4月1日(金)
朝起きたら我が家の庭に宇宙船。なかから宇宙人が現れて握手するが、エプリル・フールだと気づいて無視して大阪へ。今週の『ちちんぷいぷい』は角アナウンサーが春休みのため西君ががんばったそうな。西君、早う結婚せんかい。トミーズの健ちゃんは何日か前家族を連れて万博へ行って花粉症になったとか。そういや万博行った人がぎょうさん花粉症になってるなあ。阪神の開幕戦中継のため『ちちんぷいぷい』が1時間早く終わり、大急ぎで名古屋へ。ナゴヤドームへ駆けつけるが・・・開幕戦の盛りあがりはイマイチ。プロ野球の観客は応援団的リピーターの世界になってしもたんかなあ。雰囲気だけ味わって東急ホテルでチャンネル回しながら開幕戦3試合をテレビ観戦。イーグルスは磯部が打ってホンマによかった。巨人は・・・ミセリが・・・という以上に、「粛々と野球をやる」なんてコメントを出す監督のほうが・・・。中日vs横浜は最高の試合。テレビでもしびれた。三浦がウッズに投げた内角低めのストレート!その1球だけでしびれた。サヨナラ満塁ホーマーを打ったアレックスはバッティングを落合監督に教わったのかな?今年も中日の優勝かな。
4月2日(土)
東海テレビの『スーパー・サタデー』に生出演。峰竜太さんは昨日の中日の試合に大興奮。万博広報プロデューサーのマリ・クリスティーヌさんは花粉症。やっぱり!(笑)名古屋近辺では楽天イーグルスは「第二ドラゴンズ」と呼ばれてるらしい。そういや元中日の選手が多い。監督も・・・。番組終了後、大急ぎで神戸へ。国際会館こくさいホール(なんちゅう名前や!)で三枝成彰さん作曲の『Jr.バタフライ』を観賞。60年代的アジテーション台本に、ブレヒト的異化効果舞台演出。それと歌謡曲的メロディのミスマッチ。それを面白いと言うかどうかは人それぞれだろうけど・・・、もうちょっとエンターテインメントを考えてほしかった。所詮はオペラなんやから。三枝さん!『忠臣蔵』の玉木ヴァージョン(3時間半を2時間にまとめ直したもの)を早くやりましょうよ!
4月2日(土)つづき
帰りの新幹線で読んだ橋本治『双調平家物語第9巻平治の巻』にまたまた面白い一文があった。《世を生きる人々は、自身の生きる世に起こりつつあることを、一向に理解しない。人の世の哀れとは、このことに尽きる。摂関家の威光が地に墜ちたことを、人々は知っていた。にもかかわらず、世に生きる人々は信じていた――「この後もまた摂関家の威光が変わらず、御世と朝廷は摂関家によって率いられて行くであろう」と》「摂関家」は現代のいろいろなものに置き換えられる。たとえば「巨人」、たとえば「テレビ」、たとえば・・・
4月3日(日)
TBS『サンデージャポン』に生出演。先日ヴァイオリニストの五嶋龍君にインタヴューしたとき「葉加瀬太郎さんのような人(ジャンルを超越したヴァイオリニスト)がもっと出てきてほしい」と彼が語ったことを高田万由子さんに伝えると、「だめですよう。独占企業のままでいさせてください。女子十二楽坊が出てきただけでも焦ってるのにい(笑)」と冗談とも本音ともとれる返事が返ってきて一緒に大笑い。テリー伊藤さんによると、楽天の田尾監督は、いま「野球の監督ほど面白いものはない」と実感しているとか。すばらしい!それならイーグルスには未来がある!
