10月1日(土)
朝Sport Policy for Japanの資料を軽く見直して早稲田大学東伏見学舎へ。遠いなあ。けど今日の仕事は中味が楽しみ…わくわく気分。新宿懐かしいなぁ…昔この東口前ロータリーの芝生の上で寝て一晩過ごしたなぁ(笑)…西武新宿にプリンスホテルができたときのこと憶えてるなぁ…ファッションの拠点が歌舞伎町の真横にできたことに大騒ぎしてたなぁ…などと思いながら西武新宿線に乗ってSport
Policy for Japan会場へ。11大学19グループ96人の学生達によるプレゼンテーションを聞く。
10月1日(土)つづき
参院議員の友近聡朗さんの基調講演(ドイツ7部リーグ体験記の話は面白かった)のあと大学生のスポーツ政策はレジュメやプレゼンの資料等を見て採点評価するけど時間の関係で同じ時間に別の教室でプレゼンテーションが行われているのは見ることができない。最初同じ時間に行われた立教のゼミ2つと早大のゼミの合計3つのプレゼンを10分ずつ聞いたが結局中途半端なことに気付きあとは絞って1つずつじっくり聞かせてもらう。慶大ゼミの「日本相撲協会組織改革案」東海大ゼミの「スポーツ離れ解消システム」などアイデアはわかるけど実現性実効性は?そのなかで多摩大ゼミ「バイエルンミュンヘンのグローバル戦略」はツッコミ処満載。そもそもSport
Policy for Japanやのに「バイエルンの戦略を手伝ってどうするつもりや?Jリーグの邪魔するだけやないか」と突っ込んだら「バイエルンのクラブシステムを学ぶことはJリーグにも生かせる。私はJが大好き」と必死の弁明。おまけにこの戦略企画を「ミュンヘンに行って売り込む」とか。内容は甘いところも多いけどその心意気や良し。1日目発表を聴きに来ていたライター志望の甥っ子と新宿で晩飯食って帰宅。結構疲れたなあ…。
10月2日(日)
Sport Policy for Japan2日目。朝6時に起きて学生達の資料を見直して仮の採点をまとめる。7時半に家を出て東伏見の早大へ。10時から3つの大学ゼミのプレゼンを聞く。産業能率大「スポーツブランドのロングテール・マネジメント」順天堂大「スポーツツーリズムを利用した訪日外国人増加作戦」一橋大「スポーツの熱さを創る聖性マーケテング」…どれも大学生らしいツメの甘さなど不満は多かったけど若い連中が頑張ってるのは悪くない。すべてのゼミのプレゼンを聞けなかったのは残念だったけど(来年からの改善点!)午後から審査員の帝京大大坪先生・文科省スポーツ振興課三谷係長・笹川スポーツ財団渡邉常務理事と採点審査会議。最優秀賞は総合点評価で優秀賞は独創性重視…という小生の主張に皆さん賛同してくださって採点を示し合った結果最優秀賞は立教大学「特別支援学校に着目した障害者スポーツへのアクセシビリティの向上支援〜大学生ボランティア「特別支援学校スポーツすすめ隊」制度の創立」に決定。小生はプレゼンを10分弱しか聞けなかったがアイデアは悪くなく実現性も高いとレジュメ採点で高評価(正直言ってジャーナリスティックな面からはイマイチ面白さには欠けるが異議ナシ)。優秀賞は独創性重視ということで慶応・産能・多摩・一橋あたりの争いになったが(ほかに小生の評価では順天堂・尚美・早大なども独創性の点数は高かったけど)話し合いの結果多摩大「バイエルン・ミュンヘンのグローバル戦略」に決定。その後「女性スポーツの課題とこれから」というパネルディスカッション(順天堂大女子陸上部監督の鯉川なつえさん・パラリンピック競泳金メダリスト成田真由美サン・筑波大准教授で柔道の山口香さん)の後半を聞く(これまた非常に有意義で面白かった。女性のため…障害者のため…でなくそれらは全てみんなのためになるんですよ)そのあと閉会式と表彰式。小生は優秀賞のプレゼンター。The
Winner is…とカッコヨクはいかなかったけど多摩大の連中は「バイエルン…」と言っただけで驚きの声と大歓声。最優秀賞を大坪先生が発表表彰したときもアカデミー賞発表時の興奮とまではいかなくとも(笑)立教の学生は大喜び。これは大学生達にスポーツを通じた実践研究をさせる素晴らしい機会!来年はもっと金儲けの企画大歓迎(笑)。いや笑い話でなくフェイスブックもこんなところから生まれたわけですからね。大学生諸君!!もっとダイナミックな企画を!いやぁ…しっかし…疲れた2日間でした…オモロかったけど…バタングーZZZZZZZZZ…あ。ここに書かなかったけど神奈川大や成徳大の研究も悪くなかった。ただどっちもいかにも大学生の研究発表でインパクトに欠けた。調査活動でも貴重なデータはカネになるんやから…。ZZZZZZZZZ。
10月3日(月)
朝迎えのクルマで文化放送へ。『吉田照美のソコダイジナトコ』で一昨日と昨日のSport Policy for Japanについて喋らせてもらう。いろいろ改善点はあったけど学生の実践的な学習としては素晴らしい企画ですからね。それにアカデミズムとジャーナリズムの間に最も広い溝が横たわってるのがスポーツですからね。政治や経済や科学では両者はかなり近い関係だけどスポーツは遠い関係。それは昔プロスポーツと旧アマスポーツの間にあった溝が残っているとも言えるけどそれだけではないですからね。マスメディアがスポーツの(プロ野球やプロサッカーの)チームを所有してもよいのか?マスメディアがスポーツの(高校野球やマラソンやフィギュアスケートの)イベントを主催していいのか?…等の問題はアカデミズムから発信してもイイ問いかけですからね。でないとメディアが独占してスポーツの発展を妨げかねませんからね。帰宅後マーラー原稿『大地の歌』…うむむむむ…マーラーがプッチーニの『蝶々夫人』をウィーン宮廷歌劇場で指揮して東洋音楽に興味を持った…ってホンマか?指揮したのが1907年10月31日と日程まで出てる(フローロス『マーラー交響曲のすべて』藤原書店)。この本はマーラーの音楽の分析がオモロイけどその日はマーラーはもう宮廷歌劇場を辞任しとるで(15日の『フィデリオ』の指揮が最後)。マーラーと『蝶々夫人』と『大地の歌』の関係って興味あるけどどないなっとるねん?わからへんやんけぇ…でアッという間に晩飯映画劇場は『シェルター』。最初のうちは精神分析多重人格犯罪者ミステリーを興味深く見始めたが後半は完全にハリウッド恐怖心煽情オカルト娯楽映画。騙された。ちくしょー。寝たろ。
10月4日(火)
