コラム「音楽編」
HOMEへ戻る
 
表示文字サイズ選択:
標準
拡大
掲載日2007-08-01

この文章は、いまから10年近く前、今は亡き野村万之丞(耕介)が「日本の演歌歌手を全員集めて面白いイベントができないか」と言い出し、それに応えて小生が考え、二人で検討した企画書です。残念ながら、この企画は、いつの間にかボツになってしまいましたが、過去の原稿を整理しているときに見つけ出し、こんなコンサートがあったら面白いなぁ…と改めて思ったので、ここに本邦初公開“蔵出し”します。尚、末尾に書かれている配役案は、小生と万之丞の二人で勝手に考えたもので、ご本人にはまったく知らされず、関知されていないということを、お断りしておきます。

<演歌 de おぺら(エンカ・デ・オペラ)>上演企画書

★なぜ、演歌歌手がオペラを歌うのか?★

▼オペラと演歌は歴史的に見て親戚関係にある
「イタリアのオペラ」と「日本の演歌」は親戚の関係にある――この事実に気づいている人は少ない。
 ルネサンス末期の1597年、フィレンツェに住む貴族ジョヴァンニ・ディ・バルディ伯爵の邸宅(カメラータ)で、ギリシア悲劇の『ダフネ』が「音楽付きの歌芝居」(drama in musica)として上演された。それが「オペラの誕生」とされている。その試みが大ヒットし、『オルフェオ』『メディア』『オイディプス』などのギリシア悲劇が次々と「音楽化」され、やがて豪華な衣裳に絢爛な舞台装置、それに踊り(バレエ)も加え、「オペラ」(opera in musica=音楽による作品)と称され、大発展した。

 さらにオペラは、「シンフォニア」と呼ばれるようになった「序曲」から「シンフォニー」(交響曲)を生みだし、聴かせどころの歌(アリア)が独立した歌として大ヒットし、中世の時代から流行していた数々の「民謡」と影響を及ぼし合って、今日「ナポリ民謡」とか「カンツォーネ」と呼ばれるイタリアの名曲の数々を生みだした。
 かつて(ロック・ミュージックが世界的人気を得るようになる前まで)サンレモ音楽祭が世界のポップ・ミュージック界の頂点に君臨していたことからもわかるように、オペラの伝統に根ざしたイタリアの歌(カンツォーネ)は、「世界の歌」として愛されたのである。

 一方、日本の演歌は、イタリアでオペラが誕生した年ときわめて近い1603年、京の四条河原で出雲の阿国が上演した「阿国歌舞伎」にそのルーツを求めることができる。
「ややこ踊り」や「念仏踊り」など、当時巷で流行していた歌や踊りを自己流に改編し、舞台作品に仕立てあげ、大人気を博した「阿国歌舞伎」は、やがて「女歌舞伎」「若衆歌舞伎」「野郎歌舞伎」に引き継がれ、今日の「歌舞伎」に発展した。そして、イタリアのオペラと同様の「歌芝居」(歌劇、楽劇)である「歌舞伎」は、長唄、浄瑠璃、義太夫等々の「日本の歌」を生みだした。

 さらに、オペラからカンツォーネやナポリ民謡が生まれたのと同様、歌舞伎音楽は、小唄、端唄、新内、さらに浪花節(浪曲)といった日本の歌を生みだしたのち、文明開化によって西洋音楽(イタリアを中心に発展した音楽)と出逢い、両者を合体させて、演歌、艶歌、怨歌、などと称される日本の歌(流行歌)に発展したのである。
 すなわち、オペラと歌舞伎は、洋の東西で同時期に誕生した兄弟同士の関係にあり、演歌にとってのオペラは、「甥―叔父」「姪―叔母」の関係にある、といえるのである。

▼イタリアの歌(イタリア・オペラ)と日本の演歌の酷似した関係
 フォルテ、ピアノ、ダ・カーポ、フェルマータ……等々、音楽用語のほとんどにイタリア語が用いられていることからもわかるように、イタリアは、今日の西洋音楽の発祥地であり、音楽を最も発展させた地域といえる。
 一方、日本も、万葉の時代から「歌なくては夜も明けぬ国」であり、歌の種類の多さ、歌の作品の多さ、さらに、今日のアジアン・ポップとしての発展を見てもわかるように、「西のイタリア」と並ぶ「歌の国」ということができる。

