学ゼミが優秀賞に輝くか?北は北海道から南は四国中国地方の大学が参加(残念ながら今年も九州はナシ。なんでや?)。いろいろ話し合ったあと東海道線で帰鎌。メシ食ってビール呑みながらクロアチアvsイングランド戦。多くの人が今年のワールドカップは面白いと言ってるけどワールドカップはいつも面白いですね。
7月13日(金)
朝少し早めに起きて黒兵衛と散歩。時間が経つと暑いですからね。外も明るいから夏時間制度にしたら良いのかも。しかし戦後GHQが取り入れたときは悪評たらたらで1年で取りやめたとか。散歩のあとバスに乗って大船駅へ。横須賀線で鎌倉へ。江ノ電に乗り換えて鎌倉高校前へ。行きつけの病院で担当医の先生に定期検診。血液検査。特に悪くはないが血糖値がチョイと高めとか。栗焼酎のせいかな。暑いなか湘南の海のサーフィン風景を見ながら江ノ電で鎌倉へ。横須賀線で大船へ。車中中国人家族と思しき4人組の小学生低学年と思しきガキが俺の座った椅子の前で吊り輪にぶら下がって遊び始める。服装からして国籍はアメリカかと思ってCan't
you please stand up quietly?と言うと下を向いて知らん顔。Can you understand?と訊くと小さな声でYes。派手なアロハを着た父親と派手な原色のトンボ眼鏡のサングラスをかけた母親は後ろを向いて知らん顔。ま。しゃーないか。大船駅で立ち食い蕎麦食って帰宅。一日仕事を何もせず休むことを決め込んで昼寝。タマにはこーゆーこともないとあきませんよってにね。夕方からビール呑みながら大相撲。3横綱休場場所で…うわっ。栃ノ心が玉鷲に小手投げで土。なかなか15日勝ち続けるのは難しいですね。幕下の玉木は3連勝。がんばれ。湘南の海は1勝2敗。がんばれ!十両で美の海という力士を発見。すぐに沖縄出身でチュラノウミと読むとわかったので(ネーネーズの歌の歌詞にありますからね)応援することを決める。西十両14枚目で1勝5敗か。がんばれ!晩飯オペラ劇場はワーグナー『ローエングリン』。カウフマンがタイトルロールを歌うバイエルン歌劇場の映像もフォークトが主人公のバーデンバーデン音楽祭の映像もどちらも指揮はケント・ナガノ。歌も演奏も文句なしの素晴らしさなのにどっちも現代版演出がイマイチ。バイエルンの舞台など三井ホームか住友林業がスポンサーかと思える演出?マイホームを建てるのに白鳥の騎士が現れるの?音楽はイイのにマイッタなあ。
7月14日(土)
今日も朝早く起きて涼しいうちに黒兵衛と散歩…と思っていたところが獣医さんに連れて行く日で9時にならないとオープンしないので散歩もその時刻に合わせて遅らせる。猛烈に暑い。こんな時季にオリンピック?高校野球は犠牲者が出ないように100回記念の今年で改革案を打ち出すべきですね(北海道で行うとか)。少なくともいろんな意見を自由に出し合うジャーナリズムが機能すべきですね…といった小生の原稿を何年か前に没にした朝日はジャーナリズム失格ですね。朝日運動部の辣腕記者が一緒にシンポジウムに出席したとき小生に向かって高校野球のことだけは私に振らないで下さいねと事前に語ったことがあるけどサイテーですね。言論の府が自ら言論を封じているのですからヤッパリ犠牲者が出るまでコノ馬鹿騒ぎは続けるのですかね?メディアがスポーツ大会を主催したりスポーツチームを所有することは法律で禁止すべきかな?日本のジャーナリズムはそーでもしないとマトモにならないのか?ねえ黒兵衛。ワンワン。獣医さんに行ってよーやく完治した黒兵衛の頭の傷を見てもらう。ついでに歯石も取ってもらう。犬も結構金がかかる。まぁ家族ですから当然ですね。帰宅して終日デスクワーク。机の虫。昼飯を挟んでホワイティングの翻訳本の校正を10章の途中まで進める。ふううううう。夜オールスター戦見ながら晩飯。昨日の松坂の投球も面白くなかったけど今日の菅野の投球も面白くないなぁ。オールスターだからといって真剣味を欠くのはいけませんよね。仮眠を取ってからW杯準決勝。ベルギーvsイングランド。コレは面白かった。ベルギーの速攻は見事。イングランドも後半素晴らしい攻撃が随所に見られて1点でも入っていたら…しかし心情的に応援してたベルギーが勝ってブラヴォーです。このベルギーにフランスはよく勝ちましたね。明日のクロアチア戦が楽しみ。
7月15日(日)
朝マアマア早い時刻に起きて黒兵衛と散歩。暑い。オリンピックはどーするねんやろ?高校野球は…昨日書いたし繰り返すのんやめとこ。終日クーラーの部屋で校正作業。昼食に高知で買ってきた鯨カレーを食って(美味しかった!)午後からまた校正作業。あと残り1章かな。大相撲は横綱&栃ノ心がいなくても面白そう?遠藤が頑張ってるけど御嶽海の天下かな。「ダーウィンが来た」見ながら晩飯。大船を流れる柏尾川にも鰻が棲んでいるとか。今度獲りにいったろかいな。風呂入ったあとチョイと仮眠してW杯決勝。うわあああああ。クロアチアに勝たせたかったなあ。あのハンドは反則にせんかってええやろにぃ。相手がどん引きの時の攻め方はクロアチアが上手かったですねえ。最優秀選手だか何だか知らんけどモドリッチが表彰された。納得。クロアチアはいいチームでしたね。丸いモノ=ボール=太陽の奪い合い=世界の支配者を(遊びで)決める1か月間の闘いが終わって世界に日常が戻る。いつか日本も決勝戦に!いろんな意味で面白く楽しい1か月でした。表彰式も大雨に。世界よ現実社会に戻れ!とサッカーの神様も言ってるのかな。西日本の大雨災害こそ日本の重要事ですからね。寝よ。