朝からマーラー『大地の歌』の原稿と大格闘。アカン。CDかけてたら耳がそっちへ行ってしまう。一番好きな音楽やからシャーナイですね。と思いながらいったい『大地の歌』のLPやCDをどれだけ持ってるかチェック。「指揮者/オケ/アルト(又はバリトン)/テノール」の順に書き出すと(スポーツに興味があって我がホームページを訪れてくれた人にはサッパリチンプンカンプンでしょうが御我慢を)…「ワルター/VPO/フェリアー/パツァーク」「ワルター/VPO/トルボルク/クルマン」「ワルター/NPO/ミラー/ヘフリガー」「クレンペラー/NPO/ルートヴィヒ/ヴンダーリヒ」「クレンペラー/VSO/カヴェルティ/デルモータ」「ライナー/CSO/フォレスター/ルイス」「バーンスタイン/VPO/ディースカウ/キング」「バーンスタイン/IPO/ルートヴィヒ/コロ」「クレツキー/PO/ディースカウ/ディッキー」「クリップス/VSO/ディースカウ/ヴンダーリヒ」「ジュリーニ/BPO/ファズベンダー/アライサ」「ショルティ/CSO/ミントン/コロ」「ショルティ/RCO/リポヴシェク/モーザー」「クライバー/VSO/ルートヴィヒ/クメント」「ブーレーズ/VPO/ウルマーナ/シャーデ」「カラヤン/BPO/ルートヴィヒ/コロ」「レヴァイン/BPO/ノーマン/イェルザレム」「シノポリ/SD/ヴェルミヨン/ルイス」「テンシュテット/LPO/バルツァ/ケーニッヒ」「ラトル/BMSO/ハンプソン/ザイフェルト」「ナガノ/OSM/ゲルハーエル/フォークト」「インバル/FRO/ネス/シュライヤー」「サロネン/LAPO/スコウフス/ドミンゴ」「水藍/新加坡交響楽団/梁寧/莫華倫」「ヘレヴェッヘ/EMO/レンメルト/ブロホヴィッツ」……ハッハッハ。俺はこんなに持ってるぜ…という単なる自慢話。ビートルズの再発CDも全部持ってるもんね。桑田とサザンも娘が持ってるもんね。所詮人生はこんだけ。こんだけのために生きてる…?自分の趣味が一番。そうかもしれん。原稿書けん…とほほ。
10月5日(水)
朝RKB毎日放送『中西一清のスタミナラジオ』生電話出演。レギュラーの「スポーツエンターテイメント」のコーナーで先週末の「Sport Policy for
Japan」の話をさせてもらう。あ。このコーナーはネットで聞けるんですよ。興味ある方はどうぞ。ちょっと小生の写真が若すぎるけど…(15年ほど前の写真です・汗)。http://rkbr.jp/stamina/
10月5日(水)つづき
ラジオを終えて新幹線に乗って大阪へ…と思たら…ナニィ!大阪で使うタクシーチケットの日付が別の日にちになってる…ちゅうことはMBS『ちちんぷいぷい』の俺の出演は今日と違うの?慌ててADやDに連絡。うわっ。俺が聞き間違えてたみたい…とほほ。今日大阪往復して新幹線のなかでばっちりマーラーの資料読んで…と思てた計画がオジャン。まいったなぁ。そうだ!!歯医者へ行こう!!明日の予定を変更。さてそのあとどーする?自宅にいるときは原稿書き。移動中は資料読み…のはずが原稿書けんので資料読み。週刊現代やNHKや通信社や新聞社から何故か取材の電話が相次ぐ。テーマは皆別々。大相撲・WBC・高野連・東京五輪・EU混乱アテネ五輪との関係・落合監督解任・中日猛追…俺がスケジューリングミスで自宅にいることを知ってての電話かと思うほど。あっという間に晩飯映画劇場。長女がBFとTSUTAYAに寄って『英国王のスピーチ』を借りてきたのでそれを見る。最初20分ほどタルかったけど持ち直して面白かった。どうってことないイギリス王室宣伝映画とはいえ映画作りは上手いから楽しめた。シンプソン夫人はカミーラに似てますね(笑)と思っただけでもオモロカッタ…という楽しみ方は邪道ではありますが映画の作劇法とテーマは王道。『ブラックスワン』『フェイスブック』よりよっぽどマシですよ。しかしハリウッドはテーマが枯渇してるな。あ。日本も。全世界的に。いや。欧州映画は面白い。これからもっと面白なるはず。経済がダメですからね。ならば続けてアメリカ映画も日本映画も…。退屈な映画が多い時代のほうが社会は幸福?
10月6日(木)
朝改めて新幹線で大阪へ。毎日放送『ちちんぷいぷい』生出演。角淳一さんヌキの初体験。スタジオセットが明るくなって若返ったかな(角さん失礼)。桂南光さんや堀ちえみさんの顔も新鮮に見える(コレマタ失礼)。バドミントンのオグシオの小椋さんとは初めて。バドミントン・インターハイ経験者の小生としては一度お手合わせをお願いしておく。形式的にですけどね(笑)。脳出血前やったらやれたかなぁ(汗)。話題はいろいろ。小沢初公判か。しっかし証拠はないとはいえ土地を買うた原資はなんやねん?あ。河田アナが世界一周から帰ってきた。マダガスカルとエチオピアか…。ええとこ行ってきたなぁ。バオバブってメッチャ大きい樹なんや。バブリイでない海外ロケのほうがずっと面白い。帰りの新幹線で携帯に何故か何本か仕事の電話。すべて「日本代表のヴェトナム戦が終わったころ自宅へ電話を…」と答えるがヴェトナム戦は明日や。アッチャー。昨日から日にちの感覚がなーんかオカシイなぁ。最近10年くらい前に読んだ本(ジョン・ホーガンの『科学の終焉』)を読み直してるから時間の感覚がオカシなってるのかなあ。とはいえキチンと知識を頭に入れて考え方を整理するには本も映画も過去に戻るしかないからなぁ…。ウム。時間の感覚が新しモノ好きの世の中と齟齬を生じてもシャーナイ。光より速く走るニュートリノも過去をフィードバックしとるんやから。ホンマカイナ。ナンノコッチャ。帰りの新幹線で読んだ『週刊文春』に福島第1原発に作業員として入った鈴木智彦さんというドキュメンタリストのルポが出てた。成田空港開港の日に戸村一作さんの家に泊まり込み取材をしたこともある人間としては何時か誰かが絶対に書いてくれると確信してたけどやっぱりナマの声は貴重。そうか『「ここで見たことは一切口外しない」という内容の誓約書にサインさせられる』のか。ルポライターやジャーナリストにとってはそんなものただの紙切れ以下やけど東電が鈴木さんを「誓約違反」で訴えたらどうなるのかな?NHK交響楽団と仕事をしたカメラマンも(何故か!!)同様の誓約書にサインさせられたそうやけど…。今に国会記者もそんなサインをさせられるかも…って
冗談やないなぁ。
10月7日(金)
終日机の虫。マーラー『大地の歌』と大格闘。マーラーは李白・銭起・王維・孟浩然の世界やったけどツェムリンスキーの『抒情交響曲』はタゴールですからね。中国と印度。この差はナンヤロ?ちなみにツェムリンスキーの『交響的歌曲』の詩はラングストン・ヒューズやカウンティ・カレンやからね。プッチーニの『トゥーランドット』『蝶々夫人』と『西部の娘』の関係みたいなもんか。プッチーニは印度を舞台にしたオペラは創ってないなぁ。けどインドを印度と書いたら雰囲気変わるなぁ。タゴールは何故か印度って感じしません?タゴールのフルネームってラビンドラナート・タゴールか。知らなんだ。あ。ショスタコーヴィチ『交響曲第14番』の作詞は…ロルカ・アポリネール・リルケの露語訳か。シブイところですね。面白い広がり…とはいえマーラーの原稿は進まず。聖響さんのモーツァルト『レクイエム』は聴きに行けず。スンマセン。晩飯サッカー劇場は日本vsヴェトナム戦。オモロナイ試合。ホンマに日本のサッカーは弱い相手を見下して闘うのが下手。とはいえW杯や五輪と関係ない試合で見事な試合を見せてもシャーナイ(昔はそんな関係ないところで頑張る試合が多かった)。問題点噴出。これでいいのかも。南アのW杯前みたいに。途中BS-TBSで巨人中日戦。うわ。9回表に巨人が4点入れて同点。しかし落合という監督は動じない人やね。監督解任コーチ大量解任発表でも動じないチームを作った功績はスゴイ。けど観客ガラガラやなぁ…。親会社のシブイ顔が目に浮かぶ。とはいえろくな営業活動せずに現場任せで客入らんと嘆いてもシャーナイで。名古屋地方フランチャイズ独占球団の弱み?ところでNPBはMLB相手にWBCの何を主張する気?分け前のアップ?それだけ?20年後のプロ野球の青写真もなく?あ。そのときはMLBの一部になってるか…。深夜机に戻って…書けん…ZZZZZZZZZZZ。