 その理由は、両国の人々が用いている言語に求めることができそうだ。イタリア語、日本語とも、母音はa,e,i,o,uという単純な音のみであり、子音同士の重なり合いもなく、大きな声での発声(歌うこと)に適した言語といえる。
 じっさい、現代の「三大テナー」と称されたパヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラスは、口を揃えて、「最も歌いやすい言語はイタリア語(とスペイン語)と日本語」と語っている(ちなみに、最も歌いにくい言語が「英語」であることでも3人の意見は一致している。イギリスはシェークスピアの演劇や詩は発達させたが、英語の歌はなかなか発達せず、英語がアメリカに渡ってアフリカのリズムと出逢い、ブルースやジャズ、さらにロックンロールが生まれて初めて「英語の歌」が誕生したと考えられる――が、それはさておき)。

 そのように、発声の類似したイタリア語と日本語によって誕生した「イタリアの歌」(オペラ)と「日本の歌」(演歌)は、その歌唱法も類似している。その最も際立った例は「コブシ」でである。
 ドイツ・リート(シューベルトなどによって完成されたドイツ語の歌曲)のように、歌の「聴かせ所」でただ素直に音を伸ばすのではなく、また、ロック音楽のように一定のリズムに乗ってシャウトする(叫ぶ)のでもなく、イタリア・オペラや演歌では、テンポをいったん落として落とし、装飾音(色)をつけて声を張りあげる。それが「コブシ」である。さらに、呼吸法(息を吸うとき)までも表現に利用する(いわゆる「泣きを入れる」歌い方)。

 その歌い方は、楽譜どおりではなく、イタリア人ならでは、日本人ならでは、の歌い方といえる。『江差追分』(演歌の源流の一つ)や『涙の連絡船』や『北酒場』が、たとえ楽譜に書かれているとおりに歌っても魅力的に響かないのと同じように、『女心の歌』(ヴェルディ作曲『リゴレット』のアリア)や『ある晴れた日に』(プッチーニ作曲『蝶々夫人』のアリア)といったイタリア・オペラのアリアも、楽譜に書かれている以上の「コブシ」や「色」や「泣き」が求められるのである。

 ならば、音楽大学で楽譜を基本にした発声法と歌唱法を身につけてた「オペラ歌手」よりも、「コブシ」や「色」や「泣き」を身につけている日本の演歌歌手がオペラを歌うほうが、「オペラの真の心」に迫ることができる、といえるのではないだろうか。

▼オペラも演歌も庶民の芸術
 明治時代の文明開化によって、日本は一気に流れ込んできた多くの西洋文明を受容した。そのとき、その受け入れ口となったのは、帝国大学を中心とする大学だった。そして、大学で受け入れられた「文明」は、師範学校を通じて全国に配布された。政治学も、法学も、経済学も、そして、スポーツや音楽といった庶民の文化も、明治のエリートたちの学問として発展した。その結果、自由に楽しむはずのスポーツは「体育」となり、音楽も、文部省の「西洋音楽取調所」を中心に、「邦楽を排除して学ぶべき新しい教養」として全国民に伝えられた。

 その結果、本質的に誰もが(庶民が)楽しむものであり、そのようにして発展してきたはずの西洋音楽(クラシック音楽やオペラ)が、日本では、難解な学問として、あるいは、堅苦しい「音学」ととらえられるようになってしまった。そうして現在でも、オペラは堅苦しいもの、難しいもの、教養人の高等趣味ととらえている人が少なくない状態が続いている。

 しかし、オペラとは(とりわけイタリア・オペラは)、基本的に庶民に大人気の流行歌(流行芝居)として発展したものであり、誰もが巷で口ずさんだものであり、舞台に立つ歌手も、子供のころから音楽学校で勉強を重ねた、という人物ではなく、トラックの運転手やデパートの売り子をしていたところが、声がいいと他人にいわれて……(その後、勉強をはじめた)という人物が少なくない。それは、洋の東西を問わず、あらゆる「歌の世界」に共通することといえる。音楽は学問としての研究の対象になるほど奥行きが深く、素晴らしいものではあるが、舞台に立って聴衆を感動させ、魅了するのは、けっして音楽学を究めた人物ではないのだ。

 日本でも一時期、西洋のオペラが庶民の爆発的な人気を集めたことがあった。いわゆる「浅草オペラ」の全盛期である。浅草オペラは、オペラを娯楽として楽しもうとする観衆や聴衆に対して、楽しいオペラ、心を動かされるオペラを提供し、興行的にも成り立たせることを目的とし、その意味では、ヨーロッパ各地にあるオペラ座と同様の活動を展開したともいえる。が、西洋音楽を学問として追求した日本の音楽界からは「正統な音楽」として認知されず、スター歌手を育成することができず、やがてファンに飽きられ、衰退した。

 浅草オペラの失敗は、西洋音楽を庶民レベルで受容したものの、受容しようとするばかりで日本文化からのアプローチというアイデアに気づかなかった点を指摘することができる。すなわち、西洋音楽は西洋的に(学問的に楽譜を通して)「マスター」する以外に方法がない、という先入観から脱することができず、オペラを真に日本人の文化として昇華しきれなかったことに起因すると考えられる。