4月3日(日)つづき
TBSを出たあと津田ホールで行われた21歳と26歳の若手ピアニストのコンサートへ。素晴らしいピアニストは山ほどいる。あとは個性・・・というか、なぜピアノを弾くのか?なぜクラシックなのか?何を表現したいのか?といった疑問に自分なりの回答を得ることだろう。
4月3日(日)つづき
巨人3連敗。4番打者(チームリーダー)としての資質は清原よりも小久保のほうがはるかに優っているのだろうが・・・。
4月4日(月)
去年のロカルノ映画祭で観客賞を受賞したドイツのサッカー映画『ベルンの奇蹟』を見る。いい映画だった。第二次大戦で敗戦国となり、ソ連に抑留されていた父親が戻ってくる。が、精神的に傷ついた父親は家族とうまくいかない。そんななかで1954年スイス・ベルンでのW杯にドイツが奇蹟の優勝を果たす・・・。重いテーマをサッカーで見事に処理した上質のスポーツ映画で、すべてのサッカー・ファンに見てほしいと思った。http://www.elephant-picture.jp/bern
4月5日(火)
昨日見た映画『ベルンの奇蹟』のなかのある台詞が頭から離れない。ドイツ代表監督のヘルベルガーがチームの不調に頭を悩ませていた深夜、ホテルの掃除婦が口にする。「ボールは丸く、試合は90分」そう!それだけのことなのだ、サッカーとは・・・。
4月6日(水)
桜満開。誕生日。そやからなんちゅうこともないけど、小沢昭一(76)、ヘーシンク(71)、別役実(68)、田嶋陽子(64)、伊東ゆかり(58)、宇津木妙子、ジャネット・リン(52)、谷川浩二、秋山幸二(43)、宮沢りえ(32)乙武洋匡(29)・・・の皆さんと一緒に歳を一つ加えました。『フェルマーの最終定理』(サイモン・シン著新潮社)に書かれてたことやけど、サッカーのピッチ上にいる選手(22人)に審判1人を加えると、同じ誕生日の人が一組以上存在する確率は50パーセントを超えるそうな。この計算法が、まだようわからんのやけど、50人くらいのパーティで「同じ誕生日の人がいるか、いないか」について賭をして『いる』ほうに賭けると大儲けできる確率が圧倒的に高いらしい。ホンマかいなと思て一度スポーツジャーナリスト塾の塾生(約40人)と打ち上げパーティをしたときに実験をしたところが、同じ誕生日の人間はおらんかった??????
4月7日(木)
いま発売されている『Sports Yeah!』で、楽天イーグルスは何としてでも現役メジャーリーグのキャッチャーを獲得すべし・・・という原稿を書いたけど、それが必要なのは巨人かもしれない。そしたら阿部を外野で「打つだけ」に使えるし・・・。
4月7日(木)つづき
巨人横浜の試合をテレビで見たあと、先日銀座のヤマハでニッキュッパで買った『アート・オヴ・ピアニスト』のDVDを見る。凄い!パデレフスキ、フィッシャー、ホロヴィッツ・・・の歴史的映像のあと、ルービンシュタイン、バックハウス、ミケランジェリ・・・などの貴重な映像、そしてギレリス、リヒテルのあとに出てきたグールドは、なんとバーンスタイン指揮のNYフィルとの共演でバッハのP協。こんな映像、初めて見た。ニッキュッパもあなどれない。
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4月8日(金)
4/6の本欄に書いた「誕生日が同じ日になる確率の問題」について、絶対にどなたかがメールをくださると思っていたら、さっそくKHさんなる人から丁寧な解説のメールが届いた。「同じ誕生日の人がいる確率というのは、同じ誕生日の人が全くいなくはない確率のこと」であるらしく、計算の仕方を書いてくださったあと、「40人の中に同じ誕生日の人が含まれる確率は0.11ですので、ホームランバッターの本塁打率ほどの、よくあることといえます」と結ばれていた。が、まだ、ようわからん?!ちょっと長くなるが、先に紹介した『フェルマーの最終定理』に書かれている文章を引用する。「サッカーの競技場に、選手とレフェリー合わせて23人の人間がいるとしよう。この23人のうち、どれか二人の誕生日が同じになる確率はいくらになるだろうか?人間は23人しかいないのに対して、誕生日には365通りもの選択肢があるのだから、誕生日が一致する人間などいそうには思えない。もしも意見を求められれば、ほとんどの人がせいぜい10%の確率と答えるだろう。ところが実際には、答えは50%を超えるのである。(略)こうした思いもよらない確率を利用して、胴元やギャンブラーは迂闊(うかつ)な人間を食い物にするわけである。今度あなたが23人以上のパーティーに出席することがあったら、出席者のなかに誕生日の同じ人がいるかどうかに賭けてみてはどうだろう。覚えておいてほしいのは、23人の集団ならば確率は50パーセントを少し上回るだけだが、人数が増えるにしたがってこの確率は急激に大きくなるということだ。したがって、たとえば30人のパーティーなら、誕生日の同じ人がいる方に賭けるのが圧倒的に有利である」と書かれているが、KHさんによると40人でも「確率は0.11」だという。どっちが正しいねん?誰か教えてくれぇ。あっ!あかん。札幌行きの飛行機に乗り遅れてしまう!
