ナンヤラカンヤラ
HOMEへ戻る
 
表示文字サイズ選択:
標準
拡大
タマキのナンヤラカンヤラ バックナンバー 2017年10月
最新のナンヤラカンヤラ
2024年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月
2023年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2022年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2021年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2020年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2019年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2018年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2017年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2016年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2015年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2014年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2013年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2012年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2011年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2010年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2009年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2008年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2007年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2006年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2005年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2004年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2003年 11月12月

10月1日(日)
朝起きて石巻のホテルで軽い朝食。迎えに来てくれた石巻体育協会の人のクルマに乗って武道フェスティバルに参加するため石巻総合体育館へ。大震災からの復興事業として始まった武道フェスティバル。小生は大震災の年の秋に始まった第1回から参加。年々中味が充実。昨年からは書道・華道・茶道の文化プログラムも始まり柔道・剣道・空手に加えて文武両道フェスティバルになった。開会式で亀山石巻市長に続いて文化プログラムがあるのはオリンピック・パラリンピックも同じ…と祝辞を述べさせていただく。

10月1日(日)つづき
石巻武道フェスティバルは開会式が終わると石巻高校書道部の皆さん約20人ででっかい紙に書道のパフォーマンス。体育館の中央で行われたのを空手・柔道・剣道を習いに来た子供たちがまず見学。縦3m横5mくらいの紙に「武道 勝って勝ちに傲ることなく負けて負けに屈することなく安きにありて油断することなく危うきにありて恐れることなくただ一筋の道を踏んでゆけ」という文字が桜の花の絵とともに完成。拍手のあと溝口紀子さんの柔道指導&大石香菜さんの剣道指導・篠原浩人さんの空手指導が始まる。小生はそれを見物しながらロビーで展示されている石巻市立桜坂高校華道部の生け花の作品を眺めたり同校茶道部のお手前をいただいたり石巻体育協会の人といろいろ話したり。午前の部が終わると模範演武が柔道剣道空手道合気道長刀躰道弓道と続く。小生は主催者の方に挨拶して来年もお会いできることを約して石巻駅へ。仙石線で仙台へ。新幹線で東京へ。東海道線で大船へ。車中オール爆睡で帰宅。晩飯食って風呂からあがると凱旋門賞。サトノダイヤモオンドは前が空いたのに…残念ながら日本馬は力不足。それにしてもイギリスの牝馬エネイブルは強いなあ。競馬も選挙も女の時代?

SEMINAR
『Sport Plicy for Japan』
『Sport Plicy for Japan』

10月2日(月)
朝起きて久しぶりに黒兵衛と散歩。すっかり秋。短パンでなくGパンで散歩。ご近所さんに挨拶されたのは近く(29日)に町内で講演会(と言うほどのものでもないスポーツに関する軽いトーク)をやるから。佐渡裕さんなんかマンション住まいしていたときにそのマンションの管理組合主催のフルート教室で指導しましたからね。小生も喜んでやりまっせ。散歩から帰ってせっせせっせと翻訳作業。夕方から東京へ。芝公園AVATTA STUDIOで『ニューズ・オプエド』MC出演。今日のゲストは立教大学3年の小野寺花菜子さん。今月21日と22日に行われるスポーツ・ポリシー・フォー・ジャパン(SPJ)の代表幹事として出演。これは大学生がゼミで研究して立案した独自のスポーツ政策を発表するコンクール。今年は2011年に始まって以来過去最多の23大学53チームが参加。小生は第1回大会から審査員で参加。今年も最終審査に参加します。詳しくは笹川スポーツ財団のHPへ。もう一人のゲストは産経新聞論説委員の佐野慎輔さん。彼は笹川スポーツ財団の理事でもあるので今年のSPJについて「お酒とスポーツ(ノミリンピック?)」や「農業とスポーツ」なんて発表もあるそうなので大いに期待という話をイロイロしていただく。他に昨日まで小生が参加していた石巻の武道フェスティバルや巨人がCSに参加できなかった話やメキシコでのパラ水泳やパラパワーリフティングの大会が大地震で中止になったことなどイロイロ楽しく話しす。SPJはどなたでも見学できますから学生のアイデアを聞きにいらしてください。場所は立教大学池袋キャンパス。詳しくはhttp://www.ssf.or.jp/spfj/tabid/582/Default.aspx

10月3日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。我が住居の周辺にも代議士のポスターはアレコレ目に付くがコレは選挙運動なのか就職運動なのか…などと思いながら帰宅。午前中にアサヒ芸能の連載原稿を完成。石巻の武道フェスティバルと武道館建設の記事を書き午後からはNHK『視点論点』の原稿書き。東京五輪2020とスポーツの新たな使命について…気合いを入れて10分間の演説原稿を書く。舌がもつれず上手く喋れるかなあ…。晩飯のあとは翻訳作業。せっせせっせ。もう少しで一章が完訳。ふううううう。映画を見る時間も本を読む時間も当分なさそうかなぁ。とほほ。

BOOK
『吉本興業百五年史』(ワニブックス)
『吉本興業百五年史』(ワニブックス)
Blu-ray
『雨に唄えば』
『雨に唄えば』
『踊る大ニューヨーク』
『踊る大ニューヨーク』
CD
『ON THE TOWN』
『ON THE TOWN』

10月4日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演。石巻での武道フェスティバルの話。武道館という名称は1964年の東京五輪をきっかけに生まれたという話も。そもそも武道という言葉が大正時代に広まった言葉ですからね…という話題で少々驚いてもらって黒兵衛と散歩。帰宅してせっせせっせと翻訳作業&昼からは授業の準備をして神奈川大学へ。スポーツジャーナリズムの歴史を138億年前の宇宙の誕生から話す(ナンノコッチャ?)。いろいろ話して最後はジーン・ケリーのミュージカル(ダンス)を見せて今日の授業は終了。若い人はもっとイロイロ見なければ行けませんね。帰宅して晩飯のあと再び翻訳作業。途中吉本興業の人から電話でよーやく『吉本百年史』の社史が完成したとか。予定を5年遅れて『吉本百五年史』になったとか。ヨシモトらしいなあ。小生も原稿を書いてますが相当分厚い大きな本らしく値段は1万5百円!だとか!どんな本かなあ…と思いながら翻訳『Two Olympics』第1章がほぼ完成。ふううう。大谷すごいなあ。どんなメジャーリーガーになるのかなあ…。

