ナンヤラカンヤラ
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11月1日(月)
朝7時起きで埼玉県志木へ。立教大学大学院集中講義第1日。うわっ。東海道線も湘南電車も止まってる。おまけに横須賀線ものろのろ運転。まいったなぁ。家を出てから3時間15分ほどかかって(しかもバス利用2箇所をタクシーに変えて)ようやく立教大学新座キャンパス到着。ふうう。田舎の学問より京の昼寝やで…という言葉を頭に浮かべながらスポーツジャーナリズム論。1日目の予定終了と思たら午後6時近く。うわっ。出光賞のコンサートに行けへんがな。慌ててキャンセルして帰宅。風呂入って飯食ってバタングー。あとで知ったこっちゃけど東海道線事故は飛び込み自殺。しかも川崎市役所の局長。ほぼ同い年の人物。何を思い詰めたか知らんけど他人に迷惑をかけん死に方をお願いしまっせ。そういうことを考える人は思いとどまるのかもしれんけど…。

11月2日(火)
立教大学院集中講義2日目。今日も7時起きで埼玉県志木へ。今日は事故もなくスイスイ…と思てたら東武東上線池袋駅に着いたところで人身事故。ホームを救急隊員や消防隊員と思しき人物が何人も走ってる。今日もか。地下鉄有楽町線に移動して鈍行で志木へ。タクシー乗って5分遅れで授業開始。マイッタナァ。今日も昨日に続いて飛び込み自殺…とは違うことを祈りたいけど…。

11月2日(火)つづき
立教大学院での授業をみっちり終えて往復に5時間かかる「通勤」というものは如何なものか?と自問しながら帰宅すると携帯電話がぶうぶう震える。何かいなと思うと桂ざこば師匠から電話。別に用事やないけど京都南座の舞台に出てるついでに『酒肆G』に寄ったのでそこからの電話とか。なんか懐かしいなぁ。京都もあんまり寄っらへんなぁ。晩飯日本シリーズ。どっちが勝ってもエエけど盛りあがりに欠ける理由はプロ野球界できっちり分析するべきですね。もちろんそれは巨人や阪神が日本シリーズに出場すりゃエエという問題ではありまっせん。ロッテの勝利を見届けて『未公開映画祭』から『パティ・ハースト誘拐〜メディア王令嬢のゲリラ戦記』。これは小生の大学にまだ席だけはあったころ大騒ぎされた事件。誘拐されたメディア王令嬢が「ストックホルム症候群」からか「過激派ゲリラ」の味方をして銀行強盗…それがゼ〜ンブ若かった…で振り返って終わり?それを暴いたドキュメンタリー映画としてはオモロイけどあまりにもトホホ…。団塊の世代にありがちな…などというと団塊の世代の人は怒るだろうか?

11月3日(水)
立教大学院集中講座3日目最終日。今日も朝8時前に家を出てバス停へ。今日は静かやなぁ…と思たら世の中休日。今日は事故なし。どうせ飛び込み自殺するならこーゆー日に…などと言っては不謹慎か。講座の最後は過去の講座になかった新内容。大学の講義での「スポーツジャーナリズム学」とはどんな学問か?それはアカデミズムではなくジャーナリズムの方法論からスポーツを問い直す学問。言わば「スポーツ人文学 Sports Humanities」。このあたり小野俊太郎氏の『人間になるための芸術と技術 ヒューマニティーズからのアプローチ』(松柏社)の考え方をパクラセテいただきました。スポーツ社会学・スポーツ経済学・スポーツ経営学…なんかが幅を利かせている今こそスポーツが一世を風靡している現代に生きる人間になるためのARTとしてスポーツ人文学を…というわけ。うむ。早よ「スポーツの教科書」を作らねば…と思いながら3日間の濃密な授業を終了。ふうう。自分への御褒美として帰りにタワーレコードに寄ってオペラのDVDを数枚購入。うわっ。最近はメチャメチャ沢山オペラのDVDも出てるなぁ。見本盤送ってくれる割合が低いで(笑)。帰宅して晩飯日本シリーズ…う〜ん。同点になってから長いなぁ。接戦で力の入るのはわかるけど…マイッタ。中日ファンとロッテ・ファン以外の野球ファンはコノ駆け引きに付き合い切れんで…。あ。結果は押しまくったロッテの敗北。中日の粘りは凄いけどいかにも経済デフレ不況政治低迷期の「失われた20年」に相応しいシリーズに見える。こういう時代こそスポーツの面白さで時代の空気を変えてほしいもんやけど…ちょっとこじつけすぎの意見かな?

