12月16日(土の早朝)
朝早く目覚めてベッドのなかで『週刊新潮』の矢作俊彦氏の「長期不定期連載4豚は太るか死ぬしかない」を読んで大興奮。ベッドのなかで一人ケタケタ大笑いしてしまった。週刊誌を読んでコレだけ興奮するのは珍しい。題して「沈黙の相撲の皇子」というコラム。そう。貴乃花親方のことが書かれているのだ。前半は「裏社会」に精通している男の話としてモンゴル力士たちの日本人より日本的な「星の回し合い」(和をもって貴しとする大人の対応)とそれを嫌う「ガチンコ」の貴乃花のことが書かれている。この部分には興奮などしません。今回の事件では「関係者」なら誰もが知ってるけど証拠がなく名誉毀損にもなりかねないのでテレビなどでは話せないだけの「常識」です(週刊誌だけは書くが以前は一般紙も書いていた…という話は拙著『大相撲八百長批判を嗤う』に出ています)。小生が大興奮したのはコラムの後半で今回の角界の一件が『どすこいハムレット』と題したシェイクスピア『ハムレット』のパロディに擬(なぞら)えられていることだ。〈異教徒の大横綱ではなく蛮王(ハーン)クローディアスに簒奪された「冬」の王国〉〈文武を重んじ騎士道を尊ぶ(略)王子ハムレット〉〈異教徒に乗っ取られた宮廷で右往左往する理事ではなく廷臣たち〉〈右顧左眄する理事長ではなく内大臣ポローニアス〉それらの登場人物がグローブ座と同じ円形劇場(土俵)で芝居を演じる。「この身の黒星は忘れるな」という「ガチンコ父王の亡霊」の言葉を聞いた貴乃花いやハムレットは「あとは沈黙。先ずは沈黙」と語るのを止めて狂人を装い悩む。最後に蛮王は力水に毒を盛られて…ハムレットもその毒で…血塗られ王統…人影の絶えた王宮(国技館?)でハムレットに心酔して改宗(入門?)した〈ホレーシオ(貴ノ岩?)の悲嘆が谺(こだま)する「砕けて散ったぞ。二つの裂かれた気高い心が!」〉その他ハムレットがオフィーリアに「芸界へ行け」と叫んだり〈悲嘆のあまり狂ったオフィーリアが(略)「おつむにつけたる大銀杏」〉と歌ったり…。いやあ面白い。思わず長々と書いてしまったが以前『不思議の国のベースボール』(文春文庫)などというパロディ小説を書いた小生としては大興奮。いや…ヤラレタァ(笑)という感じ。そういえば以前長嶋茂雄さんが巨人の監督を解任されたときは『週刊朝日』に(いや『サンデー毎日』だったかな)シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』のパロディが掲載されたこともあった。カワカミス(川上哲治)の支配する元老院のなかでフジータス(ブルータス=藤田元司)がシゲザー(シーザー=長嶋茂雄)を殺してローマ市民(プロ野球ファン)が大騒ぎするなかワントニウス(アントニウス=王貞治)が現れて見事な大演説で市民の騒ぎを鎮める(映画ではチャールトン・ヘストンやマーロン・ブランドが演じましたね)…なんて面白い記事があったのを思いだした。確かに今回の「角界某重大事件」での貴乃花親方はハムレットに見立てることができますね。ならばto be or not to be…という彼の悩みは日本語ではどう訳せばいいのでしょうね?矢作氏は「(土俵に)上がるべきか上がらざるべきか」とパロディにしましたが「生か死かそれが疑問だ」(福田恆存)「このままでいいのかいけないのかそれが問題だ」(小田島雄志)「このままこうしているべきかそれともそれをやめるべきか」(岡田利規)…どれも貴乃花親方の心境に思えますね。いやいや。ハムレット様は本当はもっとお強い性根の持ち主かもしれませぬぞ。

12月15日(金)
朝黒兵衛と散歩。今朝早くベッドのなかで小野俊太郎さんの『新ゴジラ論』をパラパラ読み直して岡本喜八の『肉弾』をキチンと見ていないことに気づく。見なければ…と思いながら『沖縄決戦』の決戦のなかにもユーモア溢れるシーンや『日本でいちばん長い日』で天本英世が横浜警備隊隊長として皇居突入の必死の演説をする怪演技などを思い出す。そう言えば阿南惟幾陸軍大将の切腹シーンは役所広司も味わい深かったけどやっぱり三船敏郎は凄かったですね…などと思いながら散歩から帰宅。そういえばご近所の明るいお婆さんは若いときに阿南陸軍大将の秘書をやっていたそうです。凄いですね。終日デスクワーク。ボブ・ホワイティングの『TWO OLYMPICS』第7章の翻訳をかなり進める。頑張らねば。そうか。ボブさんは以前リキ・マンションに住んでいたのですね。これも凄いな。何しろヤクザがウロチョロしていたみたいですからね。あ。ボブさんの上の部屋はジャイアント馬場でマンションの隣の店で一緒にインベーダー・ゲームをやったと言うんですからコレマタ凄いですね。翻訳に集中してあっという間に晩飯。来週の『オプエド』のゲストに小野俊太郎さんを迎えるので『シン・ゴジラ』を見直しながらビールと餃子。なるほど冒頭の東京湾に漂うプレジャーボートは岡本喜八の『肉弾』でなかには宮沢賢治の初版本と折り鶴があるんですね。コレまた凄い…と思ってたら次女と孫がやって来て一緒に夕飯。孫が「ゴジラの映画見たよ。電車が突っ込んでいくんだ」はい。いろいろな楽しみ方がありますね。

12月14日(木)
朝黒兵衛と散歩。昨日のテレ朝『たけしのTVタックル』VTR収録後に大隅潔大先輩と少々話したときの言葉が思い出される。「鳥取城北だけじゃないんだよ。今全国の高校の相撲部にモンゴルからの留学生が100人以上いて大相撲に入りたがってるんだよ。それを束ねてるのが白鵬だ。何をするつもりなのか…」モンゴル周辺の中央アジアで生まれたから中国朝鮮半島を経由して日本に伝わって形を整えた日本文化としての大相撲はMongoriaに征服されてしまうのか?その後押しをする日本人が大勢いることも事実ですね。サアどう考えればいいのか?どうすればいいのか?それが時代の流れなのか?日本文化を守るためには…。終日デスクワーク。メール・手紙・校正…その他いろいろ原稿執筆外の仕事を整理。昼も晩飯後の仮眠もしたのに眠い。風呂のあとウィスキー呑みながら来週のオペラ講座の予習。ドニゼッティ『ピーア・デ・トロメイ』。女房の浮気を疑う男の物語。昔も今も西も東も人間は同じ?変わらないものなんですね。人間は変わらないけど文化は変わるのか?…寝よ。

12月13日(水)つづき
神奈川大学の授業を終えて大急ぎで正門へ。テレビ朝日の用意してくれたタクシーに乗って局へ。車中でディレクターと打ち合わせをして『タケシのTVタックル』VTR撮り。テーマは大相撲。前半に出演した財団法人日本相撲協会評議員長の池坊保子さんに代わって後半に出演。他に出演者は元スポニチ(小生の師匠の)大隅潔さん・元テレ朝アナの銅谷志朗さん・デーモン閣下・大至さん・岸博幸さん。それにレギュラーの大竹まことさん・阿川佐和子さん・ビートたけしさん。日本文化としての大相撲の神事や興行としてのファジーな側面を潰してスポーツ化してしまってはいけないことを「万歳の正しいやり方」などを例にとって話す。それでも「横綱の品格」についてきちんと定義(文章化)したほうがイイという意見が岸さんから出たので明治時代に新渡戸稲造が『武士道』を書いたように誰かが『相撲道』という本を著したほうがイイかもしれないと答えるなどイロイロ話してVTR収録終わり。放送は次の日曜正午(東京以外の地方も同じかな?)。みんながイロイロ沢山喋ったのでどこまでカットされるかわかりませんがもしよければ見てください。テレビ局の用意してくれたタクシーで帰鎌。晩飯映画劇場は『ゴジラVSスペースゴジラ』ゴジラを血液凝固剤で眠らせる?それは『シン・ゴジラ』のヤシオリ作戦と同じですね…と小野俊太郎さんも書いておられますよね。最後の博多での決戦がチョイと長いけどマァ面白かった。こうなりゃゴジラ・シリーズ全部見るか。うわっ。小野さんの本『新ゴジラ論』によると『シン・ゴジラ』を除いて28作もあるのか。マイッタナ。あ。来週月曜の『ニューズ・オプエド』のゲストはスポーツからチョイと離れて小野俊太郎さんです。いや。文芸・文化評論家の小野さんなら「スポーツ文化」についても語ってもらえるかな?御期待下さい。

12月13日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。大相撲はスポーツか?という問題点に立ってスポーツも古代ギリシアのオリンポスの祭典ではゼウスの神や参加選手の各都市国家の守護神を祭る「神事の祭典」だったことを話し近代オリンピックでは「神」が消えて「記録」や「数字」が「崇められる」ようになったという話しをする。このネタはアメリカのスポーツ学者アレン・グットマンの受け売りですが大相撲はまだ「神事」を残しそれを司る力士の髷を残し日本の神々を中心とした日本文化を継承しているのですからMonngorian Teamの皆さんもそこをわかってほしいですナァ…とかいろいろ話したあと黒兵衛と散歩。朝のうちに細々とした雑務の仕事を片付けて神奈川大学横浜キャンパスへ。授業は先週に続いて市川崑の『東京オリンピック』について。オリンピックやスポーツを絶対に素晴らしいとするのではなく相対化した映像と編集で表現してユーモアや選手の悲哀を示しスポーツの真の素晴らしさを表現していると解説。陸上競技から体操水泳などの競技とチャド共和国からやって来た3人の選手のうちの一人のミニ・ドキュメンタリーの場面を見る。うん。市川崑の視点は本当に見事!