TV
『視点論点』
『視点論点』

10月5日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。帰宅してすぐ翻訳作業。第1章完成。ヤッホー?午後から電車で渋谷へ。NHKで体育の日に放送される『視点論点』ビデオ撮り。体育からスポーツへというテーマで一人でカメラの前に座り9分30話す。途中で失敗したらアタマからやりなおし。自分で書いた原稿の最終チェックのあとリハを約2分。そして本番。1回目は知育と言うべきところを体育と言ってしまい3分ほどで失敗。2回目3回目と失敗が続。カメラのレンズの前に手元にある原稿が映し出されてその文字を読むだけなのに上手くいかない(≧∇≦)4回目は手元の原稿を2枚一緒にめくってしまいマタ失敗。少々休憩。ディレクター氏が調整室からスタジオに現れ「いい感じですよ」と慰めてくれる。とほほ。アナウンサーは凄いなあと思いながら5回目の挑戦でようやく成功。ふうううう。NHKの出してくれたタクシーで帰宅して晩飯掻き込んだあと翻訳作業。第一章を読み直して訂正箇所を直して深夜に完成?と思ったところがコンピュータがフリーズ?最悪?ウンともスンとも動かない。まいった。とりあえずネル……けどコマッタことになった。とほほ

DVD
『フィガロの結婚』
『フィガロの結婚』
『Mozart-Da Ponte(Cosi fan tute/Le nozze di Figaro/Don Giovanni)』
『Mozart-Da Ponte(Cosi fan tute/Le nozze di Figaro/Don Giovanni)』
Blu-ray
『フィガロの結婚』
『フィガロの結婚』
DVD
『フィガロの結婚』
『フィガロの結婚』
『フィガロの結婚/ドン・ジョヴァンニ/コジ・ファン・トゥッテ』
『フィガロの結婚/ドン・ジョヴァンニ/コジ・ファン・トゥッテ』
BOOK
山中伸弥・平尾誠二・恵子『友情平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」』(講談社)
山中伸弥・平尾誠二・恵子『友情平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」』(講談社)
『短篇コレクション 2 池澤夏樹=個人編集世界文学全集』
『短篇コレクション 2 池澤夏樹=個人編集世界文学全集』
カズオ・イシグロ『私を離さないで』(ハヤカワepi文庫)
カズオ・イシグロ『私を離さないで』(ハヤカワepi文庫)
ドーン・B.ソーヴァ『愛人百科』(文春文庫)
ドーン・B.ソーヴァ『愛人百科』(文春文庫)
木田元&M・エメリック『技術の正体The True Nature of Technology』(デコ)
木田元&M・エメリック『技術の正体The True Nature of Technology』(デコ)

10月6日(金)
朝起きてもコンピュータは動かず。昨日の本欄もコレもiPadで書いた。電器屋に行くしかないか……。不便な世の中になったもんだ。

10月6日(金)つづき
コンピュータの故障はおそらく蓄電池の過充電。ACコードにつなぎっぱなしにしていると起こることがあって新しいパソコンにしてから過去2回経験。慌てても嘆いても仕方ないのでとりあえず電源コードを抜いて蓄電池を要領ゼロまで使い切ると過去の故障は直ったので同じことをして黒兵衛と散歩に。帰宅してもパソコンは直ってないので(パソコンの場合は治るという感じのほうがイイのかな?)蓄電池を抜いて電源直結にすることを決心して裏の蓋のネジ5本を抜いてみるとビックリ。長い大きな蓄電池が取り外し可能な状態で入ってると思ったら小さな5×5p程度の大きさの電池が配線や集積回路のなかに鎮座している。こんなのに触るのは怖すぎる。パソコンも進化すると使いにくさがマスみたいだなあ…と思いながら蓋を戻したら点きっぱなしになっていた電源のパイロットランプが消えている。よーやく蓄電池の容量がゼロになって機能が回復したのか?ACアダプタをつないでパソコンのスイッチを入れると…動き出した。一太郎を呼び出すと翻訳原稿が登場。心底ホッと胸をなで下ろす。まいったなあ。住みにくい世の中になったなあ。木田元氏の『技術の正体The True Nature of Technology』(デコ出版)を読み直そう…と思いながら仕事再開。もう夕方になっていた。La Folle Journée。狂った一日。おれはFigaroか?

10月6日(金)つづきのつづき
気まぐれパソコンが機嫌を直してくれたのでホワイティグの書き下ろし『Two Olympics』第1章の翻訳を仕上げて角川の編集部に送稿して晩飯&サッカー。ニュージーランド戦。悪いところとイイところと。香川はどないなんやろ?長友・乾・小林あたりはイイですね。明日のフィガロの結婚の準備をしてベッドへ。このモーツァルトのオペラ『フィガロの結婚』の原作はボーマルシェ作の戯曲“Le Mariage de Figaro ou La Folle Journée"(フィガロの結婚または狂った一日)コンピュータ(人工知能)も“狂う一日”があるのだろう。人間のように…。