BOOK
松本修『「お笑い」日本語革命』(新潮社)
松本修『「お笑い」日本語革命』(新潮社)
松本修『全国アホ・バカ分布考−はるかなる言葉の旅路』(新潮文庫)
松本修『全国アホ・バカ分布考−はるかなる言葉の旅路』(新潮文庫)
DVD
『ダ・ポンテ・オペラ 3部作』
『ダ・ポンテ・オペラ 3部作』

11月4日(木)
朝久しぶりに佐吉と散歩。気持ちエエ。終日メールと手紙とFAXの整理。ふうう。時間かかるもんやなぁ。昨晩ポリーニのバッハを聴いてきた長女が興奮。信じられない事件が起きた(舞台に近い1階席に座っていた男性が演奏途中に激しく嘔吐)にもかかわらずバッハの平均律を弾き続けたポリーニの音色と技術は「神の領域だった」とか。そんな事件(事故?)も起きるんや…。昼飯オペラ劇場は昨日買ったDVDから『フィガロの結婚』。ネーデルランド・オペラが2007〜8のシーズンにモーツァルト&ダ・ポンテ3部作として舞台にかけた一つ。他の2作(コジ・ファン・トゥッテとドン・ジョヴァンニ)も現代演出でフィガロは自動車販売店のオーナー社長(伯爵)と妻(伯爵夫人)と従業員(フィガロとスザンナ)と作業員(ケルビーノほか)という設定。ナカナカ面白い。指揮のメッツマッハーも切れ味の良いモーツァルトを聴かせる。最後がなぁ…とは思たけど2階通路やエレベーターや天井の隠し階段や監視カメラのビデオの大写しなどを駆使した演出は繰り返し見直したくなる。ちょいと『ドン・ジョヴァンニ』も見てみるとナントベッドが沢山置いてある舞台に登場人物がみんな寝ていて夢を見るという設定。

11月4日(木)つづき
『ドン・ジョヴァンニ』は明日見よ…とスイッチ消して再びメールと手紙の整理と読書。途中で停めてた松本修『「お笑い」日本語革命』読了。すこぶるオモロイ大傑作。しかし「おじんクサ」「おばんクサ」という言葉のモトになってる「おじん」「おばん」が広辞苑その他の辞書に「おじさん」「おばさん」のことと解説されているのにはマイッタなぁ。広辞苑がこんなアホなこと書いとるとは知らなんだ。「おじんクサ」「おばんクサ」は著者も指摘しているとおり(一定の年齢以上の)関西人にとっては常識といえる「やすきよ(横山やすし・西川きよし)」のきよっさんのやっさんに対するギャグから流行した言葉で「じじくさい」「ばばくさい」と同じ。つまり「おじん」「おばん」は「おじいさん」「おばあさん」を表す。しかし広辞苑も間違えてるのか…とショックを感じながら娘に「おじんってどういう意味か知っとるか?」と訊いたら「おじさんのことでしょ」とペケの答えを返しよった。なぜこーゆー間違いが生じたかについては本書に書いたあるんで種明かしは控えるが…いやぁ…マジ半の目ウロコ本でした(註/マジ半=Half Serious=「面白半分」でなく「大まじめ」が半分(以上)もあること/目ウロコ本=目から鱗が落ちることが書かれた本のこと)。晩飯は日本シリーズを見ながら。世界バレーが地上波で日本シリーズはBS。昔からの野球ファンとしては意地でも日本シリーズを見るが長いなぁ。考えねば。ロッテ打線の中田投手狙い打ちは見事とはいえ視聴率低いかなぁ。オモロイ試合やけどなぁ。むかし三原脩氏なんかが提唱してた「2ストライク(でアウト)3ボール(で出塁)制」も一考再考の価値があるのでは…?