12月12日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。雑誌原稿の校正やらアサヒ芸能の連載やらいろいろ処理するうちにあっという間に晩ご飯。まぁ。こういう日があっても良いでしょう。昨日のなでしこ(本欄には書かなかったけど対中国1-0で勝ったのは見ています)に続いて今日は男子が中国戦。そうか。中国の監督はリッピなのか。凄いな。年俸はどれくらいかな。選手は背が高いな。その割に動きは良くないかな。イイ攻撃がいくつか見えてこれから強くなりそう。結果は後半40分見事な小林悠の粘りの反転ゴール。つづけてバックス昌子の美しいロングシュート。2選手の代表初ゴールのあとPKを取られたのはレフェリーの中国へのごますり?ま。勝てばいいです。このなかで代表に残れるのは誰かな?今野・井手口・昌子・小林悠……にキーパー…大島のケガは?それにしてそろそろ貴乃花親方には態度と発言をハッキリ表明してもらわないと…。双葉山(時津風理事長)は璽光尊事件のあと名理事長になりましたからね。

12月11日(月)
朝黒兵衛と散歩。落ち葉がピーク。道路や家の庭は葉っぱの山。桜の木は裸。いよいよ冬か。雑誌『WiLL』の相撲対談の校正をして午前中に『ZAITEN』のコラム。一昨昨日(これで「さきおとつい」と読むのですね)大阪のホテルで見た日本舞踊『阿吽(あうん)』の再放送がNHK-Eテレであったので録画。東大寺南大門の金剛力士像が動き出して相撲を取るという舞踊。昭和40年の創作舞踊で新しいのですね。解説は舞の海さん。午後からは『フォーラム8』の新連載原稿「スポーツは教えてくれる」執筆。第1回に大相撲を選ぶ。純粋なスポーツではないですけどスポーツ(格闘技)の要素もありますからね。晩飯食べながら月末の「オペラ講座」の勉強。ドニゼッティ『ピーア・デ・トロメイ』。物語はダンテの『神曲』にも出てるというので寿岳文章・訳『神曲・煉獄篇』を取り出して該当場所を見つけ出すが話の中味はよーわからん。音楽はヴェルディが『椿姫』にパクった旋律なんかが出てきて美しい。昼寝をしなかったせいかモーレツに眠くなってきたので超早めに10時頃ベッドへ。ノーベル平和賞を獲得したICANのサーロー節子さんの受賞演説全文が東京新聞に載っていた。素晴らしい!ノーベル文学賞受賞のカズオ・イシグロさんも長崎での母親の被爆体験を受賞演説の取り入れそもそもノーベル賞は平和のための賞と発言。現在世界が自国民族さえ良ければ…という分裂の方向に進んでいることに警鐘。トランプ・アメリカ阿呆政権とべったりの日本の政治家たちに対して諦めるのはまだ早いですね。寝よ。

12月10日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。ロシアのドーピング問題やら大相撲の問題やらの資料整理して頭をクリヤーにする。でないと阿呆になりますからね。大事なのは本質を見失わないこと。それだけですね。テレビは所詮赤提灯での酒呑み話。でもその内容のレベルが上がれば面白い。それだけのこと。いくつか校正をやって晩飯映画劇場は『ゴジラVSキングギドラ』。大森一樹監督はやっぱり面白いですねえ。風呂のあとEテレでヤノフスキ指揮N響のベートーヴェン『英雄』を聴いて(まあ最近の演奏はこんなもんですね。切れ味鋭くチョイとだけ古楽器風)風呂。何日か前やったか…はしだのりひこさんが亡くなったですね。R・ホワイティングの一番好きな日本の歌が『風』でしたね。人は誰も旅に出て…。まあ。ええわ。その前に亀淵友香さんも亡くなりましたね。笠置シズ子の『買い物ブギ』を彼女が歌うと最高でしたね。合掌。寝よ。

12月9日(土)
朝大阪のホテルで目覚めて髭剃って出かける準備。すぐ隣の読売テレビへ。『ウェークアップ!ぷらす』生出演。ロシアのドーピング問題について話す。「国ぐるみ」(とWADA=世界アンチドーピング機構は)認定したが「組織ぐるみ」(とIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長)は表現を緩めてプーチンを助けたわけですね。さすがはプーチンのポチと言われてソチ五輪を後押しした人物だけのことはありますね。あ。ロシアは個人出場でも国旗と国歌を使えなくなったわけですが五輪憲章によると五輪は個人やチームの闘いで国歌は関係なく五輪で使われている旗と歌は国旗と国歌ではなく各NOC(国内オリンピック委員会)が選んで使用する「団体の旗」ですからね…ということを長田渚左さんも春日良一さんもテレビで言ってたから俺も言っておかねばと発言。加えてドーピング廃絶にはスポーツの「相対化」が必要で(つまり「より速い・より高い・より強い」がそれほど立派なことかと思う感覚が必要で)「より美しい・より人間らしい」という見方が必要。それにはパラリンピックへの注目が有効かもしれない…といったことを話して局のクルマで新大阪へ。新幹線でイシグロの『日の名残り』1章を読む。なるほど。こーゆー書き方(独白)か。面白い。そのあと爆睡。あっという間に新横浜へ。帰宅前に磯子の行きつけの美容室『ローレンス』へ行って久しぶりに散髪整髪。年齢とともに薄くなっていくのはシャーナイか。親父の若い頃からの薄さを考えるとよく持ったほうかな。帰宅してイロイロ仕事。晩飯映画劇場は『ゴジラvsビオランテ』大森一樹監督・脚本。なるほど。最新のバイオ知識を交えたオモロイ筋書き。一般募集したストーリーを書いて採用されたのは大船の歯科医師の小林先生ですね。小生もインプラントをしてもらったことがあります。ゴジラの歯を監修している先生にはをつけてもらったのだ。ワッハッハ。最近はすぐ近くにできた歯医者さんに行ってますが昔に較べて歯の治療は痛くなくなりましたねぇ。これこそ科学の進歩の最大の恩恵かな。

12月8日(金)
朝起きて少し早めに黒兵衛と散歩のあと新横浜から新幹線に乗って新大阪へ。毎日放送へ行く前に丸善ジュンク堂でカズオ・イシグロ『日の名残り』(ハヤカワ文庫)購入。映画が素晴らしかったので原作も読まねば。ついでにゴジラ・シリーズのビオランテとキングギドラとスペースゴジラ購入してから毎日放送『ちちんぷいぷい』生出演。富岡八幡宮の事件や貴乃花親方の考えなどをいろいろ話してお先に失礼…と控え室に引きあげたら廊下で城田優さんとバッタリ。ドラマで共演したときは女装していたけど素顔は超長身190センチ近くのイケメン男前。久しぶりに握手して撮影でお世話になったお礼を言ったあと角淳一さんとバッタリ。実は城田さんとWOWOWのドラマに出たんですよ。伊坂幸太郎原作の『バイバイブラックバード』に映画監督の役として…というと角さんが「似おてるやん」と言ってくださる。放送は来年2月です。毎日放送を出て読売テレビ近くのホテルへ。明日の『ウェークアップ!ぷらす』の打ち合わせをしてホテルの部屋でサッカー東アジア選手権見ながら晩飯。なでしこvs韓国戦。韓国も粘ったけどナデシコはよく突き放した。3-2で勝利は誉められるけど課題はディフェンスとパスの精度ですね。続けて『スター・ウォーズYジェダイの復讐』をテレビでやってたので見てしまう。日本語吹き替えは何やら不自然ですが『Y』はスターウォーズ・シリーズのうちの最高傑作ですね。寝ようとして少しチャンネルを回したらNHK-Eテレの古典芸能番組で日本舞踊をやっていて寺門の両脇にある仁王像が動き出して相撲を取るという設定。三味線と長唄も相撲の取り口の歌詞で押して突いて上手投げやら二丁投げ…土俵際のうっちゃり…と面白く最後に仁王像は寺門の入り口に戻って終わる。解説に舞の海さんが出てきた。こういう周辺文化もすべて含めて大相撲と言えるわけでそこのところ白鵬はわかっとるのかいなあ。

12月7日(木)
朝起きてテレビをつけるとモーニングショーに長田渚左さんが出演。ロシアのドーピング問題について。オリンピックで使われる国旗も国歌も選手団の選んだ旗であり歌であり国旗や国歌ではないということをよくわかっている人がロシアのドーピング問題について語るのはいいことですね。しかしすべては朝日新聞記者のT某なる人物の稚拙な正義に消されるのは片腹痛いですね。大相撲の問題でもドーピングの問題でも自分の意見を言う前に訊け!幕下のクダラン拵え相撲に腹を立てて稚拙な正義を振り回して見もしない幕下の拵え相撲にギャアギャア言った鹿児島県知事の後釜を狙ってるならシャーナイですけどね。今日は終日翻訳作業。第7章を相当進めて疲れた。晩飯のあとドニゼッティのオペラ『ピーア・デ・トロメイ(トロメイ家のピーア)』。物語の筋書きはさておき音楽は綺麗ですねえ。素晴らしいオペラです。ヴェルディが『椿姫』のメロディにパクったところは笑いますねえ。でも上手くパクるほうが凄いんですよね。何事も。白鵬も朝青龍のやり方を「上手く」「綺麗に」パクったわけですから。最悪なのはそのやり方を黙認してスルーしている相撲協会幹部などの日本人ですね。いや「拵え相撲」が悪だと言ってるのではないのですよ。それによってモンゴル人力士が我が物顔に大相撲という日本の文化を曲げ始めているのを悲しんでいるのですよ。しかし大相撲の良さを見極める日本人も少なくなりましたね、オリンピックのマスコットもガキどもが好きなジバニャンみたいなのになってしまいそうですし…もう勝手にせい…と言いたくなりますね。しかし…一番の心配は神鋼や日産など現場の最先端の人々が不正に加担していたことですね。どんなに上がアホでもワルでも下は真面目に仕事をした。それで日本を支えていたのに下も崩れ始めた。これはヤバイです。政治のトップや経済のトップはどんなに阿呆でも馬鹿でも糞ったれの阿呆でも俺たちは頑張ってきたというのが上から下まで崩れ始めたのですからねえ。ヤバいなあ。どうしたらええのんやろなあ。とりあえず神鋼の労働者ガンバレ!日産の労働者ガンバレ!大相撲ガンバレ!全労働者ガンバレ!日本文化ガンバレ!としか言い様がないですね。俺も頑張りますから。

12月6日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・アラカルト』電話出演。あ。昨日(火曜)の朝も大阪朝日放送のラジオに電話出演していたのを書き忘れた。もちろんテーマは「日馬富士暴行問題」でパーソナリティの道上洋三さんが大相撲の「仕組み」をわかったうえでいろいろ聞いてくださったので話しやすかったです。丸く収めることのできなくなった角界は密室での出来事を漏れなく詳細に相撲ファンに公開する必要がありますね。RKBのほうはテーマがロシアの「国ぐるみ」のドーピング問題。かつてのKGBまで加わってのドーピング。元KGBトップのプーチン大統領が知らなかったわけがないと思われるのですが…とかいろいろ話して黒兵衛と散歩のあと翻訳作業。全12章のうち第7章。半分は超えたな。午後から神奈川大学へ。年内最後の授業3回は市川崑監督の映画『東京オリンピック』の徹底解説。谷川俊太郎さんなどと協力して大会開幕前に書いた「ドキュメンタリー映画」のシナリオ(!)などを紹介しながら聖火リレーの背景の富士山に(9月にもかかわらず)大量の雪が積もっていることの理由などを解説。市川さんから直接聞いた言葉「ボクは映画を創ったんだよ」などを紹介。一場面一場面を詳しく解説。開会式から砲丸投げまで説明したからその続きは来週。授業を終えて市ヶ谷のワック出版へ。元朝日新聞編集委員で「週刊朝日」元編集長の川村二郎さんと大相撲について対談。掲載は雑誌『WiLL』2月号。川村さんが小生の編著『「大相撲八百長批判」を嗤う』を絶賛してくださる。「この『嗤う』というのがいいねえ。今回の事件も本来なら『嗤い』飛ばさなきゃ。そもそも大相撲に記録や数字を持ち込んじゃいかん」「その通りですね。40回優勝なんてあまり価値はないですね。年間最多勝なんてくだらない数字を誉めるのでなく年間優秀取組十傑を選ぶべし。それに多く選ばれる最優秀力士は安美錦とか嘉風だったりして」とかいろいろ話してTBSへ。明日の『あさチャン!』用にロシアのドーピングとIOCの評価についてVTR解説のあと帰宅。メシ&フロ&サケ&ネル。長い一日。明日朝のテレビ出演断ってすいません。翻訳ができなくなるので…。