10月6日(金)つづきのつづきのつづき
ICAN(International Campaign to Abolish Nuclear Weapons=核兵器廃絶国際キャンペイン)のノーベル平和賞受賞おめでとうございます。地道なメッセージ活動は有効ですね。日本政府はなぜメッセージをださいのでしょうか?希望の党も?文学賞はカズオ・イシグロ。私は『池澤夏樹個人編集・世界文学全集・短編コレクションU』に入っていた『日の暮れた村』しか読んでいませんが廃村だったか生まれ故郷だったかに行った(戻った)主人公がその村と接する独特の空気感にコノ作家はSF作家ではないかと思った。そう言えば(読んでませんが)『わたしを離さないで』はSFですよね。筒井先生もノーベル賞候補になってほしいなぁ。そー言えば最近翻訳でパソコンに向かってばかりで本を読む暇がない。そんなときはベッドでパラパラ読む本として古今東西の「愛人」を100人以上集めて紹介したドーン・B・ソーヴァ『愛人百科』(文春文庫)が面白い。クレオパトラやエロイーズからポンパドール夫人や西太后やシンプソン夫人やクリスチャン・キーラーまで。そうか。カミラ夫人の曾曾祖母はエドワード7世の愛人だったんですね。そーユー血筋なんかな?翻訳に専念していて送られてくる本にナカナカ手が付かない。山中伸弥さんと平尾誠二・恵子さんの『友情』(講談社)は別の理由で。表紙の写真を見るだけでツラいです。寝よ。

10月7日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと寸暇を惜しんで翻訳作業を1時間…のあと新横浜へ。新幹線で名古屋へ。先週の土曜が石巻の『武道フェスティバル』に出席したため今日が栄中日文化センター『オペラ講座フィガロの結婚』最終回。4幕の最後のフィナーレをスカラ座・フィレンツェ歌劇場・ザルツブルク音楽祭のほか自動車販売会社が舞台の新演出やニューヨークのトランプ・タワーが舞台の現代演出などで見較べ聴き較べて楽しむ。しかしやっぱりベーム指揮ウィーン・フィルの来日公演は凄いですねえ。歌手がプライ・ポップ・ヤノヴィッツ・ヴァイクル・ーバルツァ・ツェドニク・リドル…ですからね。よくここまでスター歌手が揃ったものです。しかしそれ以上にベームの指揮は凄いですね。まるで魔法。モーツァルトの音楽が超細部まで息づいてます。魔術ですね。帰宅しようと思えば雨。チョット足止めを食らっておかげでビールを飲んでから帰鎌。晩飯食ってニュースを見たついでにチャンネルをまわすとNHKーBSで今年の戦争特集の再放送『告白ー満蒙開拓団の女性たち』というドキュメンタリーをやっていたので見てしまう。ソ連兵に身体を捧げて犠牲になって家族や集団を守った女性たちが真実を語る。強い女性たちに頭が下がった。続けてヒストリア『北斎とお栄』も見てしまう。北斎は当然ですがお栄の絵も見事ですねえ。長野で講演をしたときに豪商の館を博物館として運営している田中さんとNHKの番組審議委員会の委員を一緒にやっていた関係で北斎の天井画のあるお寺に案内していただいたことがあった。番組でも紹介されたのでそのとき絵の迫力に圧倒されたことを思い出したがこの絵にもお栄が深く関わっていたのですね。心地よい夜更かし。ネル。

Blu-ray
『13デイズ』
『13デイズ』
『JFK』
『JFK』

10月8日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。爽やかな秋。ちょっと暑いかな。汗だくになって帰ってついでに最近サボっていたスクワット。あかん。30回しかでけん。はやく50回に戻さねば…と思いながら翻訳作業開始。昼飯食って少し昼寝のあとも翻訳作業。若いときのボブさんがU-2のスパイ活動を府中の基地で解析している話。キューバ危機で第三次大戦勃発の危険性が高まり全員外出禁止の2週間。その真っ最中に20歳の誕生日を迎えたボブさんは上官から「きみに21歳の誕生日がくることを祈る」と言われる。沖縄にあった核搭載ミサイルも臨戦態勢。東京五輪の2年前はそういう状況だったんですね。午後も翻訳作業。座りっぱなしでさすがに疲れる(U-2パイロットの狭いコックピットでの12時間勤務よりはマシだが)。久しぶりに晩飯映画劇場。キューバ危機を描いた『サーティーン・デイズ』。ケネディ兄弟のそっくりさんの俳優にケヴィン・コスナーが大統領補佐官役。凄いドキュメンタリー政治映画。東京大空襲を指揮したルメイ将軍を初めとする軍部は核攻撃を主張。ケネディ兄弟がそんな軍部を押さえ込むことに成功。『シン・ゴジラ』はこれを真似たのかな?あ。オリヴァー・ストーン監督の作品だと思い込んでいたら違った。ロジャー・ドナルドソン監督…って知らんなぁ。でもこの作品はいいです。風呂入ってあがってNHKーEテレのN響でラフマニノフの『ピアノ協奏曲第4番』(そんな曲があったんや。知らなんだ)聴きながらウィスキー1杯。翻訳作業を少し続けてベッドへ。

10月9日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。世の中3連休か静か。選挙の前の静けさ?午前中にホームページの更新原稿を整えて翻訳の続き。午後からアサヒ芸能のコラム書き。昼飯食って翻訳原稿。晩飯映画劇場で『13デイズ』のDVDに付いていたメイキングビデオやドキュメンタリーを見る。なるほどキューバ危機は本気の核戦争寸前だったんですね。今の北朝鮮危機はどこまでのレベルなのか?それがわからん。風呂入ってまた翻訳作業。ボブさん!頑張ってまっせー。寝よ