DVD
『白い恋人たち』
『白い恋人たち』

11月5日(金)
ネーデルランド・オペラの『ドン・ジョヴァンニ』見る。登場人物が各々自分の部屋のベッドで夢を見る(?)ような演出。演出家はヨシ・ヴィーラー&セルジオ・モラビトのコンビ。はっきり言ってヨウわからん。ここまでやる必然性も必要性もナシ。ショトゥットゥガルト歌劇場のワーグナー『ジークフリート』の彼らの演出のほうがまだ面白かった。倹約路線でしたからね。しかしまぁタマにはこーゆー演出があってもイイですけどね。メッツマッハーの指揮も悪くないし。ついでに昼食後『コジ・ファン・トゥッテ』も見る。こっちは学生たちの臨海学校での恋人交換劇。モーツァルトの音楽は凄いなぁ。どんなシチュエーションにも合うのやもんなぁ。オペラ2本立てで完全にデスクワークのやる気消失。タマにはエエやろ。メールの整理を少し。夕方の佐吉の散歩のあと大船の本屋へ寄って久しぶりに『213』へ。生ビールが旨い!フェルネ・ブランカ(イタリアの薬草酒)も美味い!ルッコラ・サラダもスパゲッティも美味。帰宅するとフィギュア・スケート・グランプリ・シリーズ中国大会。アジア大会のサッカーは日中関係のモツレの影響を心配してるけどコッチはそんな声ナシ。鈴木明子は滑りが綺麗になった。男子は小塚が…あっ!小塚のお父さんてクロード・ルルーシュ監督の冬季五輪私的記録映画の大名作『白い恋人たち』でグルノーブルの空港待合室(ヤッタかな?)でフザケあってる日本人選手の一人と違うかなぁ…。

11月6日(土)
そろそろ『マーラーの交響曲』を書き始めんとアカンと思い始めたところで雑務に追いまくられる。とほほ。どうも仕事と息抜きのバランスがヘタやな。この歳になって今更しゃーないわなぁ…と思いながら夕方から根岸の美容室『Lawrence』へ。マスターと野球談議。千葉マリンまで足を運んだとか。やっぱり在関東阪神ファンはロッテ応援やな。まぁあの全打者初球からヒッティングの打ち方見てたら昔からの阪神ファンは中日よりロッテ応援するな。帰宅して日本シリーズ第6戦。成瀬と陳の投げ合いは見応えあるなぁ…と思いながらもグランプリシリーズ中国大会をちょこちょこ見る。安藤美姫が後半にジャンプをまとめたってのはそんなに凄いことか…と思いながらソレよりサブローの浅尾からの同点打の方がスゴイで…とナンノコッチャ。鈴木は2位。男子は小塚が優勝か。高橋織田小塚羽生。町田も悪くない。男子も女子も凄いで。うわぁ。凄い投手戦。男子グランプリファイナルに4人も出たら凄いなぁ。日本はISUに役員を送り込まんと勝ちすぎるとバッシングがコワイで。しっかし中日もロッテも気合入ってるなぁ。フィギュアはとっくに終わってバレーの日中戦も終わって野球だけは延々と続く。たしかに唸るほどの好ゲーム。しかし長い。あ。実況中継は『スーパーサタデー』でお世話になった東海TVの森脇サンではないか!凄い試合の生中継御苦労様です。これで視聴率が高ければ…。名古屋地方は文句ナシやろけど関東フジ系はどないやろ?しかし日本シリーズ最長試合で引き分けかぁ。ロッテ投手陣もナカナカ粘るなぁ。

DVD
『ロジャー・ラビット』
『ロジャー・ラビット』
『カールじいさんの空飛ぶ家』
『カールじいさんの空飛ぶ家』

11月7日(日)
佐吉と散歩のあと朝から黙々と仕事。日曜日にこういうのは何故かやる気が出る。世の中に対して天邪鬼の性格のせい?一気に色々片付けて晩飯前映画劇場は『未公開映画祭』から『ノット・レイテッド〜アメリカ映画のウソを暴け』。

DVD
『ラフマニノフ 愛の調べ』
『ラフマニノフ 愛の調べ』
『アメリカン・ギャングスター』
『アメリカン・ギャングスター』
『ザ・シークレット・サービス』
『ザ・シークレット・サービス』
BOOK
澤地久枝『密約-外務省機密漏洩事件』(岩波現代文庫)
澤地久枝『密約-外務省機密漏洩事件』(岩波現代文庫)
CD
『展覧会の絵』
『展覧会の絵』