12月5日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。テレビ番組の作り方というのは単純で視聴率が高ければOKというのが基本。と言うことは大相撲の話題が続くのは視聴率が高いと言うことなのだろう。その割には大相撲のことをわかっていない人が多くなったなぁ…子供の頃に遊びで相撲を取ってない人が増えたからかな…野球も同じか…などと思いながら帰宅して着替えて東京赤坂TBSへ。『ひるおび!』生出演。テーマはもちろん大相撲。一緒に出たのは大相撲記者会会友の山崎正さん。白鵬の最近の相撲(特に九州場所での遠藤との一番)の「肘打ち(エルボー・スマッシュ)」は反則負けにしても良い見苦しい闘い方という小生の意見に山崎さんも同意。つづけて春日の親方が巡業の挨拶で背広姿で土俵に立ったことや白鵬が風呂上がりにジャージ姿でファンの前に姿を現したことを批判。やはり挨拶は紋付き袴。風呂上がりは浴衣。そうでないと日本の相撲文化にならない。モンゴルのモンゴル(日本)相撲協会がMongolian teamと背中にネームを入れたジャージを作ったらしいけど日本の相撲を普及しようとするなら浴衣を作って配るべきでしょうね。テレビ局の用意してくれたクルマで帰宅。『アサ芸』連載原稿でも白鵬批判を書いて送る。晩飯映画劇場はスティーヴン・キングが女優のキャシー・ベイツのために原作を書き下ろした『黙秘』。田舎の小島で起きた二つの殺人事件の容疑者となった女性の話。夫殺しと家政婦としての主人殺しの疑いをかけられた母親を母娘の軋轢と愛憎を超えて島を出て新聞記者として成功した娘が救う。どーも私はミステリーが苦手でスティーヴン・キングも『シャイニング』以外はピンと来ない。この作品も現代的話題が満載で日蝕の日の事件と舞台も整っているがどうも人工的作為が強すぎて…あ。キャシー・ベイツの太った身体に見覚えがあると思ったら『アバウト・シュミット』でジャック・ニコルソンのヨメサンの役ですよね。先に亡くなってしまう(と書いたのは私の間違いでニコルソンの娘の結婚相手のお母さんでした。失礼しました)。役者としては素晴らしい演技なんでしょうがミステリーは小生にはどうも…。

12月4日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。いくら考えても日馬富士事件の落としどころがわからない。こういうときはかつての横綱審議委員会会長だった稲葉修氏のような相撲に精通した人物の鶴の一声が必要か?しかし難しい。日馬富士の暴行はまだはっきりとは処分されていない。共犯者はいなかったのか?白鵬&鶴竜は現場で何をしていたのか?難しいなぁ。帰宅してボブ・ホワイティングさんに翻訳のわからないところを長電話で教えてもらって「TWO OLYMPICS」第6章の翻訳完成。ふううううう。昼飯食って仮眠してイロイロ仕事したあと東海道線で浜松町へ。AVATTA STUDIOで『ニューズ・オプエド』MC出演。今日のゲストは相撲ジャーナリストの荒井太郎さん。その前に電話で大住良之さんにサッカーW杯の日本の闘い方について訊く。そうですよねえ。ラッキーなグループに入れたなんて口が裂けても言えませんよねえ。ま。日本代表に予選でのオーストラリア戦のような闘い方で頑張ってもらいましょう。荒井太郎さんとは白鵬の最近の相撲が汚すぎるという点で意見が一致。嘉風との一番に負けて判定にイチャモンをつけた一件では即刻出場停止にしなければ…でも意見が一致。遠藤との一番での張り手と肘打ちも明らかに反則ですよね。そもそも痛めているからサポーターをしている右肘で相手を「かちあげる」なんて納得できませんよね。あのサポーターは凶器?とまでは言わないけど検査の必要ありですね。そんな横綱が“犯行現場”にいたわけですよね…困った話ですねえ。帰宅して明日のテレビの打ち合わせなどをしておやすみ。テレビだけでなく翻訳は第7章…がんばらねば。

12月3日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと終日デスクワーク。とはいえ昨日(ここに書かなかったけれど)川崎や鹿島の試合をちらちら見たのと同様今日も福岡マラソンをちらちら見て翻訳はナカナカ進まず。川崎のJ初優勝は嬉しいですね。マラソンもようやく復活の兆し?そんななかで翻訳作業も結構集中して第6章のブラッシュアップが進む。ふうううう。夜は漫才M1。うん。レベル高かったですねえ。誰が優勝しても良かったですねえ。俺は和牛とミキの争いでミキが良かったと思ったけどトロサーモンが優勝。ま。ええか。その直後にNHKーEテレにチャンネルをまわすとブラームスの交響曲1番2楽章でウィーン・フィルのコンサートマスターのキュッヒルさんがソロヴァイオリンを弾くところ。綺麗なあ。素晴らしい響き。でも堅いなあ。これがドイツ的演奏かな?エッシェンバッハの指揮も見事!でも堅かったなあ。昔北海道札幌のPMFに参加したビオラ弾きでブラームスはドイツ人にしかわからないと言っていた女性がいたけどそうかもしれないですねえ。バーンスタインとウィーンフィルのブラームスはもっとロマンチックでしたけどね。ブラームスとドイツ人のように大相撲の良さは日本人にしかわからない?…という日本人にはなりたくないですけどねえ。キュッヒルさんとは俺が新潟へ行く仕事の時に東京駅のホームで出逢って金沢で仕事と言っておられたけどN響でもやってはるんですね。この人は日本語ぺらぺら。ゲスト・コンサートマスターにぴったりかな。N響のブラームスを聴いて風呂のあとさらに翻訳作業でベッドへ。テレビ出演のお誘いは翻訳作業がもう少し進んで貴乃花親方の民事訴訟(!)の行方がもう少しわかってからにお願いしたいですけど…その事情がよくわからんのですよねえ。日本人としてはせめて万歳の手の動かし方(日本人的所作)くらいは身に付けたうえで大相撲を語りたいですね。

12月2日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。終日デスクワーク。やっと翻訳作業に戻ることができた…と思ったらいろいろ大相撲の件で電話。頭の切り替えが難しい。音楽とスポーツの切り替えのほうが簡単かな。テレビで取りあげるときの話題は「モンゴル互助会」まで進むのかな?かつては「大関互助会」なんてのもあったし「互助会」のルーツがモンゴルというわけではけっしてないけど現理事長のもとでは「互助会」の存在までは踏み込めないでしょうね。そういえばアメリカのメジャーリーグ・ベースボールのコミッショナーが設けられたきっかけは「ブラック・ソックス事件」というワールドシリーズでの八百長事件だった。裁判では無罪になった選手たちが新たに設けられたコミッショナー制度とそこに就任した鬼検事ランディスの手によって「クロ」と判定されて8人の選手が永久追放になりメジャーは自浄能力を確立させた。つまり大相撲も内輪でやってる限り自浄能力は生まれないでしょうね。泥棒に縄を綯わせているようなもの…というのは言い過ぎでしょうが所詮はスポーツと同時に(プロレス的)興行要素も持ち合わせている大相撲はモンゴル勢も乗っ取りやすいでしょうね。けっして日本女性と思えない女性がミスユニヴァースの日本代表になる世の中ですから大相撲も非日本的方向に進むのかな?日本人の多くが万歳のやり方もわからなくなったのですから…てな話を次々とかかってきたテレビ局やラジオ局の担当者にするがどこまで通じたか…?avex classicsから佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団の新譜CDが届く。「バーンスタインへのトリビュート」と題して「キャンディード序曲」「ウェストサイド組曲」もいいけど「波止場」と「ファンシー・フリー」が素晴らしかった。このブルースの歌声はバーンスタイン本人!?だそうです。晩飯時は柔道を楽しむ。もっとも話題の選手だけの焦点を当てたテレ東の放送の仕方は疑問。風呂のあと翻訳作業に戻る気になれずポール・ニューマン主演シドニー・ルメット監督の映画『評決』を見る。以前から見たいと思いながら見逃していた映画だったが…う〜ん…テーマが大病院の医者の麻酔使用ミスという現代的な問題だけど…ちょっと浅薄な内容…アメリカ的正義を振り回しただけ…で少々残念。この監督は『十二人の怒れる男』だけかな。『狼たちの午後』『セルピコ』も…まぁまぁやったし…。

12月1日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。今日から師走か…日馬富士問題は師走だから師匠(大隅潔さん)に走っていただいて俺は翻訳作業に専念したほうが良さそうかな…と思いながら帰宅。終日デスクワーク。しかし翻訳に手がつけられず。メール・封書・電話等の処理だけで夕方まで過ぎてしまう。ま。仕方ない。そうか。貴乃花巡業部長の下では巡業に参加できないと言いだしたのは白鵬か。これは最悪ですね。九州場所で取り組みに物言いをつけて土俵に上らなかったり千秋楽に日馬富士と貴ノ岩を土俵に戻したいと言ったり万歳をしたり…と並ぶほどかそれ以上の厳罰相当の妄言ですね。こういう発言を処罰できない相撲協会現執行部の弱腰は確かに最悪ですね。雑用が夜までかかって苛立ちのなか晩飯映画劇場はノーベル賞作家カズオ・イシグロの代表作が原作の『日の名残り』。これは素晴らしい映画。第二次大戦前のイギリス貴族に仕えた執事の物語。アンソニー・ホプキンスの演技はさすが!家族の問題・恋愛の問題・組織(執事として仕える上司)の問題・政治(ナチスと人種差別)の問題・エリートと大衆の問題…等々現代社会のすべての問題に繋がる問題をすべて網羅して複雑な人間社会のなかでの真摯な人間の生き方を描いて素晴らしい。エマ・トンプソンの存在感も見事。アカデミー賞8部門にノミネートされたのは流石。今まで見なかったのが残念。この年のアカデミー賞は『シンドラーのリスト』『ピアノ・レッスン』『フィラデルフィア』…か。どれもレベル高いけど…『日の名残り』が何も取れなかったのは今更ながらに残念。ナチスのことは関係ないですよね。原作を読みたくなった。読まなきゃ。こんな物語を長崎生まれの日本人が書いたというのは同じ日本人として誇らしい気持ちにもなりますね。仕事は進まなかったけど気分は上々。明日からがんばろ。プロとして。