7月16日(月)
海の日。祝日。明治天皇が初めて船に乗った日…でしたっけ?違うかも?ま。ええか。調べればすぐにわかること。またいずれ調べましょう…などと思いながら黒兵衛と散歩。暑い。真っ黒けの黒兵衛はもっと暑いに違いない。ワン。アスファルトに近いしね、ワンワン。早よ帰ろ。終日デスクワーク。午前中に『東京物語ー二つの五輪の狭間で(仮題)』の校正を一応完成。宅急便で角川編集部に送る。あとは再校と訳者あとがきと大谷に関する対談…さてどーするか。考えねば。午後から『ZAITEN』の原稿。反高校野球論。そもそも試験中に試合のスケジュールを組むのもムチャクチャですが熱射病による犠牲者が出たときは誰が責任取るの?それに…大正時代帝国陸軍閲兵式に始まって現在自衛隊式行進になってる開会式はやる必要があるの?せめて観客席に手を振るような非軍隊式入場に改める必要があるのでは?…とかいろいろ書いて晩ご飯。今こそ見よう大相撲。関脇以下の力士の頑張りを見たいですからね。しかし仕事で見られず。残念。晩飯を食ったあとに神戸新聞社から電話。ワールドカップで「入れ墨」をした選手が多かったのをどー思うか?と訊かれてナントモ思わないと答える。スポーツに潔癖を求めるの?入れ墨は潔癖ではないの?縄文人は潔癖じゃない?まぁ趣味の問題でしょうね。私はあまり好きではないですが…とか答えて風呂。寝る。
7月17日(火)
朝起きてチョイと早めに黒兵衛と散歩。言うまいと漱石思えど暑いわなぁ。なぜここに漱石が出てくるのか?わかってるね?ワンワン。散歩のあと迎えのクルマに乗ってテレビ朝日へ。あまりに暑いのでいつもの電車通いを今日ばかりは迎車に変える。テレ朝まで1時間半とふんでいたら1時間15分で到着。しかしクルマも着かれますね。「ワイドスクランブル」生出演。日大のアメフト新監督に選考委が立命の橋詰功氏を推薦したことについて元関学アメフト元TBSアナ選考委の一人である有馬隼人さんと話す。アメリカ留学経験もある理論派の橋詰氏には文武両道のススメを日大に取り入れてもらうことを期待。有馬さんら選考委も新体制が有効に機能するかチェックするとのこと。そうしてもらわなければ側近を粛正した田中独裁体制が強固になるだけで終わりますからね。月末の第三者委の最終報告も期待。有馬さんには『新潮45』の今月号(8月号)で関学の鳥内監督と対談したので是非読んで…と言ってわかれてクルマで帰宅。車中爆睡。ZAITENの連載原稿執筆。昔は仕事中になるたけクーラーを使わないようにしたけども無理ですね。晩飯前に原稿を仕上げて酒&メシ&野球。うわっ。タイガース梅野の逆転サヨナラ満塁ホーマーが外野フェンスまで奪われる。ま。野球ではよくあることですね。スポーツというのは奇蹟だらけですからね。奇蹟の一歩手前も多いですね。
7月18日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。高校野球批判第2弾。高校野球のカントクという大人たちが我が物顔に高校生を支配して自分たちが野球を楽しんでいるという話。ヒドイ体罰も私自身何度も目撃しましたしね。昨日も書いた今月号の『新潮45』でスポーツライターの小林信也さんが高校野球廃止論を書いてるのは一読に値しますね。また『ニューズ・オプエド』に出てもらいましょう。ラジオのあと黒兵衛と散歩。暑い。言うまいと思えど今日の暑さかな。これは漱石の俳句ですね。ワンワン。明治時代も暑かったらしい。今と較べてどうかな?TBS『ひるおび!』から電話。ZOZOTOWNの前沢社長が「プロ野球球団を持ちたい」と発言したことについて意見を聞かれる。既存球団の買収は現状では難しい。新規参入を期待したいがそれには複数の2球団が手を挙げなければ。難しいこととは言え旧態依然たるプロ球界に新風を吹き込んでほしいとコメント。早い話がプロは読売が手を引き高校野球は朝日が手を引き社会人野球は毎日が手を引かなければ日本の球界の発展はないということ。それはマスメディアでは話せませんよね。話しても取りあげてくれませんよね。ま。ネットで話しましょう。終日テレビ番組の審査で番組DVDを5本連続で見る。日本民間放送連盟賞エンターテインメント部門近畿地区テレビ審査会を前に5番組に得点をつけて講評を書く。過去にも3度ばかりやった仕事。審査だからここに内容を書くわけにはいかないけど今年はこれで決まり!という1本が(東京でも見ている番組が)ありましたね。ツマラナイ番組もいくつか…。エンターテインメント部門というのはもっといろいろ面白いことができると思うけど…。