11月7日の途中から16日まで
この間のナンヤラカンヤラを誤って消去してしまったらしく自分でもガックリウンザリトホホ…と落ち込んでます。7〜9日は原稿書いてたこと以外思い出せず。11日は大阪毎日放送「ちちんぷいぷい」生出演のあと京都で中高時代の同級生と久しぶりの大久しぶりで同窓会もどきの大宴会@祇園町。12日は京都西陣クラブで講演会。13日は愛知県一宮市消防音楽隊リハーサルで夜は元スポーツジャーナリスト塾生と新プロジェクトについて打合せ(要するに酒飲み会です・笑)。14日は一宮消防音楽隊の本番。フィギュアスケートの中野友香里さんとゲスト・トーク。1300人の大聴衆を前に『火の鳥』や『仮面舞踏会』のフィギュア関連音楽を聴きながら楽しく話させていただきました。15日は朝からマーラー原稿と大格闘したあと夜『鮨処もり山』で坂井保之さんインタヴュー。野球の話は面白いですね。そして16日はマーラー原稿と大格闘したあと夜鎌倉芸術館で辻井伸行クンのピアノ・ソロ・コンサート。『展覧会の絵』が凄かった。avexのN氏が「彼のピアノを聴いた人はどんなに悪い人でも心が洗われて3日間くらいは良い人になる」と言うてたけどホンマそのとおり。綺麗な音やで。いずれポリーニ・クラスの大ピアニストになるで!とこんな感じの日々やったかなぁ…。あ。12日はリドリー・スコット監督の映画『アメリカン・ギャングスター』を晩飯のときに見たんですね。複雑なストーリー展開の実話を見事にまとめた監督の手腕はたいしたものでした。14日は『シークレット・サーヴィス』クリント・イーストウッド主演の映画はすべてハリウッド的にサーヴィス精神満点。マルコヴィッチの魅力も引き出してましたね。

DVD
『シシリアン』
『シシリアン』

11月17日(水)
朝RKB毎日放送ラジオ電話出演。アジア大会について。オリンピックが26〜28競技なのにアジア大会は42競技もあるという話。セパタクローやカバディは知ってる人多いけどビリヤードからボウリングそれにドラゴンボートやシャンチー(中国象棋)や囲碁やチェスまでありますからね。ちなみに競技は英語でsports。種目はgames。このほうがわかりやすいかな。チェスは立派なスポーツなのです。終日マーラーと大格闘。ウンウンウン。なかなか入口が定まらんし出口も見えん。強行突破するうちに見えるか?年表だけはできたけど…。夕方から重要な打合せで東京へ。ホンマは千駄ヶ谷の能楽堂で茂山家の狂言を見る予定やったのがドーシテも不可能になったので崇彦サンと逸平さんにお詫びの鳩サブレー届けて都内某所へ。秘密の仕事を片付けて(笑)帰宅。茂山家の「お豆腐狂言」ゆっくり見たかったなぁ。夜目がカタカッタので映画『シシリアン』見たけどジャン・ギャバンもアラン・ドロンも英語かいな。トホホ。ストーリーは面白いのにちょいと興ざめ。あ。ジャン・ギャバンというのはフランス語の発音的にはジャン・ガバンが正しいそうですね。ゴーギャンではなくゴーガンだそうです。半年以上前のNHK番組審議委員の先生に教わりましたので知ったかぶりで御披露しました。

BOOK
ジャック・アタリ『「図説」愛の歴史』(原書房)
ジャック・アタリ『「図説」愛の歴史』(原書房)

11月18日(木)
終日マーラーと大格闘。資料整理と金聖響さんへのインタヴュー録音起こし原稿の整理にようやく目途が立つ。さぁそろそろ原稿の書き出し…と思たら…うわっ。もう夕飯の時間や。窓の外は暗い。時間の経つのは速い。仕事の進行は遅い。韻を踏んでもシャーナイ。こんな文章オモロナイ。仕事の途中でジャック・アタリ『図説「愛」の歴史』(原書房)なんて本に手を伸ばしたのが時間の無駄やったんかなぁ。そうか。人間の「愛の未来」はネット社会のnet lovingで一夫一婦制は消滅し男も女も複数の自由な関係に…ホンマカイナ。無責任な未来予測より「愛」も「過去の事実」を読むほうが面白い。「未来」は読者が考えるべし。しかしミッテランのフランス政府はこの人物を何で徴用したのんやろ?本気でアタリやと思たんかいなぁ?(笑)晩飯掻き込んで再び机へ。マーラーと本気で格闘しはじめたらホンマ死ぬで。アカンアカン。ジョーダンやない。去年倒れたんは『ロマン派の交響曲』完成した直後やったもんな。そこまでは無理せず。しかしギリギリまで…あかん。寝よ。