11月30日(木)
朝起きて黒兵衛との散歩…と思ったけどやっぱりテレビで日馬富士問題をチェックするため散歩は女房にバトンタッチ。モーニングショーをいろいろ見たあと東海道線で新橋へ。タクシーで赤坂TBSへ。『ひるおび!』生出演。一緒に出演は元関取の大至さんと我が大先生の元スポニチ記者大隅潔さん。俺が『GORO』や『平凡パンチ』で仕事していた20代のころに相撲やボクシングなど格闘技系の取材でいろいろお世話になった大先輩。やっぱりテレビでは一番喋りにくいモンゴル力士の「星の貸し借り」や「拵え相撲」が最大の問題で貴乃花親方の主張は応援したいけどやり方が下手だなあ…とテレビではそこまで(私も)喋れないけど…という控え室での話に同感。大至さんとは控え室でオペラ『魔笛』の話を少しして(最近見られたらしい)本番でイロイロ喋って今日も隣のビズタワーの毎日放送へ。『ちちんぷいぷい』生出演。相撲協会理事会の様子はよくわからないまま「日馬富士暴行傷害問題」は刑事事件としての(起訴or起訴猶予or不起訴)よりも民事事件のほうが問題ですね…とだけ話す。貴ノ岩と貴乃花は力士として損失を被った暴行相手の日馬富士にどれくらいの賠償金を求めるのか?また「傍観者」だった白鵬&鶴竜へも民事訴訟を起こすのか?日馬富士の退職金問題(支払われるの?)よりもそのほうが問題ですね。しかし退職金がナンヤラカンヤラで最高2億?プロ野球なら高卒ルーキーの契約金でもその半分は取ってるうえエースなら年俸で5〜6億。そう考えると横綱は安い?局のクルマで帰宅。明日からは翻訳に専念。晩飯映画劇場はマーティン・スコセッシ監督『沈黙』。高校時代に(20代になっても)何十回読み直したかわからない遠藤周作の名作小説の映画化。昨日井筒監督が「サイテーの出来やでぇ」と言ってたのが気になってロードショーを見逃したのを思い出して慌ててDVDを購入。予告編を見ただけで全編の筋書きを思い出して涙む。本編でも途中までは涙ぐんだが後半は少々…。う〜ん・中途半端。大勢の有名俳優は誰もが頑張ってた(とりわけイッセー尾形はサイコー)がどうももどかしく中途半端。キリスト教神父の踏み絵・棄教というテーマも時代に合わなくなった?ミッションスクールに通っていた我が青春の小説か。TBS『ビビット!』の電話取材に答えて…寝よ。貴乃花親方はどこまでヤル気なんでしょうねえ。週刊新潮が書いている通り「モンゴル互助会殲滅」まで?

11月29日(水)つづき
黒兵衛との散歩はパスして共同通信・東京新聞の電話取材を受けたあと東海道線で新橋へ。タクシーで六本木ヒルズのテレビ朝日へ。途中某情報源の方から電話で明日の『週刊文春』が「貴ノ岩暴行事件・白鵬黒幕説」を発表するとの情報。『ワイドスクランブル』生出演。その前にゲストの日刊スポーツ柳田通斉さんと情報交換。明日の週刊文春の話は早くも御存知だった。一緒にテレビに出た藤田紀子さんもテレビでははっきり言わなかったが完全に白鵬黒幕説。証拠がないから喋りにくいなあ。相撲協会の徹底調査を望むほかない。レギュラー・コメンテイターの井筒監督に「WOWOWで伊坂幸太郎原作のドラマに映画監督役で出たよ」「ナンジャイ。それはー。関西弁でか?似合っとるやんけえ」とかなんとか話して近々呑みに行く約束をして赤坂ビズタワーへ。毎日放送東京支局で『ちちんぷいぷい』生出演。まずは日馬富士の伊勢ヶ浜親方を伴った引退記者会見をすべて見る。コレで問題が解決したわけではない云々と話して渋谷のNHKへ。日馬富士引退に関するニュース番組用のコメントを収録して再び赤坂へ。TBS『ニュース23』で同じテーマでコメント録画収録のあと帰宅。ふうううう。晩飯のあとTBS『朝チャン!』のために電話コメント。明日の『ひるおび!』の電話打ち合わせのあとベッドへ。この問題はどこまで広がるのか?貴乃花親方は「モンゴル会の膿(うみ)」をすべて出し切るつもりか?星の貸し借りも?……寝よ。

11月29日(水)
朝から日馬富士引退の日刊スポーツの記事でてんやわんや。共同通信の取材に答えてRKB毎日放送の『インサイト・アラカルト』でもそのことを話して(プラス万歳の仕方=昨日の本欄参照=についても話して)……さて今日も長い一日?日馬富士は午後2時から記者会見らしい。

11月28日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩。万歳のカタチを白鵬が正しくて…と昨日書いたけどそれは違いますね。日本人は心の底から湧き出てくる気持ちを腕と手のひらと指先に伝えますから身体の横で内側を向いていた手のひらをそのまま上にあげるのではなく手の甲を上にして(手のひらを下にして)前から挙げた手を頭の上で開いて伸ばす(だから手のひらは内側=自分の頭のほうを向く)というのが日本人の正しい万歳の所作ですね。故野村万之丞さんの言葉を思い出しながら自分で納得。アサ芸の連載を書いて夕方から湘南新宿ラインで東京へ。原宿から千代田線で代々木公園へ。白寿ホールで日本スポーツ学会のイベントに参加。元阪神タイガースの投手で阪神を退団したあと難関支援を突破して難関試験を突破した奥村武宏さんがアスリートのセカンドキャリアについて講演。セカンドキャリアよりデュエルキャリアの重要性をわかりやすく説明。こーゆー人が我がタイガースから出てくれるのは嬉しいですね。そのあと平昌オリンピックをきっかけにオリンピック・パラリンピック休戦を実現しようという呼びかけに参加。この呼びかけには明石康氏(元国連事務次長)猪谷千春(IOC名誉委員)具志堅幸治(日体大学長五輪金メダリスト)山口香(柔道家・筑波大准教授)山下泰裕(同・東海大副学長)の各氏なども呼びかけ人として参加。小生もそのひとりとしてモスクワ五輪時の女子体操選手やパラメダリストなどとともに挨拶。五輪休戦を呼びかけたあと今年の日本スポーツ学会大賞の受賞者であるバスケットボール栃木ブルックスの田臥勇太選手(五輪休戦の呼びかけ人の一人でもある)に対して元東京ヴェルディ社長の坂田信久さんらとともに表彰。賞状や写真額や賞金を授与。小生がトロフィー授与で一番派手な役(^o^)。そのあと慌てて千代田線で赤坂TBSへ。田臥さんの受賞講演を聞けずに失礼しました。明日朝の『ビビット!』のVTR録り。貴ノ岩の頭の傷と日馬富士や白鵬の横綱としての品格(の失格!)について話したあとテレビ局のクルマで帰宅。ふうううう。長い一日でした。明日もかな?翻訳は明後日から再開しなければ。

11月27日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。帰宅していろいろ仕事。TBS『ひるおび!』のディレクターに日馬富士「事件」と朝青龍事件の違いを説明。一般人への力士の暴行なら理由が何であれ暴行した力士を処分しなければならないけど協会内の力士同士の暴行ならその原因を究明する必要がありますよね。土俵上の問題が原因かもしれませんからね。午後から東京赤坂の毎日放送放送東京スタジオへ。『ちちんぷいぷい』生出演。昨日の白鵬のコメントと万歳三唱を肯定的に捉える人が多かったので断固として否定しておく。事件に同席していた人物が「膿を出す」ってどうして暴行を止めなかったの?白鵬も鶴竜も日馬富士の暴行を止めなかった(傍観した?)ということは処分(厳重注意程度でしょうが)の対象のはずなのに日馬富士を土俵に戻したいなんて言えないはず。それに国技館での万歳は天皇陛下にしか行われなかったはず。いろいろ話して浜松町へ。AVATTA STUDIOで『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストはサッカー・ジャーナリストの大住良之さん。浦和レッズのACL優勝を分析してもらう。なるほど。理想的なディフェンスだったのですね。けどペトロヴィッチ前監督の攻撃サッカーも押し進めてほしかった…という気持ちも拭いきれませんが…。番組を見ていた上杉隆さんから白鵬の万歳三唱についてツイートが入って万歳は手のひらを内側(自分の頭の側)に向けなければならないとのこと。手のひらを前に向けて両腕をあげると「お手上げ」「降参」の意味になるから。さすがは政治家の(自らも)選挙に何度も関わったから万歳についてよく御存知ですね。だったら大相撲千穐楽の白鵬が提唱した万歳のカタチは白鵬が正しくて多くの(日本人の)観客が間違っていたことになりますね。日本人も(私も含めて)日本人の所作がわからなくなってきているのですなあ。日本の勉強をしなければ。帰宅してイロイロ仕事してメシ・フロ・サケ・ネル。

11月26日(日)
朝起きて朝食のあと孫と一緒に黒兵衛と散歩。突然自分の世界に入って即興創作の歌を歌い出す小学1年の孫に大笑い。♪算数嫌いじゃないけれど〜成績ふつう〜…図工は大好きだけれど〜成績ふつう〜…。思わず噴き出しながらの散歩を終えて小生は終日デスクワーク。翻訳第6章完成。ふううう。意外と早く出来上がったので夕方からジャパンカップ。キタサンブラックは最後がイマイチ伸びなかったなあ。俺はワグネリアンが4歳になって活躍し始めたら応援することにしよ。名前が凄いですからね。そう言えばかつてはオペラとかマチカネタインホイザとかローエングリンとかローゼンカバリーなどオペラ関係の名の付いた競走馬も沢山いましたね。大相撲を見たあと晩飯は次女の家族4人と『鮨処もり山』へ。美味しいお寿司に舌鼓のあと帰宅すると産経新聞からTEL。白鵬が優勝インタヴューで日馬富士「事件」について喋ったらしい。詳細を聞いてネットで見てコメント。日馬富士と貴ノ岩に土俵に戻ってきて…というのは明らかに越権行為。横綱だからといって公言できる内容ではない。万歳三唱もやってはいけない行為。横綱なら15日間の土俵を(いろいろ問題があったとはいえ)無事終えることのできたことをお客様に頭を下げてお礼を言うのが筋ですね。解説の北の富士親方もヤリスギと言ったらしいけどガッツポーズも含めてこういう非大相撲的行為を日本相撲協会が野放しにするから貴乃花親方のような頑なな相撲原理主義者が出てくるのですよね。大相撲は日本の国体を担うの?国体って何?大相撲は神事&興行&格闘技。右と左の真ん中でバランスよく発展してきたはずですよね…。朝日新聞からも電話。白鵬発言と万歳三唱について。意見を述べたあとウィスキー呑みながらNHK-Eテレ。オーケストラ・リベラ・クラシカの古楽演奏。ハイドンの『オペラ無人島序曲』もモーツァルトのダンゲンテンブリューゲル(ピアノの元祖)を使った『P協9番』も『交響曲40番』もすべて面白かった。古楽器の演奏は実にモダンですね。