結構時間がかかってあっという間に大相撲も終わって晩飯。久しぶりの晩飯歌舞伎劇場は『籠釣瓶花街酔醒』。「かごつるべさとのよいざめ」と読みます。田舎者(勘三郎)が吉原の花魁(八つ橋=玉三郎)に岡っ惚れ。身請けまでするというのを八つ橋の間夫(仁左衛門)が別れさせる。恥をかいた田舎者が後日抜けば人切らねば止まないという因縁のある「籠釣瓶」と名付けられた名刀(妖刀)村正を持参して吉原に現れ八つ橋を斬り殺すというお話。3人の名優とりわけ勘三郎の演技が見所。「ビビット!」から東京五輪について取材の電話。「朝チャン!」からもZOZOTOWNの球団買収についての電話。猛暑のなかの五輪もウンザリで新聞社の支配する球界もウンザリ。しかもマスメディアでは正論を口にしても使ってもらえない。嗚呼。議席数を増やした国会も同じ。石が流れて木の葉が沈む。国会の「党議拘束」という反民主的規則を廃止して個人の意見をぶつけ合うようにならない限り日本の社会は良くならないでしょうねえ。
7月19日(木)
朝起きてパン食ったあと黒兵衛と散歩。8時半。こんな暑い時間に外を歩いている人はゼロ。ワン。早よ帰ろ。ワンワン。今週末の兵庫県立芸術文化センターのオペラ・ツアーの資料を作る。『魔弾の射手』はイマイチ人気がないのかイイ資料がない。何とかコピーを作っている最中にアッ!と気づいたのが山下洋輔さんとビッグバンドのコンサートのこと。確か7月。デューク・エリントンの『極東組曲』だったはず…とパンフレットを探したらナント13日でとっくに終わっていた。ヨースケさんスイマセン(m_m)すっかり失念してしまいました。その週は高知で講演→テレビ→水戸で講演→校正締め切りにプラスしてナンヤラカンヤラいろいろあって…いやコレは言い訳。すいませんでした。CDの発売をお待ち申し上げます。オペラの資料作りのあとMBS『ちちんぷいぷい』から電話。オリンピックと猛暑についていろいろ話す。カネを一番出してるアメリカのTV局が秋開催を拒否してるうえ東京が招致のときに「日本の夏はスポーツに最高の季節」と大嘘を書いてしまったのですよね。だから開催機関の変更の提案も不可能。いろいろ話したあと通信社の短い原稿1本送って昨日見た民間放送連盟賞の評価レポートを書く。意外と時間がかかる。大相撲は今日も見れず。ニュースで御嶽海が高安に負けたのを知る。勝負には勝っていたのになぁ。美らの海や湘南の海をどーなったのかな。場所が終わってゆっくり調べるか。晩飯歌舞伎劇場は團十郎が長崎生まれの中国人海賊の毛剃久右ヱ門に扮した『恋湊博多諷毛剃(こいみなとはかたのひとふしけぞり)』。京の商人惣七(藤十郎)が毛剃の密輸入を見つけ海に突き落とされる。惣七は幸い生き残るが博多の小女郎(菊之助)を毛剃と奪い合ってることがわかる。毛剃は惣七が海賊の仲間になることで小女郎の身請けを助ける。ナンノコッチャ。まぁ面白かった。團十郎の台詞は中国人の発音とはいえちょっと…いや故人への批判は辞めときましょう。しかし国会への批判はやるべきですね。IR法案をなぜ通さなきゃイカンのか?!観光客を増やすため?ウソでしょ。ギャンブル依存症対策として週3回しかカジノには入れない?阿呆か。仕事を休んで週3回もカジノ通いをする人のことをギャンブル依存症と言うのではないのか?カジノを経営するトランプの事業拡大を助けるための法案か?その見返りは何なのか?公明党の節操の無さもサイテーですね。議員数も増やすし…こんな日本に誰がした?
7月20日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。暑い。散歩のコースがどんどん短くなる。当たり前か。ワン。黒兵衛も納得。ワンワン。終日デスクワーク。午前中は『ZAITEN』に書いた高校野球批判と体育会系運動部批判の2本の原稿の校正。日本の体育会系スポーツマンが勉強をしないのは夏の甲子園大会の地方予選を試験期間中にやったりして新聞ジャーナリズムまでがスポーツ選手(野球選手)は勉強しなくてもイイヨというメッセージを振りまいていることが元凶ですよね。昼飯食って明後日のオペラツアー『魔弾の射手』の準備をして来週末のオペラ講座『ローエングリン』の準備もして夕方からは大船へ。豊島屋さんの鳩サブレーをお中元に送ったり本屋で新刊『スポーツ哲学入門』(島田哲夫・著/論創社)を注文したり…のあと『との山』へ。美味しい焼き鳥やタン焼きを食べてビールや焼酎(花垂れ!)を呑みながら春陽堂書店の編集者2人とネット連載原稿の打ち合わせ。♪し〜ごとはつづく〜よ〜い〜つまでもお〜。いいことですね。帰宅後毎日放送『せやねん!』のスタッフから電話。ZOZOTOWNのプロ野球参画について。すべては読売新聞社の胸先三寸ですね。朝日の高校野球&毎日の社会人野球。すべての新聞社はスポーツの主催や運営や所有を辞めてジャーナリズムに徹することにしましょう。そーすれば日本の野球界は(スポーツ界も)大いに健全化し発展するでしょう…というコメントはどこまで使ってもらえるか…?