DVD
『チャイナ・シンドローム』
『チャイナ・シンドローム』
BOOK
デービッド・アッテンボロー『鳥たちの私生活』(山と渓谷社)
デービッド・アッテンボロー『鳥たちの私生活』(山と渓谷社)
DVD
『コーラス・ライン』
『コーラス・ライン』

11月19日(金)
朝少し速く目覚めたので『マーラーの交響曲』の「まえがき」を書きあげて午後から渋谷へ。タワーレコードにちょっとだけ寄ったあとNHKへ。関東甲信越地方番組審議委員会出席。『アッテンボローの世界』や『海の40億年生命の歴史』などネイチャーものの番組や『大科学実験』を絶賛。反対にギャグがサブーてスベリっぱなしの『アサイチ』を批判して広州アジア大会での中国の(明らかな)審判への圧力や2018/22年W杯開催地選考の不透明性等に対する報道の仕方に注文付けたあと歓談出席。ワイン飲みながら中国の現状に対するオモロイ意見を他の委員から聞いたあと東京駅周辺の某ホテルへ。スポーツ・ジャーナリスト塾の新しい開催方法についてネット・メディア関係者と打合せ。なるほど。ネットの活用の仕方が具体的にはじめて見えてきた。スポジャー塾は来年からネットとライヴで開けそうやな。ほんで『スポーツ・ジャーナリズム』の新書もやっとまとまりそう。帰宅後晩飯映画劇場は『チャイナ・シンドローム』。昔見たときはジェーン・フォンダの魅力に目が奪われたけど40年ぶりくらいに見直したらジャック・レモンの演技の巧さに感服。女性の好みが変わったんかなぁ(笑)。それに昔は原発の安全性に関する危惧の方が印象に残ったけど今回は電力会社巨大資本の問題のほうが印象強い。もちろんマスメディアの問題も。エンロンとFOXをテーマに新しいキワドイ映画ができるんと違うかなぁ。とはいえハリウッド映画。そーゆーテーマの映画はネットの『未公開映画祭』にあったなぁ(ナンデモカンデモ右下の写真をクリックしてください)。

DVD
『先生のお気に入り』
『先生のお気に入り』
CD
『ゴールデンガール』
『ゴールデンガール』
『ベスト・オブ・ペギー・リー』
『ベスト・オブ・ペギー・リー』
『ジュリー・ロンドン・ベスト』
『ジュリー・ロンドン・ベスト』
『テネシー・ワルツ/ベスト・オブ・パティ・ペイジ』
『テネシー・ワルツ/ベスト・オブ・パティ・ペイジ』

11月20日(土)
終日マーラーの原稿と大格闘。金聖響さんはマーラーの『2番』や『3番』の交響曲を指揮するときは本番の日の一か月前くらいから頭のなかがマーラーの音楽でイッパイになり悪夢にうなされ日常生活が破壊されると言うてはったけど原稿にするときも同じみたいやで。ああコワ。というわけで気分転換として昼飯のときにドリス・デイのヒットソング「Teacher's Pet」を映画化しただけの気楽な映画やと思て1957年クラーク・ゲーブル主演の『先生のお気に入り』のDVDをかけたところが「ナニイ!」と思わず叫びたくなるような内容。ゲーブルは中学を卒業しただけでニューヨークの一流新聞の社会部長まで出世している叩き上げジャーナリスト。ドリス・デイはピューリッツァ賞受賞者で自ら新聞社を起こした大ジャーナリストの娘で大学で実践的ジャーナリスト養成講座を開いている教授。この叩き上げ経験主義インテリ大嫌い男とインテリ理論派女という二人のジャーナリストのラヴコメディ。マイッタ。テーマが近すぎるで。「なぜ自分で記事を書かず大学なんかで教えてる?」との男の質問に対して女は「演奏者から指揮者に転向するようなもの。大勢のジャーナリストを育てて良い原稿を書かせたいの」と答える。お見事。反インテリ反学歴派の叩き上げ男が自分の教養のなさに気付き「経験は騎手(ジョッキー)。教養は馬。騎手は馬がよくないと走れない」などと嘆く。他にもいろいろ……イカンイカン。仕事が進まんから映画は途中で停めてマーラーの原稿に戻る。再び大格闘。この格闘があと一か月は続くのか。とほほ。晩飯映画劇場として『先生のお気に入り』の続き。まぁAmerican Good Oldiesのラヴコメではありましたがスポーツジャーナリスト塾や大学の講義で使えるほどオモロカッタ。そうか。アメリカの(昔の)新聞は広告料金に見合う内容の記事を書かなアカンのやね。それも広告収入を減らさないために短く簡潔に。「新聞を明日沢山売りたいならウソを書け。十年間売り続けたいなら真実を…」なんて言葉も。この単純な真実はネット時代の今日も同じやで。机に戻ってマーラーの原稿…いつの間にかZZZZZZ…。