11月25日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。旭鷲山は日本へ何をしにやって来たのでしょうねえ?と思いつつ情報を改めて整理してみると今週の『週刊文春』と『週刊新潮』の「報道」以上の情報は何もないことがわかる。すべては仄聞か憶測か推測か感想か評論のみ。せめて角界がどうあるべきかという論評に収斂させたいですね…と頭を整理ながら散歩から帰ってイロイロ準備して新横浜へ。久しぶりに立ち食い掻き揚げ蕎麦。美味い。私は立ち食い蕎麦の大ファンなのです。新幹線で名古屋へ。栄中日文化センターでオペラ講座はドニゼッティ『ロベルト・デヴリュー』。グルベローヴァの見事な歌と演技を堪能しながら解説。名場面と迫力ある音楽の連続。特にエリザベス女王が退位を決心する瞬間に鬘をもぎとって禿げ上がった頭を曝しながら歌うグルベローヴァは迫力がありますねえ。新幹線で帰鎌。遊びに来ていた孫に『かいけつゾロリかいていたんけん』と『かいけつゾロリちていたんけん』をプレゼント。30周年記念出版のゾロリとイシシとノシシのフィギュアがばかうけ…って意味わかります?ま。オペラもゾロリも大相撲騒動より健全な話題ではありますな。

11月24日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩…昨日から週末はテレビの仕事を全部断って(すいません(m_m))翻訳の仕事…と思ったところがテレビからイロイロ情報が入ってくる。?これは正しい情報かな?仄聞に過ぎないのでは?テレビというメディアは「裏取り」をしなくてもいいらしい。誰かが…と言っている…だからもしもそれが正しいなら…で話が進む。まぁ仕方ないか。確かな情報だけをもとに話さなければならないのでは…?小生はとりあえず翻訳作業に集中。ボブさんは住吉連合の若い衆と友達になって賭場に出入りしたり親分にピストルの購入を頼まれたり…。ま。そーゆー時代だったんですね、60年代は。大相撲の大横綱も山菱の化粧まわしを着けて土俵入りをしていた時代ですからね。ハワイ帰りにピストル買ってきましたからね…と過去を振り返ってみると角界は貴乃花親方の「改革」の方向に時代の流れは進むんでしょうねえ。出来山も気負けも人情相撲もなくなって…それはさておき久しぶりに終日机の虫。夕方まで翻訳に集中。夕方から大相撲。隠岐の海よし!ガンバレ!北勝富士もよし!ガンバレ!宝富士は…あらあらあらららら…白鵬に勝てたのに…。ガックリしたので晩飯のあとローマ歌劇場のドニゼッティ『アンナ・ボレーナ』を見る…って関係ないか。しかしこのオペラ舞台はナカナカ見事。休んだあと…夜中まで翻訳作業。そしておやすみなさい。11時は夜中ではないですね。そこでダウンはスタミナ不足か?でも翻訳はかなり進む。おやすみなさい。

11月23日(木)
ゆっくり朝起きてゆっくり黒兵衛と散歩…と思ったらエライ雨。レインコート着込んでチョット散歩して黒兵衛が雲古したら帰還。まぁしゃーない。1日中デスクワーク。校正をしたりメールの整理をしたり…なかなか翻訳の仕事の戻れない。いろいろ仕事の電話が入るけど週末はテレビとか時間を取られる仕事は全部お断りする。翻訳しなければ…といいながら夕方からは大相撲。嘉風はもっと早く勝負をつけねば。逸ノ城は強さが戻ってきたなあ。高安はもっと頑張らねば。北勝富士はこのまま突き進むか。白鵬は強いなあ。でも彼の相撲は好きになれないなあ。まぁ。強いモノは昔から嫌いですから。晩飯のあと週末のオペラ講座のドニゼッティ『ロベルト・デヴリュー』の復習のあとバーンスタイン指揮NYフィルのチャイコフスキー交響曲をDVDで見る。4番終楽章と5番2楽章。そしてアンダンテ・カンタービレ。素晴らしい。本当に素晴らしい。こういう演奏をカラヤンやムラヴィンスキーと較べてどっちが素晴らしいかと点数をつけたりして較べている我が国のクラシック音楽界はサイテーですね。イイモノはイイ。それでイイ。どっちが上なんてどーでもイイ。相撲も本来そーゆー世界のはずですけどね。大相撲でなにより大事なのは美しさではないでしょうか。強さよりも司法の判断よりも美しい力士を認めたいですね。ドイツの哲学者ハンス・レンク(1960年ローマ五輪ボート金メダリスト)も現代のスポーツは「より速く・より高く・より強く」だけでは評価しきれないと言ってますから。その3つにプラスして「より美しく・より人間らしく」が加わらなければ…と。より美しい大相撲。より人間らしい大相撲。貴乃花親方はどう思いますかね?

11月22日(水)
朝5時に起きてイロイロ準備。5時半からRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演の録音を録ってもらう。中味は日馬富士事件について。刑事事件になったこの結論とは別に日馬富士と貴ノ岩の間に八角理事長が入ってファンの前で謝罪。互いに相手を赦し合って手打ち…でいいのでは?と話す。大相撲原理主義革命を起こしたい貴乃花親方は受け入れないだろうな…と思いながら。6時の迎えのクルマに乗って東京六本木テレビ朝日へ。『羽鳥慎一モーニングショー』生出演。暴力絶対否定を訴えるコメンテイターに対して角界の自浄能力向上を訴える。維新力さんも同じ意見。日馬富士の厳罰処分はもちろん免れないがコレをきっかけに角界の暴力否定の「改革」が進んでほしい。ただし革命ではなく…。局のクルマでTBSへ。畳の間の控え室で少し横になって仮眠。途中週末のテレビ出演の依頼の電話が2本入るがどちらも断る。翻訳ができませんからね。『ひるおび!』生出演。銅谷志朗さんと一緒に日馬富士問題。貴乃花親方の革命は成功するでしょうか?無理でしょうねえ。支持者がいないから。だったらクーデターは混乱を招くだけで終わるしかないですね。そうですねえ。貴ノ岩が可哀想ですねえ…。といった会話を放送でしたのか控え室でしたのかは忘れた。大谷宏明さんによると「暴行事件」でも止むに止まれぬ暴行だったというような情状は斟酌されるとか。日馬富士に対する情状は?番組を終えて局のクルマの中で爆睡。神奈川大学へ。毎週の授業。今週もテレビに出演したことをきっかけにテレビというメディアの目的とジャーナリズムの目的の「違い」を某番組の資料とともに解説。そあとあらゆる格闘技を分類する方法を実践として演習。「裸と衣類」「道具を使う・使わない」「打つ(殴る)・投げる(組む)」など。格闘技の中の銃剣道についてもドラマ「私は貝になりたい」を例に解説。それはスポーツと言えるのか?…といったことを講義したあと原稿の書き方を教える。ビデオも用意したけど1時間半たっぷり話してしまう。終わって帰宅。うわっ。白鵬の抗議は最悪!嘉風の立ち会いは後の先を狙った最高の作戦。張り差しを狙って立ったのに双差しで懐に入られたから待っただと思った…などというのは言い訳にもならない。横綱の傲慢。最低。サンケイスポーツから電話で感想を求められたのでテレビで見て思った通り答える。これは理事長が厳重注意しなければダメですね。晩飯食って風呂のあと週末のオペラ講座の予習。ドニゼッティ『ロベルト・デヴリュー』。これは本当に素晴らしいオペラ(前にも書いたかな)でグルベローヴァの歌唱も演技も絶品。他の歌手も現代演出も素晴らしい。焼酎飲みながらオペラの勉強は最高に幸せな瞬間かな。

11月21日(火)
朝5時前に起きて『アサ芸』連載原稿執筆。完成送稿のあと黒兵衛と散歩。愛弟子の貴ノ岩が暴行傷害を受けたことに対して怒り心頭に発して刑事事件として告発した貴乃花親方の気持ちも態度も理解できる。しかしこのままだと貴ノ岩も窮地に立たされることになりはしないか。誤解を恐れず言うなら水清くして魚棲まず。角を矯めて牛を殺す。貴乃花親方の「改革案」は現相撲協会の体制でも可能ではないか…何も「大相撲原理主義革命」を起こさなくても…日本に帰化して親方になって…と考えていた日馬富士の夢は「身から出た錆」で終わるのか…などと思いながら帰宅。東海道線で新橋へ。タクシーでテレビ朝日へ。『ワイドスクランブル』生出演。暴力はイケナイ。それはその通り。しかし…の部分がこのケースに限っては存在するはず。貴ノ岩は横綱に対してどれだけ失礼な言葉を吐いたのかということも角界は考慮にいれていいのでは?喧嘩両成敗。現代の司法には存在しない概念だが赤穂浪士に声援を送る日本社会には存在する概念と言えるだろう。テレ朝の出してくれた帰りのハイヤーの中でCBC『ごごすま!』電話出演。5分から10分くらいにして下さい…質問に答えるだけで先週木曜のように電話出演を30分も引っ張るのは止めて下さい…とお願いしたのに無視されて30分近くスタジオにつながれる。おまけに馬鹿な大学教授が日本は法治国家だから暴力はイケナイと小学生にもわかる原則論を振り回す。だったら白鵬の平手打ちにも抗議しろ!貴ノ岩に落ち度がなかったのか?それがわからないうちから角界に暴力反対だけを訴えるのはマサに角を矯めて大相撲を殺すになりはしないか?ウンザリして帰宅後『北國新聞』の連載コラムを執筆。ふううう。夜は晩飯のあと明日のテレビやラジオの打ち合わせ。ふうううう。翻訳が進まん(>_<)うわっ。稀勢の里休場!こっちのほうが大問題ですね。