4月8日(金)つづき
札幌で朝日新聞社北海道支社主催のシンポジウムで司会を務める。ホワイティングが英語の発音の悪さ(!)でバカ受け(笑)。ファイターズやコンサドーレの地域密着について語り合ったあと、札幌に夏季オリンピックを招致する話で締め。小生は「招致運動費用だけで60億円も使うなら他に使えばいい」おまけに「不可能なことには大反対」と言う立場だが、石屋製菓の石水社長が木訥な口調で「札幌にも新しい夢を」と語られると無碍に反対もできない。招致は不可能としても、これをきっかけに何か新しいムーヴメントが生まれれば・・・。シンポジウムのあと西村欣也さんらと歓談。ヨーコ・ゼッターランドさんが早大時代に北朝鮮でバレーボールの試合を行った話で盛りあがる。詳細は次号の「Sports Yeah!」に書くことにしよう。
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4月9日(土)
札幌から帰ってきたら「誕生日が同じになる確率の問題」で大勢の方から沢山のメールをいただいていた。本当にありがとうございます。小生の書き方が悪かったのですが、この誕生日の確率問題と「フェルマーの最終定理」とは直接的には関係がなく、そこを誤解していた方が何人かいたのでご注意ください。小生は『フェルマーの最終定理』という本(サイモン・シン著/青木薫・訳/新潮社・刊)から誕生日の確率の問題を引用しただけで、フェルマーの最終定理とは「“Xのn乗プラスYのn乗イコールZのn乗”を満たすような自然数X,Y,Zは、3以上の自然数nに対しては存在しない」というものです。その定理を17世紀フランスのフェルマーという大数学者が「証明した」と書き残して死んだのですが、その詳細が不明で、多くの数学者が証明しようとして長い間できなかったのを、1993年アンドリュー・ワイルズという数学者が初めて証明に成功した、というものです。そのドラマチックな経緯を面白く書いた上記の本に「誕生日の確率の問題」があっただけです。「誕生日の問題」については、本欄の読者がそれについて詳述したホームページ(http://kenstar.org/~kenstar/think/birth/birthday.html)があることを教えてくださったので、理解することが(少しは)できました。ほかにもウィキペディアや様々なHPでこの問題を扱っていることも知りました。murakamiさん、ssさん、ありがとうございました。この問題は、これにてイッケンラクチャク!(笑)
4月10日(日)
昨年末以来の疲れかな・・・ちょっと休もうと思って自宅で静養。するとフランス帰りのお隣さんから絶品のソシソン(サラミ)のお土産をいただき、イタリア帰りのテノール歌手佐野成宏夫人が絶品のグラッパと薬酒(?)のFernet-branncaを届けてくださる。果報は寝て待て(笑)。
4月11〜12日(月〜火)
ちょいと自宅にこもって「ある仕事」に集中。今年の冬にはこの成果をお見せできるはず。皆さんスイマセン。いまはまだ発表できません。C書房のTさんスイマセン。御社の仕事ではないのです。ただし文章を書く仕事ではないので御容赦。ジャイアンツはどうしようもないな・・・。
4月13日(水)
朝のRKB毎日放送『中西一清のスタミナラジオ』への電話出演で、ジャイアンツの低迷、観客動員減、視聴率減について語る。選手を育てず他球団の4番打者ばかりを横取りした「狙い通り」の結果(野球とはそういうゲームではないのだから)。地域密着を無視して全国人気獲得を望んだ「狙い通り」の結果(もう、そんな時代は終わったのだから)。今夜はジャイアンツが勝ったけれど、9回表に犠牲フライしか打てなかった清原が、あんなに喜んでもええのんかいなぁ?