CD
『ピーターと狼』
『ピーターと狼』
DVD
『東京上空30秒』
『東京上空30秒』

11月21日(日)
終日机にへばりついてマーラー原稿と大格闘。ふううう。救いは音楽評論家の平林直哉さんからCDが2枚届いたこと。一つはカンゼル指揮シンシナティ・ポップスの『ピーターと狼』と『ケーシー・アット・バット』。これは「ビッグ・レッド・マシン」と呼ばれて最強のメジャー・チームといわれたときのシンシナティ・レッズのエースであるトム・シーバーとキャッチャーのジョニー・ベンチが語り手になっているもの。20年以上昔に『週刊新潮』の掲示板欄で「どなたかお持ちの方はいませんか?」と問い合わせて反応ががなかったもの。その30pLPを手に入れてCDに落として送ってくれた。平林さんサンキューおおきにです。なかなか面白いというより見事な語りでした。日本人野球選手では…できるのはイチローくらいかな?もう一枚は明石家さんまがナレーターを務める『ピーターと狼』。思わずココまでやるかぁとゲタゲタゲタゲタ…賛否両論やろなぁ(笑)。しっかしマーラーの原稿は疲れるなぁ…。疲れをとるために『東京上空30秒』という映画を半分だけ見て寝る。ドゥーリットル飛行隊による東京初空襲の映画化。1942の出来事を1944年の戦時中に映画化するとは…。

11月22日(月)
朝早よ目覚めてマーラーの原稿。佐吉と散歩もパスして新幹線で大阪へ。車中グッスリ眠って『ちちんぷいぷい』生出演。「プチ贅沢」をしてるか?と訊かれて毎朝食パンではなくメロンパンを食べてる…と答えたのがケッコウ大ウケ。いろんな種類があるうえ1個150円もしますからね…というのはエエけどコノ国の政治はどーなっとるんねん!この前の参院選で初当選した某国会議員から「あまりに幼児的な集団というか世間知らずの人々だらけで驚いております」というメールをもろたけどサモアリナン。あんたも染まらんように…と返事したけどコノ国はどないなるねん…それより原稿…と思いながら帰りの新幹線でも爆睡。うわっ。アジア大会女子100メートル金メダルや!女子サッカーも金メダルや!これからの日本はやっぱり女の力が…しっかし国会議員は女も男も…。寝る前に『東京上空30秒』の後半を見る。とくに日本人が悪く描かれていないことに戦時中の彼我の差を感じる。スペンサー・トレイシーもロバート・ミッチャムも若い。

11月23日(火)
朝から終日マーラーの原稿。もちらん原稿を書いてるときのBGMはマーラー。赤ん坊と一緒に我が家に居候してる次女が最初のうちは「何これ?」と顔をしかめて赤ん坊をあやしながら「おかちな音楽でちゅねえ。マトモなのはアダージェットだけでちゅねえ」などといっていたのが最近は「何これ?えっ?マーラー?ふ〜ん。わりにイイじゃん」などといいだした。そうなのだ。どんな音楽もやっぱり聴けばいいのだ。「読書百遍意自通」と同じで「音楽百聴心自動」なんやね。しっかし原稿ススマンなぁ。えっ!今日は世の中休日やったんかぁ!ドーリで静かやと思たわぁ。やっぱり日常的に静かな住宅街でも休日は音が違うもんですねぇ。どっかで世間様とつながってるんですねぇ。おいおいおい。戦争か?「紅旗征戎非吾事」なんて言うてられんようなるで。

DVD
『東京日和』
『東京日和』
BOOK
荒木陽子・荒木経惟『東京日和』(ポプラ文庫)
荒木陽子・荒木経惟『東京日和』(ポプラ文庫)