7月21日(土)
朝起きてパン食いながら東京新聞を開けてドキッ!俺の写真が出てる。夏の高校野球100回目をきっかけとした「高校野球と日本人」という企画にちょっと長いインタヴュー記事。「大人が主役の祭り」というタイトルで高校生のための大会になっていない(高校生を酷使して大人=主に監督が喜んで騒いでる)ことを批判。ほかに太田幸司氏と長島三奈氏がアリキタリの高校野球賞賛論を喋ってる。嗚呼。今月号(8月号)の『新潮45』で小林信也さんが夏の甲子園廃止論を書いてる。なにしろ朝日新聞社と高野連は夏の甲子園200回大会計画まで打ち出しているらしい。日本のスポーツ界の癌ともいえる高校野球の改善策を今こそ打ち出さねば!小林さん!またオプエドに出て下さい。黒兵衛と散歩。暑い。散歩のコースが…昨日と同じことを書いてもつまらんなあ。ワン。早よ帰ろ。ワンワン。終日クーラーを効かせた部屋でデスクワーク。来週のオペラ講座『ローエングリン』の準備と勉強。このロマンチック・オペラにはヴォータンもフライアもパルジファルも出てくる。ここからワーグナーは『ニーベルンクの指環』『パルジファル』への道を開くのですね。オペラ(歌劇)からムジークドラマ(楽劇)へ。おもしろいなあ。夕方から東海道線で品川へ。新幹線で名古屋へ。明日の兵庫文化芸術センターでの佐渡裕プロデュース『魔弾の射手』ツアーのために名古屋泊。ところがホテルに入ってギョギョギョ。ロビーにはウヨウヨと女の子だらけ。いや妙齢の女子もたむろしている。とにかく女性だらけ。いつもの定宿が満室で取れなくて他のホテルも満室だらけでよーやく取れたホテルが女性だらけ。なんじゃこれは…と思ってたらナゴヤドームで関ジャニ∞のコンサートだとか。心の底でオペラのほうが面白いよ…と呟いてチョイと明日の打ち合わせでビール呑んでピザ食べたあと名古屋泊。
7月22日(日)
名古屋のホテルで6時半に起床。中日ビル前まで歩いてツアーのバスに同乗。23人の参加者と2人のスタッフと一緒に一路西宮市の兵庫芸術文化センターを目指す。途中草津サービスエリアで毎年恒例となったメロンパンを買って食べる。日本一美味しいメロンパン…しかしチョット甘みが勝ちすぎてきたかな?近江牛コロッケが美味かった。車中でマイクを手にロマン派オペラの草分けウェーバー『魔弾の射手』を解説。ロマンとはローマ的。古典とはギリシア的(グレコ)。ただしギリシアの音楽は残ってないので音楽の形を作ったハイドン&モーツァルト&ベートーヴェンが…てな話から実は『魔弾の射手』はベートーヴェンの『第九交響曲』より昔に創られた…とかW杯サッカーの話までイロイロ話すうちに到着。昼食会までに時間があったのでロビイでチョイとぶらぶらしていると名前を呼ばれたので振り返ると故平尾誠二さんの奥さん。山中先生の奥さんと待ち合わせしてオペラを見に来たとか。同じレストランで食事をされるとのことでのちほど…と挨拶して楽屋へ。舞台監督プロデューサーの小栗哲也さんに挨拶。毎年鎌倉から送っている鳩サブレが届いていて「鳩を撃つシーンがあるから今回のオペラにピッタリ!」と妙な感謝をされたあと(笑)フルコースのランチ。その最中に佐渡裕さんが現れて『魔弾の射手』見どころ聴きどころを話して下さりツアー参加者全員にサイン入りパンフレットを手渡して下さったあとレストランの奥におられた平尾・山中両夫人のところへ案内。旧知の佐渡さんも喜んで挨拶のあといよいよオペラの開幕。
7月22日(日)つづき
いやあ素晴らしかった!毎年1回の佐渡裕プロデュースのオペラには1度も裏切られたことがなくいつも客席も大拍手でみんな大満足するのだが今年も『魔弾の射手』というチョイと地味目のオペラにもかかわらず会場も我々もは大拍手で大満足。悪魔と契約して魔法の弾を作る狼谷のシーンでは悪魔の顔のドアップが舞台前面に現れて(透明スクリーンに映し出されて)歌ったり地下から現れた悪魔が(紅白歌合戦での小林幸子のように)天井まで登って真っ黒な衣裳を広げたり…。イヤ音楽も素晴らしかったけどいろいろ十分楽しめました。舞台終了後は客席におられた井戸兵庫県知事に挨拶したあと平尾山中両夫人を楽屋へ案内。そしてツアーの皆さんと一緒にプロデュサーの小栗哲也さんの解説でバックステージツアー(今年も彼を紹介するときに小栗旬さんと言い間違えてしまってお父さんに苦笑いされる)。初演時のト書きをできるだけ忠実に表した舞台とか。それが現代のテクノロジーによってウェーバーの想像できない迫力で表現できたというわけ。ツアー客の皆さんもかなり傾斜の強い舞台に上がったりして大満足。ロビーで観客の長蛇の列を相手にサイン会をしている佐渡さんに御礼を言ってツアーの皆さんはバスで名古屋へ帰還。小生は関係者のいろいろ挨拶したりしたあとJRで新大阪経由新幹線で品川へ。途中爆睡でしたが今年も佐渡さん小栗さん兵庫芸文センターのMさんNさん関係者の皆さんいろいろありがとうございました。
