ナンヤラカンヤラ
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3月23日(月)
村木厚子『おどろきの刑事司法』もうすぐ読了。第二部明日はあなたも"犯罪者"の第六章痴漢冤罪「それでもボクはやってない」その後/第七章会社員を"犯罪者"に仕立て上げるケースが増えている…から第三部私たちの刑事司法改革第八章抜け穴だらけの刑事司法改革へと読み進みホントに日本の司法は「おどろき」だらけで驚いてしまう。何しろ取調室での取り調べの「見える化(可視化:録画録音)」の提案に対して警察と検察と彼らにゴマ擦る学者が奇妙な論理を駆使して頭から反対するのだ。その論理たるや警察や検察が「泥棒にも三分の理」を駆使しているようで笑うことも出来ずに唖然としてしまった。組織を守りたい組織人たちというのは物事を客観視することが出来ないのですね。嗚呼。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。春霞の彼方に富士。近くには三分咲きの染井吉野と満開の山桜。悪くない光景ですね。ワン。イロイロ仕事のあと吉本新喜劇見ながら晩メシ。相変わらず面白い。ベッドに入ってもすぐに『おどろきの刑事司法』読み続ける。警察と検察は取り調べの「見える化(可視化:録音録画)」に反対する理由の一つに《1セット揃えるのに何十万円もかかる。システム化するには膨大な予算が必要になるから無理だ》とも言ったらしい。《ところがそのシステムというのはブルーレイディスクなのです。当時既に「ブルーレイはいずれ世の中から消えてゆく。と言われていました。しかも彼らは未だにそれを使っています》市民委員の一人が《「ICレコーダーを使えばいいではないですか」と述べてもほとんど反応はありませんでした》嗚呼。

3月22日(日)つづき
ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。3連休の最終日は何故か静かでイイですね。ワン。東京新聞の前川喜平氏の《高市首相の言動に「日本人として恥ずかしい」と思った》というコラムに納得。《いきなりトランプ氏に抱きついたこと。相手が自分を名前で呼ばないのに勝手に「ドナルド」と呼んだこと。聞き取りづらい英語を話そうとして失敗したこと。トランプ氏の子息を「イケメン」と言ったこと。ご主人様を見る犬のようにトランプ氏の顔を窺うこと。(略)何より恥ずかしいのはイランでの戦争を始めた張本人に「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけ」と言ったことだ》《ここまで愚鈍で下品で卑屈な首相》を《なんとか早く辞めさせなければならない》しかしこの日米首脳会談を「成功」と評した人も多いのですね。嗚呼。大相撲は千穐楽。霧島優勝オメデトウだけど最後は勝ってほしかったですね。藤ノ川は技能賞だけではなく殊勲賞もあげるべきですね。安青錦は来場所返信するかな?いしいしんじさんから『人生不案内』(新潮新書)届く。パラパラ読むとオモシロイ。人生の悩みにマジメな回答。『チェロ湖』もそうだけどいしいしんじさんの本はどれもパラパラ読む素晴らしさがありますね。

3月22日(日)
昨日はヨメハンの誕生日。これから約2週間歳上女房の日々が続く。歳上女は歳下のように扱え。歳下女は歳上のように扱え。ゲーテのウェルテルだったか読んだのは結婚前だったがいまもこの言葉は至言だと思う。ベッドでの読書は『おどろきの刑事司法』。ホンマに驚きの連続。周防正行監督の『それでもボクはやってない』は見たことがあるがコレは単なる不幸な話ではなく日本の司法の根本的問題にも関わる事件なんですね。《検察には被告人の犯罪を立証する義務があります》なのに「痴漢をやった」と告発された人は自分で「やってないこと」を証明しなければならない。検察は《自分たちがやるべき仕事をせず弁護側に無罪立証させるなど本末転倒も甚だしい》ナルホドその通りですね。《裁判官も再現映像を弁護側反証の当たり前のツールとして考えているのだとしたら由々しき話です》このあたり被害者の女性の証言だけで話が進むとしたら確かに問題ですね。ワン。

3月21日(土)
昨日は晩飯食いながらNHK『魔改造の夜』を楽しむ。ペナルティ・キックというのは機械にやらせようと人間がやろうと同じ様な結果(失敗)になるのですナァ。ベッドでの読書は『おどろきの刑事司法』読み続ける。日本の司法の《取り調べ中心主義》=何がなんでも(拷問をしてでも)自白を取るという《自白偏重は今に始まったことではなく江戸時代から続く日本の刑事司法の"伝統"なのです》ナルホド。歴史の重みというのはそこいら中に残ってるのですね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。春靄と春霞と曇天で富士山は数日見えず。目がしょぼしょぼ。鼻がずるずる。どうやら小生も花粉症に襲われたか?トホホ。犬には花粉症はないのかな?昔上村一夫の漫画『同棲時代』で「わたし花粉症だから結婚できないの」という台詞があったのを思い出す。花粉症がまだ浪漫チックに語れた時代の逸話かな。ワン。デスクワークは連合通信の連載を書く。ILOと労働者としてのプロスポーツ選手の関係について。日の丸のため…とか学校のためにスポーツをさせるのは「やり甲斐搾取」とも言えるのですね。晩メシは『ブラタモリ』で桶狭間の闘いを見ながら。昔大河ドラマの『太閤記』で木下藤吉郎役の緒方拳が土砂降りの雨のなか槍を構えて突進したのを思い出す。古すぎるかな?続けて何日か前にNHK-BSで昼間途中まで見て録画しておいた映画『揺り籠を揺らす手』の後半を見る。子供を流産させられたと思い込んだ女の復讐劇。さりげない美女の怖さがけっこう面白かったけど最後にハリウッド的解りやすい格闘は残念。ヒッチコックならもっと恐く創れたでしょうねえ。

3月20日(金)
ベッドでの読書は村木厚子『おどろきの刑事司法』読み続ける。警察や検察の取り調べの酷さについては少しは知ってるつもりでいたがこれほど酷いとは思わなかった。著者は椎屋紀芳『自白ー冤罪はこうして作られる』(風媒社)に書かれた刑事の言葉を引用しながらこう書く。《被疑者がいくら「やってない」と言っても調書の枝葉末節の部分に真実味を持たせれば「やった」ことにしてしまえるというわけです。実に怖ろしいことですがさらにこの元刑事は殺人事件の被疑者を何人でも自白させてみせる「何ならやってみるか。お前さんでもいいよ」と嘯いたうえにゾッとするような言葉を記者に投げかけています。「三日あったらお前に殺人を自白させたやるよ。三日目の夜お前はやってもいない殺人を俺に自白するよ。自白なんてものはそんなもんだ」》オ〜コワと言うほかないですね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。倒木予防で幹や枝を電ノコでバサバサ切り取られた桜にもちらほら花が咲き始めた。がトホホって感じでよけいに寂しそう。少し離れたところにある山桜は1本で健気に美しく3分咲きかな。ワン。センバツの開会式を見てウンザリ。どうして自衛隊式の行進がこうも広がったのかな。おまけに選手宣誓で甲子園は世界を争う野球の原点とも。高校の部活なんて意識はなくてプロ意識ですね。もう勝手にせいですね。イロイロ仕事したあと大相撲は霧島の奮起だけが見ものかな。高市総理がトランプに抱きついてこれで首脳会談は良かった良かったなの?阿呆か。嗚呼。

3月19日(木)
村木厚子『おどろきの刑事司法"犯罪者"の作り方』読み続ける。《証人尋問の最後には驚きを通り越して呆れてしまいました。検察側証人として出廷した取り調べ検事六名全員が「取り調べ時のメモはすべて廃棄した」と証言したのです。これこそ口裏合わせです。(略)密室取り調べのメモを捨ててしまえば何の証拠も残らないから調書はどうにでも書けると思っているに外なりません。この時私は「取り調べの録音録画は絶対に必要だ」と確信しました。六人の検事は「たまたま全員が公判前整理手続きが始まった頃に各自の判断でメモを廃棄した」と普通ではあり得ないようなことも言いました。そんな証言が通用するとは彼ら自身も思えなかったでしょうが検察組織にいるとうえから命じられたことには絶対に従わなければならないのでしょう。いまだに旧日本軍の軍隊的気質を引きずっているかのようです。(略)ある種日本社会の精神病理が検察という組織に象徴的に表れているように思えてなりません》困ったモノですねと思いながらかつて政府のエライさんを思いきり批判していたときにある人物から「君一人を抹殺することくらい簡単なんだよ」と言われたことを思い出しました。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。風邪だかコロナだかは抜けたようだが目がヒリヒリ鼻がグズグズ花粉症か?まいったなあ。ヨメサンにも風邪だかコロナだかが移ったようで申し訳ない。嗚呼。原稿書けないので『おどろきの刑事司法』読み続ける。安青錦はまた負けたか…霧島は強さ復活。大関復帰にあと一息ですね。

3月18日(水)つづきのつづき
ラジオを終えて黒兵衛との散歩を終えたあとWBC決勝を楽しむ。やっぱり虐げられていた者の復讐心は強かったですね。第1回WBCの2次リーグで日本にも韓国にも負けたメキシコが最後のアメリカに勝った(そして日本は準決勝に進めて優勝できた)のも今年のベネズエラの気合い勝ちと同じでしょうね。それにしてもドナルド・トランプの他国民を蔑むような暴言の数々は人間として許されることではないですよね。『スラッガー』のネット連載『ベースボール今昔物語』の第23回目の原稿でWBCのことを書いて送稿。ウワッ。安青錦がまた負けたか…霧島ガンバレ!

3月18日(水)つづき
ベッドでの読書は村木厚子『おどろきの刑事司法"犯罪者"の作り方』(講談社現代新書)を読み始める。いやはやナンデこんなことが起こるのか?タイトルにあるとおりコレは「驚き」の出来事で信じられないと言うほかないがまったく無罪の人でも日本の司法は犯罪者に仕立て上げてしまうことができるのですね。何故そんな馬鹿げたことがでいるのか?また警察や検事は何故そんな馬鹿げたことが出来るのか?何故そんな馬鹿げたことをやろうと思うのか?読まねば!ワン。黒兵衛との散歩は後回しにしてRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』にZOOM音声出演。今日のテーマは中屋敷均『生命とは何か』(講談社現代新書)を取りあげ「サッカー選手として活躍したければ猫を飼え」という話。ナンノコッチャと思う人は何日前の本欄を読み直すかRKB毎日放送のラジコをお聞き下さい。https://radiko.jp/podcast/channels/7e3ea852-a3f1-4659-ae6b-b7f0a853352d

3月18日(水)
WBCはベネズエラが優勝!2-0で勝っていたのを8回裏にアメリカが2ランホーマーで同点に。しかし9回表に四球ー盗塁ー二塁打でベネズエラが再び3-2とリード。そのまま逃げ切ったベネズエラが素晴らしい試合でトランプの鼻を明かしましたね。ブラーヴォ!

3月17日(火)
ベッドでの読書『生命とは何か 溶けていく「個体」の境界線』(中屋敷均・著/講談社現代新書)読了。途中妙な病に悩まされて発熱などして読み切るのに時間がかかったけど極めて面白い本でした。我々が「自分の意志」でと思っている行動も体内に存在する寄生虫やウイルスの"意志"が働いてるかも知らないのですね。牛が牛だけでは牛でいられない(植物繊維を消化する腸内細菌が存在しなければ牛でいられない)ように人間も…がなければ人間たりえないかも…というわけですね。謙虚に生きましょ。ワン。ベッドから出て老犬黒兵衛と散歩。病は治ったようだけど発熱前に何度か行ったスクワットのやり方が悪かったのか脚(太腿)が痛んで歩き辛い。YouTubeで教えられたスクワットのやり方が拙かったのかな?YouTubeなんかを信用した自分がバカだったのかな?ワン。イロイロ仕事をしていると講談社から今月の小段者現代新書の新刊が送られてくる。村木厚子『おどろきの刑事司法"犯罪者"の作り方』。著者は言わずと知れた厚生労働省職員として「郵便不正事件」で犯罪をデッチ上げられ1年間の法廷闘争のうえで無罪を勝ち取った人物。帯に《有罪率99.9%世界に誇る「精密司法」のカラクリ/わが国の刑事裁判はかなり絶望的である》とある。読まねば。古荘純一『境界知能の人達』。タイトルだけではよくわからないが帯に《7人に1人日本に1700万人「言語化が苦手」「段取りを覚えられない」「行動がワンテンポ遅い」「金銭管理が出来ない」「ダマされやすい」第一人者の医師が明かす実態》とある。小生も読むべきかもしれないですね。永井均『完成版〈子ども〉のための哲学』コレは時間があれば読みたいですね。本とは読む本がなくなった頃に出現するもののようです。ホンマカイナ。

3月16日(月)
風邪だかインフルだかコロナだかワケのワカラン発熱から脱出してベッドでの読書も再開。中屋敷均『生命とは何か』読み続ける。ふ〜ん。自殺するのは人間だけかと思ったらカマキリも池や川の水に飛び込んで自死することがあるのですね。ところがそれはカマキリの腸内に寄生しているハリガネムシが水中でなければ子孫を残せないから寄生者がが宿主操作をした結果だという。ある意味コワイはなしですね。ワン。ベッドを出て久しいぶりに老犬黒兵衛と散歩。俺が散歩できないときはヨメハンが一人でデカい老犬を連れ出してくれていた。ご苦労様でした。ワン。久し振りに原稿書きも復活。『ZATEN』の連載『今月のスポーツ批評』の104回目を書く。日本はWBCでベネズエラに開けてしまったけどそもそもMLBとMLBPA(メジャー選手会)の設立した会社WBCIが主催して利益の66%(日本は13%)を掻っ攫っていながら「国(日の丸)のためにガンバレ」というのは「やり甲斐搾取」ではないかという話を書く。意外と時間がかかって大相撲は録画を忘れて見られず。日常は一端崩れると元に戻しにくいものですね。日本はトランプが勝手に(エプスタイン疑惑を隠すため?)始めた戦争のためにホルムズ海峡へ自衛艦を送るの?ここでイランと仲良くしようものならかつての田中角栄&二階堂進のようにロッキードか何かでアメリカの手で失脚させられるのかな?まぁ今の女性総理には田中のような根性はないでしょうけど…嗚呼。

3月15日(日)
WBC日本代表が負けてしまって改めてネットではNetflixの有料配信が問題にされてるみたいです。しかしどうせ問題にするならMLBとMLBPA(大リーグ選手会)が作ったWBCL(WBC株式会社)のバカ儲けのほうを問題にすべきですね。それに日本にはユニバーサルアクセス権を認める(公共性のあるものは誰もが視聴できるようにする)法律がないと言う人もいるけどそもそもスポーツの公共性が認識されてないですよね。日本vsベネズエラの試合を振り返った日テレの番組でお笑いタレントのバカ騒ぎもウンザリだけど巨人の選手達が大勢出てきたのも笑いました。公共的なスポーツを公共的な電波が報じているはずなのにコレですからね。

3月15日(日)
WBCは日本がベネズエラに負けちゃいましたね。まぁ。仕方ないです。元虎狂としては狂喜乱舞したくなるシーンもあったけどベネズエラのほうがパワーでも気合いでも一枚上手でしたね。小生の風邪だかインフルだかコロナだかワカラン病は治癒したようだけど筋肉痛と関節痛がチョイと辛いですね。マァ歳取ると回復力が鈍くなるみたいです。嗚呼。

3月14日(土)
糞ッ。風邪だかインフルだかコロナだか知らんけど身体がだるく昨日の夕方から終日寝っぱなし。熱は平熱に戻ったり37度を超える程度。とにかく早く治しましょう。寝ながらサッカーや大相撲は見る。安青錦がまた土。まだ誰も指摘してないけど最近彼を襲った事故の影響もあるのかな?