11月24日(水)
マーラーの原稿は一時停止してプロ野球に関する少々長い原稿と取り組む。頭の切り替えが難しい。以前は一日のなかで野球・音楽・それ以外の3種類くらいのコラムを書いてたけど脳細胞のフットワークが少しばかり老化したかな?体力の問題かな?あ。脳細胞も肉体の一部やということですね。野球の原稿ナカナカ進まず。あ。BGMがマーラーのまま。しかも6番7番なんてのを連続して聴いてるのがアカンのと違うかと気付いてガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』やバーンスタイン『ウェスト・サイド・ストーリー』からシンフォニックダンスなんかのCDをかけて調子変わらず。まぁ最初から1日半はかかると思てたから焦らず焦らず。魁皇凄いなぁ。おっ。日本の女子サッカーも凄いやん!マーラーの原稿から解放された一日。晩飯映画劇場は竹中直人監督『東京日和』。天才アラーキーとかなり年下で癌で亡くなった奥さんの話。面白かったけど画的感性鋭く才能ある人の話はちょっとシンドイ。おれに備わってへんことやもんなぁ。中山美穂好演。映像が押しつけがましくなく美しかった。竹中直人の優しい感性?

11月25日(木)
昨晩早くベッドに入ったせいか早起き。歳とると「睡眠力」が衰える。そのうち「永い眠り」が訪れるからだんだん「眠る力」が衰えてもエエのんかなぁ…などとアホなこと考えんと早朝から原稿書き。よっしゃ。昼飯までに野球の原稿書きあげたので調子に乗って某PR誌のコラムをスイスイスイと書きあげる。エエ調子やでぇ。と我ながら悦に入ってたら長い付き合いの某PR誌の編集長から電話。「めちゃめちゃ面白く素晴らしい原稿で思わず笑いながら読ませてもらったんですが…ウチのPR誌にはちょっと問題が…」小生の書いた原稿は本欄でも何度か紹介したビアポン。Beer+Pingpong=Beerpong。そのスポーツ(冗談・遊技・気晴らし・非日常)の原点と言うべき遊びの精神から生まれた…あ。そうか。このPR誌にアルコールはアカンで。気付くべきやったなぁ。締切を少々延ばしてもろて再考。あ。魁皇また勝った。あと3日。これぞ相撲の神髄というべき見事な「人情相撲」は見られるか?それにしても何年か前に上海へ取材に行ったとき通訳してくれた中国人の菅さん(なぜか某国の頼りない首相と同姓)の言ってた言葉が思い出されるなぁ。「中国はいずれアメリカと戦争します。そのとき日本はどっちに付きます?」まぁ戦争とまではならんでも「対立」にはなるわなぁ…そのとき…。やったー!日本男子サッカーU−21アジア大会優勝!

11月26日(金)
朝6時発の東海道線に乗って東京浜松町へ。文化放送『吉田照美のトコダイジナトコ』生出演。昨日せっかく書いた原稿がボツになったからというワケではないがビアポンの話からスポーツの本質論とアジア大会の話へ。久々に照美サンと唐橋裕美さんとも会って気分よくお話。朝早いのはまったく苦にならんのでエエのやけど予定してたこの次の東京での仕事がキャンセル。このラジオのコーナーだけで東京に出てきたのは少々不効率かな。と思て『ノルウェイの森』の試写会を見て帰ろうかとも思たけど開演13時か。結局踵を返して帰宅。佐吉と散歩して仕事。一日が長い(笑)。昨日の久々のボツ原稿の書き直しがナカナカうまくいかん。ミスったのは自分やからシャーナイけどマイッタナァ…と思てるうちにボクシングの時間。うわっ。粟生というボクサーもなかなかエエなぁと思てるうちに2階級制覇。もちろん長谷川穂積も。何で最近日本には良いボクサーが大勢育ってきたのか?ボクシングを喧嘩論や根性論だけでなくスポーツとしてきちんととらえる指導者とボクサーが増えたから?佐瀬稔さんが生きてたら何と評されるかなぁ。