10月8日(土)
今日も終日机の虫。『大地の歌』と格闘。ふううう。それだけ。晩飯も映画を見る余裕なし。いくつか見始めるがどれも集中できず。やめる。クレイジーキャッツみたいな阿呆になれる映画はないんか。とほほ。あ。そういえばクレイジーキャッツの『怪盗ジバコ』=原作北杜夫はなんでDVDにならんのか…?何時の間にやら秋か…。原稿書くのはオモシロク佳境に入ってるけど…時間かかるなぁ…若い頃みたいに何日も続けて徹夜とかできんしなぁ…。とほほ。とにかくコツコツ…。
10月9日(日)
むむむむむむ…んんんんん…う〜んう〜んう〜ん…と書きあげました!!マーラー『大地の歌』の章!!ブワンザーイ!!あと読み直して文章チェックしなアカンけど…ふうううーっ…残りは『9番』『10番』…と気付いたら夕方。一休みでフト目にとまったDVD『博士の異常な愛情または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』をプレイヤーにかける。何度見たかわからんけど最後の水爆シーンの爆発シーンは美しい音楽とともにコワイ。ピーター・セラーズとジョージ・C・スコットの演技が呆れるほどスゴイ!メイキングDVDでケネディ大統領時代の元国防長官マクナマラがインタヴューに答えて水爆戦争の危機が実際にあったと喋ってる。それに絶対に核兵器を使用してはいけないことも。この名作の長いタイトルをちょっと変えて山本太郎なんかで映画創ってほしい。『政財界人と官僚の異常な愛情
または私は如何にして心配するのを止めて原発を愛するようになったか』。本気で映画創りたいなぁ。晩飯映画劇場で続けて映画。日曜ですからね(汗)。今度は『チャイナ・シンドローム』に手を伸ばしてしまう。う〜ん。これも昔見たけど「福島後」に見たら全然印象が違う!!炉心溶融がこれほどリアルに迫ってくるとは…。ジャック・レモンとジェーン・フォンダとマイケル・ダグラスでハリウッド娯楽映画のベースは踏みはずしてない映画とはいえ1970年代のハリウッド・トップスターの良心が迸ってる。しかも現在ここに引用するのが怖くなる台詞も次々と出てくる。どこか放映権を持ってるテレビ局は絶対に今こそ日本で放送すべき映画ですよ。
10月10日(月)
体育の日。英語ではSports & Health Day。全然意味が違う…という話を朝文化放送へ行って吉田照美さんと唐橋ユミさん相手に話す。『ソコダイジナトコ』生出演。昔の文部省は(今の文科省も変わらんけど)「スポーツ」でなく「体育」を推進してましたからね。だから東京ドームにある財団法人の博物館は「野球体育博物館」でNational
Sports Festivalは「国民体育大会」。それに「体育の日」に行われる体力テストのソフトボール投げは戦前の手榴弾投げを変形したもので懸垂は陸軍の作戦要務令(やったかな?)に「三八式歩兵銃ヲ扱フ兵士ハ自ラノ体重ヲ持チ上グル腕力ヲ要ス」とか何とか書かれてることが実施の根拠になってる。逆上がりもその延長で兵士の体力なんですね。21世紀の一般的日本人に必要な体力なのかどうかは疑問。なんてことと1964年の東京オリンピックについて話す。この開会式の日が体育の日ですからね。今年は偶然10日になったけど(照美さんも言うてたけど)ハッピーマンデーは意味がない!しっかし東京五輪のことはいくら時間があっても喋り尽くせへんなぁ。当時小学6年の俺のオヤジどもは全員涙流してたもんなぁ。五輪以外に昨日見た『チャイナシンドローム』の話もする…と番組が終わって乗ったタクシーの運転手が映画好きで俺の話が面白かったと話しかけてきたうえ『東京原発』って映画御存知ですか?と話しかけてきた。うわっ。忘れてた!役所広司やら岸部一徳やら吉田日出子なんかが出てたヤツ…日本にも面白い原発映画があったんやった。見直さねば!と思いながら帰宅して『大地の歌』仕上げて原稿送って大船のTSUTAYAに行って『東京原発』借りてくる。晩飯映画劇場で見ると…そうそうコレコレ!オモロイ!サイコーに面白い2004年公開の喜劇やけど「福島後」に見直すとメチャメチャ怖い。東京から日本を変える!とポスターに出てる都知事が原発を東京に作ろう!と言いだす。そこで都庁幹部が侃々諤々。会議の最中にフランスから東京港に着いたMOX燃料を秘密輸送してたトレーラーが少年にカージャックされる…。ハリウッド的娯楽要素満載のコメディ。しかし原発の解説も満載。そして最後は…。これも「福島後」の今こそ全日本人必見!どこかのテレビ局が放映すべきですよ。広瀬隆氏の『東京に原発を!』と関係ありそななさそな映画やけど(万年筆賞で御一緒した)役所さんも(俺の小説の父親役をNHKドラマで演じてくれた)一徳さんも(そのドラマで尊敬する先生役をしてくれた)平田満さんもオモロイ映画に出てるなぁ。なんか嬉しいなぁ。しかし山本太郎さんにはもっとオモシロイ「原発映画」をつくってほしいなぁ…。反原発は自分の立ち位置から発信しなければ!だから福島情報の全面開示のためにも2020年の東京五輪招致に動きましょう!
10月11日(火)
朝からマーラー『第九番』の原稿と格闘。これは(現在のところ)史上最高の交響曲といえそう…と思てるところへ某球団の某氏からメール。MLBJ(大リーグ・ジャパン)が日本でまた(不穏な?)動きをしてるとか?ふ〜ん。もう少し情報集めます。今週渡米するはずのNPB代表団はWBCの出場不出場の件だけでなくこの独立リーグの件も交渉するの?…あ。口が滑ってしもた…皆さん内密に。ところでWBCってWorld
Baseball ClassicだけやなくてWhole body Counter(体内に取り込まれた放射性物質の出す放射線量=つまり継続的な体内被爆量を計測する器械)の略でもあるんですね。プロ野球ファンもチェックしておきましょう。野球よりも重要なことですからね。ふ〜。マーラー原稿に疲れて昼飯映画劇場は北野武原作主演『教祖誕生』。面白かったけど予想通りの展開かな。映像にもう一ひねり欲しかった。喜劇とはいえ宗教的おどろおどろしさも…。けど頭のキリカエには最適の90分。午後もマーラーと格闘して夕方歯医者へ&晩飯サッカー劇場。相手が弱すぎて話にならん。タジキスタン選手のスライディング・タックルを一度だけ見た!