 今回の企画『演歌deおぺら(エンカ・デ・オペラ)』は、まさに、西洋音楽文化の粋ともいえるオペラを、日本の演歌歌手によって、日本的に消化し、新たな音楽に昇華させようとする試みといえるのである。それが可能であることは、先に述べた理由の通りであり、この企画の実現によって、「音楽に国境のないこと」「音楽は民族文化に根ざすこと」という一見アンビバレントなテーゼの両立することが証明されると同時に、「クラシック音楽」(オペラ)がけっして堅苦しいものではないこと、日本の演歌の素晴らしさ(世界に誇る歌唱法を有していること)も明らかにされるはずである。

★演歌deおぺら(エンカ・デ・オペラ) 企画内容★

▼日時   未定
▼場所   未定
▼公演内容
◎第一部 『演歌おぺら カルメン』
 講談師(神田某)の語りによって、傑作歌劇『カルメン』が約1時間の物語に凝縮されて、演じられる。『恋は野の鳥(ハバネラ)』(カルメン)、『闘牛士の歌』(エスカミーリョ)、『おまえがくれたこの花は(花の歌)』(ドン・ホセ)、『何も怖がることはない』(ミカエラ)といった名アリアが次々と歌われるなかで、浅草オペラで人気を博した『恋はやさし』『麗しの人よ、聴きたまえ(ベアトリ姉ちゃんの歌)』(スッペ作曲『ボッカチョ』より)、『ヴィリアの歌』(レハール作曲『メリーウィドウ』より)なども歌われ、女(カルメン)と男(ドン・ホセ)の「行方も知れぬ恋の道」の物語は、クライマックスの二重唱と、それに続く殺人事件で幕を閉じる。

◎第二部 『演歌deおぺら 大ガラ・コンサート』
 ヨハン・シュトラウスの傑作オペレッタ『こうもり』の第2幕への前奏曲で幕が開き、オルロフスキー侯爵の邸宅に集まった招待客たちが、次々と喉を披露し、最後は、ヴェルディの『椿姫』の名曲『乾杯の歌』で幕となる

▼配役と楽曲(案)
◎第一部
カルメン   =坂本冬美
ドン・ホセ  =中条きよし
エスカミーリョ=堀内孝雄
ミカエラ   =川中美幸
スニガ(隊長・ホセの上司)=鳥羽一郎

◎挿入歌
『恋生やさし』     =キム・ヨンジャ/大川栄策
『ベアトリ姉ちゃんの歌』=宮路オサム
『ヴィリアの歌』    =田川寿美

◎第二部
オルロフスキー侯爵(進行役)=錦織健ほか
ゲストの面々(順不同)
藤あや子  プッチーニ 『トゥーランドット』より「お聞きください王子様」
前川清   ヴェルディ 『トロヴァトーレ』より「君がほほえみ」
原田悠里  プッチーニ 『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」※
細川たかし プッチーニ 『ラ・ボエーム』より「冷たい手」
石川さゆり プッチーニ 『ラ・ボエーム』より「わたしはミミ」
氷川きよし ロッシーニ 『セビリアの理髪師』より「空はほほえみ」
天童よしみ プッチーニ 『トスカ』より「歌に生き愛に生き」
美川憲一  プッチーニ 『ラ・ボエーム』より「ムゼッタのワルツ」
八代亜紀  ヴェルディ 『椿姫』より「さようなら、過ぎ去った日よ」
吉田兄弟  ロッシーニ 『セビリアの理髪師』より「おいらは町の何でも屋」
                (津軽三味線とオーケストラの演奏による)
森進一   シューベルト 『菩提樹』
都はるみ  プッチーニ 『ジャンニ・スキッキ』より「わたしのお父さん」
五木ひろし ドニゼッティ『愛の妙薬』より「人知れぬ涙」※
島倉千代子 モーツァルト『フィガロの結婚』より「恋とはどんなものかしら」
北島三郎  ヴェルディ 『リゴレット』より「女心の歌」
◎特別ゲスト
江本孟紀  ナポリ民謡 『カタリカタリ』※
(註)※印のある楽曲は、同じ歌手によって既に歌われたことがあるものです。

◎指揮者=未定
◎オーケストラ=未定

尚、歌われる歌詞は、歌手と歌唱法に合わせて、歌いやすいように、また、意味が平易に理解されるように、すべて新しい訳詞が用いられる。

▲PAGE TOP
バックナンバー


蔵出し新着コラム

ジョン・レノンの「イマジン」はオリンピックの平和運動の道標

歌劇「蝶々夫人」鑑賞ツアー/佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2024

ベートーヴェンは凄い!〜あらゆる音楽の礎を創ったベートーヴェンの音楽は、素人の指揮まで認めてくれる!