3月13日(金)
ナンデか知らんけれど38・5度も熱が出てまいっとります。名古屋へ行ったとき何かウイルスか菌をもらったかなあ(>_<)

3月11日(水)つづき
黒兵衛との散歩は後回しにしてRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』にZOOM音声出演。今日のテーマはFIFAやIOCとILOの関係について。国連の国際労働機関であるILOは2020年に「プロスポーツ選手は労働者である」と発表。2022年に全世界的の労働協約を発表しプロスポーツ選手の団結権や団体交渉権を認めた。つまりW杯やオリンピックでギャラが払われていないのは不当労働行為と認定。つまり「国のために闘え」というイベントは「やり甲斐搾取」だと認めたのだ。がFIFAやIOCは自らをアスリート(労働者)の使用者ではなくレギュレーター(規制者・管理者・運営者)だと言って国際労働協約に加わっていない。おまけにFIFAはW杯を2年に1回にしようとしたりクラブW杯の実施などで選手の「労働強化」を計っている。これは非常に興味深い問題でアメリカでカレッジフットボールの選手にギャラを払うべしという判決も出た。ならばオリンピックの選手やW杯にでるサッカー選手だけでなく箱根駅伝の選手たちや高校野球の選手たちもギャラを要求する権利があるかも?…という話をする。アマチュアを隠れ蓑にすれば主催社はかなり儲かりそうですからね。ワン。ラジオのあと黒兵衛と散歩。今日は東日本大震災から15年目。その直後から長女が黒兵衛を飼い始めたのか。震災のあと東京五輪がらみで石巻の復興の一環として「武道の街石巻」のイベントに10年連続して呼ばれたり…佐渡裕さん指揮のシエナ・ウィンドオーケストラの復興演奏会でいわき市に行ったり…東京五輪のボート会場にと宮城県登米市の長沼ボート場を何度も訪れたり…イロイロ思い出されます。三陸海岸は本当に美しいところ。皆さん元気かなあ…。イロイロ仕事して晩メシはNetflixでWBCアメリカvsイタリアを見たり…しかし地上波テレビがNetflixとWBCの宣伝ばかりするのはナンデヤネン?悔しくないの?

3月11日(水)
『生命とは何か』読み続けてますけど面白すぎます。ウシが食物の植物繊維(セルロース等)を消化するには腸内細菌が絶対に必要で《ウシはウシ単独ではウシとして地球上に存在できない》という。同様に生物にとって毒となる物質を含むユーカリを消化してくれる腸内細菌が存在しないと生きていけないので《コアラもまたコアラ単独ではコアラとして地球上に存在することができない》という。ならばヒトは…?と話は進む。《私たちヒトはウシやコアラのように腸内細菌が生存に必須ということではないのかもしれない。しかし(略)免疫・代謝・健康そしてもしかして人格形成に至るまでヒトは腸内細菌の影響を受けている。(略)私たちは自分の肉体から完全に独立した精神を持っているのではなく心は身体の影響を受けその身体とは腸内フローラや常在細菌を含んだものである》だから《人間はヒトの細胞と微生物で構成されている「超生命体」である》というわけで《ヒトというものが腸内細菌を主とした微生物と合体して初めて「完全体」となっている》わけだ。何やらこのあたりエリート・スポーツのドーピングからの脱出法が見えてきそうですね。いや。新たなドーピングのやり方の発見かな?ワン

3月10日(火)
ベッドでの読書の中屋敷均『生命とは何か』がメチャンコ面白い!ほとんど無害とは言え人間にも感染するトキソプラズマはオオカミやネズミを"勇敢"にしたのと同様《ドーパミンやテストステロンの量を増加させる》という。ドーパミンは快楽中枢を刺激する神経刺激物質。テストステロンは精力増進の男性ホルモン。その結果人間に"ヤル気"を起こさせ起業家精神を持ちビジネスを学ぶ学生のトキソプラズマ感染率は生物学を学ぶ学生の1・7倍もあるというデータもあるという。人間の感染率は通常30%程度だが感染率の高い国はブラジル(67%)アルゼンチン(52%)フランス(45%)ドイツ(43%)など《サッカー強豪国が多く》スタンフォード大学のパトリックハウス教授は《トキソプラズマ感染による攻撃的なサッカーが生まれる可能性を論じ》《トキソプラズマという寄生生物がヒトの行動にも影響を及ぼし言わば「イケイケ」的な性質を誘発している》ので《ランドン・ドノバン選手(アメリカのサッカー選手)にも(トキソプラズマを多く保有する)ネコが必要》という論文を発表したという。こんな本でこんな面白いサッカーの話が出てくるとは思わなかった。ワン。布団のなかで一人ゲラゲラ笑ったあとベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。相当足が衰えてきた黒兵衛は家に帰る階段を登るのが必死。猫と同居してるがトキソプラズマの精神的効能だけでは筋肉の衰えはカバーでき¥ないようだ。イロイロ仕事したあと大相撲。うわっ。贔屓にしてる藤ノ川が大の里を撃破!と喜ぶと同時に横綱3連敗が心配。晩メシはWBC日本vsチェコを楽しみながら。ナカナカ得点できなくて8回に一挙に9点。まぁイイでしょう。次のベネズエラだかドミニカ戦がタイヘンだけどイランやウクライナのことを思うとスポーツで騒いでる場合なのかな?と思ってしまう。IOCもIPCもアメリカの五輪休戦協定違反についてはまだノーコメントですね。嗚呼。

3月9日(月)つづき
名古屋の栄中日文化センターでオペラ講座は『ウェストサイド・ストーリー』に較べてあまり知られていないレナード・バーンスタインの作品として『オン・ザ・タウン』『ワンダフル・タウン』『キャンディード』を紹介して解説。18人の受講者も皆さん楽しんでくれたようで来月の『カルメン』の特集の宣伝をして小生も楽しく講義を終える(蔵出し音楽編参照)。帰宅はゆっくりこだまでビールを読むながら本を読みながら…と持ったところが『生命とは何か』を鞄に入れるのを忘れていた。行きの新幹線は爆睡で気付かず。仕方ないのでビールを飲んで不貞寝。本が読めない旅ほどツマラナイものはない。帰宅して録画で大相撲。ウワッ。安青錦に土。大の里は2連敗。荒れる春場所の言葉通りかな。NetflixでWBCオーストラリアvs韓国。両チームとも準々決勝進出を賭けて必死なのはある意味面白いけど…残酷。平和なスポーツである野球的ではないですね。そのあと『映像の世紀バタフライエフェクト』で東京大空襲を指揮したルメイ将軍のドキュメンタリーを見る。戦争の申し子は戦争があるから生まれるのですね。誰にとっても不幸をもたらすのは戦争ですね。

3月9日
ベッドのなかの読書は中屋敷均『生命とは何か 溶けていく「個体」の境界線』(講談社現代新書)読み始める。副題が少々解りづらいが読み出すと初っ端のオオカミの話からグイグイ惹き込まれる。オオカミでリスクを顧みず群れのリーダーになったり一匹狼になったりする個体は体内にトキソプラズマ原虫が多いことがわかった。トキソプラズマはいろんな個体に感染する真核単細胞生物らしいがネコ科の動物の体内でしか卵を創ることができない。そこでオオカミの体内に宿るテキソプラズマはそのオオカミを天敵のネコ科のピューマに立ち向かわせるべくリーダーや一匹狼に仕立て上げてピューマと闘わせて負けさせて自分(トキソプラズマ)はピューマにに乗り移って子孫を増やすという。凄い!トキソプラズマが宿ったネズミもネコを恐れなくなり猫に食われてトキソプラズマはネコに移って子孫を残すという。人間の体内には何が宿ってるのか?と思うとちょっとコワイ話ですね。ワン。老犬黒兵衛との散歩をサッサと済ませて大船駅へ。東海道線品川経由で名古屋へ。

3月8日(日)つづき
高橋繁行『日本の自然葬 風葬・土葬から樹木葬・循環葬まで』(講談社現代新書)読了。非常に面白く参考になった素晴らしい一冊でした。過去の風葬や土葬から現在の樹木葬・循環葬までの野辺送りのイロイロが本当に勉強になったけど一方で現代の樹木葬などを読んでると野坂昭如の『とむらい師たち』をチョイと思い出す。現代の資本主義社会では生きるのにも死ぬのにもカネがかかるのですね。嗚呼。著者の葬儀に纏わる版画絵はいいですなぁ。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。老犬はいよいよ後ろ足が衰えてきたようで犬や猫と出逢ってもダッシュしない。若いときは思い切りダッシュしてリードを持つ腕が引っ張られて困ったのに今は楽に。しかしラクとは寂しいものです。ワン。明日の名古屋でのオペラ講座の予習などイロイロ準備して晩メシは大相撲初日を見たあと(大の里は腕か肩にケガの後遺症でも残ってるみたいですね)NetflixでWBC日本vsオーストラリア戦を見る。日本は勝ったものの野球はやっぱり一発勝負に向かないスポーツですね。短期決戦でもせめて大学野球並みに同じ対戦相手と3試合はやらないと1試合では偶然性が高すぎますね。それだけに1試合の勝負は見ているほうは面白いのだろうけど(日本が勝ったから良かったものの)少々残酷ですね。特に高校野球でその残酷性に誰もが興奮しているのはイケマセンね。

3月8日(日)
Netflixで対オーストラリア戦。やっと野球らしい野球を観ることが出来ました。吉田選手はホンマに見事ですね。左投手のあの低目の投球をオーバーフェンスですから。しかし打たれたから言うのじゃないけど大勢投手を抑えのエースに起用するのは私は以前からNGだと思ってました。昨シーズン中から球威は下り坂でしたよ。種市投手は連投の可能性をテストしたのですね。昨日の本欄にもう1イニングと書いたのは撤回します。

3月7日(土)つづき
ベッドでの読書は高橋繁行『日本の自然葬』第1章沖縄の『風葬』から第2章『アイヌの土葬』へ。「与那国の歴史」には《古代琉球にアイヌがいたと書かれている》という。これは何も不思議なことではない。朝鮮半島または揚子江河口付近から日本列島に渡来した稲作文化の持ち主が先住民を北と南に追い遣ったのでしょう?違うかな?しかし今も残る北と南のアニミズム的自然葬は素晴らしい。最近「面倒だから良いんだよ」というタモリさんのCMを見かけるがLPレコードだけでなく風葬と土葬まで遡ってほしいものですね(笑)ワン。ベッドを出て黒兵衛と散歩。老犬は後ろ足がかなり弱ってきた。老人はスクワットの筋肉痛か老化現象の結果なのか判定不能。ワン。午後になって長女と次女と小1の孫が来宅。長女と次女は仕事の打ち合わせらしい。俺は孫と『スター・ウォーズX』を見る。『エピソードX』は『Y』へ進む繋ぎの要素が強く説明的すぎると思っていたがダースベイダーとルークの親子関係やレイヤ姫との関係など意外と面白いことを発見。『ニーベルンクの指環』も最初は4作中3作目の『ジークフリート』が独立した作品としては完成度が弱いと思っていたのがこれがないと全体が完成しないという点で音楽を聴けば聴くほど面白くなってきたのと同じですね。晩メシはウーバーナントカでジビエの鹿や猪料理をパクつきながらWBCに観戦を観る。韓国選手の集中力も見事だったけど日本選手の強力打線の平均点が上回ってましたね。MVPは最終回超ファインプレイの周東ですね。

3月7日(土)
Netflixで日韓戦すべて見たけどスモールベースボールなどと言ってた時代が懐かしいですナァ。種市投手はもう1イニング投げさせるべきでしたね。メジャーの審判(ホームアンパイア)は昔からそうだったけど下手糞ですね。

3月6日(金)
高橋繁行『日本の自然葬』の最初の第1章『今も残る風葬』から読み始める。メッチャ面白い。与那国島の幟旗を何本も掲げた派手な葬送の描写を読みながら小学生の時に徳島の剣山の山中の故郷へ母親と一緒に母の父の葬列に参加したことを思い出した。まるでお祭りのような幟や旗指物を掲げた葬列の先頭で棺桶を棒で肩に担いだ二人の男は村を出て一周回って土葬。昭和30年代には全国各地にそのような派手派手しい《祭りとしての葬儀葬列》が残ってたのでしょう。それが沖縄八重山諸島には今も残っているのですね。《葬式は生きてる人間が死者に扱き使われるのである》そして前著『土葬の村』にも書かれていて仰天した死んだ人の《食人風習》の貴重な指摘も。高橋クン良い仕事してますね。著者は小生の中高校の2年後輩でクラブ活動も同じだったのだ。ブラーヴォ!ワン!ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。今年は富士山の冠雪がメッチャ多いように見えますね。ワン。イロイロ仕事したあと長女が手配してくれたNetflixでWBC日本vs台湾を見ようとするがNetflixは開くのに何故か再び金払えの指摘。ワケワカランので長女の送ってくれた録画で日本の猛攻を見る。大谷はあんな泳いだスイングでもホームランを打てるのですね。別に野球を楽しみたいわけじゃなし。すべてを見なくてもスコアブックを見るだけでイイですねと思いながらアメリカとイランの状況をテレビで見たあとスポーツニュースで大谷の満塁ホーマーを見直してパラリンピックの開会式を録画してベッドへ。トランプ米軍のイラン爆撃は国連憲章違反&国際法違反&五輪休戦協定違反であることは明らかですがIOC&IPCは何のコメントも出さないの?