4月14日(木)
東京新聞の記者とカメラマンの方が“ペット”の取材で我が家を訪問。犬の佐吉と猫のフィガロを取材される。「子供もペットも同じで、親や飼い主のいう通りに従われるとイヤになる」という話をする。こんなコメントで記事になるんやろか(笑)。そのあと仕事を・・・と思ったが、集中できなかったので、こういうときは野球を見よう!と思い立って横浜球場へ。これが大正解!今年初めての横浜球場。内野席のネットがなくなっていて最高に見やすくなった!試合内容も最高!スワローズ藤井の好投も見事だった。それを打ち崩した石井琢、種田、金城、佐伯、多村・・・のベイスターズ打線も素晴らしかった。ダイマジン佐々木がもはや通用しないこともワカッタ(苦笑)。牛島ベイスターズ、がんばれ!スワローズの古田、宮本もがんばれ!やっぱりプロ野球は面白い!内野のネットがなくなった横浜球場は最高やで!我が家からも近いし(笑)
4月14日(木)つづき
横浜球場での試合は最高に楽しかった。が、某女性と一緒に観戦して入場料は内野A指定2枚で8000円。ビールを2杯ずつで2000円。焼酎お湯割り2杯800円。カレーライス1杯500円。お好み焼き(これは関内駅前で売ってたもの)1枚500円。フライドポテト300円。交通費がJR往復1160円。他にバス代380円とタクシー代660円。合計14300円也。まぁ、飲み過ぎかもしれないし、50男のデート代としてはこんなものかもしれないけれど、日常的娯楽とするにはちょっと高い。子供連れの親父や孫連れの爺さんは応援グッズや球団グッズを買わねばならないだろう。もう少し安ければ何度でも通える。入場料を一気に半額にして、観客動員倍増を目指せば?あるいはメジャーのように球場を球団に譲渡してしもらえば?
4月15日(金)
祝!100万ヒット突破!実質1年4か月で達成の快挙!というても、何が「祝」なのか「快挙」なのか、ようワカラン。ま、現代社会では「質」よりも「量」が評価されるんやから、自画自賛しとくことにしまひょ(苦笑)。
4月16日(土)
京都から鎌倉へ仏壇を移したのを機会に家を少々リフォーム。あふれていた本やCDやDVDを整理する棚をつくった。それが完成したので歓談や椅子を上り下りして一日中整理整頓。腰と太股が痛い。
4月17日(日)
大阪へ。シンフォニーホールで金聖響指揮大阪センチュリー交響楽団のコンサートを聴く。ハイドンの『驚愕』モーツァルトの『ジュピター』ベートーヴェンの『運命』というプログラム。どれもブラヴォー!小編成でノン・ヴィヴラートの痛快な演奏。ハイドンはウイットに富み、『ジュピター』の4楽章は小林秀雄が名著『モオツアルト』に書いた4つの音が見事に浮かびあがり、ベートーヴェンでは、ゲーテがはじめてこの曲を聴いて驚いたときの音とはこういうものに違いない、と思った。そのまま大阪泊。
4月18日(月)
朝の関西テレビの番組『痛快!エブリデイ』に生出演。ざこば、きん枝、サブロー、ボタンの各師匠の話術の妙にはいつも恐れ入る。負けじと中国の「抗日」デモから熟年のセックスレス生活まで、思う存分話させていただく。このままでは北京五輪ができなくなりますよ、というくらい日本政府はいってもいいだろう。大阪が北京と開催地を争ったとき、突然パリが立候補したが、あれは「第二の天安門事件」に備えての代替地としてIOCと協議のもとに立候補しておいたというくらい北京政府もわかっているだろうに・・・。テレビ出演のあと京都へ。母親の百ヶ日法要を珍皇寺で済ませて帰鎌。