プッチーニは何故イタリア・オペラに異国情緒を求めたのか?

オペラに描かれたカルメンの本当の魅力は?

アマデウス(モーツァルト)は、何故「稀代のエロ事師」ドン・ファン(ドン・ジョヴァンニ)を主人公に選んだのか!?

玉木正之の ONE DAY 新オペラ入門講座『椿姫』とは誰のことか?超人気オペラの謎を解く!

新オペラ入門講座/超人気オペラ『椿姫』の謎を解く!椿姫(ヴィオレッタ)とは誰のことか?

『グレン・グールド・プレイズ・バッハ/グレン・グールド<ガラス=音楽=グールド>

佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2022『ラ・ボエーム』NEWS速報!記者会見レポート & 栄中日文化センターOne Day オペラ講座『ラ・ボエーム』のお知らせ

玉木正之の新オペラ入門講座/ワーグナーとは狂気の天才か!?優しい怪物か!?

玉木正之の新オペラ入門講座/オペラで美しい「異国情緒(エキゾチズム)」を味わいましょう!(12月25日)

玉木正之の新オペラ入門講座/オペラの神髄はブッファ(喜劇)にあり!

新オペラ入門講座・ワーグナーvsヴェルディ2大巨頭の魅力を徹底解説

ベートーヴェンの『天の時、地の利、人の和』

栄中日文化センター『玉木正之の新・オペラ講座/オペラは面白く楽しいもの!難しいモノではありません』

玉木正之コラム「音楽編」 玉木正之の「オペラ入門・解説講座」悲しい恋の青春群像!青春のオペラ『ラ・ボエーム』の魅力を満喫しましょう!

スポーツはアート(芸術)と合体する−−スポーツと音楽 密接すぎる美しい関係

オペラは観客を酔わせる芸術! 泣かせる芸術! さぁ、オペラを観て泣きましょう!

佐渡オペラ史上 最強プロジェクト!『オン・ザ・タウン』公演迫る!

玉木正之の「オペラ超入門徹底解説講座」20世紀最高の音楽家レナード・バーンスタインのすべてを徹底解説!!

こころの玉手箱 第5回「三波春夫さんからの手紙 会えなかった人を思い出す」

こころの玉手箱第4回「バーンスタインのベスト」

玉木正之の「オペラ超入門徹底解説講座」―これぞ史上最高の傑作オペラ!『アイーダ』のすべてを徹底的に解剖する。

玉木正之の「オペラ超入門徹底解説講座」 ドイツならではのメルヘン・オペラを堪能する

ヴァーチャルリアリティの行方は?3D映像の進化は伝説を甦らせるか?

玉木正之の「オペラ超入門徹底解説講座」ドイツならではのメルヘン・オペラを堪能する

ピアノ――誰でも弾ける不思議で単純な楽器。それは宇宙旅行にも連れて行ってくれる!

山下洋輔×佐渡裕《RETROSPECTIVE》このコンサートには、きっとエイリアンが現れるに違いない

「ベルカント(美しい歌)オペラの巨匠・ドニゼッティ」の珍しいオペラを味わう

「ビデオで見る玉木正之のオペラの時間」第12回《大天才モーツァルトともに、心豊かな「オペラ人生」を!》

「ビデオで見る玉木正之のオペラの時間」第11回《古いバロック?オペラも、新しい現代オペラも、エリック・クラプトン感覚で楽しもう!》

「ビデオで見る玉木正之のオペラの時間」第10回《ひょっとしてオペラ初心者にはフランス・ロシアの作品が入門編として最適かも…。書を捨てて、フランス・オペラ、ロシア・オペラを聞こう!》

「ビデオで見る玉木正之のオペラの時間」第9回《物語は無骨で、無粋で、理屈だらけ……でも、音楽があるから大丈夫!理屈の多いドイツ・オペラを、理屈抜きに楽しもう!》

「ビデオで見る玉木正之のオペラの時間」第8回《父親の心を表現したワーグナーや、女の心を表現したR・シュトラウスのオペラを理解できない人など存在しない! オペラとは「人間の心」を表現した芸術である》

「ビデオで見る玉木正之のオペラの時間」第7回《イタ・オペが好きになったら、次はドイツ・オペラに挑戦だ! ワーグナーの『指環』は初心者向き。スター・ウォーズ以上の奇想天外無比壮大のハリウッドSFオペラである》

ビデオで見る玉木正之のオペラの時間 第6回 オペレッタもミュージカルも「オペラ」である。カルメンを楽しむ感覚で『こうもり』も『ウエスト・サイド・ストーリー』も『キャッツ』も楽しもう!