10月12日(水)
朝RKB毎日放送『中西一清スタミナラジオ』生電話。『週刊現代』の興味深い記事(最近のプロ野球は高卒選手が活躍してる)を取りあげる。大学卒の斎藤ハンカチ王子(古い言葉になったなぁ)は「上手い投手」。高卒田中投手は「凄い投手」。この違い。パの本塁打王中村・大投手ダルビッシュ他セのヤクルト躍進の原動力も高卒。そこで我が子が甲子園で活躍したらどうする?大学進学?プロ入り?予想通り中西サンも「迷う」との答え。そこで元巨人エース桑田真澄サンの早大大学院進学を紹介。先日の「Sport
Policy for Japan」で御一緒した早大M教授に聞いたことで「実績と意欲があり審査に通れば高卒でも大学院進学は可能」とか。看護専門学校を出て看護師の経験を積んだ人が大学をパスして大学院入りを認められるケースと同じとか。かつてスワローズに在籍したロバーツはオフシーズンに上智大学の聴講生に。広島にいたホプキンスはプロ選手のあと勉強し直して医者に…という例を出して「高校→大学→プロ」以外に「高校→プロ→大学→?」という進路もあることを紹介。『週刊現代』もここまで書いてくれたら俺の授業のレポートとしては満点やったのに残念(笑)。今日も終日マーラー『第九番』と格闘。これは書くのに苦しみ甲斐のある傑作ですよ。ふうーっ。晩飯映画劇場は『アドルフの画集』。画家を目指していた頃のヒットラーを題材に事実だった舞台をウィーンからミュンヘンに移して創作し直した映画。ヒトラーとユダヤ人画商との交流などありえない話もあるとはいえ画家になることに失敗してART+POLITIC=POWERという政治の怪物が誕生するという発想は面白かった。映像も美しい。ヒトラー役のノア・テイラーが青年画家アドルフから政治家ヒトラーに(顔つきも)変わって行く姿を好演。『マルコヴィッチの穴』のジョン・キューザックもユダヤ人画商を熱演。こーゆー真実っぽい嘘の物語は大好きです。嘘を並び立てて真実に迫るのが小説(映画)なら事実を並び立てて嘘をつくのがジャーナリズム…って誰の言葉でしたっけ?世界体操は日本2位か…。20年連続世界王者に輝いたときもあったのは全国小学児童にマットと鉄棒をやらして全国的にスカウティングしたから?しかしよく復活した原因は?またアメリカが84年のロス以来体操が強くなった原因は?調べてみよ。
10月13日(木)
朝からマーラー『交響曲第9番』の原稿と格闘。そうか。この「死」と直面した音楽は最後は「ほっこり」死んでいくんやね。笑顔で眠りに就く感じ…という聖響さんの言葉を思い切り生かそう。夕方から某音楽事務所へ。社長のSさんと久しぶりに歓談。話題は音楽マネジメント…フランスのオケ…近々始まる佐渡さんとベルリン・ドイツ交響楽団の日本ツアー…えっ…Sさんも柔道やってたのか…で雑談を終えて銀座へ。Sport
Policy for Japanの反省会&将来への希望@某中華料理店。笹川スポーツ財団理事長の小野清子さんを中心に帝京大の大坪先生や早大の武藤先生や財団関係者と歓談。1回目の審査方法の問題点等を話し合った後この貴重なスポーツ政策の学生実践教育の機会を全国・アジア・世界に広げる方法について…等イロイロ話す。いい機会だったので小野さんに小生秘蔵の『東京オリンピック』(世界文化社・昭和39年発行)という写真集の女子体操のページにサインしていただく。東京五輪出場者のサインはマラソン2位の(国立競技場内で円谷を抜いた)ヒートリーと重量挙げの三宅義信さんにについで3人目。これで金銀銅が揃った(笑)。さらに開会式の入場行進で競技場の外で待っているときから周囲には観客席入れなかった大勢の人がいて凄い歓声と拍手に感激して涙を流しそうになったまま行進が始まった…等のお話を聞く。やっぱり終戦からわずか19年後の1964東京五輪は日本人にとって凄いイベントだったんですね。開会式出場経験者の話は(川淵三郎さんにも聞いたことがあるけど)みんなヴィヴィッドです。そのとき開会式で選手宣誓をした体操小野喬選手の清子夫人は既に2人の子供があったママさん選手。おれは小学6年生でカラーテレビを見てた電器屋の餓鬼。時が流れるというのは面白くも不思議なものです。そうか。世界体操で来日してたベラ・チャスラフスカは今日日本を離れたのか。アトランタ五輪の前ローザンヌで対談する予定がチョットした事故があってクチンスカヤ変わった…なんてこともあった(そのNHKの番組企画でヒートリーにサインをもらった)…。これらの名前のワカル人はモウ還暦間近か…ソレ以上か…。
10月14日(金)
早朝6時からマーラー『交響曲第9番』と格闘。毎日原稿書き。ここに書くことも同じ(トホホ)。とはいえ原稿はかなり進む。昼飯食って30分ほど昼寝。起きてまた午後から…というのが最近のパターン。コレ以外と調子イイ。一日2サイクルの仕事の仕方。若いときの連続3日完全徹夜…に変わって歳とって体調維持しながら原稿に没頭する方法をやっと見つけたって感じ。そーいえばマラソンの世界記録でロン・クラーク(やったかな)が初めて2時間10分を切ったときの練習法が一日2サイクルの練習法。それまでは長距離(30q程度)の練習は一日1回しか走れんかったのに朝30q走って昼寝して(完全休養する方法を体得して)夕方も30q走ることに初めて成功したから…という話を昔順天堂大の沢木さんに教わったことがある。俺の仕事の仕方も世界新記録の可能性あり?(笑)。午後もブワーッと仕事して夜は世界体操男子個人総合…しかし何でこんな夜遅うにやるねん?ちゅうのはともかく内村航平スゴイですねえ。どの演技も見応えがある。見る価値がある。しかし「小野喬の開脚カット降り」なんてみんな忘れたかな。ローマ五輪の話やもんな。それを東京五輪で遠藤が「閉脚1回ひねり」にして個人総合金…やったのかな。古い話。カシアス・クレイ(モハメッド・アリ)がアマチュアで金メダルとったときの話やもんな…。そうか。俺も昔話を語るようになったのか。今書いてるマーラーの原稿も「昔話」?…ではないはず…ちゅうことは今の話?未来の話?…ムニャムニャZZZZZZ。
10月15日(土)
早朝6時からマーラー『交響曲9番』と格闘…と毎日おんなしやで…と思いながらもブワンザーイ!!完成!!と思たらアッという間に朝10時。ふうーっ。朝飯食っていろいろ事務処理したら正午。フウーッ。昼飯映画劇場は松本清張『点と線』。高峰秀子が殺人を犯すおどろおどろしさに欠けるのはそもそも原作者の女の描き方が下手だからでしょうねえ。清張はやっぱり社会派でコレも汚職事件として徹底したほうがよかったのかも。いや映画としての出来は悪くないですよ。午後からマーラー原稿読み直し。うん。いいんではないですか…と書き直してたらアッという間に夕方。久しぶりに『鮨処もり山』へ。佐渡裕指揮ベルリンドイツ響のチケットを届けるだけのつもりが長男がやって来るというのでチョイト酒呑みながら待ち始めて電話が掛かってきたら『213』で待ち合わせ。マスターが映画『東京原発』が見たいのにTSUTAYAにないという。それは俺が借りてまんねん。すんまへん。月曜日に返します。しっかしコノ映画は誰もが見るべきですね…といいながら帰宅したら長男の持って帰ったDVD『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』を見る。音楽的には何の新しさもないミュージカルで何処かで聴いたことのあるメロディの連続。早い話がパクリの連続。とはいえ面白かった。しかし21世紀に入って『ウェスト・サイド・ストーリー』的斬新なミュージカルは皆無ですね。あ。『ウェスト…』も沢山パクッてたけどクラシック音楽のさらに高度なパクリやったなぁ。ベートーヴェンの『皇帝協奏曲』もワーグナー『ニーベルンクの指環』の一番綺麗なメロディも見事にパクッたもんな。そーゆー音楽はもう無理?