7月23日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。暑いなんてもんじゃないな。ワン。酷暑。猛暑。殺人暑、奪命暑。まいった。ワンワン。これは世界的なものらしくノルウェーやフィンランドの北極圏で気温33度とか。カリフォルニアのデスヴァレーで52度!!ホンマに死の谷(デスヴァレー)やでぇ。ワンワンワン。最近は散歩のあとにサッと水風呂&水シャワー。コレが気持ちイイけど仕事部屋にクーラーが欠かせなくなった。昔は(といってもほんの3〜4年前だが)クーラーが嫌いで滅多につけなかったけどもう無理ですね。午前中校正やらメールの処理やらいろいろやって午後からお中元持って東海道線で新橋へ。地下鉄銀座線に乗ろうとして…マイッタ。地下駅地下ホームのなんと涼しいこと。そこへ地下鉄渋谷行きの電車が入ってきて熱風がモワッと浴びせられる。電車内の冷房の余波。要するに冷房はあっちを暖めてこっちを冷やすのだから熱風が出る。それを冷房で冷やす。嗚呼。大いなる矛盾…と思いながら音楽事務所クリスタルアーツへ。昨日のオペラ・ツアーでの佐渡裕さんらの協力に御礼。スタッフのHさんYさんらと少し話して芝公園のAVATTA
STUDIOへ。『ニューズ・オプエド』MC出演。今日のゲストはロシアW杯取材から帰ってきたサッカージャーナリストの大住良之さん。今回のW杯は試合内容もロシアの「おもてなし」も素晴らしい大会だったとか。2年後の東京五輪のボランティアがブラック・ボランティアと言われるなか大住さんは少額の交通費を渡すのではなく期間限定SUICA無料パスを渡せばイイというのが大住さんのロシアW杯式解決策。なるほど。名案ですね。組織委は何故そーしないのか?JRが私企業だから?協力させなさいよ!W杯での日本代表の活躍やら森保新監督への期待やらスター選手に頼ったチームが負けた理由とか楽しくいろいろ話して番組終了。スタッフ全員がロシアW杯のお土産(キイホルダーやピンバッジや狼人形)をもらって大喜び。東京駅から東海道線に乗って帰宅。暑い暑い暑い。夜になっても暑い。オリンピックはどーなる?どーする?
7月23日(月)つづき
帰宅前に大船駅ルミネのなかにある書店「アニール」で注文していた本を受け取る。平凡社太陽別冊の『白隠』と『一休』。前に買った『仙香xに大感激して禅画シリーズで買ったが白隠は技巧&一休は理屈が勝りすぎかな。ヤッパリ仙高ヘスゴイ!他に杢代哲雄『評伝田畑政治
オリンピックに生涯をささげた男』(国書刊行会)。来年のNHK大河ドラマの主人公らしい。それに白井聡『国体論 菊と星条旗』(集英社新書)。夜ベッドで読み始めて深く考えさせられた。今上天皇の退位の理由&象徴天皇の役割に対する考察の見事さ深さに感銘。アベはホンマにどーしょーねえヤツだなぁ。そー言えば昨日のオペラツアーで参加者のおばさんから「息子の著書です」と一冊の本をいただいた。立岩陽一郎『トランプ王国の素顔
元NHKスクープ記者が王国で見たものは(あけび書房)』。あれ?どこかで聞いた名前…と思ったら先々月だったかMBSの『ちちんぷいぷい』で御一緒。北朝鮮へ渡られて面白いレポート(平壌の公園で焼き肉パーティをする大勢の人々を取材)をした人物だった。世の中狭いですね。あ。日大アメフト問題でテレビで御一緒した河田剛さんの『不合理だらけの日本スポーツ界』(ディスカヴァー携書)も買いました。勉強しなければ。
7月24日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。今日は空を雲が覆っていて直射日光がないから暑さが少しマシ。ワン。午前中に週末のオペラ講座の準備。テーマは『ローエングリン』。聴き込めば聴き込むほど素晴らしい音楽ですね。ルートヴィヒU世が惚れ込んで狂ったのもわかりますね。午後からは北國新聞連載原稿を書く。猛暑の中で高校野球を行うことも大疑問だが期末試験中に試合のスケジュールを組んでも良いのか?という内容。日本の体育会系高校生や大学生はホントに勉強をしない。その元凶が高校野球と言えなくもないですよね。朝日新聞社の見解を問いたいですね。晩飯歌舞伎劇場は『俊寛』。平家の世の中鹿ヶ谷事件で島流しになった僧都俊寛の悲劇。幸四郎のも良かったけど今回は勘三郎。なかなかの芝居巧者ですナァ。感激。先代の二十三回忌追善公演とかで口上も楽しかった。歌舞伎役者は素晴らしい芸人ですナァ。とくに中村屋は成田屋のように堅苦しくなくてイイですナァ。