4月19日(火)
終日原稿書き・・・と思ったら、広瀬一郎さんの新刊『スポーツマンシップを考える〜増補改訂版』(小学館)が送られてきて読んでしまった。スポーツを見てやって楽しむだけでなく、こういう「スポーツ原論」がもっと多くの人に読まれてほしい。
4月20日(水)
福岡地方の地震でRKB毎日『中西一清のスタミナラジオ』の電話出演がなくなる。なんでオレが電波に出るときばっかり地震が起こるのか?別に関係ないやろけど(笑)。新聞協議会(地方紙28社の代表と東京支社長)の例会(勉強会)で講演するため銀座へ。政治、経済、哲学(人類の未来)という視点から「スポーツ原論」を語る。早い話が「スポーツはポスト工業化社会の儲かる産業やのに、いまの日本のようにいつまでも学校体育や企業スポーツの意識を持ち続けてたら、先進国から落っこちてしまいまっせ」という話をする。夕食会は遠慮して、CGアーティストの世界的第一人者で東大随一のヘンな教授である河口洋一郎さんのパーティへ。NHKの渡辺(旧姓・黒田)あゆみさんや建築家の堀池秀人さん(南美希子さんの旦那)らと歓談。それにしても河口さんは作品も人柄もケッタイナオモロイ人や。そんな人と、同い年で誕生日がわずか5日違いとは・・・。別に何の意味もないやろけど(笑)。
4月21日(木)
昨日の河口教授のパーティで禁酒の戒を破り、石川県の萬歳楽を飲み過ぎたせいか少々体がだるい。けど、美味しいお酒やった。まるで、甘い水。日本酒は旨くなるほど水に近づく。そこがお洒落。晒して落とすのが日本の美学。そういやボサノバに「甘い水」という曲があったなぁ。ブラジルと日本はこんなとこでも関係が深い?というのはコジツケやろけど(笑)。
4月22日(金)
ゴールデンイーグルス対マリーンズの試合を見るため(牛タンを食うため?)仙台へ。
4月22日(金)つづき
東北楽天ゴールデンイーグルスが弱いのはゆるせる。それは仕方ない。ナイトゲームが気温5度でメチャメチャ寒かったのも、陸奥なんだから仕方ない。が、仙台へ行って「ゆるせないこと」を山ほど発見。ポスターに「東北」の文字がない。フィールドシートが金網と鉄パイプで見にくい。砂かぶり席はスポンサー専用で一般客は入れない。スタジアム内全面禁煙で喫煙所すらない(外の道路にある喫煙所にはテレビもない)。そのくせイーグルス・グッズでライターは売っている・・・。田尾監督とは試合前に明るく談笑したけど、問題多いチームやなあ・・・(詳しくは来週発売の『スポーツ・ヤァ!』を読んでください。
4月22日(金)つづき
試合後マーティGMと『暖風』という店(マリーンズの元捕手がやっている店)で食事。フルキャストスタジアム宮城で感じたこと(問題点)を山ほど話すと、マーティは熱心にメモをとる。「上」まで伝わってほしいなぁ(笑)。仙台泊。
4月23日(土)
東北・東海道新幹線を乗り継いで名古屋へ。オペラ講座第8期第1回は『ミュージカル』がテーマ。4年間にわたって熱心に受講してくださってる方々を前に「ミュージカルとは英語のオペラのこと」と熱弁。モーツァルトからジーン・ケリーまでをビデオで楽しむ。夜は京都泊。久しぶりに祇園切り通しの『金星』で食事。いつ食べても旨い!