ビデオで見る玉木正之のオペラの時間 第5回 歌で、ドラマで、音楽で、「女」が描かれた大傑作・三大オペラ「カルメン」「椿姫」「蝶々夫人」は、オペラに少し慣れてから見ることにしよう!

ひょいと出かける気分でベートーヴェン〜そんなことのできる関西の人はエエナァ

玉木正之の『オペラ超入門 徹底解説講座〜オペラを心ゆくまで楽しみましょう!』モーツァルト『フィガロの結婚』を味わい尽くす!

ビデオで見る玉木正之のオペラの時間 第4回 ♪キュイ〜ンとヴァイオリンが胸を掻き毟るメロディに乗って、♪アアア〜とテノールとソプラノが熱唱〜イタ・オペはガーリックとオリーヴオイルたっぷりのパスタの味わい!

ビデオで見る玉木正之のオペラの時間 第3回 ♪ブンチャカチャッチャ…というヴェルディの単純なリズムにムムムッと唸れば、あなたは、もう、オペラ通ヴェルディの「政治劇」にハマロウ!

ビデオで見る玉木正之のオペラの時間 第2回 ♪ラリラリラア〜……と、イタ・オペの音楽に酔えば、あなたは、もう、オペラ通!プッチーニの流麗なメロディにハマロウ!

ビデオで見る玉木正之のオペラの時間 第1回 いまなぜ、あなたはオペラ・ファンになるべきか…?まず現代演出のオペラを見よう!

佐渡裕さんの音楽にあふれる「大男の優しさ」

アンドレア・バッティストーニ:イタリア・オペラと『運命』によせて/イタリア音楽の魅力とイタリア人指揮者の素晴らしさ

『オペラ超入門 徹底解説講座〜オペラを心ゆくまで楽しみましょう!』オペラの神様ヴェルディの知られざる作品を味わう!

PACの奇蹟――そこでは「広大な世界」を味わうことが出来るのだ。

音楽を心から愛する佐渡さん率いる楽団ゆえに

玉木正之の『オペラ超入門 徹底解説講座〜オペラを心ゆくまで楽しみましょう!』シェイクスピアとオペラで愉しさ倍増:名作戯曲オペラを味わい尽くす!

オペラの歴史の最後期を飾るに相応しい……リヒャルト・シュトラウス『ばらの騎士』〜華麗なるオペラの大傑作

スポーツと音楽……それは絶対に切り離せないもの

指揮者は魔法使い?〜音楽の指揮者とスポーツの監督の共通点――それは、どちらも魔法を使うこと

玉木正之の『オペラ超入門 徹底解説講座〜オペラを心ゆくまで楽しみましょう!』 チョット地味で退屈なオペラを面白く楽しむウラワザとコツ!

PAC――聴衆と音楽が一体化する素晴らしいオーケストラ

PACオーケストラ――その「若さ」の魅力

オペラ超入門徹底解説講座/大傑作オペラ『椿姫』のすべてを味わい尽くしましょう!

スポーツと音楽。どちらも人間という存在の表現。

サロメ――官能と陶酔の神話の魅力

玉木正之の『オペラ超入門 徹底解説講座〜オペラを心ゆくまで楽しみましょう!〜』宝塚歌劇のようにゴージャスで煌びやかなシュトラウスのオペラに酔いましょう!

PICTURES AT JAZZ EXHIBITION composed by Modest Mussorgsky / arranged by Osamu Matsumoto

『展覧会の絵』にラクガキ!――メタ・ジャズの創成

シドニー五輪は、芸術祭とパラリンピックに注目

玉木正之の『オペラ超入門 徹底解説講座〜オペラを心ゆくまで楽しみましょう!〜』:モーツァルト「三大オペラ」に隠された「謎」とは?

音の力〜コラボする音楽たち〜音楽では「別れ」が実は「旅立ち」を、「出発」が実は「哀しみ」を表す?

東京オペラシティ「ニューイヤー・ジャズコンサート2014 山下洋輔プロデュース・ファイナル『新春寿邪頭音頭祭文萬歳楽(しんしゅんをことほぐジャズおんどさいもんまんざいらく)〜言祝千穐楽若衆迎春夜明(はるのよあけをむかえるわかしゅうをことほぐさいごのまつり)』

新・地獄八景万之丞乃戯(じごくばっけいまんのじょうのたわむれ)東京五輪開会式之巻

音の力〜コラボする音楽たち/クラシック音楽×スポーツ〜運動会やオリンピックは「芸術祭」でもあるのだ

玉木正之の『オペラ超入門 徹底解説講座〜オペラを心ゆくまで楽しみましょう!〜』 夢と魔法の世界:童話オペラは大人の世界〜『魔笛』から『怪獣たちのいるところ』まで

素晴らしいアジア・オーケストラウィーク2005

衝撃のレポート!! 英国BBCフィル・メンバーが語る「3.11体験」

音の力〜コラボする音楽たち:クラシック音楽×スポーツ〜氷の上でもクラシック、それともオペラ?

