コラム「音楽編」
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掲載日2023-02-01
この原稿は、今年1月28日に名古屋の栄中日文化センターで行った小生(玉木)の「新オペラ入門One Day講座」で配布したモノです。このほかにも永竹由幸さんの著作からオペラ『椿姫』に関するオモシロイ部分をコピーしたモノを紹介したりもしました。毎回このような資料とともに、オペラの舞台の映像を見たりもしながら講義を行ってます。次回は春めいてきた頃にモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』を取りあげる予定です。今年の夏には佐渡裕さんの指揮で、兵庫県立文化芸術センターで『ドン・ジョヴァンニ』の上演もあることですから、稀代のプレイボーイ(ドン・ジョヴァンニ=ドン・ファン)にまつわるオモシロイ話も予定しています。ご期待ください……という宣伝も兼ねて、こんなことやってまんねんと紹介させていただく“蔵出し”です。よろしく!

玉木正之の ONE DAY 新オペラ入門講座
『椿姫』とは誰のことか?超人気オペラの謎を解く!

 イタリア・オペラ最高の巨匠ジュゼッペ・ヴェルディは生涯30本近いオペラ作品を残しましたが、そのなかで唯一“市井の女性”を主人公にしたのが『椿姫』。
 他はすべて男性(もしくは王女)が主人公で、政治に苦悩する男中心のドラマを描きました。しかし『椿姫』の主人公は「高級娼婦」。テーマは女性の愛のカタチ。
 原作は、ドゥマ・フィス(小ドゥマ)の『椿姫』で、彼の愛した女性(アルフォンシーヌ・プレシ=マリ・デゥプレシ)がモデルとされていますが、ヴェルディのオペラ『ラ・トラヴィアータ=道に迷った女)の主人公(ヴィオレッタ・ヴァレリー)のモデルは、一人目の妻を亡くしたあと、ヴェルディを支えた歌手のジュゼッピーナと言われています。
 異色オペラでヴェルディが描いた女性像を、名舞台を観ながら解説します。


3幕のメロ・ドラマ オペラ『椿姫』(原題:La Traviata 道を踏みはずした女』
◎音楽:ジュゼッペ・フォルロゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディ
   (1810・10・10レ・ロンコーレ=ブッセート郊外〜1901・1・27ミラノ)
◎台本:フランチェスコ・マーリオ・ピアーヴェ
   (1810・5/18ムラーノ〜1876・3・5ミラノ)
ヴェルディの理解者として『エルナーニ』『二人のフォスカリ』『マクベス』『海賊』『リゴレット』『椿姫』『シモン・ボッカネグラ』『運命の力』の台本を手がける。
ヴェネツィアのフェニーチェ座の舞台監督も務めた。
◎原作:アレクサンドル・デュマ・フィス(小デュマ)
   (1824・7・28パリ〜1895・11・27パリ)
 『三銃士』『モンテ・クリスト伯』等の作者であるデュマ・ペール(1802ー1870)の息子。 『ラ・トラヴィアータ』の原作『椿姫 La Dame aux Camelias』を書く。
 (小説:1848年発表/戯曲:1852年初演)
◎オペラ初演:1853年3月6日ヴェネツィア・フェニーチェ座

<ヴェルディのオペラ『椿姫』を理解するためのキイワード>
1)「女性」(ヴィオレッタ・ヴァレリー)を主人公に据えたドラマ。
  (女性が主人公のヴェルディのオペラは、他に『アイーダ』しかない)
2)「主人公は、半社交界(ドゥミモンド)に生きる高級娼婦(クルティザンヌ)」で「一般  的な女性心理」を中心に据えたドラマ(アイーダはエチオピア王女)
3)ヴェルディの大テーマ〜「政治」という枠組みは存在する。
 (ジョルジョ・ジェルモン=常識的社会人が政治的に動き、ヴィオレッタを苦しめる)