11月20日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩。世の中が日馬富士擁護貴ノ花批判に傾くと親方を守りたくなる心情に傾く。誰もが傷つかない日本的大相撲的解決を…と思う小生は歳を取ったのかな。午前中に明日締め切りの「アサ芸」連載の下書きのあと午後から赤坂の毎日放送東京支局へ。『ちちんぷいぷい』出演。日馬富士「暴行」事件は誰もが真相解明と言うけどそれよりも誰もが傷つかない幕引きのほうが重要なのではないか…?横綱が犯罪人になるのもヤリスギならば貴ノ岩が日馬富士のファンから恨まれるのも可哀想。喧嘩両成敗。コレでいい世界もあるのでは?番組を終えて銀座の山野楽器へ。久しぶりにオペラのDVDコーナーで今期のオペラ講座に使えるドニゼッティを物色。ルネ・フレミングの歌う『ルクレチア・ボルジア』など3作品を発見。すべて日本語字幕付き。これはイイ!調子よくイイ気分で芝公演AVATTA STUDIOへ。『ニューズ・オプエド』アンカー出演。今日のゲストは野球解説者青島健太さん。相撲界の「事件」につてはほぼ小生と同意見。相撲協会内で解決すべきですよね。できるはずですよね。そしてパラスポーツのボッチャなどの話をしたあと野球三昧。昨日のアジア・チャンピオンシップや今シーズンや大谷渡米の話題。時間をオーバーしてオッサン2人で喋りまくる。途中視聴者から「質の高い酒呑み話」とのツイート。オホメの言葉ですよね。帰宅したあと明日と明後日のテレビの打ち合わせ。明日は締め切りもあるので早々とメシ&フロ&ネル。

11月19日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。やっぱりこういう日常が大切ですよね…と自分の話しかけながら散歩。黒兵衛は一晩トレーナーさんが預かってくれてシャンプーしてもらったから黒い毛がピッカピカ。帰宅して午前中は連合通信の連載コラムの原稿書き。午後からは「ZAITEN」の連載の原稿書き。ふうううう。夕方から久しぶりに大相撲。場所中に周辺の話題ばかりに注目が集まって力士は可哀想。今回の事件のキイワードはやはり「喧嘩両成敗」でしょう。八角親方がリーダーシップを示して日馬富士&貴ノ岩+伊勢ヶ浜親方&貴乃花親方に処分を下して騒動をファンに謝罪して幕引き。それで決着の付く話のはずだけど…うわっ。高安が嘉風に負けた。嘉風の頑張りは見事でも高安3敗目か…。うわっ。稀勢の里が4敗目…。逸ノ城と正面から当たって押し負けたか…こっちの方が場外乱闘よりも辛いなあ。晩飯は野球日本対韓国戦を見ながら。拙攻とは言いたくないけど日本は塁上を賑わせながらホームが遠い。これはヤバいぞぉ…と思ったら投手田口の好投と外崎・西河らの打線の奮起で終わってみれば7-0の完勝。昨日の今永もそうだけどやっぱり野球は投手がしっかりしていると強いですね。点差が開いたので時々EテレのNHK音楽祭を見る。ワーグナー『ワルキューレ』第1幕。フォークトのジークムントにはチョット不満(優しすぎるかなあ)もあったけどペトレンコの指揮(バイエルン国立管弦楽団)は見事!続くヤルヴィ指揮(N響)のモーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』にも満足。レポレッロが「カタログの歌」でパソコン見せながら歌ったのは面白い。歌手陣の歌も充実。続けてフェドセーエフ指揮チャイコフスキー交響楽団『エフゲニー・オネーギン』にも満足。ただハイライトでチョットしか見聴きできなかったのは残念。いつか全曲やるのかな?最後はブロムシュテット指揮ブラームス『ドイツ・レクイエム』。この曲は何故か何度聴いてもピンと来なかったのがブロムシュテットの解説と演奏で好きになれた…と思ったらやっぱりナカナカ…。俺にはブラームスは合わんのかなあ。交響曲やVn協は好きやけどP協もピンとコンからなあ。まぁええか。いつか良さのわかる日が来たらうれしいなあ。

11月18日(土)
朝大阪のホテルで起きてイロイロ準備してタクシーで毎日放送へ。久しぶりに『せやねん!』生出演。司会の雅さんや松井愛さんや健ちゃんなど旧知の出演者の皆さんと日馬富士の問題についていろいろ話す。「守りたい人」に有利な意図的証言が飛び交う一種の藪の中の事件では「真相」を追究しようとするニュース系番組よりもこーゆー関西お笑い系自由トーク番組のほうが相撲界の実情は説明しやすいですね。相撲協会は事実をあやふやに終わらせず…という人もいるけどアヤフヤにしていたら日馬富士も貴ノ岩も傷つかずに済んだかもしれない…という見方もできる。八角理事長は「落としどころ」を明確に示すリーダーシップを発揮できるかどうか?貴乃花親方はそれを受け入れるかどうか?何が事実か判然としない「証言」が飛び交うなかでモンゴル力士会の内輪喧嘩で済んでもおかしくなかった事件がココまで来る(刑事事件で警察が入る)と処理が難しくなってしまいましたね…。番組のあと新幹線で昼飯食べながら帰鎌。仕事部屋の片付けやら手紙とメールの処理やらテレビ局からの電話にイロイロ答えたりイロイロ仕事して晩飯は野球見ながら。Uー24アジア野球台湾戦。今永の投球は見事でしたね。9回裏台湾が粘りを見せたときの稲葉監督の継投には?も感じたけどマァエエか。大相撲の「見方」についてはイロイロ話したのでソロソロ本業のモノカキに戻らなければ。

11月17日(金)
朝5時半に起きて迎えの車で東京赤坂TBSへ。『ビビット』生出演。日馬富士の暴行問題について。そうか。テリー伊藤さんは「改革派」の貴乃花親方の味方なんですね。ガチンコで確かにその考え方もわからないでもないですが融通が効かないと多くの人が迷惑を被るところもありますからね。難しい。「事件」を有耶無耶に揉み消すのはダメでしょうが貴ノ岩は本当に頭を10針も縫うケガをしたのでしょうか?日馬富士も貴ノ岩も傷つかないカタチで相撲協会がきちんと対応するべしと語って帰宅。一休みしていろいろ雑務をこなしてから再び東京赤坂へ。TBS前のBizTowerにある毎日放送東京支社で『ちちんぷいぷい』出演。相撲協会の組織について解説。今は公益財団法人となったから横綱の「暴行」事件をファンにも監督官庁(スポーツ庁)にもきちんと公表・報告する義務はあるが所詮は内輪の喧嘩のレベルという考え方もある。八角親方に指導力を発揮してほしいですね。いろいろ話したあと新幹線で大阪へ。毎日放送で明日の『せやねん!』の打ち合わせのあとディレクターのHさんとチョットおしゃれなおでん屋で晩飯。これがピーコさんに紹介された店らしいけどメッチャ美味しかった。最初の鯨のさえずりの美味しさと柔らかさに仰天。最後の胡椒で味付けされた糸こんにゃくと半熟卵にも間隙。いやあ。マイッタ。忙中有閑。大阪泊。

11月16日(木)
朝5時過ぎに起きて迎えのクルマに乗って東京六本木テレビ朝日へ。『羽鳥慎一モーニングショー』生出演。同時出演が元関取で相撲甚句が抜群に上手でオペラやカンツォーネの好きな大至さんだったので番組前に少々オペラの話をしてから本番。今もよく聴かれているらしい。番組の中味はもちろん日馬富士。いろんな情報が錯綜するなかで相撲協会とは町内の商店街みたいなモノと説明。理事長は商店街の町会長さん。だから各部屋(各家)には強く命令することができない…などいろいろ話してTBSへ。昨日に続いて『ひるおび!』生出演。かつての相撲名アナウンサーの銅谷志朗さんとやはり日馬富士問題を語る。貴乃花親方の行動はいろいろ不可解ですねえ。しかし相撲協会の八角親方にも積極的指導力が欠けていますねえ。町内会の会長には指導力など不要なのか?TBSを出て品川インターシティへ。フォーラム・エイト主催のデザイン・フェスティバルで講演。体育からスポーツへの変化で日本の社会はどう変わるか?…いろいろ話し終えたところへNHKニュースの取材班がカメラ持参で取材に訪れ別室で『ニュース7』のためのコメント。もちろん日馬富士の一件について。情報はますます錯綜。2次情報3次情報又聞き情報ばかり。問題の根幹は日本相撲協会が公益財団法人としての組織的機能を果たしていないこと。と同時にプロスポーツ組織としても機能していないこと。そしてスポーツ(相撲)とは何かという勉強会でもやったほうがいいですね。出ないと角界から暴力はなくならないでしょう。NHKの取材を終えて築地朝日新聞社へ。そこで名古屋CBCテレビ『ごごすま!』の電話取材を受けたあと週刊朝日から平成のスポーツ出来事ベストテンの取材を受ける小生が選んだのは@Jリーグ誕生A野茂大リーグへ=パ球団大改革B車椅子テニス国枝世界王者Cラグビー神鋼7連覇D体操内村航平…フィギュア浅田真央…等々いろいろ話して帰宅。夜は晩飯野球劇場日韓戦。流し試合になったけど日本が逆転さよならで8対7の勝利。ルーズベルト大統領が言ったという最も面白い野球の試合の点数。面白かったけど長かった…かな。

11月15日(水)
朝5時前に目が覚めたのでサッカー日本VSベルギー戦後半から見る。前半も頑張ってゴールのチャンスも何度かあったが決めきれず逆にベルギーにワンチャンスを綺麗に決められる。これが実力というモノなんでしょうねえ。結果は確かに惜敗だけど世界5位との実力差はメッチャ大きいことを再確認。だからといって10回のうち!〜2回は勝てる場合もあるんでしょうが…。RKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演。サッカーのことを少し話してから日馬富士の暴行事件。スポーツは反暴力=民主主義の思想から生まれた文化。武道系の人々にはその認識が薄い…といったことを話して東海道線で新橋へ。タクシーでテレビ朝日へ。『ワイド・スクランブル』生出演。日馬富士事件につて相撲協会の対応の緩さを批判。続けて赤坂TBSへ。『ひるおび!』生出演。同じく日馬富士事件について相撲ジャーナリストの山崎さんと語る。相撲ファンに対する謝罪や説明が日馬富士や協会から一切ないことが一番の問題ですね。テレビのあと神奈川大学へ。ちょうどテレビで騒がれている日馬富士問題についてジャーナリズムはどのように取りあげるべきなのかを「スポーツを知る・みる・きく・想像する・表現する・考える」の観点から1時間半講義のあと大船に戻って毎日新聞の取材を受ける。テーマはラミレス監督の成功した原因について。監督としての能力が優れていたことは確かだがそれを見抜いた球団フロントの力も評価するべし。球団経営をきちんとしているチーム(ソフトバンクや日本ハム)は監督の採用も上手くいってますね。帰宅してメシ&フロ&バタングー。