3月5日(木)
ベッドでの読書は高橋繁行『日本の自然葬 風葬・土葬から樹木葬・循環葬まで』(講談社現代新書)。まずは最も興味を惹かれた終章『うんこと死体の復権を』から読み始める。これがメッチャ面白い。前作『土葬の村』『葬祭の日本史』も面白かったが今回は見事にエスカレートして《50年以上にわたり茨城県の山中で野外排泄を続けてきた日本に冠たる野ぐそ実践者》の《糞土師・伊沢正名》の言葉を紹介。《人間の作り出す最も価値あるもの。それはうんこ》そしてうんこと同様に死体は土に還るべしとして火葬の灯油の無駄遣いや二酸化炭素の無駄な排出を指摘。《沖縄の風葬・アイヌの土葬といった伝統的自然葬から散骨・樹木葬・循環葬という自然葬の新しい選択肢まで見てきても(略)弔いの風俗は謎だらけ》で《自然葬は有機物(タンパク質やDNA)の死と再生の物語なのである》これはキチンと読まねばと思って第1章に戻り『今も残る風葬』から読み直し始める。沖縄諸島に残る数々の風葬。人間の死や葬との付き合い方はメッチャ面白いですね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。老犬ですら近い将来土に還れず灯油で焼かれるのかと思うと自分のことはさて措きチョット複雑な心境になりますね。ワン。デスクワークは来週月曜のオペラ講座の資料作り。バーンスタインの『オン・ザ・タウン』『ワンダフル・タウン』『キャンディード』の資料作りは楽しいですね。パラリンピックの開会式はボイコットする国が続出しそうな気配だけどマスメディアは報道しないのかな?それにIOCもIPCもイスラエルとアメリカの休戦協定違反に対して何も言いませんね。これでは五輪もパラもただの国際スポーツ大会ですね。だったらアスリートたちにギャラまたは賞金を払うべきですね。ILO(国連の国際労働機関)もそう言ってますから。

3月4日(水)つづき
老犬黒兵衛との散歩は後回しにしてRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』にZOOMで音声出演。今日のテーマはまずはスラエルとアメリカが五輪休戦期間中に国連決議を無視したことを話す。IPC(国際パラリンピック委員会)がロシアとベラルーシの参加を認めたことに対する反対デモなどがミラノでも起こったけどイスラエルとアメリカの扱いはどうするの?という疑問は残りますね。そして札幌(北海道)でオリンピック招致の機運があることを話す。しかし2019年に五輪開催が立候補制でなくなったことを知ってる人がそもそも少ないことが問題ですね…とか広域開催の話し合いが進んでないとかイロイロ話す。まず五輪について多くの人が勉強し直すことが大事ですね。それは平和運動なんですよね。ワン。老犬黒兵衛と散歩。梅が散り始める。玉縄桜も。家の前の染井吉野の並木の多くが老木化で危険とのことでかなり切られてしまった。♪命短し恋せよ乙女…紅き桜の枯れぬ間に…なんて歌詞が頭に浮かぶ。ワン。イロイロ仕事のあと晩メシは昼間にNHK-BSを録画したジャン=ポール・ベルモンド主演の映画『リオの男』を見ながら。どーしよーもなくクダラナイ映画でインディ・ジョーンズもどきの古代の秘宝を巡る奪い合いに新人工未来都市ブラジリアの紹介が加わるなかでクルマ・バイク・自転車・飛行機を加えたチェイスの連続プラス大乱闘に美女の奪い合い。あまりの馬鹿馬鹿しい内容の映画を見せてしまう映画のテクニックに脱帽。しかし内容のあまりの阿呆臭さに続けて見たアメリカのイラク攻撃のニュースがマトモに思えてしまった。嗚呼。

3月4日(水)
ベッドでの読書はヴォルテール『カンディード』の「訳者(斎藤悦則氏)あとがき』。レナード・バーンスタインが1989年にロンドン交響楽団を指揮して自ら作曲したコミック・オペレッタ『キャンディード』を演奏したときに指揮台から話した言葉(演説)が紹介されている。劇作家のリリアン・ヘルマンの提案でこの楽曲を作曲し始めたときアメリカはマッカーシズム(赤狩り)が吹き荒れバーンスタイン自身もパスポートの発行を拒否された話をしたあと《ヴォルテールも同じくフランス政府からのパスポートの拒否に会いました。ヴォルテールはこの仕打ちに対して皮肉で答えます。あざけりと笑いで答えます。(カンディードの)テキストを通して自己を主張しもちろん正しいのは自分のほうだと読者に向かって挑発します。「悪いのは誰?私?まさか。逆でしょ」挑発は議論を呼び討論を生みます。そして結局のところ討論こそが民主主義の要石(かなめいし)なのです。リリアンと私は当然のことながらヴォルテールの辛辣な精神と賢さに引きつけられ急いでオペレッタづくりに取りかかりました》こうして『ウェストサイド・ストーリー』以上の傑作とも言える『キャンディード』が生まれたのだがこのときの歌手が凄い!クリスタ・ルートヴィヒ&ジューン・アンダーソン&マリア・カラスのカルメンでドン・ホセを歌ったニコライ・ゲッダ。それに語り手として『雨に唄えば』や『オン・ザ・タウン』の作者のアドルフ・グリーン…この時の名演もバーンスタインの演説もLDとDVDで何度も見聴きしたが佐渡裕さんはこの時舞台の袖で見ていたそうだ。スゴイ!しかしIOCもIPCもイスラエルとアメリカの「国連五輪不戦協定違反」について何のコメントも出さないのは討論を避けているという意味において民主主義的でないですね。嗚呼。

3月3日(火)つづき
ワン。ベッドから出て老犬黒兵衛と散歩。歩幅はなるべく大きく。足の運びはなるべく速く…と思っても老犬は付いてこなくなりました。犬の散歩で人間が運動しようと考えるのが間違いですね。ワン。ワイドショウはメジャーリーガーがズラリと並んだWBCの日本代表を報じてからイランのアラブ諸国にあるアメリカ軍基地へのドローンによる報復を報じる。トランプは米兵に死者が出たから「復讐する」と言う。何もかも何処かおかしいですね。石が流れて木の葉が沈む。パラリンピックは無事に開会されるの?ロシアとベラルーシは参加してイスラエルもアメリカもイランも参加するのでしょうね?イランとスペインのW杯前の調整試合は出来るのかな?イランはW杯に参加するの?FIFAはトランプに贈った平和賞を取り消さないの?イロイロと首ひねりたくなる節句かな。晩メシは日本酒で桃の節句を祝う。そう。大事なのはカタチですね。平和というカタチ。戦争はすべてを形無しにしてしまいますね。テレビでは虎対日本代表で満員の野球場。これってスポーツウォッシングの一種でしょうか?

3月3日(火)
光文社古典新訳文庫のヴォルテール『カンディード あるいは最善説』(斎藤悦則・訳)を大興奮のうちに読み終えたあと同文庫に収録されていた『リスボン大震災に寄せる詩 あるいは「すべては善であるという公理の検討』を読む。1755年11月1日ポルトガルのリスボンを中心に起こった大地震と大津波と大火(マグニチュード8・7で死者10万人超とも言われた)をキッカケに神の創造した世の中にあるものはすべて正しく善であるというライプニッツの主張を考察した詩形式の文章。オモシロイ。《リスボンは海に呑み込まれパリでは人々が踊る》《巨大な知性を働かせれば何が出来るのか。何もできない。人間は人間にとって見知らぬ者で正体不明だ。私は何であるのか。何処から来て何処へ行くのか》そしてヴォルテールの記述(思考)は『カンディード』の"Make our garden grow"に続く。フランス革命前の心優しき啓蒙主義とでも言えば良いのか。デカルト・パスカル・ライプニッツ・ニュートン・モンテスキューやカント・ルソー・ディドロなどの活躍した時代にあってヴォルテールはメッチャ人間的優しさに満ちてるように思えますね。だから20世紀の赤狩りの時代のアメリカでバーンスタインのミュージカル(コミック・オペレッタ)『キャンディード』似も生まれ変わることが出来たのでしょうね。ヴォルテールが(バーンスタインが)今も生きていたらトランプをどう言うのかな?ワン。

3月2日(月)つづき
老犬黒兵衛と散歩ほあとはイロイロ仕事。午後になって北海道文化放送のテレビ番組にZOOM録画撮り。ミラノ・コルチナ冬季五輪での日本選手の活躍から2038年の札幌冬季五輪招致の可能性は?という問いかけに地球温暖化のなかで雪が豊富な北海道での高域開催とか長野も含めた開催は可能性があるが2019年から五輪開催都市の決定方法が変わり招致に立候補するのではなく五輪を開催したい都市はIOCの「将来開催地委員会」と共に開催に向けて企画を練るという話をする。そして都市・地域・国に対する調査も行われて五輪開催地がIOC理事会の承認を経て総会で決定される。それに今年6月に夏季五輪の競技の一部が冬季に移されるという競技の発表もあるのでソレも考慮に入れて3人いる日本人のIOC委員と一緒に動かないとイケナイという話も。かつて開催した施設があると言ってもモーグル以外のアルペンスキーやクロスカントリーなどのノルディックの施設を環境問題抜きに創るのは困難じゃないかな…とかイロイロ話したあと晩メシはWBC日本チームの試合を見ながら。バファローズの投手はイイですね。しかし前にも書いたけどWBCやW杯が現在の世界情勢を水に流す(忘れさせる)スポーツウォッシングになってるのかどうか…心配ですね。それにジャーナリストの木村元彦さんが集英社オンラインに書いた『FIFA内部崩壊 トランプ大統領に「平和賞」授与の迷走…人権と反差別を掲げてきた組織に何が起きているのか? 国際プロサッカー選手会理事が読み解く』という記事は多くの人に読んでほしいですね。"グローバル・イベント企業"とも言えるFIFAやIOCがスポーツ選手をノーギャラで集めていることをILO(国連の国際労働機関)は国際労働協約違反に認定しているそうです。ナルホド!

3月2日(月)
ヴォルテール『カンディード』ついに読了。ドイツ(ウェストファリア)からポルトガルー南米(アルゼンチンーウルグアイ)ーフランス(パリ)ーイギリス(ポーツマス)ーイタリア(ヴェネツィア)ートルコ(コンスタンチノープル)と流れて流れたカンディードは絞首刑になったと思った先生パングロスとも殺してしまったと思った恋人クネゴンデの兄の男爵とも再会。2人とも上手い具合に生きていたのですね。このハチャメチャの冒険譚の最後にカンディードは恋人クネゴンデと遭うことが出来てこう言う。「とにかく僕たち自分の畑を耕さなきゃ」ーこの最後のフィナーレだけはバーンスタインのコミック・オペレッタの最後の大合唱「Make our garden grow」が素晴らしいですね。その大合唱の最後の最後にパングロスが「Any Question?」と問いかける。実は兵庫県立芸術文化センターのオープニングを記念した大阪と神戸と姫路でのコンサートで佐渡裕さんが「Viva! Bernstein」というタイトルで『キャンディード』のハイライトを演奏したときそのパングロスの役を小生がやらせてもらったのです。ただ「Any Question?」という言葉にイイ翻訳が見つからず用意していた原稿も気に入らず最後の音楽が鳴り響いてるときに突然思いついた言葉を口にしました。「ヴィヴァ・バーンスタイン!どないでした?」この関西弁に佐渡さんがチョット吹き出しそうに笑いながら最後のジャアアア〜ンというオケの音のために指揮棒を振り下ろした横顔を今も憶えてます。イイ想い出です。ワン。

3月1日(日)
ベッドで読む『カンディード』はパリでのギャンブルの失敗と娼家のマダムにダイヤモンドを奪われる話を経てヴェネツィアへ。そこで老元老院議員の恋愛論(社交界の婦人方にはウンザリ)美術論(ラファエロはサイテー)音楽論(難しい演奏を披露しているだけ)オペラ論(女優の喉を聴かせるためにどの場面でも筋に関係なくナンセンスな歌が二つ三つ挿入される)を聞かされる。これはヴォルテールの意見ではなく当時ヴォルテールを批判しまくった批評家たちのナンセンスな批判に対するに対する反批判ですね。面白い。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。確定申告の資料整理を終えてイロイロ勉強。イスラエルとアメリカのイラン攻撃に関しては(小生の知る限り)誰一人として「五輪休戦国連決議違反」について指摘しませんね。嗚呼。トランプは「イランに核を持たせるわけにはいかない」と言ったそうだ。ならば北朝鮮には核を持たせてもイイということ?最近読み直したオリバー・ストーンの『もうひとつのアメリカ史』にアメリカが中東に武力攻撃して北朝鮮にしないのは北朝鮮には石油が出ないからだとの指摘があった。ベネズエラにもイランにも(過去のイラクにも)エネルギーとしての石油ではなく世界戦略としての石油の存在アメリカにとってはがあるのですね。嗚呼。晩メシはいろいろニュースや解説番組を見ながら。近々幕を開けるWBCやパラリンピックはイスラエルやアメリカに対してスポーツウォッシングとして機能するのかな?ロシアとベラルーシの国としての参加を認めたIPC(国際パラ委員会)に反対の意見を唱えた欧州諸国やイタリアでデモを行った人々はイスラエルとアメリカの攻撃は許すのかな?メッチャ微妙ですね。

2月28日(土)つづき
ベッドでヴォルテール『カンディード』を読んでいたら南米を脱出してベネツィアに行く途中のパリで女優の話題が出てきて若く綺麗なときはチヤホヤされても死ねばゴミ捨て場に捨てられという話でその女優はヴォルテールの友達だったアドリエンヌ・ルクヴルールがモデルだという。彼女はのちにイタリアの作曲家フランチェスコ・チレーアが20世紀初頭に作曲した素晴らしいオペラ『アドリアーナ・ルクヴルール』のモデルになった大女優。それがヴォルテールの"友達"だったとは!オモシロイですね。18世紀前半《俳優は教会から破門されており特に彼女は悔い改めぬまま死んだので埋葬は許されなかった(1730年)》と註釈にあった。フランス革命前(アンシャン・レジーム)はいろんな不可解な事情があったようですね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。〽梅〜は〜咲い〜たぁかぁ〜桜〜は〜ま〜だかいな…。暖かい陽射しに老犬も元気を取り戻したかな。ワン。終日確定申告の資料作り。現政権に税金を納めるのは気に入らないけどいつの世も国は没落しても国家公務員だけは安泰か。嗚呼。夕方からTBS「報道特集」でエプスタイン文書の少し詳しい概要を初めて知る。泡銭(アブクぜに)で成り上がった連中は皆悪事に走るのですね。その典型がセージ家かな?イスラエルとアメリカがイランを攻撃したのもエプスタイン文書と無関係ではないのかも?さてロシアとベラルーシにオリンピック休戦違反の処分を下したIOCはアメリカとイスラエルにはどんな処分を下すのでしょう?それとも処分を下さないならどんな理屈をひねり出すのでしょうか?

2月28日(土)
イスラエルとアメリカが五輪休戦国連決議違反!IOCはロシアとベラルーシに下したような制裁をイスラエルとアメリカにも下すのでしょうか?それとも休戦決議など画餅であると自ら認めてしまうことになるのでしょうか?どうする?IOC?

2月27日(金)
ベッドでヴォルテール『カンディード』読み続ける。メッチャ面白い。従僕のカカンボと一緒に南米へ渡ったカンディードは恋人クネゴンデの兄でイエズス会の修道士を殺してしまってジャングルに逃げ込んだ末に社会のすべてが金や銀やエメラルドやダイアモンドで出来ているエルドラド(黄金の国)に到達する…なんて書いてもナンノコッチャと思う人が多いだろうがバーンスタインのコミック・オペラ『キャンディード』を知ってる者にとっては音楽を頭に思い浮かべながら納得。ヴォルテールがフランス革命の前に書いたハチャメチャ啓蒙小説を赤狩りマッカーシズムのアメリカで復活させたバーンスタインとリリアン・ヘルマンは凄いですね。ワン。ちょっと早めにベッドから出てちょっと早めに老犬黒兵衛との散歩を済ませてヨメハンと大船へ。銀行との手続きをいろいろ済ませて(最近の銀行は予約を入れないと遭ってももらえないのですね…なんて言うとカスハラにつながりそうになるから言いませんけどね)掛かり付けの医者へ。このお医者さんは別に予約を入れなくても面会してくれるのでイイですね。薬をもらって帰宅。チョイと休んでフォーラムエイトのPR誌『Up and Coming』の34回目の連載『スポーツは教えてくれる』の原稿を送る。内容はミラノ・コルチナ冬季五輪とオペラの関係について。もちろんニーノ・ロータの音楽やエディット・ピアフやルイ・アームストロングの音楽とフィギュアスケートの関係も書きました。あ。『キャンディード』の音楽でフィギュアスケートを演じる選手も出てほしいですね。晩メシはニュース解説番組をいろいろ見ながら。アメリカのイラン攻撃についてオリンピック休戦の期間中だけど…と口にした人は誰もいませんね。嗚呼。高市一強内閣の解説を聞くより今こそ『キャンディード』を復活させろと言ったほうがイイかな?