10月16日(日)
朝『題名のない音楽会』で「第2回歌ってみまshow」を楽しむ。この企画は絶対に京芸卒業の時にロッシーニの『フィガロは町の何でも屋』を歌てフルートだけやなく歌手部門でも好成績を残した佐渡さんの自身のアイデアやな。番組の中味は楽しかったらそれでエエのやけど第1回のほうがレベルが高かったかな。中味はマーラー『交響曲10番』の資料読み直し。ラトル指揮ベルリン・フィル&ハーディング指揮ウィーン・フィルの演奏を聴きながら…。なるほどこのクック版の「演奏用ヴァージョン」は5楽章全曲を聴く価値があるなぁ。モーツァルトの『レクイエム』を「ラクリモーザ」の途中(アマデウスが完成させたところまで)で演奏中止(聴くのを止める)なんて勿体なくてできません。それと同じですね。プッチーニの『トゥーランドット』もベルクの『ルル』も同じですね。昼飯映画劇場は(日曜ですからね)東野圭吾原作『容疑者Xの献身』。面白く楽しめた天才数学者の完全犯罪とそれを解明する物理学者のミステリーwith愛情物語andチョイト社会派。きっと原作がオモシロイのだろうけど映画としては長すぎる。要らないところが数カ所。映画はやはり1時間半で(長くても2時間で)おさめるべきですね。午後から『10番』原稿書き出す。一気に…ふうーっ…まだまだ…なかなか…で途中世界体操種目別を見て…机に戻って…ふうーっ…一気にとはいかんな。シャーナイな。晩飯映画劇場は『カラヴァッジョ』。久々のイタリア映画。さすがに「光と影の画家」の映画だけに映像が綺麗。しかし今日的テーマがイマイチほしかった…日本で利休の映画がつくられるようなもんかな。とはいえ悪くない映画でした。
10月17日(月)
うわっ。朝寝坊。5時15分自宅出発が5時20分までベッドで寝過ごす。慌てて起きて着替えて歯磨いて洗顔。5時25分に家出て迎えのハイヤーで文化放送へ。「急いでね」「はい。大丈夫です」けど何が大丈夫なのかわからない。しかも道はがら空きなのに法定速度厳守のドライバーで他のクルマにガンガン抜かれてゆく。「何時までに文化放送へ着くよういわれてるの?」「別に…お迎えが5時半としか…」「何でもエエし急いで」「はい。大丈夫です」何が大丈夫やねん!という言葉を呑み込んでハイヤーのなかで資料読み。高速降りたら赤信号で停まってばかり。長生きせえよ!という言葉も呑み込んで文化放送到着。ふうーっ。何故か「大丈夫」でした。あの運転手は仏様か?映画『東京原発』の話では盛りあがる。ふ〜ん。『吉田照美のソコダイジナトコ』では今週は脱原発週間らしい。脱原発ボールペンも試作品ができたとか。偶然やけど先週の『チャイナ・シンドローム』の話題〜今週の『東京原発』の話題と偶然とはいえピッタシやな。帰宅して机の虫。マーラーに没頭。あ。歯医者忘れてた。予約時間に行けず夕方に変更。うわっ。今日がTSUTAYAにDVDの返還日や。偶然息子の顔を見に大阪から日帰りしてた次女の旦那に返却を頼む。ふうーっ。まあ1日くらい遅れてもかまへんけど朝一番からドタバタの日やな。その割に原稿が進んだのはナンヤカヤと必死になったから?そうか。やっぱり人間トシとっても必死にならなアカン。脳出血にナラン程度に(汗)。
10月18日(火)
朝から机の虫。マーラー『第10番』原稿ススム。午後から甥っ子が来宅。今週から東京でライターの仕事をし始めてる。フリーも大変な時代やで。けどガンバリということで俺が持ってた新潮社の世界文学全集をプレゼント。それくらい全部目を通しておかないと(読破しなくてもいいから・汗)ダメですからね。俺は半分くらいは読んだかな(自慢・汗)。マーラー10番に明日完成の目処を付けて夜は最近近所にできたアジア料理店からケイタリングをとる。タイ料理大ファンの娘は大喜び。俺はアジアン・テイストはイマイチ…と思てたらタイもヴェトナムも美味い!「ね。ね。美味しいでしょ」「お前が作ったんやないのに何を自慢してんねん」けど美味い!!
10月19日(水)
朝5時からマーラー。一時休止してRKB毎日放送『中西一清スタミナラジオ』電話出演。中日優勝とチーム作りは球団か?監督か?について話す。少々まとまりを欠いたのは直前までマーラーと取り組んでたから?このあたり反省。すぐにマーラーに戻って午前中に『10番』一応完成。ブワンザーイ!!あとは最後の金聖響さんとのマトメの対談をまとめるだけ。その前に今まで書いた原稿を読み直して書き落としをチェックしないと。とはいえ一つの区切りはついた…と気付けば昼飯。仮眠。午後から今週末名古屋でのオペラ講座の準備。今月から新シリーズはワーグナーの指環全曲制覇。その資料作りを始めたところへ某TV局から電話。横浜の球団売却について。球場の話とかいろいろ話したあと某氏にTEL。同問題の現状は?やっぱり球場問題(球団大赤字・球場大黒字)がネックなのは相変わらずか。それよりWBC問題が…独立リーグとMLB問題が…いや…マーラーの仕上げが…ワーグナーの楽劇が…自分が好きで選んだ道とはいえ少々頭の中が混乱。夜『報道ステーション』で横浜球団売却問題やってたけど少々解説がヤワイ。プロ野球創設時の親会社に何で鉄道・新聞・映画が多かったのか?その理由は単に時代背景だけではないのに…そこ(過去)がワカランとプロ野球の問題(現在)と理想像(未来の姿)が見えてこないはずやのに…『朝日』関係者はソレをわかっていても喋ると高校野球の問題に飛び火しかねないから口をつぐんでるンかな?いやそーゆー高度な策略やなくてただ知らんだけやろなぁ…。しっかしクック版マーラーの交響曲10番はナルホド素晴らしい音楽やなぁ。ラトル指揮ベルリン・フィル最高やな。『週刊文春』福島原発潜入レポート読みながら寝る。そうか。マスコミ関係が発覚してクビか。シャーナイけど挑戦したくれた記者には感謝。そうか。原発が都会になくて田舎にあるのは事故リスクの問題プラス「田舎村社会秘密主義村八分構造」の存在も重要なんですね。これは『東京原発』で指摘されなかった。広瀬隆『東京に原発を!』にも書いてなかった?読み直さねば。晩飯映画劇場はヒッチコック『北北西に進路をとれ』。孫が棚から引っ張り出してたのを改めて見ただけ。筋書を大分忘れてたから面白かった。メイキングも面白かったけどコレがハムレットの台詞から生まれたタイトルだとは誰も言わないんですね。今日の文章は時系列がガルシア・マルケスみたいやな。ソナイナエエモンカイナ(汗)。
10月20日(木)