4月24日(日)
今週オープンする『兵庫県立芸術文化センター』(芸術監督・佐渡裕)の付属交響楽団の「名称」「愛称」が公募され、それを審査するためセンター職員と京都で打ち合わせ。「ひょうケストラ」「音楽戦隊奏でるンジャー」「ゆうちゃんオケ」等々面白いアイデアが4千件以上集まったが・・・。結果はセンターの発表を待ってください。午後から義父の七回忌で上賀茂の女房の実家へ。京都国際ホテルで食事をとったあと帰鎌。
4月25日(月)
GW前で今週は原稿締め切りが山ほど。印刷屋さんが休むからやろけど・・・。毎年困ったもんやで(笑)。商売繁盛はうれしいけど(爆)
4月25日(月)つづき
スポーツジャーナリスト実践塾1期生のK君が共同通信の運動部記者として入社内定。おめでとう!おれには関係ないことやけど(笑)。
4月26日(火)
JR西日本の事故で、友人知人からの知らせがないことにホッとしつつ、GW前の原稿を片っ端から書きまくる。
4月27日(水)
テレビで知ったJR西日本の「日勤」って、まるでかつての日本赤軍の「ソーカツ」みたいなもんやないか。現場を知らん経営者にろくなやつはおらん。プロ野球界も同じ。まあ、そういうチームはセパともに下位に低迷してるけど・・・。
4月28日(木)
四国独立リーグ(アイランド・リーグ)の開幕戦を見るために松山へ。宿泊したホテルのすぐ横に『野球道場』という名前の焼鳥屋があったので、これは入らなければと思って入ったら野球と何も関係なかった(苦笑)。まあ、安かったし、文句はないけど・・・。
4月28日(木)つづき
夜、楽天イーグルスのマーティGMの降格、コーチ陣入れ替えのニュースが入る。わずか1か月で・・・。ほんとうの責任の所在は誰もが知ってるけれど、誰もが口にしない。こういう組織はいずれダメになるのんやろう。西武のように。
4月29日(金)
坊っちゃんスタジアムで、四国アイランドリーグ、愛媛マンダリンパイレーツ対高知ファイティングドッグスの試合を観戦。試合前に愛媛の西田監督(元広島)や、巡回コーチをした大矢明彦さん(元ヤクルト・横浜監督)、山本一義さん(元広島・ロッテ監督)などと歓談。「勝利より選手育成」という声が多かった。場内を一周して応援団やファンも取材。天気もよく開幕戦で7千人が入ったけど、この先はちょっと心配かな・・・。開会式の最中に石毛宏典代表が目をつり上げて走っていたので「うれしい日なのに、どうしたの?」というと、「選手紹介のときに監督やコーチだけでなくトレーナーも紹介しろ、といったのに徹底できなくて・・・」との答え。最後に全トレーナーも紹介されてホッとしているところで「おめでとう」というと、石毛さんの目が潤んで言葉が返ってこなかった。試合は客席から「高校生でもこんなエラーしないでぇ」という声も出たが、暖かい声援も多かった。アイランドリーグ、がんばれ!
4月29日(金)つづき
松山空港から伊丹、新大阪経由で名古屋へ。新幹線で四国アイランドリーグのメンバー表を見ていたら、小生の母校の出身者がいた。京都洛星高校の野球部出身で神戸大学休学中の香川オリ−ブガイナーズのピッチャー勝沢賢一クン。西野先生とシマケツの教え子が初のプロに!・・・と書いても誰にもワカランやとけど、がんばれ勝沢!
4月30日(土)
東海テレビ『スーパーサタデー』に出演。JR西日本の事故は人災ですよね。話題が変わって中日ドラゴンズの快進撃に司会の峰竜太さんは大喜び。はっきりいって優勝は決まりやろな・・・。楽天の低迷は「トップの責任」とはっきり発言。東京のテレビ番組でももいわせてほしいなぁ(笑)。安藤和津さんが京都へ行くというので酒肆「G」と京風フランス料理「金星」を教えてあげたあと帰鎌。
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