7月X日(X)
あれれ?25日と26日の本欄の文章を書いたはずが消えている。最近我がホームページはオカシナことの連続ですね。これがコンピュータの特性?こんなあやふやな機械の上に現代文明は成り立っているのか?嗚呼。
7月25日(水)
書き直しじゃ(>_<)。朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。高校野球批判第3弾。連帯責任について。それが最初に現れたのは1918(大正7)年米騒動。各県予選が終わった時点で富山県に端を発した米騒動が全国に波及。大暴動事件となったところで大阪朝日新聞の大ジャーナリズと長谷川如是閑が「父母の苦しんでるときは子も連帯して責任を負うべし」と書いて本大会が中止されたのが最初。煙草を吸ったから連帯責任なんてのは関係ないのですね。むしろ阪神淡路とか3・11とか今年の西日本豪雨なんかが「連帯責任」の対象なんですね。野球なんかやってずにボランティアに駆けつけて甲子園大会は中止でも良かった?ラジオのあと黒兵衛と散歩。暑かったか涼しかったか?これを書いてる朝(土曜)が颱風の影響かメッチャ涼しいのでわすれた。喉元過ぎれば熱さを忘れる?それは熱さですね。暑さじゃない。失礼。散歩のあと東海道線で品川へ。新幹線で名古屋へ。迎えに来てくれた方と一緒に地元建設会社主催の講演会。スポーツとスポーツ文化とスポーツインテリジェンスについて話す。暑かったのジャケットは着ないで結構。ネクタイも外して…と言われたのでYシャツ&ノーネクで1時間半講演。こんなん初体験でした。新幹線で帰鎌。大船でヨメハンと待ち合わせ。ブーツ以外の靴が草臥れてしまったのでリーガルで底がラバーの革靴を黒と茶2足購入。大昔VANの石津謙介さんに取材したとき当時かなりお年だった石津さんがゴム底のスーツシューズだと言って笑っておられたことを思い出す。吾輩も歳をとったのですね。イタリアン・レストランで食事して帰宅。冷製スパゲッティが美味しかった。
7月26日(木)
朝起きてチョイと早めに黒兵衛と散歩。相変わらず暑いですね。ワン。家に帰ったあとの水風呂が楽しみ。黒兵衛はヨメハンにアルコールティッシュで頭や耳を拭いてもらうのが嬉しいみたい。ワンワン。水風呂のあと今日も東海道線で品川へ。新幹線で新大阪へ。日本民間放送賞近畿地区テレビ・エンターテインメント部門の審査員の審査会議出席。その前に時間があったので30年以上愛用してる「タイガース健康サンダル」をタイガース・ショップで買うためタクシーで新大阪から阪神デパートへ…と思ってタクシーに乗ったら運チャンが仕事初めて間が無いので道がワカランので教えて下さい。エエエッ?梅田の阪神デパートやでぇ。と怒鳴りそうになるが堪(こら)えて…しかし俺かってクルマ運転せえへんしわからんがな。運チャンがクルマ停めてナビを操作してようやく出発。オイオイこんな回り道するんかいな。ハイ。ナビ通りで。ココでUターンします。アカン。JR大阪駅前で降ろして…というと左手に阪神でデパート。タクシー料金3500円。運チャンが恐縮して1000円で結構ですと言うけど2000円払って降りる。嗚呼。しかも新しくなった阪神デパートのチョット小さくなったタイガース・ショップには「タイガース健康サンダル」がない!嗚呼!仕方なく普通のサンダルを買うが1000円のはずが1600円!ついてない日はこんなもんか?急いで民間放送賞の審査会場の新阪急ホテルへ早足で歩いて行く。
7月26日(木)つづき
日本民間放送賞近畿地区テレビ・エンターテインメント部門の審査会議に出席。中央(全国)審査会に提出する1作品(近畿地区大賞)と特別賞を審査員5名で選ぶ会議。5人の持ち寄った採点表ではトップはテレビ大阪の『和風総本家「後継ぎはいますか?&あこがれの職人さんSP』だった(21点)が番組構成がてんこ盛り過ぎ(賞狙い?)で関西の番組的でない(そー言えばこの番組は日曜昼に小生もほとんど毎週楽しんでいたがテレビ東京制作だと思っていた)との批判が勝って関西テレビ『○○発東京行き2018春』(20点)に決定。料金の安い夜行バスに乗って東京へ旅立つ人たちのドキュメンタリー。役者の卵やお笑い芸人の玉子など上昇志向の昭和的上昇志向の人もいたがコスプレ大会の出たりミリタリーグッズを買うなど平成的個人的趣味人もいて面白かった。満場一致で決定。特別賞はテレビ大阪と朝日放送『芸人人生