2月26日(木)
ベッドでの読書はヴォルテール『カンディード』(斎藤悦則・訳/光文社古典新訳文庫)を読み始める。オモシロイと思えるのはバーンスタインのコミカル・オペレッタ『キャンディード』を何度も聴いたり舞台を見たりしたからか?老哲学者パングロスの言う「この世に起こるコトはすべて正しく善である」という教えを信じた無垢な青年カンディードの前に戦争が起こり恋人は強姦され老哲学者は火炙りの宗教裁判で絞首刑に。さらに大地震が起こり殺人事件が何度も重なり恋人はユダヤ教の男とキリスト教の宗教裁判長の娼婦に…というハチャメチャな物語のなかに宗教批判政治批判が濃厚に漂う。この物語をバーンスタインがコミカル・オペレッタの大傑作に仕上げたのはアメリカに赤狩り(レッド・パージ=マッカーシズム)の嵐が吹き荒れバーンスタインもパスポートを取りあげられるなどしたときだったとオペレッタのコンサートの前に喋ってます。脚本はリリアン・ヘルマン作詞はスティーヴン・ソンドハイムと凄いメンバーで出来上がった傑作は日本では佐渡裕指揮のコンサート形式の演奏やロバート・カーセン演出での上演が素晴らしく『ウェストサイド・ストーリー』よりも大傑作とも言えるこのオペレッタは是非佐渡さんに再演してほしいですね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。庭の枝垂れ梅が満開。富士山の見晴らしも絶品。しかし富士にはやはり桜かな。早咲きの玉縄桜は可愛いけどチョット富士山には貫禄負けかな。ワン。イロイロ仕事して晩メシはNHK-BSの昼間の放送を録画したアンジェリーナ・ジョリーのスパイ映画『ソルト」を見ながら。逃げる人を追っかけるチェイスとアクションは映画の原点らしいけどそれしか存在しない映画は寂しいですね。

2月25日(水)つづき
老犬黒兵衛と散歩のあとのデスクワークは連合通信の連載『スポーツ玉手箱176回』にIOCが夏季五輪の競技の一部を冬季五輪に回すと発表したことを書く。これは肥大化した夏季五輪の縮小につながるのか?それとも夏の空きスペースに新競技を入れて夏冬五輪の拡大へと進むのか?ビミョーですね。晩メシは昼間NHK-BSでやってたビリー・ワイルダー監督の『昼下がりの情事』をチョイと見る。もう何度も見てワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』の会話が出てくるのも知ってますからチョイとでイイですね。それにしてもゲーリー・クーパーの相手はこの映画のオードリー・ヘップバーンと言い『真昼の決闘(ハイ・ヌーン)』のグレース・ケリーと言い年齢差がナカナカですね。ウラヤマシイ(笑)。映画は途中でやめてNHK-BS『フロンティア 共感を疑え なぜ人は争うのか?』は非常に面白かったですね。ヴァーチャル・リアリティのゴーグルを使った幻聴や幻視の共有や共感は面白かったけど何もロボットにまで共感を求めなくても…とも思いますけどね。それに政治的には共感せずに分析理解したいですね。

2月25日(水)
ベッドでの読書・井筒俊彦『イスラーム文化 その根底にあるもの』(岩波文庫)読了。最後はイスラーム神秘主義のスーフィズムの解説。最後は厳しい修行の末に神と一体になる「アナ・ル・ハック(我こそは神)」という境地はもちろんイスラームの本流スンニー派に言わせるととんでもない暴挙でしょうが何やらヒンズー教や仏教の解脱や即身仏にも似ているようで親しみを感じました。本書によって第一に《シャリーア(イスラム法)に全面的に依拠するスンニー派の共同体的イスラーム》第二に《イマーム(先導者)によって解釈され体現されたハキーカ(内面の秘密)に基づくシーア派イスラーム》第三に《ハキーカそのものから発出する光の照射のうちに成立するスーフィズム》を学んだわけでまだまだイスラームの入り口を覗いた程度の理解でしょうが非常に勉強になりました。ワン。老犬黒兵衛との散歩は後回しにしてRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』にZOOMで音声出演。今日のテーマはミラノ・コルチナ冬季頃りんとオペラや音楽の関係について。開会式でロッシーニ・ヴェルディ・プッチーニの着ぐるみ頭でっかち人形が出てきただけでオペラ大好き人間の小生は大興奮。閉会式ではリゴレット・フィガロ・蝶々夫人・トゥーランドットも登場。フィギュアスケートではニーノ・ロータのジェルソミーナのテーマもエディット・ピアフの「水に流して」も…と話して…あ。What a Wonderful World のことを喋り忘れた(>_<)けどイタリアのテレビのクイズ番組に日本人ならほとんど誰も知らないオペラの問題が出た話などもしました。聞きたい方はどうぞ→https://www.youtube.com/playlist?list=PLqJ5AirYatTwgoR4PGJNLp3w74nvC5AmM

2月24日(火)つづき
老犬黒兵衛と久し振りの雨中の散歩のあとのデスクワークは本ホームページの更新原稿作り。けっこう時間がかかるけどやらねば。このホームページを読んでくれている人や仕事の依頼をしてくれる人が結構いますからね。頑張ってやらねばという気持ちでやってのける。晩メシは昼間NHK-BS出放送していた『恋愛適齢期』を見ながら。ダイアン・キートンとジャック・ニコルソンの名演技で大人の恋愛が微妙に進む。英語がもっと理解できればもっと面白さがわかるだろうなぁ…と思う程度にヒアリング能力が残念。しかしダイアン・キートンの歳取っても可愛い演技はよかったけどジャック・ニコルソンにハッピーエンドは似合わないですね。

2月24日(火)
『イスラーム文化』はもうすぐ読了。イラン(ペルシア)の密教思考のイスラームに驚嘆。キリスト教にも影響を与えた古代ゾロアスター教のメシア思想や古代ペルシア帝国のキュロス大王やダリウス大王の歴史を引き継ぐシャー(王)の存在それに今も存在する「お隠れになったイマーム(先導者)」の存在が生み出すホメイニ師やハメネイ師。イラン人(シーア派イスラーム)は《一般に本来著しく幻想的であり神話的であり言わば体質的に超現実主義者シュールレアリストである(略)。この特質はイランの文学や美術によく表れている》なるほど千一夜物語の世界ですね。《イラン人は感覚的で現実主義的なアラブと対照的です》「アラビアンナイト」という題名は間違いで正しくは「ペルシアンナイト」なんですね。しかもそのイラン人が《現実の世界に戻ってきて純外面的にものを考えるとなると今度はたちまちドライな論理的人間に早変わりしてしまう。(略)思考においては徹底的に論理的。存在においては極度に幻想的。それが一般的イラン的人間の類型学的性格》だという。そこでシーア派イラン人は《その時その時の政治体制に対してたいていの場合不信感を抱く傾向があります。疑いの目を持って事態を見守りちょっとでも悪いところが目につくと政治形態そのものが間違っていると判断します。歴史的にいつの時代もそうでした。だからすぐ革命的になる。保守的で時の政治に妥協的協調的なスンニ派のアラブ世界とは対照的》なんですね。トランプが空母を用いた"砲艦外交交渉"の行方はどーなるのでしょーか?ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。まだ五輪休戦期間なんですけどね。ワン。

2月23日(月)つづき
夕方から"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"のためイロイロ準備。今日のゲストは成城大学の山本敦久さんと平尾剛さんの両教授。テーマは「なぜ現代人と現代社会はこれほどスポーツに熱狂するのか?」をテーマに1本約20分のYouTube番組を3本収録。@日本人はスノボーやスケボーなど横乗り競技に何故強いのか?Aeスポーツ・ドローン競技スポーツベッティングなど未来のスポーツはどう変わるのか?B日本社会は将来どのようにスポーツと付き合ってゆくべきか?…というテーマで話し合ったが山本・平尾両教授の話がいろいろメッチャ勉強になった。特にスポーツベッティングが「スポーツの金融化」と定義された山本教授の言葉は(古い言葉になるけど)メガトン級の迫力を帯びていた。平尾教授もSNS向きに短く切り取られたスポーツに対する理解が将来どのようにスポーツ本来の身体を伴う物語としての面白さから離れていくのか心配…と。さらにオリンピックやドローン競技がいかに「スポーツウォッシング」として働いてるか…といった両教授による鋭い指摘も。今回収録のYouTube番組は現在公開中の安青錦も見てくれている(ホントですよ!笑)大相撲の番組に続いてスポーツライターの小林信也さんと一橋大名誉教授の坂上康博さんによるこれまた興味深い「平和運動としてのオリンピック」の話に続いてアップされます。晩メシはTVKで吉本新喜劇を見ながら。TV番組での吉本タレント達の振る舞いは評価しないけど難波花月での新喜劇はイイですね。

2月23日(月)
天皇誕生日。生前の野村万之丞(耕介)さんは今上陛下と学習院で同級生。皇太子時代にいつか赤坂御所へ一緒に遊びに行こうと誘われたことがあった。その後耕介さんは北朝鮮を訪れて帰国したあと急病に倒れて一度入院していた日赤広尾病院に見舞いに行った時は元気そうだったが何故か急逝。彼にはブータン訪問も同行を誘われたがスケジュールが合わなかった。今上天皇の姿をテレビで見る度に耕介さんのことを思い出しても陛下に失礼にはならないだろう。ベッドでの読書『イスラーム文化』はもうすぐ読了。昔雑誌『GORO』で梅棹忠雄先生に対する取材で大阪万博跡にある『民族博物館』を訪れた時ちょうどイラクとイランの「イライラ戦争の真っ最中」でアメリカとの戦争ならわかるけど中東の国同士の戦争は何故なのかわからないと言うと梅棹先生は「ちょっと民族の歴史を勉強すればアラブ人とペルシア人が闘う意味もわかります」と言われたのを憶えている。その言葉の意味が今読んでる本でよくわかった。両民族がスンニ派とシーア派に分かれるのも必然なんですね。さてアメリカはナカナカ手懐けられない(ディール=取引に応じない)ペルシア(イラン)をどうするのか?アラブは取引が好きなんですけどね。ワン。ベッドを出てヨメハンや長女と一緒に黒兵衛と散歩。老犬のリードを長女が持って俺は自由に歩く。すると老犬が相当草臥れていることがよくわかった。今年8月の終戦記念日が誕生日で15歳になる老犬はそれまで持つかな?ワン。

2月22日(日)
ベッドのなかで『イスラーム文化』の勉強は2日目の講義「法と倫理」を読み終えて3日目最終日の講義「内面への道」へ突入。「コーラン」と「ハディ−ス」を基に生まれたイスラム法はアラビア語で「水場への道(シャリーア)」と言うらしい。なるほど砂漠の地で最も重要な場所(水場)へ辿り着く道がイスラム法というわけですね。だから《イスラム法を叙述した書物》は《メッカ巡礼のやり方やラマダン月の断食の仕方や一日5回の礼拝の仕方や礼拝時の身の清め方》に始まり我々なら民法・親族法で扱う法律となり商法・刑法と続くのですね。そして刑法には《孤児の世話の仕方・召使いの扱い方》や《はては食後の爪楊枝の使い方やトイレットの作法まで》書かれているそうです。ふ〜ん。そして《西暦9世紀の中頃》に《個人が自由に聖典の解釈を行うイジュティハード(努力)と呼ぶ行為が禁止》されるようになり《それは現在まで禁止されたまま》だという。そのため《イスラム文化凋落の原因ともなり》19世紀半ばより《イジュティハードの扉をもう一度開ける(略)イスラーム・ルネッサンスの声も上がり続けている》という。なるほどトルコはそれに成功したわけですね。そしてイラン(ペルシア人=シーア派)だけは《イシュティハードの門を閉じなかった》のですね。その結果イランはパーレビ王朝の台頭によるイスラーム離れとホメイニ原理主義の復活そしてトランプの武力による脅しと国は揺れているワケか…ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩のあとチョコチョコ仕事してると長女が安物シャンパン持って来宅。なかなか美味いので夕方の黒兵衛との散歩のあとから味わう。ミラノ・コルチナ冬季五輪ももオシマイですね。休戦協定はまだ1か月ほど続きますね。トランプがイラン攻撃を始めたらIOCはアメリカをどう処分するのかな?

2月21日(土)
井筒俊彦氏の『イスラーム文化』は本当に勉強になる。イスラームはタリバンや原理主義やテロなど様々な場面でニュースになるが小生も含めて我々日本人はイスラームについて何も知らなかったことを思い知らされる。アラビアの砂漠の地に育った民族は濃密な血の連帯感から生まれた部族的価値体系によって生まれた社会だったのをイスラームはそういう《血縁意識に基づく部族的連帯性という社会構成の原理や砂漠的人間の精神を完全に廃棄して血縁の絆による連帯性の無効性を堂々と宣言しその代わりに唯一なる神への共通の信仰を新しい社会構成の原理として打ち出した》わけですね。しかし部族的価値体系(ならわし=スンナ)の残るスンナ派が主流となるほどアラブ民族の血も濃厚というわけかな?ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。家から道路に出る階段の上り下りが老犬は難しくなってきたかな。いや。小生にも?ただ小生は富士山を見て元気が出るけど黒兵衛には富士山に反応できないのが可哀想ですね。ワン。散歩のあとイロイロ準備して大船駅へ。根岸線で石川町へ行って横浜中華街のTという店へ。そこで中高時代のポンユウ達5人とワイワイガヤガヤ。ナカナカ美味い中華料理と紹興酒に満足しながら天才数学者の中国公演旅行の話を聞いたりみんなで昨今の日本沈没の状況を話し合ったり女性総理の気持ち悪さを話し合ったり…年に一度の楽しい一時を過ごす。みんなは二次会に行ったが小生は老犬を長時間放っておくわけにもいかず残念ながら帰宅して老犬と夕方の散歩。けっこう酔っ払ってもマダ酒には弱くないことを自覚(^_^)軽い晩メシは冬季五輪のスキー・クロスを見ながら。せっかく決勝まで進んだのに日本人選手残念でしたね。トランプはイランに対して武力的圧力をかけているけど五輪休戦期間中は意識してるのかな?

