プッチーニの大名作『ラ・ボエーム』は若き詩人(ロドルフォ)とお針子(ミミ)の悲しい恋の物語。画家(マルチェッロ)や歌手の卵(ムゼッタ)、音楽家(ショナール)や哲学者(コッリーネ)の青春群像。佐渡裕指揮の上演鑑賞ツアー(8月1日)に合わせて、この素晴らしい物語と音楽のすべてを徹底解説します。
4月25日(土)第1幕&第2幕/パリの屋根裏部屋&ラテン地区のカフェ
ミミがロドルフォの部屋を訪ねてきたところから一目で恋に落ちた二人は、仲間たちと一緒に思い切り楽しいパリのクリスマスの一夜を過ごします。が、ミミの身体には既に病魔が…。ミミはそれを知ってて最後の恋に…?
6月6日(土)第2幕&第3幕/パリ郊外の酒場の前&パリの屋根裏部屋
ミミとロドルフォは、ミミの病気を治すカネがないことから別れたほうが良いと判断。マルチェッロとムゼッタも喧嘩別れ。その後ムゼッタが瀕死の状態のミミを連れてロドルフォたちの屋根裏部屋を訪れ、そこでミミは息を引き取ります。
6月27日(土)バーンスタインの解説と、様々な演出
メトロポリタン歌劇場での第三幕を、演奏しながらレナード・バーンスタインが見事に解説している貴重な映像と、フランコ・ゼッフィレッリ(『チャンプ』の監督)やバズ・ラーマン(『ムーランルージュ』の監督)など、様々な演出で『ラ・ボエーム』の魅力を深掘りします。 |