今日は何の日結婚記念日思い起こせば春が来る。何で都々逸やねん…と言っても最近は都々逸が通じなくなった。窓を開ければ港が見える米利堅波止場に灯がともる。都々逸はブルース…といったのは平岡正明。『大歌謡論』はバイブルですね。マーラー原稿最後の対談を書くために頭から読み直し。ちょっと堅いかなぁ…柔らかすぎるかなぁ…。書き切った直後の原稿はいつも納得いかん。なんでかな?ゲラになったらケッコウ満足して俺は天才か…なんて思うのに…。電話が邪魔するからかな。世の中は球団売却でケッコウ喧しい。コレは「かまびすしい」と読みます。あ。「米利堅」は「メリケン」。アメリカのことですからね。米の利益に堅いのがアメリカ。TPP大丈夫かいな。あ。それに「都々逸」は「どどいつ」ですからね。七七七五の俗謡です。恋に焦がれて啼く蝉よりも啼かない蛍が身を焦がす…いっそ死のうと覗いた崖の下でオスメス忍び会い…。何でコンナン憶えてんねん!?一人遊びの寂しいケータイ押し間違えてプロ野球…オソマツ。夕方から渋谷文化総合センターさくらホールへ。山下洋輔NYトリオ(セシル・マクビー&フェローン・アクラフ)久しぶりに聴きに行く。聴いた瞬間オオーットットットと驚き。主題があってテーマを転がしたり遮断したり。これってマーラーのやったこととおんなしやん。その延長線上やん。後半弦楽四重奏の金子飛鳥ストリングスを加えた新譜『ディライトフル・コントラスト』からの筒井康隆原作『ダンシング・ヴァニティ』『廃屋のアリア』を聴いてますますそう思う。廃屋の家具が騒ぐ…扉が閉まる…殉死した消防士の葬列が進む…追悼の太鼓が鳴る…。はっはっは。ジャズメンがCATSならクラシック演奏家はDOGSか?猫科対犬科・虎対狼の対決。コレおもろいな。せやけどクラシックも猫の音楽が多いな。困ったな。犬と猫の愛の子(合の子)は不可能?ドッキャとか…なんて思いながら『213』で結婚記念日パーティ。なんでシャンパン置いてへんねん。おまけに長女と待ち合わせのはずが遅すぎて先に帰る。
10月21日(金)
マーラーは最後の原稿を残して冒頭のまえがきから校正を開始。ふうーっと一息ついたら昼飯。掻き込んで渋谷へ。タワレコでマーラーのCDチェック。クック版以外の『交響曲第十番』のバルシャイ版・カーペンター版・サマーレ&マッカ版を購入。他にブリテンの編曲した『3番アダージョ花が私に語るもの』もあった。目指すものがすべて揃てたのでタワレコに満足。どんなサウンドか興味津々…と思いながらNHKへ。関東甲信越番組審議会出席。2年2期合計4年の任期満了。最後に『おはようニッポン』のロゴがナショジオ(ナショナル・ジオグラフィ)のロゴにソックリなのはイカガナモノカ…NHKが受信料のカネで年間ウン十億円も交響楽団を支援するのはイカガナモノカ…NHK杯と称してスポーツ大会を主催するのはイカガナモノカ…未来のスポーツは学校体育から地域のクラブ・スポーツへの流れが本流なのに高校野球を放送し続けて批判しないのはイカガナモノカ…といった最後ッ屁を放つ。一部の委員の皆様やNHKのエライさんから「Tさんの意見が聞けなくなるのは寂しい」と言われたのは少々嬉しかった。記念品もらってちょいと歓談に加わって皆さんに別れの挨拶して新幹線で京都へ。毎日放送S氏と待ち合わせして久しぶりに『酒肆G』へ。S氏を紹介して(残念ながらA氏は会議が長引いて欠席)近くの小料理屋さんで晩飯(出汁巻きと煮麺がメッチャ美味しい店やのに名前が思い出せへん・スンマセン)。大満足して『G』でFernet
Branca飲み直して大阪のホテルへ。
10月22日(土)
朝USJ(ユニヴァーサル・スタジオ・ジャパン=太秦撮影所の略ではありません…て前にも書いたなぁ)の毎日放送スタジオへ。プロ野球解説元阪神の平田さんに代わってラグビーの大畑さんと一緒に『せやねん』生出演。ええっ!?今頃平田さんに用事があるっちゅうことは阪神監督の話が…でケッコウふる予定が昨晩から和田コーチの監督昇進のニュースが出まわりほどほどに…それでもふるとこが関西のTV局の凄さ?落合中日優勝やら解任についてやら大阪マラソン(そうか雅さんも上泉アナも走るんか…)についてやら喋ったあとオモシロイ番組に楽しく付き合って美味しいパスタまで食べさせてもろてディレクターの人やらとコーヒー飲んで横浜球団売却でTBSとモバゲーが合意したとはいえフランチャイズ移せへんで大丈夫か…という話をして新幹線で名古屋へ。栄中日文化センターでオペラ講座。今日からワーグナー『ニーベルンクの指環のすべて』。先月までの講座より人数がかなり増えた様子。ワーグナーのほうがヴェルディのより人気?というより震災の影響もあったらしい。被災地からは離れてるとはいえちょっと控えよか…と。オペラの簡単な歴史と『指環』の簡単な構造「天上界−地上界−地下世界」は古事記の「高天原−大八洲−黄泉国」の構造と同じ。アンパンマンの「パン工場−アンパンマン活躍の舞台−バイキンマンの住む場所」とも同じ…スターウォーズの「ジェダイ−宇宙−ダークサイド」とも同じ…なんて話をしてバレンシア・オペラで『ラインの黄金』のサワリを見る。天上から釣られた小さなプールの水に潜って出てきて歌うラインの乙女やセグウェイに乗って走り回る火の神ローゲなどにはさすがに驚きの声や笑い声も。そう。指環を徹底的に楽しみましょう…で新幹線で来鎌。コレから年末まではチョイト…いや…カナリ忙しなりそうやなぁ…。ありがたいコッチャ。
10月23日(日)
朝目覚めたときから『マーラーの交響曲』原稿のゲラ刷り校正。まだ最後の対談原稿「マーラー以後の音楽と未来の音楽」(仮題)を入稿してないのに先に入れた原稿はゲラが出てくる。心太(トコロテン)みたいなもんですね。『題名のない音楽会』見てリストってそういう人なんや…聖響さん!ハンガリー狂詩曲はストコフスキーみたいにもっと色を付けて演奏してえな…と思いながら…あ。放送時間の範囲内か…シャアナイなあ…一人納得してまた机の虫。マーラー校正。ふううーっ。一昨日タワレコで買ったマーラー未完の『交響曲第十番』のバルシャイ版・カーペンター版・サマーレ&マッカ版聴きながら。どれもオモシロイ。もしもマーラーが生きてたらコンナン作ったやろなぁ…と納得できる。というより演奏が良い。やっぱり自分がよい思う補筆完成版やから少しでも多くの人にアッピールして聴いて欲しいという意識が働くのか指揮にも演奏にも気合いが入ってる。良いBGMに仕事も進んで前半の校正完了!と思たら晩飯。映画見る気力なし。晩飯食うたら早よ寝よ。明朝早いから。ZZZZZZ。
10月24日(月)