2月20日(金)
『イスラーム文化』読み続ける。面白い。イスラーム社会がユダヤ教徒やキリスト教徒に対してイスラームへの改宗を迫らなかったのは経済的理由=彼らから税金を取るため=でもあったのですね。さすがは遊牧民の砂漠から生まれた宗教ではなく都会の商人社会から生まれた宗教ですね。ひょっとしてイスラーム諸国はディール(取引)好きのトランプと気が合うかも。ワン。老犬黒兵衛ち散歩のあとイロイロ仕事したあとに女子フィギュアの活躍を見ながら晩メシ。坂本花織さんの使った音楽を「愛の賛歌」としか言わないアナウンサーたちに少々苛立っていたらNHKの冬季五輪番組でやっと解説者の町田樹さんが「愛の賛歌」のあと最後に「水に流して」の音楽をを使って…と言ってくれた。そう。この音楽のことを指摘しないと坂本花織さんの「最後の演技」の意味はわかりませんよね。これはエディット・ピアフの波瀾万丈の生涯を描いた映画『La Môme』(女の子:邦題は『愛の賛歌〜エディット・ピアフの生涯〜』)でも身体がボロボロになったピアフが最後のステージに立って歌う感動的なシーンでも唄われた歌で"Non, je ne regrette rien"(私は絶対に後悔しない)というタイトルを「水に流して」と訳した岩谷時子さんの訳は上手すぎるけど坂本花織さんがこの歌を最後の最後に使ったのは美事でしたね。

2月19日(木)つづき
ちょっとウンザリしながら確定申告の資料作りをしていると講談社から現代新書の新刊が2冊届く。1か月に5冊の時もあったのに最近は本が売れなくなったのか。否。みんな本を読まなくなったのですね。それが高市自民党の大勝につながったのかどうかは知りませんが送られてきた新書の1冊目は中屋敷均『生命とは何か 溶けていく「個体」の境界線』。帯に「私の中に無数の生命が潜んでいる/あなたの中の他者とは何か/異なる生命体の共存と融合が形作る生命…」とある。以前この著者のウイルスに関する本を摘まみ読みして結構興奮した覚えがある。この本はジックリ読みたいですね。2冊目は高橋繁行『日本の自然葬 風葬・土葬から樹木葬・循環葬まで』。これはタイトルだけで面白そうでパラパラとめくったページの写真だけでも面白い。目次も最終章に「うんこと死体の復権を!」とあり「うんこが土に還る分解過程/なんて美味なんだ!/うんこはごちそう…」なんて文字が並んでる。なんだこりゃ!?イスラームを読み終えたらゼッタイに読むぞー!!晩メシはフィギュアスケートの中井亜美さんに触発されてリッカルド・シャイー指揮ベルリン・フィルのヴァルビューネの野外コンサートからニーノ・ロータの『道』の組曲を見聴きしながら。ショスタコーヴィチの『ジャズ組曲』もレスピーギの『ローマの松』もイイ演奏ですね。

2月19日(木)
ベッドでの読書の井筒俊彦氏の講演集『イスラーム文化その根底にあるもの』は第1回「宗教」を読了して第2回「法と倫理」に突入。なるほど。イスラーム教というのはユダヤ教キリスト教のあとに生まれた「新しい唯一神信仰」と言うよりは「イブラーヒム(アブラハム)の仕えた神」に戻るという意味でユダヤ教やキリスト教よりも「古い一神教」と言えるのですね。アブラハムはユダヤ教徒ではなかったですからね。そして神と人間の関係は"契約"というより主人と奴隷の隷従関係。すべては神の言葉(コーラン)に従うのですね。ナルホド。だからイスラム教徒はキリスト教徒よりも原理主義に走りやすいのかな?違うかな?ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。20年ほど前に文化庁長官時代の河合隼雄さんと対談したことを思い出す。小生が「神々を誉め称えるのが芸術で神々の身体に近づくのがスポーツで神々の意見を聞くのがギャンブル」と話すと河合先生は「玉木さん一つ忘れてるでぇ。神々で金儲けするのが宗教や」なるほど。また同じ頃に養老孟司さんと講演会で御一緒したあと『鮨処もり山』へ一緒に行ってで話された言葉も思い出した。「メディアの報道に嘘が多いのは事実を報じようとするから必然です。フィクションは嘘から出た実(まこと)を話すんですね。その典型は宗教です。宗教は誰も見たことのない神という一つの大嘘から出てくる実(まこと)を語ります」ナルホドですね。ワン。

2月18日(水)つづきのつづき
イロイロ仕事をしたあと晩メシはフェリーニ監督の『ジンジャーとフレッド』を見ながら。フィギュアスケートの中井亜美選手がフェリーニの映画『道』のニーノ・ロータの音楽を使って主人公の女の子ジェルソミーナを美事に踊りきったので映画で演じたジュリエッタ・マシーナが婆さんになって若い頃にジンジャー・ロジャースを真似て踊った映画を久し振りに見直す。若い頃のフレッド・アステアを真似ていた爺さん役はマルチェロ・マストロヤンニ。アンソニー・クインが若きマシーナと演じた『道』もイイ映画だけどこれもフェリーニが優しくフェリーニらしさを出していてイイ映画ですね。強烈なイタリアの馬鹿馬鹿しいTV番組批判にも笑いますね。あ。ひょっとしてこの映画は井筒和幸監督の『ゲロッパ』の元ネタかな?それにニーノ・ロータの『道』のジェルソミーナのテーマは『ゴッドファーザー』のテーマと似ていますね。同じ作曲家だから当たり前か。

2月18日(水)つづき
ラジオを終えて仕事をしてると東京新聞特報部の記者から電話。ミラノ・コルチナ冬季五輪の報道がメダルの話ばかりでオリンピックの本義である「平和運動」が忘れられているのではないか?という記者の質問に対して待ってました!とばかりに「マスメディアがそれを報道しないことが最悪。東京新聞ガンバレ!」といろいろ思いっ切り話す。最後に記者が「ちょっと冬季五輪の盛り上がりに水を注すことになりますが…」と言ったので「そんなことはない!平和な社会の実現を目指して選手達がスポーツと取り組んでいるんだから大会を盛り上げることになるはずですよ」と答える。東京新聞は今日も斎藤美奈子さんが「選挙後の症状」と題したコラムで《自民党の議席数は312だが得票率は小選挙区49%比例37%。有権者全体に対する絶対得票率は小選挙区で27%》と「高市鬱」を癒やす原稿を書いている。明日の紙面が楽しみ。

2月18日(水)
井筒俊彦『イスラーム文化 その根底にあるもの』メッチャわかりやすく勉強になる。《イスラーム文化は「コーラン」のテキスト解釈と切っても切れない縁で結ばれている》しかし《言葉の解釈というものには意外と大きな自由があるものでして与えられた一つの語あるいは一つの文がそれを解釈する人の性向や思想や感情によって驚くほどいろいろな意味に解釈されます。ときにはまるで正反対の意味にもなる。(略)与えられた言葉からどんな勝手な意味でも解釈して取り出すことができる》そのことをムハンマドはわかっていたのですね。そして彼の死後スンニ派とシーア派の分裂や異端の勃興と弾圧など《四分五裂の分裂が始まる》が《イスラームは内部分裂を重ねながらも根源的統一性を守り通すができた。(略)思えば皮肉なことにイスラームを分裂させたのもイスラームの統一を守り通したのも結局は同じ「コーラン」だったのであります》これらの文章を読みながら小生の脳裏には日本国憲法第9条が浮かんだのだった。ワン。老犬黒兵衛との散歩は後回しにしてRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』にZOOMで音声出演。今日のテーマは昨日の本欄にも書いた「(スポーツを見た)感動の源は顔」という話をする。最後に「今はオリンピック休戦で戦争はしてはいけない期間であることを忘れないで」と付け加えました。

2月17日(火)つづき
ベッドに持ち込んだ本は神秘主義哲学者の肩書きも持つ慶応大名誉教授だった井筒俊彦氏の『イスラーム文化その根底にあるもの』。時間ができたら読みたいと買っていた初刷り1991年で2012年33刷の講演集。版を重ねているだけあって面白くわかりやすい。イスラームのシーア派とスンニ派の違いも4代目カリフがどーのこーのと言う前にイラン人(ペルシャ人)とアラブ人の違いと言う。そして多種多様な違いを包含しているのがイスラームでその中心に「コーラン(クルアーン=聖典)」がありさらに矛盾だらけの「ハディーズ(聖伝承)」があるということとイスラームが砂漠の民(ベドウィン)から生まれた宗教ではなく商人ムハンマドがアッラー(神)との契約と取引から生まれた宗教であることを知るとイスラームそのものに対してはかなり親近感も湧きますね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。その前にヨメハンから"りくりゅうペア金メダル"の興奮を聞いて笑顔。ショート・プログラムから復活し歴代最高得点での優勝というドラマも"感動"の要因だろうけど国際映像の撮り方も上手かったですね。最後の拳のアップから二人の抱き合う姿。そして顔の超アップへとズーム。やはり「顔は感動の源」ですね。1964年の映画『東京オリンピック』を撮った市川崑さんもカメラマンや助監督などに「顔のアップを撮れ!頭と顎が切れるほどの顔のアップがほしい」と何度も言ったそうです。この話は明日のラジオで喋りましょう。もちろん「オリンピック休戦協定」の話も最後に添えて。晩メシは何日か前にNHK-BSで途中まで見たスティーヴ・マックィーン主演の『ジュニア・ボナー』のつづきの録画を見ながら。ロデオを生き甲斐にする古いアメリカを象徴するカウボーイ親子が周囲の町が近代化してゆくなかで寂しく抵抗する暖かいストーリー。『ケーブル・ホーグのバラード』などと同じで「オールド・アメリカン」の真情あふるる優しさをさらに優しい描いたサム・ペキンパー監督の作品でした。

2月17日(火)
朝からヨメハンと長女がフィギュアスケート"りくりゅうペア"の大逆転金メダルに電話で連絡を取り合って大興奮。小生もビデオで見て納得。なるほど昨日坂上康博先生がTAMAKIのスポーツジャーナリズムの収録で話されたように"感動"の源はアスリートの"顔(表情)"ですね。

2月16日(月)つづき
ベッドを出て老犬黒兵衛と老老散歩。〽梅は咲いたか桜はまだいな…ワン。デスクワークはTAMAKIのスポーツジャーナリズムの準備。ゲストに一橋大名誉教授の坂上康博さんとスポーツライターの小林信也さんを迎えて《平和運動としてのオリンピックの本質的意義を考え直す》をテーマに3本のYouTuubeを収録。@国連の「五輪休戦決議」は有効か?それとも単なる理想論か?A肥大化しすぎた夏季五輪競技の一部を冬季大会に移す本当の意味は?Beスポーツやドローン競技も加わる未来のオリンピックは平和運動として有効か?…どれもマスメディアは取り上げないテーマ。そんななかで「そもそも感動というものはどういうものか?そのポイントは"顔"ある」と言われた坂上先生の話はメッチャ面白かった。そういえば映画『東京オリンピック』を撮影していた市川崑さんはアスリートの「顔を撮れ。顔がほしい。頭と顎が切れてもイイくらいの顔のアップを撮れ!」と言ってましたからね。YouTuube収録のあとTVKで吉本新喜劇を見ながら晩メシ。

2月16日(月)
ベッドで読む本がなくなったので文庫本の本棚から織田作之助『夫婦善哉 他12編』(岩波文庫)を持ち出す。小生はやはり活字中毒症のようで活字がないと布団に潜れない。オダサクが異端の将棋指し・坂田三吉について書いた短編『聴雨』と『勝負師』を読み直す。久し振りの関西弁小説。見事ですね。またこれらの作品は"スポーツ・ノンフィクション人間だラマ"の嚆矢の作品とも言えますね。坂田三吉が木村八段との対局で初手に「九四歩」と端歩を突く奇手(鬼手)を打ったことをオダサクはこう書く。《私は眼の前がぱっと明るくなったような気がして「坂田はやったぞ。坂田はやったぞ」と声に出して呟き初めて感動というものを知ったのである。私は九四歩突きという一手のもつ青春にむしろ恍惚としてしまったのだ。私のこの時の幸福感はかつて暗澹たる孤独感を味わったことのない人には恐らくわかるまい。私はその夜一晩中この九四歩の一手と二人でいた。もう私は孤独でなかった》…凄いですねえ。自らの青春を勝負師の一手の青春と重ね合わせて「感動」し「恍惚」となる。現在のスポーツ・ノンフィクションには存在しないレベルですね。ワン。

2月15日(日)つづき
ナンヤラカンヤラ大学の仕事したら結構疲れたので晩メシはニュースを見たあとチェコ・フィルのスメタナ『わが祖国』を楽しむつもり……だったがビシュコフの指揮があまりにも強弱の変化が強すぎて音楽を作りすぎて楽しめなかった。1991年に来日したときのクーベリック指揮チェコ・フィルの『わが祖国』の演奏はテレビで見ても全身が震えるほど凄かったのに…残念。クーベリックの指揮をテレビで見たのは福岡のユニバーシアードのプレイベントのシンポジウムの司会で博多のホテルに泊まっていたときのことで翌朝パネラーの一人として同じホテルに泊まっていたテレビマンユニオンの萩元晴彦さんと顔を合わせて「見た?」と訊かれて「ハイ」と答えて「凄かったねえ」「凄い演奏でしたねえ」と二人で大興奮したのを今も憶えているくらい凄かったのだ!

2月15日(日)
ベッドでの読書:岡本喜八『マジメとフマジメの間』(ちくま文庫)読了。一流のエッセイストと呼ぶほかない映画監督の見事なエッセイの数々を楽しむ。最後の山本迪夫・庵野秀明両監督の解説も喜八プロダクションの武井崇氏の解題も岡本真実さん(娘さん)のあとがきも全部面白かった。それは岡本喜八という人物が面白かったからイヤ素晴らしい人物だったからだろう。未見の彼の作品がワンサカあることを幸せに思った。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。庭の枝垂れ梅がいくつも白い花を咲かせ始めた。散歩道の途中にある早咲きの玉縄桜も2分咲きくらいになった。天気晴朗なれど春尚遠し。遠くの富士山も暖気に薄靄でぼやけてる。こういう日は散歩に最適。仕事に最悪。ワン。それでも頑張って4月から始まる(始める)大学のスポーツジャーナリズムの授業のシラバスという授業要項を書き切る。「履修上の留意点」という項目があったので授業中に眠る学生がいたら授業は中止すると書こうかと思ったが「絶対に眠らないこと。眠たくなったら教室外へ出て眠ること」と書く。ジャーナリストとして自分がどのように見られてるのか「離見の見」を働かせられない人はジャーナリスト失格ですからね。しかし「離見の見」の説明が難儀なのでその言葉はカット。

2月14日(土)
岡本喜八『マジメとフマジメの間』は最後の長編エッセイ『へその曲がり角』に突入。食糧事情からB25&B29の爆撃や徴用&応召の様子など戦時中のリアルな様子が見事な描写でよくわかる。徴用では全身ガソリンまみれの真っ黒になって中島飛行機の工場で徹夜のエンジンテスト。B25の爆弾が下宿の近所の自転車屋に落ちて爆発したので見に行ったら《漏斗状の爆発の跡に赤い毛糸の手袋をした赤ん坊の手首だけが一つ落ちていた》。戦争を政治だけで話すのはやめたいですね。こういうリアルが鈴木隆の『けんかえれじい』の主人公・南部麒六の満身創痍感を生み戦争の悲劇の連鎖となるのですね。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と老老散歩。イヤ。ヨメハンもいつも一緒だから老老老散歩か。しかしヨメハンは小生より2週間上で一学年歳上なのに何故かはるかに元気。喜八監督も書いていた。《当時(戦時中)の平均寿命は46・9歳。女子はいつの世でもチョイと図々しく49・6歳であった》男女のことでなく時代のこととして憶えておきたい数字ですね。ワン。デスクワークは今日から2日がかりで4月から始める大学での授業のシラバスを書き始める。そもそもシラバスなどというワケのワカラン言葉を使うことが大学教育の…イヤ。やめておきまひょ。こういう形式の世の中になってしまったのですね。俺は中味で勝負だから…とはいえ疲れる。晩メシは冬季五輪のハイライトをテレビで見ながら。皆さん頑張ってるのはイイけど「五輪休戦国連決議」と「スポーツウォッシング」という言葉は忘れないようにしましょう。

2月13日(金)
『マジメとフマジメの間』読み続ける。著者の映画『吶喊(とっかん)』は見ていないので太平洋戦争の特攻か何かの話かと勝手に思っていたら戊辰戦争で官軍相手に暴れたカラス組の話だと知った。カラス組については博徒やヤクザ者を集めた破落戸(ならず者)の集団だとはボンヤリと知っていたが仙台藩下級武士の細谷十太夫なる人物が彼らを集めて彼らの《「縄張りを荒らされてたまるか!生かしちゃおけねえ!」と言ったやくざのテリトリー感覚で》連戦連勝。しかし最後には官軍相手に負けて厄介者扱い。生き延びた細谷十太夫は死んだ戦友を弔うために仏門に入り《宵越しの銭も持たずに眠りけり》の辞世を残して目地40年に亡くなったという。いかにも喜八監督の気に入りそうなテーマだがカラス組の隊旗や陣羽織の背中には《3本足のカラス》が描かれた。ナント!!サッカー日本代表とシンボルが同じ神武天皇の大和への道先案内をした八咫烏ではないか!!ということはサッカー日本代表チームの選手たちも幕末のカラス組のような無頼者として暴れまくってほしいですね。映画『吶喊』も見なきゃ!カラス組を描いた小説も大佛次郎・子母沢寛・早乙女貢とあるらしい。読まねば!ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と一緒に老老散歩。しかしゲリラ戦を得意としたヤクザ者カラス組の存在を知ったせいか足取りが軽い(笑)。小生も基本的に官軍は大嫌いで賊軍シンパですね。ワン。『ZAITEN』の連載をメールで送って来週月曜の"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"のテーマを考えたりイロイロ仕事をしたあと晩メシは映画『パピヨン』を見ながら。何度かテレビの放送で途切れ途切れに見て知っていたがしっかり見たのは初めて。スティーヴ・マックィーンとダスティン・ホフマンによる1973年の名作は基本的に『カッコーの巣の上で』などと同じ反体制人間への応援歌ですね。監督は『猿の惑星』や『パットン大戦車軍団』のフランクリン・シャフナ−。脚本にアメリカ共産党の党員で『ローマの休日』の脚本も書いたダルトン・トランボ。60〜70年代は「左」がみんな頑張ってましたね。