10月10日(火)
旧体育の日。解散がなく臨時国会が開かれていたら今頃スポーツの日に変わっていたかな?少し早い時間に黒兵衛と散歩。汗を拭いて東海道線で横浜へ。横浜戦で新横浜へ。新幹線で新大阪へ。タクシーで毎日放送へ。その前に隣の丸善ジュンク堂へ。見回したけど特に読みたいと強く思う本はなくまだ読んでない本も部屋に積んであるうえ翻訳の毎日で読む時間もないので買うのは控える。『ちちんぷいぷい』生出演。新しく石田ディレクターに変わって政治経済解説で加わったアナウンサーさん(すいません名前を失念してしまって)と選挙情報についてチョイと話し合う。結果を読むのは難しいらしい。そやろなあ。勢いのあった希望が落ち目。長すぎる安倍は這い上がれず。立憲は躍進とはいえ小勢力。さてどーなるか…という前にメイクのときに隣の席がロザン宇治原クンやったので朝日放送のクイズ番組アタック25の話題を振る。「1枚もパネルを取れなかったんやって?」「いやあ皆さんが強すぎましたよ」とアッサリ完敗を認められて拍子抜け。番組内でも「ゼロハラくん」といじられまくり。ある意味お笑い芸人としてはオイシイ結果でしたね。選挙の話やらイロイロ楽しく話して新幹線でホワイティングの翻訳原稿読みながら帰宅。サッカー日本代表vsハイチを前半25分頃から見る。2-0で勝っててマァ1点取られても追加点取ってボロ勝ちかと思たら後半同点にされ逆転までされてボロボロ。やっぱりリーダー(長谷部?)がおらんとアカンのかなあ。しかしW杯の前はボロボロのほうがイイですね。ウミを全部出して。岡ちゃんのときの南ア大会がそうでしたからね。監督交代と言われて1勝もできないと断言されて結果はベスト16でしたからね。ベルギー戦もブラジル戦もボロ負けしてウミを出せ!(ヤケやな(>_<)トホホ)。

Blu-ray
『ロミオとジュリエット』
『ロミオとジュリエット』
『ウエスト・サイド物語製作50周年記念版コレクションBOX』
『ウエスト・サイド物語製作50周年記念版コレクションBOX』
DVD
『生きるべきか死ぬべきか』
『生きるべきか死ぬべきか』

10月11日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演。プロ野球の今季ペナントレースのすべての試合が終わったところで総括。セは史上最多の観客動員。パも去年からわずか0.2パーセントの減少だけ。今プロ野球は最盛期にある。それもTV中継など関係なしにライヴ・ビジネス。今の音楽業界と同じですね。それにニューヨークのメトロポリタン歌劇場のような舞台裏も見せるライヴ中継ビジネスをSNSで始めれば面白いはず…というお話。ラジオを終えて黒兵衛と散歩のあと午後から横浜へ。神奈川大学で授業は日本の戦後のスポーツ・ジャーナリズム史を語り未来のAI(人工知能)やAGI(汎用人工知能)がスポーツ記事を各時代の話をしたあと身体表現の歴史としてDVD鑑賞。バレエ(アナニヤシヴィリ)→スポーツ(水泳)ミュージカル(エスター・ウィリアムズ)→タップダンス(フレッド・アステア)→アクロバティックダンス(ジーン・ケリー)と見てきた今日は『ウェストサイド・ストーリー』のストリートパフォーマンス。その前にゼッフィレッリ監督の『ロミオとジュリエット』を見てからジェットとシャークスのダンスへ。まぁ若い学生たちが本物の作品と過去の歴史を見てくれればいいと思っての企画ですね。反応は…わからん。帰宅してビール&晩飯。ちょっと仮眠してNHKクローズアップ現代プラスで核廃絶キャンペインでノーベル平和賞を獲得したiCANの活動を見る。「上」からじゃなく「下」からは大切ですね。「文化」(文治政治の成果)ではなくCulture(みんなで実らせるもの)を育てたいですね。今の衆院選挙でも。

10月11日(水)つづき
久しぶりに晩飯映画劇場は古い喜劇映画(の名作とされている)『生きるべきか死すべきか』。To be or not to beというシェイクスピアのハムレットの名台詞をキイワードに役者夫婦の浮気騒動とヒトラーとナチスからポーランドを守る話が錯綜する。結構面白かった。深夜まで翻訳作業のあとネル。

Blu-ray
『LIFE!/ライフ』
『LIFE!/ライフ』

10月12日(木)
朝起きて黒兵衛との散歩。小雨のなかを済ませてサアこれから3日間でR・ホワイティング『TWO OLYMPICS(仮題)』の翻訳をやっつけようという矢先にパソコンがオカシイ。本欄ナンヤラカンヤラの更新が昨日の途中からできなくなる。まいったなあ。便利になったようで全然便利になってない。そう言えば今使ってる最新の一太郎よりも古い一太郎のほうが使いやすかった。最新はルビを勝手にふってくれるけど自由にはふらせてくれないからね。堅物AI機能の馬鹿め。メールも更新できてるのかどうか不安…とはいえ翻訳作業を続ける。ホワイティングが勝てるようにU-2のパイロットのように12時間連続して椅子に座り続けて。晩飯映画劇場は『LIFE』。雑誌『LIFE』の廃刊記念号の表紙写真を巡る話。写真ネガの管理を20年以上管理してきた地味な仕事をしてきた男が表紙ネガをどこへやったのかわからなくなってグリーンランドやアイスランドやヒマラヤへカメラマンを探して冒険するという話。地味な男が最後にLIFEするのですね。そして最終号の表紙の写真は……結構面白かった。シャーリー・マクレーンがいい味を出していました。風呂入って翻訳作業の継続。2章がほぼ終わる。ふううう。けどパソコンはどないなるねん。本欄ナンヤラカンヤラはパソコンが直ったときのために一太郎に書き続けておくことにしよう。

Blu-ray
『デイ・アフター・トゥモロウ』
『デイ・アフター・トゥモロウ』

10月13日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩のあとせっせせっせと翻訳作業。午前10時にボブさん(ホワイティング氏)に電話。60年代の米軍の諜報活動や力道山や大鵬の話の不明な点や英語のわからないところを聞きまくる。約2時間近く電話で会話。昼飯のあと彼の話を元に書き直しの作業。ふううう。あっという間に晩飯。映画はテレビでやってた『ザ・デイ・アフター・トゥモロウ』。3つの巨大颱風が地球をめっちゃめちゃに破壊して氷河期並みの寒波をもたらし人類を危機に陥れる。クダラン映画やなあ…と思いながらも最後まで見てしまう。とラストはなかなかアメリカ映画にしては謙虚に道徳的でした。アメリカ国民の避難に協力してくれたメキシコに感謝し自分たちの過去の傲慢な態度を大統領がテレビ演説で反省する。アメリカンなヒーロー映画ではあるけどこの謙虚さはめずらしいかな。トランプの感想を聞きたいですね。あ。北朝鮮はどないしてるんやろ。パソコンはまだ直らんのか。

