オペラはムズカシイからわからない…イタリア語やドイツ語はわからない…などと思っている貴方! それは大きな間違いです。オペラには素晴らしい音楽が鳴り響きます。その音楽に身を委ねれば心が揺すぶられ、陶酔のうちに涙が溢れ出るはず。それが本当のオペラの楽しみ方!有名なオペラの「泣き所」を徹底解説。皆さん!オペラを観て、泣きましょう!
10月26日(土) 『カルメン』毒婦は本当は優しい女?
妖婦カルメンの魅力の虜となって婚約者も捨て、ジプシーの密輸団の一員となった兵士のドン・ホセ。最後はカルメンに捨てられ、彼女を殺す殺人犯に。しかしカルメンはそんなホセを心から愛して喜んで死んだ…とも言えるのです。
10月26日(土) 『カルメン』毒婦は本当は優しい女?
妖婦カルメンの魅力の虜となって婚約者も捨て、ジプシーの密輸団の一員となった兵士のドン・ホセ。最後はカルメンに捨てられ、彼女を殺す殺人犯に。しかしカルメンはそんなホセを心から愛して喜んで死んだ…とも言えるのです。
11月30日(土) 『椿姫』成就しなかった命賭けの恋
パリの社交界。毎夜のパーティで人気を集める高級娼婦ヴィオレッタ。しかし彼女の身体は病に冒され…。彼女の前に現れた純朴な青年アルフレードとの恋を成就させようとする彼女の前に、娼婦ゆえの「社会の壁」が…。
12月28日(土) 『ワルキューレ』嫁入り娘に涙する父親
北欧神話に登場する闘いの乙女ワルキューレ。その一人で、主神ヴォータンの愛する娘のブリュンヒルデが父の命令に背く。怒った父ヴォータンの罰は、娘を火の山で眠らせること(嫁に出すこと)だった。神話の世界も人間的な情感に溢れているのだ。
1月25日(土) 『ばらの騎士』不倫の恋の美しい最後
夫の愛を失った侯爵夫人は、オクタヴィアン伯爵と不倫の恋に。だが、オックス男爵の政略結婚の相手に婚約の印の薔薇を届けたとき、二人は恋に落ちる。いつかは別れる日が来ると悟っていた侯爵夫人は、必死になって凜とした姿で若い二人の恋の成就を助ける。
2月22日(土) 『蝶々夫人』「何」が彼女を死なせたのか?
19世紀末長崎。15歳の蝶々さんは、父の死後没落して芸者に。そしてアメリカ海軍士官の現地妻に。帰国した夫を、一人息子と待ち続けた蝶々さんの前に、アメリカ人の夫人と共に現れた夫に落胆した蝶々さんは、先祖の刀で死を選ぶ。彼女に他の選択はなかったのか?
3月28日(土) 『ラ・ボエーム』若者の恋の終わりは美しい?
パリの屋根裏に暮らす若きボヘミアン(芸術家)たち。詩人ロドルフォの前にお針子のミミが現れ、クリスマスの夜、二人は恋に落ちる。が、ミミは酷い病に冒され、最後は…。ミミは、人生最後の恋を、自分から仕掛けたのか……? |