2月12日(木)
ベッドで岡本喜八『マジメとフマジメの間』読み続ける。オモシロイ。けど本のオモシロサとはまったく関係のないところに注目。映画製作のためニューヨークでチョイ役のオーディションをしたときの《質量ともに(日本のオーディションとは全然違う)》という文章を読んだとき小生のアタマにはまず物理学の物体の「質量」という意味が浮かんだ。イヤイヤそれは違う。ここでは《質も量も(違う)》という意味だと気付いたとき今度は「質」という漢字は「質屋」とか「質札」にも使われる字であることが頭に浮かび今度は昔住んでいた吉祥寺に大きな黒い暖簾にでっかかく「質」と書かれた「質屋」があったこととシドニー・ルメット監督ロッドスタイガー主演の映画『質屋』が思い出された。たしか音楽はクインシー・ジョーンズ。この連想ゲームが気になりベッドを出て白川静の『常用字解』(平凡社)を開くと「質」の字は「斧」と「鼎」を組み合わせた「祭器」を意味する文字で「鼎」に刻まれた契約・約束を意味してそれを「質(ただ)す(質問する)」と「言質」を取り「本質」が表れる。また「質実」な(マジメな)人間が「人質」(契約の保証となる人間)になるのですね。映画のオーディションからアインシュタインとルメットを経て白川静に至るこういう連想に導いてくれた文庫本に大満足。しかし「質」ってオモシロイ文字ですね。ワン。「常用字解」を本棚に戻して朝食のパンを食って老犬黒兵衛と散歩してデスクワークは月刊誌『ZAITEN』の連載『今月のスポーツ批評』を完成。晩メシは岡本喜八監督山口瞳原作の映画『江分利満氏の優雅な生活』を見ながら。戦後の経済成長のなかで戦中派のアジテーションを思い切り描いた喜劇とは名ばかりの映画が封切り後《僅か1週間でオロされた》ことに納得。しかしオモシロイ映画でこんな映画を創れた戦後という時代はイイ時代でしたね。

2月11日(水)つづき
ベッドから出て老犬黒兵衛との散歩は後回しにしてRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』にZOOMで音声出演。今日のテーマはIOCが夏の五輪の競技のいくつかを冬季五輪に移すと発表したこと。これって何も新しアイデアではなく20→21世紀への変わり目の時代にIOC委員だった^谷千春氏が当時のサマランチIOC会長に進言していたコトですね。小生は岩波書店の月刊誌『世界』2001年1月号で^谷氏と対談したときにその話を伺いました。夏の競技の一部(屋内競技)を冬の五輪に移して空いたスペースに新競技を加えるというその意見は五輪商業主義のさらなる肥大化と取られかねないことを危惧したに違いないサマランチが「冬の競技は雪と氷の上でやるものだけ」というオリンピック憲章を盾に拒否。今回は憲章を改正して夏季五輪の縮小を目的に実行するらしいけど逆に肥大化の危険性はないのかな?いや。こうなりゃ徹底して肥大化したほうがオモロイかも?それが休戦協定の肥大化にもつながれば…ワン。ラジオのあと黒兵衛と散歩。さすがに老犬は上り坂がこたえるようになったらしい。Mee too ですね。ワン。イロイロ仕事は『ZAITEN』の連載執筆も。朝ラジオで話したことをさらに発展させて書く。下書きは完成。ブラッシュアップは明日にして晩メシ。衆院結果で大騒ぎ…になる話題をミラノ・コルチナでスポーツ・ウォッシングしてる(洗い流してる)のかな?それにマスメディア(テレビ)に出て喋る人も自民支持or政局解説者ばかりになったのかな?

2月11日(水)
岡本喜八『マジメとフマジメの間』めっちゃオモシロイ。という以上に半分も読まないうちに驚いた以上に驚愕したことが二つ。一つは山口瞳氏の直木賞作品『江分利満氏の優雅な生活』を原作にした映画は川島雄三監督が撮ることになっていたこと。喜八監督は川島監督が夭逝されたので言わばピンチヒッターだったのですね。しかも川島監督はこの映画を『しとやかな獣』同様に社員の社宅だけで撮るつもりだったらしい。喜八氏もいったいどんな映画になるのか想像もできず悩んだ末に逆にどんどん家の外に飛び出させることにしたとか。DVD持ってるからどの辺に悩みが滲み出てるのか見直します。もう一つ驚愕以上に仰天したのは桜田門外の変を題材にした『侍』を撮るときに喜八監督が本物のプロフェッショナルと認めている殺陣師の久世竜氏が《雨中泥ンこの中で球を追うラグビーの試合の写真を持ってきた。「今度はこれで行きましょう」ねらいが一枚の切り抜き写真だけでピタリとわかった。私は井伊大老の首をボールに見立てて試合運びの頭上作戦を練ったものである》この部分を読んだとき私は布団のなかでうわああああーと大声を出しそうになった。コレって筒井康隆大先生のケッサク小説『万延元年のラグビー』そのものではないか!もちろん小説のタイトルは大江健三郎の『万延元年のフットボール』のパロディだが筒井康隆全集を見てみると第13巻にあり1972年の作品らしい。岡本喜八氏の文章は1966年のサンケイスポーツが初出。映画『侍』は郡司次郎正の小説『侍ニッポン』が原作で映画の公開は1965年。こういうのもクロス・ポリネーション(他家受粉)と言うのだろうか?花粉を運んだのが何だか知らないけど鬼才たちの発想と営みの交錯はスゴイですね。

2月10日(火)
ベッドでの読書は小生の本棚の映画コーナーにあった岡本喜八『マジメとフマジメの間』(ちくま文庫)。以前から読みたいと思いながら何故か読まなかった一冊。2011年12月初刷でなかに「謹呈 徳間書房」の紙片が挟まれていたので以前に筑摩の編集者からいただいたのだろう。喜八氏の映画は『日本のいちばん長い日』『沖縄決戦』『江分利満氏の優雅な生活』『侍』『大菩薩峠』『ジャズ大名』『助太刀屋助六』くらいしか見ておらず今でも『肉弾』『殺人狂時代』『ああ爆弾』『ダイナマイトどんどん』『独立愚連隊』など見なきゃいけないと思いながらマダ見ていない映画が彼のフィルモグラフィを見なくても口をつく。古希を越えても「お楽しみはこれからだ You ain't heard nothin' yet」と言えるのは嬉しい…ことかどうか…。読み始めた一冊は素晴らしいエッセイ集で戦中派生き残りの戦争に対する嫌悪と逃避の複雑な真情が滲み出ている。《戦争は悲劇だったが喜劇でもあった》《喜劇とは痛烈なものである》《(戦争という)バガバカシイことは終わった。終わったから早く忘れてしまえよと肩を叩かれてもそうはいかない》…etc.衆院選で高市自民に投票した人は岡本喜八を観ましょう読みましょう。ワン。イロイロ仕事のあと冬季五輪の女子アイスホッケーを見ながら晩メシ。スマイルジャパンは結構強くなって頑張ったけどコレも「お楽しみはこれからだ」かな?高市自民が圧勝したのはアメリカの共和党がトランプ党になったのと同じで自民党の護憲派を追いやって極右高市党にしてしまったのかな?これって中道野党の没落より怖ろしいことかも。こういう日米で同様のことが起こるコトを「クロス・ポリネーション(他家受粉)」と言うとある人に教えたら「だったら花が咲いて実が稔るの?毒芥子?」と言われた。コワイコワイ。

2月9日(月)
『オリバー・ストーンの語るもうひとつのアメリカ史3帝国の緩やかな黄昏』(早川書房)読了。ベトナム戦争から9・11を経てアフガン侵攻イラク戦争へと続くアメリカの無茶苦茶な外交の実態を改めて知ることができたのは良かったけど最後が「ウォール街の占拠運動(2011年)」でそれが《国内改革にとっても明るい兆しになった》で終わっているのにはガッカリですね。トランプの出現を予想しろとまでは言わないがやはりオリバー・ストーン氏もアメリカ人でアメリカのあまりに悲惨な戦争の連続と阿呆な大統領の行動ばかりで終わるのには耐えられなかったのかな?しかし「ウォール街占拠運動」に代わって「力こそ正義」の「アメリカ・ロシア・中国による三国志」となった世界のCross-Pollination(他家受粉)を受けた日本の高市内閣の行く末のほうが心配ですね。ワン。老犬黒兵衛と一緒に雪が屋根や木々に少々残る景色を見ながら散歩。富士山は相変わらず綺麗。日本がキチンと真面目に立ち直るのは大爆発後かな。ワン。いろいろ真面目に仕事。最近BGMはベルトルド・ブレヒトの戯曲にクルト・ワイルが音楽を付けた『三文オペラ』を流していたが(ミルバとウテ・レンパーの歌が素晴らしい!)やっぱりワーグナーの『神々の黄昏』に変えようかな。社会改革の音楽よりも全ては破壊と洪水で世界が再生する音楽のほうが今の時代には合ってそうかな?晩メシは冬季五輪のハイライト&吉本新喜劇などを見ながら。五輪は"スポーツ・ウォッシング"の役割を果たしてる?いや。それはメディアのせいかな?

2月8日(日)つづき
も少しで読了の『もうひとつのアメリカ史』は最後にオバマ時代のアジア太平洋戦略に突入。《アメリカは植民地政策としてではなく世界各地に軍事基地を持つ基地帝国として世界的覇権を保っている。(略)アメリカは日本に依然として124の基地を持ち沖縄だけでも38を数えた》2011年3月に《甚大な被害をもたらした地震や津波さらには原子力発電所の事故からの復興のために財政難に陥っていたにもかかわらず日本はロッキード・マーチン社製のF35ステルス戦闘機を推定60〜80億ドルで40機ほど購入することを明らかにした》ナルホド。植民地支配よりも基地支配のほうが宗主国にとっては経済やあらゆる意味で有効なんですね。ワン。老犬黒兵衛と散歩。家の屋根や樹木は全て綿帽子をかぶっているのに道路だけは雪がないから歩くのにさほど苦労はなかった。ワン。続けて急坂道を歩いて投票所へ。国民の雀の涙の権利を行使したあと帰宅して録画していたミラノ・コルチナ冬季五輪の開会式を見る。メディアはボッチェリばかり注目したけど世界一のメゾソプラノのバルトリも登場。ファッションはもちろん中味も素晴らしい開会式でコロナ禍があったとは言えナサケナかった東京大会の開会式が思い出されてちょっとショック。晩メシは衆院選開票結果を見ながら。これが国民の意思とは言えあまりにも不甲斐ない野党の現実に唖然。Where have all the Liberals gone? それがLong time passing とならないようにするにはどうすればいいのでしょうね?

2月8日(日)
朝起きたら一面銀世界。急坂が続く投票所まで歩けるかな?あ。冬季五輪に参加している選手や応援している人たちは期日前投票を済ませたのかな?これも五輪の休戦協定と同様なぜかマスメディアがまったく報じないことですね。ナンデヤネン?

2月7日(土)
『オリバー・ストーンの語るもうひとつのアメリカ史』もう少しで読了。しかしブッシュから引き継いだオバマのアフガニスタンとイラクでの《戦略なき軍事拡大》と《嘘の言い訳》を読み続けるのは本当にウンザリする。《アルカイダが9・11同時多発テロを起こすのにかかった費用が約5万ドルだったことを考えると数兆ドルをかけたアメリカの反応はアメリカを破産させることを目論んでいたビンラディンのまさに思う壺だった》アメリカは《何十年もの間無批判にイスラエルを支援する一方で次から次へとアラブの独裁者を武装させ訓練し擁立するとともに9・11以後はエジプト人やリビア人を代理の拷問者として使ってるうちにアメリカの道徳的権威はすっかり地に堕ちた》それは現在もミラノ・コルチナ冬季五輪の行われているイタリアで「ICE Go Out!」のデモへとつながってるのですねワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。黒人初の大統領となったオバマでもアメリカの軍産複合体とウォール街には逆らえなかったということか。女性初の日本の首相となった人物がアメリカに逆らえないのと同じかな。イヤ自ら進んで忠犬になることとは違うかな?イヤ同じかな?赤子の小便ですな。ヤヤコシイ。ワン。いろいろデスクワークして晩メシは冬季五輪を見ながら。女子アイスホッケーはドイツに体力負けですね。スポーツは見る人にとって「結論(白黒の決着)が早い」というのも現代人に好まれる要素でしょうね。もちろんそれに携わってる人にとっては長い闘いなのでしょうが…。

2月6日(金)つづき
中畑清さんをゲストに招いてプロ野球選手会労働組合の話題を3回続けたあとの"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"は相撲ジャーナリストの荒井太郎さんと佐々木一郎さんを迎えての大相撲論を3回(安青錦関も見てくれているそうです!)。それに続いて平和運動としての五輪の現状を一橋大坂上康博さんとスポーツライターの小林信也さんと語り合ってそのあとは成城大の山本敦久・平尾剛の両教授を迎えて日本と世界のスポーツの現状と未来像を話し合うところまで予定を組む。大和大の佐々木正明教授のウクライナ現地報告はチョット無理かな?ともかく我がスポーツジャーナリズムはポピュリズムに陥ることだけは避けましょう。晩メシは冬季五輪の女子アイスホッケーやフィギュアスケートの団体戦を見ながら。スポーツはヤッパリ面白いですね。なぜ面白いのか…何が面白いのか…を考えましょう。

2月6日(金)
『もうひとつのアメリカ史』を読んでるとブッシュ大統領に時代よりもオバマ大統領の時代のほうがアタマに来る。それはレーガン大統領の時代よりもクリントン大統領の時代のほうに嫌気がさすのと同じ。まるで教養のない無知な指導者が自分の拙い思考に加えて周囲の声に踊らされて道を誤るよりも知識も教養も判断力もある人物がレーガン・ブッシュと何ら変わらない選択をしてしまうことを許せないと思うからだ。だからと言って高市首相の阿呆な選択が許せるわけではないことは言うまでもありません。しかし…なんでこうなるの?と嘆いても仕方ないので日曜日は選挙に行きましょう。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。春霞のなかの富士山が悲しそう。暖かいのは今日までと天気予報は言っていた。天気予報は当たっても外れても(少なくとも小生には)なんの不都合もないけれど選挙予報が当たると精神衛生上良くないですね。それを喜ぶ人もいるらしいけどワイマール憲法下でNationalsocialismが台頭したのもこんなものだったのでしょうか?悪い世の中になったものですね。ワン。

2月5日(木)つづきのつづき
"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"にかつて読売ジャイアンツの選手のときにプロ野球選手会を労働組合に返信させた中畑清さんをゲストに迎えて"労組"設立時の苦労話などを聞きました。3回に渡って公開します。是非ともご覧下さい!!