DVD
『E.T.The Extra-Terrestrial20周年アニバーサリー特別版』
『E.T.The Extra-Terrestrial20周年アニバーサリー特別版』

10月14日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと今日もせっせせっせと翻訳作業。昨日ボブさんに聞いてわかった修正点を書き直し日本語尾文章をブラッシュアップ。すると昼前に次女と孫が来宅。一緒に昼飯のうどんを食って家族は買い物に。俺は仕事。ボブさんの第2章の翻訳作業を終えて晩飯前に孫と一緒に風呂。出てきて面白い映画を見ながら晩飯食おうと『E.T.』のDVDをプレイ。小学1年生の孫は最初ちょっと怖がったりもしていたが2度の食事専念タイムを挟んで最後は大興奮。宇宙版愛犬物語を堪能した様子。うん。これはスピルバーグの優しさが素直に表現された名作ですね。ジョン・ウィリアムスの音楽も凄い。若いときに大事なことはどれだけイイモノを見るか読むかということだけですからね。

10月14日(土)つづき
うわっ。ナンデか知らんけどパソコンのネットがマトモに戻った。バンサーイ!

10月15日(日)
朝起きて孫と一緒に小雨のぱらつくなか黒兵衛と散歩。孫が遊びに来ているがあまり相手をできず翻訳原稿のわからないところをホワイティング氏に電話で聞いたり第2章をブラッシュアップして完成させたりZAITENの連載原稿を書いたり…そして何よりネットとのつながりが悪かったのが回復されてメールが一気に100通前後も送られてきてその整理にてんやわんやになったり。なかなか順序よく仕事はできないもんですなあ。夕方孫と風呂に入って晩ご飯は孫の希望で出前のお寿司。母親(次女)の迎えが来てちょっと残念。こちとら急に眠くなってソファで爆睡。起きたらN響コンサート。しかし小生はバルトークの良さがさっぱりわかりません。ただその後の指揮者の広上さんとN響コンマスの篠崎さんの若い音楽家に対するレッスンは面白かった。寝よ。

10月15日(日)つづき
ベッドから這い出してスポーツニュース。阪神VS横浜DeNAの試合は豪雨の中の泥試合。ニュースで見て自分が横浜に肩入れしていることを自覚。関西人としてよりも神奈川県民のほうが長くなりましたからね。楽天VS西武もタイに。今年のペナントレースはセは史上最多なの観客数。パは昨年に次ぐ史上2位(1試合平均で40人下回るだけ)。このチャンスに球団数を増やすとか新戦略は考えられないものか?オーストリアは反難民の31歳の首相誕生か。極右の自由党も政権に入る?世界的にそういう勢力が台頭する時代になったようですねえ。寝よ。

10月16日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと「ZAITEN」の新連載2回目の原稿を書いて午後から少し翻訳作業。夕方大船に来た枝野立憲民主党党首の演説は聞かずに浜松町へ。『ニューズ・オプエド』MC出演。吉本百五年史の本を紹介してスポーツゴジラの最新刊も紹介して今日のゲストは相撲ジャーナリストの荒井太郎さん。先場所の総括と来場所の期待。相撲の話をするのは面白い。えっ?!力士からプロ野球選手になった人もいたの?白鵬は本気で東京五輪まで横綱を続けるらしく休場が多くなりそう?イロイロ楽しく話して帰宅。飯のあとまた翻訳。こーゆー日があと半年続くのか?

10月17日(火)
朝起きて雨のなかを黒兵衛と散歩。帰宅して「アサヒ芸能」連載コラム原稿書き。午後からは週末から来週にかけてメッチャ忙しくなるのでその間の締め切り原稿を書き溜める。プラス翻訳。これを書いているのは20日金曜。3日前に何をやったか忘れてるなあ…。

10月18日(水)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと翻訳作業。午後から神奈川大学の授業の準備。午後から大学へ。スポーツジャーナリストの6つの仕事(スポーツを知る・みる・きく・想像する・表現する・考える)とサブ能力について説明。最後に来週の予告としてのビデオ(ニューヨーク・メッツのプロモーション・ビデオとナンバー写真集をビデオ化したもの)を見せて授業終了。大船へ帰ってヨメハンと待ち合わせて市役所の出張所へ。週末が忙しいので期日前投票を済ませる。小選挙区&比例区&最高裁判事信任&鎌倉市長選でそれぞれ自分の意見を表明。この1票が本当にどーゆー意味を持つのか…ネット社会の直接民主制の制度確立を模索したほうがイイとも思えるが…国民市民としての義務と権利をとりあえず果たしたあと久しぶりに焼き鶏の『との山』で食事。大将がいない。ヘルニアを患って入院して今は元気だけど週に数度しか店には出てこないとか。美味しいタン焼きや焼き鶏を食って大将にお大事に…と留守を預かっている顔見知りの若者に告げてこれまた久しぶりに駅前のバー『Kurocks』へ。数ヶ月前に突然看板がなくなったのに驚いたがトラックにぶつけられて新しいのをよーやく取り付けたとか。一時は閉店したのかと心配したけど無事でよかった。美味しいアイラ島のスコッチを1杯飲んで帰宅。風呂のあとさらに翻訳作業のあとネル。我ながらよーガンバル。

10月19日(木)
朝黒兵衛と散歩のあと終日せっせせっせと翻訳作業。椅子に座りっぱなしの机の虫。コンピュータが「長時間の作業になっています。少し休みましょう」という文字をコーヒーの絵とともに頻繁に出す。ウルサイ!機械のくせに偉そーなこと言うな!と無視して仕事。第3章を訳しきって夜は楽天vsソフトバンクのプレイオフ。楽天は乗ってるなぁ。DeNAも広島に勝つ。なかなか面白くなってきた。しかしラミレス采配は見事ですね。