11月14日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと通信社の短いコラムを書きあげて東海道線で東京へ。北陸新幹線で上越妙高へ。その間に新聞やテレビやラジオのメディアから次々と電話。日馬富士が何かしでかしたらしい。上越商工会議所の高田法人会主催の講演会で「体育からスポーツへ」というタイトルで講演。衆院選で少々伸びたが近々体育の日がスポーツの日に改められ国民体育大会や日本体育協会も国民スポーツ大会や日本スポーツ協会に名称が変更されるという話。それは単なる名称変更に留まらずスポーツに対する新たな理解と認識が広がると社会も変わる(良くなる)という話をする。終わると聴きに来て下さっていた周辺都市の教育関係者から「いい話が聞けた」と喜びの声を言ってくださったのはうれしい。地方にも体育協会をスポーツ協会に変更する通達が来ているがそれに反対する声もけっこうあるらしくその対応がわからなかったけど小生のスポーツに対する解説でよくわかった…と。嬉しいことです。上越妙高から東京へ帰る途中で新聞や雑誌やテレビから次々と電話。日馬富士の暴行傷害事件に対する感想を訊かれる。格闘技・武道系のスポーツはスポーツ(武術ではなく武道)という自覚が薄く暴力を容認する傾向がある。しかしモンゴル会での日馬富士の振る舞いは酒癖の問題か?いずれにしろ横綱としては失格。被害に遭った貴ノ岩の所属する貴乃花部屋のガチンコ体質や相撲協会内の対立や次期理事長選等の思惑も見え隠れする。嫌な話。せっかく大相撲人気が美しく盛りあがって生きたところなのに……。

11月13日(月)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと『アサヒ芸能』の連載執筆して午後から東京へ。芝公園AVATTA STUDIOで『ニューズ・オプエド』MC出演。今日のゲストはバディ・スポーツ幼児園園長の鈴木威(たけし)さん。スポーツを中心とする幼児教育で大人気の「幼児園」を経営する人物。以前ピーター・バラカンさんと一緒にNHK国際放送の『Japanology』という番組で取材させてもらってその「スポーツ教育論」がきわめてユニークで面白かったので是非にと出演願って実現。「幼稚園」さはなく「幼児園」名付けているところがミソで文科省の管轄下の「幼稚園」ではないから「保育園」並みに長く子供を預かることができる。そこで幼稚園教育(英語を使った体操)やスポーツと取り組むことができるのだ。就学前の幼児立ちが全員三点倒立が可能。それも楽しんでやっている。スポーツライターの上野直彦さんとともにユニークな教育論を拝聴。国や自治体の補助金を一切もらわず税金を払う立場で幼児教育を可能とするこのやり方で待機児童などすぐゼロにできると持論を展開していただく。お見事。Jチームのヴェルディの運営にも会長として携わりマラソンの川内選手やサッカーの武藤選手も卒園生。お見事。


11月12日(日)
朝起きて黒兵衛と散歩。爽やかな晴天の日曜日。まるで正月の朝。マダ早いか。今日も終日翻訳作業。昼飯映画劇場で昨日見始めてあきらめた『三大怪獣地球最後の決戦』を見る。若林映子がどこやらバルカン半島あたりの小国の王女様(このあたりメリーウィドウの影響?)で金星人となって地球の危機を告げる。ゴジラがラドンと闘ってるところにキングギドラが現れてインファント島から地球を助けに現れたモスラが内輪もめしている場合じゃないと説得してゴジラとラドンとモスラで協力してキングギドラをやっつける…と書くと荒唐無稽だが結構面白い。ザ・ピーナッツの歌の力か?夏木陽介・星由里子・若林映子・志村喬・田崎潤と並んだ役者陣の力か?午後からも翻訳作業。第六章の3分の1くらいまで進む。晩飯映画劇場は『モスラ対ゴジラ』。これも結構面白かった。宝田明・星由里子・田崎潤・藤木悠にザ・ピーナッツ。役者が揃えば映画は一定のレベルをキープできるモノなのか?一定レベルの脚本があるから役者集めに力が入るのか?風呂からあがってエッシェンバッハ指揮のブラームスをEテレで見ようとしたら『シンゴジラ』をしていたのでこっちを見てしまう。DVD&WOWOWに次いで3度目。まぁ面白いですね。でもこれが外国で受けないのも当然ですね。日本の政治の生き写しがわかりませんからね。しかしアメリカの日本に対する関与をもっと指摘してもいいのに…。

11月11日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩。6歳にもなったくせにマダ落ち着きがなくハアハアと右へ左へと動き回る。まぁ飼い主に似るもんだからシャーナイか。散歩のあと軽く体操&スクワット復活。けっこうシンドイ。そのあとは終日翻訳作業。BGMはコパチンスカヤ独奏チャイコフスキーのヴァイオリン・コンチェルト。この女流ヴァイオリニストは個性的で技術も最高ですね。男性のレーピンと双璧ですね。昼飯映画劇場は昨日買ったDVD『ゴジラ対メカゴジラ』。海洋博当時の沖縄の風景は興味深かったけど映画としては安倍首相並み。つまりC級(安倍=C級は保阪正康氏の説です)午後からも翻訳作業。ふううう。晩飯映画劇場は『キングコング対ゴジラ』。1962年制作のこの作品は製薬会社の宣伝合戦という(当時の)新しい時代背景もあってイロイロ面白かった。俳優もナカナカ。有島一郎・田崎潤・高島忠夫のほか浜美枝&若林映子とボンド・ガールも勢揃い。勢いをつけて以前東宝特撮シリーズで買っていたDVD『三大怪獣地球最大の決戦』も見始めるが一日3本立てはチョイとキツイ。キングギドラが出てくる前でストップしてサスペンデッド・ムービーとする。寝る前に翻訳の続きを少々やって読書inベッドは冨田宏治『2017年7月7日国連会議で採択 核兵器禁止条約の意義と課題』(かもがわ出版)。《トランプのような勢力が核兵器を弄ばないようにするためにも一刻も早く核兵器を非合法化することが必要だということで世界が腹をくくってるということですその流れに日本国民としてどう関与していくかが私たちに問われている》なるほど。

11月10日(金)つづき
丸善ジュンク堂で満足のいく本選びのあと『ちちんぷいぷい』出演。金曜日は久しぶりで小籔さん・モモコさん・サブローさん・吉弥さんらと楽しくトーク。大谷の大リーグ入りや佐賀県でのバルーン・フェスティバルなどについて話す。メジャーでDHに選ばれるのは難しいので大谷はナ・リーグで打席に立つ投手となるほうがイイのでは?熱気球が上空に達してバーナーを切って風任せになると搭乗員は風を感じなくなるのですね。もしも煙草を吸えば煙は真上に上がるのですよね。風とともに動くから。いろいろ楽しく話したあと一足先にスタジオを出るとあとのコーナーで出演される角淳一さんが楽屋におられるというので久しぶりに御挨拶。『ぷいぷい』は司会をされていたときの角さんに誘われて出るようになったのですからね。いろいろ面白い近況報告で盛りあがって再会を約して別れて新幹線で帰鎌。サッカー日本VSブラジル戦。こりゃ、実力が違いすぎる。オマケに体つきも違う。日本の選手はみんな羽生のようでフィギュアスケート向きかとも思う。南米人とは肉を食う量が違うもんなあ。ボリビアやアルゼンチンのホテルのモーニングステーキは250グラム。ディナーのステーキは1200グラムやったもんなあ。ブラジルは行ったことがないけどシュラスコも仰山食べるに違いない。そう言えば以前ラモスさんが日本人の胃袋は小鳥の胃袋とかナントカ言うてたもんなあ。後半はナントカ頑張ったけど実力差は歴然。しかしこれだけ実力差を見せつけられてニヤニヤ笑っていたのは生けませんねぇ久保クン浅野クン。

11月10日(金)
朝起きて早い時間に黒兵衛と散歩したあと新横浜へ。新幹線で新大阪へ。毎日放送『ちちんぷいぷい』の前に隣の丸善ジュンク堂へ。小野俊太郎さんの『新ゴジラ論 初代ゴジラからシン・ゴジラへ』(彩流社)を読んで無性にゴジラ映画を(それも世の中でクダラナイと評価されていないモノを)見たくなったのでマダ見たことのない第3作『キングコング対ゴジラ』と第14作『ゴジラ対メカゴジラ』を買う。小野俊太郎さんの本を読むと映画が見たくなってしまいスピルバーグも『太陽の帝国』『ターミナル』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ミュンヘン』『A.I.』などあまり有名にならなかった作品も全部見てしまった。それらは見てよかったからイイけど大魔神シリーズは映画としてはやっぱりくだらなかった。時代背景とか考えるのは楽しかったけど…だからゴジラ・シリーズも一抹の不安を感じながら『怪獣大戦争』や『怪獣大進撃』は買うのを控える。代わりに(というわけでもないけど)棚に並んでるのを見つけた大川周明『日本二千六百年史』(毎日ワンズ)安藤宏他編『日本近代思想エッセンス ちくま近代評論選』(筑摩書房)を購入。前者は以前毎日新聞の広告を見て是非とも読みたいと覆っていたモノ。後者は諭吉・透谷・子規・啄木・漱石・鴎外…から安吾・大谷崎・龍之介・小林秀雄・福田恆存・鶴見俊輔・和辻・柳田…まで37人の作家の評論を集めたもの。ベッド読書に最適と思って。

11月9日(木)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと終日ボブ・ホワイティングの『TWO OLYMPICS』第六章の翻訳。60年代日本人サラリーマンの働き方・酒の呑み方からヤクザの話まで。ボブさんはostracizatonなんて単語を使ってる。古代ギリシアの貝殻(陶片)追放ostracismを生かした訳語を使いたいけど難しいな…。林英哲さんから新刊『あしたの太鼓打ちへ』(羽鳥書店)帯に「独奏35年英哲太鼓のすべて」とある。同い年の人物。この年になると人生を振り返るのかな。そう言えばボブさんは♪振り返っても…そこにはただ風が吹いてるだけ…という歌が好きだったなあ。翻訳スピードアップ。疲れてメシ&フロ&ネル。