玉木正之の『オペラ超入門 徹底解説講座〜オペラを心ゆくまで楽しみましょう!〜』 『オペラは喜劇だ!喜劇が基本!笑って、笑って、オペラ・ブッファの世界!!』

オーケストラ生演奏版映画『ウエスト・サイド物語』〜青春時代に名作と出逢えた喜び

東京オペラシティ ニューイヤー・ジャズコンサート2013 山下洋輔プロデュース『ひみつのミッホちゃん〜鏡の中からジャズ作曲家宣言!の巻〜』

モーツァルト『魔笛』上演社中結成報告!

何しろ日本は万葉以来の“歌の国”泣く泣く絞った30曲+α

サスペンス劇場:オペラ殺人事件!!玉木正之の『オペラ超入門 徹底解説講座〜オペラを心ゆくまで楽しみましょう!〜』第5期 オペラ・サスペンス劇場:オペラに描かれた殺人事件の秘密!!

オペラ・オペレッタの日本語訳上演が不可能な本当の理由!?

連載「日本人ならオペラ・ファン」第3回 世界文学全集+音楽=オペラ〜それは、人生を楽しむ最高のツール!

連載「日本人ならオペラ・ファン」第2回 オペラのテーマは男と女〜しかも90パーセントが不倫!

連載「日本人ならオペラ・ファン」第1回 日独伊オペラ歌舞伎三国同盟

山下洋輔さん(ジャズ・ピアニスト)――自由な音の跳躍

佐渡裕『僕が大人になったら』〜解説「デッカイことはいいことだ!」

『現代』書評 新書・選書おたのしみレビュー〜音楽本を読みましょう

紫色の音にして〜追悼・浅川マキ、唄い続けた生涯

玉木正之の『オペラ超入門 徹底解説講座〜オペラを心ゆくまで楽しみましょう!〜』 第4期 プッチーニがオペラで描いた「女性」と「愛のカタチ」のすべて!〜華麗なるイタリア・オペラを味わい尽くす!

まえがき――貪欲な音楽ファンの呟き

劇団冬季ミュージカル・シアター 8000回突破連続上演中!

胸のわくわくするコンサート――西の端(ハーディング)と東の端(佐渡裕)の邂逅

佐渡裕さんのベルリン・フィル・デビューに拍手!〜世界が愛する世界市民オーケストラ

お見事!佐渡裕のベルリンフィル・デビュー

『大人ぴあ』連載「玉木正之のちょっとオモロイモン」第15回 小泉さん、日本のオペラにも注目して! / 第16回 (最終回)ヴェルディのブンチャカチャッチャにハマル

『大人ぴあ』連載「玉木正之のちょっとオモロイモン」第13回 「オキュパイド・ジャパン」(占領下の日本)のノーテンキな素直さ / 第14回 エレキギター協奏曲はキワモノ?

『大人ぴあ』連載「玉木正之のちょっとオモロイモン」第11回 一流の音楽家は一流の指導者でもある / 第12回 指揮者だけは、昔がよかった…かな?

『大人ぴあ』連載「玉木正之のちょっとオモロイモン」第9回 スポーツと音楽――その親密な関係 /第10回 万葉以来「歌」と生きている日本人

『大人ぴあ』連載「玉木正之のちょっとオモロイモン」第7回 日本最高のオペラ歌手・三波春夫 /第8回 映画音楽はイタリアンに限る!

『大人ぴあ』連載「玉木正之のちょっとオモロイモン」第5回 天才・筒美京平の歌謡曲は消えてゆくから美しい?/第6回 イタリアのド演歌歌手フィリッパ・ジョルダーノ

『大人ぴあ』連載「玉木正之のちょっとオモロイモン」第3回 森進一の「雪が降る」/第4回 バーブラ・ストライザンドの「歌曲」

『大人ぴあ』連載「玉木正之のちょっとオモロイモン」第1回 ひばりのプッチーニ/第2回 クレオ・レーンのシェーンベルク

スポーツ&音楽〜どちらも最高に面白い!

音楽のパワーを実感〜『第九』でのハーディング氏との幸運な出会い

玉木正之の『続々オペラ超入門講座〜オペラを心ゆくまで楽しみましょう!〜』第2期 Viva! Verdi! ヴェルディ万歳!〜華麗なるイタリア歌芝居の世界!