<オペラ『椿姫』に関する推薦図書>
永竹由幸『椿姫とは誰か オペラでたどる高級娼婦の文化史』丸善ブックス

★ジュゼッペ・フォルトゥニーノ・フランチェスコ・ヴェルディ
   (1813年10月10日パルマ公国ロンコレ村〜1901年1月27日ミラノ)
「椿姫」関連年表 歌劇作品一覧・初演年・初演場所(カッコ内の年は作曲期間)
<前期>
(1835 ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』初演)
(1835 ベッリーニ『清教徒』初演後、34歳で死去)
(1836 マルゲリータと結婚)
『ロチェステル』
(1836作曲?・散逸)
(1837 長女ヴィルジニア生まれる)
(1838 長男イチリオが生まれる。長女ヴィルジニア病死))
(1939 長男イチリオ病死)
『サン・ボニファーチョの伯爵オベルト』1839ミラノ・スカラ座
『1日だけの王様(偽のスタニスラオ)』 1840ミラノ・スカラ座
(1840 妻のマルゲリータ病死)
<初期>
(妻の死後、ソプラノ歌手ジョゼッピーナ・ストレッポーニに励まされ、愛が芽生える)
『ノブコドノゾル(ナブッコ)』     1842ミラノ・スカラ座
『十字軍のロンバルディア人』     1842ミラノ・スカラ座
『エルナーニ』            1844ヴェネツィア・フェニーチェ座
『二人のフォスカリ』         1844ローマ・アンジェンティナ劇場
『ジョアンナ・ダルコ』        1845ミラノ・スカラ座
『アルツィラ』            1845ナポリ・サンカルロ劇場
『アッティラ』            1846ヴェネツィア・フェニーチェ座
『マクベス』             1847フィレンツェ・ベンゴラ座
『群盗』               1847ロンドン・ロイヤルクイーン劇場
『イェルサレム(十字軍のロンバルディア人)』  1847パリ・オペラ座
『海賊』               1848トリエステ・グランデ劇場
(ドニゼッティ死去)
『レニャーノの戦い』         1849ローマ・ルジェンティナ劇場
『ルイザ・ミラー』          1849ナポリ・サンカルロ劇場
『スティッフェリオ』         1850トリエステ・グランデ劇場
(この頃ジョゼッピーナがヴェルディの故郷で白眼視される=椿姫の発想につながる?)
<中期>
『リゴレット』            1851ヴェネツィア・フェニーチェ座
『トロヴァトーレ』          1853ローマ・アッポロ劇場
『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』     1853ヴェネツィア・フェニーチェ座
『シチリア島の夕べの祈り』      1855パリ・オペラ座
(ジュゼッピーナと田舎で農作業を楽しむ)
『シモン・ボッカネグラ』       1857ヴェネツィア・フェニーチェ座
『アロルド(スティッフェリオ改作)』  1857リミニ・ヌオーヴォ劇場
『仮面舞踏会』            1859ローマ・アッポロ劇場
(『もうオペラは書かない』とサンタアガタの農場に篭もりジュゼッピーナと結婚)
<後期>
(1861イタリア統一なり、ヴェルディ、下院議会の国会議員に推薦され就任)
『運命の力』             1862ペテルブルク帝室劇場
『マクベス(フランス語版)』     1865パリ・オペラ座
『ドン・カルロス(フランス語版)』  1867パリ・オペラ座
(1868ロッシーニ死去)
『アイーダ』             1871カイロ
<晩期>
(『レクイエム』           1874 ミラノ・サンマルコ教会)
(納税額の多さから上院議会の国会議員となるが、議会には一度も出ず)
『シモン・ボッカネグラ(改訂版)』  1881ミラノ・スカラ座
(1883 ワーグナー死去)
『ドン・カルロ(改訂イタリア語版)』 1884ミラノ・スカラ座
(指揮者マリアーニの愛人ソプラノ歌手のテレサ・シュトルツと不倫?)
『オテッロ』         1887ミラノ・スカラ座
『ファルスタッフ』      1893ミラノ・スカラ座
(1894 スカラ座の舞台を踏んだ音楽家の養老院・カーザ・ディ・リポーゾ・ペル・ムジチスティ(音楽家のための憩いの家)建設)
 1984 ジュゼッピーナ死去  
 1901 ヴェルディ死去(シュトルツに見守られて)
(葬儀で『ナブッコ』の合唱「行け我が思いよ、金色の翼に乗って」をトスカニーニが指揮)