10月20日(金)
朝雨のなかを黒兵衛と散歩。帰宅してホワイティング氏に長電話。『TWO OLYMPICS』の翻訳のわからないところを質問。もちろん日本語で。終わって終日翻訳と格闘。山下洋輔さんと佐渡さんのコンサート(来年2月)の原稿を明日に延ばしてもらって翻訳第3章をやっつける…つもりがやっつけられなかった。なかなか手強い。まぁ仕方ないか。13時間くらい椅子に座り続けて翻訳。まぁ途中ちょっと野球も見ましたけどね。DeNAとソフトバンクがんばれ!明日は福岡で仕事ですからね。早く寝なければ。

10月21日(土)
朝6時前に起きてサッサと朝飯食って支度して大船へ。そこから直行のバスに乗って羽田空港へ。JALで福岡へ。RKB毎日放送『ラジオ祭り』に参加してトークショウ。

10月21日(土)つづき
福岡はあいにくの雨模様でも『ラジオ祭』は大盛況で福岡タワー前の広場は人がいっぱい。晴天ならもっとだったでしょうね。小生はタワー内部の部屋でトークショウ。スポーツにつて櫻井浩二さんやアシスタントの女子アナさんと喋りまくる。その前に何故か三味線の一団が勧進帳の一節なんぞを演奏したのでその解説も。勧進帳は大好きですからね。それに京都南座のすぐ裏の育ちですから。オリンピックやらスポーツと民主主義の話やら喋りまくって終わると福岡ユニバーシアードのときに一緒に仕事をした人が聴きに来てくださっていて旧交を温める。そうか。もう20年以上前の話になるのか。明日の仕事も朝が早いので飛行機を1便早く帰れると喜んで空港に向かったところが全便満員。仕方なく博多ラーメンでも食って帰ろうとしたところが空港が新しくなっていていつも食っていた博多ラーメン屋さんがない。いつもは餃子をツマミにビール飲みながら本を読んで飛行機の出発を待ったのに新しい博多ラーメン屋は超有名店らしく隣の席との間に仕切り板があるうえ餃子がない。正直言って私はこんな気取ったラーメン屋さんは大嫌いです。でも仕方ないので狭苦しい肘も伸ばせない空間で味自慢のラーメンを孤独に食って福岡に来た気分になれずソフトバンクが勝ってるのかどうかもラーメン屋の大将に聞くこともできず博多に来たという印象もなく颱風前の大風で揺れる飛行機に乗って帰宅。そうか。内川はまたホームランか。しかし博多ラーメンはカウンターのなかの大将とホークス強いねとか言いながらビール飲みながら食べたいですね。独房の中で食べても美味しくないですね。

10月22日(日)
朝6時半に起きて準備して湘南新宿ラインで池袋へ。土砂降りの雨のなかを傘を差して立教大学へ。笹川スポーツ財団が後援する学生たちのSport Policy for Japanに審査員として参加。7年目を迎えたこの大会に第1回目から審査員として参加させてもらってるが(途中1回だけ休みましたが)颱風を心配しながらの開催は初めて。しかし大勢の学生たち(23大学53チーム)が参加。今日は昨日の予選を勝ち抜いた決勝の日。まず決勝進出チームの発表。

10月22日(日)つづき
決勝に進出したチームは東海大学A(オフィススポーツの新しいカタチ)立教大学A(特別支援学校卒業後の障碍者に対する支援)神奈川大学(東京2020後のボランティアの活用)立教大学B(子供と保護者の運動支援)東洋大学(地域住民と作り上げる公園)東海大学(スポーツボランティアを身近に)。小生を含む5名の審査員(スポーツ庁の方やスポーツビジネスの専門家の方や笹川スポーツ財団の方)が発表を聞いたあとの会議で最優秀賞を選ぶと満場一致で東海大学Aに決定。最優秀賞の賞状やトロフィーを渡して講評を語る役目を言われたので話す。みんな発表が上手くなった。去年あたりから格段に発表技術が上達(外資系会社のCEOの発表島を見たせいか?)歩きながら堂々と喋る学生が多くなった。とはいえ大胆な企画が最終プレゼンに残れなかったのは残念。お酒とスポーツ(大阪体育大)スポーツと映画(大阪経済大)プロ野球16球団構想(明治大)サッカースタジアムとコンサート(同)スポーツと農業(一橋大&東北学院大)などが残れなかった。この大会も7年目を迎えてカタチは出来上がってきたので来年からはカタ破りに期待したい…と話してお開き。毎年秋の企画として楽しい一日でした。北は北海道(昨年参加)から南は四国&広島まで参加大学が広がっているが九州の大学が未参加。今に海外からも?土砂降りの中を帰宅。颱風が来たらしいけど爆睡。

RADIO
『ごごラジ!』
『ごごラジ!』

10月23日(月)
颱風一過の秋晴れのなか黒兵衛と散歩。昨夜は暴風雨やったらしいけど疲れて爆睡。ま。そんなもんです。選挙の結果も予想通り。小池旋風は安倍自民を利しただけに終わりましたね。立憲民主が伸びたのが救いですね。紅旗西戎不有我事…なんて言ってらませんが(アメリカを利するだけの改憲が議題のにぼるのですからね)翻訳作業に没頭したあと午後からNHKへ。『ごごラジ』という番組に出演。1時間ほどスポーツについて喋りまくる。そのあと浜松町へ。『ニューズ・オプエド』MC出演。大住良之さんがゲストでサッカー特集ということで上杉隆さんも参加。欧米で買い集めたサッカーグッズを披露したがすべてオフィシャル・グッズだったので非公認のパッチモンのグッズのほうが面白いと言うと大住さんも賛成してくれた。そうですよね。いろいろサッカーとスポーツの話で盛りあがって帰宅。外出仕事が続いてふうううううって感じですね。