朝迎えのクルマに乗って文化放送へ。『吉田照美のソコダイジナトコ』生出演。大阪府知事選市長選ダブル選挙について上方川柳を披露。御奉行の名前も知らず年が暮れ。これが天下の台所上方人の心意気。橋本某氏は上から目線の御奉行になってしもたら仕舞ですな。横浜ベイスターズ売却は…はっきり言って論外。年間指定席を含む入場料全売上げの25パーセントをピンハネする横浜球場は何のために存在するのか?球団より球場の利益を擁護する限り横浜に球団は絶対定着しませんね。プロ野球の読売支配・高校野球の朝日支配・社会人野球の毎日支配の構造を変えて球界全体の構造改革をしない限り日本の野球界にも未来はない?(MLBに乗っ取られる?)選手が可哀想…。文化放送のあと有楽町の東宝試写室へ。三谷幸喜脚本監督『ステキな金縛り』の試写を見る。う〜んんん。毒のない喜劇なんてあり得るの?三谷喜劇は人気あるらしいけど小生はオモシロイと思たことがない。おれが歳食っただけかな。しかしオモロナイ。社会諷刺のない喜劇ってあり得るの?裁判に勝ち負けはない…だけでは弱いでしょ。三谷喜劇は人気あるらしいけど小生はオモシロイと思たことが(ちょっとしか)ない。おれが歳食っただけかな。最近は社会と無関係のクリエイターが増えた?そういえば作家やら劇作家やら映画監督やら大学教授やら…で震災原発二極化社会TPP…について語らず平気な「文化人」が多いなぁ。スポーツ関係者は昔からそれが常識のような非常識が罷り通ってるけど…。午後講談社へ。『マーラーの交響曲』半分の校正戻しと打合せ。ナニィ!!頑張れば12月発行が可能?!ヨッシャ!!やってみよやないけえ。聖響さんもあとがきと校正よろしく!!夕方帰宅。歯医者へ。晩飯ジャズ・ライヴは先日の山下洋輔さんのコンサートの時に購入した『ダブル・レインボウ』を見聴きしながら。これは一昨年の日比谷野音でのライヴ。俺が脳出血から退院した直後に杖をついて足を運んだもの。懐かしいけど見直しても聴き直しても凄いなぁ。森山威男のドラムは絶品やなぁ…坂田明さんのハナモゲラ語も…空に出た二本の虹も…。いやぁ。スゴイ。眠たい。寝よ。
10月25日(火)
朝新幹線で大阪へ。MBS『ちちんぷいぷい』生出演。そうか。大阪マラソンが近づいてるんか。楽しみですな。そうか。大阪府知事市長ダブル選挙は東京のほうが騒いでるかな?そうか。巨大な家鴨(アヒル)がよく似合う大阪の町というのもなかなかキッチュで魅力的ですね(ワケのワカラン人もいるかと思いますが今大阪の中之島公園には風呂場なんかに浮かべて赤ん坊が遊ぶ真っ黄色の家鴨の玩具を巨大化した(高さ9mの)オブジェがド〜ンと置いてあるのです)。こーゆーのニューヨークのMoMAなんかJapanese
COOLとして評価しそうですね。往復新幹線車中で森巣博『日本を滅ぼす〈世間の良識〉』(講談社現代新書)あっという間に読了。日本の国債破綻の話題から酒井法子事件まで。この著者の書くことは面白すぎて鋭すぎる。ふ〜ん。押尾学事件もそーゆー見方があるのか…プチエンジェル事件ねえ…。費用の社会化・利潤の私益化か…電力会社はホンマに上手くやってるなァ。帰宅。メシ。風呂。寝る。これから多忙な一か月。勝負は睡眠やで。ZZZZZZZZ……。
10月26日(水)
朝RKB毎日放送『中西一清スタミナラジオ』生電話。横浜ベイ売却?の話。横浜球場が入場料収入の25%をピンハネ…失礼m(_ _)m…使用料として搾取…またまた失礼…徴収している現実で球団経営が可能か?というお話。モバゲーの看板出すのも球場に金払います。時には取材にも球場に許可と使用料が必要なときがあります。球場残って球団潰れる。これが横浜市の方針?今は株式会社でも最初は税金が関係してたでしょ?あ。そうか。横浜球場にも職員の方々が大勢おられるからその方々の生活もありますからね。霞ヶ関や国会と同じですね…とまでは話せなかったけどホンマにトホホの日本野球…。久しぶりに七里ヶ浜近くの病院へ。血液検査レントゲン心電図。異常なし…ホンマに血液(内臓系)だけは強いなぁ…と思てたら心電図に少々心配とか。「別に不整脈とかの異常という程じゃないのですけどね。シンエコーとっときましょ」といわれて改めて看護師さんに「シンエコーのスケジュールですが…」と言われたので「シンエコーって新型のエコー装置のことですか?」と訊くと「プッ」と吹き出されて「心臓エコーのことです。シンは心のことです」「ほんなら○○したいとか△△したいとか映るんや」というと横からヨメハンが「阿呆いうてたらホンマに映るでぇ」気ィつけよ(笑)。昼飯食って帰宅。マーラーの最後のツメ…と思たけど週末から来週のスケジュールの混み具合をカレンダーで見たら大学院での講義が心配になってその準備。よしよし。資料は揃てるな。晩飯食って風呂入って寝る。俺の肥大化したスポーツ心臓もそろそろ疲れてきよったか…長い間働き続けたもんなぁ…というてちょいと休暇を…というわけにもいかんしなぁ…まぁ毎晩ゆっくり寝よ…明朝目が覚めることを信じて(笑)。
10月27日(木)
朝5時からせっせせっせコツコツコツコツとマーラー原稿書き進む。うわっ。ゴールが見えてきた。ふうーっ。と思たら昼飯。午後からもマーラー。BGMは『交響曲10番』。この第1楽章の最後には映画『E.T.』でETが故郷の星に帰るため最後に宇宙船に乗るときの音楽(詳しく書くなら主人公のETとエリオット少年が抱き合ったときのバックの音楽)が流れる。いやジョン・ウィリアムスがマーラーをパクッタのやろけど…上手いなぁ…どっちも。なんて思いながら書きつづけ…ブワンザーイ!全部終了!完成!大震災以前から続いた仕事にとりあえず区切りをつける。もう一回ブワンザーイ!ふううううー。ドラフト会議か…こんな人買い人生くじ引きゲームを見る気になれず原稿の最終チェック。枚数大幅オーバーか…まぁマーラーなんやから本が分厚うなってもシャーナイやろ(講談社の編集者さん!ナントカして!)。晩飯映画劇場は…そういえば昨日は吉永小百合の『青い山脈』を見たんやった。書き忘れた。その程度の映画というか昭和を味わっただけかな。しかし吉永小百合の他に浜田光男・高橋英樹・田代みどり・芦川いづみ・二谷英明・南田洋子・三島雅雄・左卜全…と懐かしい顔ぶれ。うわっ。松尾嘉代も出てたんや…と昨晩は驚きましたが今晩はマーチン・スコセッシ監督ロバート・デニーロ主演の『ケープ・フィアー』。名作スリラーといわれた(らしい)グレゴリー・ペック&ロバート・ミッチャム主演『恐怖の岬』のリメイクらしい。その御両人も登場してきたけど…魅力はそーゆー話題性+ハリウッド・ホラーだけかな…。ミステリーとかサスペンスには『シャイニング』以外あまり反応したことのない小生としては…まぁスコセッシを見たというだけ…かな。
10月28日(金)