特報!! 撮影快調! 完成間近!! 公開迫る!映画『幻の幻燈辻馬車』の『遊び場』

若きバーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルの演奏は、名演の宝庫。なかでも「ショスタコ五番」は絶品の一枚。

美しすぎるメロディは「何」を表す?

メジャー級のプレイと音楽

イタリア・オペラからイタリア・サッカーを理解する

玉木正之の『続々オペラ超入門講座〜オペラを心ゆくまで楽しみましょう!〜』第1期「オペラのツボ」

『カルメン』は怖ろしい

ロマン派を金聖響さんの指揮で聴ける喜び

ベートーヴェンと『神』と『人々』は、どんな三角形を形づくるのか?

天才バーンスタインが残した『キャンディード』もう一つの大傑作

映画とは「オペラ」である。

紫色の音にして 追悼・浅川マキ、唄い続けた生涯

『山下洋輔プロデュース IMPROVISING ブーニン! 吉例異種鍵盤技名人戦/先手・鍵聖無有人古典派八段 VS 後手・盤鬼ヨウスケ邪頭派八段/初春 夢幻の対決』

オペラ『忠臣蔵外伝』第1幕第2場、第3場 作曲/三枝成彰 脚本・演出/島田雅彦 美術監督/日比野克彦 再構成/玉木正之

オペラ『忠臣蔵外伝』 作曲/三枝成彰 脚本/島田雅彦 再構成/玉木正之

マリオ・デル・モナコは長嶋茂雄である

ドラマチックに、そして、優しく……――大岩千穂さんの歌心

ダフ屋の矜恃

スポーツは音楽とともに

玉木正之の『クラシック音楽道場入門』 第1期「クラシックはオモシロイ〜その楽しみ方」

BRAVO! 神奈フィル新常任指揮者・金聖響さんの「魔法」に期待する!

『ウェスト・サイド・ストーリー』は最高のオペラ?

日本人なら『椿姫』で泣ける

「オペラ=音楽プラス世界文学」 それは、人生を楽しむ最高のツール!

オペラのテーマは男と女。しかも90パーセントが不倫!

アメリカ音楽が超大国アメリカを支える!?

21世紀のベートーヴェン――その国際性と多様性

ベートーヴェンの『天の時、地の利、人の和』

純文学書き下ろし序曲『のだめのためのだめな虚無舞踏序曲(ダンシング・ヴァニティ・オヴァチュア)』

『指輪物語』よりも面白い『ニーベルンクの指環』

日本人ならオペラ・ファンになる!〜「日独伊オペラ歌舞伎同盟」

オペラといえば『トゥーランドット』!?

真のオペラの誕生と成長

「身体の音楽」――太鼓打ち・林英哲さんに関する断想

トリエステ・オペラの魅力〜イタリア・オペラの神髄

玉木正之の『オペラはやっぱりオモロイでぇ』 第15期「オペラで世界文学全集!」

玉木正之のオペラへの招待 大人の恋の物語『メリーウィドウ』

『ジャンニ・スキッキ』の舞台は京都?

クラシック音楽ファン、オペラ・ファンは、なぜDVDに狂喜しているのか?

「不〜倫火山」大爆発!善男善女の皆さんも、煩悩まみれの皆さんも、みんな一緒に御唱和ください!「不倫、不倫、不倫、フリ〜ン!」

クラシック・コンサートは「真に新しい音楽」に触れる場所

オペラとは男と女の化かし合いを楽しむもの

50歳からのホンモノ道楽

『オペラはやっぱりオモロイでぇ』第14期「オペラ掘り出しモノ!」

山下洋輔ニュー・イヤー・コンサート ヨースケ&サド緊急“生”記者会見!『いま明かされる!反則肘打ち事件の真相』

「ベートーヴェンの交響曲」その名声と誤解

ベートーヴェンの「圧倒的感動」

ファジル・サイの魅力

スポーツは音楽とともに――フィギュアスケートはオペラとともに

300万ヒット記念特集・蔵出しの蔵出しコラム第3弾!

300万ヒット記念特集・蔵出しの蔵出しコラム第2弾!

300万ヒット記念特集・蔵出しの蔵出しコラム第1弾!

天才少年ヴィトゥスとテオと音楽と……

『オペラはやっぱりオモロイでぇ』第13期「オペラは、ゼッタイ演出に注目!」

<演歌 de おぺら(エンカ・デ・オペラ)>上演企画書

『指揮者列伝』ミニミニ・ダイジェスト「カラヤン・ゲルギエフ・セラフィン・バーンスタイン」

あけましてフリー漫才

男の子がヴァイオリンを弾くのは恥ずかしいことだった・・・?