BOOK
内田樹『街場の天皇論』(東洋経済新報社)
内田樹『街場の天皇論』(東洋経済新報社)
紀田順一郎&東雅夫・編『日本怪奇小説傑作集T』(創元推理文庫)
紀田順一郎&東雅夫・編『日本怪奇小説傑作集T』(創元推理文庫)
峰岸純夫『享徳の乱 中世東国の「三十年戦争」』(講談社選書メチエ)
峰岸純夫『享徳の乱 中世東国の「三十年戦争」』(講談社選書メチエ)
アル・ゴア『不都合な真実』(実業之日本社文庫)
アル・ゴア『不都合な真実』(実業之日本社文庫)
佐藤雅彦『新しい分かり方』(中央公論新社)
佐藤雅彦『新しい分かり方』(中央公論新社)
土屋健『生命史図譜』(技術評論社)
土屋健『生命史図譜』(技術評論社)
TV
『ちちんぷいぷい』
『ちちんぷいぷい』

10月24日(火)
朝少し早いうちに黒兵衛と散歩したあと新横浜へ。新幹線で大阪へ。毎日放送『ちちんぷいぷい』生出演。その前に久しぶりに隣の丸善ジュンク堂へ。最近夜寝る前にベッドで読んでいる紀田順一郎&東雅夫編『日本怪奇小説傑作集1』(創元推理文庫)の続編を買おうとしたけど置いてなかったのでぶらぶら棚を見回して内田樹『街場の天皇論』(東洋経済新社)購入。これは帰りの新幹線で読み始めたなかなか見事な天皇論であり安倍改憲反対論です。そうですよね。国家の理想が書かれていない憲法なんて存在しないですよね。隣の棚に峰岸純夫『享徳の乱 中世東国の三十年戦争』(講談社選書メチエ)発見。なに?そんなん知らんがな。応仁の乱を引き起こしたのは関東?知らんもんは読まんとアカンので購入。ついでにアル・ゴア『不都合な真実』(実業之日本社文庫)購入。今頃になって…ですが文庫になったのでマァ目を通しておきましょう。その近くにパット見ピタゴラスイッチ関連とわかる本発見。佐藤雅彦『新しい分かり方』(中央公論新社)発見。購入。ついでにイラストが面白そうだったので土屋健『生命史図譜』(技術評論社)購入。大昔はいろんな生物がいたのですね。今に人間だけになるのかなぁ。毎日放送へ。『ちちんぷいぷい』で衆院結果をワイワイガヤガヤ。議員の就職活動は見苦しいですね。立憲民主は救いになるかな?ロザンの宇治原&菅両君や沢松さんらと大いに盛りあがったのが焼き鶏の食べ方。焼き鶏を串から外して食べるなんて論外なのだ!焼き鶏を串から外したらただのニワトリのカケラやないけえ!とかイロイロ喋って新幹線で帰鎌。『鮨処もり山』の大将が誕生日とかで大阪土産を届ける。ネット中継で横浜DeNAベイスターズの勝利と日本シリーズ進出を確認。筒香がまたホームラン。凄いですねえ。ラミちゃんの短期決戦用采配も大当たりですねえ。

10月25日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演。先週土曜の博多でのラジオ祭が楽しかったことや横浜DeNAの活躍の話のあと日曜日のSport Policy for Japanについて話す。早く九州の大学も出てきてほしいですね。黒兵衛と散歩のあとホワイティングに翻訳のことをいろいろ確認。午後から神奈川大学へ。今日の講義は「スポーツの見方」。「みる(見る・視る・観る・覧る・看る…)という行為が如何に難しいかということを古いニューヨーク・メッツのPRビデオを観ながら考える。具象的見方・抽象的見方・技術論的味方・時代論的見方・見えないモノを見る見方…の5つに分けて説明。この分け方は最近(先週の夜ベッドで)気づいた新しい分類法に基づく見方です。授業のあと帰宅。ビール飲んで飯食ってさすがに最近スケジュールに疲れて爆睡。起きて風呂でまた爆睡。

10月26日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩。雨が降ってたのか晴れていたのか2日経ってからこれを書いていたら思い出せない。日常の天気というものはそんなものだろう。明日の天気は重要でも過去の天気は重要でない。颱風被害などがあれば別だが颱風は非日常の出来事。日常の天気は重要ではないのだ…などとわかったようなわからないようなことを思い浮かべながら帰宅して終日机の虫。ホワイティング『二つの五輪(仮題)』第3章完成。最近時間があれば翻訳作業をしているため仕事場は大荒れ。机の上はゴチャゴチャ。掃除もかなりしてない状態。封を開けないままの手紙も溜まっている。本HPも更新ができない。まぁシャーナイか。夕方プロ野球ドラフトを見る。清宮はファイターズ中村はカープ。良かったのではないでしょうか。しかし巨人はどうすんでしょうねえ。話題性はゼロ。育成選手を8人も獲得。村田もクビにしてナベツネにクビを切られた清武さんのかつての育成路線に逆戻りですかねえ。また1リーグ制とか言い出すのかな?もう無理でしょうが…セパ16球団制でも言えば面白いと思うけど…。酒呑んで風呂入って寝る。

DVD
『007は二度死ぬ』
『007は二度死ぬ』
CONCERT
『山下洋輔×佐渡裕RETROSPECTIVE』
『山下洋輔×佐渡裕RETROSPECTIVE』
CD
『山下洋輔/ピアノ協奏曲(エンカウンター)+山下洋輔のボレロ』
『山下洋輔/ピアノ協奏曲(エンカウンター)+山下洋輔のボレロ』
『山下洋輔:ピアノ協奏曲第3番Explorer×Sudden Fiction』
『山下洋輔:ピアノ協奏曲第3番Explorer×Sudden Fiction』

