コラム「音楽編」
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掲載日2013-12-25
この原稿は、来年(2014年)1月10日(金)に東京オペラシティ・コンサートホールで行われる『ニューイヤー・ジャズ・コンサート山下洋輔プロデュース・ファイナル「ジャズのもう一つの夜明け」』のプログラムに書いたものです。山下洋輔さんのニューイヤー・コンサートも14回目の今回でラスト。小生のプログラムに書いたパロディ原稿も今回が最後。感無量で“蔵出し”です。

東京オペラシティ「ニューイヤー・ジャズコンサート2014 山下洋輔プロデュース・ファイナル『新春寿邪頭音頭祭文萬歳楽(しんしゅんをことほぐジャズおんどさいもんまんざいらく)〜言祝千穐楽若衆迎春夜明(はるのよあけをむかえるわかしゅうをことほぐさいごのまつり)』

《口上》
食て寝て起きて又食ってぇ〜同じ事して死んで逝(ゆ)くぅ〜人の命の常命(じょうみょう)は鯨尺(くじらじゃく)でもメートルでも測る命に変わりなく〜通り相場で八十年〜じぇじぇじぇ〜と百まで生きたとて〜中風(ちゅうぶ)で手足が自由にならぬ〜入れ歯で漬物(こうこ)噛むようじゃ恋も未練も何のその〜落ち逝く先は三途の川のお・も・て・な・し〜永い浮世に短い命〜アベノミクスで金貯めて相続税に取られるよりも〜年に一度は新春にヤマシタヨースケでも舞台に呼んで〜自由邪頭(フリージャズ)でも聴く方が此世(このよ)の贅沢極楽天国アア悦楽じゃぁ〜

《前説》
さては此場(このば)の皆様へ〜チョイと出ました御愛敬(ごあいきょう)〜新春言祝(ことほ)ぐ新年のヨースケ制作邪頭大宴会(プロデュースジャズコンサート)も今日が最後の千穐楽(せんしゅうらく)と相成りました〜全ての宴(うたげ)の小冊子(パンフレット)に雑文(パロディ)書かせていただけるのも此(これ)が最後と力を込めて〜目出度(めでた)き浮世の萬歳楽の数歌(こぞえうた)をば詠いあげ〜読み辛いのは承知の上で昔を一から振り返り最期の最後にお聞かせまするぅ〜

《数歌》
一つ人様やらぬ事やりましょうかと管弦楽(オーケストラ)に邪頭洋琴(ジャズピアノ)をば『接近遭遇(エンカウンター)』ビシバシビシバシぶつければ〜ヨスケガング・ヒジデウツ・ヤマツァルトに作曲賞をば与えんと申し出あるも楽譜無し〜楽譜無しには賞も無し〜夢幻(ゆめまぼろし)と消えまする〜嗚呼ショーモナイ

二つ普通と違うことやりましょうかと室内楽で〜古典壊してコテンパン邪頭(ジャズ)を奏でて天国のバッハ・アマデウス・ベートーヴェンも仰天ギョーテンデンデロレン〜デンデンデンデロレンデンデロレン〜

三つみんなで即興の邪頭男(ジャズメン)様々顔揃え〜富樫の旦那も作曲にての大活躍〜新春超風楽団(スーパーブラバン)で『エンカウンター第2番』奏でてみれば大爆発こそ目出度けれ〜

四つ良いことやりましょと言われて何かと訊ねれば〜驚き桃の木不倫の気〜客席巻き込む大合唱フリンフリンフリ〜ン〜『陽気な未亡人(メリーウィドウ)』輪になって筒井康隆大先生が大暴れこそ目出度けれ〜

五ついつもの定番は『忠臣蔵』にお決まりと邪頭男が言うからアラおかし〜喇叭(ペット)やサックス・フルートでチャンチャンバラバラ斬り合って〜松の廊下も討入りも映画も歌舞伎も浄瑠璃も〜邪頭が殿中殺傷討入り成功エイエイオオー〜

六つ無理矢理無体なことをやってみましょと弦楽の四重奏団(ストリングス・クァルテット)招いて『突発組曲(サドン・フィクション)』〜弦楽邪頭で幻惑音楽〜此処(ここ)此処らから五七五の新春歌留多即興も拍手再演(アンコール)として定番になってきたこそ目出度けれ〜

