コラム「音楽編」
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掲載日2006-07-24

この原稿は、「佐渡&玉木のぶっちゃけトーク」と題して、京都新聞に往復書簡の形で連載されたもののなかの(小生の)第3回目で、掲載されたのは1999年1月(日は不明)だったと思われます。兵庫県立芸術文化センターで、久しぶりに佐渡裕氏の素晴らしい指揮(プッチーニ歌劇『蝶々夫人』=7月16日ナンヤラカンヤラ参照)を堪能したので、それを機会に“蔵出し”します。

佐渡&玉木のぶっちゃけトーク

 佐渡さん、お元気ですか?
 年末はバーンスタインの生誕80周年記念イベントやベートーヴェンの第九で、相変わらずの大活躍。小生は私事に忙殺され、一度きりしか足を運べませんでしたが、それでも久しぶりに貴兄のエネルギッシュな指揮に接し、「楽しい」一夜を過ごしました。

 そういえば先の貴兄の手紙では、最近のスポーツマンが「楽しい」という言葉を使いすぎる・・・ということに、疑念を抱いておられましたね。
 私も、そのとおりだと思っています。

 かつての「スポ根精神主義」や「日の丸ナショナリズム」に対する反動なのでしょうが、近頃のスポーツマンは「スポーツを楽しむ」という言葉を口にするあまり、勝利に対する執念というか、必死さが欠けているようにも思えます。

 「スポーツを楽しむ」という言葉を使い始めたのは大リーガーになった野茂英雄やラグビーの平尾誠二ですが、彼らのスポーツに打ち込む気迫、勝利に対する執念は、じつに見事なものです。

 私は何度も平尾と話したことがありますが、彼は、次のようなことをよく口にしました。
 「楽しむとか遊ぶとかいっても気を抜くこととは違います。誰からも強制されず、自分で選んだ好きな遊びやからこそ、とことん必死になって楽しむんです」

 さらに、「どうせやるからには、スポーツは勝たんとオモロナイ」とも・・・。
 要するに彼は、「本当の自主性」ということをいってるのです。
 過去の日本のスポーツは、監督(先生)に命令され(教えられ)て、仕方なくやりながら我慢とか忍耐を覚え、少しはスポーツの面白さも発見する・・・というパターンでした。

 が、野茂や平尾のやり方は順序が逆で、まずスポーツの面白さ楽しさを発見し、そんなに面白く楽しいものなら、誰に命令されなくても、みずから進んで必死にやる・・・ということなのです。
 音楽でも同じですよね。子供の頃に母親や先生に強制され、いやいややっても、ピアノはある程度上達するでしょうが、自分で音楽の楽しさを発見し、自分から面白いと感じて練習すれば、もっと上達しますよね。

 ところがそこまで理解せず「楽しむ」という言葉を上っ面だけでとらえてしまうと、逆に手を抜いて上達しなくなるように思えます。
 勝負に負けても「楽しんだから満足」などと平然というスポーツマンがいます(平尾は、試合に負けると近寄りがたいほど怖い顔をします)が、そんなふうに「楽しみ」を誤解してる選手に対しては、次のような言葉を投げかけたくなります。
 「道楽なら、もっと身を入れてやれ!」

 音楽もそうでしょうが、スポーツも一種の「道楽」ですよね。たとえ世の中に存在しなくても、人間が食って、寝て、生きていくためには困らない。だけど、それがなくなると、人間らしさがなくなる。
 道楽とは、いわば「人生の飾り」で、文化と呼ばれているものは、すべて道楽だと、私は思っています。

 そんな「道楽」に専念することを許されたスポーツマン(や音楽家)は、考えてみれば、きわめて幸福な人々であり、自分たちの幸福を他の人々にも分かち合う義務があると思います。そうして初めて、楽しく豊かな社会を築くことができると思うのです。

 だからオリンピックに出場できることになったスポーツマンは、日の丸のため、というのではなくても、応援してくれる人々のために、自分の楽しみを分かち合うべく必死になってがんばらなければ・・・。もちろん、世界の一流オーケストラを前にして指揮台にのぼることのできるようになった幸福な音楽家も・・・。

 いやはや釈迦に説法になってしまいました。勘弁してください。
 貴兄ほど聴衆を楽しませてくれる指揮者は、日本中捜しても、いや、世界中捜しても希有なのですから・・・。
 1900年代最後の年が幕を開けました。21世紀に向けて、あと2年。カラヤン、バーンスタインの時代が終わり、いよいよ「佐渡の時代」の到来・・・というのは冷やかしでなく、本気でそう期待してるのですから、がんばってください。
 貴兄の楽しみを、我々にも分け与えてください。

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都はるみさんの「世界」との新たな出逢い

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歌うピアニスト ―― G&G(グルダとグールド)

グレン・グールド<ガラス=音楽=グールド>

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