10月27日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩のあとボブさん(ホワイティング氏)に翻訳のわからないところを電話でチェック。そうか。BigBX=Big Base Exchange=Americaという俗語なんですね。ジェイムズ・ボンドは『007は二度死ぬLive Twice』で日本酒の燗酒の適正温度を喋ってるのですね。いろいろチェックして角川の編集者のIさんに第3章の完成原稿を送ったあと午後からは山下洋輔×佐渡裕の来年のオペラシティでのコンサート(2月15日)用の原稿を書く。「Retrospective」なんてタイトルで洋輔さんのピアノ協奏曲第1番「Encounter」と第3番「Explorer」が演奏される。未知との遭遇(Encounter)をして探検に宇宙の果てまで飛んでいった探査船(Explorer)が帰還してくるってワケですね(Retrospective)。どんなエイリアンを連れて帰ってくるのか…それとも浦島太郎になってるのかな?晩飯のあと仮眠して夜中まで寸暇を惜しんで翻訳第4章。椅子に座りっぱなしの机の虫も疲れるなぁ。ベッドで内田樹『街場の天皇論』読み続ける。そうですよね。自民党の改憲案は「戦前へ回帰」する「古い」ものではなくグローバル経済に合わせて国家を破壊しようとする「新しい」ものなんですよね。国を破壊しようとしてアメリカの言いなりになってセコい個人的利益だけを確保しようとしている人々が国の指揮官になって率いているのだから最悪ですね。得票数はそれほど多くないのに議会では3分の2。さあ…どーすればいいのか…。

DVD
ドニゼッティ:オペラ『マリア・ストゥアルダ』
ドニゼッティ:オペラ『マリア・ストゥアルダ』
ドニゼッティ:オペラ『アンナ・ボレーナ』
ドニゼッティ:オペラ『アンナ・ボレーナ』
CD
ドニゼッティ:オペラ『アンナ・ボレーナ』
ドニゼッティ:オペラ『アンナ・ボレーナ』

10月28日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。颱風はまだ遙か彼方か?子供のころは颱風が非日常的な祭のように感じられ電器屋を営んでいた店が電池や懐中電灯の販売で大忙しになったあと停電になった夜中を懐中電灯の薄明かりのなかで近所の蕎麦屋から取ったざる蕎麦を食って過ごした記憶がある。出前の蕎麦屋も頭かすっぽりとゴムの雨合羽を着ていていかにも非日常という感じがした。散歩のあと翻訳を少ししてから新幹線で名古屋へ。栄中日文化センターで『オペラ講座』は今日から新シリーズのドニゼッティがテーマ。まずイギリスのテューダー朝の話やヘンリー[世の離婚とイギリス国教会の話やエリザベスT世やブラディ・メリー(血まみれメアリー)の話やスコットランド女王メアリー・スチュアートとの話をしてから『アンナ・ボレーナ』と『マリア・ステュアルダ』を鑑賞していただく。しかしドニゼッティの音楽というのはなかなか面白いですねえ。ヴェルディのように『椿姫』なんてタイトルが付いていればもっと日本でも人気が出るはずですよね。『エリザベスの愛』とかなんとか…。講座のあと名古屋のテレビ局の若いスタッフとオリンピックについて少し話したあと帰鎌。日本シリーズは横浜の惨敗か…。まぁいいでしょう。下克上の出発点の立ち位置がこれで定まりましたからね。風呂からあがってボブさんの翻訳に少し手を付けてからベッドへ。ついに渡邉恒雄の家庭教師をする場面。ナベツネの日本の政治批判や佐藤栄作批判。おもしろい。

10月29日(日)
朝起きて土砂降りの雨のなか黒兵衛と散歩。颱風が近づきつつあるのを実感。雲古をさせて処理して早々に引き上げて寸暇を惜しんで翻訳作業。早い昼飯を取って午後からは町内の集会所へ。“午後のカフェ”とかナントカ言う集会で講演を頼まれていたので土砂降りのなか歩いてるとクルマで通りがかったご近所さんが乗せてくださる。颱風のなかどのくらいの人が集まってくださってるのかと少々心配しながら足を運んだが集会所は40人前後の方々で満員。年上の人ばかりを相手に話をさせていただくというのも初めてかなと思いながらコーヒー飲みながらオリンピックやスポーツの話をあれこれ。質問も受けながらスポーツと体育の違いやドジャースの意味やオフサイドの意味などを解説。結構楽しんでもらえたようで話し終えたあとはワインを飲みながらワイワイガヤガヤ。外は風雨が強くなっても楽しい一日でした。帰宅して昼間から酔っ払ってるので仕事にならずワインを飲みながら日本シリーズ。横浜は惜しい試合を落としましたねえ。ビデオ判定でもワカランような判定は審判の目に従うべきでアレはアウトですよね。まぁ2連敗のここからラミちゃんマジックですから期待しまひょ。

10月30日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと机の虫で翻訳作業。もうすぐ第4章が完成する。ゴルフ改革会議は翻訳作業優先のため休ませていただく。昼飯のあとも翻訳作業で夕方から浜松町へ。AVATTA STUDIOで『ニューズ・オプエド』MC出演。ゲストは先々週のSport Policy for Japanで優勝した東海大学3年生萩ゼミの4人。「オフィススポーツの新しいカタチ〜中小企業に向けた政策」をプレゼンテーションしてもらう。他にゲストとして産経新聞論説員で笹川スポーツ財団理事の佐野慎輔さんと笹川スポーツ財団の玉澤さん。みんなで学生のプレゼンに対する講評。しかし7年目の今年は全員プレゼンが上手くなった。スティーヴ・ジョブズやマイケル・サンデルの語る様子の影響を受けたせいか?学生たちとも楽しく話をして番組終了。少々堅い内容だったにもかかわらず視聴者からもたくさんの反応や質問があったのも嬉しかった。帰宅後晩飯&風呂&寝ようとしたけど翻訳が気になってノコノコベッドから起き出して第4章完成。ナベツネの日本政治批判やボブさんが彼女と国際反戦デーで新宿騒乱のデモに行く話。オモシロイ。区切りを付けて爆睡。

最新のナンヤラカンヤラ
2024年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月
2023年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2022年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2021年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2020年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2019年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2018年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2017年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2016年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2015年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2014年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2013年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2012年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2011年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2010年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2009年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2008年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2007年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2006年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2005年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2004年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2003年 11月12月
▲PAGE TOP
Copyright (C) 2003-2011 tamakimasayuki.com. All Rights Reserved. Produced by 玉木正之HP制作委員会. ホームページ制作 bit.
『カメラータ・ディ・タマキ』HOMEへ戻る