2月5日(木)つづき
ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。ペルシア湾に集結した米艦隊は「国連の五輪休戦協定」など頭にないのかな?枯木越しに見える富士山は春霞に薄れて寂しそう。ワン。デスクワークは『スポーツゴジラ』の連載の校正やイロイロ。晩メシ前にネットを開くとトランプが衆院選で高市自民が勝つことを支持するとのニュースが飛び込む。高市首相はそれを喜んでいるのでしょうね。《アメリカの良き同盟国(正確には「ジュニア・パートナー」あるいは「属国」)というアイデンティティしかないのであれば我々は「アメリカ帝国の忠良なる臣民」としてアメリカの弾除けとなる運命を喜んで甘受すべきなのであり安倍政権は戦後のどの政権よりもその方向に舵を切った》(白井聡『国体論 菊と星条旗』(集英社新書)もうすぐ安倍の後継者に「白紙委任状」を渡す時が来るのでしょうか?小生は渡しませんけどね。

2月5日(木)
『オリバー・ストーンの語るもうひとつのアメリカ史』は『第14章 オバマ 傷ついた帝国の運営』に突入。「章」のタイトルは穏やかだが内容は強烈。多くの人が初の黒人大統領の「リベラルな政権運営」に期待したがウォール街の手先に過ぎなかった《オバマは国内政策と安全保障政策でひどい期待外れだったが外交政策はなおお粗末だった》《2009年ノーベル平和賞受賞演説ほど期待を裏切るものはなかった。(アフガニスタンとイラク)の二つの戦争を行っている大統領がそのような賞を受けること自体がそもそも不合理そのものだった。だが賞の選考委員会のメンバーはアフガニスタンへの兵力増派を発表したほんの数日後にオバマがアメリカの軍国主義を擁護するのを耳にしたときはなおさら臍(ほぞ)を嚙んだことだろう。世界が直面している複雑な諸問題について時に思慮深い内容を含むその演説は戦争や一国中心主義と先制攻撃の擁護にまみれていた》ナルホド。トランプは「時に思慮深い内容」をまったく含まないだけのことで歴代アメリカ大統領の外交とは常に「砲艦外交」と「戦争」だったのですね。ワン。

2月4日(水)書き忘れ追記
昨日の本欄でRKB毎日放送『田畑竜介GrooonUp』の『Catch Up』にZOOMで音声出演したことを書き忘れました。翌日になると忘れることとが出現するのはボケた証拠かな(笑)。しかし2日後の今でも話したことは憶えています。ミラノ・コルチナ五輪でメディアがどこも「五輪休戦」の話を取りあげない不思議を話したあと週末に行われる第16回世界相撲大会白鵬杯の話をしました。中味はRKB毎日放送のYouTube「ラジコ」で聴いて下さい。https://www.youtube.com/playlist?list=PLqJ5AirYatTwgoR4PGJNLp3w74nvC5AmM

2月4日(水)
昨晩は寝る前にチョイと豆撒きで鬼払いをしたがあまり力が入らなかったのは頭に丑の角で虎の皮を履いて丑寅の鬼門から家に入ってくる鬼が基本的に嫌いではないからだ。鬼さんなんぞ『オリバー・ストーンの語るアメリカ史』の歴代大頭領と較べれば可愛いものです。とりわけ9・11以後のブッシュ&チェイニーのやったことを読むと彼らを鬼に退治してほしくなる。イヤ。続けて権力の座に就いたオバマも同罪か。《いつ破綻してもおかしくないくらいの世界をブッシュから引き継ぐ羽目になった(略)国は確かに悲惨な状態にあったが(略)オバマのもとで最大の勝利を収めたのはウォール街だった》というのですからね。嗚呼…ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。昨日より気分が一層滅入ってるのはブッシュのみならずオバマまでが結局は「ウォール街の人」という悲惨なアメリカの現実を読んだから?それともそんな格差社会を真似てる日本の社会に愕然としたから?またはアメリカオ大統領に肩を抱かれて喜んでる女性首相に絶望したから?しかし…富士山だけは美しく屹立したまま…大爆発に備えてるのかな?ワン。デスクワークは『スポーツゴジラ』の連載。オリックスのコーチ時代の中西太さんに西鉄ライオンズ時代の練習方法を聞いた話を書く。彼ら「野武士軍団」は練習開始時に「芸者ワルツ」を歌いながら二日酔いの酒を抜いたそうです。スゴイ!晩メシはニュース番組や報道番組(もどき)で衆院選の票読みを見ながら。またもやウンザリしたのは高市自民党が大勝すると報じたからではない。そんな「予想」を平気で流すジャーナリズムもどきのテレビに改めて失望したからです。阿呆臭くなって何日か前にNHK-BSの『海外ドキュメンタリー』を録画した『ボブ・マーリーの真実 愛と戦いのレゲエ』を見る。フランスのTV局製作のこれは素晴らしい番組だった!長男が置いていったボブ・マーリーのCDを聴き直さなければ!

2月3日(火)
ベッドで『オリバー・ストーンの語るもうひとつのアメリカ史』を読んでいると布団のなかで無性に腹が立ってきた。《本来は防げたはず》の9・11同時多発テロとその後のアメリカのイラク侵攻とイラク支配の無茶苦茶さ加減は度し難いほど酷いものだったのですね。ブッシュ大統領とチェイニー副大統領はイラクの復興に3兆ドルもの金を注ぎ込んでアメリカ企業を儲けさせたのにイラクのためには何にもならなかったばかりかイラン(アフマディネジャド)やロシア(プーチン)の申し出をすべて断り彼らを怒らせてしまったのですね。そして今また再び何かを…?しかし自分から何をかやったら「国連の五輪休戦協定」に引っ掛かってIOCからアスリートたちが処分を受けるかもしれませんからきっとイランから何かをされたことにして「仕方なく」反撃するのでしょうね。それがアメリカの得意とするやり方ですからね。ワン。ベッドから出て老犬黒兵衛と散歩。登り坂になると息がヒューヒューと苦しそうな音を立てる。ヨメハンが獣医さんにもらった抗生剤を餌に混ぜて食べさせたらしいけど効果はわからない。アンチ・エイジングは不可能ということかな?ワン。いろいろ仕事のあと晩メシは何日か前にNHK-BSを録画した映画『西部に賭ける女』を見ながら。アンソニー・クインとソフィア・ローレンという大好きな二人が出ていた旅芸人一座の西部劇。若いソフィア・ローレンはキュートで可愛いですね。ハリウッドの娯楽映画を期待せず見たが旅芝居で『トロイのヘレナ』や『マゼッパ』が出てきてまずまず面白かった。ナント!監督はジョージ・キューカーではないか。サスガですね。

2月2日(月)つづきのつづき
安青錦も見てくれている(笑)"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"収録のあとはテレビ神奈川で吉本新喜劇見ながら晩メシ。そのあとNHKの『映像の世紀バタフライエフェクト』の「人間国宝・女形に生きた男たち」は凄かった。小生は幼稚園のときから京都南座で歌舞伎を見せられ続けてきたが歌右衛門の良さがわからず大学に入って小田島雄志先生の謦咳に接したときも「みんな凄いと言うけど歌右衛門の何処がイイのかさっぱりワカラン」と言って「君は若いときの歌右衛門を知らないんだ。それに歳をとった歌右衛門を見たときは君が若すぎた」と言われたのを今も憶えている。今日のNHKの番組で八つ橋の顔の動きや阿古屋の片鱗を見ただけで六代目歌右衛門の凄さがわかりました。70歳を過ぎて初めてわかることがあるのは嬉しいですね。玉三郎も凄いですね。

2月2日(月)つづき
いろいろ机仕事(デスクワーク)のあと"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"収録。ゲストは相撲ジャーナリストの荒井太郎さんと日刊スポーツの佐々木一郎さん。初場所を振り返ってもらったり週末に行われる白鵬杯の話など興味深い話をいろいろしてもらう。今年の大相撲パリ公演のファン・ツアーが4泊6日76万8千円で相撲協会が売り出した話をすると荒井さんが「神事と興業と格闘技という3拍子揃った大相撲というコンテンツの価値は世界的にも稀でディズニーより凄いですからね」と評したのは面白かった。確かにミッキー・マウスはせいぜい70年。大相撲の歴史は2000年ですからね。それに荒井・佐々木の両氏がに"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"に出てもらって安青錦について少々厳しい評価(大の里のような正攻法力士には弱い)という話をしたら安青錦がそのYouTuubeを見ていて「厳しいね」と言われたとか。安青錦の熱心さにも驚くけど安青錦が"TAMAKIのスポーツジャーナリズム"を見ていてくれたというのはメッチャ嬉しいですね。

2月2日(月)
『もうひとつのアメリカ史』を読んでいると《権力者や地位の高いものの息子が上手く立ち回れて》徴兵逃れのために(ベトナム行きを避けるため)《予備役や州兵の枠を手に入れた》ことがわかる。第二次大戦中の日本でも同じだったようですね。それにイラクを攻撃しイランやイエメンやソマリアやリビア…等に次々と手を出そうとしたアメリカが今でもベネズエラに手を出したのに北朝鮮に一向に手を出さないこともよくわかった。それは《石油の埋蔵量がないことだった》しかもその「石油」とは《燃料としての石油ではなく権力としての石油である》ナルホド。《ペルシャ湾の主導権を握るということはヨーロッパ・日本そして中国の主導権を握ることにつながる。アメリカが石油の蛇口を握ることになるのだ》アメリカは恐い国ですねえと言った映画評論家の話を一昨日の本欄に書いたけど「恐い国」という異常に「困った国」ですねえ。ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛と散歩。時々少々後ろ足が縺れる。「まだまだ元気」とは言えないけど「まだ元気」とは言えるのかな。ワン。

2月1日(日)つづき
ナンヤラカンヤラ雑務をこなしたあと黒兵衛と夕方の散歩。最近は朝だけでなく夕方も散歩に付き合うようになった。老犬は歩き方に力がなくなり登り坂は辛そう。息をするときに時折ヒューヒューゼイゼイと激しく掠れた声(音)を出すようにもなった。まぁこれが自然の成り行きなんでしょうね。晩飯を食べながらテレビを見ているとトランプ大統領がペルシア湾に空母を派遣しアメリカ国内ではICE(アメリカ移民関税執行局)の捜査官の起こした射殺事件に抗議する声が高まりイタリア・ミラノでもアメリカがICEの職員の五輪派遣に対する抗議のデモが起こっているという。しかしどうして「国連のオリンピック休戦決議」には誰も触れないのかなあ?これを破るとアメリカのスポーツ選手はロシアやベラルーシの選手と同じ立場になる(国を代表する選手とは認められなくなる)はずなのに…日本のメディアも何も言わずに「オリンピック万歳報道」しかしないのはオリンピックの反戦平和運動という意義がわかってないのでしょうね。しかし2年後のロス五輪は大丈夫かな?晩メシのあとワイン飲みながらフィンランドの女性指揮者とN響でトマジのトランペット協奏曲やサン=サーンスのP協2番を聴く。面白かった。R・シュトラウスの『ばらの騎士組曲』はもっと艶っぽくやってほしかったですね。

2月1日(日)
『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史』読み続けているとウンザリする。国連安保理のイラク査察団はブッシュ大統領チェイニー副大統領ラムズフェルド国防長官の主張を受けて大量破壊兵器の隠し場所《500箇所を場所によっては何度も訪れた。CIAがおそらく大量破壊兵器の隠し場所だとしていた使節も含まれていた。が何も見つからなかった》査察団の団長は《ブッシュ政権の幹部を中世の魔女狩りをした人々になぞらえた。そうした人々は「魔女がいると確信していたせいで捜せば必ず発見した》イラクの国連大使は《そっちの証拠を見せろとアメリカに迫った》すると《アメリカは確たる証拠を持っていないばかりか安保理の10ヵ国の非常任理事国に渡す前にイラク関係の報告書から8000ページを削除していた−−アメリカ政府と24社のアメリカ企業がイラクの兵器開発計画を支援してきたことを隠すためだった》嗚呼。こんな国と我が国の指導者が媚外交と言われるほどの謙った関係を結ばなければならないのは総理の地位に就いていたいからなのかな?ワン。ベッドを出て老犬黒兵衛とトボトボと散歩。富士山だけが綺麗。大爆発したほうが日本のためにはイイのかな?とも思ってしまう。ワン。
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ナンデモカンデモ
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『昼下がりの情事』
『昼下がりの情事』
ハイドンの「88番」、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」、「魅惑のワルツ」…。音楽にウルサいビリー・ワイルダー監督の名作コメディです。
DVD
『ハイ・ヌーン:真昼の決闘』
『ハイ・ヌーン:真昼の決闘』
ゲイリー・クーパーの相手役は年齢差をものともせずオードリー・ヘップバーンやグレース・ケリー。ウラヤマシイです(笑)。
WEB
NHK-BS『FRONTIERS その先に見える世界/共感を疑え なぜ人は争うのか?』
NHK-BS『FRONTIERS その先に見える世界/共感を疑え なぜ人は争うのか?』
人が人に共感するのは素晴らしいことでもあるけど、ヒトラーの再来がゴメンです
【以上2/25】
DVD
『恋愛適齢期』
『恋愛適齢期』
ダイアン・キートン&ジャック・ニコルソンの大人の恋愛劇コメディ。ダイアンは可愛いけどニコルソンはハッピー・エンドに向かないキャラですね
【2/24】
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『愛の賛歌〜エディット・ピアフの生涯』
『愛の賛歌〜エディット・ピアフの生涯』
最後にピアフが「水に流して」を唄うシーンは泣けます。♪私は絶対に後悔しない!…という絶唱ですよね坂本花織さん!
【2/20】
『Waldbuhne 2011 - Fellini, Jazz & Co.』
『Waldbuhne 2011 - Fellini, Jazz & Co.』
ニーノ・ロータの音楽だけならこれが最高。ジェルソミーナとゴッドファーザーの音楽は同じ作曲家はですから似てますね
【2/19】
『ジンジャーとフレッド』
『ジンジャーとフレッド』
フェリーニ監督歳取ったジュリエッタ・マシーナ&マルチェロ・マストロヤンニがジンジャー・ロジャースとフレッド・アステアを演じます。面白い!
DVD
『道』
『道』
フェデリコ・フェリーニ監督アンソニー・クイン&ジュリエッタ・マシーナの名作。ニーノ・ロータの音楽が田舎を巡回する大道芸人の物語を一層泣かせます
【以上2/18】
『ジュニア・ボナー』
『ジュニア・ボナー』
近代化の波に押し潰されてしまう古き良きアメリカン(ロデオに挑戦するカウボーイ=S・マックィーン)にペキンパー監督は深い愛情を寄せて描いてますね。
『砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード』
『砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード』
古き良きアメリカンは、最後に自動車に足を轢かれてしまいます。嗚呼
【以上2/17】
BOOK
井筒俊彦『イスラーム文化-その根底にあるもの』岩波文庫
井筒俊彦『イスラーム文化-その根底にあるもの』岩波文庫