『オペラはやっぱりオモロイでぇ』第12期「オペラは、祭りだ! お祭りだ!」MUSIC FESTIVALS IN THE WORLD

革命的斬新さを失わない音楽――それがクラシック

いつの世も変わらない「親子」と「男女」

日本ポップス史講座アンケート

待ち焦がれた“パリジャン”の本領

「浪漫派ベートーヴェン」を存分に楽しませてくれた演奏に心から拍手

音楽家はいかにして演奏に心をこめるのか?

JAZZとテツガク

ソロ(孤高)を求めてバンド(連帯)を怖れず!

我が「師匠」福島明也の魅力

城之内ミサ『華Uroad to OASIS』「ジャンル」を超えた素晴らしい音楽

懐かしい空間の響き

佐渡&玉木のぶっちゃけトーク

五嶋龍―「神童」の生まれ出る一瞬

ヤッタリーナ!ガンバリーナ!イタリーア!

アメリカのスポーツとアメリカの音楽

フィリッパ・ジョルダーノの魅力〜フィリッパの歌はイタリアの味

「私の好きな音楽」身体で感じる世界

玉木正之の『オペラはやっぱりオモロイでぇ』第10期「オペレッタを楽しもう!」

リヒャルト・シュトラウスのオペラは宝塚にふさわしい

日本人は「万葉集」以来「歌とともに生きている」

東方の奇蹟の二重唱

永遠の歌声

「原点回帰」の「山下洋輔ニュー・イヤー・コンサート2006」に贈る新春お笑い寄席 新作古典落語『人生振出双六』

20世紀最高の「歌役者」

クルマとラジオ

世界は演歌に満ちている

バーブラは諸行無常の響きあり

最高の「日本オペラ」

タイムマシンと冷戦時代

ニッポンは明るい!

春の祭典

シャンソンは高級?

イタリアはイタリア

ジャズはサッカー?

世界はひとつ?

大事なのは、質より量?内面より外見?

ビートルズはわかる?

無人島で聴く最後の歌

歌は世に連れない

クレオ・レーンの学歴

ひばりの川流れ

NASAと蓄音機

日本人の遊び心

「革命的音楽」は時代とともに消えてゆく?

究極のノスタルジー

『プロの仕事』

佐渡&玉木のぶっちゃけトーク(最終回)

「映画を所有したい!」と思うのは何故?

討ち入りや ゑひもせすまで ジャズに酔ひ――『ジャズマン忠臣蔵』講釈・前口上

ゲルギエフの引き出す無限の可能性/偉大な芸術とは、オモロイもんである。

冬の夜長にオペラ――その極上の面白さをDVDで味わう

都はるみさんの「世界」との新たな出逢い

天国の大トークバトル『クラシック あとは野となれ ジャズとなれ!』

超虚構音楽史―山下洋輔作曲「ピアノ・コンチェルト」の世紀の一戦

男と女の愛の形――悪いのはどっち?

「世の中に新しきものナシ」あらゆる創作はパクリである?

モーツァルトのオペラのおもしろさ

人を愛し、未来を信じ、時代を超越するパワー

バーンスタイン『キャンディード』の単純明快な世界

いつの世も変わらない「親子」と「男女」

<演歌 de オペラ>上演企画書

カルロス・クライバー〜〜実体験なき体験/〜夢のような体験

歌うピアニスト ―― G&G(グルダとグールド)

グレン・グールド<ガラス=音楽=グールド>

『ブルース・ブラザース』讃

翔べ! 21世紀へ!「エレクトリック・クラシック」の翼に乗って!

サロメ――官能と陶酔の神話の魅力

神野宗吉(ジャンニ・スキッキ)の娘・涼子(ラウレッタ)のアリア『好きやねん、お父ちゃん』(『私のお父さん』)

「子供(jr)」という大発見

NHK-FM『クラシックだい好き』 1〜6回プログラム

島田雅彦のオペラと小説――『バラバラの騎士』と『どんな? あんな?こんな? そんな!』

「オペラ忠臣蔵」のテロリズム

フリンオペラ年表400年史『オペラの歴史はフリンの歴史』

極私的ワーグナー体験の告白『私は如何にしてワーグナーの洗脳を解かれたか?』

ベートーヴェンの「朝ごはん」

サッカーと音楽の合体――それがスポーツ!それがワールドカップ!

オペラ「アイーダ」の本当の魅力

ヨースケのことなら何でもワカル!『ヤマシタ・ヨースケ・ジャズ用語大辞典』遠日発売未定 内容見本

Copyright (C) 2003-2011 tamakimasayuki.com. All Rights Reserved. Produced by 玉木正之HP制作委員会. WEBサイト制作 bit.
『カメラータ・ディ・タマキ』HOMEへ戻る