<小生の推薦する『椿姫』のDVD>
◎主役のナタリー・デセイを中心にしたエクサン・プロヴァンス音楽祭の見事な音楽と舞台
 指揮=ルイ・ラングレ         合唱指揮=ミック・ウレオハ
  ロンドン交響楽団 エストニア・フィルハーモニック室内合唱団
 演出=ジャン-フランソワ・シヴァディエ 装置=アレクサンダー・デュ・ダルデル
 衣裳=ヴィルジニー・ジェルヴェイス   照明=フィリップ・ベルトーメ
 ヴィオレッタ・ヴァレリー(ソプラノ)=ナタリー・デセイ
 アルフレード・ジェルモン(テノール)=チャールズ・カストロノーヴァ
 ジョルジョ・ジェルモン(バリトン) =ルドヴィック・テズィエ
 フローラ・ベルヴォア(メゾソプラノ)=シルヴィア・デ・ラ・ムエラ
 ドゥフォール男爵(バリトン)    =コスタス・スモリギナス
 ガストーネ子爵(テノール)     =マニュエル・ヌネス・カメリーノ
 ドビニー侯爵(バス)        =アンドレア・マストローニ
 アンニーナ(ヴィオレッタの小間使い・ソプラノ)=アドリーナ・スカベッリ
 医師グレンヴィル(バス)      =マウリツィオ・ロ・ピッコロ
 ヴィオレッタの下男ジュゼッペ(テノール)=マティ・トゥーリ
 使いの男(バス)          =ユーク・ヨッター
 フローラの召使い(バス)      =ライネル・ヴィトゥ
  2011年7月エクサン・プロヴァンス音楽祭公演

◎ヴェルディ没後100年記念、生まれ故郷ブッセートの小歌劇場での記念すべき名舞台
 指揮=プラシド・ドミンゴ  アルトゥーロ・トスカニーニ財団管弦楽団&合唱団
 ヴィオレッタ(ソプラノ)       =ステファニア・ボンファデッリ
 アルフレード・ジェルモン(テノール) =スコット・パイパー
 ジョルジョ・ジェルモン(バリトン)  =レナート・ブルゾン
 フローラ・ベルヴォワ(メゾソプラノ)=アネリー・ペーボ
 アンニーナ(ソプラノ)        =パオラ・レヴェローニ
 ガストーネ子爵(テノール)      =クリスティアン・リッチ
 ドゥフォール男爵(バリトン)     =エツィオ・マーリア・ティーズィ
 ドビニー侯爵(バス)         =アンドレア・ステルスキ
 医師グランヴィル(バス)       =ガストーネ・サルティ ほか
 演出・装置・衣裳・照明=フランコ・ゼッフィレッリ
 2002年2月24〜27日 ジュゼッペ・ヴェルディ劇場(ブッセート)ライヴ録画

◎名演出家ロバート・カーセンの現代演出。ヴィオレッタはファッションモデル。闘牛士は カウガール。火事で炎上した椿姫初演劇場(フェニーチェ座=不死鳥)での復活公演。
 指揮=ロリン・マゼール      合唱指揮=ピエロ・モンティ
  フェニーチェ(不死鳥)歌劇場管弦楽団 & 合唱団
 演出=ロバート・カーセン     装置・衣裳=パトリック・キンマンス
 脚色=イアン・バートン      振付=フィリップ・ジロドー
 照明=ロバート・カーセン、ペーター・バンプリート
 ヴィオレッタ・ヴァレリー(ソプラノ)=パトリツィア・チョーフィ
 アルフレード・ジェルモン(テノール)=ロベルト・サッカ
 ジョルジョ・ジェルモン(バリトン) =ディミトリ・フヴォロストフスキー
 フローラ・ベルヴォア(メゾソプラノ)=エウフェミア・トゥファーノ
 ドゥフォール男爵(バリトン)    =アンドレア・ポルタ
 ガストーネ子爵(テノール)     =サルヴァトーレ・コルデッラ
 ドビニー侯爵(バス)        =ヴィート・プリアンテ
 アンニーナ(ヴィオレッタの小間使い・ソプラノ)=エリザベータ・マルトラーナ
 医師グレンヴィル(バス)      =フェデリーコ・サッキ
 ヴィオレッタの下男ジュゼッペ(テノール)=ルカ・ファブロン
 使いの男(バス)          =アントニオ・カサグランデ
 フローラの召使い(バス)      =サルヴァトーレ・ジャカローネ
  2004年11月18日フェニーチェ歌劇場公演

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『大人ぴあ』連載「玉木正之のちょっとオモロイモン」第11回 一流の音楽家は一流の指導者でもある / 第12回 指揮者だけは、昔がよかった…かな?

『大人ぴあ』連載「玉木正之のちょっとオモロイモン」第9回 スポーツと音楽――その親密な関係 /第10回 万葉以来「歌」と生きている日本人

『大人ぴあ』連載「玉木正之のちょっとオモロイモン」第7回 日本最高のオペラ歌手・三波春夫 /第8回 映画音楽はイタリアンに限る!