【2/17-】
織田作之助『夫婦善哉 正続 他11編』岩波文庫
織田作之助『夫婦善哉 正続 他11編』岩波文庫
表題作の素晴らしさはもちろんですが、私は坂田三吉の将棋を小説化した『聴雨』『勝負師』が好きです
【2/16】
DVD
『スメタナ「わが祖国」』
『スメタナ「わが祖国」』
プラハの春コンサートでのクーベリック指揮チェコ・フィルハーモニーの奇跡的名演。音楽の力を凄い!
【2/15】
『けんかえれじい』
『けんかえれじい』
中国戦線での"けんか"の代わりに東京へ出る主人公が北一輝に遭う(見る?)という象徴的エンディングになってます。さすがは鈴木清順監督ですね。
BOOK
鈴木隆『けんかえれじい 上・下』角川文庫
鈴木隆『けんかえれじい 上・下』角川文庫
私の大好きな小説。ベストワンと言ってもイイです
【以上2/14】
DVD
『吶喊』
『吶喊』
岡本喜八監督の未見映画。絶対見ます。何しろサッカー日本代表の八咫烏が主人公ですから(笑)。
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『パピヨン』
『パピヨン』
S・マックィーン&D・ホフマンが熱演。監督は『パットン』や『猿の惑星』のS・シャフナー。脚本は米共産党員で『ローマの休日』のトランポ。面白いはずや
【以上2/13】
DVD
『質屋』
『質屋』
小生はシドニー・ルメット監督の最高傑作だと思ってます。ロッド・スタイガーの演技もクィンシー・ジョーンズの音楽も最高です。それにしても"質"は面白い漢字ですね。
『江分利満氏の優雅な生活』
『江分利満氏の優雅な生活』
本当は川島雄三監督が撮るはずの原作を岡本喜八監督がピンチヒッター。はっきり言って失敗作だと思いますが私は大好きです
【以上2/12】
BOOK
白川静『常用字解』平凡社
白川静『常用字解』平凡社
時点の面白さを満喫できる一冊です
【2/11】
DVD
『ジャズ大名』
『ジャズ大名』
筒井康隆大先生のハチャメチャ小説をさらにハッチャキにした岡本喜八監督の怪心作。山下洋輔が赤ん坊用ピアノを掻き鳴らしタモリがチャルメラを吹きます。
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『しとやかな獣』
『しとやかな獣』
狭い公団住宅の部屋の中だけでこんなにオモシロク凄い映画が創れるのですね。川島雄三監督は紛う方なき天才です。
DVD
『侍』
『侍』
岡本喜八監督三船敏郎主演のの大スペクタクル。一面銀世界の江戸城外で井伊直弼が暗殺されて雪の中でのラグビーの試合のような見事な殺陣が繰り広げられます。
BOOK
筒井康隆『最後の喫煙者 自薦ドタバタ傑作集1』新潮文庫
筒井康隆『最後の喫煙者 自薦ドタバタ傑作集1』新潮文庫
小生の大好きな大傑作『万延元年のラグビー』もふくまれてます。
大江健三郎『万延元年のフットボール』講談社文芸文庫
大江健三郎『万延元年のフットボール』講談社文芸文庫
『万延元年のラグビー』と似ているのはタイトルだけかな?
【以上2/10】
岡本喜八『マジメとフマジメの間』ちくま文庫
岡本喜八『マジメとフマジメの間』ちくま文庫
エッセイストとしても超一流の映画監督の書く戦争の時代は、多くの人に読んでほしいですね。特に右翼の人に
【2/10-15】
CD
クルト・ワイル『三文オペラ』
クルト・ワイル『三文オペラ』
ウテ・レンパー&ミルバも参加して素晴らしい歌を聴かせますが、ルネ・コロ&ベルガ・デルネシュというワーグナー歌手の参加も凄い!
LP
ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』
ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』
クナッパーツブッシュ指揮バイロイト祝祭劇場での歴史的名演の実況版です。スゴイ!
【以上2/9】
CD
ベッリーニ:オペラ『夢遊病の女』
ベッリーニ:オペラ『夢遊病の女』
イタリアの誇る世界一のメゾソプラノのチェチーリア・バルトリがミラノ・コルチナ五輪の開会式でも歌いました。ボチェッリより上ですよ。
『Andrea Bocelli: Opera, The Ultimate Collection』
『Andrea Bocelli: Opera, The Ultimate Collection』
若いときのボチェッリは酷かったけど年齢と共に素晴らしい歌手に成長しましたね
【以上2/8】
BOOK
白井聡『国体論 菊と星条旗』集英社新書
白井聡『国体論 菊と星条旗』集英社新書
何度も読んでます。
CD
『宴会 お座敷艶歌』
『宴会 お座敷艶歌』
野武士集団・西鉄ライオンズの選手達は試合前に♪芸者ワルツを唄いながら走ったそうです。三拍子で走るのは難しく二日酔いが消えたとか(中西太氏・談)
WEB
『NHK-BS世界のドキュメンタリー/ボブ・マーリーの真実 愛と闘いのレゲエ』
『NHK-BS世界のドキュメンタリー/ボブ・マーリーの真実 愛と闘いのレゲエ』
素晴らしいドキュメンタリーでした。
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『ボブ・マーリー One Love』
『ボブ・マーリー One Love』
ベーシストの息子が置いていったCDを聴き直してます
【以上2/4】
DVD
『西部に賭ける女』
『西部に賭ける女』
ソフィア・ローレンが可愛いですね。アンソニー・クインは何をやってもシブですね。ジョージ・キューカー監督のお手軽娯楽作もイイもんですね。
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『マイ・フェア・レディ』
『マイ・フェア・レディ』
これはキューカー監督の娯楽大作かな。ヘップバーンの可愛さとレックス・ハリスンの歌芝居の妙技が絶妙ですね。
DVD
『ガス燈』
『ガス燈』
イングリッド・バーグマン主演の名作。これもジョージ・キューカー監督だったのか…見直さねば
【以上2/3】
WEB
『映像の世紀バタフライエフェクト/人間国宝女形に生きた男たち』
『映像の世紀バタフライエフェクト/人間国宝女形に生きた男たち』
五代目&六代目歌右衛門&玉三郎そして雀右衛門…素晴らしいドキュメンタリーでした。
DVD
『壇浦兜軍記 阿古屋』
『壇浦兜軍記 阿古屋』
まだキチンと見たことがない作品です。玉三郎の傾城・阿古屋。絶対に見ます
【以上2/2】
CD
『R・シュトラウス/ばらの騎士組曲他』
『R・シュトラウス/ばらの騎士組曲他』
アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィルの素晴らしい演奏です!
【2/1】
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『イージー★ライダー』
『イージー★ライダー』
TVで初放映されたとき、番組後に現れた淀川長治さんが「アメリカはコワイ国ですねえ」と言ったのを憶えてます。サヨナラおじさん、スゴイ!
【1/31】
THEATER
ビゼー:オペラ『カルメン』
ビゼー:オペラ『カルメン』
今夏の兵庫県立文化芸術センターの佐渡裕さんプロデュースのオペラ。以前の上演とは違う演出だとか。名古屋のオペラ講座の受講生と見に行きます。
Blu-ray
ビゼー:オペラ『カルメン』
ビゼー:オペラ『カルメン』
ジョセフ・ロージ監督ジュリア・ミゲネス主演のこの映画は永遠に不滅の美しさですね。ダンスの振付はアントニオ・ガデスです
【以上1/29】
『卒業』
『卒業』
若きダスティン・ホフマンに「これからはプラスチックの時代」と囁く大人がいます。ナノプラスチックの危険性など気付かなかった1970年代の映画。
TV
NHK『フロンティア/脳に忍び込むプラスティックを追う』
NHK『フロンティア/脳に忍び込むプラスティックを追う』
自然に回帰しない人工物のプラスチックは恐いですね。人工芝もその危険性が…
【以上1/28】
NHK『映像の世紀バタフライエフェクト/沖縄 愛と悲しみの女性たち』
NHK『映像の世紀バタフライエフェクト/沖縄 愛と悲しみの女性たち』
戦後になっても現在も戦争から解放されない沖縄の歴史は日本人全員が胸に刻まなければ!
【1/27】
BOOK
『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史3帝国の緩やかな黄昏』早川書房
『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史3帝国の緩やかな黄昏』早川書房
日本人なら誰もが読むべきアメリカ史です。自民維新参政保守の人も読んでね
【1/23-】
ハワード・ジン他『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史(下)』あすなろ書房
ハワード・ジン他『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史(下)』あすなろ書房
これもアメリカの同盟国の日本国民の必読書です
【1/19-22】
中村隆之『今こそ経済学を問い直す 切実な「必要」の声を聴くために』講談社現代新書
中村隆之『今こそ経済学を問い直す 切実な「必要」の声を聴くために』講談社現代新書
著者は経済史の学者。経済学者じゃないから読もうかな(笑)
美馬達哉『「ふつう」ってなんだろう 病気と健康のあいだ』講談社現代新書
美馬達哉『「ふつう」ってなんだろう 病気と健康のあいだ』講談社現代新書
自分を「普通」だと思ったことがないから読むべきなのか?読まなくて良いのか悩みます
【以上1/20】
NEWSPAPER
京都新聞夕刊(2026年1月20日)
京都新聞夕刊(2026年1月20日)
京都新聞1月20日付夕刊の一面です。TAMAKIのスポーツジャーナリズムを取りあげてくださいました。小生が一般紙の一面出でるのは東スポ以来のことです(笑)
【1/20,27】
以下は自著の宣伝です。
よろしく!
BOOK
玉木正之・編著『定本・長嶋茂雄』ネスコ出版
玉木正之・編著『定本・長嶋茂雄』ネスコ出版
若い頃の小生が「編集者」としての力を発揮できた一冊。今は亡き刈部謙一さんにも感謝。本書の文庫化が下の一冊です。
拙著『定本・長嶋茂雄』文春文庫
拙著『定本・長嶋茂雄』文春文庫
井上ひさし・赤瀬川源平&隼・清水義範・大島渚・小田島雄志・落合博満・橋本治・荒俣宏・草野進・星野仙一・糸井重里…等、豪華執筆陣です!
ロバート・ホワイティング『和をもって日本となす』角川文庫
ロバート・ホワイティング『和をもって日本となす』角川文庫
小生と井沢元彦さんの交流はコノ本を『逆説の日本史聖徳太子編』で紹介してもらって始まりました
『世界思想51号2024春』世界思想社
『世界思想51号2024春』世界思想社
年刊冊子51年目にして初のスポーツ特集。14人の筆者の先陣を切って小生が巻頭原稿を書かせていただきました。以下のURLで読むことができます。https://web.sekaishisosha.jp/posts/7960
『真夏の甲子園はいらない問題だらけの高校野球』
『真夏の甲子園はいらない問題だらけの高校野球』
絶賛発売中!メディア主導の甲子園大会を根本的に考え直してみましょう!すると日本のスポーツが素晴らしくなるはずです!
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
クリックするとRakutenブックスへ跳びます。amazonよりもこっちの評価のほうが正しいですね(笑)。どうぞ、お買い求めを!
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
拙著『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店)
クリックするとamazonへ跳びます。どうぞ、お買い求めを!
虫明亜呂無『肉体への憎しみ』玉木正之=編・ちくま文庫
虫明亜呂無『肉体への憎しみ』玉木正之=編・ちくま文庫
凄いとしか言いようのないスポーツ小説満載。井上ひさしさんとのスポーツ論対談も凄い!微力ながら小生の解説も。
虫明亜呂無『野を駈ける光』玉木正之=編・ちくま文庫
虫明亜呂無『野を駈ける光』玉木正之=編・ちくま文庫
寺山修司氏との競馬論対談は最高です。
虫明亜呂無『時さえ忘れて』玉木正之=編・ちくま文庫
虫明亜呂無『時さえ忘れて』玉木正之=編・ちくま文庫
この著者が筆写した表現以上のスポーツ表現は、金輪際出現しないでしょう
【以上3/8,9】
拙著『タイガースへの鎮魂歌(レクイエム)〜あの問い虎は美しかった』朝日新聞社
拙著『タイガースへの鎮魂歌(レクイエム)〜あの問い虎は美しかった』朝日新聞社
小生の大ケッサクと今も自負する一冊。"アレ"に満足できない人はお読みください(笑)
『タイガースへの鎮魂歌(レクイエム)〜あのとき虎は美しかった』河出文庫
『タイガースへの鎮魂歌(レクイエム)〜あのとき虎は美しかった』河出文庫
文庫版もあります。中味はほぼ同じです。
『プロ野球大事典』(新潮文庫)3
『プロ野球大事典』(新潮文庫)
小生の実質的デビュー作。パロディ満載だけどよく売れました。我ながら良く書きましたね。
ロバート・ホワイティング著/玉木正之・訳『ふたつのオリンピック東京1964/2020』(KADOKAWA)
ロバート・ホワイティング著/玉木正之・訳『ふたつのオリンピック東京1964/2020』(KADOKAWA)
2400円と少々値段が高いですが全編約600頁。面白さは保証します(訳者)
拙著『京都祇園遁走曲』(文藝春秋)
拙著『京都祇園遁走曲』(文藝春秋)
まだ読んでない人はアマゾンで1円で買えるそうですから読んでね
『私が京都を(捨てた)好きな理由』アリアドネ出版
『私が京都を(捨てた)好きな理由』アリアドネ出版
自著のなかで一番売れなかったけど一番好きな一冊です。そーゆーモンですね。
『天職人』講談社
『天職人』講談社
山下洋輔・岡田武史・市川亀治郎・城ノ内ミサ・グッチ裕三・五嶋龍…らの皆さんのことを書きました。全員のお名前は写真を大きくしてご覧ください。
『大相撲「八百長批判」を嗤う』(飛鳥新社)
『大相撲「八百長批判」を嗤う』(飛鳥新社)
八百長が騒がれた時期(2011年6月)に緊急出版した本です。宮崎学(作家)根岸敦生(朝日新聞記者/元相撲担当)鵜飼克郎(週刊ポスト記者)荒井太郎(相撲ジャーナリスト)らと相撲の本質論を語ってます。
『野球アンソロジー9回裏2死満塁 素晴らしき日本野球』(新潮文庫)
『野球アンソロジー9回裏2死満塁素晴らしき日本野球』(新潮文庫)
大好評発売中。正岡子規、夏目漱石、埴谷雄高、大下弘、桑田真澄、伊集院静…などが並んでます。買ってください!読んでください!
『彼らの奇蹟:傑作スポーツアンソロジー』(新潮文庫)
『彼らの奇蹟:傑作スポーツアンソロジー』(新潮文庫)
三島由紀夫、澁澤龍彦、小林秀雄、石原慎太郎、大江健三郎、沢木耕太郎、村上春樹…などが並んでます。こちらもよろしく。
『スポーツとは何か』(講談社現代新書)
『スポーツとは何か』(講談社現代新書)
「運動会」の文章は中学3年国語の教科書に採用され、他の文章も、今も大学や高校の入試や予備校の模試によく使われています。
『スポーツ解体新書』(朝日文庫)
『スポーツ解体新書』(朝日文庫)
これも大学入試の論文問題によく使われます。文庫版解説の文章は乙武洋匡さんです。
『続スポーツ解体新書』(Zaiten books)
『続スポーツ解体新書』(Zaitenbooks)
もっと著書の宣伝をしなさいよ…と友人に言われたので…
(以上、スポーツ本の拙著の宣伝でした)
『図説・指揮者列伝 世界の指揮者100人』(河出書房新社ふくろうの本)
『図説・指揮者列伝世界の指揮者100人』(河出書房新社ふくろうの本)
平林直哉さんとの共著です。
『クラシック道場入門』(小学館)
『クラシック道場入門』(小学館)
中古ならあるようです。20年前に上梓した音楽本です。
『オペラ道場入門』(小学館)
『オペラ道場入門』(小学館)
クラシック…の本は5刷増刷。さらに面白くと出したオペラの本は増刷ナシ。やはり日本ではオペラはマダマダ…なのかな。以上、音楽関係拙著の宣伝でした。
タマキのナンデモカンデモごちゃまぜ総集編
タマキのナンデモカンデモごちゃまぜ総集編
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