七つ泣く子も黙る大先生テイラー旦那の大舞台〜雑文書きも力が入りヨースケ・セシルのフリー漫才DNA二重螺旋構造的フィボナッチ数列的漫才などなどワケのワカラン原稿も〜フリーに書かせていただきやした〜

八つやっぱり原点に戻れとばかりに協奏曲(コンチェルト)〜第3番は『探検機(エクスプローラー)』名匠(マエストロ)佐渡裕師匠の指揮のもと〜ヨースケ師匠も宇宙へ飛翔〜タケミツ・ホール10周年を「音祝(おとほ)いだ」ことこそ目出度けれ〜イエ〜イ

九つここから新しく我らがヨースケ先生はプロデューサーへと大変身〜勿論(もちろん)洋琴(ピアノ)は手放さず御披露目したのは交響詩〜筒井康隆大先生のぶっ飛びコピペ大傑作時空冒険幽体離脱死際小説『虚無虚構舞踏(ダンシング・ヴァニティ)』〜この破天荒大作を音楽化したこそ目出度けれ〜

十(とう)でとうとうとんでもないクラシック界の大人気大御所大物ブーニン先生初登場〜珍し新し洋琴ファツィオリの響き豊かにチョイ恥ずかしく〜ブーニン先生チョイトだけ邪頭を奏でたことこそ目出度けれ〜

十で終わらぬ数え歌十一(といち)のゲストは和太鼓の英哲旦那を迎えての〜喜八監督讃えての〜助六辻馬車加えての〜ラヴェルの『ボレロ』の大迫力に〜妖気漂う会場の大興奮こそ目出度けれ〜

十と二つで1ダース区切りは古典提琴弾き(クラシック・ヴァイオリニスト)アン・アキコ日米友好ニューヨーカーならブロードウェイと猫好きのヨースケ先生に敬意を表し『キャッツ』のパロディ書いたことこそ目出度けれ〜

十と三つは父さんもよく存知あげます美帆ちゃんが『秘密のミッホちゃん』に大変身〜邪頭作曲家宣言でラミパス・テクマクマヤコンと大活躍こそ目出度けれ〜ナンノコッチャとわからぬ人は去年の小冊子(パンフ)を御覧あれ〜

十と四つで何故終わるのか〜よくはわからぬ世の中なれど〜世代が変わるは世のナライ〜ナライは芸にも稽古にも習い事にもつながる言葉〜我らがヨースケ先生のアァ兄心親心〜加えてもひとつ爺心〜ひとまず此処は千穐楽を迎えることこそ目出度けれ〜

《後付》
箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ年の暮れ〜越して現る新年の年の初めに新しき音を奏でて幾年ぞ〜音を聴きつつ幾年ぞ〜齢(よわい)重ねて幾何(いくばく)ぞ〜新たに受け継ぐ若衆が〜花を咲かすも咲かさぬも〜そこはお客の皆様の胸先三寸心意気〜悪い処(ところ)があったとて袖(そで)や袂(たもと)に隠されて良かれ良かれの御引立てをばヨースケ師匠に成り代わり〜百拝稽首(ひゃっぱいけいしゅ)畏(かしこ)み畏み伏して伏して伏し伏して御願い奉りまするう〜

(註)この文章は、江州音頭のスパースター櫻川唯丸師匠のCDアルバム『ULLAMBANA櫻川唯丸withスピリチュアル・ユニティ・ウランバン』から引用及び参考にさせていただきました。ここにお断りしたうえ、感謝の意を表しておきます。

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超虚構音楽史―山下洋輔作曲「ピアノ・コンチェルト」の世紀の一戦

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「世の中に新しきものナシ」あらゆる創作はパクリである?

モーツァルトのオペラのおもしろさ

人を愛し、未来を信じ、時代を超越するパワー

バーンスタイン『キャンディード』の単純明快な世界

いつの世も変わらない「親子」と「男女」

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カルロス・クライバー〜〜実体験なき体験/〜夢のような体験

歌うピアニスト ―― G&G(グルダとグールド)

グレン・グールド<ガラス=音楽=グールド>

『ブルース・ブラザース』讃

翔べ! 21世紀へ!「エレクトリック・クラシック」の翼に乗って!

サロメ――官能と陶酔の神話の魅力

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