朝昨日書きあげたマーラー原稿をチェックして講談社の担当者へ送稿。これで12月発売は可能かな。ということはマーラー生誕150年記念(昨年)には間に合わへんかったけどマーラー没後100年(今年)には間に合うことになる。しかも毎年12月になったら若干の増刷もかかったりする『ベートーヴェンの交響曲』との相乗売上げ効果も出るはず…もちろん『ロマン派の交響曲』の増刷にもつながるかな…なんてベストセラー作家が聴いたら鼻で笑われそうなことが頭に過(よ)ぎる。あ。そういえば発売以来毎年増刷されて13刷を数える小生のロングセラー『スポーツとは何か』の今年の増刷はなかったなぁ。これから書き始める『スポーツ・ジャーナリズムとは何か(仮題)』を『スポーツとは何か』の続編にしたらエエのかなぁ…しかし出版社が違うしなあ…なんて考えてますがヤッパリせっかく書いた本は多くの人に読まれたいですからね…と今日は来週からのメチャクチャ忙し月間に備えて部屋の片付けをして東京千駄ヶ谷国立能楽堂へ。京都の“お豆腐狂言”茂山一家の『茂山東京会』公演観劇。『妙音へのへの物語』は茂山家自家薬籠中のケッサク。屁で妙なる音楽を演奏する男の物語。『室町歌謡組曲』は傑作CD『BASARASARA』の延長にある「狂言的面白謡曲集現代歌謡曲付き」だがもっとハチャメチェでも…とはいえ意外とこのグループは真面目なんですね。そこがまた面白くて腹式呼吸の男達11人の謡曲合唱の迫力だけでも(オペラ・シンガーズよりも)圧倒的に凄い圧力を感じる。チョイト秘密の用事を済ませたかったので(笑)宗彦さんにも逸平さんにも藤田六郎兵衛さんにも挨拶せず大急ぎで能楽堂を飛び出し仕事を一つ済ませて帰宅。次回は必ず御挨拶を。
10月29日(土)
朝から部屋の掃除。すっかり汚く荒れ放題だった原稿書き机や資料テーブルの上を整理整頓。音楽事典やマーラー関連本を本棚に戻す。ふうううっ。長女が犬を飼いたい&買いたいと言い出してたのと孫が犬を全然怖れないことがワカッタので昼飯前に近所のペットショップへ。なかなか可愛い犬がいるけど長女の欲しがるのは何でフレンチ・ブルドッグやねん。もうちょっと頭の良さそうな犬にせい。真っ黒のラブラドールの赤ん坊がなかなか顔も引き締まって可愛くもあったけど…やっぱり佐吉の後継犬は和洋折衷の雑種犬でないと…犬や猫っちゅうのは出逢いやからカネ出して買うのはどうも…と決心が付かず帰宅。大リーグ最終戦後半見る。こういうWシリーズこそベースボールの醍醐味やね。昨日茂山一家の『室町歌謡組曲』を聴いたのを思いだし『BASARASARA』のCDを引っ張り出して聴きながら部屋の掃除続行。晩飯映画劇場は積極的に映画を見る気になれなかったので『東京原発』再観。日本映画は字幕読まなくてもいいですしね。ウン。よくできてる。ネットに「映画『東京原発』にみられる間違い」という指摘をエネルギー問題に発言する会の小笠原英雄という人物(日立原子力事業部の人?)が書いてるけど確かに原発が本当に「安全」で(地震で配管も壊れず!)廃棄物処理も心配ないならイイですけどそれらをきちんと述べられない「原発賛成推進論」はもう不可能でしょう。夜某新聞社から電話。原巨人がドラフトで甥っ子を指名できなかったことについて…阿呆臭うてコメント辞退。そやかて叔父(とか親とかの親戚)が監督してるチームに入りたい気持ちになる心理がワカラン。チームメイトの迷惑を考えないのか?プロ野球選手ならそれくらいゴーマンでないとイカンのか…。ヤクルト&西武が勝ったか…。短期決戦は監督の采配が明暗を分ける…というのは当たってるな。
10月30日(日)
一つ仕事の区切りがついて「普通」なら休暇を取るとか温泉に行くとかいろいろ休みの取り方もあるはず…とはいえ明日からの多忙週間に備えて準備。俺だけでなくなんで日本人はこんなに休むのが下手なのか…ゆっくり休んで考えることができないからか。仕事部屋に掃除機をかけベランダの落ち葉掃除をしながら考える。智に働かなくても角は立った。情に棹ささなくても流された。とかく日本は住みにくい…などと思いながら落ち葉を集めて袋へ。ガイガーカウンターが欲しいなとフト思う。森巣博氏が『日本を滅ぼす〈世間の良識〉』のなかで引用してて久々に出逢ったフランス語…ルイ15世の愛妾であるポンパドール夫人が残したという言葉Apres
Moi Le Deluge.(私のあとは大洪水=あとは野となれ山となれ)について考える。日本人の誰が半減期何万年という放射性物質について心配してるのか?いつからこれほど日本人(の政治家)は自分のことしか考えなくなったのか?日本人の多くがそうだから…なのか?…かもしれん。プレイオフはライオンズの勝利か。ヤッパリ今年で辞める監督は来年以降の監督のことを考えると勝てんからなぁ…という一般人的謙虚さのない「プロの監督」の率いるチームは次の監督のことなど関係なくヤッパリ勝つのやろか…。それより横浜身売りにまた例の人が発言しだした…。その前に10年後20年後のプロ野球をどうするか…を語るべきでしょうに…。
10月31日(月)
早朝迎えのクルマで文化放送へ。『吉田照美のソコダイジナトコ』生出演。ニュースのポイントでApres Moi Le Deluge.(昨日の本欄参照)の話をする。やはりフランス語は照れ臭かったので知ってるフランス語はC'est
bon Il'est bon(セボンイレボンでコンビニのこと)とMompetcoi(モンペと鍬で「田舎」のこと)くらいなどとCM中にバカッ話。調子に乗って韓国語でサンドイッチは「パンニハムハサムダ」と阿呆いうと照美さんが「風邪の韓国語なら知ってる」とかで「ヨボセヨ(予防せよ)」というらしい。止めどなく続く。いつかJe
toe je de nijueux(十と十で二十)なんてのもお教えしましょうか。大阪マラソンと橋下知事の大阪人評などを話して帰宅。歯医者へ。今日でオシマイ…と思てたらマダマダ続くみたい。この際テッテーテキに治すかぁ。マーラー入稿その他の仕事をこなして夕方東京へ。サントリーホールで佐渡裕指揮ベルリンドイツ交響楽団演奏会。満員の観客をベートーヴェンの『レオノーレ序曲3番』モーツァルトの『P協23番』それとチャイコフスキーの『交響曲第5番』で唸らせる。オケは最高の演奏。聴衆は最高の満足。さぁ指揮者の次の目標は…?それは明日名古屋で聞くことにしよ。明日名古屋でトークショウをやりますんで。ちょっと急いで帰宅。うわっ。スワローズがよう勝ったなぁ。中日にとっては巨人よりもイヤな相手では…?早よ寝よ。
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