11月27日(土)
朝コラム原稿大急ぎで書きあげて昼から新幹線で名古屋へ。小生のかつての塾生と新たに立ちあげようとしてるプロジェクトをちょっと打ち合わせて(オーバーな表現やなぁ・笑)栄中日文化センターのオペラ講座。テーマはモーツァルト中心にオペラ・ブッファの世界。オペラ・セリア(真面目なオペラ)として『ルーチョ・シッラ』をちょこっと見てもらったあと『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』を楽しんでもらい「歌芝居(ジンクシュピール)」の世界から『魔笛』を少々。しかしモーツァルトは凄いなぁ。あ。そういやマーラーが死ぬときの最後の言葉は「モーツァルト!」やったもんなぁ。いやマーラーの生まれ故郷の方言で「モーツァルトちゃん!(モーツァルトゥル!)」というのやったらしい。やっぱりマーラーは「最後の交響曲作家」というよりオペラを含めた「最後の音楽総合芸術作家」やったんやでぇ。帰宅して晩飯。昨日の東京ラジオ局往復といい今日に名古屋往復といい何処か不効率やなぁ。東海TVが終わったしどっかテレビの仕事かなんか入れてくれへんかいなぁ(笑)。晩飯食いながらBS朝日でフィギュアスケート。小塚はトップ。ちょっと振付がダサイですけどね。浅田真央は…まぁ今の時期何も焦る必要はないはずなのに何であんなに滑る前の顔が引きつってるのかなぁ。彼女のジャンプが問題らしいけど音楽も振付も…。まぁ今の時期は…。

11月28日(日)
今年はなぜか「喪中に付き…」の葉書が多い。ということは我々の世代はまだまだ若いということなのだ…などと重いながらサア今日から再び一週間ほど仕事部屋に隠りっぱなしで机にへばりついてマーラーの原稿と格闘…と思たらけっこう雑用やら校正やら手紙の処理やらがあって少々ウンザリ。お〜い我が事務所には秘書はおらんのかぁ(笑)。ナニィ。避暑に行っとるぅ?クダラン洒落や。とほほ。一段落したところで遅い昼飯食ってたら「連合赤軍よど号ハイジャック事件」のドキュメンタリーをやってたので見てしまう。あまりにも杜撰で計画性のない当時の若者たちの暴発…。同世代で似た思考の先輩方が今政権にいるのですねえ…。「エリート」「ノーブレス・オブリージュ」といった言葉の意味を現代日本に当てはめて考え直すべきか…。大相撲幕下の6力士による優勝決定戦面白かったですねえ。ちょいと資料の整理したらあっという間に豊ノ島の大一番。白鵬は最後まで人情相撲を理解しない…まぁ是でエエのですけどね(笑)。NHK教育テレビ「白熱教室」見る。この程度か…。メシ食いながらフィギュア・スケート。グランプリ・ファイナルに男女とも6人中3人というのは快挙。浅田真央は焦らんでヨロシ。深夜絶対に見ておこうと思ったTV番組ハイビジョン特集『引き裂かれた歳月シベリア抑留』見る。戦争の記録はどんな戦争でも政治家や将軍の証言よりも最前線の一兵卒の証言にこそ重みがある。今日は結果的にTV中心の一日。たまにはコンナ日もありかな。

11月29日(月)
朝佐吉と散歩のあとサァやるぞとマーラーと大格闘。いや今日からマーラーの各交響曲と大格闘。ウンウンウンウンウン…まぁ金聖響さんの話やエピソードは面白話満載やけどまとめるのは難しいなぁ。体力勝負やなぁ…マイッタナァ…ウンウンウンウンウン…ふううーっ。そうか。ウィキリークスの外交資料暴露もエライコッチャなぁ。しかし日本政府のトップは悪口すら言われてへんのか…。そのうち元塾生で某大客員教授のK氏よりメール。昨日の日本ビアポン選手権にゼミ学生を引き連れて参加したとか。見事に予選リーグは突破。決勝トーナメントで涙。しかしメチャメチャ楽しかったとか。小生もプレイボールが午後8時という遅い時間でなければ是非とも参加したかったけど次回は絶対に!あ。昼間からビールを飲んではイカンというマチガッタ先入観がこーゆー試合時間設定になってるのかな。昼間っから飲もうぜ…などと思いながらもマーラーと格闘してたらホンマにビールを飲みとなってきて『213』へ。さらに別の店へ。たまにはコンナ日もありかな…。

11月30日(火)
朝から晩までマーラーと大格闘。ほかに書くことなし。原稿書けんなぁ。進まんなぁ。困ったなぁ。こういう事態はこれまで何回も山ほどあってその都度切りぬけて来たけど…今回はしんどいなぁ…。まぁやらなシャーナイからやるか…とそーゆー消極的な態度がアカンのやな。よ〜し。やるでぇ。ほかに書くことなし。とほほ。

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