『大人ぴあ』連載「玉木正之のちょっとオモロイモン」第5回 天才・筒美京平の歌謡曲は消えてゆくから美しい?/第6回 イタリアのド演歌歌手フィリッパ・ジョルダーノ

『大人ぴあ』連載「玉木正之のちょっとオモロイモン」第3回 森進一の「雪が降る」/第4回 バーブラ・ストライザンドの「歌曲」

『大人ぴあ』連載「玉木正之のちょっとオモロイモン」第1回 ひばりのプッチーニ/第2回 クレオ・レーンのシェーンベルク

スポーツ&音楽〜どちらも最高に面白い!

音楽のパワーを実感〜『第九』でのハーディング氏との幸運な出会い

玉木正之の『続々オペラ超入門講座〜オペラを心ゆくまで楽しみましょう!〜』第2期 Viva! Verdi! ヴェルディ万歳!〜華麗なるイタリア歌芝居の世界!

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若きバーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルの演奏は、名演の宝庫。なかでも「ショスタコ五番」は絶品の一枚。

美しすぎるメロディは「何」を表す?

メジャー級のプレイと音楽

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天才バーンスタインが残した『キャンディード』もう一つの大傑作

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『山下洋輔プロデュース IMPROVISING ブーニン! 吉例異種鍵盤技名人戦/先手・鍵聖無有人古典派八段 VS 後手・盤鬼ヨウスケ邪頭派八段/初春 夢幻の対決』

オペラ『忠臣蔵外伝』第1幕第2場、第3場 作曲/三枝成彰 脚本・演出/島田雅彦 美術監督/日比野克彦 再構成/玉木正之

オペラ『忠臣蔵外伝』 作曲/三枝成彰 脚本/島田雅彦 再構成/玉木正之

マリオ・デル・モナコは長嶋茂雄である

ドラマチックに、そして、優しく……――大岩千穂さんの歌心

ダフ屋の矜恃

スポーツは音楽とともに

玉木正之の『クラシック音楽道場入門』 第1期「クラシックはオモシロイ〜その楽しみ方」

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真のオペラの誕生と成長

「身体の音楽」――太鼓打ち・林英哲さんに関する断想

トリエステ・オペラの魅力〜イタリア・オペラの神髄

玉木正之の『オペラはやっぱりオモロイでぇ』 第15期「オペラで世界文学全集!」

玉木正之のオペラへの招待 大人の恋の物語『メリーウィドウ』

『ジャンニ・スキッキ』の舞台は京都?

クラシック音楽ファン、オペラ・ファンは、なぜDVDに狂喜しているのか?

「不〜倫火山」大爆発!善男善女の皆さんも、煩悩まみれの皆さんも、みんな一緒に御唱和ください!「不倫、不倫、不倫、フリ〜ン!」

クラシック・コンサートは「真に新しい音楽」に触れる場所

オペラとは男と女の化かし合いを楽しむもの

50歳からのホンモノ道楽

『オペラはやっぱりオモロイでぇ』第14期「オペラ掘り出しモノ!」

山下洋輔ニュー・イヤー・コンサート ヨースケ&サド緊急“生”記者会見!『いま明かされる!反則肘打ち事件の真相』

「ベートーヴェンの交響曲」その名声と誤解

ベートーヴェンの「圧倒的感動」

ファジル・サイの魅力

スポーツは音楽とともに――フィギュアスケートはオペラとともに

300万ヒット記念特集・蔵出しの蔵出しコラム第3弾!

300万ヒット記念特集・蔵出しの蔵出しコラム第2弾!

300万ヒット記念特集・蔵出しの蔵出しコラム第1弾!

天才少年ヴィトゥスとテオと音楽と……

『オペラはやっぱりオモロイでぇ』第13期「オペラは、ゼッタイ演出に注目!」

<演歌 de おぺら(エンカ・デ・オペラ)>上演企画書

『指揮者列伝』ミニミニ・ダイジェスト「カラヤン・ゲルギエフ・セラフィン・バーンスタイン」

あけましてフリー漫才

男の子がヴァイオリンを弾くのは恥ずかしいことだった・・・?