泥に咲く花』(13点)の争いに。後者は小生が最低点をつけた番組。M1グランプリで大賞を取るまで苦労した芸人が大賞を取っても安定せずに苦しんでいるドキュメンタリー。小生に言わせればそんなの当たり前で表沙汰にすべきではない。わかってる話。M1グランプリを開催しているテレビ局が作るべき番組では無い。どーせ作るなら徹底的に作品(面白い創作)にしてほしかった。しかしブロードウェイも『コーラスライン』で裏舞台を見せて以来新しい作品は生まれなくなった。しかしテレビ大阪の『和風総本家』も特別賞的ではなく小生が思いきり批判を加えることを条件に全員一致で特別賞は朝日放送に。いろいろ楽しい審査会でした。新幹線で帰鎌。明日はチョイとゆっくり。
7月27日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。颱風が近づいているせいか風があって少し涼しく感じる。ワン。ただし湿度は高いのか長く歩くと汗まみれ。ふううう。ワンワン。水風呂のあと終日デスクワーク。明日の名古屋でのオペラ講座のために『ローエングリン』のレジュメと資料を作成。しかし颱風で明日は名古屋に行けるのかな?行けたとしても帰ってこれるのかな?新幹線は動くのかな?と心配してると午後になって栄中日文化センターのOさんからメールと電話で明日の小生の講座は中止と決定。代替日は未定とか。『ドイツ・ロマンチック・オペラ』が今期半年6回講座のテーマだけにワーグナーの『ローエングリン』は外したくないし…モーツァルト『魔笛』ウェーバー『魔弾の射手』ワーグナー『タンホイザー』と続けてきてあと残ってるのはフンパーディンク『ヘンゼルとグレーテル』とR・シュトラウス『影のない女』。何とか全部やりたいですよね。しかし名古屋でのオペラ講座を15年以上続けてきて颱風で中止は初めて。午後から読書。あと少し残っていた書評対象の本を読み切って少々困ったのがソノ本が面白くなかったこと。ヒドイ本なら批判の対象にもなるが外国人の名前がややこしく並んで事件の核心がわかりにくく…困った…とさんざん悩んで某新聞社の書評担当に電話。コレ取りあげるのヤメにしましょうと提案。原稿料が入らなくなるのは残念だけど仕方ない。担当者も納得してくれてヤンペ。ふうううと溜息ついて颱風のニュース見ながらビール。マダ遠そうなので晩飯オペラ劇場開幕。最近ドイツオペラの勉強ばかりだったのでジョルダーノ『アンドレア・シェニエ』。パッパーノ指揮コヴェントガーデン・ロイヤル歌劇場公演。続けてチレア『アドリアーナ・ルクヴルール』。これは来日公演でまったく同じキャスで見た舞台。フレーニ&コッソットの女の闘いが凄い。三角関係に挟まれた優男ドヴォルスキーの歌も良い。来日公演はボローニャ歌劇場だったがコレは共同制作のスカラ座の舞台。ナマで見た来日オペラのベストスリーに入りますね(他の2作品はクライバー指揮ウィーン国立歌劇場『薔薇の騎士』とクプファー演出ベルリン・コーミッシュ・オーパ−『ラ・ボエーム』です)。風呂入ったあとにバーンスタイン『キャンディード』を久しぶりに他に楽しんでベッドへ。仕事がいろいろなくなってチョイとゆっくり。
7月28日(土)
朝起きて颱風と雲のおかげで涼しいなか黒兵衛と散歩。久しぶりに少し長い距離にするか。ワン。あまり汗もかかずに帰宅。涼しいことはイイことだ。ワンワン。名古屋でのオペラ講座が中止になったので落ち着いてデスクワーク。まずは雑用処理。うわっ。返事を出してないメールがいっぱいある。原稿依頼講演依頼いろいろあって有難いことです。返事を次々と書いて予定をスケジュール表のカレンダーに書き入れて…しかし今日は土曜日。向こうからの返事は月曜になりますね。まぁシャーナイか。昼飯&チョイと昼寝のあと再び雑務処理。こーゆー一日も大切ですね。窓の外は颱風の気配なし。時折雨が強く降るがすぐに止んだりマタ降ったりの繰り返し。台風の中心はだいぶ南に片寄ったようですね。窓の外の雨と風はサスガに強くなるなか晩飯歌舞伎劇場は『双蝶々曲輪日記』の『引窓』。武士を殺めてしまった相撲取り大関の濡髪長五郎(橋之助)が故郷に帰ると義理の弟(三津五郎)が役人になっていて殺人犯の逮捕を命じられる。しかし女房(扇雀)や母親(右之助)に止められて義理と人情の板挟み。2階に長五郎が隠れていることに気づくが逮捕を諦めてさりげなく逃げ道まで教える。それに感激した長五郎は自ら逮捕される決心をするが母親や義妹の勧めで逃げることにする。屋根に空いた引き窓(天井窓)の明かりを巧みに用いた芝居でなかなか面白かった。母親役の右之助の演技が秀逸。久しぶりの歌舞伎を楽しむ。さすがに颱風到来。外は雨風が激しくなって内では酒。颱風は西へ。豪雨で被害を受けた西日本の方々の安全を祈る。しかしテレ朝の甲子園100回大会絶賛報道はジャーナリズムとしてイイのかなあ?