11月8日(水)
朝起きてRKB毎日放送『インサイト・カルチャー』電話出演。箱根駅伝が全国大会になることを取りあげる。スポーツは平等の機会が与えられるのが大原則ですから関東の大学だけで既得権を守るなんてあってはならないことで全国の大学に門戸を開くのは当然ですよね。これを機会に出場20大学に配られている各200万円合計4千万円以外の放映権料約2億円の支出詳細もオープンにされるべきですね。こんなビッグイベントが未だに任意団体によって運営されているなんて常識では考えられませんから。ついでに東京六大学野球が所有している天皇杯も時代が変わって役割が終わったとして返上して新たな球界全体の天皇杯のあり方を考えるべきですね。とにかく日本の大学スポーツにはエリート臭がぷんぷんしていて反スポーツ的(誰もが平等に参加できない)で不愉快に思うのは私が大学に行ってないからでしょうか?黒兵衛と散歩のあと少し『TWO OLYMPICS』第6章の翻訳に手をつけて午後からは横浜の神奈川大学へ。入り口の建物の窓沿いにたくさんの胡蝶蘭が飾ってあって何事かと思ったら神奈川大陸上部が出雲駅伝で優勝したお祝いにいろんな企業の陸上部から送られてきたものだった。なるほど大学スポーツの盛んな競技は企業スポーツとつながっているのですね。誰もが参加できる地域社会のクラブスポーツへの移行は難しい?先週は立大大学院の授業のため休講にした授業を再開。インタヴューの仕方を講義してレポートの提出の仕方を説明。学生がおとなしくてなかなか積極的に意見を言わない。質問をしない。個別に話す良く喋るのに教室では口をつぐむ。こういうツマラナイ性癖につける薬はないものか?頑張って授業を終えてかなり疲れて帰宅後メシのあと爆睡。風呂のあとまた爆睡。人を教えるということは疲れる仕事ですなあ。

11月7日(火)
朝起きて黒兵衛と散歩のあとロバート(ボブ)・ホワイティングさんに電話。来年日本語翻訳版を発売予定の彼の新刊書き下ろし『TWO OLYMPICS』第5章のわからなかった部分を質問。そうか。星飛雄馬の「大リーグ養成ベルト」は「Devil's Vest」という言い方もあったのか。午後から上杉隆さんに電話をして昨日の『ニューズ・オプエド』のMCピンチヒッターのお礼を言う。ついでにトランプと安倍のゴルフについていろいろ教えてもらう。そうか。霞ヶ関カンツリー倶楽部を使ったことと横田基地を使ったことは関係あるのですね。横田に降りなければ羽田では霞ヶ関カンツリーまでは遠すぎますからね。オリンピックでも選手村から通うのは無理ですよね。どうするんでしょうねえ?『アサヒ芸能』の連載コラムを書いて酒&晩飯&風呂のあとはウィスキー呑みながらドニゼッティのオペラ『ロベルト・デヴェリュー』を見る。このオペラは面白い。バイエルン歌劇場の現代演出もグルベローヴァの歌唱も見事。タイトルさへもっと馴染みやすかったら(たとえば『エリザベスの悲劇』とか)日本でも人気がでるオペラになったはずですよね。

11月6日(月)
朝起きて立教院生相手の授業のため朝6時に起きて7時5分大船始発の湘南新宿ラインに乗る。これなら座れる。社内で授業の準備。池袋から東武東上線で志木へ。バスで立教キャンパスへと思ったらバスが出発したばかりでタクシーに乗る。しかし遠いなあ。マァ今年で定年退職だからええか。午前中に原稿の書き方の講義をしたあと6人の院生が書いてきたインタヴュー・メモ(インタヴューをしたいスポーツ関係者に20の質問)を全員でチェック。原稿の書き方で「思い」という言葉は曖昧でごまかしの言葉だから絶対に使うなと教えたけどレポートを書いてきたのはソレを教える前だから書き直しの時間を取って全員で合評。インタヴューは「お伺いする」のではなく「自分の考えたこと・書きたいこと」をぶつけると教えたつもりなのにまだまだ「お伺い」が多かった。俺の話し方をもう一度考え直すべきかな…などと思いながら午後からの立教最後の授業は特別にオペラ特集。オペラの歴史やオペラの意味を話したあと「カルメン」「アイーダ」「トゥーランドット」「サロメ」「メリーウィドウ」などの舞台をDVDで次々と見せる。まぁ一生に一度くらいこーゆー経験をしてもええやろ…。最後にバーンスタインの『ウェストサイド・ストーリー』の録音メイキングを見せて世界の超一流の歌手や音楽家でもこれだけ厳しいなかで何度もやり直しを行ってるのだから俺たちも頑張りましょうという言葉で3日間の集中講義は終了。何年続いたのかワカラン(7〜8年かな)けど誰からもご苦労さんの一言もなく終了。まぁ非常勤講師の定年退職とはこんなモノなんでしょうねえ。帰りの電車でビール。帰宅して酒&メシ&風呂&寝る。

11月5日(日)
朝黒兵衛と散歩のあと今日もやっぱり終日机の虫。昼飯に一平ちゃんの焼きそば食って一日中翻訳作業。夕方にほぼ完成。あとはわからなかったところをボブさんに聞けばいいだけ。そうか。アメリカ人の大多数は日本野球の悪口ばかり言ってたけど野茂がアメリカへ行ってからはそんな阿呆なことは言えなくなったのですね。しかしトランプ大統領はシングルの背広の前ボタンを外したまま天皇陛下に面会されたのですね。馬鹿ですね。その馬鹿の御機嫌を取るためにシーズン中のプロゴルファーを男芸者のように扱って平気な首相も問題ですね。トランプという人物は大統領になりたかったのでしょうが大統領の仕事がどんなモノかはあまり御存知なかったんでしょうね。いや大統領にはなりたかったけど大統領の仕事はやりたくなかったのでしょうね。これで日本が戦争に巻き込まれたら安倍首相はそれが日本の進むべき道だと胸を張るつもりでしょうか?寝よ。

11月4日(土)
朝起きて黒兵衛と散歩のあと終日机の虫。昼飯に麺職人を食ってまた机の虫。翻訳がかなり進む。アメリカ人の経験したテレビアニメ『巨人の星』の話。オモシロイ。ボブさんは星一徹と星飛雄馬の親子関係に涙を流したのですね。ONの話もオモシロイ。アメリカ人の大多数は王のファン。長嶋ファンのアメリカ人はほんの少数派で珍しい。ということはボブさんは日本人ですね。

11月3日(金)
朝起きて黒兵衛と散歩。今日は文化の日。昔は明治節。久々の休み。とはいえやることはいっぱい。散歩をサッサと切り上げて机の虫。ボブさんの文章の翻訳第5章にせっせせっせととりかかる。一日中せっせせっせと机に向かって座り続けて9時間。途中昼飯&昼寝をしようと思ったがBGMにつけたつもりのDVDオペラ『カルメン』の演奏が凄すぎて目が覚めてしまった。やっぱりカルロス・クライバーの切れ味鋭い演奏は凄いなあ。死せるクライバー生けるモノカキを覚醒させる。おかげで翻訳がかなり進んだ。野球の話がいっぱい出てきたので筆も進む。いやキイボードも進む。しかし自民党の国会運営は無茶苦茶ですね。法案作りは与党と政府が話し合ってやるもので国会審議は野党が中心になって当然でしょう。そのルールを作ったのは確か野党になったときの自民党のはずですよね。しかし非道い世の中になったなあ。これで憲法改悪まで進むのでしょうか?そのときオリンピックにはどんな役割を押しつけられるのでしょうねえ?

11月2日(木)
朝起きて埼玉へ。今日も立教大学院の集中講義。ところが昨日6人の院生との申し合わせで授業開始を1時間遅らせて10時からにしたことで大失敗。7時に湘南新宿ラインに乗れば大船始発で座れたけど8時初の電車は大船始発がなく超満員でグリーン車でも座れず(>_<)渋谷まで立ちっぱなしで授業の準備。マイッタ。渋谷から池袋までチョイと座って疲れを取って東武東上線で志木へ。バスで立大キャンパスへ。遠いなあ。最初の約束では池袋キャンパスでやるはずやったのに…まぁ今年で最後やからがんばろ。午前中に宇宙の歴史のなかでの…太陽系(地球)の歴史のなかでの…人類の歴史のなかでの…人類の文明史のなかでの…日本の歴史のなかでの…ジャーナリズムの歴史のなかでの…スポーツの歴史のなかでの…スポーツ・ジャーナリズムの歴史を講義。事件報道→スポーツ批評の誕生→国策報道→(敗戦)→教育(体育)報道→ニュージャーナリズムの台頭→スポーツドラマ報道の歴史を概観。午後からはインタヴューの仕方を徹底解説。そのあとバレエ→ダンスの歴史をアナニアシヴィリ→フレッド・アステア→ジーン・ケリー・ウェストサイドス・トーリーを見ながら解説。長い授業の2日目が終了。ビール2本呑みながら帰宅。晩飯食べながら日本シリーズ。筒香打ったあ!凄い奴っちゃなあ!守備の差で強かった福岡の上手の手から球が零れて横浜2連勝。弱いチームが強いチームに必死になって勝つ姿はいいですね。明後日以降の福岡での試合は…どうやって窮鼠が猫を噛むのか注目しましょ。

11月1日(水)つづき
立教院生相手に「スポーツ文化」「スポーツ・ジャーナリズム」の講義。午後からはスポーツ・ジャーナリストの仕事のスポーツを「知る・みる・きく・想像する・表現する・考える+サブ能力」のうち「みる」という作業を解説。「具象をみる」「抽象をみる」「(表現された)技術をみる」「時代をみる」「見えないモノを見る」の5つの方法論を解説。5時前までたっぷり授業をしてスクールバス(志木駅へ)-東武東上線(池袋へ)-湘南新宿ライン(大船へ)…遠いなあ。JR内グリーン車で小野俊太郎さんから送られてきた『新ゴジラ論 初代ゴジラからシン・ゴジラへ』(彩流社)を読みながら一番搾りのロング感を2本空ける。ゴジラ・モスラ・大魔神・フランケンシュタイン・宮崎駿…などについて犀利な論理を展開していた小野さんが絶対に書くと思っていたシン・ゴジラ論。まだ3分の1ですがオモシロイ!晩飯食べながら日本シリーズ第3戦。横浜勝ったあ!快勝!完勝!浜口絶妙のチェンジアップで大好投(そんな言葉はないですが)。第1戦から徐々に近づいてきてくれてる。宮崎の腕を畳んで身体の回転で打ったホームランは見事でしたね。かつての山内一宏の打法を彷彿とさせ…なんて書いてもわかる人がいなくなったかなあ。あすも立教大学院で授業。早よ寝よ。


11月1日(水)
朝5時半起き。RKB毎日放送『インサイト・カルチャー』を6時からの電話録音出演にさせていただいて7時に家を出て湘南新宿ラインで池袋へ。東武東上線で志木へ。バスで立教大学新座キャンパスへへ。今日から3日間(水木月と)立教大学院の院生6人を相手に集中講義。