『オペラはやっぱりオモロイでぇ』第12期「オペラは、祭りだ! お祭りだ!」MUSIC FESTIVALS IN THE WORLD

革命的斬新さを失わない音楽――それがクラシック

いつの世も変わらない「親子」と「男女」

日本ポップス史講座アンケート

待ち焦がれた“パリジャン”の本領

「浪漫派ベートーヴェン」を存分に楽しませてくれた演奏に心から拍手

音楽家はいかにして演奏に心をこめるのか?

JAZZとテツガク

ソロ(孤高)を求めてバンド(連帯)を怖れず!

我が「師匠」福島明也の魅力

城之内ミサ『華Uroad to OASIS』「ジャンル」を超えた素晴らしい音楽

懐かしい空間の響き

佐渡&玉木のぶっちゃけトーク

五嶋龍―「神童」の生まれ出る一瞬

ヤッタリーナ!ガンバリーナ!イタリーア!

アメリカのスポーツとアメリカの音楽

フィリッパ・ジョルダーノの魅力〜フィリッパの歌はイタリアの味

「私の好きな音楽」身体で感じる世界

玉木正之の『オペラはやっぱりオモロイでぇ』第10期「オペレッタを楽しもう!」

リヒャルト・シュトラウスのオペラは宝塚にふさわしい

日本人は「万葉集」以来「歌とともに生きている」

東方の奇蹟の二重唱

永遠の歌声

「原点回帰」の「山下洋輔ニュー・イヤー・コンサート2006」に贈る新春お笑い寄席 新作古典落語『人生振出双六』

20世紀最高の「歌役者」

クルマとラジオ

世界は演歌に満ちている

バーブラは諸行無常の響きあり

最高の「日本オペラ」

タイムマシンと冷戦時代

ニッポンは明るい!

春の祭典

シャンソンは高級?

イタリアはイタリア

ジャズはサッカー?

世界はひとつ?

大事なのは、質より量?内面より外見?

ビートルズはわかる?

無人島で聴く最後の歌

歌は世に連れない

クレオ・レーンの学歴

ひばりの川流れ

NASAと蓄音機

日本人の遊び心

「革命的音楽」は時代とともに消えてゆく?

究極のノスタルジー

『プロの仕事』

佐渡&玉木のぶっちゃけトーク(最終回)

「映画を所有したい!」と思うのは何故?

討ち入りや ゑひもせすまで ジャズに酔ひ――『ジャズマン忠臣蔵』講釈・前口上

ゲルギエフの引き出す無限の可能性/偉大な芸術とは、オモロイもんである。

冬の夜長にオペラ――その極上の面白さをDVDで味わう

都はるみさんの「世界」との新たな出逢い

天国の大トークバトル『クラシック あとは野となれ ジャズとなれ!』

超虚構音楽史―山下洋輔作曲「ピアノ・コンチェルト」の世紀の一戦

男と女の愛の形――悪いのはどっち?

「世の中に新しきものナシ」あらゆる創作はパクリである?

モーツァルトのオペラのおもしろさ

人を愛し、未来を信じ、時代を超越するパワー

バーンスタイン『キャンディード』の単純明快な世界

いつの世も変わらない「親子」と「男女」

<演歌 de オペラ>上演企画書

カルロス・クライバー〜〜実体験なき体験/〜夢のような体験

歌うピアニスト ―― G&G(グルダとグールド)

グレン・グールド<ガラス=音楽=グールド>

『ブルース・ブラザース』讃

翔べ! 21世紀へ!「エレクトリック・クラシック」の翼に乗って!

サロメ――官能と陶酔の神話の魅力

神野宗吉(ジャンニ・スキッキ)の娘・涼子(ラウレッタ)のアリア『好きやねん、お父ちゃん』(『私のお父さん』)

「子供(jr)」という大発見

NHK-FM『クラシックだい好き』 1〜6回プログラム

島田雅彦のオペラと小説――『バラバラの騎士』と『どんな? あんな?こんな? そんな!』

「オペラ忠臣蔵」のテロリズム

フリンオペラ年表400年史『オペラの歴史はフリンの歴史』

極私的ワーグナー体験の告白『私は如何にしてワーグナーの洗脳を解かれたか?』

ベートーヴェンの「朝ごはん」

サッカーと音楽の合体――それがスポーツ!それがワールドカップ!

オペラ「アイーダ」の本当の魅力

ヨースケのことなら何でもワカル!『ヤマシタ・ヨースケ・ジャズ用語大辞典』遠日発売未定 内容見本

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