7月29日(日)
颱風一過の爽やかさはなく早くも猛暑復活?そのなかを黒兵衛と散歩。暑いぜ。ワン。夏だぜ。ワンワン。家に帰って水風呂のあとPR誌の連載コラムを書きあげる。書きあげたあと今日は日曜と気づく。まぁフリーランスの人間には日曜も祝日も関係ないですね…と思いながら昼飯食いながらテレビ東京でアメリカで椎茸を作っていた人が来日して椎茸の神様と呼ばれる人物に椎茸の栽培を学ぶ番組を見る(何という下手糞文章!)。そのあと昼寝。午前中に書きあげた原稿を送ろうとすると文字量を間違えていたことに気づき慌てて40行ほど書き足す。うん。上手くいったと満足して送稿。NHKの『ダーウィンが来た!』で南米で発見された新種のアライグマについて見ながら晩飯&酒&風呂&寝る。ベッドで白井聡『国体論』読書。そうか戦前の天皇が戦後アメリカに変わったわけか。この本はまだ途中だけど熟読しなければ。
7月30日(月)
いつもより早く朝起きて黒兵衛と散歩。暑い。ワン。水風呂入ったあと準備してテレビ朝日へ。ボクシング問題で『ワイドスクランブル』生出演。いよいよ表沙汰になったチョット喋りにくい独裁者の問題。日本のスポーツ界を覆う闇の部分をどう解説しようかな……。
7月30日(月)つづき
迎えのクルマに乗ってテレ朝へ。いつもはテレビ局へは電車(東海道線)とタクシーを使って行ってたけど夏はさすがに暑いので(それに道路も少しは空いてるので)テレビ局の手配してくれるクルマを使わせていただく。クーラーは効いていて資料なんかも読めるけどクルマに1時間以上座り続けるのもシンドイですな…と思いながらテレ朝到着。『ワイドスクランブル』生出演。日本の「アマ」ボクシング界で300人以上の関係者が告発状を出した件について。ボクシング界は昔から世界的にもプロアマを問わずマフィアが牛耳っていた悪しき「伝統」があってこれを機会に文科省&スポーツ庁が日本のスポーツ界の完全な健全化を目指してほしい云々…話したあと久しぶりに銀座山野楽器へ。パッパーノ指揮のバーンスタイン交響曲全集を買おうとしたら発売は8月5日だとか。仕方ないのでティーレマン指揮ホセ・クーラなどのヴェルディ『オテッロ』などオペラのDVDをいくつか購入。うわ。マリア・カラスの東京コンサートのDVDが出てる。LDでしか持っていなかったので衝動買い。コンサート当時のプログラム付き!1枚1000円の映画もこれまた久しぶりに何枚か買って芝公園AVATTA
STUDIOへ。『ニューズ・オプエド』アンカー出演。アロハシャツでの出演第2回。今日のゲストは相撲ジャーナリストの荒井太郎さんと週刊朝日元編集長で世界6大マラソンを走破した山口一臣さん。52歳からマラソンを始めて4時間前後で完走するようになったのはサスガ。サッカーや野球をする力士はいるけどマラソンをする相撲取りは?と荒井さんに聞くと「聞いたことがない」。そうでしょうねえ。体重100キロ以上のマラソン完走選手はいるのかな?マラソンや相撲の話をいろいろしたあと帰宅。マリア・カラスとステファノの素晴らしい東京公演(1973年)二重唱を見聴きしながらメシ&サケ。風呂のあと明日のテレビの打ち合わせやらいろいろのあとベッドへ。
7月31日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩のあとシャワーを浴びて身支度を整えて迎えのクルマに乗ってテレビ朝日へ。今日も『ワイドスクランブル』生出演。番組前の打ち合わせのときにコメンテイターの水谷修さんがやってきてボクシング界で告発された会長についてイロイロ話される。サスガ夜回り先生。イロイロ知ってらっしゃった。すべてテレビでは話せないことですけどね。いろいろテレビで話せることを話してタクシーで赤坂の毎日放送東京支社へ。『ちちんぷいぷい』東京から生出演。もちろんボクシングについて。番組内で山根会長の秘書役をしていた元理事が顔出しで「怖い人やった」と証言。そりゃそうでしょう。けどこれは毎日放送のスクープですね。大阪のスタジオには歴史学者の磯田さんや先日ご母堂から著作をいただいた立岩陽一郎さんや沢松奈央子さんなど。直接話してあげたいことを話せず少々隔靴掻痒のあとタクシーでお台場フジテレビへ。『プライムイブニング』生出演。ボクシングというスポーツの特性と日本の「アマチュア」スポーツ界のパワハラ体質(戦前の軍事教練と体育の結びつき以来の出来事ですからね)などを話して局のクルマで帰宅。ふううう。久しぶりに1日テレビ3本。ちょうど翻訳の再校がマダ上がってないときだったからマァいいか。晩飯食べながらティーレマン指揮ヴェルディの『オテッロ』。1・2幕まで見る。ホセ・クーラがイイですねえ。風呂のあとニュース見たり明日の打ち合わせなど。日本大学は秋からのリーグ戦復帰はならず…か。ま。仕方ない。学生さんはこの機会に勉強に励みなさい。
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